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1:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
?実話に少し肉付けしてかき?ます?下手ですが、意見あればかきこんでください?
2006-03-30 01:43:00 -
216:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人から逃げ出したかった。『いいょ☆』
それに亮といると落ち着く…隼人以外は天使に見えただけやったんかな笑?
━でも、この事が亮を巻き込む事になった。
よかった。隼人からは連絡は来ていなかった2006-04-05 22:59:00 -
217:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人にバレないように、女の子の名前で登録し、メールはまめに消した。
ズルイかもしれない――でも、私の安らぎになっていた前より隼人の行動も気にならなくなった…2006-04-05 23:02:00 -
218:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今日も隼人は些細な事でキレだした。
ガシャーン!…私の部屋は又グチャグチャになった。『―隼人!』涙があふれた。もう何度泣いただろうか。
『謝れや。』意味がわからない…『ゴメンなさい』訳もわからず謝った。2006-04-05 23:05:00 -
219:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
部屋を片付け始める私をしばらく眺め、『…サイ。』隼人が呟く。『何?』『ゴメンなさい』
隼人は、本当に何か心の病気なんやと思う。今度は何度も謝り、泣いていた。何がしたいんやろ…2006-04-05 23:07:00 -
220:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は一日一回は何かにつけてキレていた。
亮とは、学校ではよく話すようになった。何回か遊びに誘われたが、さすがにそれは無理やった―段々、亮に申し訳なくなってきた
でも、亮のおかげで隼人の事を気楽に考えられるよーになった事は感謝している2006-04-05 23:10:00 -
221:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今日もいつものように、亮とメールをしていた。その時電話がかかってきた。[隼人]『…はい?』『今、ドアの外おる。今すぐあけろ』私は言われた通り、すぐにドアをあけた
2006-04-05 23:13:00 -
222:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ、俺も携帯見せる。正直に話すからお前も携帯見せて?』 ――ヤバイ。
今携帯を見せたら確実殺される。『何で見せなアカンの?嫌やしな』
『何でやねん!俺も見せる言うてるやん』どーしよ…2006-04-05 23:19:00 -
224:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
231さん、ありがとうございます?
2006-04-06 13:30:00 -
225:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何でいきなりそんなん言うん?』
隼人は私から携帯を奪おうとした。『…やめてッ』今絶対携帯を見せる訳にはいかない。私は隼人を振り払った。『何でみたいん!?』泣きながら隼人を睨みつけた2006-04-06 13:33:00 -
226:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『痛いな。お前、あんま調子のってると殴るぞ!』―ビクッ。『…はよ、かせ』
隼人は自分の携帯を机の上に置いた。『貸せ』2006-04-06 13:36:00 -
227:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
覚悟を決めて、隼人に携帯を渡した。机の上の隼人の携帯なんて別に見たくもなかった。
ただ、見られた後殴られる…そう思ったら怖くなった。隼人の顔つきが段々変わる。『おい、こいつ男やろ』2006-04-06 14:42:00 -
228:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何…の事?』…メールの中で私は亮と呼んでたし、亮も俺って言ってるし――バレバレ…
『ふざけんな。正直に言わな殺す』隼人は私の腕をつかんだ。『いたッ……学校の…子』
なんでここまで言われなアカンのよ2006-04-06 14:45:00 -
229:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『男やな?何でメールしとん!チャントいわんかい。』
『…ヒッ…』『泣くな、ウザイ』今度は足で背中を蹴られた。『―学校の子で、友達になった』『こいつの事スキなんか?』隼人のイライラは増していった2006-04-06 14:49:00 -
230:
ちの
見てまぁぁぁす? 頑張ってね?
2006-04-06 18:56:00 -
231:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん、ありがとうございますb('?^?)ほんまに暗い話でごめんなさい?
2006-04-06 21:52:00 -
232:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
また、また一人傷つけてしまう…『嫌やッ!関係ない人巻き込むんはやめて―』『お前が悪いんやろ。言えへんのか?スキなんか?遊び人!』━隼人にだけは言われたくない。『…スキとかそんなんちゃうから』
2006-04-06 21:58:00 -
233:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『言う事聞け。』―グイッ。隼人が私の胸倉を掴んで言った。『はよせー。』『ヒッ!!』怖い…
『ほら』隼人が無理矢理私に携帯を握らせた。―仕方ない。覚悟を決めて、メールを送る━━送信━━2006-04-06 22:01:00 -
234:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
送信を確認して、隼人は私から手を離した。
すぐに私の携帯が鳴った…[そうなんや。知らなくてゴメンね。又学校でね]
亮の優しさに、涙が出た。私ヒドイ事したのに…
その瞬間、『…ウッ。』隼人のコブシが又お腹に入った2006-04-06 22:05:00 -
235:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…ハァ、ハァ』『…なん…で』私はお腹を押さえた。『何でそんな顔すんねん!俺は不安やったんや。最近、サオリが冷たいから何かあると思って…』
―あぁ。私が悪いんや。私のせいで、隼人すら傷つけてたんや…『隼人。ゴメン…殴り?』2006-04-06 22:08:00 -
236:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…何で。サオリ』隼人は頭を抱えた。そして、走って出て行ってしまった。
―バタン。乱暴にドアが閉まった。
痛い…私は、何がしたいんやろ。スキやからって、一緒にいる事は隼人にも良くないんかもしれん2006-04-06 22:11:00 -
237:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
―しばらく動けなくて、ベッドに横たわっていた。
私らは、きっとうまくいかへん。隼人は私じゃアカン…周りも巻き込んで。
でも、隼人の事は全く嫌いになれなかった
別れなアカンよな…。その時携帯が鳴った。[隼人]2006-04-06 22:17:00 -
238:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
どうしょう…迷っていたらきれてしまった。しばらくして、又かかってきた。『…はい。』『サオリちゃん?』声の主は、隼人ではなかった。ひどく焦っている様子。『誰…ですか?』『隼人のツレやけど!』何なん?―嫌な予感。
2006-04-06 22:21:00 -
239:
?
早く続きよみたぁい?
アタシも実は同じような
経験あります?
すごいわかります?2006-04-06 22:43:00 -
240:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
?さん、ありがとうございます?そうなんですか??なぜか離れられないんですよね?この時はグダグダでした?
2006-04-07 11:36:00 -
241:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『今すぐ〇〇病院来て?』『…えっ。』『あいつ、呼吸とまってて』何で?――『私はもう関わったらアカン…行けへん』
ほんまは心配でたまらなかった。でも、私は関わらん方がいい。2006-04-07 11:39:00 -
242:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『お願いやから。そんなんいわんと…』しばらく呆然としていた。隼人は、ほんまに病気やったん?『―わかった。すぐ行く』
私は、鞄に最低限の荷物を詰め、タクシーに飛び乗った。私のせい?2006-04-07 11:43:00 -
243:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
病院に着くと、前に男の子が立っていた。『サオリチャンやんな?早くいこ』私は男の子に着いていった。
『隼人…この中やから外で待と?』『―隼人、死ぬん?』『多分大丈夫やで。サオリチャンの事、アイツから聞くけど、今日も喧嘩したん?』2006-04-07 11:46:00 -
244:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『え…うん』隼人にたまたま電話したところ、様子が変やったから駆け付けたら、隼人は倒れていたらしい…『あいつ。睡眠薬大量に飲んだラシイ』―えぇ?『…何でなん』
2006-04-07 11:50:00 -
245:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『俺らと遊んでても自分の意見通らんかったらすねるし、ドタキャンばっかやし呆れてるけど、純粋やし、大切な人は必死で守る。俺も喧嘩に巻き込まれた時何回助けて貰ったか…』
私の知らない隼人。私が1番知っているはずの隼人2006-04-07 11:56:00 -
246:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今思い出すのは、なぜか隼人との楽しい思い出ばかり―『隼人は正直まぢ遊び人でな、でも感情なんてあらへんねん笑』
俺、誰にも本気にならん―隼人の言葉を思い出す。『隼人家族がスキやったからさ、大切な人がいなくなるが、もぅん嫌やったんかもな』2006-04-07 12:02:00 -
247:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私が下を向いて泣いていたからか、その男の子が一人で話ている。―でも、頭の中は隼人で一杯になった。『サオリチャンの事聞いた時、俺ら安心してん!それに、やっと俺らが面倒みる必要なくなったし笑』
2006-04-07 12:05:00 -
248:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…でも、私がいると隼人を傷つけるねん。イライラさせて。私じゃアカンねん』しばらく沈黙が続いた。『―それでも、隼人はサオリチャンがいいんやと思うで☆俺らといてもサオリチャンの事ばっかし!それに楽しい思い出もあるんちゃうん☆』
2006-04-07 12:17:00 -
249:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ゆっくり、目を閉じた。―悪ふざけする隼人の顔。可愛い隼人…助かって――
『尚志クン!ハァ…隼人は!?』もしかして…『おばさん!大丈夫やから☆』
若くて、綺麗。『隼人のお母さんやで』2006-04-07 17:34:00 -
250:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あら、はじめまして☆』笑うと隼人にそっくり…思わず笑ってしまった。『ほんま隼人は迷惑ばっかかけて…後でどついたろ』隼人の口が悪いのは、お母さん似やろな笑
『いつもゴメンな、尚志クン』『気にせんといて下さい』2006-04-07 17:37:00 -
251:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…でも、安心したわ。』おばさんは遠くを見ながら語り始めた。『お父さん、浮気して出て行ってしもたから、隼人は人を信じひんし…女遊び激しいのもお父さんに似てしもて―』
――初めて聞く、隼人の家庭事情…2006-04-07 17:40:00 -
252:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人の事、何も聞いてあげれなかったね…
『こんなカワイラシイ子とチャント付きあってるんやね。隼人は気性荒いけど…仲良くしたって?』『━はいッ。』
バタン━━
隼人の病室のドアが開いた2006-04-07 17:44:00 -
253:
ちの
ちののしおりッ(*´艸`*) サオリちゃんのファン1号?
