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未来は君のもの。

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  • 1:

    歌を歌いたいんだ。
    この声が例え届かなくても。

    2005-10-03 23:15:00
  • 2:

    そう・・・
    あの頃は、いっぱい夢があった。
    なぁ、学。
    あんたと巡り会ったのってきっとな、神様が最初から決めてたんやで?
    あたしは、学に会う為にきっと生まれてきたんやで。

    2005-10-03 23:25:00
  • 3:

    「村上」『はい』
    「森下」『はい』
    「山口」『はい『はい!』
    声がかぶった。先生もクラスのみんなもあたしと…隣に座ってる男子を見て静まりかえった。

    2005-10-03 23:29:00
  • 4:

    あたしはびっくりして隣の男子を見ると隣の男子もびっくりしていた。
    「なんやお前等二人とも山口かぁ!けど今は男子の名前呼んどるから山口学の方やな!入学そうそうぼぉっとしとったらあかんど笑。山口歩」

    2005-10-03 23:33:00
  • 5:

    「なぁなぁ!格好いい人おったぁ?!可愛い子おったぁ?!」
    新しい制服のままさっそくあたしは違う学校に行った香と地元で待ち合わせして喫茶店に入った☆何かこういうのに憧れてたから嬉しかったりする☆

    2005-10-03 23:44:00
  • 6:

    香と二人アイスミルクティ☆を頼んで仲良く飲む。
    「あんま見てへんからなぁ(;^_^A分からんかったわぁ…」それを聞いて香はがっかりした様やった。
    「歩が行った学校さぁ格好いい人多いって有名やん☆うちは女子校やからなぁ!」

    2005-10-04 00:27:00
  • 7:

    「そっちはどうやった?友達とか出来た?」
    「う〜ん…後ろの席の子とはちょっと話したけどさぁ、なんかヤンキーいっぱいやったぁ(*_*)」
    香は苦笑いしながら話す。

    2005-10-04 00:33:00
  • 8:

    次の日。
    あたしは早めに家を出て電車に乗り学校に着いた。ってか早くに来すぎたかなっ、生徒は見当たらんかったけどグラウンドでサッカー部らしき集まりが練習していて朝日が似合ってた。二年生かなぁ…三年かなぁ…てな感じであたしはついつい立ち止まりフェンス越しに見とれてしまっていた。

    2005-10-04 00:41:00
  • 9:

    「山口歩!」
    後ろから声をかけられてあたしはびっくりして凄い勢いで振り返ると。
    にんまり笑う奴がいた。
    山口学だ。
    学はあたしの前で立ち止まるとグラウンドを見て、またあたしの顔を見た。

    2005-10-04 00:46:00
  • 10:

    「かっこええなぁ!やっぱサッカーにしよっかねぇ?男はサッカーって感じ?」こいつ何?なんか慣れ慣れしくない?!
    「…さぁ」あたしは多分ものすごい引いた顔できっと答えた。だって学が苦笑いしたから…。
    「まぁいっかぁ☆教室行くんやろ?」学が校舎を指差した。

    2005-10-04 00:52:00
  • 11:

    あたしは黙ってうなずいた。
    すると。
    ひょい!っとあたしのかばんを学が持ったというか無理矢理勢いにまかせて奪ったというか、なんせあたしのかばんが学の手にいってた。

    2005-10-04 00:55:00
  • 12:

    学の性格なんてあの時あたし全く知らんかったから、ただの馴れ馴れしい本間ちゃらちゃらした奴としか思わんかった。
    茶髪やしピアスしとうし制服のズボンかなり腰で履いてたし。

    2005-10-04 01:27:00
  • 13:

    結局教室まで学はさっさと歩きあたしが教室に着いた時にはあたしのかばんが机の上に置いてあって本間むかついた。
    学は机の上に両足をどぉんと置いて椅子に座ってガムを食べながらあたしをじぃぃっと横目で見ていた。ってか視線感じたから見たらおもいっきり目が合ったねん。

    2005-10-04 01:31:00
  • 14:

    「オレさぁ中学んとき、めっさモテてたんやけどなぁ…」
    はぁ?!まじこいつ何?馴れ馴れしい上にナル?!本間うざい。
    あたしは無視して座った。「おいおい!無視すんなよぉ笑。本間やねんからしゃあないやん!まぁその内分かるわ!オレのかっこよさ!」そう言いながらまたにっこり微笑んで次は風船ガム作り出した。

    2005-10-04 01:36:00
  • 15:

    学は何かあたしに馴れ馴れしくて、正直本間にうざかった。名前が一緒やからとか席が隣やからとか言ってきたりしてたけど。
    けど、一ヵ月くらい経ってクラスに馴染んだ頃学が人気出だしてあの朝学が自信満々に言ってた事が事実になってあたしはむかついた。

    2005-10-04 01:40:00
  • 16:

    その時めっちゃ仲良くなったばかりの真理は
    「山口学かっこええやん!うちタイプやで☆ってかクラスの女子もほかのクラスの女子も結構そう思っとうで?歩くらいちゃう?山口嫌っとんの」
    あたしだけ?あたしだけが嫌ってるん?あたしは本間疑問やった。
    「どこがかっこいいん?」真剣に聞くと真理は少し笑った後

    2005-10-04 01:46:00
  • 17:

    「顔かっこいいし、スポーツできるし、歌うまいとこ!」
    え?歌うまいとこ??
    あいつの歌なんか聞いた事ないで?
    「歌?真理カラオケ行ったん?」あたしは普通に聞いた。普通に。
    すると真理はびっくりした顔であたしに言った。「行ってへんわ( ̄□ ̄;)!!ってか歩知らんの??山口の歌」

    2005-10-04 01:52:00
  • 18:

    「??知らんで?えっ…みんな知っとん?」あたしは真剣に聞くと真理は「昼休みになったら連れてったるわ☆絶対惚れるで!」自信にあふれたいい方してた。
    あたしには意味が分からんかった。
    教室に戻って気付いた。学を見に来てる女子が結構いる事とクラスの女子がちらちら学を意識して見てる事を。学は無邪気に男子とトランプしてる。

    2005-10-04 01:58:00
  • 19:

    歌って?何?
    昼休みになったらなんか分かるん?そんな疑問が頭をぐるぐる回った。
    授業が始まり席に着いてからあたしは何気なく隣の学を横目で見ているとそれに気付いた学と目が合ってあたしはついつい目をそらして黒板を見た。

    2005-10-04 02:04:00
  • 20:

    しばらくするとあたしの机に、ぽんっ!
    小さいゴミ?のような物が飛んできてすぐ学を見ると口ぱくで《読んで!》と言われあたしは、眉間にシワをよせて《えっ?》って顔をしてからその小さいゴミクズのようなものを静かに開く。先生の目を盗みながら…。

    2005-10-04 02:18:00
  • 21:

    小さく小さくなったゴミくずは、ノート一枚を不器用にちぎったもので、きったない字で雑に文字が書いてあった。

    2005-10-04 02:22:00
  • 22:

    名無しさん

    ?

    2005-10-04 02:25:00
  • 23:

    君からもらったものは
    LALALA…
    そう 何ものにも変えがたい
    LALALA…
    そう君自身で  君全部で

    2005-10-04 02:26:00
  • 24:

    不器用な感情表現も
    今なら全て  そう  受けとめよう

    君の未来をここで照らしたい
    僕はいつでも そばに居るから
    笑ってごらんmy honey
    ほら 少し 空が晴れた

    2005-10-04 02:29:00
  • 25:

    略)
    笑ってごらんmy honey
    ほら 少し 空が晴れた

    2005-10-04 02:33:00
  • 26:

    あげてくれた人ありがとうです????
    読んでくれてめっちゃ感動です!

    2005-10-04 02:34:00
  • 27:

    何だこれ?何かの歌詞?
    あたしの頭はクエスチョンマーク?????五個って感じになったからさりげに学を見ると学が口ぱくで
    《ええ歌詞やろ?》ってめっちゃ嬉しそうに言ってきた。

    2005-10-04 02:38:00
  • 28:

    あたしは《誰の歌の歌詞?》って聞いたら学はいきなり手あげて前に歩きだしてみんなびっくりしたのと先生が教科書持ったまま固まっていた。っていうか何?!急に何?!

    2005-10-04 02:41:00
  • 29:

    教壇の横に立ちいきなり
    「ハッピーニューイヤァ!!!」
    叫んだ( ̄□ ̄;)!!
    学がいきなし本間にいきなし叫んだ。それを見てみんな大笑い。先生も。

    2005-10-04 02:45:00
  • 30:

    あたしは本間びっくりしてみんなが笑ってる意味が本間分からんかった。ってか先生も何で泣きながら笑ってんねん…。
    学は両手を挙げながら何か歌いだした。しかも聞いた事ない歌を。みんなは笑いながら手拍子してるし先生はにこにこしながら見てる。

    2005-10-04 02:48:00
  • 31:

    そのうちあたしは学の歌のうまさにひきこまれていくのがわかった。伸びやかな声。きれいな声にすこしかすれた声
    楽しそうにアカペラで学は踊りながら歌い窓際に行き歌う。外は雲一つない晴天。太陽から注がれるキラキラした光がまるでスポットライトのようだ。

    2005-10-04 02:52:00
  • 32:

    それは天性だろう。
    作られたものじゃなくこれがきっと持って生まれた才能。
    歌う為に学はきっと生まれてきたんだとあたしはその時思った。
    自然で出来たスポットライトがきれいだった。
    学はその7か月後にこの世からいなくなることなど誰も知らない。

    2005-10-04 02:57:00
  • 33:

    歩の中で学が変わっていったのはまだまだ先だけど、なんかキラキラしてるし何より意外な一面にびっくしだった。
    シワまみれの学からもらった歌詞は、学の作ったオリジナルの歌詞だって歌を聞いてる時気付いた。

    2005-10-04 03:19:00
  • 34:

    「山口本間どんなテンションやねん笑!」
    「歌いたいから歌っただけやぁ!」
    休み時間学と秋定がでっかい声で男子にかこまれながらわいわい話しながら笑い合ってた。
    もちのろん、あの歌声は静まり帰った校舎全部じゃないけど聞こえてたと思う。この群がる違うクラスの女子を見たらなんとなぁく分かった。

    2005-10-04 03:28:00
  • 35:

    今ならきっと、
    今もし、この時に戻れたなら、間違いなくあたしは学をちゃんと見つめてた。
    けどこの時のあたしは、まだ学の存在なんてどうでもよかったなぁ。
    本間に大事な人の存在なんていなくなって初めて気付くねんからしゃあない…

    2005-10-04 03:56:00
  • 36:

    学、愛してる。だから一緒に死にたいと思った。

    2005-10-04 04:05:00
  • 37:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ↑あたしじゃないんで。
    実話やねんからあらさんといてください。

    2005-10-04 10:34:00
  • 38:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは真理と真理の席で雑誌を見ていた。ていうか、たいがい他のクラスの奴うざすぎ。
    「さっきはばりびっくりしたなぁ」真理は小さい声で雑誌を見ながらそう言った。
    あたしは学を見ながら「 本間意味不明で引いた。あんな奴どこがええんか全く分からん」
    あたしがそう言い切ると真理は少しほほ笑みながら
    「聞き入ってたくせに☆」そんな事を言った。

    2005-10-04 11:34:00
  • 39:

    「確かに歌はめっちゃうまかったけど常識ないしチャラチャラしとうし馴れ馴れしいやん…本間ありえんし」
    その時
    ぽんっ☆
    あたしの頭に何か当たってあたしは床に落ちたゴミくずみたいな物を拾い周りを見るとみんなあたしを見ていたからびっくりした。

    2005-10-04 11:39:00
  • 40:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩うしろ…」真理が少し動揺したような言い方するからあたしは(えっ?)って表情してからゆっくり後ろを向いたら、教壇の上に座ってる学が人差し指と親指でピストルの形を作って構えてから
    「ばん!」って言って撃つふりをした。

    2005-10-04 11:43:00
  • 41:

    みんなの視線あたしに集中(*_*)
    「こらっ☆聞こえとんねん!」そう言ってにんまり笑った。
    かぁぁぁっ!あたしの体が熱くなっていくのが分かった。
    ってかあたし小さい声やったのに…。

    2005-10-04 11:59:00
  • 42:


    昼休みになった☆あたしと真理は食堂でご飯食べてから真理が体育館に行こうと言ったのであたしは休み時間の真理が言ってた事を思い出し体育館に行く事にした。食堂から少し歩いたところに体育館があり、女子達が後ろから嬉しそうに走って体育館の方に行った。男子も結構なんか走って行っててあたしはびっくりしながら真理に聞いた。
    「何なん?なんかあんの?」真理は行けば分かるという感じであたしの手をつかみ走りだした。

    2005-10-04 12:42:00
  • 43:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    体育館に入る手前まで行くと何か体育館の中から音と歌声?が聞こえてきだして近づくたびにその音は大きくなりだしてあたしはびっくりした。
    「靴なくなったあかんから持って入ろ☆」そう言って真理は靴を脱いで手で持った。すごい音が閉まった扉から聞こえてくる。

    2005-10-04 12:49:00
  • 44:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは靴を手に持ち、真理が体育館の扉を開けた。
    中を見るとすごい生徒の数と舞台上から聞こえてくる音と歌声にあたしはびっくりして体育館の中に一歩入って立ち止まった。

    2005-10-04 12:57:00
  • 45:

    真理が扉を閉めてあたしの手をひっぱりぐいぐい舞台近くに進む。あたしは引っ張られるがまま歩いて生徒の中をかきわけていくと舞台に立ってきもちよさそうに歌う学が視界にはいった。学は堂々とマイクスタンドに片手を置いて楽しそうに歌を歌う。どこから持ってきたのか、ドラムもベースもちゃんとあって物凄いちゃんとした演奏していてみんなも盛り上がっていた。

    2005-10-04 13:25:00
  • 46:

    真理は耳元で「すごいやろ?!山口学園祭で歌うねんで!」って叫んだ。大音量やから叫ばな聞こえんかったから、あたしも真理の耳元で「学園祭?!」って聞き返すと真理はにっこりしながら二回うなずいて舞台上を見ながらうきうきしていた。

    2005-10-04 13:30:00
  • 47:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学園祭で?…歌う?
    あたしは、ただぼぉっとしながら学の歌う姿を見ていた。
    学は本間に気持ちよさげに歌い踊りまるで芸能人みたいに見えた。茶髪もピアスも腰にずらしたズボンも捲り上げたカッターの袖も三つめまで開けた胸元のボタンも格好よく見えた。

    2005-10-04 13:35:00
  • 48:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    先生も見に来ていて腕組みしながらにこにこ見ていてあたしは、学のモテル理由がその時少しだけ分かった気がした。

    2005-10-04 13:43:00
  • 49:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    演奏してるのは二年と三年で、学は中学からバンド活動していて地元じゃかなり有名だったらしくこの学校で学を見つけたドラムの先輩が学を誘って半月前から練習してるらしい。
    あたしは今まで全く気付かなかったのは何でやろうって自分で思った。

    2005-10-04 13:47:00
  • 50:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    昼休みが終わり五時間目の授業が始まると普通に学は席にいて、さっきとは別人で変な気分だった。
    あたしはテレビでしかあぁいうのを見た事がなくて物凄い衝撃的で刺激的で体の中からくる音に感動すら覚えた。その音に綺麗に交わる学の声は、まるで魔法みたいできっとこれが魅力なんだなぁとか思った。力強く伸びやかで歌詞一つ一つに魂があるみたいで本間すごい。

    2005-10-04 15:03:00
  • 51:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    六月。学の人気は学校内で納まらなくついには他校まで巻き込んでまじでもんのすごい人気になっていた。噂が噂を呼んで名前だけ暴走したんやと思う。
    学園祭は秋に盛大に行われる。きっとすごい人が集まるんやろなぁ。なんてあたしは他人事やった。
    もっぱら女子の中で【山口に彼女おるんか】とかが毎回話題にあがってた。あたしと学は席が物凄い離れてたし正直どうでもよかったしあたしには好きな人すら見つからなかった。
    真理に誘われて昼休み何回か体育館に行ったけどその度に真理が騒いでたから正直ちょっとしんどかったりもした。

    2005-10-04 15:24:00
  • 52:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そんなある日、あたしはゴミ捨てに行った時、焼却炉のところで後ろから肩をたたかれ振り向くと人差し指があたしのほっぺにささった。
    「歩のほっぺ柔らかぁ☆」にんまり笑う学がいた。
    あたしは驚いてすぐ離れてごみ箱を胸に抱えて固まった。

    2005-10-04 15:29:00
  • 53:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    何よりも何で呼び捨て?!何ちゅう奴やねん!ってな感情が一番前にあった。
    そんなあたしを見て学は優しく微笑んで校舎の壁にもたれながらうんこ座りをして地面にはえた草をむしりながら「歩彼氏おんの?」って聞いてきた。

    2005-10-04 15:32:00
  • 54:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    は?彼氏?!
    何でこんな奴にあたしの事話す必要があんねん!図々しいわ!みたいな感じやったからあたしの中では。
    「別におらん。じゃあね」愛想ないかんじで言ってあたしは歩きだした。

    2005-10-04 15:36:00
  • 55:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    すれ違いかけた女子達は学の姿を見て「わぁ☆山口学やん☆」すれ違い際に小さい声で嬉しそうに話している声が聞こえたから少し歩いてから振り返ったら学と女子達が楽しそうに話してるのを見てあたしは
    軽い奴
    なんて思いながら空を見上げるとでっかい長い雲が夕空をのんびり泳いでた。

    2005-10-04 15:41:00
  • 56:

    名無しさん

    面白い?頑張って更新してね?

    2005-10-04 16:22:00
  • 57:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ありがとうございます???????
    がんばります!

    2005-10-04 17:10:00
  • 58:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩って山口の事どう思っとん?」
    トイレでたまたまあったクラスの川畑さんに聞かれた。川畑さんはちょっとヤンキーぽい感じで学の事好きって噂聞いた事がある。

    2005-10-04 17:18:00
  • 59:

    名無しさん

    おもしろい?頑張ってください?楽しみにします?

    2005-10-04 17:28:00
  • 60:

    ぁゅみ

    めっちゃ早く続きが見たぃから頑張ってょぉ↑↑(>_

    2005-10-05 00:03:00
  • 61:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、あゅみさんありがとうございます????めっちゃ嬉しいです!

    2005-10-05 04:40:00
  • 62:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    一緒にいた真理と一瞬目が合ってからあたしは川畑さんを見てから
    「どうもこうも無いで?好きとか全くないし」
    「ふーん。分かった。ありがと」川畑さんはそう言って黙ってトイレから出ていった。
    あたしと真理はただびっくりしながらっていうかちょい焦った。

    2005-10-05 04:56:00
  • 63:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    何であたしが寄りによって学への気持ちなんか聞かれてんやろ(−_−メ)
    まじありえん。好きなわけあらへんやんけっ。あんな変な奴。勘弁してほしいわ!

