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トップへの道‥2
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1:
↓下記URLレスNo304の続きです
こちらから読んでください。
http://bbs.yoasobiweb.com//test/mread.cgi/yomimono/1124193696/-52005-08-17 11:07:00 -
601:
『直接行ってみる‥。』
電話をした所で言い訳にしかならない‥。いなかったら いなかったでこれが私達の最後だと言う事‥。
『春も遅刻じゃないの?!一緒にタクシー乗ってく?』手にワックスをつけ、髪の毛につけながら春は大きく頷いた。
『大丈夫??』
タクシーを降りて春は右、私は左に向かう。力強く頷く私に安心した様に笑い春は店へと走りだした。2005-12-14 05:24:00 -
602:
605さん☆574さん☆
リアルタイムでありがとうございますm(__)m八時くらいまでゎ更新する予定ですので 良ければまたm(__)m2005-12-14 05:43:00 -
603:
すでに店は目に入っている。。約束の時間からもう二時間。
『きっと待ってはイナイ‥』 私は上を向いたまま歩いてみた。後少し‥後少し‥ガチャッ・・・
一歩ずつ足を前に進める‥深夜なのに呑み屋街の中にある喫茶店はホステスと客らしき人や若い女の子二人組。同伴前のホストと客。色んな人がいる‥。
コト‥コト‥コトッ。。2005-12-14 05:49:00 -
604:
後ろ姿だけで分かる‥。
沢山の人が同じ格好をしても同じ髪型をしても‥私は一輝を見つける自信がある。。だって…私は・・・一輝にしかドキドキしない。
空になったグラス‥。灰皿はタバコが山盛りになっていた‥。ジーっと下を向いて動かない彼。
手を伸ばせば届く距離‥。足が止まってしまって また手が震えて‥心臓は飛び出そうなくらいドキドキして‥気持ちが悪くなるほど私は緊張してる‥。2005-12-14 07:10:00 -
605:
ヨシッ!!
♪♪♪〜
私が一輝に声をかけようとした瞬間だった‥。
『はい‥すいません。すぐ行きます。。』
多分店からの電話だろう‥彼は申し訳なさそうに謝っていた。左手を上げ時計を見ると時刻は12時過ぎ‥。きっと昔の一輝ならとっくに席を立って仕事に向かっているだろう…。
でも彼は私を待っていてくれた‥。その優しさが愛情なのか罪悪感なのかは分からないけれど 私は胸が痛くなった‥。2005-12-14 07:18:00 -
606:
『一輝‥?!』
私は 中々踏み出せなかった一歩を踏み出した。
『ごめんなさい。遅くなって‥寝てしまってて‥。』ぎこちない話し方の私に対して真顔の一輝。怒って当たり前‥文句の一つくらい言われる覚悟で話かけると真顔だった一輝の顔が一気に笑顔になった。。
『良かった‥。何かあったんかと思った‥。』
すごく優しい一輝の顔は多分今までに見た中で一番優しく思えた。。
『何か飲めば??』2005-12-14 07:24:00 -
607:
メニューを渡そうとする一輝に私は首を横に振った。『出よっ‥』
少しの沈黙の後 先に口を開いたのは私だった。
『いいけど‥どこ行く?』『いいから‥。』
足早に席を立ち 私達は店を出た。
『なぁ瞳?!どこ行くん?』私は一輝の話も聞かず一人で歩き始めた。2005-12-14 07:31:00 -
608:
数分歩くと彼の職場についた。立ち止まる私に 不思議そうな一輝。
『仕事‥時間やばいんでしょ?!話ならどこでも出来るから店でしよ。』
私は一人ビルのエレベーターに向かった。
『ちょっと待って!!仕事はいいから!!ちゃんと話しよ?なっ!!?!』
私の腕を掴む一輝の力強い手。一輝の方を見上げるといきなり私を抱き締める‥きつく‥きつく私を力一杯抱き締める‥。2005-12-14 07:49:00 -
609:
『一輝‥イタイ‥。』
私の声が聞こえていないのか一輝は一向に離れてはくれない。ビルの前を歩く人と目が合う。
『やめてっ!!』
とっさに私は一輝を力一杯突き飛ばし彼から離れた。びっくりした様子の彼に私はエレベーターのボタンを押す。嫌だった訳じゃない‥。このまま時間が止まればいいなんて思った。久しぶりの一輝の匂いに一輝の体温。でも彼はホスト‥。人目が気になるのは彼と付き合いだした頃からの癖‥2005-12-14 07:55:00 -
610:
それにこのままじゃ私は一輝と離れられなくなる‥。もう一度‥次こそは‥と期待してしまう。。
