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黄色い飴

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  • 1:

    あき ◆usfVixUTHs

    書くの初めてですけどがんばります!
    このいっぱいになった飴…もう食べていいですか?

    2005-12-03 23:08:00
  • 401:

    名無しさん

    おもしろぃ?あげ??

    2006-01-15 18:03:00
  • 402:

    名無しさん

    かぃてぇ(??∀?)?

    2006-01-16 06:56:00
  • 403:

    あき ◆usfVixUTHs

    名無しさん・ありがとうございます???

    2006-01-18 03:28:00
  • 404:

    あき ◆usfVixUTHs

    ポケットに手を突っ込み探ってみた。
    飴がいっぱい入っている。この飴は、しょうのお気に入りなのかよく分からない。私の前で、しょうは食べた事がないから。
    とりあえず、しょうに携帯を片手に風呂場に向かった。

    2006-01-18 03:33:00
  • 405:

    あき ◆usfVixUTHs

    くもりガラスに映し出されるしょうのシルエット。
    トントンッ
    あき『ここ置いとくな〜』っととっさにまた部屋に逃げた。
    それから10分くらいしてしょうが風呂から上がるとパンツ一枚で部屋を歩き回ってるではありませんか。
    あき『私もお風呂入ろっと』と言うと

    2006-01-18 03:41:00
  • 406:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうが私を抱え上げて、ベットに押し倒した。
    しょう『車やったら無理やけど、ここならよくない?』
    あき『…うん』
    私は電気を消してベットの上にある小さな照明をつけた。
    しょう『あんたロマンチックやな(笑』オレンジの照明がしょうの顔をほんのり照らす。
    あき『明るいの苦手やから』恥ずかしながらしょうに抱きついた。

    2006-01-18 03:54:00
  • 407:

    あき ◆usfVixUTHs

    (略)
    あき『明るいの苦手やから』恥ずかしながらしょうに抱きついた。

    2006-01-18 03:58:00
  • 408:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうは、私に軽くキスをして私の服を一枚ずつ剥いでいく。
    私がパンティー一枚になったところでしょうは手を止め、私の体をベッドから起こして、ぎゅーっと抱き締めた。

    2006-01-18 04:05:00
  • 409:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『俺これがしたかってん』と、またギューッと私の体を寄せ上げられ、私は涙が出た。好きな人とこうして裸になって抱き締められる事。
    セックスをするよりも、何よりも、一つになれた気がした。
    しょう『なんで泣いてるん?』私の鼻水をすする音を聞いて問い掛けてきた。

    2006-01-18 04:15:00
  • 410:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『…なんか‥幸せって‥思って』
    しょう『それ以上言わんといて』
    あき『え?』
    しょう『俺まだ愛と別れてないから。あんたが幸せとか言ったら胸痛いわ』
    愛とゆう名前を聞いて、ビクッとなる。

    2006-01-18 04:37:00
  • 411:

    名無しさん

    2006-01-18 06:26:00
  • 412:

    きさ

    主さん頑張ってね?応援してます??

    2006-01-18 15:38:00
  • 413:

    名無しさん

    しょうなんか嫌や。ほんなら中途はんぱに手をだすなよ!て感じやし。

    2006-01-20 15:35:00
  • 414:

    あき ◆usfVixUTHs

    きささん・ほんま嬉しいです??名無しさん・今思えばそうなのかも知れません?感想とか書いてくださってありがとう?

    2006-01-21 02:04:00
  • 415:

    あき ◆usfVixUTHs

    【愛】としょうが別れてほしいと思うが、そんなに強くは思わなかった。しょうは、愛を同情だと言い、愛はしょうが隣に居ればいいと言う、そして私もしょうが隣に居ればそれだけでいいと思った。でもそんな事を思っていられたのは、ほんの数日間だけだった。しょうに、私一人だけを愛してほしいと思ってしまった。

    2006-01-21 02:17:00
  • 416:

    あき ◆usfVixUTHs

    次の日の夕方すぎ、私はパッと目が覚めると隣に寝ていたしょうが目を覚ました。あき『あぁ〜用意しな』しょう『どこいくん?』あき『仕事!…あっ』……すっかり忘れていた。思えば私は昨日仕事を辞めたんだ。しょうに店を辞めた事を話すと、ずっと喜んでいた。

    2006-01-21 02:26:00
  • 417:

    あき ◆usfVixUTHs

    そして優菜に電話した。優菜にも辞めた事を話すと、すでに知っている様子で電話に出た。優菜『聞きましたよ〜』あき『あッほんま?』優菜『なんかさみしくなる』あき『何言ってんよ相方。いつでも会えるやん』そう言いつつ私も寂しくなった。
    優菜は、最近私に電話するのも気を使うと言った。
    何かを獲ると、何かを無くすのかな。

    2006-01-21 02:43:00
  • 418:

    あき ◆usfVixUTHs

    優菜と電話を切って、寂しい気分になりつつ、しょうを見るとホッとした。
    付き合い出してから、しょうは仕事が終わると私の家に帰ってくるようになった。

    2006-01-21 02:57:00
  • 419:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『ただいま〜』
    あき『お、おかえり』
    しょう『早く早く〜』
    あき『なに?』
    しょう『ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?って言ってくれへんの〜?』

    2006-01-21 02:59:00
  • 420:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『え…あぁ〜…ご飯にする?お風呂にす』
    しょう『飯』
    あき『言わせたくせに最後まで言わせてや』
    しょう『笑』
    こうやって、からかわれるのも快感と思えていた。

    2006-01-21 03:06:00
  • 421:

    あき ◆usfVixUTHs

    同じ部屋で2人と犬一匹並んで、一緒にご飯を食べて、一緒にテレビ見ながら笑って、寝て、起きて、しょうを玄関まで送って、仕事が終わると帰ってくる。これの繰り返し。まるで新婚生活みたいで楽しくてしょうがなかった。

    2006-01-21 03:18:00
  • 422:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうがいつものように家に帰ってきて急に愛の事を言ってきた。
    しょう『最近愛の面会行ってないから愛からめっちゃメール来るし行こうと思ってんねんけど、お前も行く?』
    あき『行っていいんやったら行く』そうして次の日、愛の面会に2人で行く事になった。

    2006-01-21 03:25:00
  • 423:

    名無しさん

    2006-01-21 03:29:00
  • 424:

    あき ◆usfVixUTHs

    もう1週間以上、愛と顔を合わせてないとしょうが言っている。それでもって、私が一緒にいけば、愛はどんな顔を見せるだろう。
    病院に行く前にしょうは、愛に何かを買うと言って駅前に車を止める。

    2006-01-21 03:35:00
  • 425:

    あき ◆usfVixUTHs

    名無しさん・読みやすくしてもらってありがとうございます?

