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黄色い飴
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1:
あき ◆usfVixUTHs
書くの初めてですけどがんばります!
このいっぱいになった飴…もう食べていいですか?2005-12-03 23:08:00 -
2:
あき ◆usfVixUTHs
当時私は17才。
梅田のセクキャバで働いていた。はっきり言って男には興味がない。そんな私はこの仕事が合っていた。2005-12-03 23:18:00 -
3:
あき ◆usfVixUTHs
ある日の事
店の中で、もめ事があった。
優菜『あいつ昨日、店の中で客とやったらしいで。』2005-12-03 23:33:00 -
4:
あき ◆usfVixUTHs
光輝『まじでぇぇ!』
おしゃべりの優菜と、ボーイの光輝がしゃべっている。
まだ店が始まっていなくて、店の中は私を合わせて3人だった。2005-12-03 23:41:00 -
5:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『あきさん、あいつの事どう思います??』眉間にシワよせて私に問いかけてきた。
2005-12-03 23:47:00 -
6:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ほっときや。あの子もあの子なりの考えあるんやろ。』
優菜『…そうなんですけどね…』2005-12-03 23:49:00 -
7:
名無しさん
一回が短すぎ。
2005-12-03 23:50:00 -
8:
あき ◆usfVixUTHs
優菜が何かまだ言いたそうな顔をする。
あき『優菜あんた、あの子になんかされたんか?』
優菜『いや、何もされてない』2005-12-03 23:52:00 -
9:
名無しさん
だから短すぎってば
2005-12-03 23:53:00 -
10:
あき ◆vqwsSGDLQ2
7の名無しさん☆一回が短すぎですよね(・∀・;)私もそう思ってました。がんばります!
2005-12-03 23:55:00 -
11:
あき ◆usfVixUTHs
あき『別に誰とやってもいいやん。あんたに関係ないやろ?あの子の自由やねんから。』
優菜『でも店からしても迷惑じゃないですか?』優菜は私につっかかって来る。2005-12-04 00:02:00 -
12:
あき ◆usfVixUTHs
光輝『そうそう、優菜の言う通り。嫌やろ。女の子全員そんな風に見られたら困るやろ〜。』光輝は優菜の味方をする。
あき『光輝黙って!2人で話してんねん。』そう言うと光輝は黙って外へ出て言った。2005-12-04 00:10:00 -
13:
あき ◆usfVixUTHs
光輝が出て行くと、優菜が縮こまった。
優菜『…や〜。もういいんですけどね〜笑』
私は、こうゆう女が一番嫌いだ。優菜は、店の迷惑だとか言ってるけど、絶対そんな事思ってないはずだと思った。2005-12-04 00:17:00 -
14:
あき ◆usfVixUTHs
優菜は、いつも新しいボーイをが入ればそのボーイとその日にホテルinしてたから。そして、店にもあまり来ない。私はそんな子が店の事を思ってるようには見えなかった。
2005-12-04 00:25:00 -
15:
あき ◆usfVixUTHs
あき『レナの事、もう言ったりしたらんとってな。』私は、それだけ言って店の準備をした。
優菜『…はい』そう言って優菜も店の服に着替えた。2005-12-04 00:35:00 -
16:
あき ◆usfVixUTHs
この店は何回か名前を変えたりしている。私はこの店が始まった頃からいた。まだ14才とゆう年だった。だから私は、二個上の優菜からも敬語を使われている。
2005-12-04 00:44:00 -
17:
あき ◆usfVixUTHs
いつものように開店して、いつものように店が終わる。あき『お疲れです!』「お疲れ様です!」
送りの車に乗り『はぁ…』と深いため息をつく。この店に居てもう3年か…。2005-12-04 00:57:00 -
18:
あき ◆usfVixUTHs
家に帰ると私を迎えてくれる子が一人いる。正確に言うと一匹いる。犬のケリー君。名前はエルメスのケリーバックから取った上品な子に……したかったものの、これがどうも甘やかしたせいでケリーは部屋を荒らしまくる。
2005-12-04 01:21:00 -
19:
あき ◆usfVixUTHs
あき『オイオイ今日もやってくれてますね〜』私の下着をくわえてケリーがお出迎え。ケリーと遅めの晩ご飯を一緒に食べて、お風呂も一緒に入った。
2005-12-04 01:38:00 -
20:
あき ◆usfVixUTHs
寝る時も、もちろんケリーと一緒。男は、いらない。こいつだけでいい…。そんな風に思ったのはもう2年前の事。
2005-12-04 01:50:00 -
21:
あき ◆usfVixUTHs
私の親は離婚していて母親だけ。その母親も男を作って幸せに暮らしているはず。
母は、その男と付き合う前は本当に優しい母親だった。私が邪魔になったのか私が家に帰ると『もう帰ってきたん?』2005-12-04 02:31:00 -
22:
あき ◆usfVixUTHs
そんな言葉を口にするようになった。
私は家を出た。その頃15才でセクで仕事をしていたし、お金はあった。
家を探そう!そう決心した。2005-12-04 02:37:00 -
23:
あき ◆usfVixUTHs
いろんな不動産を訪ねた。どこの不動産も相手にしてくれなかった。その日は友達の家に泊めてもらう事にした。ゆりか『本気なん!?』私が家を出るとゆう事話すと目を大きくした。
2005-12-04 02:44:00 -
24:
あき ◆usfVixUTHs
あき『うん。ママも自由になりたいんやろうしな…あの男と幸せになればいいんちゃうか。』本当はそんな事全く思ってなかった。
2005-12-04 02:48:00 -
25:
あき ◆usfVixUTHs
あんな男は幸せになってはいけない。母親を変えた男は大嫌い。母親と私と借金を置いて、逃げた父親も大嫌い。男の人は私の敵だった。
2005-12-04 04:11:00 -
26:
あき ◆usfVixUTHs
次の日ゆりかの家を出た。ゆりかは私を引き止めたけど、迷惑をかけるのは嫌だったので『絶対なんとかする』と言い聞かせた。
そのまま店に向かう。2005-12-04 05:16:00 -
27:
あき ◆usfVixUTHs
そして、店の店長に事情を説明した。店長は私の話をすんなり理解してくれて、マンションの保証人になってくれた。
2005-12-04 05:23:00 -
28:
あき ◆usfVixUTHs
店長はいつも私を心配してる。ケリー(♂)を買ったのも私がさみしくないようにとくれたもの。こんな私でもさみしくて店長に何回も泣いて電話した事がある。
2005-12-04 05:44:00 -
29:
あき ◆usfVixUTHs
普通の女の子より少し大人びてはいるが、やはり子供は子供。そんな私を見て店長は、いろんな男を紹介してくれた。けれど、どんな男も長くは続かなかった。
2005-12-04 05:48:00 -
30:
あき ◆usfVixUTHs
こいつがいなくてもやっていけるよ…。そんな男ばかり…男は全部私から振ってやった。
『ケリー!お前が一番や☆』男と別れた後、私がいつも言う台詞。2005-12-04 05:57:00 -
31:
あき ◆usfVixUTHs
そんなある日、私の人生を変える男に出会った。
その男の名前は【しょう】。出会いは、店に来たお客さんだった。2005-12-04 06:07:00 -
32:
あき ◆usfVixUTHs
あき『失礼します。始めましてアキです。』
しょう『あっ。初めまして』しょうは、セクキャバに来たのは初めてでかなり緊張しているようだった。2005-12-04 06:16:00 -
33:
あき ◆usfVixUTHs
あき『緊張してる?名前なんてゆうの?』としょうの手を掴んだ。
しょう『俺、しょう。別にそんなんせんでええで。』と私の手を、はらった。2005-12-04 06:23:00 -
34:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ごめんごめんっ!』なんやコイツと思いながら謝った。
しょう『俺先輩について来ただけやから、何もせんでいいで。話すだけでいいから』2005-12-04 06:31:00 -
35:
あき ◆usfVixUTHs
そうして2人は17分間しゃべった。
あき『女の子変わるんですけどどうしますか?』
しょう『え…あ…うん?』何を言いたいのか分からないので、待機室に戻ろうとした。2005-12-04 06:40:00 -
36:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『あげる。手貸して』そう言って私の手の平に何か丸い物体を置いた。
あき『あっありがとう!』暗くてなんだか分からなかったがお礼を言って待機室へ戻る。2005-12-04 07:02:00 -
37:
あき ◆usfVixUTHs
私は笑った。『アメかい(笑)』しょうは黄色い飴をくれた。
優菜『客にもらったんですか?』久しぶりに優菜が店に居た。2005-12-04 07:15:00 -
38:
あき ◆usfVixUTHs
あき『うん。てか、こんな飴見た事ないわ(笑)』
優菜『優菜もない。その飴やばいっすよ〜!』
光輝『絶対毒入ってるわっ!』優菜も光輝も他の子も皆が気持ち悪がった。2005-12-04 07:23:00 -
39:
あき ◆usfVixUTHs
『やめてや〜!』私も気持ち悪くなりゴミ箱へポイした。
2005-12-04 07:31:00 -
40:
あき ◆usfVixUTHs
ある日また、しょうが店へ来てた。
しょう『あっ!』
あき『また会ったな〜(笑)』しょう『顔覚えてるけど、自分名前なんやった?』あき『ひどいわ!笑』2005-12-04 07:39:00 -
41:
あき ◆usfVixUTHs
その日も何もする事なく会話だけだった。そして私が待機室に戻る時、またあの黄色い飴をくれた。私は今回その飴をもって帰る事にした。
2005-12-04 07:44:00 -
42:
あき ◆usfVixUTHs
家に帰ってよく見ると、その飴はすごく綺麗だった。ビー玉ぐらいの大きさでキラキラのビニールに包まれてあった。私は見るだけで、食べずに引き出しの中に入れた。
2005-12-04 07:53:00 -
43:
あき ◆usfVixUTHs
――――――――――――いつも元気な私だが、ある日風邪を引いた。
『ハァ…ハァ…』…苦しい。私は寝ていたがだるい体を起こして体温計を脇にさす。2005-12-04 08:20:00 -
44:
あき ◆usfVixUTHs
『うそ?!』なんと38.0℃以上の熱があった。
『いってきま〜す…』死にそうな声でケリーに言った。私はそんな日も仕事を休まなかった。2005-12-04 08:29:00 -
45:
あき ◆usfVixUTHs
店長『アキ?なんかお前しんどそうやな。』私に一早く気づいた店長。
あき『風邪で…。』
店長『休めよ!もう今日はいいから帰れ』怒られた。2005-12-04 08:34:00 -
46:
あき ◆usfVixUTHs
光輝『えっ店長!アキさん店外指名3本入ってるんですけど…』
店長『アキ、いいから帰れ!』店長はお父さんのように心配してた。2005-12-04 08:56:00 -
47:
あき ◆usfVixUTHs
あき『いける。もうお客さん来てるんやろ?衣裳に着替えて来るゎ…』ほっぺを赤くして着替えに行った。客についてる時もしんどくて気分が悪かった。キスをした時なんかゲロが出そうだった。
2005-12-04 09:16:00 -
48:
あき ◆usfVixUTHs
私のお客さんが全員帰って待機室に戻る。店長は私を無視して口を聞いてくれなかった。最悪や…。この日やっぱり休めば良かったと思った。
2005-12-04 09:19:00 -
49:
あき ◆usfVixUTHs
光輝『あきさん、5番シートお願い』
あき『…はい』
早く帰りたいなと思いながら席についた。2005-12-04 09:23:00 -
50:
あき ◆usfVixUTHs
そこには、しょうが居た。しょう『なんでいつも自分なん?笑』
あき『ひどいって。じゃあ変えてもらおか?』
しょう『そうゆう意味じゃなくて〜。』2005-12-04 09:28:00 -
51:
あき ◆usfVixUTHs
あき『どうゆう意味よ。』熱も出てたしコイツの言う言葉が、むしょうにイライラした。
しょう『俺、今日でここに来るの3回目やねんけど、いつもアンタやって事。』2005-12-04 09:35:00 -
52:
りな
読んでます?面白い?主さん頑張ってね?
2005-12-04 09:38:00 -
53:
あき ◆usfVixUTHs
あき『まじで?てか、いつ名前で呼んでくれるん?』
しょう『名前なんやったっけ?』あき『一体、何回言うたら覚えるん?笑』2005-12-04 09:41:00 -
54:
あき ◆usfVixUTHs
りなさんありがとうございます☆面白いとか一番の誉め言葉♪頑張ります?