エレベーターが開き乗り込むと私達は言葉を交わすこともなく店の扉を開いた。『いらっしゃいませぃ!!』店はまだ早い時間の為一人若い女の子がいるだけだった。一人の客に対して沢山のホスト‥。その中の一人に春がいた。私は一輝に一番目立たない席に案内して貰い 腰をおろした。2005-12-14 08:02:00 -
611:
『ビールでいい??』
頷くとすぐに一輝はビールを取りに行った。
『瞳何で??』
私の前に立つ春。嫌そうな顔して私の前に立ってる。『時間なかったから‥』
私‥すごく嫌な女。
一輝に春と仲良くしてるコトばれないように必死で春を向こうの席に行かせようとしてる・・・。2005-12-14 09:32:00 -
612:
『お待たせ‥!!』
春がビールとグラスを二つ持ち私の向かいに座った。『春、ここはいいで‥。』一輝が春を向こうに行かせようとする。でも春は動かない‥。私をじっと見て、私の言葉を待っている‥。『春、一輝と話あるから』下を向いたまま言うと春は何も言わずに私達の前から去った。
『取り合えず乾杯!!』
二つ揃ったグラス。私と一輝はきちんとお互いを見てグラスとグラスを合わせた2005-12-14 09:42:00 -
613:
にこにこ笑顔な一輝‥。
何がそんなに嬉しいのだろうか。。
私は今日‥貴方とさよならする為に来たんだよ‥。もぅきっと会う事は勿論、声を聞く事もなくなる。私はこんなに悲しいのに‥。そんなに笑顔で微笑む貴方を見たら覚悟が鈍ってしまう‥。
私はビールを一口飲み 覚悟を決めて口を開いた。 『鍵‥家の鍵‥返して?!』2005-12-14 09:48:00 -
614:
『えっ??』
驚いた様子の一輝。
だって何を言えばいいのか分からなかった‥。
美香との事‥帰って来なかった事‥電話に出なかった事‥聞きたい事や言いたい事はたくさんある。でも‥聞いた所で過去の事‥。。『鍵‥もう必要ないでしょ?!荷物なら送るし返してくれない?』
もぅ二度とあの家で一輝と暮らす事はない。。私の精一杯の台詞は【鍵】という言葉でしか表現出来なかった‥。2005-12-14 09:54:00 -
615:
『ちょ!!瞳落ち着いて?』『落ち着いてるよ?!』
『いきなり何でなん??』『いきなり?!一輝は美香を選んだんやん。なら私いらないやん!!だから‥』
冷静に話すつもりだった。感情的にならずに 最後くらい格好良い女でいたいと私の残り少ないプライド‥でも 言葉に出来ない感情がどんどん溢れてきて 涙に変わる。抑えきれない悲しさと、悔しさと、虚しさが一気に押し寄せて私は涙で言葉が出てこない‥。2005-12-14 10:00:00 -
617:
『あれは‥別に美香をとったとか瞳を捨てた訳じゃない。連絡出来なかったのは悪かったと思ってる。俺は‥俺は瞳と一緒におりたい。瞳は?』
『私は‥もう無理。どれだけ私が待ったと思う?!何度も何度も携帯が鳴るのを待って‥あの時・・・あの時一輝に美香を追いかけて!!って言った事すごく後悔した…。好きとか嫌いとか‥そんなんじゃなくて‥私達はもう戻れないヨ・・・』 『じゃ何で泣くん?!何で瞳はそんな泣いてるん?』2005-12-14 12:37:00 -
618:
確かに私の目からは次から次に涙が溢れ 言葉と気持ちが反対なのは見れば分かる。
『もぅ無理なんか?!俺、ホスト辞めておまえの為にちゃんと働くし‥』
ホストを辞めるとかちゃんと働くとか‥私が聞きたかったのはそんな言葉じゃない。。聞きたかったのは今までの真実‥。美香といつ頃出会い、いつから関係を持ち‥そしていつから私と天秤にかけていたのか‥。『別にそんなの期待してない‥。一輝はホストが好きでしてるんでしょ?!なら辞める必要ないやん。。』2005-12-15 08:28:00 -
619:
ずっとずっと色んな事を我慢してきた。【ホストの彼女】は楽なものではなかった。ただ好きだから一緒にいたいとか‥休みだから出掛けたいとか‥そんな些細な事も叶うはず無く、正月の初詣は勿論‥クリスマスや彼の誕生日すら私は全てを彼の仕事に譲った。。 たまに開いてみるサイトには彼の店のスレッドがいくつもあって勿論彼の名前も何度もあがっていた。【色】や【枕】‥決して喜ばしい事は一つも載ってなかったけど‥でも一輝の頑張りは認めていたし いつか来る【幸せ】の為に私は頑張ってきた。
2005-12-15 08:45:00 -
620:
それをいとも簡単に辞めるという彼に何だか無償にむかついた。今までの我慢や努力が無駄に思えて馬鹿らしくて笑えた。。