    2005-10-05 04:59:00
  • 64:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしはそんな感情しか持てんかった。
    確かに学はいるだけで周りに笑顔を与えたりしてくれたり、幸せな気持ちにさせてくれてたと思う。
    けどあたしは、あたしにとってはうっとかった。ただの調子乗りにしかみえんかった。

    2005-10-05 05:03:00
  • 65:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    梅雨に入り雨の日が続いて本間だるかった。
    あの日はたまたま晴れた日やったから覚えてる。
    いつもより早く起きて何となく早めに家を出て電車に乗り駅に着いて改札出た所であたしは見てしまった。

    2005-10-05 05:07:00
  • 66:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    売店の隣の自動販売機の隣でキスしてるのを。
    ………?!………
    それは、学と他校の可愛らしい女子だった。
    あたしは慌てて見るのをやめて駅から出て早足で学校へ向かった。

    2005-10-05 05:12:00
  • 67:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩きながらあたしは何故かちょっとショックだった。何でちょっとショックなんやろ…
    そんな感じやったけど、早足で歩いていた。かなり前の方に部活の朝練に向かう生徒とかおって、あたしはちょっと早すぎ登校に気付いて歩くスピードを遅くした。

    2005-10-05 14:59:00
  • 68:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぽん☆彡
    後ろから何か飛んできてあたしの頭に当たってアスファルトに落ちた。
    あたしは頭をさすりながらあたしの頭に当たって落ちた丸まった紙をとって後ろを向くと
    ぷすっ
    学がにんまり笑い人差し指をあたしのほっぺに押しつけて

    2005-10-05 15:06:00
  • 69:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    (`´)!!
    ムッカァァァ!!
    また山口学かぁぁぁぁい!
    あたしは、丸めた紙を学に押しつけて無視して歩いた。
    お前は彼女とラブラブしとけっっ!って思いながら。

    2005-10-05 15:11:00
  • 70:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「おい!待てよぉ〜!歩!」後ろから情けない声ってゆうか、多分ルパンの真似でもしとんかなぁ。まぁなんせそんな風な声であたしを呼ぶ。。  あたしはもちろん無視。
    「お〜い!歩ぅ!無視すんなやぁ!」  あたし、無視。
    「お〜い!山口歩ぅ〜!お〜いお〜いおぉぉぉぉい!」

    2005-10-05 15:16:00
  • 71:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ………無視。
    「はっ!はっ!はっ!あっ!ゆっ!むっ!むつむつむつむっむっむしぃぃ!」
    うざい(−_−メ)ほっとこう。むつむつむしぃって何やねん?
    「みなさぁぁん聞いてくださぁぁい!あの前を歩いてる山口歩さんがぁぁ「あんたはうっさいねぇぇん!」あたしはムカつきすぎて叫んだ。

    2005-10-05 15:22:00
  • 72:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    犬の散歩してるおばさんがくすくす笑いながら通り過ぎて行く。
    ( -_-)本間うっといこの男。。
    あたしは思いきり学を睨んでると学はにんまり笑い走って近づいてきた。

    2005-10-05 15:27:00
  • 73:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「おはよう☆一緒に行こうぜっ☆ってかさぁ歩さぁ人のラブシーンを盗見すんなやぁ(^ε^)」
    あたしはそれを聞いて駅で見た事を思い出しながら歩いた。「あんなとこでする方が悪いって…」学は眉間にシワを寄せて何か考えてるみたいだった。
    「あの人可愛いな。彼女?」あたしが学に聞くと学は照れながらうなずいた。

    2005-10-05 15:45:00
  • 74:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学の顔が少し赤くなったのを見てあたしは微笑んだ。「オレの宝物(^-^)」
    いつものにんまり笑顔じゃなく切なく優しい微笑みで学は小さな声であたしに言った。
    深い青色をつくる空に太陽が光の糸をいくつも作って学の茶いろの髪に天使の輪をつくった。

    2005-10-05 15:52:00
  • 75:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学?あんたの大事に想う宝物の彼女は、今でも学の事
    今でも今でも探してるよ…生まれ変わったら
    ちゃんと捕まえてあんたの笑顔で幸せ与えてあげやぁ。

    2005-10-05 16:00:00
  • 76:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩きながら学は宝物にしてる彼女の話を嬉しそうにあたしに話してくれた。
    あたしはその学を見ながらあたしもそう想われるような付き合いしたい!彼氏欲しいって本間に思った。
    「俺な、彼女おること初めて連れ以外に言ったねん」「そうなん?何で?」
    「ん?そりゃ俺がモテるからに決まってんやん☆」にんまり笑顔で学はそう言った。

    2005-10-05 16:17:00
  • 77:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「どんだけナルやねん( -_-)」
    「ははっ!うそうそ笑☆今は別に学校違うし言ってもいいねんけど、中学ん時あいつ…彼女が俺の事でちょっといやがらせみたいなん受けたからなんか癖で、朝早くやったら誰にも見つからんやろ?…あっ!歩に見つかったか笑☆」学はそう言った。

    2005-10-05 16:25:00
  • 78:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「別に人に言うつもりもないし大丈夫やで心配せんでも…ってかさぁ山口って歌めっちゃうまいよなぁ」
    「歌?あぁ…めっちゃ腹から声だすし歌う時世界にはいるからきもくない?俺は歌好きやからただ歌ってるだけやでっていうか、学でええで☆名字同じやから自分で自分の名前言ってるみたいできもくならん?」

    2005-10-05 17:19:00
  • 79:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    それであたしの事呼び捨てで呼んでんやぁ…。言われてみれば同じ名字言うのきもいかも…
    「歩は?歌とか嫌い?…あっ!はせやぁん!おはようっす!」学校の門入って少し歩いた時グラウンドに担任の長谷川先生がいたから学がフェンス越しに叫ぶと長谷川先生がこちらを向いた。

    2005-10-05 17:24:00
  • 80:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「おはよう!山口おまえ先生に向かってはせやんはないやろ?長谷川先生って言えよ!ズボンはちゃんと履きなさい!」
    「ええやん☆はせやんで!んじゃはせやんまたなぁ☆」学はにんまり笑った。
    「おはようございます」あたしがあいさつすると先生はあたしを見て「おはよう(^-^)山口!山口を見習えよ」

    2005-10-05 17:29:00
  • 81:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学とあたしは顔を見合わせて笑った。
    「どっちがどっち見習うんか分からんやん笑!はせやんおもろいなぁ」学がそう言うとあたしに「行こうぜ☆おっさんなんかほっとこ」って言ってあたしのカバンを持って歩きだした。
    「山口!バンド頑張れよ!学際楽しみにしとうからな!」先生がそう言うと学が「俺に惚れたらやけどすんで!」ってにんまり笑いながら言って歩いた。

    2005-10-05 17:37:00
  • 82:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    先生は困った顔で笑ってた。あたしは、学の後ろを歩きながら気になる事を聞いた。
    「なんで髪の事は注意されんの?」あたしが聞くと学は、えっ?って顔してから「地毛やからなぁ笑。注意されんねん」

    2005-10-05 18:57:00
  • 83:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「えっ?その色?」「そうやで笑!俺ハーフやねん」
    「そうなん?!」「もしかして歩、俺が髪脱色しとうと思ったん?!」学はびっくりした顔で聞いてきたからあたしはうなずいた。

    2005-10-05 19:01:00
  • 84:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「そうやったんやぁ(◎-◎;)校則違反やんけっ!俺はいたってまじめやで!」
    「どこがまじめやねん(・・;)」
    教室に入ると学は席にあたしのカバンを置いて窓を開けて背伸びした。

    2005-10-05 19:05:00
  • 85:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしも席の隣の窓を開けて椅子に座りながら外を見た。
    朝の匂いと太陽の幾つもの光が気持ちいい…。
    ふと学を見ると優しく切ない顔で遠くを見ていてその姿がとても綺麗だった。もしかして、この人はかっこいいのかもって思えた。

    2005-10-06 04:27:00
  • 86:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そして学は、流行りの歌を小さい声で歌いだしてあたしは聞き入った。
    綺麗な声…。
    誰もいない教室に学と二人であたしだけが聞く学の歌。きっと学に憧れてる人からしたらめっちゃ羨ましい状況なんかもしれんなぁ…。

    2005-10-06 04:34:00
  • 87:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩ってまつげ長いねんなぁ」歌うのをやめて学はあたしの前の席の椅子をずらしあたしの方に体をむけて座ってそう言った。
    「…えっ?そんな見んとってよ」あたしがそう言うと学は微笑み口笛をふきながら足首を片足の太ももの上に乗せリズムをとりながら両手で乗せたほうの足に履いてる靴を叩いていた。

    2005-10-06 04:41:00
  • 88:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ガラガラッ!
    教室のドアが開き村上と秋定が教室に入って来てあたしと学の姿を見てドアを閉めた。…ってオイ( ̄□ ̄;)!!!
    「どないやねん!」学がでっかい声でつっこむとまたドアが開いて村上が「山ちゃぁん、つっこみいいねぇ」って言いながら入ってきた。
    「お前等仲ええなぁ☆山口おはよう」秋定があたしに挨拶してきたからあたしは「おはよう」そう答えた。

    2005-10-06 04:50:00
  • 89:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人はそれぞれの席にカバンを置くとあたしと学の隣の席に座り他愛もない話を笑いながら楽しそうに話したりしていてあたしも笑ったりした。この三人は結構女子から人気があったりする三人でちゃんと話すのは今日が初めてだ。

    2005-10-06 05:02:00
  • 90:

    ?

    ???

    2005-10-06 13:14:00
  • 91:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    四人で話てると次々に生徒が校舎に入ってきてあっという間に教室に全員入ってあたしは真理と色々話した。
    こういう朝もいいもんやなぁとか思いながら。
    休み時間を使って、先生が5分ごとに生徒と進路について話すといいだし出席順に生徒が相談室に行っていてあたしは最後の方なので明後日くらいだろうと思いどきどき。ちょうど五月に学年で試験があったから。

    2005-10-06 13:45:00
  • 92:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    真理は二時間目の休み時間に大東君と相談室に行った。男女交互に出席順で行われるため、あたしは学と多分一緒っていうか絶対一緒だね(^o^;
    真理がいない休み時間山崎さんと北村さんと一緒に話す事になった。北村「進路相談あたし放課後やでぇ。めっちゃ嫌やぁ」
    歩「放課後もするん?」北村「あたしから田中さんまでは今日してまうみたいやから山口さんと浩美は明日の放課後やろ」

    2005-10-06 14:08:00
  • 93:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    山崎「ばり最悪やん!放課後とかありえん。山口さん明日一緒に帰ろっ」歩「うん。あたし試験最悪やったからめっちゃ言われそう」北村「長谷川先生怖いもんなぁ。あたしも最悪やったからなぁ」
    歩「長谷川先生怖いよなぁ。前ピアスしとう生徒めっさ怒られてたで」山崎「やばいやん!あたしピアス取って行こっと☆」

    2005-10-06 14:14:00
  • 94:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    昼休みお弁当を食べおわった頃学がいきなり教壇に立った。
    「みんなでドッチしようぜ!おい!そこの女子!お前らもやんねん!」「お前体育館いかんでええんか?」男子の誰かがそう言うと
    「今日は練習お休みぃ(^^)vんじゃみんなでグラウンド行こうぜ」そう言ってほぼ無理矢理…教室にいたみんなをグラウンドに連れ出した。食堂に行けばよかった(>_

    2005-10-06 14:36:00
  • 95:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「おっ!山口ぃお前どこ行くん?」三年のヤンキー四人が学の周りを囲んだ。学校で一番悪い先輩達だけど学は気に入られてるみたいだ。「今からみんなでドッチっす(^O^)先輩は何しとんすか?」「だるいから帰んねん。んじゃなぁ」下駄箱から靴を履きかえ四人の先輩は本当に帰ってしまった。学はにんまり笑いながら見送ってた。

    2005-10-06 14:48:00
  • 96:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「山口ってさぁみんなから好かれとうやんなぁ」真理が歩きながらあたしに言った。あたしは前を歩く学の後ろ姿を見ながら歩いてると野口さんが駆け寄ってきて「そりゃそうやろ(^O^)あいついい奴やもん」そう言ってにっこり笑った。

    2005-10-06 14:53:00
  • 97:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    グラウンドに着くと学はグラウンドの一番前にある校長が朝礼の時にあがる台の上に乗って長谷川先生の真似をしだしてみんなめっちゃ笑ってた。
    「よぉぉし、お前等整列しろ!」先生の真似をしながら学が指示するとみんな朝礼の時の順番で笑いながら並んだけど食堂に行ったりして欠けてるせいもあったけどちゃんと並んだ。

    2005-10-06 15:00:00
  • 98:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「はい!前にぃならえっ!」みんな笑いながらちゃんとした。
    「はい!小さく前にぃならえっ!」みんなちゃんとしてるのがあたしはおもしろかった。学は大満足したのかボールを秋定に投げてから台の上で歌いだした。しかもでっかい声で。

    2005-10-06 15:05:00
  • 99:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    晴れ渡る青空の下で両手を伸ばし歌う学はとっても楽しそうで、それをみんなも笑顔で楽しそうに見ていた。
    ドッチボールは適当に学がチームを決めてグランドのど真ん中で始まり、みんなで騒いでたら先生達が校舎から出てきて笑いながらグラウンドのうちらを見ていた。

    2005-10-06 15:12:00
  • 100:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    感想とか書いていただけたらうれしいです????

    2005-10-06 15:13:00
  • 101:

    ぁーミン

    読んでるょッ?

    2005-10-06 16:30:00
  • 102:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぁーミンさんありがとうございます???
    何か感想とかなくて不安だったんで嬉しい!

    2005-10-06 16:45:00
  • 103:

    名無しさん

    おもしろいよ?

    2005-10-06 17:29:00
  • 104:

    ぁーミン

    一気に読ンでたカラ感想かけんかったン??読んでくカラ完結マデ頑張ってなぁ??

    2005-10-06 19:32:00
  • 105:

    ?????

    おもろい??こんな人おってほしいなッ?

    2005-10-06 20:44:00
  • 106:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、ありがとうです?
    ぁーミンさんまたまた書き込みありがとうです??
    ?????さん、居ましたよ!学は実在しますっていうか死んだから今はいないけど、本間アイドルやった。

    2005-10-06 20:57:00
  • 107:

    ぁーミン

    次の更新ゎぃつ?

    2005-10-06 21:21:00
  • 108:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    今からですよ?

    2005-10-06 21:48:00
  • 109:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「お前んチーム外野女子ばっかやんけ笑☆」学がボールを持って外野をきょろきょろ見回してそう言った。
    秋定「お前が投げた玉が相手チームの女子に当たっとんねん!」外野から学にブーイング。
    学「お前等男やったらかばってボールに当たりに行けや!おい!瀬名!お前何で踊ってんねん!」敵チームの瀬名君は一人踊っていた。
    瀬名「山さん早く俺に当ててやぁ」女子爆笑☆

    2005-10-06 21:57:00
  • 110:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    こんな感じで楽しい昼休みは終わった。意外と楽しいもんやなぁなんて思った。学は、瀬名君のボールで外野に行ったよ笑。

    帰り久々に香と地元の駅でばったり会って香の家に行く事にした。

    2005-10-06 22:05:00
  • 111:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「山口学?誰それ。歩の親戚?」香の部屋でジュースを飲みながら今日あった事を話して香ももしかして知ってるかもと思い名前を出したらやっぱ知らなかった(^o^;
    そりゃそうやんなぁ。みんながみんな知ってるわけないない☆

    2005-10-06 22:10:00
  • 112:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ちゃうって笑。同じクラスの男子。ばり調子乗りやねんけどめっさモテまくりで、歌うまくてな学際で歌うたうみたいで今うちの学校で多分一番人気の男子」それを聞いて香は嫌そうな顔をした。
    「ばりナルはいってそう…ありえんありえん。ってか本間に有名なん?かっこいいん?」
    「顔はかっこいいとは思うけど、あたしのタイプじゃないなぁ」

    2005-10-06 22:17:00
  • 113:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「どうでもええわ☆っていうかさぁ聞いてよ!」香は興味ないのか話を自分の周りの事に変えて永遠話していた。なんか、それが淋しかったなぁ…前は同じ話題で盛り上がれたねんけど…学校ちゃうししゃあないな。

    2005-10-06 22:22:00
  • 114:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    梅雨再開のように雨がまた次の日から続いてうざったい日ばっかだった。進路相談であたしはとりあえずは、平均点を越えていたのでまぁまぁだと言われてそれが意外だった。
    たまに考える事がある…あたしの夢って何?
    まぁ今は深く考えずにとりあえずは勉強頑張ろう。

    2005-10-06 23:51:00
  • 115:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    真理「なぁなぁなぁ!知っとう?!」昼休み食堂で真理と最近仲良くなった美香と遥と四人で学食を食べてるとき真理がいきなり話しだした。
    美香「何?何?どうしたん?」あたしたちは身を乗り出して真理を見た。
    真理「今日なぁ!朝ほかのクラスの女子が駅で山口と他校の女子が手つないどうとこ見たらしいねん!」

    2005-10-06 23:58:00
  • 116:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、何かめっちゃ焦ったけど黙ってた。美香と遥はめっちゃ興味津々で洗い浚いすべて聞き出したくて仕方ないみたいな感じだった。
    遥「ばりショックやねんけどぉ」美香「みんなの憧れやぁん!山口って!遥本気やのになぁ」
    真理「うちもばりビックリしたって!その子めっさ可愛いらしくてさぁ!ってか遥、山口の事好きなん?初耳ぃ」

    2005-10-07 00:06:00
  • 117:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥「誰にも言わんとってなぁ…ってかショックすぎて泣きそう」遥は本間に涙目になりだして美香は遥を励ましてた。
    真理「ごめん。いらんこと言ってもた」真理が言うと遥は笑顔で「真理のせいちゃうし言ってくれてありがとう…」そう言ったけどなぁんか雰囲気暗すぎやん。あたしは同情するふりしながらご飯を食べた。

    2005-10-07 00:13:00
  • 118:

    ?????

    あげ?

    2005-10-07 00:19:00
  • 119:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?????さん←合ってる?あげてくれてありがとうです???

    2005-10-07 00:25:00
  • 120:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    今日はここましか書けませんm(__)mすいません。

    2005-10-07 00:27:00
  • 121:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二時までやっぱ書きます

    2005-10-07 00:56:00
  • 122:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    外は小雨だった雨が急に強い雨に変わり中庭や窓に雨が打ちつけるなか体育館に迎う生徒の数は相変わらずいっぱいだった。四人で廊下に出ると嬉しそうに「早く行こっ!」とか言いながら走っていくちがうクラスの生徒が通り過ぎてあたしはただぼぉっと見ていた。

    2005-10-07 01:14:00
  • 123:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥「あたしも行ってくる!」遥が急にそう言って走りだしたから美香も慌てて「うちらも行こっ!」走って追い掛けたからあたしと真理も走って体育館にむかった。
    遥は体育館からもれてくる学の歌声を聞くと少し立ち止まったから美香が遥の手を握った。体育館の扉をあけると雨の音がドラムの音に変わった。

    2005-10-07 01:19:00
  • 124:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    いっぱいいる生徒の中にあたしは川畑さんの姿も見つけた。みんなが送る視線の先を見ると真剣に歌う学の姿があたしの視界に入りいつもとちがうバラードが遥の涙を誘った。

    2005-10-07 01:22:00
  • 125:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学が歌う
    「HAPPY BIRTHDAY」
    つまんないからと言って  折ったろうそく  切れた心
    ごめんよ  オレは わからず屋

    歌ってあげたい LOVE SONG
    君に届かぬ  この想い

    2005-10-07 01:30:00
  • 126:

    歩 ◆GxL2yKkN1M




    歌ってあげたい LOVE SONG
    君に届かぬ  この想い

    2005-10-07 01:31:00
  • 127:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夜になれば 一人になると
    震えた小指  涙重ねた
    抱き締めること 許されるなら
    歌ってあげよう  この歌を

    2005-10-07 01:35:00
  • 128:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    バラードはドラムの音は小さくほとんどアカペラのような状態で、外の雨の音が聞こえてくるぐらいだった。学は優しくほほ笑み囁くように心に伝わるようにゆっくりゆっくり歌っていてあたしまで泣きそうになった。

    2005-10-07 01:42:00
  • 129:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学がいなくなったあの日、あたしは何も知らずただただ震えてた。
    学はもっときっと震えてたよね…
    あの日、学がいなくなったあの日は何を目にしたの?

    2005-10-07 01:45:00
  • 130:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は学の事彼女がいてもいいから好きでいたいってあたしに言ってくれた。
    あたしは、そんな遥がかっこよく見えたし何か誇らしくも思えたよ。
    学は相変わらずうっさくて元気でよくあたしに紙を丸めたものをぶつけてはにんまり笑っていて遥はうらやましがっているのを見て学は遥にも同じように一度だけ投げて先生にみつかり怒られてた。

    2005-10-07 01:51:00
  • 131:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「はい!席替えで決まった席に移動して!ひきずらんとちゃんと机持ち上げてな!おい、山口学聞いとんか?」先生がそう言うと学は両手を黙ってあげた。
    何か学は不機嫌そうだった。

    2005-10-07 01:56:00
  • 132:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    みんなで一斉に席を移動させてあたしは学の隣になった。しかも廊下側の一番後ろ。学はむすっとしたまま黙って座ってたからなんか調子狂う感じがした。何かあったんかなぁ。
    授業が終わるといきなり学が机を蹴ったからすごい音がした。

    2005-10-07 02:01:00
  • 133:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    みんな静まり返り男子もびっくりしていた。
    「お前等ええ加減にしとけよ!おい!川畑お前じゃ」秋定がすぐ学の所へ行って学の肩をさすりながらなだめてるようだったけどいつもの学じゃない、めっちゃ恐い。

    2005-10-07 02:05:00
  • 134:

    ?

    この小説好きデス?頑張って下さい??

    2005-10-07 02:07:00
  • 135:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?さんありがとうです!めっさ嬉しいです!今日はもう寝ます!

    2005-10-07 02:14:00
  • 136:

    ?さゅ?

    めっちゃこの先、気になるゃん??        歩ちぁン頑張って書ぃてゃ‐??

    2005-10-07 08:27:00
  • 137:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?さゅ?ちゃんありがとう!今から書きます!

