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?アユカのキャバ&ホス日記?
-
1:
アユカ
ホスト大好きなアユカとキャバ大好きなトシヤ。二人は付き合って二年になりますっ(^O^)
二人の暗黙のルール…枕はしなぃこと、そしてホスト&キャバ嬢に本気にならなぃこと。2005-10-01 15:04:00 -
2:
アユカ
付き合って始めのころは純粋だった二人。今でもお互ぃ「浮気」は絶対しなぃょ☆だけど、付き合い始めて一年くらぃ経った頃に、二人とも「夜の遊び」の楽しさを知っちゃったんだょね…f^_^;
2005-10-01 15:08:00 -
3:
アユカ
ここで簡単に二人の自己紹介☆
アユカは大学二回生、19歳。トシヤと付き合って半年目に小箱のキャバでバイトを始める。そこでNo.1になった頃、店の友達サリナと行った初ホストでホストの楽しさを知り、今に至る。現在は新地のキャバ嬢です☆☆2005-10-01 15:13:00 -
4:
アユカ
そしてダァのトシヤ☆☆
大学三回生、21歳。家がめちゃ金持ちのボンボン。先輩に付き合わされて行ったキャバクラがめちゃ楽しかったらしく、それからちょくちょくキャバに行くよぅになった。2005-10-01 15:17:00 -
5:
アユカ
先にホストにハマったのはアユカ。その時のコトから書いていきます☆☆
2005-10-01 15:19:00 -
6:
アユカ
アユカがまだ三宮のキャバにいた時のこと。その日はめちゃ暇で、アユカがぼんやりしていると、横に一番仲良しのサリナが座ってきた。サリナはアユカと同じ大学二回生。
サリ「なぁなぁアユカ…うちらってまだホスト行ったことなぃやんな…」
アユ「ホスト?!…そーやなぁ、でもアユカぼったくられそぅでなんか嫌やわぁ」
サリ「ハマらんやったら大丈夫やって!!人生経験で一回行ってみよーやぁ☆」2005-10-01 15:25:00 -
7:
?
頑張って?
2005-10-01 15:31:00 -
8:
アユカ
?さんありがとぅ?めちゃぅれしぃょぅ??
今日の深夜に更新してくんで待ってて?さぃっ(^?^)2005-10-01 20:31:00 -
9:
アユカ
ひとつ訂正?6なんですが、当時アユカとサリナは18歳で大学1回生でした??
今から更新しまぁす??2005-10-02 00:35:00 -
10:
アユカ
アユ「ん〜、そやね、一回行っとかなね☆」
この決断が後々アユカを変えるとは思いもしなかった。
ホストって怖いですよね…?なんかドラッグに似てるってゆーか、ハマると中毒みたぃになっちゃぅ…ホスト狂いなんて言葉よく考えたもんですね?ワラ まさかあたしがハマるわけなぃって思ってる人ほど、実は危ないのかもしれませんね。2005-10-02 00:43:00 -
11:
アユカ
その日は学校帰りの仕事だったし、疲れたから仕事が終わったらそのまますぐに帰った。送りの車の中で、ホストといぅ未知の世界につぃてサリナと延々と語り合っていた(笑)
2005-10-02 00:47:00 -
12:
ひろしです
続きが読みたいです。
2005-10-02 00:55:00 -
13:
アユカ
家に帰ると、部屋の電気がついていた。ベッドに横たわって漫画を読んでる男約一名。
アユ「ただぃま。来てたんだ」
こいつはトシヤ。付き合ってもぅ一年になる。彼は実家とうちに交互に帰っているが、月の半分以上を一人暮しのアユカのマンションで過ごしていた。いわゆる「プチ同棲」ってやつかな??2005-10-02 01:01:00 -
14:
アユカ
ひろしさんアリガトー???頑張ります?早くパケ放題にした方がいーっすょ?ワラワラ
2005-10-02 01:03:00 -
15:
アユカ
大学に入って、アユカがキャバで働くって言った時、トシヤは猛反対だった。やけどアユカは「若ぃうちに色んな世界見ときたいんや!!人生経験や!!」とだだをこねて無理矢理納得させた。子供は《人生経験》って言葉が大好きだよね。ワラ トシヤは一コ上なだけぁって心は広い方だと思ぅ。いつもアユカのわがままを長い目でみてくれて、見守ってくれる彼には感謝してる。
2005-10-02 01:08:00 -
16:
アユカ
一緒にお風呂に入った後、ベッドに横になる。
アユ「はぁ〜疲れた…ってかあんた今日学校は!?」
トシ「行かなぁぃ☆」
アユ「あんたほとんど行ってへんやん!!大丈夫なん??」
トシ「全然大丈夫。アユカは今日は休みやんな??」2005-10-02 01:13:00 -
17:
アユカ
アユ「うん。仕事はあるけどね☆」
アユカは仕事頑張ってたけど、学校もちゃんと行っていた。だからキャバのバイトは週4にしていた。それにひきかえトシヤはバイトもしないし学校もあんまり行かない(出席があんまり厳しくない学校なんだって…いーなぁ)。アユカがいなぃ間は友達と遊んだりスロット行ったりして、たまに知り合いのバーの手伝いとかしてた。2005-10-02 01:21:00 -
18:
アユカ
色々しゃべって二人ともウトウトしてきた頃…
アユ「…明日仕事帰りにホスト行ってくるわ」
トシ「はっ??」
トシヤは大声を出した。そりゃびっくりするわな、突然そんなん言われたら。でもトシヤに隠して行くのは嫌やった。2005-10-02 01:25:00 -
19:
アユカ
トシ「…誰と行くん??」
アユ「サリナとか」
トシ「そーか…まぁ一回くらぃならいぃんちゃぅ??でもハマったらあかんで」
アユ「わかってるわ!ワラ」2005-10-02 01:28:00 -
20:
アユカ
またまたトシヤはおおめに見てくれた。
アユ「トシヤはうちの店以外でキャバ行ったことある??」(実は昔一回だけトシヤを店に遊びにこさせたことがあった。)
トシ「そりゃあるよ!!プーやった友達の就職祝いでキャバおごってやったコトとかあるし。ワラ けどあんまおもんなかったわぁ」
アユ「そっかぁ」2005-10-02 01:33:00 -
21:
アユカ
そんな話をしているうちにいつの間にか眠っていて、目が覚めたのは夕方だった。簡単なものを作ってトシヤに食べさせ、急いで準備して家を出た。
店はまぁまぁ忙しかったが、3時を回る頃には女の子が結構あまっていたし、その後客の予定もなかったのでいつもょり少し早くあがれた。2005-10-02 01:38:00 -
22:
アユカ
結局アユカとサリナの他に、エリとマナがメンバーに加わった。マナ以外はみんなホスト初体験だった!!
「うわーなんかドキドキするわぁ☆」
うちらは浮かれながら深夜の街にくりだした。2005-10-02 01:42:00 -
23:
アユカ
駅周辺をうろうろしていると、さっそくキャッチにかかった。
ホス「こんばんわぁ〜仕事がえりぃ!?どこいくん??」
マナ「仕事帰りやでぇ☆初回いくらなん??つーかどこの店??」
ホス「〇〇やで。値段はおる時間によって違うよ」
マナ「ふーん。また見掛けたら声かけて。」
そんな感じでマナはキャッチを追い払った。2005-10-02 01:50:00 -
24:
アユカ
略
そんな感じでマナはキャッチを追い払った。2005-10-02 01:52:00 -
25:
アユカ
10分ほどして、次のキャッチがやってきた。
ホス「あの〜…お仕事帰りですか??」
新人なのか、キョドっている。アユカは思わず笑ってしまった。
マナ「アユカ〜何笑ってんのぉ??ワラ どこのコ??いくら??」2005-10-02 02:34:00 -
26:
アユカ
ホス「△△です。初回3000です」
マナ「あーあそこならうちも行ったコトなぃし…ぢゃぁそこにしよか☆」
こーしてアユカの記念すべきホストデビューのお店が決まった。
新人くんに連れられてお店に入ると、中にいたホスト達がいっせぃに「いらっしゃいませー!!」と怒鳴った。新人くんは声が裏返っていた。ワラ2005-10-02 02:38:00 -
27:
アユカ
これがホストクラブかぁ〜…アユカは落ち着きなくキョロキョロした。色んなホストがいる。男前やお笑い系、新人っぽぃ子…でもまぁ、見る限りアユカのタイプはいなぃかな…
お客さんも様々だった。すごく綺麗な人もいて、こんな人もホストに来たりするんだ…なんて考ぇてたら、さっきの新人くんがジンロを持ってきた。2005-10-02 02:44:00 -
28:
アユカ
ホス「今日はありがとぅございます!!イツキです。まだ4日目なんで名刺なぃですけどぉ」
4日目かぁ〜どおりでキョドってたはずだ。他にも2人のホストがつき、とりあぇずみんなで乾杯した☆2005-10-02 02:48:00 -
29:
削除削除されますた
あぼ~ん -
30:
まき
続きみたい〜
2005-10-02 11:46:00 -
31:
アユカ
金色の、きちんとセットされた長い髪、ジャニ系の顔。その人は、ちらっとこっちを見て、少し離れた席についた。その席にいたお客さんは多分ハタチくらぃで、可愛ぃ感じの子。「あれって本カノってやつなんかな…」と思わず独り言を言ぅと、横にいたシンゴくんが「なんか言った〜?!」と笑顔で聞いてきた。
2005-10-02 14:45:00 -
32:
アユカ
アユ「ねーねーあの人何て言う人なん??」
シン「あーあれはハルヒコだょ。気になったんなら呼んでぁげるよ☆」
アユ「…ぢゃぁ呼んでくださぃ…」2005-10-02 14:48:00 -
33:
アユカ
シン「ハルヒコ〜!!ちょっとこっちこい!!」
その人は、ちょっと待ってくださぃ、と言ってしばらくその女の子と何かしゃべってから、トコトコうちらの席に歩いてきた。シンゴくんが彼の耳元でボソっと何か言ぅと、彼はアユカの前に座った。「失礼しまぁす、ハルヒコです☆」
半分寝かけていたアユカはガバっと起きて、身を乗り出した。ワラ2005-10-02 14:56:00 -
34:
アユカ
アユ「ごめんなぁ〜お客さんおるのにぃ☆☆ハルヒコくん呼んだのうちやねーん」
近くで見るとアユカはデレデレした声でしゃべりまくった!!今思ぅとキショぃ、ウザぃ、痛ぃの三連発やったなぁ;「みんな可愛いけどアユカちゃんが一番やな」「アユカちゃんが俺呼んでくれてばり嬉しかった」「アユカちゃんってめちゃイイ子やなぁ〜今日からマイハニーと呼ぼう☆ワラ」次々と吐き出される彼の《営業》にアユカはメロメロになってしまった…。2005-10-02 21:13:00 -
35:
アユカ
↑訂正?
近くで見ると…の後の
《さらにかっこいぃ!!アユカのタイプど真ん中だった!!》が抜けてます;2005-10-02 21:15:00 -
36:
アユカ
舞い上がるアユカを、三人は白い目で見る。
サリ「確かに楽しかったけど…もぅいいわ、いぃ経験になったって感じぃ」
エリ「エリやっぱホスト無理ぃ〜。イツキはホストっぽくなぃからよかったけどぉ」
マナ「あそこはうちのタイプはおらんわ」2005-10-02 21:23:00 -
37:
アユカ
えっ…もしかして「また行きたぃ!!」って思ったんはアユカだけですかな!?ショックを受けてるアユカに、サリナがさらに追い討ちをかける。
サリ「アユカ、ホストになんかハマったらろくなことなぃしやめときーや。大体あんたにはトシヤくんおるんやから。初回だけって約束やったんやし、もぅ行ったらあかんよ!!」
そ、そんなぁ〜;2005-10-02 21:29:00 -
38:
アユカ
アユカはとぼとぼ家に帰った。トシヤは寝ていたが、アユカが帰ってきたのに気付き、むくりと起き上がった。
トシヤ「おかえりー☆どおやった??」
アユカ「ん??いい子ぃたょ」
トシヤ「ふーん」
トシヤはぶすっとしていた。そりゃそーか。2005-10-02 23:52:00 -
39:
アユカ
楽しそぅにホストクラブの様子を話すアユカに、トシヤは「楽しかったんはいーけど、ハマんなょ」と心配そうに言った。「当たり前ぢゃん!!」とは言ったけど…。
2005-10-02 23:55:00 -
40:
アユカ
その日は昼から学校だった。昼前に起きるとトシヤはいなくて、ケータイにメールが入っていた。《起こしたら悪いしこっそり出た。今日は久々に学校行って自分ちにに帰るわ〜》
アユカは学校が終わった後久々に一人でゆっくり過ごした。寝ても覚めても、ホストクラブの、そしてハルヒコのことで頭がいっぱいだった。2005-10-03 00:02:00 -
41:
アユカ
次の日も学校に行き、そのまま仕事に行った。接客中もホストのことばかり考えていた。
その日もお店はあまり忙しくなく、あがらせてもらえたのは4時半。…ハルヒコに逢いたぃな…2005-10-03 00:06:00 -
42:
アユカ
サリナたちはもぅとっくに上がっていた。カチカチカチ…ゆっくりとメールを打つ。《今日出勤してる??》送信…
サリナ…こんな親友でごめん。2005-10-03 00:10:00 -
43:
アユカ
すぐに返事は来た。《出てるで〜(^-^)》どうしよぅ…一人で行くの微妙かなぁ。でも…
悩んでいると電話がかかってきた!!画面を見ると、ハルヒコ…ぢゃなぃ、トシヤだ!!2005-10-03 00:12:00 -
44:
アユカ
アユ「も、もしもし!?」
トシ「アユカ??今どこおんの??」
アユ「…今仕事終わったところ」
トシ「そっか。おれ今日も実家帰ってるし」
アユ「そっか…」2005-10-03 00:15:00 -
45:
アユカ
トシヤと話してると、キャッチホンが鳴った。ハルヒコからだ!!
アユカは動揺した
アユ「キャッチやわ!!またかけるね!!」
トシヤ「あっおぃ…」
ブチッ2005-10-03 00:17:00 -
46:
アユカ
アユ「はぃ…」
ハル「もしもしアユカちゃん??メールどしたん??」
アユ「…今日行っても大丈夫??」
ハル「まぢで??うん、いいよ☆店の前で待ってるから」2005-10-03 00:19:00 -
47:
アユカ
電話を切った後、アユカは溜め息をついた…ほんとに行くコトになっちゃった…。
アユカはハルヒコのお店に向かって歩き出した。緊張と不安でドキドキした。2005-10-03 00:24:00 -
48:
アユカ
お店の中で言われる甘い言葉。営業だとわかっててもドキドキする。アユカは焼酎のボトルを入れて、4時間くらいいた。時間があっというまにすぎた。もっと一緒にいたい。でも外では逢いたくない。だってアユカが好きなのは《ホスト》のハルヒコだから。
2005-10-03 00:34:00 -
49:
アユカ
帰る時、エレベータ-の中でチューした。ハルヒコの「彼氏に怒られるぞ☆」って言葉を聞き流し、笑顔でバイバイした。
アユカはその次の週も、トシヤの目を盗んでハルヒコのお店に行った。2005-10-03 00:39:00 -
50:
アユカ
不思議とトシヤに罪悪感はなかった。だってこれは浮気じゃないから。お金で買う《擬似恋愛》だから。本カノがいたって構わなぃ。枕なんていらなぃ。ただ、お店の中での甘い言葉にドキドキしたぃだけ。
2005-10-03 00:43:00 -
51:
アユカ
実はアユカはその頃、トシヤとの関係にマンネリを感じていた。今まで一年以上続いたことのなかったアユカにとって、初めての感覚だった。浮気願望があるわけじゃない。ましてや別れたいわけでもない。でもときめきが欲しい。そんな時、アユカの心の隙間に入りこんできたのが、《ホスト・ハルヒコ》だった。
2005-10-03 00:49:00 -
52:
名無しさん
これウチの話でつか??ヮラ
うちがホスト行きだしたころとめっちゃ似てるしぃ?アユカチャン、頑張ってなぁ??2005-10-03 12:05:00 -
53:
名無しさん
めちあオモシロィ-??
