小説掲示板『きみのわたし』のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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『きみのわたし』

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  • 1:

    優と陽の恋?愛?のぉはなしです♪ちょぃェロ( ^^)Y☆Y(^^ )ワラ

    2005-04-22 18:21:00
  • 2:

    ただ今昼の1時15分。優は週末で人まみれの梅田をスーパーダッシュで走っていた。春やのに軽く汗かくくらい急いで。だってもう15分も遅刻してる…ヤバイ!!!!

    2005-04-22 18:31:00
  • 3:

    HEPんトコで待ち合わせのハズ。優はハーハー言いながらキョロキョロまわりを見回した。…おらん。(もう帰っちゃったん?)陽は待たされるのが1番嫌いやから…。急に不安が込み上げてきて泣きそうになる。
    『オイ』

    2005-04-22 18:39:00
  • 4:

    『おそ』
    冷たい目で優を見て、しけた声で言われた二文字。
    『ホンマごめんッ!えっとな、バイトのコが今日シフト変わってって電話してきてな、無理やってゆってんのにナカナカ電話切らしてくれやんくてな、そんで…』
    『嘘下手すぎ。普通に起きられんくて遅刻しただけちゃうんか。』
    優は嘘ついてるとき目合わさん癖があるのを陽はよく知ってる。走ってきて熱かったカラダが急に冷めていく。(コワイ…)陽は、嘘が大っキライ。
    『…うん。ごめん』
    これ以上はごまかせないと判断した優は素直にあやまった。

    2005-04-22 18:59:00
  • 5:

    陽を見るのが恐くてうつむいたまま優は泣きたいの我慢した。ほんのちょっとの沈黙が何時間にも思えた。陽は優のアタマをポンポンして、『走ってきたんやろ?ハーハーゆーてるし。まぁ今回は許したるわ』その言葉でホッとして陽を見上げると、ニコっと笑ってくれた。(よかった…今日は機嫌良いみたい)安心して優も笑顔になった。すると陽が耳元で囁いた。
    『でも嘘ついたから今日はお仕置きな。』
    カラダがキュンと反応する。
    そんなカラダに陽がした。

    2005-04-22 19:23:00
  • 6:

    陽ゎんぢゃいこかって言って歩きだした。優はドキドキしたままついてった。ゴハン屋さんに行くまでに、何回か人の波で離れそうになったりしてカナリ優は頑張ってついていった。陽はただでさえ一歩一歩の歩幅デカイから手繋がないとはぐれそうになる。でも、優はさっきの嘘が後ろめたくて、自分から繋ぐ勇気がなかった。なんか胸が苦しくて、陽の背中を見ながら《振り向いて。手繋いで。》ってココロの中で言った。

    2005-04-22 19:33:00
  • 7:

    ゴハン食べて、陽の車で陽ん家に行った。車の中では付き合った始めみたいにドキドキソワソワして落ち着かなかった。『お仕置き』その言葉が頭の中をぐるぐるまわった。顔が赤くなって黙り込む。陽は優を見て笑った。陽は何でもおみとおし。

    2005-04-22 19:37:00
  • 8:

    陽のマンションについた。陽ん家はおっちゃんが議員?かなんからしくて、家が三つもある。今ではそのマンションは陽専用みたいになってる。部屋に入るなりキスされた。最初はフレンチ。チュッチュッてすると突然舌が入ってくる。舌と舌とがねっとり絡む。優の目はトロンとして、アソコがじゅんじゅんする。《もっとして…》陽の服をギュッとにぎる。急に唇が離れた。優は陽を見た。にっこり笑った。陽がこうやって子供みたいに笑う時、たいがい優はめちゃくちゃにされる。

    2005-04-22 20:05:00
  • 9:

    優は陽を見上げて『もーちゅうおわり?』って言ってしまった。しまった!と思った。《こんなんゆったら陽のスイッチ入ってまうって!アカン?まだ昼やし!》アタマでは分かってるのに、優のカラダはアツくて、陽に触って欲しくて、いつも自分に負けてしまう。陽はにっこーってホンマ楽しそうに笑ってる。

    2005-04-22 20:18:00
  • 10:

    ここまできたら、もー完璧優の負け。陽は優をベットに寝かして、またキス。こんどは激しいディープ。かと思えば焦らす様なフレンチ。またディープ…。そのまま首筋を舌がツーっと這う。カラダがビクンと動く。服をまくり、ブラの上から胸を揉みしだき、乳首をゆるく噛む。ブラの上からの鈍い刺激にじらされる優のカラダは、《もっともっと》ってもじもじ動く。すると急にブラがたくし上げられて、乳首を強く吸われた。

    2005-04-22 20:32:00
  • 11:

    突然の強い刺激に優のくちから声が漏れた。陽は片方を指で弾いたりコリコリしたりして、もう片方で揉みながら舌でチロチロしたり、吸ったりした。《きもちぃ…もっとしてぇ…》そう思った瞬間、パッと陽が離れた。

    2005-04-22 20:39:00
  • 12:

    《え?嫌やぁ…やめんとって…》優は泣きそうな顔で陽を見た。陽は、『してほしい?』って聞いたから、優は頷いた。陽は壁にもたれる様に座って、『そーゆう時はどうすんの?』って言った。優は、ヨタヨタしながら陽の前に行き、チャックを下ろした。

    2005-04-22 20:47:00
  • 13:

    優と陽は恋人同士。けど、ベットの上ではご主人様と奴隷ちゃん。おねだりする時はちゃんとご主人様に喜んでもらってからじゃないと認められない。優は、陽のを優しく握って先っぽを舐めた。アイスクリームみたいにしたり、舌を尖らせて小刻みに動かしたり、裏筋を舌からなぞりあげたり…。陽は優の髪を撫でながら、たまに『ん』と声を出す。それが嬉しくて、優はもっとしてあげたくなる。

    2005-04-22 20:59:00
  • 14:

    優はパクっとくわえて、舌を絡ませながらじゅぷじゅぷ頭をゆっくり上下に動かした。強く吸うと、陽のがビクって動く。手を使いながら、一生懸命に陽を気持ちよくする。また優のアソコがじゅんじゅんしてくる。

    2005-04-22 21:05:00
  • 15:

    すると陽が優を離す。
    『もーえぇ。ヤバイ?笑』
    笑いながら優にキスして押し倒した。舌を絡ませながらスカートに手を入れ、パンツの上からなぞる。
    『…濡れすぎ。』
    優は恥ずかしくて泣きそうになった。陽はパンツをずらして、クリを転がしたり、上下に擦ったりした。優のカラダはビックリするほど敏感になっていて、陽の指が動くたび、電気が走ったみたいに感じまくった。

    2005-04-22 21:15:00
  • 16:

    陽は指を一本だけ入れ、中で折り曲げてぐちゅ?動かした。いわゆるGスポット。優はすぐにイってしまって、ぐったりした。陽はキスをして、陽の先っぽでアソコをさするように上下してはやめてを繰り返した。優はもう限界で『もぉ意地悪ヤゃぁ〜…して…』って恥ずかしい事言ってしまった。陽は『お仕置きやから焦らしてなんぼ♪このままやめよっかな…』ってまた離れようとした。優は涙声で『ォネガイ』って言った。そしたら急にぐっと奥まで突かれて声が出た。

    2005-04-22 21:26:00
  • 17:

    やらしい声と、やらしい音が部屋に響く。もう何も考えられなくなった。優は何度も何度もイった。陽はやっと一回イっても次は後ろから、その次は対面座位、そのあともなんども体位を変えながら優を犯した。コトが終わると、優はグッタリして気を失っていた。

    2005-04-22 21:32:00
  • 18:

    目が覚めると外は真っ暗で、夜の九時をまわってた。ビックリして起きると隣で陽がテレビ見ながらタバコ吸ってた。
    『お、やっと起きたか☆』『ぅち普通に寝過ぎやしッ(>_

    2005-04-22 21:42:00
  • 19:

    『…ゴメンな。』
    『はぁ?何が?てかお前今日歩いてるとき手繋いでこんかったやんかぁ。アレなんでなん。』(え…?)
    『ぇとそれゎ、なんか…陽一人で行くしまだ怒ってるんかなぁって思ったから…』またを目見れない。
    『あんなぁ、お前まだ俺に遠慮してるやろ。』
    『してへん』
    『ホンマに?』
    『……』

    2005-04-22 21:51:00
  • 20:

    優はこの空気が嫌い。なんか怒られてる子供みたいな気持ちになるから。陽は、『嘘ちゃうんやったらちゃんと目見て離せや』と言った。恐い…。優は絶対恐い顔してる陽のをどうしても見る事ができない。『…返事ぐらいせぇ。』
    イラだつ陽の声が胸に刺さる。優は泣きたくないのに、涙が流れた。

    2005-04-22 22:03:00
  • 21:

    陽は優が手も変に気使って繋げないでいるのにも気付いてくれてた。すごい嬉しかった。でも、優は思ってる事もろくに伝えられない。そのもどかしさと陽を今不快な気分にさしてることで優はもうどうしたらいいのかわからなくなった。

    2005-04-22 22:14:00
  • 22:

    名無しさん

    よんでます???

    2005-04-24 20:30:00
  • 23:

    名無しさん

    23さんぁりがとぅございます??見てくれてる人がいてめっっちゃ嬉しいです?なんかエロくなっちゃったけど、これからも見てやってくださいワラ 元気でたんで今からいくつか書きまぁす??

    2005-04-24 23:48:00
  • 24:

    陽は何も言わずに部屋を出ていった。優は泣いた。もう声を殺す事もできんかった。

    2005-04-25 01:28:00
  • 25:

    優はいつも陽の顔色みてた部分があった。陽はそんな優に気付いてたんかなぁ…。気付いてなかったらあんなささいな事分からんよな。優が逆の立場なら、めっちゃ嫌。きっと避ける。でも陽は…。

    2005-04-25 01:30:00
  • 26:

    優はいつも陽の事いっぱい考えていっぱい悪いトコ直そうって必死やった。でも、なんも分かってなかったんやね。陽はこのまま帰ってこないんかな…。優がここにいるから……。
    優は、服を来て荷物をまとめ、部屋を出た。
    (もう帰る。ここに居たらまた迷惑かかる。)
    涙はもう出なかった。

    2005-04-25 01:41:00
  • 27:

    陽はリビングでタバコを吸っていた。リビングを通らないと玄関に行けない。優は下を向いて玄関に急いだ。『帰るんか』
    陽が目を合わさずに言った。優は立ち止まった。『ぅん…』『あっそ。気ぃつけや』
    いつもなら何も言わずに家まで送ってくれた。それが当たり前に思ってた。もうホンマに優の事どうでもいいんやって思うと目の前が真っ暗になったみたいやった。『うん。ありがとぉ…』
    消えそうな声やったけど精一杯の気持ち…
    優は走って家を出た。なるべく遠くに逃げたかった。消えたかった。

    2005-04-25 01:51:00
  • 28:

    優と陽の関係ははちょっと変わってる。優は陽の事めっちゃ好きやから、何されたっていいもん。陽はそれをわかってる。陽は優を所持してる感じ。優は陽がおらな無理やもん…。怒らせたりしてお仕置きされても、喜びさえ感じる自分がいるし。まるで恋人がご主人様みたい…。でも陽の奴隷なら優はそれでもいい。陽に褒められたらなにより嬉しい。陽に嫌われることが世界で1番恐いこと。

    2005-04-25 02:14:00
  • 29:

    優のココロもカラダも陽のもの。(捨てやんといて…。)すぐそう思ってしまう。胸が痛いよ。陽、謝るから、優また悪いトコなおすから、捨てやんといて…。優は情けない奴。それはわかってる。でも優は陽無しじゃ生きて行かれへん。
    外はもうまっくらで、優はとても不安になった。陽がおらな夜が来るのも恐くなった。ひとりでいるのがこんなに心細いものって思いしった。

    2005-04-25 02:23:00
  • 30:

    名無しさん

    あたしも楽しみにしてるからがんばってね?

