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彼を変えたい…
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1:
琴
彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。2005-08-05 01:13:00 -
319:
琴美
「なにそれ…答えになってないわ…もういいわ…優輝連れて俺実家帰るし、ここに住むんやったら親とか、お前だけの身内でも呼んで暮らしたらええし、お前が出て行くんやったら俺と、優輝がおらん間に出ていけや!じゃあな…」
そう言って恭司君は優輝を連れて出て行った。2006-03-24 22:55:00 -
320:
琴美
一人になった家は、いつも以上に広く感じてて寒くて、ただ静かな夜だった…。
出会いから結婚、優輝の、出産など過去の想い出を思い出しては号泣していた。2006-03-24 22:57:00 -
323:
琴美
それからしばらくたって、静かな部屋に一本の電話が鳴り響いた…
「はい…」
電話に出ると恭司君の母である、私の姑だった。2006-03-27 19:09:00 -
324:
琴美
「もしもし?琴美ちゃん?恭司からある程度の話しは聞いたけど、優輝の為にはなる決意なんか?突然母親を失う優輝の気持ちを考えたら、琴美ちゃんの決断は間違ってると思うんやけどなぁ…お金で済む問題なんやったら、あとから後悔するのもあんたやし、お金に変えられへん優輝は何より大切なんやで…それを簡単に決めたらアカン!もっとよく考えて恭司とも話し合いしてみなさい…」
2006-03-27 19:10:00 -
325:
琴美
一方的にまともな意見を言われて、取りあえず電話を切ったが、私には言われなくても解ってる事だった…お金で済む問題と言われても、そのお金がなければ済まない問題なのだから…
そして私は考えても考えても、答えは同じだったので家を出る用意をしていた。2006-03-27 19:11:00 -
326:
琴美
それをさえぎるかのように恭司君と優輝が帰って来た「俺のオカンが金貸してくれるらしいわ…お前の為にでもないしお前の親の為でもないからな!もちろん、俺の為でもナイし…優輝の為やで!」
「……」
私は何も言えなかった。
こうなる事から逃げようとしていたから…。2006-03-27 19:13:00 -
327:
琴美
私も私の母も借りてしまえば一生頭が上がらないだろう………
そんな想いの中でもやっぱり頼るしかなかった…。
数日後、姑〔しゅうとめ〕と私の母と皆で会う事になり、緊張で申し訳ナイ気持ちと屈辱的な修羅場となった。2006-03-27 19:14:00 -
328:
名無しさん
始めから一気に読みました??切ないおもろい??読者の邪魔になるのでカキコしないけど最後まで読んでます?頑張って下さい??
2006-03-28 17:53:00