小説掲示板魔女の桜。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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魔女の桜。

スレッド内検索:
  • 1:

    名無しさん

    この話はフィクションです

    2006-02-11 02:06:00
  • 151:

    名無しさん

    ・舞「昨日の夜、彼としたのよ☆処女卒業よ★」桜は驚き両手で口をふさいだ。・舞「まだ痛いけど、嬉しさの方が大きいもの平気よ。。」・桜「すごいわ。。何か舞が急に色っぽく見えてきちゃった!おめでとう!素晴らしいわ!」舞は真面目な顔をして桜の両手を握った。
    ・舞「ねぇ桜?あなた岡田君に告白しなさいよ。。あなたならきっと大丈夫だわ」・桜「何言ってるの?彼は友達よ?」・舞「隠さなくていいのよ?あたしは黙っておくわ?あなた黒目も大きいし髪だってきれいだし肌だってきめ細かいし、声だって可愛らしいし自信持って!」

    2006-02-21 01:17:00
  • 152:

    名無しさん

    ガラガラ。図書室のドアが開いて、生徒が入ってきたので舞と桜は図書室を出て歩きながら話をした。すれ違う生徒や先生なんて視界にはいらなかった。
    ・桜「あのね舞?あなた勘違いしているわ?」歩きながら舞を見て桜はそう言うと舞が人差し指を口に当て
    ・舞「しぃ―っ!山下さん達だわ」そう言われ桜は舞が見ている視線の先を見ると四人くらいで前から歩いてくる山下さん達が見えた。

    2006-02-21 01:22:00
  • 153:

    名無しさん

    桜の姿に気付き山下さん達は桜のところまでつかつか歩くと立ち止まって四人が桜をにらんだ。
    ・舞「朝から嫌な顔触れだわ。何にらんでるの?」・桜「まっ、、舞!」桜が舞を見ると舞と桜の間に山下が割り込み桜の顔をつんとした表情で見た。

    2006-02-21 01:25:00
  • 154:

    名無しさん

    「あんた前から思っていたけど生意気なんだよ?!山下さんに向かってよくもまぁ!」山下さんと一緒に居た一人がそう言うと山下さんが
    ・山下「いいのよ!こんな女にいちいち腹立てていたら私達のレベルが下がるもの。ほっておきなさい? 空野さんあなたずうずうしい上に友達選びも間違えてしまって可哀想だわ笑!じゃあね★ごきげんよう笑!」

    2006-02-21 01:37:00
  • 155:

    名無しさん

    廊下にいた生徒がくすくす笑いながら桜と舞を見た。
    笑いながら廊下を歩いていく四人を桜は振り向いてにらんだ。そして手を伸ばして手のひらを山下さん達の先にある掃除道具入れに向けると掃除道具入れから勢い良くホウキ6本が山下さん達に思いっきりぶつかって四人は勢い良くこけた。

    2006-02-21 01:40:00
  • 156:

    名無しさん

    わけもわからず焦る四人。そしてそれを見た生徒はみんな知らんぷり、舞は驚いた顔をして桜を見た。
    桜は舞に頬笑み大きな声で山下に向かって・桜「行きましょう!あたし“海”とどんどん話す事に決めたわ!あら山下さんせっかくの制服が埃まみれね笑!」

    2006-02-21 01:44:00
  • 157:

    名無しさん

    山下さん達は悔しそうな表情を見せた。
    その時山下さんが階段の方を見て慌てて立ち上がった。・桜「ん?」・山下「あっ!岡田君!…」桜の立っている所から階段は見えなかったが海が顔を見せたので目が合った。
    ・海「君たち何してるの?ふざけてるのかい?…ん?」さっきまで群がっていた生徒は誰もいなくて桜と舞と廊下の階段の手前の廊下の床に座り込んでほうきにうもれてる三人に立ったまま埃まみれの山下さん。

    2006-02-21 16:10:00
  • 158:

    名無しさん

    山下さんは埃を慌てて手で払い乱れた髪を手で直すとにっこり笑い。・山下「おはよう岡田くん★今ね私から迷惑だって言っておきましたから安心なさって?」・海「え?何が?迷惑?それより君達早く立ち上がったほうがいいよ?埃まみれじゃないか。桜!夢野おはよう!」・夢野「おはよう」・桜「おはよう★海?山下さんから話聞いて言ってやってちょうだい?そっちが迷惑だってね笑★じゃあ山下さんさようなら」
    山下さん達は悔しそうな顔をしながら桜をにらんでいた。海はきょとんとしたまま「あ…あぁ。分かったよ…」そう答えて山下さん達を見た。
    桜は舞の手をひっぱり歩いていった。

    2006-02-21 16:19:00
  • 159:

    名無しさん

    ・舞「みんな聞いて聞いて!」教室に入るとすぐ舞が教台の前に立ちそう呼び掛けた。教室にいたクラスメイトが舞を見ると舞は笑いだし
    ・舞「桜が山下さんにすっごい事申し出たのよ!すかっとしたわ!」しーんとしていた教室が一気に騒めく。男子も興味津々。・桜「舞!やめてよ!」・舞「ダメよ!これはあなただけじゃなく、うちのクラスの話と同じ!」「ねぇ、空野さん何言ったの?!」「すげぇじゃん空野!あいつさぁ前からうざかったしな!」
    ・舞「脅しにも負けずにお好きにどうぞって感じで!あぁ!すっきりだわ!みんな桜を守りましょう!」

    2006-02-21 18:11:00
  • 160:

    名無しさん



    ・海「あははは!そりゃ山下驚いただろうな!ホウキにうもれていた理由が分かったよ!」・桜「舞ごめんね隠してて」・舞「いいえ!大丈夫よ!見ていてすかっとしたもの」
    コンコン。ガチャ
    ・母「いらっしゃい★これお茶とお菓子」二人は学校帰り桜の家に寄った。テーブルに紅茶とクッキーを母が置く。

    2006-02-21 19:41:00
  • 161:

    名無しさん

    2006-02-21 22:19:00
  • 162:

    名無しさん

    あげ?

