小説掲示板未来は君のもの。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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未来は君のもの。

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  • 1:

    歌を歌いたいんだ。
    この声が例え届かなくても。

    2005-10-03 23:15:00
  • 201:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「なぁ、篤史いい奴やろ?」学は笑顔でそう言った。
    歩「うん」あたしは、それだけ言って学の顔を見て微笑むと学は私の顔を見て、

    2005-10-09 07:58:00
  • 202:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「あいつ、本間いい奴やし歩大事にすると思うで」ズキン・・
    学は嬉しそうに話して、あたしは嬉しそうなふりしてうなずいた。
    ズキン・・。

    2005-10-09 08:57:00
  • 203:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史の事は、好き。
    格好いいし優しいし何も悪いとこなんてないし

    傷付けたくない。だからあたしは、この気持ちは押し殺す。あたしは、学の事は友達として好きなだけ。それ以上でもそれ以下にもならない。ならない。

    2005-10-09 17:33:00
  • 204:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は、小さな声で歌を歌った。歌詞は忘れたけど前向きな歌だったと思う。
    あたしは、しゃがみながらそれを聞いていた。電車の通り過ぎる振動と学の声とこの空間が切なく本当ははりさけそうだった。
    学「…おっそいなぁ…」歩「あと15分あるで笑。早くに来過ぎたなぁ」学「まじで?!ここ涼しいから待てるけど外やったら無理やなぁ」学が下を向いてからまた隣にしゃがんでるあたしの顔を見てから天井を見て小さな声で歌いだした。

    2005-10-09 17:40:00
  • 205:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    窓から見える夕空は、オレンジと紫を混ぜ合わせた水彩色を彩り、深い深い色の光が影をつくりながらあたしと学を照らした。
    あたしは立ち上がり窓際まで行きそこから外を見て、単純にきれいだなぁと思った。

    2005-10-09 17:46:00
  • 206:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    階段を掛けのぼる下駄の音が響いてあたしと学はそちらを向くと、ピンクの浴衣を着たはるかちゃんが見えた。嬉しそうにあたしと学に手を振りながら駆け寄ってきて笑ったからあたしも笑った。
    学「走ったら危ないやろ?」学がそう言いながらはるかちゃんに近づいてはるかちゃんは「だって声聞こえたから、急いで来たねん☆学も浴衣やぁん(^-^)ってか歩ちゃんめっちゃ可愛い!なぁ、学!」

    2005-10-09 17:52:00
  • 207:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学はうなずいてからはるかちゃんと手をつなぎ「ジュース買ってくるわぁ」そう言って階段を降りて行った。
    あたしは一人残されて窓を開け外をぼぉっと見ていた。

    2005-10-09 18:21:00
  • 208:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「はぁ…」。
    ため息をついてから後ろを何気なく見ると
    ぎゅうううっ…
    ほほ笑みながら篤史が抱き締めてきた。っていうかびっくりした!

    2005-10-10 01:39:00
  • 209:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史の腕の中は、あったかくて優しい香がする。
    篤史「可愛い☆似合うなぁ!学らまだ?」歩「今二人でジュース買いに行っとうで。いつ来たん?」
    篤史「今やで。下降りよっかぁ☆自動販売機んとこまで行こう☆」

    2005-10-10 01:45:00
  • 210:

    名無しさん

    この小説めっちゃ好き?歩ちゃん頑張ってな?

    2005-10-10 03:41:00
  • 211:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさんありがとうです????頑張ります!

    2005-10-10 06:27:00
  • 212:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    手をつなぎながら階段を降りてゆっくり歩いていると自動販売機が見えてきて学とはるかちゃんがこっちに向かって歩いて来ていて、うちらに気付き学が手を振ってきた。
    しっかりはるかちゃんの手を握りながら。
    あたしは篤史の手をしっかり握っていた。

    2005-10-10 06:36:00
  • 213:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「オレだけ洋服やん。山口浴衣いいなぁ」学「お前浴衣着てこいって帰りオレ言ったやん(・・;)色ぼけしとんちゃうかぁ?」
    歩きながら学は篤史に言ってあたしとはるかちゃんは二人で笑った。
    篤史と学が少し先を歩いていると、同い年頃の人に会う度騒がれていてあたしとはるかちゃんの姿をすれ違いさま見て行くって流れみたいになっていてあたしは意味不明やった。

    2005-10-10 06:43:00
  • 214:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるか「みんな同じ中学やった子やで。祭りに行きよんねん。会場もうすぐやから…ほらいっぱい人いてるやろ?」歩「そうなんやぁ☆同じ中学かぁ。ってかすごい人じゃない?」
    会場近くに来ると人、人、人って感じで学と篤史の姿も間を通る人たちのせいで見えにくくなってきた。

    2005-10-10 06:47:00
  • 215:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「篤史ぃ!学…っ?!」あたしは、腕をひっぱられてびっくりしてはるかちゃんを見るとはるかちゃんはほほ笑みながら少し困りながら頭を左右に振った。
    はるか「隠れよう」

    2005-10-10 06:58:00
  • 216:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「えっ?何で?」はるか「ってかあたし、歩ちゃんに話があんねん…あの二人ならしばらく気付かないから」屋台と人が群がる中あたしは、はるかちゃんに腕を引っ張られちがう方向に歩いて行った。

    2005-10-10 07:04:00
  • 217:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、はるかちゃんと会場から出て少し歩いた所に行って、座れる場所があったので座った。
    はるか「歩ちゃん、あたし今日学と別れようと思うねん」歩「えっ?!何で?!」はるか「あたしには、もったいないから…」
    はるかちゃんは今にも泣きそうな、辛そうな顔で微笑んだ。

    2005-10-10 07:11:00
  • 218:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「だって、学際は?…急にどうしたん?!」はるか「…疲れたねん…学校がある日は朝早く毎日起きなあかんし、夏休みは学と毎日会わなあかんし、あたししたい事あるのにまったくできん…それに学はあたしなんかより、もっと違う子の方が合っとうし…」

    2005-10-10 07:15:00
  • 219:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、何も答えれなくなって黙ってうつむいた。
    はるかちゃんの口から別れたいって言葉が出てあたしはショックと嬉しさ半分の自分がそこにはいたから。
    はるか「歩ちゃん、学と別れても友達でおってくれる?」歩「…本間に別れんの?…」はるか「前から決めてたねん…」歩「そっかぁ…。別れても、友達でおろうなぁ」

    2005-10-10 07:26:00
  • 220:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人で手をつなぎながら、会場に戻り屋台で綿菓子を一つ買って一緒に食べながら歩いてると学と篤史がヨーヨー掬いをしていた。
    ゆっくり歩いて近づくあたしとはるかちゃんと気付かず楽しそうに夢中になってる二人。七色のヨーヨーがちょうちんとライトに反射した水の色を受けて光っている。

    2005-10-10 12:00:00
  • 221:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「今日で三年やねん」歩きながらはるかちゃんはあたしに言った。
    「…そうなんやぁ…」あたしは、学を、学だけを見ながら歩いた。すると、学がふとこちらを見てあたしと目が合って

    優しく微笑んだ。

    2005-10-10 12:05:00
  • 222:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    ドーンッ!
    夜空に打ち上げられた花火が咲いた。
    学「やっぱこの場所いいなぁ!なぁはるか?」はるか「…うん」あたし達は、学とはるかちゃんが見つけた〔特等席〕という人がいない場所で花火を見る事にした。

    2005-10-10 12:10:00
  • 223:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぎゅうぅぅぅ
    篤史があたしの手を強く握ったからあたしは篤史を見ると篤史はあたしの耳元で「めっちゃ好きやで」そう言った後微笑んだ。
    ドーン!!
    花火がいくつもいくつも上がりまるであたし達のようにも思えた。

    2005-10-10 12:14:00
  • 224:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    前で達ながら見てる学とはるかちゃんをちらちらあたしは見ていた。
    するとはるかちゃんが学の浴衣をひっぱり学がはるかちゃんに耳を傾けた。
    ドーン!!