二人で迎えた【幸せ】の末に彼が出した結論が辞めるという事なら私も喜んで納得しただろう‥。でも今回は違う。
手段として使う彼‥
『そうやっていつも上手に私を納得させていくんだね。。』2005-12-15 08:59:00 -
622:
574さん☆
m(__)mいつも有難うございます??ホムペ出来ましたょ??簡単なんですが(;^_^A小説うつせたら遊びに来てくださいm(__)m2005-12-16 05:21:00 -
625:
『いつもって‥俺別に瞳にうまい事言うた事ないやん‥納得させたって何?!俺お前に対してやましい事なんてないで?!本間に瞳とおりたいからやん。何でそれが分からんねん!!』
これもお馴染みのパターン。逆ギレは一輝にとって 取り合えず‥!!みたいな感覚。それで相手が下手に出れば儲けもん‥そんな感じで一度は必ず使う手段の一つ。。でも私はその手には絶対のらない‥。
『何でそんな自信満々に言えるの?!何もしてないって!?じゃ言わせて貰うけど去年の誕生日‥私には客とご飯行って同伴して貰うって言ってたやん!!あん時、家帰ってきて一輝のスーツかけた時、ポケットからコンドームとラブホのポイントカード出てきたやろ?!あれ、店の子みんなに頼んで口裏合わせたやん。私が“分かった”って言うまで、ひたすら店の子に何時間も言い訳さしたやん。店の先輩に貰ったとか言うてたけど浮気よりそんなバレバレの嘘つかれたんがムカツクねん!!他にもいくらでもあるで!!全部言うたらいいの?』2005-12-16 05:44:00 -
629:
574さん☆
いつもいつもありがとうございますm(__)mホムペも凄くうれしかったですm(__)mいつもいつもすいません(;_;)少しずつの更新ですがこれからも宜しくお願いします(_ _)
ももちさん☆
毎日覗いてくれてるんですか?!(;_;)遅い更新申し訳ないですm(__)m休みの日にゎ沢山更新するので 長い目で見てもらえると嬉しいですm(_ _)m2005-12-17 03:46:00 -
630:
『あれは‥‥あれはちゃんと説明したやろ?!ポイントカードあれば瞳と行った時安くなるから貰ったって!!お前分かった!って言うたやろ?!』
『そんなん言うけど私と一緒に住みだしてからラブホなんか行った事一回もないやん。いつ使うん?!分かったって言うたんは諦めたから。一輝はそんな男やって私の中で諦めたから!!』
バシッ・・━━━━!!
『イタッ…‥。』2005-12-17 03:54:00 -
631:
『諦めたって何やねん!!ずっとそんな風思いながら一緒におったんか?!』
また 涙が流れる‥。
私はきっと一輝と出会って一輝を好きになって 涙腺が壊れてしまったんだ‥。『そうやで!!何が悪いん?浮気されても嘘つかれても一輝はホストやから仕方ないってずっと我慢してきた。嫌やったけど‥辛かったけど‥私は一輝が好きやったから‥好きやったから一緒にいたかった。』2005-12-17 05:06:00 -
633:
『ねぇ?!好きやから一緒にいたいって言うのはダメなん?嘘つかれても何されても私は一輝を失う方が嫌やった。私はそれでも側にいれる事が幸せだったから』
いつか春と二人で話した‥【幸せ】について‥。
私は一輝が笑ってくれたら幸せ。
愛してるって言葉をくれたり やさしく抱いてくれたり‥そんな時が幸せで‥
でもそれは 一輝が隣にいないと成立しない。2005-12-17 05:17:00 -
634:
もう何が何だか考えれない程私は興奮していた。
逆ギレする一輝がムカツク。手をあげた一輝がムカツク。気持ちを分かってくれない一輝がムカツク。
頬が痛くて‥手をあげられた事が悲しくて‥それでも まだまだ好きな自分が悔しくて‥
2005-12-17 05:24:00 -
635:
『もぅ‥分かってくれなくていい。。。鍵‥捨てといて。さよなら』
私はカバンを持ち出口に向かった。
会わなければ良かった‥。出会わなければ 私はこんな苦しまずに済んだのに‥『瞳!!待って!』
腕をしっかり掴む彼。
『嫌っ!!離してよ!!』2005-12-17 05:28:00 -
636:
『落ち着けや!!!』
しっかり捕まれた腕を私は上下に何度も振る。
『離して!!離してよ!!』
泣きながら大きな声で叫ぶ。店のドアの前‥
勿論 店内には響き渡っていた。ホストに女の客が私たちの方を見る。
『ぁあ‥お金?!払うよ!』私はカバンから財布を取り出すとありったけのお札を一輝に向かって投げ付けた『これで足りるでしょ?!』2005-12-17 05:34:00 -
637:
ドアに手をかけるとまた手首を捕まれる。
バシッ━・・!!
