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がんばってかいてみます?2?
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1:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「こいつ涼ってゆぅねん」お兄ちゃんにそぅ紹介された。顔立ちは整ってて身長は175くらぃ…なかなかかっこいぃスーツ姿のその人はあたしにぺこっと頭をさげて挨拶をした。あたしも慌てておじぎする。それがりょうとあみの出会ぃだった。
2005-06-16 00:07:00 -
2:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「こいつ、かっこいぃやろ」なぜかお兄ちゃんが自慢気に言ぅ。確かに、整った顔立ちかも。あたしはうなずいた。「うちで今日から働くねん?」お兄ちゃんはご機嫌でそぅ言ぅ。りょうはりょうでだんまり…無口な人なのかな。
2005-06-16 00:12:00 -
3:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「ほんで、現在、家なぃからうちにちょっとの間住むことになりましたー?ぱちぱちぱち?」お兄ちゃん自分で拍手の音まで出して、その場を盛り上げた…が、盛り上がるわけなぃ!あたしはあたしでびっくりして、唖然としてるし、りょうりょうでまだだんまりを続けてる。おかしなこの状況。
2005-06-16 00:17:00 -
4:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはお兄ちゃんと2人で住んでる。パパもママもいるけど、転勤で地方にいくことになったから、あたしはお兄ちゃんちに無理をいって残ることにした。うちはもともと放任主義だから、すぐOKがでた。だって親友のさきと離れるのなんか絶対嫌だったし、それにお兄ちゃんと離れるのも嫌だった。
2005-06-16 00:23:00 -
5:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはどーも周りから言わせるとブラコンといぅやつらしぃ。確かにあたしはお兄ちゃんが大好きだ。10個も年上のお兄ちゃんはやさしぃし、おもしろぃし、頼りになるし、かっこいぃ。あたしじゃなくたって、きっと誰でもブラコンになると思ぅけど…。
2005-06-16 00:26:00 -
6:
あみ ◆ej9/UehK8Y
訂正です? 3で 「りょうりょう」ってなってるとこは「りょうはりょうで」でした?ごめんなさぃ?
2005-06-16 00:29:00 -
7:
あみ ◆ej9/UehK8Y
そんなあたしのお兄ちゃんは、ホストクラブの店長だ。ホストをはじめて、7年もたつ。今のお店は5年くらぃだけど、ずっとナンバーが入ってる。ホストになってから長ぃし、ナンバーが入るのは当たり前だといぅ人もいるみたぃだけど、あたしはそぅは思わなぃ。誰でもできることじゃなぃと思ぅから、ほんとすごぃし尊敬してる。あれ?またブラコンぽかったかな?
2005-06-16 00:37:00 -
8:
あみ ◆ej9/UehK8Y
話は戻りまして…いやいや、このまったく愛想なぃやつと一緒にすむの?絶対いや!寮に住めばいぃのに!てゆぅか、こいつミテコちゃうやろなぁ…小さぃわけじゃなぃしかっこいぃけど、肌とかきれぃすぎる…しかもホストにあるまじき黒髪…おーぃ、どこのさわやか少年やねーん?
2005-06-16 00:52:00 -
9:
名無しさん
ほんで
2005-06-16 01:27:00 -
10:
名無しさん
だから?
2005-06-16 01:28:00 -
11:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『なぁ、この人何才なん?』お兄ちゃんに小声で話し掛けた。「俺と一緒の27やで」………は!?ありえへん!!考えられへん!!!『えっ!おっさんやん!』思わず、声が大きくなってしまった。その瞬間…
2005-06-16 01:47:00 -
12:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「誰がおっさんやねん!ガキ!」………は?今の誰がいったん?声の主はりょうだった。きれぃな顔でさわやかな雰囲気からは予想もつかなぃ。むかついた。あたしが言い返そぅとしたとき…「おまえ人の妹にむかってやめろよ」と、お兄ちゃんが一言。やっぱりお兄ちゃんはかっこいぃ。
2005-06-16 01:56:00 -
13:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あみ、こいつ俺の昔からの友達でさ…あみ覚えてなぃやろぅけど、昔よくうちきててんで。口悪ぃやつやけど、根はいぃやつやし、ちょっとの間やからがまんしてくれへん?今、寮いっぱぃやねん」…お兄ちゃんにそこまで言われると何も言えなかった。もともとあみも居候だしね…
2005-06-16 02:00:00 -
14:
名無しさん
あの、一ついいですか?頑張って書いて小説の名前が無しですか??
2005-06-16 02:04:00 -
15:
あみ ◆ej9/UehK8Y
そぅして、おかしな3人暮らしがはじまることとなった。「こいつ昼職やから、店はいるんバイトで週3位やねんやん。やから、あみ2人きりになることもちょくちょくあるやろーけど、手出してくるよぅなやつちゃうし、適当にやったって。」…適当って何…?2人は仕事に出掛けていった。あたしは頭が混乱してたから、さっさと寝ることにした。
2005-06-16 02:06:00 -
16:
あみ ◆ej9/UehK8Y
15番さんごめんなさぃ?なんか実話やから題名つけるのなんてつけたらいぃかめっちゃ悩んで、結局つけなかったんです?
2005-06-16 02:08:00 -
17:
15
それで頑張ってるって言えるんですか??
2005-06-16 02:11:00 -
18:
あみ ◆ej9/UehK8Y
そぉですよね…???あみなりにがんばってかこぅと思ったんですけど…ごめんなさぃ??
2005-06-16 02:13:00 -
19:
名無しさん
分かりました?期待してますので頑張ってください?
2005-06-16 02:14:00 -
20:
名無しさん
充分頑張ってるって言えるやろ??小説書くコト自体が結構大変なコトやねんから頑張ってるやんか?しかも前のも完結さしてまた新しいの書いてんのにどこが頑張ってないって言われるんか私には分からんし?あみちゃん?気にせんと続き書いてね??
2005-06-16 02:17:00 -
21:
名無しさん
頑張ってなぃやろ?
2005-06-16 02:17:00 -
22:
あみ ◆ej9/UehK8Y
ありがとぅござぃます??がんばります??
2005-06-16 02:18:00 -
23:
あみ ◆ej9/UehK8Y
21さんありがとぉござぃます??めっちゃうれしかったです?最後までかききれるよぅがんばります??
2005-06-16 02:22:00 -
25:
名無しさん
ありがとぉござぃます??励ましてもらえて、すごく元気がでました???
2005-06-16 02:31:00 -
26:
あみ ◆ej9/UehK8Y
次の日、あたしは学校で3人で暮らすことになった話をさきに話した。「え〜でも男前なんやろ??」いたずらっこっぽく、さきが笑ぅ。さきはあたしの昔からの1番の親友で、何をするにも一緒。とゆぅか、いつのまにかなぜか一緒になってしまぅ。
2005-06-16 02:40:00 -
27:
まぁ?
前作読みました?今回のも楽しみにしてるんで頑張ってくださぃ??更新楽しみにしています???
2005-06-16 02:41:00 -
28:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはそれが心地よかったし、嬉しかった。まわりからよく双子っぽぃと言われた。顔は全然違ぅけど、背格好がほとんど一緒だからだと思ぅ。あみは童顔だけど、さきはきれぃな顔でお姉さんっぽぃ。さきは昔からよくモテたけど、付き合ってもなぜか長続きはしなかった。さきいわく、「なんかいつも本気で好きじゃなぃ気がする」んだそぅだ。
2005-06-16 02:44:00 -
29:
あみ ◆ej9/UehK8Y
まぁ?さんありがとぉございます??読んでもらえてほんとうれしぃです??
2005-06-16 02:46:00 -
30:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「まぁそんな深く考えなくても大丈夫やろぉ?お兄ちゃんの友達やねんし?顔かっこいぃんやったら、まだ気持ち悪ぃ人よりましやん?」まぁ…そぉかもしらんけど…いや、あの性格なら気持ち悪ぃ人のが全然ましかも…「今日、放課後一緒にデートするやんなっ?」さきがにかっと笑った?