2006-04-08 23:37:00 -
254:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん、ほんまに感動しました??
ありがとう??2006-04-09 01:28:00 -
255:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あ、お母様ですか?息子さんは命に別状はないですけどニ、三日入院していただきます』お医者さんの言葉で安心した―
『隼人!あんたは何でそんな迷惑かけんねん』お母さんが怒鳴り始め、皆きょとんとしている2006-04-09 01:31:00 -
256:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ババァ、静かにせーや』『アホか、ほんま…』二人の間に確かな愛情を感じた。
『尚志クンと彼女に謝りなさい!』『…彼女?』
尚志クンと私も病室に入った。隼人の顔つきが変わる━『!?…サオリ、何でおるん』2006-04-09 01:34:00 -
257:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
明らかに隼人は嫌そうな顔をしている――
お母さんは、入院手続きで医者に呼ばれ、病室は三人になった。
『俺が呼んだんやけど。』私来たらアカンかったん…?『サオリ。別れよか―』2006-04-09 01:36:00 -
258:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『!?なっ…』隼人は私と目を合わそうともせず、単調な口調で言ったた。
『―俺、お前を又傷つけた…死んで償うべきやのに生きてる』
『隼人!助かったんやから…サオリチャンを今から大切にしろ』尚志クンが焦って言った2006-04-09 01:40:00 -
259:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『俺といたらアカン…サオリを傷つける。』━嫌や。『お前、死ぬとか簡単にいうな!チャント償って幸せにしたれよ』尚志クンもだんだん怒りだした。
私は何も言えなかった。隼人が言ってる事が痛い程わかるから…2006-04-09 01:47:00 -
260:
ちの
サオリちゃんマイペースでいいから頑張ってねッ★ ちののしおりぃファン1号?
2006-04-09 05:55:00 -
261:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん?読んで貰えてほんまにウレシイです??
いつも励まされます??2006-04-09 16:36:00 -
262:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人がスキ…でも、隼人は私といる事でたくさん傷ついてる―私じゃアカンのかもしれん。
スキだけじゃアカンのかな…
今すぐ帰るべきかもしれない。でもなかなか足が動かなかった2006-04-09 16:38:00 -
263:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ、今まで迷惑かけて…ゴメン』私は隼人をみつめた。隼人は窓の方を向いたまま―
私は何も言わず、ドアの方に歩き始めた。泣きそう…泣いたら隼人は困るやろ?だから帰らな━━2006-04-09 16:41:00 -
264:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリチャン!』尚志が呼んでいる。振り返って笑ってみせた。隼人は、窓の外を見つめたまま…
バタン━ドアを閉めて、目を閉じた。これから、頑張ろうと思ったのに2006-04-09 16:44:00 -
265:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あ、えっと…サオリチャン?』廊下で、隼人のお母さんに出会った。『今日はほんまゴメンね。』涙をこすって、『大丈夫です。無事でよかったです☆』笑って答えた。『ほんまいつも迷惑かけてるでしょ?』
2006-04-09 16:46:00 -
266:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『いえ、でも…さっきフラれました。』
『え?アイツはほんま、こんないいコを…』ほんま隼人にそっくり。ぼーっと、お母さんをみつめていた。『サオリチャン、隼人はきっと素直になれへんねん。今、みっともない姿見せてもたから。』2006-04-09 16:49:00 -
267:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…はい。』『ほんまにサオリチャンの事スキやと思うから』『…はい。よろしく伝えてください』
お母さんと別れ、病院をあとにした。
ほんまに、もう別れた方がいいんかな…いつの間にか眠っていた2006-04-09 16:52:00 -
268:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
いつものように、学校に向かう。勿論、隼人からの連絡はなかった。
━お見舞い行きたいな。あ、フラれたし無理やん。
隼人がいる事が当たり前になっていて、本当に辛かった。2006-04-09 18:30:00 -
269:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
バイトと学校を繰り返す毎日…
隼人、そろそろ退院したんかな。平凡な毎日、あれからまだ三日しかたってないのに―隼人のいない毎日はゆっくり流れる。
もう涙は出なかった。2006-04-09 18:32:00 -
270:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
━一週間位たった頃、ポストに手紙が入っていた。
[サオリへ]かなり汚い字…切手も貼られていない。
隼人…?急いで中身を見た。かなり分厚い。何枚もあった2006-04-09 18:37:00 -
271:
さくら
今日一気に読んだ?
バリ続き気になるッ?
がんばってください(?*v?v)?。*゚2006-04-09 22:25:00 -
272:
ちの
ちののしおり?(*´艸`*)
2006-04-10 00:04:00 -
273:
名無しさん
バリぉもろぃ?カゞンバテね?
2006-04-10 01:02:00 -
274:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
さくらさん?読んでくれてうれしいです(?>∀
2006-04-10 02:41:00 -
275:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
サオリへ
今まで、迷惑ばっかりかけてほんまゴメン。心に傷をおったやろ?心配や…
俺は、ほんまどーしようもない奴や。自己中で、短気で、寂しがり、そのくせ強がりで嫉妬深い2006-04-10 02:46:00 -
276:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
それに臆病…サオリと出会うまで、束縛する事なんて知らなかった。
女に本気になるなんて、恥ずかしいて思ってた。
何でサオリじゃないとアカンかったのかは俺にもよくわからへん。2006-04-10 02:48:00 -
277:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ただ、お前は純粋で疑う事をしらん。今まで、恵まれてたんやろな。
最初は、そんなサオリをバカにしてた…でも、それが羨ましかったんかもしらん。
俺はあの日、サオリに携帯を見て欲しかった。2006-04-10 02:50:00 -
278:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
レポート頼んだ日、俺の携帯見たんやろ?悲しかったやろ?
俺、あの後けじめつけてん!もう、ホストせーへん、サオリを泣かせへんて誓って客全員にメールしてん。サオリの目で見て欲しかってんか2006-04-10 02:52:00 -
279:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
サオリの事はずっと見てたから、サオリが最近俺から離れていってる気がして怖かってん。やから、俺もケジメつけた。
まさかと思ってたけど、お前が男と連絡しててほんま嫌やってん…
だからって、又同じ事繰り返した俺は最低や!2006-04-10 03:04:00 -
280:
ちの
ちの彼の気持ち分かるかも?? ちのも好きすぎたら首輪つけて何処にもいけんようにしたいもん?? ちののしおりぃ(*´艸`*)
2006-04-10 08:14:00 -
281:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん?本気でスキになれる人がいる事が幸せゃなって思います?私は隼人に出会うまで、束縛しあって付き合う事はなかったです?
