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いつもアンタは―…?

スレッド内検索:
  • 1:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1136618946/l5

    2006-03-10 03:25:00
  • 2:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>782からの続きです?
    それでは書いていきたいと思います?〃

    2006-03-10 03:27:00
  • 3:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    長い沈黙のあと―…
    涼は顔を上げ視線を外す事なくあたしの目だけを見つめていた。
    「誰に何言われたって俺の気持ちは変わらん。」
    その一点張り―。
    じゃああたしはどうしたらいいんやろ??

    2006-03-10 03:32:00
  • 4:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    思わず笑ってしまうぐらいまっすぐ涼―。
    見た目とは正反対…               
    でもそんなまっすぐすぎる涼にあたしは曳かれてん。            アンタの辛い過去も知ってる―…暇さえあれば2人でよく語り合ったなあ。

    2006-03-10 03:44:00
  • 5:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あんな風にあたしが自分の辛かった過去を心から人に話せたのもその辛さを知ってるのも全部アンタだけ―…
    親とか妹にさえも話した事なかったあたしの夢―…―知ってるのもアンタだけ―…
    ううん。世界中どこ探したってあたしの辛かった過去もあたしの夢を知ってる人はもういない―。

    2006-03-10 03:48:00
  • 6:

    さぇ

    始めからずっ?と読んでるょぉ??がんばってねぇ???

    2006-03-10 04:23:00
  • 7:

    あい

    続き気になるよぉ?

    2006-03-10 12:25:00
  • 8:

    2006-03-10 15:07:00
  • 9:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ―…こんなにも辛くて―…切なくて……寂しくて―‥ボロボロになるなら――。 
    あたし達は出会わない方が良かったんだ。
    ――何度思っただろうか。            
    現実から逃げたかった―。だけど―…真実は一つだけなんだ。
    《どんな涼であろうと今のあたしは涼が大好きなんだ》

    2006-03-11 04:01:00
  • 10:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    これだけは絶対に秘めておきたかった。
    だけど――…
    きっといつか来るんだ。
    きっといつかその日が―。あたしは涼を思うと歯痒くてたまらなかったんだ。

    2006-03-11 04:11:00
  • 11:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    精一杯の笑顔で言った―。あたしちゃんと笑えてた?            
    「―…真麻―そこまで大事にしてくれてありがとう
    だけど涼…………一つだけ聞いてほしい。
    アンタは間違ってると思うから。

    2006-03-11 04:15:00
  • 12:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ―‥あの時の事、覚えてる??」         
    わかってるよ…?
    誰だって一つや二つぐらい思い出したくない過去はあるもの。
    もちろんそれはアンタにも――。あの日あの時、あの場所でのこと―…

    2006-03-11 04:21:00
  • 13:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    落ち着いた様子で涼はゆっくりと頷いた。
    思い出したくないであろうその話をこれからする事にちょっと罪悪感を感じた。
    「―‥ゴメン…なさい。しっかり聞いてほしい―…」
    あたしの声も自然と震えていた。         

    2006-03-11 04:32:00
  • 14:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    『―…犯人見つかったよ。』
    涼は一瞬驚いた表情を見せた。          
    「…知ってる。」
                
    え??なんで???

    2006-03-11 10:13:00
  • 15:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    なあ―…。
    アンタがああなってしもたん…アンタの…大事な彼女の彼氏のせいやん一。
    そんなんアンタがかわいそすぎるやん…。
    アンタ生死、彷徨ってんで?

    2006-03-11 10:25:00
  • 16:

    ?山っこ?

    ずーと応援してます?頑張ってね??

    2006-03-11 10:29:00
  • 17:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    『俺、不器用やねん。浮気とか無理やし!二人を同時に好きになれる人の気がわからんわ〜』
    そう言えば―…アンタ言ってたな。        
    でも本間に涼はその通りやった。
    馬鹿正直なぐらい一途で一回好きになってしまうとまわりが全く見えなくなるタイプ?‥
    でもな、それは普通のようで普通じゃないねんで??平気で人を傷つけたり騙したり…愛のない恋愛をできる人だっているんやから。

    2006-03-11 10:33:00
  • 18:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    でも―…今になっても時々思う。
    あんなに、一途にあたしを愛してくれてたのに
    あの日を境にアンタの中にあたしはいなくなったんだ。
    そんなもろいもんなんかな―…?って。所詮、あたしは涼にとって何やったんやろ―…?って。

    2006-03-11 10:42:00
  • 19:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    涼は今笑ってる―…?
    鮮明に残る涼の記憶。  
    あれからどれぐらい月日が流れたんだろう。
    でも…まだあたしの時間は止まったまま。
    逢いたいよ―…

    2006-03-11 10:47:00
  • 20:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あの時の涼の顔も忘れられない。
    『…裕也やろ?』って―
                
    ゆっくり涼はあたしに話してくれたんだ。
    辛いのはあたしだけじゃなかったんだって思った。

    2006-03-11 10:49:00
  • 21:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「俺あの日、タバコ買いに店出た。
    携帯片手に誰かにメールしとってんな確か―…
    でも後ろから足音が聞こえて振り返った瞬間、ドーンっていう衝撃を感じた。
    一瞬なにが起きたんか、理解できひんかった。あんまりにもいきなりの事で痛みとか覚えてない。俺はその場に倒れこんでもて眠くなってきた。

    2006-03-11 11:02:00
  • 22:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    なんか頭が冷たいねん。
    頭触ったら、真っ赤な血が手についてた。
    あ〜俺死ぬんやな…って。ごめんなって思った。
    眠くなって意識が遠退いていく中、俺は裕也の姿をはっきり見た。

    2006-03-11 11:07:00
  • 23:

    名無しさん

    2006-03-11 15:32:00
  • 24:

    名無しさん

    あげ?

    2006-03-11 22:26:00
  • 25:

    名無しさん

    あげ?

    2006-03-12 10:52:00
  • 26:

    名無しさん

    2006-03-12 13:45:00
  • 27:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    最初はあまりの衝撃で俺の目が、おかしなった思った。よう飯食いに連れてったし、《涼さん涼さん》って―…
    血がベットリついた手でうろたえながらも何回も目こすって見ても見えるのはそれはやっぱり裕也の姿で間違いなかった――。」
    初めて見る、涼のこれほどまでの哀しげな表情…。

    2006-03-13 02:58:00
  • 28:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ―…神様―……って
    《残酷》やな。                 
    涼からあたしの記憶を奪ったくせに
    なんで裕也の記憶は奪わへんの?―。
    神様なんか―‥疫病神。

    2006-03-13 03:05:00
  • 29:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    涼があの時の事…
    ここまで、鮮明に覚えてるなんて。
    きっと一生忘れる事はないやろう―…
    涼はこの先、《傷ついた心》を一生背負っていくんだ―…
    神様の―…意地悪。

    2006-03-13 03:13:00
  • 30:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    でも―…涼は、裕也の犯行だとわかってながら、
    警察から取り調べを受けても裕也をかばって何も口開かんかってんて。
    アホ………………
    なんで?……………

    2006-03-13 03:28:00
  • 31:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    理由は―…
    今もわからないまま。
    でもなんか涼らしい―。             
    あの時、裕也の事かばった理由…いつか教えてね。

    2006-03-13 03:33:00
  • 32:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしに話してくれた事、嬉しかった。
    でも涙堪えんの大変大変‥。           
    涼の辛さをせめて半分でも背負ってあげれたらな―…

    2006-03-13 03:42:00
  • 33:

    名無しさん

    終わり?

    2006-03-13 18:00:00
  • 34:

    名無しさん

    あげ

    2006-03-13 20:49:00
  • 35:

    名無しさん

    まだですか?

    2006-03-14 03:07:00
  • 36:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あげてくださッてる方?
    ありがとうございマス?
    遅くなッてゴメンナサィ?
    まだ終わりじゃないデス?更新します??

    2006-03-14 15:18:00
  • 37:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    なんか無意識にあたしは、幸せだった頃に戻ってる時があった。
    無意識に涼と過ごしたあの家に帰ろうとしていたり…            
    「今日ご飯何が食べたい〜?」って電話しそうになってたり…
    起きて隣を見た時いるはずのない涼を探してたり―…

    2006-03-14 21:15:00
  • 38:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    そんな自分がおかしくて笑ける―…
    言葉にならへん感情で押し潰されそうになって
    意味もなく泣いて泣いて…            
    体は痩せ細っていく―
    ってより、やつれた感じ?

