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∞毬栗姫様∞
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1:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『そぅ。そらよろしかった☆あら、もうこんな時間。ほな、あたしもそろそろ出勤準備しなあかんしまた連絡させてもらいます☆はい、はーい☆』
ポチッッ2005-11-26 18:06:00 -
2:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
(´Д`)ハァ『眠ぅッッ』
バタバタバタバタ
またユウか。と一人納得したら布団にくるまる。
リア21歳。同居人はオカマのユウ。
一緒の店clubuで働く同居人ユウは毎日出勤前がうるさい。2005-11-26 18:10:00 -
3:
あゆみ
キタ━━(゚∀゚)━━!!
ポンパドール明日読むからぁ?2005-11-26 18:11:00 -
4:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ユウはuの?2。
オカマの癖に、と思いますか?
いやいやユウはすんごいべっぴんなんです。
パッと見、並のグラビアアイドルなんて比じゃない位。
仕事も出来ていい同士?って感じやね2005-11-26 18:13:00 -
5:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアは余りにうるさくバタバタバタバタ響く廊下の足音に
痺れを切らして起きる事に。
『おはぁ☆』
『ハイハイ。早くない?同伴か』
『そーそー☆』とユウは香水をシュパシュパ降って足早に玄関へバタバタバタバタ。。。2005-11-26 18:17:00 -
6:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『いってきまぁ(。゚∀゚。)ノ』
『ハイハーイ。』
リアは冷蔵庫を開け、アイスティーを取り出し閉める。
静かになった部屋の、最近買ってお気に入りのソファにボスンっと座った。2005-11-26 18:20:00 -
7:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
携帯を開く。パカッ
●着歴●3件●
『ま。珍しい。』と呟いたら、携帯をソファの隅っこに放り投げテレビのリモコンを掴む。
『千鳥のDVDかまるちゃんか。どーしょ』2005-11-26 18:24:00 -
8:
さく
みっけ☆今から営業やから、帰ってからみます…。見付けちゃったし、行きたくないよ?
2005-11-26 18:27:00 -
9:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?あゆ?見つけてくれてありがとう??またゆっくり読んで感想スレにヵキコ待ってます?
さくチャン発見ありがとう☆仕事頑張って☆また感想スレにヵキコしてね(。・v・。)ノありがとう☆2005-11-26 18:37:00 -
10:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『やっぱまるちゃんやな』
リアは仕事の準備もせずソファに転がったままテレビをつけて煙草の箱をカサカサ
『あ、爪はげてる』
チッと舌打ちをして煙草に火を付け大きく吸い込んだ2005-11-26 20:29:00 -
11:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
7時を過ぎた頃。
まるちゃんのビデオも終わって重い身体を起こす。
シャワーを浴びたら腰近くまでの長いエクステを専用ブラシとマイナスイオンのドライヤーで乾かす。
『頭いた。。。』2005-11-26 20:32:00 -
12:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
仕事は嫌いでも好きでもない。それでもかれこれ3年近くやってるし、実はしょうにあってるのかも。
さっさと乾かした髪をブラッシングして、眉毛かいて、マスカラとビューラーだけしてリップをぐりぐり塗りこんだら
今日はDiorのサングラス。
香水バックにつっこんで
いざ出陣2005-11-26 20:38:00 -
13:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
毎日おきまりのタクシーがマンションの下で待ってて
『おはようございます。』
なんて丁寧な挨拶かわしたら乗り込みいざ新地へ。
さっき閉じてから触りもしなかった携帯をやっと開く。
メールは嫌い。面倒だから。決まったお客に電話して、時間の帳尻合わしたら無駄なお誘いされない内に電話を切る2005-11-26 20:42:00 -
14:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ユウは博愛主義だから、
お客を一人一人大切に、なんて口を酸っぱくしてとんがらして突き出してよく説教する。
残念。大切になんて言われなくてもしてるわ。
大切に、しすぎるからあんたはなれないのよ。
?1に。2005-11-26 20:45:00 -
15:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
お客はみんな大切。
でも感情移入は出来ません。この一線、結構大事。
ユウを見てると温かい気持ちになる。
あたしが男なら間違いなく指名する。オカマって知っても平気な位魅力的。あたし?
間違っても指名しないね2005-11-26 20:48:00 -
16:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『無駄に刺々しいからいい』なんて。
まるで『遊び慣れた』感を醸し出すお客達。
(*゚Д゚)ハーーーァァ
運転手さんがチラリ。
『っと。コホン』この微妙に漂う緊張感が嫌(´θ`)2005-11-26 20:51:00 -
17:
天満?
俺、俺(ΘvΘ)/
俺、俺、詐欺(ΘvΘ)/2005-11-27 01:26:00 -
18:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『はょーございます』
ボーイは眠そうな顔、あの女の子達二人は。。。体験?か。
可愛い。明らか年下やけど
『リア』
『え、あー店長おはよう』2005-11-27 13:36:00 -
19:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
いきなり後ろから肩たたかれてちょっとびっくりした
『何その顔』
『あはは。何もない』
サングラスを片手ではずしロッカーに向かう。
ガチャッッ2005-11-27 13:38:00 -
20:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
でっかい鏡の前にラブソファが対面して置いてある。
4人しか座れないソファは50人分のロッカーの数からしたら反比例している。
いわゆる『古株四天王席』
みたいなもん。
どこの店にもある『しきたり』2005-11-27 13:41:00 -
21:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
何の決まりか知らないヶドいつのまにか新人は座らないようになっていた。
鏡の前2席はこれまたしきたりいわゆるVIP席。
?1?2しか座れない。
リアとユウしか座れない。
バカバカしいしきたりも今や慣れっこ。2005-11-27 13:44:00 -
22:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『頭いて』
リアはバックをポーイとソファに置いて鏡の前に腰掛ける。
『おはようございます!!!』
最近入った女の子、いつも挨拶が活気ついていて若々しい。
『おはよ☆今日も可愛いね』2005-11-27 13:46:00 -
23:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
嬉しそうな後ろ姿、パックリ見せた背中も、若い。
リアは煙草に火をつけて痛い頭をソファにもたげた。
『リア。いつものお客さんもう入るみたいよ』
と言って入ってきたのは当店店長、神吉、24歳。
リアの彼氏。歴半年ちょい2005-11-27 13:50:00 -
24:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『誰ですか』
『あの社長さん。ホラえーっと、何やっけ、』
『コルブル?』
『そーそー。今日も下りるんかな。なぁ純ちゃん、コルトンブルーあったっけ。』とボーイと話しながら更衣室出ていった。2005-11-27 13:54:00 -
26:
さく
あげ?
2005-11-27 22:04:00 -
27:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?さくちゃんアゲありがとう?書きますね??
2005-11-27 22:39:00 -
28:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『リア会いたかったでぇ』
脂っこ(゚Д゚・)冬真っ只中ってのになんでこんな脂っこいのあんた。
『おおきに☆社長今日は何飲まはる?』
あー、頭が痛いぜェエ。ふぅ
『じゃあ今日はドンペリからいっとこか☆』2005-11-27 22:42:00 -
29:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
(´Θ`)ウソンイヤン。はぁ
『あら。ドンペリね。何色にします?』
『何色がいいんや?ピンクか☆イヒヒヒヒ』
いーやー!!!脂っこい癖にピンクなんて言葉出すな!!!
『じゃあ金で。』2005-11-27 22:46:00 -
30:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『リアは欲深い女やなぁ』
まんざらでも無い脂っこい笑顔は相変わらず受け付けない。
優しい人だし嫌いではない。
ただ、頼むから
ドンペリ頼む前に油取り紙買ってくれ。2005-11-27 22:48:00 -
31:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
運ばれたドンペリ金を旨そうに飲む。
リアは酒は焼酎かポン酒onlyなのでいつまでも苦手。
何故か度数関係なくシャンパンは悪酔いするから尚更苦手。
ながーいながーい1時間を終えると半ば強制チェック2005-11-27 22:52:00 -
32:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
送り出しを終え、コルブル社長も送り出し。
『ワンチェック重なって。接客ちゃんとやってるの』
なんてカミの声も上の空。
逃げる様に更衣室に一直線。
*+*+*カチャ2005-11-27 22:55:00 -
33:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ガサガサと音がするので奥を見るとユウ。
『イヤン(゚∀゚・)』とユウ
『あ、おはよ』から始まり
会話もチラホラしながらリアはソファになだれこんだ。
『ッッたァ』毎日毎日毎日毎日毎日酒を飲んでりゃ頭も痛いに決まってる。わかっちゃいるヶドやっぱり毎日毎日頭痛いのは辛い。2005-11-27 22:59:00 -
35:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『リア痩せた?』
なんてユウがいきなり聞くからびっくりした。
確かに最近ろくに食ってない。実はカミとも喧嘩が多い。
理由は色々。
。。。。。。。。というより実は肉体関係が主な要因。2005-11-27 23:02:00 -
36:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『カミが会う度Sexか?』
とあなた思ったかい?