    2005-10-07 11:31:00
  • 138:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    真理と目が合って口ぱくで《何なん?》って聞かれたからあたしは頭をかしげながら《分からん》そう言って頭を左右に振った。廊下に出た時学に他のクラスの女子が「山口君、どないしたん?」って聞いてきて学は、
    「ごめん。言えない」そう言って歩いたからあたしはみんなの一番後ろを歩いた。

    2005-10-07 11:39:00
  • 139:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    体育館の舞台裏に連れていかれた。体育館の方から部活の声が聞こえた。
    そこにはドラムやベース、ギターがあった。
    学「お前等はるかに何してん」学は冷静な声で三人に向かって言うと三人は黙ったままうつむいていた。
    秋定「山口お前こっちおり(^-^)」秋定があたしを秋定の後ろにつれていった。

    2005-10-07 11:47:00
  • 140:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    川畑「ちょう待って!なんで歩がここにおる必要があるん?!関係ないやん!」学「先に人の質問答えんかいや!」
    しーん。
    めっさ恐いぃ(T_T)秋定があたしの顔を見て申し訳なさげな顔で《ごめんなぁ》そう言ってきてあたしはうなずいたけどこの場から立ち去りたいぃ。

    2005-10-07 11:52:00
  • 141:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「お前等三人ではるかに何した?!3対1とかおっかしいやろ?!文句あんならオレに来んかい!」
    内藤「あの子と付き合っとん本間?!」学「あ?」
    川畑「内田はるかと付き合っとん本間なん?って聞いとんねん」学「お前等はるかにオレからはなれろっておどしたやろ。」

    2005-10-07 11:59:00
  • 142:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    川畑「言ったで」学「謝りに行け」
    内藤「いややわ!」学「うっさいボケ!謝りに行け!今からオレもついていくから謝れ!」
    三人はめっちゃ嫌そうだったけど秋定に説明されて仕方なくうなずいた。

    2005-10-07 12:04:00
  • 143:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「あとで何かしたらそん時はお前等この学校からおらんくなんで。歩にも何もすんなよ!歩は秋定が話あるだけやから」
    秋定「はぁ?お前それで山口も来いって言ったんかいや!本間に関係ないやん」そういうと学はにんまり顔であたしの顔を見てから三人を連れて行った。

    2005-10-07 12:09:00
  • 144:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    静まり返った準備室に残されたあたしと秋定はとりあえず座った。
    秋定「ごめんなぁ…あいつあんなんで」歩「ええよ…いつもの山口ちゃうくてびっくりやけど」
    秋定「まぁな笑。いつも笑ってる奴やったらきもいやろ笑。」あたしは少し笑ってから

    2005-10-07 12:15:00
  • 145:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「話って何?」そう尋ねた。
    秋定は少し黙ってからあたしの目を真っすぐ見つめまた黙ってから
    秋定「付き合ってほしい」

    2005-10-07 12:20:00
  • 146:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    降りしきる雨音と
    バレー部とバスケ部の床を蹴る音と声が
    あたしの鼓動の音に変わった。今日はびっくりしまくりやん(☆。☆)

    2005-10-07 12:24:00
  • 147:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    断る理由なんてない。
    秋定は、気になってたから…。憧れの彼氏ができるし、秋定は優しい。

    けどいきなりすぎて、すぐに返事は出せないよ…

    2005-10-07 12:27:00
  • 148:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    どきん・・・どきん
    歩「一週間だけ待ってもらっていい?」
    どきん・・・どきん
    秋定「…うん☆急にごめんなぁ…前から好きやってん」
    どきん・・・どきん・・・

    2005-10-07 12:35:00
  • 149:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしの運命の人は
    雨の日にこんな言葉をくれた。
    篤史。大好きだよ(^-^)
    結婚するなんてあの時まさか思わなかったやんなぁ☆

    2005-10-07 12:41:00
  • 150:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    次の日、めっちゃ友達に色々聞かれたけどあたしは何も言わなかった。三人も普通に学校に来て普通にあたしに接したし、学はいつもの学だった。
    っていうか前にくらべてやたらあたしに紙丸めたの投げてくるようになった(>_

    2005-10-07 12:55:00
  • 151:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    天気予報梅雨明け宣言したように空に青色が戻った頃、あたしは篤史の彼女になっていた。
    もうすぐ夏休み。向日葵が咲き太陽の下、蝉が恋相手に歌う声、風鈴の音、花火の色…大好きな夏が来る!

    2005-10-07 13:01:00
  • 152:

    名無しさん

    ォェ??

    2005-10-07 13:01:00
  • 153:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    終業式の日、全校生徒がいるなか学が朝礼台に呼ばれてあとドラムとギターとベースの先輩も呼ばれて生徒がざわめき始めた。
    『はい!静かにぃ!みんなも知ってるように、学際でライブする四人です!夏休みは体育館部活で使うから練習は週二回水曜の昼12時から二時間と土曜だけやけど、見に来てやってなぁ!』

    2005-10-07 13:11:00
  • 154:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、オエ?って
    (^o^;まぁありがとうです!

    2005-10-07 13:13:00
  • 155:

    ぁーミン

    また更新まってるなぁッ?

    2005-10-07 14:06:00
  • 156:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぁーミンさん?ありがとう!

    2005-10-07 15:01:00
  • 157:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    『お前普通やなぁ。何か一曲歌うか』学はめっちゃいやそうに手をぱたぱた顔のまえで無理無理みたいな事しててバンドの人が歌え歌えって感じで笑ってた。あたし達生徒は、それを見て笑っていた。
    学がマイクを持ち『んじゃ、何か歌います…先生曲ないんすか?』先生がないないって言うと学は『まじで…ありえん…んじゃ、すんませんけど一曲だけ歌います』

    2005-10-07 16:10:00
  • 158:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    『かぁえぇるぅのぉ歌がぁ、きぃこぉえぇてぇくぅるぅよぉ〜げっげっげっげぇげこげこぉ』
    みんな爆笑。
    「あははは!何でかえるの歌気合い入れて歌っとんねん!腹いたいぃ」みんなめっさ爆笑。げこげこって…笑。どんなんやねん!

    2005-10-07 16:14:00
  • 159:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    大爆笑の中、学は歌いきりみんなめっさ笑っていて朝礼台の先生とバンドの人も手叩いて笑っていて学も笑いだし、
    『んふっ…笑。。かえるの歌でした…っくっくっく』みんなで拍手して学達は台から下りた。

    2005-10-07 16:19:00
  • 160:

    ?

    アタシもこの小説ダイスキ?
    更新まってますぅ?

    2005-10-07 21:18:00
  • 161:

    ?????

    めっちゃ学スキやし???

    2005-10-07 22:18:00
  • 162:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?さんありがとうです!
    ?????さん、学は本間にもててたよ(^o^;頭悪かったけど。

    2005-10-07 22:50:00
  • 163:

    ?さゅ?

    また頑張って書ぃてネ???           読んでるからネッッ??

    2005-10-08 00:15:00
  • 164:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?さゅ?ちゃん、ありがとう!

    2005-10-08 06:42:00
  • 165:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    夏休み、あたしは篤史と毎日と言っていい程会って、学とはるかちゃんともよく会ってあたしは、はるかちゃんと仲良くなった。
    水曜日と土曜日は篤史と二人で学の練習を見に学校にも行った。

    2005-10-08 06:46:00
  • 166:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「すっごい人やなぁ!あっついよぅ」篤史「まだ外よりだいぶマシやけどあっつぅ!帰りカラオケ行こっか」
    体育館で学が歌う前、体育館に行くと結構人がいて余計暑く感じた。学がうちら二人に気付き笑いながら両手をふったから、みんながうちらの方を見た。それで篤史が恥ずかしそうに手をふりかえした。

    2005-10-08 06:52:00
  • 167:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    音合わせしてる時、学がマイクを持ち、『はぁい!今日は暑い中どうもっす!まだもうちょっとかかりそうなんでオレ歌います!手拍子よろしくぅ!おい!秋定、ちゃんとしろよ!」
    学がそう言うと学が手を挙げて了解のサイン。体育館に集まった生徒は嬉しそうにはしゃいでた。
    篤史「ばり恥ずいやんけ…」あたしは笑った。

    2005-10-08 06:58:00
  • 168:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    蝉の歌声が飛びかう中、学はマイクスタンドにマイクをセットして、上半身裸にタオルを首からぶら下げて歌いだした。

    2005-10-08 07:01:00
  • 169:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    笑っちゃいなよ  笑っちゃえ
    時に笑いは  必然さ
    昨日のあの子  泣いてたなら
    今日はオイラが  笑わせよう

    2005-10-08 07:13:00
  • 170:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    変な歌さ  変な歌
    そのうち きっと 笑えるから

    2005-10-08 13:22:00
  • 171:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    サビにはいりだした時にベースとギターとドラムもはいってきて、なんか鳥肌たった。

    2005-10-08 13:24:00
  • 172:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    いい事ばかりなわけない 当たり前だけど
    たまにはどん底落ちてみたって
    平気 オレには 問題ないないない

    2005-10-08 13:25:00
  • 173:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学がそのまま二番まで楽しそうに歌って、みんなも楽しそうに手拍子しながら見ていて、あたしも篤史も同じだった。
    いつ聞いても、聞き入ってしまわせる学がやっぱすごいなぁと思った。

    2005-10-08 13:29:00
  • 174:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二時間で歌ってくれたのは、3曲。
    あたしと篤史は最後まで体育館に居て、みんなが帰った後学達がいる舞台に上がった。篤史はドラムを先輩に叩かせてもらって楽しそうにしていた。
    歩「おつかれぇ!学すんごい汗やで?」学「ばりあっちぃ…春尾先輩この水もらっていいすか?」学がペットボトルな入った水を持ちながらギターの春尾先輩に問い掛けると先輩もうなずいた。めっさ暑そう…

    2005-10-08 13:36:00
  • 175:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「お前さぁ、今からカラオケ行かん?はるかちゃん何しとん?」学「はぁ?無理無理ぃ。歌いまくってしんどいし。マクド行こうやぁ、はるか地元の駅で待ち合わせしとうから。ってか歌いたいなら今歌えや、気持ちええで笑!」

    2005-10-08 13:40:00
  • 176:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「恥ずかしいからいいわぁ。歩二人で行く?」学「そうせぇや。お前等二人でラブラブしとけ☆あっ、おつかれさまでしたぁ!次土曜日っすよね?」他の三人が「おう、おつかれぇ!土曜日なぁ☆」そう言って帰った。学「おつかれさまでしたぁ」笑顔で見送っているとバレー部とバスケ部の人達が入ってきた。

    2005-10-08 13:47:00
  • 177:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「行こっかぁ。」学はそう言ってマイクスタンドを舞台そでに持って行き制服のカッターを着て三人で体育館を出た。
    学「あっつぅぅぅ!蝉うっさぁぁぁ」強い日差しと蝉の声がすごくて、めっちゃ暑い。学はタオルを頭の上にかけて歩いていた。

    2005-10-08 13:51:00
  • 178:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    三人で学校から出て歩いてだらだら話ながら駅まで行く途中商店街に入った。屋根があるのでかなり涼しい。
    歩「めっちゃ涼しい☆あっ、パフェやぁ!おいしそぅぅ」学「女って何であんなん好きなん?」篤史「それが可愛いんちゃうんかいや笑!歩よってく?」

    2005-10-08 13:57:00
  • 179:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「はるかちゃんに会いたいし、我慢する☆マクドのシェイク飲むわ」学「どないやねん。まぁシェイクの方が安いしな!オレビッグマック!」歩「学ってめっさ食べるよなぁ」
    篤史「こいつ異常やでぇ!ここいちのカレーのごついやつ、ぺろって食べて写真貼られとうし」歩「えぇっ!!まじで?あんなん絶対無理!学全然太ってへんのに…キモっ( ̄□ ̄;)!!」

    2005-10-08 14:04:00
  • 180:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「キモイ言うな!あんなぁ、男は食べなあかんねんぞ?あぁ腹へったぁ」篤史「お前は食いすぎやねん」
    そんな感じでだらだら話ながら学と篤史の地元の駅に着くと改札口出たとこでめっさ可愛いはるかちゃんが待っていた。めっさ可愛い!

    2005-10-08 14:08:00
  • 181:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるか「歩ちゃんと秋定君やぁ(^-^)わぁ、嬉しい!」
    歩「服めっちゃ可愛い☆いいなぁそんなん似合ってぇ」はるか「えぇっ?学は嫌みたいやねんけど笑。歩ちゃんも肌白いからこのワンピ合うと思うで(^-^)」

    2005-10-08 14:26:00
  • 182:

    ?

    続きがみたい?
    めちぁおもしろいし気に入ったよ?
    できれば早くかいてほしいな?

    2005-10-08 15:28:00
  • 183:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?さんありがとう!頑張ります!

    2005-10-08 15:51:00
  • 184:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「えぇっ?!めっさ似合ってんやんなぁ篤史?」篤史「うん。似合ってる」はるかちゃんは照れ笑いしてると学が気に食わない顔ではるかちゃんの手をつなぎ歩きだした。
    変なやつ。学はよう分からんわ。

    2005-10-08 16:05:00
  • 185:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    四人でマクドに行きあたしははるかちゃんの向かいに座った。っていうか二人お似合いすぎぃ。あたしと篤史もまわりから見たら似合っとんかなぁ。
    はるか「あたしも練習見に行きたいなぁ…歩ちゃん、学浮気してへん?」歩「してへんで笑☆学ははるかちゃんだけって感じ」あたしが学の顔見ると学は、いらんこと言うなって顔をした時はるかちゃんが学を見て、「なんなん?なんか怪しいぃ!学浮気しとん?!」

    2005-10-08 16:10:00
  • 186:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「そんなんせんわぁ!お前は心配せんとポテト食っとけやぁ。秋定ぁオレそんなんせんやんなぁ!」篤史「内田心配せんでもなぁこいつ内田のことめっさ好きって言ってたから大丈夫やって☆」
    そう聞いてはるかちゃんは照れながら「早く学際の日にならんかなぁ・・。あっ、歩ちゃん一緒に回ろうなぁ(^-^)」そう言った。
    歩「うん!まわろまわろっ」

    2005-10-08 16:16:00
  • 187:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「じゃあ三人で回ろうや☆」はるか「本間やなぁ。そうしよっ!あ〜っ楽しみぃ(^-^)ねっ?学」学「あ?あぁ…オレは微妙。ライブのせいで回られんからなぁ。」歩「あぁそっかぁ。学ライブあるもんなぁ。。まぁええやん☆来年一緒にみんなで回ろう」学はそれを聞いてうなずいた。

    2005-10-08 16:21:00
  • 188:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学、約束したのに果たせなかった事いっぱいあるんだ…。
    今でも
    今でも振り替えれば学がにんまり笑ってそうになってたまに振り替えった時に限って風が吹くよ。

    2005-10-08 16:25:00
  • 189:

    名無しさん

    おわリ?

    2005-10-08 16:49:00
  • 190:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    終わりじゃないですよ(^-^)まだあります。

    2005-10-08 18:20:00
  • 191:

    名無しさん

    いつ更新するんですか??

    2005-10-09 00:29:00
  • 192:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん今から最新します?????

    2005-10-09 00:36:00
  • 193:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんが、夜から祭りがあるって言ったので一度家に帰ってから夕方待ち合わせって事になって、あたしは一人電車に乗り家に帰りお母さんに浴衣を出してもらって、着た。
    嬉しくて何回も鏡で見てしまったっけな笑。

    2005-10-09 00:41:00
  • 194:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    早めに家を出てバスで駅まで行き、電車で待ち合わせしてる駅の改札口を出たところに着いて、階段から二階にあがってそこで待ち合わせだったので一人で立っていた。
    ちょっと早すぎたなぁ…あと30分もあるし(^o^;

    2005-10-09 00:44:00
  • 195:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぽんっ
    あたしの頭に何か当たって落ちた。…学や(−_−メ)
    あたしはそう思い振りかえると、浴衣姿の学がうんこ座りをして両手でカメラを撮る真似をした。学「カシャッ。カシャッ。歩ちゃん笑ってぇ」あたしはその投げてきた物を学に投げかえした。
    歩「あんた、毎回投げんのやめてよ。ってかそれもやめろ」学はにんまり笑って立ち上がって近づいてきてあたしの前に立って、「可愛いやん」そう言って笑ったからあたしは照れた。

    2005-10-09 00:57:00
  • 196:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「ははっ☆照れてやんのぉ笑」歩「は?誰が照れるんよ。ってか学も早くに来たんやぁ。あと30分くらいあんで」
    学「そんなあるん?二人で話しでもすっか?」学はあたしの目を見て優しく微笑んだあと、「お前可愛いね」小さい声でそう言った。

    2005-10-09 07:38:00
  • 197:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    やばい。
    絶対にやばい。

    今、ときめいた。

    2005-10-09 07:40:00
  • 198:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学の気持ちは知ってたから?彼女がいるって分かったから?
    ううん。あたし多分、学を好きだ。
    どっかで期待していた。どっかで繋がればいいと思い篤史と付き合った。

    2005-10-09 07:44:00
  • 199:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は無邪気に楽しそうにあたしに歌う楽しさとか話してはあたしの目を見て微笑む。
    あたしは、好きになれない相手だとわかってるから興味ないふりずっとしてた。本間は紙くず飛ばしてくれるの期待してた。けど自分自身で気付かないふりしてた。気付いてしまっても仕方ないから…。

    2005-10-09 07:49:00
  • 200:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学…。ごめんね。
    篤史ごめん。はるかちゃんごめん。
    あたし、今だけ、今この30分は誰にも邪魔されたくない。あたし、自分自身だましていくのは無理かもしれない。
    あたし最低だ。

    2005-10-09 07:53:00
  • 201:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「なぁ、篤史いい奴やろ?」学は笑顔でそう言った。
    歩「うん」あたしは、それだけ言って学の顔を見て微笑むと学は私の顔を見て、

    2005-10-09 07:58:00
  • 202:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「あいつ、本間いい奴やし歩大事にすると思うで」ズキン・・
    学は嬉しそうに話して、あたしは嬉しそうなふりしてうなずいた。
    ズキン・・。

    2005-10-09 08:57:00
  • 203:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史の事は、好き。
    格好いいし優しいし何も悪いとこなんてないし

    傷付けたくない。だからあたしは、この気持ちは押し殺す。あたしは、学の事は友達として好きなだけ。それ以上でもそれ以下にもならない。ならない。

    2005-10-09 17:33:00
  • 204:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は、小さな声で歌を歌った。歌詞は忘れたけど前向きな歌だったと思う。
    あたしは、しゃがみながらそれを聞いていた。電車の通り過ぎる振動と学の声とこの空間が切なく本当ははりさけそうだった。
    学「…おっそいなぁ…」歩「あと15分あるで笑。早くに来過ぎたなぁ」学「まじで?!ここ涼しいから待てるけど外やったら無理やなぁ」学が下を向いてからまた隣にしゃがんでるあたしの顔を見てから天井を見て小さな声で歌いだした。

    2005-10-09 17:40:00
  • 205:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    窓から見える夕空は、オレンジと紫を混ぜ合わせた水彩色を彩り、深い深い色の光が影をつくりながらあたしと学を照らした。
    あたしは立ち上がり窓際まで行きそこから外を見て、単純にきれいだなぁと思った。

    2005-10-09 17:46:00
  • 206:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    階段を掛けのぼる下駄の音が響いてあたしと学はそちらを向くと、ピンクの浴衣を着たはるかちゃんが見えた。嬉しそうにあたしと学に手を振りながら駆け寄ってきて笑ったからあたしも笑った。
    学「走ったら危ないやろ?」学がそう言いながらはるかちゃんに近づいてはるかちゃんは「だって声聞こえたから、急いで来たねん☆学も浴衣やぁん(^-^)ってか歩ちゃんめっちゃ可愛い!なぁ、学!」

    2005-10-09 17:52:00
  • 207:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学はうなずいてからはるかちゃんと手をつなぎ「ジュース買ってくるわぁ」そう言って階段を降りて行った。
    あたしは一人残されて窓を開け外をぼぉっと見ていた。

    2005-10-09 18:21:00
  • 208:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「はぁ…」。
    ため息をついてから後ろを何気なく見ると
    ぎゅうううっ…
    ほほ笑みながら篤史が抱き締めてきた。っていうかびっくりした!

    2005-10-10 01:39:00
  • 209:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史の腕の中は、あったかくて優しい香がする。
    篤史「可愛い☆似合うなぁ!学らまだ?」歩「今二人でジュース買いに行っとうで。いつ来たん?」
    篤史「今やで。下降りよっかぁ☆自動販売機んとこまで行こう☆」

    2005-10-10 01:45:00
  • 210:

    名無しさん

    この小説めっちゃ好き?歩ちゃん頑張ってな?

    2005-10-10 03:41:00
  • 211:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさんありがとうです????頑張ります!