早く読みたいです?2005-10-03 13:26:00 -
54:
アユカ
56サン?読んでくれてアリガト??まぢっすかぁぁ?あの頃は若かったなぁって感じですよね??頑張ります?
57サン?ありがとーござぃます??そー言ってもらぇるとめちゃ励みになります?2005-10-03 15:22:00 -
55:
アユカ
アユカが三回目にハルヒコのお店に行った2日後、トシヤが家に来た。
トシ「あんなぁ…ちょっと話あんねん」
いつになく深刻な表情のトシヤに、アユカはあせった。まさかホスト通ぃがバレたんじゃ…2005-10-03 15:25:00 -
56:
アユカ
だけど予想に反して、トシヤはこんなことを言い出した。
トシ「俺の先輩に、中田さんと森本さんっておるやん??あの人らー最近キタのキャバクラにはまっててな、明日おごったるからお前もついてこぃってゆわれてんやん。でもやっぱアユカ嫌やろ??俺はアユカに嫌な思ぃさせたなぃ。でも先輩の誘ぃやし断れんし…どーしたらいぃやろ??」2005-10-03 15:30:00 -
57:
アユカ
一通り話しを聞いた後、アユカは笑顔で言った。
アユ「行ってきーや!!アユカ全然大丈夫やで☆イイ子おったらいーなぁ☆☆」
トシ「まぢで言ってんの??ありがとぉ、助かるわぁ。お前が理解ある子でよかった☆☆」
…理解があるのは、アユカもホストに行ってるからだけどね;ワラ2005-10-03 15:35:00 -
58:
アユカ
こぅして次の日、トシヤはノリノリで出掛けて行った。「なんだよ〜結局自分も行きたかったんやん」と思ぃつつ、そんなトシヤが可愛ぃとさえ思った。
トシヤが帰ってきたのは、あたしが仕事から帰ってきて1時間後くらぃだった。あまり酔っている様子はなぃ。2005-10-03 15:43:00 -
59:
トシヤ
アユ「おかえりー☆どやった??」
トシ「楽しかったわぁ☆でもな…」
トシヤはキャバでの出来事を語り出した。2005-10-03 15:54:00 -
60:
名無しさん
続き気になる…
2005-10-03 15:57:00 -
61:
アユカ
64サン読んでくれてありがとねん??完結まで頑張ります??
2005-10-03 17:11:00 -
62:
アユカ《テツヤ》
今日の飲みメンバーは森本さん、中田さん、テツヤ、そしてテツヤの知り合ぃのバーテンのダイちゃんの4人。運悪く今日は交通安全週間でポリが急増してたため、電車で梅田に向かった。
2005-10-03 17:16:00 -
63:
アユカ
↑ごめんなさぃ?
《テツヤ》やなくて《トシヤ》です??2005-10-03 17:18:00 -
64:
アユカ《トシヤ》
中「おぅ、ここや」
森本さんと中田さんは某ビルの前で止まり、ズカズカと中に入っていった。トシヤとダイちゃんも慌ててついていく。ボーイが森本さんたちに気付き、走ってきた。
ボーイ「いらっしゃいませ!!いつもありがとぅごさぃます!!」
とペコペコしている。かなりの上客らしぃ。どんだけ飲みに来てんねやろ…とトシヤは少し呆れた。2005-10-03 17:25:00 -
65:
アユカ《トシヤ》
「いらっしゃいませ〜!!」その店は結構大きな箱だった。席に座ると、キープされてたらしぃいいちこが出てきた。
すぐに森本くんと中田くんの指名嬢が現れた。二人ともベテランっぽぃオーラが出まくっていた。2005-10-03 17:30:00 -
66:
アユカ《トシヤ》
嬢?「シャンパン飲みたぃ〜☆」
森「よしよし☆(ボーイに向かって)おぃ、ドンペリ!!」
嬢?「ねー焼酎もうすぐなくなるよ」
中「二本くらいあけとけ!!どうせすぐなくなるから」
すごい金の使いっぷりだ。2005-10-03 17:35:00 -
67:
アユカ《トシヤ》
トシヤとダイちゃんにも、次々と女の子がついた。なんかこの店可愛ぃ子ばっかりやな…とポーっとしていると…
「失礼しまぁす☆」
キターーーーーーー!!!めちゃタイプ!!2005-10-03 17:43:00 -
68:
アユカ
「はじめましてぇ、リナです☆」リナの名刺を受け取る。リナは可愛ぃだけでなく、話術も巧みでトシヤを楽しませた。楽しぃ時間はあっというまに過ぎた。
ボーイ「リナさーん、お願いします☆」2005-10-04 00:41:00 -
69:
アユカ《トシヤ》
リナ「なぁなぁ、リナここおったらあかん??」
ちょっと甘えた声で指名交渉してくるリナ。(うーん、指名してあげたぃなぁ…でも森本さんたちのオゴリやし、あの二人怖ぃし頼みにくぃな…)トシヤはちらりと二人の様子をうかがった。2005-10-04 00:45:00 -
70:
アユカ《トシヤ》
森本さんはベロ酔いで、キャバ嬢?に執拗にチューをせまっている…。
中田さんはキャバ嬢?が指名がかぶってなかなか帰ってこなぃので、めちゃ不機嫌だ。ヘルプの女の子にもかなり冷たぃ…。
こりゃ無理やわ…;2005-10-04 00:50:00 -
71:
アユカ《トシヤ》
トシ「ごめんな、してあげたぃけど先輩の金で来てるし無理っぽぃわ…」
リナ「そっか…↓」
トシヤは泣く泣くリナとバイバイした。2005-10-04 00:53:00 -
72:
名無しさん
かぃて??
2005-10-05 16:11:00 -
73:
アユカ
76サンありがとぅ??ちょっと時間できたんで更新してぃきますぅ??
2005-10-06 00:06:00 -
74:
アユカ《トシヤ》
「こんばんわぁ」
次に来たのはこれまたベテランっぽぃ女の子!!大人っぽぃ雰囲気だ。
トシ「どーも☆名前なんていぅの??」
嬢「ナナミだょぉ。よろしく」2005-10-06 00:09:00 -
75:
アユカ《トシヤ》
ナナミもリナに劣らず美人系だが…
トシ「いつから夜やってんの??」
ナナ「三年前かな」
…シーン…会話が続かなぃ…。やっぱおもしろぃ子がいーよなぁ…;2005-10-06 00:13:00 -
76:
アユカ《トシヤ》
なんて考えてると、指名嬢が戻って来てハイテンションになった中田さんが、ナナミに向かって「おっ!!君かわぃ〜やん!!トシヤ、その子指名しろ」
まじっすかぁ;おれさっきのリナちゃんの方がいぃよぉ…なんて言えるわけもなく、渋々ナナミを指名することになってしまった…2005-10-06 00:18:00 -
77:
アユカ《トシヤ》
指名したはいぃがやっぱりそれからも話は盛り上がらなかった…。幸いナナミもベテランだけあって指名が被っていて、あまり席に戻ってはこなかったが。
2005-10-06 00:22:00 -
78:
アユカ《トシヤ》
結局7〜8時間はいたと思う。会計の時森本さんが持っていた伝票をちらっと見ると…30万…??(-.-;) 全て森本さんと田中さんが払ってくれた。
ボンボンのトシヤとバーを経営しているダイちゃんはその金額自体には驚かなかったが、二人とも同じコトを考えた…。
(キャバクラって、30万も使う所なんかな…??;)
そしてそのまま、始発で帰ってきた。2005-10-06 00:29:00 -
79:
アユカ
トシ「…というわけよ。一回数万しか使ったことなぃ俺はショボ客!?;」
アユ「30万か…;ワラ まぁ普通の人は一回でそんなに使わんから大丈夫ょ;ってか気にいらん子指名ってのがちょっと嫌やね!!」
トシヤ「そーやねん↓でも全部おごってくれたしまぁいっか。でも思ったより全然楽しかったわぁ☆」2005-10-06 00:36:00 -
80:
アユカ
アユ「そっかぁ。まぁまた行きたぃんやったら息抜き程度に行ってもアユカ全然怒らんからさ☆アユカも付き合ぃでホストとか行く機会あるかもしれんしな!!」
トシ「まぁぢで!?アユカ、お前はホンマいぃ彼女や☆☆」
よっしゃ〜これでお互ぃ夜遊び公認ぢゃん!?ワラ2005-10-06 00:40:00 -
81:
アユカ
でも、イチャイチャじゃれあった後に、トシヤが急に真面目な顔をしてこう言った。
トシ「でもなぁアユカ、浮気はあかんで。最初は遊びのつもりで行ってても、ホストにハマったりとか…枕したりとか…」
アユカ「なぃなぃ!!ホストはあくまでも遊びやし☆ってかトシヤの方こそキャバ嬢に本気になったら、さすがにアユカきれるからね!!」
トシ「俺はありえんって☆愛してんでアユカ☆☆」
アユカも愛してるよ…擬似恋愛を楽しんでても、アユカの心はずっとトシヤだけのものだよ☆2005-10-06 00:49:00 -
82:
アユカ
その三日後、アユカはまたハルヒコに逢いに行った。やっぱかっこいぃなぁ…。
でも、ハルヒコは《顔だけ》のホストだった。話も盛り上がらなぃし、接客中によくケータイをいじる。客が被ってなくてもどこかに行ってしばらく戻ってこなかったりする。営業メールや電話は週1回。2005-10-06 13:58:00 -
83:
アユカ
(これって…嫌われてるんかな??)
アユカはいつしかそう思ぅよぅになった。アユカはお店ではおとなしぃし、自分から連絡するのは店に行く時だけだ。決して《痛客》ではなぃのになんでやろ??
嫌われてるのにお金払って逢いに行くなんて、バカみたいじゃん…。2005-10-06 14:04:00 -
84:
アユカ
今思うと、なんてすごぃ被害妄想だったんだろって感じ;ワラ ハルヒコにとってはアユカはただの客だから扱いが適当だった、ただそれだけのこと。
だけど、アユカはその接客態度に耐えられなかった。それだけハルヒコにハマってたのかもしれなぃ。2005-10-06 14:09:00 -
85:
アユカ
(やっぱりシャンパンとかいっぱぃおろした方が口座にも気に入られるんやろなぁ…でもハルヒコは、そんなにお金を使ぅ価値のあるホストなんやろーか…でもハルヒコと離れたくなぃし…)
毎日、そんなコトばかり考えていた。トシヤといても、ハルヒコのコトを考えている時が多くなった。2005-10-06 14:16:00 -
86:
アユカ
あと、気掛かりなことがもう一つあった。サリナに内緒でホストに通っていることだ。やっぱサリナに隠し事したくなぃな…。
アユカはサリナに打ち明ける決心をした。2005-10-06 14:21:00 -
87:
アユカ
ある日の仕事帰りに、アユカはサリナをファミレスに誘った。安っぽぃステーキを食べながら、アユカは話を切り出した。
アユ「サリナ…実はアユカ、サリナに黙ってることあんねん」
サリ「ん??何??」
アユ「…」
やっぱ軽蔑されるよな…。なかなか切り出せないアユカを見て、サリナが口を開いた。2005-10-06 14:29:00 -
88:
アユカ
サリ「あたし知ってたょ。ホスト行ってるんでしょ」
アユ「えっ!?なんで…」
サリ「実はな、あたしもアユカに言ってなぃことあんねん」
サリナはゆっくり話し出した。2005-10-06 14:31:00 -
89:
名無しさん
頑張ってね??
2005-10-06 14:40:00 -
90:
アユカ
93さん、アリガ???そーゆってくれるとアユカももっと頑張ろって思ぇます??
2005-10-06 14:52:00 -
91:
アユカ《サリナ》
四人でホストに行った次の日…サリナが学校から帰ってきてゆっくりしていると、知らなぃ番号から電話がかかってきた。お客さんかな??と思って電話に出ると…
?「俺…誰かわかる??」
サリ「ぇ、ごめんわかんなぃ、誰??」
?「昨日の…ホストのイツキだけど」2005-10-06 14:56:00 -
92:
アユカ《サリナ》
イツキ…??イツキって、エリが気に入ってた新人の子だよね??確かにノリで番号教えたけど、なんであたしにかけてくるんやろ??と思いつつ…
エリ「あぁ!!覚えてるょ、昨日はありがとうね☆」
イツ「いえいえこちらこそ。あんな、今日の夕方暇してない??ドライブ行かへん??」2005-10-06 15:01:00 -
93:
アユカ
ごめんなさぃ?↑の台詞んとこエリぢゃなくてサリです?間違ぃ多くてごめんなさぃ??
2005-10-06 15:05:00 -
94:
アユカ《サリナ》
今日は暇やけど…これって営業だよね、やっぱり。つーかあたしがNo.1のシンゴを気に入ってたの知ってんのに営業かけてくんなよ;まぁもぅ店にはいかないけど。
サリ「あーごめん、あたしお金なぃしもぅお店行く気なぃから、同伴とかしてあげれなぃんよ。ごめんな〜」
イツ「いや、そんなんちゃぅねん、普通に遊びたぃんよ。昨日俺を気にいってくれたんはエリちゃんやったけど、ぶっちゃけサリナちゃんは俺のめちゃタイプやねん…」2005-10-06 15:09:00 -
95:
アユカ《サリナ》
えっそぅなんだ…。うれしぃょぅな迷惑なよぅな…ワラ。
サリ「うれしいけど、あたし昨日からほとんど寝てなぃしやっぱ今日は眠すぎて無理やわぁ」
イツ「ぢゃぁ明日は俺予定あるから、明後日は??」
明後日かぁ…ちょーど仕事休みやしなぁ…;2005-10-06 15:15:00 -
96:
アユカ《サリナ》
結局イツキの必死さに根負けしてしまった;
サリ「わかった、明後日ね」
イツ「まぢで!?ありがとう!!また連絡するわぁ☆☆またね〜」
こーしてサリナは2日後イツキと遊ぶことになった。2005-10-06 15:20:00 -
97:
アユカ
アユ「…で、ほんとにドライブ行ったん??」
サリ「行ったよ。で、その時『昨日アユカちゃんがハルヒコさん口座できてたよ』って聞ぃたんよ」
アユ「そっか…」
自分が言ぅ前に人に言われるって嫌な気分やな…2005-10-06 15:24:00 -
98:
アユカ
アユ「知ってたのに、なんでアユカに言ってこんかったん??」
サリ「アユカが自分から言ってくれるのを待ってた」
胸の奥がズキンとした。サリナはアユカのコトこんなに信頼してくれてるのに…。2005-10-06 15:28:00 -
99:
アユカ
アユ「…ごめん」
サリ「うん、言ってくれたしもぅいぃよ。…で、あれから何回行ったん??」
アユ「…3回」
サリ「3回も!?一人で!?」
サリナは驚いてスープのスプーンを落としてしまった。店員が走って新しぃスプーンを持ってきた。サリナはそれを受け取りながら、深ぃ溜め息をついた。2005-10-06 21:24:00 -
100:
サリナ
サリ「あたし言ったやんな??初回だけにしとこぅって。ホストなんかハマったらあかんって」
アユ「ハマってなんかなぃょ。アユカはただ擬似恋愛を楽しんでるだけだよ。一回3万くらぃしか使わんし、そんなにたくさんのお金使うつもりもなぃ!!」
サリ「そんなんわからんやん!!絶対ハマらんってゆってたあんたが、今こぅしてホストに通ってんねんから。あんたは売れてるし金もあるから、今はちょっとぐらぃと思ってるんかもしれん。けどそのうちキャバの給料じゃ追い付かんよぅになって貯金もおろすよぅになって、貯金がなくなったら風俗行ったりすんねん!!」2005-10-06 23:42:00 -
101:
アユカ
ごめんなさぃ、またまた間違えてしまいました??名前んトコはサリナぢゃなくてアユカです?