    2006-03-14 21:19:00
  • 39:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    一方通行のままで、伝わらない悔しさ―…
    《真実》――。
    無力な自分…大嫌い。

    2006-03-14 21:23:00
  • 40:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしの腕を引っ張って、無理矢理、涼の店に連れて行こうとする優―…
    「逃げたら負けや」って。「絶対後悔するで」って。            
    あたしと同じ年なのに何才も年上のような大人びた優に押され、しぶしぶ店に入るあたしと優。
    気が向いた時にしか入ってなかったキャバの仕事もそろそろレギュラーで入らないとな―…

    2006-03-15 01:55:00
  • 41:

    名無しさん

    頑張って下さい?

    2006-03-15 03:04:00
  • 42:

    名無しさん

    書いて??

    2006-03-15 09:25:00
  • 43:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    はじめの生活に戻った。
    優もいつも一緒―。
    仕事が終われば、優は親指を立て後ろを指す。
    《行くで》って意味―…
    たまにおせっかい…だけどそんな優が大好き。

    2006-03-15 10:35:00
  • 44:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    だけど変わらない。涼の店の前につくと足がすくむ。優に後押しされながら中に入る―。
    真麻がいる事はわかってる。決まってカウンター。 
    やっぱ彼氏がホストやと誰だって不安やろ?―
    涼はそれもわかってる。 店に呼んで席につけなくても実際目で見る事によってちょっとでも安心させて、でもお金は一円も出させへん。

    2006-03-15 10:47:00
  • 45:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    涼らしい―…。
    あたしもそうしてもらってたっけ……
    あたしらが入ると真麻は涼をやたらと呼ぶ。
    あたしらの指名は橘さん。橘さんは唯一、すべて事情を知ってる人やから心おきなく本音でぶつかれる。
    いろいろ話も聞いてくれた。

    2006-03-15 11:19:00
  • 46:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    この頃、真麻は平気であたしに言うようになってきた。           
    「必要なくなったら涼あげるから」
    「涼って本間、真麻の事しか見えてなさすぎてかわいそうなってくる」

    2006-03-15 11:27:00
  • 47:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    だけど涼の前だとガラリと人を変える。
    彼女というより可愛がられる妹を演じてるのが見てるだけでわかった―…
    それを見るたび何度も席を立って行ってしまいそうになると橘さんが決まって、
    「あゆみちゃん!」って腕をつかんで引き止めてくれた。

    2006-03-15 15:33:00
  • 48:

    名無しさん

    がんばれ!

    2006-03-15 16:28:00
  • 49:

    名無しさん

    早く読みたい!!
    巻きで書いてや

    2006-03-16 01:11:00
  • 50:

    名無しさん

    ↑そんなん言いなや。主も忙しいんじゃないん?ちょっとずつやけど更新ちゃんとしてくれてるやん?

    2006-03-16 02:02:00
  • 51:

    名無しさん

    2006-03-16 03:26:00
  • 52:

    名無しさん

    こんなドラマみたぃな話が本間にあるんゃ? 切なすぎです?でもあゆみちゃんゎ強いなぁって思う?応援してます頑張って下さいネ?

    2006-03-16 07:44:00
  • 53:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    更新遅すぎでゴメンナサィ?
    >>54さん?強くなんてないですょ??
    でも嬉しいデス?
    皆さんありがとうございます??更新します?

    2006-03-16 15:29:00
  • 54:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    なるべく見ないようにしてた―…
    でも自然と目がいってしまうのは何でかな…
    橘さんや優もそれをわかってかあたしの気を反らすように話し続けてくれてた。            
    真麻が自分と被って仕方がなかった。

    2006-03-16 15:57:00
  • 55:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    そんな毎日が続く中あたしにとって、ドン底に突き落とされるような事実を知る事になった。      
    裕也が事件の犯行を認めた―…
    警察の捜査も日がたつにつれ、新たな事実がわかったと連絡が入ってきた。
    裕也の逮捕が確定した―。

    2006-03-16 16:01:00
  • 56:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    従業員が殺人未遂事件を起こしたホストクラブなんて間違いなく、営業なんてしていられない―…。
    でも、関西では5本いや3本の指には入るであろう大箱ホストクラブ。
    裏では汚いドロドロした金が動く。
    従業員でさえ、その事実を知らない。だから広まる事もなく大沙汰にもなってないのも事実。
    裕也は飛んだ―…。誰もがそう思っている。

    2006-03-16 16:10:00
  • 57:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    だけど、なんといっても裕也は《No.2》
    逮捕後も裕也のお客さん達は裕也を求めて、来ては橘さんが事情を説明しては口座代えをしてもらったり、帰ってもらう始末。
    悪くない橘さんまでバックが悪いから裕也は飛んだとかわけのわからない理由をつけられ文句を言われてるのを見た。
    だけど橘さんは愚痴ひとつこぼさずいつも笑ってた。

    2006-03-16 16:18:00
  • 58:

    あゆみ ◆KTB2DakzNY

    あたしは裕也の逮捕の事実を伝えるため、
    「ちょっと真麻貸してな」って笑顔で涼に言ってカウンターにいる真麻を呼んで外へ出した。
    あいかわらずふてこい真麻―…          
    喧嘩ごし―。

    2006-03-16 16:24:00
  • 59:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「あんた…今裕也とはどうしてるん?」
    『はぁ?裕也?いきなり何?あゆ姉になんの関係?』思ったとおりの返答。  
    「あんた知ってんやろ?…なんでそんなケロッと涼に接してられるん?」
    『裕也が涼、やった事やろ?知らんわけないやん♪』

    2006-03-16 16:29:00
  • 60:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    はあ…?…コイツ…なんで笑ってるん?
    なぜか一瞬ほころんだ真麻に無性に腹が立った。
    「あんた……本間最低やわ。」
    『なんとでも言って♪真麻の背中には、その大きい財布がついてるから笑ってられるわ』

    2006-03-16 16:35:00
  • 61:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    最後には財布扱い―…
    いつか涼が言ってた事。
    涼が真麻を助けた事実… 
    なにを真麻をここまでしたんやろ…?

    2006-03-16 16:38:00
  • 62:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「あんなあ…実はなぁ裕也に涼をあぁするように頼んだん真麻やねん♪」
    言葉は確かに聞き取れたけど―。
    一瞬その意味がわからなかった。
    真麻が裕也に…―真麻が‥?

    2006-03-16 16:42:00
  • 63:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    返す言葉が見つからない。            
    時間が止まった感じ―…

    2006-03-16 16:43:00
  • 64:

    名無しさん

    2006-03-16 21:29:00
  • 65:

    麻由利

    頑張ってね?

    2006-03-17 00:20:00
  • 66:

    名無しさん

    2006-03-17 01:04:00
  • 67:

    名無しさん

    真麻も捕まれ

    2006-03-17 03:42:00
  • 68:

    名無しさん

    ↑ほんまソレ?

    2006-03-17 05:06:00
  • 69:

    ●コビト●

    夜中の03時くらLlに?から読んで今ここまで読み終わりました(゜_ц)。*:゜何回も泣Llて涙流しまくりました(T^T)ほんまにこんなことってあるんですね…完結するまで頑張ってくださLl!!

    2006-03-17 07:24:00
  • 70:

    名無しさん

    真麻がしゃべってるのを録音して涼に聞かせたら?

    2006-03-17 12:27:00
  • 71:

    あい

    アゲアゲ?

    2006-03-17 16:53:00
  • 72:

    更新楽しみにしてます

    2006-03-17 17:26:00
  • 73:

    あゆみ ◆KTB2DakzNY

    更新します??

    2006-03-17 22:41:00
  • 74:

    名無しさん

    更新しないの?

