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★ママになるという私☆

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  • 1:

    ユキ

    2001・夏pm6時
    『はい。今日からママですよ。』この一言から始まったユキのママ人生。
    17才成り立てホヤホヤだった私は勿論赤ん坊を抱いたことも、抱き方すら分からなかった。
    ヘタクソ&母親失格ですが、暖かい目で見守って下さい。

    2007-08-24 11:02:00
  • 201:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    私は潤一と離れてからも、離れる前すらも、私は母親の癖に、親や潤一を頼って出しか生きてはいけてなかった。1人では何も出来ない子供の様だった。
    助かった事に日向はまだ小さい。親も助けてくれている。今、私が耐えればそれでいい事だ。問題は今じゃない。未来だ。近い将来、この人がこの先立ち直ってくれるならば、私はそれを支えていってあげなきゃならない。日向の為にも、潤一の為にも。そして、もちろん、私自身の為にも。
    私はそれから、何度と面会へと足を運んだ。潤一からは毎日の様に手紙が届いた。塀の中は孤独だ。それは私が1番良く分かっている。だから、私は日向が寝静まると毎日のように手紙を書いた。私の精一杯の想いを綴って。今理解してもらえなくったってかまわない。
    いつか、分かってもらえれば。そんな想いで、私は毎日毎日、何枚も何枚も手紙を書き綴った。

    2007-10-23 20:30:00
  • 202:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    『ユキは強いね。頑張ってるね』よくそんな言葉を耳にした。強い?違う。私は弱いんだ。弱いからこそ、今のこの状況を耐えれているだけ。それを分かってよ、ねぇ。潤一。
    強くなろうとすれば、するほどに、私は自分が弱い人間だということを思い知らされる。そして、強がれば強がるほどに、もっともっと弱い人間になっていく。
    そんな自分がどうしようもなく嫌だ。殺してやりたい、こんな弱い人間の自分自身を。今のこの状況をなんとか乗り切って、いつか本当に強い人間になるために。
    完璧を求める母に認めてもらう為に。潤一に認めてもらうため。そして、日向に母親と認めてもらうためにも。

    2007-10-23 20:45:00
  • 203:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    そして、潤一の審判の日。私は日向を抱いて家庭裁判所へと足を運んだ。保護観察中の鑑別所装置。保護観察中の補導は3度目。
    簡単にいかにかもしれない。なんとか少年院だけは免れたい。審判の結果、「父親」だと言う事が考慮され、保護観察の延期処分が決まった。
    正直、ほっとした。ユキ『もう懲りたとおもうけど、分かってるやろけど、もう2度と辞めてや?』潤一『おお!分かってるって♪』ーホンマにわかってんか!?−そう思ったけど信じる事にした。それしか私には出来んかった。
    潤一祖母『ほら、潤一!日向ちゃん抱いてあげなさい!』潤一が日向を抱くのは生まれたとき以来。相変わらずぎこちない抱き方で苦笑いをしながら、潤一は日向を抱いた。だけど、直ぐに、潤一『はい、ユキ!』といって日向を私へ返した。潤一はいつもこんな感じ。なんだか、私は無償に悲しかった。

    2007-10-23 21:29:00
  • 204:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    離れてすんでいたのだから、仕方ないか。そう思う様にして自分を納得させていた。もちろん、不満を漏らす事は数知れなかったけれど。
    そのまま、とりあえず私は日向を連れて家へと帰った。−今度こそー けれど、潤一はそんな私の期待を簡単に裏切った。鑑別所をでて1週間もしない間に潤一の生活は元へと戻った。
    潤一は、とても寂しがりやだ。両親は小さい頃に別れてずっとおばあちゃんに育てられてきた。きっと、潤一が私に求めていたのは「母親」という存在だったと思う。父親のぬくもりを、母親のぬくもりを知らない潤一。私には両親が揃ってはいたけれど、私も思い出す事が出来なかった。
    自分の居場所が見つからなくて。ただ、寂しくて、寂しくて。そんなやり場のない想いを忘れたかった。その気持ちが私には痛いほど良く分かった。やっぱり、傍にいないと意味がない。

    2007-10-24 00:20:00
  • 205:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    今度は、私は何度も、何度も潤一の実家へと足を運んだ。まだ、2ヶ月だった日向を抱いて電車に乗って。
    ある日のこと。潤一『ユキ!仕事見つかったで!圭介の職場で雇ってもらえる事になってん!!』ユキ『マジで!!良かったやん、偉いなぁ!潤一!おめでとう!!』私はそう言って喜んだ。
    そして私は決意した。もう1度、この人と一緒に暮らそう。と。問題は母だ。自分勝手に出て行った潤一を母は恨んでいた。だけど、これから家族になるのは、母ではない。私は、母に酷い事を、申し訳のないことをしていると分かりながらも、
    ある日、日向を連れて家を出た。そうでもしなければ、母は絶対に許そうとはしないだろう。そう思ったから。だけど、母と私は親子だ。私が選んだ道で成功さえすれば、いつか分かってくれるはず。

