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サヨナラくらい…受け取ってよ
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1:
ユカ
キレイな自分が誇りだった。
その頃の私はもぅいない…2007-06-18 09:57:00 -
301:
ユカ
マキは忙しい合間をぬってユカの仕事が終わる時間に合わせて頻繁に連絡をくれた。ケンジからの連絡はたまにあったが何をするか分からないマキには言えなくなっていた。逆にマキの話をメインに聞く様にしていた。忙しいマキとの話は大概途中で誰かに呼ばれ終わった。『最近は変わった事ないでぇ。アイツも他に女おるんやろうし』と言う言葉に安心していたんだと思う…。
2007-08-01 06:28:00 -
302:
ユカ
涼とは、あれからあまり進展もなくメールは毎日の様にあるが電話はたまにかかってくるくらいだった。仕事も忙しく気も紛れある意味充実していたのかもしれない…。そんなある日実家で母と話している時に涼から電話があった。込み入った話をしていた為その時は出ないで後でかけると少し酔っている…『何で出えへんかったーん?てか外?』『あー…うん。実家の帰りぃ。親と一緒やったから』『親と一緒やったら電話まずいん?』『そーゆー訳じゃないで!チョット込み入った話してたから…ゴメンな…』『ふーん…』『どーしたん?』『別に!!てか俺は自分みたいに毎日色んな男と接してる訳ちゃうし!!』『…は?どーゆー意味?』
2007-08-01 06:40:00 -
303:
ユカ
『俺は夜の仕事ちゃうし〜毎日色んな男と楽しくしてないもん!』『仕事の事言うてるん?確かにユカの仕事はホステスやけど涼にはホステスとして向き合った事ないわ!!』『俺ぇ知らんも〜ん』『…めんどくさっ!そんな風に思ってたんやったらもう電話してこんといて!さよーなら』一方的に電話を切った。10分経たないうちに涼から電話があった。『俺やっぱり納得いかんねんけど一方的にバイバイはナイんちゃうん…それにな、そんな風に思ってるんやったらってユカ実際ホステスやん。』…パリ…ン…薄い硝子が割れたような気がした『…そうやな…ユカはホステスやんな(笑)何言うてるんやろ、変な事言うてゴメンな。』『ちょー待って。変にとってない?』『とってないよ?ユカがホステスなんは事実やし変な事言ったんはユカやで(笑)』『ほんまぁ?別にホステスあかん言うてないで?チョットやきもち〜みたいな?てか初めての喧嘩やな?』『これ喧嘩なん?』『うん!!記念日やな♪エヘヘッ♪…てか何でこんな話になったん?』…酔っ払い…笑けてきた…しばらく笑い他愛もない話をし『これからもよろしくぅ』涼の言葉で電話を切った
2007-08-01 12:33:00 -
304:
ユカ
それから何事もなかった様に何度か店に飲みに来た。涼と出会って1番ビックリした出来事は…ある日10数人連れて飲みに来てくれた涼達を送り出す時 涼以外の全員が手を後ろに組み整列し大きな声で『ありがとうございましたぁ!!ご馳走様っしたぁ』綺麗な斜め45゚Cで涼に頭を下げていた。…チョット引きながら…『あっ…じゃあ、また…』後退りしながら涼達に『ありがとうございました』と言うと『また来るな』とニッコリ笑う涼『ありがとうございましたぁ失礼しますっ』と涼以外の皆がユカにも頭を下げて来た『ヤッ…ヤメて下さいッッ!!又お待ちしてます。ありがとうございましたぁ』と頭を下げ逃げるように店内に戻った
2007-08-01 12:51:00 -
305:
ユカ
店が終わり涼から電話が入る。『終わったぁ?今日ビックリさしてゴメンなぁ?あんなトコでほんっまゴメンな。』『いや…いいけど…ビックリしたわ…』『ゴメンゴメン(笑)アイツ等にも言うといたから……ユカ帰るん?』『うん。今から帰る』『チョット出て来れん?この前の店で待ってるから♪あっ俺一人やで』『…ん〜…分かった』車に乗り俊の店へ向かった。涼は店の外に立ち煙草を吸いながら待っていてくれた。『今日はビックリさしたお詫び!好きなモン食べて』2時間くらいして店を出ると『まだ時間ある?少し喋らん?』『いいよ♪』『ユカんち近いんやんな?車置いといでよ』『ウッうん?』
2007-08-01 13:12:00 -
306:
ユカ
家が近くなり涼に電話し近くのコンビニで待っててもらう事にした。車を止め家に入り着替えてからコンビニまで歩いて行った。『ゴメン、お待たせ』『うわッッ!!いいやん?オシャレやなぁ♪』『えっそう?』私服で会うのは初めてだった。5分程話していると『もう少し一緒にいたいな』両手でハンドルを持ち顔を隠す様に俯き ポツリと言った涼にキュンッとした。『…ユカも…』ニッコリ笑ってユカを見て車を発進させた。着いた場所は涼のマンション―。『エッ?家?…いいの?』『いいのって何が?』スタスタ歩きながら涼は部屋に入って行く。焦りながらも着いて行く。涼の部屋は?Lで冷蔵庫と洗濯機の他にはベットとTV、テーブルとソファー生活感のない殺風景な部屋だったが何だか落ち着く所だった
2007-08-01 13:34:00 -
307:
ユカ
ケンジの家には入った事がない―男の子の家って何年ぶりやろう…そんな事を考えながら灯りのついてない部屋を見渡す。涼がスーツを脱ぎハンガーにかけているのでトイレを借りた。出て来ると涼はいつもと違いラフな服装に…イヤ〜ん♪♪何かセクシー♪ドキドキしてきたので涼のいるベットの部屋には入らずリビングに居た。『ユカ?』『…』『おいで?』『エッ?でも…暗いし…ユカここ冷たいから気持ちいいし』訳分からない言い訳でしどろもどろ…『何もせぇへんし…おいで?』しばらく黙っていたが無言で待ってくれている涼の元へ歩いて行った。涼はベットに座っていて『ここおいでぇ』と両手を広げて言ったが恥ずかしくて…涼に背を向けベットの下に座った。涼は後ろから優しく抱き寄せ『ユカ…ユカ…』愛おしそうに名前を呼ぶ
2007-08-01 13:52:00 -
308:
ユカ
40?のユカを軽々ベットに乗せゆっくり寝かす…ユカの頭を胸に優しく抱き寄せ『ユカ?』『…ん?』『朝まで一緒に寝よう?…俺の腕ん中で寝て?大事にしたいから…嫌がる事なんかせぇへんし』優しくゆっくり話す涼が愛おしくなり抱きしめ返しながら『…んっ』『ユカ…』涼はユカをキュッと抱きしめ頭を撫でながら眠りについた。ユカも愛しさと安心感で深い眠りについた。目が覚めると7時…ー帰らな!ー涼を起こす『涼!!…涼?仕事は?7時やで?』『…ん〜…いけるよ〜…』寝ぼけている。『ユカ帰らなアカンけど大丈夫?』『…ん〜』『じゃあ…帰るねっ』返事はなかった。スヤスヤ眠る涼のオデコにKISSをしタクシーを呼んで帰った
2007-08-01 14:15:00 -
309:
名無しさん
?