    2005-04-25 09:06:00
  • 31:

    名無しさん

    31サンぁりがとぉございます??文章ヘタゃし変な関係ゃから伝わりにくぃ思うけど頑張って書きます?今日も夜にいくつか書くんでよかったら見たってください??

    2005-04-25 10:13:00
  • 32:

    優は自販機の横でうずくまってしまった。もしかしたら陽が追い掛けてきてくれるかも…そう思った。でも陽はこなかった。

    2005-04-25 18:57:00
  • 33:

    (もぉどーでもぃい…)そう思って立ち上がろうとしたら後ろから声をかけられた。
    『優タンやんけーッッ★どないしたん??』
    陽のツレの大樹くんだった。大樹くんは陽が小さい頃からの仲良しで、よく3人で話たりしていた。
    『は?!泣いてたん?!大丈夫なん?!なんし車乗りやぁ!!』
    そう言うと大樹くんはドアを開けた。優は二人は大樹くんでも抵抗があったのに、もうココロが疲れていてすんなり車に乗ってしまった。

    2005-04-25 19:03:00
  • 34:

    助手席に乗り込むと、車ゎ甘ったるい香水のニオイがした。大樹くんゎホンマ良いコゃけどけっこー女おるから色んなコのせてんやろなぁ〜なんて考えてたら大樹くんが自販でココアを買ってきた。優はコーヒー飲まれへん事大樹くん覚えててくれてたんや。

    2005-04-25 23:06:00
  • 35:

    名無しさん

    続きぉねがぃしまぁす?

    2005-04-27 12:00:00
  • 36:

    36さん今から書きまぁす??ちょっとずつしか書けなくてゴメンナサイ(ノ_・。)

    2005-04-27 20:32:00
  • 37:

    ココアを飲みながらボーっとしていると、大樹くんが心配そうに顔をのぞきこんだ。『…アイツとケンカしたん?』優は黙りこむ。『イヤ、ちゃうかったらごめんな!でもアイツん家から近いし、陽あんな性格やし…。』大樹くんは優と陽の事よくしってる。陽ん家によく遊びにくるし、陽も大樹君は人の女に手出すような子ちゃうてわかってるから、三人でよく遊んだ。だから、陽の性格も優の性格もよくわかってる。だから、余計に話したくない。優の心の中も全部大樹君にはバレてるかもしれへんから、恐い。こんな情けない優が他人にバレてるって気付くのが…。

    2005-04-27 20:43:00
  • 38:

    優は陽を好き。だから今まで何されても耐えた。恥ずかしいカッコとかさせられるSexも、たまに冷たい態度とる時も、ケンカしてひどい事言われて悲しい時も、浮気された時も…。しんどくて?何回も別れようって思うのに、陽がいない事の方がつらくて結局今も手放せないでいる。でも、そんな姿はできるだけだれにも知られたくない…。第三者からの冷たい眼や声がささると、優は急に夢から覚めてしまう。気付きたくない事や聞きたくない事はたくさんあるのに、全てが一気に優にのしかかる。

    2005-04-27 20:54:00
  • 39:

    優は強くないから、自分を守るために気付かないフリをする。見たくないものは見ない。だってそれが優が優でいれる1番楽な方法。そうしないと優は自分を支えていけない。だから、大樹くん、なんにも聞かんといて…知らんフリして…

    2005-04-27 21:14:00
  • 40:

    優の思いとは裏腹に、大樹くんは訪ねる。
    『何があったん?俺じゃあ言われへん事か?』
    『……。』
    『優、マジでお前ヘコんでんのんもう見たくないねん…。俺知ってたで?お前がずっと波風たたんようにしてた事も…陽に気使ってきた事も』
    『……違うょ』
    とっさに言った。優は正直心臓が凍るほどドキリとした。やっぱり気付かれてた。恥ずかしい。悲しい。情けない…。もぉ今すぐ消えたい…。優は泣きそうなのをこらえて下を向いた。

    2005-04-27 21:20:00
  • 41:

    大樹くんが急にデカイ声を出した。
    『なんでやねん!なんで陽やねん!アイツが悪気ないん分かってるけどお前はずっとそれでぇえんか?!俺はもうお前がガマンしてしんどい思いしてんの見たないねん!!』
    『でも…好きやもん』
    『…』
    ビックリした。
    次の瞬間優の唇と大樹くんの唇が重なってた。優は、なぜかしばらく動けなかった。

    2005-04-27 21:32:00
  • 42:

    舌がねじこまれてハッと我に返った。優は大樹くんから離れようと必死で抵抗したケド、ガッチリ抱きしめられて逃げられない。優が大人しくなると大樹くんが唇を離して言った。

    2005-04-27 21:39:00
  • 43:

    『一生黙っとくつもりやったけどもう限界や。アイツよりも優を絶対幸せにする。辛い思いもさせへんし、1番大事にする。だから…もう俺んトコ来い。』
    そう言うと大樹くんは優をやさしく抱きしめた。
    涙がこぼれた。
    素直に嬉しかった。

    2005-04-27 21:44:00
  • 44:

    大樹くんの腕の中で安心している自分がいる。陽を好きって言いながらも、もう大樹くんのところに行った方が良いんかなって考え初めている自分がいる。でも、陽が好きやからここまで耐えたのに…。でも……。陽は追い掛けても来てくれない。優ならすぐ行くよ?心配じゃないの?優は陽の事を都合良く理想化してるだけ?
    …もう頭がパンクしそう。

    2005-04-27 21:51:00
  • 45:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 46:

    名無しさん

    よんでます?

    2005-04-29 22:53:00
  • 47:

    名無しさん

    頑張って下さい?

    2005-05-01 03:45:00
  • 48:

    書くん遅れてごめんなさぃッ??風邪でゃばくて?明日ゎガンバって治して夜にまとめて書きます?47サン48サンぁりがとう(*^-^*)

    2005-05-01 21:52:00
  • 49:

    優は一体どうすればいいん?もう心はボロボロ。いつもガマンしてガマンして、もう無理って時に陽が嬉しい事を言ってくれたらまたそれでガマンしようとして…その繰り返しでここまできた。ほんまに優はみじめ。でも陽はなぜか憎めない。大樹くんはいつも優を見ててくれた。自分の気持ちも抑えて、それでも優を見守ってくれてた。嬉しかった。心から大事にされてるって実感するのはどれぐらいぶりかな?でもそれはただ甘えたいだけの気持ちなんかなぁ…優は自分の気持ちもちゃんとわからない。自分のココロを自分で見る事ができたらいいのに。

    2005-05-02 18:18:00
  • 50:

    優が泣いている間、大樹くんはずっと抱きしめてくれてた。どれくらいの時間が経ったか、大樹くんが言った。
    『たまには甘えーや。』
    優はまた涙がこぼれた。どこまでこの人は優の事理解してくれてるんやろう。きっと、陽よりも…。そう思った瞬間、見たく無い部分を見てしまった。決して考えないようにしていた部分。《…陽は優に何かしてくれたことあったっけ…》
    その時、優の中で何かがドッと崩れた。

    2005-05-02 18:27:00
  • 51:

    今思えば
    陽が怒ると優は謝った。
    陽がSexしたいとき、優は黙ってヤらせてあげてた。陽の機嫌が悪いとき、優は一生懸命機嫌をとった。
    陽が浮気をしたとき、陽は謝らなかった。優は泣いた。でも、好きやから別れたくないと言った。
    優は陽にとって都合の良い女やって事、ホンマはとっくの前に気付いてた。でも優は見ない様にしていた。壊したく無かった。幸せやったから。でも気付いた。後には虚しさしか残らなかった。優の陽への気持ちって何やったんやろう…。
    二人が今までしていたのは、ただの恋愛ゴッコだった。

    2005-05-02 18:39:00
  • 52:

    優は大樹君に言った。
    『もぉ優疲れたゎ。陽もぉイイ』
    大樹くんは優のオデコにチュッてキスして、わかったと言った。もう優充分耐えたし充分頑張ったやんな?もう誰かに甘えてもいいやんな?いつも追い掛けていたのは優の方。陽は追い掛けてこない。手放されたなら、もう自由やんな?
    優も、誰かに愛してもらう幸せ知りたいよ…。

    2005-05-02 18:48:00
  • 53:

    それから、陽には一度も連絡しなかった。陽からも連絡はこなかった。3週間がたった。

    2005-05-02 18:53:00
  • 54:

    優はその日、大樹くんの家にいた。あれから毎日の様に会ってる。優も徐々に優しくてとても大切にしてくれる大樹くんに惹かれていってた。《付き合う》というちゃんとした言葉の囲いは無いケド、《気持ちが伝わっているならいちいち言葉の確認なんていらない》大樹くんと一緒にいて気付いたことのひとつ。大樹くんがテレビ見ながらゴロゴロしてる優にひっついてきて言った。
    『優ぅ〜♪好きやぁッッ!!』『ん〜?毎日聞いてるからわかってますょぉ☆笑』
    『毎日好きやから毎日ゅうねやん☆あ〜好きゃあ笑』毎日が幸せすぎて、安心すぎて恐いほどだった。

    2005-05-02 19:06:00
  • 55:

    優は陽の事をあんまり思いださなくなっていた。(これも大樹くんのチカラやな☆)大樹くんが居てよかった。心から思った。
    突然、優の携帯が机の上でけたたましく鳴った。
    …陽だった。

    2005-05-02 19:08:00
  • 56:

    名無しさん

    あげぇ????

    2005-05-04 01:43:00
  • 57:

    57サンぁげサンキュぅ(σ・∀・)σ?ワラ

    2005-05-04 01:54:00
  • 58:

    優はめっちゃ動揺した。今更何…?心臓がドクドク脈うって、冷や汗がでる。
    大樹くんが気付いて『俺が出たろか』って聞いたけど、優は断った。別に悪い事してるわけちゃうのに、優はなぜか大樹くんといるのをバレたくないと思った。

    2005-05-04 02:00:00
  • 59:

    陽からの電話は?分くらい鳴ってた。早く止まって、と願ったケド同時に電話をとりたい衝動にもかられた。陽は何を言うんかな?どんなつもりで電話してきたんかな?

    2005-05-04 12:31:00
  • 60:

    名無しさん

    早く続きが見たい?だからあげあげで??

    2005-05-04 23:11:00
  • 61:

    61さんァゲ?さんくす??今から書きまぁす?