    2005-10-10 06:27:00
  • 212:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    手をつなぎながら階段を降りてゆっくり歩いていると自動販売機が見えてきて学とはるかちゃんがこっちに向かって歩いて来ていて、うちらに気付き学が手を振ってきた。
    しっかりはるかちゃんの手を握りながら。
    あたしは篤史の手をしっかり握っていた。

    2005-10-10 06:36:00
  • 213:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「オレだけ洋服やん。山口浴衣いいなぁ」学「お前浴衣着てこいって帰りオレ言ったやん(・・;)色ぼけしとんちゃうかぁ?」
    歩きながら学は篤史に言ってあたしとはるかちゃんは二人で笑った。
    篤史と学が少し先を歩いていると、同い年頃の人に会う度騒がれていてあたしとはるかちゃんの姿をすれ違いさま見て行くって流れみたいになっていてあたしは意味不明やった。

    2005-10-10 06:43:00
  • 214:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるか「みんな同じ中学やった子やで。祭りに行きよんねん。会場もうすぐやから…ほらいっぱい人いてるやろ?」歩「そうなんやぁ☆同じ中学かぁ。ってかすごい人じゃない?」
    会場近くに来ると人、人、人って感じで学と篤史の姿も間を通る人たちのせいで見えにくくなってきた。

    2005-10-10 06:47:00
  • 215:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「篤史ぃ!学…っ?!」あたしは、腕をひっぱられてびっくりしてはるかちゃんを見るとはるかちゃんはほほ笑みながら少し困りながら頭を左右に振った。
    はるか「隠れよう」

    2005-10-10 06:58:00
  • 216:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「えっ?何で?」はるか「ってかあたし、歩ちゃんに話があんねん…あの二人ならしばらく気付かないから」屋台と人が群がる中あたしは、はるかちゃんに腕を引っ張られちがう方向に歩いて行った。

    2005-10-10 07:04:00
  • 217:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、はるかちゃんと会場から出て少し歩いた所に行って、座れる場所があったので座った。
    はるか「歩ちゃん、あたし今日学と別れようと思うねん」歩「えっ?!何で?!」はるか「あたしには、もったいないから…」
    はるかちゃんは今にも泣きそうな、辛そうな顔で微笑んだ。

    2005-10-10 07:11:00
  • 218:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「だって、学際は?…急にどうしたん?!」はるか「…疲れたねん…学校がある日は朝早く毎日起きなあかんし、夏休みは学と毎日会わなあかんし、あたししたい事あるのにまったくできん…それに学はあたしなんかより、もっと違う子の方が合っとうし…」

    2005-10-10 07:15:00
  • 219:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、何も答えれなくなって黙ってうつむいた。
    はるかちゃんの口から別れたいって言葉が出てあたしはショックと嬉しさ半分の自分がそこにはいたから。
    はるか「歩ちゃん、学と別れても友達でおってくれる?」歩「…本間に別れんの?…」はるか「前から決めてたねん…」歩「そっかぁ…。別れても、友達でおろうなぁ」

    2005-10-10 07:26:00
  • 220:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人で手をつなぎながら、会場に戻り屋台で綿菓子を一つ買って一緒に食べながら歩いてると学と篤史がヨーヨー掬いをしていた。
    ゆっくり歩いて近づくあたしとはるかちゃんと気付かず楽しそうに夢中になってる二人。七色のヨーヨーがちょうちんとライトに反射した水の色を受けて光っている。

    2005-10-10 12:00:00
  • 221:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「今日で三年やねん」歩きながらはるかちゃんはあたしに言った。
    「…そうなんやぁ…」あたしは、学を、学だけを見ながら歩いた。すると、学がふとこちらを見てあたしと目が合って

    優しく微笑んだ。

    2005-10-10 12:05:00
  • 222:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    ドーンッ!
    夜空に打ち上げられた花火が咲いた。
    学「やっぱこの場所いいなぁ!なぁはるか?」はるか「…うん」あたし達は、学とはるかちゃんが見つけた〔特等席〕という人がいない場所で花火を見る事にした。

    2005-10-10 12:10:00
  • 223:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぎゅうぅぅぅ
    篤史があたしの手を強く握ったからあたしは篤史を見ると篤史はあたしの耳元で「めっちゃ好きやで」そう言った後微笑んだ。
    ドーン!!
    花火がいくつもいくつも上がりまるであたし達のようにも思えた。

    2005-10-10 12:14:00
  • 224:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    前で達ながら見てる学とはるかちゃんをちらちらあたしは見ていた。
    するとはるかちゃんが学の浴衣をひっぱり学がはるかちゃんに耳を傾けた。
    ドーン!!

    2005-10-10 12:16:00
  • 225:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そして二人の手が離れた。
    ドーン!!
    篤史「歩!ハートの形!見て!花火」篤史の声であたしは空を見上げた。「…きれい…」
    ドーン!!

    2005-10-10 12:20:00
  • 226:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学が一番欲しがったものって、一体何だったの?
    学は欲しいもの全て手に入れてるって言ったら、あたしに学は笑いながら「そんな奴おらんって」そう言ったけど、あたしからすれば学は欲しいものは全て手に入れてるように思えた。

    2005-10-10 12:27:00
  • 227:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしが欲しかったものは
    学と繋がった未来。

    絶対にもう叶わないけど、花火を見る度願ってしまうよ…。

    2005-10-10 12:29:00
  • 228:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夏の夜にいくつも咲いた、打ち上げ花火のように、学とはるかちゃんは三年という時間を止めた。

    2005-10-10 18:35:00
  • 229:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夏休み篤史とあたしは、学と三人で色んな場所に行った。篤史は学にはるかちゃんの事を聞かなかった。あたしは、はるかちゃんと連絡とっている事を学にも篤史にも言えずにいた。
    学は、
    学は、元気だった。

    2005-10-10 21:13:00
  • 230:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩知っとんやろ?別れた事」待ち合わせの喫茶店で篤史がまだ来てなくて、学とあたしは二人で待っていた時、学が言った。
    あたしは、コーラをこくりと飲みうつむいたままうなずくと学は「はるかから聞いたんやな。まぁ、オレが悪いしなぁ」
    歩「引き止めんかったん?」学「去っていく奴引き止めるつもりはないから…」歩「…そっかぁ」学「オレは歌に生きる事にしてん。プロめざしたい」

    2005-10-10 21:32:00
  • 231:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「好きやで」
    学「えっ…?」
    歩「…そういう前向きな考えもってる学があたしは好き」
    学「…オレも好きやで」

    2005-10-10 21:35:00
  • 232:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「…前向きなとこ?」


    「ううん。お前自身」

    2005-10-10 21:38:00
  • 233:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「えっ…」
    学「なぁんちって笑☆秋定おっそいなぁ!」
    学はにんまり笑っていた。あたしは、一瞬だけ胸の鼓動がはじけた。
    学の目が真剣やったから。

    2005-10-10 21:41:00
  • 234:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学際まであと半月っていう日に起こった出来事は、あたしの中をかけめぐる乙女モードにスイッチを押した。
    篤史という彼氏がいながらあたしは学に魅かれていた。分かってる、最低な事だって。けれど学の事好きなんだ。

    誰かじゃなく、学が好き。

    2005-10-10 21:45:00
  • 235:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    篤史「おはよう☆待った?」あたしと篤史は学校がある朝は駅で待ち合わせするようになり、クラスメイトや違うクラスの生徒に見られたりしたけど篤史は堂々とあたしを彼女だという態度をしてくれて、篤史も人気があったからあたしはちょっと優越感に浸れた。

    2005-10-11 00:12:00
  • 236:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は、ぎりぎり登校するようになり、秘かに女子達が別れた事に気付き始めまた騒いでいた。
    月日は九月半ばになっていて試験も終わりあたしは成績が相変わらずで、まぁまぁといった感じだった。この頃くらいに、はるかちゃんが学と寄りを戻したいとあたしに電話で泣きながら言ってきた。

    2005-10-11 00:20:00
  • 237:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    「いい天気やなぁ」篤史と待ち合わせて久々に学と三人で会う事になった日曜日、快晴で秋晴れって感じやった。その日は朝早くから待ち合わせした。
    歩「今日はまだ涼しいなぁ(^-^)あっ!学来たぁ!」二人で学に手をふると学も手を振りかえして走ってきた。歩「帽子似合うやぁん!かっこいい!」学「あったり前やんけ☆ってか待ったぁ?ごめんなぁ!んじゃ行こうかぁ」篤史「どこ行くん?」

    2005-10-11 04:16:00
  • 238:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「○★□校の学際やで!ライブあるからさぁ見てみたくてっ☆早く行こうぜ」あぁ、それで帽子かぶってんやぁ…○★□校から学、結構騒がれてるからなぁ。篤史「あぁ今日やったんやぁ☆んじゃ行こうか!」歩「行こ行こっ☆」

    2005-10-11 04:21:00
  • 239:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学校に着くと物凄い華やかで人がたくさんいて、学は帽子を深くかぶり歩いた。共学校やけどお客さんは女の人がかなり多いなぁ。
    篤史はあたしの手をにぎってはなれないようにしっかり引っ張ってくれた。

    2005-10-11 04:24:00
  • 240:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「あれっ?山口学ちゃう?」誰かがそう言うとその学校の女子生徒が少しずつ騒ぎだしたからあたしはびっくりした。学ってそんな人気あんの?ってな感じで。学は、「あぁ…だるっ…ちょう秋定急ごうぜ」篤史「お前すごい人気やなぁ。めっさこっち見られてるで。歩行こうかぁ」

    2005-10-11 04:29:00
  • 241:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「わぁ☆やっぱそうやん!」「めっさかっこいい☆」「本物初めて見たぁ!」本間にこんな感じでめっさ騒がれてちょっとしたパニックになりはじめていて、あたし達は体育館に急いだ。

    2005-10-11 04:32:00
  • 242:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    迷いながらもライブ会場の体育館前に着くと会場中に人が次々と入っていた。
    歩「もう始まるん?」学「あ?あぁ、あと20分後に始まるで。午前と午後二回やるから今から一回目。」
    篤史「席あるんかなぁ」学「なかったら立ち見すりゃええやん。」そんな感じであたし達は体育館中にゆっくり入って行きものすごい人の数にあたしは圧倒された。

    2005-10-11 10:30:00
  • 243:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「うっわぁぁ。ごっつい人やん…座れんのちゃうん!席ないで」歩「前の方で立ち見しよっ」学「あっ、ちょっ、前で見ていいすか?」係をして立ってる男子生徒に学が聞くとその人は
    「いいですよ。一番前でも」そう言ってくれたので前に行ってから会場中を見渡して圧倒された。

    2005-10-11 10:43:00
  • 244:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「しんどくない?」歩「うん(^-^)大丈夫」
    学「あっ、始まる」
    学の言った通りいきなり体育館が暗くなり舞台に制服を着た四人が上がってきてシルエットだけ見えた。すると女子の騒ぐ声と共に演奏がいきなり始まり舞台のライトが四人を照らして鳥肌がたった。

    2005-10-11 10:49:00
  • 245:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    胸に響く音と声援が交わりボーカルの人のかすれた声があたしの全身を駆け抜ける感じであたしは見入ってしまった。
    かっこいいの一言
    学とちがうのは何か冷たそうな感じの声だった事。

    2005-10-11 10:53:00
  • 246:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    あたしの中の何かが生まれた瞬間だった。


    2005-10-11 10:57:00
  • 247:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    空白

    2005-10-11 10:58:00
  • 248:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ライブは一時間あって、ものすごい興奮の中おわった。
    学「あぁ…めっさいい刺激もらったわぁ!早くライブしたい!」篤史「ばりかっこよかった!」歩「あたしライブ初めてやけどあたしも歌うたいたくなったぁ!ばりかっこいいやん!」

    2005-10-11 11:02:00
  • 249:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学があたしを見た。
    学「カラオケ行くか?」篤史「本間やぁ!行こうぜ☆」歩「えっ?もう行くん?ライブしか見てないやん」学「もうええやん。騒がれるだけやし、だるいからカラオケ行こう」
    あ〜ぁ。あたしはもっと色々見たかったけどそのまま三人でカラオケに行った。

    2005-10-11 11:07:00
  • 250:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    よかったら書き込みしてくださいm(__)m

    2005-10-11 11:40:00
  • 251:

    ?あや?

    ずっと読んでるよ!めっちゃ続きが気になる!はるかちゃんはどーしてるんやろぉ?とか…笑 最後までがんばって書いてくださいね(*>ω

    2005-10-11 12:00:00
  • 252:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?あや?さん書き込みありがとうm(__)m
    はるかちゃんは、話にちょこちょこ出てきますよ(^-^)何かあたしのスレだけ書き込み少ない から読んでくれてるのか心配になったから嬉しい!

    2005-10-11 12:46:00
  • 253:

    っー☆

    私も更新されるたび読んでるよ?
    面白い?頑張ってね?

    2005-10-11 12:50:00
  • 254:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    真理「昨日学際行ったんやろ?」遥「山口も一緒とかやったら誘ってやぁぁ。いいなぁ」久々に放課後あたしは仲良し四人とお茶をした。たまにはいいもんやなぁなんて思いながら。
    篤史と学は、今日は地元のつれと遊ぶらしくさっさと帰って行った。

    2005-10-11 12:53:00
  • 255:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    っー☆さんありがとうです!

    2005-10-11 12:54:00
  • 256:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    美香「ばり久々やなぁ歩と学校帰りお茶するの☆」真理「本間それ☆秋定とずぅーっと一緒やもん!」
    歩「行きと帰りだけやん笑。休み時間はみんなとおるし!」
    美香「秋定が彼氏とかばり羨ましいねんけど」歩「本間?」真理「歩だけ彼氏おんもんなぁ!うちら三人は全くやんなぁ…」

    2005-10-11 12:59:00
  • 257:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥「決めた!」遥がいきなりそう言ったからあたし達は注目した。
    遥「学際の日にあたし山口に告白する!彼女と別れたんやんなぁ?」歩「…うん。そうみたいやけど。遥すごいなぁ」遥「当たって砕ける!だって好きやねんから!」
    真理「遥おっとこ前!あたし応援しとんで!」美香「あたしも!」

    2005-10-11 13:04:00
  • 258:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は、告白すると決めてから次の日から積極的になっていた。あたしと篤史と学と遥で一緒に帰ったりもした。
    月日は10月に入った朝篤史を駅でいつものように待ってると、
    ぽんっ!
    頭に何か当たってあたしは、ドキンとした。

    2005-10-11 13:08:00
  • 259:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    振り替えるとズボンのポケットに手をいれながらにんまり笑い歩いてくる学がいた。
    学「おはよう☆秋定今日学校休むらしいで。風邪やって」歩「そうなんやぁ…」学が歩いたからあたしも歩いた。少し早くてまだ生徒もいない駅を出て歩いた。

    2005-10-11 13:15:00
  • 260:

    ?ュゥ?

    歩チャン?ュゥ、闇でずーっと見てたねン??
    めっちゃ、ぉもしろぃし・気になるョ???
    毎日、更新してるかチェックしてるから頑張って書いて?なぁ??
    更新楽しみにしてる??

    2005-10-11 14:18:00
  • 261:

    ゆい

    歩ちゃん☆表現の仕方上手ですね♪気持ちがすごく伝わってきます(・∀・)ノ

    2005-10-11 17:55:00
  • 262:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?ュゥ?さん闇で読んでくれてありがとうですm(__)m
    ゆいさんほめてくださってありがとうです!

    2005-10-11 18:12:00
  • 263:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    久々に二人きりになると何を話していいのか分からずあたしと学は黙ったまま少し歩いた。
    学「はるか元気?」歩「えっ?」学「連絡とっとんやろ?」歩「…元気やで…なぁやり直さんの?」あたしは学を見ると学は空を見上げながら少し黙ったあと
    学「好きやけど…一度別れた奴とはオレよりは戻さんよ…はるかはオレの事好きでいてくれたとしてもな、もうあかんねん…」

    2005-10-11 18:20:00
  • 264:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そう言いながらあたしの顔を少し淋しそうに微笑みながら見たからあたしは、泣きそうになった。
    学の心にはしっかりはるかちゃんがいて、あたしなんかが入れる隙間なんて一つもないって分かったから。当たり前だけどやっぱ分かってしまうとつらいもんだなぁ。

    2005-10-11 18:24:00
  • 265:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「えっえっえぇぇぇ!!お前何で泣いとん?!どっどないしたん?おい歩?」
    我慢してた涙が気付いた時こぼれていた。
    学は、物凄い焦りながら私の腕をひっぱり路地につれていき、あたしのほっぺに流れる涙を学の手でふきながら「何で泣いとん?おぉい歩ぅ☆よしよしっ泣くな泣くなぁ」そう言いながらあたしの頭をぽんぽんっ。たたいた。

    2005-10-11 18:29:00
  • 266:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「ごめん…ごめん学っ…」学「何で歩が謝るん?あぁ、泣いたから?」あたしは頭を左右に振った。
    歩「ごめん…ごめっ…」学「何を謝ってるん?歩ちゃんと言わなわからん」学は困っていた。

    2005-10-11 18:35:00
  • 267:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「あたし…学が好き…」

    あたしは気持ちを押さえれなくなり泣きながら伝えた。

    2005-10-11 18:37:00
  • 268:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    言ってしまったすぐ後にとんでもない事をしてしまった事に気付き冗談にしようととっさの判断で決めて学の顔見たら学は固まっていた。
    涙で歪んだ学がそこにはいた。

    2005-10-11 18:41:00
  • 269:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    等身大でしか表せなかった感情を今は立派にコントロールさせてる自分よりも
    あの時の感情そのままに表せていた時のほうが立派に思えるよ。

    学、あんたならどうするって聞きたくなる時がたくさんあるよ。

    2005-10-11 18:45:00
  • 270:

    ?????

    頑張れ??

    2005-10-11 20:33:00
  • 271:

    あぽ

    毎日みてます?
    めちぁおもろいッ?

    2005-10-11 22:00:00
  • 272:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?????さんありがとう!
    あぽさん、ありがとう!
    頑張ります!

    2005-10-11 23:15:00
  • 273:

    ぇみ

    この先がめちぁ気になり松ぅぅ?(艸∀??)
    更新頑張っτ?ハoィ?

    2005-10-11 23:18:00
  • 274:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    沈黙が少しつづいた。路地の外では学校に向かう生徒の声が聞こえた。
    学はその場にしゃがみこみため息をついた。
    あたしは、『冗談やって』の一言が言えず立っているのが精一杯だった。

    2005-10-11 23:20:00
  • 275:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ぇみさん、ありがとう!

    2005-10-11 23:22:00
  • 276:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「まじで言うてんの?」あたしには、面倒臭い問題もちかけてくんなよっていうふうに聞こえた。
    歩「もしそうやったらどうする?」学「お前は秋定の彼女やろ笑。そんなんありえんありえん!お前がオレの事好きとか!」
    学が困りながら微笑んだ。
    引き裂かれた。そんな言葉がぴったりだった。

    2005-10-11 23:28:00
  • 277:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、ずるい。
    「ばれたかぁ笑。うまいやろ?泣くの!」笑い流した、そうする事でつながっていけるって、学とつながっていられるって分かってたから。最低でもいい。あたしは学が好き。
    それ以外何もない。
    篤史に優しさを求めながら学に恋焦がれても、誰にも言わなきゃ分からない。それならそう、このままでいい。

    2005-10-11 23:34:00
  • 278:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「本間びっくりしたやんけぇ!やめろやそういう冗談は笑!」歩「だってさぁめっちゃ暗い雰囲気やったから」学は立ち上がり
    学「一瞬真剣に考えた自分がむかつくわ…歩が秋定の女ちゃうかったらってマジで思ってもたやんけ」

    2005-10-11 23:41:00
  • 279:

    学、それって優しい言葉かけてるようでしっかり無理だって言ってんやで…。
    ズキズキする泣きそうな自分の感情を必死に押さえ付けながらあたしは学と学校へと向かった。

    2005-10-11 23:48:00
  • 280:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    その日は、学は昼体育館に行くことなく村上とかとだらだら楽しそうに話していてあたしは遥に少し罪悪感をいだきながら遥の相談にのっていた。
    遥が羨ましいよ…あたしの気持ちって誰にも言えないもん。

    2005-10-12 00:13:00
  • 281:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    その日の夕方あたしは、はるかちゃんと会う約束をしていたのではるかちゃんとあたしの地元に行った。
    はるか「…学元気にしとん?」歩「うん(^-^)元気やで…はるかちゃん髪切ったんやぁ」
    はるか「気分転換に…変?」歩「ううん!めっちゃ似合ってるで☆あたしはそっちのんがいいわ!」はるかちゃんは元気ないみたいだったし長かった髪をばっさり切っていた。

    2005-10-12 00:42:00
  • 282:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるか「何で別れたんやろ…今さらやけど…後悔しか残らんねん」夕方の喫茶店。お客さんは少なく貸し切りみたいな感じやった。
    歩「より戻したいって言ってみたら?」あたしがそう言うと微笑みながら頭を左右にふり
    「学は、受け入れへんよ…一度別れたあたしなんかを」

    2005-10-12 00:50:00
  • 283:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんは、学の事分かってるんやぁ。
    歩「でも好きなんやろ?」はるか「うん…めっちゃ好き…会いたい…」夕日が照らす窓際の席に優しい光が差し込みはるかちゃんを淋しく照らした。
    歩「学際おいでよ」

    2005-10-12 00:55:00
  • 284:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは一体何がしたいのだろう…。
    学に恋してるのに…。
    絶対付き合えるわけないあたしと学やけど、両思いの二人の復活を背中押すような事しようとしてさぁ、よう分からん。
    けど、あの時あたし学じゃなく篤史に会いたかった。

    2005-10-12 00:59:00
  • 285:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    次の日篤史と朝学校行く途中、篤史がいきなりあたしにキスをした。
    まわりには誰もいなかったけどあたしのファーストキスはあっけなかった。歩「…?!」篤史は優しく微笑んで「オレ、歩の事大事にするからなぁ(^-^)」そう言ったからあたしは、最低な自分に気付いた。

    2005-10-12 01:11:00
  • 286:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ごめん…篤史…
    ごめん…本間ごめんね…。心の中であたしは謝りながら篤史に微笑んで「うん…」そう答えた。
    ねぇ、篤史?あたし篤史が思ってるような女じゃないよ…篤史の親友の学が好きやねんで…。

    2005-10-12 01:16:00
  • 287:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学校に行くと、学際の準備で色々飾られてあり、いよいよかぁという感じだった。
    教室には三人くらい来ていてあたしと篤史はカバンを置いた後、中庭にある自動販売機にジュースを買いに行った後、教室に戻ると学と村上が居て雑誌を見ていた。

    2005-10-12 08:11:00
  • 288:

    名無しさん

    毎日見てるんで頑張ってください?