2007-08-01 15:37:00 -
310:
ユカ
家に帰り11時を過ぎた頃、涼から電話が鳴った『もしぃ?おはよー』『ユカどこにおるん?』『家やで?』『何でなん?おらんから捜しまわってんでぇ』『帰るー言うたら返事してたで(笑)』『マジで?覚えてないし…起きたらユカの寝顔が横にあるの楽しみにしてたのにぃ』『キャハハッッ不細工すぎて引くで〜』『俺はユカやったらどんな不細工でもいける!!』『意味分からんわッッ』涼は暇やから、行くつもりのなかった仕事に行って来るわと電話を切った。心の中に花が咲いてるみたい。けど所詮ホステス…ケンジの言った通りユカといるときっと涼にも恥をかかせる。その前にケンジと話がついてない。根こそぎ潰したる。一緒にいた頃に何度かその言葉が語りじゃない事を思い知らされた。もちろんその時はユカの異性絡みではナイが。このままだと涼に迷惑がかかるかも…どうしよう…。
2007-08-01 15:40:00 -
311:
ユカ
315サン。?ありがとう?
更新します2007-08-01 15:41:00 -
312:
ユカ
何の案も浮かばないまま対策もとれず別れ話も全く取り合ってもらえない日々が続く…。涼とはチョコチョコご飯を食べに行ったりメールや電話は頻繁にあった。涼といる時のユカは幸せな気持ちで満たされいた。以前恋愛について語り合った時『誰かと付き合うなら夜はヤメる』そう言ってたユカに涼はたまに『まだ夜はヤメる気はナイの?』と聞いて来た『今はまだヤメやんよ』と言い切るユカにそれ以上詰める事もなく一緒にいる事が多くなった二人は段々距離が近付いて行った。涼は周りにいる知り合いにもユカを自慢げに紹介し皆公認みたいになっていた。ある日夜に会いたいと電話があり実家まで迎えに来た涼。焼鳥屋で軽く食べながら楽しい時間が過ぎる。『そろそろ帰らな、親心配するよな?』11時頃店を出て家の前に…『ゆっくり出来んでゴメンな』『いいで、そんなん気にすんなぁ言うねん』ユカの頭をワシャワシャしながら言う。涼の携帯が鳴る。『お〜何やねん?今無理!!ユカと一緒にいてるから邪魔せんといてくれますぅ?ハハハッ…ん!!』携帯をユカに渡して来た『喋るん?』嬉しそうに頷くので『ハイ』『あ〜ユカちゃん?何で涼なぁん?涼のどこが良いん』『全部?』『カーッッ!!あかん、LoveLoveや。きーしょっ』
2007-08-01 16:08:00 -
313:
ユカ
電話の相手は涼の親友の勝だった。『涼の事頼むで、俺の兄弟やし』電話を涼に変わりしばらく話した後…急に離れたくなくなり『もう少しだけ…一緒にいたい…』『家行けるんか?じゃあ俺んち近いし行く?』『うん。でも涼明日仕事やんな?帰り送ってもらうの悪いしユカ車で行くわ』『行けるけど…じゃ待ってるわ、着いて来てな』車に乗り涼のマンションへ。涼のマンションは大通りにあったので駐車場も大通りに面していて、そこに止めコンビニで買い物をしてマンションに入った。この行動が後々ユカの幸せを壊す事になった
2007-08-01 16:19:00 -
314:
ユカ
部屋に入り部屋の電気はつけずスタンドライトを点けオシャレな雰囲気。グラスを用意し飲み物と食べ物をテーブルに並べる。『今DVD何もないから今度一緒に借りに行って見ような』涼の言葉はいつもユカを嬉しくさせる。そのお陰か甘えたり感情を出すのが苦手なユカも涼の前でだけ素直な可愛い女の子でいれた。しばらく経ち『眠いなぁ一緒に寝よ〜』『うん。じゃあテーブルの上だけ片付けてしまうわ』グラスやお皿を洗って戻ると涼は寝息を立てていた。―可愛い― ソッとオデコにKISSをする『ん〜ユカぁ好きやでぇ』と抱き着いて来た。ほんまっ可愛い〜。この日初めて涼をちゃんとKISSをした。何度も何度も…涼のKISSは優しく丁寧だった。その間も『ユカ…ユカ…好きやで』愛おしそうに何度も言い何度もKISSをする。自分が宝物になったのかと錯覚するくらい大切に優しくしてくれた
2007-08-01 16:43:00 -
315:
ユカ
KISSだけして二人は眠りについた。目が覚めてもまだユカは涼に抱きしめられていた。手をソ〜っと外しトイレへ行き又涼の腕の中に戻ると涼は寝ながらユカの名前を呟きスヤスヤ眠っていた。気持ち良さそうな寝息を聞いていたらユカももう一度眠ってしまった。目が覚めると10時まわっていて涼がいなかった。どーしていいか分からずボ〜…としていると涼から電話『おはよー♪』『おはよう。ゴメンっユカ起きへんかった?』『可愛い顔して寝てたから起こさんと仕事来た。どっか行くんやったら鍵おいてるから使って。帰るまで待っててくれる?』鏡を見ると化粧もハゲハゲ『ゴメンな、親にも何も言うてないし…仕事あるから一回帰るわ』『そっか、じゃあ…気をつけてな』少し淋しげな涼の声に後ろ髪が惹かれたが一度家に帰った。家につきシャワーを浴びゆっくりしていると―プルル…―ケンジだ。『お〜お前昨日どこ行っとってん』『何なんいきなり!!』『どこおってん』『家おったわ!!』嘘はついてない…『まぁええわ、じゃあな』―何?何なんやろうー―とりあえず仕事もあるし実家から家に帰り仕事へ行った