    2006-02-23 02:01:00
  • 163:

    名無しさん

    終わり?

    2006-02-26 07:16:00
  • 164:

    名無しさん

    書いて‐??

    2006-02-26 17:56:00
  • 165:

    名無しさん

    2006-03-05 19:51:00
  • 166:

    名無しさん

    age???かなりあげあげ??めちゃおもろい(´∇`)??書いて〜〜??

    2006-03-05 19:59:00
  • 167:

    名無しさん

    あげ↑☆☆魔女のお話とか夢があっていいね(*^_^*)こんなお話大好き^_^)v更新待ってまぁす(>__

    2006-03-05 22:02:00
  • 168:

    この小説めっちゃかわいぃ??文も読みやすいし?
    応援してます?

    2006-03-06 05:04:00
  • 169:

    名無しさん

    海と舞は母に挨拶すると、母は微笑んで部屋をあとにした。
    ・桜「この家に初めてあたしのお客さんが来たから母さん嬉しそう」・海「そうかぁ桜この町に来てまだ日が浅いんだよね」・舞「綺麗な家だね!おばさますっごい美人!

    2006-03-06 11:04:00
  • 170:

    名無しさん

    ・桜「まぁ!母さん喜ぶわよ笑」三人で他愛もない会話をしては笑いとても楽しい時間が過ごせた。
    舞は桜が魔女であっても桜は桜だからと偏見の目で見なかった。

    2006-03-06 11:09:00
  • 171:

    名無しさん

    桜はホウキを持ち二人を駅まで送る事にした。
    歩きながら三人で笑いながら話す。夕焼け空に背を向けて。町の人はホウキを持ちながら歩く桜に視線を向けたが桜は気にもしなかった。
    ・舞「ありがとう桜!今からどっか行くの?」・桜「ううん。歩くの面倒だから飛んで帰るわ★」改札口にいる駅員は不思議な顔をしながら桜を見ていた。
    ・海「日曜日僕も行くよ!桜の応援をかねてね!じゃあ夢野行こうか」・舞「えぇ!行きましょう。桜今日はとても楽しかったわ!ありがとう!日曜日あたし用事があるけど応援してるからね!」

    2006-03-06 11:18:00
  • 172:

    名無しさん

    二人は改札をぬけて小さな駅に桜は一人になった。 
    夕暮れ時間。オレンジ色と紫色が交じり合う空の下、商店街の灯りと帰りを急ぐ人たちの中、桜はホウキにまたがり飛んだ。だがあまりにも自然だったので誰も気付かなかった。
    小さな子供が目を丸くしてその姿を見たが母親は「はいはい。早く帰りましょうね」そう言って子供の手をつなぎながら歩いた。

    2006-03-06 11:26:00
  • 173:

    名無しさん

    屋根の上にルイがいて、それに気付いた桜は屋根に下りてルイは桜に気付くと少し驚いた。
    ・ルイ「こんな時間に飛ぶなんてダメじゃないか!」・桜「あら平気よ☆レディが歩いて帰るなんて危ないじゃない★わぁぁ★見て空!星がいっぱいだわ!」・ルイ「日曜が心配だね」そう言ってルイはひょいと屋根から姿を消した。
    ・桜「心配ありがとう!全く愛想もない猫ね!」桜はにくまれ口をたたいてから屋根から見える満点の夜空を見渡し微笑んだ。

    2006-03-06 11:33:00
  • 174:

    名無しさん

    ・母「まぁ!桜あなた飛んで帰ってきたの?!」桜がベランダに下りて部屋の窓を開けた時ちょうど桜の洗濯物を桜の引き出しに直す母がいた。
    ・桜「えぇ。気持ち良かったわ」・母「はぁ…日曜まで我慢なさいよ…」・桜「夜道危ないじゃない?自転車代わりよ★あぁ〜お腹すいたぁ!手あらってきまぁす」桜は靴を持ってす〜っと母の横を通り過ぎて部屋を出た。
    ・母「待ちなさい!桜?…‥ルイ?あなたちょっとは桜に注意なさいよ」・ルイ「無駄だよ。。いくら言っても聞く耳もたずなんだから」

    2006-03-06 11:41:00
  • 175:

    名無しさん

    母は夕食時間に桜に注意したが桜は聞き流しながら食事をしてさっさと部屋に行き雑誌を読んだ。
    雑誌にはオシャレな服がたくさん載っていて桜は目をキラキラさせた。

    2006-03-06 12:31:00
  • 176:

    名無しさん

    ・桜「一人じゃなにも出来ないあんた達なんかに何が出きると言うの?正正堂堂と山下さんあなた海に告白すればいいじゃない!」まわりにいた生徒がくすくす笑った。
    それを見た山下がまわりの生徒を思い切り睨みその後桜を睨む。
    ・山下「まぁ今のうち言ってなさいな。所詮あなたなんてアリ以下だわね。行きましょう」そう言って四人は去っていった。

    2006-03-06 12:40:00
  • 177:

    名無しさん

    キャァァ??更新されてるぅ(>_

    2006-03-08 22:39:00
  • 178:

    名無しさん

    まだぁ???って気早いかッッ??笑 楽しみにしてまぁす(*^_^*)??