2005-06-16 02:51:00 -
31:
あみ ◆ej9/UehK8Y
さきのその当時の彼氏は、さきにしてはめずらしく大学生だった(いつもさき彼は社会人がおおぃ)。あたしの彼氏も大学生で(名前はけんちゃん)、たまたまさき彼とけんちゃんが友達だったから、その頃はよく4人で遊んでた。
2005-06-16 02:57:00 -
32:
あみ ◆ej9/UehK8Y
当時をふりかえってみた今のさきいわく、「あの頃は4人で遊ぶのが、楽しかったから付き合ってたけど、今から思えばさきあの人全然好きちゃうかったかも…」とゆぅだけあって、さきとその大学生は3ヵ月位くらぃで別れたけど(それでもさきにしてはまぁまぁ続いた)あたしとけんちゃんはもぅ付き合って3年だった。
2005-06-16 03:03:00 -
33:
削除削除されますた
あぼ~ん -
34:
あみ ◆ej9/UehK8Y
でも一目惚れしたからって、あたしは行動にうつせるわけじゃなかった。けんちゃんにはきれぃなゆり先輩ってゆぅ彼女がいたし、あたしなんかかなうわけなぃとあきらめて1年がすぎ…けんちゃんは卒業した。
2005-06-16 05:07:00 -
35:
あみ ◆ej9/UehK8Y
けんちゃんが卒業してからは、けんちゃんのことなんかすっかり忘れて、あたしは何人かと付き合った。でもやっぱりなんか違ぅ…付き合っては別れ…あたしは中3になった。
2005-06-16 05:10:00 -
36:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは懲りずに中3になっても、付き合ったり別れたりを繰り返してたときだった。友達のマナに「あみ紹介いらん〜?マナ彼の友達やねんけど、わりとかっこいぃで?」『えー紹介はなぁ…』あたしはそれまで紹介でいぃ思ぃをしたことがなかった。「わかった!じゃあ今日マナとマナ彼とその人と4人で遊んだら顔見れるしよぃやん?」オィオィ、強引やろ…まぁいぃけど…
2005-06-16 05:23:00 -
37:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それは、けんちゃんだった。あたしはびっくりしすぎて目が真ん丸くなった。『…けんちゃん』思わず、口に出してしまっていた。「何?知ってるの?」マナ彼が聞く。けんちゃんがこっちにきた。「こんにちはー?ってあれ!?」
2005-06-16 05:38:00 -
38:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「ほにゃまた明日ね〜?」そぉ言ってさき達と別れた。「あみ、送ってくな」けんちゃんはそぅ言って、メットをあたしの頭にかぶせて、頭をなでなで。幸せ。バイクで家まで送ってもらったて、るんるんで部屋に入ろぅとした。…!?
2005-06-16 06:01:00 -
39:
あみ ◆ej9/UehK8Y
…リビングにやつがいる…普通にテレビを見てる。オィオィ?お兄さん、仕事はどぅしたんですか?あたしは声をかけよぅとした。けど…なんて呼べばいぃかわかんなぃ…呼び捨てはさすがに年上だし、できなぃ。『…りっりょうちゃんっ!!』
2005-06-16 06:05:00 -
40:
あみ ◆ej9/UehK8Y
しまった!声が裏返ってしまった…「ぶっ!うはははは!」イヤイヤ、あんた笑いすぎですから?「何やねん〜?」りょうは笑いすぎて、声が震えてる。『しっ仕事は?!』「俺バイトやも〜ん」『ふぅん…』「あははははは!」また笑いだした。まったく失礼すぎる。
2005-06-16 06:12:00 -
41:
あみ ◆ej9/UehK8Y
何がそんなにおもしろぃのか、りょうはずっと笑ってた。そして、一言。「腹へったか?」へっ?おなか?そぉいえば、ごはん食べてなかったな。『…へった』りょうが片方だけの口の端をあげて、にやりと笑った。
2005-06-16 06:16:00 -
42:
あみ ◆ej9/UehK8Y
りょうはあたしがびっくりするぐらい手際よくオムライスを作ってくれた。「真人からおまえ料理できなぃって聞いてたからな」そぉ言って、得意げに「食えよ」と言った。…おぃしぃ…ふわふわ卵が何とも言えなかった。『めっちゃおぃしぃ!もしかしてコックさんなん!?』
2005-06-16 06:20:00 -
43:
あみ ◆ej9/UehK8Y
りょうがまた笑いだした。「そんなわけなぃやんけ!お前単純すぎやろ!」『うるさぃな〜!』それから、りょうとたくさん話した。別にこれと言って深ぃ話をしたわけではなかったけど、楽しかった。片方だけ口の端をあげて笑ぅ笑い方はクセらしく、整った顔をかわぃらしくみせた。「うひゃひゃひゃひゃ」と豪快に笑ぅのにも、びっくりした。あたしのまわりにいなかったタイプだった。
2005-06-16 06:26:00 -
44:
あみ ◆ej9/UehK8Y
りょうは現場系の仕事で毎日鉄筋を組み立ててるとか、お兄ちゃんとの昔話、お兄ちゃんがりょうにしたあたしの話…そんな話をしてたらもぅ夜遅くなってた。「そろそろ寝るか」『うん。てか1つ気になってたんやけど、何でりょうちゃん家なぃん?』「…それはまた今度な!」眠りにつく頃には、あたしはりょうのことを嫌どころか、明日もしゃべれるのが楽しみになってた。
2005-06-16 06:32:00 -
45:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あみ、今日みんなでカラオケいこぉや?」さきがそぉ言った。『ごめん、さき!今日あみ用事あるねん?』「ほんまかぁ…けんちゃんっ??」『うぅんっ?』「なんや!じゃあお兄ちゃんか?」あたしの用事と言えばこの2人しかなぃんかぃっ?あたしは急いで家に帰っていた。りょうとしゃべりたかった。
2005-06-16 06:39:00 -
46:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『ただいまっ!』お兄ちゃんとりょうがいた。「おぅ、おかえり!早かったなぁ?」『うんっ!2人とも仕事?』「そやで〜」『えっ?でも涼ちゃん明日も仕事ちゃうん?』「2時間寝て、仕事いって、朝なったらまた現場いくねん」『え!大丈夫なん?』「若ぃから余裕やわ!」『おっさんやん…』「おまえしばくぞ!」
2005-06-16 06:57:00 -
47:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「なぁ、おまえら仲良なってなぃ?」お兄ちゃんがいった。「いやいやありえん!」『あみこそありえんし!』りょうが27とは思えなぃよぅな子供みたぃなことをいぅから、あたしも子供みたぃに言い返してた。なんだか楽しかった。お兄ちゃんが2人できたみたぃ。いや、弟かな?「ほんじゃあいってくるな。」3人でごはんを食べたあとお兄ちゃんとりょうは仕事にいった。
2005-06-16 08:27:00 -
48:
あみ ◆ej9/UehK8Y
一人になると、なんか淋しくなった。けんちゃんに電話をかけて家に呼んだ。あたしはときどき、こぅやってお兄ちゃんに内緒でけんちゃんを家によんだ。1人で2LDKのこの広ぃ家にいるのは淋しすぎた。
2005-06-16 08:51:00 -
49:
名無しさん
ぁげ?
2005-06-18 10:39:00 -
50:
名無しさん
おもしろいしすごく話に引き込まれます☆頑張って下さい!
2005-06-19 12:01:00 -
52:
あみ ◆ej9/UehK8Y
最近忙しくて更新遅れてごめんなさぃ?55さん?ありがとぉござぃます?すごくやる気がでましたぁ?? リナちゃん?またよんでくれるのっ?ありがとぉ??がんばるね?
2005-06-22 00:55:00 -
53:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「おはよぉ〜?あみなんか今日ねむそぉやなぁ?」『昨日けんちゃん来てたから熟睡できんくてさぁ〜?』話ながら、教室の席についた。クラスのみんなが口々に朝の挨拶をしてくる。「サキアミ〜?おはぁ〜?」あたしとさきは一緒にいすぎて最近名前は続けてよばれる。どこの漫才コンビやね〜ん?にしてもネーミングセンスなぃな?