2007-08-01 17:30:00 -
316:
ユカ
仕事中店に涼から電話があった『今日チョットだけ行くわぁ』『店に?』『うん、あいてる?』『んー何人?』『一人で行くわ。遅くなるけどいい?』『うん、いいよ。待ってるわぁ』店が終わる1時間前に慌てて涼が来た。『いらっしゃ〜い』『あーもっと早く来れる思っててんけど〜忙しくてなぁ』『そっか、お疲れ様』しばらくすると若い男の子が一人入って来た『いらっしゃいませー』男の子は真っ直ぐ涼の傍に来て正座になりペコペコしながら封筒を四つくらい渡した。煙草をくわえながら封筒から札束を出し数え『今日のんこんだけか?』『はい』下を向く男の子に札を数え封筒に入れ『お前のや』と渡した。ユカは見てはイケナイ気がしてしばらく席を外してた。男の子は封筒を受け取ると『すんませんっ。ありがとうございます、失礼します』と頭を下げ帰って行った…この子何してるんやろぉ…不思議に思いながらも違う話をし閉店の時間。送り出しに行くと『ユカ。今日終わったら俺んち来てくれへん?』『何でなん?』『ま〜…とりあえず来て。鍵あけて待ってるわ。』と言い残し帰って行った。ケンジの事が一瞬頭を過ぎったが店が終わり涼のマンションに車で向かう…。駐車場じゃなく近くの空いてる所へ車を停め涼のマンションへ…部屋は真っ暗…『涼?お邪魔します』中へ入ると寝ていた。珍しくキッチンが汚れている。部屋も洗濯物が沢山ある。ユカは簡単に片付けて涼の傍に居たが起きる気配なし寝顔を見ている間に知らない間に寝ていた。
2007-08-01 19:56:00 -
317:
ユカ
朝になり涼より先に目が覚め携帯に『帰るね、仕事頑張ってね』とだけ送り玄関を出る。エレベーターで下についた時目を疑った。ケンジの仕事用の車がノロノロと周辺を走ってる。遠くて中まで見えないがケンジではナイような…。ーヤバイーとっさに隠れキョロキョロと車を探しながら車を停めた所まで遠回りした。運が良かったのか車とかちあう事なく自分の車に辿り着いた。パニくっていた為急いで発進させ家に急いだ。5分もしないうちにケンジから電話『何してんねん』『…あんたこそ珍しいやん、こんな朝早くに』『どこ行っててん』『ツレんとこ』『嘘つくな!ネタ上がってんじゃ。』『…ッ』『お前の車一昨日から目撃されてんやぞ!!』『意味分からんわ。とりあえず運転中やから切るわ』無理矢理切った、ハンドルを持つ手も足も震えてる…。―ヤバイ…絶対アイツ来るわ…涼…涼には迷惑かけれん。離れるしかないんかな…。―家につき何もせず考えてたが答えなんて出なかった。今のユカにとって涼は安らげる大切な人…失いたくなかった。でもこのままじゃ…涼に何かあるかもしれない…。今日も仕事…最悪の気分のまま出勤した
2007-08-01 22:40:00 -
318:
ユカ
仕事が終わり家に帰ると、ケンジがいた『何してん?人の家の前で』『昨日どこ行っててん、お前の口から言え』スタスタ歩きながら煙草を投げ捨て傍まで来る『ツレん所や言うたやん』『アホか、相手男やろが!!…涼ゆう奴やんなぁ?住んでる所も何もかも分かってるし俺が電話かけたら拉致る準備出来てんやど!!お前言わんのやったらそいつに聞いたろか』『聞けばいーやん!!恥かくんはアンタ等やわ。』『ぁあ?何やそれ!!お前の客全部潰したろか!!』『やったらえ〜やん、私カンケーないしどーなろうが知るか』『ええねんな!涼ゆう奴だけは原形なくなるくらいやったるからな』『…もーいい加減にしてよ!!お客サン関係ないやろ』ケンジはその言葉を聞くと不敵な笑みをうかべながら『本音出だしたな。ほんまの事言えや』
2007-08-02 07:35:00 -
319:
ユカ
―ほんまの事なんか言うたら涼は絶対拉致られる。―『誰の話について聞きたいんよ』『お前が泊まりに行ってた涼ゆう奴じゃ!!早よせえよ』『…振られたの!!…私が好きになって相手には彼女もおって迷惑やって言われた』『ふぅん?振られたん?』ニヤニヤしながら『じゃ何で泊まりに行ってん?ヤッたんか』『ヤッてないわ!それに泊まりに行ったんじゃなくて押しかけただけやし…相手にもされへんかったわ…』『じゃ潰しても関係ないなー』『別にええよ』賭けだった。それまで怒り狂ったようなケンジは落ち着き、それでも様子を伺う様に『…ほんまに関係ないみたいやな…今回はぇえわ。』『何でいいんよ』『俺の恐さ知ってるお前が、何してもいー言うんやったら関係ないんやろ…で?振られたんか?』涙が出て来た。―涼とは二度と会えない―黙って頷くだけで精一杯だった。『ヨシヨシ…好きやってんな。振られたんか…辛かったなぁ』珍しく優しいケンジはユカを抱き寄せ背中をトントンした。
2007-08-02 08:36:00 -
320:
ユカ
それからケンジからの電話がきつくなった。涼からはメールや電話はあったが理由をつけて会わなかった。二ヶ月が経ちケンジと大喧嘩の末ユカは実家へ帰っていた。涼から電話があり『どーしても会いたい』と言われ断る事なんて出来なかった。
2007-08-02 18:28:00 -
321:
ユカ
