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学んだこと‥?

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  • 1:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    前スレの続きを書いてぃきます?初めて見てくれた人はこっちから読んでもらえたら光栄です??↓
    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1121235783/-5

    2005-10-02 23:44:00
  • 301:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    倒れた日から、4日程がたった‥
    生理がまだ来なかった‥さすがの私でも、この時期あたりからかなり焦っていた。
    《‥もしかして‥妊娠した‥?》
    女のカンというか、何というか‥この時は何となく、自分が妊娠したんだと確信が持てていた。

    2005-11-14 13:58:00
  • 302:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    だからなのか、変に落ち着いていた‥
    《今日、学校おわってから検査しよう‥》

    そして、私は久々に里美と会う約束をしていたので、その時に、生理が来ない事を相談した‥

    2005-11-14 16:21:00
  • 303:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は里美以外には誰にも言ってなかった。言うつもりもなかった‥

    里美『‥‥まじで‥?』
    あぃ「‥うん‥もぅ、今日で1週間きてない‥」
    『‥検査、した方がいぃんちゃうん‥?』

    2005-11-14 16:26:00
  • 304:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥うん‥今からやってみる‥」
    そして、里美についてきてもらって妊娠検査薬を購入して、検査をした。

    「‥‥‥」
    ――結果は、陽性だった。

    2005-11-14 16:31:00
  • 305:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――やっぱり‥――
    トイレから出た私を里美は心配そうに見て、『どうやった‥?』と聞く‥‥

    私は無言で里美の方を向き頷いた。『‥ぅ‥そぉ‥』
    二人でとりあえず、近くの公園へ移動してベンチに腰掛けた。

    2005-11-15 09:53:00
  • 306:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    里美はやさしく私にそぅ言った‥こぅくんに‥?話さないとダメやんな‥でも‥
    「あたし‥怖い‥‥」

    こぅくんなら子供を産んでもいぃと言ってくれるって、信じてる‥けどやっぱり不安で‥怖かった‥

    2005-11-15 16:14:00
  • 307:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    里美は私を一生懸命元気付けようとしてくれて、それが私にも伝わってきた。

    すごく、嬉しかった‥里美に話打ち明けて本当によかったと思う‥

    しばらくして、里美と別れて私はこぅくんに電話をした‥

    2005-11-15 16:23:00
  • 308:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――プルルルルッ、プルル‥‥
    『もしも?し☆』
    こぅくんは、私の気分とは裏腹にものすごく明るい声で電話に出た‥少し複雑な思いをしながら、私もなるべく明るく対応した‥
    「もーしッ?あぃかでぇす?笑。今‥仕事中‥?」

    2005-11-15 16:27:00
  • 309:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『あぃかでぇすって‥知ってるて?笑。まぁだ仕事中やなぁ‥どなぃしたん??』「‥んー、そっか☆終わってから今日‥会えへん?」
    『ぉー。あ!俺今日仕事終わるんバリ遅いで??』
    「‥そーなんゃ‥‥待ってるから、来てくれへん?」

    2005-11-15 16:31:00
  • 310:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私がこう言うと、こぅくんは不思議そうな感じで返事をかえしてきた‥

    そして‥こぅくんから終わったでぇ!と、電話がかかってきて私のマンションの公園まで来てくれる事になった‥
    ―――30分後‥‥
    『あぃか☆ぉつーっ?』

    2005-11-16 21:58:00
  • 311:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「ぉつかれ‥☆」『なんやー?どなぃした‥?おまえ元気なぃやんけぇ〜!』
    ‥こんな時に‥元気なんて出せる訳がなかった。
    「う‥うん‥実は、話‥あってさぁ‥?」

    こぅくんは、一瞬真顔になり、またやさしく笑顔で『どーした?』と、聞いてきた‥

    2005-11-16 22:01:00
  • 312:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥‥あんな‥‥あたし、生理来てなかったんやんかぁ‥。でな、あんまりにも遅れてるから‥今日検査したんやん‥」
    私が少しずつ、話し始めるとこぅくんは私が言おうとした事がわかったのか‥顔から血の気が一瞬でひいていくのが見ててわかった。
    「そしたら‥妊娠‥しててん‥」
    この時、こぅくんの顔をまともに見る事が出来なかった‥‥怖かった‥‥