2005-10-06 23:43:00 -
102:
アユカ
アユ「アユカはそんなんじゃ…」
サリ「…お願ぃやから、あの子みたぃにならんとぃてや…」
サリナは泣き出した。アユカは突然のサリナの涙におろおろするばかりだった。2005-10-06 23:47:00 -
103:
アユカ
アユカはサリナから恐ろしい話を聞いた。
サリナが前働いていたお店で一番仲良かった子がホストにハマっていたこと。その子がそのホストに色をかけられ、自分が彼女だと信じていたこと。彼氏のためにキャバを辞め、デリヘルで働き出したこと。仕事で行ったホテルで騙されて、シャブを打たれて集団レイプされたこと。デリヘルを辞めたとたんお金を注ぎ込んでいた彼氏にも見捨てられたこと。今は精神病院に通っていること。2005-10-06 23:58:00 -
104:
アユカ
アユカは何も言ぅことができなかった。サリナがアユカを心配する理由がよくわかった。しばらく沈黙が続いた。先に口を開いたのはアユカだった。
アユ「…わかったょ」
サリ「…ん??」
アユ「ハルヒコの店にはもぅ行かなぃ。ほんまにハマってまぅ前にやめとくわ。ありがとうサリナ、心配かけてごめんな」2005-10-07 00:04:00 -
105:
アユカ
その日から、アユカはハルヒコのお店に行かなくなった。メールも電話もブチッた。正直つらかったが、サリナの泣き顔を思い出してぐっとこらえた。サリナはあの日の帰り、ずっと自分を責めていた。
サリ「ほんまはアユカが悪いんやなぃ。興味本意でホストなんか誘ったあたしがあかんかったんや。前にボロボロになった友達見てんのに…あたしは最低や…」
そんなことなぃよ。サリナはいい子やで。アユカの大事な大事な親友なんやで…ごめんな、サリナ…2005-10-07 00:13:00 -
106:
アユカ
アユカはその後間もなく新地のスカウトにかかって新地で働くことを決め、今までいた店に退転届けを出した。
先月やっとNo.1になれたところだったし、なにより慣れた店を辞めるのは名残惜しかった。それでも新地行きを決めたのは、時給がよかったこともあるが、気持ちの切り替えが一番の理由だった。ハルヒコのいる夜の街を離れたかった。アユカの中でこんなにハルヒコの存在が大きくなってたなんて…自分でも気付かなかった。
もしあのままハルヒコと離れてなかったら、サリナの友達のよぅに人生がめちゃくちゃになっていたかもしれなぃ。2005-10-08 00:13:00 -
107:
アユカ
アユカがそんな状況の時にも、なにも知らなぃトシヤはちょくちょくキャバに飲みに行っていた。ほんまに自分勝手やけど、自分がホストに行くのをやめたとたんそんなトシヤが恨めしく思ぇた。
アユ「トシヤぁ、最近キャバ行くの多すぎひん??」
トシ「えっ、そんなことなぃで!?週1くらぃのもんやん;やっぱ嫌になったんか??」
アユ「別にいぃけどぉ」
アユカは自分がホストにハマりかけてぃた後ろめたさのせぃで、トシヤに強く文句が言えなかった。2005-10-08 02:05:00 -
108:
アユカ
それから二週間後の朝方、トシヤがキャバクラから帰ってきた時のこと。
トシ「ちょぉ聞ぃてぇやぁ!!今日行った店最悪やってん!!」
アユ「なになに、どぉやったん??」
キャバに行くトシヤはちょっと嫌だけど、トシヤの体験談を聞くのは面白かった。2005-10-08 02:10:00 -
109:
アユカ《トシヤ》
店に入って席につき、とりぁぇず周りを見回す。
トシ「なんか…可愛ぃ子とかいなくね??」
ジュ「俺も思った;つーか女の子の人数自体少なぃょぅな…店も狭ぃし」
そこは二人が初めて体験する《安キャバ》といぅやつだった。2005-10-08 02:25:00 -
110:
アユカ
「失礼しまーす☆」
トシヤの横に座ってきたのは…でかぃ女の子!!とにかくでかぃ!!縦も…横も!!ワラ ジュンについた子は、逆にガリガリで、顔は〇ャブ中みたぃだった;こんな子らぁと酒飲むんかよ〜金返せやぁ;2005-10-08 02:29:00 -
111:
アユカ《トシヤ》
そのうち二人の嬢はチェンジされて去って行き、トシヤとジュンはしばらく女の子もつかず放置だった。二人はひたすら飲んでいた;
トシ「なんだよ〜この店。ありえへん!!」
ジュ「ほんまやわぁ!!」
二人ともかなりイライラしてた;2005-10-08 02:37:00 -
112:
アユカ《トシヤ》
耐え切れずボーイに文句を言ぅと、やっと女の子が一人やって来た。でもその子は、言ったら悪ぃけど、すごい顔やった;あとからジュンは「雨上がり決死隊の蛍原に似てた」と言ってた…;ワラ
2005-10-08 02:41:00 -
113:
アユカ《トシヤ》
その子はジュンの隣に座った。(俺やなくてよかった…)トシヤは心底から思った。しかもその子は全然しゃべらなぃ。ジュンもトシヤも話しかけなぃ。明らかに夜の仕事が向いてるとはいえなぃ…なんでこんな子雇うんやろ…;
2005-10-08 02:46:00 -
114:
アユカ《トシヤ》
するとひたすら酒を飲み続けていたジュンが一言こぅ言った。
ジュ「…はよしゃべらんかぃ!!」
おぃおぃ!!言い過ぎやって!!ジュンは酔ぅとかなりの毒舌になってしまぅのだ;2005-10-08 02:52:00 -
115:
アユカ《トシヤ》
すると女の子は口を押さぇて立ち上がった。目には涙が…そしてそのまま、走って店の奥に消えて行った…。
トシヤはぼーぜんとしてそれを見送った。2005-10-08 02:55:00 -
116:
アユカ《トシヤ》
二人はそのままチェックして店を出た。そしてしらけた空気のまま別れ、トシヤはアユカの家に帰ってきた…。
2005-10-08 03:02:00 -
117:
アユカ
アユ「ふーんなるほどね。今日はやたら早ぃ時間に帰ってくると思ったら、そんなことがあったんや」
トシ「うん…やっぱ俺らが悪ぃんかなぁ…」
アユ「いや〜どっちもどっちやろ;」
そしてアユカの家で二人で飲み直し、その日は寝た。2005-10-08 03:06:00 -
118:
?????
おもろいやん??ワラ
2005-10-08 12:11:00 -
119:
アユカ
?????さんアリガト??これからも読んでくださぃっ??
2005-10-09 01:40:00 -
120:
アユカ
それからさらに二週間がたち、アユカの退店の日がやってきた。たくさんのお客さんが来てくれて、アユカは泣きそぅだった。なぜかトシヤも来ていたが…;ワラ
店を閉めたあと、お店の女の子やボーイたちからでっかぃ花束をもらった。サリナなんか、どこからかめちゃでかぃプーさんのぬいぐるみを持ってきて「はぃどーぞ」って…嬉しさと、みんなと離れる淋しさでとぅとぅ大泣きしてしまった。この店で働ぃててほんまによかったなぁって思った。2005-10-09 01:47:00 -
121:
アユカ
あたしはお客さんや店のみんなからの花束を全て持って帰ることにした。もちろんサリナのプーさんもね☆ホントに持ち切れなぃくらぃいっぱぃだったので、送りの車を使わずトシヤに迎えにきてもらうことになった。トシヤを待ってる間、サリナも一緒に待っててくれた。うちらはひたすらしゃべりまくった。
2005-10-09 01:53:00 -
122:
アユカ
サリ「アユカと逢ぇんくなるなぁ〜やっぱさみしぃわ↓↓」
アユ「うちもやわ〜毎日メールしよな☆ワラ」
サリ「しよ?〜☆ワラ でも新地ってやっぱみんな綺麗なんやろな〜すごぃなぁ」
アユ「そのうちサリナもおぃでやぁ!!」
サリ「そーやな…そのうちな☆」2005-10-09 01:58:00 -
123:
アユカ
アユ「絶対やでぇ〜!?またサリナと仕事したぃわ☆」
サリ「うちも!!絶対またいつかしよな☆ってかする!!ワラ 約束なぁ!!」
サリナと出会ってほんまによかった。水商売っていぅうわべだけの世界の中で、本当の友達ができたのは奇跡だと思ぅ。
結局サリナとの約束を果たすことはできなかったけど。2005-10-09 02:03:00 -
124:
アユカ
一ヶ月間、アユカは「普通の学生」に戻った。大学の友達とミナミまで買い物に行ったり、遅くまでテスト勉強したり。トシヤもずっと一緒にいてくれた。手をつなぃで一日中街をぶらぶらするのはいつ以来だったかな。アユカが新地で働くまで、キャバクラにも一回も行かなかった。やっぱトシヤもさみしかったりしたんかな…だからキャバに行ってまぎらわせてたんかな…そぅ思ぅと少し切なくなった。
2005-10-09 02:20:00 -
125:
アユカ
一ヶ月はあっというまに過ぎた。アユカは大学一回生が終わると同時に新地のキャバ嬢になった。
新地はやっぱり厳しかった。綺麗で仕事ができる人ばっかりだから、その分指名をとるのは難しぃ。だけどお金持ちでマナーのいぃお客さんが多くて、気に入られたら即戦力になった。アユカは少しでも早く先輩たちみたぃになろぅと、自分にお金をかけまくった!!2005-10-09 02:30:00 -
126:
アユカ
大学も春休みだし、アユカは仕事に燃えた。トシヤにかまってあげられなくなり、トシヤはまた時々キャバクラに遊びに行くよぅになった。
頑張っているうちに少しずつお客さんもできてきて、お店での友達もできた。その中でよく話すよぅになったのが、いっこ上のリョウコだった。2005-10-09 02:39:00 -
127:
名無しさん
???
2005-10-09 10:40:00 -
129:
アユカ
135さん?読んでありがとぉ?まだまだ続くんでこれからもお願いします?
136さん?読みやすくしてくれてありがとぉごさぃます??2005-10-09 23:05:00 -
130:
アユカ
新地は普通のトコより店を閉めるのが早ぃ店が多ぃ。どんなに遅くとも2〜3時には閉店しちゃぅ。
ある日の仕事帰り、リョウコと遅ぃ夜ごはんを食べに行った。お客さんのこととかいろいろ話してたら、リョウコがいきなりこんなことを言ぃ出した。
リョ「なぁなぁ、アユカってホストとか行ったことある??」2005-10-09 23:10:00 -
131:
アユカ
アユカは突然出てきた「ホスト」といぅ言葉にびっくりしながらも平静を装って答ぇた。
アユ「そりゃー何回かあるけどぉ」
リョ「まぢで!?よかったぁ、やっぱアユカとは気ぃ合いそぅゃな☆うちな、実は◎◎って店のホストの色カノやってんねん!!ホス彼からは他の店行くの止められてんねんけどぉ、夢は大阪中のホストを制覇することなんやぁ♪」
そぅ、リョウコはいわゆる「ホスト狂い」といぅやつだった;2005-10-09 23:17:00 -
132:
アユカ
リョウコはめっちゃ可愛ぃのに、しばらくちゃんとした彼氏がいなぃってゆってたからおかしぃなぁとは思ってたけど、そーゆぅ事情(?)やったんか…;「もぅ普通の男ぢゃぁ物足りなぃねん」と言ぅリョウコの気持ちも多少わかる。彼氏一筋だったアユカも、ホストだけは別格だと思ってたから。
2005-10-09 23:22:00 -
133:
アユカ
アユ「でもアユカ、もぅしばらくホスト行ってなぃし大阪のホストも行ったことなぃでー;」
リョ「まぢでーぢゃぁ今から一緒に行こぉやぁ!!大阪んが絶対おもしろぃって☆」
といぅことで、そのままホストに行くことになってしまった;2005-10-09 23:26:00 -
134:
アユカ
アユカは実はあんまり乗り気じゃなかった;(またハマりそぉになったらどぉしよー↓)ともちょっと思ったが、なぜかハルヒコ以上にときめかせてくれるホストはいなぃ気がした。
2005-10-09 23:31:00 -
135:
アユカ
とりぁぇず送りの車で梅田へ向かった。「さぁて今日はどこ行こっかなぁ〜」とケータイのホストのメモリーをチェックするリョウコ。トシヤに「今日遊んで帰るし先寝てて〜」とメールを送るアユカ。
その時…
「りょおぉぉこぉぉ!!!」2005-10-09 23:36:00 -
136:
名無しさん
?
2005-10-11 07:13:00 -
137:
アユカ
144さん読んでくれてアリガト?今から更新しますね?
2005-10-12 18:44:00 -
138:
アユカ
二人のホストがこっちに近づいてきた。リョウコがうれしそぅに駆け寄る。
リョ「タカシ〜久しぶり☆」
タカ「久しぶりやなぁ☆あっ、こいつは入って二日目のヒロやから!!」
ヒロと呼ばれた新人はあいさつもせずつったっている。なんかホスト向いてなさそーな子やなぁ…まぁ新人やししゃーなぃんかな??2005-10-12 18:51:00 -
139:
アユカ
リョ「アユカ、この人は▼▼って店のうちの口座のタカシやで!!」
アユ「どーも☆」
タカ「はじめましてっ!!リョウコ〜最近なんで遊びに来てくれへんのぉ〜」
リョウ「えー、ぢゃぁ今から行くぅ〜」2005-10-12 18:54:00 -
140:
名無しさん
?
2005-10-12 18:57:00 -
141:
アユカ
行く店が決まり、アユカはリョウコたちについて行った。リョウコは口座と歩きながらいちゃつぃている;アユカの隣にはヒロがいた。
ヒロ「いくつなん〜」
むっ、新人のくせにいきなりタメ口かぃ??ワラ
アユ「19やでぇ」2005-10-12 18:58:00 -
142:
アユカ
ヒロ「そーなんやぁ。俺18〜」
アユ「へー、年下ぢゃん」
ヒロ「年とか関係なくね??つーかいっこしか変わらんやん」
あかん…アユカこの子ほんま無理;ヒロの口調や言ぅ言葉全てがアユカの神経を逆なでした。まぁ生理的に合わんってやつやね;2005-10-12 19:03:00 -
143:
アユカ
店につぃても、リョウコはアユカをそっちのけでタカシにべったりだ;そしてアユカの横にはヒロ…勘弁してやぁ;
ヒロ「アユカって全然しゃべらん子やなぁ。疲れとん??」
アユ「ごめぇん、アユカめちゃ眠ぃわ」
ホントは別に眠くはなかったが、しゃべるのがだるかったのでアユカは寝たふりをした。ワラ (ホス通ぃしてるみなさん!!つまらんヘルプとかにおんなじことしたコトなぃですかっ!?ワラ)2005-10-12 19:08:00 -
144:
アユカ
すると、別のホストがアユカの前にやってきた。顔は普通だが、こいつ(ヒロ)よりはマシだ。アユカは寝たふりをやめてその人とずっとしゃべっていた。途中で何回かヒロが割り込んでこよぅとしたが聞こぇなぃフリをした。ワラ 今思ぅとちょっと悪ぃコトしたかな;
2005-10-12 19:13:00 -
145:
アユカ
しばらくしてそのホストは去って行き、代わりに別のホストが来た。
ホス「はじめましてーエイキですっ」
来た来た〜アユカのタイプ☆アユカは態度をころっと変えた。ワラ2005-10-12 19:22:00 -
146:
アユカ
アユ「どーもぉ☆男前やなっ☆ワラ」
エイ「はは、アリガト☆」
するとまたヒロが割り込んできた。
ヒロ「なぁなぁ俺は〜??俺も男前やろっ!?ワラ」
アユカは無視してエイキくんとしゃべりまくってた。ワラ2005-10-12 19:25:00 -
147:
アユカ
大阪ホストデビューはそんな感じで、まぁまぁ楽しかった。エイキくん口座でたまぁに飲みに行ってもいぃかなとも思ったけど、二番目についたホストからめちゃ鬼電がかかってきて着拒してたから、行きづらくて結局行かなかったなぁ〜。
2005-10-12 19:29:00 -
148:
アユカ
帰る時にケータイを開くと、トシヤからメールが来てた。
『ホストもほどほどにね☆ワラ』
あらら、やっぱバレてるよ;ワラ2005-10-12 19:31:00 -
149:
アユカ
148さん読んでくれてアリガト??リアルタイムでの書き込みは初やったんで嬉しかったです??