    2006-03-17 23:08:00
  • 75:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    涼が真麻を見つめる幸せそうな笑顔―。        
    見ててわかるよ…。
    真麻しか見えてない事事ぐらい―。
    でも、あたしの気持ちは届かないの?
    ううん。そうじゃない―…傷つかないで……

    2006-03-17 23:23:00
  • 76:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    この頃、あたしの体はもうボロボロやった。
    増えていく腕の切り傷―…精神状態。
    優はそんなあたしをいつも気遣ってくれて、あたしのために泣いてくれた。
    涼を忘れる事ができたらどれだけ楽やろう―。

    2006-03-17 23:29:00
  • 77:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    それでもあたしは自分のために働き続けた。
    働いてないと、狂ってしまいそうやったから―…  
    だけどお客さんの前では、【No1のあゆみ】でいつづけた。
    弱い自分が嫌やった。

    2006-03-17 23:33:00
  • 78:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    だけど優にはすべてお見通しやったみたい―。
    あたしのちょっとした変化も優は気付いてた。
    営業が終わり、いつも通り着替えを済ませタクシーが通る大通りまで出る。

    2006-03-17 23:37:00
  • 79:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「なあ…あゆみ…。ウチ、そんな頼りないかな?」
    いきなりの優の言葉―…
    『えっ?』驚きを隠せず、聞き返した。
    「ウチがあんたの力になるのは無理な事なん?‥」 
    あたしは言葉を返せずにいた。

    2006-03-17 23:40:00
  • 80:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    だけど優の言いたい事はすぐわかった。
    どうしても言えずにいた―…。
    《最低な妹》やけど、心のどっかであの事実を話す事によって優に真麻の事を悪く思ってほしくないなんて矛盾した感情があったんだ。

    2006-03-17 23:43:00
  • 81:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    でも……真麻は、真麻でしかないんだ。
    隠さない―‥
    自分が大好きだった人を傷つけられようとしているのにそれでも妹の事を想ってしまう自分が嫌だった。
    悔しかった―…

    2006-03-17 23:46:00
  • 82:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    『優…あんな………隠してるつもりはないねん――。ただ…………』
    不思議そうな顔で見る優。『うっ、ううん。ごめんな…あんな…』
    言葉はへただけど、すべて優に話した。

    2006-03-17 23:50:00
  • 83:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優はいきなりあたしの腕をつかみ歩いてきた道とは逆に走りだした。
    引っ張られながら何分か歩いた先は涼の店だった―…

    2006-03-17 23:53:00
  • 84:

    ぴょ ◆NHeynzfKCY

    リァルかなぁ?ずぅっと読んでるょ?頑張ってゃぁ(^O^)v

    2006-03-17 23:55:00
  • 85:

    名無しさん

    今日は終わりですか?

    2006-03-18 01:12:00
  • 86:

    名無しさん

    あゆみさんへ
    カキコミ終わる時言ってもらいたいです(>_

    2006-03-18 05:28:00
  • 87:

    名無しさん

    めちゃいつも楽しみによんでます☆

    2006-03-18 06:05:00
  • 88:

    名無しさん

    同じく楽しみに読んでます?頑張って下さい?

    2006-03-18 06:39:00
  • 89:

    名無しさん

    2006-03-18 13:53:00
  • 90:

    名無しさん

    2006-03-18 19:48:00
  • 91:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    何も言わず無言でエレベーターのボタンを押す優―。
    「ちょっ、ちょっと!優…」わけがわからずあたしは腕をガッチリ捕む優の手を振り切った。
    『……』優はそそくさとエレベーターに乗り込んでしまった。
    「ちょっと優!待ってぇや!」次はあたしが優の腕をつかんだ。

    2006-03-19 03:59:00
  • 92:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ―‥
    エレベーターのドアが閉まる…             
    『とりあえず涼君に会い…。』
    エレベーターの中で優が言った。
    あっという間に店の階に着くとドアが開き、またそこには大きなドアがある。

    2006-03-19 04:04:00
  • 93:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    一瞬、足が立ちすくんだ―。
    だけど優があたしの前にいてくれたから、あたしは強くなれる気がした。
    優がドアを開くー…
    「いらっしゃいませ〜」という大きな声が響いた。

    2006-03-19 04:07:00
  • 94:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ちょうど涼がドアの前にいるのが見えた。
    店は大盛況で満席―。
    「店の中でもなんやしな」と優があたしに言った。
    優は前にいる涼を呼び、いったんドアの外に出た。

    2006-03-19 04:11:00
  • 95:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ドアを閉めると大音量で流れていたトランスやテクノの音が消え、店を一歩出ると嘘のように静まりかえっていた。
    「涼君、忙しいのにゴメンな…。お願いがあって来てんけど店おわった後、30分だけ時間ない??」
    ハキハキした優に押されながらあたしは涼を前にして何も言えずにいた。

    2006-03-19 04:18:00
  • 96:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    『…ん〜ごめん!アフター入ってるわ』
    そんな涼の言葉にも引き下がらない優。
    「そっか…ゴメンな。でも、本間に大事な話があんねんやん…。」
    優のこういうところ―…あたしにとってはめちゃめちゃ羨ましかった。

    2006-03-19 04:22:00
  • 97:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    一瞬、困った顔をした涼やったけど優の顔を見てか、『…わかった!…ん〜と、じゃあ…今、店満席やし……』
    「っええで!どっかで時間潰してるし、また連絡ちょうだい。ゴメンな。本間無理言って…」
    なんで、いっつもこの子…あたしにこんな尽くしてくれんねやろ‥‥。?
    素直に嬉しかった。

    2006-03-19 04:27:00
  • 98:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「ほんじゃあね♪」
    『おうっ。気つけて』
    結局、あたしは下を向いたまま何も言えずじまいだった。          
    こんなときも涼は自分もエレベーターに乗り込み、下まで送ってくれようとした。
    だけど今日は客じゃないしそれに店の中では従業員が走り回ってる。

    2006-03-19 04:32:00
  • 99:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしらもすぐエレベーターに乗り込み、涼を店に返した。
    …ふぅ〜。
    笑顔でため息をつく優。
    あたしはなぜか優に謝りたくなった。

    2006-03-19 04:35:00
  • 100:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「…優…ゴメンなあ。」
    聞こえてないフリをする優―。
    《ゴメン》の意味は……こんな弱いあたしでゴメンって意味…。
    あたしがもっと強くならないと―。

    2006-03-19 04:38:00
  • 101:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    それからあたし達は、カラオケに入った。
    時間なんて忘れて、2人ではしゃぎまくった。
    こんな一瞬の間だけ…涼の事を考えずにいられる。
    その一瞬があたしにとっては《幸せ》だったんだ。

    2006-03-19 04:41:00
  • 102:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    歌って踊って笑いまくってた。
    考えたくなかった―…。
    涼の事も、真麻の事も。
    …―汚い人間関係―…
    ばからしい。

    2006-03-19 04:44:00
  • 103:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    楽しい時間はなんでこんなにも過ぎるのが早いんだろう―…
    時計をみると、そろそろどの店も営業が終わりだす時間。
    あたし達は涼からの連絡をひたすら待った。
    あたしの心臓の鼓動は優にも聞こえてしまいそうなぐらい早く、激しく鳴り響いていた―…

    2006-03-19 04:47:00
  • 104:

    名無しさん

    2006-03-19 07:52:00
  • 105:

    ?しぉり?待ってる?

    2006-03-20 14:29:00
  • 106:

    名無しさん

    書く気ないんやったら削除依頼だしたろか?

    2006-03-20 19:31:00
  • 107:

    名無しさん

    勝手に出せや

    2006-03-20 21:07:00
  • 108:

    名無しさん

    2006-03-20 23:39:00
  • 109:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    更新します?

    2006-03-21 10:47:00
  • 110:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    時計を見ると時間はもう昼を回っていた。
    優の携帯に涼からの着信。心臓の鼓動が早まるのが自分でもわかった。
    隣で話す優を見ながら涼の顔が浮かぶ―…
    …笑ってる。

    2006-03-21 10:56:00
  • 111:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「はぁ〜い。じゃあまた!」
    電話を切ると優は
    「今から近くまで来るって」と言い、目の前のベンチに座りに行った。
    さっきまでのテンションはどこにいったん?って位あたしのテンションは低かった。
    「本間あんたわかりやすいな!大丈夫やで。」っていう優の声に後押しされながらほんのちょっと元気になれた。

    2006-03-21 11:03:00
  • 112:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    だって―…優―…がここまでするのって初めてやもん。           
    今まで嫌な事や悩み事があると優に話したりしてたけど‥本間に初めて。
    きっとこの後、なにかあるやろなあ―。
    そんなあたしの予感は見事に的中した。

    2006-03-21 11:06:00
  • 113:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優に電話がかかってきてから少しして遠くに涼の姿が見えた。
    きっと近くにいたんやろう―…
    大きくなっていく涼の姿に軽く深呼吸をした。

    2006-03-21 11:11:00
  • 114:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優も涼の姿に気付き、あたしは優に手を持たれ二人で涼のいる方向に歩き出した。
    久しぶり?…でもないか…

    2006-03-21 11:14:00
  • 115:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「ごめんな!忙しいのに〜」『うん。えぇで。気にしやんといて!』
    そんな優と涼のやりとりを聞きながらあたしは涼の顔を見れずにいた。
    今―…涼はどんな顔してんねやろ…?
    笑ってんのかな?…

    2006-03-21 14:49:00
  • 116:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    涼も優が話があるなんて、よっぽどの事じゃないと言わない事ぐらいわかってたんやろう―‥
    「…ん〜ほんじゃあ…優んちいけるし!」
    優が言った。
    本来の一途で馬鹿正直な涼ならたとえ、どんな関係であっても《女》の家なんて絶対行かないけどこの時だけは違った。

    2006-03-21 14:59:00
  • 117:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    一瞬―…どことなく重い空気が流れたような気がした。
    でも涼は「……いいで。」としぶしぶ了承した。
    優んちに迎う途中、誰一人として口を開く事はなかった。
    あたしはその場から逃げ出したくてたまらなかった。弱虫¨¨―…

    2006-03-21 15:03:00
  • 118:

    名無しさん

    楽しみにしてます?頑張って下さい?

