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トップへの道‥2
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1:
↓下記URLレスNo304の続きです
こちらから読んでください。
http://bbs.yoasobiweb.com//test/mread.cgi/yomimono/1124193696/-52005-08-17 11:07:00 -
300:
♪♪♪〜
テーブルの上で鳴り響く携帯電話。急いで開き中を確認するとさっきと同じ番号『ゴホッ…』
咳をし 声をワントーン上げて通話ボタンを押した。
『はいっ・・・』
『あっ!!もしもし?俺やけど分かる?』2005-08-17 20:51:00 -
301:
客だと思っていた電話の主は意外にも若い声。
『えっと‥申し訳ないです。ちょっと・・・』
私は普段番号を教える時、必ず相手の番号も聞き その場で登録してる筈。
頭の中で最近来た客を思い浮べるが番号を教えた記憶はない。
『ぇえー!?俺、分かりません??』2005-08-17 20:52:00 -
302:
聞いた事があるような ないような声。。分かる事は若い男って事だけ。
『申し訳ないです‥』
『僕です。カズキです、分かりました?』
えっ…?かずき?!誰だっけ?!かずき‥カズキ‥ 『・・・…。。』
『あの、、この前飲みに来て頂いたんですが‥』2005-08-17 20:53:00 -
303:
えっ?!客じゃない?!
私が飲みに行ったって事はかずき…カズキ‥‥あっ!!一輝?!
『えっと‥ホストの?!』
『はい!思い出しました?いきなり電話かけてすいません。今大丈夫ですか?』『うん。大丈夫!どうしたんですか??』
そういえば名刺渡したっけ‥。もぅ二度と行く事はないと思ってた店だし貰った名刺は一瞬目を通して 今じゃどこかに眠ってる。2005-08-17 20:54:00 -
304:
『いきなりですけど今日とか忙しいですか?』
『えっ?!今日は‥』
テーブルの上には吸い殻たくさんの灰皿。テーブルの下には畳んでない洗濯物。日曜は出かけずに掃除というのが最近の日課になっている。
『都合悪いですか?』
『んー…。。』2005-08-17 20:55:00 -
305:
『ちょっと晩ご飯程度でいいんで付き合ってくれません?雰囲気いい店見つけたんですけど男と行くのも嫌やし、、』
どうしよう・・・
テーブルの上に置いてある鏡に目をやるとボサボサの髪の毛に落としてないメイク。
どう考えてもお風呂に入って化粧して‥二時間は軽くかかる。2005-08-17 20:56:00 -
306:
『今すぐはちょっと‥』
客なら断ってる所だが 相手がホストなら私が客。 気を使わないで済むし 暇だし折角なので行こうと思った。
『いいですよ。待ちますから‥どれくらい用意かかります?』
『えっと‥二時間ぐらい』
本当はもう少し時間が欲しかったけれど あまり待たせるのも悪いと思い 遠慮がちに答えた。2005-08-17 20:58:00 -
308:
強気な私の発言。だって私から誘った訳じゃないし 女の子は時間がかかる‥。
『ぃや‥待ちます。』
『えっ?!』
『待ってるんで用意出来たら電話下さい。後、俺たち同じ年なんで敬語やめて下さいね‥じゃなくてやめて!!』2005-08-17 21:02:00 -
309:
『ハハハ・・・言ったそばから使ってるやん!分かりました‥じゃなくて・・分かった。電話するね!!』
電話を切り急いでお風呂に入った、鏡の前で笑顔を作る私。。
何やってんねん!!と自分で突っ込み タバコ片手にドライヤーを かける。
何着ていこうかな…なんて一人で呟き 等身大の鏡でファッションショー。
正直 殆ど顔も思い出せない相手なのに私は初めてのデートのように ウキウキしている。2005-08-17 21:04:00 -
310:
『もしもし用意出来たよ』
結局電話を切ってから二時間半もの時間がすぎた頃、ようやく私は一輝に電話をした。。
『遅いゎ・・・家ってどの辺?迎えに行くけど?!』
『ほんまに?!えっと‥』口でナビしてる間も鏡を正面に何度も髪の毛をいじっる。。
久しぶりに自分が女の子になってる姿が照れ臭くて途中で鏡を伏せた。2005-08-17 21:08:00 -
312:
ガチャ―‥‥
『ごめん。遅くなって‥』
車内は甘ったるい匂いがしてキティちゃんのぬいぐるみが いたる所にあり 彼女がいる事はすぐに分かった。
特に好意がある訳ではないけれど至る所に私の視線は動く。。
ドリンクホルダーに置いてある二つの飲みかけの缶ジュース。開きっぱなしにしてある灰皿には口紅のついた吸い殻。。きれいに並べてあるMDには一つずつ丁寧に綺麗な字でタイトルが書いてある。2005-08-17 21:11:00 -
313:
『何食べたい?!』
サングラスをかけ、タバコ片手に運転する一輝が私を見ながら聞く。
『何でもいいよ!それより前見て運転してっ!!』
『ほんまに何でもええん?あとで文句言わない?!』
私は首を二度大きく縦に振った。2005-08-17 21:11:00 -
314:
『分かった!じゃ俺のお気に入りの店連れてったるわ!ヒトミちゃん特別やで?!俺女の子連れてった事ないから!!』
自信満々に言う彼に対して心のなかとは反対の台詞を口にする自分に やっぱり夜の世界に染まりつつある事を実感した。
『ほんまにぃー?!瞳が一番??めっちゃ嬉しいぃ!』2005-08-17 21:12:00 -
315:
『ほんまやで!めっちゃ美味しいし雰囲気いいから瞳ちゃんと行きたかってん』
少し照れ臭そうに言う彼。それが演技かどうかは分からなかったが気分は悪くはなかった。
『えっ?ここ?』
路上に止めた車を降りて 一輝の後ろをついて行くと狭い階段を上って行く。
古びたビルにキシキシとなる階段。決して雰囲気がいいとは言えない見た目のビル2005-08-17 21:14:00 -
316:
『ここでいい?』
頷き フカフカのソファーに腰を下ろすとすぐに店員がお絞りとメニューを持ってくる。
『ぉお!一輝かぁ!!珍しい!彼女?』
私の顔を見ながらニッコリ微笑む店員。会釈をして私も微笑む。
『相変わらず忙しい店っすね!ヒトミちゃん中々彼女なってくれないんすよ!!』『ハハハ‥愛情足りんのちゃうか!まぁ、ゆっくりしてってや!ヒトミちゃんも‥』2005-08-17 21:17:00 -
318:
『違う!!さっきの店員さん!めっちゃかっこいい!』
『えっ?店員??先輩の事?何やねん。俺と来てるのに先輩かよ。。』
ほっぺたを膨らます一輝を可愛いと思った。
『まぁ、いいやっ!料理も旨いから食べようや!』
次々と運ばれてくる料理は本当に全部美味しかった。2005-08-17 21:20:00 -