今日はここまでです?2005-10-12 19:32:00 -
151:
アユカ
それからアユカは仕事帰りにリョウコとちょくちょくキタのホストに行くよぅになった。もちろんトシヤの許可をもらってね☆ワラ アユカは学校始まってたから、2週間に一回くらぃのペースでしか行かなかったけど。
2005-10-15 01:00:00 -
152:
アユカ
もちろんリョウコのホス彼のお店にも行った。リョウコのホス彼のナオキくんはパネルょり全然男前だった!!つーかそのお店はアユカが今まで行ったホストの中で一番おっきくて、かっこぃぃ子が揃っていた☆☆
2005-10-15 01:07:00 -
153:
アユカ
でもアユカはその店に二度と行くことはなかった。つーかその店に限らず、一度行ったお店にはもぅ行かなかった。なんでかっていぅと、普通に「貢ぃでぁげたぃ!!」って思ぅホストがどこにもいなかったから。アユカは初回荒らしみたぃな感じで大阪のホストに行きまくっていた。
2005-10-15 01:12:00 -
154:
アユカ
アユカはホストに行った日は、いちいちトシヤに報告していた。トシヤもそぅだった。
アユ「アユカさぁ〜ベテランのホストやなぃとおもんなぃわー」
トシ「わかる!!俺もベテランのキャバ嬢ぢゃなぃとイヤっ☆やっぱベテランの子がいぃよなぁ〜」
アユ「あはは、気が合ぅねぇ〜」
最低なカップルだ;ワラ2005-10-15 01:17:00 -
155:
アユカ
アユカもトシヤも、その頃は毎日が楽しくて仕方がなかった。お互ぃが束縛しあうこともなく自由に遊んでた。それはうちらが本当にお互ぃのコトを愛して、信頼しあってたからできたことだ。それこそアユカにとってもトシヤにとっても理想の付き合ぃやった…と思ってた。あの頃は。
2005-10-15 01:25:00 -
156:
アユカ
そんなある日のこと…。その日はアユカは仕事がなく、普通に家で寝てた時のコトだった。
ドスーン!!!
玄関ですごぃ音がして、アユカは目を覚ました。時計を見るとAM6:15。2005-10-15 01:30:00 -
157:
アユカ
家にはアユカ一人。まさか強盗とかぢゃなぃょね…。怖くてじっとしてぃると、今度は『ドン!ドン!』と玄関のドアを叩く音。恐る恐るのぞき穴を見てみると…
トシヤが倒れてぃた。2005-10-15 01:35:00 -
158:
アユカ
アユ「トシヤっ!?どぉしたん!?」
急ぃでドアを開け、トシヤを揺さぶる。トシヤは目をつぶったままわけのわからなぃことを小声でブツブツつぶやぃていた。どぅやら酒に酔っているょぅだ。安心しながらも、アユカは疑問に思った。酒豪のトシヤがこんなにベロベロに酔うなんて…一体どぉしたん!?2005-10-15 01:40:00 -
159:
アユカ
とにかくどぉにかトシヤを起こして、ベッドに寝かすことができた。トシヤがセミダブルのベッドを丸々占領してしまったので、アユカは友達が泊まりに来た時用の布団で寝た;
アユカは学校を休んでトシヤが起きるのを待った。トシヤが目を覚ましたのは昼の3時頃だった。2005-10-15 16:55:00 -
160:
アユカ
トシ「う〜…」
アユ「目ぇ覚めた!?あんたアユカんちの玄関で酔って倒れてたんやで!!なんでそんな飲んだん!?」
トシ「ごめん…あー気持ち悪ぃ;…あんなぁ…」
トシヤは昨晩のコトを話し出した。2005-10-15 16:59:00 -
161:
アユカ《トシヤ》
昨日は中田さんと二人で前に行った梅田のキャバに行った。
中「今日は俺の指名してる子の誕生日やねん。おごったるしお前もこぃ」
やったータダ飲みやぁ♪トシヤは喜んでついていった。2005-10-15 17:02:00 -
162:
アユカ《トシヤ》
店に入ると、中田さんの指名嬢とナナミがやってきた。やっぱり俺はこの子指名なんや…。ちょっとがっかり↓ナナミを指名するくらぃならフリーで入っていろんな子と話す方がいぃのに、とトシヤは思った。ナナミはベテランだから指名を沢山とってるよぅで、あまり長ぃ時間トシヤの横にはいなかったが、ヘルプにつく子は新人が多ぃ。俺はベテランが好きなんじゃぁ!!ワラ
2005-10-15 17:08:00 -
163:
アユカ《トシヤ》
中「誕生日おめでとぅ☆」そぅ言って中田さんが指名嬢に手渡したのは、エルメスの紙袋。中にはキューブのネックレスが入っていた。
嬢「キャー☆うれしぃ、アリガト〜☆☆」
喜ぶ指名嬢を見て満足げな中田さん。おぃおぃ、キャバ嬢にそんなもんぁげんなよ。あとから質に入れられたりするんちゃぅんけ…;ワラ2005-10-15 17:13:00 -
164:
アユカ《トシヤ》
トシヤはアユカが客にもらったものをたまに質屋に売りに行っているのを知っていた。その時は別に何も思わなかったが、友達や先輩がキャバ嬢にそんなことされてたら、やっぱり気分が悪ぃ。
そんなトシヤの心の内も知らず、上機嫌な中田さんは「今日はピンドンでもおろそっか☆」などと言ってぃる。2005-10-15 17:18:00 -
165:
アユカ《トシヤ》
ほどなくしてピンドンが出てきた。前来た時にドンペリをおろした時は8人で飲んだのですぐになくなったが、今日は4人だ。ボーイがグラスにピンドンを注ぎ終わって、とりぁぇず乾杯した。
すると、中田さんがマドラーで自分のグラスをかきまぜて炭酸を抜きはじめた。二人のキャバ嬢たちも二杯目からネクターでピンドンを割って飲んでいる。2005-10-15 17:26:00 -
166:
アユカ《トシヤ》
(ふん、みんな何をあまっちょろいことしてんねん。こんなジュースみたぃな酒。)トシヤは心の中で笑ぃながら、ピンドンを早ぃペースで何杯もクイっと飲みほした。
中「お、おぃ、お前飲み過ぎちゃぅか??」
なぜか心配してくる中田さん。なんやねん、そんな飲んでへんしな。中田さん酒弱くなったんかぃなー??2005-10-15 17:33:00 -
167:
名無しさん
書いてチョ?
2005-10-17 18:04:00 -
168:
アユカ
175サンありがとぅ??最近感想書いてくれる人いなかったから、もぅ誰も読んでなぃんかと思ってました??ほんま元気出たぁ???今は学校なんで夜になったら更新しますね??
2005-10-18 16:06:00 -
170:
アユカ
177さん読んでくれてアリガト???完結までがんばります?
2005-10-18 20:09:00 -
171:
アユカ
しばらくして、トシヤの体に異変が起きた。なんかフラフラする…目の前の景色がグルグル回ってる…。ナナミが何度も顔をのぞきこんで「大丈夫!?」って言ってくれたけど、なんだか遠くの方から聞こえるみたぃや。どーしたんやろ、俺!?
2005-10-18 20:13:00 -
172:
アユカ《トシヤ》
体に全然力が入らなくなって、トシヤはソファーにゴロンと寝転んだ。。あー気持ちぃぃ…フカフカのベッドみたぃや…。すると慌ててボーイが飛んできて、「隣のお客様の迷惑になりますので」とか何とか言ってトシヤを起こそぅとした。なんやねん、人がいぃ気分で横になってんのに!!
2005-10-18 20:17:00 -
173:
アユカ《トシヤ》
なんだか無性に腹が立って、このアホボーイに文句を言ってやろぅと思ぃっきり立ち上がった。しかし足がうまく立たず、トシヤはペタンと床に座り込んでしまった。ナナミが「トシヤくん、ほんま大丈夫!?」と肩をつかんだ。「ごめんごめん」と無理矢理立ち上がった瞬間、ひどい吐き気が襲ってきた。
2005-10-18 20:24:00 -
174:
アユカ《トシヤ》
トシヤはフラフラになりながらも急いでトイレにかけこんだ。吐いても吐いても全然気分がよくならなぃ。何回吐いたかよく覚えてなぃけど、最後らへんはもぅ吐くもんがなくて水しか出てこなかった。トシヤたちは5時間くらぃ店にいたらしぃが、後半はトイレに行った記憶しか残ってなかった;
2005-10-18 20:30:00 -
175:
トシヤ《アユカ》
気がつくと、トシヤはアユカの家で寝てぃた。後から聞くと、中田さんがアユカんちの近くまで送ってくれたらしぃが、そこからどぅやってアユカの家までたどりつぃたのかは、全く覚えてなかった…。
2005-10-18 20:33:00 -
176:
アユカ
トシ「もぅドンペリなんか嫌いや…味を思い出しただけで吐きそぅなるわ↓」
アユ「あんた完璧痛ぃ客やん;ワラ 確かにシャンパンは最初は飲みやすく感じるけど、そのぶんめっちゃ酔ぃ回るからなぁ…あたしもまだ新人の時はさぁ…」
トシ「…」
アユ「ちょっとあんた聞ぃてんの!?」2005-10-18 20:38:00 -
177:
アユカ
トシ「……グー」
トシヤはいびきをかきながらまた寝てしまった。やれやれ、年上のくせに手がかかるわ;
トシヤに布団をかけてあげようとしたその時…不意にトシヤがアユカの手をグッとつかんだ。
「アユカ…もぅ夜の仕事なんて辞めてよ…」2005-10-18 20:42:00 -
178:
アユカ
アユカはハッとしてトシヤを見た。トシヤは再びいびきをかきだした。
アユ「なんだ…寝言か…」
少し安心したが、胸の鼓動はしばらくおさまらなかった。2005-10-18 20:45:00 -
179:
アユカ
ただの寝言やけど…あれがトシヤの本音なん??キャバを始めてから今まで、トシヤが夜を辞めろと言ったことは一度もなかった。いつでも、ただ微笑んで「頑張れよ」って言ってくれてた。
たとえそれがトシヤの本音でも、アユカは今キャバを辞めるわけにはいかなぃ。今が一番の頑張り時なんだから。大して趣味も夢もとりえもなぃアユカが見つけた、唯一本気で頑張れる「仕事」をそぅ簡単に失ぅわけにはいかなかった。2005-10-18 20:54:00 -
180:
アユカ
考ぇ事をしてぃると、仕事の支度をする時間になってしまった。アユカが化粧をしてぃると、トシヤが起きてきた。
トシ「あれっ、もぅこんな時間かぁ。アユカ、今日も頑張ってこいょ☆」
よかった…いつものトシヤや。でも…あの切なげなトシヤの声がいつまでも頭から離れなぃ。2005-10-18 21:01:00 -
181:
名無しさん
頑張ってにぇ???
2005-10-19 10:02:00 -
182:
アユカ
そしていつものよぅに仕事に行った。美容院に行って出勤し、ドレスに着替える。いつもと何も変わらなぃ。「アユカ、お客さんきたよ!!」ボーイの一言で気を引き締め、席にむかぅ。
そのお客さんは、アユカの顧客の中でももっとも苦手な西村さんだった。2005-10-19 16:01:00 -
183:
アユカ
189さん、ありがとぉございますっ??がんばりまぁす??
2005-10-19 16:02:00 -
184:
アユカ
西「アユカちゃん、いつ旅行行こぅか!?今月中には行きたぃんだよねー☆」
はぁ、また始まった…。アユカは「うーん、学校も仕事もあるしなぁ…」と愛想笑ぃをしながら、心の中で溜め息をついた。
西村さんは45歳の独身。お金は持っているが結構ケチな性格で、そのくせなんとかアユカを旅行に連れて行こぅとしてくる。2005-10-19 16:06:00 -
185:
アユカ
まぁこんなお客さんはさっさと切っちゃぇば楽なんだろぅけど、まだまだたくさん指名をもらえてるとはいぇなぃアユカにとって、一人一人のお客さんが大事だった。
2005-10-19 16:11:00 -
186:
アユカ
西「なぁ〜、俺だいぶアユちゃんにつぎこんでると思ぅで!?なのにメールにも愛を感じられんし、外でも一回も逢ってくれんし。家すらまだ教ぇてもらってなぃやん!?なんなん一体!?」
今日はいつにも増して痛ぃな…あんたよりお金使ってくれる人はぎょーさんいますから;つーかアユカのお客さんの中でも一番使ってくれんくて一番わがままなんはあんたですが何か!?アユカはイライラして血管がブチ切れそぅやったけど、笑顔で耐ぇた;2005-10-20 15:56:00 -
187:
アユカ
何を言っても笑顔で話をかわすアユカに西村さんはキレて、不機嫌そぅに一時間半くらぃで帰ってしまった。アユカは内心ほっとした。
この時のアユカは、後に自分の身にふりかかる災難を知るわけもなかった。2005-10-20 16:00:00 -
188:
アユカ
その日は2時に閉店し、アユカはお店の子ヤヨイと話しながら店から出て送りの車のある場所に行こぅとしてぃた。
アユ「それでトシヤが記憶なくしてうちの前で倒れててさぁ〜…」
ヤヨ「まぢで〜!?彼氏かわぃーぢゃぁん☆」
そんな話しをしてぃると、ふぃに後ろから誰かにトントンと肩をたたかれた。2005-10-20 16:09:00 -
189:
アユカ
振り向くと、怒りをあらわにした西村さんが立っていた。アユカの店を出てもぅ4時間近く経っていた…。西村さんは何も言わずアユカをにらみつけている。アユカは気味悪ぃなぁと思ぃながら平静をよそおって話し掛けた。
アユ「西村さん!?なにやってんの〜??ってかあのまま帰ったんやなかったんやぁ☆」
すると彼がやっと口を開ぃた。
西「アユカが全然真剣に俺の話聞いてくれへんから、ちゃんと話しようと思ってずっと店の前で待ってたんや。なのに…アユカは俺を騙してたんやな」2005-10-20 16:16:00 -
190:
アユカ
アユ「えっ何が!?」
西「やっぱりお前彼氏おったんやな。俺が何回聞いてもおらんって言ってたくせに。この詐欺師が!!今までの飲み代返せや!!」
アユ「落ち着ぃて!!確かに彼氏おるん黙ってたんは悪かったけど、こっちも仕事やねん!!だいたぃアユカ、西村さんに好きとか付き合いたいとか言ったこととかなぃのに、そんなんキレられても困るやん!!」
西「うるさぃ!!」
西村さんは完全に目がイッてた;そして腕を振り上げてアユカに突進してきた!!2005-10-20 16:27:00 -
191:
名無しさん
?????
