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  • 1:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ―ピリリリ…ッッピリリ…ピッ
    夕方5時。
    携帯のアラームでダルそうに起きる女━…

    雪。18歳…キャバクラ嬢。

    2006-03-24 09:03:00
  • 51:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    そこには、真っ黒のスーツを着てセクシーさを強調してるのか胸元のボタンをはずし、明るい髪の毛を小綺麗にセットしたイケメンが立っている。

    そう、ホスティ。
    「あぁ…あきら!!久しぶりやぁん(≧∀≦*)♪」

    2006-03-27 06:02:00
  • 52:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    相手がニコニコするならあたしもヘラヘラしてやろうじゃん。
    約1年ぶりに会う、元彼のあきらは、心なしか少し痩せていた。

    (まだホスト続けてたんや…てか痩せたよなぁ。まぁ関係ないけど…)    
    「―……き!?オィ!!雪!?」

    2006-03-27 06:07:00
  • 53:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ―…はッ!!
    「あぁゴメン?☆見とれてもたやん☆男前なったなぁ」
    …なんて嘘じゃぼけ!!

    「まじで!!照れるやん。お前はなんかふけたよな??プッ」

    2006-03-27 06:10:00
  • 54:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ―…相変わらず。相変わらずだこいつは。

    雪「うるさい!!ッてかまだホストなんや。もう夜あがったと思ってたわ」

    晃「おぅ。やっぱ夜は辞められへんしな。お前は??まだ前の店で働いてんの?」

    2006-03-27 06:13:00
  • 55:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「…いゃ飛んだ。今はここの近くの店やでぇ」


    晃「ふ〜ん。。男はできた?」

    2006-03-27 06:15:00
  • 56:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    イライライラ…何やねんな。はよどっか行けって…イライラ…
    なんて思いながら、満面の笑みで

    「当たり前やぁん!!あたしを放っとく男がおったら見てみたいわな(・∀・)」

    2006-03-27 06:23:00
  • 57:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    「…ははッ。お前も相変わらずよなぁその性格」


    ……ん??晃が一瞬淋しそうな顔したのは気のせい…よなぁ。。まぁえっか。

    2006-03-27 06:26:00
  • 58:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    当たり前のように同じ席に腰掛けて、付き合っていた時から吸っていたマイルドセブンを吸い出す晃。


    雪「あんた、なんか痩せたよなぁ?気のせいですか??」

    2006-03-27 06:28:00
  • 59:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「あぁ。確かに体重減ったかもなぁ。お前はちょっと太ったなぁ!!幸せ太りかいや、この雪だるまめ(・∀・)」


    ―…雪だるま(゚∀。)??
    うまい事言うやんこいつ。さすがホストやなぁ。

    2006-03-27 06:32:00
  • 60:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「…コホッッ。まぁ、付き合ってた時はガリガリやったもんなお前。俺のせいか。。そんぐらいが丁度いいし、可愛いよ。なッ!!」

    と言いながらさりげなくあたしの手を握ってくる。
    あたしはわざと煙草の箱とライターに手をのばして、晃の手を避けた。

    2006-03-27 06:36:00
  • 61:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「チッほんま可愛げないなぁお前は。んで?今の男とは幸せなんかぁ??」

    煙草の煙をはきながら晃は問い掛ける。マイルドセブンの匂いが、付き合ってた頃を思い出させる。

    「…ん!?幸せかって??そんなん当たり前やん!!もうラブラブバカップルやでな〜」

    2006-03-27 06:50:00
  • 62:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    嘘ついちゃった(・∀・)ラブラブバカップルなわけがない。
    でも元彼に相談する程みじめな女になりたくない。

    晃「そか?。まぁ良かったやん。ッて俺が言うなってな。」
    またや…。淋しそうな笑顔。

    2006-03-27 06:59:00
  • 63:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「ほな…俺そろそろ出勤するわ。お前も今から出勤やろ??頑張れなぁ。たまには俺の店飲みにこいよ!!ほんじゃ〜ね〜ん♪♪」

    あたしの頭を軽く撫でながら、晃は手を振りカフェを出て行った。
    時計を見ると8時30分。
    慌てて鞄を持ち、あたしも店に向かった。

    2006-03-27 07:03:00
  • 64:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    今日はここまで?
    >>37-63です?