    2006-03-21 15:07:00
  • 119:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優の家に着き、テーブルを囲むように座った。
    優が飲み物を取りに行ってる間、なぜかあたしも涼も俯いたままだった。

    2006-03-21 15:26:00
  • 120:

    アゲ??

    2006-03-22 07:29:00
  • 121:

    名無しさん

    ァゲ???

    2006-03-23 08:20:00
  • 122:

    ?シォリ?キニナルゥゥゥ??

    2006-03-23 11:16:00
  • 123:

    ?

    早く書いて?

    2006-03-23 22:53:00
  • 124:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    遅くなりました?
    待っててくださった方すいません??
    更新します??

    2006-03-24 01:28:00
  • 125:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優が戻ってきて、軽く笑いを交えた世間話をしていた。
    話が途切れた瞬間一番先に口を開いたのはやっぱり優やった。
    優はまるで「大丈夫」と言うかのようにテーブルの下であたしの手をぎゅっと握ってくれた。

    2006-03-24 01:33:00
  • 126:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「涼、あんな…気悪くさしたらゴメンやで。ウチの話聞いてな。」
    涼をじっと見つめ視線を外さない優…
    涼は俯いたまま、無言で返事をした。

    2006-03-24 01:41:00
  • 127:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「あゆみのこの傷見てみ…」
    優はいきなりずっと隠してたあたしの腕の傷を涼に見せるためあたしの腕を掴んだ。
    「…やっ」
    あたしはとっさに拒んでしまったが我にかえり、服の裾をまくり涼に見せた。
    なんとでも思われたっていい。これがあたしの現実――。

    2006-03-24 01:48:00
  • 128:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ゆっくり顔を上げ、あたしの腕を見つめる涼―。一瞬驚いた表情を見せたけど涼は無造作にあたしの腕の傷をなぞった。
    え…?!
    その涼はなんとなく幸せだった頃の涼に見えた気がした

    2006-03-24 01:52:00
  • 129:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    そんな涼をよそに優は話し続ける。
    「あゆみはな、こうやって自分傷つける事で自分を守ってんやで?
    自分なんかより涼を守るために心も体もボロボロになって、やのに強がってあたしに笑いかけるねん。」
    『優っっあゆみ同情されんの嫌いや…。』

    2006-03-24 01:59:00
  • 130:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    こんな優の話につい耳を傾けられなくなり、言ってしまった。
    優はまたあたしの手をギュッと握った。
    「同情なんか誰もしやんよ。」
    涼はそんなあたし達のやりとりを真顔で見ていた。

    2006-03-24 02:04:00
  • 131:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「涼…もっと自分見なあかんとウチは思う。
    きっとそれはあゆみも同じように思てる。
    涼にとって今一番‥心から大切に思ってる一人いる?
    もしいるとすれば涼はその人の何を知ってる?
    その人が思ってる事とか考えた事ある?」

    2006-03-24 02:09:00
  • 132:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    すいません?短いですが今から仕事があるので今日はここで切り上げます?本当に申し訳ないデス?

    2006-03-24 02:11:00
  • 133:

    名無しさん

    頑張れ?

    2006-03-25 01:51:00
  • 134:

    名無しさん

    おもしろぃね?

    2006-03-25 01:57:00
  • 135:

    みぃ

    いつも見てます??
    頑張って下さい??

    2006-03-25 11:58:00
  • 136:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優の質問に口を開く涼―。
    「…守ったるって決めたやつは何があっても守ったらなあかんと思うねん。それだけは俺、何言われても変わる気ないで。」
    思った通りの返事―。
    やっぱり涼らしい。

    2006-03-26 13:17:00
  • 137:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優が言いたい事もあたしが言いたい事もきっと全く同じ。
    あたしも優も本当の事実を知ってしまった以上、涼をほっとかれへんねん。
    一度は真剣に愛した人。本当は今でも涼を思うと涙が溢れてくるんだ…

    2006-03-26 13:25:00
  • 138:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「そっか。じゃあもしその守ったらなあかんやつは涼に気がなくても涼は守れる?」
    すごいストレートやけど優は優なりに言葉を選んだんやと思う。
    あたしは思わず顔を下げた。

    2006-03-26 13:30:00
  • 139:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    少し考え込んだ涼はこう言った。
    「…それでもそいつが俺の横におるんやったら俺はそいつを守ると思う」
    いつもの涼なら「お前なにが言いたいねん!」って突っ掛かってくるけどこの日の涼は冷静で真剣に考えようとしてた。

    2006-03-26 13:35:00
  • 140:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしやったら出来るかな…?
    自分に気がないとわかってても、その人が横にいてくれたら守ったるって思えるかな…?
    答えはわからないけど、でもただ一つ言えるのはそこまで愛せた人はやっぱり涼一人だったって事…

    2006-03-26 13:44:00
  • 141:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「なあ…自分ら、なにを知ってるん?」
    いきなりの涼の言葉にあたし達は驚いた。
    「なんか知ってんやろ?もっと大事な話…あるんちゃん?…」

    2006-03-26 13:49:00
  • 142:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    一瞬あたしと優は言葉をつまらせた。
    なんて言っていいのかわからない―。
    あたしより先に優が話し出した。
    「涼の大事な人……真麻ちゃんであってる?‥」

    2006-03-26 13:53:00
  • 143:

    名無しさん

    気になります?頑張って下さい?

    2006-03-26 15:53:00
  • 144:

    名無しさん

    メッチャ気になる?続き頑張って下さいッ???

    2006-03-27 04:30:00
  • 145:

    名無しさん

    涼って難波の道頓堀のとこの看板に載ってマス??

    2006-03-27 23:53:00
  • 146:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    お待たせしました??
    スミマセン?皆さん読んでくださってありがとうございます?
    >>148さん今の事でしょうか?今の事なら看板には載ってないんでここに出てくる涼ではないかと…?
    えっと看板の話をしちゃうとこの先の話がわかっちゃうかもなんで今は控えさせて下さい??申し訳ないです??
    それでは更新しますね?

    2006-03-28 00:30:00
  • 147:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「……。」
    涼は優の質問に対して何も答えへんかったけどじっと優の目を見つめたまま視線を外さなかった。

    それを優は涼に話すのか話さないのか…。
    あたしもわからなかった。

    2006-03-28 00:38:00
  • 148:

    あゆみWcwAXNWEwL

    「涼…もっと自分大事にしぃや…。なんでそこまで自分を犠牲にするん…?…なん…で…?」
    優が…泣いてる。
    突然の優の涙に涼は深刻そうな表情を見せた。

    2006-03-28 00:53:00
  • 149:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    優はそれでも話し続け、必死で涼に伝えようとしていた。

    もしあたしが優だとしたらあたしもきっと言わなかった。…言えなかった。

    2006-03-28 01:01:00
  • 150:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    それでも涼は頼んでた。「頼むから話してくれ」って…
    何度も何度もあたし達に向かって言っていた。
    ついこないだまでなんて話すら聞こうとしやんかったのに…
    それでも嬉しかった。涼が傷つかないですむかもって―…

    2006-03-28 01:07:00
  • 151:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    …全部が幸せだったあの頃に戻りたいなんて言わないから…
    だから傷つかないで。
    幸せになって―…。
    あの頃よりもっと幸せになって…

    2006-03-28 01:12:00
  • 152:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    気付くとあたしの頬にも涙が流れていた。
    優は鼻をすすりながらもありったけの言葉を使って涼に伝えた。
    時間も忘れるぐらい―。最後の最後まで馬鹿正直やった涼―。はにかんだあの笑顔から今も時間がとまったまま…

    2006-03-28 01:19:00
  • 153:

    名無しさん

    看板の話した者ですが?返事ありがとうございます??ぅち千日前でバィトしてるんですケドこの小説読んで看板と一緒の名前ゃったカラ気になったんです??頑張ってくださいね??