    2007-10-24 00:50:00
  • 206:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    そして、潤一の実家のマンションの前の空き部屋を借りた。2DKの六万の部屋。いくら、六万とはいえど、潤一の給料は15万足らず。私達にとっては大金。貧乏生活は目に見えている。お金なんていらない、そこに居場所があれば。幸せがあれば。
    だけど、親から離れて暮らす事は、決して容易な事ではなかった。子供がいるからなおさら。日向は大きくなるなつれて人1倍よく泣く子だった。ミルクを与えてみても、オムツを替えてみても、あやしてみても。何をしても泣き止まない。鼓膜が潰れるかと思う程の泣き声で何時間も、何時間もないて泣いて、泣き喚く。
    潤一は、相変わらずだった。仕事から帰ってくるとご飯を食べて着替えると直ぐに圭介君達の所へと遊びにいってしまう。日向には目もくれない。私は日向と一緒にずっと家の中。出て行くといえば、スーパーへ買い物に出る位。外へだすと日向はよりいっそう泣き喚いた。会話する人はだれもいない。相談に乗ってくれる人も誰もいない。潤一もいない。
    この世界に私と日向2人だけが取り残されているような、そんな気さえした。

    2007-10-24 01:16:00
  • 207:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    正直、どうしていいのか分からなかった。ただ、今私に出来る事は家の事をして、日向の世話をすること。
    日向『エーーン!!エーーン!!』ユキ『どうしたん!?ミルクもオムツも変えたやん。どして、そんななくん?』日向『エーーン!エーーん!!』ユキ『泣いてばっかじゃわからへんやん!?どうしたらいいん?どうしたら、泣き止むん?ママなんでもするから。』日向『エーーん!!エーーん!!』
    何をしても泣き止んではくれなかった。ユキ『ひな?なんでそんななくん?なぁ、ママ、どうしたらいいん?なぁ、ひな?』日向『エーーん!!エーーん!!』泣き止んでくれない。その事が悲しくって。悲しくて。私は我慢できず、私まで泣いた。泣いて、泣いて、泣いた。
    ユキ『ひな?ママ、わからへん。どうしたらいいんかわからへん。なぁ、ひな、教えてよ。ママどうしたらいいん!?』私は泣き叫びながら日向にそう言った。日向『エーーん!!エーーん!!』ユキ『なぁ、ひな。ごめんな?』私はそう言ってまた泣いた。

    2007-10-24 01:53:00
  • 208:

    いちご

    読んでますぅ?
    頑張ってください?

    2007-10-24 02:44:00
  • 209:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>215いちごさん♪
    読んでもらって、応援してもらってありがとうございます!
    再び更新しまっす♪

    2007-10-24 03:56:00
  • 210:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ストレスは限界。それまで、母乳を与えていたけれど、ストレスから母乳もあまり出なくなった。母乳から、ミルクも加えて混合にした。
    そして、私はストレスから、重度の神経症(ノイローゼ)になった。急に吐き気に襲われては嘔吐を繰り返した。生理になれば、出血が1ヶ月は止まらない。眠くて、疲れているはずなのに、睡眠は全然取れなかった。体はだるく何も出来ない。起き上がる事すら、困難だった。毎日、毎日が辛い。涙がとまってくれない。何に対しても悲観的。だけど、病院へかかるお金すらも私達にはなかった。
    潤一はそんな私に気が付こうとも、気にかけようともしなかった。−グウタラ女ー そういっては詰り続けた。お願い、私を置いていかないで。そう言って泣く私を見て、鼻で笑っては『気持ちが悪い』『うざい』『きもい』と言って出かけていった。
    それでも、私は、ユキ『お願いやから、今日だけは家におってよ。』と泣きながら足にしがみ付いた。潤一『うるさいねん!もう約束してんねんから、いかなアカンねん!はなせや!』ユキ『嫌や、嫌や!!』潤一『お前気持ち悪いねん!!』そう潤一は私をまるでごみでもみるかの様に見つめた。

    2007-10-24 04:15:00
  • 211:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    そして、足にしがみ付く私を、何度も何度も蹴り続けた。潤一『はよはなせや!お前のせいで遅刻するやろうが!』ユキ『嫌や!お願いやから家におってよ!』潤一『お前しつこいねん!本気うざい!』分かっていた。だけど、堪らなかった。
    潤一『はよ、離せゆうてるやろが!』そう言っては私を蹴り続けた。私は既に痣だらけだ。ユキ『嫌や!ほっていかんといて!』そう言う私を潤一はゴミを見るかのように、そして笑いながら、潤一『お前、ホンマ気持ち悪いな。』と言った。
    蹴られた反動で手を離した私を、おもいっきり蹴りつけると、潤一『ホンマ手間とらせやがって!お前のせいで遅刻じゃ!ボケ!』と言い捨てると、泣き喚く私を1度も振り返る事なく、せいせいした足どりで、遊びへ出かけていった。
    私は、泣きながら潤一の背中を見つめていた。私は今でも、男の人の背中を見ると無意識に悲しくなってくる。もう2度と会えない。そんな気がする。背中は大嫌い。

    2007-10-24 04:27:00
  • 212:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    もう、子供がお腹にいる状態じゃなかった私に潤一の暴力は容赦なかった。腹であろうが、足であろうが、頭、そして顔面。私は潤一にとったら、ゴミくず。
    給料日。潤一『こんなけしかなかったわ!』封筒の中を見てみると、中には一万円さつがたった8枚。ユキ『なんで??あんなに仕事いってたやん!』潤一『そんなけあったら、やっていけるやろ!いや、つか女やねんから節約でもしてそれでやっていけや!』
    お弁当は毎日作っている。ミルク代に、オムツ代だってかかる。家賃に光熱費もはらっていかなきゃならない。ユキ『こんなけじゃ、足らんよ!』潤一『うるさいわ!そんなけしかないんやからしゃーないやろ!お前、働いてないねんからえらっそうな口きくなや!』
    そういうと、潤一はまた遊びに出かけていった。こんなけでって・・・。貯金もなんもないのに、無理にきまってるやん・・・。