    2006-03-27 07:04:00
  • 65:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    今日も仕事疲れた?
    更新します??
    >>63から?

    2006-03-28 06:02:00
  • 66:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪が働いてるお店は、さっきのカフェから歩いて2分程。

    「おはよ〜ございます」

    店前のボーイに挨拶し、階段を降りて店に入る。

    2006-03-28 06:05:00
  • 67:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    「愛華!!おはよ〜」

    「店長。おはよ〜ン♪♪」

    「お客さん入って来てるから、はよ着替えてな〜」

    2006-03-28 06:08:00
  • 68:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「はいよッッ♪」

    担当ボーイに客予定を告げ、更衣室に入る。
    雪は女の子の溜り場、更衣室が嫌い。口を開いたと思えば男の愚痴やノロケ話。

    …頭痛いぜ(・∀・)!!

    2006-03-28 06:10:00
  • 69:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    略}}…頭痛いぜ(・∀・)!!

    2006-03-28 06:11:00
  • 70:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    「愛華たぁぁん♪おはよ!!」

    声をかけてきたのは、この店のNO.2の蘭ちゃん。一つ年上だがとても人懐こく、可愛らしい。雪によく絡んできて一番の仲良し。

    「蘭ちゃん☆おはよん!!」

    2006-03-28 06:15:00
  • 71:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    蘭「今日も相変わらず頭でかいなぁ。上出来?♪♪」

    雪「蘭もグルグル巻きやん♪」
    蘭「へへんッ♪…てか愛華。なんかあった??顔疲れてるでぇ?」

    2006-03-28 06:18:00
  • 72:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    …するどい(*_*)!!蘭ちゃんは人の気分を瞬時に読み取るのが得意。これも人気者の否決なんやろなぁ。


    ちなみにあたしは鳴かず飛ばずのNO.3。微妙ッ(・∀・)

    2006-03-28 06:20:00
  • 73:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「…あ〜。分かる?実はさっき、いつものカフェでお茶してたら元彼に会ってなぁ。何か言われたワケちゃうけど微妙な空気やったもんでなぁ。何か疲れたわ」


    蘭「ほ〜。。あの1年前に付き合ってたホスト君??詳しくは聞いてないけど、変な別れ方やったもんなぁ。」

    2006-03-28 06:24:00
  • 74:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「…うん。変な別れ方…やったなぁ…」


    ―――1年前。
    あたしと晃は、おままごとみたいな恋愛をしていた。。

    2006-03-28 06:27:00
  • 75:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ――1年前。

    晃「お前ほんまダルい!!客と遊びに行くんも営業やねん!!彼女ならそんぐらい理解せぇや。ほんましばくぞ」

    雪「…ッッ嫌やぁッ!!あたしの傍おってやぁッ…頼むわ…」

    2006-03-28 06:30:00
  • 76:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    あたしと晃は付き合ってすぐに同棲を始めた。それが間違いやったんかな。付き合い始めた頃の晃は、仕事が終わるとすぐに帰って来てくれていた。あたしは晃の腕枕で寝るのが当たり前になっていた。

    2006-03-28 06:32:00
  • 77:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    だけど、恋愛にボケていた晃はだんだんと成績が落ちてしまい、ストレスが溜りあたしに八つ当り。しまいには暴力を奮われていた。

    それでも好きだった。
    晃から離れることはできなかったんだ。

    2006-03-28 06:35:00
  • 78:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ―…あたしが守らな。

    しかし、嫉妬深いあたしは晃を必要以上に束縛してしまい、余計に晃を苦しめてしまっていた。

    2006-03-28 06:38:00
  • 79:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    毎日続く激しい口論。

    晃「もういい!!別れよ」

    雪「嫌やぁッ。そんなん言わんといてやぁッ…」

    2006-03-28 06:42:00
  • 80:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    その繰り返し。
    次第に、お互いがお互いに依存してしまっていた。


    ―それでも幸せだった。

    2006-03-28 06:43:00
  • 81:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    だけど、あたしが晃を裏切ってしまった。

    晃の心に深い傷をつけてしまった。

    あたし達は、気付かずに隙間ができていた。いや、あたしが隙間を作っていた。

    2006-03-28 06:45:00
  • 82:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃はあたしを愛してくれていた。充分すぎるぐらいに。

