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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 301:

    琴美

    私には予想も出来ナイ事だった。
    だから、借金があると言われても、そんなん知らん!と冷たく言い放つしかなかった。
    とは言ったものの…
    心の隅では気になって仕方なかった。でも精一杯頑張って働き出し、順調に頑張ってる恭司君には、とても言えない…

    2006-03-23 22:23:00
  • 302:

    琴美

    しばらく毎日のように、
    母は泣き付いて電話をかけてくるようになった。
    兄弟はずっとプータローに近いフリーターで、兄弟もギャンブルに狂っていた為母は琴美しか居ない…と、なげいてくる。

    消費社金融から銀行、ついには、闇金融にまで手を出していた母は、破産宣告をしたが、それでも懲りず、また闇金融に手を出した。それも関西〜関東の方にまで渡り……………。

    2006-03-23 22:27:00
  • 303:

    琴美

    お金を貸せないと断る私に逆切れのように泣きながら言われた台詞は、私が家族を守ろうと、良かれと思って生きてきた今に渡る人生全てを否定されたようで、腹が立つ以前に、悔しくて悲しくて仕方がなかった。母と電話で喋った日は、
    自然に顔に出てしまうのか恭司君が仕事を終えて帰ってきてから聞いて来た。

    2006-03-23 22:34:00
  • 304:

    琴美

    「お前何かあったやろ?」
    「なんで?別になんも…」
    「もうえぇって!最近の、お前見てたら解るねん!!でも何があったんかは言わな解らんで!!」

    2006-03-23 22:36:00
  • 305:

    琴美

    「……別に…恭司君には、関係ナイ事やから。」
    「なんやねんその言い方」「うちの親の事やから!」「あんな〜俺ら結婚してんねんで?お前の親やけど、俺の親でもあんねんから、取りあえず何があったかゆうてみ…」
    「………」

    2006-03-23 22:38:00
  • 306:

    琴美

    私は言って、恭司君になんて言われるか怖くて言うのを戸惑っていたが、
    恭司君は全てを見据えたように、
    「……金か?」
    とだけ聞いてきた。
    私は小さく頷いて、ゆっくり母の事情を話し出した。

    2006-03-23 22:41:00
  • 307:

    名無しさん

    2006-03-24 02:39:00
  • 308:

    名無しさん

    2006-03-24 02:40:00
  • 309:

    名無しさん

    2006-03-24 03:16:00
  • 310:

    琴美

    恭司君はしばらく黙ったままで、一言だけ聞いてきた「ほんで?お前はどうしたいん?」
    「……どうしたいって言われても…」
    「…じゃあ例えばこの家庭に余る程の金があったら?俺が聞いてるんは、お前の気持ちや!助けたいんか、見捨てるんか…」
    「そら…助けたいよ…」
    「………」

    2006-03-24 21:26:00
  • 311:

    琴美

    しばらく言葉もお互い出なかった。
    「お前のオカンはお前にじゃなくて、なんで俺に一言でも、金貸してって言わへんの?お前はもう嫁に出た人間やで!」
    「………そりゃあ〜言いにくいからうちに言うてくるんちゃん?」
    「言いにくいかも知れんけど、お前に言ってもなぁ〜結局はお前と生活してるのは俺やで…」
    「そうやけど……もういいやん!うちの親のせいで、この家庭自体が揉めるぐらいやったら、別にほっとくし!」
    「ふーん…それでいいんやな?」

    2006-03-24 21:29:00
  • 312:

    琴美

    そう言って、その日はそれ以上に話しをする事もなかった…
    翌日…また母からの電話でうんざりしていると、
    仕事中にも関わらず恭司君が電話をかけてきた。
    「取りあえず、考えて見てんけど、今家庭にある貯金でなんとかなるなら、お前の親に貸してあげてもイイんちゃうか?貸すようで、あげるみたいにはなるやろうけど…」
    「ほんまに?!ほんまにいいん?」
    「しゃーないやん…だってお前は助けてやらたいんやろ?貯金無くなったからって、別に俺らが生活出来ないわけじゃないやろ?」

    2006-03-24 21:31:00
  • 313:

    琴美

    それから私は次の日、母に自ら電話を入れて、優輝が産まれてからコツコツと、貯金していた50万ばかりのお金を振込んであげた…。母はとても感謝をしていて恭司君にも御礼の電話を入れてくれた。
    でも…それだけでは済まなかった。
    借金の返済はほとんどが、利息で元金自体は返済されてないんだと、次々に、
    闇金融からの追い込みがあった。家賃も半年程の滞納をしており、もちろんの事家主さんからも払えないから出て行ってくれと頻繁に言われていた…。