2005-10-20 16:45:00 -
192:
アユカ
「キャー---!!」
アユカとヤヨイの悲鳴に、送りの所にいたボーイが二人駆け付けてきた。
ボーイ「西村様!!何してるんですか!!」
二人が西村さんを取り押さえる。
西「うるさーい!!離せや!!わしはこのアマに騙されたんじゃぁ!!こんなクソ女クビにしてまえ!!」2005-10-20 16:46:00 -
193:
アユカ
ボーイ「とりあえず落ち着いてくださぃ!!(もぅ一人のボーイに)おぃ、店長呼んできて!!アユカ、ヤヨイ、お前らもぅ送りんとこ行ってて」
西「ゴルァ!!アユカ!!お前このままじゃ済まさんからな!!覚えとけや!!」
アユカはヤヨイと一緒に走って送りの所に走って行った。アユカはめちゃ恐くて、震えがとまらなかった。2005-10-20 16:51:00 -
194:
アユカ
送りの車を待っていた女の子たちもその様子を見ていて、アユカに気をつかって先に車に乗せてくれた。アユカの家は新地から遠ぃから、いつもは後回しにされることが多ぃのだ。アユカはみんなに感謝した。
車に乗ると、ソッコーでトシヤに電話した。まだ震えは止まらなぃ。2005-10-20 16:55:00 -
195:
アユカ
トシ「もしもしー??仕事終わったん、お疲れさん☆」
アユ「トシヤぁ…」
トシ「アユカ??どーした、なんかあったんか!?」
トシヤの声を聞くと泣けてきた。アユカはさっきの出来事を全部話した。トシヤは落ち着いて聞ぃていた。
アユ「怖かったょ…でもトシヤの声聞いてやっと震え止まった。ごめんね、もぅすぐ帰るから」2005-10-20 17:01:00 -
196:
アユカ
やっと笑顔になれた。けど、アユカはトシヤの言葉に耳を疑った。
トシ「お前もぅ夜辞めろ」
今まで聞ぃたことのなぃ、落ち着いた、でも怖ぃ声やった。…やだよ…なんでそんな声で、そんなこと言ぅん??
アユカが動揺して黙っていると、トシヤは続けた。2005-10-20 17:10:00 -
197:
アユカ
199さん、読んでくれてアリガト☆☆アユカはDoCoMoなんで絵文字が見れなぃのが残念です↓
中途半端ですが用事があるので今回はここまでにします!!また夜更新できたらします(^O^)2005-10-20 17:16:00 -
198:
アユカ
トシ「俺なぁ、ほんまはずっと嫌やってん。お前がキャバで働いてんの。けど何やっても続かんお前が一生懸命仕事頑張ってる姿見て、俺は応援しつつ陰ながら見守っていようって決めてん。けどな、その仕事のせぃでそんな目にあうんやったら話は別や。俺はお前が大事やから、お前が危ない目にあぅんは耐えれん。」
2005-10-20 22:12:00 -
199:
アユカ
トシヤが言ぅことはもっともだった。どんな男でも、彼女が夜の仕事して喜ぶ人はいなぃだろぅ。でも…でも…
アユ「いややぁ…アユカから仕事をとらんとぃて…やっと真剣に頑張れることが見つかってん。夜の仕事をとったらアユカには何も残らんやん」
トシ「あほか、俺がおるやろーが!!アユカは俺の気持ちを考えたことがあるか!?俺よりキャバを取るんか!!」2005-10-20 22:17:00 -
200:
アユカ
アユ「ちゃぅねん、トシヤの言ってることわかるし、アユカもトシヤのことは大事や。けど、今キャバを辞めたくなぃねん。辞めるわけにはいかんねん。アユカは…」
トシ「なんでこんだけ言ってもわかってくれへんねん…今までずっと我慢してたんに!!…もぅいぃわ、なんか疲れた…」
プチッ…ツーツーツー
電話は切れた…2005-10-20 22:22:00 -
201:
アユカ
なんでこーなるねん…夜の仕事がそんなにあかんの??トシヤがアユカにあんなにキレたのは初めてだった。《お前》呼ばわりされたのも。アユカ夜辞めたくなぃよ…でもトシヤが嫌な思ぃするのもいやだ。どうしたらいぃねん…
2005-10-20 22:27:00 -
202:
アユカ
やっぱり何かを得るには何かを失わなきゃいけなぃの??キャバを辞めないためには、トシヤと別れるべきなんだろうか。そんなんいやだ。いやだけど…アユカと夜の仕事を切り離すことはどうしてもできなぃよ…
2005-10-20 22:30:00 -
203:
ちなつ?
メタ続き気になる??がんばって書いてねぇぇ??〃
2005-10-21 02:30:00 -
204:
名無しさん
続き気になってたりする?
2005-10-22 10:44:00 -
205:
アユカ
ちなつ?サン、212サンありがとぅ??頑張って続き書きますっ??
2005-10-22 18:36:00 -
206:
アユカ
「えーと…アユカさんの家ってどこらへんでしたっけ??」
ドライバーさんの一言でハッと我に返った。気がついたら家の隣町まで来ていた。家にはトシヤがいる。顔を見るのは気まずぃし、帰ったらきっと話し合ぃになるだろぅ。でもまだ気持ちの整理がついてなぃよ…帰りたくなぃなぁ…2005-10-22 18:40:00 -
207:
アユカ
(そーぃぇば、サリナは今どぅしてるんだろ。最近逢ってなぃし、久々に逢いたぃなぁ。)サリナに逢って話したら、きっと気が楽になるだろう。アユカはサリナに電話をかけた。
プルル…プルル…
出なぃ…2005-10-22 18:44:00 -
208:
アユカ
アユカはがっかりした。でも、今日は金曜日だから、サリナは絶対出勤してるはず。(お店まで行ってみよぅかな…ボーイとか他の女の子にも逢いたぃし☆)
「すぃません、そのまま三ノ宮まで行ってもらえません??」
ドライバーさんは快くOKしてくれた。みんなに逢えると思うと、嫌なことは一時的に忘れられた。2005-10-22 18:48:00 -
209:
アユカ
10分ほどして三宮に着いたので、ドライバーさんにお礼を言って降りた。深夜のサンノは久々だから、なんだかすごく懐かしかった。
(急に行ってみんなを驚かしたろ♪)そぅ思って店の方角に歩き出した時だった。
「アユカちゃん??」2005-10-22 18:53:00 -
212:
名無しさん
期待アゲ
2005-10-23 11:35:00 -
213:
?姫?
今全部よんだぁ!早くかいてぇ!ばりばりきになるぅ??????
2005-10-23 12:53:00 -
214:
?ち?
???しぉりィィ???
2005-10-23 14:48:00 -
215:
名無しさん
あげっ?
2005-10-23 16:09:00 -
216:
アユカ
めちゃレス増えてる???
219サン、220サン→読みやすくしてくれてありがとーござぃますっ☆?☆
221サン→アリガト〜☆期待に添えるよぅに頑張りますね(^^)2005-10-23 17:39:00 -
217:
アユカ
?姫?サン?読んでくれてありがとぉ、まだまだ続くんで読んでくださぃっ??
?ち?サン?しおりアリガトっ?ばぁりうれしぃです??
224サン?あげてくれてありがとぉ?頑張って書きます?
実はアユカ、今日しんどくて朝から何も食べてなぃんでちょっと友達とディナーしてくるんで夜からまた更新します?読んでくれてるみなさん、すぃませんが待っててくださぃ??2005-10-23 17:44:00 -
218:
アユカ
ハルヒコが近付いてくる。やばぃ、無視して逃げなきゃ…そぅしなぃとアユカは、きっとまたハルヒコのお店に行ってしまう。
彼があと数メートルくらぃの所まできた。なんでか足が自分のものじゃなぃみたぃに動かない。お願ぃ、動いてよ…アユカ、これ以上悩みを増やしたくなぃんよ。動いて…。
でも、アユカの足は最後まで動かなかった。2005-10-23 19:26:00 -
219:
アユカ
心のどこかで、まだハルヒコに逢いたぃっていぅ気持ちが残ってた。ずっと気付かないふりしてた。だけど体は正直だね…。ハルヒコに募る想いが、アユカの足を止めたんだね。
ハルヒコにとっては、ただの『金』でしかないのに…。2005-10-23 19:30:00 -
220:
アユカ
ハルヒコがアユカの目の前にきた…その瞬間、アユカは彼の腕の中にいた。
アユカを抱きしめたままハルヒコが照れくさそぅに言ぅ。
ハル「声かけてみたのはいーけど、シカトされたらどーしよぅかと思ったよ。ずっと電話もメールも返ってこなかったから…」2005-10-23 19:36:00 -
221:
アユカ
アユ「アユカのこと、覚えててくれたんだね…」
ハル「当たり前じゃん。アユカちゃん、ちょっと痩せたね…綺麗になった」
近くで見ると、あの金色だった髪は落ち着いて茶色に変わっていた。最後にハルヒコのお店に行ってから、半年近く経っていた。2005-10-23 19:44:00 -
222:
アユカ
ハルヒコは最後に一瞬だけギュッと強く抱き締めてから、アユカを離した。まるで「もぅ『大事な金ヅル』を逃がさなぃよ」とでもいぅよぅに…。
それでもよかった
もぅ、どうにでもなってしまえばいい…2005-10-23 19:48:00 -
223:
アユカ
略部分
もぅ、どうにでもなってしまえばいい…2005-10-23 19:50:00 -
224:
アユカ
ハル「おぃで」
アユカは迷うことなくハルヒコについて行った。着いたのは懐かしぃハルヒコのお店。
アユカはこの日、初めて自分でシャンパンを降ろした。トシヤが大嫌いだと言ったピンドンを…2005-10-23 19:53:00 -
225:
アユカ
ハル「ピンドンなんて降ろして大丈夫!?無理しなくていぃょ!?」
アユ「いぃよ、久々だし、お金ならあるから。アユカなぁ、いま新地で働いてんねん。あと前来た時は黙ってたけど、前の店ではNo.1だったから」
そのとたん、ハルヒコの目の色が変わった気がした。
ハル「…ありがとぅ、アユカ大好きやで」
ハルヒコは満面の笑みでアユカの頭を撫でた。ハルヒコに『好き』と言われたのはそれが初めてだった。アユカは優越感でいっぱいだった。2005-10-23 20:00:00 -
226:
アユカ
結局その日はピンドンだけでなくカフェパも3本降ろし、ラストまでいた。ハルヒコは前の時とは別人のよぅにチヤホヤしてきた。アユカは現実でのすべての出来事を忘れて楽しんだ。
でも、店を一歩出たとたん、アユカは現実に引き戻された。
「アユカ、なにやってんだろ…」2005-10-23 20:10:00 -
227:
アユカ
帰ったらトシヤとの話し合ぃが待っている。重ぃ気持ちで電車に乗った。時計を見ると朝の8時前。もぅ寝てるよね…。
ふとケータイを開くと、着信6件、メール4件。着信はトシヤ5件、サリナ1件で、メールはトシヤ3件、ハルヒコが1件。トシヤのメールを見ると、「まだ家着かんの??」「今どこ」「なにしてるん」…かなり苛立ってる様子。トシヤが起きたらちゃんと話し合わなきゃ…。2005-10-23 20:37:00 -
230:
アユカ
237サン、238サン、しおり&読みやすくしてくれてアリガトぉございます☆☆
今から更新します!!2005-10-24 13:07:00 -
231:
アユカ
鍵を開けて家に入ると、トシヤがベッドに座っていた。気まず…;
アユ「ただいま…起きてたんやな…」
トシ「お前が帰ってくんの待ってたんやんけ。どこ行っててん」
トシヤはめちゃめちゃ不機嫌だ。ホスト行ってたとか言ったら絶対やばぃよな…。2005-10-24 13:11:00 -
232:
アユカ
アユ「久々にサンノでサリナと逢ってて…いろいろ相談とかしててん」
トシ「お前なぁ…俺らどんだけ付き合ってると思ってんねん!!下手な嘘つくな!!それにお前めちゃ酒臭ぃやんけ」
アユ「だからサリナと飲んでたんやって!!」
その時アユカのメール受信の着メロが鳴った。やばぃ!!こんな時に…2005-10-24 13:16:00 -
233:
アユカ
アユカはすぐに表情に出る。アユカの焦った顔を見て、トシヤはアユカのかばんからケータイを取り上げた。メールはサリナからやった。
『ごめん寝てたぁ↓昨晩体調悪くて仕事休んでたんやん。着信あったけどどしたん??かけ直しても出んしなんかあったんかぁぁ??』
ついでにハルヒコからのメールも見られた。
『今日は来てくれてアリガトね☆久々だったからうれしかったょ(^O^)アユカちゃん綺麗になってたからドキドキしちゃった!!今度ごはんでも食べいこ☆おやすみ☆☆』
あぁ、終わった…2005-10-24 13:22:00 -
234:
アユカ
トシヤは無表情のまま黙っていた。沈黙が続く。それが逆に怖かった。まだ怒鳴られ、罵られた方がましだった。
トシ「俺、帰るわ」
トシヤは出て行った。アユカはしばらくの間、ぼーぜんと立ち尽くしていた。
この日から、平穏な日々が少しずつ崩れていった…2005-10-24 13:28:00 -
235:
アユカ
今まで週の半分以上をアユカのうちで過ごしていたトシヤは、週1しか来なくなった。来ても寝てるだけで、あまり会話もなぃ。アユカの家にいなぃ間、どこで何してるん??気になって仕方がなかったけど、そんなこと聞けるはずもなかった。自業自得とはいえ、さみしくてどぅしようもなかった。アユカはハルヒコのお店に通うようになった。家に一人でいるのは嫌だから…
2005-10-24 13:38:00 -
236:
アユカ
ハルヒコのお店には週3、4ペースで行っていた。だいたぃ仕事帰りだったが、仕事のなぃ日は同伴した。ごはん代はハルヒコが出してくれたが、そんな日は必ずドンペリをおろした。ホストがご飯代を払ぅ代わりに、お客さんはその何倍ものお金を店で落とす。それが鉄則だから。
ハルヒコは毎日連絡をくれた。お店でも優しかったし、ホントの彼氏みたぃに接してくれたから、アユカはさみしさをまぎらわすことができた。外でも逢おぅってゆってくれてたけど、それは断っていた。2005-10-24 13:50:00 -
237:
アユカ
「アユカ、好きだよ」「彼氏と別れて俺一筋になってよ」
そんな甘ぃ言葉に酔ぃしれ、優越感にひたりながらお酒を呑む。だけどお店を出ると現実に引き戻される。その繰り返しだった。
ホストで遊ぶのにはお金がいる。アユカは、絶対に使わなぃと決めていた貯金にも手を出し始めていた。2005-10-24 13:58:00 -
238:
アユカ
ある日の仕事帰り、リョウコとごはんを食べに行った。
リョ「最近なんか元気なぃやん。うちがホスト行くってゆってもついてこんくなったしな。なんかあった??」
アユカはトシヤと微妙なこと、三宮のホストに通ってることをリョウコに話した。
アユ「さみしぃからホストに行ってまぅねん。今は貯金おろして行ってるけど、ホントは絶対使わんって決めてたお金やねんやん。でも行かな耐えられへんねん…」2005-10-24 16:16:00 -
239:
アユカ
黙ってアユカの話を聞いていたリョウコが口を開いた。
リョ「うちな、みんなに黙ってることあんねやん」
アユ「え??」
リョ「絶対誰にも言わんとってな??うちプーなのにお店出るん週4やん。なんでかってゆぅとな、ホテヘルとかけもちしてるからやねん」2005-10-24 16:21:00 -
240:
アユカ
えっ!?ホテヘルって…風俗!?リョウコが?? アユカは最初聞き間違ぃかと思った。リョウコは話を続ける。
リョ「だからうちは一人暮らしでも好きなもんバンバン買えるし、ホストにも金使えるねん。アユカも一緒にやらへん??日払いでもらぇるし、もぅ貯金おろす必要もなくなるで」
アユカは突然の誘ぃにとまどい、「考えさせて」とだけ言った。2005-10-24 16:27:00 -
241:
名無しさん
????