逆逆。真逆なの(。´_`。)ノ
半年なのに未だにチゥしかしてないの。
チゥって言ってもアメリカ人の挨拶みたいなやつ。これっていかが?無いやろ?うん、無いって絶対。有り得なり2005-11-27 23:06:00 -
37:
?魔女っこメグ?
読んでるょっ??
?がんばって?2005-11-27 23:08:00 -
38:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?魔女っこめぐ????ありがとう?
2005-11-28 00:26:00 -
39:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
まぁカミにイライラしてるのは置いといても、
痩せたのはカミは関係なくて、体調不良。
頭痛いのがここ数日、延々続いてるのだ。
頭痛薬もきかないし。
食欲なくなるし。肌荒れるし。2005-11-28 00:57:00 -
40:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
カミとのいざこざも胃を痛めてるヶド、
頭痛いのは本当に辛い。
『いかん死ぬ。帰ろ』
リアは予定していたお客に謝りの電話を入れ
着替えてリストへ2005-11-28 01:00:00 -
41:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ごめん帰る』
『どーしたー?』
『帰る。死ぬ。頼む。帰る』
カミは目線を手元からリアに変え、瞬時に体調不良と察知。同時に不機嫌MAXなリアの形相に身の危険を察知。
『ちゃんと飯食って寝れよ』2005-11-28 01:04:00 -
42:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ユウに帰る前電話するように伝えといて』
吐き捨てた言葉をカミに托してさっさと店を出る。
『痛い痛い。ア゙ー痛い!!!』
イライラはMAX☆タクシー捕まえる為小走り。テッテケテッテケ
『リア!!?』2005-11-28 01:07:00 -
43:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
呼び止められ殺意。
『くそッッ!!!誰やボケ』
思いつつ営業スマイルで振り向く。*+*+*クルリ
『(゚Θ゚・)。。。』
『リアやんけー。久しぶり』2005-11-28 01:10:00 -
45:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『シロ……?』
『リアやんけ!!!』
『あ、久しぶり』
『相変わらずべっぴんやなぁ☆でも老けた?』
キャハハハハとリアの前に立って笑ってる男。シロ。ホスト22歳。2005-11-28 13:42:00 -
46:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『あー久しぶり』ズキズキ
『最近こっち帰ってきてんか。リア何やってんのー?相変わらずキャバー?』
嗚呼寒い。この12月の梅田北新地も寒いが目の前の半年以上前に別れた元カレの馬鹿っぽい笑顔もかなり寒い2005-11-28 13:46:00 -
47:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『あ、暇?飯でも…』
『忙しい。ホナさいなら』
リアはクルリと身を回し、さっさと歩き出した。
『ちょッッちょっとちょっと!!!待てや!!!待てって』
『何!!!?』2005-11-28 13:49:00 -
48:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
虎の如し、リアの形相*+***
『あ、じゃあ番号おせーて』
『いらん。さいなら』
『ちょっッッと!!!』
『うざ!!!あー!!うざい!!!きもい!!ホレ!!』2005-11-28 13:52:00 -
49:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアはバックに手をつっこみ
顧客に渡す用の、名前と携帯番号だけ記入した名刺をシロになげつけた。
『でわ(゚Д゚・)』
リアは凄い早さで歩き出した。2005-11-28 13:55:00 -
50:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『待っッッて!!!せっかくやし飯いこ?』
『ッッア゙ーもーウザい!!!何?』
『頼む☆つもる話もあるし。ね?ハイ行こー!!!』
(θДθ*)ウザイ。。。。
腕を引っ張る元カレ、シロにキレる気力もなくしてリアはついて歩く2005-11-28 15:52:00 -
51:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
新地の小洒落た割烹に入る。
まだ10過ぎ。
『こんな奴と飯来るなら仕事しときゃよかった……ウワン』
『え?どーした?』
『うるさい。で、何?』2005-11-28 15:55:00 -
52:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
次々と小鉢が並べられる卓を見下ろしリアはおしぼりを掴んで広げた。
『リア仕事は?』
『関係ない』
『彼氏はいんの?』
『関係ない』2005-11-28 15:57:00 -
53:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『やり直さん?』
『(゚Д゚・)。はぁ!?!』
『俺なぁ、リアと別れて初めて気付いてん。リアの大切さ、とか色々。やし、俺もまた梅田で仕事始め…』
『いらん。バッカバカしい。間に合ってんのよ男は。じゃ』
リアは立ち上がると財布から札を取り出し卓に置いた2005-11-28 16:01:00 -
54:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
*+*+*+シロは有名なホストだ。出会った時は顔が好みだったので連絡を取り出した。キャラに似合わずジャニーズ系が好みなホステス当時20歳リア。
その頃はそこそこ売れっ子だった。仕事に必死で久しぶりに恋愛をしたのでシロに真剣に恋をした。
しかし女癖も金癖も悪いシロに散々悩まされ、店には行かなかったものの、最終的にはコツコツ貯めた貯金の詰まった通帳を盗みシロは消えた。
━━━━で、今、のうのうと目の前にいる。2005-11-28 16:08:00 -
55:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『待ってや!!!』
『何?』
もうあの頃みたいに幼くもないし馬鹿じゃない。金も名誉も地位も何もかも自分で叩上げた。こんな馬鹿におめおめ引っ掛かる女じゃない。2005-11-28 16:11:00 -
56:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
憎悪も欲も、醜いものも見て歩いてきた。
『寝て客とってる』『客の愛人やってる』『整形』これだけじゃない。
散々叩かれたし、嫌がらせは酷いものも沢山有った。打ちのめされそうにもなった。
ホストが毎夜連夜、『客にしたらオイシイ』から営業に来た事もあった。2005-11-28 16:16:00 -
57:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
もう純粋な女の子の殻は破って捨てた。
信じないし期待しない。
信じる物は自分とお金とユウ。彼氏のカミだって正直あんまり信じれない。
『売れっ子』『憧れ』『不動の?1』を得た代償は
『ひねくれた女』だった2005-11-28 16:20:00 -
58:
枝豆
同時進行ガンガレ(´ー`)
メタォモロィー♪2005-11-28 17:01:00 -
59:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?とりあえず中断します?
>>45-57まで?
枝豆サン☆なんて素敵なネーミングですか???いやはや脱帽です?ありがとうございます?また感想スレにヵキコ頂けると嬉しいです??ありがとう?2005-11-28 17:53:00 -
60:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『俺なぁちょっと金困ってんねんかぁ。』
『で?あたしに関係ない』
『貸してくれへん?』
『はッッ?』
リアは一瞬めまいがしてフラついた。この後に及んで目の前の馬鹿は何をイッテルノ(゚Θ゚・)?2005-11-28 19:27:00 -
61:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『お前さぁ、結構売れてんねんてなぁ』
と言ってリアの載った雑誌のグラビアページをポケットから取り出しチラチラ。
『はッッ。あたしが働いてる事知ってたって事?』
『ちなみにホラホラ』
リア絶句∵∵∵∵2005-11-28 19:30:00 -
62:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
シロの持ってる携帯の画面に写るのは1年程前の、付き合っていた頃のリアの寝顔。
ちなみにスッポンポンだが、布団で大事な所は隠れてる。
が(o∵o)!!!この画像を見るとあきらかに
『チョメチョメの後』である2005-11-28 19:34:00 -
63:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『こんなの夜遊びでも2チャンでも流れたら痛いでー。
なぁ?』
と言って不適な笑みを浮かべる元カレ。
『で?』
『たから、金貸してちょーだいって言ってんの☆』2005-11-28 19:36:00 -
65:
らッちン
待ッてマス??+゚
2005-11-28 23:27:00 -
66:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
らっちん?ありがとう?あなたの一言で更新決定???
2005-11-28 23:55:00 -
67:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『脅すっちゅー事け』
口調のかわるリア
『あー怖い怖い☆まぁ包んでくれたら、な?』
シロは指で¥マーク。
『チッ。っといのぉ。何ボや』2005-11-28 23:57:00 -
68:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ま、こんなもん☆』
シロはブイサイン
『20け』
『そんなもんやな』
『考えるわ』2005-11-28 23:58:00 -
69:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアは知っていた。
この男は一回では納得しない事を。
カツカツカツカツ
『くっそッッ』
リアはただでさえ痛い頭がより一層痛むのを感じた2005-11-29 00:01:00 -
70:
?花?
ぉまめ?初めましてぇ??初めてぉまめ?の小説読ませてもらってますぅ??すごぃぉもしろぃネェッ??
今同時進行してるゃっと∞はれのち∞も読んでるょぅ??頑張ってネェッ????2005-11-29 00:23:00 -
71:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
もうひとつと合わせたいので
?今日はここまで?
>>45-69が更新した分です??