319:
『何、飲む?』
グラスが空く前に次の飲み物を聞いてくるのは職業病。私も相手が客なら何度もグラスや食物を気にする。
どんどん酔っていく私に対して彼は全くのシラフ。。
『最後乾杯しようよ!』
グラスを持ち 一輝の顔を真っすぐ見つめる。キャンドル越しに見つめる彼の瞳は透き通っていて何でも見透かすような眼差し。吸い込まれそうになるけど 目を離せなかった。2005-08-17 21:22:00 -
320:
『瞳ちゃん、大丈夫?!』
真っすぐ私を見つめるまなざし。
『うん。』
その言葉を言うのが精一杯だった。
私に重なる彼の身体は思っていたよりガッチリしていて男だという事を再び実感させられた。。身体とは裏腹に優しく触れる唇や手は私を何度も快感へと導いてくれた。2005-08-17 21:25:00 -
321:
『んっっ・・・ねぇ‥好きって言って。』
『好きだよ・・・』
嘘だって分かってる。。。はまったりしない。。
『私も好き、、』
相手が営業でも良かった。ただ 一瞬でも、その時だけでも私は【愛情】が欲しかった。2005-08-17 21:26:00 -
322:
『これで瞳は俺の女や!!』
ことが終わると一輝は私を抱き締めながら言った。。
カチッ━・・
タバコに火をつけて白い煙を吐きながら携帯を触る一輝の背中を私はずっと見つめた。
本当はもう少し抱き締めて欲しかった。もう少し夢を見せて欲しかった。2005-08-17 21:28:00 -
323:
『明日の夜あいてる?』
毎週土曜日彼は仕事の合間に電話をしてくるようになった。
『うん!何時?』
『いつも通り7時ぐらいに迎えに行くから!じゃっ』
たった30秒満たない電話。私は彼女ではなく、一輝は彼氏ではない。でも恋人でもない彼の為に私は毎週日曜日、友達との約束もゲストとの付き合いも断って時間をあけていた。2005-08-17 21:29:00 -
324:
『ねぇ一輝?!ホストって儲かるん?』
いつも通り食事に行き、ホテルに入り やる事を終えた彼がタバコに火をつけ 携帯を触っている最中に声をかけた。カチカチとメールを打つ手が一瞬止まる。
『いきなり何で?』
『いや…毎回出して貰ってるし大丈夫なんかな‥って思って。。』2005-08-17 21:31:00 -
325:
『じゃ出して?!』
もし一輝がそう言ったら もう会うのは辞めようと思った。
その時だけでいい‥私を抱いてる時だけ私を愛してくれればいいと最初は思っていた。
でも身体だけの関係も楽では無かった。
一輝と離れた後 私は一気に孤独に襲われる。2005-08-17 21:34:00 -
326:
淋しいと口にする事も会いたいと電話する事も出来ない私。。
ただただ我慢して六日後の電話を待つ。
もし一輝が営業なら もうこれ以上会うとやばい事は自分が一番分かっていた。
『何とか大丈夫やで!彼女に金出して貰うとか格好悪いやん。』
『えっ?彼女??』2005-08-17 21:36:00 -
327:
私はベットから飛び起き 一輝の方を見た。
『えっ?瞳は彼女じゃないん?俺ずっと瞳の彼氏やと思ってたんやけど・・・』
『違うと思ってた。。』
プシュッ・・・缶ビールを二つ冷蔵庫から取出し 蓋をあけて私に差し出す一輝。
取り合えず手に取ると 缶ビールをコツンとあてる。2005-08-17 21:39:00 -
329:
それから一ヵ月もしない内に 一輝の荷物が全て家に届いた。
何となく始まった同棲も最初は良かったけれど 時が経つと共に愛情と感じれるものはなくなり 同棲という甘い生活ではなく 同居に近くなっていった。
私も一輝もお互いの仕事に終われ 会う時間もずれて話す事もなくなっていった。
たまに交わす言葉は全てお金の事・・・。
それ以外の事で話す事は殆ど 無かった。2005-08-17 21:42:00 -
330:
【悪いけど明日金いるから置いといて】
私が仕事から帰宅すると リビングのテーブルの上に置いてあるメモ。次の日 私は隣で寝ている一輝に声をかける事もなく 食事の準備をして仕事の用意をする。
出来上がった料理にラップをかけて 財布から取り出したお金を皿の下に挟み 仕事に向かう。
この頃はまだ一輝を好きだと実感した事もなければ 必要な人だと気付いた事もなかった。2005-08-17 21:43:00 -
331:
でも 気付いた時には遅かった。。
もう 隣で眠る事も キスする事も触れることも出来ない。
今でも思い出は色褪せる事なく蘇るのに 一輝の声が思い出せなくなりつつあった。
『チーママ?』
私を覗き込む 唯の顔。2005-08-17 21:44:00 -
334:
コピペしてくれた方ありがとうございますm(__)m
私がパソコンを使えたら一番いいのですが‥
申し訳ないです(;_;)
読んでくれてる方々☆彡
前回更新した分と、文章に多少変化があるかも知れないですが内容は同じなので御了承下さい(;_;)
今後とも【トップへの道】を宜しくお願いしますm(__)m2005-08-18 07:24:00 -
335:
『えっ‥?!』
『何か考え事ですか?!』唯がグラスにアイスを入れながら聞いてくる。
『ごめん。ちょっと昔の事思い出してた‥私も昔は愛達みたいにホストにはしゃいでたなぁ・・・って。』『ぇえー!!チーママってそんなイメージない!何かホストとか行きそうにないし興味なさそう‥』
みんなが うんうん。と首を縦にふる。2005-08-18 07:34:00 -
336:
『そんな事ないよ。ホストも結構行ったし・・・』 私はそれ以上ホストの話はしなかった。
カチッ━・・・
春がタバコを手に取ると出てきた三つの炎。正面のミカに隣の私。少し離れた所から唯。唯は気付くとライターをすぐに膝の上に戻した。少し迷った様子の春だけど ミカに頭を下げ私の手に手を添えて自分の方に招いた。少し不服そうに火を消すミカを横目で見ながら少し勝った気でいた。でも実際のゲームは私の完敗なのに・・・。2005-08-18 07:43:00 -
337:
楽しい時間は本当にあっという間でふと時計に目をやると時刻は12時を軽く回っていた。
『春?遅刻じゃないん?』『うん。そろそろ‥』
グラスを一気に飲み干しながら春が時計を確認しながら言う。空いたグラスにお酒を作ろうとする愛の手を手で止めて合図を送る。。『すいません!』
ボーイを呼びチェックの合図を送る。2005-08-18 07:51:00 -
338:
『失礼します。』
ボーイが四角い紙切れを私に渡す。
『春ごめんね。ありがとう。ご馳走様でした。』
申し訳なさそうに春に紙切れを両手で渡すと一瞬目を通した春がクシャっと伝票を握り潰して灰皿に捨て、代わりにお金を差し出して来た。
『ありがとうございます』『ってか安くない?』2005-08-18 07:59:00 -
339:
『今日はこれでいいよ』 足をポンポンと叩いた時 ポケットの中で震える機械に初めて気付いた。
『出なくていいん??』
『うん。後でかけるから大丈夫やで!!』
この時間に掛かってくるのは店か客。
『今日同伴するわ!一緒に出よっか!!ちょっとだけ待ってて』2005-08-18 08:09:00 -
340:
『ちょ!!いいって!俺そんなつもりで店来たんじゃないし!』
席を立とうとした私の腕を引っ張りながら春は一人帰り支度をしながら言う。 そんな事分かってる。営業で来たなら もっと他の子にホスト春斗を売るはず。『ちょっと行ってすぐ帰るし!!ねっ?!』
掴まれた腕を離しながら言うと渋々了解した春。
『唯ちゃんも行く??』2005-08-18 08:19:00 -
341:
春の方を指差しながら聞くと頷く唯。帰り支度を済ませ三人で店を出た。
『ありがとうございました』
ミカにママ、愛に麻里に送られながら三人仲良く店を後にして仲良く歩いて春の店に向かった。
『どうでした?』
私の隣を歩く唯がヒョコっと顔を出し春に聞く。2005-08-18 08:27:00 -
342:
『楽しかったよ!瞳のチーママぶりも唯ちゃんのナンバー1ホステスぶりも!!』『ハハハ・・・』
いろんな話をしながら歩いていると すぐに店までついた。一人だと長い道程も三人だとあっという間だ。エレベーターを降りてドアの前に立つと急にドキドキしてきた。
『何か緊張してきた‥。』私ではなく唯が先に声を上げた。その声に更に反応して私の心臓はドキドキと動く。2005-08-18 08:33:00 -
343:
この扉を開けた向こうに もしも一輝がいたら私はどうするのだろうか・・・。どうして私を捨てたの?!と泣いてせがむのかな‥。最低!!って殴るのかな‥。でも どちらにしても私の彼を見つめる目は流れる涙で曇ってしまうのかな‥。『大丈夫』
店の前で立ちすくむ私の手をギュッと握り春が扉を開いた。
『いらっしゃいませぃ!!』なるべく周りを見ないように店内を歩いた。2005-08-18 11:30:00 -
344:
『いらっしゃいませ!!』席につくなりすぐにお絞りが渡され ボトルが運ばれてくる。一番奥の席で 周りの席が見えない場所に案内された。春なりの優しさなんだろう・・・。多分私はここでは春のエースだと思われてるはず。。
『瞳はビールやんな?唯ちゃんは?何飲む??』
『じゃ私はカクテルで!!』2005-08-18 11:42:00 -
345:
『お待たせしました!!』やっと飲み物が揃い 今から楽しい時間が始まるはずだった・・・。
『めっちゃ喉乾いたゎー!!カクテル遅いし(笑)さっ飲もっ!!』
『ごめんなさい。姫達!!じゃいただきまっ』
『チーママ??』2005-08-18 12:13:00 -
346:
乾杯しようとグラスを手に取った時だった・・・。 正面の春の顔が笑顔から真顔に変わった事で誰が来たかは嫌でも分かった。
『やっぱりここにいたんですねぇー!!愛達がどうしてもホストに行ってみたいって言うんで。』
貴方が一番来たかったんでしょ‥。心の中では そう叫んだ。当たり前のように席に座るミカ。ちょうどこの席はL字型になってあって十分みんなが座れる。2005-08-18 12:35:00 -
347:
春の優しさが裏目に出て、何故か一緒に飲むことになった。すぐにミカのボトルもセットされ ホストも二人程増えていた。
『チーママと春君って付き合ってるんですか?!』
飲みだして一時間ほど経った頃だろうか‥。口数少なく飲んだ為 変に悪酔いしていた私。殆ど誰とも話せずに ひたすらグラスを空けては飲み続けた。
『想像にお任せしますよ』グラスにアイスを入れ水割りを作りながら 一言だけ返す春。彼をホストらしいと思った瞬間だった。2005-08-18 12:50:00 -
348:
『絶対付き合ってるゎー!!えっ?ミカさんの彼氏もこの店ですよね??どこにいるんですか?』
辺りをキョロキョロしながら愛が言う。
『今はいないよ。。』
ミカが満足そうに言う。居るはずない・・・。もし一輝がいたら絶対に一番に見つける自信がある。
『そろそろ帰る?』2005-08-18 13:55:00 -
349:
私とミカの間に座る春が気を使って私に聞いてくる。『唯ちゃん。瞳結構きてるからお願いしていい?!』私の肩を少し自分に抱き寄せながら私の隣の唯に聞く。頷く唯にごめんね。と手を合わせると笑いながら首を横に振った。やっと この空間から解放される‥。『じゃチェックしてく‥』春がそう言いながら立ち上がろうとした時だった。
『失礼します。』
一人の男が私たちの席についた。春はもう一度座り直して私の顔を覗き込む。カラオケの音はガンガンでみんなが騒いでて隣の春の声ですら耳を近付けて聞いたりしていたのに 端と端で向こうの方で挨拶するホストの声なんて聞こえる筈無いのに私の身体は過剰に反応した。2005-08-18 14:05:00 -
350:
ドクンドクンと鼓動は一気に早くなり 小刻みに手が震える。その様子に気付いた唯が急いで近くにいたホストにチェックを告げる。幸いにも 愛と麻里に必死に話かける一輝は春に隠れて見えないお陰で私に気付いていなかった。
『すいません。ご馳走様でした。』
ホストが唯に伝票を渡し、唯がお金を払い私のカバンに手をかける。私は何も出来ずただボーっとその様子を見ていた。2005-08-18 14:14:00 -
351:
『えっ?もう帰るんですか??って唯ちゃん?!』
唯が立ち上がろうとした時必死に話ていた一輝がこちらに気付いた。唯は少し困った様子だったが会釈だけをして私の腕を引っ張った。唯からしてみれば 一輝は短い期間であれ、生活を共にした人。でも私を捨てた人。複雑だろう‥。私の話しか聞いていない唯からすれば一輝は悪者に見えてしまってるはず・・・。
『お先です。』
ミカにそう言い残し私達は席を立った。2005-08-18 14:22:00 -
352:
『痛っ━・・!!』
唯が私を持つ腕ではない方の手を思いっきり引っ張られた。
『瞳っ・・・』
誰より会いたかった人が私の腕を掴んでる。思うだけで涙が溢れ いつも会いたいと願っていた。夢の中まで出てきて 初めて愛した人・・・。
『何でここに?俺・・・』『一輝ぃー!早く座って』ミカが一輝を呼んだ瞬間、私は思い切り腕を振り払って出口へと急いだ。2005-08-18 14:30:00 -
353:
会いたい・・・。
でも…もぅ会わない。。 そう決めていた。泣く事もなく私は普通に一輝を拒否出来た。そんな自分が凄いと思った。
『大丈夫??』
心配そうな二人に作った笑顔で答えるのが精一杯な私。ひどく気分が悪く一刻も早く家に帰りたい。ただ それしか頭になかった。2005-08-18 14:37:00 -
354:
ホスト一人と春と四人でエレベーターに乗り込み 春に少しもたれかかった時、ドン━━!!