2005-06-22 07:04:00 -
54:
あみ ◆ej9/UehK8Y
席につくなり、「なぁ、昨日やった?!」さきがつっこんできた。『…やってへん』「まじで!さき思ぅに、絶対けんちゃん、ホーケーorホモやで!」『ちょっっっ…!あんた声でかぃねん〜!』あたしとけんちゃんは3年も付き合ってるのに、いまだに体の関係がなかった。
2005-06-22 07:08:00 -
55:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしってそんな魅力なぃんかな…それともさきの言ぅよぅに、けんちゃん…はぁ………暗ぃ気持ちで家についた。電気がついてる。「おぅ、おかえり」りょうがいた。
2005-06-22 07:14:00 -
56:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「なぁ、昨日誰かきてたんか?」りょうにそぅ言われて、どきっとした。けんちゃんを家に呼んでることはお兄ちゃんには秘密だったからだ。『…何で?』「いや、アイス2個なくなってたからさぁ」男のくせに、細かっ!絶対A型や…「彼氏か?」またどきっとした。でもそれは、お兄ちゃんにばれるとかそぉゆぅのじゃなくて、りょうに彼氏のことをつっこまれたからだった。
2005-06-22 22:24:00 -
57:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは、りょうにはけんちゃんのこと内緒にしてよぅと思ってたけど(家に呼んでることお兄ちゃんにばれちゃうからね?)りょうはこれから家にいついるかわかんなぃし、後からばれる位なら今言っておいた方がいぃと思ぃ直した。ほんで、共犯になってもらってお兄ちゃんに秘密にしてもらおぅ。
2005-06-22 22:33:00 -
58:
あみ ◆ej9/UehK8Y
りょうに3年付き合った彼氏がたまに家にきていて、それをお兄ちゃんに黙っといてほしぃと頼んだ。りょうはニヤニヤしながら「しゃ〜なぃな!」と言ってくれた。あたしは安心した、と同時に涙がこぼれてきた。
2005-06-22 22:37:00 -
59:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「おまえどぅしてん!?やっぱりなんかあったんか!?」りょうがぶっきらぼうな言葉で、優しく言ぅからあたしはけんちゃんがあたしを求めてこなぃってゆぅ話をりょうにしてしまっていた。りょうは黙ってきいていた。
2005-06-22 22:40:00 -
60:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「そんな泣く程考えるんやったら、そいつに直接聞いてみたらいぃやん」りょうが出した結論は何ともりょうらしぃはっきりしたものだった。あたしは迷ったけど、確かに悩んでるだけじゃ何もかわらなぃ。勇気を出してみよぅと決めた。
2005-06-28 10:45:00 -
61:
あみ ◆ej9/UehK8Y
次の朝起きると、りょうは朝からカツをあげていた。「朝からこれ食って今日は勝て!」…別に勝負じゃなぃんだけど…でも、仕事で疲れてるのに、朝からあたしのために…りょうの不器用な優しさがうれしかった。けんちゃんに口で優しぃ言葉をかけられるより、愛を感じた。
2005-06-28 10:48:00 -
62:
あみ ◆ej9/UehK8Y
その日の放課後、けんちゃんがいつも通り、学校に迎えにきた。「あみ〜??」遠くから手を振ってる。やっぱりかっこよかった。あたしこんな優しぃけんちゃんにちゃんと言えるのかな…不安になった。「今日はどこいきますか〜お姫さま?」あたしは勇気を振り絞った。『話があるんやけどっっ!』
2005-06-28 10:53:00 -
63:
あみ ◆ej9/UehK8Y
けんちゃんはびっくりしていた。「…何の話?…とりあえず俺んちいこか」けんちゃんは大学に入ってから1人暮らしだった。あたしは黙ってうなずいた。バイクの後ろに乗りながら、あたしはどきどきがとまらなかった。
2005-06-28 10:55:00 -
64:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「何?話って?」けんちゃんは家につくなり、そぅ切り出した。小さなワンルームの部屋のベッドに2人で向かい合って座った。あたしは心臓が飛び出そぅだ。『…けんちゃんは…けんちゃんは、何であみとヤらへんの?』けんちゃんは面食らったよぅな顔をした。
2005-06-28 10:58:00 -
65:
あみ ◆ej9/UehK8Y
だけど、すぐめちゃめちゃ優しぃ表情になって、あたしの髪を撫でながら、「おまえそのこと気にしてたんか…ごめんな…不安にさせて…俺さ、あみのことほんま大切に思ってるから、責任もたれへんよぅなことしたくなかってん。でもそのことがお前をこんな不安がらせててんな。ほんまごめん。」けんちゃんはあたしの手をひっぱって抱き寄せた。
2005-06-28 11:02:00 -
66:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはその瞬間、泣いてしまった。けんちゃんはやっぱりそんなときも優しかった。ずっと頭を撫でてくれて、帰りは送ってくれた。思い切って言ってよかった。りょうに早く報告したかった。
2005-06-28 11:05:00 -
67:
あみ ◆ej9/UehK8Y
帰ると、りょうはいなかった。「なんや…仕事か…」テーブルの上にお皿とメモがあった。メモには、「どぅなったんかわからんけど、がんばったな!よくやった!おつかれさま!」とかかれてる。お皿の中を見ると、肉じゃがだった。ラップをとると、おかしな文字が目に飛び込んできた。肉じゃがのにんじんが文字の形に切られている。「オツカレ!」そぅかたどられてた。あたしは思わず笑ってしまった。
2005-06-28 11:13:00 -
68:
あみ ◆ej9/UehK8Y
次の日、土曜で学校が休みだったからあたしは内緒でけんちゃんちに行こぅと思った。けんちゃん土曜はバイトだけど、夜の12時には帰ってくるし、家の前でまっとこぅ。けんちゃんは、いつも迎えにきてくれるから自分から行ったことはなかった。あたしいつも受け身なばっかりで、けんちゃんに何もしてあげてなぃな…そんなことを考えながら、けんちゃんちまで歩いた。
2005-06-28 11:17:00 -
69:
あみ ◆ej9/UehK8Y
マンションの下から見ると、けんちゃんの部屋はあかりがついていた。(あれ?電気消し忘れたのかな…?)あたしはエレベーターで3階を押した。部屋の前につくと、中から物音がした。…もしかして…泥棒…?あたしはおそるおそるドアノブにふれた。…鍵があいてる…そーっと中に入った。
2005-06-28 11:25:00 -
70:
あみ ◆ej9/UehK8Y
中からガタガタ聞こえる。あたしお風呂とキッチンの横のろぅかを足音もたてず、そーっと通った。…人の声?部屋につながる扉を思い切ってあけた。…ガチャッ!そのときあたしの目に飛び込んできたのは信じられなぃ光景だった。
2005-06-28 11:28:00 -
71:
あみ ◆ej9/UehK8Y
けんちゃんが誰かとヤッてる!あたしが部屋に入ってきて、けんちゃんはやっとあたしがここにきたことに気付いたよぅだった。「…あみ…」けんちゃんもびっくりしすぎて、何も言えなくなってる。女の方の顔がよく見えなぃ…あたしは一歩、前へでた。…ゆり先輩だ…。
2005-06-28 11:31:00 -
72:
あみ ◆ej9/UehK8Y
中学のとき、あたし達後輩から見て、けんちゃんとゆり先輩は憧れのカップルだった。美男美女で雰囲気があって、2人とも他の先輩とは違い、どこか大人な雰囲気があった。憧れてたのは、あたしだって例外じゃなぃ。確かにあたしはけんちゃんに一目惚れしたけど、そのあともっと好きになったのは、ゆり先輩といるけんちゃんがステキだったからだ。その2人が…今…目の前で…理解しづらかった。
2005-06-28 11:36:00 -
73:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『しっ失礼しましたぁ〜??』あたしはなぜかふざけたよぅな口調でそぅ言い放ったあと、走って部屋をあとにした。けんちゃんが追い掛けてきてくれるかな?って変な期待をしたけど、来てはくれなかった。まぁ今思えば、裸だったし、ゆり先輩もいるし、そりゃ無理か?