    だけどあたしは疲れきってしまい、淋しさを晃じゃない男に求めていた。

    ―その男が、今の彼氏。

    2006-03-28 06:47:00
  • 83:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ――祐樹だ。

    晃と違い、広い心を持った祐樹に少しずつひかれていった。

    晃と付き合っている時に、一度だけ祐樹と遊んだ。

    2006-03-28 06:52:00
  • 84:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    祐樹と遊んでいる間、晃のことを考える事もなかったし久しぶりに本気で笑えた気がした。

    好きになるのも時間の問題だった。あたしは晃に、

    「好きな人ができた」と別れを告げた。

    2006-03-28 06:54:00
  • 85:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    今日はここまで?

    2006-03-28 06:56:00
  • 86:

    名無しさん

    頑張って?

    2006-03-28 16:36:00
  • 87:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    >>86さんありがとう??
    今日は仕事が休みやから、半身浴しながら更新しますね??>>84からです?

    2006-03-29 00:55:00
  • 88:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    別れを告げた後の晃は…そりゃもう大変。殴るわ暴れるわ…しまいには泣き喚く始末。

    (晃ってこんなんだっけ…)とか殴られながらも冷静な雪。まさに地獄絵図(・Д・)

    2006-03-29 00:58:00
  • 89:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    なんとか晃を落ち着かせ、話し合う。

    晃「別れるとか嫌やしッ…お前しかおらんねんッ…」

    雪「…もう無理やねんて。分かってや…」

    2006-03-29 01:07:00
  • 90:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    なんかあたし等、前と立場逆転してますよヾ(。・ω・)

    雪「な?分かって?とりあえず、もう一緒には住まれへんから。荷物まとめて鍵も置いていって?」

    一緒に住んでいた部屋は、元は雪が一人暮らししていた部屋。そこに晃が転がりこんだってわけ。

    2006-03-29 01:11:00
  • 91:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「いつでも連絡してきていいから。。電話も出るしメ-ルも返すしな。」

    晃「分かった…。連絡だけはとれるようにしといてな?携帯変えるとか無しやで?あと…最後に聞きたいことがあるねん…」

    2006-03-29 01:15:00
  • 92:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「うん…。なに?」

    晃「俺のこと…好きか?」


    泣いて、震える声で静かに問い掛ける晃。いつでもどこでも自信満々で俺様な奴やった。でも誰よりも弱くて、誰よりもあたしを愛してくれていた。それに気付かなかったのは、あたし。

    2006-03-29 01:20:00
  • 93:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    略部分}}

    泣いて、震える声で静かに問い掛ける晃。いつでもどこでも自信満々で俺様な奴やった。でも誰よりも弱くて、誰よりもあたしを愛してくれていた。それに気付かなかったのは、あたし。

    2006-03-29 01:23:00
  • 94:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「…ッッなぁ?答えて?…俺のこと…好きか??」

    雪「……好きやったよ。」

    晃「ははッ。。好きやったって…過去形かよ…」

    2006-03-29 01:25:00
  • 95:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    力なく笑う晃は、あたしがいつも追い掛けていた晃じゃなかった。自信に満ちあふれていた背中が、小さく見えたんだ。
    本当の晃はどっちなんだろうか―。。あたしにはそれさえも分からない。

    2006-03-29 01:29:00
  • 96:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「俺…お前が戻ってくるまで待つしな。。」

    雪「………」

    晃「ははッ。なんか言えよ」

    2006-03-29 01:31:00
  • 97:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃も分かってたやろ?あたしはもう戻ることはないって事を。それでも、そんな事言ってくれるんやね。

    ―ありがとう晃。
    大好きやったよ。愛してた。

    2006-03-29 01:34:00
  • 98:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃は、あたしの頭を優しく撫でて、荷物をまとめ始めていた。
    あたしはその姿を見つめていた。あたしは、優しく頭を撫でてくれる晃の手が好きやった。

    2006-03-29 01:36:00
  • 99:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「…よしッ。荷物はこんなもんかな。こんな荷物持って電車乗るんは恥ずかしいし、タクシーで実家帰るわ。あ、あとこれ…鍵な。」