    2005-10-10 12:16:00
  • 225:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そして二人の手が離れた。
    ドーン!!
    篤史「歩!ハートの形!見て!花火」篤史の声であたしは空を見上げた。「…きれい…」
    ドーン!!

    2005-10-10 12:20:00
  • 226:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学が一番欲しがったものって、一体何だったの?
    学は欲しいもの全て手に入れてるって言ったら、あたしに学は笑いながら「そんな奴おらんって」そう言ったけど、あたしからすれば学は欲しいものは全て手に入れてるように思えた。

    2005-10-10 12:27:00
  • 227:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしが欲しかったものは
    学と繋がった未来。

    絶対にもう叶わないけど、花火を見る度願ってしまうよ…。

    2005-10-10 12:29:00
  • 228:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夏の夜にいくつも咲いた、打ち上げ花火のように、学とはるかちゃんは三年という時間を止めた。

    2005-10-10 18:35:00
  • 229:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夏休み篤史とあたしは、学と三人で色んな場所に行った。篤史は学にはるかちゃんの事を聞かなかった。あたしは、はるかちゃんと連絡とっている事を学にも篤史にも言えずにいた。
    学は、
    学は、元気だった。

    2005-10-10 21:13:00
  • 230:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩知っとんやろ?別れた事」待ち合わせの喫茶店で篤史がまだ来てなくて、学とあたしは二人で待っていた時、学が言った。
    あたしは、コーラをこくりと飲みうつむいたままうなずくと学は「はるかから聞いたんやな。まぁ、オレが悪いしなぁ」
    歩「引き止めんかったん?」学「去っていく奴引き止めるつもりはないから…」歩「…そっかぁ」学「オレは歌に生きる事にしてん。プロめざしたい」

    2005-10-10 21:32:00
  • 231:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「好きやで」
    学「えっ…?」
    歩「…そういう前向きな考えもってる学があたしは好き」
    学「…オレも好きやで」

    2005-10-10 21:35:00
  • 232:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「…前向きなとこ?」


    「ううん。お前自身」

    2005-10-10 21:38:00
  • 233:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「えっ…」
    学「なぁんちって笑☆秋定おっそいなぁ!」
    学はにんまり笑っていた。あたしは、一瞬だけ胸の鼓動がはじけた。
    学の目が真剣やったから。

    2005-10-10 21:41:00
  • 234:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学際まであと半月っていう日に起こった出来事は、あたしの中をかけめぐる乙女モードにスイッチを押した。
    篤史という彼氏がいながらあたしは学に魅かれていた。分かってる、最低な事だって。けれど学の事好きなんだ。

    誰かじゃなく、学が好き。

    2005-10-10 21:45:00
  • 235:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    篤史「おはよう☆待った?」あたしと篤史は学校がある朝は駅で待ち合わせするようになり、クラスメイトや違うクラスの生徒に見られたりしたけど篤史は堂々とあたしを彼女だという態度をしてくれて、篤史も人気があったからあたしはちょっと優越感に浸れた。

    2005-10-11 00:12:00
  • 236:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は、ぎりぎり登校するようになり、秘かに女子達が別れた事に気付き始めまた騒いでいた。
    月日は九月半ばになっていて試験も終わりあたしは成績が相変わらずで、まぁまぁといった感じだった。この頃くらいに、はるかちゃんが学と寄りを戻したいとあたしに電話で泣きながら言ってきた。

    2005-10-11 00:20:00
  • 237:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    「いい天気やなぁ」篤史と待ち合わせて久々に学と三人で会う事になった日曜日、快晴で秋晴れって感じやった。その日は朝早くから待ち合わせした。
    歩「今日はまだ涼しいなぁ(^-^)あっ!学来たぁ!」二人で学に手をふると学も手を振りかえして走ってきた。歩「帽子似合うやぁん!かっこいい!」学「あったり前やんけ☆ってか待ったぁ?ごめんなぁ!んじゃ行こうかぁ」篤史「どこ行くん?」

    2005-10-11 04:16:00
  • 238:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「○★□校の学際やで!ライブあるからさぁ見てみたくてっ☆早く行こうぜ」あぁ、それで帽子かぶってんやぁ…○★□校から学、結構騒がれてるからなぁ。篤史「あぁ今日やったんやぁ☆んじゃ行こうか!」歩「行こ行こっ☆」

    2005-10-11 04:21:00
  • 239:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学校に着くと物凄い華やかで人がたくさんいて、学は帽子を深くかぶり歩いた。共学校やけどお客さんは女の人がかなり多いなぁ。
    篤史はあたしの手をにぎってはなれないようにしっかり引っ張ってくれた。

    2005-10-11 04:24:00
  • 240:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「あれっ?山口学ちゃう?」誰かがそう言うとその学校の女子生徒が少しずつ騒ぎだしたからあたしはびっくりした。学ってそんな人気あんの?ってな感じで。学は、「あぁ…だるっ…ちょう秋定急ごうぜ」篤史「お前すごい人気やなぁ。めっさこっち見られてるで。歩行こうかぁ」

    2005-10-11 04:29:00
  • 241:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「わぁ☆やっぱそうやん!」「めっさかっこいい☆」「本物初めて見たぁ!」本間にこんな感じでめっさ騒がれてちょっとしたパニックになりはじめていて、あたし達は体育館に急いだ。

    2005-10-11 04:32:00
  • 242:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    迷いながらもライブ会場の体育館前に着くと会場中に人が次々と入っていた。
    歩「もう始まるん?」学「あ?あぁ、あと20分後に始まるで。午前と午後二回やるから今から一回目。」
    篤史「席あるんかなぁ」学「なかったら立ち見すりゃええやん。」そんな感じであたし達は体育館中にゆっくり入って行きものすごい人の数にあたしは圧倒された。

    2005-10-11 10:30:00
  • 243:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「うっわぁぁ。ごっつい人やん…座れんのちゃうん!席ないで」歩「前の方で立ち見しよっ」学「あっ、ちょっ、前で見ていいすか?」係をして立ってる男子生徒に学が聞くとその人は
    「いいですよ。一番前でも」そう言ってくれたので前に行ってから会場中を見渡して圧倒された。

    2005-10-11 10:43:00
  • 244:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「しんどくない?」歩「うん(^-^)大丈夫」
    学「あっ、始まる」
    学の言った通りいきなり体育館が暗くなり舞台に制服を着た四人が上がってきてシルエットだけ見えた。すると女子の騒ぐ声と共に演奏がいきなり始まり舞台のライトが四人を照らして鳥肌がたった。

    2005-10-11 10:49:00
  • 245:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    胸に響く音と声援が交わりボーカルの人のかすれた声があたしの全身を駆け抜ける感じであたしは見入ってしまった。
    かっこいいの一言
    学とちがうのは何か冷たそうな感じの声だった事。

    2005-10-11 10:53:00
  • 246:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    あたしの中の何かが生まれた瞬間だった。


    2005-10-11 10:57:00
  • 247:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    空白

    2005-10-11 10:58:00
  • 248:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ライブは一時間あって、ものすごい興奮の中おわった。
    学「あぁ…めっさいい刺激もらったわぁ!早くライブしたい!」篤史「ばりかっこよかった!」歩「あたしライブ初めてやけどあたしも歌うたいたくなったぁ!ばりかっこいいやん!」

    2005-10-11 11:02:00
  • 249:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学があたしを見た。
    学「カラオケ行くか?」篤史「本間やぁ!行こうぜ☆」歩「えっ?もう行くん?ライブしか見てないやん」学「もうええやん。騒がれるだけやし、だるいからカラオケ行こう」
    あ〜ぁ。あたしはもっと色々見たかったけどそのまま三人でカラオケに行った。

    2005-10-11 11:07:00
  • 250:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    よかったら書き込みしてくださいm(__)m

    2005-10-11 11:40:00
  • 251:

    ?あや?