    2006-01-21 03:37:00
  • 426:

    あき ◆usfVixUTHs

    何を買うのか知らないが、しょうはキョロキョロしながら薬局に入って行った。私もそのあとを追う。
    あき『なに買うん?』
    しょう『化粧品』
    あき『なんで?!』
    しょう『あいつ化粧した事ないから』

    2006-01-21 03:46:00
  • 427:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『そうなんや』
    しょうは、化粧品コーナーを一周した。
    しょう『お前選んで。俺分からん』
    あき『あ‥うん』
    変な気分になりながら、下地からファンデーション、アイシャドーに、アイライナーにマスカラ、全て揃えた。

    2006-01-21 04:01:00
  • 428:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『ありがとう』
    あき『うん』
    車に乗り、さっき買った化粧品を持って病院へと向かう。
    看護婦『あ!愛ちゃんさみしがってたよ』病院の中で、しょうが看護婦さんに肩を叩かれてた。

    2006-01-21 04:07:00
  • 429:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうは少し笑うと、愛の元へと歩くスピードが早くなったのが分かった。
    そして愛の部屋に着くと、またカーテンを閉めきっていた。しょうがそっとカーテンの中に入っていくと、雑音の変な声がした。
    私は、気になってカーテンをあけると愛が変な声で泣いてた。

    2006-01-21 04:19:00
  • 430:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうは愛の手を握って、愛は涙をボロボロとこぼしながら、大きな口を開けて、出す事の出来ない声で一生懸命泣いてた。
    愛はすぐ私に気づき、とっさに布団で涙をふき、私の顔をにらむように見てた。

    2006-01-21 04:30:00
  • 431:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛がらくがき帳を持ち、ペンを走らせた。
    愛【ふたりの関係はなに?】と書き終えると、画用紙にペンを叩きつけて、私の腹に画用紙を押しあてた。
    あき【ただの友達】と書いて、そっと愛に渡す。

    2006-01-21 04:43:00
  • 432:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛【そんな風には見えない】一瞬、恋人と大きく書いてやろうと思った。
    あき【飲み仲間だよ】
    愛【ほんと?】
    あき【うん】と書いて、ここに来る前に買った薬局の袋を差し出した。

    2006-01-21 04:55:00
  • 433:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛は袋の中をのぞいて、自分で自分を指差して、私に?みたいな表情をしながら、しょうと私の顔を交互に見ていた。
    私もしょうも、コクンとうなずく。
    すると愛はまた画用紙にペンを走らせた。

    2006-01-21 05:00:00
  • 434:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛【ありがとう】あまり嬉しくないみたいだった。
    あき【私が選んだよ】
    愛『嬉しいけど】と書いて手を止める。そしてまた書き始めた。
    愛【やり方が分からない】
    私は笑顔で画用紙を渡した。あき【教えたげる】

    2006-01-21 05:11:00
  • 435:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛は一気に笑顔になり、机に鏡を起き、化粧品を並び始める。しょうは、それを嬉しそうに見てた。
    そして愛に丁寧にやり方を教えていく。画用紙に、まずこれを塗ってとか、次はこれで、とか書きながら、化粧をしてあげた。

    2006-01-21 05:19:00
  • 436:

    綾?

    リアル?

    2006-01-21 05:25:00
  • 437:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛はファンデーションを塗らなくても問題ないくらい肌がすごく綺麗。
    足りない道具は、私物を使ったりして、愛をどんどん綺麗にした。気になって仕方がないのかチラチラ鏡を見る愛は、まるで子供みたいだった。
    あき『出来た!』

    2006-01-21 05:32:00
  • 438:

    あき ◆usfVixUTHs

    綾さん・いつも見てくれてありがとうございます?綾ちゃ?ん?

    2006-01-21 05:35:00
  • 439:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛は鏡を手に持ち、いろんな角度から眺めてた。
    愛【本当にうれしい!ありがとう】と書いて、満面の笑みで私に抱きついた。
    素直に可愛いと思い、私は複雑な気持ちになった。

    2006-01-21 05:45:00
  • 440:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうは腕を組んで真顔でこっちを見ている。しょうはどんな気持ちなんだろう。
    私は、愛の頭を軽くなでた。愛はまたペンを走らせる。愛【さっき、うたがったりしてごめんね】と悲しい表情を見せる。
    あき【うん】私は、胸が痛くなり、罪悪感と戦った。

    2006-01-21 05:56:00
  • 441:

    あき ◆usfVixUTHs

    今日はここまでです。そろそろ終わろって時に、いつも綾さんがレスしてくれます?笑
    でゎ、明日また更新します?

    2006-01-21 06:01:00
  • 442:

    あき ◆usfVixUTHs

    そろそろ帰ろうと思った時、愛がしょうに手紙を渡していた。にこにこしながら愛が手を振り私としょうを見送った。カツカツとヒールの音を立てながら病院を出る。
    あき『寒いな〜』
    しょう『もうクリスマスやな』そう。明日、明後日はネオンや恋人達が町をあざやかに染めるクリスマスの日。

    2006-01-22 02:04:00
  • 443:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『明日何時にする?』あき『仕事は?』
    しょう『休んだ』
    あき『ほんま!?じゃあ起きたら連絡して』
    しょう『おぅ』
    今日は家に帰ると言い、しょうは私を家の前でおろして自分の家へと車を走らせた。

    2006-01-22 02:36:00
  • 444:

    名無しさん

    2006-01-22 02:37:00
  • 445:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうは、愛にもらった手紙を家に帰ってじっくり読むのだろう。そう思いながらエレベーターに乗り込む。
    あき『ただいまー』
    ケリーが、飯はまだかと言うような目で訴えてくる。あき『はいはい』と言いながら同時にテレビをつけた。

    2006-01-22 02:43:00
  • 446:

    あき ◆usfVixUTHs

    テレビに映し出されたのは、明日はクリスマスイヴとかなんとか。チャンネルを回してもどこの局もクリスマスの話題ばかり。私は釘づけになってテレビを眺めてた。

    2006-01-22 02:55:00
  • 447:

    あき ◆usfVixUTHs

    突然女性レポーターが、カップル達に話しかけ、『明日の予定は?』と聞いてカップルにマイクを近付ける。
    『指輪を一緒に買いに行きます』とか、『時計買ってね』と彼氏におねだりする子も居た。
    そんな幸せそうに話すカップルを、まじまじと見ていたら、またリポーターが夫婦で腕を組んで歩いているところを近寄っていった。

