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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 2:

    「アイツはちょっと喋りにくいかも知れんけど…」
    そう言いながらボーイが店のナンバーワンの背中に手をまわしながら着けた。そして数分たったころに、着いてた女の子がムスッとしながら席をたって待機場所に戻ってきた。
    戻ってくるなりぼやきだす「ダルイあの客!」
    ボーイがコンパニオンに
    必死に謝る。

    2005-08-05 01:15:00
  • 3:

    「ゴメンなぁアイツ昔から無愛想やねんしかもいろんなとこ飲み歩いてるし気難しいと思うわナンバーワンのハナミちゃんでもアカンかったかぁ〜」
    その会話を横で聞いてる私にボーイが言う。
    「あとはお前だけや琴美!ハナミちゃんだけで半分以上の時間使ってもうたしな琴美は延長とってきて!!とにかく盛り上げてくれ」

    2005-08-05 01:17:00
  • 4:

    そう言われて私が着く事になった。ナンバーワンのハナミちゃんは見た目も綺麗でスタイルも抜群の癒しキャラだったのと正反対な私は見た目は普通でスタイルも普通でただ明るいだけ…
    だけど人一倍負けず嫌いで難しい事をなんとかしたいとゆう根性と好奇心があるそれを解っていたからこそボーイが私を選んだんだとゆうのはあとから知った事だったけど。

    2005-08-05 01:20:00
  • 5:

    一言の返事だったが私は
    まだまだ話しを繋げた!
    「じゃあ河本君とおない?一人でキャバクラとか結構行くの?」
    「いいやん別にそんな事」またまた話しはあっとゆうまに終わらされてしまった「あんまり楽しくない?」淋しそうに聞いてみた。
    はっきりゆってすでになんやねんコイツ!ってその時は思った。

    2005-08-05 01:26:00
  • 6:

    「ってか作ってや!」

    あっしまった!ブランデーのグラスが開いていたのに気がつかなかった!

    「あっ!ゴメン!」
    慌ててお酒を作ろうとして私はマニュアルどうりの濃さで作った。

    お酒を一口飲んだ彼は
    「もうちょい入れて」
    と言ってきたのに対し
    「お酒は強いのかな?」
    と変な発音で聞いてしまった。

    2005-08-05 01:29:00
  • 7:

    その一言がツボに入ったのか彼は初めて笑顔を見せて私に突っ込んだ!
    「君は俺の上司かっ!笑」その突っ込みで私もやっと緊張感がほぐれたし嬉しかった!
    なんや…結構普通やん…
    と思ったら余計に喋り安くなった。
    「ヘネシー飲める?無理やったら好きなん頼み」
    彼からいきなり言われびっくりして
    「飲める!ありがとう」
    といって飲む事になった。もちろんほんとうはあんまりブランデーは好きじゃなかったけど飲めないとゆうとシラけそうだったから。

    2005-08-05 01:31:00
  • 8:

    私が彼と飲んでるところにボーイの河本君が挨拶に来た。
    「珍しい!恭司が打ち解けてるやん!」
    「だってこの子ちょっとおもろいねん店の子ぽくないしな」
    ボーイと話しをする彼の顔は物凄く自然でイイ笑顔をしていた。
    「恭司のタイプっぽいから着けてん!」
    そのボーイの一言で彼の
    顔色も声のトーンも変わったのが一瞬にして解った。

    2005-08-05 01:34:00
  • 9:

    「俺にタイプなんてないよその場が楽しめたら誰でもいい」
    なんとなく私は淋しかったし何故か傷ついた。
    「そっかぁじゃあ今日のところは琴美ちゃん指名でよろしいでしょうか?」
    いきなり営業トークのボーイに彼はすんなり頷いた。私の力ではナイ…
    ちょっとボーイにムカついた…この感情は自分とゆう人間を気に入ってくれて
    彼みずからの指名が欲しかったからだった。

    2005-08-05 01:40:00
  • 10:

    延長時間も近づいてたので自然に指名と延長になったボーイもするべき仕事を終えたらさっさと戻っていきまた気難しい雰囲気を持つだけの彼に戻っている。
    「ありがとう指名と延長」私が御礼をゆうと
    「ポイント付くから?」
    と嫌味っぽく聞いてきた

    「そんなんじゃないよ!」そう答えたが確かにそれはそうだった。

    2005-08-05 01:46:00
  • 11:

    延長したとたんに彼の携帯がなり続ける
    切れたと思ったらまたすぐ何度もなる
    彼は一回一回の電話にマメに出るが全員相手は違うみたいだった。
    その間私はグラスを拭いたり周りをキョロキョロしたりしていた。ちょうど
    彼に最初に着いたナンバーワンのハナミちゃんが
    チラチラとこっちを向いてるところで目があってしまった。なんとなく気まずく感じた。

    2005-08-05 01:53:00
  • 12:

    ようやく電話を終わった彼「ゴメンチェックして!」「えっ?帰るん?今延長したとこやのに?」
    「うんちょっとな…」
    「あっ!彼女が怒ってるとか?」
    「いや…怒らさんよ」
    その時彼女おんねや…ってとっさに解ってショックを受けた自分が彼を気になり出してるのにも気付いた。

    2005-08-05 01:58:00
  • 13:

    チェックをして彼はすぐに帰った。
    ボーイにはよくやったな!お疲れ様!なんて褒められたが彼の番号さえ聞けなかった事がショックでたまらなかったしよく考えたらなんの仕事をしてるのかも聞いてなかった。
    最後に会計で出した札束に圧倒されて凄い金持ちなんやなって事だけ考えていた店が終わったあとからそれとなくボーイに尋ねてみた

    2005-08-05 02:02:00
  • 14:

    「恭司君とかゆう人何してる人なん?」
    「何してるって…なんも聞いてない?」
    「うんなんとなく聞くの忘れてたわ」
    「俺から言える事はアイツはプータローやで」
    と笑っていっていた。

    2005-08-05 02:02:00
  • 15:

    「ハァ〜んなわけないやんあんな金持ってて!」
    結局何も教えてくれないボーイにいらついてたら
    ボーイが私に彼に電話するようにいった。
    「どうせ番号も聞いてないやろ!?まぁたぶん聞いてても恭司は教えんかったやろうけどな!」
    「ほんじゃ番号教えてや」「アカン!俺の携帯からかけたるわ!」
    そういってボーイみずからの携帯から電話仕出した。

    2005-08-05 02:07:00
  • 16:

    「あっ恭司?今日はありがとうな!うんうん…えっ?マジで?じゃあ行くわ!!あっさっき指名で着いてた琴美ちゃんに変わるで!」
    そういって楽しそうに話したあとについでのような感覚で電話を差し出された。
    「もしもし琴美です」
    「はいはい!」

    2005-08-05 02:10:00
  • 17:

    電話づたいに伝わる楽しそうな声と周りの雑音…
    数人の女の子の声も聞こえてきた。
    私はこれといって会話もなかったから
    ただ普通に
    「今日はありがとう」
    とだけ営業マニュアルどうりの事しか言えなかった。

    2005-08-05 02:10:00
  • 18:

    電話が終わって送り待ちをしていた時に彼からの電話がボーイにかかってきた。
    「お〜恭司!もうすぐ終わるから!すぐ行くわ」

    それだけ答えて電話を切ったボーイに私はとっさに聞いてみた。

    「恭司君と遊ぶん?」

    2005-08-05 02:15:00
  • 19:

    「おぅ!俺らの行き着けのスナックバーがあんねん!そこ5時までやってるから誘われてんねん!」
    「ふーん。いいなぁ」

    「さすがにお前は連れて行かれへんぞ(笑)」
    「解ってるわっ!」
    その日はただの一時的な
    感情だと思って諦めに入っていた私だった

    2005-08-05 02:16:00
  • 20:

    そんな翌日そして翌々日も彼はキャバクラにやってきたのだった。

    彼はそれでもみずからの
    指名は入れない。
    「誰でもイイ」
    それが口癖のようだった。私がつきたがるのと前回に指名を貰ってるのとで
    ボーイは常に1番めに着けてくれていた。
    そして確実に指名は入った

    2005-08-05 02:38:00
  • 21:

    名無しさん

    おもろぃ???

    2005-08-05 02:57:00
  • 22:

    彼のほうもさすがに慣れてくれたのかお酒のホロ酔いさもあり徐々に私に話しをしてくれた。
    それはとても平凡な会話だったけど
    そして話しの流れで御飯に行こうとゆう約束までした彼も私も番号交換だけは
    何故かしていないのに…
    そしてチェックになった時たまらず私から番号をようやく聞いた。
    彼は素直に教えてくれて
    店が終わってから
    ありがとうとおやすみの電話をとりあえずしてみた。

    2005-08-06 00:40:00
  • 23:

    そして次の日からは彼からも夕方かかってくるようになった。

    2005-08-06 00:43:00
  • 24:

    私は初めて店以外で会いたいと思ってたけど女の私から増してコンパニオンからデートに誘う事も出来ないと変なプライドがあり店に呼ぶ事が会えるとゆう考えしか出来なかった。
    もちろん彼の場合は客として店に呼びたいわけじゃない。店でしか会えるきっかけがないからと思っていた

    2005-08-06 00:44:00
  • 25:

    そんな私の気持ちが彼に
    誤解を招いた。

    その日は初めて彼を店に誘って彼も普通に店に来てくれた。
    そして私は何も彼を理解していなかった簡単に平凡に考え過ごしていた。

    2005-08-06 00:48:00
  • 26:

    彼も私を好きになったのかも…なんて…

    その次の日から彼との連絡が途絶えた。
    電話にもでないかけてもきてくれない。
    私は不安で仕方なかった。

    2005-08-06 00:51:00
  • 27:

    もしかすると以前彼女がいると言ってたから彼女に
    責められてキャバクラ遊びを辞めたのかも知れない
    彼にとって私はただのキャバ嬢であっさり切られたのかもしれない。

    いろんな想像をしながら
    彼が来なくなった店に
    出勤する。いつもバカ笑いしてる元気が不自然だと
    言われるぐらいやる気さえなくなっていた。

    2005-08-06 00:53:00
  • 28:

    いろんな想像をしながら
    彼が来なくなった店に
    出勤する。いつもバカ笑いしてる元気が不自然だと
    言われるぐらいやる気さえなくなっていた。
    そんな私を見ていたボーイが私に聞いてきた。
    「なんかあったん?」
    私はそうやったこの男に聞いたら話しは早い!とゆうことを忘れていた!

    2005-08-06 00:55:00
  • 29:

    「急に恭司君と音信不通になってんけど…」
    「あーやっぱり恭司の事で暗いんや!」
    「やっぱりってなんなん」「店終わってから話すわ」そう言われて仕事意識が強いボーイは態度の切り替えが早いが私はさらに気になるだけで最悪な一日の仕事内容で終わった。

    2005-08-06 00:57:00
  • 30:

    営業終了後にはボーイに
    かけよりさっそく話しを聞き出した。
    「うーん早い話し琴美がな恭司に客呼び電話したやろアイツそうゆうのされたらその日でその店きたくなくなる奴でもちろんそうゆう子に冷めるねん!まぁ琴美はよく引っ張ったほうちゃう?」
    私は一気に真っ白になったそんなしょーもない事で…とも思った。

    2005-08-06 01:00:00
  • 31:

    でも数日間の楽しさと
    あんなに時間かかって打ち解けたばっかりやのに…と最後に来てくれたあの日も普通に笑ってたのに…と
    疑問だらけとショックとが大きかった。私はボーイに全ての想いを話した。
    本気で好きになった事
    客としては見てない事
    店に呼んだのは会いたいだけの手段にすぎなかった事そしてこの店じたいを辞めたくもなった事…

    2005-08-06 01:02:00
  • 32:

    ボーイは真剣に話してくれた。
    「琴美が好きでもアイツはなんも思ってないよアイツだけは辞めとき!アイツは好きとかそうゆう感情ナイやつやから」
    「なんでなん?彼女しか見えてないって事?」
    「ん?琴美知ってるんや!前の女の事!」
    「??前の?今のやろ?」

    2005-08-06 01:05:00
  • 33:

    「今アイツ三年ぐらい女おらんよ!あーでも適当な女やったらおるかもな!でもアイツは彼女って認めてないやろけど!」
    「どうゆうことそれ!?
    ただの遊び人?」
    「んーまぁ簡単に言えば遊び人やな笑でもアイツはそれが仕事やから!」
    「ハァ!?」
    17の私が理解するにはホストとか出張ホストの仕事ぐらいしか思いつかなかった

    2005-08-06 01:08:00
  • 34:

    そして私は嫌われた理由を知ったから
    もうこれ以上電話しても
    もっと嫌われそうやし
    このまま諦めようと思ったボーイも冗談ではなく
    ほんとに彼との恋は実る事はナイと言い切るし
    私には入れない世界なんやと思うことにした。

    2005-08-06 03:17:00
  • 35:

    それから家に帰っても
    眠れない。
    私はその当時一人暮しをしていたけど初めて淋しさを感じた日だった。
    結局昼間の太陽がかんかんに照らされている時間帯まで寝れずにいた。さいわい今日は仕事が休みだった。全く逆生活で昼間から寝ようとした瞬間電話がなった何日ぶりやろう…恭司君だ

    2005-08-06 03:18:00
  • 36:

    「おお。久しぶり起きてたんか?」

    私の悩みも吹っ飛ばすぐらいの平然とした口調だったので逆に戸惑ってしまった「あっあ〜久しぶりやな…えっと起きてたてゆうかな起きてたぁ!」

    2005-08-06 03:20:00
  • 37:

    「ふーん…元気?」
    「元気やで」
    「今日仕事?」
    「今日は休みやで」
    「ほんまかぁ…元気やったらええわ!じゃあな…」
    それだけで電話を切ろうとするからつい自分から聞く「えっっ?恭司君は何してんの?」
    「飲んでた帰りやで」
    「昼間やで!」
    「うんずーっと飲んでた!知り合いのとこで!」

    2005-08-06 03:22:00
  • 38:

    「そーなんや…元気やな」「飲んでな元気でんしな」「あの…この前ゴメンなぁ電話で店呼んで」
    「あ〜うん。」
    「もう二度と呼んだりせんから!」
    「いいよ別に呼んでも!!ただもう行く事はないし」「…」
    「じゃあもう家着くし切るわな…」
    「うん電話ありがとうバイバイ」

    2005-08-06 03:24:00
  • 39:

    相変わらず素っ気ない感じは変わらないけど
    ドキドキがとまらず結局また寝れずに夕方まで起きていた。
    夕方にまた恭司君からの
    電話があった。
    今度は焼肉に誘われた。
    嬉しくてすぐにでも行きたい気分だったが あいにく用事があって行けなかった久しぶりに親友に会う約束をしていた。

    2005-08-06 03:26:00
  • 40:

    そしてその夜親友とも別れ私は睡魔が頂点まできていた。

    2005-08-06 03:27:00
  • 41:

    そんな中で恭司君からの
    電話がなった。
    行きつけのスナックバーで飲んでるからおいでやとの誘いで一気に睡魔もなくなりお洒落して行く事にした説明された場所に向かい
    スナックに着いて店内からカラオケの歌声が聞こえる

    2005-08-06 03:28:00
  • 42:

    歌っていたのは恭司君だ。恭司君はカラオケとか歌うようなキャラじゃないから驚いて同時に店の雰囲気にも驚いた。
    全員で10人ぐらいはいたが全員友達だった。女の子も三人ぐらいいたが彼女達はその店の従業員だとすぐに解った。

    2005-08-06 03:30:00
  • 43:

    恭司君の歌が終わって
    目があったが無視されたような気がした。
    そのメンバーの中にいた
    恭司君の友達であり先輩だとゆう松尾とゆうチャラチャラした小太りの男が
    寄ってきた。
    「恭司が呼んだ女ってこの子か?」
    松尾が偉そうに恭司君に問い掛けると
    恭司君はうなづいた。

    2005-08-06 03:31:00
  • 44:

    どうやら私を松尾とゆう男に紹介するつもりだったらしい。松尾は私を一目で気に入ったらしく軽いノリで口説かれていた。
    恭司君はお店の女の子に囲まれ状態で楽しそうに盛り上がっていた。
    私はなんか悔しくて走って帰ろうかと思ったぐらい
    居場所がなかった。
    てっきり恭司君と二人きりだと思っていたから…

    2005-08-06 03:33:00
  • 45:

    松尾とゆう男がガンガン話しかけてくれるからなんとかその場所にいれたようなもんだった。
    店の女の子の一人が酔っ払っていろんな男とキスをしている。いつものことなのか対して周りは驚いていなかった。
    その女が恭司君のところへ寄って行き、私は嫉妬心が今までにナイぐらい出た。でも恭司君はそんな彼女に一言…

    2005-08-06 03:35:00
  • 46:

    「仕事中やで帰ったら?」と冷たく言った。
    私はざまあみろと思いながら恭司君の冷めてる態度によりいっそう惹かれた。
    そう言われた彼女が今度は私のところに来た。
    「名前は?何歳?」
    ろれつの回らない話しかたで偉そうに聞いてきた。

    2005-08-06 03:37:00
  • 47:

    私も冷めた感じで
    「琴美17」
    とだけ答えたと同時に
    恭司君に歳がばれてしまった。
    私はキャバで働いてたから18と言っていたのだ。
    だけど恭司君は普通だったすると酔っ払いの彼女が
    「恭司に惚れてんの?」
    と直で聞いてきた。

    2005-08-06 03:39:00
  • 48:

    その時みんなが私に注目したが堂々と私はうなづいたちらっと恭司君を見ると
    ブランデーを片手に歌本を見ている。
    周りは何故か笑っていた。そこで松尾が言う
    「諦め諦め!無理やから!本気ちゃうやろ?」

    2005-08-06 03:41:00
  • 49:

    と言われた!一体なんなんコイツら!とか思って腹がたったがその雰囲気を壊すかのように恭司君の歌が入る。恭司君はバラードばかり歌っている…
    まるで心をそのまま表しているような切ない歌声だ。気がついたら酔っ払いの女はBoxのソファーでぶざまに寝ていた。

    2005-08-06 03:42:00
  • 50:

    そして別の女に
    「17才の琴美ちゃんの歌聞きたいな」
    と言われた。
    私は恥ずかしかったけど
    恭司君に歌本を回されたので歌う事になった。
    私はその当時に流行っていた浜崎あゆみのバラードを歌った。

    2005-08-06 03:44:00
  • 51:

    「うまいやん!」
    1番最初に褒めてくれたのが恭司君で嬉しかったけど余計緊張した。
    そして曲も終わり店も閉店になったAM5:30
    なんやかんやでもうこんな時間になっていたのに驚いた!外に出ると真夏の眩しい太陽がすでに照っていて皆は眠そうにしていた。

    2005-08-06 03:46:00
  • 52:

    そういえばお金!!
    とっさに恭司君に聞いた。「あっ私の会計は?」
    「ええよ誘ってんから!」恭司君がそう言ってくれたが松尾が横から割り込んできて言う
    「気にしたらアカンで全員恭司のおごりやから!」
    「えっ!全員?」
    私が驚いてると恭司君が
    「安いもんや」
    と言った。

    2005-08-06 03:48:00
  • 53:

    安いもんとゆうのはきっとお金じゃなく恭司君の中の切ない過去を紛らわせる為と思ったらどうって事ないってゆうふうに感じた。
    なんか淋しそう人だとゆうのは初めて会った日から
    思っていた。
    スナックの帰りはお酒を
    飲んでるとゆう事で恭司君が送ってくれる事になったが何故か松尾まで着いてきたのだった。

    2005-08-06 03:50:00
  • 54:

    家に着くまでの帰りみちに松尾が恭司君に余計な事を聞いた。
    「恭司は琴美ちゃんの事をどう思ってんねん?まぁぁ聞くだけ無駄かぁ(笑)」「…さぁ〜わからん。」
    相変わらずそっけなく素で答えられた。
    「解ったかぁ?だから俺にしとけって!」
    そう言って松尾は馴れ馴れしく肩に手をおいてくる。

    2005-08-06 03:52:00
  • 55:

    私のマンションの下に着いた瞬間に私はここだと指をさしたら

    「じゃあゆっくり寝やぁ」と言ってさっさと帰ろうとした時に松尾が
    「お茶ぐらい出すやろ?」と言ってきたので
    「うん。じゃあ散らかってるけど家おいで」
    と言った。

    2005-08-06 03:55:00
  • 56:

    その瞬間に恭司君が
    「俺は帰るで!松尾君だけお邪魔させて貰ったら?」と言った。
    えぇ〜〜?!そんなん松尾と二人きりなんか無理!!って心の中で叫んだが
    松尾はずうずうしく部屋に上がりこんだ

    2005-08-06 03:56:00
  • 57:

    私はこのまま押し倒されるんじゃないかとヒヤヒヤしながらなるべく離れていたし、会話三昧にしようと思って喋り続けた。
    松尾のキャラがキャラ出し普通に友達のように話しをした。
    「なぁ〜恭司君ってどんな人なん?」
    「教えたるからヤラセロ」そればっかりで会話にならないしひたすら嫌やって〜と言って交わしていた。

    2005-08-06 03:58:00
  • 58:

    「お前軽そうなくせに!!見掛け倒しやな!そんなに恭司が好きになってん?」「うん!」
    きっぱり答えた私に松尾はお手上げ状態で帰ると言い出した。
    ホッとした私に松尾が
    真剣にゆう。
    「恭司に付き合って貰いや付き合ってはくれるで!!でも覚悟しろよ!お前の事を好きには絶対ならんし」そう捨て台詞をはかれて帰られた。

    2005-08-06 04:00:00
  • 59:

    (〃>νб)皆様にこのへんで挨拶させて頂きます?
    早く完結させようと必死な為?略だらけになってしまいで読みにくいと思いましごめんなさい(>д

    2005-08-06 04:04:00
  • 60:

    美咲

    読んでるよ☆読みにくくもないから大丈夫やで。完結まで頑張ってな☆

    2005-08-06 04:06:00
  • 61:

    上の挨拶文誤字だらけ失礼しましたm(__)m眠気のあまり誤字がありました?

    2005-08-06 04:07:00
  • 62:

    美咲さんありがとうございます?頑張りますので長い目で見守り下さい?

    2005-08-06 04:10:00
  • 63:

    どいつもこいつもなんで皆無理とか諦めってゆうんやろ…疑問だった…
    前の彼女が忘れられないんやろうというのはボーイに聞いていたから解るけど
    前の彼女との過去には何があったんやろ…と恭司君をもっと知りたくなる。

    2005-08-06 04:11:00
  • 64:

    私の性格的にはピッタリでなかなか振り向かない人程振り向かせたくなる性分だったから諦めろと言われれば言われる程好きになる…

    2005-08-06 04:11:00
  • 65:

    美咲

    誤字あるかな?(笑)気付かないみたいよ?あたしだけかな?

    2005-08-06 04:11:00
  • 66:

    好きな気持ちと意地的な気持ちが入り混じっていた。松尾が帰って昼頃までは
    爆睡状態だったが昼過ぎに恭司君から電話がかかってきたので起きた。
    「松尾君まだおる?」
    「あれからすぐ帰ったよ」「そうなんや…やられたやろ?」
    「やらさんかった!てかなんで帰ったん?」

    2005-08-06 04:12:00
  • 67:

    「ちょっと用事あってん」「寝てないんちゃん?」
    「うん…今んなって吐きそうやわ…」
    「今どこなん?」
    「お前んとこの近くやで…松尾電話繋がらんかったからな…」
    「そうなんや…じゃあ寄っていく?」
    「女の家に簡単に上がられへんやろ…」

    2005-08-06 04:14:00
  • 68:

    「大丈夫やって〜!恭司君やから呼んでるねんで」
    「じゃあちょっとだけ寄るわ」
    そして恭司君が来る事になってついに二人きりだと思って一気に緊張してきた。インターホンがなりドアを開けたら恭司君が

    2005-08-06 04:16:00
  • 69:

    「やっぱ家は入らんとく」と言った。
    「なんでお茶ぐらい出すでいいから入ってや」
    と言った。

    今想えばあの頃は誘ってるだけの軽い女状態だが人生では初めての積極的さと初めて男の人に告白した時だった。

    2005-08-06 04:17:00
  • 70:

    恭司君はしぶしぶ部屋に
    入ってくれた。
    私は今がチャンスだとまともに告白をしようと思った恭司君の事を好きなのは
    恭司君はすでに解ってるやろうけどまだ自分の口からはっきり言ってなかったし伝えようとした。

    2005-08-06 04:19:00
  • 71:

    「あの…もう知ってるやろうけど好きになってるねんやん…付き合って欲しい」
    私は物凄い恥ずかしくてたまらんかったけど頑張って告白をした。

    2005-08-06 04:19:00
  • 72:

    「ありがとうでも俺な無理やから…」
    「なんでか理由教えて」
    「……お前まだ17やろ?」「そんなん歳なんか関係ないやん!17の何がアカンのかわからんわ…」

    2005-08-06 04:21:00
  • 73:

    「じゃあ聞くけどお前はどれくらい俺が好き?お前は俺の為だけに働けれるか?風俗かセクキャバ行けるんか?」
    私はなんてこと言い出すんやろってびっくりした!
    「そんなん無理やわ…」
    「やろ?それで好きとか言うなよ…俺はそうゆう子としか付き合わないし今もなほんまは女七人はおるし」「どうゆう事?」

    2005-08-06 04:23:00
  • 74:

    「つまり俺は風俗嬢とかなキャバの稼ぎいい子らと付き合って金貰って生活してんねん!」
    私は圧倒されてしまった…恭司君がヒモやったなんてあの札束は…毎日飲み歩いたりギャンブルしたり全て女の子達からお金貰ってたんや…
    ショックでたまらんかった

    2005-08-06 04:25:00
  • 75:

    「いつからなん?」
    「聞いたやろ?俺は前に付き合ってた子が今でも好きで別れてから俺は変わってん…」
    恭司君は15才から大恋愛をしていた。
    彼女とは同じ中学でまだ純粋な恋愛を経験し同棲まで発展し付き合い出して三年が立つ頃は婚約までしていたらしい。

    2005-08-06 04:27:00
  • 76:

    美咲

    あんまコメントいれないけどちゃんと読んでるから安心してや?楽しみにしてるで。お疲れ様☆おやすみなさい。

    2005-08-06 04:33:00
  • 77:

    ↑美咲さんありがとうね★

    2005-08-07 02:30:00
  • 78:

    お金を貯めて結婚式をあげようとか将来の子供の名前まで二人で考えてたらしい18になった彼女はお金を貯める為に夜の世界へキャバクラへ行く事になったようで、三ヶ月になる頃には
    NO1へと忙しいキャバ嬢に変身したみたいだった。

    2005-08-07 02:35:00
  • 79:

    そんな彼女はみるみるうちに変わって行き平気で浮気もするようになりブランド物を全身にまとうようになったみたいだ。
    そして彼女にお金を手渡されるようになったらしい。真面目に昼のバイトを頑張っていた恭司君は馬鹿らしいとも感じたようで彼女のお金で生活を任せるようになった。

    2005-08-07 02:35:00
  • 80:

    恭司君はお金より物よりも以前のように貧乏でも平凡で一緒に過ごせる時間が欲しかったようだった。
    自然に二人のなかがぎこちない同居人のようになったそんな中で彼女に別れを告げられたようだったが
    恭司君は別れたくない気持ちが強く何よりそれでも
    彼女を愛していたようで
    別れたくないと自分の気持ちを言ったそうだ。

    2005-08-07 02:38:00
  • 81:

    なんとか別れずに終わったが翌日たまには彼女の働く店に行こうと思ったらしく店に花束を抱え客のふりをして行ったらしい…そこには彼女の姿はなく同僚の女の子に聞いたところ彼女はキャバクラを先月辞めて別の店に行ったと聞かされたようでその新しい店を探して行ったらしい…そこは…セクキャバだった。

    2005-08-07 02:48:00
  • 82:

    なんかの間違いだと信じられず店へ入ると目の前には彼女のあられもない姿が…花束も落とす程のショックだったらしいが恭司君は彼女に気付かれなかった為その事は黙ってようと思ったらしい心にわだかまりがある中で恭司君は変わらず彼女と暮らし恭司君は気を紛らわせる為にギャンブルの日々…

    2005-08-07 02:51:00
  • 83:

    そしてバクサイもあるため麻雀やスロットや競馬で儲けまくりの日々…夜は彼女のいない淋しさからかキャバクラに飲みに行く。

    2005-08-07 02:51:00
  • 84:

    そんな生活の中で彼女の浮気疑惑があったようで彼女には今日は帰らないと出かけた恭司君が抜き打ちで
    家に帰ると案の定浮気現場だったらしい…男を部屋に連れ込んでいる…そして何よりその浮気相手が恭司君の知り合いだった事。
    彼女との二人での話し合いをした恭司君は彼女に浮気を開きなおられ別れたいと思ってたなど言われたまりにたまってたストレスが

    2005-08-07 02:56:00
  • 85:

    爆発してそれでも彼女が好きでたまらない恭司君は
    話し合いの途中ついに彼女をボコボコに殴ったようだ殴ってる感覚も殴ってる記憶もその時はわからずただひたすら殴り続けたらしい

    2005-08-07 02:56:00
  • 86:

    我にかえったった時は彼女は血まみれに倒れてただ助けて…怖い…許して…の繰り返しだったようで恭司君も我にかえり彼女にそして彼女の両親に土下座で謝ったそうだ。
    彼女の最後の願いはもう二度と現れないでほしい…
    全て忘れるから…そして
    彼女の前から消えた恭司君

    2005-08-07 03:00:00
  • 87:

    我にかえった時は彼女は血まみれに倒れてただ助けて…怖い…許して…の繰り返しだったようで恭司君も我にかえり彼女にそして彼女の両親に土下座で謝ったそうだ。
    彼女の最後の願いはもう二度と現れないでほしい…
    全て忘れるから…そして
    彼女の前から消えた恭司君

    2005-08-07 03:01:00
  • 88:

    それから数ヶ月がたった頃よりを戻したいと私が悪かったと彼女から電話がなった時があったみたいだ。
    その時に今はまだアカンとまともになったら俺がもう一度ちゃんと迎えに行くから最初からやり直そう…
    もう俺だけ働くし夜は辞めてと言ったらしいその期限を三年後と約束をしたらしい…

    2005-08-07 03:04:00
  • 89:

    そんな恭司君と私が出会ったのが恭司君と前の彼女の三年後の約束まであと数週間とゆう時だった。
    恭司君は切なそうに過去をいろいろ話してくれた。

    2005-08-07 03:08:00
  • 90:

    彼女と別れて荒れ狂う生活お酒を飲まずにいられない自分…前の彼女以外は利用する事しか考えられない…この世には永遠の愛なんてない…女は必ず裏切る者…でも俺は前の彼女だけは
    最初から死ぬまでも永遠に今でも愛してる…と…

    2005-08-07 03:09:00
  • 91:

    「だから琴美ちゃん俺は…無理やねん…琴美ちゃんを好きになることも一生ないから…ゴメン帰る」

    2005-08-07 03:11:00
  • 92:

    私は最後に一つだけ聞いた「彼女迎えには行くん?」「……行くわけないやん。今の俺が行けるわけもないし…アイツは地元の子からの情報で聞いたけどお水の頂点目指したいらしく東京のキャバクラ行って東京で住んでるみたいやし…約束ってゆうのは始めからナイようなもんやってんやろな」

    2005-08-07 03:14:00
  • 93:

    私は自然に涙が出ようとしてたのをこらえていたが
    悲しそうな後ろ姿と
    ほんとは寂しくてたまらんねやろなって思ったら
    涙がとまらなかった。

    2005-08-07 03:14:00
  • 94:

    「なんでお前が泣くねん?同情か?(笑)」
    ボソッと振り向く恭司君も涙を堪えているように見えた。
    私はとっさに恭司君にしがみついていた。
    このまま彼は私の前から消えるんじゃないか…また音信不通になりそうだった…だからギューっと抱きしめた…17才の女が21才の男を守りたいと思った…

    2005-08-07 03:16:00
  • 95:

    「私が変えたる!私が恭司君の生き方も考え方も全部変えてみせる!彼女の事も忘れさせるから…だから…付き合ってお金とかそんな関係じゃなく普通に付き合ってみて!」
    私は最後のかけに出た。
    今思えば照れくさい事ゆったな〜って自分で思うけど当時は確かに必死だった。

    2005-08-07 03:17:00
  • 96:

    「…変われる…かな?普通に付き合うかぁ…解った!その変わり他にも女おるゆうたやろ?その中の一人になるで!でもお前からは金貰ったりせんから…」
    「解った…それでもいい」そして付き合うとゆう形にはなった。
    彼はそのあと同棲してるとゆう風俗嬢の家に帰った。

    2005-08-07 03:19:00
  • 97:

    とてもヤキモチは妬いたがヤキモチなんてダサくて出せれないと思うタイプの私だったしヤキモチを素直に出しても怠い女とも思われたくない想いがあった。

    次の日からまた私は仕事が始まりキャバへ通う。

    2005-08-07 03:21:00
  • 98:

    恭司君は他の女から貰った金で相変わらず飲みに来るが…もちろん指名はしない私もそう毎回着けないので別の子が着いて別の子が
    指名入ってたりもする。

    2005-08-07 03:21:00
  • 99:

    そんな時はヤキモチと
    イライラ感で仕事にならず恭司君の席ばかり来ていた
    出来れば私の働く店には
    来ないで欲しかった。
    だけど店に来てくれてる間は少なくとも他の彼女達のところへ行っていない時間だと思い安心感もあった。

    2005-08-07 03:23:00
  • 100:

    恭司君はほぼ毎日私の部屋に来てくれていた。
    合い鍵を渡していたので、ほぼ同棲に近かったが
    恭司君のキーケースには
    私の部屋カギの他に数本のカギも入り混じっていた…とゆうよりも私のカギが
    数本のカギに加えられていた…

    2005-08-07 03:25:00
  • 101:

    それは全て恭司君にお金を渡している彼女達のカギでその彼女達とも半同棲なんだと言う意味を解らさせられてしまうキーケースだ。

    2005-08-07 03:25:00
  • 102:

    それさえも見て見ぬふりをするしかなかった。
    そうゆうの全て承知した付き合いだったから…

    恭司君自身もいちいち私に何処に行くとか誰と遊ぶとかは言ってこなかった。

    2005-08-07 03:27:00
  • 103:

    二人の中は暗黙の了解で
    ただ二人で居る時だけ楽しんでいた。
    ほとんどエッチばかりしていたが彼は彼女達ともしてるんやろな…とかエッチが終わったら寂しさが残る…
    恭司君と一緒に過ごす時間が増えるにつれて
    私は今まで以上に好きになっていた。

    2005-08-07 03:29:00
  • 104:

    完全に私だけの恭司君になって欲しい…
    恭司君の家はこの家だけになってほしい…
    今日は帰ってくるかなとか次はいつ出かけるんやろ…なんて我慢する恋愛に疲れてきた…
    ある夜にスナックバーに飲みに行く事になり私も久しぶりにあの店に行く事になった。でも前回とは違う…恭司君の彼女としてだ。

    2005-08-07 03:34:00
  • 105:

    私は恭司君と付き合えた…周りに無理とか諦めろとかさんざん笑われた事を思うと嬉しくてたまらなかった周りは恭司君がヒモな事を知ってる中で私はお金を払ってないんだから…
    正々堂々とあのスナックバーへ行った。

    2005-08-07 03:35:00
  • 106:

    美咲

    あげぇ??