    2005-05-04 23:35:00
  • 62:

    気がついたら優は受話器をとっていた。陽の懐かしい声がした。
    『優…げんきしてるん?』『え?ぅん…』
    …沈黙
    『お前今誰とおるん?』
    『えー…友達…』
    大樹くんていえばいいのに、また隠した。大樹くんが電話をとりあげた。

    2005-05-04 23:38:00
  • 63:

    『大樹や。優は今俺とおる。ずーっとこれからも一緒におる。お前んトコには帰さんし、もぉ電話してくんな』そう言うと大樹くんは一方的に電話を切った。優は複雑な気分だった。大樹くんがハッキリゆってくれて嬉しかった。陽ならできない事だから。でも、優の頭は陽の事を考えていた。

    2005-05-04 23:41:00
  • 64:

    もやもやしたまま家につくと陽からの着信。優はすぐ出た。
    『あきら…?』
    『お前大樹と付き合ってんのか』
    『別に付き合ってゎナイけど…いい人ゃんね』
    優はヤキモチ妬いてほしくてわざと変な言い方した。
    『好きなんか。』
    『…好きやで』
    『俺よりもか』
    優は黙った。大樹くんは優しくしてくれるしすごく良い人。大好き。でも…陽をまだ忘れてない優がいる。比べてしまう優がいる。
    優は一体なんなん?どうゆうコなん?誰が1番好きなん?何も分からない。陽がいった。『今からちょっと会お。お前んトコ行くから家いとけ』電話はそこで切れた

    2005-05-04 23:57:00
  • 65:

    ?みぃな?

    気になる???

    2005-05-05 00:12:00
  • 66:

    名無しさん

    頑張ってぇ???
    あげぇ???

    2005-05-05 17:59:00
  • 67:

    名無しさん

    早く書いて〜

    2005-05-07 06:29:00
  • 68:

    名無しさん

    続きが気になるぅ??あげあげ??

    2005-05-07 22:35:00
  • 69:

    更新遅れてゴメンなさいっ(>_

    2005-05-07 23:17:00
  • 70:

    ?分もしないうちに陽が来た。車に乗せられて、陽の家へ行った。玄関を開けたら久しぶりゃなあ…ってしみじみ感じた。お香の甘い香り。ほんの何週間の間やのに、何年分にも感じた。陽はいつものソファに座って優はいつものクッションを抱き、向かい合う様にして座った。何か話さなって思うケド冷たい空気に圧倒されて何も言えないでいた。陽が言った。『お前は今どうしたいねん。お前の気持ちは今どうなっとんねん。』
    優は答えられなかった。どんなに頭を整頓しても、答えが見つからなかったから。

    2005-05-08 16:39:00
  • 71:

    『…お前いつもそうやな。自分の本音は言わんと一人で傷ついたフリか。言わなわからん。言ってくれ。』
    …なんでそんな言い方するん?優はいっぱい悩んだし人一倍我慢もしたやん…。その瞬間優の何かが切れた。

    2005-05-08 16:46:00
  • 72:

    『どうゆう意味…?陽なんかいつも自分の好きな様に優使ってるやんか!優が陽大好きやから何もゆわれへんの知ってる癖に…陽が本気じゃないんも気付きたくなかったけど、関係壊したくなかったから優ずっと我慢した!陽が優の為に何かしてくれた事ある?追い掛けた事ある?捨てたくせに…他の男のモンになるんが気にくわんからって今更こっちこんといて!陽は優の事何も考えてない…何もわかってない!陽なんか世界でいっちゃんキライや!』

    2005-05-08 16:55:00
  • 73:

    今まで溜めてきたものが溢れた。涙も止まらなかった。陽は黙っていた。

    2005-05-08 17:00:00
  • 74:

    優は言うだけ言って部屋を出た。陽はまた追い掛けてけなかった。来てほしいとも思わなくなっていた。もう陽とはバイバイする…。トボトボ歩いていると大樹くんが心配そうに優の家の前で帰りを待っていた。
    『どこいっててん!』『コンビニ…てか何してるん?!』『ケータイつながらんし家おらんしアイツに拉致られたかおもって心配したんやでッ』って抱きしめられた。

    2005-05-08 17:12:00
  • 75:

    きりあ

    読んでまぁす???がんばってくださぁい??

    2005-05-09 00:54:00
  • 76:

    きりぁちゃんアリガトッ(*^-^*)今から書きまぁす☆

    2005-05-09 01:18:00
  • 77:

    優は陽に何を望んでたんかな?いつかは優を大事にしてくれる、いつかは追い掛けてきてくれる、いつかは優の気持ちわかってくれる…。いつかいつかって今まで逃げてきたけど、本間にそれは幸せやったんかな?もう分からん。何も考えたくない。ずっと大樹くんのトコにいて守ってもらいたい。自分で自分を守るのはもう限界だった。大樹くんの腕の中で優はバレない様に泣いた。ずっと安心していたいと思った。

    2005-05-09 01:23:00
  • 78:

    家にはちょうど誰もいなくて初めて大樹くんを部屋にいれた。大樹くんは『俺今優の家におんねんなぁ!?あ〜バリ緊張!!ニヤけるゎ〜笑』優は笑った。でも大樹くんホンマゎ気付いてるの知ってたよ。優が陽ん家に行ったこと。でも何もきかんといてくれてる事。優は、胸がギュウってして切なくなった。大樹くんすき。優は大樹くんにキスした。

    2005-05-09 01:29:00
  • 79:

    名無しさん

    あげッ???

    2005-05-10 11:34:00
  • 80:

    名無しさん

    あげ??がんばってくださぃ??

    2005-05-10 18:55:00
  • 81:

    80サン81サンぁげ?ァリガトッ(*´∪`*)更新トロくてゴメンナサイ?今からまた書きますね☆

    2005-05-10 19:38:00
  • 82:

    ☆モモ☆

    今まで読んだ夜遊びの小説の中で一番好き(>∀

    2005-05-10 19:45:00
  • 83:

    大樹くんはすぐ優を離した。『今は無理とかそんなんしていらんよ。お前が落ち着いたらまた襲ってくれや笑』頭をポンポンしてにっこり笑った。優は、もう一回キスして言った。『無理してへんし!優がしたいと思ったからしたんやし!…大樹くんがめっちゃすき…。』クチベタな優はそれしか言えんかったけど、大樹くんには不思議とちゃんと伝わってる気がした。おそるおそる見上げると、大樹くんは泣いていた。なんで?嫌やった?優がキライやからムカついた?今までの陽との付き合いに慣れてた優はそんな歪んだ風にしかその綺麗な涙を受けとめれなかった。

    2005-05-10 19:48:00
  • 84:

    チクチクとした不安と後悔で泣きそうになった。言わんかったら良かったと思った。ゴメンと謝り、走って部屋を逃げだした。(優は何調子のってんねん…アホやなぁ。また自分で自分苦しめてんや)涙が止まらないまま外に一歩踏み出した時、腕を強い力で引っ張られた。『待てや!!』振り向くと大樹くんが優を抱きしめた。『なにがゴメンやねん…。本間にめっちゃ嬉しい。優、ありがとうな。』

    2005-05-10 20:01:00
  • 85:

    み?な?

    めっちゃ素敵??この小説ダイスキ??

    2005-05-10 20:02:00
  • 86:

    (嬉しい…?嬉しいから泣いたん?優の為に?)
    ビックリして声も出なかった。大樹くんが続けた。
    『優、これからもずっと一緒におってくれ。こんなん言うんまじダサいけどお前がおらな無理や。俺お前が隣におるだけでなんでもできる様になるねん。優のパワーは凄いんで?だから、自分に自信持ってくれ。優、愛してる』優はこの言葉を信じていいのかな?これは優の為だけに用意された言葉?それが本当なら、どんなに幸せだろう。《優は誰かに必要って思われている》それだけでなんでこんなにも嬉しいの?嬉しくて幸せで、このまま死んでもイイと思った。

    2005-05-10 20:15:00
  • 87:

    また、裏切られるかもしれない。また、たくさん泣かされるかもしれない。他人に馬鹿と思われるかもしれない。だけど優は今大樹くんがくれたこの幸せをずっと大事にする。だからきっと大丈夫。大樹くんは優が必要。優は大樹くんが必要。きっと人を好きになるのに、一緒にいることに理由なんて必要ない…。

    2005-05-10 20:23:00
  • 88:

    それから優は大樹くんの部屋でずっとひっついてた。今までは無意識のうちにどこかで遠慮して二人の間に線を引いていた。もうそれも終わり。大樹くんも優が甘えるとニコニコして嬉しいと言った。優も嬉しくなった。『やっと心開いてくれたなぁ』大樹くんがポツリと言った。優はそれだけはバレない様にしてた。気を使わせない様に。でも大樹くんはちゃんと「優の中身」を見てたんや…。また涙が出た。優は大樹くんのホッペにキスをした。

    2005-05-10 20:31:00
  • 89:

    モモちゃんほんまぁりがとう (ρω≦。)文ヘタやから伝わりずらいかなとか不安やったしめっちゃ嬉しぃわぁ☆み?なちゃん?素敵とかそんな言葉貰えるなんて嬉しスギ??完結にはまだ?やけど、また読んでやってくださぁぃp(^^)q?

    2005-05-10 20:38:00
  • 90:

    名無しさん

    早く書いて

    2005-05-11 03:15:00
  • 91:

    もも

    更新待ってまぁす(^-^)☆

    2005-05-12 04:17:00
  • 92:

    ひ+よ??

    続き気になるぅ?楽しみ?

    2005-05-12 05:32:00
  • 93:

    名無しサン、ももチャン、ひなチャン更新遅くてゴメンなさぃ??今から書きまぁす★

    2005-05-12 17:49:00
  • 94:

    大樹くんもほっぺにキスしてきた。幸せだった。神様、このままずーっと幸せでいさせてください。大樹くんの横にいさせてください。優は心の中でこっそり祈った。二人はあったかかった。

    2005-05-12 17:54:00
  • 95:

    優と大樹くんはうまくいってた。ケンカしてもすぐ仲直りしたし、今まで以上に仲良くなれた。良いところもたくさん見つけた。もっと好きになった。悩みなんてなかった。でも、幸せで順調な日々は長く続かなかった。

    2005-05-12 17:57:00
  • 96:

    その日、優は大樹くんに一ヶ月記念のリングを貰い、ルンルンでバイトに向かっていた。歩いていると見覚えのある車とすれ違った。あれ?っと思った瞬間、車が止まり、ドアが開いた。一瞬息が止まった。陽だった。

    2005-05-12 18:03:00
  • 97:

    陽はすごく痩せてた…というかやつれた。優が唖然としていると、『ひさしぶり…』と陽が無表情のまま言った。優は急すぎて訳がわからなくなった。おどおどしていると陽が優の指に光る指輪を見た。目付きが変わるのがわかった。
    『お前…それ誰にもろてん…。言ってみろや!!!』
    優は怒鳴り声にビクっとした。陽は優の腕を掴み、車に乗せた。『嫌ゃぁ!降ろしてぇや!!』陽は優のホッペを叩いた。痛くて恐くて涙が出た。(狂ってる…)

    2005-05-12 18:13:00
  • 98:

    みぃ

    それから??バリ気になる??