    ずっと読んでるよ!めっちゃ続きが気になる!はるかちゃんはどーしてるんやろぉ?とか…笑 最後までがんばって書いてくださいね(*>ω

    2005-10-11 12:00:00
  • 252:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?あや?さん書き込みありがとうm(__)m
    はるかちゃんは、話にちょこちょこ出てきますよ(^-^)何かあたしのスレだけ書き込み少ない から読んでくれてるのか心配になったから嬉しい!

    2005-10-11 12:46:00
  • 253:

    っー☆

    私も更新されるたび読んでるよ?
    面白い?頑張ってね?

    2005-10-11 12:50:00
  • 254:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    真理「昨日学際行ったんやろ?」遥「山口も一緒とかやったら誘ってやぁぁ。いいなぁ」久々に放課後あたしは仲良し四人とお茶をした。たまにはいいもんやなぁなんて思いながら。
    篤史と学は、今日は地元のつれと遊ぶらしくさっさと帰って行った。

    2005-10-11 12:53:00
  • 255:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    っー☆さんありがとうです!

    2005-10-11 12:54:00
  • 256:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    美香「ばり久々やなぁ歩と学校帰りお茶するの☆」真理「本間それ☆秋定とずぅーっと一緒やもん!」
    歩「行きと帰りだけやん笑。休み時間はみんなとおるし!」
    美香「秋定が彼氏とかばり羨ましいねんけど」歩「本間?」真理「歩だけ彼氏おんもんなぁ!うちら三人は全くやんなぁ…」

    2005-10-11 12:59:00
  • 257:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥「決めた!」遥がいきなりそう言ったからあたし達は注目した。
    遥「学際の日にあたし山口に告白する!彼女と別れたんやんなぁ?」歩「…うん。そうみたいやけど。遥すごいなぁ」遥「当たって砕ける!だって好きやねんから!」
    真理「遥おっとこ前!あたし応援しとんで!」美香「あたしも!」

    2005-10-11 13:04:00
  • 258:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は、告白すると決めてから次の日から積極的になっていた。あたしと篤史と学と遥で一緒に帰ったりもした。
    月日は10月に入った朝篤史を駅でいつものように待ってると、
    ぽんっ!
    頭に何か当たってあたしは、ドキンとした。

    2005-10-11 13:08:00
  • 259:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    振り替えるとズボンのポケットに手をいれながらにんまり笑い歩いてくる学がいた。
    学「おはよう☆秋定今日学校休むらしいで。風邪やって」歩「そうなんやぁ…」学が歩いたからあたしも歩いた。少し早くてまだ生徒もいない駅を出て歩いた。

    2005-10-11 13:15:00
  • 260:

    ?ュゥ?

    歩チャン?ュゥ、闇でずーっと見てたねン??
    めっちゃ、ぉもしろぃし・気になるョ???
    毎日、更新してるかチェックしてるから頑張って書いて?なぁ??
    更新楽しみにしてる??

    2005-10-11 14:18:00
  • 261:

    ゆい

    歩ちゃん☆表現の仕方上手ですね♪気持ちがすごく伝わってきます(・∀・)ノ

    2005-10-11 17:55:00
  • 262:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?ュゥ?さん闇で読んでくれてありがとうですm(__)m
    ゆいさんほめてくださってありがとうです!

    2005-10-11 18:12:00
  • 263:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    久々に二人きりになると何を話していいのか分からずあたしと学は黙ったまま少し歩いた。
    学「はるか元気?」歩「えっ?」学「連絡とっとんやろ?」歩「…元気やで…なぁやり直さんの?」あたしは学を見ると学は空を見上げながら少し黙ったあと
    学「好きやけど…一度別れた奴とはオレよりは戻さんよ…はるかはオレの事好きでいてくれたとしてもな、もうあかんねん…」

    2005-10-11 18:20:00
  • 264:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そう言いながらあたしの顔を少し淋しそうに微笑みながら見たからあたしは、泣きそうになった。
    学の心にはしっかりはるかちゃんがいて、あたしなんかが入れる隙間なんて一つもないって分かったから。当たり前だけどやっぱ分かってしまうとつらいもんだなぁ。

    2005-10-11 18:24:00
  • 265:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「えっえっえぇぇぇ!!お前何で泣いとん?!どっどないしたん?おい歩?」
    我慢してた涙が気付いた時こぼれていた。
    学は、物凄い焦りながら私の腕をひっぱり路地につれていき、あたしのほっぺに流れる涙を学の手でふきながら「何で泣いとん?おぉい歩ぅ☆よしよしっ泣くな泣くなぁ」そう言いながらあたしの頭をぽんぽんっ。たたいた。

    2005-10-11 18:29:00
  • 266:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「ごめん…ごめん学っ…」学「何で歩が謝るん?あぁ、泣いたから?」あたしは頭を左右に振った。
    歩「ごめん…ごめっ…」学「何を謝ってるん?歩ちゃんと言わなわからん」学は困っていた。

    2005-10-11 18:35:00
  • 267:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「あたし…学が好き…」

    あたしは気持ちを押さえれなくなり泣きながら伝えた。

    2005-10-11 18:37:00
  • 268:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    言ってしまったすぐ後にとんでもない事をしてしまった事に気付き冗談にしようととっさの判断で決めて学の顔見たら学は固まっていた。
    涙で歪んだ学がそこにはいた。

    2005-10-11 18:41:00
  • 269:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    等身大でしか表せなかった感情を今は立派にコントロールさせてる自分よりも
    あの時の感情そのままに表せていた時のほうが立派に思えるよ。

    学、あんたならどうするって聞きたくなる時がたくさんあるよ。

    2005-10-11 18:45:00
  • 270:

    ?????

    頑張れ??

    2005-10-11 20:33:00
  • 271:

    あぽ

    毎日みてます?
    めちぁおもろいッ?

    2005-10-11 22:00:00
  • 272:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?????さんありがとう!
    あぽさん、ありがとう!
    頑張ります!

    2005-10-11 23:15:00
  • 273:

    ぇみ

    この先がめちぁ気になり松ぅぅ?(艸∀??)
    更新頑張っτ?ハoィ?

    2005-10-11 23:18:00
  • 274:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    沈黙が少しつづいた。路地の外では学校に向かう生徒の声が聞こえた。
    学はその場にしゃがみこみため息をついた。
    あたしは、『冗談やって』の一言が言えず立っているのが精一杯だった。

    2005-10-11 23:20:00
  • 275:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぇみさん、ありがとう!