    ヴィトンのキーケースから、部屋の鍵をはずしテーブルの上に置く。

    晃「なー?なんか淋しいし煙草吸ってから行っていいか?お前横におって?」

    2006-03-29 01:41:00
  • 100:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    くしゃくしゃになったマイルドセブンの箱から一本取出し、晃は手招きをする。
    あたしは静かに晃の横に座り、晃のマイルドセブンを一本貰って火をつけた。
    ―…普段メンソールの煙草を吸うあたしにとって、やっぱり、マイルドセブンは苦手。
    なぜかあたしの目から涙が流れる―…。

    2006-03-29 01:47:00
  • 101:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃「…!!え??なに…お前泣いて…」

    雪「ッッ泣いてへんしな!!煙草の煙が目に入ったの!!」

    苦しい言い訳。だけど晃は、「そっか…」とだけ言って、静かに煙をはいた。涙が止まらない…。

    2006-03-29 01:51:00
  • 102:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「…ヒックッ…晃ぁ…ごめんな。。ありがとう…」

    晃は何も応えず、あたしの頭をポンポンッと軽くたたいて、煙草を灰皿に押しつける。それを見たあたしも、吸っていた煙草を消して涙を拭いて立ち上がった。

    2006-03-29 01:55:00
  • 103:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「へへッ。…行こっか。下まで送るわ。」

    鼻声なのに、必死に明るく振る舞い、晃の荷物を持った。

    晃「いや、玄関まででいい。」

    2006-03-29 01:58:00
  • 104:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃は残りの荷物を手にとりあたしに優しくほほ笑み、玄関まで歩きだした。あたしは晃の後ろについて歩きだす。

    晃「……じゃあ。お前今日は仕事休みやろ?ゆっくり休みなぁ。」と言いながらあたしが持っていた荷物を手に取り靴を履く。

    2006-03-29 02:01:00
  • 105:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    また軽くあたしの頭を撫でて、優しく微笑む。

    晃「じゃあ…な。また連絡するし☆ぶちんなよー笑」

    雪「ぶちらへんよ!!…ほな、気ぃつけて。またね!!」

    2006-03-29 02:03:00
  • 106:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ――バタンッッ…コツコツコツ。。
    ドアが閉まる音と、晃の革靴の音が小さく響く。


    ―…これで良かったんや。もう泣かへん…。

    2006-03-29 02:05:00
  • 107:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    心なしか、広く感じる部屋を見渡して大きく息を吸う
    晃がつけていたブルガリの香水の香りだけが部屋に残っている。

    2006-03-29 02:08:00
  • 108:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ―それから数か月後。
    あたしは祐樹と付き合いだした。あたしの片思いかと思っていたが、祐樹も想いを寄せてくれていた。


    晃からはマメにメ-ルが来ていた。最後にきたメ-ルは「雪、元気か?俺、ホスト辞めるかもしらん。やっぱりお前がおらな頑張る気しやんしなぁ?笑?」あたしはそのメ-ルの返事を返さなかった。その頃には祐樹との恋愛でいっぱいいっぱいだった。晃には、祐樹と付き合ってる事は言ってない。ただ、片思いだ―…と嘘をついていた。

    2006-03-29 02:14:00
  • 109:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    それからは晃からの連絡は無くなり、あたしは祐樹との付き合いも順調で、仕事も順調で。晃のことも忘れかけていた――。

    ――…そして今現在。
    カフェで偶然、晃に再会した。

    2006-03-29 02:17:00
  • 110:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    とりあえず休憩します?
    更新分、>>88-109です?

    2006-03-29 02:19:00
  • 111:

    名無しさん

    2006-03-29 04:26:00
  • 112:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    >>111さん?アンカーありがとうございます??また感想お願いしますね??
    更新します。>>109から?

    2006-03-29 04:43:00
  • 113:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    店長「…おーぃ!!愛華!!はよ用意して!!もう9時回るでぇ〜」

    雪「……あ゙!!あぁゴメン?!!マッハで着替えるわ〜」

    蘭「愛華大丈夫?一瞬違う世界に逝ってたで〜笑」

    2006-03-29 04:47:00
  • 114:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「あは☆あたし白目剥いてへんかったぁ?笑」