?花??ありがとう??無駄に沢山?ぉはなし?書いてるから暇つぶしにでも読んで?サィ??ちなみに別に感想スレが有るのでそっちに?ヵキコ?してくれたら嬉しャスです?ありがとう??2005-11-29 00:37:00 -
72:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『リアちゃんお疲れ様ぁ☆今日は早いわねぇ』
家に帰っても悶々としそうだったので福々に来ていた。
『マスター、焼酎湯割で梅入りで。』
『麦でいいのねぇ☆』
カツカツカツカツとヒールを響かせリアは奥の和室に入っていった。2005-11-29 14:48:00 -
73:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━?(ΘμΘ)ハッ!!!
それから何時間かマスター捕まえて飲んで。
ユウが来て。
あ、泣いたんだったっけ。
んー?ここは家?2005-11-29 14:52:00 -
74:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ん゛(゚Θ゚・)』
ベットから起き上がろうとしたら何かを踏み付けた。
『ギャ(゚Д゚・)起きたの!?』
シーツにくるまったユウが眠そうな目をこすりながら
『ユウおはよ。』2005-11-29 14:55:00 -
75:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『眠ゥゥ(pз≡)ゴシゴシ。リア頭痛いの大丈夫?』
『おぅ。大丈夫。寝すぎって位寝たし』
そりゃそうだ。リアがぶったおれたのが朝方の4時。
只今13時*+*+*
『ユウなんでここで寝てんの』2005-11-29 18:42:00 -
76:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『リアが泣いたから♪』
『っさい。ったくもー。』
リアは頭をポリポリしながら居間に向かって歩いていった。
『携帯どこやっけ。あ、有った有った』2005-11-29 18:44:00 -
78:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
メールも着信も、なし。
『あれ?シロの奴メールしてくんじゃなかったけ(゚Д゚・)』
不思議に思いセンターに問い合わせてみるが
◆◆新着メール0件◆◆2005-11-29 18:46:00 -
80:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『なんやあいつ』
とりあえず仕事の準備を欝陶しそうに始める。
リアは風呂のスイッチを押し、自分の部屋をちらっと見る。
ユウがまだゴロゴロと転がっていた。
『あんた仕事の準備は?』2005-11-29 18:50:00 -
81:
?ぱるタンありがとう(。・∀・。)ノ今全部ょんでくれたの貝☆ありがとう(o^◇^o)また感想スレに感想ヵキコ待ってます☆???
2005-11-29 18:53:00 -
82:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
無視してゴロゴロしているユウを見て
『仮病とは余裕です事☆』
捨てぜりふを置いたらリアは風呂に入る。
チャポ────────ン♪2005-11-30 00:24:00 -
83:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
風呂から上がって相変わらず長い髪を乾かして
いつも通り家を出る。
『ユウ本当に休むんかな。元気そうやったヶド。。。。(゚Θ゚・)』2005-11-30 00:26:00 -
84:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
昨夜泣いたもんだから、ちょっと腫れぼったい目。
店に着いたら早速ヒエピタを目に張ってソファにもたれる。
何分かキモチイ気持ちに浸っていると、肩をトントン。
『リア、起きて』
ヒエピタをめくるとカミが立っていた。『店長。チッ。何?』2005-11-30 00:30:00 -
85:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『舌打ちはやめなさい。昨日大丈夫だった?電話したヶド圏外やったよ』
まだ誰も居ない更衣室にカミの低い綺麗な声が響く。
(*゚Д゚){いっつも電話なんてしてこないくせに一体どうゆう風の吹き回しかしらッッ。元カレに金せびられて大変だって言ったらあんた助けてくれんの?だいたいいっつもニヘラニヘラしちゃってモテるからって調子乗ってんじゃないわよ!!!2005-11-30 00:35:00 -
86:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
と(。´・_・。)ノ
言いたいヶド言えない。
…好きなのですもの。嫌われたり面倒な女って思われたくないもの。まだチョメチョメどころか接吻すらしてないんですもの。
接吻…………甘い響きだわ。2005-11-30 00:38:00 -
88:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
とか言って書き足らないので続行?
読んでナィ?ィヤン?2005-11-30 00:58:00 -
89:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『大丈夫。ご心配には及びません』
ツンツン尖った言い方。
(。´・д・。){ 違うの心配もっとしてくれていいのよダーリン。可愛くないのは素直になれない乙女心なのよ!!だっていっつも素っ気ないでしょ!!?何で何で!!?2005-11-30 01:03:00 -
90:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
もちろん言えない。
素直じゃなぃなぁ、と、一人で勝手に落胆しながらリアは再びヒエピタをまぶたにピタリと張り付ける。
『目はどーしたー?』
カミのひんやりした手がリアのホッペに触れた。2005-11-30 01:06:00 -
91:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ポッ(゙Д゙*)ポッポッポッ
リア発火。
いきなりカミが触るから、リアは恥ずかしいやら嬉しいやらで一気に赤面。
『ってオイ(゚Σ゚・)!!!リア?顔赤いって大丈夫?』2005-11-30 01:09:00 -
92:
名無しさん
烏龍茶ってどこにあんの?どこで聞いていぃんかわからんくて…ごめんな。
2005-11-30 01:12:00 -
93:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『だッッ大丈夫よッッ!!!触んないでッッ(゚Д゚・)』
!パチンッッ!!!
(゚Θ゚・)ヤッチャッタ。。。。。。。
リアは恥ずかしさの余りカミの手をおもいっきり叩いた。
『あ゛ッッ!!!あああのアノッッ!!!』2005-11-30 01:13:00 -
94:
名無しさん
おっ??返事ありがと?スレタイ検索てどこにあんの??小説の邪魔して、ごめん?
2005-11-30 01:19:00 -
95:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『もー、ええわ』
いつになく冷たいカミの顔。
リア焦る
『だって!!普段っ全然触らんやんっ!!一緒におっても、な何もせーへんくせに店やったら心配するとか何なん!!!嬢としての扱いなんやったらッッ心配なんかいらんしッッ!!!だいたい!!何でいっ…』2005-11-30 01:21:00 -
96:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?夜遊びの掲示板の上にありますょ?
2005-11-30 01:22:00 -
97:
名無しさん
ありがと?これからも頑張ってや?
2005-11-30 01:23:00 -
98:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアは突っ立ったまま泣きそうになりながらも怒鳴る。
『別にッッ好きちゃうんやったら別れてもいいしッッ!!何考えてんの一体!!訳わからッッ。。。』
ガンッ!!!
『ん゛ッッ!んッぐッ!!ん゛!?』
カミはリアの腕を引っつかみソファの前のでかい鏡に押し付ける。2005-11-30 01:27:00 -
99:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ん゛ッッん゛ゥゥゥ!!!』
カミは片手でリアの髪を掴み片手でリアを押し付ける。
リアはカミがいきなりあまりに激しくチゥをするのでびっくりして抵抗する。
唇が離れると同時にカミは
『今度しゃしゃった事ゆーたら犯すょ』と言ってネクタイをピッと直して更衣室から出ていった。2005-11-30 01:33:00 -
100:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
腰が抜けた。
『へぇ(゚Θ゚・)』
リアはヘタヘタと床に崩れ落ちるとそれから何分も放心状態のまま固まっていた2005-11-30 01:36:00 -
101:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアはメールをカコカコ打つ
相手はユウ。
あまりにドキドキして手が震える。何とか打って送信☆
内容
《ヤバイって(。´-`。)ノ》2005-11-30 01:53:00 -
102:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?名無しサン?ありがとうございます??また感想待ってます?
2005-11-30 01:54:00 -
104:
さく
読みアゲッ?
2005-11-30 15:35:00 -
105:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
??皆様申し訳ありません??携帯が壊れて?機になったのでトリップも変わりました?また後で更新します?