    2005-10-11 23:22:00
  • 276:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「まじで言うてんの?」あたしには、面倒臭い問題もちかけてくんなよっていうふうに聞こえた。
    歩「もしそうやったらどうする?」学「お前は秋定の彼女やろ笑。そんなんありえんありえん!お前がオレの事好きとか!」
    学が困りながら微笑んだ。
    引き裂かれた。そんな言葉がぴったりだった。

    2005-10-11 23:28:00
  • 277:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、ずるい。
    「ばれたかぁ笑。うまいやろ?泣くの!」笑い流した、そうする事でつながっていけるって、学とつながっていられるって分かってたから。最低でもいい。あたしは学が好き。
    それ以外何もない。
    篤史に優しさを求めながら学に恋焦がれても、誰にも言わなきゃ分からない。それならそう、このままでいい。

    2005-10-11 23:34:00
  • 278:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「本間びっくりしたやんけぇ!やめろやそういう冗談は笑!」歩「だってさぁめっちゃ暗い雰囲気やったから」学は立ち上がり
    学「一瞬真剣に考えた自分がむかつくわ…歩が秋定の女ちゃうかったらってマジで思ってもたやんけ」

    2005-10-11 23:41:00
  • 279:

    学、それって優しい言葉かけてるようでしっかり無理だって言ってんやで…。
    ズキズキする泣きそうな自分の感情を必死に押さえ付けながらあたしは学と学校へと向かった。

    2005-10-11 23:48:00
  • 280:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    その日は、学は昼体育館に行くことなく村上とかとだらだら楽しそうに話していてあたしは遥に少し罪悪感をいだきながら遥の相談にのっていた。
    遥が羨ましいよ…あたしの気持ちって誰にも言えないもん。

    2005-10-12 00:13:00
  • 281:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    その日の夕方あたしは、はるかちゃんと会う約束をしていたのではるかちゃんとあたしの地元に行った。
    はるか「…学元気にしとん?」歩「うん(^-^)元気やで…はるかちゃん髪切ったんやぁ」
    はるか「気分転換に…変?」歩「ううん!めっちゃ似合ってるで☆あたしはそっちのんがいいわ!」はるかちゃんは元気ないみたいだったし長かった髪をばっさり切っていた。

    2005-10-12 00:42:00
  • 282:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるか「何で別れたんやろ…今さらやけど…後悔しか残らんねん」夕方の喫茶店。お客さんは少なく貸し切りみたいな感じやった。
    歩「より戻したいって言ってみたら?」あたしがそう言うと微笑みながら頭を左右にふり
    「学は、受け入れへんよ…一度別れたあたしなんかを」

    2005-10-12 00:50:00
  • 283:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんは、学の事分かってるんやぁ。
    歩「でも好きなんやろ?」はるか「うん…めっちゃ好き…会いたい…」夕日が照らす窓際の席に優しい光が差し込みはるかちゃんを淋しく照らした。
    歩「学際おいでよ」

    2005-10-12 00:55:00
  • 284:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは一体何がしたいのだろう…。
    学に恋してるのに…。
    絶対付き合えるわけないあたしと学やけど、両思いの二人の復活を背中押すような事しようとしてさぁ、よう分からん。
    けど、あの時あたし学じゃなく篤史に会いたかった。

    2005-10-12 00:59:00
  • 285:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    次の日篤史と朝学校行く途中、篤史がいきなりあたしにキスをした。
    まわりには誰もいなかったけどあたしのファーストキスはあっけなかった。歩「…?!」篤史は優しく微笑んで「オレ、歩の事大事にするからなぁ(^-^)」そう言ったからあたしは、最低な自分に気付いた。

    2005-10-12 01:11:00
  • 286:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ごめん…篤史…
    ごめん…本間ごめんね…。心の中であたしは謝りながら篤史に微笑んで「うん…」そう答えた。
    ねぇ、篤史?あたし篤史が思ってるような女じゃないよ…篤史の親友の学が好きやねんで…。

    2005-10-12 01:16:00
  • 287:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学校に行くと、学際の準備で色々飾られてあり、いよいよかぁという感じだった。
    教室には三人くらい来ていてあたしと篤史はカバンを置いた後、中庭にある自動販売機にジュースを買いに行った後、教室に戻ると学と村上が居て雑誌を見ていた。

    2005-10-12 08:11:00
  • 288:

    名無しさん

    毎日見てるんで頑張ってください?

    2005-10-12 08:16:00
  • 289:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「おはよう☆山口今日は早いやん」学はあたしの顔を見てから優しく微笑み「おはよう」そう言ってから篤史の顔を見た。
    どきんっ・・・どきん
    学「村上と朝マック行ってん☆ジュースいいなぁ☆村上買いに行く?」村上「はぁ?山さんさっきおもいっきりジュース飲んでたやん!腹壊すで?」
    村上からそう言われ学は
    「イチゴオ・レ飲みたい」あたしが飲んでるのを見て言いだした。すると篤史が「歩、ちょっと学にあげてやり」そう言ってきたからあたしは飲んでる途中のを渡した。
    けど…それって間接キスやで?…。

    2005-10-12 08:21:00
  • 290:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    けど…それって間接キスやで?…。

    2005-10-12 08:23:00
  • 291:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、ありがとう????

    2005-10-12 08:24:00
  • 292:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史と村上は雑誌見て色々話してる時、学はあたしのジュースを飲むとあたしに渡してきて「サンキュウ☆やっぱこのジュースがいちばんうまいなぁ」そう言った。

    2005-10-12 08:28:00
  • 293:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、どきどきしながら学が飲んだ後のジュースを飲んだ。
    真理「歩ぅ☆おはよう!」遥・美香「おはよう☆」歩「あっ☆おはよう!」三人はカバンを置いてからこっちに来た。

    2005-10-12 08:41:00
  • 294:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は学がいて嬉しそうだった。あたしと美香と真理は篤史と村上と雑誌を囲みながらわいわいしていると、学「川西ってさぁ元気やなぁ」遥にいった。
    遥「普通やで?なぁ美香?」話し掛けられて遥はテンションしっかり上がっていて、美香は「そうやなあ☆」笑顔で答えた。

    2005-10-12 08:46:00
  • 295:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥と学はその日結構話していて、あたしは少し気になった。楽しそうだったから…。
    昼休み遥は朝学と話した事を嬉しそうに何回もあたし達に話した。何回も何回も。あたしと真理と美香は「さっき聞いたしぃ」と遥が話す度に声をそろえて言った。

    2005-10-12 08:51:00
  • 296:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    何気ない日が続いた。かわった事といえば篤史とよくキスしだした事。あたしは、心の隅に学を思いながら篤史のキスを受け入れる、そんな感じやった。
    あたしは篤史も学も好き。けど学の方が好きって感じでそんな自分がいやだったっけ。ってか最低やん。

    2005-10-12 08:56:00
  • 297:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    学際の日になった。楽しみにしすぎていてめっちゃ早起きしてしまったあたしは朝から髪をブローしたりして時間をつぶした。朝ご飯を食べてから、篤史と待ち合わせの駅に行き、学校に行った。
    秋の色をした青く澄んだ空が頭上に広がり少し肌寒い感じさえもしたけど校門に飾られた七色の風船や紙でつくられた花と学園祭の看板があたしの心をうきうきさせた。