オシャレな店で軽く飲み久しぶりに会った涼は変わらず優しく前より素敵になっていた。店を出て涼は車をマンションへ走らせた。一緒にいたらダメなのに…離れたくなかった…。部屋に入ったが心が痛む。暗い部屋の中…ソファーに座り、今夜で最後だと思うと涙が溢れた『ユカ?どうしたん?…おいで?』首を横に振る。『ユカ?』『あかんねん…無理やねんもん』『大丈夫やから言うてみ?』『何も知らんくせに』ユカは涼のマンションを飛び出した―涼は走って追い掛けて来てユカを軽々抱き上げ『ユカ裸足やん、こんな時間にどこ行くん。何も聞かんから一緒に寝ような』と部屋の中へ連れて行ってくれた
2007-08-02 18:43:00 -
322:
ユカ
ケンジを裏切ってる罪悪感なんて微塵もなかった。ただ涼に迷惑かけない為には離れるしかナイ…それが辛かった…。ユカを抱きしめ『好きやで…』涼は眠りについた。ユカは心が張り裂けそうになり歩いて近くのコンビニへ行き大量に酒を買い駐車場に座り一人酒を浴びる様に飲んだ。30分くらい飲んでると二人の男の子が近くに寄って来た。『自分めちゃくちゃな飲み方してんなぁ(笑)何かあったんやったら俺等聞くでぇ』『いいねん、ほっといてー』『ほっとかれへんわ!何あったん』
2007-08-02 18:53:00 -
323:
ユカ
『ユカとおったら拉致られてめちゃくちゃされんねんてぇー。好きやのに!好きって言われへん!何でなん?ユカの事好きじゃないのに何で邪魔するん?何で先に会ったん?別れてくれへんの?怖いねん』いきなりめちゃくちゃな話をするユカなのに二人は順を追って質問をし話をまとめた『よーするにユカチャンは元々彼氏おんねんなー?で、その人はけっこうややこしい人やねんな?別れ話しても別れてくれへんと…。でもユカチャンには好きな人が居てるんやんな、好き言うたら彼は何されるか分からんねんやんな。…難しいな…』二人は顔を見合わす
2007-08-02 19:04:00 -
324:
名無しさん
?
2007-08-02 20:53:00 -
325:
ユカ
『俺等が彼氏の振りしたろか?ちゅーかヤヤこしいって危ない組の人?』『分からん』『えっ?付き合ってんやんな?』『何やってるかよー分からんねんもん』二人は身を乗り出し色々聞いて来た。一人が『好きな子は何してるん?』『そこのマンションで寝てる』『はぁ?自分こんなトコおったらあかんやん!何してんの!』『だって辛いんやも〜…』汚い顔で泣くユカに二人は『あ〜ゴメンてっ泣くなって!なんし危ないから俺等も付き合うわ』『ぅー…ゴメンなぁ〜お酒足らんから買って来てぇ』『(笑)分かった分かった』
2007-08-02 21:22:00 -
326:
ユカ
初めて会った二人に今まで溜まっていたモヤモヤを吐き出し いつの間にか涼との惚気話になった。三人で朝方まで飲んでると『自分帰りどないすん?とりあえず一回好きな子のトコ帰った方がええとは思うけど』『うん。一回帰る。後でタクシーひろって家帰るわ!自分等は?仕事?』『俺等大学生やで♪今日は休めるし車で寝とくから後で送ったるわ!』『ええよ、そんなん悪いわ』『(笑)今さらやって!』ユカはヨロヨロしながら二人に手を振り涼のマンションに帰った。涼は爆睡してた。寝顔があまりにも気持ち良さそうだったので横で見ていると寝返りしながら抱きしめてきた。ユカも抱き着きしばらく寝た。。。
2007-08-02 21:38:00 -
327:
名無しさん
気になるベシ?
2007-08-03 00:52:00 -
328:
ユカ
起きると涼はいない。ボーとしながら部屋を見渡す。今朝まで飲んでた酒がまだムカムカしていた。トイレへ行き洗面所で顔を見るとマスカラはあっちこっちにつき化粧もはげ化け物みたいだった。部屋に戻りテーブルを見ると鍵が置かれてあったのでもう一度部屋を見渡し部屋を出た。鍵はポストの中に入れ歩いていると プァンパーン…ハイエースから身を乗り出した男の子が『早くぅ』と呼んでいる
2007-08-03 08:30:00 -
330:
ユカ
昨日は酔ってるし気にならなかったが二人はコブクロみたいに身長差があり二人共B系…小さい方が走ってきて『送るわ!早く乗りぃ。俺等用事あんの忘れててん!…何笑ってんの』『だって自分ユカと背変わらんのんちゃうん(笑)』『うっさいな〜昨日も散々言うといてまだ言うか!えーから早よ乗れや!』『は〜い、お邪魔しま〜す』家の場所をある程度言うと『はい』と紙を渡して来た。電話番号が書いてあり『昨日聞いて思ってんけど俺等が助けれる話じゃないやん?けど昨日みたいに耐えられんなったらかけといでよ。元気つけたるし愚痴でもずーっと聞いたるから』何ていい人。家まで送ってもらい『ありがとー』を連呼しながらバイバイした。
2007-08-03 08:53:00 -
331:
ユカ
結局涼のマンションに行ったのはこの日が最後だったな。あの日出会った二人にも連絡はしなかった。ケンジは相変わらず俺様ぶりを発揮していて会う事はないが行動の制限は執拗な電話でされていた。ケンジと会う事がなくなりユカも自然と覚醒剤の世界から遠退いていた
2007-08-03 09:14:00 -
332:
名無しさん
?