    2006-01-22 03:05:00
  • 448:

    名無しさん

    2006-01-22 03:18:00
  • 449:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『ママ……』
    私はびっくりした。リポーターが話かけた仲の良さげな夫婦とゆうのは、私の母だった。私が家に帰って来なくなって心配したのか、友達に連絡とかはあったらしい。けれど、その心配も数日の出来事だった。
    リポーター『明日の予定は?』とマイクを近付ける。母『どっか行く?』彼『食事の後に夜景見にいこか』と2人で話合ってたところ私は、テレビの電源を切った。

    2006-01-22 03:22:00
  • 450:

    あき ◆usfVixUTHs

    あほらしい。
    音楽を付け、ご飯を作り始めた。早めの夕ご飯をすませ、風呂に入ってすぐ眠りについた。明日はいい事ありますようにと。

    2006-01-22 03:27:00
  • 451:

    あき ◆usfVixUTHs

    ━━クリスマス━━
    私はしょうの電話で目覚めた。朝の9時すぎ。
    しょう『おはよ〜さん。今すぐ用意して』
    あき『え。まだ9時やろ〜?どこいくん?』
    しょう『ジェットコースター乗りに行くねやん』私は、ジェットコースターとゆう言葉で飛び起きた。

    2006-01-22 03:35:00
  • 452:

    綾?

    ハ?ィ?あきタマ?マヂ毎回瞳孔ギンギンレニして見て松?ニマ この小説が?番小説にちゃωとできてて大スチ? 絶対色ωな意味この小説のファン第?号ゃぁ?ニマ

    2006-01-22 12:25:00
  • 453:

    名無しさん

    2006-01-22 18:18:00
  • 454:

    名無しさん

    待ってます

    2006-01-27 03:19:00
  • 455:

    名無しさん

    ぁげ

    2006-01-29 00:15:00
  • 456:

    あき ◆usfVixUTHs

    綾さん?本当に嬉しいです?逆にいろんな意味で綾ファンです?
    名無しさん・ありがとうございます?遅くなってすいません

    2006-01-29 06:25:00
  • 457:

    名無しさん

    まだ??

    2006-02-03 01:35:00
  • 458:

    待ってるね?

    2006-02-03 01:51:00
  • 459:

    あき ◆usfVixUTHs

    名無しさん・らいむさん・遅くなってごめんなさい。今から書きます!

    2006-02-03 09:09:00
  • 460:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうとの電話を切って何分かすると下についたと電話があった。
    あき『いってきまーす』
    ケリーにエサを出して家を飛び出した。下におりるとしょうの車が止まってある。私はにこにこしながら車の扉を開けた。
    あき『おはよッ』
    しょう『おはよ〜』

    2006-02-03 09:14:00
  • 461:

    名無しさん

    少なすぎやろ笑

    2006-02-03 11:45:00
  • 462:

    あき ◆usfVixUTHs

    遊園地なんか何年も行ってない。最後に行ったのは小学生5年の時だったかな。それに、彼氏と行くのは初めてで、私は車の中ではしゃいだ。
    あき『どこ行くん?』
    しょう『俺エキスポ好きやねんけど、そこでいい?』
    あき『うん!』私達はエキスポに行く事になった。行くとこなんてどこでもいい。しょうと二人きりのクリスマスイヴだから。

    2006-02-03 22:04:00
  • 463:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『そうそう。愛ちゃんのところ行かんでいいん?』
    しょう『うん』フと思い出したように私は言ったが、私はその事を昨日からずっと考えてた。

    2006-02-03 22:15:00
  • 464:

    あき ◆usfVixUTHs

    やっと遊園地について辺りを見渡すと、サンタさんの格好をした人達がちらほらいた。
    しょう『今日サンタの格好したらタダになるらしい』
    あき『まぢで?してこれば良かったなぁ笑』2人は笑いながらゲートをくぐって乗り物達をながめた。

    2006-02-04 00:03:00
  • 465:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛は今病院でまずい昼ご飯を食べているのかな。お姉ちゃんみたいって言われてから罪悪感とゆうものに襲われていたけど、今日は何も考えず楽しまなくちゃ。乗り物に乗り出してから、全く愛の存在すら忘れてた。

    2006-02-04 01:42:00
  • 466:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『次なに乗る?』
    あき『あれあれ〜!』私が指差したのは、オロチとゆう絶叫マシーン。
    しょう『あんた一人で乗りや』
    あき『なんで?もしかしてびびってるん?笑』
    しょう『だってオヘソがフェーってなるもん』

    2006-02-04 01:50:00
  • 467:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『フェーって何よ?いこいこ』としょうの腕を掴み引っ張って連れていく。
    しょう『俺フェーってなるって〜、フェーって。あのUFOみたいなんがいい〜…』しょうが、ごちゃごちゃ言ってるのを無視してマシーンまで連れてった。

    2006-02-04 01:57:00
  • 468:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『もうやめようや〜』
    あき『そんなん言いながら乗ってるやん』
    しょう『フェーってなる…』そんなこんなで、絶叫マシーンを乗り終わった後、隣を見ると青ざめたおじいちゃんが一人。…じゃなかった青ざめている、しょう。

    2006-02-04 02:04:00
  • 469:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『ちょっと休憩する?』
    しょう『うん』青ざめたしょうを連れて、休憩する事にした。
    あき『飲み物買ってくるわ』
    しょう『うん』本当に気分が悪そうで、悪い事をしたな、と思い足早に飲み物を買いに行った。

    2006-02-04 02:10:00
  • 470:

    あき ◆usfVixUTHs

    どこに売ってるかも分からないまま歩いて、結構遠いところまで買いにいった。両手にジュースと烏龍茶を持って零れないように静かに歩いていくと、背を向けているしょうが小さく見える。どんどん近づいていくと電話している様子だった。しょう『もうちょっとで仕事終わるんで、すいません』仕事?なんの事か分からずしょうの目の前に、ジュースを差し出した。

    2006-02-04 02:26:00
  • 471:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『‥!また連絡させてもらいます』と、慌てて電話を切った。
    しょう『ありがとう』ジュースを手に取り腕時計に目を落とす。
    あき『なんかあったん?』
    しょう『…うん。今から愛んとこいかなあかん』

    2006-02-04 02:33:00
  • 472:

    あき ◆usfVixUTHs

    そう言われて、一瞬時が止まった。行ってほしくないけど、行かないでとも言えない。行っておいでとも言えない。『わかった』としか言えなかった。
    午後3時を回ったころ、私のマンションの前で『ごめん』と一言言い残して車から降ろされ、私はとぼとぼとカバンから鍵を取りだし、エレベーターの中に入ると次第に涙が溢れてきた。

    2006-02-04 02:41:00
  • 473:

    あき ◆usfVixUTHs

    クリスマスイヴ。家に帰って、携帯を机の上に置いてしょうからの連絡があるのを待ちながら、そのまま眠りについてしまった。
    私が目を覚ますと夜中の1時に差しかかっていて、携帯に目をやると、しょうから一件の連絡もなかった。

    2006-02-04 02:47:00
  • 474:

    あき ◆usfVixUTHs

    また不安になり、ケリーにしがみつき、飴を眺めた。一つ食べてみようかな。そう思ってビンを手に取り、またビンを同じ場所に戻した。私はなぜか飴をクチに出来ない。すると、インターホンと電話が同時に鳴った。
    しょう!?