2005-10-24 23:52:00 -
242:
アユカ
名無しさん、読んでくれてアリガ?ト??今から更新します?
2005-10-26 09:30:00 -
243:
アユカ
名無しさん、読んでくれてアリガト???今から更新します?
2005-10-26 09:30:00 -
244:
アユカ
風俗かぁ…。アユカが新地で働く時間は週4で一日4〜6時間。ヘルスは昼間から自分のペースで働けるから、かけもちしたら収入は一気に増える。風俗には正直抵抗あるけど、貯金をおろすのはもぅ嫌だ。ハルヒコにも、もっとお金を使ってあげたぃ…
でも、あたしにはトシヤがいる。2005-10-26 09:37:00 -
245:
アユカ
彼氏がいるのにヘルスに行くなんて、アユカにはできなぃよ…。でもこのまま付き合ってて意味があるの??さみしぃよ、苦しいよ。今のトシヤとの関係に未来があるなんて到底思えなかった。それよりお金がなぃ。もっと遊びたぃ。…トシヤさえいなければ…
アユカは、トシヤの存在が邪魔とさえ思うようになってしまった。最低なことだとわかっていた。だけどもぅアユカの日常からホストを切り離すことはできなかった。やっぱりもぅダメだね、うちら。さみしぃけど…まだ好きだけど…今までアリガトウ…こんな彼女でごめんね…2005-10-26 09:49:00 -
246:
アユカ
トシヤと別れよう。そぅ決断した夜、アユカは家にトシヤを呼んだ。トシヤはめんどくさそぅにアユカと向かぃ合う。アユカは単刀直入に切り出した。
アユ「別れよか。」
トシ「えっ!?」
トシヤは驚いてアユカの顔を見た。2005-10-26 09:54:00 -
247:
アユカ
アユ「アユカまだ19やし、もっと遊びたぃねん。ごめん」
正直に言った。それが今トシヤにできる精一杯のこと。アユカは最低な女だから…アユカのことはスッパリ忘れて、次はもっといぃ人と恋に落ちてな??
ほんまにごめん、トシヤ。こんな終わり方するなんて思わんかった。2005-10-26 10:08:00 -
248:
アユカ
トシヤが口を開いた。
トシ「…遊びたぃって、具体的にはどーゆーことなん??」
優しぃ声だった。アユカは決心が鈍りそうになったが、ぐっと堪えた。
アユ「自由になりたぃ」
トシ「…そぅか。でもそれじゃぁ曖昧すぎてよくわからんわ。俺と別れてからどうするつもりなん??」2005-10-26 10:51:00 -
249:
アユカ
アユ「…」
やっぱり嫌われたくなぃ。別れたくなぃ。そんな想いが頭の中を巡った。だけど、そんなことを思う資格は今のアユカには、なぃ。
アユ「夜の仕事辞めたくなぃ。それと、もっとホストとか行って遊びたぃから、風俗とかけもちしよぅと思ってる」
トシ「はぁぁ!?何でそーなんねん!?正気かお前??」
トシヤが立ち上がって怒鳴る。アユカが黙って頷くと、トシヤはゆっくりとベッドに腰をかけた。2005-10-26 11:00:00 -
250:
名無しさん
しおり$Gv
2005-10-26 11:36:00 -
251:
姫?
早く続きがみたいにゃあ??
2005-10-26 11:38:00 -
252:
さくぅ?
面白いわぁ?
2005-10-26 22:16:00 -
253:
アユカ
259サン?しおりアリガト??またよんで下さぃ?
姫?サン?ぁりがとぉござぃます、今からまた更新しますねっ??
さくぅ?サン?おもしろぃとか嬉しすぎですっ??頑張ります?2005-10-27 14:30:00 -
254:
アユカ
トシ「あかん」
えっ…なにが!?アユカはトシヤの顔を見た。トシヤは真剣な顔をしてアユカの目を見たまま言った。
トシ「お前とは絶対別れたらん。お前の好きなよぅにはさせん」
それだけ言ってトシヤはベッドに横になった。アユカに背をむけて。2005-10-27 14:34:00 -
255:
アユカ
アユ「…なんでよぉ…」
アユカの声は動揺と、自由を掴みそこねた悔しさで震えた。
アユ「こんな女、さっさと捨てたらいぃやろー!!」
アユカはヒステリックに絶叫して、泣き崩れた。トシヤは相変わらず、背を向けたまま黙ってたぬき寝入りをしていた。2005-10-27 14:39:00 -
256:
アユカ
こぅして、アユカはトシヤの鎖につながれたままになった。でもアユカ、わかってたよ。もぅ2年近くも付き合ってるんだから、あんたのことならなんでもわかる。あんたがあの時アユカを捨てんかったのは、アユカを間違った道に進ませんためやろ??あんたがもしあの時アユカを見捨ててたら、間違いなくアユカはボロボロになってた。いつもあんたは優し過ぎる。
自由を勝ち取ることができなかったあの日、アユカは悔しくて悔しくて、寝ているトシヤの横で泣き続けた。
だけどそれ以上に、あんたの愛を感じて、嬉しかった。2005-10-27 14:51:00 -
257:
アユカ
それ以来、トシヤがアユカの家に帰ってくる日は、週1から週3くらぃに増えた。トシヤは「監視するためや!!」とかなんとか言ってたけど;なんだか昔の仲良かった頃に少し戻ったみたぃで、アユカは嬉しかった。
ハルヒコの店に行く日もどんどん減っていった。同伴は全くしなくなり、週末の仕事帰りに行くくらぃになった。だけど…2005-10-27 15:00:00 -
258:
アユカ
「アユカ、今日の髪形かわぃぃやん。ずっと俺のアユカでおってな??」などと甘ぃ台詞を吐きながら頭を撫でるハルヒコの横にいる心地良さは、そぅ簡単には捨てきれなかった。トシヤは口が裂けてもそんなこと言わなぃしね。(てゆーか言ったらキショぃし;ワラ)
ハルヒコは、急に金を落とさなくなったアユカに焦りを感じてるよぅで、前にも増してアユカに気を使ぅよぅになった。それはそれでアユカは優越感にひたれた。2005-10-27 15:09:00 -
259:
アユカ
ある土曜日の仕事帰り、アユカはハルヒコのお店で焼酎を飲んでた。普通に今日来た客の愚痴とかをべらべらしゃべってたら、ハルヒコが突然、アユカの耳元に口を寄せてきた。
ハル「今日さ、仕事終わった後ごはん食べに行こぅょ」
ハルヒコとアフターでごはんを食べに行ったことなら今までにも数回あったから、普通にOKした。(でもそんなんしてくれてもアユカはもぅあんまりお金落とす気なぃんやけど…なんか悪ぃな;)
そんなアユカの心境も知らず、ハルヒコはニカッと笑って「アユカとアフター久々やわぁ」なんて言っている。2005-10-27 15:43:00 -
260:
アユカ
ハル「ねぇねぇ、何で今日俺がアユカをアフターに誘ったかわかるぅ??」
アユ「ぇ、なんでなん??」
ハル「もー!!やっぱり覚ぇてくれてなぃ!!今日は俺とアユカが出会ってちょーど一年目やで☆」
あっ…そーぃぇば!!去年のこの日に、アユカはサリナたちと初めてこの店に来たんや…。ハルヒコ、そんなん覚ぇててくれたんや…。営業とはいぇ、可愛ぃトコあるぢゃん☆アユカは嬉しぃ気持ちと同時に、最近極細化してることを申し訳なくなってしまった…。2005-10-27 16:07:00 -
261:
アユカ
ハル「だからさ、今日は記念日なことだしさ、なんかパーッと卸してほしぃんやけど…カフェパでも何でもいぃからさ」
ハルヒコがシャンパンを煽るのは初めてだったし、別に今日ぐらぃいっか…と思ぃ、アユカは笑顔で「ぢゃぁカフェパ何本か持ってきて」と言った。ハルヒコが何かたくらんでるなんて、その時は少しも気付かなかった…。2005-10-27 16:12:00 -
262:
名無しさん
???
2005-10-28 07:12:00 -
263:
☆☆とも☆☆
更新楽しみにしてるんでょろしくねぇ(^▽^)
頑張って♪♪♪2005-10-28 07:55:00 -
264:
名無しさん
???
2005-10-29 00:05:00 -
265:
名無しさん
ちぉり$Gv
2005-10-29 00:40:00 -
266:
アユカ
271さん、読んでくれてアリガトぉ???
ともさん、めっちゃぅれしぃです??頑張って完結させます☆?
273さん、読んでくれてありがとぉっ??
274さん、しおりありがとぅね☆☆2005-10-30 05:18:00 -
267:
アユカ
次から次へと出てくるカフェパリ。初めは普通に楽しんでたけど、なんかおかしぃ。やたらとアユカにビンが回ってくるのだ。多分一本の半分はアユカが飲んでたと思ぅ。それが何本も続くから、さすがにしんどくなってもぅいらなぃってゆっても無理矢理飲まされた。
アユカは5、6本目くらぃから記憶がとんでしまった…2005-10-30 05:27:00 -
268:
アユカ
ザザー…
目が覚めると、そこは見たこともなぃ場所だった。どこかの部屋みたぃだ。
落ち着いた感じの音楽(多分ジャズだったと思ぅ)、薄暗い証明、どこからか聞こえるシャワーの音……シャワー!?
そこはラブホだった。2005-10-30 05:33:00 -
269:
アユカ
(なんで!?アユカなんでこんなトコいるん!?)
アユカはかなりテンパってとび起きた。よかった、服は着てる…。少し安心した。すると突然しんどさと気持ち悪さが襲ってきて、アユカはベッドに倒れ込むようにして再び横になった。なんでこんなことになったんだろぅ…確かハルヒコに言われてカフェパリ卸して、たくさん飲まされて……だめだ、全然思い出せなぃ…2005-10-30 05:43:00 -
270:
アユカ
ガチャ
お風呂らしきところから誰か出てきた。アユカは頭だけそっちの方に向けた。
それは言ぅまでもなく浴衣のよぅなものを着たハルヒコだった。
アユ「ハルヒコ…」
ハル「あれ、アユカもぅ意識戻ったん??」2005-10-30 05:49:00 -
271:
名無しさん
続ききになる???
2005-10-30 08:18:00 -
272:
アユカ
280さん?読んでくれてアリガト?頑張って書きます?
2005-10-30 22:52:00 -
273:
アユカ
ハルヒコはにっこりと笑った。アユカは普通に腹が立った。
アユ「どーゆーつもりなん!?アユカ枕とか嫌ぃって前言ったよなぁ!?」
ハル「怒った顔も可愛ぃなぁ☆枕ちゃぅで!!ただ俺は、アユカを俺だけのものにしたぃだけ…」
ハルヒコはあたしが思ってたょり相当あせってたよぅだ。確かにアユカがまた店に行きだしてからナンバー入ったもんなぁ。
ハルヒコがアユカの上に乗ってきた。やばぃ、体がいぅこときかん…2005-10-30 23:01:00 -
274:
アユカ
アユ「ちょっ…やめてょ!!」
アユカは本気で嫌やったからめちゃくちゃ暴れた。すると急にハルヒコが悲しそぅな顔になった。
ハル「アユカそんなに俺のことキライなん??今日はずっと一緒にいたぃねん…今日ぐらぃ俺だけのもんになってや…」
アユカの抵抗する手が止まった。「愛」とかそんなもんじゃなぃけど、確かにハルヒコには情があった。そぅじゃなかったら自分の意志でシャンパンとかいっぱい卸してあげたりしなぃやん??2005-10-30 23:09:00 -
275:
アユカ
ハルヒコがそっとアユカの首筋にキスをした。綺麗な横顔、サラサラの長髪、ハスキーな声、優しぃ仕草…。アユカは最初にお店に行きだした頃の気持ちを思い出した。ハルヒコに逢いたぃ気持ちを止められなかったあの頃…ハルヒコに逢ぅ度にドキドキした。
ハルヒコと目が合った。アユカに軽く微笑む。そんなに見つめなぃで。胸が苦しぃよ…
今日くらぃ、いいよね??2005-10-30 23:21:00 -
276:
アユカ
アユカが覚悟を決めたその時…アユカのケータイが鳴り響いた。ドリカムの《未来予想図?》。トシヤだ…!!
うちらは、お互ぃのメール着信音をこの着メロにあわせていた。恋人同士になる前からずっと。だから友達に「なんでそんな古い着メロなん」って笑われても、絶対変えなかった。2005-10-30 23:32:00 -
277:
あみ?
最後まで完結してね?応援してまーす?
2005-11-01 02:02:00 -
278:
アユカ
あみ?サン?ありがとぅございますぅぅ?めっちゃうれしぃです?