    2005-10-12 08:16:00
  • 289:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「おはよう☆山口今日は早いやん」学はあたしの顔を見てから優しく微笑み「おはよう」そう言ってから篤史の顔を見た。
    どきんっ・・・どきん
    学「村上と朝マック行ってん☆ジュースいいなぁ☆村上買いに行く?」村上「はぁ?山さんさっきおもいっきりジュース飲んでたやん!腹壊すで?」
    村上からそう言われ学は
    「イチゴオ・レ飲みたい」あたしが飲んでるのを見て言いだした。すると篤史が「歩、ちょっと学にあげてやり」そう言ってきたからあたしは飲んでる途中のを渡した。
    けど…それって間接キスやで?…。

    2005-10-12 08:21:00
  • 290:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    けど…それって間接キスやで?…。

    2005-10-12 08:23:00
  • 291:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、ありがとう????

    2005-10-12 08:24:00
  • 292:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史と村上は雑誌見て色々話してる時、学はあたしのジュースを飲むとあたしに渡してきて「サンキュウ☆やっぱこのジュースがいちばんうまいなぁ」そう言った。

    2005-10-12 08:28:00
  • 293:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、どきどきしながら学が飲んだ後のジュースを飲んだ。
    真理「歩ぅ☆おはよう!」遥・美香「おはよう☆」歩「あっ☆おはよう!」三人はカバンを置いてからこっちに来た。

    2005-10-12 08:41:00
  • 294:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は学がいて嬉しそうだった。あたしと美香と真理は篤史と村上と雑誌を囲みながらわいわいしていると、学「川西ってさぁ元気やなぁ」遥にいった。
    遥「普通やで?なぁ美香?」話し掛けられて遥はテンションしっかり上がっていて、美香は「そうやなあ☆」笑顔で答えた。

    2005-10-12 08:46:00
  • 295:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥と学はその日結構話していて、あたしは少し気になった。楽しそうだったから…。
    昼休み遥は朝学と話した事を嬉しそうに何回もあたし達に話した。何回も何回も。あたしと真理と美香は「さっき聞いたしぃ」と遥が話す度に声をそろえて言った。

    2005-10-12 08:51:00
  • 296:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    何気ない日が続いた。かわった事といえば篤史とよくキスしだした事。あたしは、心の隅に学を思いながら篤史のキスを受け入れる、そんな感じやった。
    あたしは篤史も学も好き。けど学の方が好きって感じでそんな自分がいやだったっけ。ってか最低やん。

    2005-10-12 08:56:00
  • 297:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    学際の日になった。楽しみにしすぎていてめっちゃ早起きしてしまったあたしは朝から髪をブローしたりして時間をつぶした。朝ご飯を食べてから、篤史と待ち合わせの駅に行き、学校に行った。
    秋の色をした青く澄んだ空が頭上に広がり少し肌寒い感じさえもしたけど校門に飾られた七色の風船や紙でつくられた花と学園祭の看板があたしの心をうきうきさせた。

    2005-10-12 09:02:00
  • 298:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    生徒は一度教室に行って朝のホームルームだけ受けたら係以外は一年は自由行動。帰ってもいいし学際を楽しんでもいい。
    もちろんみんな学のライブを楽しみにしているから二回公演共見に行くと思う。

    2005-10-12 10:33:00
  • 299:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    先生「いいかぁ、今日はたくさんの方が来られる。もちろん他校の生徒も来る。一人一人がこの学校の生徒代表だと思って行動するように!あと、今日は自由行動やからいつ帰るのも自由やけどなるべく午前中は学校内にいてくれよ!トイレはこの階のトイレを使いうこと。まぁこの校舎は学際に使う教室が一階だけやから二階から上なら構わないから」

    2005-10-12 10:38:00
  • 300:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    先生はとりあえずの説明をだらだら話した。
    「山口学!前に来い」生徒が注目して学は立ち上がり前に行った。
    今日の学は髪をセットしていてめっちゃかっこいい。先生「はい、静かに!みんなも知ってるように学校代表して異例の一年生が参加して、しかも歌を歌う事になったライブで山口が歌う事になった。拍手」
    教室中拍手が響く。学はちょっと照れていたけど。
    「ほら、挨拶」学「えっと、成功させたいんでみんな見にきて下さい!」拍手。

    2005-10-12 10:46:00
  • 301:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    チャイムがなり、学はさっさと教室を出た。みんなざわざわしていて、あたしは、真理と美香と遥に誘われたから篤史と村上と六人で学際を楽しむ事にした。

    2005-10-12 10:49:00
  • 302:

    ?あや?

    続きが早く読みたいっ?ぢゃましたくないから書き込みは控えてるけど更新の度よんでるから?続き書くのまってますやん?

    2005-10-12 11:30:00
  • 303:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?あや?ちゃんありがとうです!

    2005-10-12 11:41:00
  • 304:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、はるかちゃんに昨日電話したら「友達と行く」と言っていたので校舎の外の屋台をまわりながら目で探したけど、すごい人の中ではるかちゃんの姿は見当たらなかった。
    「歩?はい、」篤史がたこ焼きを差し出してきたからあたしは微笑み「ありがと」そう言って一つ取って食べた。真理「たこ焼きめっちゃおいしい!美香焼そば一口ちょうだい☆」美香「いいで☆はい。歩は?」

    2005-10-12 11:48:00
  • 305:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ありがとう☆あたしも何か買ってくる☆」一口もらってから、あたしは一人で食べたい屋台を探して歩いて、イカ焼きの屋台に行き一本買って人込みを掻き分けながらみんながいるところまで走った。村上「わぁ!イカ焼きやん☆一口ちょうだいやぁ」
    歩「ん?ええでぇ☆食べ食べぇ(^-^)あっちいっぱい色んなねあったで!あれ?真理は?」篤史「後ろおるやん(^o^; ってかそろそろ体育館行こうやぁ。席とっとかなぁ。」

    2005-10-12 11:56:00
  • 306:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は今日告白するせいか、緊張してるようだった。
    あたし達は体育館に行くとすでに体育館の中には人が少しいてたけど一番前に六人座れた。美香「あと一時間もあるやん(^o^;」
    真理「けど一番前やで☆トイレ行っとこうっと」遥「あたしも行くわぁ歩と美香は?」美香「あたし大丈夫(^-^)歩とさっきトイレ行ったから」遥「じゃあ行ってくるわぁ」

    2005-10-12 12:02:00
  • 307:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    村上「体育館って何で寒いんやろなぁ…」篤史「本間それ!ってかドラムとかあるけど学は裏におるんかなぁ」美香「歩見てぇ☆めっさ人入りだしたで!よかったなぁ早く来てぇ」
    歩「本間やぁ!よかったぁ。学こんな中で歌うんやぁ…すごいなぁ」
    ガラガラだった体育館が一気に人が集まって席がなくなったようで、係の先輩が誘導してる。

    2005-10-12 12:10:00
  • 308:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    一時間だらだら六人で話しているとすぐ開始時間になり体育館のカーテンがしめられ真っ暗になって騒がしかった体育館が静かになったと同時に舞台上に動くシルエットが見えてあたしはどきどきした。

    2005-10-12 12:14:00
  • 309:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ギターとベースの音が響き渡ると供に舞台上がライトアップされて、四人が見えるとみんな騒ぎだした。
    あたしの鼓動が早くなる。
    学『今日は、楽しんでください!』そう言って学は一瞬あたしの目を見てから、ドラムの音だけで、一人で歌いだした。

    2005-10-12 12:18:00
  • 310:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    笑っちゃいなよ  笑っちゃえ
    時に笑いは  必然さ
    昨日のあの子 泣いていた
    今日はオイラが 笑わせよう

    2005-10-12 12:20:00
  • 311:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    変な歌さ 変な歌
    そのうち きっと笑えるから

    学は目をつむりながらしっかり達マイクスタンドに両手をあて歌っていて、ドラムの音と学の声がとまって、学が片手をあげると同時に大音量の演奏が会場にいたみんなを興奮させ、あたしは鳥肌がたった。

    2005-10-12 12:26:00
  • 312:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は目を開いて見渡すように、しっかりサビを歌いだした。

    いい事ばっかなわけない  当たり前だけど
    たまにはどん底落ちてみたって
    平気さ問題ないないない
    オレ 平気

    2005-10-12 12:29:00
  • 313:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    オレ 平気

    2005-10-12 12:31:00
  • 314:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    会場中みんな立ちあがって、すごいもりあがっていた。学は堂々と楽しそうにきもちよさそうに明るい曲を一曲歌いきった。

    2005-10-12 12:33:00
  • 315:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「さすがやなぁ!学ぅぅぅ!」周りの声がすごすぎて隣の篤史の声すら聞きとりにくいまま、次の演奏が始まった。
    あたしは学だけを見ていた。

    2005-10-12 12:54:00
  • 316:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夢見た  未来のドア
    開いた  いくつもの手で
    叩き割って 前に進みたい
    純情すぎた MY STORY

    2005-10-12 12:56:00
  • 317:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    シャンパンの雨が降りしきる中
    ここで寝転んで この手でつかみたい

    2005-10-12 12:57:00
  • 318:

    ?????

    頑張れぇ??

    2005-10-12 12:58:00
  • 319:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    容赦ない 汚れた攻撃
    歪んだ街に何を見る?
    こんな世の中だからこそ WHY?
    見付けたものは 手放せない

    2005-10-12 13:00:00
  • 320:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?????さんありがとう!

    2005-10-12 13:02:00
  • 321:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は、最前列のあたし達に気付いたのかたまにピースをした。それが嬉しかった。そしてたまにあたしは学と目が合った。
    それだけで
    それだけで泣きそうになった。

    2005-10-12 13:09:00
  • 322:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そして音楽の先生が出てきて舞台下のグランドピアノに座るとドラムとギターとベースの人は舞台から消えて、『この曲を聞いてください。』学がそう言うと会場が静かになり、先生がピアノをゆっくり弾きはじめた。

    2005-10-12 13:22:00
  • 323:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    鍵盤から聞こえる音と交わるように深く優しい声で学は目をつむって歌う。

    2005-10-12 13:23:00
  • 324:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    君からもらったものは
    LALALA・・・
    そう、何ものにも替えがたい
    LALALA・・・
    そう、君自身で 君全部で

    2005-10-12 13:27:00
  • 325:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    不器用な 感情表現も
    今なら全て そう 受けとめよう

    2005-10-12 13:28:00
  • 326:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    君の未来をここで照らしたい
    僕はいつでも そばに居るから
    笑ってごらんMYHONEY
    ほら少し空が晴れた

    2005-10-12 13:31:00
  • 327:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あの紙に書いた歌!あたしは、そう思いながら学の歌を聞いていた。

    あたしは、学が好き。

    2005-10-12 13:33:00
  • 328:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学の体が黒い煙になって空に帰っていったあの冬空はひどく晴れ渡り
    それはまるで学自身だった。
    あの時流れた歌がこの曲だった。

    2005-10-12 13:37:00
  • 329:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学際で学は物凄い成功をした。
    遥は告白して…ふられたけど笑ってた。
    夕方あたし達は学を待たず帰った。はるかちゃんの姿はあたしは見付ける事ができなかったけどはるかちゃんから後で来ていた事を電話で聞いた。
    冬が向こうから少しずつ近づいてきていた。

    2005-10-12 13:49:00
  • 330:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    少し休憩しますm(__)m

    2005-10-12 13:51:00
  • 331:

    ゆい

    歩ちゃん☆読んでいて涙が出ました。がんばってください♪

    2005-10-12 13:55:00
  • 332:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ゆいさん、ありがとうございますm(__)m

    2005-10-12 14:18:00
  • 333:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    11月を迎え寒さは次第に強くなった。
    学際を終えてから学は幾人に告白されたんだろうっていうくらいすごかった。
    学「歩ぅ、秋定は?」掃除時間学があたしの掃除場所まで聞きにきたからその場周辺にいた女子生徒はいきなり現われた学を見たとたん視線を学に送っていた。

    2005-10-12 16:00:00
  • 334:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「さぁ、知らんけどあんた掃除は?」そう言うとにんまり笑い学は「心の掃除したからええねん」そう言った。
    は?一体何を言ってんやろ( ̄□ ̄;)!!「ちゃんとせなあかんやろ?」学「んじゃ貸せ!」そう言ってあたしのホウキを奪い学はいきなり掃きそうじしだした。

    2005-10-12 16:04:00
  • 335:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「いやいや…あんたおかしいから( ̄□ ̄;)!! 決められた場所があるやろ?」周りの女子はくすくす笑っていた。
    学「じゃあ一曲歌うわ!」そう言うと学はホウキをギターがわりにしだして踊りだした。

    2005-10-12 16:08:00
  • 336:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ジャジャッ!ジャンジャン!ッッッ!バンバンバババァン!おいっ!おいっ!おくさぁぁぁん!」
    ・・・( ̄□ ̄;)!!・・・
    何だその歌は!!学が何かにとりつかれたように歌い踊りだし先輩達も笑いながらみていた。

    2005-10-12 16:12:00
  • 337:

    ??...

    すっごぃ気になるぅ??楽しく読ませてもらってますぅ???続き楽しみにしてますねぇ?またちょくちょく感想書きますぅ??頑張って下さぃ?

    2005-10-13 04:25:00
  • 338:

    ?さくら?

    歩ちゃんの小説めっちゃ好きィ?頑張ってなァ?

    2005-10-13 07:11:00
  • 339:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ??...さんありがとうです!
    ?さくら?さんありがとうございます!

    2005-10-13 07:14:00
  • 340:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    生活指導の先生がそこにやって来て学は、しっかり怒られていた。当たり前やん(;^_^A
    あたしはそれを見ながら奪い返したホウキで掃除していると生活指導の先生が去った後、学があたしの元へ来て耳元で「小さいおっさん!小さいおっさん!」小さい声で言うからあたしは吹き出してしまった。

    2005-10-13 07:21:00
  • 341:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「あんたなぁ…邪魔せんとって!また怒られんで?!」学はにんまり笑いながら「オレは歌うしかないんや!オレから歌を取ったらただのアホしか残らんやんけ!」真剣に言っていた。
    あたし何でこんな奴好きなんやろか…。

    2005-10-13 07:27:00
  • 342:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「今は歌うな!掃除しろ!」学「無理!」
    歩「はぁ?」学「今日はしいへん!歩、早くおわらせろや!」歩「あんたは篤史を探しとんやろ?ほら、みんなの迷惑になるからどいて!」

    2005-10-13 07:32:00
  • 343:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    周りの女子から「山口ここ掃除してやぁ。はい、ホウキ」そう言って学にホウキを渡すと学は、にんまり笑ってから口笛をふきながら女子達に言われた所を素直に掃除しだした。

    2005-10-13 21:17:00
  • 344:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩ぅぅ!バイバァイ!」中庭を掃除していたあたしに、教室がある校舎の方から声が聞こえたからあたしはそっちを見ると、廊下の窓から真理と美香と遥がこっちを見て手をふっていた。
    あたしは手を振ってバイバイすると遥は学に気付き目をそらそうとした時、あたしのすぐ後ろで「川西!」学が遥の名字を呼ぶと遥がびっくりした顔で学を見ると学は、「バイバイ!岡田と内藤もバイバイ!」笑顔で手をふりながらそう言った。

    2005-10-13 21:44:00
  • 345:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    遥は、切なくほほ笑みゆっくり手を振って聞こえない声で、ってか聞こえなかったけど多分
     「バイバイ。また、明日」
    そう言ったと思う。そして三人が窓から見えなくなった後、学を見上げると広いそらの下で学はあたしに「帰りたいやき買おうぜ」そう言って笑った。

    2005-10-13 21:49:00
  • 346:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    掃除が終わり掃除していたみんなで教室に戻るとほとんど生徒はいなく篤史が待っていた。学「秋定!お前どこにおったん?探したのに」篤史「長谷川に呼ばれてたから職員室行っとったねん。帰ろうぜ」歩「何かしたん?」
    篤史「まぁちょっとな笑。あれ?お前等掃除場所一緒やったん?」学「お前探しに行ってもおらんから歩に聞きに行ってん。あっ、そうそうお前に言いたい事があんねんって」

    2005-10-13 22:31:00
  • 347:

    ?ュゥ?

    めっちゃ、気になるゥ???
    本間、この小説好きゃから頑張って書いてネッ???

    2005-10-13 22:42:00
  • 348:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?ュゥ?さんありがとう。頑張ります!

    2005-10-13 22:49:00
  • 349:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人は窓際に行って何かこそこそしてたから、「篤史トイレ行ってくるわぁ」そう言うと篤史が「おう」そう言った。
    廊下に出ると生徒はほとんどいなく、たまに階段を掛け下りる足音が廊下に響き、中庭から演劇部の声が聞こえてあたしは寒い廊下を歩きトイレに行った。

    2005-10-13 22:55:00
  • 350:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「さっむぅ…」トイレから廊下に出ると外は薄暗くなってきていて寒かった。教室から学と篤史が笑いながら出てきて篤史の手にはあたしのカバンがあってあたしは走って篤史の元へ行った。
    三人で校舎から外に出ると学が空を見上げて白い息を出して「うわぁ…見て見て!息白くなんで!寒いはずやなぁ」薄暗くて学のシルエットが黒く見えるなかあたしと篤史は白い息を出して冬を体で感じて笑いながら歩いた。

    2005-10-13 23:05:00
  • 351:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は駅までの道のりを小さな声で歌を歌っていた。白い息を出しながら。
    あたしと篤史は手をつないでその歌を聞きながら他愛もない事を話しては笑って、たまに学も歌うのをやめて話題に入っては、また歌を歌っていた。

    2005-10-13 23:08:00
  • 352:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    駅の近くのたいやき屋さんで学生が少し並んでる所であたし達も並ぶと他校の男子が学に気付きちらちら見ていたけど学は気付いてるのか気付いてないのかわからないけどあたしと篤史にくだらないジョークを言っては笑わせた。

    2005-10-13 23:14:00
  • 353:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    たいやきを食べて駅に行くとたまたま、はるかちゃんが友達らしき女の子と二人で駅においてある公衆電話前で話していて学ははるかちゃんに気付いたみたいで立ち止まったからあたしは、はるかちゃんに気付いてはるかちゃんもあたし達に気付いたみたいで固まっていた。

    2005-10-13 23:19:00
  • 354:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは学を見てから篤史を見ると篤史は小さい声で「内…田やん…やまぐ「はるかぁ!(^O^)何しとん?」篤史の声とかぶさるように学が笑顔ではるかちゃんにそう言った。
    二人の距離、3メートル。
    その間を行き交う人。はるかちゃんの隣で〔あの人だれ?〕みたいな顔する友達。

    2005-10-13 23:29:00
  • 355:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんが何か友達に言うと友達ははるかちゃんにバイバイをして改札をぬけた。
    そしてはるかちゃんが首に巻いてたマフラーをゆっくりはずしながらあたし達…学に向かって歩いてきて学の前で立ち止まり切なく微笑んで

    2005-10-13 23:35:00
  • 356:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「これ、返すの忘れてた…じゃあね…」
    バーバリーのマフラーを学に渡した。切ない顔で。
    学は、ほほ笑み「別に返さんでもよかったのに」そう言うと、はるかちゃんは頭をゆっくり左右にふった後
    一人改札へ歩いて行った。

    2005-10-13 23:39:00
  • 357:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、はるかちゃんの後ろ姿を見ることしかできなかった。追い掛けて声かけたかったけど…無理…。「はるかぁ!」学が叫ぶと改札の向こうで振り替えるはるかちゃんを見て

    「ばいばい!」

    そう言って笑顔で手をふると、はるかちゃんはほほ笑みながらうなずいて、階段を下りて行った。

    2005-10-13 23:45:00
  • 358:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    人と人との繋がりなんて、簡単に切ってしまえるもんなんだなって
    学が、泣きながらあたしにそう言ったあの日の空も、月が笑ってた。
    だからあたしは学が切ってしまおうとした繋がりを今でも繋げてんやで?
    あんたが泣き顔見せたんは最初で最後やったから…

    2005-10-13 23:51:00
  • 359:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    電車の中、学の首に巻かれたマフラーに少し胸を痛めた。
    三人で座る七人掛けのシートは少し広く感じた。外の景色は暗くて見えなかった。篤史は、あたしの手を握ったままで、はるかちゃんの話は出ることはなかった。

    2005-10-14 00:36:00
  • 360:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「この車両あんま人乗ってへんな」
    ガタンゴトン
    篤史「普通やからなぁ。」
    ガタンゴトン
    篤史「今日オレ、このままバイト行くから次降りるわ」

    2005-10-14 00:51:00
  • 361:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「バイト?」
    ガタンゴトン
    『次は○△駅です。出口は左側です……』
    ガタンゴトン。

    2005-10-14 00:54:00
  • 362:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史はあたしの手をはなし立ち上がってあたしの目を見て、優しく微笑んだ。
    篤史「今日からバイトやねん☆じゃあな山口☆」
    人がいないホームに電車が付き篤史は降りてしまった。

    2005-10-14 00:57:00
  • 363:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    『扉閉まります…』プシューッ。
    篤史?…
    ガタン…ガタン
    「座れよ…」学は前を向きながらそう言ったけどあたしは窓の外に立つ篤史を見ていた。

    2005-10-14 01:57:00
  • 364:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「なぁ?バイトする何て聞いてへん」座りながらあたしは視線を少し隙間をあけて座ってる学に向けた。
    学「…クリスマス…」
    ガタンゴトン
    「クリスマス?」学は外に流れるシルエットを見たあとあたしの目を見て

    2005-10-14 02:01:00
  • 365:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「…ばーか」
    学はそう言って微笑んだからあたしは気付いた
    …クリスマスプレゼント…

    2005-10-14 02:05:00
  • 366:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    沈黙が続き学が降りる駅に近付きホームにつく手前で
    学「…はるか髪切ったんやな」そう言って立ち上がり扉の前に行った。
    プシュー。扉がひらくと学は「じゃあな」そう言って電車を下りた。

    2005-10-14 02:09:00
  • 367:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学…待って?
    あたし、あんたと話もっと…したい。
    『扉閉まります』
    プシューッ

    2005-10-14 02:23:00
  • 368:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    電車はゆっくり音をたて動きだした。
    「…歩…」学が白い息をはきながら驚いていた。
    あたし気付いたら電車下りてもてん。

    2005-10-14 02:26:00
  • 369:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    誰もいないホームに学と二人きりだった。
    学「お前何やってんねん?何で下りたん?」歩「分からん」学「はぁ?」
    歩「あんたともう少し話たかったの!」学「話?!なんの?」歩「何かは知らんけど…」あたしがそう言うと学はその場に立ったまま

    2005-10-14 02:32:00
  • 370:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「お前には秋定がおるやんけ。秋定と話せぇや。おかしいやろお前とオレが二人でおったら」
    歩「…ごめん。バイバイ」あたしはそう言って近くのベンチに座ってうつむいていた。学は当たり前の事を言ってて間違えてるのはあたしやって分かってるから。

    2005-10-14 02:36:00
  • 371:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    少しすると学があたしの隣に座った。
    あたしはうつむいたまま黙っていた。「もしかして、お前オレに惚れてんの?」学がそう言ってあたしは学の顔を見て、「まさか笑。心配しただけやっちゅうねん」泣きそうだったけど笑って言うと学がホッとした顔してから「あぁ…そっか…はるかの事で心配したんや」

    2005-10-14 02:43:00
  • 372:

    ?