    2005-08-08 00:51:00
  • 107:

    名無しさん

    ∪ぉり?

    2005-08-08 02:08:00
  • 108:

    あげ

    2005-08-08 13:59:00
  • 109:

    「えぇ〜付き合ってるん?マジで!?」

    「本気なん?恭司!?」

    「なんぼ渡してんの?!」
    相変わらず周りは好き勝手な事をゆう。
    とりあえずは驚きが先だったが…
    松尾ももちろん嫌味が耐えない…
    「遊び遊び…18なるまでの繋ぎや!18なったら風俗行くんやろ?(笑)」

    2005-08-08 22:41:00
  • 110:

    スナックの女達も口々に
    「よく我慢できるな〜他の女もいっぱいおんのに…」「また恭司の気まぐれやろ恭司は前の彼女だけやもんなぁ!」
    なんていっぱい言われた…とくに以前酔っ払っていたあのバカ女は恭司君の事が好きっぽかった。

    2005-08-08 22:43:00
  • 111:

    私の前で恭司恭司と何度も親しさをアピールするかのような感じだったがそれは性格の悪さをアピールしてるようなもんで相変わらずぶざまな女だった。
    でもそのあとだった…
    私は悔しさと苛立ちが隠しきれない事が起きた。
    以前のようにまたしても
    あの女は酔っ払い出した。今思えば酔ったふりだったのかもしれない…

    2005-08-08 22:45:00
  • 112:

    そいつは恭司君に家まで送ってと頼んでいた。
    私と恭司君が付き合ったのを知って、わざとだと思った。
    私はただ恭司君の様子を見る事しかできない…
    いいよ…そういって店を
    出て行った二人の背中を
    じっと我慢して見つめるしかなかった。

    2005-08-08 22:48:00
  • 113:

    まり

    まぢおもろい
    読んでるカラ
    頑張れ(´ノ3`)

    2005-08-08 23:53:00
  • 114:

    まりさん?ありがとうございます?励みになるんで頑張ります?

    2005-08-10 01:59:00
  • 115:

    恭司君が私に先帰っててと言ったが言われなくても帰るに決まってる!
    女にもだが初めて恭司君にイライラして一人で帰った私は部屋で一人、苦しさと何も言えない歯痒さでたまらなく涙が出た。
    送って帰ってこなかったらどうしよう…ほんとに一人変な想像ばかりしていた。

    2005-08-10 02:00:00
  • 116:

    もちろん私は寝れるわけもなくただ起きていた。
    恭司君に電話さえ出来なかった。
    結局昼近い時間まで恭司君は帰らずいつの間にか私は眠りに落ちていた。
    夕方目が覚めると恭司が
    横で爆睡していた…テーブルの上には30万ぐらいの札束が無造作に置かれている…

    2005-08-10 02:03:00
  • 117:

    お金を見て彼女達の家回りをしてたんやろな…って
    納得しながらまた今夜も
    転々と飲み歩くんやろなと思いながら私はキャバクラに出勤した。恭司君はそのまま起こさずに…
    仕事が終わって家に帰ると一枚の手紙と花束が置いてあった。
    広告の裏にかかれた小学生のような汚い字で たった?行の手紙…

    2005-08-10 02:06:00
  • 118:

    琴美へ
    昨日はごめんなさい今日は誕生日やな これからもよろしく。

    恭司君がこんな事するなんて…誕生日まで覚えててくれたんや…
    嬉しかった…でも手紙じゃなく恭司君が家に居てて欲しかったが…
    数時間後に恭司君が帰ってきた!いつもよりか全然早い事にびっくりした。

    2005-08-10 02:08:00
  • 119:

    今からまた出かけるんかな一回帰ってきただけかな
    そう悪いほうにしか考えないようになっている…
    「花ありがとう…」
    「ああ…」
    「もう寝るわな…」
    「先寝てたら良かったのに…仕事遅かったん?」
    「いつもと同じぐらいやで2時過ぎかな…」

    2005-08-10 02:12:00
  • 120:

    「そっかぁ…あっ!これ」「????」
    恭司君にいきなり差し出されたものは数枚の一万円札だった…。

    2005-08-10 02:12:00
  • 121:

    「何このお金?」
    私はとっさに聞いた。
    「何が欲しいんとかわからんしこれで好きなん買い」私はびっくりした!
    女の子達から貰ったお金を私にくれようとした事に…これを受け取ってしまえばまるで私はヒモのヒモになってしまう…
    それにこんなプレゼントは要らない…
    何より私はお金目当てじゃないんだから…

    2005-08-10 02:15:00
  • 122:

    「要らんよそんなお金…」
    私がとっさにそういうと
    「ふーん…」
    と言って不思議そうにテーブルの上に投げるように置いた。

    2005-08-10 02:17:00
  • 123:

    この時の恭司君は
    お金をお金と思っていないどれだけお金が大切かなんてまるで解っていない…
    それもそのはず毎日が
    普通のサラリーマンぐらいの収入の給料日みたいなもんだったから…
    そんなお金を毎日手にする恭司君とそんな簡単にお金を渡せる女の子達には
    ついていけない…

    2005-08-10 02:18:00
  • 124:

    何かと家庭事情から金銭的に苦労してきた私だったから心から寂しくそして羨ましく最後には腹までたってくる…

    私は彼を変えるなんて言ったけど一体どうやって…
    なんの方法もない…
    かれこれ付き合いだして
    3ヶ月が経とうとしていた

    2005-08-10 02:20:00
  • 125:

    私が恭司君と出会うちょっと前にもそれ以前にも
    彼氏とゆう存在はいたが
    どの人も3ヶ月が限界だった。
    私とゆう人間がだいたい
    3ヶ月ぐらいで何故か冷めてしまうのだ。
    私が恭司君を変える事も諦めに入った事を考えた時にまた3ヶ月か…
    そう思いながら別れる決意をしようとした。

    2005-08-20 04:15:00
  • 126:

    そんな時だった。
    恭司君がいきなり
    「ずっと思っててんけどほんまに俺の事好き?」
    当たり前の事なのに疑うように聞いてこられた。
    「うん!私から告白してるのに当たり前やん!なんでそんなん聞くん?」
    「だってお前なんも言わへんし…」
    「??何を言うの??」

    2005-08-20 04:17:00
  • 127:

    「??何を言うの??」
    「普通やっぱ俺が他の女の子と遊んでたら嫌がるやろうしな…」
    「だってそれは最初にそうゆうの条件付きで付き合ってもらった側やん私は…」「そうゆうててもな普通は女ってそうゆう感情抑えられへんもんなんちゃん?」「抑える子やもん私は…」「じゃあほんまはどう思ってる?」
    「めっちゃ嫌!ほんまに嫌そろそろ限界って思ってるけどな!」

    2005-08-20 04:19:00
  • 128:

    今がチャンスやと思って
    ヤキモチとかそうゆう気持ちをぶつけてみた。
    「そうなんや…嫌か…」
    そう言って話しは終わり
    恭司君も何処へも行かずになぜかエッチをして二人は久しぶりに一緒の時間に
    揃って眠りに着いた。
    目が覚めると朝の11時だった…恭司君はもう居なかった。

    2005-08-20 04:21:00
  • 129:

    パチンコにでも行ったんやろな〜また真夜中まであわれへんねやろな…
    同棲とゆうより恋人とゆうよりセックスフレンドみたいな扱いやな…
    そう思っていると
    玄関のカギが開いた…
    「あれ?起きてたん?」
    笑顔で帰ってきた恭司君…

    2005-08-20 04:23:00
  • 130:

    「恭司君こそ何時に起きたん?」
    「ちょっと急用出来て昨日お前寝てから出て行ったからな〜」
    そうやったんや…またか…私は一人先に寝てたんや…恭司君と寝れたと一瞬でも喜んだ自分が惨めに感じた

    2005-08-20 04:25:00
  • 131:

    「これ…はい。」
    恭司君がキーケースを
    私に投げてきた。
    「ん?」
    そのキーケースには一本の部屋カギしかない。
    その一本は私の部屋の合い鍵だった…
    「どう…したん?」
    ほんとうに意味が解らなかった。
    少し照れながら恭司君が
    「女全員と別れて来た…」「えっ?どうゆう事?」

    2005-08-20 04:27:00
  • 132:

    「だから…お前昨日そうゆうの嫌ってゆうてたやろ?だから朝から女のとこ回ってカギも帰したし二度と合わんゆうてきた本命がやっと出来たからって…」
    私は嬉しくてたまらなかった…恭司君が私を選びきってくれたんやと。
    女の子達と別れる事
    それはとても簡単な事ではなかったようだ…

    2005-08-20 04:29:00
  • 133:

    何年間も女の子達からは
    お金を貰い利用するだけしてきた。何もかも買って貰い寝る部屋まで用意されている…
    そしてたまにデートに付き合ったりするだけの恭司君そんな裕福な生活をさせて来た彼女達にとっては
    何が不満なん?の一点張りさらに渡す金額を増やすとまでゆう…
    それでも私を選びきった彼は最後は彼女達の怨みや嫉みに変わり彼女達のヒステリックな罵声や泣きわめきながら叩かれ…

    2005-08-20 04:32:00
  • 134:

    「気済んだ?」
    の一言で立ち去っただけ。「最低男!殺したる!」
    そんな事を言われたようだ私は自分がその彼女達の
    メンバーでも同じだっただろう…

    2005-08-20 04:34:00
  • 135:

    彼の変化を私は嬉しくてたまらなかった。きっとヤキモチなど一切出さなかった事が彼の心を振り向かせたんだろう…そのあとは恭司君は恐怖で怯えていた。
    私に弱さを完全に見せる
    「俺いきなりさされたりしそうやわ…とうぶん外に出たくないわ…」
    と言う。それもそのはずで女のましてそうゆう女の怨みはストーカーにもなりそうやし本気で刺し殺しかねないもうかしたら私が怨まれて私が刺されるかも…
    なんて私までちょっとヒヤヒヤしていた。

    2005-08-20 04:37:00
  • 136:

    そんな心配も一週間もたてば二人ともすっかりなくなっていた。
    「俺そろそろ働くわ!何年ぶりやろ真面目な社会で働くの♪」
    そして私はさらに嬉しかった。やっと普通の…いやいや普通より全然イイ恋人になれるんや♪
    そう思って浮かれていた。

    2005-08-20 04:39:00
  • 137:

    ところがそんな簡単には
    終わるはずもなかった。
    恭司君はなかなか働こうとしない…
    形だけフロムAなどの求人雑誌はちりばめられていた面接用紙も記入はしてあるスーツで朝から出かける。恭司君が本当に面接に行ってるのかも解らない…
    私はいつの間にか疑う事しか考えなくなっていた…

    2005-08-20 04:41:00
  • 138:

    私の友達や周りはだんだん琴美は利用されている…
    そう言うようになった。
    私自身も利用されてるわって思うようになった。
    私は毎日仕事して毎日
    恭司君の御飯を用意して
    煙草など生活するうえでの必要な物は渡していた。

    2005-08-20 04:42:00
  • 139:

    もちろん家賃も光熱費も私だけが払っていた。そんな恭司君は一日中テレビゲームをしている。お金だけは渡さない…
    渡してしまえばほんとに終わりやと思っていた恭司君自身も金くれとは絶対に言わなかった。
    そんな日々を過ぎて半年…一年…ただ時間だけが過ぎて行く。

    2005-08-20 04:44:00
  • 140:

    その間に何度か私からも
    恭司君からも別れ話は出たりもしたが二人は離れる事が出来ない…
    もう働くから…
    もう仕事見つかるから…
    その言葉だけを信じた。
    そんな中、その頃私の1番仲良かった友達に

    2005-08-20 04:53:00
  • 141:

    「琴美…いい加減別れや…恭司君は最低なダメ男で、ただ琴美を利用してるねんで!一緒におって楽やからやで!

    2005-08-20 04:56:00
  • 142:

    別れたくながってる恭司君は琴美とおる為にいろんな女切ったから行く宛てがナイからやで…恭司君の事好きでも恭司君は琴美の事好きとかじゃないと思うねん!どんどんダメ男になってるやん!まだいろんな女に貢いで貰って自由に遊んでる恭司君の方がイキイキしてたよ!

    2005-08-20 04:58:00
  • 143:

    今の恭司君は琴美とゆう若い女の子に買われたカゴの中の鳥や!餌だけ与えてジーっとワンルームマンションにこもりっぱなしの…飼い主が仕事から帰って来て餌貰うのをずーっと待ってるようにしか見えへん…」

    2005-08-20 04:58:00
  • 144:

    そう言われた時私はなにも言いかえせなかった…
    心のどこかで私が1番思っていた事だったから…
    私は別れの決断をなかなか決めれなかった。正直…恭司君の次の居場所が見つかればいいのに…そう思っていた…今のままで追い出すのはとても可哀相だとゆう情にすぎなかった…

    2005-08-20 05:00:00
  • 145:

    美咲

    ご無沙汰ぁ☆まとめて読んだゎ!続き気になる…

    2005-08-21 04:07:00
  • 146:

    美咲さんありがと★★★
    頑張りますね!

    2005-08-22 02:21:00
  • 147:

    ある日 とても気分が悪くなった…もしかしてと思って病院へ行ったら妊娠していたのが解った…
    3ヶ月だった。
    すでに母性の芽生えからか今は絶対産めないと思った産んだところで幸せにしてやれる自身さえない…
    何よりお金がなかった…

    2005-08-22 02:24:00
  • 148:

    私は恭司君に言う前に
    1番仲良かった友達に言った。彼女に相談したところで反対されるのは目に見えていたが反対してくれる
    現実的な意見が聞きたかったのもあった。

    案の定彼女は反対しながら怒った。

    2005-08-22 02:29:00
  • 149:

    「ほらみてみ!いつかこんな日が来ると思ってたわ!迷う事さえその子供に悪いと思い!働いてもない男の子供なんか産んであんたが一生苦労するだけやで!!今から病院におろしに行くよ!ついてったるから!
    しかもイイ機会やんこれできっぱりあの男とは別れるんやで!」
    そう言われそれが正しいんかな…とも思ったし
    人事やと思っておろすってなんなん!!とも腹が立った。

    2005-08-22 02:44:00
  • 150:

    結局私はやっぱり恭司君に聞いてからにしようと思ってその場は帰る事にした。
    恭司君は相変わらず部屋でゲームをしている。
    「なぁ…妊娠してん…」
    さっそく直球で言った。

    2005-08-22 02:46:00
  • 151:

    「…そうなん…?」
    恭司君は驚きを隠すようにクールな言い方しかしなかった。
    「どうしよ…」
    「お前が決める事やん俺はお前が産みたいんやったらそれでいいと思うし産みたくないんやったら産まんかったらいいやん…」

    2005-08-22 02:48:00
  • 152:

    あまりの無責任の解答と
    冷たい言い方に私はもうダメやって自分の中で終わった。
    「解った…じゃあおろしに行くから…」
    「そう決めたんやったらいいんちゃう?」
    そう言われ私は泣きたい気持ちを押さえながら仕事に行った。

    2005-08-22 02:50:00
  • 153:

    仕事から帰ると恭司君の姿がなかった。
    久しぶりのスナックバーへ飲みに行ってるようだったお金はないからきっと恭司君の友達のおごりで行ったんだろう…

    次の朝私は一人で産婦人科に向かった。
    手術が終わり一人帰りのタクシーの中で泣いてしまった。

    2005-08-22 02:52:00
  • 154:

    この涙はもう全てを終わらせる為に流れた涙と悔しさといろんな感情の涙だった

    2005-08-22 02:54:00
  • 155:

    家に帰ったら恭司君は
    爆睡している。
    そんな寝顔を見て腹立たしさが隠しきれなかった。
    恭司君に別れを告げよう
    今度はほんとにさよならしよう…このさい私がこの家を出ようかとまで考えていた。

    2005-08-22 02:56:00
  • 156:

    莉沙

    めちゃぉもろぃぃ??頑張ってね??