    2005-10-12 09:02:00
  • 298:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    生徒は一度教室に行って朝のホームルームだけ受けたら係以外は一年は自由行動。帰ってもいいし学際を楽しんでもいい。
    もちろんみんな学のライブを楽しみにしているから二回公演共見に行くと思う。

    2005-10-12 10:33:00
  • 299:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    先生「いいかぁ、今日はたくさんの方が来られる。もちろん他校の生徒も来る。一人一人がこの学校の生徒代表だと思って行動するように!あと、今日は自由行動やからいつ帰るのも自由やけどなるべく午前中は学校内にいてくれよ!トイレはこの階のトイレを使いうこと。まぁこの校舎は学際に使う教室が一階だけやから二階から上なら構わないから」

    2005-10-12 10:38:00
  • 300:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    先生はとりあえずの説明をだらだら話した。
    「山口学!前に来い」生徒が注目して学は立ち上がり前に行った。
    今日の学は髪をセットしていてめっちゃかっこいい。先生「はい、静かに!みんなも知ってるように学校代表して異例の一年生が参加して、しかも歌を歌う事になったライブで山口が歌う事になった。拍手」
    教室中拍手が響く。学はちょっと照れていたけど。
    「ほら、挨拶」学「えっと、成功させたいんでみんな見にきて下さい!」拍手。

    2005-10-12 10:46:00
  • 301:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    チャイムがなり、学はさっさと教室を出た。みんなざわざわしていて、あたしは、真理と美香と遥に誘われたから篤史と村上と六人で学際を楽しむ事にした。

    2005-10-12 10:49:00
  • 302:

    ?あや?

    続きが早く読みたいっ?ぢゃましたくないから書き込みは控えてるけど更新の度よんでるから?続き書くのまってますやん?

    2005-10-12 11:30:00
  • 303:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?あや?ちゃんありがとうです!

    2005-10-12 11:41:00
  • 304:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、はるかちゃんに昨日電話したら「友達と行く」と言っていたので校舎の外の屋台をまわりながら目で探したけど、すごい人の中ではるかちゃんの姿は見当たらなかった。
    「歩?はい、」篤史がたこ焼きを差し出してきたからあたしは微笑み「ありがと」そう言って一つ取って食べた。真理「たこ焼きめっちゃおいしい!美香焼そば一口ちょうだい☆」美香「いいで☆はい。歩は?」

    2005-10-12 11:48:00
  • 305:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ありがとう☆あたしも何か買ってくる☆」一口もらってから、あたしは一人で食べたい屋台を探して歩いて、イカ焼きの屋台に行き一本買って人込みを掻き分けながらみんながいるところまで走った。村上「わぁ!イカ焼きやん☆一口ちょうだいやぁ」
    歩「ん?ええでぇ☆食べ食べぇ(^-^)あっちいっぱい色んなねあったで!あれ?真理は?」篤史「後ろおるやん(^o^; ってかそろそろ体育館行こうやぁ。席とっとかなぁ。」

    2005-10-12 11:56:00
  • 306:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は今日告白するせいか、緊張してるようだった。
    あたし達は体育館に行くとすでに体育館の中には人が少しいてたけど一番前に六人座れた。美香「あと一時間もあるやん(^o^;」
    真理「けど一番前やで☆トイレ行っとこうっと」遥「あたしも行くわぁ歩と美香は?」美香「あたし大丈夫(^-^)歩とさっきトイレ行ったから」遥「じゃあ行ってくるわぁ」

    2005-10-12 12:02:00
  • 307:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    村上「体育館って何で寒いんやろなぁ…」篤史「本間それ!ってかドラムとかあるけど学は裏におるんかなぁ」美香「歩見てぇ☆めっさ人入りだしたで!よかったなぁ早く来てぇ」
    歩「本間やぁ!よかったぁ。学こんな中で歌うんやぁ…すごいなぁ」
    ガラガラだった体育館が一気に人が集まって席がなくなったようで、係の先輩が誘導してる。

    2005-10-12 12:10:00
  • 308:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    一時間だらだら六人で話しているとすぐ開始時間になり体育館のカーテンがしめられ真っ暗になって騒がしかった体育館が静かになったと同時に舞台上に動くシルエットが見えてあたしはどきどきした。

    2005-10-12 12:14:00
  • 309:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ギターとベースの音が響き渡ると供に舞台上がライトアップされて、四人が見えるとみんな騒ぎだした。
    あたしの鼓動が早くなる。
    学『今日は、楽しんでください!』そう言って学は一瞬あたしの目を見てから、ドラムの音だけで、一人で歌いだした。

    2005-10-12 12:18:00
  • 310:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    笑っちゃいなよ  笑っちゃえ
    時に笑いは  必然さ
    昨日のあの子 泣いていた
    今日はオイラが 笑わせよう

    2005-10-12 12:20:00
  • 311:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    変な歌さ 変な歌
    そのうち きっと笑えるから

    学は目をつむりながらしっかり達マイクスタンドに両手をあて歌っていて、ドラムの音と学の声がとまって、学が片手をあげると同時に大音量の演奏が会場にいたみんなを興奮させ、あたしは鳥肌がたった。

    2005-10-12 12:26:00
  • 312:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は目を開いて見渡すように、しっかりサビを歌いだした。

    いい事ばっかなわけない  当たり前だけど
    たまにはどん底落ちてみたって
    平気さ問題ないないない
    オレ 平気

    2005-10-12 12:29:00
  • 313:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    オレ 平気

    2005-10-12 12:31:00
  • 314:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    会場中みんな立ちあがって、すごいもりあがっていた。学は堂々と楽しそうにきもちよさそうに明るい曲を一曲歌いきった。

    2005-10-12 12:33:00
  • 315:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「さすがやなぁ!学ぅぅぅ!」周りの声がすごすぎて隣の篤史の声すら聞きとりにくいまま、次の演奏が始まった。
    あたしは学だけを見ていた。

    2005-10-12 12:54:00
  • 316:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夢見た  未来のドア
    開いた  いくつもの手で
    叩き割って 前に進みたい
    純情すぎた MY STORY

    2005-10-12 12:56:00
  • 317:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    シャンパンの雨が降りしきる中
    ここで寝転んで この手でつかみたい

    2005-10-12 12:57:00
  • 318:

    ?????

    頑張れぇ??

    2005-10-12 12:58:00
  • 319:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    容赦ない 汚れた攻撃
    歪んだ街に何を見る?
    こんな世の中だからこそ WHY?
    見付けたものは 手放せない

    2005-10-12 13:00:00
  • 320:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?????さんありがとう!