今からちょっとだけ更新して、また夜に書きますね?2005-11-01 17:07:00 -
279:
アユカ
我に帰ったアユカは、力を振り絞ってハルヒコを押しのけた。そのまま服を直し、かばんを持って部屋を出ようとした。
ハル「アユカ!!!」
ハルヒコが呼び止める。アユカはドアの前で立ち止まり、振り返った。
アユ「今までありがと。うちらの関係はお金で買ぅ疑似恋愛だったけど、アユカ多分ハルヒコのこと好きだった。でも、やっぱり彼氏が一番大事やねん。彼氏のこと、愛してるの。これからも頑張ってな。もぅ逢うこともないやろうけど、応援してるわ」
そしてアユカはドアを開け、部屋から出た。2005-11-01 17:15:00 -
280:
アユカ
ハルヒコは追い掛けてこなかった。これでアユカの娯楽は終わった…残ったのは、愛する人ただ一人。
ホテルから出て、歩きながらトシヤからのメールを見た。
『もぅ家おる??俺もーちょぃ遊んでから帰るわ。今日は昼飯作ったるわ☆』
あら、珍しぃ。トシヤが自分から料理作るって言うなんて。またキャバでも行ってんのかな〜ヤレヤレ;
今日はうんと優しくしてあげよう。2005-11-01 17:22:00 -
281:
名無しさん
ァゲ♪
2005-11-02 15:04:00 -
282:
アユカ
290サン、あげてくれてありがとーござぃますぅっ☆☆
昨日の夜は更新できなくて、読んでくれてる方たちにはほんとにごめんなさぃでした↓↓今から更新します!!2005-11-02 16:31:00 -
283:
アユカ
家に帰ってまず、お風呂に入って体をすみずみまで綺麗に洗った。別に何もされてなぃけど…なんとなくいつもより念入りに洗ってみた。
ぼんやりテレビを見ていたら、玄関からトシヤの声が。
トシ「ただいまぁ〜」2005-11-02 16:35:00 -
284:
アユカ
アユカはパタパタ玄関に走って行って、トシヤを出迎えた。
アユ「おかえりぃっ☆」
トシ「おぅ!!お腹すぃたろ??帰りに昼飯の材料買ってきた」
アユ「まぢで!?今日どぉしたん??なんかあった??」2005-11-02 16:39:00 -
285:
アユカ
トシ「別になんもなぃょ。シャワー浴びてごはん作るわ☆」
そぅ言ってトシヤはニコッと笑った。今日はなんでかすごくトシヤが優しい。本当にトシヤ一筋になったアユカは、もぅトシヤの全てが愛しくてたまらなかった。ごはん食べ終わったらトシヤに言おぅ。もぅホストには行かなぃって。2005-11-02 16:43:00 -
286:
アユカ
お昼ごはんはトシヤ特製焼きそばだった。トシヤは実はアユカより料理がうまぃ;焼きそばを食べながらトシヤに聞いた。
アユ「今日だいぶ遅かったね。どーしたん??」
トシ「んーとなぁ、飲み行ってて酔っ払ってダイちゃんちで寝てた」
アユ「ふぅーん、そっか。またキャバ行ってたんやぁぁ☆ワラ」2005-11-02 16:47:00 -
287:
アユカ
冗談で言ったのに、トシヤは不機嫌になった。
トシ「もー、いーやんけ。俺がどこ行こぅが俺の勝手やろ。お前の行動にも俺何も干渉とかしてなぃやん」
アユ「冗談で聞ぃただけやん!!あのね、アユカは…」
トシ「ごちそぅさまー。シャワーだけじゃ気持ち悪ぃし、やっぱ風呂入るわ」
そぅ言って彼はバスルームに行ってしまった。2005-11-02 16:53:00 -
288:
アユカ
(もぅ!!優しくなったり不機嫌になったり、今日は変なの。まぁトシヤはトシヤで色々考えてるコトあるんやろーな。まだアユカがホスト行くのやめたコトも知らなぃし、相変わらず夜の仕事も辞めてなぃし…。)改めて自分の駄目っぷりを実感した;こんなアユカを見捨てず側にいてくれるトシヤに、感謝せなね…。
そんなことを考ぇながら洗い物をしていると、トシヤが脱ぎ散らかした服が目に入った。2005-11-02 17:02:00 -
289:
アユカ
アユ「もー、こーゆートコ子供みたぃやな;」
苦笑ぃしながら靴下やTシャツを洗濯機にほうりこむ。ジャケットの胸ポケットからは、キャバ嬢の名刺が4、5枚出てきた。やっぱキャバ行ってたんやん。もぅ今更小言を言ぅコトでもなぃから、色とりどりの名刺たちはそのまま胸ポケットにしまっておぃた。2005-11-02 17:11:00 -
290:
アユカ
そしてそのジャケットをハンガーにかけた時、袖のところに何かついているのを見つけた。ただのごみかと思ぃ、何も考えずにそれを手に取ったアユカは、言葉を失った。
それは、コンドームの袋の切れ端だった…2005-11-02 17:15:00 -
291:
?
300
ぉもしろぃ?
完結まで頑張って??2005-11-02 18:57:00 -
292:
名無しさん
》1-300
2005-11-02 20:03:00 -
293:
名無しさん
アゲ
2005-11-02 22:01:00 -
294:
あみ?
気になるぅ?ゆっくりでいいからファイト?
2005-11-03 01:35:00 -
295:
名無しさん
気になるなる。
2005-11-03 01:48:00 -
297:
アユカ
?サン、面白ぃとかゆってくれてほんまありがとぅ、めちゃうれしぃです??
301サン、302サン、あげてくれてアリガト??これからも読んでくださぃっ??
あみ?サン、またまたカキコありがとぅ??めちぁ優しぃね、アユカは涙チョチョ切れそぅでした??なかなか一気に更新できなぃけど、頑張って完結させます??2005-11-03 16:42:00 -
298:
アユカ
304サン、気になってくれてアリガト☆☆頑張って続き書きます!!!
305サン、読みやすくしてくれてありがとーござぃまつっっ??
でわでわ、今から更新しますね☆2005-11-03 16:44:00 -
299:
アユカ
アユカは見間違ぃかと思ぃ、なんどもそのビニールの切れ端を見直した。特徴のあるギザギザの切り口、湿っている内側…間違ぃなぃ、コンドームだ…。アユカはヘナヘナと床に座り込んだ。ありえへん…
2005-11-03 16:49:00 -
300:
アユカ
しばらくしてトシヤがお風呂から出てきた。部屋の隅っこに座りこんでいるアユカを見て、ギョッとした顔をした。
トシ「お、おぃアユカ、どーしたん??どっか悪ぃんか??」
アユカはトシヤをにらみつけ、身動き一つしなかった。トシヤはなにがなんだかわからなぃといった感じで困惑している。2005-11-03 16:52:00 -
301:
アユカ
アユ「これ!!」
アユカはビニールの切れ端をトシヤにつきつけた。トシヤは不思議そぅにそれをじっと見た。と思ぅと、みるみるトシヤの表情が変わっていく。
トシ「…!!」
トシヤはその切れ端をひったくってゴミ箱に捨てた。焦って挙動不振になっている。アユカはそれを見てさらにイライラした。2005-11-03 16:57:00 -
302:
アユカ
アユ「…相手はどこの誰よ??」
アユカは感情を押し殺して静かに聞いた。
トシ「……」
アユ「誰かって聞いてんの」トシ「…今日行った店の子」2005-11-03 17:00:00 -
303:
アユカ
アユ「アフターしたん??」
トシ「…うん」
アユ「向こうはあんたに彼女いてんの知ってんの??」
トシ「知ってるよ。つーか彼女と色々あったってコトを愚痴ってたら誘われて…んで始めはホント飯食いに行くだけのはずやってんけど、なんか流れでそぅなってもーてん…」2005-11-03 17:04:00 -
304:
アユカ
はぁ…溜め息が出た。トシヤは嘘はつかない。だけどこの時は、嘘ついて言い訳してほしかったと思った。そしたらアユカ、どんな下手な嘘でもそれを信じたよ??
だって、トシヤが浮気を認めた今も、まだ現実を受け入れることができないから…。2005-11-03 17:09:00 -
305:
アユカ
アユ「とりあえず、今日は帰ってくれる??一人で色々考えたぃねん。アユカが連絡するまで、そっちからはしてこんとって」
トシ「…わかった」
トシヤは服を着替えて玄関に向かった。その背中はすごく小さく見えた。2005-11-03 17:13:00 -
306:
アユカ
家から出る前に、トシヤは一言「ごめんな」と申し訳なさそぅに言った。アユカは何も言わなかった。
バタン…
ドアが閉まる音がした。そのとたん、アユカの目からは大粒の涙が流れ出した。
わかってるよ。あんただけが悪いわけじゃないってこと。あんたをここまで追い詰めたんはアユカだってこと。だけど…それでも「いいよ」って、広い心で許してあげられないアユカは、やっぱり最低だぁ…。2005-11-03 17:20:00 -
307:
名無しさん
続き楽しみにしてます
2005-11-03 20:37:00 -
308:
?めめ?
続き気になるぅ…?楽しみにしてます★
2005-11-04 00:25:00 -
309:
名無しさん
>200-317
2005-11-04 13:32:00 -
313:
かなちぃ
しぉり
2005-11-05 10:26:00 -
314:
アユカ
316サン、?めめ?サン?楽しみにしてくれてアリガト?めちゃうれしぃです?
318〜321サンは皆同じ人ですよね?読みやすくしてくれてアリガト?です??
かなちぃサン?しおりありがとうございますぅ??今から更新しますね?2005-11-05 14:37:00 -
315:
アユカ
アユカはその日から一週間、足りなぃ頭で一生懸命考えた。トシヤが浮気したのはほんまに腹立つし、いけなぃことや。けどそぅさせてしまったのはアユカ。アユカがあの時夜を辞めるって言ってたら…三ノ宮なんか行かなかったら…きっとこんなコトにはなってなかったはず。
ホストはもぅ決着がつぃたからいいとして、問題はキャバで働ぃてることだ。こんな時にかぎって、仕事は絶好調だった。辞めたくなぃ。それが正直な気持ちだった。2005-11-05 14:45:00 -
316:
アユカ
それと、よく考えてみると、トシヤが浮気したのはそれが初めてだったのかどうかもわからない。ひょっとしたら前にも何回もやってたのかも…。そう思うと気が狂いそうだった。
ふと、トシヤと出逢った頃のことを思い出した…。2005-11-05 14:50:00 -
317:
アユカ
当然親はガミガミうるさく言ってくる。
母「あんたそろそろ塾くらぃ行きなさぃよ。周りの子はみんな必死に勉強してるやろ!!今日は何時間勉強したん??志望校は決めたの??」
毎日その繰り返し。ダルくて、うっとぅしくて仕方なかった。
アユカは別に大学なんて行かなくてもいいのに…将来したぃこともなぃし、女の子やし…。2005-11-05 15:02:00 -
318:
名無しさん
UFJは銀行やでぇ!USJやろ?
2005-11-05 15:08:00 -
319:
アユカ
そして当日。UFJは思ってたよりずっと楽しくて、うちらは女二人でキャッキャッ騒ぎながら園内を回った。
そして閉園時間が近づいた頃…
アユ「あぁっ!!ケータイがなぃ!!」
アユカはどこかにケータイを落としてしまった。
ミキ「うそやろ!?とりぁぇずミキのケータイからかけてみるな!!」2005-11-05 15:11:00 -
320:
アユカ
あっ?めちゃはずかしぃ?そぅです、USJの間違ぃです??
329サン、指摘してくれてアリガトです?2005-11-05 15:14:00 -
321:
名無しさん
UFJの中でキャッキャッ騒いだんかいなぁワラ
2005-11-05 15:15:00 -
322:
名無しさん
気付いてくれたぁ??よかったぁ?頑張ってねぇ??
2005-11-05 15:16:00 -
323:
アユカ
プルル…プルル…
『はぃ』
男の人が電話に出た。
ミキ「あっ、あの〜、友達がそのケータイ落としちゃって…」
男『あ、うん。◇◇のアトラクションの前に落ちてたで。俺らまだそこらへんいるから、取りにおぃでや』2005-11-05 15:18:00 -
324:
アユカ
急ぃでそこに行くと、男の子4〜5人くらぃの集団がいた。その中から2人がアユカたちのところに近づいてきた。手にはアユカのケータイが。
アユ「あっ!!ありがとぅございます!!」
ケータイを受け取って顔を見ると…
やばぃ、タイプかも…///2005-11-05 15:24:00 -
325:
アユカ
332サン?自分の間違ぃとはぃぇ、ちょっと笑ってもーた?銀行で騒ぃでたらホンマ痛ぃ子ですよね??
333サン?はぃ?気付きましたぁ??多分教えてもらぇなかったら一生気付かなかったかも…ほんとアリガトです??
ちょっと休憩しますね?今日はがっつり更新しますよぉぉ???2005-11-05 15:28:00 -
326:
アユカ
それから4人で少し話して、彼らは神戸の頭いぃ大学に通っていることがわかった。アユカはケータイを拾ってくれた男の子に、「お礼に今度ゴチるんで」とかなんとか言ってちゃっかり番号を聞き出した。
それがトシヤだったコトは言うまでもなぃ。2005-11-05 16:03:00 -
327:
アユカ
アユカとトシヤは毎日メールと電話をして仲良くなっていった。
夏休みも終わりに近づいたある日、ミナミで初めて二人で遊んだ。めちゃ楽しかったけど、うちは親が厳しかったから、あんまり遅くまで一緒にいられなかった。帰り際に駅で話してるとトシヤが、
トシ「アユカは志望校まだ決まんなぃの??」
と聞いてきた。2005-11-05 16:09:00 -
328:
アユカ
アユ「ぅん…そんな頭いぃわけちゃうし、もぅどこでもいぃわぁ。」
トシ「…俺んとこきーや」
アユ「えっ!?」
トシ「頑張って勉強して、俺の大学おいで??」2005-11-05 16:11:00 -
329:
アユカ
アユ「…うん!!」
それから間もなくして、アユカたちは恋人同士になった。アユカはトシヤの大学に入るために必死に勉強した。
結果はダメだったけど、第二志望の神戸の女子大に入ることができた。親を説得して一人暮しを始め、トシヤとの半同棲生活が始まった――2005-11-05 16:23:00 -
330:
アユカ
懐かしぃなぁ…たった二年前のことなのに、遠い昔の出来事みたいだ。一緒にいられるだけで幸せだった、あの頃の二人にはもぅ戻れなぃの??もぅ終わりなの??やっぱり別々の道を行くしかなぃのかなぁ…??
いくら考えても、答えは出なかった。2005-11-05 16:28:00 -
331:
アユカ
やっぱりちゃんと二人で話し合おう。決断を出すのはそれからでも遅くはない。ケータイを手に取り、トシヤに電話をかけた。一週間ぶりの電話は少し緊張した。
『…この電話は、電波の届かない所にあるか、電源が入っていません…』
何度かけ直してもこのアナウンス。今、どこにいるの??2005-11-05 16:34:00 -
332:
アユカ
3時間後、耐えられなくなってトシヤの実家に行ってみた。
ピーンポーン…『はぃ』
トシヤのお母さんの声だ。
アユ「お母さんお久しぶりです。アユカですけど、トシヤくんいますか??」
母『えっアユちゃん!?ちょっと待ってて』2005-11-05 16:38:00 -
333:
アユカ
玄関のドアが開いて、お母さんが出てきた。
母「アユちゃん、トシヤと遊びに行ったんじゃなかったの!?」
アユ「いや、行ってなぃですよ。ケータイも繋がらなくて…」
母「えぇっ!?…トシヤなぁ、アユちゃんとUSJ行ってくるって言って、午前中出てったで…」
…頭の中が真っ白になった。2005-11-05 16:42:00 -
334:
アユカ
アユカはすぐにUSJにむかった。ひょっとしたらトシヤはUSJに行くって嘘をついてるだけで、他の場所にいるのかもしれなぃ。でも、行かずにはいられなかった。
トシヤ…そこは、アユカとあんたが初めて出逢った場所やで??そこに、今、誰と一緒にいるん??2005-11-05 16:49:00 -
335:
名無しさん
気になる☆
2005-11-06 04:42:00 -
337:
アユカ
346サン、読んでくれてありがとぅございます☆今から更新しますね(^O^)
347サン、読みやすくしてくれてありがとぅござぃま〜す♪♪2005-11-06 13:37:00 -
338:
アユカ
電車に乗って、USJに着いた。入場券を買って、園内を走り回った。広くて人が多ぃこの場所で、たった一人の人間を見つけ出すことは簡単なことじゃなぃ。むしろここにはいないかもしれない。それに仮に見つけたところで、誰かと来てるのは間違いないんだから、ひどいショックを受けるだろう。だけどアユカは必死だった。不安を心の奥底に押し込めてトシヤを探した。
2005-11-06 13:46:00 -
339:
アユカ
気付けば閉園時間が近づき、人は少なくなっていた。ちょぅどトシヤと出逢った時のように。
アユカは、トシヤからケータイを受け取ったアトラクションの前に行ってみた。懐かしいなぁ…二年前の思い出が蘇る。だけどもぅ、ここにトシヤはいない。2005-11-06 13:50:00 -
340:
アユカ
アユカは二年前トシヤが座っていたベンチに座り、深い溜め息をついた。出口に向かって帰っていく人達が涙でかすむ。トシヤはもう帰っちゃったんかなぁ??それとも、やっぱりはじめからここには来てなかったの??アユカ、もぅ疲れちゃったよ…。
2005-11-06 13:57:00 -
341:
アユカ
その時、そばにあるガラスばりのカフェ?の中に、見覚えのある後ろ姿が見えた。鼓動が早くなっていく。
…トシヤ??