    2006-03-29 03:43:00
  • 154:

    名無しさん

    2006-03-29 23:03:00
  • 155:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    涼は最後の最後まで真麻を信じてた。
    涼に何回頼まれてもあたし達は言えなかった。
    涼を見てると言えなかった…。
    言った方がよかったんかな?それは今もわからない。
    最後に優は「自分大事にしてな。」って涼に言ってあたし達は涼を送り出した。

    2006-03-30 14:03:00
  • 156:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたし達は部屋に戻り、いろいろと話した。
    あたしの頭の中をかけめぐるのはついさっきの事ばっかり。
    涼の表情や優の言葉が離れなかった。
    あたし達はその後二人で仕事に出た。

    2006-03-30 14:07:00
  • 157:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    仕事も順調でなんら変わりのない毎日が過ぎていた。
    〜♪〜♪〜
    枕の横に置いてあった携帯の着信に起こされ寝ていたあたしは目が覚めた。
    体を起こし、携帯を開いた。

    2006-03-30 14:13:00
  • 158:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    …「着信 涼」
    涼の文字を見た瞬間、寝ぼけていたあたしは一瞬にして目が覚めた。
    何やろ?
    涼から?…

    2006-03-30 14:18:00
  • 159:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「…はい。」
    「………もしもし。俺…涼やけど。」
    涼………泣いてる?
    「…うん。」
    「…今日時間とかある?」

    2006-03-30 14:26:00
  • 160:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    え…?
    「…………時間…?」
    「あ〜忙しいよな。…ゴメン。」
    「時間ならあるけど…どうしたん?」
    「いや別に。はは」

    2006-03-30 14:31:00
  • 161:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    泣いてる気がしたと思ったら急に明るくなった。「………」
    沈黙が続いて先に口を開いたのは涼やった。
    「じゃあ…今から二時間後とかいける?」
    「うん…。大丈夫…。」
    「じゃあ、かにさん前おってな〜。」

    2006-03-30 14:42:00
  • 162:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「うん。」
    「じゃあまた後で」
    そう言うと電話を切った。
    なんでイキナリ?って思ったけどとりあえずあたしはベッドからすぐ出て着替え、シャワーを浴び簡単に化粧を済ませ二時間後に間に合うように準備をした。

    2006-03-30 14:47:00
  • 163:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    10分も早くついてたのにすでに涼はいた。
    いつもあたしが待つ側やのに…なんか涼が先いるなんて珍しいな――。
    とか思いながらあたしは涼にかけよった。

    2006-03-30 14:51:00
  • 164:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「…おぉ。ごめんな。急で。悪かった。」
    「うん…。大丈夫。」
    「てか俺…腹減った。」
    「あはは。なんか食べに行こっか?」
    涼の言葉で重たかった二人の空気が少し軽くなった。

    2006-03-30 14:57:00
  • 165:

    名無しさん

    ぁげ(>□

    2006-03-30 19:28:00
  • 166:

    名無しさん

    素敵な小説?これからも頑張って下さい?応援しています((o(*^▼^)o))

    2006-03-30 22:10:00
  • 167:

    名無しさん

    バーリおもろい?? 
    主頑張って??

    2006-03-31 06:54:00
  • 168:

    2006-03-31 11:03:00
  • 169:

    名無しさん

    2006-03-31 17:12:00
  • 170:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    やっぱり入ったのはびくドンでいつものメニュー。
    久しぶりのようで久しぶりじゃないん…カナ‥?
    「…仕事は…順調?」
    「え?うん。まあ順調かな?涼は‥?」
    「うん…俺も。まあ順調」

    2006-03-31 20:44:00
  • 171:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「そっか。」
    こんなに涼の顔をちゃんと見てこんな話が出来るなんて思わなかった。
    涼があたしの前で笑ってる…
    時間がとまればいいのにな…

    2006-03-31 21:04:00
  • 172:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    〜♪〜♪〜♪
    「…………。」
    「…涼?携…帯…」
    「ん?あ〜いいねん。」
    携帯を受けなかった理由…一瞬悲しそうな表情を見せた。その時はわからなかった。

    2006-03-31 21:17:00
  • 173:

    名無しさん

    アゲ?

    2006-03-31 21:46:00
  • 174:

    名無しさん

    2006-04-01 07:35:00
  • 175:

    名無しさん

    2006-04-02 01:28:00
  • 176:

    名無しさん

    2006-04-02 12:07:00
  • 177:

    名無しさん

    気になる?

    2006-04-02 13:14:00
  • 178:

    名無しさん

    ぁげ?

    2006-04-02 20:14:00
  • 179:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしは何で電話を受けないのか、誰からなのか不思議に思った。
    でもなぜか触れてはいけないことだと思いそっとしておく事にした。
    でもなんか今日の涼変……。
    気のせいかな?…

    2006-04-03 02:26:00
  • 180:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ううん。
    だって――……
    あたしが前にいても、涼はいつも下にあるご飯ばっか見てあたしの事なんかほったらかして食べるのに。
    それやのに―…あたしの顔をじーっと見てる。
    お腹すいてないんかな?…おいしくないんかな?‥

    2006-04-03 02:32:00
  • 181:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    それに―…
    なんか無理して喋ってる…。
    やっぱり変。

    2006-04-03 02:35:00
  • 182:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「涼もっと食べ〜やっ」
    「………………っえ?あ〜うん。食べてる食べてる」ほら―…。
    またあたしの顔見ながらボーッとしてた…。
    涼の大好きなチーズハンバーグやのに…

    2006-04-03 02:39:00
  • 183:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「あたし、顔なんかついてる?」
    あたしはカバンから鏡を取出し覗き込んだ。
    「な〜んも!」
    そう言ってヘヘッと笑う涼につられてあたしも笑ってしまった。

    2006-04-03 02:41:00
  • 184:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「へ〜んなの!」
    「ハハハ。」
    涼が笑うからあたしもつられて二人で笑った。
    幸せだったあの頃にすこし戻った気がした。
    戻りたかった……

    2006-04-03 02:45:00
  • 185:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「まだにんじん食べられへんのかぁ?」
    涼があたしが残した皿の上のにんじんを見て何気なく言った。
    ま―…だ―?…
    その言葉に不思議そうな顔をしたあたしを見て涼は慌てた様子でこう言った。

    2006-04-03 02:50:00
  • 186:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「いやっっ…何かにんじん嫌いそうな感じやん?」
    意味わからん。とか思いながら、
    「っやっぱり?あゆみ本間にんじんだけはあかんねん。」
    と話を合わせた。
    この時は全く気付いていなかった。

    2006-04-03 02:54:00
  • 187:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「っせやろ?!」と言って涼は笑っていたけどあたしは涼の慌てた様子とさっきの《まだ》っていう言葉が不思議やった。
    だって―…
    あたしがにんじん嫌いなんあの頃のアンタと優しか知らんはず…
    あたしの聞き違いかぁ。
    そう思ってあたしは納得した。

    2006-04-03 03:00:00
  • 188:

    ぁゅ ◆hdAYUec8MA

    よんでます?頑張って下さい?

    2006-04-03 03:04:00
  • 189:

    名無しさん

    2006-04-03 08:10:00
  • 190:

    名無しさん

    続き気になる??
    頑張って下さい??

    2006-04-04 01:10:00
  • 191:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    それからあたし達は二人でつまらない話で盛り上がったり、いっぱい笑い合った。
    本間にあの頃に戻ったみたいやった。
    夢を見てるんじゃないんかと思ったぐらい―…

    2006-04-04 03:06:00
  • 192:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    その後あたし達はいつか二人で行ったゲーセンに行った。
    一途すぎる涼だけに真麻と何かあったのかうすうす感じていた。
    だけどあたしはあえて聞かなかった。

    2006-04-04 03:10:00
  • 193:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    もし――……もし…
    真麻を忘れたくて、あたしとこうしてるんなら…
    あたしはそれでも構わないと思った。
    愛されなくても愛したいと思った。

    2006-04-04 03:12:00
  • 194:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    そのゲーセンで涼はあたしにプーさんの抱きまくらを取ってくれた。
    「その抱きまくら抱いたら俺が浮かんでくるおまじないかけといたで♪」
    無邪気な笑顔であたしにそう言った涼―…
    まるで子供のようでそんな涼があたしは大好きやった。

    2006-04-04 03:18:00
  • 195:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「涼、プリクラ撮ろうや!」
    なんであたしはこんな事言ったんやろう―…
    涼は「嫌やわ〜!」って嫌がったけど無理矢理撮った。
    プリクラ好きなくせに嫌がった理由…なんて…
    知るはずもなかった。

    2006-04-04 03:23:00
  • 196:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    時計を見るとかれこれもう3時間以上経っていた。
    仕事を休むわけにも行かへんし…
    「そろそろ帰ろっか!」
    そう言ってあたし達はゲーセンを出た。

    2006-04-04 03:26:00
  • 197:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    久しぶりに見た涼の笑顔が新鮮で見るたびあたしは、なんだか嬉しくなった。
    幸せな気分になれた。
    どんな事があっても―…
    やっぱりあたしは涼が好きなんやなって改めて、実感した。

    2006-04-04 03:31:00
  • 198:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    楽しい時間―…なつかしい時間―…幸せな時間―…
    過ぎていくのはあっという間だった。

    2006-04-04 03:36:00
  • 199:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「今日は本間いきなりでゴメンな。楽しかった!ありがとう。」
    「ううん。あゆみこそ楽しかった。プーさんありがとう!」
    「うん!また夜電話する。じゃあなあ〜」
    「わかった!じゃあまたぁ〜。ばいばい♪」

    2006-04-04 03:39:00
  • 200:

    名無しさん

    リアルタイム?頑張って下さい?