    蘭「剥いてた?☆笑」

    笑いながら冗談を言い合いお気に入りの真っ赤なドレスに身を包み、グロスを塗りポーチを持って蘭と一緒に更衣室を出る。

    2006-03-29 04:50:00
  • 115:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    リストのカーテンを開け、打刻をお願いし待機席に座る。
    蘭も横に座ってきた。蘭の、ベビードールの香水がいい匂い(・∀・)

    蘭「んで〜?微妙な空気ってどんなんよ??」

    2006-03-29 04:53:00
  • 116:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「あぁ…なんか晃が…あ、元彼の名前な??そいつが淋しそうな顔するんが気になってなぁ。言うても別れたん1年前やし。そん時は、あたしが戻るの待ってる…とか言うてたけどさぁ。あいつもまぁモテる方やしホストやし??新しい女おるはずやのになぁ」

    蘭は横で、ウンウンと頷きながら聞いている。

    蘭「ふ〜ん…そか?。その…晃くん?は、まだ雪を想ってるとしか考えられんな。」

    2006-03-29 04:59:00
  • 117:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「ん〜…ん!?あんた今あたしの事本名で呼んだな!!このやろう(・∀・)!!」

    蘭「あははん♪ゴメンちゃい」
    二人でじゃれていると、
    「蘭さ〜ん。お願いします」

    2006-03-29 05:02:00
  • 118:

    名無しさん

    2006-03-29 05:03:00
  • 119:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    蘭「あ!!はいはい。愛華〜呼ばれたし行ってくるわ。あんま考えすぎんなよぉ。今日も一日頑張りましょ♪」

    雪「へ〜い。行ってら!!」

    蘭に手を振り、一人になりため息をつく。

    2006-03-29 05:04:00
  • 120:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    晃はまだ今でもあたしを??ないない!!ないわ〜。いくらなんでも…なぁ。。

    一人悶々としていると…

    「愛華さ〜ん。お願いします」

    2006-03-29 05:07:00
  • 121:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    >>118さま?アンカーありがとう??頑張ります?

    2006-03-29 05:08:00
  • 122:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ボーイに呼ばれ、待機席を後にする。

    「失礼します!!愛華です♪」

    ニコニコ(・∀・)ニコニコ

    2006-03-29 05:10:00
  • 123:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    フリー客も指名客も、いつも通りに接客し、大好きなビールを飲む。愛華はお酒も大好き。


    ―――……AM;3:00
    今日も無事に終了。

    2006-03-29 05:13:00
  • 124:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    「お疲れちゃ〜ん」
    「お疲れさまで〜す」


    次々にお店の女の子も帰って行き、雪も着替えて帰る準備をする。

    2006-03-29 05:15:00
  • 125:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    そこに送り出しを終えた蘭も入ってきた。

    蘭「愛華〜おつ〜♪」

    雪「お疲れ〜。」

    2006-03-29 05:17:00
  • 126:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    蘭「なんか今日は飲み足りひんわぁ…」

    蘭ちゃん。この子は可愛い顔してかなりの酒飲み。

    蘭「なぁ愛華♪久々に行かへん!?ほ・す・と?」

    2006-03-29 05:19:00
  • 127:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    あたし達はたまに、ほんまにたま〜〜に!!ホストクラブに行きストレス発散をする。祐樹に対して罪悪感なんてものはない。まぁ、祐樹にバレたところで喧嘩になることはないやろけど。。

    祐樹はかなりの放任主義。
    それが寂しかったり、寂しくなかったり(・∀・)

    2006-03-29 05:22:00
  • 128:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「いいねぇ♪♪でも明日、祐樹と約束してるから遠慮するわぁ。睡眠とってお肌の調子整えなあかん?!!」

    蘭「え〜〜(>_

    2006-03-29 05:25:00
  • 129:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    蘭「いや〜…愛華が一緒じゃないて面白くないし、今日は真面目に帰るわぁ♪」

    雪「そか☆来週になったら、ちょうど給料日やし来週行こや♪久々にパーッと騒ぎましょ〜」

    蘭「さすが!!ほんじゃあまた月曜ね♪ダーリンによろしくぅ!!しっかりラブラブしなさいよぉ」

    2006-03-29 05:29:00
  • 130:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    雪「ほ〜い。ほなまた明後日なぁ!!ばいちゃ〜」

    蘭とバイバイし、ボーイに挨拶をして店を後にする。

    送りの車に乗りこみ、コンビニで買ったコーヒーを一口飲んで家路に着く。。

    2006-03-29 05:33:00
  • 131:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    今日はここまで??
    >>113-130です?