2006-04-10 14:57:00 -
282:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
サオリ…本気で人をスキになる事を教えてくれてありがとうな。
俺と出会ってくれてありがとう。
━最後の方は、涙で文字がみにくかった。私の渇いていた涙が、又溢れ出した。2006-04-10 14:59:00 -
283:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私の指が勝手に動いた。[隼人]━お願い、出て!
プーップーッ…
何度かけても、繋がらなかった。もう、遅いん!?
私は隼人の家を知らない。━どうしよう。隼人が愛しくて仕方ない2006-04-10 15:03:00 -
284:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
明日、学校に行こう!
その日の夜は、そわそわして眠れなかった…隼人と会えるかなんて、わからない。でも、じっとしていられない。
伝えたい思いがあった。2006-04-10 15:04:00 -
285:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
━昼すぎあたり、隼人の学校に着いた。
経済学部の搭を探し、キョロキョロしていた。
隼人に対しては、いつまでもドキドキが消えない…隼人はほんまに不思議な人。
『…サオリチャン?』2006-04-10 15:07:00 -
286:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
スーツ姿の男のコが立っている。━誰?
どこかで見た。『あ!?尚志クン?何でおるん?』『…ソレは俺のセリフやで☆』確かに―『俺もこの大学やねんで!』2006-04-10 15:13:00 -
288:
ちの
ちのも束縛しないοでも本当ゎしたいο でも自分が何するか分かんないし恐いからしないのかな(*´艸`*) ちののしおりぃ??
2006-04-10 18:25:00 -
289:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん?束縛は、されたら嫌な人もいるから平等にできたらいいですよね?
私は束縛はあんまりしないしされたくないです?
この話やと矛盾してるかも笑?2006-04-10 20:34:00 -
290:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あ、しらんかった。何でスーツ?』『就活やで☆一応…』隼人は、将来の事考えてるんかな。隼人の未来には、もう私はいないのかな。
尚志クンに全てを話した。2006-04-10 20:37:00 -
291:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…アイツ、サオリチャンの事拒否ってるん!?ほんま素直ちゃうなァ』
尚志クンが、携帯を開いた。『今アイツ多分授業やから、待ってな』
隼人にメールしてくれているらしかった━2006-04-10 20:38:00 -
292:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
…やっと、会える?一週間ちょいしかたっていないのに恋しくてたまらない。
いつになったら、隼人にドキドキしなくなるんやろ。
『俺もな、隼人の事偉そうに言われへんねん。真剣な恋とかしたことないし笑』尚志クンが、又話出した。2006-04-10 20:40:00 -
293:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『隼人はサオリチャンに出会ってほんま変わった。俺も、真剣に恋できるんかな…』寂しそうな尚志クン。
『━できるよ☆尚志クンいい人やんか!』『ありがとう』
キーンコーン…2006-04-10 20:43:00 -
294:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あ、授業終わったで☆後5分位で来るんちゃう?隼人には、サオリチャンの事言ってへんから。俺、帰るな』
『えっ。』二人で話すのが、今更照れ臭い。
『俺邪魔やろ?仲良くな』尚志クンは、去って行った2006-04-10 20:45:00 -
295:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
始めて会った日のゴーインな隼人。ソースを口に一杯つけて笑う隼人。悪ふざけをする隼人…
隼人の事を考えている時は乙女になれた。服、化粧、髪―完璧にしたかった。少しでもカワイくみせたかった2006-04-10 20:48:00 -
296:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ…?』
聞き慣れているのに、懐かしい声がして振り返った。『何で、おるん?』困ったような、うれしいような顔をしたその人。私のダイスキな人…2006-04-10 20:51:00 -
297:
ちの
ちのも束縛されたくないから、しない? 矛盾してるけど、サオリちゃんの小説に勝手に共感さしてもらってます★ ちののしおりぃ(*´艸`*)
2006-04-11 06:19:00 -
298:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何で拒否るんよ…』隼人を睨みつけてしまった。『俺らは、一緒にいるべき違う。』『嫌や!』
暫く、隼人は黙っていた。『―嫌やもん。』
『…サオリ、ほんま俺でいいん?』2006-04-11 15:24:00 -
299:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん?
共感して貰えてうれしい?それと、いつもほんまにありがとうデス(?>∀2006-04-11 15:25:00 -
300:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人の手をとり、無理矢理握らせた。『…これ。』
隼人の手紙に入ってたチケットの半券やプリクラ―
『これは隼人の!ずっと持っててな☆』『‥‥』
ギュッ―隼人が私を抱きしめた。『ちょ…みんな見てるで〃』2006-04-11 15:29:00 -
301:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
恥ずかしさが、心地よさに変わった。
『絶対離さへんで…』2006-04-11 15:54:00 -
302:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人はカウンセリングに通い始めた。『今日は積木並べただけやで!意味わからん』
最初は嫌がってた隼人。それでも続けて通っていた―『隼人、明日空けといてや☆』『…なんで?』『いいから!』2006-04-11 15:57:00 -
303:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『んなら、又明日ッ☆』隼人の車を降りた。
プップーッ―隼人の車が、見えなくなるまで眺めていた。最近、隼人は前よりキレなくなった。
少しずつ、状況はよくなっていると思ってた…2006-04-11 16:13:00 -
304:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今日は、二人揃って電車でミナミにやってきた。『ゴホゴホ…』『ちょ〜隼人、風邪!?』隼人はしょっ中風邪っぽい。『俺、裸じゃないとねられないのぉ〜』
甘えたな隼人。『ちゃんと服着なさい』2006-04-11 16:16:00 -
305:
ちの
ちののしおりぃ(*´艸`*)
2006-04-12 07:00:00 -
306:
ひの
今日も更新できませんか(..)?
2006-04-13 18:38:00 -
307:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん?しおりありがとうございます?
ひのさん(>_2006-04-13 21:35:00 -
308:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ〃』
後ろから声が聞こえて振り返る。『理香!』
私は隼人に理香とわかりあって欲しかった。理香にも隼人の事わかって欲しかった…『…』隼人は、理香を見て複雑な顔をしている2006-04-13 21:41:00 -
309:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香には、一応隼人と三人で会いたいと伝えていた。でも、気まずい空気…『とりあえず、どっか入ろ?』一人必死になっていた。
理香は仕事前らしく、気合いが入っていた。少しぽっちゃりした気もする…2006-04-13 21:47:00 -
310:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『てか、理香何も気にしてないから☆サオリ気にしんときやぁ』
―理香が明るい声で言う。『サオリが幸せならいいねん!』『俺が幸せにするから任せろ☆』…隼人。二人のやりとりを見て、うれしくなった2006-04-13 21:51:00 -
311:
削除削除されますた
あぼ~ん -
312:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
しばらくして、理香は仕事に向かった。
『サオリ、今日はありがとう。ずっとツレの事気掛かりやったけど…素直になれへんかって』私はにっこり笑った。
『久々にブラブラしよけ☆徒歩もえーもんやな』2006-04-13 21:58:00 -
313:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
手を繋いで、ミナミの街をぶらぶらした。
―ずっと一緒にいれますよーに☆この幸せがずっと続きますよーに…
隼人もこのキモチは変わらないよね?2006-04-13 22:01:00 -
314:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
―あれから、二年たった。[春]私は無事大学3回生になった。隼人はあの後、就活を始め、無事社会人になった。
カウンセリングも、もう来なくていい。と言われたらしい2006-04-13 22:03:00 -
315:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人はイライラする事が少なくなった。勿論、たまにキレる事もあるけれど…
『隼人スーツ似合うやん☆』入社式を終え、いつものコンビニに隼人が迎えに来てくれた。2006-04-13 22:06:00 -
316:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『男前は何着ても似合うねん!』『はいはい。』
『ひどッ…ゲホゲホ』隼人は最近体調が悪いらしい。『花粉症やわ〜絶対』隼人は医者が嫌いらしい。てか、怖いんじゃないかと思う。今まで、病院にお世話になってきた癖に2006-04-13 22:09:00 -
317:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『仕事頑張っていけそう?』『ほんまダルイ!学生はいいわ〜』
隼人は不動産の営業マンになった。『俺口だけは負けへん』隼人はそう言っτ、やる気満々やった。『まぢ腹へりぃ☆あ、ここ入ろ』
相変わらずゴーインやけど…2006-04-13 23:57:00 -
318:
ひの
読んでます.....((((*^o^)ノノ
2006-04-18 23:21:00 -
320:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ひのさん☆放置してゴメンなさい(ーー;)↑の方、ありがとうございますo(^-^)o
2006-04-19 15:45:00 -
321:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人の性格が、良くなって本当によかった。『私隼人と結婚したいな…』『ゲホゲホ…』隼人の顔が、真っ赤になった。
『嫌なん?』『ゲホ…うれしい!しよな☆』2006-04-19 15:47:00 -
322:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今月の給料が入ったら、指輪を買ってやると約束してくれた―色々あったけれど、今以上の幸せはきっとないと思う。
隼人は明日も仕事なので、早い時間に別れた。2006-04-19 15:49:00 -
323:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
こんなふうに、学生同士の時みたいに一緒にいれる時間は減ったけど、確かな愛を感じていた。
ブーブー…携帯がなった。
[隼人][あんまり一緒にいてやれなくてゴメン。指輪楽しみにしとけよ☆]2006-04-19 15:52:00 -
324:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
―隼人。携帯の画面をみて一人微笑んだ。…もう一通。[理香][ついに、私も◎◎専門学生になったよ☆お互い頑張ろ(^O^)]
―私もそろそろ、やりたい事みつけなあかんな。2006-04-19 15:54:00 -
325:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
国語が一番得意だった。ただそれだけで決めた国文学科…夢は、隼人のお嫁さん。でもそれだけではアカンよね。
[隼人のお嫁さんになるからね♪]隼人に送信した。2006-04-19 15:57:00 -
326:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
それから10日位たった。隼人とは、順調に付き合っていた。
[今日会える?]しばらくして隼人からの返事…[ゴメン今日残業やねん↓]
この日位から、会えなくなってしまった。2006-04-19 15:59:00 -
327:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は忙しい。―わかってる。学生の時のようにはいかない。わかってるのに、寂しかった。
バイトの時間を増やす事にした。今日もバイトが終わって、帰ろうとした。『サオリ。』2006-04-19 16:02:00 -
328:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『亮…』学校では、亮を避けていた。当たり前やけど、気まずい。この近くに住んでるんやもんな。出会ってもおかしくない。
『久しぶり…』沈黙に耐えられず、口を開いた。2006-04-19 16:18:00 -
329:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ、俺のこと避けてるもんなあ笑』
痛いところをつかれた。『だって…この前。…ゴメン』『気にしてへんし、避けんといてな!んなら又』
亮の後ろ姿を見送った。なんていい人なんやろ。2006-04-19 16:20:00 -
330:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
家に帰ってしばらくしても隼人から連絡はない。『はぁ…』溜息をつく。
―お風呂からあがるとメールが届いていた。[今日は久々に話せてよかったわ☆]亮だった。2006-04-19 21:01:00 -
331:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
亮に返信したら、又怒られる。殺されるかもしれない…私はそっと、携帯を閉じた。
テレビにも飽きて、ほんまに暇になった。
ブーブー…私はすぐに携帯を手にした。―隼人!?2006-04-19 21:05:00 -
332:
名無しさん
気になる??
2006-04-20 00:28:00 -
333:
ちの
久しぶりに、ちののしおりぃ(*´艸`*) カキコしてなかったけど、毎日覗かしてもらってますょ??サオリちゃんファイト★
2006-04-20 06:43:00 -
335:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
344さん、読んでくれてありがとうございます??ちのさん、ちのさんのかきこみあるとうれしいです??346さん、あげてくれてうれしいです??
最近学校が忙しいので、放置気味でゴメンなさい??2006-04-21 00:24:00 -
336:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
[いきなりメールしてゴメンな。迷惑やったら返さなくていいよ?]―亮やった。
亮やったらもっと幸せにしてくれるかもしれん…一瞬、そんな風に思ってしまった。
少し考えて、私は亮に返信してしまった。2006-04-21 00:26:00 -
337:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
[こっちこそ、ほんまにゴメンね。迷惑違うで☆]
ほんまに最低…私は、ほんまに寂しがりで弱い。しばらく、亮とのメールが続いた。隼人からの連絡はなかった。
ほんまに仕事?自分は、男とメールしてるのにいっちょ前に疑っていた2006-04-21 00:48:00 -
338:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
[昨日ゴメンやで☆仕事行ってくらぁ〜]―朝起きると、隼人からふざけ気味のメールが届いていた。大変やねんなぁ…
昨日自分がした事を少し後悔する。[いいよ!今度はいつ会える?]2006-04-21 00:50:00 -
339:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
そう送って、学校に行く準備をした。
[ゴメンまだわからん〜]昼頃、隼人からメールがきた。四月は会社は忙しい時期なんやろう。わかってるのに…『サオリ最近老けた顔してるで〜笑』昼休みユウナに言われた一言ではっとする。2006-04-21 00:54:00 -
340:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリそぅいえば、亮とメールしてるんちゃうん〜』ユウナはニタニタしている。『あ、うん。』『彼氏大丈夫なぁん?』私の彼氏の性格は、私の友達にはもう結構有名―『最近かまってくれへん』溜息まじりの声で言った。『浮気したら〜?亮喜ぶで笑』
2006-04-21 00:57:00 -
341:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…』私は黙っていた。『やっぱ学生同士のが楽ちゃう?亮はオススメやよ。』
黙ってユウナの話を聞いていた。―痛いとこつくな。
亮ともし付き合ったら…なんて、一瞬想像してしまった。2006-04-21 00:59:00 -
342:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ほんま、最近隼人の顔とかうっすらしかわからへん…こんなけ一緒にいても、うまく思いだせへん。
窓の外をみつめて、授業は上の空やった。
意味もなく[センター問い合わせ]をしてしまう。はぁ…2006-04-21 01:03:00 -
343:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ゴールデンウィークも近くなった。[隼人、ゴールデンウィークは休みあるん?]しばらくして返信がきた。[あー二日位ならあるかな☆]
やっと会える![遊ぼうよ〜][そんなに遊びたいん?]返ってきたメールの内容にショックを隠せない…2006-04-21 01:06:00 -
344:
ひの
ショックだぁ。。。。(〃_ _)σ‖
2006-04-21 10:46:00 -
345:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ひのさん、感情移入ありがとう??
2006-04-21 17:14:00 -
346:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今まで、どこかで隼人の方がスキってきもちが大きいような気がしてた。自惚れてたんかな。
隼人に電話してみた。"はい。"『もしもし…今大丈夫?』懐かしい隼人の事がした。2006-04-21 17:16:00 -
347:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『隼人、私の事嫌いになったん?』"なってないから!それだけか?"『冷たい…ゴールデンウィーク会えへんの?』"まだわからん―"
明らかにおかしい隼人の態度。忙しいからと言って電話は切れた。
また涙が止まらなくなった。2006-04-21 17:18:00 -
348:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
―なんで?会社でいい人いたん?
何がなんだかさっぱりわからない。でも、しつこく言うと隼人に嫌われる。ほんまに忙しいだけかもしれん…2006-04-21 17:19:00 -
349:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
亮からは、二日置き位にメールが来た。罪悪感も薄れてきた。
結局ゴールデンウィークは、バイトと実家に久々に帰った。最後の一日は、理香と会う事になった。
理香はもう夜の仕事はやめたらしい。『おまたせ〜』2006-04-21 17:21:00 -
350:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香は既に昼の匂いが定着していた。『理香な、彼氏できてんで☆学校のコやから年下やけど…』
近くの居酒屋に入るなり理香が言った。『嘘ぉ。よかったやん!』理香にやっと彼氏ができたと聞いてほんまにうれしかった2006-04-21 17:35:00 -
351:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
確実に前に進む理香―私は…?