    2005-08-22 02:58:00
  • 157:

    夕方近くになると恭司君が起きた。
    「どっか行ってたん?」
    「病院…」
    「ああ…そっか…」
    「………なぁもう別れよ」「なんで?おろしたから?お前の勝手でものゆうな!俺は産めとはゆうてないけどおろせともゆうてない!おろした事で別れるとかは俺は認めへんで!」

    2005-08-22 02:58:00
  • 158:

    (〃>νб)莉沙さん読んでくれてありがとうです♪

    2005-08-22 03:01:00
  • 159:

    「私だっておろしたくておろしたんじゃない!ほんまにいろいろ考えたんやで!でも恭司君は何も変わらんやん!恭司君仕事探してるゆうてるけどほんまは探してないんちゃうん?仕事なんかほんまにやる気あったらなんでもあるやん!こんな状態で産めると思う?」私は気が動転していたのか思っていた事をぶつけた。そのあとは信じられないぐらいの言い合いで
    ついに恭司君が暴力を振るった。

    2005-08-22 03:01:00
  • 160:

    莉沙

    頑張って完結してねぇ??

    2005-08-22 03:02:00
  • 161:

    恭司君の目は完全にすわっている…
    あまりの恐怖にただ泣きわめくしかなかった…
    殺される…そう思った。
    手加減さえないひたすら
    殴る蹴るだった…
    「お願いやからもうお前は死んでくれ俺の人生返せ…お前に会わなかったら良かった…お前が俺を変えるってゆうたんちゃうんか!!それでもう無理やから別れるってなんやねん!」
    そう言って包丁を向けられた。

    2005-08-22 03:05:00
  • 162:

    ごめんなさい…
    ごめんなさい…
    私が全部悪かったから…
    まだ恭司君の事好きやからもう別れるなんて言わん…だから許して…
    泣いて私が謝るしかなかった…
    その瞬間恭司君は我に返りいつもの大人しいそして
    クールだけど優しい感じに戻った。

    2005-08-22 03:07:00
  • 163:

    私はそのあとはずーっと
    恐怖心を覚えた…
    いつの間にか恭司君の方が私に依存している…
    恭司君は私と別れ話になるたびに今までキレていた。その簡単な理由は私と別れたくないから…
    ただそれだけだった。

    2005-08-22 03:10:00
  • 164:

    私を失う恐怖が恭司君の中にはある…
    ほんとはとても弱くて純粋な男だった。
    でも恭司君が私に植え付けたものは恐怖心から離れる事…別れる事が出来ない…そんな感情だった。
    その頃は決して好きとか
    愛してるなどの気持ちはなかった…

    2005-08-22 03:12:00
  • 165:

    そのまま付き合い続ける私に周りも呆れていた。
    ただまた同じ毎日の繰り返しの中で二人は共に過ごすが自由とゆうものが今まで以上になくなっていた。
    それは恭司君の束縛からだった…毎日私の行動を監視されている…そんな感じだった。友達とゆっくり遊ぶ事さえ出来なかった。

    2005-08-22 03:15:00
  • 166:

    同じ年頃の友達はみんな
    彼氏とデートしたり友達とワイワイ時間も気にせずに遊んでいるとゆうのに…
    私と恭司君にはそれがなかった…私だけが楽しむ事も出来なかった…せっかく誘ってくれる友達の誘いなど断り続けていつの間にか
    声をかけてくれる友達さえ失ってしまった…
    私はもう疲れきっていた…これが最後だと何度も言い聞かせて別れる決意を持っていたはずなのに別れられない…その別れられないとゆう感情はただ別れを切り出すのがもう怖いとゆうだけで好きだから別れられないのとは違った。
    そして私は最終手段に出た

    2005-08-22 03:17:00
  • 167:

    (・∀≦)жж☆★今夜は
    ここで〆閉めさせてもらいます(〃>νб)読んでくれてた人達ありがとうございました♪また書きますので時々のぞいて?±ι?♪♪

    2005-08-22 03:19:00
  • 168:

    名無しさん

    続き書いてくださぃ??

    2005-08-24 20:45:00
  • 169:

    みうちン?

    続きまってまふゥ-??

    2005-08-24 20:48:00
  • 170:

    ?ありがとうございます?少しですが更新しますね?

    2005-08-25 03:16:00
  • 171:

    ささいな事での言い合いや喧嘩がたえない中…
    私が言い過ぎるとまた殴られるかも…恭司君の顔色を伺いながらの喧嘩…

    そんな繰り返しの日常に
    どこにもストレスを発散できない私は、最初からこの恋愛に大反対して恭司とゆう男を嫌う友達にプライドを捨てて相談した。

    2005-08-25 03:17:00
  • 172:

    彼女は私に子供をおろせと言った友達だ…とても毒舌で自分の意見や考えが1番正しいと思っているタイプ…私はそんな彼女に恭司君と別れたいと言ったでも怖くて別れる事が出来ないと言った。彼女は私に言う
    「そんなんゆうてたら一生別れられへんねんで我慢しておることない…今日でも仕事終わったらもう帰らんでいいやん!私の家にしばらく住んどき!」

    2005-08-25 03:19:00
  • 173:

    そういわれ私は全く彼女のゆうとおりにする事にした恭司君に怪しまれないよういつもどうりに仕事に出掛けた。いよいよ仕事が終わり私はドキドキしながら彼女の家に行ったら私の母まで居る…彼女は私の母とも時々連絡を取り仲が良かったから…私自身は実家を出たのも早くて母に会うのさえ久しぶりだった…コーヒーを飲みながら今までのたまってた愚痴を私ははきだした…

    2005-08-25 03:22:00
  • 174:

    母は一部始終の話しを聞きただうなづくだけだった…なんとなく気まずい…彼女とは私が恭司君と付き合い出すまではほとんど毎日遊んでいた。
    どこに行くのも一緒で何をするにも一緒だった。
    彼女は私の決心に誰よりも喜んでいた。
    また遊べるな!男なんてくさる程おるって!とうぶん彼氏なんか作らんときっ!

    2005-08-25 03:23:00
  • 175:

    私が恭司君の愚痴をゆう分にはなんともなかったが
    彼女にあの男だけわ…と、恭司君を悪く言われるのは何か違っていた…
    彼女は明日にでもいきなり部屋を解約しろとゆう。
    解約してほとぼり冷めるまで一緒に暮らそうと…
    母は最終的にあんたの気持ち次第やからな…と言った

    2005-08-25 03:25:00
  • 176:

    私のキモチ…その時は怖いから別れたい…働かないから別れたい…そんなキモチなだけ…。
    そうこうしてる間私の携帯は恭司君の着信で埋まり…留守電もたまっていた…。最初はキレてるヤカラ留守電…だんだん弱まった声で「お願いやから連絡ちょうだい…帰ってきて…」
    恭司君の飲み仲間からも、連絡がかかり留守電も入っている…。

    2005-08-25 03:28:00
  • 177:

    「あの…琴美ちゃん恭司の友達やけど…恭司に連絡だけでもしてやって下さい」私の中で心が動くのを見透かすように友達には電源を切るように言われた。
    へんな情は切り捨てや……もう終わりなんやから……そんな事ばかり友達に言われ続け私は、こんなんじゃアカン…逃げたらアカン…やっぱり話しはしなアカンそう思って眠りについた。

    2005-08-25 03:31:00
  • 178:

    名無しさん

    更新頑張って?

    2005-08-25 03:31:00
  • 179:

    翌朝、私は恭司君がどうしてるのか気になって寝た気がしないぐらい早くに目覚めた…まだみんなが寝てる中でそっと電源を入れて見た…その瞬間恭司君から着信がなる…やっと繋がったと思っただろう…ずーっと電話をかけつづけてたに違いない…昼になり母と友達と家に帰る事になった。私が恭司君とちゃんと話しをすると言い、それならとついて来てくれる事になった。

    2005-08-25 03:33:00
  • 180:

    家に着くと慌てて恭司君が駆け寄る…
    でも私が一人じゃなかったのにびっくりしている。
    私の母は恭司君を見るなり部屋へ入った。続いて友達も…。
    そして話しはいきなり本題に入った…。

    2005-08-25 03:35:00
  • 181:

    「あんたが恭司君?」
    母が見下すように言う。
    「あんたってなんですか?いきなり…」
    恭司君もとっさに腹がたったようだ。
    「ごめんね…恭司君?琴美の母です…琴美と別れたってくれへん?」
    「……」

    2005-08-25 03:38:00
  • 182:

    「琴美は恭司君と別れたいねんて〜でも殴られるから怖くて言われへんってゆうてるからね…」
    「だからって子供の恋愛に親は関係ナイ思います…」「琴美は私の娘なんやで…その娘を妊娠させて殴って仕事もしてないような男と付き合うのも反対やから私が来たんよ!」
    恭司君は母を見る目さえも冷めていて母の方が逆上していた。

    2005-08-25 03:41:00
  • 183:

    友達も一緒になって言い、「とにかくここは恭司君の家ちゃうんやから出て行って貰うよ!実家にでも帰ったら?帰られへん理由があんのか知らんけど琴美も別れたいゆうてんねんから居座られたら迷惑やわ!仕事もするゆうてたらしいけどな一年立つんやで!こんなんやったら絶対仕事せえへんのも目に見えるわ!」
    母と友達が一方的に恭司君を攻める中…私はたまらず泣く事しか出来なかった…

    2005-08-25 03:43:00
  • 184:

    この涙は恭司君を可哀相に思った涙で、まだほんとは好きだと実感する涙でもあった…私が泣く姿を見た恭司君は冷静に母と友達に言う。
    「ちょっと…こいつと二人で話ししたいんですけど」その時また殴られるんちゃうかなってゆう心配があったが母や友人も近くにいるしと思って話しをする事にした。

    2005-08-25 03:46:00
  • 185:

    母と友達はとりあえず外へ出る事になって
    部屋には恭司君と私だけが残った…
    「お前のほんまの気持ちなんか?そんなに別れたかったんか?」
    寂しそうに聞いてくる…
    私はまた涙が出てきそうになりながらもウンと頷いた

    2005-08-25 03:48:00
  • 186:

    「俺は別れたくない!お前の友達もお前のオカンも、俺が絶対働かないってゆうたやろ?正直ムカついたでこの世に絶対なんて言葉はナイから…俺の人生を軽く絶対なんて言葉で決め付けんなって感じやったわ…
    でもな…俺から言える絶対は俺はお前を幸せにする…だからお前が別れたいゆうのは、しかたない事やけど最後にこんな俺にもチャンスをくれへんか?明日にでも本気で仕事見つけるし
    働き出した様子を見てまたやり直してくれへん…?」

    2005-08-25 03:57:00
  • 187:

    初めて見せた恭司君の涙…こんなにも悔しい想いをしたとゆう涙と情けない自分に対しての涙…そして何より私を失いたくないと泣いてくれた…
    私はその涙を堪えようと 必死な恭司君の想いに涙した。そのあとはカギを返して貰って別れた… 母と友達も安心して帰っていった

    2005-08-25 04:00:00
  • 188:

    一年ぶりの一人の家。
    恭司君の居なくなった部屋想い出だけが蘇る…
    恭司君は自分自身をそして自分の人生を初めて変える決意をして、何年ぶりかの実家に帰ったそして両親…兄弟…が驚く中…琴美(私)とゆう一人の女の話しをしたらしい…家庭でも無愛想な恭司君が初めて自ら今までの話しをしたらしい…一人になり何故か涙が止まらない私は恭司君の言ってくれた事を信じるしかなかった…

    2005-08-25 04:03:00
  • 189:

    それから翌日驚く程早くに結果が出た。
    ピンポーン♪となる玄関のドアを開けるとスーツ姿の恭司君が立っていた。
    「話しがあるねん…」
    「うん…入って…」
    「仕事見つかったで!それから…これ…今までゴメンな…ちゃんと実家で話しもしてきた!俺の想いを手紙に書いてきたから読んで」

    2005-08-25 04:08:00
  • 190:

    そう言って3枚の長い長い手紙を差し出された。
    その手紙には私への想いと私との未来を考えた想いのプロポーズのようなものでそして今からやり直して行きたいとゆう手紙だった。その手紙にはさすがに涙が堪えられず泣いてしまった私達は昨日別れたばかりが今日とゆう24時間後には
    寄りを戻し恭司君に再び合い鍵を渡した。

    2005-08-25 04:10:00
  • 191:

    それからは毎日慣れない
    恭司君の仕事が続いた。
    朝は4時起き帰りは早くて夜中の9時10時…
    遅刻しもってでも睡眠時間が少なすぎても頑張って働き出した。
    恭司君の周りは恭司君の変わりぶりに驚いていた…
    恭司君の周りには私とゆう女が凄い!と言われていた

    2005-08-25 04:12:00
  • 192:

    私の周りにも驚かれたが
    あの友達と母だけは違う…それが当たり前だと…
    あの時の絶対働かないと言われた台詞には今でも
    恭司君は勝ち誇った様子だ

    2005-08-25 04:13:00
  • 193:

    それからのちに私は二度目の妊娠をした…迷わず恭司君は「今度は産んでな…」と言って私も産む気満々であっという間に結婚とゆう現実に繋がった。
    恭司君は仕事もまだ初めて間もない頃で私も仕事を
    休みがちで二人には引っ越したりするまとまった貯金はなかった。
    恭司君が自分の親に借りるしかナイと言い…
    同時に私を紹介する事にもなった。

    2005-08-25 04:17:00
  • 194:

    読んでくれてる皆様???ありがとうございます?
    今日はこのへんにしますがまだまだ書くので長い目で宜しくお願いします?

    2005-08-25 04:19:00
  • 195:

    プー

    今までの分一気に読みましたッ?楽し???最後まで読むので頑張って下さい?

    2005-08-25 04:56:00
  • 196:

    ゆぅ?

    メチャ良い話ゃな?早く続き読みたい??

    2005-08-25 07:47:00
  • 197:

    名無しさん

    ???ゲッ????

    2005-08-25 11:19:00
  • 198:

    名無しさん

    2005-08-25 11:20:00
  • 199:

    恭司君の家族はあっさりと私を受け入れてくれて
    むしろ恭司を変えてくれてありがとうと言われた。
    それから私の母にも会う事になった…
    母はあの日以来だったのでその時は、かなり気まずかったらしいが…

    2005-08-26 00:28:00
  • 200:

    とりあえず入籍して安定期に入る頃には私は仕事を辞めて引っ越しの準備をしていた。
    恭司君はただひたすら仕事に没頭していた。
    引っ越しが無事に終わり
    子供の名前を考えたりして毎日が楽しかった…
    テレビにも出た事があるような地元では有名な産婦人科への通院する日々…

    2005-08-26 00:30:00
  • 201:

    何故かおかしかった…
    やけにお腹が痛む事が多かった…その産婦人科の帰りについにたまらなく激痛が走った…なんとなくその産婦人科へは引き返さずに、私はタクシーで別の病院へ行こうと思い私は市民病院の普通の産婦人科へ行った…

    2005-08-26 00:33:00
  • 202:

    すると…
    「ちょっと〜なんでこんなになるまでほったらかしにしてたのっ!!」
    驚きながら女医に怒られた当時私はまだ七ヶ月にもなっていない状態だったのに子宮が開いてきており赤ちゃんの頭がもうすぐで触れるところにあると言う…
    そしてこのお腹の痛みは
    微弱陣痛といって出産に近づいている軽めの陣痛だったそうだ…

    2005-08-26 01:51:00
  • 203:

    もう少しで手遅れになるとこだったと怒られた…
    それから私は急遽入院する事になり一切動いては行けないと車椅子に乗せられ
    トイレにも行っては行けないと、尿どうにクダまで通され個室のベットに寝たきりにされた。
    ほんとに毎日泣くほど辛い入院生活になった…19才の頃の私だった…

    2005-08-26 01:52:00
  • 204:

    恭司君は私の居ない引越したばかりの家でどう過ごしてるんだろう…
    そんな事ばかり考えていたもちろん見舞いには来てくれたけど仕事の終わる時間も遅い為、わずかな時間でしか会えなかった…
    恭司君がお前を見るのが
    辛いと言った日があったから、もう来ないでイイと
    言ったりもした。
    私の面会に来る人みんな
    私を可哀相だとゆう目をするのが解る…

    2005-08-26 01:54:00
  • 205:

    周りの入院患者には
    「なんで産婦人科病棟に、拒食症の子が入院してるんやろ…」
    とまで噂されていた。
    四六時中点滴ずくめの私はご飯もまともに食べれず
    ただ赤ちゃんを守る為だけの陣痛を止める薬と栄養剤を腕にうつ…点滴のあとが何箇所もつくぐらいずっと…それでも私のお腹は張ってくるのでこれでもかとゆうぐらいまた別の薬を混ぜられたりもしていた…

    2005-08-26 02:01:00
  • 206:

    手足もしびれ、息苦しい、そんな副作用がある中で
    私はこのまま死んでしまうんじゃないかと不安だったまだ見ぬ我が子より自分の命が惜しかった…
    毎夜毎夜ベットで声を殺すように泣き続けた…
    隣の病室のおばあちゃんがそっとドアを開けてきて
    私にゆう…

    2005-08-26 02:03:00
  • 207:

    「若いのに…お嬢ちゃん…可哀相にね…でもお母さんが泣いてたら赤ちゃんはねもっと悲しむよ…赤ちゃんお母さん守ってねぇ…」
    そういってりんごをベットに置かれた。
    私はますます涙がとまらなかったけどその時初めて、本当の母性を感じた…。