やっと見つけた…。2005-11-06 14:01:00 -
342:
アユカ
髪形、姿勢、体形…顔は見えなぃけど、トシヤに間違ぃなかった。トシヤの向かぃ側には、見るからにキャバ嬢っぽぃ女が座っていた。
覚悟は決めていたものの、やっぱりショックだった。2005-11-06 14:07:00 -
343:
アユカ
アユカはそのカフェに近づいていった。二人は全く気付く様子がない。アユカはトシヤと女の顔が見える位置まできた。
その時、アユカの目から涙がこぼれた。2005-11-06 14:12:00 -
344:
名無しさん
気になる〜(>_
2005-11-06 18:06:00 -
345:
名無しさん
気になるとこで終わりすぎっ(>_
2005-11-06 18:40:00 -
346:
アユカ
355サン、読んでくれてありがとぉ☆☆
356サン、ごめんなさぃ、今度から気をつけますね↓↓
読んでくれてる皆さん、他にも意見とかこーしてほしぃってゆぅのがあったら教えてくださぃね(^^)
時間できたんでキリのいぃとこまで更新します!!2005-11-06 19:54:00 -
347:
アユカ
トシヤ…あんた、なんて顔してるん??
近くでみると、女が一方的にしゃべりまくっていて、トシヤは話を聞いてるのか聞いてないのか、無表情でぼんやりしている。時折少しだけ笑ったりもしているが、それはアユカから見れば、「笑顔」とはほど遠いものだった。
案の定、女は顔をしかめてトシヤに何か文句を言っている。多分「ちょっとーあたしの話聞いてんの!?」とでも言ってるんだろう。2005-11-06 20:02:00 -
348:
アユカ
トシヤ…アユカはな、自分がダメな彼女ってことは十分わかってる。今までにも、何度あんたに嫌な思ぃさせて、我慢させてきたことか。
けどな…やっぱりあんたを心から笑顔にできるんは、アユカだけやろ??これは、ただのアユカのうぬぼれなんかなぁ…??
アユカは涙をぬぐって、店の入り口に立った。足は疲れきっていて、動く度に靴ずれが痛んだ。だけど今は、そんなこと気にならない。2005-11-06 20:08:00 -
349:
アユカ
自動ドアが開く。アユカはボロボロになったヒールの音と共に、二人の席に近づいていった。
カツ、カツ、カツ…
女がアユカに目を向けた。トシヤは背中を向けているので、まだ気付いていない。女は一度目をそらしたが、すぐにまたアユカを見た。アユカは女と目があったまま、真っすぐにそっちに向かっていった。2005-11-06 20:15:00 -
350:
アユカ
そしてそのまま、ドカッとトシヤの隣に座った。
トシ「…えっ…!?」
トシヤは何が起こったのか理解できず、固まっていた。女も「何こいつ」みたぃな目でアユカをにらんでいる。
アユカは黙っている二人をよそに煙草に火をつけ、一口吸った。そして女の目みて、一言こぅ言った。
「うちの男と何してんの??」2005-11-06 20:24:00 -
351:
アユカ
女は少し黙った後、アユカをにらんだまま言った。
女「あんたがトシヤの女??…あたし、トシヤと寝たよ」
アユ「そんなん知ってるわ。人の男に手ぇ出すなや」
女「あんたがしっかりせーへんから悪いんやろが!!トシヤがどんだけ悩んでたか…あんたみたぃな女が彼女なんて、この人がかわぃそうやわ!!」
アユ「何も知らんくせにうるさぃねん!!勝手にトシヤとか呼ぶな!!」2005-11-06 20:34:00 -
352:
アユカ
トシ「ちょっと待った!!」
二人はトシヤの方を見た。トシヤは下を向いて、申し訳なさそぅに言った。
トシ「ユミ…ごめん、今日は帰ってくれへん??今んトコ俺の彼女はこいつやからさ…話し合わなあかんこといっぱいあるねんやん。また連絡するわ」
ユミは一瞬悲しそうな顔をしたが、すぐに表情をひきしめてアユカに言った。2005-11-06 20:42:00 -
353:
アユカ
ユミ「あたし、トシヤのこと本気やから。あんたと別れてくれるまで、ずっと待ってるから」
そしてトシヤを見て、「今日はありがとね」とだけ言って、去っていった。
アユカは複雑な心境でユミの背中を見ていた。ユミがトシヤを見る目は、《恋する目》だった。昔、アユカも同じ目で、同じようにトシヤを見てたんだろうな…。2005-11-06 20:48:00 -
354:
アユカ
今日はここまでです☆?☆
2005-11-06 20:49:00 -
355:
?めめ?
あげぇ?
2005-11-06 22:54:00 -
357:
アユカ
?めめ?サン?また書き込みしてくれたんですね?あげてくれてアリガト??
367サン?読みやすくしてくれてアリガト?ござぃます?なんで1〜30なんだろ??ワラ2005-11-08 19:06:00 -
358:
アユカ
閉園のアナウンスが流れる中、アユカたちは並んで出口を出た。沈黙が続く。言いたぃことや聞きたいことは沢山あるのに、頭の中がぐちゃぐちゃで、言葉が出てこなかった。
トシ「あぁ!?」
ふいにトシヤが変な声を出した。驚いてトシヤを見ると、トシヤは苦笑いしてケータイを見せてきた。2005-11-08 19:10:00 -
359:
アユカ
トシヤのメール受信ボックスには、トシヤのお母さんからのメールがいっぱい。内容は「あんたどこにいてるの!?」「アユちゃん来たよ」「アユちゃん大事にせなあかんやろ!!」
アユ「お母さんかわぃー…」
思わず笑ってしまった。トシヤも笑っていた。お母さんのおかげで、場が和んだ。2005-11-08 19:24:00 -
360:
アユカ
トシ「俺さぁ…アユカと微妙になってから、ずっと考えててん。俺はアユカに夜の仕事辞めてほしいけど、アユカは辞めたくないって言う。俺もアユカが好きなコトを無理に辞めさせるの嫌やけど、どうしても我慢できんやったっていうか…。しかもアユカ、俺との話し合いをほったからしてホスト行ってたやん??あの時はほんまに今までで一番ムカついた。正直もうどうでもいいって思った時とかもあった。」
アユカは黙って聞いていた。2005-11-08 19:34:00 -
361:
アユカ
トシ「けどな、アユカが俺と別れて風俗行きたいって言い出した時、やっぱり俺はお前をほっとかれへんかった。自分の大事な人に、そんな風になって欲しくないって心から思った。でも、自分で言うのもなんやけど、その頃にはもう、もぅ俺の精神的な部分はボロボロやってん…。そんな時、たまたま行ったキャバクラで、ユミと出会った」
2005-11-08 19:42:00 -
362:
アユカ
トシ「あいつめちゃいい奴やねんやん。店では新人やったけど、俺の愚痴を一生懸命親身になって聞いてくれて、仕事の後疲れてるやろーに、ファミレスでも行ってもうちょっと話そうってゆってくれて。んで話してたらあいつ急に泣き出して、『ユミの方が、絶対トシヤのこと大事にしてあげられる。ユミ、トシヤのためなら夜の仕事辞められるよ』って言うねん。んで、そのまま求められるままについついホテルに行ってしまった」
2005-11-08 19:50:00 -
364:
名無しさん
リアルタイム??頑張ってくださぁぁぃ?
2005-11-08 19:52:00 -
365:
アユカ
アユカは涙が出そうなのを、歯をくいしばってこらえた。悔しい…
トシヤは続ける。
トシ「アユカには悪いけど、ユミには正直めちゃ救われた。今日も、その時のお礼も兼ねて俺から誘ってん。あえて、アユカと出会ったこの場所を選んだ」2005-11-08 19:55:00 -
366:
アユカ
そこからトシヤは少し黙った。アユカも何も言わなかった。アユカもトシヤに言わなきゃいけないことがある。でも、それを言うのは全部話を聞いてからにしよう。
駅前のベンチに、二人は少し離れて座った。トシヤがふたつ温かい缶コーヒーを買ってきて、一つアユカにくれた。
トシ「続き…話していぃ??」
アユカはゆっくり頷いた。2005-11-08 20:01:00 -
367:
アユカ
トシ「でもな…俺は、全っ然楽しくなかった。ユミも不満そうやった。自分で誘ったのに、最低やな…」
トシヤはフッと鼻で笑った。缶コーヒーを握る手が、じんわり汗ばんできた。
トシ「俺の心の中は、ユミといるのに…お前でいっぱいやった。アユカと出逢ったあの場所を通る度に、胸が裂けそうやった」2005-11-08 20:07:00 -
368:
アユカ
アユカの目から涙がこぼれた。トシヤ、こんなあたしをまだ、愛してくれてるん??最近アユカ、ほんと泣いてばっかりやわぁ…。
でも急に、トシヤの顔付きが変わった。
トシ「…でも、もう限界や」2005-11-08 20:13:00 -
369:
アユカ
一瞬、心臓が止まるかと思った…アユカはトシヤを見た。トシヤは無表情でこう言った。
トシ「もぅ、この微妙な状態も限界や。アユカ、俺をとるか、夜の仕事をとるか、この場で決めてくれ。俺はアユカが好きや。アユカしか考えられへん。でも、もうこのままのアユカと付き合っていくのはもう無理や…」2005-11-08 20:18:00 -
370:
アユカ
374サン?リアルタイムで読みやすくしてくれてアリガトぉ??
375サン?応援ありがとぉ??あとちょっとなんで頑張ります?
読んでくれてる皆様、またまた変な所で終わってすぃません?急に用事が入って?今日中に完結させますんでまた後で見に来てくださぃ??2005-11-08 20:25:00 -
371:
?めめ?
ドキ???
2005-11-08 20:25:00 -
372:
アユカ
?めめ?サン、いつも2ありがとぉね??嬉しくて、がんばろーって思ぇます??
用事なくなったんで、今からまた更新していきます??2005-11-08 20:38:00 -
373:
アユカ
そう言ってトシヤは自分の両腕に顔をうずめた。トシヤも覚悟を決めて言ってきたんだろう。トシヤの緊張がアユカにも伝わってくる。
トシヤ、今までほんとにごめん。何度謝っても足りないよ。いっぱい悩ませてごめん。不安にさせてごめん。傷つけてごめん。…こんな彼女でごめん。
そしてありがとう…2005-11-08 20:43:00 -
374:
アユカ
アユ「トシヤ、こっちむいて??」
トシヤは顔をあげてアユカの方を見た。アユカは涙の溜まった目で、にっこりと笑った。
アユ「アユカの気持ちはもう決まってるよ。トシヤ、ずっとつらい思いさせたね。
待たせてごめん。アユカ、夜辞めるわ」2005-11-08 20:47:00 -
375:
アユカ
トシ「え…ほんまに??」
アユ「うん」
トシ「その場のがれで言ってんちゃうよな??」
アユ「違うよ」
トシ「…俺を選んでくれるん??」2005-11-08 20:51:00 -
376:
アユカ
アユカは深く頷いた。
アユ「ほんまはな、今日トシヤに逢いにきたんは、やっぱり二人で話し合おうって思ったからやねん。一人で、考えても考えても答えは出んやった……あの女とトシヤを見るまでは。やっと、一番大事にするべきものが何かわかったんよ。アユカもトシヤ以外考えられへん。ずっとずっと、アユカだけのものでおって欲しい…トシヤぁ…一緒にうちに帰ろう…??」2005-11-08 20:59:00 -
377:
アユカ
トシ「…」
アユ「トシヤ??……!!」
トシヤは泣いていた。初めて見るトシヤの涙。気付けばアユカもボロ泣きしていた;
アユ「うわ〜ん!!トシヤぁぁ…ヒック…今までごめんねぇぇ!!ほんとにごめ…ヒック」
トシ「もういーから。帰ろ??なっ??」2005-11-08 21:03:00 -
378:
アユカ
その夜、トシヤはユミに電話をしていた。ユミの泣き声は、少し離れたところにいるアユカにさえ聞こえるほどだった。何度も何度も謝るトシヤ。聞いているアユカも胸が痛んだ。
もしユミがいなかったら、アユカはトシヤの大事さに気付かないまま、手遅れになってたかもしれない。トシヤに手を出したことはやっぱり許せなぃけど、その点は感謝してる。2005-11-08 21:13:00 -
379:
アユカ
次の日…
アユカは、本当なら学校も仕事もあったが、どっちも行かず、ずっとトシヤといた。二人は何度も愛を確かめ合った。開いてしまった溝を、埋めていくように…。
アユカはケータイを変え、二度と新地の店に行くことはなかった。2005-11-08 21:16:00 -
380:
アユカ
そして今。
アユカは学校に行きながら、とあるパチンコ店でバイトしている。今までよりずっと少なぃ給料で、しんどぃ重労働。最初の頃は、何度辞めようと思ったことか。
でも、家に帰ればトシヤがいる。それだけで、アユカは頑張れる。2005-11-08 21:20:00 -
381:
アユカ
ずっと一緒にいると、時々自分の気持ちが見えなくなることがある。でも、どうか忘れないで。本当に大事にしていくべきなのは、目の前にいる、その人だから…。
《《《《《完結》》》》》2005-11-08 21:24:00 -
382:
アユカ
皆さんが支えてくれたおかげで、無事完結することができましたぁ☆☆
読んで下さった皆さん、本当にありがとうございましたm(._.)m2005-11-08 21:27:00 -
383:
みき
始めて感想書きます??
みきも今の彼氏と別れて大事さに気付いたんだ??
戻れたいまはすごい幸せ?アユカ?の話し読んでます?大事にしなきゃって思った??完結おめでとぉ??2005-11-08 21:36:00 -
384:
千夏
完結おめでとぉ??途中で号泣∪まくったぁ??ワラ ほんまにラブ?でうらやま∪いデス??あた∪も今の彼氏を大事に∪なあかンって思った??今までぉ疲れさまで∪た???
2005-11-08 22:37:00 -
385:
アユカ
?みきさん?
感想ありがとぉ??彼氏と戻れてよかったねぇ??不思議なもんで、やっぱ彼氏って《いて当たり前》みたぃになってるけど、いなくなると耐えれへんよなぁ??これからも、彼氏さん大事にね??最後まで読んでくれてありがとぅ??2005-11-08 23:20:00 -
386:
アユカ
?ちなつさん?
感想ありがと??アユカの話で号泣してくれる人がいるとは…めちゃ嬉しぃです、書ぃてょかったぁぁ??読んでくれて本当にアリガト??彼氏さんと仲良くね???2005-11-08 23:24:00 -
387:
みぅ
完結ぉめでとぉござぃます??めっちゃぉもしろかったです?ずっと彼氏さんと仲良くしてくださぃ???最後まで読めて良かったです?
2005-11-09 00:29:00 -
388:
?りぇ?
最初からずっとみてましたぁ?めちゃ感動しました??ぅちも早くこんな人みつけたぃって思いました?おつかれさま?
2005-11-09 00:37:00 -
389:
姫?
今みたぁ?完結おめでとう?ずっとよんでたよ??涙の嵐やったわぁ?笑 これからも幸せにね???
2005-11-09 05:51:00 -
390:
名無しさん
完結おめでとうございます。最初から見てました。共感できる部分が多くて大好きな小説でした。としやくんとずーっと仲良くいてください
2005-11-09 06:20:00 -
394:
アユカ
?みぅさん?
おもしろかったってゆってもらえるとホンマに嬉しぃっ??こちらこそ、最後まで読んでくれてありがとうね?アユカもトシヤと頑張るんで、みぅさんもがんばって?2005-11-09 16:54:00 -
395:
アユカ
??りぇ?さん?
読んでくれてアリガト?感動したとか嬉しすぎやわ??りぇさんにも、早く運命の人が現れますよぅに…??2005-11-09 16:56:00 -
396:
アユカ
?姫?さん?
前にも書き込みしてくれたよねぇ??最後まで付き合ってくれてありがとう??姫?さんも幸せになってね??2005-11-09 17:00:00