『理香は隼人クンとうまくいってなさそうやね。』私はどうやら顔にでやすいらさい。『冷められたんかもしれん』理香に事情を話した。2006-04-21 23:05:00 -
352:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何でなんやろな…でも隼人クンはサオリの事嫌いになったりせーへんと思う。』
私はまだ社会に出た事がない。わからない世界。不安が募った。『とにかく早く会って、話合いや?』『うん…』頼りなくうなずいた2006-04-22 02:43:00 -
353:
みか
おもしろいし読みやすい☆楽しみにしてます
2006-04-22 17:21:00 -
354:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
みかさん、ありがとうございます(>∀≦)
2006-04-23 00:59:00 -
355:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
―でも、話合いたくても隼人は会ってくれない。ゴールデンウィークも結局会えずに終わろうとしていた。
せっかく久々に理香に会えた。理香に悪いと思って、一生懸命笑顔を作った。
『無理せんでいーねんで?大丈夫?』2006-04-23 01:02:00 -
356:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香はいつも助けてくれた。ありがとう―
理香と別れ、駅に向かった。スーツを着た、ホストらしき人達がうろうろしだした。隼人がホストをしていた時を思い出した。
そういえば、指輪…2006-04-23 01:04:00 -
357:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人の給料日はとっくに終わっているはず―指輪くれるって言ったやん…
急に辛くなってきた。その時、私の携帯がなった。[理香]…理香?『はい。どーしたん?』低い声で電話にでた。2006-04-23 01:07:00 -
358:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
"サオリ今どこ〜?"理香の声ははしゃいでいた。『駅むかってる。』"あんな…今からホストいかん?キャッチされてさ〜"
―は?理香。あんなに辛い思いしたのに?『いいよ』2006-04-23 01:10:00 -
359:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は、半ば投げやりになっていた。このまま、家に帰ったら孤独に押し潰されてしまう気がした。
"んなら、ひっかけ戻ってきてな☆"―電話は切れた。理香が又はまったらどうしよう…2006-04-23 01:12:00 -
360:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
でも今はちゃんと彼氏がいるし、理香はしっかりした性格や。私の方こそ、はまってしまう気もした。
とりあえず、一人でいたくなかった。小走りで戻った。こんなのばれたら隼人とはさよならやね…2006-04-23 01:14:00 -
361:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
でも、寂しがりの私を何でこんなに一人にするん?今は全然愛も感じなかった。『サオリ〜!』理香が手をふっている。
『あ、サオリちんやね?はじめまして☆』イケメンホスト君が一人立っていた。2006-04-23 01:16:00 -
362:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『店こっちやで〜』ホスト君の後ろについて歩いた。『サオリ、ゴメン!なんか久々に行きたくなってん。カッコイイし☆』理香が小声で言った。『いいよ☆私一人になるん嫌やったし。』『同じ過ちはせーへんし、今は彼氏いるし心配せんといてな』
2006-04-23 01:46:00 -
363:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
周りを見渡すと、ホストやキャバの看板が一杯…私はキョロキョロしていた。―あっ。
私は、足をとめた。『サオリ?何してるんよ〜』理香が振り返った。『あっ…』理香も気付いたらしい。
『CLUB TRUST』とかかれた看板に…2006-04-23 23:06:00 -
364:
ひの
ぅんぅん(゚゚)(。。)
2006-04-25 21:33:00 -
365:
名無しさん
>1->350
2006-04-26 02:30:00 -
367:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ひのさん、いつもありがとう( ^^)Y☆Y(^^ )
あげて下さった方ありがとう♪?2006-04-26 09:21:00 -
368:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は、ここで働いてたんや…二回目はどこのお店かはしらない。でも、ここにいたんや。―今も?
一瞬そんな考えがよぎった。もう社会人やし、それはないか…2006-04-26 09:24:00 -
369:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリちん、そのビルじゃないからぁ』ホスト君に呼ばれてはっとした。理香は心配そうに私を見ていた。『ゴメンね!行こう』
小走りで駆け寄った。私も昔はキャバ嬢のはしくれだった。だから忘れよう…2006-04-26 09:27:00 -
370:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ただ少し寂しくなった。隼人もこんなふうに若い女の子に声をかけて、笑いかけていたんやね。
『いらっしゃいませッ!』ホスト達の声がした。二回目のホスト―理香はやっぱり堂々としていた。私は慣れない…おどおどしていた2006-04-26 09:31:00 -
371:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
名前は別にどうでもいいんやけど、私達を案内してくれたのは裕樹君というらしい。同い年には見えないほど大人っぽかった。『ちょっと待ってな☆』
『サオリ、誘惑に負けたらアカンで!ねだられたりしたら私がどつくから』―理香らしい言葉。2006-04-26 09:36:00 -
372:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ、誰にするん?これ見よ!』理香がメニューを開いた。私は、こうゆうのが苦手。指名するのが恥ずかしい…『サオリは理香と全然タイプ違うしなぁ。この人とかぁ?』理香はやっぱりこういう場にくるといきいきする。
2006-04-26 09:39:00 -
373:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『誰にしよう…』私はこういうのが苦手。はずかしい。『サオリは理香とタイプ違うからな、この人とか?』
私は携帯を気にしていた。『あ、うん。』『サオリ!今日は楽しむんやで☆』2006-04-26 12:13:00 -
374:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は携帯を気にしていた。『今日は楽しむで!』理香が言った。理香はただ私を励ましたかっただけかもしれない。
『誰にする?』裕樹君が戻ってきた。2006-04-26 12:19:00 -
375:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は三人位を指さした。『待っててな☆』裕樹君は、またどっかに行った。『サオリのタイプて、わかりやすい笑』理香が笑った。
だんだん楽しくなってきた。『ビールのも!』私の言葉に理香がまた笑った。『よっしゃ!!』2006-04-26 12:22:00 -
376:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『こんにちわ。』パネル以上にかっこいい男の子が、名刺をもってやってきた。『自分男前やな!』理香が一息おいて言った。『翼です。横いい?』『…うん。』私はあまりに男前の、とゆーかストライクな子が来たので更に緊張してしまった。
2006-04-26 12:25:00 -
377:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
385重複しちゃいました?NGワードでエラーがでたので、よみにくくなりました。ゴメンなさい
2006-04-26 12:38:00 -
378:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何歳なん?』さらさらの少し毛先がカールしたメッシュいりの髪の毛。すっとした切れ目。翼君も同い年らしく私達は盛り上がった。
『焼酎のもゃ。もち、初回やし追加料金いらんで』『うん!』2006-04-26 12:43:00 -
379:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
久しぶりにはめを外した。私達は、初回料金で厚かましい位楽しんだ。始発も出る頃、『そろそろ帰る〜』ふらふらの理香が言った。私は、しばらくしたら悲しくなって泣きそうになっていた。
2006-04-28 19:49:00 -
380:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
いつもならお酒を飲んだら楽しくなるのに。今日は一気にテンションが落ちた。隼人…何でこんなにスキやのに、私はこんな事してるんやろ。涙が落ちそうになった。私はお金を払い、トイレにダッシュした。
2006-04-28 19:52:00 -
381:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
泣いている所を見られたくなかった。涙をふき、化粧を直してトイレのドアを開けた。『どしたん?』―翼君が立っていた。
…見られた?『トイレ行っただけやん☆』私は、平生を装って、テーブルに戻ろうとした。2006-04-28 19:55:00 -
382:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
その時、手首をつかまれた。…えっ。私は翼君の腕の中にいた。『辛そうな顔してるで?』
酔っ払っているから、体に力が入らなかった。私は、理香のやりとりを思いだした。ホストは愛がなくても平気でこんな事をする。2006-04-28 19:58:00 -
383:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
自分に言い聞かせた。でもドキドキしていた。
『離して…』涙が出そうになって、小声で言った。『アドレス教えてくれたら♪』私が困った顔をしていると、翼君は無邪気に笑った。―隼人みたいな顔。2006-04-28 20:14:00 -
384:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私の基準はいつも隼人だった。でも、連絡はない…
『教えるから離して?』翼君がさっと離れた。『んなら、いこか☆』
―テーブルに戻ると理香は寝そうになっていた。私は翼君とアドレス交換をした。2006-04-28 20:16:00 -
385:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
自分でも、何がしたいのかわからない。それに、隼人がなぜ連絡をくれないのかもわからない…嫌いになった?真実を知る事も恐かった。
理香がベロベロだったから、タクシーを拾った。2006-04-28 20:18:00 -
386:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ〜やばい、彼氏から鬼電や笑』理香がかすれた声で言った。『出ないの?』『今でたらばれる〜サオリの家にいた事にするし泊めて〜』
どっちにしろ理香は一人で帰れないだろう。それに一人になりたくない。2006-04-28 20:22:00 -
387:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『いいよ。大丈夫?』『…ん。』タクシーで私の家まで行った。
理香は寝る。と言って化粧を落としてソファーに横になった。5分もたたないうちに寝息が聞こえた。2006-04-28 20:24:00 -
388:
名無しさん
4ロロ?