    2006-02-04 03:01:00
  • 475:

    あき ◆usfVixUTHs

    携帯を見るとしょうからだ。あき『はい!』
    しょう『開けてーー』
    あき『うん』電話を切り、玄関を開けるとしょうからプーンとお酒の匂いが漂っている。
    しょう『あきちゃん!た〜だいま』と私に抱きつき靴をあちらこちらに脱ぎ捨て、ケリーをなで始めた。

    2006-02-04 03:06:00
  • 476:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『お酒飲んだ?』
    しょう『うーん飲んだ』
    あき『ずっと待ってたのに‥』
    しょう『じゃあやらしてや』
    あき『は?』しょうが私を押し倒した。

    2006-02-04 03:09:00
  • 477:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうが私の服を脱がしていく。抵抗もなく私はじっとしてた。
    あき『またなんか嫌な事あった?』そう言うとしょうは一瞬手を止め、また続けた。
    しょう『お前は俺のもん』私は、ずっと天井を見上げてた。

    2006-02-04 03:19:00
  • 478:

    しおり???

    2006-02-04 07:53:00
  • 479:

    ???

    しおり?

    2006-02-04 12:04:00
  • 480:

    まや

    おもしろいです?がんばって下さい??

    2006-02-05 05:04:00
  • 481:

    ピ?

    ぉもろぃピ?
    ??????
    ぁげとくピ?

    2006-02-05 20:28:00
  • 482:

    さあ

    メッチャ気レニいッナニあ???
    コレカラも頑張ッて更新?∪てなあ??

    2006-02-05 21:52:00
  • 483:

    名無しさん

    ?500?

    2006-02-05 21:56:00
  • 484:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『なぁ。』
    あき『ん?』
    しょう『もし俺が消えたらどうする?』しょうが煙草を吸いながらいきなり変な事を言いだした。
    あき『なんでそんなん聞くん?しょうは消えへん』私がそう言うと、しょうは今日あった出来事を話だした。

    2006-02-06 03:34:00
  • 485:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『俺今日愛と愛の親に会ってきた。愛今日退院してん』
    あき『……』
    しょう『この前愛に手紙もらったけど、24日退院するって書いてたから知っててんけど。お前にすぐ言われへんくて』

    2006-02-06 03:43:00
  • 486:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『……』
    しょう『ごめん』
    あき『そんなんどうでもいい。なんでさっきしょうが消える話したん?』私は何かが壊れるんだと不安になった。
    しょう『愛は。愛は俺が消えたら生きていく意味がなくなるらし…』
    あき『なんでいつも愛?しょうは、私よりいつも愛を優先して、愛ばっかりで、愛がやっぱり大切で、私分からんようになってきた』

    2006-02-06 03:58:00
  • 487:

    あき ◆usfVixUTHs

    初めてしょうに私の気持ちを強くぶつけた。
    しょう『愛が退院するの分かってたけど、お前選んでエキスポ行った。最終的にお前一人にしてもうたけど、俺が愛のとこ行かなあかんかったってゆうのお前も分かるやろ?』

    2006-02-06 04:09:00
  • 488:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『分かるよ。愛ちゃんすごいいい子やし、お姉ちゃんみたいって言われてすごい嬉しかった…』

    だけど…私は愛とゆう身体が不自由な少女よりも…一番想い一番大事なのは、しょうだった。
    あき『けど…私は、しょうが一番やから』しょうの顔が見えないくらいに涙が溢れかえっていた。

    2006-02-06 04:23:00
  • 489:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『俺が愛にやった事は俺が責任取られへんぶん、こうやって愛の言う通りにしてる。けど俺はお前一番やで』とティッシュで私の涙を拭いてきた。
    今度は嬉し泣きでまた、涙が溢れかえる。
    それからしょうと私は、いっそう仲が深まったようだった。

    2006-02-06 04:33:00
  • 490:

    あき ◆usfVixUTHs

    私としょうと仲直りをした後、ちょっとした夜食を食べる事になり私はキッチンへと向った。
    しょう『なぁなぁ』
    あき『ん?』と振り返るとしょうが飴のビンを持っている。
    しょう『これうまいん?』
    あき『しょうが、おいしいのに〜って言ってたやん。食べた事ないん?』

    2006-02-06 05:05:00
  • 491:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『家に腐るほどあるけど食べた事ないねん』
    あき『なんで?』
    しょう『ばぁちゃんがこの飴作ってんで』
    あき『ほんまに?!』
    しょう『ばぁちゃんが作ったこの飴じじぃめっちゃ好きやったけど、ばぁちゃんが死んでからじじぃこの飴食べんようになったから、俺も食べてない。』

    2006-02-06 05:20:00
  • 492:

    はるな

    読んでるから頑張って★

    2006-02-07 14:24:00
  • 493:

    待ってるピ?頑張れピ?
    黄色い飴食べたいピ?

    2006-02-07 16:35:00
  • 494:

    なぁな

    書いてぇ〜!!(o^o^o)

    2006-02-07 22:53:00
  • 495:

    あき ◆usfVixUTHs

    はるなさん・頑張りますありがとうございます!?ピさん・いつもありがとピ、頑張るピ?なぁな・今から書きますね?

    2006-02-08 04:59:00
  • 496:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『一個も食べた事ないん?』
    しょう『うん』
    あき『そっか〜…なんかそんなん聞いたら私食べられへんわ』
    しょう『一緒に食べよっか』

    2006-02-08 05:02:00
  • 497:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『一緒に?』
    しょう『うん。俺じじぃめっちゃ好きで飴食べるな言われて気使ってたけど、人にあげてばっかりでばぁちゃんに申し訳ないし、あんたが一緒に食べてくれるんやったら、この黄色の飴食べたいねんけど』
    もちろん私は大きくうなずく。あき『一緒に食べる!』

    2006-02-08 05:08:00
  • 498:

    あき ◆usfVixUTHs

    私はキッチンから小走りしてしょうの前に座った。
    しょう『はい』とビンから飴を取り私に差し出す。キラキラのビニールからコロンッとした黄色い丸い飴。何かの儀式みたいな雰囲気で飴一つに少しドキドキした。しょうと目を合わせた瞬間。
    あき『せーの』

    2006-02-08 05:19:00
  • 499:

    おいちかった??