2007-08-03 15:31:00 -
333:
ユカ
この頃ケンジは仕事が忙しいとか家族の体調が悪いなどと言い会いに来る事はなかった。たまにマキから電話が入る。覚醒剤から逃げ出せた事に喜んでくれたが反対にマキは大変な事になっていた。マキの彼氏は売人で彼自身も薬に手を出していた。マキはその彼にろっ骨や足が折れる程殴られ体には痣が大量にあり何かあった時の為に証拠として写メを送って来た。仕事が終わり写メを見たユカはビックリし急いでマキに電話をした
2007-08-03 16:50:00 -
334:
ユカ
『マキ?もしもし?』『ユカチャン、ゴメンな…彼もうグリグリでおかしいねんッッ』『マキうちにおいでや』『…無理やょ…ユカチャンに迷惑かかるって…』『そんなんえーわ!!今から行くから家教えて!!』無理だと言い続けるマキを1時間説得しやっと家の場所を聞いた。マキの家につくまで携帯を切らず話ながら車で向かった。『ついたで?』『二階上がったらすぐのトコやから出るわ』階段を上がると誰か分からないくらいにガリガリで痣だらけのマキがいた。『メチャクチャやんッッ』哀しそうに笑いながらマキは家に入れてくれた。
2007-08-04 01:57:00 -
335:
名無しさん
頑張って(^0^)/
2007-08-08 02:24:00 -
336:
名無しさん
あげげ\(^O^)/
2007-08-09 17:54:00 -
337:
名無しさん
で、書かへんのかい
2007-08-19 17:36:00 -
338:
夏
主どないしたん?気になる?
2007-08-20 16:21:00 -
339:
ユカ
放置ゴメンね。携帯壊れて…やっと買い替えました。
2007-08-23 03:40:00 -
340:
ユカ
けっこう綺麗に片付いているマキの部屋に入り今までのいきさつを聞いた。マキの彼は年上の売人…そしてプッシャー。勘ぐりや妄想でおかしくなっているのか…?ずっと隣にいないと殴りトイレやお風呂も戸を開けながら入らなければいけない。買い物に一人で行くとまた殴る…そしてマキにも異変があった。妄想と幻聴に取り憑かれていた。隣の家の人が盗聴してるとかカメラをしかけられて困っているとか
2007-08-23 03:50:00 -
341:
ユカ
それでも家を出る事を嫌がるマキにどうする事も出来ず話を聞くだけしか出来なかった。あちこちに話がとびウロウロしながら話続けるマキ。限界がきてしまいユカは寝てしまった。どれくらい寝たのだろう…気付くとマキはお風呂に入りながら電話をしていた。ユカは押し掛け同棲みたいに来てマキを殴る彼と話がしたくて来たのだが…それはマキの意志ではなく、多分電話の相手は彼氏。『うん…うん…今寝てるしゴメンやけど今日は事務所かどこかで寝てくれる?…うん…電話する』
2007-08-24 10:29:00 -
342:
名無しさん
一気に読んだぁ〜?この話リアルや??面白いから主さん頑張ってね?応援してるよ???
2007-08-24 10:54:00 -
343:
名無しさん
?
2007-08-25 00:13:00 -
344:
名無しさん
あげ?
2007-08-25 03:15:00 -
345:
名無しさん
書いてほしい
2007-08-27 19:45:00 -
346:
ユカ
バスタオルだけを巻いたマキが部屋に入って来た。『ゴメン、寝てもうた』『爆睡してたで。ユカちゃん疲れてるんやんな。ゴメンな』テンションが違う…『あんたぁ、いれたんか?』『…ぅ…ん。チョット体だるかって、けどチョットやで』焦りながら話すマキ…。『彼氏は?』『仕事抜けられんみたい…ユカちゃんは、全然イッてないの?』『当たり前やろ?』『マキんトコのんネタいいから一発イッてみぃひん?』…正直一気にムシが湧いた…けど『いらんいらん。もうコリゴリ。』笑いながら答えた。
2007-08-29 14:57:00 -
347:
ユカ
『そっか…』言いながらマキはキーやパケを山盛り出して来た。『何してるん』『あっゴメン!チョット整理しようと思って…』『…じゃあ…もう朝やし帰るわ。…マキ…あんたヤメる気ないん?』
2007-08-29 15:02:00 -
348:
ユカ
『…今は無理やわ』『ユカと一緒に来る気もないんやな?』しばらく黙っていたが『…ゴメン…せっかく来てくれたのに…けど彼も悪い人じゃないねん…だから…』ため息が自然に出た。どうする事も出来ず何を言っていいのかも分からなかった『分かった。とりあえず帰るけど何かあったら電話してな』黙って頷くマキの頭を撫で玄関を出た。外に出ると朝。犬の散歩をしている人達を横目に車に乗り帰る事にした。
2007-08-29 15:12:00 -
349:
ユカ
とりあえず伊豆にでもいってゆっくり温泉にでも浸かろうと思った。ふいに入った温泉旅館は混浴だった。誰もいないことを確認すると私は湯舟に入った。そこには温水さんがいた。彼は言った。『あっ、怪しい人間じゃないですよぉ』でもそんなの関係ねぇ!温水関係ねぇ!温かい水、、、で温泉。でもそんなの関係ねぇ!ちとしゃてと〜
2007-08-29 16:03:00 -
350:
?