2005-12-04 09:45:00 -
55:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『嘘やって。アキちゃん☆』とポンポンッと頭に手を置いた。
その時頭がグラングランした。あき『しんどい…。』
しょう『え?』2005-12-04 09:56:00 -
57:
あき ◆usfVixUTHs
あき『…ハァ……ハァ…』喋る気力もない。
しょうが私の首に手をあてた。しょう『やばいやろ。』
あき『熱あるやろ?あんま近寄ったら風邪うつるで(笑)』2005-12-04 21:56:00 -
58:
あき ◆usfVixUTHs
その瞬間
あき『…えっ』
しょうは私をギュッと抱きしめた。
しょう『自分めっちゃ熱いで。』と私の耳元で囁いた。2005-12-04 22:01:00 -
59:
あき ◆usfVixUTHs
あき『…うん。』しょうに抱かれてなぜか私はホッとした気持ちになった。
マイクコールが鳴り、待機室に戻らなきゃ行けない。あき『ありがとう…女の子変わるね!』と立ち上がった。2005-12-04 22:07:00 -
60:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『ここ、おりや。』しょうが初めて指名をしてくれた。
あき『あ、ありがとう!』私はびっくりしたけど、ちょっぴりうれしかった。2005-12-04 22:42:00 -
61:
あき ◆usfVixUTHs
しょうはそれからもずっと私を抱きしめてくれてた。
あき『風邪うつるって。』と言うと、しょうが私のホッペを両手で押さえてチュッと軽くキスをした。2005-12-04 22:53:00 -
62:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『あんたの風邪もらったるわ。』
かわいいキスを何回も何回もした。チュッとしては離して、チュッとしては離す。 あき『しょうのチュウなんかキツツキみたい(笑)』2005-12-04 23:01:00 -
63:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『えっ。なんか恥ずかしなってきた。』
あき『あほや(笑)』
しょう『笑』
しょうと話していると、しんどい事も忘れるくらいだった。2005-12-04 23:08:00 -
64:
あき ◆usfVixUTHs
こんな気持ちになったのは初めて。私はこの時、初めて人を好きになった。
楽しい時間は短く感じた。あき『もう終わり?』
エスコートの時間。簡単に言えば、お別れの時間になった。2005-12-04 23:17:00 -
65:
名無しさん
★
2005-12-05 00:52:00 -
66:
あき ◆usfVixUTHs
★ありがとうございます?
2005-12-05 13:21:00 -
67:
あき ◆usfVixUTHs
しょうを送り出す。
あき『ありがとうございました』
しょう『あげる。』
また黄色い飴をくれた。2005-12-05 13:47:00 -
68:
あき ◆usfVixUTHs
私はしょうを送り出してからずっと心臓がバクバクしてた。人を好きになるってこうゆうものなんだと思った。飴をカバンの中に入れようとした…
2005-12-05 13:58:00 -
69:
あき ◆usfVixUTHs
レナ『その飴、お客さんにもらったやつですよね?私ももらった★あの人かっこいいですよね?』レナが言ってきた。
あき『あっレナももらったんや。アイツかっこいいかぁ?』と言うと2005-12-05 15:17:00 -
70:
あき ◆usfVixUTHs
レナ『めっちゃレナのタイプなんですよ!あきさんが飴もらってたのん見てレナもちょうだいって言ったらくれたんです★おいしかった!』とにこにこしながら話してた。
2005-12-05 15:19:00 -
71:
あき ◆usfVixUTHs
私はなんか嫌な感じがした。優菜が前に言ってた事を思い出した。レナがお客さんとやっている事…。
レナがそんな子でも、しょうはそんな奴じゃない。そう信じる事にした。2005-12-05 15:22:00 -
72:
あき ◆usfVixUTHs
家に帰ってから熱を計った。37.℃ちょい。
熱は、かなり下がってる。一応風邪薬を飲んでその日はすぐ寝りについた。2005-12-05 15:35:00 -
73:
あき ◆usfVixUTHs
トゥルルルルルル♪〜
優菜から着信があった。
優菜『アキさん今いけます?』私は寝呆けながら答えた。あき『…いけるよ〜!』優菜『家行っていいすか?』あき『あ〜いいよ!』と言うと♪ピーポーン♪2005-12-05 15:55:00 -
74:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『開けてください(笑)』
は?…と思いながらドアを開けると、優菜がいた。
あき『はなからインターホン押せよ(笑)』と優菜を家にあげた。2005-12-05 16:00:00 -
75:
あき ◆usfVixUTHs
優菜は彼氏の事で相談を持ちかけてきた。私は男と付き合った事はあるけど、相談される身分じゃなかった。でも優菜は私を必要としてると思って真剣に相談に乗ってあげた。
2005-12-05 16:03:00 -
76:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『あきさんに話すとなんかホッとしました★』あき『ほんま?そんな恋愛経験ないから相談に乗ってあげれたかは分からんけど良かった!』優菜『全然頼りになりますよ★てか、いつ見ても家綺麗にしてますね〜』と優菜は家を見渡した。
2005-12-05 16:08:00 -
77:
あき ◆usfVixUTHs
あき『いや、そんな事ないよ。』優菜『てか、いつ見ても男っけないっすね〜』あき『いや、そんな事あるよ。…コラッ(笑)』優菜『笑』
優菜にしょうの事を相談しようと思った。2005-12-05 16:12:00 -
78:
あき ◆usfVixUTHs
あき『優菜に相談あるねん。』優菜『あきさんが相談?めずらしい…』優菜はびっくりしていた。
あき『しかも男の事で。』優菜『またまた、めずらしい…』あき『そしてあなたは、やかましい。』優菜『笑』2005-12-05 16:16:00 -
79:
あき ◆usfVixUTHs
優菜はいつも一言多い。
だけど、やっぱり2個上、恋愛も豊富で真剣に聞いてくれた。
優菜『お客さんとは言え、好きになったのは仕方ないと思う。私は賛成ですよ!』2005-12-06 16:38:00 -
80:
あき ◆usfVixUTHs
あき『人好きになった事ないから…。どうやって気持ちとか伝えればいいか…。』初めて人を好きになってなんだか恥ずかしかった。優菜『私に任して下さい!』私の手を握って言った。
2005-12-06 16:43:00 -
81:
あき ◆usfVixUTHs
あき『…う〜ん。任せた。』優菜『じゃあまず…メールから!もちろんアドは聞いてますよね?』あき『………』優菜『あきさん本気?指名もらいましたよね?』あき『…えッ一回もらったで。』優菜『なんで番号聞いてないんすか?あきさん、変。』
2005-12-06 18:42:00 -
82:
あき ◆usfVixUTHs
指名をもらったら番号を聞くようにと、いつも優菜や他の皆に言い聞かせていた私。その私がショウに番号を聞いていない自分に恥ずかしくなった。人を好きになると頭もバカになるかと思った。
2005-12-06 18:46:00 -
83:
あき ◆usfVixUTHs
そして優菜に教えこまれた後、あの黄色い飴を見せた。優菜『えッこの飴って…毒入りって騒いでたやつですか?』あき『そうやねん。まだ食べた事ないけどなぁ』食べたいけど、食べるとなくなるのが嫌だった。
2005-12-07 00:37:00 -
84:
あき ◆usfVixUTHs
その後優菜と一緒にご飯を食べて、犬のケリーと遊んで一緒に出勤した。
私と優菜との仲が深まった気がした。2005-12-07 00:42:00 -
85:
あき ◆usfVixUTHs
仕事は、私の生活と、店長を助ける為に行ってた。けれどあの日恋をした時からしょうに会える楽しみになってる。でもしょうは、あれから一度も顔を出さなかった。
2005-12-07 00:47:00 -
86:
あき ◆usfVixUTHs
しょうが顔を見せなくなって、約1ヵ月がすぎた頃。
光輝『今、アキの店外指名で客来てるけど、指名重なってるから今ヘルプでレナついてるで。』あき『OK分かった!』2005-12-07 00:55:00 -
87:
あき ◆usfVixUTHs
光輝『あと10分したら呼ぶから、その客ついて〜』あき『はいよ〜』と言って席に戻った。【あきさん…あきさん…シートバック〜…】席に戻ってから、3分とゆう短い時間で光輝がマイクで呼んでいる。
2005-12-07 01:04:00 -
88:
あき ◆usfVixUTHs
ん?…あき『ちょ、ちょっと待っててね』と客に告げ待機室に戻る。
光輝が耳を貸せと言ってきた。そして光輝に耳をかたむける。2005-12-07 01:09:00 -
89:
あき ◆usfVixUTHs
私の客でレナがヘルプでついてくれたのはありがたいけれど、そのお客さんがレナ指名に変えると言いだしたらしい。あき『OK!てかその客誰なん?どんな奴?』こうゆう客はあまり好きじゃない。女の子を選ぶのは客の勝手だけど、それじゃあ店外指名とか最初からするなよと思う。
2005-12-07 01:17:00 -
90:
あき ◆usfVixUTHs
私が席に戻る時、そいつの顔を見てやろうと思った。どんな奴なんだろうと思いチラッと横目で見た…。それは私の大好きな【しょう】だった。しょうの上にはレナが乗ってた。
2005-12-07 01:23:00 -
91:
名無しさん
楽しみにしてます??主さん頑張ってください?
2005-12-07 01:31:00 -
93:
あき ◆usfVixUTHs
暗くてあまりよく見えなかったけど確かにしょうだった。客『どしたん?』あき『あッ!ちょっと二日酔いでボ〜としてた!ごめん。』気になって仕事も、はかどれなかった。
2005-12-07 05:16:00 -
94:
あき ◆usfVixUTHs
ようやくその客は帰った。待機室へ戻ると光輝と優菜が言い合いをしている。光輝『なんでお前が出てくんねん!』優菜『おかしいと思わんか?』光輝と優菜は私の事で喧嘩していた。
2005-12-07 05:20:00 -
95:
あき ◆usfVixUTHs
あき『客に聞こえたらみっともないで。』優菜『違うんです…今光輝から聞いたんですけど。なんでレナに客取られてあきさん普通にしてるんですか?』あき『客が選んだんやからしょーがないよ。』と言いタバコに火をつけた。
2005-12-07 05:25:00 -
96:
あき ◆usfVixUTHs
光輝『だから言うたやろ?お前が出る話ちゃうねん!』優菜『光輝が優菜に言ってきたんやん!てか、あきさんそんな客もういらないですよね。』あき『ハハハッ!そうやな』優菜は、その客がまだ、しょうとは知らなかった。
2005-12-07 05:35:00 -
97:
綾
めちゃ気になる〜!!早く書いて(´・∀・`)たのしみ★
2005-12-07 05:38:00 -
98:
あき ◆usfVixUTHs
その日は早めに店を閉めた。レナと顔を合わせると話かけてきた。レナ『私が今日ヘルプでついたのってあきさんの客ですよね?すいません。』謝ってきた。あき『レナが悪いわけちゃうやん謝らんとって!笑』
2005-12-07 05:45:00 -
100:
あき ◆usfVixUTHs
レナがごはんをおごると言ってきた。あき『ごめーん!愛するケリー君が待ってるから早く帰ったらなあかんねん(笑)また今度いこな!』レナ『アハハ笑』
そうして家に帰った。2005-12-07 05:56:00 -
101:
あき ◆usfVixUTHs
ケリーはまた家を荒らしまくる。私はしょうにもらった2つの飴を違うかわいいビンに入れた。なんでこんな乙女な事してんやろと思いながら顔は、にやけてた。ケリーとご飯を食べてお風呂に入ろうと思ったら電話が鳴った。
2005-12-07 06:03:00 -
102:
あき ◆usfVixUTHs
優菜から着信だった。
あき『は〜い。また家の前におるって言っても入れへんで〜笑』優菜『…謝れや!!早く!』あき『は!?』2005-12-07 06:07:00 -
103:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『何泣いてんねん!きしょく悪い。…もしもし?』あき『なんなん?泣いてへんねんけど』優菜『いやコイツがね…』優菜は話出した。私が帰って優菜とレナと2人でご飯を食べに行ったらしい。
2005-12-07 06:16:00 -
104:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『ご飯食べてる途中話てたんですけど、コイツ今日のヘルプでついた客好きになったって言い出したんですよ』あき『…うん』優菜『その客があきさんからレナに指名変えたじゃないですか〜、コイツ何したと思います?』
2005-12-07 06:26:00 -
105:
あき ◆usfVixUTHs
あき『何?』優菜『コイツ店でヤッてたらしい!』あき『…そうなんや』優菜『優菜前、あきさんに一回怒られた事あるけどヘルプでヤるとかむかつきません?』あき『…レナに変わってほしい』
2005-12-07 06:32:00 -
106:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『はい…。…おいパンコ!!』レナ『…すっ…いませ…ん……』レナは泣いて私に謝った。あき『やるのはレナの勝手やけど自分を安く売りなや。』レナは黙って泣いてた。
2005-12-07 06:36:00 -
107:
あき ◆usfVixUTHs
あき『あともう一個聞きたい事あるねん。…ヤってきたん?』レナ『……違う…私が好きになってしまって…私が一方的なんです…だからしょう君は悪くないんですだから私が悪いんです…』レナは泣きながらしょうをかばった。
2005-12-07 06:45:00 -
108:
あき ◆usfVixUTHs
あき『分かった。ありがとう。もう泣きなや。優菜に変わって』レナ『…はい…。』優菜『もしもし〜、コイツどうします?』あき『どうするって?』優菜『しばきます?』あき『あんた何才なん?19やろ?17の私でも恥ずかしいわ(笑』
2005-12-07 07:11:00 -
109:
あき ◆usfVixUTHs
そうして優菜には明日また電話すると言って電話を切った。ケリーを抱えてお風呂も入らず眠りについた。これで私とレナはライバル。しょうはレナとヤった事で私は負けた気がした。その次の日
2005-12-07 07:24:00 -
110:
あき ◆usfVixUTHs
優菜に電話をした。昨日レナがヤった客、それは【しょう】なんだとゆう事を話した。優菜『うそ…』あき『昨日レナ言ってたやん。しょう君は悪くないって。優菜横におったやろ?』優菜『そんな…名前とかちゃんと聞いてなくて…あいつ許せへん』
2005-12-07 07:29:00 -
112:
名無しさん
めっちゃドキドキするぅ★頑張って書いてくださいね(^-^)
2005-12-07 15:46:00 -
114:
綾
結構マメにみてます?普通にハマっちゃった?あきちゃンとしょう君がくっつきマスょぅに(?∀?人?)