扉が完全に閉まろうとしたと同時に 何かに当たり又開いた。
『ちょっと待って‥お願い。少しでいいから』
ねぇ 一輝…。私 いっぱい待ったじゃん。ずっと ずっと貴方の一番になれると思って‥。でも もう 手遅れなんだよ‥
『さよなら・・・』2005-08-18 14:46:00 -
355:
両手で思いっきり一輝を押した。扉は閉まり一瞬だけ一輝の淋しそうな顔が見えた。そんな悲しそうな顔しないで・・・。本当はまだまだ好き。抱き締めて欲しい。愛してるって囁いて私を抱いて欲しい。でも 同じ事は繰り返したくない‥チン━・・・
一階につきエレベーターが開く。
『ハアッ・・瞳!!俺っ‥』 目の前には肩で呼吸する一輝の姿。2005-08-18 15:34:00 -
356:
前に春も同じ事してくれたよね。私がミカに叩かれて水かけられて・・・。ミカを追っ掛けて行った一輝は結局帰って来なくって。。泣いてる私を心配して全力で階段を降りて来てくれたんだよね。
カバッッ―‥
『会いたかった。瞳、ほんまに会いたかった。』
私の身体をきつくきつく抱き締めながら一輝は何度も何度も私の名前を呼ぶ。2005-08-18 17:53:00 -
357:
名無しさん
ぉもしろぉい?
2005-08-19 12:18:00 -
358:
名無しさん
あげえ?
2005-08-19 13:30:00 -
361:
名無しさん
続き早く読みたいニヤ?
2005-08-19 22:40:00 -
368:
今まで色んなマンガや小説読んできたけどめっちゃ?スキです!ホントに↑にもありましたが本にして欲しいぐらいです。頑張って完結させてほしいです☆頑張ってくださいね(^_-)-☆
2005-08-21 21:11:00 -
369:
皆様へ☆
本当に嬉しい、お言葉ばかりありがとうございますm(__)m本当は一人一人に返事を書きたいのですが多分それよりも早く小説の方が気になると思いますので、先に小説の方を進めたいと思います。お返事はかならずお一人ずつにしますので お許し下さいm(__)m
これからも宜しくお願いします。(*^_^*)2005-08-21 21:50:00 -
370:
>>360続き‥
身動きがとれない私。まるで夢でも見ているかのよう・・・。私の事を必死に抱き寄せる一輝の頬に触れてみた。暖かくて夢ではなく そこに本当に一輝がいる。。あんなに会いたかった人。何度も夢に出てくる程愛した人が私の目の前にいるのにそれ以上何も出来ない。
『やめてっ!!』
一瞬にして離れた身体と身体・・・。2005-08-21 21:58:00 -
371:
少し俯き気味な私が少しずつつ顔を上げるとそこにいたのは彼の彼女‥。
『何でなん?!一輝っ!!あんたは私の男やろ?何でその女を追い掛ける必要があるん?なぁ?!』
少しの沈黙が続く。
『瞳送るから。いこっ?!』声を出したのは春だった。ずっと黙って様子を見ていた春。私の手を力強く握りわざわざ一輝の前を通って外に出た。2005-08-21 22:08:00 -
379:
名無しさん
うちもずっと好きな小説ゃし、待ってる?? 瞳サンのペースで頑張ってね?
2005-08-25 23:56:00 -
381:
遅くなって申し訳ないですm(__)m今から更新していきます☆彡温かい目で見守って貰えて本当にうれしいです(*^_^*)ありがとぉございます☆彡
2005-08-26 05:07:00 -
383:
>>375続き‥
『大丈夫か?』
春が私を抱きながら何度も聞く。心配してくれる春。でも不機嫌なのは すぐに分かった。
『唯ちゃん、今日瞳、俺の家に送ってくれん?すぐ近くやから。頼んでもいいかなぁ?今日だけは一緒におりたいねん。』
『分かりました。』
二人はすぐにタクシーを止めて私を乗せた。何度も何度も後ろを振り返っても やっぱり一輝の姿は無かった。2005-08-26 05:13:00 -
385:
(略)二人はすぐにタクシーを止めて私を乗せた。何度も何度も後ろを振り返っても やっぱり一輝の姿は無かった。
『じゃ瞳すぐ帰るからちょっとだけ待っててな』
頷くだけで精一杯・・・。渡された鍵を力一杯握り締めてただ溢れる涙をこらえるのに必死だった。
『チーママっ・・・』2005-08-26 05:45:00 -
388:
名無しさん
意見全く無視やん!ワラ
2005-08-27 11:00:00 -
392:
とてもこの小説が好きで更新楽しみにしてます?が、読んでぃる方の意見も聞ぃてみたらどぅでしょうか?これからも頑張って下さい?応援してます?
2005-08-28 22:20:00 -
397:
名無しさん
注文ばかりで嫌になってるかもしれないけど、皆さんこの小説を面白いと思うからこそ読んできたんだと思います。私もハマってしまい、ずっと読んでました♪書き込みするのは初めてですが本当に応援してます(>_
2005-08-31 16:02:00 -
416:
みんな言い過ぎやわ 言い方ってもんがあるやん 確かにこの小説楽しみにして見に来ても更新されてなかったら残念やなーって思うけど、更新して欲しいから書き込みするんやろ??瞳ちゃんも小説続ける気あるんやったらホンマ更新してくださいm(__)m みんな期待して見に来てるんやから?
2005-09-05 22:34:00 -
419:
名無しさん
どないなっとんねん!!!
2005-09-07 08:15:00 -
420:
名無しさん
もうこの小説に期待すんのはやめたほがいいやろ?こんなん言いたくないけど主こんだけみんなカキコしてんのに無関心すぎるわ。スレん中でもめてるけど怒る奴の気持ちもわかるで
2005-09-07 13:52:00 -
422:
名無しさん
待ってるよ?
2005-09-07 16:22:00 -
423:
名無しさん
頑張ってネ?
2005-09-08 04:51:00 -
426:
名無しさん
完結出来ナイナラ最初カラ書クナヤヘタレ
2005-09-08 07:13:00 -
428:
名無しさん
431バリきも?ィ?バクワラ?
2005-09-08 07:55:00 -
429:
名無しさん
潰す??? 潰さなぃ???
2005-09-08 09:15:00 -
431:
名無しさん
楽しみにしてるんだけどなぁ?
2005-09-08 12:49:00 -
433:
名無しさん
本当にそう思う☆
2005-09-08 18:21:00 -
434:
名無しさん
ほんまやな。コピペしてくれた人に悪いって思わないんかな。
2005-09-08 18:28:00 -
435:
名無しさん
みんなの思ぃを無駄にしてるヤツほど、うざいやつゎいないよね☆
そりゃミカにとられるゎ ワラワラ2005-09-09 05:12:00 -
440:
名無しさん
春にも振られましたワラ
2005-09-12 07:42:00 -
441:
名無しさん
遅いなぁ!!!!