    2006-03-24 21:33:00
  • 314:

    琴美

    そんな話しをお金を貸した数日後にされて、私はますます、恭司君への申し訳なさと、恭司君へ話しても、私がまだ母を助けたいと言えば離婚に繋がる予感までしていた。
    悩んだあげく、私の中での決意が決まった。
    全てを捨てよう…私の産まれ育った家族の為に…
    優輝を手放すのは母親として失格だ…でも確実に私よりも恭司君と生活する方が優輝にとって金銭的な苦労はしない…私はフルタイムでもう一度夜の世界に一気に稼ぎに行こう…。

    2006-03-24 22:46:00
  • 315:

    琴美

    その頃の私は結婚した家庭より私が産まれ育った家族を選ぼうとしていた。
    そう決意した時、泣きながら優輝に謝った…

    その夜、恭司君が仕事から帰宅してすぐに話しを切り出した…

    2006-03-24 22:48:00
  • 316:

    琴美

    「私…色々考えた結果な、離婚して家族を助けて行こうと決めた…」
    「はぁあっ?!」
    「この前貸したお金は全部利息なだけやってんて…」「…何それ…利息って……そんなんあってないようなもんやんけ…!もしかしてお前の親そんなん払ったんか?」
    「……うん」
    「つまりは捨てた金みたいなもんやで!そんなんな、闇金融なんかにちゃんと、支払おうと思ったら金なんかなんぼあっても足りるわけやいやろ!」

    2006-03-24 22:50:00
  • 317:

    琴美

    「だから私が離婚してでも返済の為だけにずっと夜働いて頑張って行くってゆうてるんやん!」
    私達はだんだん口論とゆうよりも大喧嘩になって行った。
    「お前が夜働いたとこで、そんなん返せると思ってんの!?仮に返せたとしても今後、親の為だけに働いて我が子まで捨てて、そんな人生で楽しいん?!いつか親を憎むのも目に見えるし後悔しても元には戻らん事やで!それでもお前一人で優輝置いてでもやっていくってゆうんやったら勝手にせいや!」

    2006-03-24 22:52:00
  • 318:

    琴美

    「……だからそうするって優輝が手元におらん人生が楽しいわけないし精神的に辛い事ぐらい解ってる…」「……優輝…か…じゃあ…俺ってなんなん?お前にとって、俺はなんやったん?残される俺の気持ちは?」「………それは悪いと思ってるよ…」

    2006-03-24 22:54:00
  • 319:

    琴美

    「なにそれ…答えになってないわ…もういいわ…優輝連れて俺実家帰るし、ここに住むんやったら親とか、お前だけの身内でも呼んで暮らしたらええし、お前が出て行くんやったら俺と、優輝がおらん間に出ていけや!じゃあな…」
    そう言って恭司君は優輝を連れて出て行った。

    2006-03-24 22:55:00
  • 320:

    琴美

    一人になった家は、いつも以上に広く感じてて寒くて、ただ静かな夜だった…。
    出会いから結婚、優輝の、出産など過去の想い出を思い出しては号泣していた。

    2006-03-24 22:57:00
  • 321:

    名無しさん

    2006-03-25 06:09:00
  • 322:

    名無しさん

    2006-03-25 11:03:00
  • 323:

    琴美

    それからしばらくたって、静かな部屋に一本の電話が鳴り響いた…

    「はい…」

    電話に出ると恭司君の母である、私の姑だった。

    2006-03-27 19:09:00
  • 324:

    琴美

    「もしもし?琴美ちゃん?恭司からある程度の話しは聞いたけど、優輝の為にはなる決意なんか?突然母親を失う優輝の気持ちを考えたら、琴美ちゃんの決断は間違ってると思うんやけどなぁ…お金で済む問題なんやったら、あとから後悔するのもあんたやし、お金に変えられへん優輝は何より大切なんやで…それを簡単に決めたらアカン!もっとよく考えて恭司とも話し合いしてみなさい…」

    2006-03-27 19:10:00
  • 325:

    琴美

    一方的にまともな意見を言われて、取りあえず電話を切ったが、私には言われなくても解ってる事だった…お金で済む問題と言われても、そのお金がなければ済まない問題なのだから…

    そして私は考えても考えても、答えは同じだったので家を出る用意をしていた。

    2006-03-27 19:11:00
  • 326:

    琴美

    それをさえぎるかのように恭司君と優輝が帰って来た「俺のオカンが金貸してくれるらしいわ…お前の為にでもないしお前の親の為でもないからな!もちろん、俺の為でもナイし…優輝の為やで!」
    「……」

    私は何も言えなかった。
    こうなる事から逃げようとしていたから…。

    2006-03-27 19:13:00
  • 327:

    琴美

    私も私の母も借りてしまえば一生頭が上がらないだろう………
    そんな想いの中でもやっぱり頼るしかなかった…。

    数日後、姑〔しゅうとめ〕と私の母と皆で会う事になり、緊張で申し訳ナイ気持ちと屈辱的な修羅場となった。

    2006-03-27 19:14:00
  • 328:

    名無しさん

    始めから一気に読みました??切ないおもろい??読者の邪魔になるのでカキコしないけど最後まで読んでます?頑張って下さい??

    2006-03-28 17:53:00
  • 329:

    琴美

    ↑↑カキコありがとうございます★凄い励みになりました(^∇⌒)時間はかかるかも知れませんが第二段としても完結させようと頑張りますので見守り下さい★

    2006-03-29 01:34:00
  • 330:

    琴美

    姑は、封筒に入れてきた、100万の束を出し、私の母へ手渡す前に言う…
    「もう二度とこんな事がないように、借用書と一筆を書いて貰いたいんです!」貸す側の強気な姑に対して借りる側の母はとても小さくて弱々しく、

    「はい…もちろんですホントにすみません…」
    と…ただ頭を下げるだけ…

    2006-03-29 01:35:00
  • 331:

    琴美

    「この100万で弁護士を雇って下さい!闇金融の借金はこれ以上払わなくて済む方法を確実に取って下さいね…それからある程度の、お金は残ると思うんで、安いアパートにでも引越しするなり、あとは好きにして下さい…」

    「…はい…ホントに迷惑かけます…ありがとうございます…どうもすみません」

    2006-03-29 01:36:00
  • 332:

    琴美

    「それから……二度と……こちらに来ないで下さい…二度と琴美ちゃんにも連絡しないで下さい…孫の優輝にも構わないで下さい…」「……………」
    さすがに母も何も言えないようで涙しか出ていなかった。横に座って話しを聞いていた私も何も言えなかった…恭司君は黙って頷いている…

    2006-03-29 01:37:00
  • 333:

    琴美

    母は意を決したように、
    娘の琴美、孫の優輝には、今後会わないし連絡も取らない…と、一筆を書いた。それを書く母の姿を見てられず、お茶を入れに行くふりをして、声を殺して泣いた…。
    我が子に会えなくなってでもそのお金を手にする母に少し前までの自分が重なった。優輝を置いてでも離婚して私がお金を稼いで実家に帰ろうとしていた事…。

    2006-03-29 01:39:00
  • 334:

    琴美

    それを私が母にされたようで、悲しくて悔しくて……流れた涙は、それ以上に母の方が何より情けなくて、やり切れないだろうなと、母自身を可哀相に思った涙だった…。
    その日、母は私を見てありがとうと目に涙をためて、帰って行った…。
    姑は母が帰る少し前に帰って行った。

    2006-03-29 01:41:00
  • 335:

    琴美

    その夜、私はまたひとつ、新しい決心をした。

    「恭司君…私の親が借りたお金は確実に私が返して行くから…だからもう一度、キャバクラに行こうと思ってるねん…」
    「……優輝は?」
    「優輝には少しの間、また託児所入って貰うしかナイかな…?」

    2006-03-29 01:43:00
  • 336:

    琴美

    「…お前が夜働くんやったら、しゃーないやん!…俺仕事朝早いし帰ってくんのも遅いし…」
    「うん…」

    恭司君は私がキャバクラに行くと言う事に対して、
    一言の反対ぶりもなかったむしろ当然だと言うような態度だった。

    2006-03-29 01:45:00
  • 337:

    琴美

    仕方なく優輝はまたしても24時間託児所へと預けられる運命になった。
    私はなるべく近場でキャバクラを探した。募集広告だけでは、どんな店かも解らないし、キャバクラと間違ってセクキャバに面接に行く可能性もあるし、取りあえずうろうろと夜の繁華街を歩いた。

    2006-03-29 01:48:00
  • 338:

    琴美

    結婚前に働いていた時の、店のお客さんにも堂々と、連絡してオープンから盛大にした。
    経験がある子とゆう事で、マネージャーや店長など、店の男連中には扱いも良くされていた。
    みるみるうちに、トップクラスへと上がり、給料も、恭司君の倍以上貰う程にはなっていた。