2005-12-07 17:43:00 -
115:
剛
待ってます??
2005-12-07 20:34:00 -
117:
あき ◆usfVixUTHs
優菜が何かたくらんでいる。あき『変な事考えるのとかやめてな!またしばくとか考えてない?』優菜『違いますよ。』あき『それならいいけど。』優菜『ただレナをこのままほっとく訳にはいかん。』
2005-12-08 11:14:00 -
118:
名無しさん
あげっ????
2005-12-08 21:19:00 -
120:
あき ◆usfVixUTHs
優菜は何をするのだろう?……それは店に行けば分かった。レナのヘルプで優菜をつかすように光輝に頼んでいる。優菜は、レナの客を取る為に色を使い、淫らな姿でいつも以上に頑張っていた。
2005-12-09 04:20:00 -
121:
あき ◆usfVixUTHs
私は優菜に申し訳なく感じた。あき『優菜もういいよ。』優菜『同じ事するだけですよ。アイツも客いっぱいおるやろうし。』あき『…うん。…ありがとう』私は、見ているだけで優菜を止めなかった。はっきり言ってレナが邪魔だから。
2005-12-09 04:23:00 -
122:
あき ◆usfVixUTHs
そして優菜が頑張った結果、レナ指名を優菜指名に変える事が出来た。優菜『あきさんイェイ☆』と私に笑顔でピースする。あき『イェイ☆』私も笑顔でピースした。こんな事をしてもショウは私の物にならないのに…なぜか笑顔がこぼれた。
2005-12-09 04:25:00 -
123:
あき ◆usfVixUTHs
光輝が指名変更の事を、レナに伝えるとレナは何事もなく普通な顔をして言った。
レナ『了解です!助かるわぁ〜』と待機室を出て行く。2005-12-09 04:26:00 -
124:
あき ◆usfVixUTHs
仕事が終わってから家に帰り優菜に電話をした。あき『なんか…ありがとう。』優菜『ハハハッ!私にまかせて下さいって言ったじゃないですか〜』優菜は私の為に本当に頑張ってくれた。次の日もまた次の日も。
2005-12-09 04:31:00 -
125:
あき ◆usfVixUTHs
客を取る事は簡単な事じゃない。客は気に入った子を指名して、その子よりも、もっと気に入ってもらわなくちゃいけない。優菜に任せてばかりな私もレナの客取りに励んだ。
2005-12-09 04:42:00 -
126:
あき ◆usfVixUTHs
2人はいろんな手を使った。取れない日がほとんどだったけど、優菜と私の頑張りは報われ、レナを怒り狂わせた。
2005-12-09 04:53:00 -
127:
名無しさん
頑張って
2005-12-09 06:12:00 -
128:
りな嬢
大好き?>ω?)?がんばれぇ?
2005-12-09 10:20:00 -
129:
あき ◆usfVixUTHs
129。ありがとうございます?
りな嬢。大好きとか嬉しいです!ありがとうございます。少しずつですが書いていきます?2005-12-09 13:57:00 -
130:
あき ◆usfVixUTHs
まだ店を閉めていないとゆうのに待機室では、レナが大きな怒鳴り声を出す。
レナ『優菜さんもあきさんもいい加減にして!』優菜『どうしたん、この子(笑)』レナ『一体なんの嫌がらせなんですか?!』2005-12-09 13:59:00 -
131:
あき ◆usfVixUTHs
あき『嫌がらせ?ほんじゃあアンタも私に嫌がらせしてたんや。』レナ『違う…。なんなん?2人とも頭おかしいわ!!』レナの怒りは爆発し大きな声をあげた。優菜『大きい声出すのやめて〜耳痛い』
2005-12-09 14:09:00 -
132:
あき ◆usfVixUTHs
レナ『こっち来いや!耳ひきちぎったるわ!!』と優菜の耳とむなぐらを掴んで引っ張っていく。優菜『やめろやぁぁ!!』皆が唖然としている中光輝と私が止めに行く。光輝『お前ら何考えてるねん!落ち着け!』
2005-12-09 14:14:00 -
133:
あき ◆usfVixUTHs
私は、その辺にあった灰皿をレナの頭の上にバサッとふりかけた。あき『時と場合かんがえや?喧嘩やったら仕事終わってからにしてくれんか?』そう言うとレナは私をにらみつけて『覚えとけよ』と言い店を出て行った。
2005-12-09 14:22:00 -
134:
あき ◆usfVixUTHs
優菜はいきなり爆笑しだした。優菜『頭に(笑)頭にタバコささっとった(笑)』
あき『うそやん?(笑)…あんな鳥の巣みたいな髪型してるからやん。』みんなして笑った。2005-12-09 14:30:00 -
135:
あき ◆usfVixUTHs
しょうを賭けた、私とレナの戦争。好きとゆう気持ちがどんどん増していく。あき『恋愛をするのってこんなに大変なんですか?優菜先生。』優菜先生『そうですね〜ライバルがいる時点で難しい恋愛になりそうですね〜』あき『なるほど〜』
2005-12-09 15:13:00 -
136:
剛
待ってるじょ???
2005-12-11 05:54:00 -
138:
あき ◆usfVixUTHs
こうやって優菜はいつもショウの話を聞いてくれる。今はレナの方がしょうに近づいているけど、優菜は私の味方だ。そう思うと気持ちも軽くなった。
2005-12-11 20:14:00 -
139:
あき ◆usfVixUTHs
一方店の方ではレナが少し反撃してきた。レナ『お願いしま〜す』とレナはシフト表を光輝に渡す。光輝『あきさんシフト表〜』と光輝が紙をひらひらさせて待っている。あき『あっごめん、そこ置いてて』店の衣裳に着替えてシフト表に目を通した。
2005-12-12 15:52:00 -
140:
あき ◆usfVixUTHs
レナが全部に丸をつけている。休みの日曜以外全部。私は店長に頼まれてやっている事がある。それは、シフト表を見てやる気がない子に電話をしたり、直接言ったりしなくちゃいけない。あき『この日入られへん?』こんな感じで、女の子に聞いていく。
2005-12-12 16:02:00 -
141:
あき ◆usfVixUTHs
この役はあまりいい方ではないから私は女の子からも結構嫌われてると思う。これも店長の頼みだからしている事であって本当はやりたくなかった。
レナは毎日入ってどうするの?ショウに会う為?とゆうか携帯番号をもうゲットしてるのか?シフト表を眺めながらそんな事を思った。2005-12-12 16:20:00 -
142:
あき ◆usfVixUTHs
私はレナの客取りとかバカな事はやめて正々堂々と勝負する。優菜も応援してくれると言ってくれた。
店の中は音楽が大音量でかけられている。お客さんが入ってきてはドキッとして横目でチラリ。なんだ……しょうじゃない。2005-12-12 16:45:00 -
143:
あき ◆usfVixUTHs
こんな感じでハラハラドキドキしながらアイツを待っている。
時々お客さんにタイプを聞かれる時がある。私はタイプなんかないし、芸能人も何がいいのか分からない。だから、性格は優しくて素直で顔は芸能人で言うとオダギリジョーだとか、そこら辺にいる女の子が言うような事を並べて言っていた。2005-12-12 16:56:00 -
144:
あき ◆usfVixUTHs
客『かわいいね〜好きなタイプは?』また聞いてきた。あき『え〜と、優しくて強くて〜素直で…』客『ほんで?』あき『ごめん!今のんはお姉ちゃんのタイプ(笑)』客『お姉ちゃんのタイプ言ってどないすんねん!』
2005-12-12 17:02:00 -
145:
あき ◆usfVixUTHs
あき『彼氏?いませんよ。こうゆう人がいたらいいな〜って思っただけ!』客『そっか!』
そう、私のタイプとゆうのは、しょうの事を言っていた。2005-12-12 20:09:00 -
146:
あき ◆usfVixUTHs
今日も、しょうは現れなかった。毎日そうやって店が終わり家に帰る。あき『ケリー!お前が1番って言ってたけど1番の人が現れた…ごめんよ』エサをあげながらケリーに謝った。ケリーはそんな事おかまいなしでエサを、ほおばる。
2005-12-12 20:21:00 -
147:
あき ◆usfVixUTHs
ある日、しょうが来ているとゆううれしい話を店長に聞いた。あき『うそや!めっちゃうれしい!店長〜☆』と店長に感謝を込めて抱きついた。店長『良かったなぁ〜。フリーで来てるから、あきが席つかせるように光輝に言うとくわ』店長に相談してて良かったと思って、はりきった。
2005-12-12 20:48:00 -
148:
あき ◆usfVixUTHs
ファンデーションをパンパンして、まつ毛上げて、リップを塗って、髪型整えて、香水ふりかけて完璧にした。自分の体がしょうのすわっている席に近づいて行く度に心臓の音がすごくなっていく。一歩一歩踏んで行く足を見る。ここだ。立ち止まって顔を上げた。
2005-12-12 20:56:00 -
149:
あき ◆usfVixUTHs
誰だよお前。
あき『…あれ?席間違えたかな?』再度確認をした。やっぱりこの席で合っている。あき『あっごめ〜ん!やっぱりここでした(笑)』店長の大きなミスだった。その男はしょうのルックスそのもので、しょうを見た事のない店長なら間違うはずだ。目が細くて整っている。髪型は黒に金メッシュ。似ているようだが、しょうじゃない。2005-12-13 08:39:00 -
150:
あき ◆usfVixUTHs
いや、私から言わせてもらえば全然似てない。しょうの方が数億倍かっこいい。私は一瞬にしてブルーになった。
その時、優菜が私の席にすごい顔で呼びに来た。優菜『失礼します!ちょっと女の子借ります!!』私の手を掴んでトイレに引っ張っていく。2005-12-13 08:50:00 -
151:
名無しさん
気になりゅ?