?
2007-08-29 18:20:00 -
351:
ユカ
356サン やめて下さいね。
2007-08-29 20:17:00 -
352:
ユカ
帰ってる途中自分がどれだけ無力なのか思い知った気がして虚しいような複雑な気持ちでいるとケンジから電話が鳴った。『…はい。何こんな早くに』『お前も何してんねん、どこや』『マキんトコ行っててんけど…』『まだ付き合いしてんか!いらん事してきたんちゃうやろな!』『何もしてないわ』少し事情を話すとケンジは親身になって話を聞いてくれた。そして次何かあった時は先に電話して来いと言い気をつけて帰れよと電話を切った。
2007-08-29 20:25:00 -
353:
ユカ
初めて会った頃…まだ薬に手を出す前…ケンジはとても優しかった。変わらず優しかったのかも知れない…けど気付いてあげる事さえなく好きだからこそ薬を教えたケンジに対する想いは憎しみに変わっていた。けど最近会わなくなり久しぶりの電話。ケンジが頼もしく思え優しかった事も思い出した。もしかしたらケンジを変えたのはユカだったのかもしれない…
2007-08-29 20:46:00 -
354:
ユカ
マキの事が気になり1日置きに電話をした。マキは本当に薬物中毒になってしまったのか…毎回ありえない話が多く幻聴や妄想でおかしくなっていた。電話を切る時には 何も出来ない自分にいつも涙が流れた。ある日店にいると涼から電話があった。『近くにいてるから店行こうかと思って。6人やけどいける?ユカ一回外まで出てきてよ』
2007-08-29 20:57:00 -
355:
ユカ
店の外に出ると涼が立っていて車の中に沢山の男の子が乗っていた。涼は会うなり『可愛い!』急に抱きしめて来た。車の中からひやかす声が。『ゴメン、ユカ。違う店行く事なってんけど顔見たかってん』『そうなん?ありがとう』『店行けんでゴメンな。また行くから頑張れよ』もう一度抱き締め車に乗り涼達は行ってしまった。涼に会うとドキドキする。けどケンジの事も嫌いになれない…自分で自分の気持ちが分からなくなっていた。
2007-08-29 21:09:00 -
356:
ユカ
こんな気持ちじゃ2人共会えない…電話やメールはするが会う事には拒否し続けた。
2007-08-29 21:14:00 -
357:
?
?
2007-08-29 22:20:00 -
358:
名無しさん
あげ
2007-09-03 16:11:00 -
359:
ユカ
だんだん二人との距離が開いていく…。ひたすら仕事仕事に没頭した。毎日団体やフユキが来てくれママからも可愛がられ充実した毎日…けど仕事が終わった後の虚しさは日に日に大きくなっていた。仕事でVIP待遇を受け楽しいはずの毎日。会いたくて一緒に居たくて抱き締めて欲しい…
2007-09-04 04:01:00 -
361:
?
?
2007-09-04 20:15:00 -
362:
ユカ
誰に……?ただ寂しいだけで誰でもぃぃの?答えも出せないまま ズルズル何ヶ月か経った。たまにしか鳴らないケンジからの電話。久しぶりにかかってきた。『俺や!最近何してんねん!』酔ってる。『仕事やけど?何よ?』『どこにおんねん』『家』『男一緒ちゃうやろなぁ?今から行くわ』『何でよ!何しに来るんよ!来んでいいわ』『え〜から。久しぶりやろ。待っとけ!!』それだけ言うとケンジはいきなり電話を切った。ドクンッッ―。鼓動が激しくなる。喉が乾き ソワソワしてきた。ケンジ=覚醒剤。ムシが湧いていた。
2007-09-06 02:29:00 -
363:
ユカ
絶対したらアカン!そう思う反面心臓が踊りケンジが来るのを待っている。しばらくすると電話が鳴る。『ついたぞ』電話が切られた瞬間にチャイムが鳴る。玄関を開け『何しに来たんよ。帰ってよ!』…もちろん本心じゃない…。ケンジは思いっきりキマっていた。『冷たくすんなよ。え〜から、入んぞ』靴を脱ぎ散らかしドカドカ入って来る。そのままキッチンに行った。本当にイヤなら追い返す事も出来ただろう。キッチンで準備をしているだろうケンジを壊れるかと思うくらい脈打つ鼓動を悟られないよう…静かに待った。カチャカチャとベルトを外しながら歩いて来るケンジ…ドクンッッ。ドクンッッ。ドクンッッ…体中が心臓になったみたいだった。『おら!一発入れたろ』『…いらんわ!』口では、まだ意地を張る。『え〜から。おら!』腕を引っ張る。血管が出やすいように腕を自分で絞める。―プスッ―入った。
2007-09-06 02:56:00 -
364:
?
?
2007-09-06 05:38:00 -
365:
ユカ
?さん みなさんいつもありがとうございます。
2007-09-06 08:05:00 -
366:
ユカ
久しぶりすぎて倒れそうになったので横になり呼吸が荒くなる。心臓に負担があるのか?さっきまでの動悸とは違う。動悸と共に体中に広がって行くのが分かる。頭がスカーッとし視界が明るくなり体内に染み込み段々呼吸も動悸も落ち着き下からジワ〜と疼くものがある。ケンジ=覚醒剤=sex この3つはセットなのか…体が覚えてる。『しゃぶって』ケンジは自分のモノをユカの顔の前に突き出す。ユカはケンジのモノを口に含み音を立てながら舐める。興奮してきたケンジはユカの体を触り始めどこからかローターやバイブを出し弄ぶように いじり出した。『自分で広げてみ』ケンジのモノを口に含みながら言われるまま足を広げる。ローターをクリトリスに押し当てる。体がビクンッッ…反応するユカに興奮したケンジは『すげぇ…やっぱりお前すげぇ』と言いながらバイブを持ちユカの中に入って行く所をマジマジと見つめ観察していた
2007-09-06 08:31:00 -
367:
?