    2006-04-04 03:40:00
  • 201:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    そう言ってあたし達は待ち合わせた場所で別れた。
    あたしは涼の姿が見えなくなるまで見送っていた。
    いつもならこんな事しないのに―…
    人間って不思議―…

    2006-04-04 03:42:00
  • 202:

    名無しさん

    2006-04-04 19:47:00
  • 203:

    名無しさん

    あげ?

    2006-04-05 16:20:00
  • 204:

    名無しさん

    アゲ?

    2006-04-05 21:19:00
  • 205:

    名無しさん

    かいて?〃楽しみにしてまぁぁす????

    2006-04-05 22:39:00
  • 206:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしは家に着き、仕事に出かける準備をした。
    今日は同伴もない。
    いつもより準備も早く終わり部屋で、テレビを見ていた。
    ふと涼の顔が頭に浮かんだ。
    今日の事を思い返していた。

    2006-04-06 02:07:00
  • 207:

    名無しさん

    リアルタイム?頑張って下さい?

    2006-04-06 02:11:00
  • 208:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    やっぱり思い返しても今日の涼は変やった気がする―…
    まさか…記憶が戻った?
    …なんかありえないかあ――。
    なんか聞いとくべきやったかなあ?
    少し考え込んだが、まぁ気にしない事にした。

    2006-04-06 02:11:00
  • 209:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>203さんですかね??
    違ったらすいません?
    ありがとうございます?
    頑張りますね?

    2006-04-06 02:13:00
  • 210:

    名無しさん

    そうですっ?覚えててもらってうれしいです?いつも楽しみにしてます?頑張って下さい?

    2006-04-06 02:15:00
  • 211:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    とは言っても、無意識に考えてしまっている自分がいた。
    そうこうしているうちに、時計を見ると出勤時間にしてはまだ早かったけど誰かいるやろうと思い家を出る事にした。

    2006-04-06 02:19:00
  • 212:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    店に着いて人気を感じ、ドアを開けるとそこにはボーイと店長がすでに出勤していた。
    「おはよぉ〜ございまぁす?」
    「お〜なんやあゆ、今日は早いなぁ〜どうしたんやあ?」
    店長があたしに向かって声をかけた。
    「せやろぉ!暇やって〜ん」と笑って返した。

    2006-04-06 02:27:00
  • 213:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「ははは。あゆらしいな〜」と笑う店長とボーイ。
    自分で言ったものの、なんとなく悔しくなってあたしは待機室に入った。
    とくにする事もなく化粧を直したり売り上げを確認したり、普段ならしない《営業メール》なんてしたりして…
    それでも暇で結局、店長達のところに戻った。

    2006-04-06 02:33:00
  • 214:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしはカウンターに座った。
    ボーイが出してくれたジュースのストローを加えながら店長と話していた。
    最近の店の様子とか女の子の様子とか…
    世間話なんかもしたりして盛り上がっていた。

    2006-04-06 02:39:00
  • 215:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    それでもふと涼の顔が脳裏に浮かんで―…
    紛らわすため必死に、平然を装おうとしてたけどあたしの悪いとこでこうなるとすぐ人の話が入らなくなる。
    「―……ってナンバー1やろ…?」
    「……。」

    2006-04-06 02:45:00
  • 216:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「‥あゆ?…あゆ聞いてる?」
    「っへ?何の話やった?」
    いっつもこの調子―…。
    《わかりやすい》って言われるのはこれで自分でもよくわかってる。

    2006-04-06 02:51:00
  • 217:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    たまたま早く出勤してきたあたしに店長は
    「ナンバー1は遅刻しても許される」って言うから―…
    あたしは、
    「ナンバー1やから早く来るもんや!」って言い返すと、そこで言い合いをしたりしてるとそろそろ出勤時間になっていた。

    2006-04-06 02:59:00
  • 218:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    一人…また一人…続々と女の子が出勤しはじめてくる。
    あたしもそろそろ着替えに入り、オープンの準備をした。
    そういえば来月はあたしも20歳かあ…
    何気なく去年のバースデーイベントの事を思い出し、今年も涼が来てくれるといいな〜なんてふと思った。

    2006-04-06 03:06:00
  • 219:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    女の子が揃い、店が開いた。
    それぞれお目当ての女の子を指名に続々とお客さんが入り、あっという間に店内はにぎわった。
    あたしも常連のお客さんや営業メールのお客さんの席を周り、忙しくなっていた。

    2006-04-06 03:13:00
  • 220:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    席も満席でバタバタし始めた2〜3時頃。
    あたしの携帯が鳴った。
    お客さんや〜と思ってあたしは携帯を開いた。
    でも、それはお客さんではなかった―…

    2006-04-06 03:20:00
  • 221:

    名無しさん

    今日は書くの終り?

    2006-04-06 03:52:00
  • 222:

    名無しさん

    2006-04-06 06:04:00
  • 223:

    名無しさん

    2006-04-06 07:56:00
  • 224:

    名無しさん

    2006-04-06 08:42:00
  • 225:

    名無しさん

    あげ?

    2006-04-07 00:52:00
  • 226:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしは席を立ち、小走りで店の外へ出た。
    「…はい。もしもし。」
    「もしもし。府警の菅原です。あゆみちゃん、大変や!ちょっと出てこられへんか?」
    電話の向こうの菅原さんの声は雑音が混じり、聞き取りにくかったがなんとか聞き取る事ができた。

    2006-04-07 01:32:00
  • 227:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    タダ事じゃない―…。
    あたしは直感で思った。
    仕事中に私的な事情で抜ける事なんて許されるはずがない。
    指名客ばっかでましてやこの忙しい時間帯――。

    2006-04-07 01:36:00
  • 228:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「え?どういう事ですか?」あたしは聞き返した。
    菅原さんの電話―…きっと涼の事。
    菅原さんはあわてた様子で「とりあえず署まで来てくれ!」ブチッー…

    2006-04-07 01:39:00
  • 229:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    そう言うと電話は切れた。
    行かないわけには行かなかった。
    あたしは再び店に戻り、店長のもとへ走った。
    事情を説明し、特別に許可を得た。

    2006-04-07 01:44:00
  • 230:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    一分一秒でも早く行かないと―…
    着替えてる時間なんて無かった。
    ドレスの上からコートをはおり、カバンを握り締め、あたしは店を出た。

    2006-04-07 01:47:00
  • 231:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    タクシーに乗り込み、署まで迎う。
    緊張と不安―…心配
    言葉にならない感情があたしを取り巻く。
    何があったかなんて予想もつかなかった。

    2006-04-07 01:50:00
  • 232:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    着くと、玄関口に菅原さんらしき姿が見えたので、あたしは走り寄った。
    「中入って!」
    そう言い菅原さんはドアを開け、あたしを通してくれた。
    中には何人かの刑事や警察官がいて、何か事件があった事がすぐにわかった。

    2006-04-07 01:55:00
  • 233:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    慌てた様子で菅原さんは、あたしをある部屋まで案内してくれた。
    椅子に腰かけ、菅原さんと向かい合わせになった。
    菅原さんはあたしに向かって話しはじめた。

    2006-04-07 01:58:00
  • 234:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「落ち着いて聞いて欲しい――……
    渡辺涼くんが亡くなったんや――……」
    あたしは頭が真っ白になり菅原さんの言葉が把握できなくなった…

    2006-04-07 02:01:00
  • 235:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「えっ…涼が‥‥‥亡くなった…?……」
    だって今日あんなに笑ってたやん―。
    嘘や――嘘や――嘘や…