2005-12-13 14:42:00 -
153:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『これ。』優菜はうれしそうに手をパッと開ける。そこには見覚えのある黄色い飴。…しょうが来ている??あき『うそ。』と、びっくりして固まった。優菜『ほんま!でもなんかアキさんが言ってた人と違うような気するんですけど…』あき『どこ?!そこの席連れてって!』
2005-12-14 05:20:00 -
154:
あき ◆usfVixUTHs
この珍しい飴。キラキラのビニールに包まれたこの黄色い飴は絶対しょうだ。私は飴をにぎりしめ優菜の後ろについて行く。優菜『あの席ですよ。ボーイにうまく言っておきますから。頑張って!』と優菜は立ち去った。
2005-12-14 05:31:00 -
155:
あき ◆usfVixUTHs
カーテンを開け、顔を上げる。あき『…失礼します………!?…失礼しました。』客『早っ!』 違う。しょうじゃない。あき『ハハハッ!冗談ですよ。』と嫌々席についた。それも、いつもより長い時間接客した。優菜がボーイに頼んでタイマーを長くしてくれたのであろう。
2005-12-14 05:54:00 -
156:
あき ◆usfVixUTHs
客からすれば、ありがたい事だ。いつもより長い時間女の胸をむさぼりつけるから。…この人、いつまで乳首吸う気?…話出来ひんやん。私はこの客に聞きたい事があった。あき『乳首取れる〜(笑)話せ〜へん?』とにっこり笑う。
2005-12-14 06:15:00 -
157:
あき ◆usfVixUTHs
客『え〜!キャバクラじゃないんやから〜。商品は黙って感じとき。』と、酔ってるのか知らないがお酒の匂いをプーンとさせて言った。あき『そうですよね!ここはセクキャバですもんね』と私は笑顔で返した。
2005-12-14 06:23:00 -
158:
あき ◆usfVixUTHs
時々こうゆう嫌味ったらしい客がいて、女の子は怒って待機室に戻ってくる。私はこうゆうのなんか慣れっこ。とゆうか実際に客の言う通り、私は商品だから。どんな人に商品と思われてもいいけれど、しょうだけには女として見てほしいと思った。
2005-12-14 06:53:00 -
159:
あき ◆usfVixUTHs
ようやく時間が来て客を玄関まで送り出す。あき『あの〜、聞きたい事あるですけどこの飴どこに売ってるんですか?』と、手の平をひろげて飴を見せた。客『知らんけど、なんで持ってるん??』と顔を近付け私の顔をジっと見る。
2005-12-14 07:06:00 -
161:
あき ◆usfVixUTHs
客『あー!絶対キミや〜!』と何かに気づいたように言った。あき『ん?私知ってるんですか?』客『てゆうか、よく安西ひろこに似てるって言われへん?』と、ただ酔ってるだけなのかどうでもいい事を言ってくる。あき『あぁ〜たまに』客『やっぱりキミか!キミのせいでアイツここに来たくないらしい』あき『アイツって?』客『ん?ショウのアホ』…………どうゆう事!?!?!
2005-12-14 07:57:00 -
162:
☆彡
カナリ気になります(>□<;)
2005-12-15 05:44:00 -
163:
リナ
あたしもかなり気になるゆっくりでもいいから無理せずがんばってね?
2005-12-15 08:24:00 -
164:
☆彡
↑↑↑age↑↑↑
2005-12-15 12:24:00 -
165:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ちょっと待ってどうゆう事!?しょうと知り合い?』客『知り合いって?ただの友達〜』あき『しょうがなんで私を嫌ってるんか教えてほしい!』客『さ〜な〜。また連れてくるわ〜』あき『お願いします!話したいって言ってて下さい!』客『ウィ〜!』と言って店を出て行った。
2005-12-16 02:03:00 -
166:
あき ◆usfVixUTHs
あいつ酔ってたけど、ちゃんと伝えてくれるのか心配…。もし本当にしょうを連れてきてくれるのなら、あいつは神だ。私は待機室に戻ると優菜がにっこり笑顔でお出迎えしてくれた。優菜『どうでした?しょう君でした?』あき『優菜ありがとう!でも違うかった…。』と、ため息をつきながら言った。
2005-12-16 02:09:00 -
167:
あき ◆usfVixUTHs
優菜も悲しそうな顔をしている。優菜『…ごめんなさい…私もなんか違うかなって思ったんですよ…黒に金メッシュって言ってたけど違うし髪型変えたんかなと思って…顔もあきさんが言ってるのと違うかった。』あき『優菜悪くない。てか助かった!ありがとう。』優菜『助かった?』
2005-12-16 02:19:00 -
168:
あき ◆usfVixUTHs
光輝『もうちょいで優菜指名入れるから、用意して〜』優菜『分かった!あきさん後で聞きますね』あき『…うん』私は優菜にしょうの事を話たくてたまらなかった。ちょっと前の私は仕事中は仕事の事しか頭になく、仕事以外の事は後にしてほしいタイプだった。なのに…なんで…。しょうが私を狂わせる。
2005-12-16 02:28:00 -
169:
あき ◆usfVixUTHs
店が終わりこの日は皆の待ちに待った給料日。店長『お疲れ様。毎日毎日頑張ってくれて俺ほんまアキ好き〜☆』と給料袋を渡された。あき『ありがとうございま〜す。ごめんやけどアキには好きな人おるから〜』サキ『アキさん恋してるんですか?』あき『うん!』とにっこり笑う。店長『名前なんやったかな?』
2005-12-16 02:56:00 -
170:
あき ◆usfVixUTHs
あき『【しょう】やで』初めて好きになった人の名前を皆の前で言うのはすごく恥ずかしくて照れくさかった。奈央『どんな人なんですか〜?』優菜『目が細くて〜黒髪で金メッシュで〜』その瞬間後ろの方で『え?』とゆう驚いたような声がした。
2005-12-16 03:09:00 -
171:
あき ◆usfVixUTHs
皆して振りかえると、目を丸くさせたレナがポツリと立っている。そう、レナは、まだ私がショウの事を好きとゆう事は知らなかった。レナ『しょうって…あのしょう君?じゃない…ですよね』私と優菜の顔を交互に見ながら言った。
2005-12-16 03:16:00 -
172:
あき ◆usfVixUTHs
私と優菜が同時に目を合わせると皆、理解しづらい雰囲気になった。奈央『レナもその人知ってんの?』レナ『いや…名前もなにもかも一緒やから』私は言う事にした。あき『そうやで。私が言ってるショウはレナが好きなショウやで。』皆して硬直した。
2005-12-16 03:29:00 -
173:
あき ◆usfVixUTHs
レナ『絶対うそ。あきさんに言いましたよね?しょう君が好きやって。てか、しょう君がレナ指名に変えた事まだ根にもってるんですか?レナが好きって言ったから取ったろうと思ったんですか?』レナは泣いて言った。
2005-12-16 03:38:00 -
174:
あき ◆usfVixUTHs
泣いているレナを見てショウの事がどれだけ本気かこの時分かった。あき『どっちが先にしょうの事好きになったか分からんけど、レナから好きって聞いた時はすでに私はしょうの事好きやった。』本当の事を話た。
2005-12-16 03:51:00 -
175:
あき ◆usfVixUTHs
剣幕な雰囲気の中、皆給料袋をもらってそそくさと帰って行く。レナ『じゃあなんであの時言わなかったんですか?おかしい。レナの事ただ憎んでるだけでしょ?』レナは私をまだ疑っている。あき『客取られただけで憎まんよ。』レナ『レナが言った時言わんかったやん!!』と、座りこんで泣いている。
2005-12-16 04:02:00 -
176:
あき ◆usfVixUTHs
あき『言わんかったのはズルイよな。でも私も辛かったよ。聞いた時はどうしていいか分からんかったし。今は正々堂々と勝負したいって思ってる。』そう言うと、急にレナが立ち上がり店を飛びだして行った。
2005-12-16 04:18:00 -
177:
俺様
今現在セクのボーイやってるから分かるわー読んでて楽しい これってほんまの話?この小説家帰ったら毎日読んでるで がんはれ
2005-12-16 04:40:00 -
178:
☆彡
続き楽しみ(^ー^)♪待ってマス(*~∀~*)
2005-12-16 04:40:00 -
179:
名無しさん
めっちゃ楽しみにしてます忙しいとは思いますが、いっぱい書いてぇぇぇ
2005-12-16 05:27:00 -
180:
名無しさん
あげちゃぅ?
2005-12-16 10:26:00 -
182:
あき ◆usfVixUTHs
店長『…レナどこ行ったん?優菜『さぁ。』
私と優菜と店長で店を閉めて、今日のお客さんに言われた出来事を話す為、ご飯を食べに行った。
その次の日、レナは普段通り店に来た。何も話す事なく店が終わった。2005-12-16 11:06:00 -
183:
あき ◆usfVixUTHs
コロンッ…。家に帰って飴の入ったビンを見つめる。これで3つ。2つはショウにもらった物で、1つはショウの友達が優菜に渡した物。あの客は、しょうに伝えてくれたのかな…。
2005-12-16 11:10:00 -
184:
あき ◆usfVixUTHs
しょうの友達と名乗る奴が現れてから、2日が経った頃。あいつは本当に神だった。光輝『あきさ〜ん4番お願い』あき『はい』と待機室を出る。今日は客の入りがいいなぁと思いながら4番シートにたどりつく。
2005-12-16 11:17:00 -
185:
あき ◆usfVixUTHs
『失礼しますッ』私は顔を上げた。そこには、私が会いたくてたまらなかったショウがポツリと座っている。一瞬にして体が凍る。『早く座りや。』いつも冷静なしょう。『う‥うん』好きな人が近くにいるのに、何も話せない。しょうと話たい事がいっぱいあったはず。
2005-12-16 11:22:00 -
186:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『あっ。そうそう今日来たのはツレに言われてん。』と私のひざを叩く。私の心臓は太鼓のように胸を打つ。あき『そっか。あ。聞きたい事あるねん』しょう『なに?』しょうの友達の神が言ってた事を思いきって聞く事にした。『あのさ〜私に会いたくなかったってなんで?』
2005-12-16 11:30:00 -
188:
名無しさん
めっちゃ気になる??主さん頑張ってくださいっ??
2005-12-16 11:58:00 -
190:
あき ◆usfVixUTHs
しょうは笑い出す。しょう『あんたおもしろい!』あき『おもしろい?』しょう『だってそんなん普通に聞くってなんか変じゃない?』あき『おかしいかな?』しょう『うん。とりあえず、あんたに会いたくなかったとゆうより会いづらかったわ』とショウは両手で顔を隠す。
2005-12-16 18:09:00 -
191:
☆彡
ブリッ♪と気になる(*~∀~*)
2005-12-17 05:36:00 -
193:
あき ◆usfVixUTHs
しょうが私と会いづらかったのは、レナに指名変更したからだった。私に悪いと思ってたみたい。あき『ヘルプのレナに指名変えたからやろ?なんで変えたん?…しょうは…レナ好き?』私は遠回しに言う事が出来なく素直に聞いてしまう。
2005-12-17 23:11:00 -
194:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『違う。俺はあの子あんまりいい風に思わんかった。』あき『じゃあなんでヤるん?』なんで知ってるんとゆう顔でしょうが私を見る。しょう『やっぱ俺も男やし』レナがHを仕掛けたとゆう事が分かった。
2005-12-17 23:20:00 -
195:
あき ◆usfVixUTHs
いろんな事を話して幸せを感じてた私はもう戻らないといけない時間がきた。あき『…女の子変わります』しょう『ごめん、今日先輩のおごりやから金持ってきてないねん』あき『そっか。あっ…番号教えてほしい!』そう言ったあと私は自分で自分を誉めまくった。しょう『あの子に聞きや。知ってるから』あの子とゆうのはレナの事。知ってたんや…。またしょうにお約束の黄色い飴をもらい、私は目がうつろになったまま待機室に戻った。
2005-12-17 23:33:00 -
196:
あき ◆usfVixUTHs
あの子に聞きやって言われても…レナなんかに聞けるわけないやん。私の幸せのひとときが終了。待機室に戻ると机の上に散らばった携帯達が目に入った。私の目がレナの携帯を見つけると、手が勝手にレナの携帯へとのびてゆく。
2005-12-17 23:44:00 -
197:
あき ◆usfVixUTHs
ダメ。それはダメだよと自分の手に言い聞かせたけど、言う事を聞こうとしない私の手。カチッ‥カチッ‥。!!【?∪ょーきゅω?】…これだ。しょうの番号を見つけた。しょうきゅんてなんだよ。きゅんてなんなんだよと思いながら番号を暗記する。
2005-12-17 23:51:00 -
198:
きさ
気になる??主さん頑張ってね(?≧∀≦?)
2005-12-18 00:10:00 -
199:
あき ◆usfVixUTHs
レナには悪いなぁと思いつつちゃっかりしている私。09・0・55・…ゲッツ。『ゼロキューゼロ…』と忘れないようにしょうの番号を何度も言い返す。『見ましたよ』…!!!!ばれた?!レナ?!!
2005-12-18 00:13:00 -
201:
名無しさん
しおり?