?
2007-09-06 13:55:00 -
368:
ユカ
羞恥心なんてなく…セックスという行為に集中し2人とも快感の渦に飲み込まれ何度も何度も追い打ちをしては快楽に浸る。理性をなくし薬に溺れた最初で最後の日だった。めいっぱい全身で覚醒剤を味わった。追い打ちするたびに全身に走る快感。触ってほしくて見てほしい。自分を見て興奮して欲しい。汗だくになりながら獣の様に求めあった。この日が終われば又会う事がないのも知りながら…
2007-09-10 12:07:00 -
369:
ユカ
覚醒剤というのは人によってキキ方が違うらしい。本当かどうかは分からないが…ある人の説では最初が肝心らしい。女の子相手なら尚更。覚醒剤=sexを結びつけるとヤメられないらしい。ユカも何人かのジャンキーと話したが本当のジャンキーになるとパターンみたいなのがあるらしく家にこもりゴソゴソしてる人もいれば外に出て普段通りにしているつもりの人もいる。人の目が気になり喧嘩する人もいれば警察に捕まるとグリグリになる人もいる。そしてあの独特の匂い。現在進行形の人には分からないだろうが…はっきり言って体から発する匂いが半端なく臭い。
2007-09-11 03:20:00 -
370:
?
?
2007-09-11 04:05:00 -
371:
ユカ
ケンジが果て帰ったのはまだ朝が来る前だった。sexは愛があるからする行為ではなく単なる男の性欲処理でしかない。その頃のユカは自分の身を持って体験し女である自分に嫌悪感を感じていた。突然携帯からメールの受信音が鳴る。マキから
『助けて。殺される。通報して』マキと会ったあの日から何度か電話で話している時に次は必ず大変な事になる、だからヤバい時にメールを送るから通報して欲しい。と言っていたマキからのメールだ。とんで行きたいが警察の方が早い。けどマキもモノをイッてるはず…けど危険な状況にあるはず 本当に通報してもいいのか…一瞬ためらった。そしてまた受信音『今拉致られてる。殺される』メールを見た瞬間 勝手に体が動いた。警察に電話をし保護してもらうよう話した。2007-09-11 14:21:00 -
372:
のぁ
続き気になる?
2007-09-15 02:49:00 -
373:
?
?
2007-09-16 02:36:00 -
374:
ユカ
ありがとうございます。少し更新します
2007-09-17 02:33:00 -
375:
ユカ
最初は近くの交番からマキのマンションにお巡りさんが行ってくれたが留守だと電話があり、どうしたら良いんですか?と言われた。何なん!このお巡りさん!とりあえず助けてってメールがあったからユカも状況が分からないし何とかして下さい!って話したがお巡りさんの返事は乗り気じゃない…腹が立ったが…何回も頼み込んだら しばらく待ってみます。と電話を切られた。
2007-09-17 02:39:00 -
376:
ユカ
20分くらい経ち、やはり家に居る気配もないし帰って来る気配もないし帰っても良いですか?何かあったら又電話して下さい。…『はぁ?何かあってからやったら遅いから電話してるんでしょ?殺されたらどないするんですか!あんた責任とれんの?名前何て言うんよ!あの子に何かあったら絶対許さへんからな』ちょっと待って下さい。もう少し待ってもう一度連絡しますから…と電話を切った。
2007-09-17 02:50:00 -
377:
ユカ
10分と少し経った頃また電話が鳴った。『○○警察の森田です。事情は少し聞かせてもらったけど、もう一度話してもらえるかな。』刑事科からの電話だった。マキとの関係や通報に至った経緯。マキとのやり取りや連絡は取れるか色々聞かれた。パニックになりながらも聞かれた事に答えた。もちろん話せない事は伏せて。森田はマキに電話するように言った。けどもし電話して、それがキッカケで何かあったら…森田は大丈夫やから自分の言う通りにして居場所を聞き出し今の状況を少しでも何でも良いから手掛かりになる事を聞き出してくれと言った。しばらく考えたが…とりあえずやって見る事にした。
2007-09-17 03:01:00 -
378:
ユカ
マキに何度か電話をかけると『…モシモシ…』小声でマキが出た。場所は良く分からないが車で山に向かっていてマキの彼氏は車の外で電話をしているらしい。なぜかキレた彼がマキを殴りつけ車に乗せ山に埋めると言い出したらしい。ユカは刑事が動き出した事を伝え殺されるとパニクってるマキに何が見えるか色々聞いたが分からないまま彼が戻って来たと電話を切られた。直後、森田から電話が入り連絡がとれたか何を話したか居場所を詳しく聞かれたが手掛かりになる事は何1つなく今後もマキに連絡をとり身の安全の確認と居場所が分かる何かを聞き出す事を頼まれた。が、マキとは なかなか連絡がとれず、電話が繋がっても少ししか話せなかった。ただ運転中にも殴られ続けている事、どうしても逃げ出せない事は分かった。森田から何度も電話が入りマキと直接話したいから携帯番号を教えて欲しいと言われたがマキの身の安全も考えマキに了解をとってから教えると約束をした。
2007-09-17 17:25:00 -
379:
ユカ
何度か電話をし、やっとマキと連絡がついた。森田の話をしたらマキから番号を森田に教えるよう頼まれた。そして『今は彼落ち着いてるから大丈夫。何か仕事の話で車の中には入ってけぇへんし。電話も多分大丈夫やから』と一度電話を切り森田に電話した。森田にマキの携帯番号を伝え後の事を頼んだ。しばらくすると森田から電話がかかって来た。『彼女から電話かかってきた?』森田は少し焦っている『えっ?どうゆう事ですか?』『電話してるんやけど、ずっと電源切れてんねんな、たまに繋がっても留守電になるんやわ』焦った。彼氏にバレたのかも知れない…『警察から電話したんですか?』『いや、俺の携帯からかけてるよ』どうしよぅ…何かあったのかも!!『一回私からかけてみます』『頼むわ。こっちからもかけるけど、何かあったらすぐ電話して』2人共焦りながら電話を切った
2007-09-17 19:27:00 -
380:
?