『あっ‥!!』
みんなが声をあげる。。
私は俯いたまま ただ泣くしかなかった。一輝が怒るのも無理はない。怒ると分かってて私はわざとそう仕向けたんだから‥2005-12-17 05:37:00 -
638:
『瞳‥俺はな‥』
『やめて下さい。。もう離してあげて下さい』
こちらに向かって歩きながら春が声をあげた。
私の身体を温かい身体が包み込み下を向く顔を上に向かせ叩かれた頬を優しく撫でてくれる春。
お客さんの目もホスト達の目も気にせず包み込んでくれる。
2005-12-17 05:42:00 -
639:
『痛かったか?!』
今にも唇が触れそうな距離で話す春に私は首を横に振った。
『お前関係ないやろ!!向こう行っとけや!!これは俺と瞳の問題やねんから!!』私に話す声より もっと低くて冷たい声で一輝が春に言う。
『無理です。瞳は俺の大切な人なんで‥』2005-12-17 05:46:00 -
640:
『はぁ?!お前‥』
春を睨み 矛先は私に向いた。
『お前俺に何か色々言うとうけど自分もこいつとうまい事やっとったんか…!!』私は一輝の言葉を無視して扉を開き店を出た。
確かに私は一輝に文句言える立場じゃない。。
私は一輝を裏切った。2005-12-17 06:09:00 -
641:
『お前待てや!!』
エレベーターの前で一輝は私の肩を持つ。
『‥ごめん。』
謝るしか出来ない。
『謝るって事は出来てるって事やろ?!』
黙り込む私に一輝はその場にしゃがみこんだ。2005-12-17 09:00:00 -
642:
『何でやねん‥』
悲しそうな一輝の声に胸が痛くなる。
きっと一輝は私を許さない。でも これが一番いい。私も一輝も もう一緒にはいれないんだから‥。
『瞳、送るから‥』2005-12-17 09:02:00 -
643:
私の肩を抱き わざとらしく一輝の前を通る春。
ごめん‥。さよなら‥
私は一輝と目を合わさないようにエレベーターに乗った。2005-12-18 10:17:00 -
647:
『大丈夫か?!』
頬を触りながら聞く春。
痛かったのは叩かれた頬じゃない。一輝に裏切られた時よりも もっともっと痛かった胸。。
『大丈夫やから‥』
私は春の手を振り払った。『ごめん‥。一人にさせて欲しいから‥。』2005-12-20 02:28:00 -
648:
春に向け手を振り、私は歩いた。
自分で選んだ道。これで良かったんだと何度も言い聞かせる。
気付けば自分の店の前‥。私は化粧の落ちた 汚い顔のまま店へと向かった。
ガチャ━・・・
店は閉店時間を過ぎている為 ボーイが後片付けをしているだけだった。2005-12-20 02:37:00 -
649:
『チーママどうしたんですか?!』
ボーイが驚いた様子で声をあげる。
『ママいる?』
すぐに頷きママを呼びに行ってくれた。私は席に座りタバコに火をつけた。白い煙をため息混じりに吐く。『お疲れさま』
ママが私の向かいに座る。2005-12-20 02:42:00 -
650:
『お疲れさまです。こんな時間にすいません‥実は』『いいわよ。』
私が話をしようとした時だった。まだ何も話してないのに ママには伝わったようで いとも簡単に承諾が出た。
『すいません‥』
頭を下げる私。誰にも負けたくない!!いつだってそう思いながら私は必死だった。若いというだけで嘗められたりした事もあった。馬鹿にされて席を外された事も何度もあった。憧れと現実の違いを目の当たりにして苦悩した時もあった。。『瞳には色々苦労させたわね。本当にありがとう。最後はいつ?』2005-12-20 02:54:00 -
651:
『特に決めてはないですが‥出来るだけ迷惑のかからないようにしたいのでママにお任せします』
『そう‥じゃ今月の締日にしましょうか‥』
『はい。お願いします‥』締日までは残り二週間と少し‥。あまりの早さに驚いた。もしかしたら既にここには私の居場所はなかったのかもしれない‥。そう思うと無償に悲しくなった。2005-12-20 08:14:00 -
652:
『瞳‥話があるんだけど‥チーママやってみない?!』仕事が終わり帰り支度をしている時だった。