    2005-05-12 22:01:00
  • 99:

    車の中で優は泣きじゃくった。陽は無視して車を走らせた。しばらくして陽が言った。『腹へったなぁ?!あッマクドいこゃ♪そーしよ?』はぁ?もう陽が分からん…。もうその時さっきまでの恐い陽はいなくなっていた。

    2005-05-13 00:25:00
  • 100:

    それから陽ゎすごくニコニコしてた。優にも食えよって買ってくれた。でも優ゎ全然お腹減ってなくてんじゃ後で食べるゎなって言った。そしたらまた陽の顔つきが変わった。

    2005-05-13 00:35:00
  • 101:

    恐い。今の陽は普通じゃない…そう思った。多重人格の様にコロコロ変わる気持ち…情緒不安定。優はまた泣きだしそうになった。悲しくて、恐くて、情けなくて…でもどこかで陽をかばっていた。《ほんとの陽ゎこんなんじゃない》って…

    2005-05-13 00:40:00
  • 102:

    ?

    続き楽しみにしてます??大変とゎ思うけどがんばってくださぃ?

    2005-05-14 03:39:00
  • 103:

    みぃちゃん読んで読んでくれててありがとぉございマス???さん?更新マイペースで申しゎけナイ?今日また夜にいくつか書きますね??

    2005-05-14 16:34:00
  • 104:

    陽は優を家につれていった。行きたくなかったけど言わなかった…というか言えなかった。優は陽をなるべく怒らせない様にとずっと神経をとがらせていて、まるで付き合ってた頃の優にもどったみたいだった。陽の顔色をうかがう自分が嫌で仕方なかった…

    2005-05-14 19:39:00
  • 105:

    陽は部屋につくとベットに寝転んだ。優は少し離れたソファに座った。陽が『こっちやろ?』って自分の横をポンポンと叩いた。優は言う通りにした。

    2005-05-14 19:42:00
  • 106:

    陽が『優…ずっとここにおってな?』って優の胸に顔を埋めて言った。声が震えていた。(陽泣いてる…?)優は陽の髪をなでた。一瞬とても静かな落ち着いた時間が二人の間に流れた。

    2005-05-14 19:47:00
  • 107:

    でも…。
    『陽…でも優はここにはずっとおられへんよ。今はもう陽の優じゃないねん。大樹くんのやねん。だから…優は大樹くんとこ帰るな』陽は一瞬すごく悲しい目をしたけど、すぐにニコっと無邪気な笑顔をみせ、
    『わかった☆』とテーブルんところに歩いていった

    2005-05-14 19:51:00
  • 108:

    優は分かってくれたんやと思って素直に嬉しかった。でも、帰ってきた陽の手に握られていたのはカッターだった。

    2005-05-14 19:57:00
  • 109:

    優は背筋が凍りついた。相変わらず陽はニコニコしている。陽はせのまま笑顔でカッターを振りかざした。(殺られる…!!!)優は目をギュッと閉じた。

    2005-05-14 20:01:00
  • 110:

    名無しさん

    ×せのまま
    ○そのまま

    2005-05-14 20:02:00
  • 111:

    生暖かいものが優の顔にかかった。優はおそるおそる目を開けた。目の前には、陽の血だらけの腕があった。パックリ開いた傷の中から赤い血がドクドクと流れ出る。やっと優は理解した。陽は自分の腕を自分で切った。

    2005-05-14 20:05:00
  • 112:

    みぃ

    ぃゃ?陽大変ヂャン??ゎたしゎ大樹クンょり陽クン派デス??続きかぃてください

    2005-05-14 22:43:00
  • 113:

    みぃちゃんァリガトッ??陽派とかワラ まだまだ完結にゎいかんけど陽問題が次々出てくる予定?また見てね??

    2005-05-14 23:54:00
  • 114:

    PAO?

    続きまぢ気になる??更新楽しみにしてますッッ(?≧?≦?)頑張って書ぃてな???

    2005-05-15 04:39:00
  • 115:

    名無しさん

    早く〜

    2005-05-17 15:34:00
  • 116:

    優は何もできなかった。頭が真っ白で、ただ陽から流れ出る血を見ていた。陽は笑ってた。

    2005-05-17 20:30:00
  • 117:

    陽の腕に傷がいくつかあった。きっと腕を切るのは初めてじゃない。血に蛍光灯の光が当たり、キラキラして見えた。とても綺麗だった。優は気を失った。

    2005-05-17 20:37:00
  • 118:

    目が覚めると陽のベットの上だった。陽は隣で優の手を握りながら眠っていた。(死んでる……?)おそるおそる首に手を触れるとちゃんと脈があった。ホッとした。陽はすやすやと幸せそうに眠っている。部屋に血の後もなく、カッターも見当たらない。いつも通りの甘いお香のニオイ。なにも変わらない。(あれは、優の夢やったんかもな…)そう思った。

    2005-05-17 20:42:00
  • 119:

    繋いだ手を見た。確かに傷がある…。夢じゃなかった。なんで?陽は本間におかしくなってしまったん?一人で腕を何度も切ってたん?優が陽を追い込んだん?なんで…なんでこんな事するんよ…。涙が勝手にこぼれた。

    2005-05-17 20:47:00
  • 120:

    声を出さない様にして泣いていると陽が目を覚ました。『んー…優ぅ?ぉはよぉ…チュッ』優の膝に頭を乗せ、腰に手を回して甘える陽。優は言った。
    『コレが初めて違うやろ?なんで自分の体傷つけるん?今の陽がやってる事は、めっちゃアホな事やねんで』

    2005-05-17 20:55:00
  • 121:

    『…いいねん。今の俺はこうせな無理やねん。弱いねん。だから優に一緒におってほしいねん…もぉ帰ってきてや…』
    陽がひどく弱く感じた。ずっと優を支配していた陽。優を縛り、好きな様にしてきた陽。優を弱くした陽。優の大好きだった陽…。
    陽はもう前の陽じゃなかった。それやのに、なんでこんなに辛いんやろう。なんで涙が出るんやろう。なんで陽を助けてあげたいって思うんやろう。《ええきみゃ》って突き放されへんねやろう…

    2005-05-17 21:04:00
  • 122:

    好きとか愛とか哀れみとかそんな言葉じゃ表されへん様な複雑な感情。優が居てあげて陽が落ち着くなら…そう思った時、大樹くんの顔が浮かんだ。(これやったらまた繰り返しになる。大樹くんのおかげで優は強くなった。でもこのまま陽の言う通りにしても、きっと陽は強くはなられへん)優は涙をふいて陽の目を見て言った。

    2005-05-17 21:11:00
  • 123:

    『陽、しんどい事があったらいつでも言いな?優は陽の話ちゃんと聞ける様になったし、冷静に答える事もできる様になったから。陽の力にもなれると思う。だからもう馬鹿な事はしたらあかんで?自分大事にしなどーすんの!二度としやんって約束してな?』
    陽はしばらく黙り、小さくうなずいた。そして「ここに居てくれるねやんなぁ?」と力無く聞いた。優は、帰ることを告げた。陽は分かったと言った。

    2005-05-17 21:17:00
  • 124:

    ごめんな…。でも陽の為やねん。優も本間は一緒にいてあげたいねん。辛い思いさしたないねん。でも、そしたら陽は甘えてしまってまた離れた時弱くなってしまうやろ?前の優みたいに…。そんな人に頼って生きる陽なんか陽らしくないよ。優は強くてわがままでカッコイイ陽が好きやったよ。だから、強くなって欲しいねん…

    2005-05-17 21:23:00
  • 125:

    正しい選択だと思った。陽の事を考えた故の答えだった。でも、結局何も理解していなかったのは優の方だった。

    2005-05-17 21:26:00
  • 126:

    名無しさん

    続きプリーズ

    2005-05-17 22:49:00
  • 127:

    名無しさん

    早く〜

    2005-05-18 07:53:00
  • 128:

    127サン128サン遅くてごめんなさぃm(._.;)m明日いくつかまとめて書きますね☆

    2005-05-19 01:17:00
  • 129:

    もも☆

    しおり?

    2005-05-20 01:30:00
  • 130:

    名無しさん

    ?

    2005-05-20 17:03:00
  • 131:

    名無しさん

    書いてないやん?

    2005-05-21 08:13:00
  • 132:

    名無しさん

    かいてよぉ?

    2005-05-21 09:03:00
  • 133:

    ももさんしぉりありがとッッ(*^-^*)ガンバるな♪131サンぁげめっちゃアリガト!!132サン、133サン、更新できずにすいませんm(._.;)m忙しかったケドおちついたのでまた書きますね☆

    2005-05-21 21:07:00
  • 134:

    何事もなく数日が過ぎた。優は大樹くんともうまくいってた。陽もあれから連絡してこなかったし、優もしなかった。陽が徐々に過去になっていった。

    2005-05-21 21:26:00
  • 135:

    《思い出は美化される》この言葉は本当だと思った。あんなに苦しくてしんどくて我慢ばっかりした日々も今は思い出を見るように穏やかに話せるし、逆に陽のちょっとした優しさや良いところが目だった。陽はあんな風にしてくれた。優はこんな風にしてあげられた。そういう風に、優は考えられるようになったのも陽のおかげや。陽が優と付き合ったこといつか良かったって思ってくれる日がきたらいいなぁ…。そう思った。

    2005-05-21 21:32:00
  • 136:

    そんなある日、部屋でテレビを見ると大樹くんがぽつりと言った。『優、俺な、お前とずっと一緒におりたいねん。もっと幸せにしたりたいっていつも思ってる。』急に何?!恥ずかしさと嬉しさで優は赤くなって下むいた。『なんやそれ笑でもアリガトゥな☆』大樹くんはテレビを消して、真顔で言った。『結婚しよう』

    2005-05-21 22:43:00
  • 137:

    名無しさん

    もお終わり?

    2005-05-24 06:44:00
  • 138:

    まだ終わりちゃぃますッ(>_

    2005-05-24 18:13:00
  • 139:

    けっこん……
    正直意味が分からなかった。大樹くんと結婚すれば間違いなく優ゎ幸せになれるだろう。でも、なんやろう…なんかがたりひん様な、なんかがぽっかり空いてしまってる様なそんな気持ちがした。大樹くんゎ『ぃや?今すぐ答えゆわんでぇえよ笑ゆっくり考え☆俺はこう思ってるてとりあえず知っといてほしかっただけゃし☆』と優の頭ポンポンしながら言った。優はニッコリ笑って頷いた。心に何かわだかまりをのこしたまま。その時、優の携帯がソファーの上で点滅している事に優ゎ気付かないでいた…。

    2005-05-24 18:26:00
  • 140:

    しばらくして優は次の日用事があったので、帰る用意を始めた。ソファーの上の携帯を見ると、知らない番号から12回も着信があった。優ゎ大樹くんの家にいるときいつもマナーモードゃから全然気付かなかった。『誰やろう…。』なんか嫌な予感がした。なんか電話をかけたくなかった。

    2005-05-24 18:30:00
  • 141:

    でも知り合いが番号変えたりしたんかも…と理由をつけてかけ直した。ワンコールで相手ゎ電話をとった。
    『もし…』
    『もしもし?!?優ちゃんやんな?!』
    『え?うん…てか誰ぇ??』『俺陽のツレの翔やねんけどな!!アイツ大変やから、優ちゃんの事ずっと呼んでるから、今すぐ来てほしい!!』は?意味わからんし…何をゆってるん?陽のツレ?大変なこと?優を呼んでる?優の頭にゎまたハテナでいっぱいになった。
    『どーゆうこと?』
    優は聞いた。
    『陽…陽が死んでまうかもしれん』
    …え?