    2005-10-12 13:02:00
  • 321:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は、最前列のあたし達に気付いたのかたまにピースをした。それが嬉しかった。そしてたまにあたしは学と目が合った。
    それだけで
    それだけで泣きそうになった。

    2005-10-12 13:09:00
  • 322:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そして音楽の先生が出てきて舞台下のグランドピアノに座るとドラムとギターとベースの人は舞台から消えて、『この曲を聞いてください。』学がそう言うと会場が静かになり、先生がピアノをゆっくり弾きはじめた。

    2005-10-12 13:22:00
  • 323:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    鍵盤から聞こえる音と交わるように深く優しい声で学は目をつむって歌う。

    2005-10-12 13:23:00
  • 324:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    君からもらったものは
    LALALA・・・
    そう、何ものにも替えがたい
    LALALA・・・
    そう、君自身で 君全部で

    2005-10-12 13:27:00
  • 325:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    不器用な 感情表現も
    今なら全て そう 受けとめよう

    2005-10-12 13:28:00
  • 326:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    君の未来をここで照らしたい
    僕はいつでも そばに居るから
    笑ってごらんMYHONEY
    ほら少し空が晴れた

    2005-10-12 13:31:00
  • 327:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あの紙に書いた歌!あたしは、そう思いながら学の歌を聞いていた。

    あたしは、学が好き。

    2005-10-12 13:33:00
  • 328:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学の体が黒い煙になって空に帰っていったあの冬空はひどく晴れ渡り
    それはまるで学自身だった。
    あの時流れた歌がこの曲だった。

    2005-10-12 13:37:00
  • 329:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学際で学は物凄い成功をした。
    遥は告白して…ふられたけど笑ってた。
    夕方あたし達は学を待たず帰った。はるかちゃんの姿はあたしは見付ける事ができなかったけどはるかちゃんから後で来ていた事を電話で聞いた。
    冬が向こうから少しずつ近づいてきていた。

    2005-10-12 13:49:00
  • 330:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    少し休憩しますm(__)m

    2005-10-12 13:51:00
  • 331:

    ゆい

    歩ちゃん☆読んでいて涙が出ました。がんばってください♪

    2005-10-12 13:55:00
  • 332:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ゆいさん、ありがとうございますm(__)m

    2005-10-12 14:18:00
  • 333:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    11月を迎え寒さは次第に強くなった。
    学際を終えてから学は幾人に告白されたんだろうっていうくらいすごかった。
    学「歩ぅ、秋定は?」掃除時間学があたしの掃除場所まで聞きにきたからその場周辺にいた女子生徒はいきなり現われた学を見たとたん視線を学に送っていた。

    2005-10-12 16:00:00
  • 334:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「さぁ、知らんけどあんた掃除は?」そう言うとにんまり笑い学は「心の掃除したからええねん」そう言った。
    は?一体何を言ってんやろ( ̄□ ̄;)!!「ちゃんとせなあかんやろ?」学「んじゃ貸せ!」そう言ってあたしのホウキを奪い学はいきなり掃きそうじしだした。

    2005-10-12 16:04:00
  • 335:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「いやいや…あんたおかしいから( ̄□ ̄;)!! 決められた場所があるやろ?」周りの女子はくすくす笑っていた。
    学「じゃあ一曲歌うわ!」そう言うと学はホウキをギターがわりにしだして踊りだした。

    2005-10-12 16:08:00
  • 336:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ジャジャッ!ジャンジャン!ッッッ!バンバンバババァン!おいっ!おいっ!おくさぁぁぁん!」
    ・・・( ̄□ ̄;)!!・・・
    何だその歌は!!学が何かにとりつかれたように歌い踊りだし先輩達も笑いながらみていた。

    2005-10-12 16:12:00
  • 337:

    ??...

    すっごぃ気になるぅ??楽しく読ませてもらってますぅ???続き楽しみにしてますねぇ?またちょくちょく感想書きますぅ??頑張って下さぃ?

    2005-10-13 04:25:00
  • 338:

    ?さくら?

    歩ちゃんの小説めっちゃ好きィ?頑張ってなァ?

    2005-10-13 07:11:00
  • 339:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ??...さんありがとうです!
    ?さくら?さんありがとうございます!

    2005-10-13 07:14:00
  • 340:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    生活指導の先生がそこにやって来て学は、しっかり怒られていた。当たり前やん(;^_^A
    あたしはそれを見ながら奪い返したホウキで掃除していると生活指導の先生が去った後、学があたしの元へ来て耳元で「小さいおっさん!小さいおっさん!」小さい声で言うからあたしは吹き出してしまった。

    2005-10-13 07:21:00
  • 341:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「あんたなぁ…邪魔せんとって!また怒られんで?!」学はにんまり笑いながら「オレは歌うしかないんや!オレから歌を取ったらただのアホしか残らんやんけ!」真剣に言っていた。
    あたし何でこんな奴好きなんやろか…。

    2005-10-13 07:27:00
  • 342:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「今は歌うな!掃除しろ!」学「無理!」
    歩「はぁ?」学「今日はしいへん!歩、早くおわらせろや!」歩「あんたは篤史を探しとんやろ?ほら、みんなの迷惑になるからどいて!」

    2005-10-13 07:32:00
  • 343:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    周りの女子から「山口ここ掃除してやぁ。はい、ホウキ」そう言って学にホウキを渡すと学は、にんまり笑ってから口笛をふきながら女子達に言われた所を素直に掃除しだした。

    2005-10-13 21:17:00
  • 344:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩ぅぅ!バイバァイ!」中庭を掃除していたあたしに、教室がある校舎の方から声が聞こえたからあたしはそっちを見ると、廊下の窓から真理と美香と遥がこっちを見て手をふっていた。
    あたしは手を振ってバイバイすると遥は学に気付き目をそらそうとした時、あたしのすぐ後ろで「川西!」学が遥の名字を呼ぶと遥がびっくりした顔で学を見ると学は、「バイバイ!岡田と内藤もバイバイ!」笑顔で手をふりながらそう言った。

    2005-10-13 21:44:00
  • 345:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は、切なくほほ笑みゆっくり手を振って聞こえない声で、ってか聞こえなかったけど多分
     「バイバイ。また、明日」
    そう言ったと思う。そして三人が窓から見えなくなった後、学を見上げると広いそらの下で学はあたしに「帰りたいやき買おうぜ」そう言って笑った。

    2005-10-13 21:49:00
  • 346:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    掃除が終わり掃除していたみんなで教室に戻るとほとんど生徒はいなく篤史が待っていた。学「秋定!お前どこにおったん?探したのに」篤史「長谷川に呼ばれてたから職員室行っとったねん。帰ろうぜ」歩「何かしたん?」
    篤史「まぁちょっとな笑。あれ?お前等掃除場所一緒やったん?」学「お前探しに行ってもおらんから歩に聞きに行ってん。あっ、そうそうお前に言いたい事があんねんって」

    2005-10-13 22:31:00
  • 347:

    ?ュゥ?

    めっちゃ、気になるゥ???
    本間、この小説好きゃから頑張って書いてネッ???

    2005-10-13 22:42:00
  • 348:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?ュゥ?さんありがとう。頑張ります!

    2005-10-13 22:49:00
  • 349:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人は窓際に行って何かこそこそしてたから、「篤史トイレ行ってくるわぁ」そう言うと篤史が「おう」そう言った。
    廊下に出ると生徒はほとんどいなく、たまに階段を掛け下りる足音が廊下に響き、中庭から演劇部の声が聞こえてあたしは寒い廊下を歩きトイレに行った。

    2005-10-13 22:55:00
  • 350:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「さっむぅ…」トイレから廊下に出ると外は薄暗くなってきていて寒かった。教室から学と篤史が笑いながら出てきて篤史の手にはあたしのカバンがあってあたしは走って篤史の元へ行った。
    三人で校舎から外に出ると学が空を見上げて白い息を出して「うわぁ…見て見て!息白くなんで!寒いはずやなぁ」薄暗くて学のシルエットが黒く見えるなかあたしと篤史は白い息を出して冬を体で感じて笑いながら歩いた。

    2005-10-13 23:05:00
  • 351:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は駅までの道のりを小さな声で歌を歌っていた。白い息を出しながら。
    あたしと篤史は手をつないでその歌を聞きながら他愛もない事を話しては笑って、たまに学も歌うのをやめて話題に入っては、また歌を歌っていた。