    2007-10-24 04:43:00
  • 213:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    潤一は私が逆らう事は許さなかった。私は潤一が怖くて仕方なかった。切れた潤一は表情はコロっと変わる。そして、遊びから帰ってくると、私に必要以上優しくした。
    潤一『ごめんなぁ、ユキ。痛かったか?もう、叩いたりせえへんから。』ほら、潤一はこんなに優しいやん。あの時は私がわるかったんや、私の言い方が悪かったんや。私が悪いんや。
    ユキ『ユキこそ、ごめんなさい。』今を我慢すれば、潤一はきっと分かってくれるよ。私が悪いんだから。だから、私はもっと、もっとがんばらなきゃ。もっといい女に。もっといい母親に。
    お金がない、足らない。自分の親には、もう頼れない。潤一にも言い出せない。またきっと出来損ないって怒られてしまう。

    2007-10-24 04:59:00
  • 214:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    日向のミルク代だけでも。ーピンポーンー 潤一祖母『はい、あら、ユキちゃんどうしたの?』ユキ『あの・・・。実は、お金がもう無くってミルクが買えなくて・・・。』潤一祖母『・・・、あら。また?こまったわねぇ・・・。うちも余裕ないのよ?分かるわよね?ユキちゃん?』ユキ『はい。分かってます、すみません。。。』潤一の祖母は深くため息をつくと、奥から千円札を持ってきた。
    潤一祖母『はい、これで、足りるわよね?』ユキ『はい・・・。いつもすみません。』私は頭を下げると、急いでミルクを買いに行った。これで、あと10日は大丈夫だ。今は仕方が無い。耐えなきゃ、大丈夫。もう少しの辛抱だ。
    そう自分へと言い聞かせると私は家へ戻った。日向『エーーん!!エーーん!!』ユキ『ひな?どうしたん?なんで、なくの?』ずっと、ずっとこの繰り返し。私は母親失格だ。どうして、『もう、泣かなくっていいよ、大丈夫!』って笑顔で言ってあげる事すらできないんだろう。
    きっと、私が不安にさせてしまってるんだ。私がいつも泣いてばかりいるから。私がいつも、不安そうにしているから。微笑みかけてあげる事すら、出来てはいないから。日向が泣くのも、潤一が家に帰ってこないのも、全部、全部私の責任だ。私がこんな出来損ないだから・・・。

    2007-10-24 05:12:00
  • 215:

    名無しさん

    気になる?ガンバってね?

    2007-10-24 07:42:00
  • 216:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>222読んでもらって応援してもらってありがとうございます!!
    少し更新します♪

    2007-10-24 09:31:00
  • 217:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    なぁ?潤一?あの時あの最後に会ったあの日、あんたを突き放したりした事、今も恨んでる?
    でもな、あの時もうあんたじゃない、あの人を私はあいしてしまっとってん。
    今でもその人の事愛してる。だけどな、その人ももう私の傍にはおれへん。
    ー私の好きになった人は皆、私から離れていくねん。ー

    2007-10-24 09:38:00
  • 218:

    名無しさん

    今、一気に読みました?
    めっちゃ気になる?
    頑張ってください?

    2007-10-24 15:07:00
  • 219:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>225一気に読んでもらっただなんて、ありがとうございます!嬉しかったです♪
    ヘタクソな文章ですみません!!少し更新します☆

    2007-10-24 22:56:00
  • 220:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    頑張ろう、頑張らなきゃ。ソレばかりに夢中になっていた。ユキ『なぁ、潤一はユキともう別れたいん?ユキのこと、嫌いなんやろ?』潤一『別に。そんなんやない。』潤一は何度きいてもそう言うだけ。
    でも、潤一の私に対しての態度は悪化していくばかり。ソレと同時に私の潤一への態度も悪化する一方。なんなんだろう。なんでなんだろう。ココに私の居場所なんてない。そんな気さえしていた。
    会話なんてない。なんにもない。笑う事もない。微笑むことさえもない。泣く私をキモいという潤一。怒ることしか出来ない。どうして、どうして私はいつからこんな人間になってしまったんだろう。
    潤一はいつからか、毎晩の様に出歩き、そして朝帰ってきては寝ずに仕事へと行く。そして帰ってきてはご飯も食べずにエンジンが切れたかのように眠り続け、そしてまたその繰り返しだ。そして酷く不機嫌。なんでろう。潤一が潤一でなくなってしまっていく。そんな気さえした。

    2007-10-24 23:08:00
  • 221:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    潤一は、毎日酷くイライラしていた。仕事のストレスからかな。私はそう思っていた。毎日ビクビクしながらの生活。潤一の暴力は悪化していくばかりだった。
    潤一『はよ、謝らんか!もっとしばかれたいんか!?』そう言いながら私の髪の毛をつかんで引きずり回す。顔面を、腹を蹴りつける。ユキ『嫌や嫌や!!』潤一『何が嫌や、やねん!』そう言って私をよりいっそう強く蹴る。
    ユキ『きゃぁーー!痛い!痛い!やめて!!』潤一『何がきゃーやねん!謝れゆうてんねんやろ!!』そう言った後、私の首を絞め持ち上げた。苦しい、息が出来ない!!意識が遠のいていく。そうすると潤一はやっと手を緩めた。
    ー殺されるーそう思って走って逃げ出そうとする私を捕まえ、激しく蹴り続ける。ユキ『ごめんなさい!ごめんなさい!』そう言って謝った私を見て、潤一『俺に逆らうから悪いねん!』と笑いながら言った。