    2006-02-09 02:58:00
  • 500:

    名無しさん

    コレ??http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1133618933/-5

    2006-02-09 03:42:00
  • 501:

    名無しさん

    もっといっぱい更新してほしぃなぁ??

    2006-02-10 01:51:00
  • 502:

    名無しさん

    らいむデタ━━━(゚∀゚)━━━!!

    2006-02-10 06:14:00
  • 503:

    名無しさん

    (??≦?)

    2006-02-10 10:02:00
  • 504:

    あき ◆usfVixUTHs

    らいむさん・名無しさん達・ありがとうございます?私の都合で更新が遅れるとゆう事ゎあってゎならない事です。すいません?

    2006-02-10 12:34:00
  • 505:

    あき ◆usfVixUTHs

    私としょうと同時に口にした。
    しょう『こんなんどうやって作ったんやろな』
    あき『うん。おいし…』甘くて少し酸っぱい、蜂蜜の味がした。
    しょう『これは…りんご味やな』と言い、ほっぺ膨らませて飴を舌で転がしている。

    2006-02-10 12:45:00
  • 506:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『蜂蜜やろ…』
    しょう『いや、それは絶対ないと思う。りんごのほのかな風味がする』
    あき『誰やねんな』
    しょうに飴をもらってたあの頃を思い出す。

    2006-02-10 13:04:00
  • 507:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『そろそろ帰るわ』
    あき『え、ご飯は?』
    しょう『飴食べてるからいい』
    あき『そう』
    しょうが玄関に出るとケリーは尻尾を振って見送る。

    2006-02-10 14:03:00
  • 508:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『明日は何時?』
    しょう『また電話する』
    あき『分かった!気つけて帰ってな』と手を振った。ドアが閉まって鍵を締めさっき作ろうとしてたご飯の材料に包丁を入れようとした。
    するとしょうから電話が鳴った。

    2006-02-10 14:07:00
  • 509:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『はぁい』
    しょう『雪!外見て』
    もう朝の5時すぎなのにまだ外は暗く、下をのぞいてもしょうの姿は見えなくて、私の目の前を綺麗な白い雪がふわふわと散っていた。
    あき『すごい雪!』
    しょう『クリスマスって感じやな』
    あき『うん!』

    2006-02-10 14:16:00
  • 510:

    あき ◆usfVixUTHs

    略部
    あき『うん!』

    2006-02-10 14:17:00
  • 511:

    あき ◆usfVixUTHs

    雪が綺麗で寒いのに窓を開けて少しの間眺めてた。今年の雪は綺麗に見える。幸せだな。

    2006-02-10 14:32:00
  • 512:

    あき ◆usfVixUTHs

    ━━クリスマス━━
    私は目覚ましをセットしてちょうど1時に起きた。
    あき『おはよ』ケリーに朝の挨拶をして用意をし始める。買いに行く物はもう決まってあって、私は1時間くらいで家を出た。そう、まだプレゼントを買ってなかったから。

    2006-02-10 14:39:00
  • 513:

    あき ◆usfVixUTHs

    店について狙ってた物を手に取り、そのままレジへ持って行った。形が良くて色もひげ具合もかっこよくて値段は4万弱くらいしたかな。帰りしな、自分の服も見て買って帰った。

    2006-02-10 14:56:00
  • 514:

    あき ◆usfVixUTHs

    家に帰ってケリーと食事をすませ、電話が鳴るのを待つ。夕方になっても鳴らない電話。7時‥8時‥9時…。もう夜になってしまった。電話するって言ってたけど、遅すぎるのでかけてみた。

    2006-02-10 15:00:00
  • 515:

    あき ◆usfVixUTHs

    【電波の……電源が入っていない為…かかりません…】電波がなくて都合のいい携帯なのか、自ら電源を切っているのか分からないが、また愛の事を思い出す。きっとまた『愛が…』とか言うんじゃないかと思った。

    2006-02-10 15:32:00
  • 516:

    あき ◆usfVixUTHs

    終わります。また夜書きます?

    2006-02-10 15:35:00
  • 517:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-02-10 17:39:00
  • 518:

    なッちン?+゚

    2006-02-10 21:55:00
  • 519:

    ?メガリュウ?

    Uおり

    2006-02-10 23:35:00
  • 520:

    名無しさん

    ????????????

    2006-02-11 19:55:00
  • 521:

    あき ◆usfVixUTHs

    名無しさん・なっちんさん・メガリュウさん・ありがとうございます☆☆少し書きます!

    2006-02-12 03:44:00
  • 522:

    あき ◆usfVixUTHs

    そしてまた昨日と同じ1時頃にインターホンが鳴る。私はとっさに玄関に向かいドアを開けた。
    しょう『メリークリスマス』
    あき『なにしてたん?』
    しょう『はい!』と私の質問に答えずにっこりと笑顔で紙袋を私の胸に押しあてた。

    2006-02-12 04:00:00
  • 523:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『なにこれ』
    しょう『開けてみぃ』
    私はこれがプレゼントなのかとすぐに分からなかった。それは子供たちが愛して止まないあのトイザらスの袋だったから。袋の中の長方形の物を取出し、包装紙を綺麗に開けていくと、箱の中にはバービー人形がこっちを向いて笑っている。

    2006-02-12 04:16:00
  • 524:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『これ私に?』
    しょう『うん!嫌やった?』
    あき『ありがとう!大事にするな』と別にバービーが好きなわけじゃないけど、嬉しかった。私は今日しょうの為に買った物をしょうの目の前に差し出した。
    あき『メリークリスマス』

    2006-02-12 04:34:00
  • 525:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『俺のもあるん?』と目を点にして袋を開けて物を広げて眺める。私はしょうの顔を眺めた。
    しょう『めっちゃ嬉しい!ありがとう』
    あき『いいえ、こちらこそ』私がしょうにあげた物はデニム。お洒落なしょうに服とかあげたら文句言われると思ったけど、しょうは、子供みたいに喜んでた。

    2006-02-12 04:48:00
  • 526:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『てか、手紙書いてんけど』と、恥ずかしそうに下を向いた。
    あき『え。ちょうだい』
    しょう『トイザらスの袋の中』
    よく見れば、底に紙切れがへばりついてある。

    2006-02-12 04:52:00
  • 527:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『あきへ。これからお…』
    しょう『ちょ待って。意味分からん。なんで声出して読むん?』
    あき『あかんの?』
    しょう『はずいし。無理やし意味分からんし‥』と顔を膨らす。全く可愛い奴だ。私は少し笑いながらそっと心の中で手紙を読んだ。

    2006-02-12 05:03:00
  • 528:

    名無しさん

    しおリィ???