    2005-10-13 23:08:00
  • 352:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    駅の近くのたいやき屋さんで学生が少し並んでる所であたし達も並ぶと他校の男子が学に気付きちらちら見ていたけど学は気付いてるのか気付いてないのかわからないけどあたしと篤史にくだらないジョークを言っては笑わせた。

    2005-10-13 23:14:00
  • 353:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    たいやきを食べて駅に行くとたまたま、はるかちゃんが友達らしき女の子と二人で駅においてある公衆電話前で話していて学ははるかちゃんに気付いたみたいで立ち止まったからあたしは、はるかちゃんに気付いてはるかちゃんもあたし達に気付いたみたいで固まっていた。

    2005-10-13 23:19:00
  • 354:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは学を見てから篤史を見ると篤史は小さい声で「内…田やん…やまぐ「はるかぁ!(^O^)何しとん?」篤史の声とかぶさるように学が笑顔ではるかちゃんにそう言った。
    二人の距離、3メートル。
    その間を行き交う人。はるかちゃんの隣で〔あの人だれ?〕みたいな顔する友達。

    2005-10-13 23:29:00
  • 355:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんが何か友達に言うと友達ははるかちゃんにバイバイをして改札をぬけた。
    そしてはるかちゃんが首に巻いてたマフラーをゆっくりはずしながらあたし達…学に向かって歩いてきて学の前で立ち止まり切なく微笑んで

    2005-10-13 23:35:00
  • 356:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「これ、返すの忘れてた…じゃあね…」
    バーバリーのマフラーを学に渡した。切ない顔で。
    学は、ほほ笑み「別に返さんでもよかったのに」そう言うと、はるかちゃんは頭をゆっくり左右にふった後
    一人改札へ歩いて行った。

    2005-10-13 23:39:00
  • 357:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、はるかちゃんの後ろ姿を見ることしかできなかった。追い掛けて声かけたかったけど…無理…。「はるかぁ!」学が叫ぶと改札の向こうで振り替えるはるかちゃんを見て

    「ばいばい!」

    そう言って笑顔で手をふると、はるかちゃんはほほ笑みながらうなずいて、階段を下りて行った。

    2005-10-13 23:45:00
  • 358:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    人と人との繋がりなんて、簡単に切ってしまえるもんなんだなって
    学が、泣きながらあたしにそう言ったあの日の空も、月が笑ってた。
    だからあたしは学が切ってしまおうとした繋がりを今でも繋げてんやで?
    あんたが泣き顔見せたんは最初で最後やったから…

    2005-10-13 23:51:00
  • 359:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    電車の中、学の首に巻かれたマフラーに少し胸を痛めた。
    三人で座る七人掛けのシートは少し広く感じた。外の景色は暗くて見えなかった。篤史は、あたしの手を握ったままで、はるかちゃんの話は出ることはなかった。

    2005-10-14 00:36:00
  • 360:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「この車両あんま人乗ってへんな」
    ガタンゴトン
    篤史「普通やからなぁ。」
    ガタンゴトン
    篤史「今日オレ、このままバイト行くから次降りるわ」

    2005-10-14 00:51:00
  • 361:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「バイト?」
    ガタンゴトン
    『次は○△駅です。出口は左側です……』
    ガタンゴトン。

    2005-10-14 00:54:00
  • 362:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史はあたしの手をはなし立ち上がってあたしの目を見て、優しく微笑んだ。
    篤史「今日からバイトやねん☆じゃあな山口☆」
    人がいないホームに電車が付き篤史は降りてしまった。

    2005-10-14 00:57:00
  • 363:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    『扉閉まります…』プシューッ。
    篤史?…
    ガタン…ガタン
    「座れよ…」学は前を向きながらそう言ったけどあたしは窓の外に立つ篤史を見ていた。

    2005-10-14 01:57:00
  • 364:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「なぁ?バイトする何て聞いてへん」座りながらあたしは視線を少し隙間をあけて座ってる学に向けた。
    学「…クリスマス…」
    ガタンゴトン
    「クリスマス?」学は外に流れるシルエットを見たあとあたしの目を見て

    2005-10-14 02:01:00
  • 365:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「…ばーか」
    学はそう言って微笑んだからあたしは気付いた
    …クリスマスプレゼント…

    2005-10-14 02:05:00
  • 366:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    沈黙が続き学が降りる駅に近付きホームにつく手前で
    学「…はるか髪切ったんやな」そう言って立ち上がり扉の前に行った。
    プシュー。扉がひらくと学は「じゃあな」そう言って電車を下りた。

    2005-10-14 02:09:00
  • 367:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学…待って?
    あたし、あんたと話もっと…したい。
    『扉閉まります』
    プシューッ

    2005-10-14 02:23:00
  • 368:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    電車はゆっくり音をたて動きだした。
    「…歩…」学が白い息をはきながら驚いていた。
    あたし気付いたら電車下りてもてん。

    2005-10-14 02:26:00
  • 369:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    誰もいないホームに学と二人きりだった。
    学「お前何やってんねん?何で下りたん?」歩「分からん」学「はぁ?」
    歩「あんたともう少し話たかったの!」学「話?!なんの?」歩「何かは知らんけど…」あたしがそう言うと学はその場に立ったまま

    2005-10-14 02:32:00
  • 370:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「お前には秋定がおるやんけ。秋定と話せぇや。おかしいやろお前とオレが二人でおったら」
    歩「…ごめん。バイバイ」あたしはそう言って近くのベンチに座ってうつむいていた。学は当たり前の事を言ってて間違えてるのはあたしやって分かってるから。

    2005-10-14 02:36:00
  • 371:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    少しすると学があたしの隣に座った。
    あたしはうつむいたまま黙っていた。「もしかして、お前オレに惚れてんの?」学がそう言ってあたしは学の顔を見て、「まさか笑。心配しただけやっちゅうねん」泣きそうだったけど笑って言うと学がホッとした顔してから「あぁ…そっか…はるかの事で心配したんや」

    2005-10-14 02:43:00
  • 372:

    ?

    せつない…はるかチャンの精一杯のサヨナラが胸にしみる

    2005-10-14 03:38:00
  • 373:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?さんありがとうです。

    2005-10-14 07:03:00
  • 374:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「…学さぁ…好きな子とかおるん?」
    学「…好きなやつ?」あたしはうなずいた。
    すると学は真顔であたしに指を指した。

    2005-10-14 07:16:00
  • 375:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「…え…?」
    どくん・・・どくん・・
    学は、次の瞬間にんまり笑った。
    学「なぁんちゃってね☆…あっ、電車来んで」学はそう言ってあたしから目をそらした。あたしは、電車が来る方を見たら向こうから電車のライトが少しずつ見えてきて、ホームにはちらほら人が立っていた。

    2005-10-14 07:23:00
  • 376:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は先に立ち上がりジャケットに手を入れながら「…さっびぃ…」そう言いながら電車を見ていた。
    あたしはその少し後ろで立って学の背中を見ていて泣かないようにするのが精一杯やった。
    電車はホームに入ってきて扉がゆっくり開いた。

    2005-10-14 07:27:00
  • 377:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「一緒に待ってくれてありがと…バイバイ」そう言って乗ろうと動いた時
    「オレは、まだはるかが好きやで」学はそう言った。「…?!…」驚いて振り返ると
    プシューッ。扉が閉まった。