2005-06-28 11:40:00 -
74:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは、けんちゃんちの近くをぶらぶらしながら、このあとどぉしよぅか考えていた。電車なくなっちゃったし…あたしはとりあえずお兄ちゃんに電話をかけた。…でなぃ。忙しぃのかな…次にさきにかけよぅとした時、知らなぃ番号から電話がかかってきた。
2005-06-28 11:43:00 -
75:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「もしもし?あみ?俺、りょうやけど、今、真人忙しぃから俺からかけたっていわれてん。なんかあったんか?」…りょう…りょうに会いたぃ…あたしは泣きだしてしまった。「お前泣いててもわからんぞ!どぉしてん!」あたしは泣きすぎてうまくしゃべれなかった。『帰られへんねん』「わかった、迎えにいったるからまっとけ」場所を言って、電話をきった。
2005-06-28 11:47:00 -
76:
あみ ◆ej9/UehK8Y
30分後、りょうがお兄ちゃんの車で現れた。あたしはまだ泣きやめずにいた。『…仕事やのに、ごめん…』「ほんまやぞ」りょうの言葉はぶっきらぼうだったけど、口調は怒ってはいなかった。
2005-06-28 11:52:00 -
77:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしを家の前でおろして、「俺仕事もどらなあかんけど、昼前には帰ってくるから、じっとしてろよ。」といって、りょうは仕事にいった。あたしは家に帰っても、泣きっぱなしで、いつのまにか泣き疲れて眠ってしまっていた。
2005-06-28 12:06:00 -
78:
あみ ◆ej9/UehK8Y
起きたら、もぅ3時だった。あたしソファで寝ちゃったんだ…見上げると、りょうがいた。「おっおきたか!あみ遊びにいこぅや!」りょうは吸っていたタバコの火を消して、立ち上がった。有無を言わせず、あたしをつれていこぅとする。『ちょっ…用意するから30分だけまって!』りょうとUSJにいった。
2005-06-28 12:10:00 -
79:
あみ ◆ej9/UehK8Y
きたのはいぃものの、ついたらもぅ5時だった。『…なぁ何でUSJなん?』「あみらぐらぃの年やったら、こぉゆぅんが1番うれしぃんかなと思って…』あたしは笑った。「あははは!思考回路、完全おっさんやん!」…「でも…はじめてきた。めっちゃうれしぃ。ありがとぅ。」夜景がめちゃめちゃ綺麗だった。りょうは何も言わなぃけど、元気づけよぅとしてくれてるんだってことがわかった。ねぇ、りょう…あの夜あたしはほんとに幸せだったよ。
2005-06-28 12:16:00 -
80:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはその夜、あんなにつらかったのに、けんちゃんのことを忘れて、りょうとの時間を楽しんでいた。携帯には、けんちゃんから何度も着信があったけど、気にならなかった。「次、カラオケいくか〜!」『お〜!』夜中まで遊んで帰った。
2005-06-28 12:21:00 -
81:
あみ ◆ej9/UehK8Y
次の日、さきはあたしをめちゃめちゃ心配してたみたぃだったけど、全然元気なあたしを見て、びっくりしてた。あたしはまだ胸がちくちくしたけど、何かがふっきれたよぅな気がしてた。放課後、知らなぃ番号から着信があった。
2005-06-28 12:24:00 -
82:
あみ ◆ej9/UehK8Y
かけなおしてみると、ゆり先輩だった。「あみちゃんかなぁ?えっと…今からはなされへん?」あたしは無理ですと冷たく言った。「お願ぃやから、話聞いてほしぃねん!ケントのこと…」お前のケントじゃなぃやろ?気やすく呼び捨てすんなよ!あたしは無性にいらいらした。梅田のカフェで会ぅことになった。
2005-06-28 12:28:00 -
83:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは今から思うと、自分でも笑える程、ふてこぃ態度でゆり先輩の前に座った。なぜかさきも連れてきてるし…笑 ゆり先輩はおずおずと話しだした。あたしは聞いてなぃよぅな顔して、ゆり先輩をにらんでいた。
2005-06-28 12:31:00 -
84:
あみ ◆ej9/UehK8Y
こぅして、ゆり先輩を間近でじろじろ見るのは初めてだったけど、透き通るよぅな白ぃ肌に切れ長の目で美人やなぁと再確認させられた。あみなんか色は白ぃけど、まったく透明感なんかなぃし、目だって真ん丸やし…そりゃ勝ち目なぃわな。
2005-06-28 12:33:00 -
85:
あみ ◆ej9/UehK8Y
まぁそんなこんなで、ゆり先輩の話は要約すると、「ゆり先輩には社会人の彼氏がいて、でもなかなかうまくいってなくて、たまたま再会したケンちゃんに相談のってもらってるうちにそぉゆぅことになってしまった」ってゆぅ話やった。まぁありがちな話ですわね、奥様。
2005-06-28 12:40:00 -
86:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「だから、あたしがこんなことゆぅのほんま変なんやけど、ケントと仲直りしてあげて。ほんまごめんなさぃ!」なんか、あたしはゆり先輩がかわぃそぅになってきた。この人も彼氏とうまくいかんくて、つらかったんやし…大体、手出したのはけんちゃんやし…あたしは複雑な気持ちでゆり先輩と分かれた。
2005-06-28 12:43:00 -
87:
あみ ◆ej9/UehK8Y
こんなままじゃダメやと思ったから、けんちゃんに電話をかけて呼び出した。今なら、許せるかもしれなぃ。けんちゃんはあたしを大事にしてくれたから、ヤらなかったわけだし…けんちゃんの気持ちを知りたかった。
2005-06-28 12:46:00 -
88:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはなんだかんだ言っても、けんちゃんはあたしを1番好きでいてくれてると思っていたし、それを疑ったことなんて1度もなかった。だから、ゆり先輩と浮気してることがわかっても、過ちだったんだと、本当はあたしだけを愛してるんだと、心のどこかで信じていた。でも、その自信はけんちゃんのその一言で崩れ去った。
2005-06-28 12:56:00 -
89:
あみ ◆ej9/UehK8Y
けんちゃんの話では、ゆり先輩とは別れてからも、ずっと肉体関係があったらしぃ。ゆり先輩はけんちゃんに感情はなかったけど、けんちゃんはゆり先輩が忘れられなかった。でも、ゆり先輩には彼氏ができる。それが辛くて自分も彼女を作った。それがあみ。つまりあたしは3年間も当て馬に使われていただけだった。
2005-06-28 12:59:00 -
90:
あみ ◆ej9/UehK8Y
けんちゃんは申し訳なぃ気持ちがあみにあったから、あみにはできるだけ優しく接していたらしぃ。けんちゃんの優しさは愛情の優しさじゃなかった。ただの同情心や、罪の意識からだった。ヤらなかったのも、あみを大切にしてたなんか大ウソで、ただ単に好きじゃなかったし、ゆり先輩を裏切れなかっただけだった。むこうは彼氏とヤりまくりやのに、何で律儀に操たててんねん?
2005-06-28 13:03:00 -
91:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは話終えたけんちゃんに自分が飲んでたミルクティーをかけた。「お前なんかもーいらんわ!人間汚ぃねん!もー2度とそのツラ見せんなよ!」と言い放って、店をでた。悔しくて悲しくて虚しくて泣きそぅだった。でも、今泣いたら負けたみたぃだ。あたしは必死に走ってかえって家で大泣きした。
2005-06-28 13:07:00 -
92:
あみ ◆ej9/UehK8Y
泣いてるところにりょうが帰ってきた。あたしはもぅ自分でもわけわかんなくなって、お皿やコップを投げてわめきまくった。けんちゃんにもむかつぃたけど、ゆり先輩にも腹がたった。もー自分の感情を抑えることができなかった。あたしの青春かえしてや…りょうはそんなあたしを止めるでもなく、ただ見ていた。
2005-06-28 13:11:00 -
93:
?めめ? ◆giWmL44Y8.
メッチャぉもしろぃぃ????楽しみにしてるし頑張って続きかぃてね??
2005-06-28 13:59:00 -
94:
あみ ◆ej9/UehK8Y
わぁ?ぃ?めめちゃんありがとぉ??そぉゆってもらえるとめちゃうれしぃし、頑張ろぅって思える?最近体調悪くて、更新遅くなってて、ごめんね???これから頑張りまぁす??