?
2007-09-18 01:12:00 -
381:
名無しさん
あげ
2007-09-19 17:04:00 -
382:
名無しさん
????
2007-09-21 05:42:00 -
383:
名無しさん
?
2007-10-01 04:19:00 -
384:
名無しさん
気になる…
2007-10-01 21:01:00 -
386:
名無しさん
おねが〜い。書いてえ(゚Д゚)ノ
2007-10-06 16:00:00 -
387:
名無しさん
楽しみにしてます?
2007-10-07 05:09:00 -
388:
ユカ
皆さん長い間すみませんm(_ _)m 待っててくれた方 本当にありがとうございます。少し更新します
2007-10-11 08:11:00 -
389:
ユカ
何度かけてもマキの携帯は電源OFF。不吉な事ばかり頭をよぎる。それはきっと森田も同じだったんだろう…『連絡とれた?まだ?』ユカも森田もこの頃には苛立ちを隠せず言い方が荒くなる。マキからメールが入ってから1日半が経っていた。心配で心配で仕方ない…けど…どうしようもないくらい眠い…。キレめが…こんな時に…マキに電話をかける。《出て!お願い》ー お客様のおかけになった… ー 限界だった。
2007-10-11 08:24:00 -
390:
ユカ
ピンポンピンポン…ピンポンピンポンピンポン…家に響き渡る音で目が覚めた。フラつきながら急いで玄関へ…『はい』『○○警察の森田と言いますが』『はい!!』ビックリして目が覚め鍵をあけた。『○○マキさんの事で』『マキ見つかったんですか!!』『…寝てたんかぃ…』『……すいません…』森田は奥まで見透かすような目をしてる。刑事というより、見た感じは怖い世界の人と変わらない…森田はまだマキと連絡とれてない事と、今回の事をもう一度最初から詳しく話す様に言った。ユカは部屋に携帯とノートを取りに行った。玄関に出ると森田と一緒に来ていた刑事がノートを広げペンを持って待っていた。
2007-10-11 08:57:00 -
391:
ユカ
まず始めにマキが送ってきた暴行後の写メ、殺される、助けて、通報してという内容のメールを見せる事になった。しかしマキの行動や家周辺の知識、友達関係、ほとんど分からないユカに疑問を抱いたのだろう。森田は鋭い視線を一度もそらす事なく 質問攻めにしたり無言でしばらく見つめていたり…ユカの家族構成、仕事、聞いて又連絡すると言い残し車に乗り帰って行った。
2007-10-11 09:10:00 -
392:
?
?
2007-10-12 02:03:00 -
393:
名無しさん
?
2007-10-12 03:53:00 -
394:
名無しさん
.
2007-10-12 11:08:00 -
395:
ユカ
何を言葉にすれば良いのか…マキを罵倒する言葉がグルグル頭の中を駆け巡る。けど…『刑事…家の前に居てるんやんな…』『ウチに来るぐらいやから…多分な。』『…帰るわ』『いけんの?』『うん…ほんまは昨日からいつでも帰れてん…』『…はぁ?』『ゴメンなユカちゃん。。』『男は?』『…』『アンタ!!かばう気なんやろ、アホちゃうん、…出た時ヤバいからなん?』『違うねん‥やっぱり好きなん…それにマキは闇でしか生きれん。一回サツにウタったら二度と闇では生きていけん。』『?…マキは彼氏が好きなん?それとも…その世界で生きてく為に?どっちなん?』『…ん〜分からん。多分どっちもやと思う。』『……じゃあ…私は今回何の為に…電話で分かるくらいキイてる子に1人で帰れって』『いいねん、ユカちゃん。マキが頼んだ事やんか、カエしたんマキって分かってる。ごめんなさい。あっ!!家の前囲まれてるわ、ユカちゃん。ちょっと行って来るね』これがマキとの最後の電話になった…
2007-10-15 04:37:00 -
396:
ユカ
マキとの電話を切りしばらくすると森田から電話があり『もしもしー。どうも、○○マキさん、今無事に帰って来たから、もぅ心配せんでいいからぁ。』『…さっきまで電話で話してたんで知ってます』『そうかそうか!じゃ。』電話は切られた
2007-10-15 04:47:00 -
397:
ユカ
マキ…?どうしてるん… 。あれからマキに電話をしても解約されてる。森田の携帯に電話しても『俺から詳しい話出来へんけど、親御さん来てくれてたし大丈夫やから…まぁまたこんなんあったら警察に電話してや』と電話を切った。森田は機嫌よく話していた。《もしかしてバレてないんかな…オカンに連絡やっぱり行くよなぁ〜…けどオカン居てたんやったら騒ぎで怒られても拉致か誘拐未遂で済むやろし大丈夫かも…あ〜そしたら彼氏出さん訳ないもんな…うまい事ごまかせたらぃぃけど…》1人頭の中で悶々と考えていた
2007-10-15 07:29:00 -
398:
?
?
2007-10-15 15:58:00 -
399:
名無しさん
???
2007-10-15 21:28:00 -
400:
ユカ
とりあえず騒ぎも収まった頃だろう…次の日マキに電話した…が、出ない。《寝てるんかな?》深く考える事なく電話を切り仕事に行った。仕事が終わり電話をしようか迷ったが、きっとキレめで爆睡してるんだろう…明日かけよう。なんて考えながら家に帰った。ユカも体のダルい日が続きマキに電話をしたのは、それから2日後だった。― お客様のおかけになった電話番号は現在使われておりません ― 《 えっ!!??》何度かけなおしても同じメッセージ…解約されてるやん…。マキはトバシの携帯を後2本持っていたが、コールするがとらないか電源が切れている。何?どうゆう事?
2007-10-16 00:06:00