    2006-03-29 05:35:00
  • 132:

    名無しさん

    頑張ってね?

    2006-03-29 05:35:00
  • 133:

    名無しさん

    頑張って??

    2006-03-29 09:47:00
  • 134:

    ありす

    今日はここまでってのがあるから読みやすい???なんか夕方起きた時のバリバリの頭とか現実的で好き?

    2006-03-30 22:33:00
  • 135:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    >>133さん?ありがとうございます?頑張ります?

    ありすさん>>感想ありがとうございます?これからも読んでやってください??

    2006-03-31 05:41:00
  • 136:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    更新遅れてゴメンなさぃ??酔っ払いの日が続いてしまって書けなかった??
    >>130から更新します??

    2006-03-31 05:43:00
  • 137:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ━…ガチャッ…キィ…バタンッ。

    家に着き、真っ先に部屋着のスウェットに着替える。

    「フゥッ…この格好が一番落ち着くわぁ〜」

    2006-03-31 05:46:00
  • 138:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    邪魔な前髪を梅田のヘップのアクセサリーショップで買ったピンでとめ、鞄からタバコとライターを取り出して一服。
    MDコンポの電源を入れ、お気に入りの音楽を流してベットに倒れこむ。

    ━至福の時。

    2006-03-31 05:49:00
  • 139:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    「あぁ〜疲れた。。明日は休み…やけど祐樹と逢う約束してたなぁ。早く寝よ…」

    火をつけたばっかりの、まだ長いタバコを灰皿に押しつけて洗面所に向かう。

    化粧したまま寝るのはお肌に悪いからね(´∀`)ノ

    2006-03-31 05:54:00
  • 140:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    化粧を落とし、少しばかり幼くなった素顔に化粧水をたっぷりとつける━。

    お客からのメ-ルに目を通し、就寝前のタバコを一本くわえながらMDコンポの電源を切る。。――シーン…。。

    2006-03-31 06:03:00
  • 141:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    くわえタバコをしながら、今日の働いた時間・指名本数などを手帳に事細かく書き記し、鞄にしまい込む。


    「…フゥッ、、あ。なんか焼き鳥食べたいな〜…明日祐樹に連れてってもらお☆」

    2006-03-31 06:10:00
  • 142:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    灰が落ちそうになったタバコを消し、電気も消して布団にくるまる━。。


    ━AM:5:00
    就寝。。

    2006-03-31 06:13:00
  • 143:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    今日はここまで??少なくてゴメンなさぃ?睡魔が襲ってきました?
    更新分?>>137-142?

    2006-03-31 06:23:00
  • 144:

    ?まリあ?

    初やン??
    リ?で読ン+ニ゙???
    ?お⊃亀エ〜(・∀・)?
    ま+ニ覗き來マス???

    2006-03-31 06:27:00
  • 145:

    ゆうか

    がんばってかいてなぁ☆

    2006-03-31 13:14:00
  • 146:

    名無しさん

    おまめちゃんの小説好きなんですか??
    何か書き方とかが似てたから…

    2006-04-01 13:10:00
  • 147:

    ゆり

    雪ちゃん頑張ってね?応援してるよ??

    2006-04-01 13:56:00
  • 148:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    ?まりあ?さん>>書き込みありがとう?また覗いて?くださいね???
    ゆうかさん>>はい?!!頑張ります☆★
    >>146さん?おまめさんの小説は、いくつか見さして貰ったことあります?すごい面白くて大好きです?書き方…似てますかね??もしあたしの書き方が、不快に思われるんだったら頑張って書き方を改めます?
    申し訳ない??
    ゆりさん>>応援ありがとうございます???

    読んでくださってる方達の書き込みは、雪にとってめっちゃ励みになります??これからも頑張ります!!

    2006-04-02 07:45:00
  • 149:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    では更新します??遅くなってすみません???

    >>142から…?

    2006-04-02 07:47:00
  • 150:

    雪 ◆69.0kY8lhQ

    〜♪♪♪。。〜♪♪♪。。。

    「ゔ…誰やぁ…」

    〜♪♪♪…ピッ。

    「はい゙〜?誰〜…」

    2006-04-02 07:49:00
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