2005-06-28 22:00:00 -
95:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは散々泣き喚いて、疲れ果てて、ぼーっと座り込んでいた。あたしはこの3年間が無駄に感じて仕方なかった。今まで2人で過ごしてきた日々は全部ウソだったんだ…もぅ誰も信じられなかった。そんなあたしにりょうは何も聞かず、「飯くえよ!」そぅ言った。
2005-06-28 22:04:00 -
96:
あみ ◆ej9/UehK8Y
クリームシチューだった。にんじんが星やらハートやら色んな形にきられている。あたしが喜ぶと思ってやってくれたんだ…「…かわいぃ…」クリームシチューはあったかくて優しぃ味だった。言葉はいつもぶっきらぼぅだけど、この味はりょうの性格そのものだった。そのあったかさが心に染みて、あたしはまた涙を流してた。
2005-06-28 22:08:00 -
97:
あみ ◆ej9/UehK8Y
すると、りょうがいきなり抱き締めてきた。あたしは一瞬びっくりしたけど、りょうの胸の中で思い切り泣いた。りょうはあたしが寝付くまで、あたしのゆるく巻いた髪をとかすよぅに優しく撫でていてくれた。ねぇ、りょう…男の人を信じられなくなってたあたしがもぅ1度信じてみたぃって思ぅなんて、きっとりょうじゃなかったらありえなかったよ。
2005-06-28 22:15:00 -
98:
あみ ◆ej9/UehK8Y
運命の人…そんなのってほんとにあるんだろぅか…当時のあたしには信じられなかった。けんちゃんを運命の人と思ってたのに、こんなことになってるし…あみの運命の人なんかこの世にいなぃよぅな気しかしなかった。
2005-06-28 22:26:00 -
99:
あみ ◆ej9/UehK8Y
家でさきといたら、お兄ちゃんとお兄ちゃんの本カノのかおりちゃんが帰ってきた。お兄ちゃんはへこんだあたしの顔を見て、びっくりして、めちゃめちゃ心配してる。あたしもブラコンだけど、お兄ちゃんも相当だな…
2005-06-29 03:37:00 -
100:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「じゃあさきかえるな〜?明日は学校であえるん楽しみにしてるで?」そぅ言って、さきは帰っていった。あたしはかおりちゃんにも話を聞いてほしかった。あたしの中でかおりちゃんはお姉ちゃんみたぃな人だったから、なんかいぃアドバイスをくれるよぅな気がしたの。
2005-06-29 03:40:00 -
101:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「でも、あみは好きだったんでしょ?」一通り話終えたとき、かおりちゃんはそぅ言った。あたしはどきっとした。そぅだ…あたし、あの時一目惚れしてからずっとけんちゃんが好きだったんだ…枯れてしまったはずの涙が頬をつたぅ。「そんなに人のこと好きになれたんなら3年間は決して無駄じゃなかったとかおりは思ぅよ」
2005-06-29 03:44:00 -
102:
あみ ◆ej9/UehK8Y
かおりちゃんに無駄じゃなかったと言われて、すごく救われた気分になった。あたし自身この3年間ほんとに幸せだったし、思い出はウソなんかじゃなくて現実のものだし、あたしけんちゃんと過ごした3年間があってよかった。かおりちゃんに相談して、今はまだちょっとだけだけど、そぅ思えた。これから徐々にそぅ思えたらいぃなとも思った。
2005-06-29 03:49:00 -
103:
あみ ◆ej9/UehK8Y
その日の夜はお兄ちゃんとかおりちゃんとりょうと4人でお鍋をした。この季節に鍋とかいけるかぁ?とか話ながら。笑 でもそれはあたしにとってめちゃめちゃあったかくて幸せな時間だった。まるで本物の家族になったみたぃ…。
2005-06-29 03:52:00 -
104:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしとお兄ちゃんは実の兄弟じゃなぃ。とゆぅか、あたしはパパとママの子じゃなかった。あみの本当ね母親はパパの妹で、シングルマザーであみを産んだ。でも、あみが7才のとき突然死しちゃって、あみは今の家にお世話になることになった。
2005-06-29 03:57:00 -
105:
あみ ◆ej9/UehK8Y
パパもママもあたしにめちゃめちゃ優しくしてくれた。ほんとの子供みたぃにお兄ちゃんと一緒の扱ぃをしてくれた。でも、あたしはなかなか心を開けずにいた。母親が死んだショックから立ち直れてなかったのかもしれなぃ。
2005-06-29 04:00:00 -
106:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それでも、だんだん心を開けるよぅになったのは、当時17才だったお兄ちゃんとお兄ちゃんの友達やその彼女のおかげだった。そぅいえば、その頃からお兄ちゃんの彼女はかおりちゃんだったな…結婚とかしなぃのかな…
2005-06-29 05:11:00 -
107:
あみ ◆ej9/UehK8Y
次の日、学校から帰ると家の前にけんちゃんがたってた。「…あみ…」あたしは無視して部屋に入ろぅとした。怒っていたわけじゃなかったけど、けんちゃんとはまだきっとうまく話せなぃ…。「あみ!しゃべりたくなぃんわかる…だから…これ!これ読んでほしぃ…」けんちゃんは一通の手紙をあたしに渡してバイクで帰っていった。
2005-06-29 05:15:00 -
108:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あみへ あみ、ほんまにごめん。俺ほんまに最低や。でもこんな俺やけど1つだけ信じてほしぃ。俺ゆりのこと忘れられへんかったけど、あみといるときはほんまに楽しかった。あみの笑顔にめっちゃ癒されてたし、無邪気に甘えたりしてくるとこ本気でかわいぃと思ってた。いつかあみのことゆり以上に好きになれる気がしてた。でもゆりのことなかなか切れなくて…あみをめちゃめちゃ傷つけた。どぅやっても償ぃきれへんよな…今の俺には謝ることしかできひんから…ほんまに悪かった。
2005-06-29 05:21:00 -
109:
あみ ◆ej9/UehK8Y
…2人で3年間色んなことしたよな。付き合って初めていったんは淀川の花火やったなぁ。須磨の海であみがナンパされてまじキレたこともあったし…学校帰りはいつもスタバいって…あの頃はまだ俺も制服やって、懐かしぃな。映画もよくいったよな…クリスマスはルミナリエとかいってベタなことしたなぁ…2年前のバレンタインのケーキはあみ結構失敗やったぞ!でも次の俺の誕生日にはめちゃめちゃうまくなってて…俺感動した。
2005-06-29 05:27:00 -
110:
あみ ◆ej9/UehK8Y
…今まで色んな思い出いっぱい作ってきたな。俺あみといるときはあみのことだけ考えてたで。これはほんまにウソじゃなぃ。今までめっちゃ楽しかった。あみは俺を憎んでるかもしれへんし、それは仕方なぃことや。ほんま申し訳なぃことしたし、謝っても謝りきられへん。でも、俺はずっとあみの幸せ願ってるから…自分勝手なことばっかり言ってごめんな。あみ3年間ありがとぅ。 謙斗
2005-06-29 05:34:00 -
111:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは読み終えたあと、泣いていた。…けんちゃん…あたしはこの3年間けんちゃんに何でもかんでも甘えっぱなしだった。自分勝手でごめんってゆぅのは、あみのせりふだよ…他人から見たら、けんちゃんの手紙は調子よすぎやん。って感じやったらしぃけど、あたしはめちゃめちゃ嬉しかった。やっと踏ん切りがつぃた気がした。
2005-06-29 05:42:00 -
112:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それから、あたしは前以上に明るくなった。別に無理してるわけじゃなかったけど、いぃ女になりたかった。今まで不規則だった食生活も改めて(それはりょうがいてくれたからだけど笑)タバコもやめた。メイクも目を太ぃアイラインでぐるっと囲んでたのを変えてみたり、ぐるぐるの縦ロールの神戸巻きをゆる巻きにかえてみたりした。
2005-06-29 05:51:00 -
113:
あみ ◆ej9/UehK8Y
けんちゃんと別れて、3ヵ月程たった日、久しぶりに家でりょうとごはんをたべた。りょうはまだ家に住んでた。その頃にはりょうは店のNO.3で、昼の仕事もやっていたから、めちゃめちゃ忙しくて疲れ果ててた。だからほんとに久しぶりに会った感じだった。
2005-06-29 05:55:00 -
114:
リナ
やたぁ☆リアルタイムで読んでる☆
2005-06-29 06:00:00 -
115:
あみ ◆ej9/UehK8Y
2人でカレーを食べた。その日は料理苦手なあみだけど、疲れてるりょうのために一生懸命作ってみた。 『どぅかな?』「…薄ぃ」ガーンッ!ショック… 「でも嫌ぃな味じゃなぃ」カレーに嫌ぃな味とかなぃやろ!笑 カレーはカレー味やん…りょうの不器用な言葉がかわぃらしくて、あたしは笑った。
2005-06-29 06:17:00 -
116:
あみ ◆ej9/UehK8Y
リナちゃんいつもありがとぉ??がんばるねっ??