    2006-03-09 21:05:00
  • 179:

    名無しさん

    まだ?

    2006-03-16 09:28:00
  • 180:

    名無しさん

    靴を履き代え廊下に出るとたくさんの生徒が行き来していた。わたり廊下の両側の窓から朝の光がさんさんと降り注ぐ。
    「空野 桜」丁度廊下に立ち止まり外の景色をみている男子生徒の隣を通り過ぎたた時だった。いきなり自分の名前を呼ばれ桜は歩くのをやめて声のする方をむいた。

    2006-03-23 14:26:00
  • 181:

    名無しさん

    廊下の真ん中で立ち止まる二人をどくように歩く生徒。同じ学年ではないことは、何となく三年の生徒が気にしながら歩く姿を見て桜は分かった。
    視界に映る健康的な美少年を目の前にしていることは慣れてきた視野から少しずつ分かった。
    丁度その時登校してきた海と海の友達がわたり廊下に足を踏み入れ生徒と生徒の間から見え隠れする桜と男子生徒の横顔に気付き海の友達が「あれ空野と…あっ、草原先輩…あの二人知り合い?、」その言葉に海が視線を向けた時だった

    ・桜「…?!」

    2006-03-23 14:38:00
  • 182:

    名無しさん

    一瞬の出来事だった。海が反射的に前を歩く生徒の体を押し退け草原ユウキと桜の間に入り草原の胸ぐらをつかみ気付けば睨んでいた。海のかばんは一緒にいた友達の足元に落ちたままであわてて友達が自分のカバンを床に落とし走って止めに入った。
    桜がキスされたのだ。

    2006-03-23 14:43:00
  • 183:

    名無しさん

    陸の力を払いのけ海は陸の頬を思い切りなぐった。
    「きゃぁぁ!」廊下に響き渡る女子の悲鳴。その声に気付きたまたま近くにいた二人の先生が走って二人を止めた。
    「お前等何やってんだ!」体を押さえ付けられた海は視線を草原から放そうとしなく、なぐり返した草原はすぐさま先生につれていかれた。

    2006-03-23 14:54:00
  • 184:

    魔女の宅急便が見たくなりました笑。

    2006-03-23 17:06:00
  • 185:

    名無しさん

    「一体何があったんだ?!…ほらお前達も早く教室に行け!」海の腕を持った生活指導の先生が周りにいた生徒にそう言うと、周りにいた生徒がざわつきながらも海と陸と桜の横を小走りで去っていった。
    海は先生の腕を払い除け、しゃがみこんだ桜の腕をひっぱり立たせた。
    ・先生「…お前らちょっと相談室に来なさい。一時間目は出なくていいから…」・陸「草原先輩が…・先生「いいから来い。。」陸の話をさえぎるように言うと先生はゆっくり歩いて行った。
    ・海「大丈夫?」海の声はいつもの声に戻っていて、桜は海の顔を見てうなづいた。

    2006-03-23 18:54:00
  • 186:

    名無しさん

    陸は海と自分のかばんを持ち海に渡してからにっこり笑った。・陸「空野大丈夫か?」・桜「えぇ…けどびっくりしたわ…あたしあの人と初対面…・海「草原は、山下から頼まれたのかもな…」歩きながら三人は話ていた。
    ・陸「おいおい。考えすぎだろ笑。山下と草原に共通点なんてないじゃん」・桜「海…?あの人あたしが魔女だってこと知ってるみたいなの…」桜は小さな声でそう言った。陸には聞こえなかった。

    2006-03-23 19:01:00
  • 187:

    名無しさん

    海は一瞬驚いた顔をしたがすぐ難しい顔になって、黙って歩いた。
    予鈴がなり、生徒は教室に入ったが三人は階段を下り相談室の前に着いた。
    相談室とは問題を起こした生徒から事情を聞いたり説教したりする部屋で、太陽の光は斜光カーテンによってふさがれてある暗い部屋。
    ・陸「あぁ…ついに俺もここの仲間入りかぁ…ぞっとするぜ」・桜「何?何でぞっとするの?」ガラッ!桜が陸の顔を見た時、相談室のドアが勢い良くあき、中から生活指導の先生が見おろした。・先生「 入れ」

    2006-03-23 20:21:00
  • 188:

    名無しさん

    海は黙って相談室に入った後、陸も頭をかきながら入って行った。
    桜はゆっくり入り部屋の中を見渡した。パイプ机と三つの椅子だけがぽつりとありその向かいに一つパイプ椅子があり先生が腕組みしながら座っていた。
    ・先生「座れ」その声と同時にチャイムがなり一時間目が始まった。

    2006-03-23 20:25:00
  • 189:

    名無しさん

    三人が椅子に座ると先生が口を開いた。

    ・先生「草原に関わるな」
    ただその一言。そう言ったあと先生は立ち上がり相談室のカーテンを少し開け桜達に背を向けたまま「無事に卒業したければ何をされても関わるな」そう言ってカーテンを閉めて桜達を見た。

    2006-03-23 20:29:00
  • 190:

    名無しさん

    ・海「納得がいきません。空野はいきなり「いいから!あいつの相手はするな!」・海「…?!…意味が分かりません!」
    桜は海の横顔を見て先生を見た。

    2006-03-23 20:32:00
  • 191:

    名無しさん



    「あっ!桜ぁ!大丈夫?!」ざわざわ。
    教室に戻ったのは結局二時間目が終わった休み時間だった。クラスメイトの視線は桜に向けられた。

    2006-03-23 23:36:00
  • 192:

    名無しさん

    舞はすぐさま桜の元へ行くと周りにいた生徒も桜を囲んだ。
    「草原先輩にいきなりキスされたんでしょ?!絶対山下さんが頼んだのよ!」クラスメイトの一人が桜に言うとみんながうなずいた。・舞「あの二人できてるらしいものねぇ。。」・桜「一体何者なの?山下さんと草原って人は」

    2006-03-23 23:41:00
  • 193:

    名無しさん

    「学校一の問題児が草原ユウキ。警察のお世話にしょっちゅうなってるくせに退学にならない理由は山下由美がいるから。山下も草原もお互い好き同士じゃないのに付き合ってるのは利用するため。岡田の周りに近寄る女子を草原に頼んで色々してもらうみたいよ…桜も狙われてるわけね…」

    2006-03-23 23:45:00
  • 194:

    名無しさん

    ・桜「ほんっとに腹立だたしいわ!ちょっと言ってくる!」桜は勢い良く立ち上がると女子の制止を払い除け隣の教室に行きずかずかと入って行った。
    ・舞「さっ、桜!」いきなり表れた隣のクラスの桜の姿を見つけると山下は立ち上がり桜の前に立ってふんっと嘲笑う。
    ・山下「あらどうしたの?こんな所まで来て」桜は近寄ってきた海の腕を引き寄せ自分の隣に立たせた。・海「桜?…」・桜「海が好きなら好きと面と向かって言えばいいじゃない!あなたって本当に可哀想な人ね?!」

    2006-03-23 23:52:00
  • 195:

    名無しさん

    ・山下「!?」教室も廊下も静まりかえった。山下はびっくりした顔で固まった。
    桜が海にキスしたのだ。 ・海「・・?!・・」次の瞬間、山下が桜に飛び掛かった時、桜が指をぱちんとならすとものすごい勢いでたくさんのホウキが山下の体を壁に向かって張りつける形で飛んできた。

    2006-03-23 23:57:00
  • 196:

    名無しさん

    ・山下「なっなっなっ!何よこれはぁ!どけなさいよ!痛いっ!」・桜「あたしをあまり怒らせないことね!しばらくそうしてなさい」生徒はあまりの出来事に目を丸くさせた。そして海が山下の前に立ち。・海「この際だから言っておくけど、俺あんたの事、嫌いだから」

    2006-03-24 00:00:00
  • 197:

    名無しさん

    2006-03-24 00:02:00
  • 198:

    名無しさん

    2006-03-24 00:03:00
  • 199:

    名無しさん

    今日はここまでです。かなり最新遅れてごめんなさいですm(__)m
    頑張りますんで読んでください。

    2006-03-24 00:18:00
  • 200:

    名無しさん

    きゃぁ??更新されてる??めちゃァゲ??待ってました(´∇`)??頑張れ??

    2006-03-24 02:01:00
  • 201:

    はるか?

    続きがものすごい気になります?楽しみにまってます?

    2006-03-24 02:48:00
  • 202:

    名無しさん

    海にそう言われたのは初めてだった山下は、唇を噛み締めながら初めて涙を流した。ホウキで押さえ付けられた体に痛みが走る事よりも、心の痛みの方が大きい。
    生徒は今起きている事を把握しようと必死だった。桜は山下を睨み、・桜「泣いたって無駄よ?あなた今まで散々な事してきたんでしょう?謝りなさいよ!」「ちょっと!空野さん教室から出てよ!」山下と桜の間に女子が入り桜を睨んだ。山下に付いて回ってる三人だ。
    ・舞「桜!教室戻ろう!山下さんも謝った方がいいわよ」舞が廊下からそう言うと、山下は下を向いたまま黙っていた。

    2006-03-24 02:49:00
  • 203:

    名無しさん

    ・桜「あなた達には関係ないでしょ?どきなさいよ!あたしは山下さんに直接話があるんだから!」・海「・・桜、もうその辺で許してやって…泣いてるし、僕から言っておくから」
    海にそう言われ桜はうなずき教室から出たとたん、バラバラバラっと山下の体を押さえ付けていたホウキが床に落ちて山下は教室を走って出ていった。

    2006-03-24 02:54:00
  • 204:

    名無しさん

    「ねぇ!今の一体何?!手品?!」海のクラスメイトが騒ぎはじめた。
    トイレから戻ってきた陸は教室の後ろの床に落ちている大量のホウキに目が行き驚いた。・陸「何だこれ?」「隣のクラスね空野さんが来て山下さんに怒鳴り付けた時いきなり…・海「陸ちょっと来て」女子と陸の間に海が体を割り込め教室に戻ってきたばかりの陸を教室から出した。
    「岡田!授業始まっちゃうよ?お前ぬけるのか?」教室から海の友達が声をかけ一瞬海は立ち止まり、振り向いて「悪い、適当に言っておいて。」そう言うと友達が二人のカバンを二人に向けて投げ渡した。

    2006-03-24 13:40:00
  • 205:

    名無しさん

    二人が歩く姿を廊下に出ていた他のクラスの生徒が見ていた。
    ・陸「おいっ、俺に説明しろよ??ちょっ、。海!待てって!そんな早足でどこ行くんだよ?」海は早足で階段を掛け下りてすいすい生徒を擦り抜けて行く。

    2006-03-24 13:45:00
  • 206:

    名無しさん

    桜は教室に戻らず一人屋上に出ていた。空は青く大きな雲がのんびり泳ぐ。
      「こ〜んな所にいたぁ(^-^)わぁぁ!気持ちいいねぇ」振り向けば片手にジュースを持ち空を見上げる舞だった。桜は少し微笑むと地面に座った。
    ・桜「はぁぁ…」ため息と同時にチャイムが鳴り響いた。・舞「さぼるの??」・桜「…うん…舞は戻った方がいいよ」・舞「あら、こんな気持ちいい日に暗い授業を受けるというの?!いやよ!あたしもここにいるわ★」舞は立ち上がり思い切り背伸びをして空を見上げながら微笑んだ。

    2006-03-24 13:55:00
  • 207:

    名無しさん

    ・桜「もし舞に迷惑がかかったらごめんね…」・舞「大丈夫だよ。。すかっとしたもの!まぁみんなは驚いてたけどね笑!気にするなって!」舞はそう言うと屋上のフェンスから下を見ていた。
    ・桜「ありがとう」桜はそう言って指でコンクリートの地面を触っていた。

    2006-03-24 14:02:00
  • 208:

    名無しさん

    ゆっくりと瞬きをする。視界に映る、風、髪、ゆれるスカート、空を見上げはばたく鳥が空中を優雅に泳ぐ。
    桜はそこに寝転びただ空を見上げ
      「わぁぁぁぁ!」

    2006-03-24 18:21:00
  • 209:

    名無しさん

    そう叫んで目をとじた。舞は一瞬驚いたが桜の仰向けになって寝転んでる姿を見てからまた外を見た。
    ・舞「空を飛ぶのってさぁ気持ちいいんだろうなぁ…地球には重力があるのにそんなのお構いなしなのね」桜は舞のその言葉を聞きながらゆっくり目を開きただ空を見上げた。
    ・桜「すばらしい景色よ。夜中の空から見る海と山の景色は。水面すれすれに飛ぶ時に自分の姿が海に映るの」

    2006-03-24 18:28:00
  • 210:

    名無しさん

    「わぁぁ★素敵!あたしにもそういう血が流れてたらなぁ!」桜はまた目を閉じた。
    ・桜「いい事ばかりじゃないもの。それなりに大変なんだから。どんなに大きな病気したって病院には行けないし…空だって自由に飛べるわけじゃないじゃない」

    2006-03-24 18:31:00
  • 211:

    名無しさん

    舞はにっこりほほ笑み桜の隣に座ると小指を出してきた。・桜「っえ?」・舞「ほら!や・く・そ・く」・桜「約束?…「どんな事があっても友達!って事!」舞は桜の小指に小指をからめ上下にふって、にっこり笑うと、桜も笑った。

    2006-03-24 21:38:00
  • 212:

    名無しさん

    ・舞「あたし草原の事、実は一目惚れだったのよ…ふふっおかしいわよねぇ…まさかあんな嫌な人だとは思いもしなかったもの」・桜「きれいな顔だもの…そういう子多いと思うわ…っけど!許せない!」
    桜は立ち上がりフェンスまで歩いた。風がさらさらの髪をゆらす。

    2006-03-24 21:42:00
  • 213:

    名無しさん

    フェンスから見下ろすグランドには生徒が体育の授業を受けているのだろう。桜からは小さな点がいくつも見えた。・舞「人があんなに小さく見える」・桜「山に疎って建ってあるから仕方ないわよ」
    二人で一時間ずっと話していた。

    2006-03-24 21:47:00
  • 214:

    名無しさん



    「ただいまぁ…」ガチャン。玄関のドアが閉まると同時に母親がリビングから走ってきた。・母「お帰りなさい!お客さんよ!早く入りなさい!」

    2006-03-24 23:33:00
  • 215:

    名無しさん

    ・桜「えっ?えっ?お客さん?」慌ててカバンを持ったままリビングに行くと、ソファに座っている美鈴がいた。
    ・桜「美鈴さん?!わぁぁ☆」・美鈴「ちょっと近くに用があったからお邪魔したの☆まぁぁ制服可愛らしいわね」

    2006-03-24 23:37:00
  • 216:

    名無しさん

    桜が美鈴の隣のソファに座ると、母親は「ちょっとお買物に行ってくるから…美鈴さんゆっくりしていってくださいね☆」そう言うと美鈴はにっこり微笑んだ。
    ・桜「美鈴さん今日なんかすごく綺麗!デートですか?」・美鈴「あはは、違うわよ(^-^)今日はね、仕事の面接があったの!」・桜「あぁ、そうですかぁ!面接かぁ。。この近くで?」

    2006-03-24 23:43:00
  • 217:

    名無しさん

    ・美鈴「ううん☆面接は地元であって本当は桜ちゃんに会いに来たの☆けど立派なお家に住んでるのね」
    美鈴は桜の母が入れた紅茶を飲んだ。・桜「わざわざ会いに来てくれたんですね!嬉しいわ!ありがとう」

    2006-03-25 00:11:00
  • 218:

    名無しさん

    桜と美鈴は、話に花を咲かせていた。美鈴は、二時間くらいゆっくりしてから帰って行った。

    夜、晩ご飯を食べた後すぐくらいに海から電話がかかってきて桜は部屋に行った。・桜「今日はごめんなさいね」・海『何を謝るんだい?』・桜「キスしちゃった事…あと巻き込んじゃって、、草原との事」

    2006-03-25 02:36:00
  • 219:

    名無しさん

    学校でいきなり海にキスした事を思い出し桜は胸が熱くなるのを感じた。
    ・海『あぁ…あれには正直おどろいたね…けど構わないよ?気にしないで。。草原の件だって僕にも原因があるんだし。。山下にはっきり伝えてよかったよ』

    ・桜「今まで何故言わなかったの?」・海『初めてなんだよ山下が感情むきだしにあんな態度とったり言葉ぶつけるのを見たのが…今まではウワサだけしか耳にしなかったからね』

    2006-03-25 02:41:00
  • 220:

    名無しさん

    桜はベットから立ち上がりソファに座った。
    ・桜「そうなの…けど本当に腹立たしいかぎりだわ!『ねぇ、会いたい』いきなりの言葉だった。海がそう言って黙ったから桜はドキドキした。

    2006-03-25 02:46:00
  • 221:

    名無しさん

    ・桜「…今から行くわ…あの湖で待っていて?」・海『いいのかい?』・桜「あたしも、あなたに会いたいもの…」・海『あぁ分かったよ。。今から行くから』

    そう言って電話を切り制服を脱ぎ私服に着替えた。

    2006-03-25 02:51:00
  • 222:

    名無しさん

    2006-03-25 04:54:00
  • 223:

    名無しさん

    湖まで飛ぶと、桜の視界に海の姿が入ってきた。真っ白な上下のスポーツウエアを着ていた。
    海が桜の姿に気付きすぐさま上空に向かい手を振った。桜はそのまま海の隣にゆっくり下りるとなんだか照れ臭いのだろううつむいた。・海「やぁ、前よりだいぶ早いじゃないか」・桜「ええ。今日は風があまり強くなくて…今日はスポーツウエアなのね?運動でも?」
    桜にそう言われ海はにっこり微笑んだ。・海「あぁ!少し走ったんだ」

    2006-03-25 13:25:00
  • 224:

    名無しさん

    桜は湖に視線を向けた。なんて静かな空間なのだろう絵になりそうな神秘的な空間だ。
    ・海「桜?」
    海がふいに桜を呼んだから桜はゆっくり海の方を見た。

    「君の事が大好きだ」

    2006-03-25 13:29:00
  • 225:

    名無しさん

    二人は、か細い三日月の下で唇を重ねた。

    ねぇ…海?

    行かないで。

    2006-03-25 13:31:00
  • 226:

    名無しさん



    空の中で私は、鳥になったつもりでいた。

    自由にはばたいているように思っていた。

    2006-03-25 13:34:00
  • 227:

    名無しさん

    「あなた飛べなくなったの?!」母さんがすっかり力なくした私に向かってそう言った。
    ベッドに横たわりただうなずいた。みんなにお披露目するはずの一日前、海の葬式がおわった。

    2006-03-25 13:37:00
  • 228:

    名無しさん

    海の遺体は、あの日の二日後、海の家の近くの駐車場で外傷もなく眠るように倒れていたらしい。
    自殺したのだ。
    死体解剖で大量の睡眠薬が海の体の中から出てきたらしい。

    2006-03-25 13:42:00
  • 229:

    名無しさん

    「母さん、あたしもう飛びたくもないの…」食欲さえもない私に何をしろっていうの?母はその後ため息をついて部屋を出ていった。

    有名モデルの自殺はテレビでも騒ぎになっていて私は何もせずただぼぉっとしていた。

    2006-03-25 14:31:00
  • 230:

    名無しさん

    学校は急遽集会が行われ、保護者集会に母は夕方行った。日曜日のお披露目は永久中止だろう。
    海の遺体を私は目にせずただ舞い上がる線香の煙の糸をぼぉっと眺めてはまわりのセセリ泣く声をぼぉっと聞くだけしかできなかった。

    2006-03-25 15:55:00
  • 231:

    名無しさん

    実感なんて全く湧かず、何故自殺したのかさえわからない。葬式の日泣き喚く山下さんの姿が今も頭の奥から離れない。
    空は晴れていた。
    ルイの言葉が分からなくなりはじめたのは日曜日に気付いた。ベッドに丸くなり部屋でただぼぉっとしている時「にゃお」と鳴いたのだ。

    2006-03-25 15:58:00
  • 232:

    名無しさん

    「……」ルイに視線を向けるとルイはまた猫鳴きをした。
    ・・・力がなくなる・・・

    部屋の壁に立て掛けてあるホウキに向かい腕を差出し力を入れた。

    2006-03-25 16:00:00
  • 233:

    名無しさん

    ・・・ぱたん

    少しホウキが浮いたが、すぐさま床に落ちた。。

    母に飛べなくなったと言ったのは嘘で飛びたくないと思っていたからで、まさか力が無くなっているのが実際に起こるなんて思ってもなかった。

    2006-03-25 16:03:00
  • 234:

    名無しさん

    一瞬焦ってソファから立ち上がりもう一度ホウキを呼ぶが、少し浮きすぐ床にぱたりと落ちた。

    ―――力がなくなる事だけは考えてはだめよ―――

    母があたしに幾度となく言ってきた言葉。

    2006-03-25 16:06:00
  • 235:

    名無しさん

    すぐ部屋を出て母がいるリビングに行き母の服を引っ張ると台所で何かしていた母が驚き振り向いた。

    「どうしたの?!」桜「力がなくなっちゃう!!母さん!」すがる思いだった。私たち魔女にとって力がなくなる事は死よりも恐ろしい事なのだ。魔女の血液が少しずつどろどろに変化し最後には石のように固まるのだ。

    2006-03-25 16:10:00
  • 236:

    名無しさん

    ???おもしろい??