ママがいきなり私の隣に来て言葉をもらした。
『えっ‥?!』
驚きと喜びで声が出ない。いつかは持ちたい自分のお店‥。その為にはいつかはなりたかったチーママ。。でも今すぐなんて叶うハズなく まだ何年も先の話だと思っていた。2005-12-20 08:20:00 -
653:
『お願いね‥』
私の意見を聞く事もなくママはそれだけ言うと私から離れた。
既にそれは提案では無くて決定だった。自分の力量が認められた気がして 私はすごく喜んだ。でも やっぱり甘くはなかった‥。
19歳のチーママ。確かに話題性はあったけれど 知識の無い私は話についていくだけで必死だった。朝から眠い目をこすりながら、毎日ニュースを見て新聞に目を通す。2005-12-21 08:30:00 -
657:
574さん☆
忙しくて全然見れてなかったですm(__)m
すいません。。。
更新ペース 遅いですが 手があいた時は 書くようにするんでm(_ _)m
みかんさん☆
見つけてくれたんですか?!有難うございますm(__)m
出来るだけ 更新するようにするんで 今後とも 宜しくお願いしますm(__)m2005-12-25 02:57:00 -
658:
チーママになってから 私は周りも見ずに ひたすら走った。でも 結局ママにとって私は必要ではなかったんだと思う‥。止めてほしいなんて思ってない。。でも せめて理由ぐらい聞いて欲しかった‥。たった一言‥『分かった』という言葉で済まされる程度の私の存在‥。何だか悔しくて悲しくて 虚しかった。私はどこかでママに誉められたかったのかも知れない‥でも その願いは最後まで叶う事はなかった‥
2005-12-25 03:08:00 -
660:
『お疲れさまです。』
ママに軽く会釈して私は店を出た。心に隙間が空いたような気がした。私の生活は仕事中心だったから‥。
ガチャ・・・
家のドアを開けると唯が私の元に走り寄ってきた。。『おかえりなさい‥』
心配そうな唯の顔を見ると何だか笑わないといけない様な気がして 私は一生懸命の笑顔で答えた。2005-12-27 05:19:00 -
661:
『ただいまっ‥話あるんだけど眠い?』
首を横に振る唯に私はにこりと笑うと二人で缶ビール片手にソファーに腰掛けた『私‥店辞めるんよ。。』私はあえて明るく話した。一輝との事に春との事‥。店を辞めるのは 何もかもリセットする為‥。何かが嫌とかそんなんじゃなくて今は仕事に対して楽しいという感情が全くないという事。私は自分の中の気持ちを全て吐き出した。
『今まで有難う‥』2005-12-27 05:26:00 -
662:
唯は何度も頷いてくれた。『で、この家なんだけど‥唯ちゃん使う?!普通の仕事じゃ家賃追い付かないから‥使うなら使って!!』
繁華街から近い場所にあるこの3LDKの家‥普通の昼職じゃ 正直キツイ・・・。『半分‥いや3分の2払うので今まで通り、一緒に住まして貰えないですか?!』有り難い提案だけど 私は丁寧に断った。今までチーママと慕われた私。でも この提案に乗れば私が唯に助けて貰う事になる‥。それはプライドが邪魔をした。もう殆ど無い私のプライド‥。それでも‥唯の前だけでも最後までチーママでいたかった。2005-12-27 05:36:00 -
663:
それに この家は 一輝との思い出が山程、詰まっている・・・。
いつも二人で並んで料理したキッチン‥。全てがペアで揃えた食器‥。夕方起きるとすぐに二人で並んで座っていたソファー‥。二人の香水が山程並ぶ玄関‥。一輝のスーツについた香水が香るクローゼット‥。 そして‥何度も愛を確かめたベット・・・。
2005-12-27 05:51:00 -
664:
『じゃ住まして貰っていいですか?!』
『うん!!今月中には私出ていくから‥』
唯とは毎月家賃を貰う形で名義は私のまま‥又貸しをする形で話はついた。
『いつでも戻ってきて下さいね。』
そう言うとそれ以降は店の話も一輝の話も全くせずに私達はしょうもない事を朝まで話した。2005-12-27 06:55:00 -
665:
それから一週間‥。