    2005-08-26 02:05:00
  • 208:

    泣いてばっかりやったらアカンな…赤ちゃんゴメン…ママ強くなるから…お願い赤ちゃんだけでも無事に産まれてきて…
    そして検診の日…女の子だとゆう事が解った。
    八ヶ月目の途中に入った頃話しがあると恭司君は
    女医に呼ばれた。
    仕事を切り上げて女医の話しを聞いた。私はその前の日に話しをされていた。

    2005-08-26 02:08:00
  • 209:

    赤ちゃんにこれ以上の栄養が行き届かない…
    心拍も弱くなっている…
    このままでは母体さえ持つかも解らない…母体が出産できる体じゃなくなってきている…しばらく様子見て見ますがこのまま赤ちゃんの体重変化が見られない場合はすぐに分娩に移ります分娩中に母体の心拍も弱くなるようだったら帝王切開の手術に急遽移る可能性もあるので承諾書を書いて下さいとの事だった。

    2005-08-26 02:22:00
  • 210:

    その頃…赤ちゃんは体重が800?程度だった。
    そして私は毎日神様に祈るしかナイ日々を過ごしていた。とにかく吐いてでももいっぱい食べないとと思いながら食べては吐きの繰り返しの中…9ヶ月になったある夜に恭司君が面会時間ぎりぎりに病室にやってきた…
    「手貸してみ…」

    2005-08-26 02:35:00
  • 211:

    私は不思議に思いながらそっと手を出した。
    その上に置かれた物は
    ゴーストの映画に使われていたような小さなコインだ二人はこの映画が大好きで何回も何回も見ていた。

    2005-08-26 02:38:00
  • 212:

    「ゴースト見たいやろ??会社の自動販売機から出てきてん!」
    笑いながら言う恭司君につられて笑った。
    「これ持ってたら大丈夫やなくすなよ!」
    そう言って帰った。
    口数の少ない不器用な恭司君なりの優しさだった…
    私は母に貰っていた安産のお守りの袋にコインをなおした。

    2005-08-26 02:40:00
  • 213:

    9ヶ月に入ってからの翌朝一番に検診したところなんと赤ちゃんは2000?があるかないかの体重だった
    「よく頑張ったね〜頑張って大きくなったね〜」
    そう言って女医さんも助産婦さんも…看護婦さんも…皆喜んでくれて普通の妊婦さんより小さめのポコリと出てる私のお腹をさすってくれた…

    2005-08-26 02:43:00
  • 214:

    「9ヶ月に入ったから赤ちゃんの人間として必要な体の機能が全て揃ったからね体重は小さいけど体はしっかりしてる時期だから今から点滴外そうね…点滴外した瞬間に大きな陣痛がくると思うけど赤ちゃんが元気に産まれたいってゆう事だから大丈夫だからね…」
    そう言われて私は今まで
    間違えた覚えかたをしてた事が解った…

    2005-08-26 02:44:00
  • 215:

    未熟児とゆう呼び名は体重が小さく産まれた事じゃなくて9ヶ月までに産まれてしまった赤ちゃんの事…
    9ヶ月から産んでも体重が小さい赤ちゃんは低体重児と呼ばれる事…
    この微妙な違いを知ってる人は少ないだろな…と思っているうちにあっという間に点滴は外された…

    2005-08-26 02:45:00
  • 216:

    助産婦さんが嬉しそうに、「さぁ旦那さんと身内の人達に連絡入れてくるから」と去っていった。私は看護婦さんに陣痛室へと連れて行かれた…
    「昼ぐらいには産まれたらいいね…」
    看護婦さん達に声をかけられていたが私は徐々にお腹の痛みを感じていた…
    お腹よりも腰が物凄く痛いとにかく重い感じで下半身がはずれてしまうんじゃないかと思う程の痛みだった

    2005-08-26 02:47:00
  • 217:

    同時に隣のベットに陣痛中の妊婦さんが居る…かなりのわめき声と悲鳴のような泣き声…その横には旦那さんだろうと思われる男性が頑張れ…と言ってお腹や背中をさすっている様子だ…私は一人ぼっちだった…
    誰かが側に居たらあんなふうに声を張り上げてるんだろうな…そう思いながらも一人で痛みに堪えていた…

    2005-08-26 02:49:00
  • 218:

    そんな時私はふいにトイレに行きたいと思った…この痛みはトイレに行きたい痛みも混じってるのかも知れない…そう思ってトイレへ行ったトイレに入っても出ないので戻ろうと思ったその瞬間一人じゃ立てない程の痛みが出た。やっとの思いでトイレにある緊急事態用の非常ボタンを押した…駆け付けてきた看護婦さんにかかえられて陣痛室へと連れて行かれ女医に検診をされた。

    2005-08-26 02:51:00
  • 219:

    「もう頭出てきてるわ〜!琴美ちゃんがさっきトイレ行ったから一気にいきんだのと一緒やねんよ〜赤ちゃんが降りて来てる時はどうしてもトイレに行きたいって気分になるけど安心してそれは赤ちゃんやからね…トイレするみたいに合図したら一気にいきむんよ!」そう言われて分娩室に
    入った。私より先に居た、陣痛中の妊婦さんはどうやらなかなか子宮が開かないらしい…

    2005-08-26 02:53:00
  • 220:

    分娩室…産む為に初めて入った部屋…体中に色んな機具を付けられ赤ちゃんと私の心拍を見ながらの出産…助産婦の合図と共にいきみ看護婦さんには手を握られ頑張れ頑張れと怒鳴られる途中眠たくなって一瞬力が尽きてしまった…
    赤ちゃんの心拍も同時に弱まり女医に重いっきり平手ビンタをされたのを今でもはっきり覚えている!

    2005-08-26 02:55:00
  • 221:

    「琴美ちゃん!寝たらアカンよ!あと少しやから!!頑張り!このまま普通分娩でいくよ!はい今っいきんで!もっと!まだまだ!」ほとんど怒鳴り声のような物だった…私は精一杯の力を振り絞り赤ちゃんの泣き声が聞こえた…それはほんとに小さくて恭司君にそっくりな元気な女の子だった…私は嬉しくて涙がとまらなかった…あの時眠ってしまってたら完全に私も赤ちゃんも死んでしまってたんだろう…

    2005-08-26 02:58:00
  • 222:

    赤ちゃんは1900?だった為最初だけ保育機に入れられる事になった…
    出産が無事に終わり1番に来てくれたのは母だった…よく頑張ったね…そう言って母も涙を浮かべていた…私がこんなに早く出産が始まるとは誰もが思っていなかった為…
    恭司君も間に合わなかった

    2005-08-26 03:00:00
  • 223:

    ようやく恭司君が来てくれて産まれたと聞かされ
    唖然としていた。出産後なかなか力が出ない私は車椅子に乗って恭司君と二人で看護婦さんに案内されながら保育機の赤ちゃんの元へ行った…赤ちゃんの体にはいろいろな機具が付けられほんとに小さすぎる手首には点滴の針がさされてとても痛々しいもので見るに見れなかった…ひたすら涙が止まらないままだった…

    2005-08-26 03:02:00
  • 224:

    恭司君は何も喋らなかったけどきっとなんでもっと早く仕事休んででも来たらんかったんやろ…って思ってそうだった。
    恭司君と二人で決めた赤ちゃんの名前は優輝にした…優しい輝きとかいてユキ…ユキの為に頑張って行こう二人のキモチは誓い以上に強く本物恭司君の滅多に使わない絶対とゆう想いだ。

    2005-08-26 03:04:00
  • 225:

    翌日女医さんからの話しでまずおめでとうと言われ
    検索の結果ユキにも異常がナイと言われ私も退院が決まった。3ヶ月ぶりに外に出れる事家に帰れる事…そして何よりユキが加わった家族で過ごせる事が嬉しかった…それから一週間後待ちに待った退院…でもユキと一緒に帰る事は出来なかった。

    2005-08-26 03:07:00
  • 226:

    ユキは体重がまだ2500?になっていない…
    赤ちゃんが退院できるのは2500?ある子だけだと言われた。とても寂しくて悲しい想い…ユキごめん…そんな想いで私一人が退院したそれからは毎日病院へ朝昼とオチチを上げに通った。日に日にユキの体重は増えて二週間たった頃…ようやくユキを連れて帰る事が出来た。

    2005-08-26 03:09:00
  • 227:

    それからは毎日が育児に忙しくて…でも毎日が楽しくて…人生ががらりと変わった。
    でも恭司君はすぐには父親の実感が持てなかったようだ…
    私の方が性格までがらりと変わっていた…
    女から母親になっていた。

    2005-08-26 03:13:00
  • 228:

    ?このへんでストップ?
    します?また書くので今夜はおやすみなさいです?

    2005-08-26 03:14:00
  • 229:

    二人は常に一緒に寝ていたがユキが産まれた事により別々で寝る事になった…
    恭司君の部屋…私とユキの部屋…同じ家に住んで居ても二人が居る部屋は別々になった3時間おきのミルクそして突然の夜泣き…そんな中、恭司君は朝4時からの仕事…少しでも恭司君の仕事の妨げにならないように恭司君だけでもゆっくり寝れるようにとゆう考えから二人の生活はバラバラになった…

    2005-08-27 04:14:00
  • 230:

    恭司君は仕事の日々で毎日疲れきっていたのか
    ユキを抱っこすらしようとしない…
    私にはユキに感心が全くないようにしか思えなかった私はユキにぞっこんでユキばっかりを見ていた…ユキの事しか考えていなかった

    2005-08-27 04:16:00
  • 231:

    恭司君は給料が入れば
    こずかいでギャンブルをしに行く…お金が無くなったら家庭のお金で飲みに行ったりと…金銭的に激しく荒れていたもちろん喧嘩になるが私自身ユキの手前押さえるしかなくそんなユキの手前とか全く考えない恭司君のゆうとおりにするしかなかった…

    2005-08-27 04:17:00
  • 232:

    このままでは生活が出来ない…私はお金お金お金…と焦りが出ていてユキがまだ産まれて半年しかたってないとゆうのにキャバクラへ戻る事にした。
    私が夜働くのに対して
    恭司君は反対すらしない…むしろ喜んでいるようだった…抱っこさえしたことのナイ恭司君はユキを見る事が出来るわけもなく仕方なく託児所へ預ける事になった。

    2005-08-27 04:19:00
  • 233:

    キャバクラで働く中…
    子持ちとゆう事で店の女の子には凄いと言われていたその凄いとゆう言葉の意味はいろんな意味があったと思う…。
    若いのに子供おるんや…
    バツイチで夜働くのは解るけど旦那がおるのに働いてるんや…

    2005-08-27 04:21:00
  • 234:

    私が1番言われて辛かった言葉は…
    「なんで託児所に子供預けてるの?旦那さんは見てくれへんの?」
    これを言われる時はほんとに自分が嫌になった…。 私…何してるんやろ…
    こんなんバツイチと一緒やん…恭司君って…旦那って何…?なんの為の……。

    2005-08-27 04:22:00
  • 235:

    店が終わって深夜にユキを迎えに行くのが愛しくてたまらない…託児所でどんな様子だったかと先生と毎日話しをした仕事をしてると今まで以上にユキの大切さや愛しい気持ちが増してくる…。そしてユキが居るから頑張れる…そう思って春夏秋冬…ずっとずっと頑張った。

    2005-08-27 04:24:00
  • 236:

    こんな生活の中恭司君は、毎週金曜日とか仕事の休み前になると飲みに行ってたりしていた。
    私が仕事に行ってるすきにお金を持って行き私が仕事から帰っても朝まで帰って来なかったり…
    帰ってくるなりお酒臭くてなんの会話をする事もなく五秒ぐらいで爆睡していた

    2005-08-27 04:26:00
  • 237:

    私はさすがに離婚届けを置いて出て行こうと思った…ユキの寝顔を見ながら
    パパおらんでもいいやんなごめんなユキ…ママはもう家庭に疲れたよ…なんで幸せになるはずが…………。そう呟いて寝てるユキの隣で泣いていた…
    ユキが歩いたり話したりを少しづつするようになった時には借金まで出来ていた

    2005-08-27 04:28:00
  • 238:

    私はなんの為に夜働いてるんやろ…私が働けば働く程お金は無くなって行く気がした…。恭司君は結局ギャンブルも飲みに行くのも辞めない…ほんとに家庭に向いてない男だった…ユキが成長するに連れて無邪気なユキがパパ…パパと言って恭司君にべったりくっつくようになった…。

    2005-08-27 04:30:00
  • 239:

    その瞬間の恭司君は物凄く嬉しそうだったのと小さなユキにどう接したらよいのか解らないもどかしさが
    あったに違いない…
    恭司君の中でユキを可愛く思ったのか徐々にユキへの興味が出た…やっと父親としての自覚が出たのだ…。その時に私はユキの検診に行った時にお世話になった助産婦さんに言われた言葉を思いだした……。

    2005-08-27 04:32:00
  • 240:

    「どんな男の人でもね子供に妻をとられたような感覚は絶対にあるからね子供と同じくらいに旦那さんを愛してあげたら旦那さんは、その子供も家庭を愛するようになるんよ…男の人は…産んだ女とは違って怖がりだから、母親から父親に赤ちゃんの抱っこもミルクもオムツ替えもさせてあげるように持って行くことが、幸せな家庭に繋がるから」と…。その時は聞き流す程度にしか聞いていなかった台詞だったけど恭司君が久しぶりに見せた笑顔に、その言葉が繋がった…。

    2005-08-27 04:35:00
  • 241:

    そうか…私はやっと解った本当の恭司君の想い…
    最初から恭司君はユキに
    触れたかったんだろう…。ただでさえ不器用な恭司君だからこそユキに接しなかったわけじゃない…接し片が解らなかったんだと…。そして対して構いもしてなかったまだ小さな娘ユキのほうからパパ…と天使のような笑顔で近付かれほんとは嬉しくてたまらないのにその嬉しささえ隠そうとしている事…。

    2005-08-27 04:37:00
  • 242:

    私はその日から恭司君に
    遠慮せず頼むとゆう事をしようと思った。ミルクも飲まさせるように抱っこもさせるように。お風呂もオムツも…。あらゆる育児を全て私だけがしてきた事……恭司君からすれば私だけにユキを独占されてると思ってたんだろう…。
    初めて恭司君がユキを抱っこする時に恭司君が言った台詞を今でも覚えている…

    2005-08-27 04:40:00
  • 243:

    「俺みたいな汚い手で触ってもいいんか…?」
    ほんとに心は純粋でユキを心から愛しいと思っていた恭司君…どうしようもない自分の性格にギャンブルとお酒で気を紛らわせるしかなかった…この形だけの家庭にほんとは自分の居場所なんかナイんじゃないかって…でも今全てを捨てる勇気もナイ…そんな恭司君の中だけの勝手な思いからの逃げ場所が昔と何も変わらないギャンブルとお酒だった…

    2005-08-27 04:43:00
  • 244:

    みるみるうちに普通の仲良しの家庭になった…。ユキはたくましく元気で、とても明るい女の子に成長して、なんとか借金も返済が終わり、私もキャバクラを辞める事になった。ユキも早い事によく喋り、来年からは幼稚園だとゆう頃になった。そんな中で恭司君も完全にユキの父親の姿で私の旦那であり、一家のパパとなり将来まで考えるようになって、マイホーム計画を建て出した。

    2005-08-27 04:46:00
  • 245:

    ?しおりにしときます??おやすみなさい?

    2005-08-27 04:46:00
  • 246:

    名無しさん

    いつも読んでます?

    2005-08-27 05:31:00
  • 247:

    ??

    頑張ってくださぃ??  俺も早く結婚したぃし??