    2006-03-29 01:53:00
  • 339:

    琴美

    2、3ヶ月で姑への借金は簡単に返せたものの…実際給料を手にすると、やっぱり借金への想いは薄く、いつでも返せる…なんて気持ちに変わってしまっていた
    とにかく優輝には1番我慢させているから、せめてもの、贅沢をさせてやりたかった。優輝が欲しがるオモチャや本や、可愛い服などなんでも買い与えていた…私自身の自己満足とそうする事での償いかもしれないが…。

    2006-03-29 01:56:00
  • 340:

    琴美

    一方、恭司君はまたしても変わり果ててしまった。
    私の給料を私の居ない時に盗っては、私が夜働いてるのをいい事に、毎週毎週、時には連チャンで私の店ではない、キャバクラに飲み歩き出していた。
    私が仕事から帰っても、
    まだ帰ってない時もあった

    2006-03-29 01:58:00
  • 341:

    琴美

    私は私で仕事にとらわれすぎており、毎日が同伴やら指名やらの事ばかりだった
    それでも姑には確実に毎月返済するとゆう形で、月に5万〜10万の返済はしていってた。

    2006-03-29 02:01:00
  • 342:

    琴美

    そんな暮らしの中で、
    恭司君に段々腹が立って来ていた。いくら真面目に仕事には行ってるといえど、仕事が終わって好き放題に遊んでたり、小遣い以上にお金も使うようになって、そんな暇があるなら優輝と家で一緒に居てやれと、
    喧嘩ごしに言詰めたりしていたが、どんなに言っても言い返せされ、はねのけられ、ますますひどくなった

    2006-03-29 20:35:00
  • 343:

    琴美

    私もストレスがたまり、
    発散方法は買い物でしかなかった。給料を残してても恭司君に使われるなら自分で使ってやる!と思って、私は私で服を買ったり鞄を買ったり…
    手にするお金は使い込むとゆう家庭になっていた。

    2006-03-29 20:40:00
  • 344:

    琴美

    ある日…ポストを開けると恭司君宛ての封筒が届いており…表面にはクレジットカード会社の名前が書いてあった。
    恭司君は使えるお金が無くなって、カードを作り、
    借金をしていた。一括で、払う契約らしく、その日、案の定、カード会社からの請求電話があった。

    2006-03-29 20:43:00
  • 345:

    琴美

    恭司君に問い詰めたところやっぱりキャバクラで飲む為に使ったお金だった。
    私が必死にキャバクラで働いてるにもかかわらず、
    のうのうと他のキャバクラで別の女の子を指名してる…それが1番腹が立った。矛盾しているのも解るが、恭司君に指名を貰って稼いでる、顔も知らないコンパニオンにまで腹がたった。

    2006-03-29 20:46:00
  • 346:

    琴美

    恭司君への不信感からの想いもあり、様々なお客さんから、アクセサリーや服やブランド物などのプレゼントじゃなく指名を…現金を貰うようになった。

    さすがの恭司君も給料とは別の感覚なのか、お客さんから貰ったお小遣いについては、何も言わなかった。

    2006-03-29 20:50:00
  • 347:

    琴美

    だけど…いつの間にか、
    恭司君はお金を頂戴とは、一切言わなくなっていた…
    私の中ではまた借金をしてるなんて、頭になくスロットや競馬で勝ってるからお金はあるんだろうと安心しながら心の奥では不安だった。

    2006-03-29 20:51:00
  • 348:

    琴美

    ある日の事だった…私は、ふと考えていた…最近、
    恭司君とエッチをしていない…毎週必ずと言っていいぐらい週1〜2回はしていたのに…とゆうより恭司君に求められていたのに…。
    そういえば最近髪の毛を染めたり、新しい服を買ったり…普段の恭司君には滅多にナイ行動だった事を改めて考えていた…。

    2006-03-30 23:37:00
  • 349:

    琴美

    気分転換に…とゆう何気ない一言を私はその時、純粋に信じていた。

    何より人を好きになる事も時間がかかる恭司君が浮気をするとゆう考えは一切なかった。ギャンブルや、飲み歩きに関しては昔からの名残で行く事は私も妥協が出来ていた。

    2006-03-30 23:39:00
  • 350:

    琴美

    でもその頃の恭司君には、女の直感からか、浮気をしてそうだと、ピンっときていた。

    胸騒ぎがして夜も眠れずに恭司君が深く爆睡している間に、恭司君の携帯を初めて手にした。

    2006-03-30 23:40:00
  • 351:

    琴美

    勝手に携帯なんか見たら怒られるだろうから、ドキドキしながら、私は優輝の寝ている自分の部屋でこっそり携帯を見ようと、恭司君の携帯に電源を入れた。
    でもロックがかかっており、操作が無効だった。
    ロックをかけてる事自体の前に携帯の電源も切ってる事…全てが怪しく思った。

    2006-03-30 23:42:00
  • 352:

    琴美

    恭司君の誕生日や、優輝の誕生日など思い当たる全ての暗証番号を押したが一切解除されず、約2時間程かけて、色んな番号を押してやっと暗証番号が一致し、携帯は完全に開かれた。

    2006-03-30 23:45:00
  • 353:

    琴美

    取りあえず最初はメールを見たが受信も送信もありません。の状態だった…
    〔恭司君の性格上、メールなんかしない人やしな…〕と勝手に決め付けて、着信履歴と…リダイアルも見た登録されていない番号からマメに電話がかかっており恭司君自体も仕事から帰って来る前の時間帯に電話している…。

    2006-03-30 23:45:00
  • 354:

    琴美

    まさにそれが直感を実感とさせた…
    もう一度メール覧に戻してiモード問い合わせにしてみた。恭司君が電源を切っていた間にメールが入って来てるかも知れない…。

    案の定、一通のメールが届いた。

    2006-03-30 23:46:00
  • 355:

    名無しさん

    2006-03-31 08:41:00
  • 356:

    名無しさん

    2006-03-31 09:31:00
  • 357:

    琴美

    名前はちづる…とゆう女だった。

    「この前はありがとう次はいつ会える?」

    この内容だけで、充分な、証拠となったが、私は、
    徹底的に真実を掴んでから恭司君に話そうと思った。

    2006-04-01 01:31:00
  • 358:

    琴美

    私は居ても立ってもいられず、とっさに、イイ方法を考えた。

    自分の携帯のメルアドを、男の名前に変えて、その夜だけアドレスを変更した。そしてちづるとゆう女に、男のふりを装って、メールをしてみた。

    2006-04-01 01:32:00
  • 359:

    琴美

    【ちづるちゃんやんな?】送信……………
    さっそく女から返事が来た
    【だれぇ(〃>νб)??】受信………………
    結局はメールの相手が男だと感じれば、誰にでも返信するような奴っぽかった…

    2006-04-01 01:34:00
  • 360:

    琴美

    【俺…カズマってゆうんやけど…恭司って知ってるやんな?俺恭司の友達☆】
    【うん…知ってるけど☆★カズマ君はなんで私のメール知ってるの?】
    【恭司に教えて貰った!!なんか、すぐやらしてくれるとか言ってたし…】
    【えっ?マジでそんなん言うてたん??最悪やぁ(泣)確かに恭司君とはやったけど…まだ一回だけやし、カラオケ行くだけのつもりやってんけどな(^-^;】

    2006-04-01 01:36:00
  • 361:

    琴美

    私の中で真実を知ってしまい、絶望感を味わった。
    それでも私は怒りを堪えながら続けた…
    【ふーん。そうなんや…!恭司は最低な奴やから俺にしときや(笑)ってか恭司には、嫁と子供おるの知ってる??】

    2006-04-01 01:37:00
  • 362:

    琴美

    【知ってるよ☆★ってか私も一応彼氏居てるしね★】
    このメールが入って来た時ほんっまにキレた!
    嫁と子供がおるの知っててかよ!!それって浮気通り超して、確実に不倫やん…私は裁判にかけると立場的に慰謝料を貰えるぐらいの被害者だった…

    2006-04-01 01:39:00
  • 363:

    琴美

    【ちょっと今から電話していいかな?】
    私はカズマに成り済まして電話をかける許可を貰ったプルルル…プルルル…
    「はぁぁい☆☆」

    ブリブリで電話に出た女に対して、私は本性を現した

    2006-04-01 01:41:00
  • 364:

    名無しさん

    がんばッてなあ??

    2006-04-03 21:49:00
  • 365:

    琴美

    ↑↑↑ありがとうございます◎頑張ります?