    2005-05-24 18:38:00
  • 142:

    死ぬ?陽が?ありえへんありえへんありえへんありえへん。優の心臓の鼓動が早くなるのがわかった。

    2005-05-24 18:41:00
  • 143:

    『ど…ゆう事…?』
    震えた声で訪ねた。
    『陽な、リスカとか前してたやろ?最近また薬もしててな、俺がそばにおる時ゎいつも?力ずくで止めたケド…。アイツ今日手首風呂で切ったらしい。薬打ってたから深く切ったみたいで…すぐ運ばれてんけど今危ないねん…。』
    受話器を持つ手が汗で滑る。死ぬって事は、ここにいれなくなる事。二度と会えなくなる事。声が聞けなくなる事。笑えなくなる事。触れられない事。そして、永遠に思い出だけの存在になってしまう事…。

    2005-05-24 18:49:00
  • 144:

    もも☆

    あげまぁす?頑張ってね?

    2005-05-25 04:28:00
  • 145:

    ももちゃんぁりがとぉ??頑張りますッ?

    2005-05-25 21:23:00
  • 146:

    そんなん嫌…絶対嫌ゃ…。涙がこぼれる。ろくに話せない優に変わって大樹くんが受話器をとった。
    『どこの病院ですか?』
    なぜか大樹くんはとても冷静だった。優達はすぐに車で陽の運ばれた病院へ向かった。車の中で何度も何度も祈った。『神様、陽をつれてかんといて…』

    2005-05-25 21:29:00
  • 147:

    病院についた。優は一刻も早く陽の顔を見たかった。ピ・ヒ・゚ピ・ピと冷たい機械音が響く部屋の中、白く痩せた顔の陽がベットに横たわってる。(これ…陽?)

    2005-05-25 21:35:00
  • 148:

    優ゎみちがえるほどガリガリで、包帯をしてない方の手首には自分を切ったあとがたくさんあった。もぉせーへんて約束したやんか…。優は床にへたりこんだ。大樹くんは先生に話を聞きに言った。ドアが開いた。
    『優ちゃん…?』

    2005-05-25 21:45:00
  • 149:

    名無しさん

    気になるぅ???

    2005-05-25 22:38:00
  • 150:

    名無しさん

    続き早く??

    2005-05-26 00:55:00
  • 151:

    名無しさん

    早くぅ?

    2005-05-26 01:59:00
  • 152:

    149の最初のやつ
    優ゎ×
    陽ゎ○
    でした(-.-;)

    2005-05-26 11:51:00
  • 153:

    もも☆

    あげます??

    2005-05-26 23:28:00
  • 154:

    美優

    読んでまぁす??
    早く書いてねッ??

    2005-05-27 01:14:00
  • 155:

    名無しサンぁりがとう?あんまり更新できんくてごめんなさい?ももちゃんぁげアリガトッ??美優ちゃんもアリガト??めっちゃガンバろって気になるッ??んぢゃ今から書きます★

    2005-05-27 16:43:00
  • 156:

    病院の駐車場についた。翔くんは自販でジュースを買ってくれて、その横のベンチに座らせた。

    2005-05-27 17:08:00
  • 157:

    『優ちゃんしょーみアイツの事なんも分かってへんやろ?』
    は…??優はめっちゃ腹が立った。なんで初対面のコイツにそんなん言われなあかんの!?
    『は?!優ゎ陽の事誰よりも分かってるつもりやし!!』『《つもり》ゃろ?』
    『何が言いたいん?!!』
    翔くんは溜息ついて言った。『アンタが言う様に全部分かってたら今ごろこんな事なっとらんねん。優ちゃんは陽が冷たくてひどい奴や思てんねやろ?』

    2005-05-27 18:10:00
  • 158:

    名無しさん

    ?

    2005-05-27 23:40:00
  • 159:

    名無しさん

    はやくぅ

    2005-05-28 15:15:00
  • 160:

    名無しさんァゲぁりがとぅ?更新します?

    2005-05-28 18:39:00
  • 161:

    『確かにやってたことゎひどいと思う…でも、あったかぃトコもあるもん!陽にゎいっぱい教えてもらった事も気付かせてもらった事もあってん!だからもぉいいねん!』優ゎ悔しくて涙が出そうなのをこらえながら言った。
    『だから、それゎアンタの中でアンタが勝手に解釈した結果の思いこみやろってゆってんねん。陽の事なんも分からんくせに被害者ぶるな』
    『!?!』
    もぉ意味分からん…なんでこんな事今ゆわれなあかんの?早く陽のとこ戻りたいのに。こうしてる間に陽が…陽がいなくなるかもしれないのに。

    2005-05-28 18:50:00
  • 162:

    優ゎとうとう泣いてしまった。すると翔くんが我に帰ったように
    『ッごめん!ひどい言い方した…こんな風な事言いたかったんちがうのに…。』『…もーいいから陽のトコに戻らせて?』
    『待って!なんも話せてない!アイツ優ちゃんの事真剣に愛してたんやで!』
    『…ぇ?』

    2005-05-28 18:56:00
  • 163:

    もも☆

    しおり?

    2005-05-30 22:55:00
  • 164:

    名無しさん

    早く読みたいです?

    2005-05-31 07:51:00
  • 165:

    ももちゃんアリガトッ??名無しさん待たせたみたぃでスイマセン?更新します?

    2005-05-31 22:51:00
  • 166:

    《優を愛してる。》
    そんな言葉一度だって陽にかけてもらった事がなかった。陽は優を利用して、自分の都合の良いように使った。優はただのおもちゃだった。苦しかったけど、そうやって自分なりに答えを出して決着をつけた、ハズだったのに…。なんでこんなに動揺してしまうんやろう…。

    2005-05-31 22:55:00
  • 167:

    『そんなん今さら聞きたないゎ…』
    冷たく言った。動揺を気付かれたくなかった。
    『陽はな、昔から感情表にでにくい。てか感情表現が下手くそやねん。だから優ちゃんの事オレによく相談してたんやで』
    相談?陽が優の何を相談することがあるん?あんなに優を傷つけといて…。
    だんだん優の心が黒いモヤモヤでいっぱいになっていった。歪んだとらえかたやって分かってるのに、昔を思いだすと…やっぱりつらかった。全部をキレイな思い出には変えられなかった。
    翔くんは続けて言った。

    2005-05-31 23:00:00
  • 168:

    『陽な、ああ見えるけどささいな事で悩んだりしょっちゅうやってん。優ちゃんが心開いてくれへんていつも肩おとしてた。あいつなりに行動おこしたつもりが、まぁ全部裏目に出てしもたみたぃやったけどな…。陽が急に怒ったりする時、あいつはさみしいねん。優ちゃんに優しくしてあげたいのに、気持ちがでかすぎてコントロールできやんねん。だからいつも変に当たったりして、優にいつか嫌われるって泣いてた。優ちゃんは自分が全部かわいそうやったんや思てるやろうけど…

    2005-05-31 23:07:00
  • 169:

    あいつはいつも優ちゃん以上に傷ついてたよ…。俺はそれを見てきた。アイツは優ちゃんやないと無理や。だから、あんな弱くなってしまった。より戻せなんか無責任な事よぉ言わんけど、ほんまにアイツはいつも優ちゃんだけ一番に思ってたし、愛してたよ。それは分かってやってな。』

    2005-05-31 23:10:00
  • 170:

    翔くんは話を終えると席をたち、病院内へもどった。優は動けなかった。
    頭が真っ白だった。
    でも、気が付くとまた陽の事を考えていた。

    2005-05-31 23:13:00
  • 171:

    名無しさん

    age

    2005-06-01 03:44:00
  • 172:

    まぁ?

    メチャ読んでるョッ(*´▽`)ノ つД`)・゚・。・゚゚・*:。
    がんばッテね??

    2005-06-01 04:29:00
  • 173:

    名無しさん

    あげ??

    2005-06-02 12:07:00
  • 174:

    名無しさん

    あげます

    2005-06-03 03:23:00
  • 175:

    名無しさんぁげァリガトです??まぁ?ちゃん応援ァリガトっ?めちゃ嬉しぃ??更新します☆

    2005-06-04 15:44:00
  • 176:

    優が放心状態のまま病院の廊下を歩いていると大樹くんが椅子に座っていた。
    『陽どう..?』
    『命に別状とかゎないらしい。けど..』

    2005-06-04 15:50:00
  • 177:

    『検査やらなんやらで薬とかやってたんがバレたっぽいねん。だから..』大樹くんはそれだけ言うとうつむいた。
    (また、離れなアカンの..?)
    優の頭の中は真っ白だった。優の目の前は真っ暗だった。優は一体どうしたらいいっていうん?陽が手首を切って、陽のほんまの気持ちを今更他人から聞かされて、陽がパクられる心配を今からしなあかん。ただでさえボロボロの精神状態やったのに、まともに考えられるはずがない。優はいつもなにかで苦しまなアカンのかなぁ..。いつになったらなんの心配もしないで生きてけるんかなぁ...

    2005-06-04 16:02:00
  • 178:

    まぁ?

    ∪ぉリ?

    2005-06-04 20:59:00
  • 179:

    名無しさん

    大阪掲示板
    http://mbsp.jp/ch.php?ID=jun3927&c_num=471

    2005-06-04 21:14:00
  • 180:

    もも☆

    しぉり?

    2005-06-06 03:30:00
  • 181:

    もも☆

    あげ☆待ってまぁす(*^_^*)

    2005-06-09 09:51:00
  • 182:

    頑張っτ??

    2005-06-13 02:13:00
  • 183:

    名無しさん

    ぁげ?書ぃてょ??

    2005-07-07 21:14:00
  • 184:

    皆さん本間遅くなってゴメンナサイ(。´・ω・`。)携帯なくして夜遊びゎかんなくなってました↓またこれから更新させていただきますッ?

    2005-07-07 22:27:00
  • 185:

    陽ゎずるい。最後の最後でまた優の気持ちをさらっていく。陽、陽ゎ今何考えてる?優ゎ、不思議な気持ち。離れないといけないかもしれない不安に押し潰されそうな自分がいるのに、どこかで…どこかで陽が優のトコにまた戻ってきて、前みたいに過ごしていくことを想像してる。なんでやろう。

    2005-07-07 22:54:00
  • 186:

    今優の目の前に居る、優をいつも守ってくれて、大事にしてくれて、毎日好きだと言ってくれて、これからも何不自由無い幸せをおそらくずっと与えてくれるこの素晴らしい人よりも、優ゎ今陽を想っている。
    なんで?なんで?

    2005-07-07 23:10:00
  • 187:

    なんで?そんなの聞かなくても、答えなんて本当ゎ自分が1番分かっていた。
    優ゎ、陽以外の人を好きになる事ができる。だけど、愛せるのゎ、陽しかいない。陽以外愛せない。陽以外の愛を受け付けない、だから、優の心に開いた穴ゎきっと陽の存在そのものだった。陽の変わりなんていないんだから、最初から大樹くんが埋められるはずがなかった。誰も、陽にゎなれない。陽と優にゎなれない。

    2005-07-07 23:16:00
  • 188:

    気がつくと優ゎ陽の病室にいた。陽ゎ目を閉じていた。不安になった。もし…、とゆうことが、今の優を余計不安にさせる。恐い。陽がいなくなるなんて。『…陽…恐いねん…めっちゃ恐い』優ゎ小さく泣きながら言った。

    2005-07-08 00:56:00
  • 189:

    『なにが恐いん』
    ……?!
    陽が口を開いた。

    2005-07-08 14:31:00
  • 190:

    名無しさん

    もっとみたLl?
    読みたLl?
    主さんっ
    がんばって書いて_??さLlネ??