    せつない…はるかチャンの精一杯のサヨナラが胸にしみる

    2005-10-14 03:38:00
  • 373:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?さんありがとうです。

    2005-10-14 07:03:00
  • 374:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「…学さぁ…好きな子とかおるん?」
    学「…好きなやつ?」あたしはうなずいた。
    すると学は真顔であたしに指を指した。

    2005-10-14 07:16:00
  • 375:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「…え…?」
    どくん・・・どくん・・
    学は、次の瞬間にんまり笑った。
    学「なぁんちゃってね☆…あっ、電車来んで」学はそう言ってあたしから目をそらした。あたしは、電車が来る方を見たら向こうから電車のライトが少しずつ見えてきて、ホームにはちらほら人が立っていた。

    2005-10-14 07:23:00
  • 376:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は先に立ち上がりジャケットに手を入れながら「…さっびぃ…」そう言いながら電車を見ていた。
    あたしはその少し後ろで立って学の背中を見ていて泣かないようにするのが精一杯やった。
    電車はホームに入ってきて扉がゆっくり開いた。

    2005-10-14 07:27:00
  • 377:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「一緒に待ってくれてありがと…バイバイ」そう言って乗ろうと動いた時
    「オレは、まだはるかが好きやで」学はそう言った。「…?!…」驚いて振り返ると
    プシューッ。扉が閉まった。

    2005-10-14 07:32:00
  • 378:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    指紋の付いたガラスの板の向こうで学は小さく手をふり笑っていた。
    ガタン…ゴトン…ガタン…ゴトン
    あたしは一人シートに座り電車に揺られた。

    2005-10-14 07:42:00
  • 379:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    どうしてあたしは、学が好きやんやろう。学じゃないとあかんのやろう…。
    ガタンゴトン。
    どうして学が好きな人は、はるかちゃんなんやろ…。
    ガタンゴトン。

    2005-10-14 07:45:00
  • 380:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    どうしてあたしは、篤史の事好きになれないんやろう。
    ガタンゴトン。
    どうして篤史はあたしと学を二人きりに出来るんやろう。
    ガタンゴトン。

    2005-10-14 07:48:00
  • 381:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    信じてるから…。篤史はあたしを信じてる…?
    ガタンゴトン。
    違う。
    ガタンゴトン。
    学を信じてんだ。

    2005-10-14 07:51:00
  • 382:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    駅から出てあたしはバスを待った。外はすっかり夜になっていた。
    サラリーマンらしき人や女の人が並んでいて、バスが来たのは時間より3分遅かった。
    明日、篤史と来年の約束つくってみよ。。

    2005-10-14 07:56:00
  • 383:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    なるようにしかならない、どうにもならない事を、あたしはあの頃
    どうにか出来ると思い込んでいた。
    けどあたしの存在や悩みなんてちっこいもんでしかない。それにすら気付かなかった。

    2005-10-14 08:01:00
  • 384:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんに日曜日会う事になり、はるかちゃんは新しいマフラーを首に巻いていた。
    はるか「三の宮ってさぁカップルでいっぱいやなぁ」歩「うん☆どこ行く?」はるか「東急ハンズ行ってもいい?」歩「いいよ☆」二人でハンズに向かって歩きだした。

    2005-10-14 08:07:00
  • 385:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人でハンズの中に入り、来年のスケジュール帳売場に行った。
    はるか「見て見て☆これ可愛くない?」はるかちゃんは嬉しそうにあたしに何個かそう言いながら見せてきてそれはどれもはるかちゃんが好きそうな感じの女の子らしい手帳やった。

    2005-10-14 08:11:00
  • 386:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、セサミの手帳を買ってシールも二枚買って、はるかちゃんも可愛らしい手帳とディズニーのシールを二枚買って二人でその後マクドに行ってさっそく手帳を見て盛り上がった。

    2005-10-14 08:15:00
  • 387:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるか「あたし、彼氏できてん」歩「うそぉ…」はるかちゃんは照れながら笑った。
    はるか「同じクラスの人やねん☆」歩「よかったやん☆」はるか「好きになれるかなぁ…」歩「え?好きじゃないん?」あたしが聞くとはるかちゃんは少し黙ってから
    「忘れたくて、彼氏作ったねん…あたし学から卒業したい」そう言って微笑んだ。

    2005-10-14 08:28:00
  • 388:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「そんなん…辛すぎや「歩ちゃんはっ…知ってた?」
    歩「…?」はるか「学の気持ちの先の先…知ってた…?」
    気持ちの先の…先…?
    ぽた―っ。

    2005-10-14 11:40:00
  • 389:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「はるかちゃん?!」あたしは、ポケットからハンカチを出して差し出した。

    はるかちゃんが、泣いてる

    2005-10-14 11:42:00
  • 390:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「なんで泣くん?」
    はるか「学の中には…学の視線の先には、あたしじゃない、秋定じゃない…歩ちゃんが映ってるって知ってた…?」
    歩「たまたまやって笑。」はるか「ううん。たまたまじゃない事くらい分かる。三年一緒にいてんから…学は歩ちゃんを…「やめようや!…はるかちゃんおかしいって」

    2005-10-14 11:49:00
  • 391:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんは泣きながらあたしから受け取ったハンカチで涙を拭きながらうつむいた。
    歩「学の事好きなら信じるべきやったんちゃうん?学ははるかちゃんの気持ち裏切るようなこと絶対せんで?三年おってそれくらい分かるやろ?」

    2005-10-14 11:53:00
  • 392:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学はそんな奴ちゃう!
    はるか「けど…学、歩ちゃんの前ならやたら楽しそうで…あたし嫉妬やいとったけど歩ちゃん好きやし…ってか歩ちゃんはどう思ってるん?」
    歩「あたしは、はるかちゃんも学も好き。友達としての好き」
    あたしはまた自分を守るためだけの嘘をついた。

    2005-10-14 11:59:00
  • 393:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    はるかちゃんは、まだ少し泣いていたけど、落ち着いたみたいで微笑んだ。
    「変な事聞いてごめん…(^-^)歩ちゃんは強いね…けど聞いてよかった☆すっきりした」歩「なら良かった(^-^)なぁ、学に気持ち言ったら?」はるか「ううん…どんな形にせよあたしは彼女放棄したから、それは学にはしたくないし受け入れへんよ学は」

    2005-10-14 12:04:00
  • 394:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    その日の帰りにあたしは、はるかちゃんからカセットテープをもらった。親友のあたしにって言う言葉つけて、あたしに渡して途中まで一緒に電車を乗って帰りあたしは家に着いて、部屋でカセットを聞くと、それは学際で学が歌ってた歌を前もって録音されたような感じの内容だった。

    2005-10-14 12:14:00
  • 395:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    相変わらずの平凡な日々が続いていたけど篤史とあたしの関係は少し進んだ。学はバンド活動を再開したらしくクリスマスに三の宮でライブする事を決めてあたしと篤史はチケットを買った。季節は12月を迎え寒さが本格的になった。

    2005-10-14 12:42:00
  • 396:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「さっぶぅぅぅ!!なんじゃこれぇぇ」
    篤史「ばり寒い…」歩「篤史今からバイト?」学校の帰り道での他愛もない会話。篤史はうなずき「そうや、歩門限何時やっけ?」歩「10時やで?」
    篤史「学の練習見に行ってみぃ(^-^)なぁ学ええやんなぁ?」学「おう☆ええで(^-^)」そう言って学は笑った。バンドの練習はバンド仲間の知り合いの小さなスタジオらしくあたしは篤史と別れたあと、学と二人でそこへ向かった。

    2005-10-14 12:50:00
  • 397:

    名無しさん

    2005-10-14 13:07:00
  • 398:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「オレさぁ、来年の学際もライブしたいなぁって思うねん」歩きながら学はあたしにそう言った。
    あたしは、「じゃあ来年も学際巡り出来んで?」そう言うと学は笑った。
    商店街の中はクリスマスソングが流れていて夕食の材料を買うおばさんたちがいて、あたしと学はそこを通って行った。「クリスマスかぁ!わくわくすんなぁ☆」歩「ライブやもんなぁ!あたしも楽しみ☆」

    2005-10-14 13:37:00
  • 399:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    スタジオに着くとまだ誰も来てないみたいであたしと学はパイプ椅子に座ってジュースを飲みながら学の夢を学はあたしに嬉しそうに話すからあたしは、ほほ笑みながら聞いてるとバンド仲間が集まって練習が始まったけど、ちゃんとした演奏とかじゃなくそれぞれ別々に練習してるみたいで学は学で歌の練習をしていた。マイクなしで大きな声で。

    2005-10-14 13:43:00
  • 400:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    しばらくばらばらに練習した後、ドラムの人が「じゃあ一回合わせようや!学歌って」そう言うと学はマイクを入れてから水を飲みOKを出すと静かに演奏がはじまった。

    2005-10-14 13:50:00
  • 401:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    聞いてるのはあたし一人、学は目をつむってテンポをとった後ゆっくり目をあけて、あたしの目を見ながら優しく歌いだした。

    2005-10-14 13:52:00
  • 402:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    粉雪達 舞い降りて
    灯る光に 鼓動合わせて
    夢と夢つないで
    今夜は朝まで 語り明かそう

    2005-10-14 13:53:00
  • 403:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    紅色のドレスと履きなれないパンプス
    君は オレのシンデレラ

    2005-10-14 13:55:00
  • 404:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    巡る中で 出会えた奇跡
    かけがえのない 君の存在
    今日は歌わせて LOVE SONG
    いつも 笑ってくれて ありがとう…

    2005-10-14 13:57:00
  • 405:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学は優しくほほ笑みながらあたしに囁くようにゆっくり歌って間奏の部分で英語であたしの顔を見ながら話した。
    あたしの胸がキュウンとして泣きそうになった。

    2005-10-14 14:00:00
  • 406:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歌う素晴らしさを学は教えてくれる。
    歌が苦手なあたしでも学の歌なら口ずさみたくなる。「どうやった?歌よかった?」帰り際もう八時になっていて寒さは強い中あたしと学は二人でお好み焼きを食べに行く事になったので店まで歩いて行っていた。

    2005-10-14 14:04:00
  • 407:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「いい歌やったぁ!」あたしがそう言うと学はにんまり笑ってからいきなり走った。
    えぇっ?!
    あたしはびっくりして慌てて走って追い掛けたけど路地を抜けたところに出て立ち止まりぐるぐるまわりを見たけど学の姿がまったく見つからず、あたしは焦った。

    2005-10-14 14:09:00
  • 408:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「学?…まなぶぅ??どこぉ?」あたしは人通りが少ない通りで学を呼んだ。
    けど姿が見当たらず返事もなくてあたしは真っ暗な中孤独を感じた。

    2005-10-14 14:12:00
  • 409:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「わぁぁぁぁぁ!」学がいきなり横に飛び出してきてあたしをおどかしたからあたしは、「( ̄□ ̄;)!!ぎゃぁぁぁあ!」そう言って腰をぬかすと学が泣きながら笑った。
    何なんこいつは?!ばり腹たつ!

    2005-10-14 14:15:00
  • 410:

    あ?

    めっちゃ切ない?
    完結まで読むから頑張って??

    2005-10-14 14:45:00
  • 411:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あ?さんありがとうです!なんか思い出すと辛いですね…

    2005-10-14 15:38:00
  • 412:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「びっくりするやんけ!!何やねん!」学「はい。これやる!」学はそう言ってあたしに何かを渡した。あたしは、渡された物を見ると
    オルゴールやった。「何で?」学「はるかの事よろしくって意味。安物やけど」歩「…ありがと」冷たい風が吹く静かな夜道、ぽつりぽつりと並ぶ外灯の下あたしはオルゴールのネジを回すと知ってるようで知らない曲が流れて学は微笑んだ。

    2005-10-14 15:51:00
  • 413:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「オレの一番好きな曲。いい曲やろ?」歩「…うん」学はそう言ってからゆっくり歩きだしたからあたしはうつむいたまま歩いて手のひらに乗る小さなオルゴールを聞きながら切なくなった。

    2005-10-14 15:54:00
  • 414:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学が空になる一ヵ月とちょっと前の事でした
    あたしはあの時何故か学が消えそうな気がした。これは本当にそう思った。
    いくつ年をとってもあたしの中で学はキラキラ輝いてあたしの中で笑ってる。

    2005-10-14 15:58:00
  • 415:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    オルゴールをかばんにしまい、あたしは学と二人でお好み焼きを食べた。
    学はライブの衣裳やバンド仲間や冬休みの事をあたしに話してはあたしに意見してきて、楽しそうだった。あたしは間に学校の話をして学はちゃんと聞いては笑ってくれた。

    2005-10-14 16:06:00
  • 416:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    帰り際駅に向かう途中で学は「なぁ、歩目つむって」いきなりそう言ったからあたしは何かを期待しながら嫌がるフリをしながら目をつむってドキドキしていた。

    2005-10-14 16:09:00
  • 417:

    名無しさん

    ぃつも読んるょ(=^―^=)まぁぢ切ナィし,ぅちも恋したくなるゎぁッ×××最後まで楽しみしてるから頑張ってくだサィ☆(*>ω

    2005-10-14 16:15:00
  • 418:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    バリ切なぁぁい?読んでて涙出そうゃゎ‥??
    ぃつも更新楽しみにしてます?頑張って書いて?なぁ?

    2005-10-14 18:46:00
  • 419:

    ?????

    この話スキやし??頑張ってなぁ?

    2005-10-14 21:12:00
  • 420:

    あいか ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、ありがとうです!恋は叶うといいけど叶わない時辛い…ね…
    あぃかさん、あたしは学が生きてる時あたしに見せてくれた笑顔見るたび泣きそうやった。
    ?????さんありがとうです!頑張ります!

    2005-10-14 21:44:00
  • 421:

    すいません↑あいかってなっちゃった( ̄□ ̄;)!!

    2005-10-14 21:45:00
  • 422:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    少しの間あたしは目をつむったままで、学「まだやでぇ」歩「まだぁ?」学「まだぁ」そんな繰り返しだったからあたしは薄目をあけると学が「まだやって!お前あけんなや!」そうどなったからあたしは目つむった。

    2005-10-14 22:50:00
  • 423:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは立ちながら目をつむってるのがしんどくなったのでしゃがんでパンツが見えないようにカバンを足元に置いた。
    学「ええで!」
    学がそう言ったからあたしはゆっくり目を開くと、

    2005-10-14 22:53:00
  • 424:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    しゃがんだあたしの少し離れた所で学もしゃがんで両手の親指と人差し指の先を伸ばし四角の形を作りあたしを見ていた。
    歩「…何しとん…?(・・;)」あたしがそう聞くと学はにんまり笑って
    「歩が今この手の四角の中におんねん☆お前ちっこいなぁ!」

    2005-10-14 22:59:00
  • 425:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「秋定の事は裏切れへん…親友やからな…けどお前が大好きや」

    どきん・・・どきん・・・
    しゃがんだままの二人の間の距離は、手をのばしても触れる事が出来ない距離。学とあたしの心がくっついた。

    2005-10-14 23:08:00
  • 426:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歩「…あたしも「あかん!お前は秋定やねん!オレは気持ちだけ伝えたかっただけ。オレと歩は、友達。ひとつには、ならへん」
    学はあたしにそう言ってから少し黙って
    「大好きやで」そう言って立ち上がった。

    2005-10-14 23:11:00
  • 427:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学がしゃがんだあたしのすぐ近くに来て
    「もっと早くに気付けばよかった…」
    そう言った。

    2005-10-14 23:14:00
  • 428:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしはゆっくり立ち二人で歩きだした。学はあたしの隣で小さく歌を歌った。あたしは、学の手を見ていた。
    伸ばせば届くのに…。

    胸が痛かった。

    2005-10-14 23:17:00
  • 429:

    名無しさん

    めっちゃ気になるぅぅ??

    2005-10-15 02:24:00
  • 430:

    ぁ??

    今一気に読んだョォ??メッチャ悲しくなって?泣いてしもた???思い出すと辛ぃヵモしれんヶド…頑張って?完結?させてネン?待ってます(>_

    2005-10-15 03:11:00
  • 431:

    名無しさんありがとうです!
    ぁ??さんありがとうです!

    2005-10-15 03:32:00
  • 432:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    二人で電車に乗った。
    ふいにおこる沈黙が辛かった。学はいつもより少し近くに座って、あたしは学の体温を感じる事ができて、それだけで本間にうれしくなった。
    学「また明日な☆」学はそう言って電車を下りた。

    2005-10-15 03:38:00
  • 433:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    嬉しいはずの学からの告白は、辛かった。
    あたしの気持ちは
    届かないんや。
    篤史と別れて学を選んで…選んで?その先は…?

    2005-10-15 03:41:00
  • 434:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    先は何も見えなかった。
    学の目にあたしは映っていても、学の体に触れたり出来ない…

    電車から下りて見上げた夜空は悲しい位、澄んでいた。

    2005-10-15 03:45:00
  • 435:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    それから学は相変わらずな感じであたしとも普通に話したりしていた。オルゴールは部屋のベットの枕元に大事に置いて起きてる時ははるかちゃんからもらった学のテープを聞いて寝る前オルゴールを聞いた。

    2005-10-15 03:52:00
  • 436:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史がバイト休みの日あたしは篤史と二人で学校帰りデートした。篤史があたしの地元に来たのだ。
    二人でカラオケに行って篤史は流行りの歌を歌った。篤史「歩…」隣に座ってる篤史の手が腕があたしを包んで、篤史の唇があたしの唇に重なる。あたしは目を閉じてその先に学を描いた。それが当たり前になっていた。

    2005-10-15 04:43:00
  • 437:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは別れを切り出すきっかけをその頃探しては篤史の顔を見てためらっていた。
    篤史は優しい。さりげなく手を引いてくれたり、寒いとあっためてくれる。だから余計言えない。

    2005-10-15 04:48:00
  • 438:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    クリスマスは、アリバイ作ってお泊りしようとか、冬休みはいっぱい遊ぼうとか初詣行くとかそういう事を篤史は優しくほほ笑みながらあたしに聞かせてくれた。
    けどあたしは限界だった。

    2005-10-15 04:51:00
  • 439:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学と二人きりになる事は学が告白した日から一度もなかった。
    教室の離れた席だったから篤史がいないと学はあたしに話かける事もなくなっていて、あたしはその方が楽だったからよかった。

    2005-10-15 04:56:00
  • 440:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    「冬休みも浮かれすぎないように!以上!」
    終業式が終わりみんなざわざわしながら教室を少しずつ後にしていった。真理や美香や遥とあたしは初詣に行く約束をした。

    2005-10-15 04:59:00
  • 441:

    名無しさん

    頑張ってください。

    2005-10-15 05:00:00
  • 442:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさんありがとうです!