    2005-10-14 07:32:00
  • 378:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    指紋の付いたガラスの板の向こうで学は小さく手をふり笑っていた。
    ガタン…ゴトン…ガタン…ゴトン
    あたしは一人シートに座り電車に揺られた。

    2005-10-14 07:42:00
  • 379:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    どうしてあたしは、学が好きやんやろう。学じゃないとあかんのやろう…。
    ガタンゴトン。
    どうして学が好きな人は、はるかちゃんなんやろ…。
    ガタンゴトン。

    2005-10-14 07:45:00
  • 380:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    どうしてあたしは、篤史の事好きになれないんやろう。
    ガタンゴトン。
    どうして篤史はあたしと学を二人きりに出来るんやろう。
    ガタンゴトン。

    2005-10-14 07:48:00
  • 381:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    信じてるから…。篤史はあたしを信じてる…?
    ガタンゴトン。
    違う。
    ガタンゴトン。
    学を信じてんだ。

    2005-10-14 07:51:00
  • 382:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    駅から出てあたしはバスを待った。外はすっかり夜になっていた。
    サラリーマンらしき人や女の人が並んでいて、バスが来たのは時間より3分遅かった。
    明日、篤史と来年の約束つくってみよ。。

    2005-10-14 07:56:00
  • 383:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    なるようにしかならない、どうにもならない事を、あたしはあの頃
    どうにか出来ると思い込んでいた。
    けどあたしの存在や悩みなんてちっこいもんでしかない。それにすら気付かなかった。

    2005-10-14 08:01:00
  • 384:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんに日曜日会う事になり、はるかちゃんは新しいマフラーを首に巻いていた。
    はるか「三の宮ってさぁカップルでいっぱいやなぁ」歩「うん☆どこ行く?」はるか「東急ハンズ行ってもいい?」歩「いいよ☆」二人でハンズに向かって歩きだした。

    2005-10-14 08:07:00
  • 385:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人でハンズの中に入り、来年のスケジュール帳売場に行った。
    はるか「見て見て☆これ可愛くない?」はるかちゃんは嬉しそうにあたしに何個かそう言いながら見せてきてそれはどれもはるかちゃんが好きそうな感じの女の子らしい手帳やった。

    2005-10-14 08:11:00
  • 386:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、セサミの手帳を買ってシールも二枚買って、はるかちゃんも可愛らしい手帳とディズニーのシールを二枚買って二人でその後マクドに行ってさっそく手帳を見て盛り上がった。

    2005-10-14 08:15:00
  • 387:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるか「あたし、彼氏できてん」歩「うそぉ…」はるかちゃんは照れながら笑った。
    はるか「同じクラスの人やねん☆」歩「よかったやん☆」はるか「好きになれるかなぁ…」歩「え?好きじゃないん?」あたしが聞くとはるかちゃんは少し黙ってから
    「忘れたくて、彼氏作ったねん…あたし学から卒業したい」そう言って微笑んだ。

    2005-10-14 08:28:00
  • 388:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「そんなん…辛すぎや「歩ちゃんはっ…知ってた?」
    歩「…?」はるか「学の気持ちの先の先…知ってた…?」
    気持ちの先の…先…?
    ぽた―っ。

    2005-10-14 11:40:00
  • 389:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「はるかちゃん?!」あたしは、ポケットからハンカチを出して差し出した。

    はるかちゃんが、泣いてる

    2005-10-14 11:42:00
  • 390:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「なんで泣くん?」
    はるか「学の中には…学の視線の先には、あたしじゃない、秋定じゃない…歩ちゃんが映ってるって知ってた…?」
    歩「たまたまやって笑。」はるか「ううん。たまたまじゃない事くらい分かる。三年一緒にいてんから…学は歩ちゃんを…「やめようや!…はるかちゃんおかしいって」

    2005-10-14 11:49:00
  • 391:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんは泣きながらあたしから受け取ったハンカチで涙を拭きながらうつむいた。
    歩「学の事好きなら信じるべきやったんちゃうん?学ははるかちゃんの気持ち裏切るようなこと絶対せんで?三年おってそれくらい分かるやろ?」

    2005-10-14 11:53:00
  • 392:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学はそんな奴ちゃう!
    はるか「けど…学、歩ちゃんの前ならやたら楽しそうで…あたし嫉妬やいとったけど歩ちゃん好きやし…ってか歩ちゃんはどう思ってるん?」
    歩「あたしは、はるかちゃんも学も好き。友達としての好き」
    あたしはまた自分を守るためだけの嘘をついた。

    2005-10-14 11:59:00
  • 393:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんは、まだ少し泣いていたけど、落ち着いたみたいで微笑んだ。
    「変な事聞いてごめん…(^-^)歩ちゃんは強いね…けど聞いてよかった☆すっきりした」歩「なら良かった(^-^)なぁ、学に気持ち言ったら?」はるか「ううん…どんな形にせよあたしは彼女放棄したから、それは学にはしたくないし受け入れへんよ学は」

    2005-10-14 12:04:00
  • 394:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    その日の帰りにあたしは、はるかちゃんからカセットテープをもらった。親友のあたしにって言う言葉つけて、あたしに渡して途中まで一緒に電車を乗って帰りあたしは家に着いて、部屋でカセットを聞くと、それは学際で学が歌ってた歌を前もって録音されたような感じの内容だった。

    2005-10-14 12:14:00
  • 395:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    相変わらずの平凡な日々が続いていたけど篤史とあたしの関係は少し進んだ。学はバンド活動を再開したらしくクリスマスに三の宮でライブする事を決めてあたしと篤史はチケットを買った。季節は12月を迎え寒さが本格的になった。

    2005-10-14 12:42:00
  • 396:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「さっぶぅぅぅ!!なんじゃこれぇぇ」
    篤史「ばり寒い…」歩「篤史今からバイト?」学校の帰り道での他愛もない会話。篤史はうなずき「そうや、歩門限何時やっけ?」歩「10時やで?」
    篤史「学の練習見に行ってみぃ(^-^)なぁ学ええやんなぁ?」学「おう☆ええで(^-^)」そう言って学は笑った。バンドの練習はバンド仲間の知り合いの小さなスタジオらしくあたしは篤史と別れたあと、学と二人でそこへ向かった。

    2005-10-14 12:50:00
  • 397:

    名無しさん

    2005-10-14 13:07:00
  • 398:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「オレさぁ、来年の学際もライブしたいなぁって思うねん」歩きながら学はあたしにそう言った。
    あたしは、「じゃあ来年も学際巡り出来んで?」そう言うと学は笑った。
    商店街の中はクリスマスソングが流れていて夕食の材料を買うおばさんたちがいて、あたしと学はそこを通って行った。「クリスマスかぁ!わくわくすんなぁ☆」歩「ライブやもんなぁ!あたしも楽しみ☆」

    2005-10-14 13:37:00
  • 399:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    スタジオに着くとまだ誰も来てないみたいであたしと学はパイプ椅子に座ってジュースを飲みながら学の夢を学はあたしに嬉しそうに話すからあたしは、ほほ笑みながら聞いてるとバンド仲間が集まって練習が始まったけど、ちゃんとした演奏とかじゃなくそれぞれ別々に練習してるみたいで学は学で歌の練習をしていた。マイクなしで大きな声で。

    2005-10-14 13:43:00
  • 400:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    しばらくばらばらに練習した後、ドラムの人が「じゃあ一回合わせようや!学歌って」そう言うと学はマイクを入れてから水を飲みOKを出すと静かに演奏がはじまった。

    2005-10-14 13:50:00
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