2005-12-18 17:20:00 -
204:
あき ◆usfVixUTHs
振りかえって見ると、全く違う話をしている女の子達。私はフゥーっとため息をついた。レナにも誰にも気づかれぬまましょうの番号をゲット。家に帰って電話しようと思うと、顔がにやけて仕方がない。
2005-12-19 06:00:00 -
205:
あき ◆usfVixUTHs
そして店を閉め家に帰って優菜に報告をした。優菜『お主も悪じゃの〜』あき『悪にさせたのは、しょう。私こんなんじゃなかったもん』優菜『いや、しょう君のおかげやと思いますよ。』しょうのおかげ?変な事を言う優菜。
2005-12-19 06:17:00 -
206:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『優菜、前のあきさんは嫌いでした。筋通そうやみたいな考えで、いつもいい人演じて。でも今あきさん輝いてる。しょう君に恋して素直になったとゆうかなんとゆうか人間っぽくなってきました。』優菜の言う通り私はいい子を演じていたのかもしれない。
2005-12-19 06:31:00 -
207:
あき ◆usfVixUTHs
人にはあまり心を開けずにいた私。最近やけに優菜と仲良く店の子達とも打ち解けてきた。優菜が言っている人間ぽくなってきたとゆうのはこれの事なのか。
2005-12-19 14:10:00 -
208:
あき ◆usfVixUTHs
私は優菜との電話を切り、しょうの番号を5分間じっと見つめた。やっと番号を獲得出来たのになぜか一つのボタンを押す勇気がない。私は携帯を閉じて、今日しょうにもらった飴をビンにコロンッと落とした。これで4つ。ビンを見つめて何分たったのだろう。ケリーが『早くかけろ』と言わんばかりにこっちをビー玉のような目で見てくる。
2005-12-19 14:27:00 -
209:
あき ◆usfVixUTHs
『はいはい、かけますよ〜』携帯をとりいざ出陣。プルルルル‥プルルルル‥プル‥
『はい。』電話とゆう機械を通じて聞こえるしょうの声。あき『…もしもす?しょう?』おっと、緊張して噛んでしまった。一瞬にして消えてしまいたい気分にかられた。2005-12-19 14:56:00 -
210:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『誰?』噛んだ事を気づいてない様子。あき『あきやけど分かる?』しょう『あ〜、あの歯並びいい子やろ?』あき『ま〜歯並びはいい方やけど…っていつもどこ見とんねん』しょう『おもろ(笑)』そんな風に会話がスタートする。
2005-12-19 15:20:00 -
211:
けいた
しおり?
2005-12-20 00:02:00 -
212:
あき ◆usfVixUTHs
けいたさん、しおりありがとうございます?
2005-12-20 05:43:00 -
213:
あき ◆usfVixUTHs
しょうは店で話す時とまた違った声。しょう『そういえばあの子何してんやろな』あき『あの子?』しょう『レナ?やったっけ?この前あの子と遊びに行ったわ』聞きたくない。しょうの無神経とゆう矢が私の体にブスッと刺さる。しょう『俺あんたと遊びたい』私はそれを聞いた瞬間嬉しさのあまり押さえきれずケリーをギュッと抱きしめた。
2005-12-20 06:22:00 -
214:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ほんまに?』しょう『うん』私はこの事を皆に知らせたくてたまらない気持ちになる。遊ぶ日を決めた後俺もう仕事の時間だからと言い電話を切った。もうこんな時間なのか。さみしいのとウキウキがごっちゃになる。その日私は昼ごろ眠りについた。
2005-12-21 03:24:00 -
215:
あき ◆usfVixUTHs
あき『おはよー』ケリーに軽くキスをする。平均睡眠時間は8時間。たった1時間程度しか寝ていないのにやたらと目覚めがいい。私は即効で店長に電話をする。プルルルプルルル…。そう言えばまだ昼すぎか…。店長はおやすみタイムなのでメールを打った。
2005-12-21 03:48:00 -
216:
あき ◆usfVixUTHs
【おはよ?電話に出ないのでメールします?今日は仕事休ませてもらいます?ごめんなさい?】私は店長にメールを送ると、出かける準備をした。準備を終えケリーにエサと水を出して、ガスの元栓を確認。あき『いってきまーす。』私の行く先はミナミ。しょうと会う時の勝負服を買いに行く。
2005-12-21 04:12:00 -
217:
あき ◆usfVixUTHs
しょうはどんな服が好きなんだろう?やっぱりデートだからスカート?ヒラヒラな感じがいいかな?ミナミへつくと商店街やOPA、アメ村にビックステップ。いろんな服屋を廻った。私は普段かっこいいパンツスタイルを好んで履く。スカートなんか履くのはいつの頃だろう。
2005-12-21 04:25:00 -
218:
あき ◆usfVixUTHs
歩き回った結果、ようやく私の目を釘づけにさせた服を見つけた。それは黒のワンピース。さらさらした生地でスカート部分に薄いピンク系のサテン生地が所々入っていてなんとも変わった感じ。これだ。私はそれを取ると試着をせず、レジへ向う。
2005-12-21 04:45:00 -
219:
あき ◆usfVixUTHs
『試着の方はよろしいですか?』あき『あ、はい』私はウキウキで店を出る。もう6時か‥お腹すいたな…。私は一人でマクドに行き夕ご飯をすませる。私はその後、美容院へと足を運んだ。すると店長から一件のメール。
2005-12-21 05:02:00 -
220:
キラ?
いつもみてるよん?
2005-12-21 05:09:00 -
221:
あき ◆usfVixUTHs
店長【あきが休むとかなんかあったんか?今から電話していい?】あき【なんもないよ?心配せんといて?今から髪の毛切るからまた後で電話します】とメールを返した。それから私は美容室に置いてある髪型の雑誌を見て悩みに悩んだ結果ショートにばっさり切る事にした。
2005-12-21 05:15:00 -
222:
あき ◆usfVixUTHs
キラ?さん・いつもありがとうございます?じゃなくて、いつもありがとよん?ですね?
2005-12-21 05:18:00 -
223:
☆彡
気になるぅ〜(*´〜`*)。o○頑張ってくださぃネッッッ(●>_
2005-12-21 05:35:00 -
224:
あき ◆usfVixUTHs
あき『これにします』店員『いいんですか?』あき『はい』私は決意を固める。シャンプー台に座りゆっくりイスが倒される。人に頭を触られるとなぜこんなに気持ちいのだろう。私は知らぬ間に眠りについていた。『イス起こしますよ〜』と店員がイスを起こし同時にパッと目が覚める。
2005-12-21 05:37:00 -
225:
あき ◆usfVixUTHs
☆彡さん・前にレスしてくれましたよね?頑張ります??
2005-12-21 05:41:00 -
226:
あき ◆usfVixUTHs
ドライヤーの温風がたまらく気持ちよくてまた眠さに襲われる。今日は1時間程しか睡眠をとっていないし歩き回って疲れたのだろう。ようやく髪の毛が半乾きになった状態でドライヤーを止め、店員が話だした。店員『眠たそうですね〜』私は眠い目を開けると、20代前半くらいのあごヒゲを少しはやした男の店員がにやついている。
2005-12-21 06:05:00 -
227:
あき ◆usfVixUTHs
私は店員を無視して目を閉じる。店員『このあとどっかおでかけですか?』しつこい奴め。私は本気で眠ろうとした。あき『おやすみ』店員『おやすみって(笑)しゃべりましょうよ〜相談とか乗りますよ彼氏の事とか』私はそっと目を開けると鏡越しに目が合う。店員『あ!やっと起きました?』と、またにやつく。
2005-12-21 06:41:00 -
228:
けいた
しおり?いつも見てるよ?頑張って完結してね??
2005-12-21 08:24:00 -
229:
きさ
続きが気になる???しおり?主さん頑張ってね(*^∀^*?)
2005-12-21 10:12:00 -
230:
あき ◆usfVixUTHs
けいたさん・きささん・頑張ります?いつも応援の言葉を書いてくれて元気が出ます?
2005-12-21 20:48:00 -
231:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ハハハ。』最初は絡み辛い奴だと思っていたけど、話せば結構いい奴。私はデートの為に髪を切ると話をする。
店員『俺にお任せヘアーとかしてみませんか?』あき『お任せヘアー?あぁ…はぁ』すると店員は私の言っていた髪型を無視し髪にハサミを入れる。2005-12-21 20:50:00 -
232:
あき ◆usfVixUTHs
そして私の長い髪は器用な手つきでパサりパサりと切り落としていく。私は鏡越しであいつの事を話ながら鏡に映る変わっていく自分の姿を目をそらさずじっと見ていた。店員『今からカラーの方しますね〜』あき『はい』
2005-12-21 20:51:00 -
233:
あき ◆usfVixUTHs
出来上がったのはウルフっぽいショートヘアー。おまかせの割りにあまりパッとしない感じ。カラーを終えシャンプーして出来上がったころ時計の針は9時に差しかっていた。店員『お疲れ様です!今からセットのやり方伝授しますね〜』
2005-12-21 20:55:00 -
234:
あき ◆usfVixUTHs
‥…店員『えり足を軽くコテで巻いて内外の順に‥…ここを無造作に………て下さいね』……。おっといけない私は眠くて目を半開きの状態で未知の世界に。鏡をのぞくとさっきとは全く違うキラキラした自分が鏡に移し出される。
2005-12-21 20:58:00 -
235:
あき ◆usfVixUTHs
聞いておけばよかった。と思いながら会計をすませ店のドアを押す。店員『ありがとうございます。またセットのやり方分からなかったらいつでも来て下さいね』店員は満面の笑みで私を送りだす。あき『‥ははは』もう9時すぎか。ケリーお腹すかせて待ってるかな。
2005-12-21 21:01:00 -
236:
あき ◆usfVixUTHs
晩ご飯を急ぎ足で買い家に帰る途中、私の携帯に見知らぬ番号からの着信が入った。誰だろう?
2005-12-21 21:03:00 -
237:
きさ
主さんお返事わざわざありがとうです??完結まで頑張ってください?
2005-12-22 00:20:00 -
238:
あき ◆usfVixUTHs
きささん・こちらこそありがとう?わぁハートがいっぱいですね?
2005-12-22 02:55:00 -
239:
あき ◆usfVixUTHs
『なぁ。おかしいやろ!番号勝手に盗んであんたのやってる事ストーカーやで』怒りをあらわにする正体はレナだった。
レナとしょうが電話をしていてなんらかの形で私が番号を盗んだのがばれたのだろう。2005-12-22 02:57:00 -
240:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ごめんな。』
レナ『しょう君にはあんたの事ストーカーって言っとくから』ブチッ‥ツーツーツー。2005-12-22 02:59:00 -
241:
あき ◆usfVixUTHs
嵐はすぐに消えさり、私は大急ぎで家に帰るとケリーがヒールのかかとをくわえて出迎る。それ最近買ったのに‥。ケリーのおしりをヒールで叩いて、お待ちかねの遅い晩ご飯を仲良く食べた。
2005-12-22 03:01:00 -
242:
あき ◆usfVixUTHs
すっかり店長に電話するのを忘れた。
店長『なんやデートの為の準備か。で、いい服見つけたんか?』あき『うん。今からファッションショーするねん☆』2005-12-22 03:04:00 -
243:
あき ◆usfVixUTHs
店長『なぁ、あき。』
あき『ん?』
店長『よかったな』
私が恋をして、店長は素直に喜んだ。私は幸せな気持ちになる。けれど私は、まだ本当の幸せを掴めていない。2005-12-22 03:06:00 -
244:
あき ◆usfVixUTHs
〜そして〜
いよいよ大好きなしょうとデートの日。前日のしょうとの電話も本当に楽しかった。今日はもっと楽しいのであろうとこの前買ったワンピースに着替え薄いジャケットを羽織る。化粧を念入りにして髪型をセットした。2005-12-22 03:08:00 -
245:
あき ◆usfVixUTHs
やっぱりセットやり方聞きに行けばよかったな‥。
『いってきまーす』私はご機嫌に家を飛び出す。電車に揺られながら優菜と店長にメールをいっせい送信した【今日はしょうとデート?頑張ります?】こんな感じで送る。2005-12-22 03:31:00 -
246:
あき ◆usfVixUTHs
待ち合わせ場所は心斎橋のツタヤ。駅をおり歩いていくと肩をトントンと叩かれる。しょう?振り向けばスーツ姿のホスト。『今からどこ行くん?』私は無視してツーンと真っすぐむいて目的地を目指す。8時前。まだ時間はすぎてない。
2005-12-22 04:05:00 -
247:
あき ◆usfVixUTHs
と思ったら。
いた。2005-12-22 04:06:00 -
248:
☆彡
覚ぇててくれてアリガトゥ(*~∀~*)♪メッチャうれしぃ(●>_
2005-12-22 05:16:00 -
249:
☆彡
今日は書かんのですか???(〇´⊇`)ノ
2005-12-23 04:35:00 -
250:
綾?
ぉ?ぃ?最近更新無し?楽しみに待ってるのにぃ?笑 とりぁ…あげ?
2005-12-26 06:32:00 -
251:
☆彡
待ってるage↑(T-T)↑
2005-12-26 06:49:00 -
253:
けいた
どした???あげ?