    2006-04-06 00:06:00
  • 366:

    琴美

    「もしもし!なんなんアンタ!人の旦那に手出して!私恭司の嫁なんやけど…」「????えっ?えぇ?」女はパニック状態だった…「今までアンタがメールしてた相手は私なんやけど!アンタ家どこやねん!?家庭持ちって知ってたらしいやん!それって意味解ってんの?離婚したるし恭司なんかあげるから、アンタは私と子供に慰謝料頂戴!」

    2006-04-06 00:08:00
  • 367:

    琴美

    と狂ったようにブチキレた
    「えっ…あの…そんなん困ります…私彼氏居てるし」「はぁ?自分何言ってん?人の家庭壊して自分は彼氏に知られず、スリル求めて不倫してましたって?彼氏とは別れる気ありませんってか?」

    「えっ…だって手出してきたのは貴女の旦那さんやし…」
    その言葉でよりいっそうにキレた…

    2006-04-06 00:10:00
  • 368:

    琴美

    「手だされたお前自身も、それを受けたお前は事実やろが!お前なんしこのまま逃げんなよ!」
    「もう…そんなん辞めて下さい…旦那さんと二人で話し合って下さい…今回は、ほんとに悪かったとは思ってます…もう二度と旦那さんと連絡も取らないし合わないから…すみません」

    そう言われ電話を切られた

    2006-04-06 00:12:00
  • 369:

    琴美

    私はムカムカして爆睡している恭司君の部屋を開けておもいっきりテーブルを、蹴りあげた…

    びっくりして跳び起きた、恭司君は、

    「なっなんやねん…」
    と目が点になっていた。

    2006-04-06 00:14:00
  • 370:

    琴美

    私は今までの自分が嘘のように…とゆうより恭司君の前では一切出した事のナイ姿に凶変していた。
    それが本来の素の自分だ…「なんやねんちゃうやろ!浮気してるやろ?」

    「ハァ?何言ってんねん…するわけないやろ…」
    呆れたような口調で平然と嘘をつく恭司君にさらにキレた。

    2006-04-06 00:15:00
  • 371:

    琴美

    「もうええって…じゃあ、ちづるって誰や!」
    「ハァ?お前なんなん?人の携帯見たん?キモイで」「アンタが浮気してるって直感で解ってたから見たんや!そんな事より何浮気してんねん!浮気やったらまだカワイイわ!不倫してるんやろ?」

    2006-04-06 00:17:00
  • 372:

    琴美

    「何言ってんかさっぱり解らんで!ちづるって子は、ただのサイトで知り合ったメル友や…」
    「ふーんメル友からやり友になったんかぁ〜?」
    「……なんやねんホンマ…怠いわ…」
    「こっちが怠いわ!今まで騙されてた気分や!私の、携帯見てみーや!」

    2006-04-06 00:18:00
  • 373:

    琴美

    そう言って、私の携帯を投げた。
    カズマと名乗ってちづるをおびき寄せ、やり取りをしている内容を目にした恭司君は、もう言い訳出来ないと思ったのか、しばらくは黙っていた。
    口を開いた恭司君は逆切れをしだした…
    「ってかなんなんお前は?ストーカーかっ!暗証番号もなんで解ってんねん!!俺はそれが怖いわ!夜中に人が寝てる間にコソコソしやがって!気持ち悪いで」

    2006-04-06 00:20:00
  • 374:

    琴美

    「じゃあなんやねん!私がこうでもせんかったら知れる事なかったんやで!ずっと騙されておらなアカンの?ホンマに出会ってからずっとずーっとそれだけはナイって信じてた自分が惨めやわ!」
    「…今回が初めてや…」
    「初めてかどうかなんか、問題ちゃうねん!事実は事実やろ…だいたい今回発覚してしまった事で今までもこれからもずーっと疑う事になるし、しんどいわ…」

    2006-04-06 00:23:00
  • 375:

    琴美

    「ほんじゃーなんやねん…俺はどうしたらいいん?!もう連絡取らへんわ…」
    「そんなんこれからの事やん、私は今が嫌やねんこの現実が嫌やねん…こんなんで、もう一緒にやって行かれへんわ…慰謝料も養育費も何にもいらん優輝だけが居てたらいいし、もう離婚してや…」

    「…………。」

    2006-04-06 00:25:00
  • 376:

    琴美

    「一応離婚届けの用紙も、前に用意してたのがあるから…」
    そう言って離婚届けをテーブルに叩きつけた。
    「ちょー待ってくれや…」恭司君は私の本気の怒りに動揺している様子だった…「はよ書いて!」

    2006-04-06 00:27:00
  • 377:

    琴美

    待つどころか怒りに狂って急かしたてた私に恭司君は
    「わかったわ!もうええわ書けばイイんやろ!?離婚したら納得すんねやろ!」と逆切れのような、諦めたような口ぶりで離婚届けに書きだそうとしていた…。
    黙って私が何も言わず、
    その様子を見ていると…

    2006-04-06 00:29:00
  • 378:

    琴美

    「なぁ…ホンマにこれでイイんかな?俺が言える立場じゃないのは解ってるけど…俺は別れたくナイ…どうしたら許してくれるん?俺が悪かったし、今となっては後悔もしてるし…でも俺にチャンスくれへん?もう、絶対裏切らんから…忘れろとは言わへんけどこれからの俺をもう一度見て欲しいねん…」

    2006-04-06 00:31:00
  • 379:

    琴美

    「………」

    「許してくれとは言わへんけど…これは俺からのお願いや…俺は別れたくない…もう一度チャンス下さい」
    恭司君の目が潤んでいて…申し訳なさそうに言う台詞は、私の中で愛では無くて物凄く深い、情が反応した

    2006-04-06 00:33:00
  • 380:

    琴美

    「……………このまま一緒に居ても、私は一生許す事はナイし、今まで信じてた物が一気に崩れたんやから今後も変に色んな面で、
    疑う事には変わりナイで」
    「……もう一度信じて貰えれるようにするから俺を見てて…」

    「………解った。次はナイからな。」

    「うん。」
    喧嘩と話しあいは、結局朝まで続いて、その日だけは仕事に真面目な恭司君も、仕事を休んだ。

    2006-04-06 00:35:00
  • 381:

    琴美

    こうして初の浮気発覚から確実に信頼性は無くなってしまったまま一緒に生活を継続する事になった。

    それからも恭司君は相変わらずギャンブルは趣味で、勝てばキャバクラへ飲みにとゆう行動は一切変わりはしないままだった。

    2006-04-06 00:37:00
  • 382:

    琴美

    でも私の中では素直にスロットに行ってるとか、飲みに行ってるとか、例えホントの事でも思えなくなってたやっぱり浮気されてた過去からか、スロットとかゆうて…ホンマは…?飲みに行くとかゆうてホンマは…?たまたま電話が繋がらなかったら、もしかして今頃…疑いだしたらキリがなく、妄想しだしたら自分が自分じゃいられないぐらいパニック症状になって行く…。

    2006-04-06 00:39:00
  • 383:

    琴美

    「どうしたん!?なんで?こんなに買えるお金持ってたん?」
    「そら〜持ってるよ」

    その時、ギャンブルで大勝ちでもしたのか…と一瞬は考えたが、勝てば飲みに行くとゆう恭司君がお金を残してるわけがない…と思いなおした。

    2006-04-06 00:43:00
  • 384:

    琴美

    そして私はいちかばちかでカマをかけて見たんだ…。「恭司君…また借金してるやろ?」

    「えっ…してないわ…」
    自信なさ気に明らかに動揺してる姿に、再び…

    「私知ってんねんで…」
    この台詞が恭司君を開き直らせた…。

    2006-04-06 00:45:00
  • 385:

    琴美

    「ああ!してるよ!だからなんなん?お前に関係ないやん!俺の借金や!だから俺が自分で返済していくし俺の小遣いから毎月払って行くわ!だいたいお前だけ好きなだけ金使って俺の気持ちを考えた事あんのか?確かにお前の方が稼ぎええけど、だからってお前だけの金なん?俺の給料で生活してお前の給料は全部お前の小遣いなん?クリスマスやしプレゼントぐらいあげたいって思って、でもスロットで負けて金なくなって焦って………」

    2006-04-06 00:47:00
  • 386:

    琴美

    怒りながら必死で正当化をしようとする恭司君…。
    そんなのどうでも良かった結局話しをまとめると、
    【全部お前のせい!俺は悪くない!】
    そんな言い方にしか聞こえなかった。恭司君は一切、謝る事はなかった。

    自分の小遣いから支払うとタンカを切った恭司君だが最初から払えるわけないと思ってた…ギャンブル優先で、勝てば払う、でも負ければ借りる…そんな繰り返しになっていくだろう…
    そう思っていたが、あえて私ももう何も言わないようにした。

    2006-04-06 00:50:00
  • 387:

    琴美

    どうにでもなればイイ…
    ホントにそう思った。

    そして私は私で毎日のように、指名本数、同伴、ボトル、自分の仕事に専念する

    2006-04-06 00:52:00
  • 388:

    名無しさん

    がんば?あげ?