    2007-10-24 23:41:00
  • 222:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ずっと、こんなの繰り返しだった。辛い。もう死にたい。そう思って、横を見れば日向の寝顔。なにを考えてるんだ私は。この子をほって死のうだなんて。冷静にそう考える。
    後から分かったことだけど、潤一はこの時薬物に溺れていたみたい。女遊びも激しくて、喧嘩をしてしばかれて、友達の家に泊まりにいって帰ってきたら、ベットの布団の上に女の髪飾りが落ちていたり。出会い系だとか、ナンパだとか、クラブだとか。
    何度も喧嘩になったけど、潤一は『知らない』と言い通して本当の事は教えてはくれなかった。あまりしつこく問いただせば切れた。知らない方が幸せか。頭では分かってはいた。だけど、心が付いてはいかない。未来?何それ?今日、今、生きていく事に精一杯じゃないか。未来なんて考えてる余裕なんてあるはずもない。
    ー限界だーこのままじゃ、きっと、私は私を殺してしまいかねない。心が乱れる事もなく、死を冷静に考えるようになった時、そう思った。

    2007-10-25 02:10:00
  • 223:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ユキ『潤一、ユキ、もう限界や。ここにはユキの居場所なんかない。潤一とおっても、未来なんかみえへん。辛いだけや。』潤一『なんでやねん!俺別れたくなんかない!そんなんゆわんといてくれや!なぁ、頼むから。』ユキ『無理やって。ユキ、もう潤一とはおられへん。』子供が1歳2ヶ月の時だった。別れるなら、早い方がいい。この子の物心が付く前に。
    潤一『無理や、なぁ、俺、なんでもするから。ユキのゆうとおりにするから。なぁ、ユキ。だから、別れるとかゆわんといてくれ、なぁ?頼むから。』そう何度も何度も頼まれた。はっきり言って潤一が嫌いなわけじゃない。だったら、好きだったのか?いや、答えはNOだ。ただ、依存していた。そしてほっておけなかった。まるで、まだ子供の様なこの人を。私がいなくなってしまうと、ますます落ちぶれていく様な、そんな気がして。心配で、心配で、ならなかったんだ。
    何時間もの話し合いの後、決まった。まず、周りの環境をかえないといけない。この潤一の地元から離れよう。そして、職場も。だけど、お金がない。出産祝い金は母に預けたままだった。保証人の問題もあった。私はしかなく母へ相談することにし、その為に実家へと帰ることにした。母と会うのは一年ぶり。今度は潤一も一緒に。新しいスタートを切ろう。
    私は、母に泣きながら相談した。母ははじめ厳しい表情でそれを聞いていたけれど、私の精神状態は極限だったからか、私の実家の近くで住むこと。そして、職場は再び父のところで。そして、もう絶対に私には手をあげないこと。遊びは控えて家には帰ってくること。そしてこれが最後のチャンスだと。そう約束することが条件だった。潤一は素直にそれに応じた。

    2007-10-25 02:31:00
  • 224:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    私はこの時、既に内心不安で堪らなかった。何をしているんだろう。私達は。そして、何度、何度同じ事を繰り返せばいいのだろう。もう、私の限界はとうに超えていた。コレが、恋愛か。コレが家庭か。そんなんだったら、そんな物、こんなものいらないんじゃないの?
    相手を傷つけるばかりで、自分のことばかりで・・・・。結局は自己満足でしかない。これが恋愛というのなら、ただの無駄な浪費にすぎないんじゃないの?
    そんな不安を胸に抱きながら、私は潤一と引越しをして、また新しい生活を始めた。周りを何度変えようと、辛いことから逃げ出そうと、何度したって同じ。自分達がかわらないと意味は無い。
    相手を自分の物にしたいと、自分の思い通りにしたいと、何度足掻いたって結局は同じ。人間は結局は一人で生まれ、一人死んでゆく。人間の感情という物は結局はエゴにすぎないのかもしれない。

    2007-10-25 02:48:00
  • 225:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    新しい生活が始まった。潤一も今度は家へとかえってくるようになった。
    潤一『ただいまぁーー!腹減ったぁーユキ♪今日の飯何!?』ユキ『今日は潤一が1番すきなカレーやで♪』
    潤一『マジでー♪ちゃんと甘口にしてくれた?』ユキ『当たり前やん!』潤一『さすがユキ♪』
    些細な会話。些細な幸せ。私はそれだけで充分だった。だけど、心がついてこなかった。相変わらず私は潤一が怖い。男が怖い。

    2007-10-25 03:03:00
  • 226:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    潤一は、潤一なりに努力していただろう。私は日向を保育園へと預けると、昼間は飲食店で。夜は新聞の集金のアルバイトを始めた。
    生活は大分楽になってきていた。だけど、私の潤一への愛情はあれからますますさめて行く一方だった。私に暴力を振るわない様に、潤一は今度はものにあたるようになった。
    色んなものを破壊しては、暴れまわった。またか・・・。いい加減にしてくれ。これ以上、私を幻滅させないで。言葉すらでなかった。
    あまりに感情を我慢しすぎて、私はすっかり冷め切っていた。そしてある日の事。とうとう潤一が私へ再び手を上げた。