2005-12-26 20:34:00 -
254:
あき ◆usfVixUTHs
☆彡さん・マメにレスしてくれてうれしいです!綾さん・今日から書いていきます!157
2005-12-27 00:48:00 -
255:
あき ◆usfVixUTHs
まぎれもなく、しょうだ。あっちもこちらに気づいたのか口角を上げ歩み寄ってきた。どんな表情をしていいのか全く分からない。ドクンドクン‥大きく揺れ動く心臓。しょう『自分寒いん?足、子鹿の産まれたてみたいになってんで』あき『ハハハ‥』私は死とゆうものを迎えたくなった。
2005-12-27 03:05:00 -
256:
あき ◆usfVixUTHs
ミナミの綺麗なのか汚いのかよく分からないネオンに照らされて2人は少し小綺麗な居酒屋へと入った。しょう『こんなとこで良かった?』あき『うん』アメリカンな感じで味もおいしいし、値段もお手ごろ。しょうと居ればどんなところでも構わない。
2005-12-27 03:16:00 -
257:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『ビール』あき『焼酎水割り芋で』しょう『気合いやな(笑)』あき『無理やねん女の子の飲み物』少し恥ずかしくて顔を沈める。しょう『いや、俺そっちのがいい。』あき『ほんま?』嬉しくてにやけてしまう顔を手でおもいっきり押し潰した。
2005-12-27 03:25:00 -
258:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『てか髪の毛切った?』あき『今気づいたん?』しょう『うん』私は髪の毛ばっさり切ったのに今気づくのはあまり私に興味がないのだと憂欝になる。そしてレナの話へと流れていった。
2005-12-27 03:34:00 -
259:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『自分あの子に嫌われてるん?』あき『あぁ〜あの子ってレナ?私の事なんか聞いた?』しょう『なんとなく』あき『そうなんや‥』私はまた顔を沈める。しょう『俺、人の事悪く言う子嫌い。てかこれウマ〜』しょうはカツオのタタキをおいしそうに食べている。
2005-12-27 03:46:00 -
260:
あき ◆usfVixUTHs
…え‥今言いましたよね。空耳じゃないですよね。【俺人の事悪く言う子嫌い】イコール=【俺のアキを悪く言うレナは大・大・大嫌い】と私には聞こえた。少し勘違いな部分もあるけれど心の中でガッツポーズを華やかにキメた。
2005-12-27 03:50:00 -
261:
あき ◆usfVixUTHs
しょうと居ると自分が自分じゃなくなる。時々ブリッコをしたり、知らないうちに声のトーンが2トーンくらい上がってるように思えた。しょうの顔を明るい場所で目にするのは初めて。やはりかっこいい。ソース顔と違って醤油顔は、いつ見ても暑苦しくない。ずっと見ていたい。
2005-12-27 03:59:00 -
262:
あき ◆usfVixUTHs
周りから見れば私達2人はどんな風にうつっているだろう。楽しくて楽しくてずっと一緒にいたい。帰りたくないとはこの事なのか。しょう『時間いける?』あき『いけるよ』しょう『もう時間も遅いし車で送るわ』しょうは見た目に似合わず心配をしている様子。
2005-12-27 04:24:00 -
263:
あき ◆usfVixUTHs
あき『いいよ。電車で帰るから』しょう『無理』
しょうに悪い気がしたけど一緒にいる時間がまた長くなるので私は送ってもらう事にした。会計をすませ、秋風が吹く肌寒い夜の街を、恋人のように肩を並べながら、2人は車に向かう。2005-12-27 04:33:00 -
264:
あき ◆usfVixUTHs
暗い細い道に入るとしょうが手つないできた。ドクンドクン…心臓が一気に盛り上がる。私はギュッと握り返した。手をつないでから2人は一言も喋らなかった。そして駐車場についた。
2005-12-27 04:49:00 -
265:
あき ◆usfVixUTHs
私はしょうの手を不自然に離し、手の汗を服で拭く。車のドアを開け助手席に座り何を喋ろうかと考えていたその時。しょうがこっちを見ているのが私の視野に入ってきた。
2005-12-27 05:05:00 -
266:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ご飯おいしかったな〜‥』と焦りながら顔を見ると、しょうの手が私のコシの方に手がのびてゆく。‥え…嘘…。しょうなら何されてもいい。むしろ嬉しいのか。私は、心の準備を行ない、夜の戦にいざ出陣。
2005-12-27 05:06:00 -
267:
あき ◆usfVixUTHs
今日はここで終わりにします?次回は最後の方まで一気に書こうと思います。また暇つぶしに見てやってください?
2005-12-27 05:11:00 -
268:
☆彡
更新イェィッ♪
完結マジ楽しみしてます(^ー^)♪2005-12-27 07:03:00 -
269:
綾
更新ャッタァ??? とりままたぁげとく? ガンバレ??
2005-12-28 05:48:00 -
270:
名無しさん
頑張ってぇ????
2005-12-28 21:19:00 -
271:
名無しさん
?
2006-01-04 03:35:00 -
272:
剛
まだかにゃ???
2006-01-04 22:54:00 -
273:
あき ◆usfVixUTHs
☆彡さん・綾さん・名無しさん・剛さん。ありがとうございます?少し遅くなりましたが今書いていきます?
2006-01-05 10:59:00 -
274:
あき ◆usfVixUTHs
目を閉じてしょうに寄りかかった。とってもいい香り。
カチッ。‥苦しい。縛られている?しょうはこんな趣味があるのか。
と思いきや車が発進。しょうは私にしっかりシートベルトをつけてくれただけでした。2006-01-05 11:04:00 -
275:
あき ◆usfVixUTHs
勘違いしていた自分が恥ずかしくなり、私はしょうに自分の家を告げると、逃げるように眠りについた。
しょう『おい。』あき『ん?』しょう『ついた。ここでいいん?』あき『ごめん。ここでいい!ありがとう』2006-01-05 11:26:00 -
276:
あき ◆usfVixUTHs
ドアを開け白い息をはく。あき『フー寒っ。気つけて帰って』しょう『うん‥あっ!』しょうが何かを言いたそうにしている。
しょう『‥髪の毛切ったの知ってたで。それだけ』恥ずかしながらも確かにそう言った。2006-01-06 02:13:00 -
277:
あき ◆usfVixUTHs
そしてしょうからたくさんの飴をプレゼントされた。私の鞄の中を飴でいっぱいにした。
あき『ありがとう。』
さよならをして車が遠くへ離れていく。小さくなってパッと消えていった。2006-01-06 02:17:00 -
278:
あき ◆usfVixUTHs
家に帰るとまたパンツをかぶっている犬が一匹。
あき『ケリー!いいよ、あげる?』気分のいい私。
ケリーとじゃれていたその時しょうからまたお誘いの電話があった。『お風呂入ってくるー♪』ケリーに抱きつき機嫌上々で風呂場に歩いた。2006-01-06 02:24:00 -
279:
あき ◆usfVixUTHs
今日は久々に入浴剤でも入れよっかな。と服を脱ぎ捨て鏡をのぞいた。‥目の周りにべっとり炭のような物が…こんな顔をしょうにさらけ出していたのか。
『‥…イヤァーーー!』
風呂場中に叫び声をあげた。2006-01-06 03:07:00 -
280:
☆彡
待ってましたぁぁ〜(*~∀~*)♪
2006-01-06 03:52:00 -
281:
あき ◆usfVixUTHs
☆彡頑張ります!何回もレスありがと?
2006-01-06 04:29:00 -
282:
あき ◆usfVixUTHs
おそらく車の中で寝ている時に自分で目をこすったのだろう。涙がちょちょぎれそうになった。
トゥルルルル♪電話が鳴る。
しょうからだ。2006-01-06 04:30:00 -
283:
あき ◆usfVixUTHs
今さっきの悲しい気持ちが一気に吹き飛ぶ。
あき『はい!』
しょう『…俺。どうしたらいいん‥』聞いた事のないしょうの気が抜けた声。様子がおかしい事に気づいた。2006-01-06 04:38:00 -
284:
あき ◆usfVixUTHs
あき『どうしたん?』
しょう『そっち行っていい?』
あき『う‥うん!』私は何か嫌な予感がした。
化粧直しをして、さっきしょうにもらった飴をビンに落とした。2006-01-06 04:43:00 -
285:
名無しさん
早く??
2006-01-06 05:41:00 -
286:
あき ◆usfVixUTHs
どうも落ち着かない私は優菜に一本の電話をかけた。けれど優菜は仕事中なのか電話に出る様子はなかった。そうして、30分くらい経ち、私の電話が鳴った。
しょう『ついた』2006-01-06 05:42:00 -
287:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・はい!がんばります?
2006-01-06 05:50:00 -
288:
あき ◆usfVixUTHs
あき『今から下行くから』すぐに電話を切り、足早にしょうの元へと駆けつけた。車を見つけてドアに一歩一歩近づくと、しょうが車から出てきた。
しょう『‥ごめん』申し訳なさそうに下を向きながら謝っていた。2006-01-06 06:17:00 -
289:
あき ◆usfVixUTHs
あき『うん。とりあえずゆっくり話聞きたいし家おいでや』
しょう『うん』と私の後をついてきた。
エレベターとゆう狭い密室の空間に乗り、部屋につき鍵を開けてドアを引く。心臓の鼓動が早くなっていく。2006-01-06 06:30:00 -
290:
あき ◆usfVixUTHs
『アハハハッ』しょうが急に笑い出した。
あき『え。なに?』しょうの指差す方へ目をやるとケリーがパンツをいつもより綺麗にかぶっていた。
あき『…。』これからのケリーのエサをミジンコみたいな雑魚にしてやろうと思った今日この頃。2006-01-06 06:44:00 -
291:
あき ◆usfVixUTHs
ケリーはしょうの膝の上にちょこんと座り、私はそれを羨ましそうに眺めていると、しょうが口を開いた。
しょう『俺の話聞いてもらっていい?』あき『うん。』2006-01-06 07:01:00 -
292:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『最後まで話すから黙って聞いてほしい。』
あき『うん』
しょう『今付き合ってる女いてるねん。』
あき『…うん』消えたくなった。涙が出そうになった。それでもじっと我慢した。しょうが黙って聞いてほしいと言ったから。2006-01-06 07:11:00 -
293:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『俺が19の時に今の女と出会ってん。俺、昔からナンパしては家に連れ込んだりして遊びまくってた。その女もナンパで知り合ってんけど。暗い道を女の子一人で歩いてるの見つけていつもみたいに声かけてん。あそぼって。けど完全に無視されて、その子の肩たたきながら、あそぼってまた言ったら振り向いてニコッて笑ってん。
2006-01-06 07:31:00 -
294:
あき ◆usfVixUTHs
俺は遊べるもんやと思ってその子バイクの後ろに乗せて走って行ったら、まんまと事故った。俺もあいつも命に別状はなかったけど、あいつ。左足と左手首が動かんねん。あれから2年経つけど今でも動かん。あいつこの事故がある前から、耳悪かったらしくて、俺が誘ったあの時、何にも喋られへんくて恐くて黙って俺についてきたと思う。
2006-01-06 07:49:00 -
295:
あき ◆usfVixUTHs
それで俺、罪悪感でいっぱいになってアイツの前で何回も泣いて謝ってん。ごめん、ごめん。って何回何回も。けど罪悪感が取れる事は、なかった。これから先もないやろな。あいつの母親にも血がのぼるくらい頭下げたけど許してくれへん。当たり前やけど。
2006-01-06 07:53:00 -
296:
あき ◆usfVixUTHs
俺毎日病院通ってあいつに会いに行ってん。途中あいつが手紙くれて好きって書いてて最初戸惑ったけど、付き合う事になってん。たぶん俺あの時許してもらえるとか同情とかで付き合ったんやと思う。でも、俺やっぱり無理や。どうしたらいいか分からん。俺はあいつの事幸せに出来る自信ないし…俺あんたの事好きやから』
2006-01-06 17:21:00 -
297:
あき ◆usfVixUTHs
私は、うれしいのと切ないのと悲しいのと同時に味わった。
あき『私もめっちゃ好きやで。会って間もない時から好きやった。でもその子の事は正直どう言ったらいいか分からん』私の正直な答え。2006-01-06 17:41:00 -
298:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『やんな。俺どうかしてたわ。』
あき『その子の事は好きなん?』
しょう『好きとゆうより守ってあげなあかんって思う』
私は諦めなければならない。そう思った。2006-01-06 18:09:00 -
299:
あき ◆usfVixUTHs
その前に一回でもいいからその子に会ってみたい。
あき『その子に会わせてほしい』戸惑うしょうの姿を目の当りにしたけれどそれが私の強い意志。
しょう『うん』2006-01-06 18:19:00 -
300:
みぃ
気になる?