    2006-03-28 11:05:00
  • 237:

    名無しさん

    母さんは私の腕をひっぱっりソファに座らせた。   ・母「ショックな事があったから力が弱まっただけで一時的なものだから…大丈夫よ…」母さんは頬笑みながら私の隣に座り私の両手を包み込むように握った。

    ・母「ココアでも飲む?心が落ち着くわ☆」母さんはぽんぽんとあたしの頭をなでるようにたたくと立ち上がりキッチンに行った。

    2006-03-29 12:43:00
  • 238:

    名無しさん

    ため息と同時に不安が押し寄せる。
    友達の死というのはこれほどまでショックが大きいものなのか。。。

    母さんがすぐさまミルクと砂糖のたっぷり入ったココアを私に差し出し、私はゆっくり飲みほした。

    2006-03-29 12:47:00
  • 239:

    名無しさん

    翌日学校に行くと、舞が教室にいた。海が消えたこの学校はあきらかに動揺を隠せずにいた。
    山下さんの姿は一度も見ていない。ショックだったのだろう。
    ・舞「おはよう(^-^)昨日は休んだんだね☆」笑顔で私に話し掛ける舞の目は少し腫れていた。きっと毎日泣いているんだろう。

    2006-03-29 12:51:00
  • 240:

    名無しさん

    しぉり?ぉもろぃ?頑張れ?

    2006-03-30 05:15:00
  • 241:

    名無しさん

    やばいハマった?続きめちゃ気になる?

    2006-03-30 06:47:00
  • 242:

    名無しさん

    ・桜「食欲もあんまりなくて…校門前の報道陣すごい数だし…」外を見ながら話した。窓に打ち付ける雨は少しずつ強くなっている。登校してきたクラスメイトは、ハンカチで濡れた制服を拭きながら何だか疲れているようだ。

    2006-03-30 07:01:00
  • 243:

    名無しさん

    ・舞「まだ何か信じられないわね…隣の教室に行けば岡田に会えそう…」ため息混じりに無理して頬笑む舞。
    考えるだけで胸の奥から何かがあばれそうだ。

    あの日以来草原の姿は見ていないし、今はそれどころではない。現実を受け入れるしかないが上手くいかない。

    2006-03-30 07:05:00
  • 244:

    名無しさん

    授業中私はずっと自分の手の平を見つめていた。魔力が確実に弱り始めたと気付いた昨日あたりからどうも上手く動かない気がする。気のせいだとは思うが、何となく焦りからかずっとしびれた感じもしてしまう。
    忘れたくてペンをつかんだ。。 やはり気のせいだろうか。

    2006-03-30 07:09:00
  • 245:

    名無しさん

    授業なんてきっと誰一人集中していないだろう。頬杖をつきながらぼぉっとしている。
    先生も理解しているのだろう、注意もしなかった。。休み時間、昼休み、みんなうわの空。心ここにあらず。それがぴったりと合う気がした。

    2006-03-30 07:12:00
  • 246:

    名無しさん

    「空野?」
    一日の授業が終わり何となく図書室へ行き、小説を探した。魔女が主人公の小説。たくさん所狭しと並んだ色とりどりの本から探すのにすっかり集中しすぎて周りを見ていなかった。

    2006-03-30 07:15:00
  • 247:

    名無しさん

    聞き覚えのある声がしたので振り返ると本を片手に持ち、少しやつれた笑顔で私を見る草原だった。
    私はその姿を見るなり慌ててその場から離れようとしたがすぐ草原が行くてを阻んだせいで動けなくなった。
    ・草原「捜し物はこれだろ?」草原はにんまり笑い私の目の前に持っていた本をちらつかせた。

    2006-03-30 07:20:00
  • 248:

    名無しさん

    2006-03-30 07:21:00
  • 249:

    名無しさん

    それはまさしく私が探していた本だったが私は目を合わさず
    ・桜「どいて下さい。その本ではないので」そう言って逆方向を向き早足で立ち去ろうとするとまた行くてを阻まれた。

    2006-03-30 07:22:00
  • 250:

    名無しさん

    ・草原「話があるんだ」・桜「あなたと話す事などありませんから!通してください」私が草原の体を押し退けようとしたが無理だった。

    2006-03-30 07:26:00
  • 251:

    名無しさん

    私は草原の腕を持ったまま睨み付けた。
    関わりたくない。掴む指に力が入る。草原が真剣な眼差しで私を見ていた。
    ・草原「魔力なくなってんのか…?」真剣に私の目を見ながらやさしく話し掛けたから何故か動揺してしまった。

    この人は一体何?

