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★手帳★
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1:
みか
「今日はどうするん?」
「仕事ゃわぁ…。ごめんなぁ。また掛けるゎぁ!」
少し悪怯れて電話を切る。2005-12-01 13:10:00 -
263:
みか
次の日、久々に貴志がドライブに誘ってきた。
久々のデートに由香は喜んだ。
付き合う前に行った夜景の場所に行った。2006-02-19 04:50:00 -
264:
みか
「由香、しばらく会わんとこう…。」
夜景にうっとりしていた由香は突然の貴志の言葉が理解出来なかった。
「へ?何言ってるん?」変な胸騒ぎが由香を襲った。2006-02-19 04:53:00 -
266:
みか
「…何で?…何…」
涙が出る。貴志は由香から目を逸らし続ける。
「由香はめっちゃ好きやで?けどこれ以上一緒にいたらいい事ない…。」
確かに貴志の言う通り。由香は仕事に手を抜きだしていた。貴志もまた経営者と言うのに最近怠けていた。全ては一緒にいたいが為…。2006-02-20 01:09:00 -
267:
みか
「嫌…ゃ…。貴志はそう言って違う女に行くんやろ!?嘘やめてや…。」
由香はそんな風にしか受けとめられず、泣きながら貴志を責めた。
「由香、わかってくれ…。お前以外の女なんて興味はない。けど、俺は働いてくれてる従業員がおる。そいつらを潰して由香と一緒にいる事は出来ひんねん…」由香は貴志の言う事はよくわかった。けど何で?しか思えなかった。2006-02-20 01:18:00 -
269:
みか
「由香と…おったらあかん…の?」泣きじゃくりながら貴志に聞いた。貴志を見るとつらそうな顔をしながら由香を見つめていた。
「由香と一緒にいたら自分自身に負けてしまうねん…。」貴志だって平気な訳がなかった。2006-02-22 05:26:00 -
270:
みか
由香も大事、経営と言う仕事も大事。ただ両立が出来なくなっていた。
由香と出会ってからかなり由香を優先してしまい、夢であった経営が危うくなっていた。
貴志はそんな自分が歯痒く、プライドが許せなかった。2006-02-22 05:35:00 -
272:
名無しさん
あげ
2006-04-11 19:38:00