    2005-10-15 05:02:00
  • 443:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「明日無理なん?!やっぱ泊まるのはあかんかぁ…」歩「明日だけ門限12時にしてもらえたけど泊まりはあかんって…」
    学「お前等ラブラブやん笑」帰り道の途中三人でファミレスに行った。
    篤史「まぁ…しゃあない…じゃあ明日はとりあえず昼から会って夜、学のライブやなぁ」歩「…うん。ごめんなぁ」篤史は残念そうにした。学は、どうでもよさげな感じでってか頭ん中ライブ一色って感じやった。

    2005-10-15 05:14:00
  • 444:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    三人でご飯を食べてる時、篤史と学の何気ない会話と二人の笑顔を見てあたしは辛くなった。
    篤史…ごめん。もう無理だ…。
    歩「篤史…れて…」篤史「何?なんか言った?」仲良く笑いながら二人で話てる間を挟んであたしが切り出したからたぶん聞こえなかったんだろう、篤史が話を止めて笑顔であたしに聞いた。

    2005-10-15 05:23:00
  • 445:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「別れて…」
    ズキズキ痛む心を落ち着かせながらあたしはうつむいたままそう言ったあと沈黙が続いたから顔を上げると篤史が驚いた顔してあたしを見ていた。
    篤史「え…?何で?冗談やろ?」あたしは頭を左右に振る。「マジで言うてんの?えっ・・ちょっちょっ訳が分からん…嘘やろ?」

    2005-10-15 05:30:00
  • 446:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは頭を左右に振り

    「…好きな人が…おんねん…」
    そう言った。

    2005-10-15 05:32:00
  • 447:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史「…いつから?」「だいぶ前から…「はぁ?まじで?何でオレと付き合ったん?」
    いつもの優しい篤史の声じゃなくて怒りに震える声だった。学「おい秋定「お前は黙っとけ…歩?答えて。」

    2005-10-15 05:37:00
  • 448:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「篤史と付き合えばその人と一緒にいれるから…」
    篤史「えっ…好きな奴って「学やで」
    その後すぐ水があたしに飛んできて、必死に止める学の声と店員があつまって止める声が店内に響いた。

    2005-10-15 05:44:00
  • 449:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「放せや!おい歩?!お前オレの事遊びやったんやろ?!」あたしは水をかぶった頭を振った。
    「ふざけんなやワレ!なめとったらいてまうど?!お前なんかいらんわいや!ボケッ!」
    がんっ!篤史は机を蹴った後店員と学の手を振り払って出ていった。

    2005-10-15 05:49:00
  • 450:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    静まり返った店内で学は店員さんに謝ってからお客さんに謝っていた。
    あたしは店員さんが持ってきたタオルを受け取ったまま黙って下を向いてた。
    自業自得。あたしにぴったりや…

    2005-10-15 05:53:00
  • 451:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学が黙ってあたしの手からタオルを取りあたしにかかった水を拭いてあたしの腕を掴んであたしのかばんを持ちレジでお金を払い外に出た。
    あたしは放心したまま学にひっぱられふらふら歩いた。濡れた髪が寒さで冷たくなる。

    2005-10-15 06:18:00
  • 452:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「オレん家とりあえず来い。髪乾かさんとお前の家の人びっくりするやろ…な?」
    あたしは答える事が出来ずあたしのした事のひどさに今頃初めて気付いた。

    2005-10-15 13:33:00
  • 453:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    駅で人にめっちゃ見られていたみたいで学がマフラーをあたしの首に巻いてくれた。
    あたしはうつむいてたし人の目線なんて全然痛くもなかった。学は黙って何も言わずあたしの腕を持っていてくれた。

    2005-10-15 13:38:00
  • 454:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    電車でも学はあたしを守ってくれた。あんまり覚えてないけどそうやった。
    駅に着いてから歩いて学が住むマンションに行った。「どうぞ☆うち共働きで親帰ってくるの夜やから気使わんでええからな」「…お邪魔します」

    2005-10-15 13:44:00
  • 455:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは靴を脱ぎ学の部屋に案内されたから行った。
    「適当に座っといて。タオルとドライヤー持ってくる☆」そう言って学は部屋を出てあたしは一人になった。

    2005-10-15 13:48:00
  • 456:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学の部屋は学らしかった。
    あたしが来たかった空間。あたしが望んでやまなかった学と二人きりの時間。
    こんな形で叶った。

    2005-10-15 13:50:00
  • 457:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩、コートかして。ジャケット濡れてるやろ、乾かすから」学は手際よくあたしのコートとジャケットをエアコンの風が当る所に掛けてタオルをあたしに渡してドライヤーを付けてあたしの髪を乾かし始めた。

    2005-10-15 13:56:00
  • 458:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ごめんな。迷惑かけて」
    ドライヤーの音より少し小さな声であたしは言ったから聞こえなかったのか学は黙ってあたしの髪を乾かし続けた。あたしはタオルで冷たくなった手をふいた。

    2005-10-15 14:00:00
  • 459:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「よし☆乾いた!」コンセントからコードをぬいて床にドライヤーを置いてコンポの電源を入れた。
    静かな部屋に洋楽が流れる。
    学はベットの上に座りあたしに「お前あほやなぁ」そう言ったからあたしは学の顔を見ると学は悲しい目をしていた。

    2005-10-15 14:06:00
  • 460:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ごめん…学にも迷惑かかる…」
    「迷惑?お前オレの心配とかせんでええって☆」歩「気まづくなるやろ?あたしのせいや」
    学「人の気持ちは止められんねんから。歩をかばうつもりとかじゃなくて、人の気持ちなんて変わるもんやん。お前別に遊ぶつもりで秋定と付き合ってたんじゃない事くらい分かるし、好きになろうとしとったんオレ分かったし…オレとおりたいがために付き合えるような女ちゃうやろ?お前は」

    2005-10-15 14:15:00
  • 461:

    ?ひな?

    初めてカキコします?ずっと読んでたよ??何か切ないね…?もう終わりに近いんかな?完結するまで?ひな?はずっと応援してるよ??歩ちゃん頑張ってね?途中でカキコしちゃってごめんね?

    2005-10-15 14:21:00
  • 462:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「あたし最低や…本間ごめん」
    学「歩は強い。ちゃんと言って偉いやん!」
    あたしは頭を振った。だって偉くなんかないもん。
    学「はぁ…こんな時に」学はため息をついてそう言ったからあたしが学の目を見るとあたしを見て学は微笑んだ。

    2005-10-15 14:23:00
  • 463:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ?ひな?さんありがとうです!

    2005-10-15 14:26:00
  • 464:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「歩の事抱き締めたいけど、オレには出来へん…」学はそう言って悲しい顔をしたから、あたしは微笑んだ。
    外は風がきついみたいで、窓が少し揺れていた。
    「学とひっつけるなんて思ってへんかったから、大丈夫(^-^)」

    2005-10-15 14:31:00
  • 465:

    りんか

    めっちゃ読みいってます! 頑張って書いて下さい♪応援してます!!

    2005-10-15 14:33:00
  • 466:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    りんかさん、ありがとうです?

    2005-10-15 15:55:00
  • 467:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「オレがいい加減な奴やったらよかったのに…「いい加減な奴やったら好きにならんかった…」
    手を伸ばせば届く距離やのに見えない壁があるみたいであたしは伸ばせなかった。篤史への罪悪感と後悔だけが押し寄せて学を遠く感じさせた。

    2005-10-15 16:04:00
  • 468:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    分かってる。自分をいいように言ってる事くらい。本間に可哀想なんは篤史やって分かってる。
    あたしのためにバイトして頑張ってる間あたしは学を描いていた。浮気よりも重い罪。分かっていても止めれなかった。

    2005-10-15 16:07:00
  • 469:

    ?ユカ?

    ヤバイ?メタ?おもしろい??歩サンの小説大スキ?頑張ッて完結させて?さいネ?ファンですカラ?ワラ?

    2005-10-15 16:09:00
  • 470:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あの時泣かなかったのは、罪悪感があったから。
    泣けば学はあたしを抱き締めてくれただろう。

    だから泣けなかった。

    2005-10-15 16:09:00
  • 471:

    ?ユカ?さんありがとうです!

    2005-10-15 16:11:00
  • 472:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「明日、ライブ来て。」歩「行ってもいいん?篤史嫌がりそう」
    学「だから来い。仲直りしろ。嘘やって言えばやり直せる。お前は篤史の事好きになれるって!オレと二人で嘘ついて篤史の気持ち確かめただけって言え」
    歩「そんなん嘘やん。篤史傷つくだけやん。やり直す気はない」

    2005-10-15 16:16:00
  • 473:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「オレ自分が秋定と中悪くなるのとか構わんねん。まじで。「無理やわ…あたし篤史好きになられんもん」
    学「なれるって、秋定の事一番に考える気持ちあるねんから。歩、ついていい嘘もあんねんで」

    2005-10-15 16:20:00
  • 474:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学?あたしの気持ち…あんたへの気持ちってそんな迷惑?…そんなうざったいの?
    あたしは、そんな器用じゃない。
    「何で?」学「え?」歩「あたしが学を好きなのに何でそこまでせなあかんの?篤史には申し訳ない気持ちあるけど、ただあたしは…ただ好きになっただけやん…誰もどうこうしたいとか言ってへんやん…」

    2005-10-15 20:33:00
  • 475:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「嘘ついてまで付き合っても先なんかないからだから別れようと決めた。それをまた繰り返してしまう事が篤史の為になるんやったらあたしは、無理や…学の顔見ながら…好きな人を目の前にして篤史と付き合うなんかできん!」

    2005-10-15 20:36:00
  • 476:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「…そっか(^-^)人それぞれやもんな!明日ライブ来れないんやなぁ…」歩「篤史行かないかもしれないから…あたし行こうかなぁ…」
    学「そっかぁあいつ多分来んわぁ」

    2005-10-15 22:09:00
  • 477:

    名無しさん

    早く書いてぇ???

    2005-10-16 04:52:00
  • 478:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、ありがとうです!

    2005-10-16 07:08:00
  • 479:

    歩 ◆GxL2yKkN1M



    クリスマスイブの朝あたしは目が覚めて篤史への罪悪感と昨日の学の家に行った事が蘇りため息が出た。クリスマスに一人になってもた。。けどすっきりしている自分がいた。

    2005-10-16 07:14:00
  • 480:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    リビングに行くとクリスマスツリーが飾られていて、お母さんがキッチンでケーキを作っていた。
    歩「おはよう。朝ご飯は?」あたしはこたつに入ってテレビを付けながらお母さんに言うとお母さんはケーキ作りをしながら、「自分で作りなさいよ。女の子やねんから」そう言ったからあたしは、面倒臭そうにパンを焼きココアを作ってこたつで食べた。

    2005-10-16 07:34:00
  • 481:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「歩?食事終わったら服着替えなさいよ?あと部屋の窓開けて換気しなさい」
    歩「えぇっ…寒いやぁん」「ダメ!ちゃんとしなあかん。」

    2005-10-16 07:38:00
  • 482:

    名無しさん

    書いて(>_

    2005-10-16 09:09:00
  • 483:

    名無しさん

    2005-10-16 18:03:00
  • 484:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさんありがとうです!

    2005-10-16 18:05:00
  • 485:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    カラカラ…。窓を開けた。ってかばりさっぶい(T_T)
    あたしはとりあえずセーターとジーパンを着てふかふかプーさんのスリッパを履いて顔を洗いに洗面台に行った。リビングからは泡立て機の音が聞こえてる。うちのお母さんはテレビ嫌いで、いつもはクラシックとかあたしが苦手な曲を聞いてる。優雅な気分になるんだとさ、

    2005-10-16 18:11:00
  • 486:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    顔を洗い部屋に戻り窓を閉めて雑誌をこたつで見ているとお母さんがキッチンからあたしを呼んだ。
    「何?呼んだ?」キッチンに行きお母さんに聞く。
    「今日晩ご飯どうすんの?お友達と?」歩「…家で食べる…」

    2005-10-16 18:17:00
  • 487:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    お母さんは料理しながら「振られたの?」ずばっと言ってきた。あたしの顔も見ずに。
    歩「…ノーコメント」そう答えるとお母さんは微笑んだ。「今日は、ごちそう作るからねぇ(^-^)お父さんも歩がいたら喜ぶわ☆たまにはお父さんのお酒ついであげなさいよ?」

    2005-10-16 18:22:00
  • 488:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「いややわぁ!すーぐケチつけんもん」あたしがカウンターにある椅子に座りお母さんの顔を見ながらそう言うとお母さんはボールを取出しながら「本間はお父さんもうれしいの笑。今日はついだげなさい☆」そう言ったからあたしはふくれながらも了解した。

    2005-10-16 18:26:00
  • 489:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    お母さんの料理してる姿があたしは好き。料理好きなお母さんが作るものは本間おいしいし、食器とかこだわっていてあたしは家で食事するのが大好き。
    あたしは、まったく料理できないからお母さんは憧れです☆

    2005-10-16 18:31:00
  • 490:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    お母さんとケーキの飾り付けをして、完成したケーキは本間においしそうで早く食べたくなった。
    「お昼は、何がいい?」歩「炒飯とラーメンが食べたい」あたしがそう言うとお母さんはうなずいた。

    2005-10-16 18:34:00
  • 491:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    お昼を食べてあたしは部屋に戻った。
    …する事ないなぁ…みんなデートやしなぁ(・・;)
    そんな感じで雑誌読んだり漫画見たりして気付いたらこたつで爆睡してしまって起きたらもう外は暗くなっていた。

    2005-10-16 19:18:00
  • 492:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    こたつを消してリビングに行くといい匂いがした。
    お母さんはテーブルの上に色々食器やおかずを並べていてあたしも手伝っていた。クリスマスソングが流れていてツリーには、ライトのスイッチがはいってあり、きらきら綺麗。

    2005-10-16 19:21:00
  • 493:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「ただいまぁ」リビングのドアが開きお父さんが顔をのぞかせた。
    歩「お帰りなさぁい」父「おっ?歩はでかけないのか?」母「お帰りなさい(^O^)早かったのね☆今日は歩は家族で過ごしたいだって笑☆よかったわね☆」
    父「そうかぁ…今日はごちそうやなぁ!先お風呂入ってくるわぁ」そう言ってお父さんはリビングをあとにした。

    2005-10-16 19:27:00
  • 494:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    家族で楽しい夕食をした。お父さんは何だか楽しそうだった。
    食事が終わりあたしは部屋に戻り服を着替えた。髪はお母さんがホットカーラーで巻いてくれてあたしはちょっといつもより大人びた感じになった。

    2005-10-16 19:32:00
  • 495:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    お父さんが車でライブハウス前まで送ってくれた。
    車から降りてライブハウスのドアを開けるとすでにすごい人が集まっててあたしはチケットを渡して中に入った。

    2005-10-16 19:39:00
  • 496:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    知らない人ばかりいた中に篤史の姿を探す自分がいる。
    前に行きたかったけど人がたくさんいすぎて無理なのであたしは隅に行った。初めてのライブハウスに少し興奮した。

    2005-10-17 02:07:00
  • 497:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    隣に立ってる女の子も一人みたいであたしに話し掛けてきた。
    「すごい人ですねぇ☆」歩「はい笑。何かここ暑いですよね」「こういう場所初めてやから心細くて…一人ですか?」歩「はい。」あたしがそう答えると女の子は嬉しそうにした。

    2005-10-17 02:17:00
  • 498:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「あっ!もしかしてメンバーの彼女とか?!あたし、ドラムやってる浩平と付き合ってて(^O^)」歩「あぁ!そうなんですかぁ☆あたしは、ボーカルの学の同じクラスで(^O^)」
    「学くんの知り合いなんやぁ☆学くんおもしろいよなぁ!歌うまいし☆あっ、もう始まりそうや☆ほら!出てきた」

    2005-10-17 02:23:00
  • 499:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    女の子が指差したからあたしはステージを見ると学がメンバーと一緒に出てきて、めっちゃかっこいい服装していてしかも四人であわせた感じでホール中がステージに注目した。
    やっぱ…かっこいい…

    2005-10-17 02:26:00
  • 500:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしはステージの上の学だけを見た。スピーカーから伝わる振動と音があたしの胸や足や体に伝わり、みんなの盛り上がる声が体温をあげ学の歌声があたしの心に響いてきて学が歌う世界に引き込まれていた。

    2005-10-17 02:31:00
  • 501:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学はあたしを見る事はなかった。けど真っすぐ前を見て立つ姿が本間かっこよくてあたしは、それだけでいいって思えた。
    バラードに入る前に学が『この歌はある人に作った歌です。聞いてください』そう言った。

    2005-10-17 02:35:00
  • 502:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    幸せなんて 言うのは
    簡単で  単純で
    それでも  君には
    笑っていてほしい

    2005-10-17 02:46:00
  • 503:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    君が笑える場所がもし
    僕から遠いとこだとしても
    君が幸せならそれでいい

    2005-10-17 02:47:00
  • 504:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    叶わぬ想い 空にぶつけて
    ただ眺めていたあの日
    空の深さに何度も溺れた

    2005-10-17 02:49:00
  • 505:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    いくつ年を重ねても、いくつ経験して苦しんで開き直ってまた人を信じる事難しくて投げ出したくて逃げようとしたって、どうにもならない事
    現状はかわらない事
    分かっていても繰り返す自分の脆さ(もろさ)に学の強さを重ねて頑張ってあたし今まで生きぬいてきた。
    生きる辛さ学は知らないままったから。知らないままあたしの前から消えたから。

    2005-10-17 02:55:00
  • 506:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ホール内バラードに酔っていて静かだった。
    あたしは、学から目をそらして歩いて外に出た。
    ドアを閉めると静で息が白くなった。

    2005-10-17 11:53:00
  • 507:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    黒い空に光星が綺麗な夜で、白い息が雲に見えた。
    学の声はここまで聞こえてこなくて、あたしはそのまま駅まで歩いて行きすれ違う楽しそうなカップルに憧れを感じながら孤独さを隠した。

    2005-10-17 12:01:00
  • 508:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    次の日昨日残ったケーキが冷蔵庫に入ってあった。
    お母さんは、今日友達とミュージカルに行っていてあたしは一人リビングで紅茶とケーキを楽しんでいた。テレビではアニメがやっていて退屈しのぎに見ていた。

    2005-10-17 12:05:00
  • 509:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    退屈やなぁ…
    プルルループルルルー…。家の電話が鳴りあたしは電話まで行き子機をとった。
    「はい山口です」『あっ、歩さんいらっしゃいますか?』「はい。」『…』「え?」『あっ、歩さんいらっしゃいますか?』「はい」『…』「は?もしもし?あたしですけど?」

    2005-10-17 12:32:00
  • 510:

    『お前なぁ〜笑☆はい、あたしですけどって最初から言えよぉ!』「誰?」『学やぁ』「えっ?何で番号知ってん?」
    『いやいやぁ姉さん、同じクラスやがな!』あっ、連絡網か…。「どうしたん?」『お前昨日途中で帰ったやろ?』「あぁ…ごめん…」

    2005-10-17 12:38:00
  • 511:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学『今、秋定とおるんやけど…秋定が話したいって』
    歩「篤史が?…いいよ」
    学『じゃあ代わるなぁ…』あたしはドキドキしながら待った。

    2005-10-17 12:42:00
  • 512:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史『…もしもし、篤史やけど…』
    「あ…うん」
    きまづい雰囲気が流れた。篤史『この前、取り乱してごめん…』歩「あたしが悪いから謝る必要ないよ…」篤史『ちゃうねん…オレ謝りたい事あんねん』

    2005-10-17 12:47:00
  • 513:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「え?謝る事?」
    篤史『オレな、歩の事最低とか言ってたけど本間はオレの方が最低やから…』
    「…何したん?」
    篤史『ずっと二股しとった…』

    2005-10-17 12:51:00
  • 514:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    ・・・?!・・・
    「…そうなんやぁ…別にそんなん言わなくてもよかったのに。。もう別れてるねんし…」
    篤史『けど…謝っておきたかってん。自分の事棚にあげすぎやったから』あたしは、正直あの時怒った篤史の気持ちが痛いくらい分かった。
    けど怒るのは間違えてる気がしたし理由を聞く気にもなれなかった。

    2005-10-17 12:55:00
  • 515:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    篤史『それだけ…学に代わるわ』「うん」篤史が学にバイバイしてる声が聞こえた。
    学『もしもし?篤史行ったわぁ…お前何しとん?』「別に何も…」
    学『会わへん?オレそっちの駅まで行くわ』

    2005-10-17 13:01:00
  • 516:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、学と会う事にして、急いで服着替えて用意して家を出た。
    バスに乗り駅に行くと学がいた。