    2005-07-09 01:57:00
  • 191:

    名無しさんァリガトぅ(*бωб*)?見てくれる人がぃて嬉しぃ???頑張りますッ??

    2005-07-09 13:32:00
  • 192:

    『…は?』
    『は、てなんゃねん笑゛』陽がだらしなく笑った。陽がしゃべってる…優に笑ってる…ただそれだけで、胸がいっぱいになった。
    『嘘寝トカ性格ゎる゛ぃ゛〜〜!!』優ゎそのときたくさん泣いたケド、笑ってた。だって嬉しかったから。陽がちゃんと生きている。

    2005-07-09 13:38:00
  • 193:

    陽ゎ落ち着いていた。目を細めてニコニコ笑いながら優の髪を撫でて、『優が恐がるもんからゎ、俺が守ったるゅーたやろぉ☆大丈夫大丈夫』と言った。優と陽が恋をしていた頃、そんな事を陽に言われたっけ。優ゎ何も言わずに陽の手をギュッと握った。(ねぇ陽、優が恐いのゎ陽ゃで。陽が居なくなる事ゃで…陽ゎ、離れてしまうから、優を守るなんてできひん…)心がキリキリ痛んだ。

    2005-07-09 13:46:00
  • 194:

    ?まり?

    ?しおり?

    2005-07-09 14:20:00
  • 195:

    ?まりちゃん?しぉりありがとぅね(=^∪^=)?更新します?

    2005-07-09 20:11:00
  • 196:

    その後大樹くんが病室に来た。優ゎ今日はここに泊まることと、二人にしてほしい事を告げた。大樹くんゎ優の気持ちが分かったのか、すぐに了解してくれた。ごめんな…。でも陽と一緒にいたい。たとえちょっとの間でも…。

    2005-07-09 20:20:00
  • 197:

    優ゎ陽に病院のごはんを食べさせて、まずぃなーって笑ったり、体拭いてあげたり、テレビ見たりした。部屋も違うし、今の二人の状況も全く違うのに、優ゎ前の二人の生活に戻った気がした。悩みや心配ゎ山ほどあるのに、不思議と何も考えずにすんだ。陽が側にいる。あったかい。素直に安心する。明日、陽がいなくなるかもしれない。でも今ゎ優のトナリ。今だけゎ。

    2005-07-09 20:49:00
  • 198:

    名無しさん

    書いて?

    2005-07-10 12:19:00
  • 199:

    200サン今から書かせてもらぃますね(*´艸`)?

    2005-07-10 13:16:00
  • 200:

    陽がポツリと言った。
    『優,ぁりがとなぁ』
    『…??』
    『俺今めっちゃ幸せやぁ★ずーっとこのままおれたらいいのにな…』
    優ゎそやな、とだけ言い、トイレ行ってくるゎって部屋を出た。部屋を出た瞬間涙が溢れた。(陽が有難うって言ってくれた…)たったそれだけで嬉しくて涙が出た。優ゎ変なんかな。いや、変でもいい。陽がああ想ってくれるだけで、優ゎ幸せやもん…。皆が彼氏や好きな人に、当たり前の様にしてもらってる事を優ゎ陽に何もしてもらえなくても…些細な事でも、優にとってそれゎ何より幸せで大事な事だった。

    2005-07-10 13:43:00
  • 201:

    今までずっと、悩んで悩んで苦しみでしかなかった事が、たった二日の間に愛しくなった。今まで一つも分からなかった陽の気持ちが、こんな風になって始めて全て分かり始めた。そして、やがて全てを理解し、もう一度お互いがお互いを強く求め合う時、二人ゎ離されてしまうんだろう。神様、これが優と陽の運命ですか。

    2005-07-10 13:50:00
  • 202:

    その夜、優ゎ陽の手を握りながら陽が眠りにつくのを見届けた。考えたら陽ゎ優より先に寝た事が無かったね。眠る陽を見ながら
    (好きな人の寝顔を見るってこんなに幸せな事なんだなぁ)としみじみ思った。
    気がつくともう、日が昇りかけて、穏やかに夜が明けようとしていた。

    2005-07-10 13:57:00
  • 203:

    朝になり、自販にジュースを買いに行って部屋に戻ってきたらもう陽が起きていた。
    『ぉはょおさん★』
    『もー起きたん?まだ寝ときぃよ(>_

    2005-07-10 14:01:00
  • 204:

    名無しさん

    ???

    2005-07-10 23:07:00
  • 205:

    がんばってぇ?

    2005-07-10 23:18:00
  • 206:

    名無しさん

    ぁげます

    2005-07-11 19:22:00
  • 207:

    もも☆

    ずっと書いてなかったからもぉ書かないかと思ってたぁ(>_

    2005-07-12 07:55:00
  • 208:

    名無しさん

    書く気なぃみたぃゃから削除ゃね。

    2005-07-12 10:46:00
  • 209:

    207サン208サン209サンぁりがとぅッo(>_

    2005-07-12 10:46:00
  • 210:

    名無しさん

    更新しますってゆって更新してないやん(?>?

    2005-07-22 12:30:00
  • 211:

    名無しさん

    更新しやんの??するとかゆっとぃてこんだけ間あくとかおかしいゃろ!!楽しみに待ってるこいっぱいおるんやから中途半端なことすんなや

    2005-07-30 18:53:00
  • 212:

    名無しさん

    本人バイトゅぅてるしまったげょ!見るほぅは楽ゃけど書くほぅはしんどぃねんで

    2005-07-30 19:13:00
  • 213:

    名無しさん

    待つのゎイイけど、無責任な書き方しすぎやん!!!

    2005-07-30 21:08:00
  • 214:

    名無しさん

    2005-07-30 21:41:00
  • 215:

    名無しさん

    めっちゃ感動した???テカ、そんなん言ったら主も続き書きにくいやろぉし書く気なくすやん?本間に楽しみにしてるんやったら黙って応援したりや?

    2005-09-01 22:49:00
  • 216:

    皆さんほんとに?遅くなってごめんなさい?色々あって更新できませんでした?陽の事も関係しているので,また小説にも書かせていただきます?

    2005-09-02 11:59:00
  • 217:

    名無しさん

    わ?い??楽しみ??

    2005-09-02 16:18:00
  • 218:

    『んぢゃ一緒に寝て!』優ゎあんまりダダこねたりワガママゆうたりしたことない。陽ゎ少し驚いた顔をしたけど『よっしゃ★おいで』って笑った。優ゎベットに潜り込んだ。病院のベットゎ狭かったけど、二人にはちょうどよかった。もっとそばにいたい…

    2005-09-02 18:30:00
  • 219:

    勝手に手が震えた。
    勝手に涙が出た。
    今までちゃんと心の奥にしまって、抑えてきた気持ちが今になって溢れた。
    『どうしたん?』
    陽が心配そうに聞いた。
    優ゎ陽をまっすぐ見れなかった。ずっと泣いた。陽ゎそれ以上何も言わず、泣きやむまでぎゅってしてくれていた。嬉しいのに悲しかった。優しくされたら,また好きになってしまう…もっと陽が好きになってしまうねん。気がつくと、いつのまにか眠っていた。幸せな夢を見た。この現実も嘘ならいいのに。

    2005-09-04 05:35:00
  • 220:

    翌朝,陽がポツリと『はぁ…幸せやったわぁ。』今まで見たこと無いような穏やかな顔をして言った。『なんで過去系やねん笑』『なーんもないよ★』優の頭をポンポンしてニッコリ笑った。これが陽から聞いた最後のコトバ。
    陽に会った最後の日。

    2005-09-04 15:48:00
  • 221:

    それから優は一度家に帰った。大樹くんともキチンと話しをしなきゃダメだと思ったから。正直気持ちの整理はまだついていないけど,やっぱり優は陽の事忘れられないし,陽の為に何かしてあげたい,陽の事支えてあげたい。大樹くんよりも…。そう気付いてしまったから,もう大樹くんと一緒にいたらいけない。

    2005-09-04 15:58:00
  • 222:

    あずりん

    あげ?めっちゃ泣いてしまった。。あたしもリスカとかやめれないから?最後のことばって陽は死んじゃうの??

    2005-09-05 22:15:00
  • 223:

    エラー多くてなかなか書けない??あずりんチャンもリスカやめれないんかぁ?なんか悩みがあるんやね…。うちはあずりんチャンの事なんもよく知らんケド,自分のカラダやから傷つけてもいいなんて事、絶対ないよ。誰かが必ず悲しんでるよ…。うちでよかったぁ相談のるし?んで?陽がどーなるかゎまだナイショ??ワラ 今からまた更新しますね?

    2005-09-05 22:24:00
  • 224:

    大樹くんにメールを送った。『今どこ?話したい事あるねん』
    すぐに返事が帰って来た。『もうすぐ帰るから先家いっといて★』
    大樹くんからは前に合鍵を貰っていたから、優はカギを開けて部屋の電気をつけた。大樹くんとの楽しい思いで。ホントにココには楽しい思いでしか詰まってない。あったかい場所。ボロボロだった優を癒してくれた人、たくさん愛してくれた人の家。でも………
    今から何もかも無くなる。自分から,手放すんだ…
    幸せも。
    優しさも。
    ぬくもりも。
    居場所も。
    優を守ってくれた全てを優は自分から手放すんだ…

    陽の為に。

    2005-09-05 22:34:00
  • 225:

    《略》
    優しさも。
    ぬくもりも。
    居場所も。
    優を守ってくれた全てを優は自分から手放すんだ…。陽の為に。

    2005-09-05 22:42:00
  • 226:

    しばらくして大樹くんが帰ってきた。優と大樹くんは向かい合って座った。
    優は話した。今までの事ぜんぶ。途中何度も詰まったり、泣いてしまったけど、大樹くんは黙って最後まで聞いてくれていた。話し終わるまでにどれくらいたくさんの時間がかかったか分からない。ただ、気がつくと大樹くんも泣いてた。いつかみたいな綺麗な涙。優は、大樹くんのこの涙をみて心を奪われたんだったね…また優の為に泣くん?優なんかの為に、綺麗な涙が雫となって流れる。大樹くんは声ひとつ漏らさない。ただ、優しい、綺麗な涙だけが流れた。

    2005-09-05 22:50:00
  • 227:

    優はもう涙をぬぐってあげる事もできない。今の優はきっと汚れてるから。心が汚れてる。大事なものを平気で傷つけようとしてる。だから綺麗な大樹くんに触れたらだめ。胸がズキズキ鳴る。苦しい。本気で愛した人だから、別れがこんなに苦しい。でも、言わないと…。
    『…優な、陽しか一生愛せへんと思ってた。でもな、大樹くんの事ほんまに愛してたで…。また人を信じれるようになったで…。こんな優のこと今まで愛してくれてありがとう……』
    もう涙で大樹くんの顔がよく見えない。
    大樹くんが言った。

    2005-09-05 23:02:00
  • 228:

    『なにが今までやねん!俺はこれからもお前を愛してるで!』
    大樹くんは優をキツク抱きしめた。息が苦しくなる程。『優…いつでも辛かったら頼ってええ。俺の事使ってええ。俺にもそんぐらいの事させてくれ…な?優がしたい事をしたらいい。もう誰にも遠慮せんでいい…俺はお前の事ずっと見守る』

    2005-09-05 23:09:00
  • 229:

    名無しさん

    感動したァァー!((゜∨゜。ゞ)頑張れェェ??

