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氷の女王
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3:
少年は覚悟を決めて森の中の近道を行く事に決めました。大丈夫…そんなの噂に決まってる…と少年は自分に言い聞かせ、どんどん森の奥へと進んで行きます。進めば進むほど道は枯れ葉に埋もれ、果たしてこれは道なのかと疑うほどです。すると道の横の方の何かが視界に入りました。…人が倒れている?…いやいやいやいや…そんな訳がない。こんなところに…に…にん…?人間?が倒れているはずがない…。
>>5?『うん!きっと見間違えだな!枯れ葉が上手い具合に固まって人に見えるだけさ♪』少年はその物体から目をそらし上を向いて進みました。
>>6?念の為に少年はバイクを止めて確認する事にしました。
>>4?『てかそれどころじゃない!遅刻する!』少年は当初の目的を思いだし、バイト先へと急ぎました。2007-09-20 23:38:00 -
4:
『バッキャロー!何回遅刻したら気がすむんだ!もう来なくていい!』少年は結局間に合わず遅刻してバイトをクビになってしまいました。帰りにフロム・エーを買わなくちゃ…。
エンド1
『就職活動』2007-09-20 23:39:00 -
5:
少年は何事もなかったかの様に視線を上に向けてバイクを走らせました。するといきなり重力を感じなくなったのです。…あれ…視線を上から正面へと向けなおしました。何と少年は崖をダイブしていたのです。ヤバイ!…しかし時すでに遅し…バイクと少年は徐々に重力を取り戻し崖から何メートルもある地面に吸い込まれていきます。金属音と鈍い音が森を支配しました。朦朧とする意識の中で最後に見たのは崖の上に立つ少女の姿でした。
エンド2
『わき見運転』2007-09-20 23:46:00 -
6:
少年はバイクを止めて先ほどの場所へと戻りました。やはり人が倒れています。『だ…大丈夫…だすか?』少年は恐る恐るカミカミで少し離れたところから話しかけました。…反応なし。仕方なく少年はもう少しだけ近付きました。するとそいつはいきなり襲い掛かって…くる事もなく静かに倒れています。よく見るとその人間は少女の様です。これなら多分勝てる…!そう思った少年は大胆に少女にかけより、横向きになっている少女を仰向けにしました。すると先ほどまで少女の腕で見えなかった顔が少年の視界に入りました。この世のものとは思えないほど美少女です。これならうちの店でナンバーを狙えるな…ミテコじゃないよな?などと考えていました。とりあえずちゃんとした人間の様です。さてと…。
>>7?少年はズボンを脱ぎ初めました。
>>9?『大丈夫か?』少年はもう一度少女に声をかけました。
>>8?『って騙されるか!この化け物め!』少年は少女の首を絞めました。2007-09-20 23:47:00 -
8:
『クククッ死ねぇ!』少年はさらに化け物の首を絞める力を強めました。化け物は気付いたのか苦しそうに目を開けてこちらを見ています。…何て冷たい目をしているんだ…やはりこの化け物は氷の女王だ!少年は限界まで力を入れて化け物の首を絞めました。その時…バーン…何かが弾ける様な音が森に響きました。するとどんどん少年から力が抜けついには倒れ込んでしまいました。化け物は久々の空気を吸い込みむせています。…畜生…魔法か…。すると誰かが化け物にかけより何か言っているみたいですがもう少年には聞こえませんでした。
エンド3
『勘違い』2007-09-20 23:50:00 -
9:
『お〜い起きろ〜!こんな寒いとこで寝てたら風邪ひくし氷の女王に凍らされるぞ?』と少年が少女を揺すっていると気付いたのか目を開きました。『あ〜びびった〜!凍死してるのかと思ったよ…』少年は安堵してそのばに寝転びました。『…すいません…なぜ…私はこんなところに?』と少女はやや困惑ぎみに少年に尋ねました。『…それはこっちのセリフだよ…もう完全にバイトは遅刻だな…』少年は立ち上がり空を見上げ、どうも雲行きが怪しいと思っていると雪が降ってきました。『…すいません…多分…発作が出たんだと思います…ご迷惑をおかけして申し訳ありません…』少女はよろよろと立ち上がり少年に頭を下げました。『おい!急に立ったらまた倒れるぞ?家はどこだ?』少年が尋ねると、少女は森の奥を指さしました。その方向を見ると噂の城が森の茂みから見え隠れしてそびえ立っています。…まじかよ。『一人で帰れるか?』すると少女かるくうなずきました。しかし今にもまた倒れそうです。でもこれ以上かかわるのは絶対ヤバイよな…どうしよう?
>>4?『そーかそーか!じゃあ気を付けて帰れよ!』少年は逃げる様にバイクに乗りバイト先へと向かいました。
>>10?『…いや…送って行くよ…』少年は腹をくくりました。2007-09-20 23:51:00 -
10:
女の子が倒れてるので少し遅れますとバイト先に電話すると、もう来なくていいと言われました。はぁ…。『ほら乗って…』少年はバイクにまたがり少女に言いました。少女は少しオドオドしながらも少年の後ろに座りました。少年は少女を気づかいゆっくりとバイクを走らせました。…この年で原チャリをニケツで走るとは…などと思っているとお城に到着しました。噂とは違い手入れの行き届いた綺麗なお城です。『じゃあ俺はこれで…』そう言って少年が立ち去ろうとすると『…あの…よろしければ…お礼に食事でも…』と少女が言いました。うーん…どうしよう?
>>4?『いや気持ちだけで十分だよ…』少年は急いでバイト先へ向かいました。
>>11?『うーん…それじゃ遠慮なく…』2007-09-20 23:52:00