2005-11-30 16:12:00 -
106:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアは仕事中、ずっと上の空だった。
元カレに金をたかられてる事など頭からすっかり抜け落ちていた。
ドキドキドキドキ(゚Θ゚・)
カミが視界に入る度、ドキドキして結局ずーッッとドキドキしていた2005-11-30 21:36:00 -
107:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
仕事が手に着かず、
何組か来たお客とも盛り上がる事なく、
勤務時間が中盤に差し掛かった頃、待機席にポスンっと座り、
携帯を開く。
『あ、ユウからメールきてたんや。何やろ』2005-11-30 21:39:00 -
108:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
《大丈夫yO☆》
ん?(゚Θ゚・)なんやそら。大丈夫やヶドも。チゥしたって事を言いたかった訳やし。
何を勘違いしてらっしゃるのかしら。
リアがメールを返信しようとしてカコカコしているとボーイがリアを呼ぶ。
『リアさんご指名です』2005-11-30 21:44:00 -
110:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
そんな感じで飲んで意味なく話して笑って*+*+*閉店*+*
『(*´Д`)疲れたァァ』
リアは客席のでっかい黒いふわふわしたソファにもたれる。
『リアさん(。゚∀゚。)』
『んー?カリナちゃんやん。どーしたー?』2005-12-01 00:55:00 -
111:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ご飯行きませんかッッ☆』
『いーね(。・v・。)ノいこっか☆今あたしかなり寿司食いたいんやヶドいい?』
リアは今日前半はカミで頭の中いっぱいだったけど体調はすこぶる良いので食欲旺盛☆
『全然いいですよ☆タモツも一緒いいですか?』
『タモツちゃんって最近入った子やんね?いーよ行こ行こ☆』2005-12-01 00:59:00 -
112:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カリナは入店1ヶ月目でくりくりおめめが可愛い妹キャラ。
ご新規のお客さんに人気。仕事に対して真剣で、リアに憧れ、良く絡んでくる。
最近はリピート率も上がってきていて好調。
タモツちゃんは、そんなカリナに連れられ最近入店した女の子である。
普通に可愛いが、化粧が濃すぎて素がわからない。あんまり回りに合わせたりしないで、勝手な行動が多く、ヘルプでお客さんに口座の悪口を言うのがたびたび、なので最近女の子達から雲行き怪しい声がちらほら。2005-12-01 01:07:00 -
113:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアはいわゆる、『姉さん』と呼ばれる立場である。
売り上げ、指名数で稼ぐトップは店の看板でもあり、女の子にとっての憧れであり厳しいママにでも自然となりうる。
もちろんユウもだ。
リアとユウはClubuの看板で、教育指導も勤めなければならないのである。
この業界は、昔の遊郭とよく性質が似ていて、自分が売れたら下の新芽を育てて行く。むしろ下を育てて、やっとこさ一人前になる。古いやり方はClubu初代代表が決めたしきたり。2005-12-01 01:16:00 -
114:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
話はもどってタモツだが、
リアの聞く分に、いろいろと耳に余る部分が多く、ゆっくり話をしたいと思っていた。
『じゃあカリナちゃんタモツちゃん寿司行こか(。´v`)ノ』
一行は新地を歩く2005-12-01 01:19:00 -
115:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カラカラカラカラカラ。。。
『おッッ!!!リアちゃん久しぶりやなッッらっしゃいッッ☆』
『おいちゃん久しぶり☆相変わらず旨いんかッッ(。゚∀゚。)』
『ったり前やんけ☆ホラホラ寒いやろっ!!!べっぴんさん達カウンター座りい!!!』2005-12-01 01:54:00 -
116:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
熱すぎるおしぼりをパタパタしながら値段の書いていないメニューに目を通す。
『キャ!(*゚Д゚)!リアさんカリナそんな軍資金ないっすッッ』
『えーからたらふく食べ。タモツちゃんも食べやぁ☆』
『…はぁ。』タモツ愛想悪☆2005-12-01 01:57:00 -
117:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
旨い寿司をつつきながら飲んで数時間たった頃。
いつのまにか熱燗で酔っ払ったのか、後ろの座敷でカリナが倒れていた。
『カリナ倒れてるやないの』
リアが笑った。その時。
『リアさん、あんなあたし…』2005-12-01 02:00:00 -
118:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ん?』
珍しくタモツが口を開いたのでリアは嬉しくて笑顔で耳を澄ましてイカサシを摘んだ。
『あんな、あたし店長すきなんやん』2005-12-01 02:03:00 -
121:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『(。゚∀゚。)。。。ん?』
『いや、だからあたし店長の事すきやねんか』
『(゚Θ゚・)』
『リアさんさぁ、やたら店長の事意識してへん?ぶっちゃけ見てて嫌やねん』
リアはイカサシを摘んだまま固まった。2005-12-01 13:13:00 -
122:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
タモツは続ける。
『あたしが問題児なんわなぁ、店長にかまって貰う為やねんやん?やし別にリアさんにこんな風に飯とか連れてきて貰ったりとかあんま嬉しくもないし、逆に迷惑ってゆーかぁ』
えぇぇぇ(*゚Д゚)エェッ!!?2005-12-01 13:16:00 -
123:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
まだまだ続く
『で、リアさんに言っときたい事あってんヶドー。』
『…はぁ。何でしょ』
『店長な、タモツの事いっつも『手ぇかかる女や』って言うねんやん。でも『リアの次にやけどな』って付け足すねんかー。ぶっちゃけ迷惑やん?ってかリアさんは店長に何がしたいん?店長困ってんねんし、あたしからしても邪魔?やしぃ、もーちょっと自粛して?22歳やったっけ?大人やん?』2005-12-01 13:22:00 -
124:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
(*゚Д゚){ついこの間まで21でしたー!!!しかも誕生日からまだあんまり立ってないから気持ち21やもーん!!!ってか、たかだか3歳差やんか!!!18歳と何が違うん!!!肌か!!?肌は確かに曲がり角やけどな!!!
言えない(。´v`。)ノただ固まったまま。リアはいきなりの予想外の事態に対する対応力ゼロな女である2005-12-01 13:26:00 -
125:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ま、そーゆー事やし。お疲れ様でーす☆』
タモツはさっさと帰ってしまった。
リアは固まったまま。
『たしかに若い方がいいかもしれんヶドやな、、、』
呟く声は虚しくイカサシにしか届かない。2005-12-01 13:29:00 -
126:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
コトッッッ。。。
リアの前にポコポコとあったかい茶碗蒸しが置かれた。
『ま、なんや!!おいちゃんからのさーびすャ☆』
『おいちゃんッッ(*゙Д゙)』2005-12-01 13:54:00 -
127:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアはあったかい茶碗蒸しをつっついてポーっとしていた。
♪♪ロンコロ♪♪ロンコロ♪♪
(*゚Д゚)●着信●カミ●
なんとなく話したくなかったので電話は開けてすぐ閉じた。
それからカリナが目を覚ますまでリアはポーっとしていた2005-12-01 13:57:00 -
128:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カリナの家はちょっと遠いのでタクシーで送り、
リアは、まだ朝には程遠い空を車内の小さな窓から見上げて煙草をユラユラとくゆらせていた。
♪♪♪ロンコロ♪♪♪ロンコロ♪♪2005-12-01 14:01:00 -
131:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
●着信●ユウ●
ピッッッ
『はいょ(゚Θ゚・)あんた店仮病で休んで何やってたんゃぁ』2005-12-02 00:46:00 -
132:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あらリア起きてたの☆』
携帯からは、いつも通りに底抜けに明るく優しいユウの声が聞こえてきた。
『起きてるよ。今どこ?』
『んー?内緒☆』
『なんでょ(。´∀`。)』2005-12-02 00:49:00 -
133:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『リアー?』
『んー?』
『アハハ。何もない☆』
『はぁ(。´∀`。)』
『先に家着くから起きて待っててあげるねー☆』2005-12-02 00:51:00 -
134:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
プッツーッツーッー。。。。。
『何やあいつ(。`∀´。)』
リアは意味不明なユウからの電話にちょっと笑ってムセた。
ゲッホケホケホ。
あぁ、やっぱりユウが居てくれてよかったなぁ。と、リアはなぜかしみじみと感じた。タクシーは、朝にはまだちょっと遠い薄暗い青い世界を、リアを乗せてユラユラと走る。2005-12-02 00:56:00 -
135:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ガチャガチャッッ、カチャ。。。
『ただいまー』
(゚Θ゚・)?アレ?先に帰ってんじゃなかったのかょ。
リアはステステと廊下を歩き居間につくと、パチンと部屋の電気を点け、お気に入りのソファにバックを放り投げ、取り出した携帯と煙草を無下にガラステーブルに置く。
『ん。。。?何これ。』2005-12-02 01:03:00 -
136:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
テーブルに何かを見つけ、リアは目を凝らす。
『(*゚Д゚)!!?えっ!?なんでシロの名前書いてんのッッ!?しかもメアドまで』
ユウは天然なのか、どこか抜けている。
*+*+*+*ケイタと電話で話しているときに殴り書きしたメモを捨て忘れて放置していたのだ。2005-12-02 01:07:00 -
137:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あいつは本当に。(*´Д`)ハァ何て言うか。ハァ。。。』
リアは呆れてその場に座り込んだ。
ふかふかとした黒いフェイクファーの敷物をスリスリしながらしばらくポーッッとして、
『ハァ、ハッアッハッハッアハハハハッッ』
笑い出した。2005-12-02 01:11:00 -
138:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ゆっくりと考えると、
仕事馬鹿なユウが、今日休んだ理由も、今どこから帰ってきてるのかも、さっきの電話も。
大体検討がついて一本の線になった。
『ユウ何やらかしたんやろ。』と、誰もいない部屋でリアは一人ぽつりと呟いた。2005-12-02 01:15:00 -
140:
名無しさん
ぉ塚リン孑?