    2006-04-07 02:04:00
  • 236:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「原因は――……自殺で首を吊って亡くなったそうや―…」
    「嘘や嘘や嘘やーーーーーーーーーーーーーー!!!」
    あたしは座っていた椅子から落ち、涙を流しながら叫んでいた。
    信じるもんか――。
    涼に限って…

    2006-04-07 02:13:00
  • 237:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あたしは近くにいた若い警察官に押さえられた。
    なおも泣き叫ぶあたし―…
    菅原さんは「落ち着くまで一人になり」と席を立った。

    2006-04-07 02:16:00
  • 238:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    信じられへん―…嘘や。
    なにを思ってもあたしの頭をめぐるのは、涼の笑顔や涼の声ばっかり―。
    今日だって…
    今日だって…
    あたしはとめどなく溢れる涙を流し続けていた。

    2006-04-07 02:19:00
  • 239:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    しばらくしてからあたしはやっと落ち着きを取り戻した。
    菅原さんはそんなあたしを見て、
    「無理しんでえぇよ。」と言ってくれたがあたしは
    「最後まで聞かなあかん。」と自分に言い聞かせ、今にも垂れ落ちそうな涙をこらえた。

    2006-04-07 02:23:00
  • 240:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「彼は、自宅で亡くなってたそうや―………。
    第一発見者は彼の友達やそうで、遺書はまだ見つかってない―。
    ただ見つかったんは、あゆみちゃんに宛てた手紙や‥‥」
    そう言い、菅原さんはその手紙をあたしに差し出した。

    2006-04-07 02:29:00
  • 241:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    今、目の前に突き付けられている現実を受けとめられないまま、その手紙を手に取った。
    自然に震える手―…
    流れ落ちる涙―…
    あたしはゆっくりと封に入った便箋を取り出した―。

    2006-04-07 02:32:00
  • 242:

    リナ

    マジ頑張れ??リァル??

    2006-04-07 02:33:00
  • 243:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    それは3枚にもわたるものだった。
    恐る恐る、震える手で開いてみると涼の字でびっしりと埋まっていた。
    涙で字が二重、三重と重なって見える――。
    涙を拭き、それでも流れる涙を必死に堪えた。
    手紙にはこう書いてあった‥‥‥

    2006-04-07 02:37:00
  • 244:

    リナ

    ずウ―と読ωでま∪+=ッ???完結まで頑張ってく+=゙さイ???ぁゅみちゃωみ+=ぃに+ょり+=イ??

    2006-04-07 03:05:00
  • 245:

    名無しさん

    2006-04-07 03:06:00
  • 246:

    名無しさん

    完結まで頑張って下さい?

    2006-04-07 04:21:00
  • 247:

    名無しさん

    2006-04-07 05:55:00
  • 248:

    名無しさん

    2006-04-07 23:28:00
  • 249:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    あの事件を境に俺の中からあゆみは消えてしまった。それでも毎日毎日あゆみはいつも隣で俺のことを励ましてくれた。
    退院して家に帰った時、机の上にあった俺とあゆみの幸せそうな写真を見た時、俺とあゆみが一緒に暮らしてたなんか、まったく記憶のない俺は信じる事が出来へんかった。
    その頃から真麻と付き合いはじめて、俺は真麻を本気で守ったらなあかん。ってそう思う気持ちばっかりでお前の言葉なんか耳に入らんかった。

    2006-04-08 02:10:00
  • 250:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    自分を犠牲にしてまでお前は俺の事を考えてくれていたのに。それやのに、俺はお前が嫉妬深い、嫌な女にしか思われへんかった。
    何回突き放しても、お前は俺のために必死で俺が傷つかへんようにしてくれたのに。何もわからんかった。一番傷ついてたのはあゆみやったはずやのに。

    2006-04-08 02:22:00
  • 251:

    リナ

    頑張って??

    2006-04-08 02:25:00
  • 252:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    この間、真麻と喧嘩した時俺なやっと気付いてん。
    気付くの遅いな…。あいつはな俺を人として見てなかった。お前がずっと思い続けてた事。
    お前の言葉も、何一つ信じてやられへんかった。
    それと同時に俺の中から、消えてしまった記憶が戻ってきてん。

    2006-04-08 02:33:00
  • 253:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    お前と過ごしてた毎日が俺にとってどれだけ幸せやったか。どれだけ大切やったか。
    お前がいつまでたってもにんじん食べられへん事も、全部覚えてる。
    お前のハンバーグは世界一やったで。本間に本間に幸せやった。《ちぃ姉ちゃんみたいになりたい》いつか俺に話してくれたあゆみの夢。きっとなれる。

    2006-04-08 02:38:00
  • 254:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    俺はお前から笑顔を奪った…。あゆみ………こんな俺でゴメン――。でもな、ただ一つ言えるんは俺はお前と出会って本間に良かったって事。
    お前からいっぱいいろんなもんもらった。
    お前は俺にとって世界で一番大切やで。
    そんな人に幸せになってもらいたいって思うのは当たり前の事やろ?

    2006-04-08 02:44:00
  • 255:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    この先、辛い事も悲しい事もいっぱいあると思う。
    もし、しんどくなった時や落ち込んだ時は空を見上げるんやで?俺がお前に元気をあげるわ。なんちゃってハハハ。あゆみ…世界一、幸せになれよ。
    俺はいつだってお前の味方やねんから♪
    最後に…あゆみ、ありがとう。涼より。

    2006-04-08 02:51:00
  • 256:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    最初で最後の涼からの手紙―…。
    あたし涙はのいつまでたっても止まらなかった。
    なんで涼が死を選んだのか…今でもわからない。

    2006-04-08 02:54:00
  • 257:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    そして…この手紙を読んであたしはすべて真相がわかった気がした。
    最後に涼と会った日―…
    涼があたしの事をじっーと見つめてた事。
    この時から涼は死を決意していたのだろう。二度と会えなくなる事を彼はわかっていたから―…

    2006-04-08 02:59:00
  • 258:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    「《まだ》にんじん食べられへんのかぁ?」という言葉の意味―…
    それは、記憶が戻っていた証――。
    記憶が戻った事を隠していた理由―…
    記憶が戻った事をあたしが知ればあたしはきっと涼のところに戻る事をわかっていたんだろう。あたしの幸せを願っていたから。

    2006-04-08 03:07:00
  • 259:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    プリクラを撮らなかった理由―…
    あたしが撮ったプリクラを見ればあたしの胸が痛むと思ったから―…

    2006-04-08 03:10:00
  • 260:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    ううん―。全部違う…
    涼が他の誰かを愛していてもあたしは涼を愛してた。涼さえいてくれればなにもいらないのに―…
    なんで「死」なん………?
    あたしは涼じゃないとあかんのに。

    2006-04-08 03:14:00
  • 261:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    いくら泣いたってあたしの気持ちを伝えたくったってもう涼には届かない―…
    涼…ゴメンネ…
    さよなら大好きな人…
    そして、ありがとう。

    2006-04-08 03:17:00
  • 262:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    いつもアンタは…
    《完》

    2006-04-08 03:18:00
  • 263:

    名無しさん

    おつかれ??毎日読んでたで?辛い思い出やのによぉ頑張ったと思う??これからも前向きに頑張って下さい?あゆみちゃんのこれからがもっと幸せになれるよおに応援してるからなっ?

    2006-04-08 03:24:00
  • 264:

    名無しさん

    お疲れ様でした?完結おめでとう?切なくなりました?

    2006-04-08 03:26:00
  • 265:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    無事?完結させる事が出来ました???本間に皆さんの温かい応援のおかげです?応援してくださった方々・・・本間に本間にありがとうございます?約3ヵ月もかかってしまい、不定期な更新などで楽しみにしてくださってた方や応援してくださってる方へのレスのお返事もなかなか出来ず本当に申し訳ないです?

    2006-04-08 03:26:00
  • 266:

    名無しさん

    え?涼わちゃう子が好きやったん?

    2006-04-08 03:29:00
  • 267:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>270さん?毎日読んでくれてたなんて…嬉しいです?本間に有難うございます??はい?前向きに頑張ります??


    >>271さん?荒らしもなく無事こうして完結する事が出来てあゆみ自身ホッとしてます?本間にありがとうございました??

    2006-04-08 03:31:00
  • 268:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>273さん?そぉなんです?ていうかあたしの妹なんですけどね??

    2006-04-08 03:33:00
  • 269:

    名無しさん

    完結お疲れさまでした、確かに涼さんはまあささんを好きやったかもしれん。でもそれは記憶がない間だけちゃうかな?記憶もどって気持ちの整理がつかんのかったかもね?真実は涼さんにしかわからないけどめっちゃ切なくなりました?あゆみさんこれからも頑張ってなぁ?