    2006-02-12 12:34:00
  • 529:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-02-13 03:04:00
  • 530:

    名無しさん

    はよかいて

    2006-02-18 15:30:00
  • 531:

    ?しぉり?

    2006-02-18 16:13:00
  • 532:

    あき ◆usfVixUTHs

    すいません!?書き込みありがとうございます?今から書きます?

    2006-02-19 07:33:00
  • 533:

    名無しさん

    かかへんの

    2006-02-19 08:45:00
  • 534:

    名無しさん

    あき書いてや!

    2006-02-19 17:01:00
  • 535:

    あき ◆usfVixUTHs

    その紙切れにはこんな内容が書いてあった。
    あきへ
    これからおまえとオレの決まり事を作る。1ヵ月にひとつづつアメ食べていこ。いっぱいアメもってきたで
    と、こんなのだった。もっと好きとか愛してるとか書いてると思いきやこんなのだった。全然恥ずかしがる事ないのに…

    2006-02-20 01:33:00
  • 536:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『ありがとう。でも、恥ずかしがるとこないやん』
    しょう『俺のせいいっぱいの…告白やねんけど』
    あき『?』私はまた何度かその紙切れを読み返す。
    あき『どうゆう事?』

    2006-02-20 01:37:00
  • 537:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『だからー。飴いっぱい持ってきたし家帰ったら腐るほどあるしなくなる事ないやろ?なくなる時は俺もお前もおばあちゃんてゆう事!』
    あき『うん…え…ほんで?』
    しょう『あんたほんま頭悪いな〜。飴がなくなるまでずっと一緒な。わかった?』

    2006-02-20 01:42:00
  • 538:

    あき ◆usfVixUTHs

    最初から言えばいいのに。またそれがいいのかも知れないけど、好きより愛してるよりも心にグサっとささるしょうらしい愛の告白だった。

    それから2人はしわくちゃのおじいちゃんおばあちゃんになっても一生愛し続けるんだよね?そう誓ったよね。

    2006-02-20 01:49:00
  • 539:

    あき ◆usfVixUTHs

    クリスマスは散々しょうに待たされたりしたけど、それからしょうは愛のところへは行かなくなった。
    愛から飛んだといった感じであろう。私は時々愛の事を考える。
    だけど、ゆずることの出来ない心地良いしょうの隣に惑わされてここまで来た1月14日。

    2006-02-20 02:02:00
  • 540:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『誰やろ』
    午前6時。しょうが起床すると私も同時に目を覚ます。
    あき『おはよ』
    しょう『おう。なぁ、さっき公衆からかかってきてるけど誰やろ』携帯とにらめっこして仕事の用意をし始めた。

    2006-02-20 02:26:00
  • 541:

    あき ◆usfVixUTHs

    朝ご飯を作ろうと私は起き上がり、ベッドからおりてテレビをつけた。
    〜♪〜
    しょう『またや』
    またもやしょうの携帯に公衆電話から着信が入る。
    あき『出たら?』と言うと、しょうは恐る恐る携帯を耳に近付けた。

    2006-02-20 02:33:00
  • 542:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『はい。だれ?』
    私はテレビを見ているふりをしてしょうの表情をうかがった。
    しょう『はい…はい…・・はぃ…』
    相手は知り合いなのか。「はい」とゆう声がどんどん小さくなっていくのが分かった。

    2006-02-20 02:43:00
  • 543:

    あき ◆usfVixUTHs

    そしてしょうがゆっくりと耳から話電話を切った。
    あき『誰?知ってる人?』と、しらじらしく問い掛けた。
    しょう『うん。…なぁお前いつバービー開けてくれるん?』

    2006-02-20 02:52:00
  • 544:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『バービー?』
    しょう『うん、俺があげたバービー』話を変えるしょうに何か嫌な予感がした。
    あき『あぁ。だって箱から取り出したらホコリかぶるやん』
    しょう『いいから今見て。早く。俺もう仕事行くから』

    2006-02-20 02:57:00
  • 545:

    あき ◆usfVixUTHs

    そう言われて、箱を手に取り、バービーに手をのばした。
    あき『はい、開けたよ』
    しょう『足足』
    しょうの言うがままにバービーのスカートをめくってみるとシルバーの指輪がかかっていた。

    2006-02-20 03:00:00
  • 546:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『え。なにこれ?なんで?』
    しょう『俺から言うのも恥ずいから、気づいてもらおうと思ったけどあんた全然気づかんし』
    あき『ありがとうめちゃうれしい!』と指輪を左薬指につけて嬉しそうに電気の光に照らしてみたりした。

    2006-02-20 03:06:00
  • 547:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『行ってくるわ』とダウンを着て玄関へ向う。あき『ご飯は?』
    しょう『今日はいらんわ』
    あき『しょう仕事で急いでるし別に帰ってきてから指輪の事教えてくれても良かったのに』
    しょう『…うん。今しか無理やねん』

    2006-02-20 03:15:00
  • 548:

    あき ◆usfVixUTHs

    何か変な予感がしてたまらない。
    あき『今しか無理?』
    しょう『いってきます』
    しょうが出て行き玄関の扉が少しづつ閉まっていく。しょうの大きな背中が小さく見えた。

    2006-02-20 03:30:00
  • 549:

    あき ◆usfVixUTHs

    今日はこれで終わりです。次はラストスパートとなると思います。皆さんの応援のことばいつも嬉しいです?

    2006-02-20 03:34:00
  • 550:

    ゆき

    お疲れ様★
    続き待ってるょ♪

    2006-02-20 03:36:00
  • 551:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-02-20 04:02:00
  • 552:

    綾?

    久々登場-?
    ぁきちあン大好チ-?
    最終回まで見逃さへン∪??黄色い飴?の
    ファン第?号は誰にも
    譲りませン?

    2006-02-20 09:00:00
  • 553:

    名無しさん

    めっちゃ気になります?頑張ってね?

    2006-02-20 11:00:00
  • 554:

    名無しさん

    ぁげ

    2006-02-24 12:42:00
  • 555:

    ?しおり?