笑えてくるわ ワラワラ2005-09-13 07:22:00 -
442:
名無しさん
もぅ削除したらいいやん
2005-09-13 13:27:00 -
444:
読んでくれてる皆様へm(__)m
私の勝手な私情で更新出来ず不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ございませんでしたm(__)m
少し色んな出来事が一度に起き 更新出来ない状況になり迷惑をおかけしたと思います。。
本当にすいませんでしたm(__)m今日の夜中 必ず更新するので 読みたくない方もいると思いますが 暇つぶしにでも目を通して貰えると嬉しいですm(__)m
また きちんとお詫びの返信は一人ずつにさせて貰いますm(__)mすいませんでした。。2005-09-14 21:05:00 -
445:
削除削除されますた
あぼ~ん -
446:
削除削除されますた
あぼ~ん -
447:
削除削除されますた
あぼ~ん -
448:
削除削除されますた
あぼ~ん -
449:
削除削除されますた
あぼ~ん -
450:
削除削除されますた
あぼ~ん -
451:
削除削除されますた
あぼ~ん -
452:
削除削除されますた
あぼ~ん -
453:
削除削除されますた
あぼ~ん -
454:
削除削除されますた
あぼ~ん -
455:
削除削除されますた
あぼ~ん -
456:
名無しさん
でも嘘はあかんで〜
2005-09-15 19:03:00 -
457:
460さんありがとう??確かに嘘はだめやと思います?絶対ひとみチャンは書いてくれるって信じてるカラ私は待ちます?瞳チャンもしんどかったら言ってね!少しでも瞳チャンが良い環境で小説を書けるように、微力ながら頑張るカラね?
2005-09-15 23:01:00 -
458:
名無しさん
携帯壊れたんちゃん??
2005-09-16 14:48:00 -
459:
名無しさん
もっとうまく言い訳しろ。中途半端に期待させるだけなら削除して!
2005-09-16 15:57:00 -
460:
???
待ってマス‥?
2005-09-16 16:23:00 -
461:
名無しさん
嘘ゎ、あかん!更新するって言ってるのになかなかやん。
2005-09-17 01:20:00 -
462:
名無しさん
瞳ちゃんわざわざ丁寧に謝ってくれてるんやから、いいやん!誰だって、何も出来ない状態になる事はあるやろ。他人にはわからん事情があってんから仕方ない!
瞳ちゃん応援してますo(^-^)oほんま面白いから♪2005-09-18 09:08:00 -
463:
名無しさん
でも嘘はあかんやろ
2005-09-18 14:24:00 -
464:
名無しさん
やなぁ
2005-09-18 15:01:00 -
465:
名無しさん
朝更新しますって言われて期待してたのに裏切られるよりも、しばらく更新出来ませんって言われて気長に待つ方がいい。
2005-09-18 16:54:00 -
466:
名無しさん
470さんとおんなぢキモチです??もっとちゃんとしてほし−のが本音?【女達は咲く 華やかに】の主さんを見習ってほしィです!!←の主さんもずっと忙しくて今ダに更新してないけど、誰も長々文句ゆっナニリしてナィょ?やっぱリどぅなるかはその主さんの言動とちゃうかな???
2005-09-19 16:07:00 -
469:
ひとみちゃん見てるよね? 出てきにくいのはわかるけど仕方ないよ もぅ書かないならトリップつけてコメントして 待ってるのも疲れるから 書いてくれるなら少しずつでも完結にむかってほしい 中途半端はやめてください みんなsage進行していこ☆
2005-09-21 17:15:00 -
470:
名無しさん
さげるのもアホらしい
2005-09-22 11:50:00 -
471:
名無しさん
我慢してたけどもーいいよな 削除するか 気分悪いわ!
2005-09-23 19:39:00 -
473:
名無しさん
じゃぁ主はよ削除しろや ここまで読んで楽しみにしてたのがバカらしい
2005-09-23 20:42:00 -
474:
名無しさん
ほんまにばからしい これみて一年ぐらいなるわ 削除してくれ
2005-09-24 02:05:00 -
475:
名無しさん
みんなの期待裏切る事より、ひどい事ってないよね。陰ながら応援してたのに最低
2005-09-26 01:18:00 -
476:
名無しさん
おもしろい分みんなイライラしてると思うけど批判ばっか書いたら余計書きづらくなると思います。色々な事情あると思うし仕方ないとおもう。
2005-09-26 01:34:00 -
478:
名無しさん
もぅ更新する気ないと思うよ
2005-09-26 07:24:00 -
479:
名無しさん
思う。瞳が非情なヤツとは思わんだ
2005-09-26 08:11:00 -
480:
名無しさん
嘘つき
2005-09-26 08:26:00 -
481:
名無しさん
きつつき
2005-09-26 12:25:00 -
482:
何とミカはピーピーキャンディを一輝に食べさせていて、軟禁していたみたい…だから電話にも出ないし帰れなかったんや…。というかこの日この時この場所でミカにピーピー言われて便所にかけこむ姿さえも愛しい。一輝に対しての深い愛を再確認した瞬間やった。
一輝、連絡してくれたらブルマに私が頼んだるやん。それよりキャンディの効き目は何日間なんやろ…一刻も!一刻も早く一輝をとりもどさなけれBa!!!!2005-09-26 13:44:00 -
483:
名無しさん
早く
2005-09-26 13:55:00 -
484:
名無しさん
はーやーくー
2005-09-26 15:18:00 -
485:
名無しさん
はぅやぁくぅ
2005-09-26 17:10:00 -
486:
名無しさん
ふぅぁ〜ゅぁ〜きぅ〜
2005-09-26 17:45:00 -
487:
名無しさん
ひゃ〜ひゃ〜くぅ〜
2005-09-26 18:01:00 -
488:
名無しさん
ひゃぁ〜にゃぁ〜きゅぅ
2005-09-26 20:01:00 -
489:
名無しさん
ぁーんじゃぁ〜あしゅ〜
2005-09-26 20:14:00 -
490:
名無しさん
ちゅ〜とりあるぅ〜
2005-09-26 21:36:00 -
491:
名無しさん
ぽ〜んでぇ〜りゅぃ〜ング?
2005-09-26 22:21:00 -
492:
名無しさん
ぁげ★早く続きみたいょ??
2005-09-27 22:34:00 -
493:
???
まだなん?あたしもこれ見てだぃぶなんねん?楽しみにしてたん馬鹿見たい??こんなに見てる人いてるんやで?
2005-09-29 03:43:00 -
494:
名無しさん
そーゆうやつやったんやろ。もうあきらめたわ。
2005-09-29 05:03:00 -
495:
名無しさん
???
2005-09-29 05:04:00 -
496:
名無しさん
もういい加減誰か削除依頼だそうな?
2005-09-29 05:38:00 -
497:
名無しさん
目障り 削除して
2005-09-29 09:05:00 -
498:
名無しさん
削除しょー?
2005-09-29 09:44:00 -
499:
名無しさん
うざいよな
2005-09-29 10:23:00 -
500:
ひとみちゃん
事情や都合もあると思う きっとひとみちゃんのことだからここ覗いてるよね? 書きにくいのわかるけど 完結してくれるんだったら少しずつでも書いてほしい もぅ書きたくないのならひとみちゃん自身でなにかコメントして削除しよ しばらく書けないのなら何かコメントしてな じゃないと待ってる人も待ちきれないよ‥
2005-09-29 17:15:00 -
501:
ひとみサン、何がぁったん?上の人と同じ気持ちの人カキコしてなぃだけで、いっぱぃぉると思うょ??