2005-12-02 01:45:00 -
142:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ただいまァン(。´v`。)ノ』
『あ、おかえりィィ(。゚∀゚。)』
リアはトイレに入る。ユウは居間に入ると、ソファにポスンと腰を降ろしてガラステーブルのリアのセブンスターメンソールに手を伸ばした。
『んーッッ、ん゛(゚Θ゚・)?』2005-12-02 12:06:00 -
143:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアは廊下のドアからちらりと居間を覗いた。
『あわあわあわ(*゚Д゚)!!!!あたしったらこの紙捨ててなかったの!!?リアに気付かれたのかしらッッ!!アャアャアャャヤャヤ!!』
ユウったら凄い顔。リアは笑いそうになったが、必死でこらえ、廊下からちらりちらりとユウの滑稽な顔や動きをイチハラエツコばりに見つめていた。 ̄v ̄。)チラ2005-12-02 12:13:00 -
144:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カチャッッ
ドアから出てきたリアは冷蔵庫からマカディアスパークリングとスミノフの瓶を出す。
『ユウ飲む?ってか、ヨシ!!!飲むか(。・v・。)』
『リア、あの…』
『飲むぜィィ(。゚∀゚。)!!』2005-12-02 12:17:00 -
145:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『とにかく飲むぞコラ!!!!ォイッッてめぇ寝ようとしてんじゃねーぞコラ(*゚Д゚)!!』
『あんッッ。ちょーっと優しくなったかと思いきや、やっぱり、リアはリア様姫様俺様、なのね(。´Θ`。)ハァ』
『ホレっ(。゚∀゚。)ホレホレ飲め飲め☆グダグタぬかすでない!!!苦しゅうないぞ☆飲めやぃ☆』
リアは後ほどいつも通りぶっ飛び、ユウにベットに運ばれる。2005-12-02 12:29:00 -
146:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
Zzz♪♪♪♪スピースピースピースヒ(。´μ`。)ムニャムニャ♪♪♪♪
Zzz2005-12-02 12:33:00 -
147:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
パチッッパチクリ☆
『っいててて、頭イタぁ。。』
(pΘ`・)ゴシゴシ
『あれ、あたしまたユウに運ばれたんか。ってイテテ』。。
リア姫は、夜明けにユウと飲みだしてから後の、記憶もすっかりなくなって目が覚めた。2005-12-02 12:37:00 -
148:
さく
読みアゲッ?
2005-12-02 12:52:00 -
149:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
Tシャツに手を突っ込み胸の下をポリポリしながらパンツ一丁で居間に行き、
秋から冬に代わる頃、
ユウが気管支の弱いリアの為買ってくれたイオンヒーターのスイッチを押したら
冷たい烏龍茶を片手にソファにかける。2005-12-02 22:13:00 -
150:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ほわほわと優しくあったかい空気が部屋を満たし始める。
『ねむゥゥ(*´Д`)ファア』
リアはチカチカ光る携帯を開く。
●不在着信●2件●2005-12-02 22:25:00 -
152:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
パカッッ
●不在●カミ●
●不在●カリナ●2005-12-03 12:42:00 -
153:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カミは…。。。放置☆
カリナはなんやろ(゚Θ゚・)?
リアはカリナから昼前に着信が有った事が気になった。
普段は絶対こんな時間にかけて来ないのに。2005-12-03 12:45:00 -
154:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアはクシャクシャと絡まった長い髪を手ぐしでとかしつけながら、
片手でカコカコと携帯をいじって発信ボタンに触れる。
*+*+*プルルルプルルルルルルプルルル
『まだ不在から2時間位やねんヶドなぁ。寝てんか?』2005-12-03 12:50:00 -
155:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
*+*+*プルルルルルルプルルルプルルル
『んー。出んなぁ』
リアは携帯を耳から離し、電源ボタンを押そうとした、時。
『リアさん!!??』2005-12-03 12:52:00 -
156:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
◇---通話中---◇
画面はカウントを始める。
『あ、カリナちゃんー?どーした…』
『アノ!!!あのあの!!!』
『はいはい?どーした?落ち着いて、ん?(。・v・。)ノ』2005-12-03 12:55:00 -
157:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あッッあたし!!!』
『うん?』リアは煙草の箱をカサカサと指を突っ込み、1本取り出しくわえる。
『見たんですッッ!(*゚Д゚)!』
『何を?』キーンシュッポッ
『ててて店長と!!!』2005-12-03 12:59:00 -
158:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『店長?(゚Θ゚・)』
くわえた煙草から白い煙が舞い上がる。
『びっくりしましたょ!!店長とタモツが昼前店から出て来て。電話入れたでしょ!!?あの時間ですゥゥ。買い物行って店の前通ったら昼前にですよ?二人で出て来て!!!』
鼻息の荒いカリナの声は電話からも凄い気迫なのが伝わる。2005-12-03 13:03:00 -
159:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
煙草から舞い上がる煙を無心に見つめ、放心状態のリアを尻目にカリナは続ける。
『前からタモツ、店長狙ってるって言ってたんですょ。でも店長に彼女居るか聞いたら『居るから狙わないでょー』とか言ってて!!!まさか彼女がタモツやったなんてッッ!!!』
いや、それは私ですが(*゚Д゚)
言えない。言葉が出ない。意味がわからない。……ハァ!!??2005-12-03 13:07:00 -
160:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ポヒッ…。
電話を切ったリアは電話をにぎりしめたまま放心状態。
まるで幽体離脱。
もう一度携帯を開いて不在着信を見る。
●11:37●不在●カミ●2005-12-03 13:11:00 -
161:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ポスッッ!!!
バタバタバタバタ!!!2005-12-03 13:12:00 -
163:
名無しさん
あげぇ?
2005-12-03 14:41:00 -
164:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
?名無しサマあげありがとうございます???書きます??
2005-12-03 21:13:00 -
165:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
洗面所に立ち鏡を見る。
『なんやコレはッッ!!(*゚Д゚)』
鏡に映るのは疲れ果てて疲労感の漂う女。
イライラすると手ぐしでガシガシととかしつけ、毎日大量のvO5を振り掛ける為、所々はねている髪。
酒の飲み過ぎと不規則にしか食べないので肌はくすんでいる。化粧が上手いからって手を抜き過ぎた結果があられもなく鏡に鮮明に映し出されていた2005-12-03 21:21:00 -
166:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『こりゃ(*゚Д゚)いかん!!』
そうだ!!!
ドレス買いに行って美容院行って服買いに行って基礎化粧品も買いに行って。美味しいご飯食べに行こ!!!
よし!!!2005-12-03 21:23:00 -
167:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
バタバタバタバタ!!!
『ユウ!!起きろゴルァ!!!ユウ!!ユーウー(`Д´*)!!』
リアはユウをゲシゲシと惜し気もなく蹴る。殴る。
現実的な猟奇的な彼女ってやつである。2005-12-03 21:25:00 -
168:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ユウがびっくりして起きる。
あまりにおかしな顔だったのでちょっと笑ってまた蹴る。
寝起きで『男』な状態のユウを風呂に追い込み
リアは化粧を始める。
パタパタパタパタと、お粉を顔にしっかり叩き込む。2005-12-03 21:28:00 -
169:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
風呂場から下手くそな昭和歌謡が聞こえる。
バタバタバタバタ!!!
『悠長に歌歌ってんと早く洗えばかたり!!!』
あくせくと風呂から上がったユウが化粧を始める。
リアはホットカーラーでサザエさんみたいになった頭で煙草を吸いながらボーっと化粧をするユウをみていた。2005-12-03 21:31:00 -
170:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
用意万端で家を出る。
ドレスのショップに入る。
カチャカチャと出しては戻し、戻しては次を出す。
『リアみてみてぇ☆』
すっかり『女』に化け、でかいサングラスをかけて、長い足を包んだクラッシュのデニムをスッと着こなしたユウが、真っ赤なドレープのきいたドレスを体にあててこっちを向いた。2005-12-03 21:36:00 -
171:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あ、似合う(・v・。)』
『本当に?ィシシ』
『あたしはなぁ、んー、あ゛ッッこれ綺麗。』
リアの手にはオフホワイトのベアのドレス。
真っ白でもなくベージュでもなく、軟らかく発色するその色はまさしくリアに欠けた『余裕』と『やわらかさ』を兼ね備えた一着だった。2005-12-03 21:42:00 -
172:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ベアトップだけどいやらしくなく、チューリップのようなスマートで末広がり。
胸から背中にくるりとまかれたぼってりとしたりぼんは、腰下まで垂れていてゆるやかな波を打つ。
『子供には着れない一着ね』
ユウがささやく。
『これに決まり』2005-12-03 21:46:00 -
173:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
次は美容院。
『ばっさり切って。』
いつもの美容院のいつもの担当が後ろに立っている。
『まじで☆リアちゃんが切るなんて珍しいやんッッ。どのくらいばっさり?』2005-12-03 21:49:00 -
174:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
腰近く垂れたエクステを、
丁寧な慣れた手付きでサッサカサッサカ外したら
リアの地毛は胸上におさまっていた。
『明るくして緩いパーマあてて襟足かなり少なくして。んー、あのね』『こんな感じ?』『違う。前髪はこうで』『あー、じゃあ前髪はセンターにしたら?重いめで』『パーマはかなり緩くね?襟足はこう』2005-12-03 21:53:00 -
175:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアはいつもこう。
とことん自分のしたい形を担当に伝える。
今の担当ヨギちゃんはかなりリアのイメージを的確に再現してくれる。
雑誌は見ない。
あくまで自分のしたい形を追求する。2005-12-03 21:56:00 -
176:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ジャキンジャキンッッと、落ちていく髪の毛をぼんやり眺める。
仕上がりは満足☆
ユウに『あら(。゚∀゚。)めちゃくちゃ綺麗よ☆短くなって大人っぽくなったわね(。´v`。)ノ』
と褒められた。
『えへへ(。´∀`。)』2005-12-03 21:58:00 -
179:
さく
読みアゲッ?