    2006-02-26 23:10:00
  • 556:

    ?キラリ?

    2時間くらぃかけてィッキに読みましたぁ??
    めっちゃイイ小説だ?
    【しょう君】を頭でイメージしながら楽しく読みましたぁ‐‐?
    すんごぃスキょぉ???
    ラストスパート頑張ってくらぱぃ??

    2006-02-27 02:01:00
  • 557:

    名無しさん

    2006-02-27 04:55:00
  • 558:

    名無しさん

    2006-02-27 05:20:00
  • 559:

    名無しさん

    400-600

    2006-02-27 05:42:00
  • 560:

    名無しさん

    ちょ、まぢで気になる?

    2006-02-27 06:14:00
  • 561:

    あき ◆usfVixUTHs

    名無しさん達・ゆきさん・綾ちゃん・キラリさん・らいむさん・ありがとうございます。本当ゎ一人一人に返事したいのですが、小説を完結してからにします?頑張ります?

    2006-02-28 02:37:00
  • 562:

    あき ◆usfVixUTHs

    ちょうど昼を回り、電話を開けるとしょうから着信が入ってあった。
    掃除機をかけていて電話が鳴っているなんて気づきもしなかった。
    しょうがかけてきて、まだ30分ほどしか経っていない。

    2006-02-28 02:38:00
  • 563:

    あき ◆usfVixUTHs

    私は今日の朝の出来事をフと思い出す。
    《今しか無理やねん…》しょうの意味深な言葉とあの小さくなった背中。

    目をつむり耳にそっと電話をあてた。

    2006-02-28 02:41:00
  • 564:

    あき ◆usfVixUTHs

    プルルルル〜…
    しょう『…もし』
    あき『もし?電話した?』しょうはすぐさま電話に出た。
    しょう『……あい‥が…』あき『あいが?…!!愛?』
    しょう『……あいが…手首…切った』
    また始まった。

    2006-02-28 02:43:00
  • 565:

    あき ◆usfVixUTHs

    (略部)
    また始まった。

    2006-02-28 02:44:00
  • 566:

    あき ◆usfVixUTHs

    こんな事だろうと分かっていたけど、気づけば私は病院に向かってタクシーを走らせていた。
    しょうに愛の様子を聞いたけれど、しょうも落ち着いてない状態で、何が言いたいのかよく分からなかった。
    けど、意識はあって命に別状はないとゆう事は分かった。

    2006-02-28 02:46:00
  • 567:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『しょう今どこ?』タクシーから降りて小走りし声を荒立てる。
    しょう『今喫煙所。迎えにいこか。』
    あき『いい!多分分かるから』
    しょう『分からんやろ。行くわ』
    あき『行けるから!』

    2006-02-28 02:49:00
  • 568:

    あき ◆usfVixUTHs


    どうして可愛い事が言えないのだろう。
    いつも強がって
    一人で突っ走る。

    2006-02-28 02:51:00
  • 569:

    あき ◆usfVixUTHs

    電話を切って道ゆく人にたずねてようやく喫煙所についた。
    椅子に腰掛けてボーッと前を見ているしょうの姿。
    私に気づいてこちらに歩み寄ってくる。
    しょう『ごめんな。遠いのに。なんし上あがろか』
    あき『うん』

    2006-02-28 02:54:00
  • 570:

    あき ◆usfVixUTHs

    廊下を歩いていく。

    小さくなった背中がもっと小さく見えるのは気のせいなんかじゃないよね。

    2006-02-28 02:55:00
  • 571:

    名無しさん

    (´・ω・`)

    2006-02-28 03:00:00
  • 572:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『なんで私呼んだん?』
    しょう『言ったやん。愛が呼んでって』
    あき『そっか。私も気ついたら玄関飛び出してたわ』
    しょう『そんな慌ててお前も愛が心配なん?』
    あき『慌てさせたのは、しょうやん。…心配は心配やで』

    2006-02-28 03:08:00
  • 573:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『お前は優しいな』
    あき『…なにが?』
    しょう『他人に心配出来るってゆう事が』

    あなたが泣きそうな声するから、あなたが今にも崩れそうになってたから来たんやん。優しくなんかない。

    2006-02-28 03:18:00
  • 574:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『愛の親うるさいかも知らんけど、気にしやんでいいで』
    あき『うん』
    しょうも私も重い足を運んでたのでゆっくりと歩いていたけど、とうとうついてしまった。

    2006-02-28 03:25:00
  • 575:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『失礼します』
    愛はまたカーテンを締め切っているのだと思ったけど個室だからなのか、カーテンは無かった。
    愛の両親はこちらに気づき挨拶を交した。
    しょう『愛、どうですか?』
    両親共々、憂欝な顔を並べて寝ている愛をじっと見た。

    2006-02-28 03:37:00
  • 576:

    あき ◆usfVixUTHs

    そして愛の母親が口を開いた。『遅かったけど何やってたの?さっきも話た通り、この子は私達よりあなたしか居てないの。』
    しょう『すいません』
    『アイチャンよね?愛から話聞いてたよ。真面目な話するからゆっくり聞いてくれないかな』愛の母親は、さっきの見せた顔と打って変わって優しそうな顔を見せた。

    2006-02-28 03:50:00
  • 577:

    あき ◆usfVixUTHs

    返事をして、イスに腰掛けた。けれど何も言いださないので、思い切って聞いてみる。
    あき『…話とはなんでしょうか?』
    『あなた達付き合ってるの?』と直球な質問をしてきた。

    2006-02-28 03:59:00
  • 578:

    あき ◆usfVixUTHs

    私はもちろんすぐに答えるしかない。
    あき『ただの友達です』と目をそらさず答える。
    すると愛の母親が満面の笑みになった。『申し訳ないけど、もうしょう君と会わないで下さる』
    あき『は?』思わず出てしまった。

    2006-02-28 04:05:00
  • 579:

    あき ◆usfVixUTHs

    隣のしょうはどんな顔をしているのだろう。恐くて見れない。
    『いいわね?』
    あき『いいわけがないじゃないですか。ただの友達やのにそれは・・』
    『ただの友達なわけないやろ!!』さっきまで、母方が話すのも見守っていた父親が感情をあらわにした。

    2006-02-28 04:13:00
  • 580:

    あき ◆usfVixUTHs

    嘘をついてるのがなんだか虚しく感じてきた。言いたい。今ここで付き合ってますと言えばどうなるんだろう。そう思っていた矢先。
    しょう『付き合ってます』と頭を軽く下げると同時にタイミング良く愛が目を覚まし、自力でゆっくりと起き上がろうとしている。

    2006-02-28 04:25:00
  • 581:

    名無しさん

    ?・?・)??