ぁたしもめっちゃこの小説の続き気になる?今中途半端みたぃになってしまってるのわかるやんな?
コメント待ってます??2005-09-30 17:23:00 -
502:
名無しさん
はよ書けや。
2005-10-03 02:39:00 -
503:
名無しさん
亡くなりはったんちゃん?
2005-10-03 03:31:00 -
504:
sage
それあたしもおもったー
2005-10-03 11:17:00 -
505:
名無しさん
亡くなったん!!??でも何が起こるか分からんもんなぁ?
2005-10-03 17:03:00 -
506:
508
やんなー絶対亡くなりはったんやって?
2005-10-03 22:06:00 -
508:
名無しさん
病名は?
2005-10-03 22:25:00 -
509:
名無しさん
重度のァルッハィマー?
2005-10-03 23:05:00 -
510:
名無しさん
軽い尿もれ
2005-10-04 13:33:00 -
511:
名無しさん
ォムツどぅぞ
2005-10-07 13:39:00 -
512:
名無しさん
↑↑
2005-10-11 06:02:00 -
513:
前カラずっと読んでました?カナリ瞳サンのファンデス??久しぶりに来て見たら復活なっててすごく嬉しいデス??荒らしとかあって出にくいとかもある思います‥でも瞳サンのペースで頑張って完結させてくださぃ??どれだけかかってもずっと待ってます??
2005-10-11 12:44:00 -
514:
名無しさん
折角読んだのにぉもんなぃ?
2005-10-11 15:53:00 -
515:
かな
お願いやから更新してο泣きながら、時にゎ幸せな気持になりながら読んでたんだよ?みんなそうだと思うοだからみんな我慢できなくて、口悪くしたりしてるんょ?いつか書くならいつまでも待つοもう書かないならいっそのこと削除して…ο
2005-10-11 22:50:00 -
516:
名無しさん
?
2005-10-12 12:20:00 -
517:
名無しさん
かなに禿同
2005-10-13 02:39:00 -
519:
???
早く続きが見たいです??
2005-10-13 15:02:00 -
520:
名無しさん
消えたら嫌ゃから
?ge(?`・?・)ノ2005-10-19 05:18:00 -
521:
???
????
2005-10-20 04:18:00 -
523:
名無しさん
ぁ
2005-10-22 06:07:00 -
527:
名無しさん
良いとこで切れたね?主さん続き気になりまくりやしまたレスして?
途中亡くなったとかしょうもないレスしてる奴おったけど気にしたアカンで?2005-10-23 05:11:00 -
531:
私と一輝は結婚した。今は私も一輝も夜の仕事を辞め二人で幸せに暮らしている…
一輝は鳶職へと転職した。
色々あったけど私はトップになれた…一番欲しかったトップ…
それは一輝の愛…。年を取っても二人でこの幸せを守っていきたい。
2005-10-23 14:18:00 -
533:
名無しさん
見たい
2005-10-23 16:23:00 -
534:
名無しさん
あ
2005-10-24 05:25:00 -
535:
名無しさん
2005-10-24 05:37:00 -
538:
???
完結ぉめでとォ??
2005-10-24 13:31:00 -
540:
名無しさん
本当に完結したんですか?瞳ちゃんじゃないような書き方やけど…
2005-10-25 06:41:00 -
541:
名無しさん
絶対本人ちゃうやろ!瞳ちゃんやったらまずは読者にレスするやん?それがなかったし…。あんだけ待たせてこんなあっけない終わり方ないわぁ…
2005-10-28 10:15:00 -
544:
名無しさん
トリップついてないやん ワラワラ
2005-10-30 19:04:00 -
546:
名無しさん
遅い
2005-11-06 09:11:00 -
547:
名無しさん
あ
2005-11-08 19:58:00 -
550:
名無しさん
キリ番ゲッ?
2005-11-27 03:01:00 -
553:
今まで目を通してくれた皆様‥。
本当にすいませんでしたm(__)m私の勝手な事情で全く小説に手をつける事が出来なかったうえに お詫びの返事も遅くなりました。
正直 読んでくれてる方には不快な思いをさせ、多分もぅ目を通してくれてる方はいないと思いますが ここまで書けたのも私の下手な文章でも懲りずに目を通してくれた皆様のお陰です。
私の勝手ですが少しずつでも完結に向けて更新していきたいので 気を悪くされる事もあると思いますが 書く事だけ、お許し頂けると嬉しいですm(__)m2005-12-12 02:47:00 -
554:
>>390続き‥
私の肩を抱き 頭を撫でてくれる唯。
『よく頑張りましたねっ』涙声に鼻水をすすりながら それでもしっかりと私には温かい唯の体温が伝わった。それが温かくて 余計に涙が溢れてきた。
いつも私は人に甘える事が出来なかった。異性にも同性にも しっかりしてるとか 大人っぽいとか。それが私のイメージ。最初は喜んでいた私も段々とそのイメージを崩さないようにするのに疲れていた。2005-12-12 02:55:00 -
555:
人って温かい・・・
私は何度も何度も唯にすがりつき涙を流した。
『春君の家でいいんですよね??』
私の頭を優しく撫でながら唯は私に確認を取る。2005-12-12 02:58:00 -
556:
私は一度だけ 首を縦に振った。
『良かった‥。』
多分 唯の本音だろう。。自宅に帰ると言えば私がまた一輝を待つ事になる。唯はそんな私を見たくなかったんだと思う。私もそれが分かっていた。
でも 本当は・・・・2005-12-12 03:01:00 -
557:
『そこ左に曲がった所で一人 降ります。』
もう そこは春の家の前だった。
『家までついて行きましょうか??』
心配そうに聞いてくれる唯にまた涙が出てくる。。。私は首を二度 横に振り タクシーを降りた。
『ありがとっ‥』2005-12-12 03:04:00 -
558:
ドアが閉まる前に声にならない声で私は唯にお礼を告げた。唯は何度も うん。うん。と頷いて笑顔で手を振った。
バタン━・・・
ドアが閉まり みるみる内に車は小さくなっていった。私はそこに座り込み 溢れる涙を拭いもせず泣いた。涙が落ちる事に私の中にある一輝への気持ちも無くなっていけば いいのに‥ そう願いながら・・・2005-12-12 03:09:00 -
559:
一輝 ちょっと痩せてたなぁ・・・。
ちゃんと食べてないのかな。。
一輝 髪の毛明るくなってたなぁ・・・
みかに言われたのかな‥。一輝・・・一輝・・・。。2005-12-12 03:12:00 -
560:
何も考えたくないのに 私の頭は勝手に一輝を思い出す。掴まれた腕は一瞬なのに感触を覚え‥抱き寄せられた肩は 微かに まだ一輝の香が漂う。。
でも あそこで戦う勇気は私には残ってなかった。 もう 一度 期待をして彼にすがっても 次に彼をまた失えば 私は生きる気力すら無くしてしまうかも知れない‥。2005-12-12 03:16:00 -
561:
それが恐かった。。
でも それ程 愛してる‥
『大丈夫?』
道端で座り込む私に不振に思ったのか 道行く人が声をかけてきた。
『はい。ありがとうございます。』
それだけ言い私は愛想もなく その場を立ち去った。2005-12-12 03:20:00 -
562:
握り締めた鍵を鍵穴に刺し右に回す。
当たり前のように私は靴を脱ぎ 部屋に入った。 カバンを置き 鍵をテーブルに置いた時 一つの写真たてが目に入る。。
『ハハっ‥もぉ‥やだッ』条件反射的に流れる涙。私と春が二人で撮った写真‥その横には春の店のスタッフの写真。もちろん私の愛する人は私の目に一番に入った。2005-12-12 03:26:00 -