2006-04-28 20:24:00 -
389:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私がお風呂からあがると携帯がせわしく揺れていた。急いでかけつけた。[隼人]―隼人!私はすぐに電話に出た。『元気にしてたか?』あまりにも普通に接された。
2006-04-28 21:04:00 -
390:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何で連絡くれんかったん?』『忙しかっただけや』又泣きそうになっていた。―そっけない隼人。『何があったん?』『別に…』やっぱり何かある?
『冷めたん?』何回そう聞いても違うと言う隼人。2006-04-28 21:07:00 -
391:
ひの
隼人(ぅω;)
2006-04-29 00:08:00 -
392:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ひのさんありがとう(゜艸`●)
2006-04-30 01:43:00 -
393:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…今から会えるか?』『えっ。』今会ったら、私が亮と連絡をとっていた事がばれる。それに私は翼君にアドレスを教えてしまった。『なんや、男と連絡とったんか?』『あ、今理香が泊まりに来てるねん。』
2006-04-30 01:46:00 -
394:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は焦った。『ほんまか?』隼人は少し疑っているみたいやった。『それでもいいから少し家入れてくれんか?』会いたいキモチと、バレたらどうしようという恐怖。それに、遊び歩いた自分への後悔…そして隼人のキモチが知りたかった。
2006-04-30 01:49:00 -
395:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『いいよ。』理香は起きる気配がない。―理香がいる。殴られたりはせーへんやんな。
電話を切って私はやましい内容のメールを全て削除した。正直に話す勇気はなかった。トラウマになっていた。2006-04-30 01:51:00 -
396:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
しばらくして、チャイムがなった。ガチャ…
久々に見る隼人の顔。私は申し訳なさで一杯だった。『ほんまやったんや』ソファーで寝息をたてている理香を見て隼人が言った。
『サオリ、話がある』2006-04-30 01:54:00 -
397:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人はいつになく真剣な顔で、私をみつめている。『何よ…』『もう男に連絡したんやろ?今、正直に言い?』全てをみすかしたような隼人。思わず目をそらした。『してない。』『こっちみて言え。』
2006-04-30 01:57:00 -
398:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『……ゴメンなさい。』私は小さい声で言った。隼人が立った。ビクッ…
―殴られる?怖くて仕方なかった。私は理香が寝ている方に近づいた。
『ヤッパリな…』隼人の声はかすれていた。2006-04-30 01:59:00 -
399:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『お前は、それだけのもんや。』隼人は泣きそうになっていた。
―胸がしめつけられた。いつも怒った隼人が、悲しんでいる。
『俺、入院しとったんや。』―えっ?『病気…ねん』頭が真っ白になった。2006-04-30 02:02:00 -
400:
名無しさん
この小説好きやわ。がんばって書いてな
2006-05-01 14:21:00 -
401:
名無しさん
?
2006-05-02 12:22:00 -
403:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
あげて下さってありがとうございます?下手ですけどみてください?
2006-05-02 23:06:00 -
404:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人が…?病気…?『何言ってるん?』言い訳にしか聞こえなかった。
『嘘ついてるように見えるんか?』私は隼人の目を見た。『ゲホゲホ…』隼人が咳をした。『ちょ…大丈夫なん?』2006-05-02 23:09:00 -
405:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
そういえば―。前会った時も隼人は頻繁に咳をしていた。『まさか…』『はぁ…肺が悪いらしい。』
隼人は煙草の量は半端ない。それに味付けのこいものがスキだし、ホストもしていた。それで―?2006-05-02 23:12:00 -
406:
削除削除されますた
あぼ~ん -
407:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は自分を責めた。隼人は一人辛かったやろ?私は隼人の変化に気付いてあげられなかった。こんなにもスキやのに、寂しくてふらふらしていた。『指輪ゴメンやで…』『そんなんいいし。』
2006-05-03 23:27:00 -
408:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何で黙ってたんよ…』『ゴメンな。又今度入院せなあかんねん。』―そんなに悪いん?『大丈夫?ゴメン。私…』『いいから、どこにもいかんといてくれ。』
何とか支えてあげたい。『当たり前やん』2006-05-03 23:30:00 -
409:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『今日は帰るわ。』隼人は軽く私を抱きしめ、すぐに離れた。さっき私は違う男に抱きしめられてたんや…後悔のキモチで一杯になった。『又メールするな。ほんま絶対どこにもいかんといて…』
2006-05-03 23:33:00 -
410:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
不安そうに隼人は言った。私こそ、隼人がいなくなったら困るし…!
ドアが静かに閉まった。私はその場にしゃがみこんだ。―隼人は病気。ほんまに?2006-05-03 23:35:00 -
411:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ゴメン、途中から聞いてしまった。』理香が体をおこした。『あ…ゴメン。起こしたな。』『大丈夫?』私の目から涙がこぼれ落ちた。『ホストなんて、誘ってゴメン。』―理香は悪くない!『そんなん気にせんといて?』
2006-05-03 23:38:00 -
412:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『てか、どうしよう。隼人…』どんどん涙が溢れてきた。『大丈夫やって。サオリしっかり!』理香が、私の所に駆け寄って、私にティッシュを差し出した。
何で私はこんなに泣き虫やねん。2006-05-03 23:43:00 -
413:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『てか私無神経に寝てたけど…サオリまだ一睡もしてないやん!』
隼人はきっと今から仕事やろう。私は、眠くはなかったけど、体がだるかった。『私帰ろっか?』『ううん。理香も全然寝てないやん?寝てかえり?』2006-05-03 23:45:00 -
414:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香はお風呂を貸してほしいと言った。『サオリははよベッド行き!』理香に手をひっぱられ、布団に入った。[仕事頑張ってね?私はどこにもいかないよ?]
隼人に送信した。2006-05-03 23:51:00 -
415:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
全然寝付けない…理香がシャワーを浴びている音だけが響いた。ブーッ…
携帯がなった。…なんや。翼君だった。私は翼君にちゃんと話す事にした。2006-05-03 23:59:00 -
416:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
[彼氏おるし、ヤッパリもうメールできひん。ゴメン]隼人がいればいい。隼人の支えになりたい―[わかった]翼君から返信が来て、安心した。そのまま、私は眠りについた。
2006-05-04 00:13:00 -
417:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
気付けば、夕方やった。バタン…『―ん?』物音がして体を起こした。
『ゴメン、起こした?』あ、理香泊まりに来てたんやっけ。『コンビニ行ってきてん!お腹へったやろ?昨日ゴメンな。』2006-05-04 17:35:00 -
418:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『気にしんといてな。』携帯が奮えている。寝ぼけたて画面をみる。[新着メール10件]―えっ?
みると、全部隼人だった。[どこにもいかんといて][まだ寝てる?]…前もこんな事あったっけ。2006-05-04 17:38:00 -
419:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は隼人を安心させようとすぐにメールを打った。『ご飯食べへん?』サオリがコンビニ弁当を差し出した。『あ…お金』『そんなんいらんし。迷惑かけてゴメン。』
空腹やったし、うれしかった。2006-05-04 17:41:00 -
420:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
すぐに私の携帯がなった。『…隼人くん?』『あ、うん。』『隼人くん、サオリに相当依存してるやん?心配。』―確かに。隼人が私の前から消えるかもしれない。それでも私は辛さを乗り越えられる気がする。
2006-05-04 17:43:00 -
421:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
でも隼人は弱い。私がいなくなったらどうなる?私から離れなければならなくなったらどうなる?
『サオリ、前より少し冷めてない?流石に色々あったしさ』『えっ…』痛い所をつかれた気がする。2006-05-04 17:45:00 -
422:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『半端なキモチじゃ、今の隼人君とは付き合っていかれへんで!隼人君、サオリおらなアカンくなってるやん。しかも隼人君の病状はわからんけど、それでもちゃんと支えられるん?』
私は箸をとめた。そんなに深く考えてなかった。2006-05-04 17:47:00 -
423:
名無しさん
頑張ってかいてね〜一番これ好きやし?
2006-05-04 22:21:00 -
424:
名無しさん
早く読みたいよ〜
2006-05-06 00:15:00 -
425:
名無しさん
もう書かへんの?