2005-06-29 06:18:00 -
117:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「お前なんかキレイなったよな」りょうが薄ぃカレーを食べながらそぅ言ったから、あたしは吹き出しそぅになった。『へっ!?何が!?』「そのまんまの意味やで」りょうの顔は近くで見ると、すごくキレィで、その目に見つめられるとほんとにどきどきした。
2005-06-29 06:21:00 -
118:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「俺ホストやめんねん」あたしはびっくりした。『なっ何で?』「このままの生活体力的にしんどぃし、むいてなぃわ。金ほしぃからやってたけど…今月まぁまぁ給料入りそぅやし、もーいぃかなって」『…そっか…でも何でそんなお金いるん?』「…まぁ、色々」
2005-06-29 06:25:00 -
119:
あみ ◆ej9/UehK8Y
その夜、りょうとたくさん話をした。たわぃもなぃ話だったけど、楽しくて、自分がどんどんりょうにひかれていってるのがわかった。お兄ちゃんの友達だし、10才も上だし、あたしなんか相手にするはずなぃよね…でも気持ちはとめられなぃくらぃりょうを好きになってた。
2005-06-29 06:28:00 -
120:
あみ ◆ej9/UehK8Y
その夜から1ヵ月半ほどたって、あたしはりょうのことがめちゃめちゃ好きになってしまっていた。りょうもホストをやめたから時間が空いたのか休みの日にはどこかに連れていってくれた。もしかしてりょうもあたしのこと嫌ぃじゃなぃかも…毎日が楽しかった。りょうはホストをやめても、まだお兄ちゃんとあたしの家にいた。
2005-06-29 06:31:00 -
121:
あみ ◆ej9/UehK8Y
その日は雨だった。かなり激しく降っていて雷が落ちた。今日はりょうと映画にいく日だったのに…落ち込んだ。「しゃ〜なぃなぁ、家おろかぁ」『楽しみにしてたのに…』「この雨じゃ外出てもしんどぃだけやん。トランプでもしよか!」また子供扱ぃする…2人でやるトランプなんかおもしろくなぃっつーの!
2005-06-29 06:36:00 -
122:
ちいたん
しおり
2005-06-29 06:56:00 -
123:
あみ ◆ej9/UehK8Y
ちぃたんさん?しおりありがとぅござぃます??
2005-06-29 07:37:00 -
124:
あみ ◆ej9/UehK8Y
トランプをやり始めた。2人でババ抜き…おもんなっ!笑 あたしはお茶をいれよぅと、立ったそのときバランスを崩して、こけそぅになった。すると、りょうが抱きかかえてくれた。あたしの胸のどきどきはとまらなぃ。『…ありがとぅ』
2005-06-29 07:41:00 -
125:
あみ ◆ej9/UehK8Y
りょうは何も言わず、見つめてくる。何で何も言わなぃの…?向かい合って立ったままあたし達は動けずにいた。雨の音が一層強く鳴り響く。りょうが口を開いた。あたしはどきどきしすぎて死にそぅだった。「俺、あみのこと好きやねん」
2005-06-29 07:44:00 -
126:
あみ ◆ej9/UehK8Y
そぅ言われた瞬間、泣いてしまった。嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。『あみもりょうがめっちゃ好き…』りょうがにっこり笑った。今まで見せた中で一番優しぃ笑顔だった。
2005-06-29 07:47:00 -
127:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたし達は長ぃキスをした。そして、その夜、結ばれた。なんかこんなこと思ぅのは、調子よすぎって周りは言ぅかもしれなぃけど、あたしはりょうと結ばれるためにけんちゃんとは何もなかったよぅな気さえした。それぐらぃ幸せで、満たされた夜だった。ねぇ、りょう…あたしの初めての相手がりょうであたしほんとによかったって思ってるよ。
2005-06-29 07:51:00 -
128:
あみ ◆ej9/UehK8Y
朝目覚めると、横にりょうが寝てる。人の体ってあったかくて気持ちいぃな…りょうがおきた。「おはよぅ」はにかんだ笑顔がかわいぃ。「俺、真人になんてゆおぅ…笑 てか10コも年下に手だして俺犯罪かな!?」あたしは笑った。幸せを噛み締めた。
2005-06-29 07:54:00 -
129:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それから3ヵ月半あたしとりょうはまだまだラブラブだった。てゆぅか前から一緒に住んでいたわけだし、何だかへんな感じだ。お兄ちゃんはあんまり家にいなぃし、いきなり同棲しちゃった感じでほんとに毎日楽しかった。
2005-06-29 07:57:00 -
130:
あみ ◆ej9/UehK8Y
お兄ちゃんには2人のことをまだ話していなかった。りょうがお兄ちゃんに怒られるんじゃなぃかってあたしは不安だったから、りょうに黙ってよぅと言った。りょうはしぶしぶ承諾した。だって、もしそれでりょうが出ていくことになっちゃったらほんとに嫌だったから。
2005-06-29 07:59:00 -
131:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはりょうのことを好きになればなる程、りょうのことを知りたくなっていった。でも、あんまりりょうは過去のことを話したがらなぃ。かと言ってお兄ちゃんに聞けなぃし…あたしはかおりちゃんに聞くことにした。かおりちゃんなら昔からの知り合いのはずだ。
2005-06-29 08:01:00 -
132:
あみ ◆ej9/UehK8Y
久しぶりにかおりちゃんに電話すると、快く会ってくれた。サラサラのロングヘアのかおりちゃんは、神戸のオープンカフェがよく似合った。「あみぃ〜??」『かおりちゃんっ?』あたしとかおりちゃんはケーキセットを注文して、たわいなぃ話をした。
2005-06-29 08:04:00 -
133:
あみ ◆ej9/UehK8Y
かおりちゃんが、あみすごぃキレイになったね といってくれたからあたしはとても嬉しかった。あたしは昔からかおりちゃんのキレイさに憧れていた。透き通るような肌もアーモンド型の目もうすぃ唇も全て品があって、美しかった。あたしはかおりちゃんに昔話を色々聞いた。
2005-06-29 08:09:00 -
134:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「でも何であみ急にそんな昔話きくん?」かおりちゃんが不思議そぅに尋ねた。あたしは迷ったけど、かおりちゃんには話しておこぅと思った。かおりちゃんは秘密にしてと言ったら、お兄ちゃんに告げ口するよぅなタイプじゃなかったし…『あみ実はりょうと付き合ってるねん』かおりちゃんは驚いて言葉がでなくなってた。顔がひきつってた。
2005-06-29 08:12:00 -
135:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「それが3年前かな…最初はうまくいってたみたぃやったけど、結局りょうは子供のほんまの父親じゃなぃやん?なんかそれでゴタゴタしはじめて…んで、りょうは家出て、真人んちいってん。お金も子供…ももちゃんってゆぅねんけどな…その子の為にかせがなあかんってゆってホストも始めてんで。」…そぉだったんだ…あたしは放心状態で家に帰った。
2005-06-29 09:38:00 -
136:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あみは結局、誰の一番にはなれなぃんだ…パパとママにはお兄ちゃんがいて、お兄ちゃんにはかおりちゃんがいて、けんちゃんにはゆり先輩がいて、りょうにはゆかさんって人と子供がいる。あたしの好きになる人はいつも誰か大切な人がいる…じゃああみはいらなぃやん…自分の存在が無意味に思えた日だった。
2005-06-29 09:43:00 -
137:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あたしからは真人に告げ口したりはしぃひんから、1回ちゃんとりょうと話してみぃ?」別れ際にかおりちゃんはそぅ言った。あたしは無言でうなずいた。家にかえると、りょうがいた。
2005-06-29 09:45:00 -
138:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「お〜あみおかえり?遅かったやん」あたしは泣きだしてしまった。「どぅしてん?!」…『りょう何で黙ってたん?』「…え?」『結婚してること…』「…あみ…」『もー顔も見たくなぃ!早よ出ていってや!』「あみまってや!話聞いてや!」…バンッ!あたしは思い切り部屋のドアを閉めて閉じこもった。
2005-06-29 09:51:00 -
139:
あみ ◆ej9/UehK8Y
もぅ顔も見たくなぃなんてウソだった。ほんとはりょうにすがりつきたくて、淋しくて仕方なかった。奥さんと別れて、あたしと一緒にいてほしかった。でもあたしにはそんなことできなぃ。けんちゃんに裏切られたときは、ただひたすらむかついてけんちゃんなんてもーいらなぃと思えたのに…りょうに裏切られてもなぜかむかつかなかった…それどころか、あたしは思った以上にりょうを愛してることに気付いてしまっていた。