    2007-10-25 05:07:00
  • 227:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    本当に些細な口論だった。だけど、喧嘩をするのも馬鹿らしかったんだ。
    私はいたって冷静だった。そんな私へ潤一はますます腹を立て始めた。
    潤一『ユキ?お前きいてんのか?』ユキ『聞いてるよ?』潤一『じゃぁ、お前なんでそんな素やねん!?なぁ!?』ユキ『聞いてるって。』潤一『なんやねん!お前!』
    そう言って私を何度も蹴りつけた。その瞬間、日向が火がついたかのように泣き始めた。そして、こう言った。日向『じゅーいち、こわい!!』私はそれで決めた。ユキ『もう、終わりやわ』

    2007-10-25 05:13:00
  • 228:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    出て行こうとする私に潤一は、潤一『頼む!!頼むから、出ていかんといてくれ!!なぁ?ユキ!?』ユキ『もう無理やねんって!』そう言う私へ何度も何度も
    潤一『頼むからでていかんといて!』と叫んだ。それでも出て行こうとする私へ潤一はどうしていいか分からなくなってきたんだろう。私の髪の毛を掴んで離さなかった。
    そして私を何度も、何度も殴った。潤一『出て行かんってゆえよ!ゆわな、もっと殴るぞ!!』それでは逆効果だ。多分潤一はソレを分かっていただろう。
    だけど、必死だったんだろう。そう思う。

    2007-10-25 05:31:00
  • 229:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    『『なぁ・・・?ユキ?ユキはなんであの時俺をみすてたんや?
    俺はユキと一緒におった時が、1番幸せやったのに。
    ユキさえ俺を見捨てんかったら、俺ずっと幸せやったのに。なぁ、ユキ?』』
    この潤一の最後の言葉が、今も私の耳について離れはしない。

    2007-10-25 05:35:00
  • 230:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    そして私は実家へ戻った。しばらくして潤一の親が潤一を迎えに来た。
    潤一は私達の家からでようとしなかったから。そして、潤一の荷物が運び出された後、
    私は家を引き払うため、部屋の掃除をしに家へと戻った。全ての潤一の荷物が運び出されていたのに、
    ベットの上に2枚のCDが置かれていた。潤一が好きだった、浜崎あゆみの2枚のCDが。

    2007-10-25 05:43:00
  • 231:

    名無しさん

    気になる?

    2007-10-25 07:40:00
  • 232:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>238ありがとうございます♪
    なんかダラダラグダグダになっていてすみません↓
    別れてからも話はまだ続きます。ヘタクソですがよかったらこれからも読んでください♪

    2007-10-25 08:40:00
  • 233:

    ユキ◆NZi7VLMawY

    一枚目は、TO BE (意味=結果)↓略は歌詞です。飛ばしていただいても物語に支障はありません。




    誰もが通り過ぎてく 気にも止めない どうしようもない  そんなガラクタを大切そうに抱えていた  それでも笑って言ってくれた 「宝物だ」と
    大きな何かを手に入れながら 失った物もあったかな  今となってはもう分からないよね  取り戻したところで きっと微妙に違っているはずで・・・

    君がいるなら どんな時も 笑っているよ 君がいるなら どんな時も 笑っているよ 泣いているよ 生きているよ 君がいなきゃなにもなかった

    自分自身だったか 周りだったか それともただの時計だったかな 壊れそうになっていたものは
    ガラクタを守り続ける腕は どんなに痛かったことだろう 何を犠牲にしてきたのだろう  決してキレイな人間にはなれないけどね いびつに輝くよ

    君が見つけた 広くもない こんな道で  君が見つけた 広くも無い 狭くもない こんな道で どうにかして 君がひとり磨き上げた

    君がいたから どんな時も 笑っていたよ  君がいたから どんな時も 笑っていたよ 泣いていたよ 生きていたよ  君がいなきゃ何も無かった

    2007-10-25 08:59:00
  • 234:

    ユキ◆NZi7VLMawY

    二枚目 LOVE〜Destiny〜 (意味=愛・運命)略は歌詞です。飛ばしていただいても物語に支障はありません。




    ねぇ ほんとは 永遠なんてないこと  私はいつから 気が付いていたんだろう  ねぇ それでも ふたりで過ごした日々は  ウソじゃなかったこと 誰より誇れる
    生きてきた 時間の長さは少しだけ違うけれども

    ただ出会えた事に ただ愛した事に  想い合えなくても LaLaLaLa・・・忘れない

    ねぇ どうして こんなにも苦しいのに  あなたじゃなきゃだめで そばにいたいんだろう  ねぇ それでも ほんのささやかな事を  幸せに思える 自分になれた
    ありふれた言葉でも 二人で交わすなら意味を持つから

    ただ出会えたことで ただ愛した事で 想い合えたことで これからも・・・

    真実と現実の全てから目を反らさずに 生きていく証にすればいい

    ただ出会えたことを ただ愛した事を  二度と会えなくても LaLaLaLa・・・忘れない

    2007-10-25 09:12:00
  • 235:

    名無しさん

    あげ

    2007-10-25 12:29:00
  • 236:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>242あげありがとうございます♪少し更新します!