2006-05-06 21:19:00 -
426:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
めっちゃ遅くなってすみません?o(о>囚
2006-05-06 21:22:00 -
427:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は、隼人から連絡がこなくても他に目を向けられる。―隼人は?隼人は、自惚れとかそんなんじゃなくて私がいないとアカンのかもしれん。『…サオリ?』『あっ、何?』
2006-05-06 21:25:00 -
428:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリは隼人君の事ほんまにスキなんやろうけどさ、隼人君の愛って相当重そうやな…。』
隼人は、愛に飢えてたんやっけ。愛する事も、愛される事からも逃げてきた。どうしたらいいんかわからんやろな。2006-05-06 21:29:00 -
429:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『も一回聞くけど、ほんまに支えられるん?一生離れられんくなりそうやん。』私は少し怖くなった。スキだからこそ離れた方がいい時もある事を、隼人に言ってもわかるはずがないだろう。
2006-05-06 21:31:00 -
430:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『そんなふうに言われたら、わからん…。』私の携帯が又震えだした。隼人…言うまでもない。
『そんなん言ってる時点でもう別れた方がいいわ。』理香ははっきりと言ってくる。私の心の中でひっかかってる部分を。2006-05-06 21:33:00 -
431:
削除削除されますた
あぼ~ん -
432:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『しっかり話し合いや!』理香には、私がメールで調子のいいことを言ったのがばれているだろう。
『うん。』話し合うより、私のキモチを整理しないと。とりあえず、病状とどんなけ入院するんか知りたかった。2006-05-06 21:37:00 -
433:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
[今理香いるし後で電話するな☆]隼人にそう送った。『理香は彼氏、大丈夫やったん?』『大丈夫やで。適当に言ったし。でも昨日の裕樹!めっちゃ気に入ってんけど〜!』
理香は表情がころころ変わる。『アカンて!』2006-05-06 21:40:00 -
434:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『わかってる〜☆お店はいかへん!』『ほんまに?頼むで。』『今度外で会おやって〜っ!』理香は、舞い上がっていた。『……。』これには絶句だった。誰だって、自分の事には不器用なのかもしれない。
2006-05-06 21:46:00 -
435:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香は、浮き浮きで帰っていった。『ほんま、ホストには気をつけや。』『わかってるよ〜。又連絡すんね☆』―バタン
『はぁ…』私は溜息をついた。[仕事終わったら連絡して]隼人に送った。2006-05-06 21:48:00 -
437:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
静かな部屋で、一人ぼーっとしていた。全然落ち着かず、テレビをつけた。画面をみる訳でもなく…
しばらくして、隼人から電話がかかってきた。一息おいて電話に出る。『はい。』2006-05-06 22:09:00 -
438:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
"今仕事終わったぁ。サオリぃ"隼人が甘えた声で言った。『どしたん?』"一人にせんといてぇ〜"―不安なんやろか。当たり前やけど。聞く所によると、会社の健康診断にひっかかったらしい。あまり状態がよくないらしく、又入院するらしい。
2006-05-06 22:19:00 -
439:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
"ほんま、一人にせんといて。指輪買ったねん。今日。"『嘘。』"明日渡すから仕事終わったら会えるか?"『わかった。』隼人、指輪買ってくれたんや。電話を切ってしばらく考えた。隼人は本気で私の事を愛してくれている。
2006-05-06 22:31:00 -
440:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
448さん、読んでくれてうれしいです??
2006-05-06 22:42:00 -
441:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
でも、久々に隼人と遊べる。そう考えると自然とわくわくした。出会った頃みたいに、明日何を着ようかとクローゼットを開けた。―やっぱり隼人がスキなんや。
私は左手を広げてみつめた。明日はここに指輪があるんや。2006-05-06 22:46:00 -
442:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
明日は幸い学校は昼からだった。全然眠くなかったから、ファッション誌に目を通した。亮からも、メールがきていたけど返さなかった。私の意志は固まった。
2006-05-06 22:50:00 -
443:
りの?
やばい??めちゃ見いってしまって気づいたらこんな時間や????
更新めちゃめちゃ楽しみにしてます?????2006-05-07 05:48:00 -
444:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
りのさん、絶対完結させるんでよかったら又見て下さい???
2006-05-07 11:53:00 -
445:
削除削除されますた
あぼ~ん -
446:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
学校でも一人そわそわしていた。―私だけ指輪貰うなんて…。そんな思いが生まれてきた。私は、授業が終わるとすぐにミナミの大丸に行った。隼人にネクタイをあげようと決めたから。
2006-05-07 11:59:00 -
447:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
お守りとかのがいいのかもしれないけど、少しでも病気の事を忘れて欲しかった。健康で働けるように…。夏に向けて、ブルーのBurberryを選んだ。
2006-05-07 12:02:00 -
448:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
地元に帰る電車の中で、タイミングよく、隼人からメールが来た。[今仕事終わったからコンビニいとけよ。]
私はネクタイをわからないように鞄にしまった。少しはみ出ているけど…2006-05-07 12:05:00 -
449:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
少し待っていると、クラクションが鳴った。―隼人の車。久々に助手席に乗るのは、緊張した。隼人も緊張してたみたいだった。隼人はスーツが似合う。ホストもさまになってたんやろう。いつも思う。
2006-05-07 12:07:00 -
450:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今日は和食になった。体にいいものが食べたい。と隼人が言ったから。私は、ネクタイの入った袋をこっそり後部座席に置いてきた。
注文を終えると、隼人が話始めた。2006-05-07 12:11:00 -
451:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ?あんまり会えなくなるかもしらんけど、一緒にいてくれるか?俺にはお前しかおらん…』隼人の真剣な顔。『当たり前やん!頑張ろな!』隼人に笑いかけた。
2006-05-07 12:13:00 -
452:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ―』『私、もう絶対他の男と連絡せーへんわ、安心して☆』隼人は、私のスキな無邪気な笑顔を見せた。『サオリ、プリン食べよ!』プリンも頼んだ。
『んで、手ださんかい!』ドキドキした。2006-05-07 12:22:00 -
453:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ちゃう。左や!』『あっ…』緊張して、一杯?になってた。隼人が、箱から指輪を出して、左の薬指にはめた。
『うわぁ…。』私は今まで彼氏に指輪を貰った事はなかった。指輪なんて重たい。なんて思ってたから。2006-05-07 12:24:00 -
454:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ありがとう…。』『また泣きそうになってる!あほやな。』 私は、感動で泣いてしまった。初めて左薬指につけた指輪…。隼人、この指輪は想像以上に重たかったで。
2006-05-07 12:31:00 -
455:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
その日は、隼人が一緒にいたいというので久々にラブホに泊まった。車の中でネクタイを渡すと、隼人は子供のように喜んでいた。
朝、起きると私のあげたネクタイをつけていた。
『これ、夏用やってば〜』2006-05-07 15:51:00 -
456:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『俺が二日も同じネクタイとか似合わんやろ?』『ふーん…』
隼人は鏡の前でニタニタしていて、その姿がかわいかった。『家まで送るからスッピンでええやろ!帰るで。』私は急いで自分の荷物を鞄に詰めて着替えた。2006-05-07 17:35:00 -
457:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
眠たいけど、私も学校だ。『ほんま、男遊びはしたらアカンで。』隼人は、そう言って機嫌よく会社に行った。
私は、お風呂に入って化粧をしてすぐに学校に行った。2006-05-07 17:40:00 -
458:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
いつもと一緒の毎日やけど、私の左薬指には指輪がきらきら光っていた。
―隼人、一緒に頑張っていこうな。私は隼人のために何ができる訳ではないけど、一緒にいて安心させてあげたかった。2006-05-07 17:44:00 -
459:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
数日後、サオリから連絡があった。相談があるらしく、土曜日会う事になった。隼人にも伝えると、心配やけど楽しんでこいと言われた。私は隼人の為に断ろうかと思ったけど、理香の事も心配やったから。
2006-05-07 17:47:00 -
460:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
↑訂正。サオリから→理香から。です。ゴメンなさい
2006-05-07 17:49:00 -
461:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『絶対、裕樹君絡みやろ?』理香をみつけるなり、言った。
私達は近くのマクドに入った。『裕樹とエッチしてもた…。これって色!?』『はぁ?…いや、私に聞かれてもわからんし。』2006-05-07 17:51:00 -
462:
みぃ
あげ?+゚
この小説マヂゃばぃ?