2005-06-29 09:56:00 -
140:
あみ ◆ej9/UehK8Y
泣き疲れて、眠ってしまったらしく起きたらもぅ朝だった。今日は学校は休もぅ。行く気になれなかった。もぅりょうは仕事にいっただろぅから、部屋から出てリビングにいった。…あれ?いつもより殺風景な気がする。
2005-06-29 09:59:00 -
141:
あみ ◆ej9/UehK8Y
何がなぃかわかった。りょうの荷物だ。テレビの上に置いてた置物とかがなくなってる。洗面所にいくと、整髪料やはみがきもなかった。…ほんまに出ていったんや…あたしはりょうとの唯一のつながりがなくなった気がして悲しかった。
2005-06-29 10:02:00 -
142:
あみ ◆ej9/UehK8Y
りょうはどこにいったんだろぅ…奥さんのとこへ帰ったのかな…色々考えていたらすごく時間がたっていた。りょうにとってあたしはきっといらなかったんだ。やっぱりあたしは誰にも必要とされなぃのかな…幼ぃ日の自分を思い出した。泣いてる…『ママ…ママ…』あぁ、これはママが死んで、今の家に引き取られたときの記憶だ…。
2005-06-29 10:07:00 -
143:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あみちゃん大丈夫か?一人じゃなぃから恐くなぃで」お兄ちゃんが部屋から出てきて、あたしを慰めてる。あたしは泣きっぱなしだ。あーこれは夢なんだ。昔の記憶を夢に見るなんて不思議。にしても、お兄ちゃん若ぃな…「真人どぅしたん?」かおりちゃんがお兄ちゃんの部屋から出てきた。
2005-06-29 10:12:00 -
144:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あみちゃんが泣き止んでくれへんくて…」「ほんま…どぅしよか…」かおりちゃんも困ってる。かおりちゃんの細ぃ指があたしの頭を撫でた。…そのとき、お兄ちゃんの部屋から一人の男の子が出てきた。「2人とも何やってん?」………りょうだ…。
2005-06-29 10:15:00 -
145:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「それがな、あみちゃん泣き止んでくれへんくて…淋しぃんかな」かおりちゃんがそぅ言ぅと、りょうはあたしの方に歩いてきた。「あみ!」そぅ言ってあたしを抱っこした。ぎゅうってきつく抱き締めた。「淋しくなぃやろ?みんなお前を思ってるねんで」りょうが言った。あたしは人のぬくもりをママが死んで初めて感じた。
2005-06-29 10:20:00 -
146:
あみ ◆ej9/UehK8Y
その瞬間、あたしは目が覚めた。あれは…あれは…りょうだったんだ。あたしは小さぃ頃お兄ちゃんの友達にべったりで、その人がいてくれたからあたしは人のあったかさを知れた。そして、心を開くことができた。ママが死んで、みんなあたしを腫れ物みたぃに扱ったけど、りょうだけは体当たりでぶつかってきてくれた。
2005-06-29 10:24:00 -
147:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはそのことが嬉しくて仕方なかった。あたしは今まで何度もりょうに、懐かしぃあったかさを感じていた。…それってこぅゆぅことだったんだ。ねぇ、りょう…あたしに人のぬくもりを教えてくれたのは、りょうだったんだよ。今でもずっと感謝してる。
2005-06-29 10:32:00 -
148:
あみ ◆ej9/UehK8Y
目が覚めたとき、もぅ既に夜中の1時だった。グー…お腹がなった。そぉいえば、何も食べてなぃ。冷蔵庫をあけてみた。お鍋があった。その上に手紙がついてる。…りょうからだ。あたしはその手紙を開いた。
2005-06-29 10:36:00 -
149:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あみへ あみ、結婚してること黙っててほんまごめん。いわなあかんって分かってたのに、お前のこと好きになっていって、なかなか言えんくなっていってた。俺ほんまずるぃな。真人んちに引っ越してきたんは、ゆかと別れることが決まったからやねん。俺らお互い気持ち冷めまくってたからな…でも俺の子供じゃなぃってゆっても、一緒に暮らしてたわけやし、別れる前にちょっとでも子供に貯金もたせてやりたかってん。………
2005-06-29 10:42:00 -
150:
あみ ◆ej9/UehK8Y
でも別れることが決まってたからって、あみに黙ってていぃわけなぃのに、ほんま最低や。ほんまごめん。だけど、あみ、俺の気持ちは本気やで。遊びであみと一緒にいたわけじゃなぃ。俺はほんまにあみを愛してる。あみは忘れてると思ぅけど、俺とあみが初めて会ったんはちょうど10年前やねん。あんとき俺小さぃお前を守りたぃって思った。友達の妹やのにおかしぃよな笑 でも、泣くお前を見て、俺それまで子供とか嫌ぃやったのに、初めて愛しぃって感情に出会った。
2005-06-29 10:48:00 -
151:
あみ ◆ej9/UehK8Y
ほんで、10年たって再会してさ…やっぱり俺の気持ちは一つやったわ。お前が愛しぃし、守ってやりたぃ。こんな気持ち誰にも感じたことなぃねん。10年前と今、お前にしか思ったことない。お前を幸せにできるんは俺しかおらんってそぅ思ってるから。これからもそばにいてほしぃ。 りょう
2005-06-29 10:52:00 -
152:
あみ ◆ej9/UehK8Y
おっさん、くさすぎやろ?笑 って思ったけど単純にめちゃめちゃ嬉しかった。りょうがそんなこと言ってくれるなんて…りょうはいつも不器用だし、冷たぃし………お鍋のふたをあけてみた。いつか作ってくれた肉じゃがだ。今回もにんじんが文字の形にかたどられていた。…「イツマデモイッショニイタイ」あたしは涙を流していた。
2005-06-29 10:58:00 -
153:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それから、あたしとりょうは仲直りした。ゆかさんともあのあとすぐ離婚届けを出してくれて、お兄ちゃんにも報告した。お兄ちゃんはだいぶショックそぅだったけど…笑 でもあたしは幸せだった。穏やかに1年が過ぎた。
2005-06-29 11:01:00 -
154:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『結婚〜!?』「うんっ?赤ちゃんできたって、ゆぅきに言ったら結婚しよぅって?」さきがほんとに嬉しそぅに、幸せそぅに話す。『まじでかっ??おめでとぉ〜??』「ありがとっ?あんな…あみにお願ぃあるんやけど…さきパパ死んじゃったやん…?だからあみバージンロード一緒に歩いてくれへん?」『そんなんOKに決まってるやん???』さきは結婚することが決まった。
2005-06-29 11:06:00 -
155:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『りょうさき結婚するんやって〜?』「まじで!よかったなぁ〜?」『うん?なんかあみも幸せや?』「あみも結婚したぃか?」『へ?』「前からずっと考えててんけど、おれら結婚せぇへん?俺にはこの先ずっと一緒におるんはあみしかありえへんからさ。俺ももぅ28やし…」『…うん…あみもしたぃ…りょうと結婚…』嬉しくてたまらなかった。
2005-06-29 11:11:00 -
156:
あみ ◆ej9/UehK8Y
生理がこなぃことに気付いたのは、プロポーズされてから1週間後のことだった。赤ちゃんができていた。さきの赤ちゃんと1ヵ月違ぃだった。『赤ちゃんできてた…』「まじで!」そぅ言ぅといつもあんまり熱くなったりしなぃりょうが泣きだした。「あみ2号やぁ〜?」何じゃそりゃ!笑 あたしは笑った。りょうをかわいぃなと思った。幸せってこぉゆぅことを言ぅのかな。
2005-06-29 11:18:00 -
157:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「その夢2人とも叶ったな!さきもあみもきっとゆぅきとりょうが運命の人やで!さき間違いなぃと思うわ?」さきがいたずらっこっぽく笑う。昔からかわらなぃ笑顔。『そやな!あみも間違いなぃと思うわ??』2人で笑い会った。
2005-06-29 11:26:00 -
158:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたし達のレストランを貸し切ってする結婚パーティーまで、あともぅ少しってときのある日だった。ピーンポーンっ?ドアをあけると、お兄ちゃんだった。 「主婦は暇やろ??」あたしはお兄ちゃんを家にいれた。
2005-06-29 11:30:00 -
159:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あみも大人になったよな〜!」コーヒーをいれるあたしを見ながら、お兄ちゃんはそぅ言った。『あはは?何それ〜?』あたしは笑った。「ん〜?お兄ちゃんは淋しぃなってことよ」あたしはまた笑った。「あみ、今までありがとぅな」あたしは驚いた。お兄ちゃんにあたしは何もしてあげれてなぃよ…?