    2007-10-26 01:37:00
  • 237:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    私が19歳、そして日向は2歳ななるかならないかの、夏の始まりの日だった。
    潤一は数日たって連絡を入れてきて、こう言った。
    『『俺、一人でも頑張ってみるから。ソレ見て、ユキが俺とまた一緒にって思えるように俺、頑張るから。
    何年後になったっていい。だから、ユキ。離れてても俺のこと、見といてくれ。俺を待ってて欲しい、頼むわ。』』と。

    2007-10-26 01:45:00
  • 238:

    ユキ◆x4VpNOUB/w


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そう、確かに言った。

    2007-10-26 01:48:00
  • 239:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    私は半信半疑ながらも、もう恋愛が出来る事なんて無いだろうと、そう思っていた。
    ここまで、私を必要としてくれる人なんていないだろうと。
    だから、それなら見といてあげよう。傍にいてあげることはできないけれど。
    潤一の頑張る姿を・・・・。そう、そう私は思っていた。思って、いたのにね。

    2007-10-26 01:55:00
  • 240:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    どうして人は言葉を話すんだろう。どうして、人は相手を自分のモノにしたいが為に都合のいい言葉を並べる事ができるのだろう。人の気持ちは、何かをきっかけにして移り変わり行くモノなのに。分かり合う事のできない人間。そんな人間の自己満足の言葉は、時に人を傷つけさえするのにね。
    だから私はいつのまにか、何にも言えなくなったんだ。そんな言葉に対して、相手が求めているであろう言葉が分かっていても。心の底から、私もソレに対して答えたいと言う気持ちが例えあったとしても。何もいえなかったんだ。なにかを言う事が怖かったんだ。
    ねぇ。4月のあの日、貴方と出会った時の私はもうソレすらも出来なかったんだ。ごめんね。でもね、本当はそれが辛くて仕方なかったんだ。恋愛の出来なくなっていた私に愛を、本当の愛を、ぬくもりを教えてくれた貴方だったから。それさえ出来ていたなら、何か変わっていたのかな?ねぇ、教えてよ。
    貴方となら、幸せな家庭が築けるかもしれない。潤一の時には1度も思う事ができなかった事を、なんの根拠もなく、ただそう思えたのは、貴方だったから。貴方だったから・・・。

    2007-10-26 02:18:00
  • 241:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ・・・・・・・・・・・
    そんな想いは私のただの一人よがりやったんかな??
    なぁ、教えてよ。あの日、「想うことは自由やろ。」ってなんでゆーたん?
    なんで、もう辞めてってゆーてくれへんかったん??

    2007-10-26 02:59:00
  • 242:

    名無しさん

    毎日更新ありがとう?毎朝のたのしみや?

    2007-10-26 10:10:00
  • 243:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>249こちらこそ、ホンマありがとうございます!!
    楽しみだなんてめちゃホンマ嬉しいです!!
    よかったら、最後までお付き合いおねがいします!!ありがとうございました!!

    2007-10-26 23:41:00
  • 244:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    私はその言葉になんにも答えなかった。いや、答えれなかった。期待して傷つくのはもうこりごりだ。
    だけど、きっと心のどこかでは、きっと期待していたんだ。それからも、潤一からは毎日の様に連絡が入った。
    だけど、ソレに対しても、私は何も言わなかった。それから3ヶ月がたった頃。急に潤一からの連絡が極端に減った。
    私は嫌な予感がしていた。そして、やっぱりその予感は的中したんだ。

    2007-10-27 00:06:00
  • 245:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    その日、潤一から急に電話がなった。潤一『おう!ユキ?今から行くからちょっと外出られへん??』ユキ『ええ?無理やって!日向寝てるし。』潤一『ええやん、お前に大事な話あんねん!!ちょっとだけ、なぁ??おばちゃんおるんやから、ええやん。ちょっと位、大丈夫やって。』ユキ『え?うん・・・。』私が日向を置いて1人外へ出るのなんて初めてのことだった。
    母もいるし、ちょっと位なら、大丈夫だろう。潤一が改まって話しだなんて、気になって仕方が無かったし。そう思って、私は潤一が来るのを待って、日向がねむっているのを確認すると、外へと出た。
    潤一『おーー!!ユキ久しぶり♪』ユキ『うん、で、話ってなんな・・・』ソコまで言うと、言葉に詰まった。見た事の無い男と女。ユキ『誰??』潤一『俺の新しい職場の奴等!!まぁ、ええやん!とりあえず俺ん家いこうや!!』ユキ『え?話は??』潤一『まぁまぁ、そんなせかすなって。』私は、そういわれるがままに潤一の家へと向かった。
    『なんか、おかしい。』そう思いながらも、話。が気になって仕方が無かったから。そうこうしている間にも潤一の家に着いた。家の中は真っ暗。潤一はお酒を沢山もって、部屋へと入ってきた。

    2007-10-27 00:57:00
  • 246:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    私の横には、何故か知らない男が座っていた。−なんやねん、こいつは・・・− そう、疑問に思いながらも、潤一はお酒を私に渡すと、
    潤一『はい、かんぱーーい!!』と、いって飲み会が始まった。話はどないなったんや?ところで、この男と女はなんやねん??そう思いながらも、次から次へとお酒を飲まされた。
    私は、−何?−という不安感を押し消すためかの様に、お酒を飲んだ。お酒を飲むのは、日向を妊娠する前以来だった。キャバくらや、ラウンジで働いていた私は、皆よりもお酒は強かった筈なのに、思った以上に酔いが回る。
    ユキ『潤一?ユキ、かえらなアカンし、もう酔ってきたからもうむりやって!』潤一『はぁ?お前付き合い悪いぞ!もっと飲めや!』そういっては、私にお酒を飲ます。−あかん、べろべろや−