2006-01-06 18:39:00 -
301:
あき ◆usfVixUTHs
みぃさん・頑張ります!
2006-01-06 23:30:00 -
302:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『俺の気持ち伝えれてよかった。ありがとう話聞いてくれて。』
あき『ううん。こっちこそ嬉しか…』
しょう『あっ』
しょうの視線の先をたどると、飴がいっぱいに詰まったビンがある。2006-01-06 23:45:00 -
303:
あき ◆usfVixUTHs
あき『あっ』
しょう『てか全然食ってへんやん。おいしいのに〜』あき『なんか可愛いし食べるのもったいないかなって…思って…えっと〜』
しょうは、きょどる私を見て笑った。2006-01-06 23:50:00 -
304:
あき ◆usfVixUTHs
あき『下まで送るわ』
しょう『ここでいい』そう言って、しょうは私の小さい体を大きな手でギュッと抱き締めた。
数秒後しょうがドアに手をやり出て行った。ドアが閉まっていく。どんどん狭くなっていく隙間の向こうの彼をずっと眺めてた。
バタンッ!ドアの音とともに涙が溢れた。2006-01-07 00:15:00 -
305:
名無しさん
あげ?
2006-01-07 02:09:00 -
306:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・あげてくれてありがとうございます?
2006-01-07 04:03:00 -
307:
名無しさん
書いて??
2006-01-07 04:05:00 -
308:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・はい!頑張ります?
2006-01-07 05:10:00 -
309:
あき ◆usfVixUTHs
好きの言葉。私は踊りそうになるくらい嬉しかった。でも、その子には勝てないよ。《守ってあげなあかんって思う》この言葉は私の胸を苦しめる。
この日私は、泣きながら浅い眠りについた。2006-01-07 05:12:00 -
310:
あき ◆usfVixUTHs
朝の5時頃、優菜から着信が入った。
優菜『電話くれました?』あき『うん』
寝呆けながらも、しょうとの事を1から10まで説明した。2006-01-07 05:17:00 -
311:
あき ◆usfVixUTHs
優菜『優菜やったら、好きって言ってくれてるから、受け止めると思う』
優菜は、引きさがるなと言うような感じだった。
あき『でも付き合ってって言われてないし。好きって言われただけやし。』
優菜『あきさん、またいい人きどりですか?』2006-01-07 05:25:00 -
312:
あき ◆usfVixUTHs
多分その通りなんだと思う。その子には、しょうしかいないからとか、手足が不自由だからかわいそうだとか、これも綺麗事になるかも知れない。結局は、しょうを自分の物にしたい。正直すぎるそんな優菜が羨ましいと思った事が何度もある。思った事を素直に言えて楽かどうかは知らないが、私よりはマシなんだろうと思った。
2006-01-07 05:38:00 -
313:
あき ◆usfVixUTHs
あき『なんかごめんな。優菜に聞いてもらってるばっかりに。』
優菜『いいえ〜。今度優菜の話たっぷり聞いてもらいますからね』
あき『まかしとけー』2006-01-07 05:43:00 -
314:
あき ◆usfVixUTHs
━━━8日後━━━
寒い寒い朝、目はぱっちりと眠気も起こらない。
今日は、名前も知らないその子に会いに行く。しょうに会った日から今日まで、連絡はとっていたが、あまり話をしていない。仕事も集中出来ないくらい思い悩んでたこの日がやってきた。2006-01-07 05:49:00 -
315:
あき ◆usfVixUTHs
冬が来るとケリーは、いつも以上に私のそばへ寄ってくる。その時ちょうど、化粧をやっていた時だった。ケリーが私にへばりついてきて、メイクが失敗してしまった時。
2006-01-07 06:09:00 -
316:
あき ◆usfVixUTHs
あき『もう!!』とケリーの顔をヒジで、ぶってしまい『キャン!クーンクーン』と手で顔をこすり鳴いているケリーを見て見ぬふりをした。私は、なぜこんなになってしまったのだろう。私は、しょうに必死になりすぎてた。
2006-01-07 06:12:00 -
317:
あき ◆usfVixUTHs
あき『いってきます』と玄関まで歩くとケリーが私の後ろをついてくる。
あんな事があっても、ケリーは玄関の前まで主人の私を見送ってくれた。
それを見て胸がキューンと痛んだ。2006-01-07 06:34:00 -
318:
あき ◆usfVixUTHs
〜♪♪♪
しょうから着信。
しょう『さっき家出たから後20分くらいでつくわ』
あき『分かった〜』と言いつつ、私はすでに家を出てエレベーター前だった。
そして下へ降りると自動販売機で温かいミルクティーを買い、寒い中大好きなしょうを待つ。2006-01-07 06:56:00 -
319:
あき ◆usfVixUTHs
缶の開ける部分を見てウドそっくりだなぁと一人でうなずいていると、黒のセダンが私の前をゆっくりと止まった。私は緊張しながら助手席のドアを開ける。
あき『おはよッ』しょう『おはよう』元気のない返事。2006-01-07 07:09:00 -
320:
あき ◆usfVixUTHs
特に会話もないまま着いた先は、小さな喫茶店。汚くていい味が出てるとゆうかなんとゆうか。
店員『ご注文の方は?』
しょう『ミックスジュース』
あき『あ。私も同じので』2006-01-10 01:48:00 -
321:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『ここのミックスジュースおいしいねん』
あき『楽しみ〜』
しょう『そうそう。もう答え決まった?』
あき『なんの?』
しょう『付き合えるか付き合われへんか』2006-01-10 01:59:00 -
322:
あき ◆usfVixUTHs
今さっきまでミックスジュースなんてかわいいなぁと、母性本能をくすぐられていた。そんな時、私はびっくりした。ただ好きと告げられただけで、付き合うとか付き合わないとかそうゆうのじゃないと思ってたから。
2006-01-10 02:08:00 -
323:
あき ◆usfVixUTHs
何にせよ答えを出さなきゃいけない。答えなんて一つしかないんだ。
あき『付き合って下さい』
しょう『笑』しょうが下を向いて意味深な笑みを浮かべている。
あき『なんで笑ってん?』2006-01-10 02:11:00 -
324:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『なんか固いな〜と思って。てか、よろしく〜』
あき『よ、よろしく』
こんな簡単に事が進んでいいのか。その前にその足の不自由な女の子はどうするのか。私の求めてた事がすんなり進んで嬉しいはずなのに、どうしても‥。なんかね。2006-01-10 02:20:00 -
325:
あき ◆usfVixUTHs
12月15日あきとしょうは付き合った。
しょう『おいしくない?』あき『かなり』
付き合って何が変わったて、どうなるとか分からない。ただぐっと近くに感じれたような気がする。けれど、恋人はきっといつか別れが訪れるだと、皆知っていて知らないふりをする。2006-01-10 03:14:00 -
326:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『そろそろいこか』あき『うん』
私たちは1時間も経たない間に喫茶店を出て、病院へと向う。
どんどん緊張してきたのが自分でも分かった。2006-01-10 03:40:00 -
327:
あき ◆usfVixUTHs
まだ面会の時間じゃないので、タバコを吸って時間を潰そうと喫煙所に向う。
あき『私見て、その子どう思うんやろ』
しょう『俺は友達連れて行くって言ったけど』
あき『‥あぁ〜。友達かぁ。だってその子と付き合ってるもんな』
しょう『俺二股やん』2006-01-10 03:47:00 -
328:
あき ◆usfVixUTHs
しょうは今気づいたようにつぶやいた。ばか?二股をされているのに、しょうを憎めない私もバカなのか。
しょう『いこか。もうちょっと時間あるけど、寒いから入れてもらお』と、笑ってなんの緊張もなく堂々としてた。2006-01-10 03:57:00 -
329:
あき ◆usfVixUTHs
寒さで自由に動かない手をポケットに入れ歩いた。
カツン‥カツン‥
病院の中は朝も昼も夜も静けさが漂っている。またこの静けさが私の緊張を大きくした。ナースのお仕事とゆうドラマは本当にありえない。今ここに朝倉(ミズキアリサ)を呼んでドンチャン騒ぎして私の緊張をほぐしてほしい。2006-01-10 04:08:00 -
330:
あき ◆usfVixUTHs
そしてしょうが立ち止まった。しょう『ここ』
あき『‥うん』
しょう『もうちょっとでリハビリの時間やと思う』
しょうが部屋に入って行き、後を追うように私も部屋に入った。2006-01-10 04:15:00 -
331:
あき ◆usfVixUTHs
そこは個室じゃなく、4人部屋で、体を起こしてテレビを見ている人もいれば、ボーっとしている人もいた。その中で一つ、カーテンを締めきっている所を見つけた。私は絶対そこだとカンが鋭く働く。
2006-01-10 04:22:00 -
332:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『ちょっと待っててな』と、そのカーテンの中へと入っていく。
やっぱりそうだ。このカーテンの奥にはどんな子がいるの?名前も知らない。顔も知らない。緊張して足がすくみそうになった。
すると、しょうがカーテンから出てくるなり手まねきをする。私は、その手まねきに吸い込まれるように歩いた。2006-01-10 04:34:00 -
333:
あき ◆usfVixUTHs
今日はここまでです。前に最後の方まで書くと言ってたのですが時間がなくて書けませんでした。見てくれている方、紛らわしい事を言ってすいませんでした?
2006-01-10 04:39:00 -
335:
綾?
ぃ?ょ?頑張ってかいてな?(?艸??)キュン
2006-01-10 05:00:00 -
336:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・まとめてくれてありがとうございます?綾さん・許してくれてありがとうございます?
2006-01-11 10:50:00 -
337:
あき ◆usfVixUTHs
カーテンを横切り、私が目にしたものは、少し痩せた女の子。髪の毛が真っ黒で肩下まであって最近の子ではなく化粧はもちろん、何もしていない素朴でかわいらしい女性だ。
そしてその子は私に、恥ずかしそうに頭を下げて挨拶した。2006-01-11 11:09:00 -
338:
あき ◆usfVixUTHs
私もその子に小さくお辞儀した。
そして私は何を話していいのかと考えていた。すると、助けるように看護婦さんがやってきた。
その子は時計を見て、机の上の落書き帳に何やら字を書き出した。「リハビリいってくる。ゆっくりしていってね」お世辞でも綺麗とは言えない字で書いてくれた。私はその子と目が合うと、頭をコクンとさせた。2006-01-11 11:31:00 -
339:
あき ◆usfVixUTHs
その子がベットから車イスに移動するのを、しょうは慣れた手つきで行なっている。それをずっと見てた。看護婦『ほな、あいちゃん行こか』と、車椅子を押して行った。
あい?私はびっくりした。聞き間違いじゃなければ…と名前が書いてある部分に目をやった。2006-01-11 12:01:00 -
340:
あき ◆usfVixUTHs
崎〇 愛。
偶然としか言い様がない。私は鳥肌を立てた。
だって。私の本当の名前は、亜衣(あい)だから。
店長は私が14の時に、亜希とゆう源氏名を付けてくれた。もうすっかり自分の名前なんか忘れてた。そうだ。私、亜衣だった。2006-01-11 15:12:00 -
341:
あき ◆usfVixUTHs
あき『私ほんまは亜衣って名前やねん』
しょう『絶対うそ』
あき『アジアの亜に、イは衣って字。わかる?』
しょう『コロモってどんな字?』と、愛ちゃんの落書き帳を手に取った。
しょう『書いて』2006-01-11 15:22:00 -
342:
あき ◆usfVixUTHs
あき『これやん』
しょう『あぁ〜分かった』
画用紙の端に小さく【亜衣】と、2文字を書き残した。2006-01-11 15:29:00 -
343:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『遅いな』
あき『リハビリって何するん?』
しょう『手と足と発声練習かな?でも、あいつ声は絶対出そうとせーへん』
あき『そうなんや。リハビリ頑張って元に戻ったらいいのにな』2006-01-11 15:34:00 -
344:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『あいつは無理やな』
あき『なんて事ゆうんよ』
しょう『あいつはもう退院してもいいのに、まだ入院してるねん。リハビリするからって。』
あき『えらいやん』
しょう『リハビリとか家で出来るし、いつまでも入院してたらお金の無駄やん』2006-01-11 15:42:00 -
345:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『あいつ俺が別れたいの知ってるから、こんな事するねん』
しょうと繋がっていれるのは、この病院だけなんだと愛は気づき、恐いのだろう。愛の気持ちが身に染みてくるように解る。2006-01-11 15:58:00 -
346:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『ジュース買ってくるわ』と部屋を出た。
私は部屋を眺める。約15分。
しょうが車椅子を押して愛連れて帰ってきた。
しょう『そこで会ったから連れて帰ってきた。はい』と、ジュースを渡される。2006-01-11 16:09:00 -
347:
あき ◆usfVixUTHs
そしてしょうは、愛をベッドに移動するのをお手伝いする。愛が羨ましいと思えた。
愛は落書き帳にペンをゆっくりと走らせる。
【待たせてごめんね】
私はコクンと頭を軽くふった。2006-01-11 16:16:00 -
348:
あき ◆usfVixUTHs
【初めまして愛です。】愛が自己紹介をしてきた。私は、愛が持っていたペンを横取り紙に書き始めた。「初めまして亜衣です。名前一緒ですね」
愛はそれを見て驚いていた。とゆうより喜んでた。声も出ず、表情で喜んでいる。2006-01-11 16:23:00 -
349:
あき ◆usfVixUTHs
愛【うれしい!しょうがいつもお世話になってます】
あき「こちらこそ。」
愛【亜衣ちゃん仲良くしてね】
あき「愛ちゃんもね」
なんだかアイって言葉がおかしくなってきて、2人は笑ってた。2006-01-11 16:30:00 -
350:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『え。意味分からん』と、私と愛が書いていた会話を見て、首をかしげる。
愛がまた紙に書き出した。【しょうは分からなくていいの】とお姉さんぶって笑っている。なんかそれが、可愛くみえてしょうがなかった。2006-01-11 16:36:00 -
351:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『なんやねん』
あき『しょうハミゴ?笑』
しょう『もうええし』
あき『笑』
こんな小さな会話でも、愛は悲しい顔をして私としょうをずっと見てた。2006-01-11 16:41:00 -
352:
あき ◆usfVixUTHs
愛が何やらまた書き出した。【なんかしんどい。帰って】と急にテレビを付けた。さっきまで笑ってたのに。
あき『え。どうしたらいい?』助けを求めるような顔をしてしょうに問い掛けた。2006-01-11 16:48:00 -
353:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『行こや』と切れて部屋を足早に出て行く。私も愛を気にしながらも、しょうを追いかけた。
あき『いいん?』
しょう『いいねん』
私としょうは病院を出て、車へと向かった。車の中に入ると、しょうがいきなり私に抱きついてきた。
しょう『俺もう疲れた』2006-01-11 17:00:00 -
354:
綾?