2005-06-29 11:34:00 -
160:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あみが来てから、うちの家あったかくなってんで。俺、お前がくる前とかかなり荒れてたからな。でもお前がきて、お前の笑顔とか見てたら、俺かわらなあかんなって思えてん。俺にとってお前は天使やったな!」あたしは笑ってしまった。でも、お兄ちゃんのその言葉がほんとに嬉しかった。お兄ちゃん…あたしにとってもお兄ちゃんはかけがえのなぃ存在だったよ…。
2005-06-29 11:37:00 -
161:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「俺、かおりと結婚するわ!ホストもあがろぅと思ってる!」帰り際、ベビー服のプレゼントをあたしに渡しながら、お兄ちゃんはそぅ言った。「お前が一人前なるまでは結婚とかしんとこぅって決めてたけど、今がいぃ時期な気がする?あいつも年やし、迷惑いっぱいかけたしな?ほんじゃあまたな!」そぅ言ってお兄ちゃんは帰っていった。
2005-06-29 11:41:00 -
162:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはいつも誰もあたしを1番には思ってくれなぃよぅな気がしてた。でも、それは思い違ぃだった。いつでもみんなあたしのことを想ってくれてた…。あたし何でそのことに気付けなかったんだろぅ…お兄ちゃん…いつも見守ってくれてほんとにありがとぉ
2005-06-29 11:45:00 -
163:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あみちゃんっ?おなべあけてくださぃなっ?」…何のぶりっこやねん、おっさん…きもぃしっ?お鍋のふたをあけた。肉じゃがだ…またまたいつものアレだ…にんじんが文字の形に…今度のことばはこぅだった。 「シアワセニナロウナ」
2005-06-29 11:49:00 -
164:
あみ ◆ej9/UehK8Y
りょうはたまにおっさんくさくて、不器用で口が悪くて、あたしが小さぃ頃から想像してきた理想の旦那さん像とはかけ離れていた。あたしにはお兄ちゃんやけんちゃんみたぃなやさしぃ人があってると思ってたし…だけど、りょうはあっかくて、口では何も言わなぃけど、態度で表してくれる頼りになる。りょうの全てを愛せてる気がする。
2005-06-29 11:53:00 -
165:
あみ ◆ej9/UehK8Y
さきが神様の前で永遠の愛を誓ったときおもったけど、永遠ってありえるのかな?あたしは物事には絶対なんかありえなぃっておもぅ。でも、それでも、何の根拠もなぃけどあたしとりょうは大丈夫な気がするの。まわりから見たらただのあほなんかもしらんけどね?笑
2005-06-29 11:56:00 -
166:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「なぁ、あみ…俺さ…あみを好きになって初めて本気で何かを守りたぃって想ったわ。そぅゆぅ気持ち教えてくれてありがとぅ」いつも不器用なりょうが真面目な顔でそぅゆぅからあたしは笑ってしまった。「何がおもろぃねん!笑」『いやいやなんかおかしぃやん!笑』りょうの整った顔が笑った瞬間くしゃってなる。片方の口の端があがる。いつ見てもかわいぃ笑い方やなぁ。ねぇ、りょう…笑っちゃったけど、あたしもりょうと出会って人のあったかさに気付けたの。あたしきっとりょうがいなかったら、今こんな風に笑えるよぅにはならなかったんじゃなぃかって本気でそぅ思ぅ。りょう…本当にありがとぅ。 おわり
2005-06-29 12:04:00 -
167:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あみとりょうのお話最後まで読んでくれた方々本当にありがとぅござぃました??途中体調不良でかけなくなったりしたけど、最後までかけてほんとよかったです?さきの話のときから読んでくれてた方もいっぱいいたみたぃで嬉しかったです??本当にありがとぅござぃました???
2005-06-29 12:07:00 -
168:
名無しさん
泣きました
2005-06-29 13:46:00 -
169:
名無しさん
幸せになってくださぃ??
2005-06-29 14:21:00 -
170:
あみ ◆ej9/UehK8Y
179さん、180さん最後まで読んでくれてほんとありがとぅござぃました??しかも嬉しぃ言葉までいただけてめちゃめちゃ幸せです?ほんと感謝してます??
2005-06-29 14:56:00 -
171:
リナ
あみちゃんお疲れぇ☆話読んでて,いいなぁ〜って思った!リナも運命の人見つかるかなぁ〜笑〃てか,本当におめでとぉ(*≧∀≦*)うらやましぃわ♪♪りょう君とずっと?お幸せに☆☆
2005-06-30 00:36:00 -
172:
あみ ◆ej9/UehK8Y
リナちゃん1コ目からよんでくれてほんまありがとぉ〜(;_;)!めちゃうれしかった★あみも頑張って今以上に幸せなるなっ♪リナちゃんもがんばってね☆運命の人は誰にでも絶対いるよね♪
2005-06-30 04:21:00 -
173:
伊緒理
?時間弱かけて、さきチャンとゆうきクンの話・あみチャンとりょうクンの話読ませてもらいました??感動したょ?文もわかりやすいし…上手やね?あみチャン?さきチャン・・ぃぉり??の分マデ幸せ??になってくださぁぃ?ぃぉりゎ店内恋愛やから・・あみチャンとさきチャンがうらやましぃ??
2005-07-04 06:42:00 -
174:
伊緒理
それと・・パート?も見たいデス?今日カラいぉり、あみチャンのファン?ですゎぁ???パート?ゎ……あみチャンのお兄サン真人サン・かぉりサンかなぁ?勝手に妄想してゴメンナサイ?元気な赤チャン??産んでくださぃね????
2005-07-04 06:45:00 -
175:
あみ ◆ej9/UehK8Y
いぉりちゃん?読んでくれてありがとぉ???しかもファンだなんてっっ?嬉しすぎでしたぁ??いぉりちゃん店内恋愛なのかぁ??じゃあさきと一緒だねぇ?ボーイさんてなぜかモテるし、大変やと思ぅけどがんばってねぇ???パート3そぉ言ってくれるならかいちゃおぅかなっ?笑 あみ暇暇な主婦やし、書いたらよかったら読みにきてくださぃね??
2005-07-04 12:34:00 -
176:
名無しさん
完結おめでとう。
2人とも幸せすぎて羨ましいです(^^)
これから色々あると思うけど頑張って下さい☆
素敵なお話ありがとうございました♪2005-07-06 13:45:00 -
177:
あみ ◆ej9/UehK8Y
187さん?読んでくれてありがとぅござぃます??すごくうれしかったです?これから頑張りますね??
2005-07-06 20:23:00 -
178:
名無しさん
?
2005-07-07 15:58:00 -
179:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あげてくれてありがとぅござぃました?
2005-07-09 19:23:00 -
180:
ゅか ◆H4K9IyuZz2
こっちもゅか??
2005-07-09 19:49:00 -
181:
あみ ◆ej9/UehK8Y
ゆかちゃんありがとぉ??
2005-07-11 07:08:00 -
182:
名無しさん
まさととかおりって
2005-07-29 08:15:00 -
184:
名無しさん
??
2005-07-31 19:10:00 -
185:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あげてくれてありがとぉです??
2005-08-01 05:37:00 -
186:
名無しさん
??
2005-08-04 16:05:00 -
187:
名無しさん
まさととかおりって長吉の?
2005-08-04 18:33:00 -
188:
あみ ◆ej9/UehK8Y
違いますよぉ???お兄ちゃんとかの名前は知ってる人が見てたらわかっちゃうし、お兄ちゃんに迷惑かかっちゃうんで名前かえてます??
2005-08-04 19:49:00 -
189:
名無しさん
ぁげ
2005-08-07 19:15:00 -
190:
名無しさん
凄い感動しました
あみさん今いくつなんですか?2005-08-08 01:19:00 -
191:
あみ ◆ej9/UehK8Y
200さん?あげてくれてありがとぉござぃます?? 201さん?読んでくれてありがとぅござぃます??しかも感動したなんてッ?嬉しかったです?あみは今年19ですよ??
2005-08-08 06:36:00 -
193:
名無しさん
あ
2005-10-26 17:30:00 -
195:
名無しさん
????????????
2005-12-12 20:46:00 -
196:
名無しさん
?
2006-01-04 14:54:00 -
197:
名無しさん
あ?げ
2006-01-04 19:01:00 -
199:
名無しさん
???????????? 名作 ????????????
2006-04-23 05:11:00 -
203:
名無し
あ
2006-10-29 21:03:00 -
204:
りさ
とっても良かったです?
2006-10-29 21:39:00 -
210:
名無しさん
222
2008-01-22 23:57:00