私は春に会う事も無く ひたすら仕事に打ち込んだ。今までそんなに同伴もアフターもしなかった私だけど私は必要以上にお客さんとの時間を作った。仕事をしてれば余計な事も考えなくて済む。いつも朝、昼、晩関係なく着信履歴に残る名前の出ていない番号‥。私は履歴を見るたび 着信履歴を消去する。。。
じゃないと かけてしまいそうになるカラ・・・2005-12-27 07:02:00 -
666:
『いらっしゃいませ』
私の出勤が残り三日になった日の事だった。
『いらっしゃいませ‥和田さん、めっちゃお久しぶりですね。。最近どこで浮気してたんですかぁ?!』
前は2、3日に一度は来てくれていた和田さんも 本当にママにうんざりしていたのか最近はあまり顔を見せに来てくれていなかった『お前、辞めるんか??』いつもなら冗談の一つでも言う人が真剣な顔で私に問い掛ける。私は店を辞める事をお客さんは勿論、唯以外には言ってない。だから誰から聞いたかは すぐに分かった。
『はい。後三日で‥』2005-12-27 07:11:00 -
667:
『本当は自分の口から言うべき事だったんですが‥』私が口を開くと和田さんは全てを悟ったように深く頷いた。
『他行くんか?』
『いえ‥今はまだ考えてません。』
『そうか・・・まぁええわ!!ラストは来るから』2005-12-27 07:34:00 -
669:
『ありがとうございます』それだけ言うと和田さんはその話には触れずに いつものように馬鹿な事や冗談を言って みんなを笑わせてくれた。
『お疲れさまです』
店が終わり 携帯に目をやると珍しく和田さんから着信があった。私はすぐにかけなおしてみる‥。
『もしもし‥どうしたんですか?』2006-01-04 05:20:00 -
673:
もぉ-完結∪てるのやぁ?と思って読んでたらまだ完結∪てなかったぁ?この小説読んでていろ×02な気持ちなる∪,完結するまで読みたL1と思ってるから最後まで頑張ってネ??たぶんこの書き込みが最初で最後なる思L1まあ-す?陰ながら応援∪てるネ?
2006-01-14 08:31:00 -
676:
名無しさん
続き気になるけど待ちますたいッッ(*⌒▽⌒*)
2006-03-01 18:06:00 -
680:
名無しさん
あげ
2006-04-02 23:03:00 -
681:
名無しさん
なにあげとんぢゃ?
2006-04-02 23:06:00 -
682:
ファン
おもしろい!最初から最後までぶっと〜しで読みました?ほんまいっぱい泣きました。作者さんおるなら今からでも書いて完結して下さい!まってます!
2006-04-14 01:29:00 -
683:
名無しさん
どないなっとんねん!
2006-06-08 04:35:00 -
685:
名無しさん
まだかな?
2006-06-08 14:26:00 -
686:
名無しさん
この作者ええかげんでズボラなやつ
何をやっても人生中途半端で終るんだろう
けじめのつけれない落後者
2006-06-09 01:46:00 -
687:
名無しさん
瞳サン、どぅしちゃったの?完結さすって言ってたから信じてるょ??
2006-06-09 02:16:00 -
689:
名無しさん
ホムペはどうやって見るのですか?誰か教えてください☆彡
2006-06-09 05:07:00 -
690:
名無しさん
忘れないうちにみたい
2006-06-09 20:37:00 -
695:
名無しさん
かいて
2006-06-10 19:05:00 -
696:
名無しさん
?????
2006-06-11 19:43:00 -
697:
名無しさん
??
2006-06-13 17:55:00 -
698:
名無しさん
~ξヾ( ^-x-^)ブリブリ
2006-06-13 20:27:00 -
699:
名無しさん
おーい
2006-06-26 05:50:00 -
700:
名無しさん
もう諦めたら?って諦めてる人のほうが多いと思うけどさっ。だってこれ約半年放置なわけやん?HPも消えてるんやろ?今までも何回かこんなんあったけど今回は待っても無駄な気する。この小説書き始めの頃から見てたけど完結せずとかガッカリやなぁ。
2006-06-26 06:31:00