もしゃリアル? 笑 もぅ終わってたりする?笑
2006-01-11 17:14:00 -
355:
あき ◆usfVixUTHs
綾さん・終わって他の小説を見ていたら上がってて嬉しかったたので、今から書きます?笑
2006-01-11 17:19:00 -
356:
あき ◆usfVixUTHs
そう言って、しょうは強引にキスをしてきた。私の頭を手で押さえて唇と唇が密着する。そして、しょうは私の胸を揉みだし、しょうの手は下の方へとだんだんエスカレートしていく。
あき『こんな所で嫌や』
それでも、しょうの手は止まらなかった。2006-01-11 17:30:00 -
357:
綾?
ぁりがとッッ?
2006-01-11 17:40:00 -
358:
あき ◆usfVixUTHs
あき『なぁ。やめて』
しょう『嫌や』
しょうの指が私の奥をかき回す。『ン…ッ‥』私は声を押し殺した。こんなの嫌だ。
あき『いやー!』声を張り上げて叫んぶと、しょうの指はピタリと止まった。2006-01-11 17:43:00 -
359:
ゆきな
あっリァルタィムゃ?うれしい??楽しみにしてるょ??
2006-01-11 17:47:00 -
360:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『‥ごめん』小さくつぶやいた。
しょうは、後部座席に手をのばし、毛布を取って私にかけた。そして車を走らせる。
しょうは、愛に疲れきっていた事を私に話出した。2006-01-11 17:50:00 -
361:
あき ◆usfVixUTHs
綾さん・こちらこそです?ゆきなさん・楽しみとか感激です?
2006-01-11 17:53:00 -
362:
あき ◆usfVixUTHs
聞いていると、愛の気持ちもしょうの気持ちも私は理解出来た。
もう外は暗くなってきてお腹が空いてきた。
あき『お腹すいた』
しょう『どっか食べに行こか』
あき『私が作るわ。ケリー待ってるし』そうして私の家へと車を走らせた。2006-01-11 18:00:00 -
363:
あき ◆usfVixUTHs
あき『あ!家なんもないからスーパーよって』
しょう『おう』
スーパーについてカゴをカートに乗せて、今日は何にしようかなと手をアゴに持っていく。2006-01-11 18:13:00 -
364:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『あんためっちゃ似合ってるやん(笑』
あき『もう!』
しょう『あ。これおいしいねん。あ。これも』とカゴにポンポン入れる。
しょうは分からないうちに人を振り回す力がある。こうゆうのも全部好き。2006-01-11 18:27:00 -
365:
あき ◆usfVixUTHs
スーパーを2人で回って、なんだか新婚夫婦みたいでワクワクした。本当に新婚夫婦になれるのを願いながら。
2006-01-11 18:32:00 -
366:
あき ◆usfVixUTHs
そして家に帰った。
あき『ただいま〜』
しょう『ケリー今日パンツかぶってないし。おもんない』
ケリーはお腹を空かせて玄関の前でふせして待っている。2006-01-11 18:37:00 -
367:
名無しさん
おもしろいからすき。
でも愛ちゃんも可哀相やなぁ2006-01-11 19:03:00 -
368:
なおき
この小説が1番や もう今日は終わり?
2006-01-11 20:16:00 -
369:
杏子
久しぶりに読ませてもらいました?これからどぅなってくか気になる??主さんゆっくりでいいから完結まで頑張ってね?応援してます??
2006-01-12 01:03:00 -
370:
あき ◆usfVixUTHs
あき『ケリーえらいな〜。ご飯にしよっか』
今日は特別に、犬の缶詰を買ってきた。あの日ケリーをひじでぶってしまった事。お詫びにと思って用意した物だった。
あき『お食べ〜』
ケリーは無邪気にエサを頬張った。2006-01-12 01:35:00 -
371:
名無し
私もこんなうまく小説書きたいな…??
本間がんばってください??2006-01-12 01:45:00 -
372:
あき ◆usfVixUTHs
次は、人間の食物を作らなくちゃ。私は材料を手に取り野菜達を切り始めた。
しょう『裸にエプロンしてくれへんの〜?』
あき『……』
しょう『なぁ』と私の背後に寄りかかってきた。2006-01-12 01:46:00 -
375:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・すごい下手ですよ?皆が読める程度で頑張ります?ありがとうございます?
2006-01-12 01:54:00 -
376:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・まとめてくれてありがとうございます?
2006-01-12 01:55:00 -
377:
あき ◆usfVixUTHs
私は包丁を置き、手を休め、なすがままにされようとした。
ブラのホックが外され、フッと息が抜ける。しょうは胸をゆっくりと揉み、私は台所に手をつき、くの字状態にされた。私のあそこは次第に熱くなる。2006-01-12 02:08:00 -
378:
あき ◆usfVixUTHs
服を上まで上げて、しょうは背中に軽くキスをした。
しょう『お腹すいた〜。ご飯食べてから続きしてな』
あき『‥は…はい』
一人で盛り上がるとは、辛く切なく恥ずかしいものなんだと、学びました。2006-01-12 02:15:00 -
379:
あき ◆usfVixUTHs
トントン‥トントン‥
包丁とまな板のぶつかり合う音を耳にすると、母の温もりを少しだけ思い出す事がある。
14から17才。もう少しで18になる。これまで一人孤独に生きてきた。2006-01-12 02:27:00 -
380:
名無しさん
リアルゃん?
2006-01-12 02:32:00 -
381:
あき ◆usfVixUTHs
私と母と借金を置いて逃げた父。母を変えた男。
男は全て敵に回してきたこの私が今、異性に興味津々になって自分を見失っている。
成長したのだろうか。それとも、しょうとゆう男は何かすごい力があるのだろうか。どちらにせよ、私は、愛を知った。2006-01-12 02:33:00 -
382:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・リアルです?頑張ります
2006-01-12 02:35:00 -
383:
あき ◆usfVixUTHs
愛?恋?この、日本語の使い方が今だに分からない。
あき『出来た。机に運ぶの手伝って』
しょうが眠そうな顔をして歩み寄ってくる。
しょう『え。むっちゃうまそう』細い目を見開いて、料理達を眺めている。2006-01-12 02:45:00 -
384:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『すごい。あんた料理出来るんや』
あき『失礼な奴やな』
しょう『笑』
バカにされたけど、私は誉め言葉と取った。早くに家を出て、一人と犬一匹で生活してきた。2006-01-12 02:56:00 -
385:
あき ◆usfVixUTHs
慣れない手つきで包丁を持ち、血を見た事もあった。
でも今日。好きな人に、何も迷わずポンッと料理が出せて、私は自信満々になった。今までの苦労は、この為にあった。自分は頑張ってきたのだと自分で自分を誉めた日だった。2006-01-12 03:01:00 -
386:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『うまッ』
あき『さっきからそればっかり』と、顔がにやける。
しょう『まぁ、おかんの煮魚野菜あんかけには負けるけどな』
あき『それ言ったらあかんやん(笑』
しょうはいつも私をからかって楽しんでる。私も笑顔がみたくて、ついついノッてしまう。2006-01-12 03:24:00 -
387:
あき ◆usfVixUTHs
こんなしょうでも優しい部分をいっぱい持ってる。
熱があった時も。車に乗るとシートベルトを必ず付けさせる時も。愛の事を真剣に悩んで、しょうは同情だと言っていたが、同情も優しさの一つと私は思う。
もっとあるけど、これ以上は自己満の世界に入ってしまう恐れがあるので危険とみなした。2006-01-12 03:32:00 -
388:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『ごちそう様』手を合わせて食器を持ってキッチンに向う。
あき『あ。いいよいいよ』私も焦って食器を片付けた。
しょう『なんか新婚さんみたいやな』と捨て台詞を残し、私が振りかえるとしょうがいない。2006-01-12 03:37:00 -
389:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『どれなんシャンプー!』と風呂場からエコーのかかった声がした。
私はそっと風呂場をのぞいた。しょうは上半身裸で捜し物をしている。
あき『‥これやで』私は目のやり場に困りつつ、そう伝えて逃げるように風呂場を出た。2006-01-12 03:42:00 -
390:
あき ◆usfVixUTHs
そのままキッチンに向かい、さっき汚した食器を洗っいく。
机の上を布巾で拭いて、全部終わったところで、フッとため息をついた。
テレビを見ようとした時、電話が鳴った。店長からだ。2006-01-12 03:52:00 -
391:
あき ◆usfVixUTHs
今日はここで終わりです。感想や応援ありがとうございます?また明日書きたいと思います。
2006-01-12 04:01:00 -
392:
名無しさん
楽しみにしてます?
2006-01-12 05:10:00 -
395:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん・読みやすくしてくれたり、応援の言葉ありがとうございます。
2006-01-12 16:44:00 -
396:
あき ◆usfVixUTHs
店長『あき最近忙しそぉやな』
あき『忙しいとゆうより必死になってる』
店長『あきが店に顔出さんくなると、さみしくなるな〜』
あき『何言ってるんですか?行くよ。』2006-01-12 16:52:00 -
397:
あき ◆usfVixUTHs
店長『お前、男おるのに仕事続ける気か?』
あき『………』
店長『俺はあきが仕事頑張ってくれて助かってた。あきが皆まとめてくれてたからな。でも俺は、お前が幸せになればそれでいいと思ってる。やめるって言われる前に俺から言おうと思ってな』2006-01-12 17:06:00 -
398:
あき ◆usfVixUTHs
私はグッと涙を堪えた。
店長に育てられてきたと言ってもおかしくないくらい、私は店長に助けられてきた。どんなに辛くても店長が居てくれたからこうやって進む事が出来た。店をやめるとゆう事は、店長との別れを意味する事と解釈する。
あき『…いやや』2006-01-12 17:16:00 -
399:
あき ◆usfVixUTHs
店長『辛かったらいつでも俺に頼っていいからな。じゃあな』
そして電話を切った。
電話の奥から聞こえる寂しい効果音が鳴り止むまで、電話を耳から離さなかった。
大事な人がまた私の前から消えた。店長よりしょうを選んだんだ。私頑張るから…2006-01-12 17:46:00 -
400:
あき ◆usfVixUTHs
店長にもらったケリーにしがみついた。私は、落ち込むとケリーにすがる癖みたいなのがあるのかな。
『携帯取ってー』風呂からしょうの声がする。涙を袖で拭いて、しょうの携帯を捜してみた。
ポケットかな?2006-01-12 17:56:00