    2007-10-27 01:08:00
  • 247:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    そう思っても、家で眠っていた日向が気になって、気になって仕方が無い。ユキ『潤一??ユキ、もうかえらなアカンって!!』潤一『まぁ、待ってって!まだ、話おわってないやん。そや!皆でDVD見ようや、コレ見たらちゃんと話するしその後おくっていったるから!なぁ?』ユキ『・・・う、うん。』この時、一人ででも、話なんて無視して、かえっておくべきだったんだ。
    そういうと、潤一は部屋の明かりを消すと、パソコンを開いて、DVDを流し始めた。私は日向が気になってDVDどころではなかった。だけど、潤一の言葉を信用していた。頭の中は日向への罪悪感でいっぱい。
    ユキ『早く、DVD見て、話聞いたらかえらな!!日向が家で待ってるわ。』そんな、私の安易で最低な行動がきっとこの後の惨事を招いたんだ。きっと。きっとそうだと、思う。

    2007-10-27 01:22:00
  • 248:

    名無しさん

    あ゛ー続きが気になって寝られへんよ?

    2007-10-27 01:36:00
  • 249:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>255読んでくれていただなんてありがとうございます!!
    途中中断してしまって、すみません↓↓
    少し、更新します!!

    2007-10-27 01:53:00
  • 250:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    真っ暗な部屋に微かな明かりを放つ、パソコンの明かり・・・。私は、その明かりに夢中になっていた。
    その時、私の視界に映ったものは、見知らぬ女と潤一の唇の触れ合う光景。私の思考回路はその瞬間停止した。
    ー何?何?なんなん、一体何してんの?−ショックの余り声すら、出ない。動く事も止めに入る事も、何も出来ない。
    視界に映るのは、その行為へと移っていく女と潤一。全ての光景が私にはスローモーションで流れていく。いやだ、いやだ見たくない!!そう思うのに目が離せない。

    2007-10-27 01:59:00
  • 251:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    その瞬間だ。見知らぬ男が私に覆いかぶさってきた。ユキ『何!?なにしてんの!?いやや!!止めて!!』そう叫ぶ私を無視して、男は私の服を強引に剥ぎ取る。
    ユキ『ちょお!!やめてえや!!』必死に抵抗する私の横では、潤一が女と重なり合う姿。潤一が知らない女に向かって、必死に腰を振る。その度、喘ぐ女。−何?一体なにがおきてるん?−
    私は理解ができない。そんな間にも、その男は、私の下着を強引に剥ぎ取る。ユキ『いやや!いやや!!やめて!!やめて!!助けて!!潤一!!』そう叫ぶ私の声が聞こえないかの様に腰を振る潤一の姿。
    泣き叫ぶ私。ユキ『いやや、お願いやから、お願いやから、止めて。』そう泣く私を無視して無理やりその行為へと移る男。すごくガタイのごつい男だった。抵抗したって、全く無意味。泣き叫ぶ私に無理やり腰を振る男。そして、その直ぐ隣で知らない女に腰を振る潤一。喘ぎ続ける女。そして泣き叫ぶ私。

    2007-10-27 02:09:00
  • 252:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    その全ての光景がスローモーションで流れ続ける。こんなの、きっと夢だ。きっと。きっと。そうだ、きっと夢に違いない。そう、自分に言い聞かせるも、全て現実。
    ユキ『お願いやから、やめてよ!!』その言葉は男に向かって、そして潤一への言葉でもあった。手を伸ばせば直ぐ届く場所で私には目もくれず、潤一は腰を振り、果てた。
    女『ちょお!潤!!あんた中だししたやろ!!』笑いながら、そう言う女。その言葉に対して、笑っている潤一。そして、今度は犯される私の手を、足で押さえ込み、その光景を携帯のムービーで撮り始めた。
    ユキ『お願いやから、止めて!!』そう叫び続ける私の声が、虚しく部屋で木霊する・・・。

    2007-10-27 02:20:00
  • 253:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ちょっと、思い出して辛くなってきたので、中断します。
    明日続き更新します。

    2007-10-27 02:23:00
  • 254:

    めっちゃひどい話…。びっくりしました(/_;)
    つらいのに小説書いてたらめちゃ思い出してしまいますよね?ゆっくり書いてくださいね?

    2007-10-27 02:54:00
  • 255:

    いちご

    ゆっくりでぃぃですょ?
    待ってますからぁ?
    更新できるょぅになったら書いてくださいねぇ?

    2007-10-27 20:20:00
  • 256:

    名無しさん

    大丈夫??
    そんな過去思い出したら辛くなってしまうよね 自分のペースでいいから更新待ってますね

    2007-10-27 21:10:00
  • 257:

    いちご

    まだ書くのゎ無理かなぁ?待ってますねぇ?

    2007-11-01 23:32:00
  • 258:

    ちえ

    久々に読ませてもらぃましたケド
    ひどぃ話になっててビックリしました??


    今は思い出して辛いと思いますがまた書けるようになったら待ってるんでゆっくり書いて下さいね???

    2007-11-03 19:58:00
  • 259:

    ヴァカな女だな。

    2007-11-05 03:39:00
  • 260:

    名無しさん

    主のペースで頑張って?