    2006-04-10 02:28:00
  • 389:

    琴美

    ↑ちょっと期間あきましたが、ありがとうございますゆっくりペースですが再度完結目指して頑張ります★

    2006-04-14 01:09:00
  • 390:

    琴美

    自分が忙しければ、自分が楽しんでれば、相手を干渉する事もなくなって行く…暇な時間を作ってはいけない…
    そんなふうに思って、仕事に気合いを入れ直した…。
    美に磨きをかける事で、
    自己満足かもしれないが、1番のストレス解消法だと思った。

    2006-04-14 01:09:00
  • 391:

    琴美

    それに伴い、自信さえも、自然についてくる…。
    まして、夜の仕事だったらもっともだと思った。
    そしてそれは自然に雰囲気へと出るもんなのかもしれない…

    2006-04-14 01:10:00
  • 392:

    琴美

    キャバクラは女の子の入れ代わりが激しくて次々に、新人が入ってくる。
    それもまだ十代の、若い子ばかりが…
    私は25前半ギリギリの歳でかなりオバチャンだと一気に自信を無くした時もあった…。
    そして、そんな若い女の子達を見るたびに、こうゆう子を求めて恭司君は飲みに行くんやろな〜と、実感…

    2006-04-14 01:11:00
  • 393:

    琴美

    そんな日々の中でも長年、お水で働いてるだけに、
    接客だけには自信があった私を指名で来てくれる人は長時間居てくれたり、来てくれたら必ず金額は大きかった…。
    でも同じお客さんを何人もローテーションで呼んでいるだけで、なかなか新規のお客さんが付かなかった…やっぱり新規の人は若さやスタイルなど見た目だけで判断するから…。

    2006-04-14 01:13:00
  • 394:

    琴美

    ある大雨の日、店自体が暇だったが、すぐ近くの同じ系列店にはそこそこ人気がある女の子の誕生日だったらしく、その系列店は、 その子のお客さんで満席になっていた…
    「ごめん琴美…何人かすでにヘルプ行かせてんねんけど…お前も〇〇店にヘルプ行ってくれへんかな?」
    店長に申し訳なさそうにそう言われて、私のお客さんが来てくれるまでの間、
    ヘルプに行く事になった

    2006-04-14 01:14:00
  • 395:

    琴美

    物凄い華やかなドレスを身にまとったズバ抜けて目立つ小さな色の白い可愛い、女の子が目にとまった…。一瞬で誕生日の子だなと、理解した。
    そして私がヘルプで付けられた席は、30代前半の柄の悪そうな人だった。
    その人の先輩とゆう人が、誕生日の女の子を指名していた。

    2006-04-14 01:16:00
  • 396:

    琴美

    初めての店で、知らない女の子ばかりの中で、物凄いやりにくかったが、持ち前の明るさで、私の隣の男へと話しかけたりしていて…その場をなんとかしのぐ…
    そんな時、誕生日の女の子はボーイに呼ばれて、
    ゴメーン…と可愛いらしい声で、別のお客さんの席へ移動した…。

    2006-04-14 01:17:00
  • 397:

    琴美

    誕生日の子が居なくなった瞬間、私の隣の男とその、先輩が喋りだした。
    「お前〜ええ女つけて貰ってるやん…」
    私の事か?と思ってビックリした。
    「でもこの店の子ちゃうらしいっすわ…」
    隣の男が答えた…

    2006-04-14 01:20:00
  • 398:

    琴美

    「どこの店?」
    「系列の★★店らしいっすわ。」
    「ふーん…」
    そして私を見て一言…
    「名前何てゆうん?」
    「琴美…です」
    私が答えた瞬間、誕生日の女の子が戻ってきた…。
    それと同時に、私は自分の店へと帰る事になった。

    2006-04-14 01:21:00
  • 399:

    琴美

    店に戻った時、すでに、
    私の常連客が待っていた。「ゴメンな…ヘルプ行かせて…こんな雨凄いのに、客呼んでくれてありがとう」店長に言われて席に着いたそして数分もしないうちに「琴美さんお借りします」と私を指名客から取り上げたボーイ…。

    2006-04-14 01:23:00
  • 400:

    琴美

    「??なんで呼んだん?」周りを見渡しても店内は、ガラガラなのに私は何故呼ばれたんやろ?と素で思っていた。
    「琴美よくやった!!」
    ハイテンションの、ボーイと店長に囲まれて肩をポンポンと叩かれていた。

    2006-04-14 01:25:00
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