    2005-09-05 23:58:00
  • 230:

    エラーうっといゎあ?? 携帯からやからすぐ消える?ワラ231サンぁりがとう???もー話は3分の2くらい終わったぐらいです?今日は用事があるのでここまでにして,また明日更新しますね??

    2005-09-06 00:16:00
  • 231:

    名無しさん

    コレめナニ?ス千?胸キュン泣く????頑張ッテね?

    2005-09-06 00:25:00
  • 232:

    名無しさん

    ?

    2005-09-06 07:19:00
  • 233:

    名無しさん

    ?

    2005-09-07 02:30:00
  • 234:

    名無しさん

    2005-09-07 04:08:00
  • 235:

    まぁさ

    まだかにゃ??

    2005-09-08 01:33:00
  • 236:

    皆さんァリガトぉございます??優の更新する時間が悪いんか分からんケド本間にエラー多くて困る???まぁさちゃん今から少し更新しまつ?

    2005-09-08 01:39:00
  • 237:

    後はただただ泣いた。
    その日,優と大樹くんは別れた。優は自分にくぎりをつけたつもりでいた。でも,帰りぎわ大樹くんが何か言いたそうにしている事に,優は気付かなかった。

    2005-09-08 01:47:00
  • 238:

    翌日,優は陽に「お見合い少し遅くなる」ってメールした。陽に手紙を書きたかったから。今までの事やこれからの事…たくさんたくさん書いて、優の事少しでも伝えたかった。安心をあげたかった。書き上げた頃にはもう日が暮れようとしていた。『陽喜ぶかな?それとも迷惑がる?』そんな事考えながらふと携帯を見る。…陽から連絡がない。
    時間はたくさんあったのに,どうしたんかな?また検査とかで急がしい?でも…。優は陽に電話した。出なかった。何度もかけた、最後には切られた。
    …なんで?

    2005-09-08 01:54:00
  • 239:

    名無しさん

    早く書いて?

    2005-09-10 00:38:00
  • 240:

    名無しさん

    泣けてきた?頑張って書いて下さい(>_

    2005-09-10 03:15:00
  • 241:

    名無しさん

    めっちゃぁ続きみたぃ?めちゃ泣ける?頑張って?

    2005-09-11 00:08:00
  • 242:

    ?????

    頑張ってくださぃ?

    2005-09-11 02:47:00
  • 243:

    ?ペコ?

    今日始めて読みま∪た??ばァァ?りイィ??続きがメッチャ気になる∪ィ??頑張っτ書ぃτ?さぃね??応援∪τまス?

    2005-09-11 03:48:00
  • 244:

    241サン更新遅くてゴメンなさぃ?241サンありがとう??頑張りマス★243サン続きよみたいなんて言ってくれてバリ嬉しい??244サン完結まで頑張りますねp(^^)q?ペコ?ちゃん読んでくれてありがとうo(^-^)o今から更新します★今日は一日に何度かこまめに更新する予定です★

    2005-09-11 11:10:00
  • 245:

    不安になったけど、ふと、優はいつも陽を疑ってばっかり。そんな自分が嫌だったんじゃないん?ッて自分の中で自分が言った気がした。(今は何か電話にでれん状況なんかも…)と優は半ば無理矢理納得した。胸が不安でキリキリ痛んだけど、陽を信じるってきめた。痛みを感じるのは優の意思がまだ弱いからやんな?もっと強い女の人になって、陽を支えてあげたい…。急に眠気が襲った。優は机につっぷしたまま、いつの間にか眠ってしまっていた。

    2005-09-11 11:16:00
  • 246:

    目が覚めるともうお昼だった。やっぱ最近疲れてたんやなあって思いつつ携帯を見る。着信10件。優は陽だと思って顔がふにゃっとにやけた。すぐボタンを押して確認した。
    …はぁ。陽じゃない。
    親友のリカだった。なんやねんと思いながらも電話をかけた。『もしもし…』今にも消えそうな細くて弱々しい声でリカが出た。優はビックリして『どうしたん?!』って聞いたら予想外の答えが帰ってきた。
    『…りぃな、赤ちゃんできたかも…』

    2005-09-11 11:23:00
  • 247:

    『ぇえぇぇ?!誰の子?!アンタらんやん!!』『おらんけどセフレゎイッパイ…おるしなッ…中だしトカもな…ッ…こないだからしてたねん…』リカは取り乱して泣きだした。優は泣きも怒りもせず、なんで妊娠が分かったんか聞いた。リカは中出ししてから心配なってて、そしたらだんだんおしっこの回数増えたり、よくお腹すく様になったり、気分悪くなったりと妊娠症状みたいなものがでてきて、慌てて市販の検査薬をしたら陽性、と出たらしい。優はとりあえずすぐにリカの家にいった。

    2005-09-11 11:31:00
  • 248:

    名無しさん

    アンタらんやん×
    アンタ男おらんやん〇

    2005-09-11 11:33:00
  • 249:

    リカは部屋のすみっこで、泣いてた。何を言っても『嫌や、分からん、どうしよう』しか言わん。そっとしといたほうが良かったんかなって思って帰ろうとすると、帰らんといてってすがりついてくる。優はリカの隣にずっといた。リカは徐々に思ってる事話してくれて、朝方ようやく眠った。リカは泣きすぎて目が腫れていた。いつかの自分を見ている様だった。

    2005-09-11 11:37:00
  • 250:

    思い出した様に携帯を見た。何件かのメールと不在着信がはいっていた。期待をしたものの陽からの連絡はなかった。

    2005-09-11 11:40:00
  • 251:

    翌日、産婦人科にリカを連れて行った。赤ちゃんの事、素人の優にはよく分からない。ちゃんとした先生にちゃんとした診察をしてもらうのがリカの為だと思った。病院には妊婦さんも来ていた。嬉しそうな顔をした旦那さんも。リカはずっと俯いていた。そのうちリカの番がまわってきて、リカは診察室へと入っていた。

    2005-09-11 11:45:00
  • 252:

    リカは優に抱き着いて泣いた。病院なので迷惑になるし、優はさっさとリカを連れて外に出てから話しをきくことにした。赤ちゃんがいなくて泣きながら喜ぶリカを赤ちゃんができて幸せそうな妊婦さんに見られると、すごく悪い気がしたから。『で、どーゆうこと?』『あんな、りぃな、なんか《そーぞーにんしん》やねんて!』『あぁ…』優はすぐに納得した。リカは昔から思いこみが激しいところがある。きっと自分が思ってる以上に不安だったんだろう。市販の検査薬やったら陽性になりえるし。なんしか優はほっとした。リカはニコニコ笑ってた。

    2005-09-11 11:59:00
  • 253:

    もう絶対にアホな事すんのは止めてってこないだの分までリカを怒って、よかったなッて泣いた。リカも心配かけた事にだいぶ反省してて、セフレの男は全員切ったみたいだった。優は三日ぶりに家に帰った。

    2005-09-11 12:01:00
  • 254:

    もう病院の面会じかんを過ぎていたから、優は次の日の朝から、陽に会いにいく事にした。その夜夢を見た。あんまり覚えてないけど、陽が優に好きやでっ言ってた夢。優はあったかい気持ちのまま、陽の病院に向かった。

    2005-09-11 12:06:00
  • 255:

    名無しさん

    ?

    2005-09-12 04:07:00
  • 256:

    名無しさん

    あげちぁう?

    2005-09-14 23:08:00
  • 257:

    名無しさん

    早く???????

    2005-09-21 06:48:00
  • 258:

    皆さん更新遅れてごめんなさい???最近なかなか暇がなく?今から少し更新しますね?

    2005-09-21 20:35:00
  • 259:

    名無しさん

    えっ?更新するんちゃうん?

    2005-09-21 21:57:00
  • 260:

    エラー多くて時間なくなっちゃったンで書けなかったです?ゴメンナサイ?

    2005-09-22 07:36:00
  • 261:

    病院につき、優は陽の病室の扉をノックした。
    ……返事がない。
    嫌な予感がした。優は勢いよく扉を開いた。

    中はからっぽだった。

    2005-09-22 07:41:00
  • 262:

    陽がいたベットは、綺麗に整頓されていて、陽の持ち物は何一つ残っていなかった。優には意味が分からなかった。(…もしかして病室移動したんかな?)そう思った時、ちょうど廊下を看護婦さんが通った。

    2005-09-22 07:44:00
  • 263:

    『すいません!ここの病室にいた人って部屋移動したんですか?』『いえ、確か違う病院に移動されたんやと思います。』
    ……は??
    (優そんなん何も聞かされてないやん…。)
    ショックだったけど、なんかの手違いとか色々理由をつけて自分を落ち着かせた。そして看護婦さんにどこの病院か聞いた。すると看護婦さんは、自分の担当ではないので、担当医師に聞いてきますと言った。優はそのまま陽がいた病室で待つ事にした。

    2005-09-22 07:49:00
  • 264:

    名無しさん

    早く書いて

    2005-09-23 03:04:00
  • 265:

    眞沙綺

    続きスゴイ気になります??このお話大好きなので完結まで頑張ってください???

    2005-10-02 15:05:00
  • 266:

    167さん遅くなってほんまにゴメンナサイ?体調すぐれなくて精神的にもまいってしまいました??168さんありがとう?大好きなんて凄く励みになりますッ??今から更新しますね?

    2005-10-06 20:32:00
  • 267:

    不思議と頭には何も思い浮かばない。ただ窓から外を見ていた。

    2005-10-06 20:37:00
  • 268:

    しばらくして看護婦さんが戻ると、移動した病院は教えられないと言われた。陽がそう伝えてくれと頼んだらしい。
    なんで?優にはなんでいつも何もゆってくれへんの?優は本間に陽に何もしてあげられへんの?必要じゃないの?なんで…

    2005-10-06 20:41:00
  • 269:

    気がつくと病院の帰り道にある公園にいた。ベンチに座りながら看護婦さんの言葉を思いだしていると携帯が鳴った。大樹くんだ。
    『もしもし?優、やっぱり俺お前に話あるねん。今から会えるか?』
    『うん…』
    電話をきり、一時間後に会う約束をし、家に帰った。

    2005-10-06 20:50:00
  • 270:

    チャイムがなり、大樹くんが家にきた。もう一時間か…時間の感覚がおかしくなっていた。なにも考えないまま、ただ時間だけが過ぎていく。大樹くんは優を見るなり涙目になって、優はビックリした。『え?どうしたん?』『優、あれから病院いった?』『うん…さっき行った』『そっか…。陽な、違う病院行ったって聞いたやろ?どう思った?』

    2005-10-06 20:55:00
  • 271:

    『…』優は黙ってしまった。いろいろ思ったけど、なにも思わなかった自分もいた。陽にまた裏切られたような気持ちがして、思ったところで…って諦めてしまっていたのかも。
    『陽は捕まるで』
    大樹くんが言った。
    優は大樹くんを見た。
    『なんて??』

    2005-10-06 21:00:00
  • 272:

    名無しさん

    やった更新されてる☆待ってました☆

    2005-10-07 03:59:00
  • 273:

    275さんありがとう?こんなに遅くなったのに、待っててくれる方がいてほんとに嬉しいです(つД`゜。)今から少し更新しますね?