    2005-10-17 13:21:00
  • 517:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    にんまり笑う学があたしの前に歩いてきた。
    「おぃっす☆お前の地元田舎やなぁ」歩「なぁ、聞きたい事あんねんけど」
    人がいない駅の切符うりば、虚しく立つ自動販売機、あたしとこの場所が不似合いな学がそこに居た。
    歩「篤史が二股してた事知ってた?」学は切ない顔してあたしを見つめた。

    2005-10-17 13:30:00
  • 518:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「知ってたら奪ってた」そう言ってあたしを抱き締めた。
    強く、あたしが離れないように、壊れないように。
    求めてたものが今あたしの事を包むあったかさと、冬の寒さが交わって涙流れた。

    2005-10-17 13:34:00
  • 519:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「あいつに会ってオレの気持ち言ったらあいつが二股してた事オレに言ってきたねん…」歩「人に見られる…」あたしがそう言うと学はあたしを抱き締めながら
    学「歩が大好きや…ずっとこうしたかった…」そう言って抱き締め続けた。

    2005-10-17 13:38:00
  • 520:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは、ゆっくり学の事を抱き締めかえした。
    溢れる気持ちとこぼれる涙と好きだというあったかさ、あたしは今幸せ。
    抱き締めたら抱き締めかえしてくれる学がそこには確かに

    確かにそこにはいた。

    2005-10-17 13:42:00
  • 521:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    例えば
    今でも好き?って誰かに聞かれる事があればあたしは迷わず
    今は幸せだから
    そう答えるだろう…学と気持ちが繋がったあの日から半月もしないうちに学があたしの腕から擦り抜けて風になって幻になったけど、もう今は自分の道見つける事できたから。
    もう学はここには居ないこと受け入れたから。

    2005-10-17 13:50:00
  • 522:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学から聞いた。学が篤史を呼び出してあたしの事好きやって、真剣に好きって言ったら篤史が二股してた事を告白したらしい。
    学が先にあたしの事好きになった事篤史はわかっててその時学にははるかちゃんがいたからあたしに告白したらしい。二股相手は中学の同級生だって言われた。

    2005-10-17 14:44:00
  • 523:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学と地元の駅から外に出て歩いた。手をつなぎながら。ゆっくりと歩いた。
    何か違うと思った。
    それは学があたしに歩幅合わせてくれたりしてるから。学の手はあったかくてあたしは幸せだなあって思った。

    2005-10-17 14:49:00
  • 524:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「なぁ、ポーアイ行かへん?」歩「えっ?だってご飯行くんじゃ…」そのまま学は駅に向かいあたしの手をつないだまま走り出した。
    電車に乗り学と二人で手をつないだまま座った。
    いつもの景色が違って見える。
    学「デートしたくなった☆」歩「えっ?デート?…まだ付き合ってないやん…」あたしがそう言うと学はびっくりした顔をした後笑って

    2005-10-17 15:13:00
  • 525:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「オレ、歩の事絶対幸せにするから」学が小さい声であたしの目を見ながら優しくほほ笑みながら
    「オレの彼女になってください」そう言ってぎゅって手を握ったからあたしの気持ちもきゅってなった。

    歩「うん」たぶんあたし顔赤くなってた。

    2005-10-17 15:18:00
  • 526:

    歩 ◆GxL2yKkN1M


    遊園地に着いた。
    っていうか寒すぎ…( ̄□ ̄;)!!
    チケットは学が買ってくれた。学「何乗る?人すくないなぁ…寒いもんなぁ」そういいながら歩き回って二人でいろいろ乗った。

    2005-10-17 15:22:00
  • 527:

    名無しさん

    2005-10-17 15:26:00
  • 528:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    つらくなったんで休憩します

    2005-10-17 15:48:00
  • 529:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    頑張って書いてしまいます

    2005-10-17 16:34:00
  • 530:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    帰りの電車の中、学はあたしを好きな理由を話はじめた。夕日があたしと学を支えるようにキラキラきれかった。
     あたしは、それを恥ずかしながら聞いた。
    歩「あたし最初ばり嫌いやった。」学「えぇっ?まじで?何で?」学が悲しそうな顔したからあたしは笑った。
    歩「自信満々でさぁ、自分勝手で、うるさくて、あっ、あたしの卵焼きとか勝手に食べたりしたし、本間むかついたっていうかうざかった笑。それがいつからか学の事好きになりだして…けどみんなから人気やしあたしは好きって認めたくなかったから、みんなに聞かれても学苦手って言っとった」

    2005-10-17 16:44:00
  • 531:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学「何で認めたくなかったん?」歩「ミーハーみたいやし、それにはるかちゃんと学が付き合ってんの知ったからかなぁ…あんま覚えてへんけど笑☆懐かしいなぁ」
    学「ミーハーとかちゃうやんけ笑☆俺アイドルちゃうんやし」歩「自分では、俺はモテルとか言ってたくせにぃ笑☆」

    2005-10-17 16:47:00
  • 532:

    ぁ??

    覚えてる?前に?回だけ書き込みしたんゃ??
    読んでるョォ??思い出したら辛ぃヵモゃヶド?頑張って完結してネン?? 学クンもきっと読んでるョ?

    2005-10-17 17:00:00
  • 533:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    書き込みしてくださるみなさん、後でお礼の書き込みさせてくださいm(__)m完結させちゃいます。
    辛すぎて…

    2005-10-17 20:33:00
  • 534:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしがそう言うと学は苦笑いしてあたしを座りながら抱き寄せた。
    まわりに人がいたけど学はおかまいなしって感じであたしもうれしかった。
    学がいてくれる…そんな空間にゆらゆらあっためてもらって甘えていたい。
    それさえあれば他には何もいらないから…あたしの大切な人でいてほしい…。

    2005-10-17 20:37:00
  • 535:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学があたしの地元の駅まで送ってくれた。
    「歩、冬休み毎日一緒にいたい…会いたい」学が両手であたしのほっぺに優しく手を当てて優しくそう言うからあたしは上目使いで学の目を見て
    「あたしも今それ言うつもりやった(^-^)」そう言うと学は微笑んで

    2005-10-17 20:42:00
  • 536:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夕日が沈む時間
    空は紫を作って雲が偉大に広がり冬の空気がそこにあって

    学はあたしにキスをくれた

    2005-10-17 20:45:00
  • 537:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そして、鼻先にキスをしてあたしを優しく抱き締めながら背中をトントンしながら「ずっと一緒におりたいけど、遅くなったらあかんから」そう言った。
    あたしの体がキュンとするのが分かった。

    2005-10-17 20:48:00
  • 538:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    冬休みあたしは毎日学と会った。
    学といっぱいいろんなとこに行って初詣も行った。
    来年も初詣一緒に行こうねってキスをした。季節ごとにあるイベントは絶対二人でしようってキスをした。

    2005-10-17 20:51:00
  • 539:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    三学期がはじまり篤史とはぎくしゃくしていて、あたしは遥に少し嫌われたみたいだった。
    遥は学の事好きで仕方なかったから。真理は関係ないからって今までとおり一緒にいてくれたからあたしはそれでよかった。

    2005-10-17 20:54:00
  • 540:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    そして休みの日。
    あの日は雲っていたと思う。あたしは風邪気味で学と会っていた。確か板宿にあるカラオケに行ってから長田にあったデパートかなんかで昼ごはん食べてぶらぶら手つなぎながら二人で歩いた。
    普通に特別な事は何もせずただ一緒にいた。

    2005-10-17 21:00:00
  • 541:

    学はあたしが風邪ひいてることに気付き
    「明日学校あるし今日はもう帰ろう。まだ早いけど…送るから」そう言ったけどあたしは一緒にいたかったから「六時になったら帰る…まだ三時やん」そう言うとあたしを抱き締めて「あかん。お前風邪ひいとんねんから!また明日学校で会えるやろ?今日は帰ろう」そう言って駅まで歩いた。あたしは、体のふしぶしが痛くて学にひっついていた。そうしてると安心するから…

    2005-10-17 21:07:00
  • 542:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしの駅に着くとその日はバス停まで学が着いてきてくれた。
    そしてバスが来てあたしはバスに乗った。
    バスから手を振ると学はにんまり笑いながら手を振った。

    2005-10-17 21:10:00
  • 543:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしが学を見たのはこれが最後
    最後になるなら無理言ってでも一緒にいればよかったんや…。

    2005-10-17 21:12:00
  • 544:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    夜地震があって、震度3やったけどあたしは気にせず熱があったから寝た。

    そしてあの朝を迎える事になる

    2005-10-17 21:15:00
  • 545:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    揺れで目が覚めた。
    上半身だけ起こして、音と揺れで最初ねぼけていていたけどすぐ地震だと分かり、暗い中でものすごい音と揺れであたしはとっさの判断で裸足のままベランダに出た。すごい揺れの中、あたしはベランダから山を見て血の気が引いた。

    山が…揺れてる…

    2005-10-17 21:19:00
  • 546:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    で体が震えだしたけどまだ地震は止まらず、あたしはしゃがみ込をで足元を見るとベランダの床が揺れとともにひびが入りだしていた。

    死ぬ…!!
    あたしはこの時本気で思った。

    2005-10-17 21:22:00
  • 547:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしは動けずただ震えていた。

    すると揺れが止み、ベランダの床のひびはあたしの手前で止まっていた。あたしは寒さも忘れてただ震えているとお母さんとお父さんがすぐあたしを探しにきてあたしはお母さんに抱きついた。

    2005-10-17 21:25:00
  • 548:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    家具は倒れあらゆる物が落ちていてお父さんは懐中電灯をつけた。
    電気がつかないから。あたしは靴下とスリッパを履き服を着替えた。お母さんは明るくなるまで動かないほうがいいと言ったからあたしはお父さんとお母さんとリビングにいた。
    一体何やったん?どうなっとん?その時はまさか神戸があんな事になっとうとか思わなくて、ただ震えていた。

    2005-10-17 21:31:00
  • 549:

    ?あや?

    歩ちゃんがんばれ!

    2005-10-17 22:12:00
  • 550:

    ゆかリ

    辛いかもしらんけど、頑張って下さい(つ?`;)
    応援してます?

    2005-10-17 23:38:00
  • 551:

    名無しさん

    頑張って!!

    2005-10-18 02:39:00
  • 552:

    美優

    頑張って?
    応援?τゆッ??

    2005-10-18 02:47:00
  • 553:

    ?ユカ?

    ホンマこの話泣けル???辛ぃと思うケド、楽しみにしてる人トカ応援してる人ぃッぱいいてゃるし頑張って?

    2005-10-18 03:22:00
  • 554:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    とりあえず家族でリビングの中を片付けた。テレビを付けながら、手際よく。
    あたしは学校があるから部屋に戻り落ちた制服を持ち着替えてリビングに行くとテレビで臨時ニュースとして電車が通らないとこがでていてあたしはソファに座りながら軽い気持ちで見ているとあたしに気付いたお母さんが「歩何してんの?学校なんていけないわよ?」そう言った。

    2005-10-18 03:40:00
  • 555:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「トイレ行ってくる」あたしがそう言うとお父さんが「だめだ…水が出ない」そう言いながらリビングに来た。歩「えぇっ?!トイレ行けないやん!お母さん、どうしよう」お母さんは昨日の地震で一応お風呂に水を貯めてたみたいでとりあえずそれでトイレに行った。

    2005-10-18 03:51:00
  • 556:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    トイレから出てあたしは思い出した。
    オルゴール!
    部屋に戻りベットの上を探したけど見当たらなくて本棚から落ちた大量の本をかきわけながら探したけどなくて、ベットの下を覗いて見つけた。

    2005-10-18 04:01:00
  • 557:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    つりそうになりながら腕を伸ばしやっとの思いで取ってぐちゃぐちゃの床に座りながらネジを回したけど鳴らなくてあたしはオルゴールを振ったりしたけどやっぱならなかった。

    2005-10-18 04:05:00
  • 558:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    「最悪やぁ…せっかく学からもらったのにぃ…学校行ったらあやまらな…」そのままオルゴールを机の上に置きあたしは部屋を二時間かけて片付けた。
    「歩?片付けてたの?きれいになったわね」お母さんが部屋を覗きにきた。「お腹すいたぁ…」お母さんに言うと「そうねぇ、リビングも大体片付いたからご飯にしましょ」

    2005-10-18 04:39:00
  • 559:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    リビングに戻りお母さんはコンロに火を付けようとしたけどガスも止まっていたから火がつかなくて、冷蔵庫から昨日の残りとあたしはまだ風邪気味だったからお母さんは電子レンジと炊飯器でおかゆを作ってる最中あたしはテレビを見ていて学の事が気になったから子機を取りこたつに入りながら電話かけたけど込みあってるせいで全くつながらず、あたしはその時、また後でかけてみようと思う程度やった。

    2005-10-18 04:45:00
  • 560:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    重大さが理解できだしたのは、テレビで次々亡くなった人の名前が流れていくのと、学校が長期休みが決まったのを見た時。
    映ってる映像が昨日あたしと学がいた場所近くだった事に気付いた時。

    2005-10-18 04:49:00
  • 561:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    お母さんとお父さんは買い出しと水くみに行ってあたしは、学の歌を一人部屋で聞いていた。

    2005-10-18 04:52:00
  • 562:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    君からもらったものは
    LALALA…
    そう何ものにも変えがたい
    LALALA…
    そう君自信で 君全部で

    2005-10-18 04:54:00
  • 563:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしがこれを聞いてる時学は
    生き埋めになり、まわりから出た火が学の家までまわり、そのまま灰になっていった。

    神様、学をつれていかないで…
    その時あたしはまだ知らなかったから。

    2005-10-18 04:57:00
  • 564:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    不器用な感情表現も
    今なら全て そう 受け止めよう

    2005-10-18 05:00:00
  • 565:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    君の未来を ここで照らしたい
    僕はいつでも 傍にいるから
    笑ってごらん MY HONEY
    ほら少し 空が晴れた

    2005-10-18 05:02:00
  • 566:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    学の死を知ったのは一週間後の事で篤史からの電話だった。
    ガスが通った日だった。
    篤史から言われた。学は、潰れたマンションの中からくだけた灰と一緒に骨までくだけていて身元確認できない状態だけど学が地震起こる3分前まで篤史と電話で話てたから、間違いないって。

    2005-10-18 05:07:00
  • 567:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    電話を切ったあとベランダに出てあたしは空を眺めた。部屋で学の歌が流れていて、あたしはただ空を見上げた。

    悲しいくらい突き抜ける青色を作った空が、学みたいだった。

    2005-10-18 05:10:00
  • 568:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    歌を歌いたいんだ。この声が例え届かなくても。
    振り向いた時、学はもういなくても、学みたいに歌いたい…

    ねぇ、学?あたしあれからやっと恋して篤史を好きになって来月結婚するよ?けど、はるかちゃんは後追い自殺で今もあんた探してるから、生まれ変わったら見つけてあげて。

    2005-10-18 05:16:00
  • 569:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あんたを忘れてしまう事許してね…あたしは篤史を生まれ変わっても愛したい。それは思うよ心から…
    神様は学に出会うためにあたしをこの世に導いたって思いたい。空を見るたび学をまだ描いてしまうけど

    あたしはもう大丈夫。空を見ると学が背中を押してくれてるように感じた。

    2005-10-18 05:20:00
  • 570:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    未来は歩のものだから、今を生きろって言ってる気がする。

    学?聞いてる?今まで本当にありがとう。
    あたしは、幸せです。

    2005-10-18 05:23:00
  • 571:

    この話を全ての人へ
    届けたいです。
    心を込めて  歩。   
    《終わり。》

    2005-10-18 05:26:00
  • 572:

    ゆい

    歩ちゃん☆おつかれさま。完結おめでとぉ(・∀・)ノ辛いのに書いてくれてありがとうございます。涙出まくりでした。

    2005-10-18 05:34:00
  • 573:

    ぃち

    歩チャンぁりがトゥ-?小説書くんメッチャ辛かったと思う?
    長い間ぉ疲れサマー??+゚

    2005-10-18 05:36:00
  • 574:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    後書き?
    あの1月17日 山口学(仮名)は、あたしの前から消えました。
    あれから今日までという月日をかけてあたしの中で彼との思い出は美化されていくばかりで止まなかった。もちろんあたしはお水先月までしていたから夜遊びを知っていて書いてみたくなりました。

    2005-10-18 06:00:00
  • 575:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    中傷や嘘だとかあるかもしれないけど、どうか荒らさないで下さい。

    2005-10-18 06:04:00
  • 576:

    ?あや?

    お疲れさまでした。 すごく悲しいです。最後までちゃんと書いてくれてありがとぉ。そして婚約?おめでとぉございます。幸せになってくださいねぇヽ(*´∀`)ノでも学くんの事は絶対忘れないでほしぃです(´・ω・`)

    2005-10-18 06:51:00
  • 577:

    名無しさん

    感動しましたぁ??゙
    辛ぃのに最後まで書ぃてくれてぁりがとぅござぃましたぁ???
    ぁと気になったんですけど主さん何歳になるの?

    2005-10-18 08:37:00
  • 578:

    ?蓮?

    めっちゃ感動して泣いてしまいました?私も神戸出身で産まれが長田やから…学くんの事辛かったと思うけど、アツシ君と幸せになってな?完結おめでとう?

    2005-10-18 09:44:00
  • 579:

    初めから全部ょまさせてもらいました。これ以外見る気になれません。本当に感動しました。とても読みやすいし1番おもしろかったです。感動をありがとうございます。

    2005-10-18 11:46:00
  • 580:

    名無しさん

    何気なく見ていて,だんだん夢中になりました?辛い気持ちが伝わって涙浮かべながら読みました。阪神大震災…私も神戸に住んでいて阪神大震災でたくさんの身内を亡くしました。もー何年もたちぁの頃の出来事も忘れていましたがこの小説を読み思い出しました?忘れていた感情を色々思い出させてくれた小説だと思います?完結おめでとうごさいます?

    2005-10-18 12:35:00
  • 581:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    あたしを育てる為、あたしの命を守る為何時間もかけて歩いて会社に行ってくれた事とか、あたし忘れないし、忘れたらあかんと思う。
    学の事忘れないでって書き込みしてくれた人へ…忘れたくなくてどんだけ拒んでも忘れていってしまうものだよ…美化されつづけて悪いこととかは勝手に記憶から削除されてる。学はこの小説にはあたしからの目線だけやからアニメのヒーローみたいやけど、いつもなわけじゃなかった。

    2005-10-18 12:54:00
  • 582:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    男子から嫌われたりもやっぱあったし学を嫌う先生もいたし他校の生徒からからまれたりもした。うざがる女子もいた。
    それでもあたしにとっては、どうしようもないくらい学は宝物。
    いつかあたしがこの命生き抜いて学の今いるところへ行った時、学は生まれ代わって歌手になってほしい。そう思います。
    人生は、素晴らしい。

    2005-10-18 13:00:00
  • 583:

    ?蓮?

    歩ちゃん、私は幸い周りの人は亡くさんかったし地震の時住んどった場所は家具が倒れたりまだ電気や水道すぐ復活した地域やったけど、親戚は生き埋めになりかけて水一杯飲むのさえ何時間も歩いていかなあかんかったりして、色んな物の大切さを知りました。
    うちも数年後大切な人を亡くして絶対忘れんとこって思とったのに忘れてしまっとったり、美化し過ぎて嫌な部分は末梢されたりしとぉ?でも、学くんは歩ちゃんにとってのヒーローでええんちゃうかな?でも、学くんは歩ちゃんが幸せになるのをきっと誰よりも望んどぉと思うねん?長くなりましたが、絶対幸せになってな?歩ちゃんファンより?

    2005-10-18 13:31:00
  • 584:

    名無しさん

    2005-10-18 13:52:00
  • 585:

    名無しさん

    ????

    2005-10-19 01:13:00
  • 586:

    名無しさん

    学君が死んでから、歩さん、あつし君はどんな気持ちでそれを受け入れ、乗り越えたのか、どういう経緯でまた結婚までにつながったのか、後追い自殺をしたはるかさんはどうなったのかο途中まで細かく説明されていたのに、突然大幅に省略されているので少し残念ですο最後の最後で気持ちが入り込めませんでしたο

    2005-10-19 01:40:00
  • 587:

    歩 ◆GxL2yKkN1M

    名無しさん、その話は続編で書きます。篤史とあたしの話を書くつもりやったから、それに全て書きます。

    2005-10-19 01:43:00
  • 588:

    名無しさん

    2005-10-20 00:21:00
  • 589:

    名無しさん

    感動しました?

    2005-10-20 03:32:00
  • 590:

    名無しさん

    ちょっと目ぇ潤った?

    2005-10-20 22:00:00
  • 591:

    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1129654328/l5

    2005-10-20 22:04:00
  • 592:

    名無しさん

    2005-10-21 11:57:00
  • 593:

    名無しさん

    2005-10-22 14:43:00
  • 594:

    名無しさん

    2005-10-22 17:18:00
  • 595:

    名無しさん

    2005-10-23 01:52:00
  • 596:

    名無しさん

    2005-10-23 16:16:00
  • 597:

    名無しさん

    あげ

    2005-10-25 13:13:00
  • 598:

    名無しさん

    2005-10-30 04:51:00
  • 599:

    名無しさん

    2005-11-02 18:45:00
  • 600:

    名無しさん

    2005-11-02 18:45:00
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