563:
カタン━・・
見たくないものは見なくていい。写真たてはそのまま伏せた。
それから間もなくすると 家のドアが開いた。
『ただいまっ!!』
いつも通りの春の笑顔。。『瞳、おかえりゎ??電気もつけんでネクラみたいやで!気分悪いの治ったか?』2005-12-12 03:31:00 -
564:
何も答えない私。
電気をつけると私の前にかがみこむ春。。にっこり笑い私の頬を軽くつねった。『化粧ぼろぼろ‥風呂入ろっか!!』
普段通りの春は私の胸に痛いほど何かを刺した。
『今日は一緒に入ろ!!頭洗ったるから。』
服を一枚ずつ器用に脱がしていく春。全ての装飾品が身体から離れたと同時に私は春に抱きついた。2005-12-12 03:37:00 -
566:
いつもなら このまま春が私にキスをして 私は春に抱かれる。そうなればいい‥。抱かれるたびに少しずつでも私は春に染まっていくから。。
『風呂はいろ!』
私の予想とは反して春は首に回す私の手を外すと あっさりと風呂場へと向かった。
嫌われたかな・・・。
拒否された悲しみより私の唯一の居場所がなくなる事が無償に悲しかった。2005-12-12 03:47:00 -
567:
私は勝手な女だ。
一輝を愛しているのに春も必要。。二人共が必要で大切で どちらも失いたくない。でも春への気持ちも私の中でかなり大きくなっている事が初めて分かった。それが愛情なのかは正直、分からなかったけれど‥。『瞳ー?!早くおいで!!』風呂場から聞こえる声。。私はすぐに 向かった。2005-12-12 03:54:00 -
568:
ももちさん☆
書き込みありがとうございます。泣けるほど嬉しかったですm(__)m
下げて書いてるにも関わらず見つけてくれて?
どんどん書いてください?今日ゎここまでですが 明日も更新するので 良ければまた覗いてくださいm(__)mすごく嬉しかったですm(__)m本当にありがとうございます。2005-12-12 04:58:00 -
570:
追記
読みにくいので、完結したら是非コピペし直させてください
最初から最後まで連続でトップへの道 完全版でやりますので…
瞳ちゃんマターリいきましょうね。2005-12-12 06:24:00 -
572:
『冷たくない??』
私の身体にシャワーを当てながら春が優しく聞いてくる。小さく頷く私はまるで子供‥。春は頭から足まで全身を綺麗に丁寧に洗ってくれた。
『瞳??何がそんなに悲しいの?俺…』
言葉を つまらせた春が私に抱きつく。狭い風呂に鼻をすする音だけが響く。。春が 泣いて‥る・・・!?2005-12-12 15:07:00 -
573:
『俺はほんまに瞳が好きやねん!!でも瞳は?瞳は俺なんか全然みてないやろっ!!そろそろ少しくらい俺見てくれてもいいんちゃうん?俺はお前が好きやねん!!』たまに言葉に詰まりながら 訴える春。。私を抱く手にも力が入り 痛いほど彼の思いが胸に刺さった。 『ごめんね…。』
『ごめんなんか‥ごめんなんかいらんねん!!』
私に口付けして敏感な所を触る春。狭いお風呂では春の息遣いまでも私の耳に入る。私の身体に春の身体が重なり いつものベットと違うだけで私の身体は普段より更に増して反応していた。2005-12-12 15:24:00 -
574:
『好きって言うてくれ!!俺だけみてくれ!』
普段の優しいセックスでは無く 荒々しいセックス‥
大事になんてしなくていい。大切に扱わないで欲しい。その想いが伝わったのか この日の春は別人のように私を乱暴に扱った。 『あっ‥!!』
焦った春の声と何かが私の中に残った感触。ポタポタと私の身体から白い液体が流れる…。2005-12-12 17:08:00 -
575:
『ごめん。。本間にごめん!!わざとじゃないねん‥』何度も頭を下げる春。
『大丈夫‥ピル貰いに行ってくるし、そんなに謝らないで‥』
身体を重ねる事に危険はつきもの。危険だけじゃない【責任】も付いてくる。
もし相手が一輝なら私は喜んで今の状況を受け入れたかも知れない‥。2005-12-13 01:18:00 -
576:
『その前に話聞いてくれる?すぐ終わるから‥』
服を着て 熱いコーヒーが前に置かれて向かいに春が座る。タバコに火をつけ 中々話を始めようとはしてくれない…。
でも だいたい言いたい事は分かった。
『ハァ・・・よしっ!!話すゎ!俺は瞳が好きや。何度も言うで。瞳だけを大切なするし幸せにしたる!!でも瞳が一輝さんを好きなんは痛いほど分かってる。だから‥だから俺は瞳とはもぅ…。。。会わへん方が…』無言の沈黙が続く。春がタバコを吐く息だけが部屋中に響き渡り 私はどうしたらいいのか考える事も出来ずに ただただ 春からの最後の台詞を待っていた。2005-12-13 01:29:00 -
577:
私に決める権利なんてない。。
でも 春にも恋をしていたのは確か‥。
一輝が愛なら春は恋。。。どちらも好きで失いたくない・・・。
『俺はさっ…二人はちゃんと話するべきやと思う。別れたって言うのは瞳が勝手に終わったって思ってる訳やろ?一輝さんの味方とかじゃないけど‥やっぱり話はした方がいい。俺は瞳と一緒にいたいし話してきちんと別れた時、俺も瞳にきちんと告白したい。』2005-12-13 01:39:00 -
578:
『言いたい事は分かってくれるやんね?』
確かに春の言う事は分かる‥。でも 私に一輝と話す根性なんて残ってない。。大好きな彼を 拒否出来るだろうか・・・。
『ずっと後ろ見て生活するの?一輝さんの事ばかり未練がましく思って‥もっと前向きになりなよ。。俺、間違ってる??』
首を横に振る。2005-12-13 01:58:00 -
579:
『じゃ決まりなっ。二人できちんと話する事!』
渋々 了承すると春は私を優しく抱き寄せてくれた。私が眠るまで ずっと私の髪の毛に触れ 春の昔話を沢山してくれた。
いつのまにか眠っていた私が目を覚ますと既にもう夕方だった。しっかりと私を抱く春。起き上がろうとすると私を包みこむ手に力が入る。
『おはよっ!!』
『おはよう‥春まだ寝てていいよ。仕事まで時間あるんやし。。』2005-12-13 02:22:00 -
580:
『帰るの??』
『うん‥仕事だしね。。』仕事なんて…
正直行きたくない・・・。私の話を聞いてもくれないスタッフに弁解すらさせてくれないママ。。大好きだった仕事は今じゃ辞めようかと思うほど苦痛になり 必死で獲た肩書きも捨てる覚悟すら出来ていた。
あの店に未練はない‥ 『辞めれば?』2005-12-13 02:31:00 -
581:
横になった春が目を瞑ったまま聞こえるか聞こえないかくらいの声で言った。 『えっ??』
『仕事‥辞めれば?!やりずらいんでしょ??店行った時に思った。。嫌なら辞めた方がいいんじゃない?』起き上がりテレビをつけながら言う春。確かに当たってる。でも逃げるみたいで嫌だった。。
『辞めたら美香に負けた事になるカラ・・・』2005-12-13 02:42:00 -
582:
『そっか‥。瞳にとって仕事は女同士の戦いなんだ。俺はさ、瞳は仕事が好きで好きで働いてるんだと思ってた。』
何でも見透かしたような春の言葉。。悔しいけれど、当たってる彼の言葉に反論出来なかった。
『一日だけならいいよね?今日で全て綺麗に清算するから。。ねっ??』 頷いてくれる春に にこりと笑い私はママに電話をした。2005-12-13 02:48:00 -
583:
『おはようございます。今日風邪気味で体調悪いのでお休みいいですか?』
『分かりました。』
『失礼します。』
たった10秒の電話。お大事にの言葉も大丈夫の言葉もなかった。
やっぱり そろそろ‥。。限界かも知れない。2005-12-13 05:04:00 -
586:
のぞみさん☆
ありがとうございますm(__)mあんまり多くは更新出来ないですが 毎日手はつけるのでゆっくりでずが見守って下さいm(__)mレスもどんどんして下さい?