    2006-03-30 08:43:00
  • 252:

    名無しさん

    ・草原「話があるんだ。聞いてくれないなら力ずくで…」草原がそう言ったあと少しの間睨み付けて払い除けようとした時、体の中にしびれが駆け巡った。

    ・・・魔力・・・

    あきらかに魔力。何千とある血管の中を物凄い勢いで電気が駆け巡った。

    2006-03-30 08:47:00
  • 253:

    名無しさん

    まばたきが出来ない。すごい力。私はうなずくしかなかった。この人は、この草原という人は魔力をもっている…。
    うなずいた後すぐ草原が目を私から反らすと同時に私の中に駆け巡った電気がなくなり私は床にしゃがみ込んだ。

    2006-03-30 08:50:00
  • 254:

    名無しさん

    ・草原「さすが魔女だな。よく耐えれたな…普通なら死ぬ手前だ…。。今ので分かっただろうが俺は魔男…魔女は初めて見たよ」草原がしゃがみ、私の腕を持った。
    力が入らない。。

    2006-03-30 08:53:00
  • 255:

    名無しさん

    ・桜「…だったら…何だと言うの…?」・草原「魔女だというのに、分からないのか?岡田は…岡田海は殺されたんだ」
    ・桜「・・・えっ・・?」あまりに突然で私は驚いたまま動けなくなった。草原の目が嘘をついてない事だけは分かる。

    ・草原「お前の一族はそんな見極めさえ出来なくなってるのか?!遺体には目を通さなかったのか?」・桜「…やめて!!冗談にもならない!」

    2006-03-30 08:59:00
  • 256:

    名無しさん

    涙は自然と溢れまばたきと同時に床に落ちた。
    ・草原「情けない…飛ぶ事しか能がないわけだ…いいか?どうしてお前の事、魔女だか分かったかお前分かるか?」私は両手で頭を抱えながら泣き続けた。

    2006-03-30 09:02:00
  • 257:

    名無しさん

    頭の中でモノクロの映像がスローモーションで流れる。
    お通夜の行列、泣き喚く人、海の笑う写真、糸をえがく煙、晴れ渡る空に交わる海の体が燃えて黒い煙。

    笑いながら私を抱き締めた海。その後、消えた、動かない体…。

    2006-03-30 09:06:00
  • 258:

    名無しさん

    2006-03-30 16:45:00
  • 259:

    名無しさん

    ・草原「岡田の遺体を見てないのか…?」桜はただ頭を左右に振るしかなかった。
    ・草原「次は夢野が狙われるな…君の親友…」・桜「え?」
    ・草原「泣いてる暇なんてないって事だ。分かるか?君は狙われているんだよ?」涙で歪む視界に草原の言葉が入る。

    2006-03-30 22:15:00
  • 260:

    名無しさん

    訳が分からない。
    ・草原「ここでぼぉっとしてる時間はないんだ。。君の母さんに話すべきだ。岡田の額には恐ろしい魔力をもった魔女の魔力の跡が残っている。あれは、魔女食い魔女だ…ここ一ヵ月くらいカラス達が騒がしかったのは君が越してきたからだろう」

    2006-03-30 22:19:00
  • 261:

    名無しさん

    雨が窓に打ち付けていた。図書室に生徒はいたし私と草原の姿を目にした人もいたと思うが、そんなのはどうでも良かった。

    いきなりすぎる展開と魔男が草原だという事に焦りを覚えた。。  まだ痺れる体をうまく動かせずに私は口を開いた。

    2006-03-31 02:42:00
  • 262:

    名無しさん

    ・桜「私のせいで…海が…?」・草原「魔女食いがどれ程のものかは分かるだろ?魔力をもつ者なら知っておかなくてはいけない存在だ」
    私は知らなかった。聞いた事すらない。

    2006-03-31 02:48:00
  • 263:

    名無しさん

    ・草原「まさか…知らないわけはないよな…?」私はため息をついた後、意識が遠退くのが分かった。
    視界がぼやけ、そのまま……

    遠くで…誰かが呼ぶ声がしたがもう……

    2006-03-31 02:51:00
  • 264:

    名無しさん



    ゆっくりと目を開けたら天井と電気が目に入った。布団を掛けられどうやら眠っていたようだ。まばたきをゆっくりしてから右を向くと学校ではないのが窓にかかってあるカーテンや家具で分かった。

    慌てて体を起こすと頭に痛みが走った。

    2006-03-31 02:55:00
  • 265:

    名無しさん

    左手で額を触りゆっくり目を開け部屋の中を見ると六畳くらいのがらんとした洋室に私はいた。
    記憶では草原と話した後…気絶したのだ…

    2006-03-31 02:58:00
  • 266:

    それで????

    2006-03-31 12:50:00
  • 267:

    名無しさん

    めちゃ?楽しみにしてるから続き書いてほしぃなぁ???

    2006-04-03 05:47:00
  • 268:

    名無しさん

    あげ

    2006-04-06 16:20:00
  • 269:

    名無しさん

    ???

    2006-04-06 22:42:00
  • 270:

    名無しさん

    ぉーぃ??気長に待ってます??

    2006-04-07 02:59:00
  • 271:

    名無しさん

    2006-04-07 11:47:00
  • 272:

    名無しさん

    待ってます!

    2006-04-09 21:59:00
  • 273:

    名無しさん

    おもろい☆書いて☆☆

    2006-04-15 03:06:00
  • 274:

    名無しさん

    あげ

    2006-04-18 19:41:00
  • 275:

    名無しさん

    書いて下さい!

    2006-04-27 19:54:00
  • 276:

    名無しさん

    2006-06-13 02:31:00
  • 277:

    コアラ

    気になる??

    2006-06-13 04:08:00
  • 278:

    名無しさん

    2006-06-28 07:18:00
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