    2007-11-08 07:45:00
  • 261:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    更新遅くなってしまってすみません。
    気遣ってくださった方々、本当に嬉しかったです。
    ありがとうございました。ゆっくりではありますが完結したいとおもってますのでヨロシクお願いします。
    少し更新します。

    2007-11-08 14:14:00
  • 262:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ーなんで?なんでこんなことするん??− 私は全く理解ができなかった。そして事がすむと、その女と男は帰っていった。
    ユキ『じゅん?』潤一『はぁ?なんやねん』ユキ『なんなんこれ?』私は怒る気力も泣く気力もなんにもなかった。潤一『お前、汚いねん。帰れや。』ーはぁ?−
    ユキ『なんなん、なんでそんな事ゆーん?こんなんなったんもじゅんの・・・。』潤一『お前、今更なにゆーてんねん』潤一は軽蔑したかのような表情で私を見た。そしてさっき撮ったムービーを私の目の前で流し始めた。
    ユキ『やめてぇや!!』私はそういって泣いた。だけど、潤一の表情はピクリとも変わらない。潤一『今から、俺女くんねん、はよお前かえれや。汚い。気持ち悪い。』

    2007-11-08 14:23:00
  • 263:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ユキ『なんでこんなこと?』潤一『知らん。あいつが勝手にやっただけやろ。お前も何やってんねん。気持ち悪い。』ユキ『そんなんユキのせいと違うやん!』潤一『はぁ?そんなん関係ないやろ。汚いもんは汚いねん。』ユキ『あんただって汚いやん!あんな女とやって!』潤一『俺はえーねん。お前が嫌か嫌じゃないかやろ?俺はお前が汚いから嫌やって話してるんやん』潤一は勝ち誇ったかのようにそういった。
    潤一『つーかな、俺はずっとお前の事、汚いって思ってたで。それが俺はずっと嫌やったんや。お前、気がついてなかったん?』ーはぁ?何ゆーてんの?− 潤一『お前、俺と付き合うまでに何回こんな目あってた?』ユキ『・・・・?』こんな目に合うのはこれで、4回目だった。一回目は14歳の時。友達の彼氏の友達。二回目は、年上の友達。三回目は、年上4人に回された。まだ疑う事を知らなかった私は、深夜まで遊び歩いていた私は、何度とそんな目に合ってきていた。自業自得だと私も分かっていた。
    だから、誰にも話さなかった事。だけど、潤一にはその事を包みかくさず、話ていた。同情して欲しかったわけじゃない。ただ、後から知って嫌われたく無かったから。ユキ『なんで、今更そんなことゆーん?』私は放心した状態でそう言った。潤一『今更やからゆーんやん。お前、ほんま分からん奴やな!!お前は汚いし、気持ち悪い。俺は嫌やってゆーてるやん。分かったら、はよ帰れ。』ユキ『わかれへんに決まってるやん!!なんで?!』潤一『お前、ホンマアホやなぁ?まだ分からんのんか?俺はずっとこんな男やで?女かっておるし、お前の友達の幸子や、千佳とも俺やってるしな。知らんかったんはお前だけや。』
    ー何をゆーてんの、コノ人・・・。−

    2007-11-08 14:46:00
  • 264:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    潤一『あんな、新しい女、妊娠してんやんかぁ、俺、そいつと結婚するから。』ユキ『あんた、何ゆーてん?』潤一『お前こそ、俺のこと追い出しといて今更なにゆーてんねん。お前、俺が結婚しよって何回ゆーても、してくれへんかったやろ?俺、その女と結婚するから。』
    ユキ『新しい女って、妊娠って何をゆーてんの?日向の養育費も、あんた1円も払ってくれてへんやん・・・?』潤一『なんで、そんなん俺がはらわなあかんねん。お前なんかとの子供のためにふざけんなよ?』潤一は鼻で笑いながらそういった。
    ユキ『なんで?日向よりその女とのまだ生まれてきてへん子供の方が可愛いってゆーん?』潤一『当たり前やん。お前との子供なんか可愛いわけないやん、もう分かったやろ、早く帰れよ。』

    2007-11-08 15:02:00
  • 265:

    名無しさん

    最低な男やな

    2007-11-08 20:04:00
  • 266:

    名無しさん

    想像するだけでも辛いな。。

    2007-11-08 21:17:00
  • 267:

    もも

    今始めから一気に読んだーめっちゃ最低な男!読んでて涙でてきたし…。ゆきちゃんめっちゃ辛いやろうな?書いてて思い出したりで、余計辛いやろうけど最後まで読むから頑張ってね?応援してます。

    2007-11-09 02:36:00
  • 268:

    いちご

    久々に見たら更新してた?辛いだろぅけどぅ??
    自分のペースで書いていってねぇ?

    2007-11-11 03:36:00
  • 269:

    名無しさん

    \(^_^)/

    2007-11-12 13:24:00
  • 270:

    名無しさん

    今いっきに読んだ。なんなん…この男?!
    読みながら泣きそうなった。

    2007-11-13 00:58:00
  • 271:

    名無しさん

    一気に読みました!!
    また更新されるのまってます!

    2007-11-13 03:08:00
  • 272:

    名無しさん

    ユキさんのペースで頑張って完結させて下さい!
    応援してます。

    2007-11-13 20:20:00
  • 273:

    名無しさん

    (人-ω-`)

    2007-11-15 15:13:00
  • 274:

    名無しさん

    ヽ(*´∀`)ノ

    2007-11-18 21:00:00
  • 275:

    名無しさん

    2007-11-19 02:45:00
  • 276:

    名無しさん

    ??

    2007-11-23 08:58:00
  • 277:

    名無しさん

    あれれ…

    2007-11-30 00:10:00
  • 278:

    名無しさん

    かかんねやったら最初から書くなや

    2007-11-30 09:04:00
  • 279:

    名無しさん

    (゚д゚)

    2007-12-12 07:42:00
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