バリぃぃって?
彼氏最初わ最悪や思ったケド今わさぉりサン本間に愛されててぇぇな?て思いました?
この先もめっちゃ気になります??
がんばってください?
本間楽しみしてます?2006-05-07 20:30:00 -
464:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
みぃさん?読んでくれてうれしいです?私もこんなに人をスキになったの初めてでした???
隼人はほんまトラブルメーカーですけど?最後までみて下さいね?
明日から?なんで今日頑張って書きます??↑さんも、ありがとうございます?2006-05-07 23:02:00 -
465:
名無しさん
??しぉリぃー??
2006-05-07 23:04:00 -
466:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
何やってんねん、理香は…。私も隼人の事で人の事は言えないけれど、理香はあの屈辱を忘れたん!?
『てか、あー!指輪や!』理香が、叫んだ。『あ、貰った。』2006-05-07 23:04:00 -
467:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『て事は、本気で付き合っていくって事??』『うん。頑張ってみる!』私にもう迷いはなかった。私の顔を見て、理香は安心していた。『なーんや、残念…』『?何が?』
2006-05-07 23:06:00 -
468:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『実はな、翼君いるやん?』『ああ〜。どしたん?怒ってた?』『サオリの事、狙ってるらしいよ〜!』
はぁ?全然意味がわからない。『裕樹に聞いてん〜。かわいそう〜。』
理香は明らかに楽しんでいる様子だった。2006-05-07 23:09:00 -
469:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『なぁ、裕樹が理香の事どう思ってるか、翼君に聞いてよ〜』
―誰だってあんな男前に好かれてるとか言われたらにやけるはず。まぁ、私はホストなんて信用しないけど。隼人も元ホストやし、矛盾してるんかもしれんけど…。2006-05-07 23:11:00 -
470:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『アカン。私は、隼人一筋なの!』『え〜つまらん!まぁ、気がむいたら聞いて?』理香は、ハンバーガーに口をつけた。
『今日は、理香の話やろ。彼氏どうするん?』『私な、なんか夜の男がスキみたい…。』2006-05-07 23:13:00 -
471:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
しおりうれしいです(?´?`)??
2006-05-07 23:15:00 -
472:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『理香、今学生やん?昼の人のが合うやろ?』
『そうなんやけど、なーんか今の彼氏、つまらんねん。夜の男のが女の扱いなれてるし。今の彼氏はキャバやってたなんて言ったら、軽蔑しそう。』2006-05-07 23:18:00 -
473:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『なんかドレス着て、お姫様扱いされるやん?それに最近服とか買ってないし。』そんな風に言われると、こっちまで夜の仕事にはまっていた事を思い出す。
『な、今度四人で遊ぼう?二人やったら会ってくれんかもやん!』2006-05-07 23:22:00 -
474:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…ん。又ね。』『もぅ、絶対やで!まぁ、彼氏はキープしとくわ。』
隼人から、早く帰るよーに。と催促のメールが来たので、理香と別れた。
[今から帰るしな!]すぐに返事が来た。2006-05-07 23:25:00 -
475:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
六月に又入院するらしい。お見舞い等は禁止らしくて、浮気をするなとしつこく言われた。
やっぱり少しうっとうしく感じたけど、安心させた。仕方ない。病気で不安やんな―。2006-05-07 23:28:00 -
476:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
毎日毎日、又束縛の日々が始まった。
六月に入り、隼人が入院する日、私が見送りに行こうか?と言っても断られた。恥ずかしいんかな…。その夜から連絡はなくなって、いざとなると寂しくなった。2006-05-07 23:41:00 -
477:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
何日かして、理香が四人で遊んで欲しいと言ってきた。その時は断ったけど、又言ってきたので仕方なく了解した。
理香はほんまに裕樹君をスキなんやな…。バレへんやろ。ほんまに最悪な私。2006-05-07 23:43:00 -
478:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香は跳びはねて喜んでいた。待ち合わせの場所に向かう途中も、興奮していた。ミナミはさすがにヤバイって事で、梅田になった。
『おまたせ。』今日は定休日らしく、二人共私服やった。2006-05-07 23:45:00 -
479:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ヒドイわ、サオリ〜。』翼君が言った。翼君はやっぱりかっこよかった。翼君の目線は、明らかに私の指輪を見ていた。
理香は裕樹君に夢中で、カラオケに行く道のりも二人並んで先に行ってしまった。2006-05-07 23:49:00 -
480:
名無しさん
??しぉリ??
2006-05-08 08:44:00 -
481:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
しおりうれしいです???ちょっとだけ書きます??
2006-05-08 12:16:00 -
482:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『なんかムカツクわぁ。』翼君はぼそっと言った。
―なんか、翼君てよくわからんな。
カラオケについても、理香は裕樹君から離れなかった。積極的な理香が羨ましかったけど。2006-05-08 12:25:00 -
483:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私はトイレに立った。『…ヒッ!』トイレから出ると、又翼君が立っていた。
『お前、前泣いてたん彼氏とうまく行ってへんからやってんな。』『そうやで。』『今、幸せそうやけど、又何かあったら相談しておいでな。待ってるわ!』
―えっ。2006-05-08 12:29:00 -
484:
削除削除されますた
あぼ~ん -
485:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
それだけ言うと去って言った。…なんや、それ。私は拍子抜けした。
でも、いい人なんやな。カラオケの後、ご飯を食べたけど全ておごってくれた。
二人と別れ、『なぁ。裕樹に付き合ってて言われた!』理香が言った。2006-05-08 12:33:00 -
486:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『えっ。よかったやん!』『うん。サオリありがとう☆』『お店行ったらアカンで?』念を押した。『彼女やもんー。』
理香は彼氏とは切ると言った。『サオリは?翼君。』『はい?何もないし。』2006-05-08 12:35:00 -
487:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『まぁ、隼人君てゆー男前いるしな☆』
理香は何回も御礼を言って帰っていった。
携帯には、公衆電話から不在着信が来ていた。この時は気にしなかったけど、隼人やったんやろな。2006-05-08 12:38:00 -
488:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
499間違っちゃいました?ゴメンなさいm(__)m???
2006-05-08 12:43:00 -
489:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は、退院したらしく電話がかかってきた。10日ぶり位だった。
[明日会えるか?]久々に会えるのが楽しみだった。私は隼人にほんま何もできてないけど…。2006-05-08 12:46:00 -
490:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『俺、車買おうと思うねん!サオリどんなんがスキ?』会うなり隼人が言った。
隼人は元気そうで、私からは病気の話は持ち出したくなかった。
『えっ?車あるやん。』『新しいんが欲しいねん。』2006-05-08 14:29:00 -
493:
名無しさん
続き楽しみデス??
2006-05-08 20:30:00 -
494:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
一杯あげて貰ってるので、うれしいです???
ゆっくりで申し訳ないんですけど、できる限り一杯書きます??2006-05-08 22:25:00 -
495:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人最近どうしたん?羽振りよすぎちゃう?―もう長くないから?色んな考えが頭を駆け巡ったけれど、口には出さなかった。
『私車の事わからんし、今ので充分カッコイイやん。』2006-05-08 22:30:00 -
496:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリかって、CHANELの鞄とか持ってるやん。違うんほしくなるやろ?』『…なるけど、額が違うし。』
隼人は確かに車がスキやし、女の子にはわからんもんがあるんかもしれん。
『お金は?そんなに給料いーん?』2006-05-08 22:33:00 -
497:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『貯金位あるわ!』ちょっと怒ったように、隼人が言った。『ゴメン…。』
なんで今まで貯めてきたお金今使うん?
『心配すんなって!』隼人が見透かした様に言って、キスをしてきた。2006-05-08 22:35:00 -
498:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『俺はお前をいい車に乗せたいねん!ほら、手!』
そう言って左手を出した。右手でハンドルを握り、運転中ずっと手を繋いでいた。自分のお金で欲しい物を買うだけ…。
深く考えない事にした。2006-05-08 22:37:00 -
499:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は数日後、外車を買った。中古らしいけど。
写メを見ると確かにかっこよくて、よく耳にする名前だった。私は別に、車なんてなんでもいいのに。
ただ、この文章がうれしかった。[助手席に1番に乗せるんはサオリやで☆]2006-05-08 22:41:00