    2005-08-27 08:12:00
  • 248:

    その計画はたんたんと進み恭司27才 マイホーム購入琴美23才専業主婦持続中…ユキ4才…幼稚園児………幸せな夢に描いたような
    家庭になった…。
    そんなある日マイホームを購入して一年が立とうとしている中で恭司君に異変が起きた……。

    2005-08-28 04:43:00
  • 249:

    恭司君は仕事から帰ってくるたびに頭が痛いとゆう…そしてそれはただの疲れだと私も恭司君自身も思っていた…。私は時々肩揉みや腰や頭をマッサージしてあげていてマッサージが終わると「あー楽になった…」と嬉しそうに言う。四歳のユキも私の真似をして
    「パパの背中に乗る〜」
    といって遊び半分で背中で足踏みをしていた…。

    2005-08-28 04:45:00
  • 250:

    そんなごく普通で平凡だった私達…
    ある深夜に恭司君が目を覚ましてトイレに行った時だ私はなんとなくその夜は眠れず、こうして夜遊びを見たりしていた。
    次の朝恭司君はすでに仕事に出かけていて、私が起きたのは昼に近かった…。

    2005-08-28 04:47:00
  • 251:

    寝起きにさっそくトイレに行くとあきらかに恭司君の髪の毛が散らばっていた…(何これ…)
    それは一本や二本…そんな本数ではなかった…
    恭司君の布団や枕にも髪の毛が抜けおちていた…

    2005-08-28 04:48:00
  • 252:

    その日はあまり不思議に思わず過ごしていたがそんな日は続いたのだった「最近ずっと思っててんけどさ…髪の毛めッちゃ抜けてない?」私が聞くと
    「そうやろ!気付いてた?俺まだ20代やのにはげるんやわぁ〜(笑)」
    と冗談まじりに笑っていた

    2005-08-28 04:51:00
  • 253:

    そしてある休日に家族で
    遊びに行こうと約束をしていたので私はユキと早起きをして恭司君が起きるのを待った…昼になるころに、やっと恭司君が目を覚ましてリビングにやってきた…「どっか行くん?化粧してお洒落して…」
    はぁああ?!約束忘れてるんや!?と思って腹が立ったので遊びに行く約束してた事をゆって怒った。

    2005-08-28 04:53:00
  • 254:

    恭司君はとぼけてもなく、忘れてたわけでもなくて、そんな約束はしていないと言い切って恭司君の方が
    キレていた…
    「お前誰と間違ってんねん頭おかしいんちゃん?!」とまで言われた…。こうゆう事が頻繁に起こるようになり、私はたんにボケ過ぎやわ…程度にしか恭司君の事を思っていなかった…そして恭司君をあきらかにおかしいと思った決定的な事があった。

    2005-08-28 04:55:00
  • 255:

    ある日仕事から帰ってきた恭司君は何も喋らなかった…。ユキがいつものようにパパおかえりー♪といってはしゃいでいるとゆうのにユキを見ようともしない…私はなんとなく恭司君に話しかけれなかった…
    もちろん小さなユキも普段のパパとの違いに気がついてたのだろう…パパのところへ寄り付こうとせずに、ママママ…と私にべったりだった。

    2005-08-28 04:57:00
  • 256:

    沈黙の中
    「飯…」とだけ一言、私に要求した。私とユキは食事を済ませており恭司君の分を温めて用意をした。

    2005-08-28 04:57:00
  • 257:

    ご飯を食べて食べ終わってそれでも無言でぼーっと…ただぼーっとテレビを見てる恭司君に「風呂は?」とだけ聞いてみた。「うん」と返事をした恭司君にだんだん私はイライラしてきて「風呂は?って聞いてんのに!うん。じゃわからん」と怒って言った。

    2005-08-28 04:59:00
  • 258:

    すると恭司君は
    「いいよ俺の事は…俺なんかの為になんにもせんでいいから…俺はもう死ぬから俺はなんでここにおるんや俺が死んだらお前ら喜ぶんやろ…保険金か?!その為にお前らは俺を騙しておるんやな…俺がおらんほうが幸せなんやろ…俺はユキのパパなんかじゃない…」
    ただひたすら被害妄想のように呟いていた…。

    2005-08-28 05:01:00
  • 259:

    「はぁあ??!何ゆうてんの誰もそんなんゆうてないやん!(笑)」
    突然の事だったので笑いながら否定しつつなんか絶対おかしいとも確信した。
    それから三人はいつものように一緒に風呂に入った。いつの間にか恭司君は普通に戻っていた。
    まるで夢から覚めたようにユキを抱っこしたり私にも普通に喋ったり…

    2005-08-28 05:03:00
  • 260:

    次の朝、また恭司君の髪の毛が抜けて落ちている…
    洗面所のところにいっぱいだった…。そして私は恭司君は何かの病気かもしれない…そう思った。夕方いつもより早い恭司君の帰宅…「助けて…今日一日中頭が痛いねん!俺は生きてたらアカン人間やねん…なんでお前はここにおるん?ユキは誰の子なん?正直に教えてくれや…」また意味の解らない事を言い出した。

    2005-08-28 05:08:00
  • 261:

    仕事の制服の上着にも髪の毛が散らばり落ちていた…「恭司君…頭痛いんやろ?病院行ってみたら?」
    それとなく言ってみたら
    恭司君がキレまくった…。「うるさい!俺にそんなに死んで欲しいんか?もうほっといてくれ…俺がそんなに嫌ならお前が出て行ったらいいやん!ユキも連れて行ったらいいやん!それがお前らの望みやろっ!!」そして部屋に閉じこもりカギまでかけられた…

    2005-08-28 05:10:00
  • 262:

    その日はトイレにしか出てこなかった…。
    ユキも不思議そうにゆう…「ママ〜パパ怒ってるん?ユキがうるさいから?」
    「違うよユキ…パパちょっとお仕事で疲れてるねん」そう言ってユキに言い聞かせながら私自身にも言い聞かせた。

    2005-08-28 05:12:00
  • 263:

    それからはしばらくまた、普通の恭司君に戻っていたが、やっぱり時々変な事を言っていた。
    私は携帯のサイトや本を見て恭司君の症状を調べたりコソコソしていた。
    病気は病気でも精神病に違いない…直感で思っていたほとんど症状があてはまっている…

    2005-08-28 05:14:00
  • 264:

    自律神経失調症…髪の毛が異様に抜け始めたり何もかもがしんどく感じる…異様な多汗…割れるような頭痛などなど…パニック障害…いきなりパニック状態に陥る…自分が何をしてるのかわからない…自分がどうすればいいのか解らない…。焦りからくる異様な恐怖感などなど… そうゆう症状全てが加わり出て来た病名それはウツ病だった…。

    2005-08-28 05:17:00
  • 265:

    これしかない…恭司君は…そう思ったが本人が病院に行きたくないとゆう…。
    病院とゆう言葉だけで恐怖からか異様に怒りだす…。私はウツ病の対処方法を
    なるべく実行した…話しを聞いてあげる事…。常日頃から安心感を与えてあげる事……悪いような意見を全て間に受けずに優しく否定してあげる事…そんな毎日の中…一年の月日が流れた

    2005-08-28 05:20:00
  • 266:

    恭司28才琴美24才ユキ5才 それは突然の出来事だった真夜中にシャワーの音が聞こえて風呂場をのぞいた…「何してんのっ!?」
    私はびっくりしたし恭司君が恐かった。
    身体中真っ赤とゆうより紫っぽい色になるほどフライパンなどをこする銀のスチールタワシで全身洗っていた…ところどころ皮膚が擦りむけて血が流れている…

    2005-08-28 05:23:00
  • 267:

    「恭司君もう止めてや!」私の声すら聞こえないぐらい必死に体をこすっている「やめてって!」
    そう怒鳴ってタワシを取り上げてシャワーを止めた。「俺もう綺麗になったか?これで許してくれる?俺の子供産んでくれるやろ?」私はその場で泣きくずれるしかなかった…

    2005-08-28 05:24:00
  • 268:

    翌朝恭司君が冷静に話しをしてきた…。

    「俺病院行くわ…仕事休む事なるけどゴメンな…。
    俺おかしいやろ?正直にゆうて…最近夢見るねん毎日同じ夢で俺はお前に殺されるねん…だから俺が生きてるうちにお前らを殺してしまいそうになる瞬間があるねん…現実にならんように病院行くわ…」
    「うん…じゃあ着いて行くわな…」

    2005-08-28 05:26:00
  • 269:

    そしてユキを母に預けて
    病院へ行った…

    「恭司君…そこじゃない」
    恭司君は内科の受け付けに行こうとした…
    「なんで?俺内科やで」
    「違うよ…こっちやで…」私は精神科へと恭司君を
    連れて行った。
    精神科とゆう札を見た瞬間恭司君は怒りだす。

    2005-08-28 05:27:00
  • 270:

    「お前俺をなめてんのか?ほんまに殺されたい?こんなとこ俺には必要ない!!お前が見て貰えや!俺は絶対内科か脳外科や!」
    と怒鳴った。その様子で精神科の医者が出てきた…
    「何もないなら診察受けて見ても問題ないんじゃないですか?どうぞはっきりさせる為にも入って下さい」そう言われ恭司君は
    「なんもなかった時お前覚えとけよ…。」そういって冷たい目で睨むように診察室へ入って行った。

    2005-08-28 05:29:00
  • 271:

    診察中の恭司君の様子をビデオで私は見せられて医者からの話しも聞かされた。恭司君は完全なウツ病で
    それもはっきりとした原因は不明だった。
    いつ自殺を測るかも解らない極度の状態まできていた医者に見せて貰ったビデオには私に言ってた事をボソボソと呟くように言っていた。

    2005-08-28 05:31:00
  • 272:

    医者の話しによると恭司君の幸せな生活が過去の経験と入り交じり幸せな生活に対しての罪悪感みたいな物があると言われた。
    その幸せをいつ失うかとゆうのと失ってしまったら、自分はどうなるのかとゆう想像から不安になりそればかりを考える…。そして、その幸せさえも何故自分が手にしてるのか、幸せな生活全てが嘘だと信じられず身近な人間から疑いだす…そんなささいな純粋な考えなくていいような悩みからが原因っぽいと言われた…

    2005-08-28 05:33:00
  • 273:

    恭司君は確かに過去…いろんな人達を傷つけて好き放題してきた…そんな恭司君でも変わる事が出来てただ幸せになればいいものの…なんで今さら過去の罪悪感や自分の人生を悔やむんだろう…その頃に悔やめばいい物をやっとの幸せを手にして今になってそんな過去に幸せを奪える権利はナイのに…私は恭司君の顔を見ると泣きそうになったが私が強くいなくてはダメだと思った強い意志で家庭を幸せを信じないと…。

    2005-08-28 05:35:00
  • 274:

    ユキはそのまま母の家に泊まらせる事にして五年ぶりの二人…独身時代に戻ったようだった…。
    ユキおらんから寂しいな…なんか物足りひんわ…
    そういいながら恭司君は、まぁたまにはこんな日もいいなぁと…ちょっと笑顔だった…その夜は懐かしい話しをたくさんした。
    出会った頃の話しや恭司君の過去の恋愛…そして今後の未来の家庭…ユキの将来…二人の老後…

    2005-08-28 05:43:00
  • 275:

    心の底から楽しそうな恭司君だった…そして同時に不安もなくなったのかあれから一度もウツ症状にはなってない…。
    むしろ今まで以上に明るさのある幸せな家庭になり、ユキも相変わらずパパパパと甘えている…。

    2005-08-28 05:46:00
  • 276:

    そして最近…恭司君に
    俺を変えてくれてありがとう…お前に出会ってなかったら俺は想像しただけで怖い…お前と俺は絶対運命やったんやで…なんて三度目の絶対と言う言葉を言われた。彼と出会って8年間…ユキと出会って5年間…今思えばあっという間に時は流れたけどまだまだ先は長いと信じたい…。そして私は…まだまだ彼を変えて行きたい…。そしてこの小説をもっと先の未来に三人で笑いながら読んでみたい…

    2005-08-28 05:48:00
  • 277:

    完結です?読者の皆様長々とありがとうございました八年間をまとめて簡単に
    小説にして表しただけなのですが…実際はほんとに、いろいろあり全てを乗り越えて行きました?これから結婚する人達…結婚を考えてる方々…そして現在結婚してる人…みんなが幸せな家庭を持ってくれる事を、心から祈ります。では最後になります私の自己満足の小説だったかもしれませんが本当にありがとうございました(・∀≦)жж☆★

    2005-08-28 05:54:00
  • 278:

    あや?

    お疲れちんッ??
    リアルタイムで完結見れると思ってなかったからラッキー??
    これ実話やったんや?
    スゴイなぁ??
    これからもいろ?乗り越えていってもっと?幸せな家庭築いてってなぁ???
    ほんまにお疲れちんッ??

    2005-08-28 05:58:00
  • 279:

    ちな

    ぉつかれ様ですっ?ずっと読んでました。途中からこんな風な結末になるとは思ってなくて、琴サンすごいって思いました。私は、すごく恥ずかしぃ事ゃけど、そこまで男の人を愛する自信がなくて。。。色々、考えさせられました。ぁりがとぉ??

    2005-08-28 12:11:00
  • 280:

    あや?さんちなさん?最後まで読んで頂きありがとうございます?私も初めて長く続いた恋愛からの結婚なんで自分でもびっくりですよ?まだまだ何があるか解らないけど頑張って行こうと思います?あやさんも?ちなさん?も頑張って下さいね?

    2005-08-28 15:27:00
  • 281:

    名無しさん

    最後ちょっとよく分からないんですけど、何で急に欝になって急に治ったんですか?

    2005-08-29 03:11:00
  • 282:

    完全には治ってないですよただ今は安定してる期間が持続してるだけで♪
    急にウツになったのは私にもあまり解りませんがただ自分の生きて来た過去から家庭を持って何年も働いてる自分に一気にプレッシャーみたいなものを感じてたんだと思います…この今の家庭が万が一壊れたらって考えたらとまらなくなってウツへと発展したものだと思うんですよ。

    2005-08-29 23:23:00
  • 283:
    2005-11-10 17:57:00
  • 284:

    名無しさん

    よんでよかった。琴さんほんまにありがとうございました!ことばではいえないぐらい感謝です。この小説、私が今までよんだ中で一番心に響きました。涙とまらなかったです。ほんとによかったです。

    2005-12-11 06:56:00
  • 285:

    名無しさん

    よみました?感動しました?これからもずっと幸せでいて下さいね???

    2005-12-17 04:37:00
  • 286:

    名無しさん

    ??

    2005-12-20 01:57:00
  • 287:

    名無しさん

    おつかれさま ?

    2005-12-24 03:17:00
  • 288:

    名無しさん

    涙ちょちょぎれた?

    2005-12-31 17:52:00
  • 289:

    名無しさん

    2006-01-14 13:06:00
  • 290:

    名無しさん

    ?

    2006-01-17 14:42:00
  • 291:

    名無しさん

    2006-03-16 16:02:00
  • 292:

    琴美

    お久しぶりです。完結してたから久しぶりに覗いて見ました★読者の皆様感想などありがとうございます★引き続き、第?段として、同じスレに1話に書いてなかった事、そして続きとして書いて行こうと思います長い目でどうぞ見守り頂けたら幸いです★

    2006-03-21 00:56:00
  • 293:

    琴美

    あれからまた月日は流れた私達の生活は、またも大きく変わっていってしまった夫:恭司君はウツ病治療で精神科に通う中、完全にウツが治ったとは言い切れないが順調に普通の生活をしている。
    嫁:琴美は順調に一人の母として主婦をしている。
    娘:優輝は明るく元気に育ち今では大人並に会話も成り立つ程…

    2006-03-21 00:58:00
  • 294:

    琴美

    恭司君との出会いから、
    確実に人生は変わった事…過去、私の身内は私の知らない所で、泥沼な借金地獄になっていた事があった。私は中学を卒業してお水の世界へと繰り出したが、
    それも貧乏から逃げたかったからで、一気に稼ぎたかったから…そして母一人で私と兄弟の三人を育てて来た母に少しでも苦労を減らせてあげればいい…そう思っていた。

    2006-03-21 00:59:00
  • 295:

    琴美

    お金がないと遊べない…
    お金が同じぐらいナイ子と遊びたくない…
    そんな価値観から…地元に帰るたびに、周りには好きなようにオゴッていた。
    オゴッて遊ぶ事で私自身が満足していた。
    でもそんな生活は長くは続くわけもなく、キャバクラ中心の、夜の世界の人達と遊ぶ方が楽しくなった。
    と、同時に地元の友達とは連絡を取らなくなった。

    2006-03-21 01:02:00
  • 296:

    琴美

    それなりに楽しく過ごして来た中、得た物もあれば、失った物もたくさんある…私は、恭司君と知り合って初めて人を愛する事を知った…同時に愛される事も。恭司君さえいれば…………恭司君と付き合うようになってからは地元にもめったに帰らず、母への仕送りもストップして、お水友達とも付き合いは無くなって行った…。

    2006-03-22 16:56:00
  • 297:

    琴美

    そのまま時は過ぎ、恭司君と結婚、優輝を出産、マイホーム購入、色々あった中でも、幸せな家庭を持ったそんな中、母との連絡も、マメにするようになった…いつの間にか、兄弟とも、まるで友達のように連絡を取るようになった。

    2006-03-22 17:00:00
  • 298:

    なお

    今日初めから一気に読みました☆実話とは思えない凄い波瀾万丈な人生ですねw(゚o゚)w
    また書き初めてくれて嬉しいです!頑張って下さいネ☆

    2006-03-23 02:56:00
  • 299:

    琴美

    なおさん★私の長い小説の為時間をさき、初めから読んで頂きありがとうございました(〃>νб)
    自己満足かもしれませんが頑張って二段目も完結に向かうよう頑張りますので、どうか長い目で見守り頂けたら有り難いです★

    2006-03-23 22:16:00
  • 300:

    琴美

    ある日の事だった…母が、借金をしてると私に相談をしてきた。
    いつから?なんの為に?!いくらぐらい?それを私にどうしろと??!
    お金がナイとかお金を貸して…などは今までに何度も言われた事はあったが私も恭司君と結婚してからは、お金の価値観を戻す為にもそれほど働かなくなり、
    恭司君と優輝と三人だけでの生活が大切だった為、
    ずっと受け入れてやらなかった。

    2006-03-23 22:18:00
  • 301:

    琴美

    私には予想も出来ナイ事だった。
    だから、借金があると言われても、そんなん知らん!と冷たく言い放つしかなかった。
    とは言ったものの…
    心の隅では気になって仕方なかった。でも精一杯頑張って働き出し、順調に頑張ってる恭司君には、とても言えない…

    2006-03-23 22:23:00
  • 302:

    琴美

    しばらく毎日のように、
    母は泣き付いて電話をかけてくるようになった。
    兄弟はずっとプータローに近いフリーターで、兄弟もギャンブルに狂っていた為母は琴美しか居ない…と、なげいてくる。

    消費社金融から銀行、ついには、闇金融にまで手を出していた母は、破産宣告をしたが、それでも懲りず、また闇金融に手を出した。それも関西〜関東の方にまで渡り……………。

    2006-03-23 22:27:00
  • 303:

    琴美

    お金を貸せないと断る私に逆切れのように泣きながら言われた台詞は、私が家族を守ろうと、良かれと思って生きてきた今に渡る人生全てを否定されたようで、腹が立つ以前に、悔しくて悲しくて仕方がなかった。母と電話で喋った日は、
    自然に顔に出てしまうのか恭司君が仕事を終えて帰ってきてから聞いて来た。

    2006-03-23 22:34:00
  • 304:

    琴美

    「お前何かあったやろ?」
    「なんで?別になんも…」
    「もうえぇって!最近の、お前見てたら解るねん!!でも何があったんかは言わな解らんで!!」

    2006-03-23 22:36:00
  • 305:

    琴美

    「……別に…恭司君には、関係ナイ事やから。」
    「なんやねんその言い方」「うちの親の事やから!」「あんな〜俺ら結婚してんねんで?お前の親やけど、俺の親でもあんねんから、取りあえず何があったかゆうてみ…」
    「………」

    2006-03-23 22:38:00
  • 306:

    琴美

    私は言って、恭司君になんて言われるか怖くて言うのを戸惑っていたが、
    恭司君は全てを見据えたように、
    「……金か?」
    とだけ聞いてきた。
    私は小さく頷いて、ゆっくり母の事情を話し出した。

    2006-03-23 22:41:00
  • 307:

    名無しさん

    2006-03-24 02:39:00
  • 308:

    名無しさん

    2006-03-24 02:40:00
  • 309:

    名無しさん

    2006-03-24 03:16:00
  • 310:

    琴美

    恭司君はしばらく黙ったままで、一言だけ聞いてきた「ほんで?お前はどうしたいん?」
    「……どうしたいって言われても…」
    「…じゃあ例えばこの家庭に余る程の金があったら?俺が聞いてるんは、お前の気持ちや!助けたいんか、見捨てるんか…」
    「そら…助けたいよ…」
    「………」

    2006-03-24 21:26:00
  • 311:

    琴美

    しばらく言葉もお互い出なかった。
    「お前のオカンはお前にじゃなくて、なんで俺に一言でも、金貸してって言わへんの?お前はもう嫁に出た人間やで!」
    「………そりゃあ〜言いにくいからうちに言うてくるんちゃん?」
    「言いにくいかも知れんけど、お前に言ってもなぁ〜結局はお前と生活してるのは俺やで…」
    「そうやけど……もういいやん!うちの親のせいで、この家庭自体が揉めるぐらいやったら、別にほっとくし!」
    「ふーん…それでいいんやな?」

    2006-03-24 21:29:00
  • 312:

    琴美

    そう言って、その日はそれ以上に話しをする事もなかった…
    翌日…また母からの電話でうんざりしていると、
    仕事中にも関わらず恭司君が電話をかけてきた。
    「取りあえず、考えて見てんけど、今家庭にある貯金でなんとかなるなら、お前の親に貸してあげてもイイんちゃうか?貸すようで、あげるみたいにはなるやろうけど…」
    「ほんまに?!ほんまにいいん?」
    「しゃーないやん…だってお前は助けてやらたいんやろ?貯金無くなったからって、別に俺らが生活出来ないわけじゃないやろ?」

    2006-03-24 21:31:00
  • 313:

    琴美

    それから私は次の日、母に自ら電話を入れて、優輝が産まれてからコツコツと、貯金していた50万ばかりのお金を振込んであげた…。母はとても感謝をしていて恭司君にも御礼の電話を入れてくれた。
    でも…それだけでは済まなかった。
    借金の返済はほとんどが、利息で元金自体は返済されてないんだと、次々に、
    闇金融からの追い込みがあった。家賃も半年程の滞納をしており、もちろんの事家主さんからも払えないから出て行ってくれと頻繁に言われていた…。

    2006-03-24 21:33:00
  • 314:

    琴美

    そんな話しをお金を貸した数日後にされて、私はますます、恭司君への申し訳なさと、恭司君へ話しても、私がまだ母を助けたいと言えば離婚に繋がる予感までしていた。
    悩んだあげく、私の中での決意が決まった。
    全てを捨てよう…私の産まれ育った家族の為に…
    優輝を手放すのは母親として失格だ…でも確実に私よりも恭司君と生活する方が優輝にとって金銭的な苦労はしない…私はフルタイムでもう一度夜の世界に一気に稼ぎに行こう…。

    2006-03-24 22:46:00
  • 315:

    琴美

    その頃の私は結婚した家庭より私が産まれ育った家族を選ぼうとしていた。
    そう決意した時、泣きながら優輝に謝った…

    その夜、恭司君が仕事から帰宅してすぐに話しを切り出した…

    2006-03-24 22:48:00
  • 316:

    琴美

    「私…色々考えた結果な、離婚して家族を助けて行こうと決めた…」
    「はぁあっ?!」
    「この前貸したお金は全部利息なだけやってんて…」「…何それ…利息って……そんなんあってないようなもんやんけ…!もしかしてお前の親そんなん払ったんか?」
    「……うん」
    「つまりは捨てた金みたいなもんやで!そんなんな、闇金融なんかにちゃんと、支払おうと思ったら金なんかなんぼあっても足りるわけやいやろ!」

    2006-03-24 22:50:00
  • 317:

    琴美

    「だから私が離婚してでも返済の為だけにずっと夜働いて頑張って行くってゆうてるんやん!」
    私達はだんだん口論とゆうよりも大喧嘩になって行った。
    「お前が夜働いたとこで、そんなん返せると思ってんの!?仮に返せたとしても今後、親の為だけに働いて我が子まで捨てて、そんな人生で楽しいん?!いつか親を憎むのも目に見えるし後悔しても元には戻らん事やで!それでもお前一人で優輝置いてでもやっていくってゆうんやったら勝手にせいや!」

    2006-03-24 22:52:00
  • 318:

    琴美

    「……だからそうするって優輝が手元におらん人生が楽しいわけないし精神的に辛い事ぐらい解ってる…」「……優輝…か…じゃあ…俺ってなんなん?お前にとって、俺はなんやったん?残される俺の気持ちは?」「………それは悪いと思ってるよ…」

    2006-03-24 22:54:00
  • 319:

    琴美

    「なにそれ…答えになってないわ…もういいわ…優輝連れて俺実家帰るし、ここに住むんやったら親とか、お前だけの身内でも呼んで暮らしたらええし、お前が出て行くんやったら俺と、優輝がおらん間に出ていけや!じゃあな…」
    そう言って恭司君は優輝を連れて出て行った。

    2006-03-24 22:55:00
  • 320:

    琴美

    一人になった家は、いつも以上に広く感じてて寒くて、ただ静かな夜だった…。
    出会いから結婚、優輝の、出産など過去の想い出を思い出しては号泣していた。

    2006-03-24 22:57:00
  • 321:

    名無しさん

    2006-03-25 06:09:00
  • 322:

    名無しさん

    2006-03-25 11:03:00
  • 323:

    琴美

    それからしばらくたって、静かな部屋に一本の電話が鳴り響いた…

    「はい…」

    電話に出ると恭司君の母である、私の姑だった。

    2006-03-27 19:09:00
  • 324:

    琴美

    「もしもし?琴美ちゃん?恭司からある程度の話しは聞いたけど、優輝の為にはなる決意なんか?突然母親を失う優輝の気持ちを考えたら、琴美ちゃんの決断は間違ってると思うんやけどなぁ…お金で済む問題なんやったら、あとから後悔するのもあんたやし、お金に変えられへん優輝は何より大切なんやで…それを簡単に決めたらアカン!もっとよく考えて恭司とも話し合いしてみなさい…」

    2006-03-27 19:10:00
  • 325:

    琴美

    一方的にまともな意見を言われて、取りあえず電話を切ったが、私には言われなくても解ってる事だった…お金で済む問題と言われても、そのお金がなければ済まない問題なのだから…

    そして私は考えても考えても、答えは同じだったので家を出る用意をしていた。

    2006-03-27 19:11:00
  • 326:

    琴美

    それをさえぎるかのように恭司君と優輝が帰って来た「俺のオカンが金貸してくれるらしいわ…お前の為にでもないしお前の親の為でもないからな!もちろん、俺の為でもナイし…優輝の為やで!」
    「……」

    私は何も言えなかった。
    こうなる事から逃げようとしていたから…。

    2006-03-27 19:13:00
  • 327:

    琴美

    私も私の母も借りてしまえば一生頭が上がらないだろう………
    そんな想いの中でもやっぱり頼るしかなかった…。

    数日後、姑〔しゅうとめ〕と私の母と皆で会う事になり、緊張で申し訳ナイ気持ちと屈辱的な修羅場となった。

    2006-03-27 19:14:00
  • 328:

    名無しさん

    始めから一気に読みました??切ないおもろい??読者の邪魔になるのでカキコしないけど最後まで読んでます?頑張って下さい??

    2006-03-28 17:53:00
  • 329:

    琴美

    ↑↑カキコありがとうございます★凄い励みになりました(^∇⌒)時間はかかるかも知れませんが第二段としても完結させようと頑張りますので見守り下さい★

    2006-03-29 01:34:00
  • 330:

    琴美

    姑は、封筒に入れてきた、100万の束を出し、私の母へ手渡す前に言う…
    「もう二度とこんな事がないように、借用書と一筆を書いて貰いたいんです!」貸す側の強気な姑に対して借りる側の母はとても小さくて弱々しく、

    「はい…もちろんですホントにすみません…」
    と…ただ頭を下げるだけ…

    2006-03-29 01:35:00
  • 331:

    琴美

    「この100万で弁護士を雇って下さい!闇金融の借金はこれ以上払わなくて済む方法を確実に取って下さいね…それからある程度の、お金は残ると思うんで、安いアパートにでも引越しするなり、あとは好きにして下さい…」

    「…はい…ホントに迷惑かけます…ありがとうございます…どうもすみません」

    2006-03-29 01:36:00
  • 332:

    琴美

    「それから……二度と……こちらに来ないで下さい…二度と琴美ちゃんにも連絡しないで下さい…孫の優輝にも構わないで下さい…」「……………」
    さすがに母も何も言えないようで涙しか出ていなかった。横に座って話しを聞いていた私も何も言えなかった…恭司君は黙って頷いている…

    2006-03-29 01:37:00
  • 333:

    琴美

    母は意を決したように、
    娘の琴美、孫の優輝には、今後会わないし連絡も取らない…と、一筆を書いた。それを書く母の姿を見てられず、お茶を入れに行くふりをして、声を殺して泣いた…。
    我が子に会えなくなってでもそのお金を手にする母に少し前までの自分が重なった。優輝を置いてでも離婚して私がお金を稼いで実家に帰ろうとしていた事…。

    2006-03-29 01:39:00
  • 334:

    琴美

    それを私が母にされたようで、悲しくて悔しくて……流れた涙は、それ以上に母の方が何より情けなくて、やり切れないだろうなと、母自身を可哀相に思った涙だった…。
    その日、母は私を見てありがとうと目に涙をためて、帰って行った…。
    姑は母が帰る少し前に帰って行った。

    2006-03-29 01:41:00
  • 335:

    琴美

    その夜、私はまたひとつ、新しい決心をした。

    「恭司君…私の親が借りたお金は確実に私が返して行くから…だからもう一度、キャバクラに行こうと思ってるねん…」
    「……優輝は?」
    「優輝には少しの間、また託児所入って貰うしかナイかな…?」

    2006-03-29 01:43:00
  • 336:

    琴美

    「…お前が夜働くんやったら、しゃーないやん!…俺仕事朝早いし帰ってくんのも遅いし…」
    「うん…」

    恭司君は私がキャバクラに行くと言う事に対して、
    一言の反対ぶりもなかったむしろ当然だと言うような態度だった。

    2006-03-29 01:45:00
  • 337:

    琴美

    仕方なく優輝はまたしても24時間託児所へと預けられる運命になった。
    私はなるべく近場でキャバクラを探した。募集広告だけでは、どんな店かも解らないし、キャバクラと間違ってセクキャバに面接に行く可能性もあるし、取りあえずうろうろと夜の繁華街を歩いた。

    2006-03-29 01:48:00
  • 338:

    琴美

    結婚前に働いていた時の、店のお客さんにも堂々と、連絡してオープンから盛大にした。
    経験がある子とゆう事で、マネージャーや店長など、店の男連中には扱いも良くされていた。
    みるみるうちに、トップクラスへと上がり、給料も、恭司君の倍以上貰う程にはなっていた。

    2006-03-29 01:53:00
  • 339:

    琴美

    2、3ヶ月で姑への借金は簡単に返せたものの…実際給料を手にすると、やっぱり借金への想いは薄く、いつでも返せる…なんて気持ちに変わってしまっていた
    とにかく優輝には1番我慢させているから、せめてもの、贅沢をさせてやりたかった。優輝が欲しがるオモチャや本や、可愛い服などなんでも買い与えていた…私自身の自己満足とそうする事での償いかもしれないが…。

    2006-03-29 01:56:00
  • 340:

    琴美

    一方、恭司君はまたしても変わり果ててしまった。
    私の給料を私の居ない時に盗っては、私が夜働いてるのをいい事に、毎週毎週、時には連チャンで私の店ではない、キャバクラに飲み歩き出していた。
    私が仕事から帰っても、
    まだ帰ってない時もあった

    2006-03-29 01:58:00
  • 341:

    琴美

    私は私で仕事にとらわれすぎており、毎日が同伴やら指名やらの事ばかりだった
    それでも姑には確実に毎月返済するとゆう形で、月に5万〜10万の返済はしていってた。

    2006-03-29 02:01:00
  • 342:

    琴美

    そんな暮らしの中で、
    恭司君に段々腹が立って来ていた。いくら真面目に仕事には行ってるといえど、仕事が終わって好き放題に遊んでたり、小遣い以上にお金も使うようになって、そんな暇があるなら優輝と家で一緒に居てやれと、
    喧嘩ごしに言詰めたりしていたが、どんなに言っても言い返せされ、はねのけられ、ますますひどくなった

    2006-03-29 20:35:00
  • 343:

    琴美

    私もストレスがたまり、
    発散方法は買い物でしかなかった。給料を残してても恭司君に使われるなら自分で使ってやる!と思って、私は私で服を買ったり鞄を買ったり…
    手にするお金は使い込むとゆう家庭になっていた。

    2006-03-29 20:40:00
  • 344:

    琴美

    ある日…ポストを開けると恭司君宛ての封筒が届いており…表面にはクレジットカード会社の名前が書いてあった。
    恭司君は使えるお金が無くなって、カードを作り、
    借金をしていた。一括で、払う契約らしく、その日、案の定、カード会社からの請求電話があった。

    2006-03-29 20:43:00
  • 345:

    琴美

    恭司君に問い詰めたところやっぱりキャバクラで飲む為に使ったお金だった。
    私が必死にキャバクラで働いてるにもかかわらず、
    のうのうと他のキャバクラで別の女の子を指名してる…それが1番腹が立った。矛盾しているのも解るが、恭司君に指名を貰って稼いでる、顔も知らないコンパニオンにまで腹がたった。

    2006-03-29 20:46:00
  • 346:

    琴美

    恭司君への不信感からの想いもあり、様々なお客さんから、アクセサリーや服やブランド物などのプレゼントじゃなく指名を…現金を貰うようになった。

    さすがの恭司君も給料とは別の感覚なのか、お客さんから貰ったお小遣いについては、何も言わなかった。

    2006-03-29 20:50:00
  • 347:

    琴美

    だけど…いつの間にか、
    恭司君はお金を頂戴とは、一切言わなくなっていた…
    私の中ではまた借金をしてるなんて、頭になくスロットや競馬で勝ってるからお金はあるんだろうと安心しながら心の奥では不安だった。

    2006-03-29 20:51:00
  • 348:

    琴美

    ある日の事だった…私は、ふと考えていた…最近、
    恭司君とエッチをしていない…毎週必ずと言っていいぐらい週1〜2回はしていたのに…とゆうより恭司君に求められていたのに…。
    そういえば最近髪の毛を染めたり、新しい服を買ったり…普段の恭司君には滅多にナイ行動だった事を改めて考えていた…。

    2006-03-30 23:37:00
  • 349:

    琴美

    気分転換に…とゆう何気ない一言を私はその時、純粋に信じていた。

    何より人を好きになる事も時間がかかる恭司君が浮気をするとゆう考えは一切なかった。ギャンブルや、飲み歩きに関しては昔からの名残で行く事は私も妥協が出来ていた。

    2006-03-30 23:39:00
  • 350:

    琴美

    でもその頃の恭司君には、女の直感からか、浮気をしてそうだと、ピンっときていた。

    胸騒ぎがして夜も眠れずに恭司君が深く爆睡している間に、恭司君の携帯を初めて手にした。

    2006-03-30 23:40:00
  • 351:

    琴美

    勝手に携帯なんか見たら怒られるだろうから、ドキドキしながら、私は優輝の寝ている自分の部屋でこっそり携帯を見ようと、恭司君の携帯に電源を入れた。
    でもロックがかかっており、操作が無効だった。
    ロックをかけてる事自体の前に携帯の電源も切ってる事…全てが怪しく思った。

    2006-03-30 23:42:00
  • 352:

    琴美

    恭司君の誕生日や、優輝の誕生日など思い当たる全ての暗証番号を押したが一切解除されず、約2時間程かけて、色んな番号を押してやっと暗証番号が一致し、携帯は完全に開かれた。

    2006-03-30 23:45:00
  • 353:

    琴美

    取りあえず最初はメールを見たが受信も送信もありません。の状態だった…
    〔恭司君の性格上、メールなんかしない人やしな…〕と勝手に決め付けて、着信履歴と…リダイアルも見た登録されていない番号からマメに電話がかかっており恭司君自体も仕事から帰って来る前の時間帯に電話している…。

    2006-03-30 23:45:00
  • 354:

    琴美

    まさにそれが直感を実感とさせた…
    もう一度メール覧に戻してiモード問い合わせにしてみた。恭司君が電源を切っていた間にメールが入って来てるかも知れない…。

    案の定、一通のメールが届いた。

    2006-03-30 23:46:00
  • 355:

    名無しさん

    2006-03-31 08:41:00
  • 356:

    名無しさん

    2006-03-31 09:31:00
  • 357:

    琴美

    名前はちづる…とゆう女だった。

    「この前はありがとう次はいつ会える?」

    この内容だけで、充分な、証拠となったが、私は、
    徹底的に真実を掴んでから恭司君に話そうと思った。

    2006-04-01 01:31:00
  • 358:

    琴美

    私は居ても立ってもいられず、とっさに、イイ方法を考えた。

    自分の携帯のメルアドを、男の名前に変えて、その夜だけアドレスを変更した。そしてちづるとゆう女に、男のふりを装って、メールをしてみた。

    2006-04-01 01:32:00
  • 359:

    琴美

    【ちづるちゃんやんな?】送信……………
    さっそく女から返事が来た
    【だれぇ(〃>νб)??】受信………………
    結局はメールの相手が男だと感じれば、誰にでも返信するような奴っぽかった…

    2006-04-01 01:34:00
  • 360:

    琴美

    【俺…カズマってゆうんやけど…恭司って知ってるやんな?俺恭司の友達☆】
    【うん…知ってるけど☆★カズマ君はなんで私のメール知ってるの?】
    【恭司に教えて貰った!!なんか、すぐやらしてくれるとか言ってたし…】
    【えっ?マジでそんなん言うてたん??最悪やぁ(泣)確かに恭司君とはやったけど…まだ一回だけやし、カラオケ行くだけのつもりやってんけどな(^-^;】

    2006-04-01 01:36:00
  • 361:

    琴美

    私の中で真実を知ってしまい、絶望感を味わった。
    それでも私は怒りを堪えながら続けた…
    【ふーん。そうなんや…!恭司は最低な奴やから俺にしときや(笑)ってか恭司には、嫁と子供おるの知ってる??】

    2006-04-01 01:37:00
  • 362:

    琴美

    【知ってるよ☆★ってか私も一応彼氏居てるしね★】
    このメールが入って来た時ほんっまにキレた!
    嫁と子供がおるの知っててかよ!!それって浮気通り超して、確実に不倫やん…私は裁判にかけると立場的に慰謝料を貰えるぐらいの被害者だった…

    2006-04-01 01:39:00
  • 363:

    琴美

    【ちょっと今から電話していいかな?】
    私はカズマに成り済まして電話をかける許可を貰ったプルルル…プルルル…
    「はぁぁい☆☆」

    ブリブリで電話に出た女に対して、私は本性を現した

    2006-04-01 01:41:00
  • 364:

    名無しさん

    がんばッてなあ??

    2006-04-03 21:49:00
  • 365:

    琴美

    ↑↑↑ありがとうございます◎頑張ります?

    2006-04-06 00:06:00
  • 366:

    琴美

    「もしもし!なんなんアンタ!人の旦那に手出して!私恭司の嫁なんやけど…」「????えっ?えぇ?」女はパニック状態だった…「今までアンタがメールしてた相手は私なんやけど!アンタ家どこやねん!?家庭持ちって知ってたらしいやん!それって意味解ってんの?離婚したるし恭司なんかあげるから、アンタは私と子供に慰謝料頂戴!」

    2006-04-06 00:08:00
  • 367:

    琴美

    と狂ったようにブチキレた
    「えっ…あの…そんなん困ります…私彼氏居てるし」「はぁ?自分何言ってん?人の家庭壊して自分は彼氏に知られず、スリル求めて不倫してましたって?彼氏とは別れる気ありませんってか?」

    「えっ…だって手出してきたのは貴女の旦那さんやし…」
    その言葉でよりいっそうにキレた…

    2006-04-06 00:10:00
  • 368:

    琴美

    「手だされたお前自身も、それを受けたお前は事実やろが!お前なんしこのまま逃げんなよ!」
    「もう…そんなん辞めて下さい…旦那さんと二人で話し合って下さい…今回は、ほんとに悪かったとは思ってます…もう二度と旦那さんと連絡も取らないし合わないから…すみません」

    そう言われ電話を切られた

    2006-04-06 00:12:00
  • 369:

    琴美

    私はムカムカして爆睡している恭司君の部屋を開けておもいっきりテーブルを、蹴りあげた…

    びっくりして跳び起きた、恭司君は、

    「なっなんやねん…」
    と目が点になっていた。

    2006-04-06 00:14:00
  • 370:

    琴美

    私は今までの自分が嘘のように…とゆうより恭司君の前では一切出した事のナイ姿に凶変していた。
    それが本来の素の自分だ…「なんやねんちゃうやろ!浮気してるやろ?」

    「ハァ?何言ってんねん…するわけないやろ…」
    呆れたような口調で平然と嘘をつく恭司君にさらにキレた。

    2006-04-06 00:15:00
  • 371:

    琴美

    「もうええって…じゃあ、ちづるって誰や!」
    「ハァ?お前なんなん?人の携帯見たん?キモイで」「アンタが浮気してるって直感で解ってたから見たんや!そんな事より何浮気してんねん!浮気やったらまだカワイイわ!不倫してるんやろ?」

    2006-04-06 00:17:00
  • 372:

    琴美

    「何言ってんかさっぱり解らんで!ちづるって子は、ただのサイトで知り合ったメル友や…」
    「ふーんメル友からやり友になったんかぁ〜?」
    「……なんやねんホンマ…怠いわ…」
    「こっちが怠いわ!今まで騙されてた気分や!私の、携帯見てみーや!」

    2006-04-06 00:18:00
  • 373:

    琴美

    そう言って、私の携帯を投げた。
    カズマと名乗ってちづるをおびき寄せ、やり取りをしている内容を目にした恭司君は、もう言い訳出来ないと思ったのか、しばらくは黙っていた。
    口を開いた恭司君は逆切れをしだした…
    「ってかなんなんお前は?ストーカーかっ!暗証番号もなんで解ってんねん!!俺はそれが怖いわ!夜中に人が寝てる間にコソコソしやがって!気持ち悪いで」

    2006-04-06 00:20:00
  • 374:

    琴美

    「じゃあなんやねん!私がこうでもせんかったら知れる事なかったんやで!ずっと騙されておらなアカンの?ホンマに出会ってからずっとずーっとそれだけはナイって信じてた自分が惨めやわ!」
    「…今回が初めてや…」
    「初めてかどうかなんか、問題ちゃうねん!事実は事実やろ…だいたい今回発覚してしまった事で今までもこれからもずーっと疑う事になるし、しんどいわ…」

    2006-04-06 00:23:00
  • 375:

    琴美

    「ほんじゃーなんやねん…俺はどうしたらいいん?!もう連絡取らへんわ…」
    「そんなんこれからの事やん、私は今が嫌やねんこの現実が嫌やねん…こんなんで、もう一緒にやって行かれへんわ…慰謝料も養育費も何にもいらん優輝だけが居てたらいいし、もう離婚してや…」

    「…………。」

    2006-04-06 00:25:00
  • 376:

    琴美

    「一応離婚届けの用紙も、前に用意してたのがあるから…」
    そう言って離婚届けをテーブルに叩きつけた。
    「ちょー待ってくれや…」恭司君は私の本気の怒りに動揺している様子だった…「はよ書いて!」

    2006-04-06 00:27:00
  • 377:

    琴美

    待つどころか怒りに狂って急かしたてた私に恭司君は
    「わかったわ!もうええわ書けばイイんやろ!?離婚したら納得すんねやろ!」と逆切れのような、諦めたような口ぶりで離婚届けに書きだそうとしていた…。
    黙って私が何も言わず、
    その様子を見ていると…

    2006-04-06 00:29:00
  • 378:

    琴美

    「なぁ…ホンマにこれでイイんかな?俺が言える立場じゃないのは解ってるけど…俺は別れたくナイ…どうしたら許してくれるん?俺が悪かったし、今となっては後悔もしてるし…でも俺にチャンスくれへん?もう、絶対裏切らんから…忘れろとは言わへんけどこれからの俺をもう一度見て欲しいねん…」

    2006-04-06 00:31:00
  • 379:

    琴美

    「………」

    「許してくれとは言わへんけど…これは俺からのお願いや…俺は別れたくない…もう一度チャンス下さい」
    恭司君の目が潤んでいて…申し訳なさそうに言う台詞は、私の中で愛では無くて物凄く深い、情が反応した

    2006-04-06 00:33:00
  • 380:

    琴美

    「……………このまま一緒に居ても、私は一生許す事はナイし、今まで信じてた物が一気に崩れたんやから今後も変に色んな面で、
    疑う事には変わりナイで」
    「……もう一度信じて貰えれるようにするから俺を見てて…」

    「………解った。次はナイからな。」

    「うん。」
    喧嘩と話しあいは、結局朝まで続いて、その日だけは仕事に真面目な恭司君も、仕事を休んだ。

    2006-04-06 00:35:00
  • 381:

    琴美

    こうして初の浮気発覚から確実に信頼性は無くなってしまったまま一緒に生活を継続する事になった。

    それからも恭司君は相変わらずギャンブルは趣味で、勝てばキャバクラへ飲みにとゆう行動は一切変わりはしないままだった。

    2006-04-06 00:37:00
  • 382:

    琴美

    でも私の中では素直にスロットに行ってるとか、飲みに行ってるとか、例えホントの事でも思えなくなってたやっぱり浮気されてた過去からか、スロットとかゆうて…ホンマは…?飲みに行くとかゆうてホンマは…?たまたま電話が繋がらなかったら、もしかして今頃…疑いだしたらキリがなく、妄想しだしたら自分が自分じゃいられないぐらいパニック症状になって行く…。

    2006-04-06 00:39:00
  • 383:

    琴美

    「どうしたん!?なんで?こんなに買えるお金持ってたん?」
    「そら〜持ってるよ」

    その時、ギャンブルで大勝ちでもしたのか…と一瞬は考えたが、勝てば飲みに行くとゆう恭司君がお金を残してるわけがない…と思いなおした。

    2006-04-06 00:43:00
  • 384:

    琴美

    そして私はいちかばちかでカマをかけて見たんだ…。「恭司君…また借金してるやろ?」

    「えっ…してないわ…」
    自信なさ気に明らかに動揺してる姿に、再び…

    「私知ってんねんで…」
    この台詞が恭司君を開き直らせた…。

    2006-04-06 00:45:00
  • 385:

    琴美

    「ああ!してるよ!だからなんなん?お前に関係ないやん!俺の借金や!だから俺が自分で返済していくし俺の小遣いから毎月払って行くわ!だいたいお前だけ好きなだけ金使って俺の気持ちを考えた事あんのか?確かにお前の方が稼ぎええけど、だからってお前だけの金なん?俺の給料で生活してお前の給料は全部お前の小遣いなん?クリスマスやしプレゼントぐらいあげたいって思って、でもスロットで負けて金なくなって焦って………」

    2006-04-06 00:47:00
  • 386:

    琴美

    怒りながら必死で正当化をしようとする恭司君…。
    そんなのどうでも良かった結局話しをまとめると、
    【全部お前のせい!俺は悪くない!】
    そんな言い方にしか聞こえなかった。恭司君は一切、謝る事はなかった。

    自分の小遣いから支払うとタンカを切った恭司君だが最初から払えるわけないと思ってた…ギャンブル優先で、勝てば払う、でも負ければ借りる…そんな繰り返しになっていくだろう…
    そう思っていたが、あえて私ももう何も言わないようにした。

    2006-04-06 00:50:00
  • 387:

    琴美

    どうにでもなればイイ…
    ホントにそう思った。

    そして私は私で毎日のように、指名本数、同伴、ボトル、自分の仕事に専念する

    2006-04-06 00:52:00
  • 388:

    名無しさん

    がんば?あげ?

    2006-04-10 02:28:00
  • 389:

    琴美

    ↑ちょっと期間あきましたが、ありがとうございますゆっくりペースですが再度完結目指して頑張ります★

    2006-04-14 01:09:00
  • 390:

    琴美

    自分が忙しければ、自分が楽しんでれば、相手を干渉する事もなくなって行く…暇な時間を作ってはいけない…
    そんなふうに思って、仕事に気合いを入れ直した…。
    美に磨きをかける事で、
    自己満足かもしれないが、1番のストレス解消法だと思った。

    2006-04-14 01:09:00
  • 391:

    琴美

    それに伴い、自信さえも、自然についてくる…。
    まして、夜の仕事だったらもっともだと思った。
    そしてそれは自然に雰囲気へと出るもんなのかもしれない…

    2006-04-14 01:10:00
  • 392:

    琴美

    キャバクラは女の子の入れ代わりが激しくて次々に、新人が入ってくる。
    それもまだ十代の、若い子ばかりが…
    私は25前半ギリギリの歳でかなりオバチャンだと一気に自信を無くした時もあった…。
    そして、そんな若い女の子達を見るたびに、こうゆう子を求めて恭司君は飲みに行くんやろな〜と、実感…

    2006-04-14 01:11:00
  • 393:

    琴美

    そんな日々の中でも長年、お水で働いてるだけに、
    接客だけには自信があった私を指名で来てくれる人は長時間居てくれたり、来てくれたら必ず金額は大きかった…。
    でも同じお客さんを何人もローテーションで呼んでいるだけで、なかなか新規のお客さんが付かなかった…やっぱり新規の人は若さやスタイルなど見た目だけで判断するから…。

    2006-04-14 01:13:00
  • 394:

    琴美

    ある大雨の日、店自体が暇だったが、すぐ近くの同じ系列店にはそこそこ人気がある女の子の誕生日だったらしく、その系列店は、 その子のお客さんで満席になっていた…
    「ごめん琴美…何人かすでにヘルプ行かせてんねんけど…お前も〇〇店にヘルプ行ってくれへんかな?」
    店長に申し訳なさそうにそう言われて、私のお客さんが来てくれるまでの間、
    ヘルプに行く事になった

    2006-04-14 01:14:00
  • 395:

    琴美

    物凄い華やかなドレスを身にまとったズバ抜けて目立つ小さな色の白い可愛い、女の子が目にとまった…。一瞬で誕生日の子だなと、理解した。
    そして私がヘルプで付けられた席は、30代前半の柄の悪そうな人だった。
    その人の先輩とゆう人が、誕生日の女の子を指名していた。

    2006-04-14 01:16:00
  • 396:

    琴美

    初めての店で、知らない女の子ばかりの中で、物凄いやりにくかったが、持ち前の明るさで、私の隣の男へと話しかけたりしていて…その場をなんとかしのぐ…
    そんな時、誕生日の女の子はボーイに呼ばれて、
    ゴメーン…と可愛いらしい声で、別のお客さんの席へ移動した…。

    2006-04-14 01:17:00
  • 397:

    琴美

    誕生日の子が居なくなった瞬間、私の隣の男とその、先輩が喋りだした。
    「お前〜ええ女つけて貰ってるやん…」
    私の事か?と思ってビックリした。
    「でもこの店の子ちゃうらしいっすわ…」
    隣の男が答えた…

    2006-04-14 01:20:00
  • 398:

    琴美

    「どこの店?」
    「系列の★★店らしいっすわ。」
    「ふーん…」
    そして私を見て一言…
    「名前何てゆうん?」
    「琴美…です」
    私が答えた瞬間、誕生日の女の子が戻ってきた…。
    それと同時に、私は自分の店へと帰る事になった。

    2006-04-14 01:21:00
  • 399:

    琴美

    店に戻った時、すでに、
    私の常連客が待っていた。「ゴメンな…ヘルプ行かせて…こんな雨凄いのに、客呼んでくれてありがとう」店長に言われて席に着いたそして数分もしないうちに「琴美さんお借りします」と私を指名客から取り上げたボーイ…。

    2006-04-14 01:23:00
  • 400:

    琴美

    「??なんで呼んだん?」周りを見渡しても店内は、ガラガラなのに私は何故呼ばれたんやろ?と素で思っていた。
    「琴美よくやった!!」
    ハイテンションの、ボーイと店長に囲まれて肩をポンポンと叩かれていた。

    2006-04-14 01:25:00
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