    2006-04-08 03:52:00
  • 270:

    ゆき

    おつかれぇ?ほんまに感動した?妹とはどうなったん?

    2006-04-08 03:54:00
  • 271:

    名無しさん

    お疲れさまでしたあ??
    すごい感動した?

    2006-04-08 03:55:00
  • 272:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>276さん?有難うございます?そうですね?涼しかわからない事ですね?あたしも書きながら泣いてしまいました??

    >>277ゆきさん?有難うございます?真麻はですね?一応捕まったんですが未成年だったんで今は普通に暮らしてるそうなんですが、これから会ってません?

    >>278さん?有難うございます?やっと完結…って感じです?

    2006-04-08 04:06:00
  • 273:

    みい

    感動しました。いつもは、待つのが嫌なので完結済みの小説しか読まない私ですがこの小説だけは最初からずっと読んでいました。
    この話は何年前の話なんですか??

    2006-04-08 04:25:00
  • 274:

    名無しさん

    2006-04-08 04:27:00
  • 275:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>280みいさん?有難うございます?最初から読んでくださって…嬉しいです?涼が亡くなったのが4年前なので6年ぐらい経ってます?あたしも今までは思い出すと辛かったけど小説に出来るまで立ち直れました?6年もかかったんですね???

    2006-04-08 06:07:00
  • 276:

    ?ミル?

    あゆみちゃんお疲れ様??毎日?チェックしてましたぁ? 本間に言葉ではなんとも言えない経験を小説にしてくれてありがとぉ??あゆみちゃんみたぃな経験したことなぃし、した人なんか本間に一握りやと思うケド、すっごぃ感情移入してしまって、自分まで苦しくなったり、嬉しくなったりしました? 本間に貴重な体験をありがとぉ?

    2006-04-08 06:17:00
  • 277:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>283?ミル?さん?いえ?あゆみの方こそ有難うございました。最初はもし誰も読まなくても自分が完璧にふっきる為に書きました?それが日に日に応援のレスが増えて本間にミルさんを始め皆さんに感謝してます??すごい長くなってしまって読むのも大変でしたよね。申し訳ないです?あゆみも達成感でいっぱいです??

    2006-04-08 06:28:00
  • 278:

    名無しさん

    >>273です?
    マミのコトか??ごめんごめん?ありがと?
    おめでとう??

    2006-04-08 08:45:00
  • 279:

    名無しさん

    めっちゃ切ない?????頑張ってな(>□

    2006-04-08 09:52:00
  • 280:

    鮎美(?ノ∀`)

    あゆみサン?初めまして??ですm(_ _)m?
    最初、「名前一緒だぁぁ〜?」と思いなんとな〜く読んでました?でもだん2だん2皆さんのように、これを読むのが日課になり‥毎日、仕事?終わりにゎ、みてました?いろ2、否定レス?があって‥もう書いてくれないのかな?とか思ったりしましたけど?すごい感動しました.・?・.
    お疲れさまです??
    あゆみサン、いろ2あったんですね‥普通でゎ考えれないドラマ?のような事が‥??
    でも最後にゎ涼サンの気持ちとりかえせて、むちゃくちゃ見てる私でさえ嬉しかったです?
    あゆみサン?今ゎ幸せですか?あゆみサンの幸せを心から祈ってます??

    2006-04-08 11:19:00
  • 281:

    名無しさん

    2006-04-08 11:22:00
  • 282:

    もも?

    あゆみチャン、ほんとおつかれ?          あたしも大好きゃった人が自殺してて・・・      聞いた時ゎ気狂いそうなったケド今ゎ前向きに頑張ってます??       あゆみチャンもこれから色々ぁると思うケド頑張ってください(o^∀^o)

    2006-04-08 11:42:00
  • 283:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>285さん?いえ?まぎらわしかったですね?申し訳ないです?こちらこそありがとうございました??

    >>286さん?はい?頑張ります?こちらこそありがとうございました??

    >>287鮎美さん?同じ名前ですね?あゆみは「歩未」と書きます。未来に向かって歩く…そんな意味でつけてもらいました。まさにその通りですね?途中、なにかと忙しくてなかなか更新出来ずで本当に申し訳なかったです?でもやっと無事完結出来て良かったです?ありがとうございました?最後に…あゆみは今幸せですょ?好きな人がいるとかそんなんじゃなくて涼の死をきっかけに命について色々考えさせられました。あゆみが今元気でいられる事が幸せな事やとそう思えるようになりました?

    2006-04-08 13:30:00
  • 284:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>289もも?さん?有難うございます?そうですね…あたしも同じでした?でもこんな経験をしたからこそ得られるものもありますよね?はい?頑張ります??ありがとうございましたm(__)m

    2006-04-08 13:38:00
  • 285:

    名無しさん

    2006-04-08 18:59:00
  • 286:

    名無しさん

    2006-04-09 03:05:00
  • 287:

    名無しさん

    完結おめでとう--?

    2006-04-09 16:26:00
  • 288:

    まい

    あゆみさん、完結おめでとうございます?私はあゆみさんが今幸せですってゆってくれたことがめちゃうれしいです。

    2006-04-10 00:55:00
  • 289:
    ?

    よみました?かんどうしました?恋したいです?ありがとうございました??

    2006-04-10 02:13:00
  • 290:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>298さん?はい?有難うございます?

    >>299まいさん?有難うございます??うまく言葉では言えないケド…あたしの方こそそう言ってもらえてとても嬉しいです?

    >>300?さん??恋はいいもんですね?こちらこそ有難うございましたm(__)m

    2006-04-10 03:16:00
  • 291:

    名無しさん

    涼さんはどこの店で働いてたんですか?

    2006-04-10 04:45:00
  • 292:

    ヾ(〃・?・)ノ

    今日全部読みました??
    メチャクチャ感動した?結末がすごぃ意外で‥??自分の悩みになんか小さく思ぇてきて、彼氏とか大切な人を本間に大切にしなぁかんなぁと思ぃました?本間読んでょかったです?ぁゅみさん、これから涼さんの分も頑張って生きてくださぃ??素敵な人と結婚できるとぃぃですね?涼さんもだぃぶ良ぃ人ゃけど?頑張ってくださぃ?
    辛ぃ話を小説にしてくれてぁりがとう?本間に読んでょかったです?長くなりましたけど???

    2006-04-10 04:56:00
  • 293:

    ぇリ

    最初から全部読ませてもらいました?涙が止まりませんでした?切なくて…胸が苦しかったです?ミナミよくいるし身近に感じたり?あゆみさンは今幸せですか??幸せになってほしいです???

    2006-04-10 05:17:00
  • 294:

    ?あゆみ?

    私と同じ名前なんでビックリしましたぁ?私は平仮名であゆみなんで小説のあゆみさんと一緒でうれしいです?改めて完結おめでとうございますm(__)mすっごく切なかったです?でも涼君も記憶が甦った時あゆみさんと同じやったと思います?涼君のぶんまで1度きりの人生悔いないように過ごしてくださいねぇ???

    2006-04-10 09:48:00
  • 295:

    名無しさん

    2006-04-10 09:54:00
  • 296:

    名無しさん

    2006-04-10 12:57:00
  • 297:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>302さん?有難うございます?涼のお店ですか?今現在も営業されてるので店名までは言えないんですがホストクラブ行かれる方でしたら絶対知ってはると思います。こんな答えですいません?

    >>303ヾ(〃・?・ノ)さん?はい?涼の為にも涼の分まであたしが頑張ります??きっとまだまだ先ですが、涼に会えた時胸張って会えるように??こちらこそ本当に有難うございましたm(__)m

    >>304ぇリさん?有難うございました??そうですね〜?あゆみは幸せですょ?何より涼に伝えたい言葉です?

    2006-04-10 15:21:00
  • 298:

    あゆみ ◆mcrLIkeMDQ

    >>305?あゆみ?さん?有難うございます??平仮名かわいいですね?あれから6年の時が経った今あたしが言えるのは涼に記憶が戻った時、きっと彼はあたしに対する罪悪感で胸が張り裂ける思だったと思うんです?もう一度…?なんて…?あたしは前向きに頑張ります??

    2006-04-10 15:28:00
  • 299:

    名無しさん

    2006-04-10 15:54:00
  • 300:

    名無しさん

    すごいよかった?ドラマみたいな話で泣けちゃいました?小説として出版されてもいいと思います?あゆみさんは今は幸せですか?幸せになって欲しいと応援しています??

    2006-04-10 16:17:00
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