2005-12-04 08:58:00 -
180:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『なぁユウー!!ユウゥゥ!!』ユウが振り返る。心斎橋は年末X'masの勢いで凄い人の波。『あら!!リアどこ(*゚Д゚)!!』152?のリアはプライベートではヒールをはかないのでかなり小さい。リアは手をひょこひょこと出して所在地を必死にアピール。
2005-12-04 12:41:00 -
181:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
165?のユウが人波を掻き分け掻き分け、ちっこいリアを見つける。
『あんたがイキってヒールないブーツなんか買うからでしょ』
『うるさい(`Д´*)なぁ腹減ったー。』
『はいはい。ホラいくよ。』
ユウはリアの手を握って歩き出した。2005-12-04 12:44:00 -
182:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『ヘブッ(pД`)』
『あら!!リア大丈夫ッッ?』
隣のサラリーマンの背中に顔をぶつけて痛い。
『ユウのアホ(`Д´*)ちゃんと周りみとかなな!!』
『はいはいごめんねー。』2005-12-04 12:46:00 -
183:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
━━掴まれた手はやっぱり女の子の手じゃなくて、ほんとはちょっとだけドキっとした。
寝起きのユウは嫌い。
いくら綺麗な顔立ちでもやっぱり男の子だから。
こんな風に手を繋ぐのも嫌い。
どっかで変な意識してしまうから。2005-12-04 12:50:00 -
184:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『何食べたいのー』
ハッ(*゚Д゚)!!!『カレー!!』
『なんでびっくりしてんのょ。カレーね?カレーカレー』
『そこに有るよ』
『あ、ほんと。入ろっか』2005-12-04 14:39:00 -
185:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
可愛い女の子従業員に誘導されて奥の席に座ってメニューを見て腹が鳴った。グゥ。
注文を取りに来た女の子を見てユウが固まっていた。
タイプなんかな(。゚∀゚。)ユウが女の子に見とれるなんてかなり珍しい。
でもなんか変な感じ。
『ユウ?どーした』2005-12-04 14:42:00 -
186:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『別に』
なんて愛想ない返事が帰ってきた。
『ふぅん』
女の子を目で捜す。
発見(。゚∀゚。)どれどれ。どんな子かね。気になるゼィ2005-12-04 14:44:00 -
187:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
おとなしくて可愛い感じ。
差し出がましいあたしとは正反対やね。
ちょっとポチャっとして白い。あたしもたいがい白いヶド、尚更白い。
裏原系と言うやつでしょうか。若槻千夏みたいな身なりで、化粧は薄くてとにかく落ち着いた感じ。2005-12-04 14:49:00 -
189:
さく
読みアゲッです?
2005-12-04 15:21:00 -
190:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
?さくチョありがとう(。´v`。)ノ書きます?
2005-12-04 17:52:00 -
191:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
カレーはあんまり美味しくなかった。
ユウが、なぜか上の空で、つまらなかったし余計美味しくなかった(`Д´*)
『なぁなぁユウどーしたん』
『なんもないってば☆』
こんなんばっかり。ブゥ2005-12-04 17:55:00 -
192:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
♪♪ロンリン♪♪♪ロンリン♪♪♪
(*゚Д゚)電話や!!
ガサガサとバックを漁る。
パカッッ
●着信●カミ●2005-12-04 17:56:00 -
193:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
さすがに無視しすぎやし、タモツの事も気になる。
ガタッッ
『(*゚Д゚)??』一瞬、我に返ったユウが見上げる。
『電話してくる』
店の外に出る。2005-12-04 17:58:00 -
194:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
♪♪ロンリン♪ロンリ♪。。ピッッッ
『…はい。』
『リア?』
『どーしたん?前着信あったとき寝てた。』2005-12-04 18:00:00 -
195:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あそ。あんね、』
『うん』
『昨日リア、タモツとカリナ連れて飯行ったでしょ』
『うん。それが?』
『リア、タモツになんかゆった?』2005-12-04 18:02:00 -
196:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
(*゚Д゚)は?
『いや、別に。』
むしろいろいろ言われましたけども。
『まぁ、リアがそんな事ゆう訳ないよねぇ』
『そんな事?』2005-12-04 18:04:00 -
197:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『タモツが、リアに『目障りやし辞めて』とかなんとか色々言われたって言っててね』
『ハァ(`Д´*)!!』
『あ、そりゃ信じてないから大丈夫よ』
『あんたが信じてるとか聞いてへんわ!!!てかなんで昼間タモツと店からでてきたん?』
ついにキレタ。核心に迫るょ!!!2005-12-04 18:06:00 -
198:
さく
ドキドキ?
2005-12-04 19:20:00 -
199:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『え?何で知ってんの?ケホ』
『知ってたっていーやんか。あかんの!!?』
『いや、ン゙ンッ』
『なぁ!!何でなんですか!』
『あのねぇ。』2005-12-04 22:21:00 -
200:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『タモツがいいって事か!!お前も若い方がいいんか!!そーなんかコラ(`Д´*)』
『だから、』
『だいたいタモツタモツってなあの子はあたしにッッ!!』
『リア!!!』
ビクッッとして久しぶりに呼吸をしたらちょっと苦しかった。2005-12-04 22:24:00 -
201:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『…ごめん』
『あんなぁ、俺昨日風邪で熱あってんか。店終わってから死んでたの。で、お前に電話したでしょ?』
あ(゚Θ゚・)寿司食ってた時。
『でもお前は電話受けなかったでしょ。やし店で寝てたん。ほなタモツが忘れ物かなんかで店来て看病してくれてたの。俺は寝てもて気いついたらタモツも寝てたの。それが昼間。』
声が出ない(゚Θ゚・)謝る?キレる?いや、キレてどーする2005-12-04 22:30:00 -
202:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『…………』
『わかった?ケホッッ。まぁ、今日9時ね。ほなね』
『待って!!!ごめんなさい』
が言えない。何で。あたし何やってんの。彼氏風邪でしんどい事も気付かないで。何でタモツが看病してんの。何でカミはあたしに怒りもしないの。何で何で何でやねん!!2005-12-04 22:34:00 -
203:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
あたし最悪。2005-12-04 22:37:00 -
204:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
リアは呆然としながらも、タモツの顔が浮かんだ。
『っくそッッ』2005-12-04 22:39:00 -
205:
名無しさん
?
2005-12-05 11:37:00 -
206:
カランカラン♪
『長かったね』
ユウはボーっとしながらリアを見るとお冷やを揺らしながら話す。
『うん。仕事』
何で嘘ついてるのかわからなかったヶド咄嗟に嘘をついた2005-12-06 13:06:00 -
207:
店を出てから、仕事までウロウロしながら時間が流れる。
『そろそろ出勤するー?』
『ユウ同伴ないん?』
『うん。』
余り会話は発展しないまま出勤する。2005-12-06 13:08:00 -
208:
『はよーございまーす』
ユウがスタスタと店に入って行く後ろから身を潜めて続いて歩く。
『あ、ユウリア早いね』
カミの声が聞こえる。
『リア?おはよう』2005-12-06 13:10:00 -
209:
『おはよ』
つくづく愛想の悪い自分を憎んだ。
『二人共、今日は年末の金曜やし頑張ってね』
カミはいつも通り淡々と事務的に話しかける。
『はーい』ユウがカミを見て答える横を擦り抜けて更衣室へと急ぐ。2005-12-06 13:14:00 -
210:
ポスッ。
ソファに座る。
『リアなんか機嫌悪いの?』
続いて入ってきたユウが前に座る。
『何で?そんな事ないって』2005-12-06 13:16:00 -
211:
カチャ
『おっはよーございまぁす』
ユウが振り向く。
『あ、カリナとタモツやん。おはよ』
『ユウさんおはようございまぁす☆』2005-12-06 13:17:00 -
212:
『ってかぁ、ユウさんッッ見て見てぇ!!あたし今日ドレス買ったんですよぉ』
『かわいいかわいい☆』
『あ、リアさんも?ユウさんも買ったんすかぁ!!』
『そーなの。リアったら中々決まらなくてね』
後輩に優しく話し掛けるユウをボーっと眺める。2005-12-06 13:23:00 -
213:
タモツが手に持ったドレスは、黒でミニ丈のフリフリしたドレス。
でっかいリボンのコサージュが胸元に付いたブイのラインは露骨に胸を強調して、異様に短いドレス丈は足をむき出しにするデザイン。
『カミに見せたいんやろか』
心の中で呟いた。2005-12-06 13:27:00 -
214:
まるでリアのロングドレスに対したように、リボンが垂れていた。
『リアさんのドレス綺麗やけどシンプルすぎ?キャハハ』
『そやね』
余り対話する気力もない。
『まぁ、リアさんにはこんなミニ似合わないかぁ。でもそんなシンプルなドレスやったら淋しすぎません?キャハハ』
━━━━━━━━━━プチッッ2005-12-06 13:32:00 -
216:
『まぁタモツちゃんには似合わないやろね』
リアはソファにもたれかかった体を起こし、タバコをくわえてタモツを見上げた。
『はッッ?』
意味不明ですがって顔をしてタモツはリアを見る。
『まぁ、仕事始まったらあたしを見なさいな(。゚∀゚。)』2005-12-06 13:37:00 -
217:
名無しさん
?