すごく励みになります?
574さん☆
またまたありがとうございますm(__)mコピペの話すごく嬉しいですo(><)o
全然関係ない質問なのですが ホームページみたいなのひブック機能あるじゃないですか??あれにこの小説を載せるなら もぅ一度一から打ち直さないといけないんですよね?!無知なんでもしご存じなら教えて下さいm(__)m
また のぞいて下さいね?2005-12-13 16:11:00 -
587:
『飯行く?』
『う〜ん。。今日は家で食べない?!』
私と春は近くのスーパーに行き食料を買って家に向かった。二人で狭い台所で料理をしてきちんと揃っていない食器に盛り付ける。
『家でちゃんとした料理作ったの初めてかも‥!!』
満足そうに頬張る春の姿は何だか母性本能をくすぐられる。
『なぁ瞳?!今日一輝さんと話するんやろ?!』
『う‥ん・・・。』
本当はまだ迷ってる。でもこのままじゃいけないのもわかってる。。2005-12-13 16:19:00 -
588:
>ホームページみたいなのひブック機能あるじゃないですか??あれにこの小説を載せるなら もぅ一度一から打ち直さないといけないんですよね?!
そうですね、パソコンがあればここをコピーして貼るだけなので簡単です、
瞳ちゃんホムペ持ってるの??よかったら教えてちょ!2005-12-13 16:55:00 -
589:
574さん☆彡
友達が携帯で作る無料のホムペを作ってたので私も作ろうかと‥。だからまだ完成はしてないのですが‥
パソコンはあるのですがネットに繋いでないので意味ないですよね(;^_^A笑
2005-12-13 19:03:00 -
591:
574さん☆
二時間ほどかけてホムペ作りました(;^_^A
大変ですね‥。。(;_;)
取り合えず1から書きなおそうかと思っています‥。また良ければ遊びに来てください☆2005-12-14 04:24:00 -
592:
『一緒におったろか?!』
そんなに不安そうに見えたのだろうか‥。抱き締めるように春が言った。
『大丈夫‥。』
にこりと笑う私に春は淋しそうな目で私を見つめては頷いた。私は携帯を取り出しては着信履歴を開く。。名前の出てない番号‥。何度も何度もかかっていた。でも例え一輝からの着信がなくても私は電話出来た‥頭が‥指が‥番号を覚えているカラ・・・。2005-12-14 04:29:00 -
593:
時刻は九時過ぎ‥。ミカは仕事に行っているハズ‥。発信画面‥後は中央のボタンを押すだけ‥。なのに‥なのに中々押せない。。。昨日の今日‥。
何を話せばいいんだろ‥。さよなら‥って言うの?! どうして私を捨てたの?!って泣くの??
『無理しなくていいよ‥』春がテレビを見たまま言う。こちらを見ずにひたすら画面を見たまま‥
その姿は何だか悲しかった『無理してないよ。』2005-12-14 04:36:00 -
594:
そぅ言うと私はすぐにボタンを押した。
プルッ・・・
『もしもし?!瞳??』
ワンコールも鳴らない内に愛しい人は電話に出た。今まで何度電話しても 一度も聞く事が出来なかった声に私は異常に胸がドキドキするのがわかった。
『イマ‥大丈夫ですか?』タバコを持つ手が震えている。声まで震え 緊張しているのは春だけじゃなく一輝にも伝わっただろう・・2005-12-14 04:40:00 -
595:
『うん!!大丈夫やで。瞳は?!仕事やろ??』
『今日は休んだから‥。』『何でなん?!体調悪いんか?今から会いに行ってええか?家やろ?!』
『今は‥家じゃないカラ‥』何故だろう‥。前より優しく聞こえる一輝の声…。
『どこおるん?!今から会えん?会いたいねん‥。お前にどうしても会いたい。』ポタリと流れる涙‥。
スーっと私の頬を流れて落ちた。悲しいんじゃない‥悔しいんでもない‥私は嬉しくて涙が出たんだ‥。2005-12-14 04:48:00 -
596:
『じゃ場所決めて‥私も話あるし。。』
『今からで大丈夫なん?!んじゃ店の近くの喫茶店でいい??』
『うん‥10時でいい?』
『うん。待ってるから!!』携帯を閉じると春が私の目から流れる涙を丁寧に拭ってくれた。
『・・・ありがとう』
そう言うと私は春の膝に頭を置き 目を閉じた‥。もぅ何も考えなくて済むようになる‥。今日で私の【一生に一度】の恋が終わるのだから。。2005-12-14 04:58:00 -
597:
『瞳!!瞳やばいって!!』
私を揺すりながら春が必死な声を出す。
『んー?!』
寝起きで頭が回らない‥
『もぅ11時やで!一輝さんと約束してるやろ?!』
えっ・・・・?!?!?!2005-12-14 05:07:00 -
598:
急いで携帯を見る。
一輝からの着信は5件。。22:06・22:09・22:13・22:18・22:26それ以降の電話はなかった。
帰ってるかな‥。
待つことが大嫌いな彼。いつも待ち合わせではなく私の用意が出来てから迎えに来ていた。それは待ち合わせで相手が遅れてくるのが嫌だからと昔私に話していた。
『電話したら?!』
急いで用意をしている春が私を気遣いながら声をかけてくれる。2005-12-14 05:15:00