    2005-10-07 22:36:00
  • 274:

    『俺らが別れた日にな、本間はゆおうと思っててん。でもな、言ったらお前がとる行動くらい俺がよーわかってるし、あいつの気持ちもわかるから言われんかった…』優は手が震えた。

    2005-10-07 22:44:00
  • 275:

    陽はいなくなった。
    優に何も言わずにいなくなった。
    優は何もできなかった。
    ただ、陽だけが、優のそばからいなくなった。

    2005-10-07 22:47:00
  • 276:

    大樹くんは下向いて黙ってた。
    分かってるよ?陽がやってたことはダメな事やもん、ちゃんと償わなアカンもんな。
    分かってるよ?大樹くんがもしあのとき言ってたら、優は泣きわめいて陽や病院の人にすがってたやろうね。いっぱい迷惑もかけたやろうし、なにより陽も傷つけたやろうね。
    分かってる…全部わかってるのに、理解したくないよ…。
    大樹くんは言った。『でもな、ずっと会えへんワケちがう。もし死んでもーたてら二度と会えへんかってんで?陽とはちょっと離れるだけやで。陽の気持ちもくんでやってほしい…』

    2005-10-07 23:02:00
  • 277:

    『いつ…?』
    『え?』
    『いつ陽は帰ってくるん?優はいつまで待ったらいいん?待ったらまたいつかみたいになれるん?優がおらんでも陽はやっていけるん?優は無理やのに?なぁ…なぁっ!!!』

    2005-10-07 23:11:00
  • 278:

    優は最低。
    大樹くんは、何も悪くないのに…。

    2005-10-07 23:13:00
  • 279:

    名無しさん

    お☆今日も更新されてるやぁん☆

    2005-10-08 04:44:00
  • 280:

    名無しさん

    かいて☆

    2005-10-12 03:27:00
  • 281:

    名無しさん

    これ切ない?

    2005-10-12 03:48:00
  • 282:

    更新マイペースでごめんなさい(>_

    2005-10-16 02:48:00
  • 283:

    ずっと大樹くんを責め続けた。いろんな汚い言葉を使った。こんなん言いたくない、言いたくないと思えば思うほど、罵声を浴びせてしまう。どんだけ優は弱いねん…。自分が情けないけど、認めたくなかった。陽しか嫌や…。陽どこ…?最後には泣き崩れ、立てなくなった。ボロボロ。

    2005-10-16 02:53:00
  • 284:

    大樹くんは優のトナリにしゃがんで頭を撫でた。ずーっと泣きやむまで、長い間トナリにいた。

    2005-10-16 02:57:00
  • 285:

    いろんな事を思った。いつも結果だけを知らされるのはもう嫌だった。陽のくちから、陽の色んな思いを聞きたい。陽じゃないと嘘に聞こえてしまう。近くに居れた時には陽の事、疑って怖がってばっかりだったくせにね。陽がいないと意味ない。陽が生きてても、優が陽と会えないなら、優の中で陽は死んでしまう。思いでが優を苦しめる。陽を忘れさせてくれない。皆くちを揃えて言ったね。
    『少しの我慢やで!すぐ会えるようにから…。』
    『そんなんしてたら陽が悲しむで!』
    『気ぃ済むまで泣いてええねんで!』
    『陽くんも優に会いたいはずやで?』

    2005-10-16 03:06:00
  • 286:

    綺麗事にしか聞こえない。皆すごく心配してくれてるのは分かるし、嬉しい。でも、イライラする。なぐさめとか同情とか、そんなんいらんねん。誰か一緒にいてほしいとか、そんなん考えてへん。
    少しのがまん?一日がこんなにも長くて、こんなに苦しいのに少しってあとどれくらいなん。陽が悲しむ?優も分からん事やのに、なんでアンタにわるねん。気ィすむまで泣け?何日泣いたって気ィすむわけない。陽がいない。
    陽も会いたいはず?陽じゃない奴に言われたくない。《はず》じゃなくて確信がほしい。

    2005-10-16 03:16:00
  • 287:

    こんな考えは歪んでるって言われるかも知れない。なんでそんなに聞き分けないねんって怒られるかも。
    でも、優から陽を抜いたらなにも残らない。離れた後よりも、離れてる間の事を誰か教えてよ。なにしてたらいい?なに考えてたらいい?

    2005-10-16 03:24:00
  • 288:

    282 283 です。

    同じ者です。更新待ってました。ゆっくりでも待ってますので完結してくださいね☆

    2005-10-16 04:06:00
  • 289:

    ドナルド(^-^)

    何これ!めっちゃいいやん(o´3`o)ノ″読むの嫌いやけどはまってもーた!楽しみに待ってるから優ちゃん頑張って書いてな★

    2005-10-16 09:51:00
  • 290:

    長い間放置しててごめんなさい(⊃Д`゜。)色々あって、ようやくおちついたので残り少ないですが、完結まで書かせていただきます(>_

    2005-11-12 14:19:00
  • 291:

    陽は優しさのつもりかもしれんけど、優にとったらただのありがた迷惑やねんで・・・優は何も決着つかへんまま、この先も泣きながら、視界がぼやけたままの、陽がいない毎日を生きていかないといけない。嘘はもういやだ。陽にあいたいよ・・・

    2005-11-12 14:26:00
  • 292:



    それから、一年とちょとの時間がすぎていった。恐ろしく長い時間に感じた。優の隣には、大樹くんがいる。

    2005-11-12 14:32:00
  • 293:

    あの事があってから優は精神的にまいってしまって、軽い欝みたいになった。大樹くんは、毎日優を尋ねては、ニコニコいろんな話をして元気ずけようとしてくれた。優が笑わなくても、泣いてしまっても、あたったり、ひどいことを言ったりしても、変わらずニコニコして受けとめてくれた。今思えば、優が独りぼっちの時間なんてほとんどなかった。さみしくないようにしてくれていた。

    2005-11-12 14:37:00
  • 294:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2005-11-12 15:36:00
  • 295:

    名無しさん

    復活してる????初カキです?続ききになる(・∀・)

    2005-11-12 16:31:00
  • 296:

    名無しさん

    待ってましたよ☆

    2005-11-13 06:05:00
  • 297:

    かぉり

    初めて読みましたぁ??続きかなり気になるッ???頑張って書ぃてゃぁ??

    2005-11-13 10:40:00
  • 298:

    名無しさん

    ?

    2005-11-13 17:31:00
  • 299:

    名無しさん

    2005-11-14 10:25:00
  • 300:

    名無しさん

    ぁレナ"???

    2005-11-14 17:39:00
  • 301:

    皆さんレスありがとうございます(*^▽^*)更新相変わらずとろいですね(T□T)299さん、本当にいつもありがとうございます☆待っててくれる人がいるのってすごい嬉しいし、支えられてます☆でわでわ更新(^^)v

    2005-11-16 18:47:00
  • 302:

    ほんとにいろんな人に頼ってしまったし、いろんな人が助けてくれて、迷惑だっていっぱいかけた。だけど、大樹くんがどんなに毎日やさしく接してくれていても、まわりのトモダチがどんなにはげまし続けて笑わせてくれても、優の中の淋しさは消えなかった。陽を忘れた日なんかなかった。忘れようとすればするほど忘れられなくて、過去にしようとすればする程、現実に陽を求めていた。なくしたものが大きすぎた。

    2005-11-16 18:53:00
  • 303:

    優にはすべてがわからなかった。陽が今なにしてるか、どこにいるのか、何を考えてるか・・・。全部を知りたい。その反面、知るのが恐い。もう捕まっちゃったんかな?それともまだどこかの病院で治療してる?元気?笑ってる?毎日、頑張ってすごしてる?もうバカな事考えてない?もうバカな事してない?
    そんな風におもう。いつも。でも、ほんとに思ってるのは・・・

      『あいたい・・・』

    2005-11-16 19:12:00
  • 304:

    優の事たまにでいいから思い出して?思い出の中だけでもいいから、良かったなって思える人にさせて?キライにならんといて?誰にもいわへんから、誰にも内緒にするから、ずっとずっと陽の事好きな優でおらせて・・・。
    何も教えてくれんでいい。なんも喋ってくれんでいい。だから、『俺元気でやで☆毎日たのしいで☆しあわせやで☆』ってまた笑って・・・。
    とおくて、陽が気付かなくてもいい。一瞬でいい。一目でいい。陽に逢わせて・・・。
    優は欲張りな女やって思う。だけど、もしも神様がいるなら、叶えてほしい。この先の幸せ全部いらん。ずっと誰からも愛されなくてもいい。
     陽に逢いたい・・・。

    2005-11-16 19:26:00
  • 305:

    そんな叶うはずない事を、毎日こっそり祈っていた。徐々に、前の優に戻った。フリをした。たくさん笑うようになった。フリをした。そうすることで皆はとても喜んでくれたし、時間が解決してくれたんやねって言った。皆にもうしんどい思いさせたり、迷惑かけるのがいやだった。だから、一生懸命演技を続けた。

    2005-11-16 19:35:00
  • 306:

    そんな毎日がすぎていった。優の中の時間はあいかわらず止まったままだったけど、皆の時間はせわしなく過ぎていった。大樹くんも仕事の経営者側に昇進して、毎日忙しそうにしていた。それでも、毎日優に会いにきてくれた。そんなある日、大樹くんがこんなことを言った。

    2005-11-16 19:47:00
  • 307:

    名無しさん

    更新ありがとう☆

    2005-11-17 03:21:00
  • 308:

    名無しさん

    2005-11-17 12:03:00
  • 309:

    名無しさん

    ぶちぁげ

    2005-11-17 15:50:00
  • 310:

    名無しさん

    気になる????

    2005-11-17 16:57:00
  • 311:

    名無しさん

    2005-11-17 19:07:00
  • 312:

    名無しさん

    ぉぁずけゃぁン?気になるぅ????

    2005-11-17 23:10:00
  • 313:

    名無しさん

    ?

    2005-12-02 18:17:00
  • 314:

    名無しさん

    かいて?

    2005-12-03 08:18:00
  • 315:

    名無しさん

    ??????

    2005-12-05 01:12:00
  • 316:

    名無しさん

    書いてほしい?この話しめッちゃ好きでずッと読んでてん?

    2006-03-08 16:36:00
  • 317:

    ありえないぐらい放置していてすみません・・・でも、絶対完結させたいので、最後までまた書きたいとおもいます。

    2006-04-23 23:49:00
  • 318:

    名無しさん

    ずッと待ッてました?頑張ッて?

    2006-04-24 00:38:00
  • 319:

    名無しさん

    2006-04-24 07:14:00
  • 320:

    『今日さぁ、ドライブいけへん?』
    急にどうしたんやろって思ったけど別に断る理由もない。優はいいよと返事をした。
    車内でも二人は普通に会話をして、普通に笑って、そしてごく普通に時間がすぎていった。決しておもしろくない訳じゃない。だけど、心から楽しい訳でもない。気持ちの変動もない。なにもない。流れに身をまかせているだけ。今の優は本当にそれだけで生きているようなもんだなと思った。なんだかくだらないな。

    2006-04-30 23:16:00
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