2005-12-06 14:07:00 -
219:
タモツはヘルプに新規にせわしなく回る。
カミに『あの客ぉ触りだしタモツいやぁ』とかなんとか泣き言を言いに言ったり、
『リアさんのお客さん嫌なんですけどぉ』なんて言ったり。
尻目にリアは指名の席をくるくる回る。
『リア、そろそろドレスチェンジ行って』2005-12-06 14:50:00 -
220:
カミがリアを呼び止める。
Clubuでは年末やイベントの時は、指名客の多いホステスは、数時間ごとにドレスチェンジがある。
さて、あのドレス着るか☆
『店長、3番の要田さん、タモツちゃん指名入れて』
『(゚Θ゚・)?はいはい場内ね』2005-12-06 14:54:00 -
222:
さく
二日酔いながら、読みアゲッ?
2005-12-06 17:13:00 -
223:
◆p.N.KpK04s
見つけにくいのでage( ゜∀ ゜)
2005-12-07 10:07:00 -
227:
更衣室に戻るとユウもドレスを着替えていた。
ユウから、負けてられない感がピシピシと空気を威圧する。
ドレスを変え、スタイリストに軽く髪を結わってもらい、ピンクベージュのリップをぬると、ユウより先に更衣室を出る。
カツカツカツ。。。
『要田さんお久しぶり☆』2005-12-07 14:35:00 -
228:
タモツが要田を狙っているのは前から知っていた。
要田は勢いが良い。
金払いはリアの客の中でも群を抜いてよく、リアの柱の一角。そのくせ、同伴アフターは一切求めない、なんとも素敵な客である。
カタギではないことは知っているが、そのほかは全く関与しないのがお約束。
タモツが要田を自分の客にしたがっている事はすでにリアは、お見通しだった。なのであえてタモツをこの席につけた。2005-12-07 14:45:00 -
229:
『リアは何や今日はご機嫌ななめなんか』
要田はリアが気にかかる。
『いいえ、要田さんお楽しみの最中や思て気ぃつこぅてるだけです』
リアは、はんなりと京風のなまりの聞いた声で呟くと、ちらっと要田を見てはすぐに目をそらす。
『なんやリアが入ってこな楽しまれへんがな!!』2005-12-07 14:56:00 -
230:
『でもタモツわぁ要田さんと、お話ししたいなぁ』
タモツはリアが居るにもお構いなしと言った様子で甘い声で要田にしな垂れかかる。
『わしモテモテやんけ』
ガハハと要田が笑う。続けてリアはタモツを見て鼻で笑う。
タモツはリアと目が合うなりリアをキッと睨んだ。『何わらってんのよ』と言いたいようないきりたった目で。2005-12-07 15:01:00 -
232:
リアはわざとらしく席を外して更衣室へ行く。
ポスッ『はぁぁ』
深い深いため息とともに、白い白い煙草の煙がリアの上を徘徊する。
カチャ。。。。
『リア?』2005-12-07 23:15:00 -
233:
『んー?』
さすがに飲んで席廻っての繰り返しでリアはほろ酔い。
『大丈夫か?疲れたー?』
心配してかしまいでかは解らないが、そこには相変わらず男前なカミが立っていた。
『ん、大丈夫。』2005-12-07 23:18:00 -
234:
手を右に左にふりふりして、リアは『あっちいけ』の合図をジェスチャー。
パッと揺れる腕を捕まれ、ハッとしてカミを見る。
『酔ってんの?』
『大丈夫ってば。』
『でもリア顔あか…』グイッッ!!2005-12-07 23:21:00 -
235:
『(゚Θ゚・)んっ!!?』
『…』
『んんん!!』
リアはカミを引っ張るとかなり強引にキスをした。
『ッッぷは。リア(*Д*)??』2005-12-07 23:23:00 -
236:
リアとカミが離れた瞬間
━━━『あんたの風邪ならあたしが貰ってやるわ。他のメスに甘えんじゃないわよ。』
『リア???』
『あんたはあたしだけのわがままを聞くの。あんたはあたしにしか甘えちゃダメなの。あたし以外に目が行くなら目を潰す。あたし以外を口説くなら、その口、縫い込んでやるから。』2005-12-07 23:28:00 -
238:
『(。゚∀゚。)』
『解りましたので姫君、お客陣、大層お待ちに申されまする。陣の元へ、お戻り願い遣われます。』
『良いであろう。しかと、承知致した(。´v`。)ノ』
リア姫様、大層ご機嫌麗しゅうようで更衣室をあとにいたす。なんとも単純かつ大胆で傍若無人な姫君でございます。2005-12-07 23:35:00 -
239:
時は流れ、忙しく世話しない1日も終盤。
*+*+*只今ラストまで1時間を切った頃合。
本日指名本数延長本数同計算
?1リア嬢26本
?2ユウ嬢24本2005-12-07 23:40:00 -
241:
『リアさん凄ぉい!!!でも要田さん淋しいですよねぇ』
軽くフラつきながら要田の席に戻るとタモツが嫌みったらしく笑いかけてくる
---あー、ウッッザい。
でも笑う。だってホステスなんだから。
『リア大丈夫か?』要田が心配して声をかける2005-12-08 14:40:00 -
242:
『えぇ大丈夫。心配せんといて下さい。要田さんったらタモツちゃんと楽しそうで。なんや、あたしもうれしいわぁ』
笑顔で嫌味を吐く。
『でしょお!!タモツぅ、要田さんとかなり仲良くなっちゃったぁ』
リアは要田をちらっと見て淋しげに笑う。
しびれを切らした要田は…2005-12-08 14:44:00 -
243:
『でもわしはリア一筋やでな☆ガハハハ!!!リアがタモツちゃん呼べってゆーたから呼んだんやでな☆タモツちゃんリアと仲ええんやなぁ!!!まぁタモツちゃんリアあんまり悲しませんといたってや!!!ガハハハ!!』
タモツはハッとする。
『え、要田さんが…あたし気に入って…指名してくれたんじゃない…ん?!?』
リアはハンカチで口を押さえながら笑う。
タモツの顔はみるみる強張る。2005-12-08 14:48:00 -
244:
席を立ち、トイレに行く。
カチャ。。。。
タモツがイキリ立った顔で続けて入ってくる。
『あら、タモツちゃんも、トイレ?』
『リアさん』2005-12-08 14:53:00 -
245:
名無しさん
ぉもりょぃ????
2005-12-08 15:09:00 -
247:
『ん?』
リアは手を洗いながら後ろのタモツは見ずに答える。
『あたしを要田さんのテーブルつけたんって嫌味なん!!?』
『嫌味。なんの事?』
シャァァァァァ。。。。水道から水が流れる。2005-12-08 15:14:00 -
248:
『あたしが店長狙ってるからって、妬み?てか嫌がらせって聞いてんねん』
『あらあら、タモツちゃん、凄いのね。』
『は?』
『んー、あたしが嫌がらせですって?』
『だってリ…』2005-12-08 15:17:00 -
249:
『あたしは誰も狙ってなんかないょ。要田さんにしても、店長にしても。そんなみっともない真似せぇへんよ。』
『は?意味わか…』
『狙ってるのはあたしじゃないの。要田や店長があたしを選んだの。あんたも女なら『狙われる』様になりなさい。馬鹿みたいに露出したり、ペラッッペラ薄っぺらい会話なんかじゃぁね、女は値上がりしないで特売のままなんやで』
『何様なん自分』2005-12-08 15:23:00 -
250:
『何様って!?ハハハ』
『何笑っ…』
『タモツちゃん?あたしを誰だと思ってんの(。´v`。)あたしはリア様よ☆』
『は(*゚Д゚)』
『ん?あたしにはあなたは勝てないわ☆勝てるとしたらねぇ、ユウ位よ。』2005-12-08 15:29:00 -
252:
名無しさん
タモツむかつくッ?
2005-12-08 19:01:00 -
255:
?名無しさんヵキコありがとうございます??タモツねぇ?濃いキャラですね?また感想スレにヵキコ下さぃ?
優?ヵキコありがとう??sageも協力ありがとうございます??またヵキコ待ってますね?2005-12-08 21:33:00 -
256:
『ちょっ!!リアさん!!?』
。。。バタンッッ!!