    2006-02-28 04:27:00
  • 582:

    あき ◆usfVixUTHs

    『…お父さん!』と母親が言うと父親は慌てて愛の体を起こす手伝いをした。
    そして、愛と目が合った。
    愛は私に手招きをする。
    手招きに誘われふらりと行くと、また画用紙を持ち出した。

    2006-02-28 04:32:00
  • 583:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛【覚えてる?】何か言われるのかと思えば、普通の会話。私は軽くうなづく。
    愛【元気だった?】また私はうなづいた。
    愛【よかった。最近たのしい?】私はベッドに腰掛けてまたうなづいた。

    2006-02-28 04:48:00
  • 584:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛は少しの間手を休めまた書き始めた。
    愛【お昼なに食べた?】愛のペンを横取り『なにも食べてないよ』と書いた。
    愛【おなかすいてないの?】愛はこんな事聞きたいんじゃないと思う。そう思いこう書いた。『私にもっと聞きたい事あるやろ?』

    2006-02-28 04:55:00
  • 585:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛は画用紙を見た瞬間、声にならない声で泣き出した。またこんな愛の姿を見ると同情してしまう。
    『あなた何言ったの?』と母親が画用紙を手に取り見ている。私は何くわぬ顔で言った。
    あき『愛ちゃんがあなた方より、しょうを選ぶ気持ちと理由が分かりました。』母親は目を点にし私に近づいてくるなり私をビンタした。

    2006-02-28 05:06:00
  • 586:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『何するんですか!?』しょうは母親をにらみ私のほっぺを冷たい手で押さえてくれた。くやしくて涙が出そうになって、しょうの優しさにも涙が出そうになった。ここでは泣いちゃいけないと必死に堪えた。
    愛は呆然として泣きやみ、また画用紙に文字を書いてみせた。

    2006-02-28 05:14:00
  • 587:

    あき ◆usfVixUTHs

    愛【ごめんなさい。ママには強くしかっておきます。あと、愛やっぱり亜衣ちゃんの事うたがってしまうんだけど、信じていいの?これが愛の一番聞きたい事】
    もうここは隠しきれない。はっきりと言って、どちらかしょうに決めてもらう事にしようと思った。
    あき『しょう。言っていい?』

    2006-02-28 05:28:00
  • 588:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょうは頭を抱えて目をつむった。
    しょう『やめとこ。また愛おかしくなる』
    あき『じゃあ…どっちか決めて。もう…私もこんなん嫌や』嘘を付くのにも疲れた。私頑張ったよ。しょうの為にいっぱい我慢だってしたしいろんな道も乗り越えてここまで来た。明日は、待ちに待った一ヵ月記念。一緒に飴を食べる約束したよね。

    2006-02-28 05:37:00
  • 589:

    あき ◆usfVixUTHs

    なのに。
    しょう『俺を…恨んでくれ…あき』
    なんで・・・どうして・・。私は何かに追われているかのように部屋から出て行き病院の中を走った。早く外の空気を吸いたい。苦しい。

    2006-02-28 05:47:00
  • 590:

    あき ◆usfVixUTHs

    病院を出てからタクシーをすぐ捕まえ泣きながら家の住所を言おうと必死に説明した。
    あき『‥゙ぁ゙の‥ヒックえ゙っと‥ゲホッ』話せないくらい泣いてた。
    『落ちついてからでいいよ。ゆっくり話してみ』運転手さんの優しい一言にまた涙が溢れかえった。

    2006-02-28 05:58:00
  • 591:

    名無しさん

    きになる?おわりですか?

    2006-02-28 06:03:00
  • 592:

    あき ◆usfVixUTHs

    それから、落ち着いて道を説明したあと家の前で、おろしてもらった。
    私はエレベーター前で携帯を開いた。すると、しょうから着信一件とメールが一件届いていた。
    『さっきのは嘘。』みたいな台詞を期待したりもして恐る恐るメールを開いてみた。

    2006-02-28 06:08:00
  • 593:

    あき ◆usfVixUTHs

    「ごめん。俺を恨んで下さい。こうするしかなかった。ただ、お前がちゃんと家帰ったらメールでもいいから送ってほしい。心配やから」
    また泣けてきた。私は家に帰ってすぐメールを返した。

    2006-02-28 06:17:00
  • 594:

    名無しさん

    (´・д・`)

    2006-02-28 06:18:00
  • 595:

    あき ◆usfVixUTHs

    「家帰ったよ。心配せんとって」と送った。
    それもすぐに返事が返ってきた。
    「お前はえらいな。愛の事だって文句一つ言わんかったし、わがままだっていわんかったな。お前は一番の女やで!いろいろ迷惑かけたな。ほんまこんな俺と一緒にいてくれてありがとう」

    2006-02-28 06:25:00
  • 596:

    あき ◆usfVixUTHs

    もう一度話がしたい。しょうの声が聞きたい。
    私が電話に耳をあてたその時ケリーが私に体をこすりつけてきたのを覚えている。うっとおしくて、邪魔で、またあの時みたいにブッてしまった。
    その時ケリーが鳴いているのなんか全く何も思わなかった。

    2006-02-28 06:34:00
  • 597:

    あき ◆usfVixUTHs

    もう一度話がしたい。しょうの声が聞きたい。
    私が電話に耳をあてたその時ケリーが私に体をこすりつけてきたのを覚えている。うっとおしくて、邪魔で、またあの時みたいにブッてしまった。
    その時ケリーが鳴いているのなんか全く気にも止めなかった。

    2006-02-28 06:35:00
  • 598:

    あき ◆usfVixUTHs

    プルルルル…プルルル‥
    耳に響く効果音。よく聞けばさみしい音にも聞こえてくる。
    しょう『はい』声が聞こえた瞬間涙が溢れ出る。
    あき『も…しもし』
    しょう『ごめんな』

    2006-02-28 06:40:00
  • 599:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『もう…無理なんかな』
    しょう『うん。ごめん。』
    あき『……なんで?』
    しょう『お前は強いから、俺がおらんくても生きていけるからやで。』

    2006-02-28 06:47:00
  • 600:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『強くない…生きていかれへん…。私が文句言わんのもわがまま言わんのも、全部しょうの為やってんで?言いたいけど嫌われると思うから言わんかってんで。もっとわがまま言ったらいいの?それやったらしょう一緒にいてくれる?それとも別にしょうは私の事好きじゃなかったん?』

    2006-02-28 06:55:00
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