トイレにタモツを置いたまま颯爽と席に戻る。
ユウは…大丈夫かな。
心配しながらフラつきながらも最後までリアは売り上げを上げた。2005-12-08 21:38:00 -
257:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………『お客様、本日のご来店、誠にありがとうございました。ただいまのお時間を持ちまして、全営業を終了とさせて頂きます。またのお越しを従業員一同、心よりお待ち申し上げます。』
カミのマイクコールが広い店内に響き渡る。2005-12-08 21:40:00 -
258:
『終わった。』
小さくかすれた声がリアの口からポロリと落ちた。
すべての客席に挨拶に廻ると、更衣室にフラフラと千鳥足で歩いて行く。
今日のような規模の大きいイベントでは、お客さん同士のいざこざや妬みを防ぐためにClubuでは送り出しはボーイがする。2005-12-08 21:44:00 -
263:
『リアさん凄かったぁ!!ユウさんとのなんかの対決だったんですか!!?』
カリナが駆け寄ってくる
『対決?なんやのそれ』
ソファにもたげたまま笑いかける。
『だってユウさん倒れてましたよぉ』2005-12-09 14:33:00 -
264:
『は(゚Θ゚・)?』
リアは力の入らないでもたげていた体をぴくりと起こす。
『今さっき北野病院にボーイさんと行きましたよ?』
『ハァ!!(`Д´*)?』
バタバダバタバタ!!!2005-12-09 14:35:00 -
265:
『ちょっと!!!』
営業終了で疲れ果てたボーイの腕をわしづかむ。
『はっはい!!?』
ボーイはびびる。
『ユウは!!?病院って何!!?どーなってんのよ(`Д´*)!!』2005-12-09 14:37:00 -
266:
『あ、え?いやぁ、俺はちょっとわか…』
『急アルかって聞いてんのよ!!あんた脳味噌入ってないの!!』
『はッッはい!!あの…』
リアの形相、鬼の如し。ボーイはますますビビり上がる。
『リア、はい落ち着いてー』2005-12-09 14:41:00 -
267:
振り返るとリアの腕を掴むのはカミ。
『ユウはッッ(`Д´*)!!!』
『大丈夫大丈夫』
『急アル!!?』
『睡眠不足と栄養失調で、アルコールによりぶっ飛んだの』2005-12-09 14:44:00 -
268:
。。。(゚Θ゚・)
『だから今は点滴打って寝てるから』
『(。*Д*)ァソ。』
顔から火が出るとはこの事か。焦りすぎた自分がかなり恥ずかしくて、リアは顔を真っ赤にしていそいそと更衣室に戻る。2005-12-09 14:47:00 -
270:
カミが即席で作った結果表が更衣室に貼られていた。
女の子がわらわらと群がっていて、ド近眼のリアは遠目では全く見えない。
『リアさん!!』
『カリナちゃん(*゚Д゚)』
『見てきました!!!』2005-12-09 14:54:00 -
271:
━━━━━━━━━━━━━━━━━『北野病院まで。』
カチャバタンッッ
リアはタクシーに乗ると、疲れた体を睡魔に乗り移られないように煙草に火を点す。
カミが後で愛車の御ベンツで迎えに行くって言ってたけど、やっぱり心配なので先に病院に向かった。2005-12-09 14:59:00 -
272:
『着きましたよー。』
ハッとすると病院の前。
寝てしまったが故に、より一層重く感じる体でタクシーを降りて院内に入る。
カツカツカツ……。
『あの、すいません』夜勤の看護婦さんに聞くと、案内してくれた。2005-12-09 15:02:00 -
273:
キィ。。。。。
奥に進む。
『ユウ?』
『ん…?………リア?』
ホッ。生きてた。『あんた心配かけんじゃないわよ(`Д´*)』2005-12-09 15:05:00 -
274:
ユウは点滴の針でガリバーみたいになりながらも静かに寝ていた。
『ごめぇん(。´v`。)ノリアったら心配しちゃったのね☆』
『っさい。寝ろバカ』
『リア…?』
『ん?』2005-12-09 15:07:00 -
278:
さく
読みアゲッ?
2005-12-09 16:36:00 -
279:
自販機は暗い院内で寂しげにチカチカ光る。
『え、烏龍茶冷たいのしかないの(*゚Д゚)寒いってのに』
ブツブツ嘆きながら百円玉を小さな切目に差し込む。
*+*++カシュッッ
『プハ(。゚∀゚。)やっぱ烏龍茶やね☆でも寒(*゚Д゚)』2005-12-09 19:44:00 -
280:
喫煙室はがらり。
『ここも寒!!どーなってんのよこの病院(`Д´*)!!』
まぁでも日赤なんか外だったしましかな、なんて思い、安っぽいパイプ椅子に腰かける。
カサカサ。。。
コートから煙草を取り出す。2005-12-09 19:46:00 -
281:
ゆっくり目を閉じる。
ぼーっと、色々有り過ぎる頭の中身を瞑想する。
ユウにちょっと言い過ぎちゃったかなぁ…。
根は優しい女、リア。2005-12-09 19:48:00 -
282:
あたしは友達と思ってる。でもユウは違ったのかもしれない、なんて思ってしまって悲しくなった。
あたしは?がなんであろうとユウが好き。
でもユウはあたしに勝つ事しか見えなくなってたのかなぁ。
そう思うと無性に心臓がキューっと痛くなった。2005-12-09 19:51:00 -
283:
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………グスン(pД゙)
2005-12-09 19:53:00 -
286:
さゅ
しぉり
2005-12-09 23:58:00 -
287:
こまめ?
おっと(〃´`)この雰囲気は完結に近かったリして?
相変わらず烏龍茶抱えながら読んでるゎょ?次書く予定はもちろんぁるんでしょぅね????2005-12-10 00:31:00 -
289:
?こまたん?久しぶりです??完結はまだまだ??もちろん完結したら次もすぐですょ?
?名無し様?ありがとうございます???sage協力ありがたやありがたや???2005-12-10 01:09:00 -
291:
カチャ。。。
喫煙室の扉が静かに開く。
『(*゚Д゚)カミ。。。』
『あら。泣いてんの』
ハッ(`Д´*)!!!リアは垂れた鼻水をズズズズと吸い込む。2005-12-10 01:13:00 -
292:
『泣いてないわ!!!』
カミはそれ以上は何も言わずにカミは隣に座った。
寒い喫煙室が少しだけ温かい。カミは、俯いたさかげ立てすぎたトサカみたいなアップヘアをポンポンと、大きな掌で撫でる。2005-12-10 01:20:00 -
293:
『ズッ』リアは無意識に外に出ようとする鼻水をすする。
『寒。えらい寒いねここ』
カミは何気なく頭をポンポンしつづける。
優しい掌はリアの心に優しく響く。
『ズズッッ。。。ガミ゛。。?』2005-12-10 01:22:00 -
294:
カミは掌のポンポンはリズムを変えずに『んー?』
『あたしな、ユウの友達違うかったらどーじよ゛ぅぅ』
最後まできちんと言葉が出てくれない。
上擦った声は小さく、気迫は全くと言って良い程ない。弱々しい女の声は止まらない涙の重さと共に下へ落ちる。2005-12-10 01:26:00 -
295:
『(゚Θ゚・)。。。ハハッッ。そっかぁ。んー、リアー?多分ね、リアは間違ってるよ。』
『(*´Д`)?』
泣いてしわくちゃになった顔でカミを見上げる。
『リアはユウを『友達』と思ってない?
友達ってね、ある種恋愛と一緒なんやろうね。いつの間にか、相手に求める事にばかり、執着してしまうんやね。』2005-12-10 01:31:00 -
297:
静かな箱の中、優しい男は優しい声で話す。
『ユウはリアなんやと思うよ。それはね、似てるとかじゃなくて、ユウはリアを見てくれてるでしょう。リアもユウを見てあげてごらん?ユウはリアをきちんと想ってるから。愛するって難しいねぇ。でも、だから素敵、とは思わない?お前はユウにどうして欲しい?ユウも一緒なんだよ。』
『一緒?』2005-12-10 01:37:00 -
298:
↑ほんどばかだねあたし?名前欄にsageとか書いちゃった?テヘッ(○*з*)
しかもリアルタイムだし?こまめ邪魔だったりするょね?皆たま申し訳ございませんm(__)mおまめたんすいませんm(__)mまた来ます?
あ-恥ずかしい(/д)2005-12-10 01:38:00 -
299:
ほんどばかだねあたし?名前欄にsageとか書いちゃった?テヘッ(○*з*)
しかもリアルタイムだし?こまめ邪魔だったりするょね?皆たま申し訳ございませんm(__)mおまめたんすいませんm(__)mまた来ます?
あ-恥ずかしい(/д)2005-12-10 01:38:00 -
300:
ほんとばかだねあたし?名前欄にsageとか書いちゃった?テヘッ(○*з*)
しかもリアルタイムだし?こまめ邪魔だったりするょね?皆たま申し訳ございませんm(__)mおまめたんすいませんm(__)mまた来ます?
あ-恥ずかしい(/д)2005-12-10 01:38:00