    2005-11-16 22:06:00
  • 313:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    二人とも、しばらく沈黙していた‥先に口を開いたのは、こぅくんの方だった。
    『‥まじで‥妊娠って‥』
    この後、とんでもないことばが私に降り掛かってきたんだ‥

    『ってか俺‥中で出してないよな!?』

    2005-11-16 22:09:00
  • 314:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥‥ぇ‥?何ゆってるん‥
    確かに、中で出したりはしてなかったが、最近はゴムを付けてくれる事が少なかった‥
    もちろん、付けてと言わなかった私も悪い‥わかってる‥けど‥‥嫌われるのが怖くて、言えなかったんよ‥‥私はこぅくんの事を好きになりすぎてた。この時には‥‥そして、私の性に対する知識がなさすぎた‥

    2005-11-16 22:14:00
  • 315:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥こぅくん‥それ‥どういう意味‥?中に出さなくても、妊娠するんやで?」『‥わかってるけど‥‥』
    この時聞いた話しでは、こぅくんは、女を妊娠させたのは私で2人目だった。しかも前の女の子供は堕ろさせたらしい‥

    ――ねぇ、こぅくん‥なら尚更子供を作るって事がどれだけ大事な事か‥堕ろした時の辛さとか‥わかってるんじゃないの‥?私は、私は‥産んでもいいの‥?――

    2005-11-16 22:21:00
  • 316:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    なんかゃたらエラー出まくるんで、また書きます?
    読んでくれてる方、申し訳ぁりません???

    2005-11-16 22:23:00
  • 317:

    名無しさん

    気になる?

    2005-11-17 10:38:00
  • 318:

    マャ

    頑張れェェ??? ゅっくりでェェヵラ無理しゃんとマィヘoに頑張りぃйё???

    2005-11-18 03:32:00
  • 319:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>322 名無しさん?
    気にとめくれてぁりがとっ??遅くなってごめんなさぃ‥?
    >>323 マャちゃん?
    ぃつもぁりがとぅ??ほんと励まされるぅ???更新遅いけど、これからも頑張るねっ??

    2005-11-18 09:41:00
  • 320:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はずっと黙ってた‥
    こぅくんがなんて言うのか‥こぅくんの返しわ待とうと思い、一切口を開かなかった。
    ――長い‥長い沈黙の後‥やっとこぅくんがことばを発した。

    『‥あぃかは‥どうしたいん?』

    2005-11-18 09:47:00
  • 321:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんの返しわ→×
    こぅくんの返しを→○

    はりきって間違えちゃぃました??すぃません??

    2005-11-18 09:48:00
  • 322:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥どぅしたぃ‥?そんなん、決まってるやんか。

    「もちろん、産みたい」

    迷わずこう答えた‥こぅくんの目をまっすぐ見て‥‥彼の顔は、相変わらず困惑の表情のままだ‥

    2005-11-18 09:51:00
  • 323:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo


    『‥ごめん‥今回は‥諦めてくれ‥』

    ――最低だね‥私たち‥子供、育てられる環境じゃないのに作ってしまって‥ひどいよね。この子には何の罪もないのに‥ごめんね。ほんとに‥ごめん‥

    2005-11-18 10:04:00
  • 324:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たちの修学旅行は‥スキーorスノボー、最終日にディズニーランドだった。
    下手したら、スノボーなんかやってお腹を打ったりしたら流産しかねない。
    そんな危険を犯してでも、行きたかった。

    そして、保健の先生もしぶしぶ了解してくれた。体調が悪くなったら、すぐに私に言うんやで!という事で。

    2005-11-18 10:16:00
  • 325:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    病院は、修学旅行から帰ってすぐ春休みなのでその間に通うことにした。

    そして、周りのみんなに心配されながら、私たちは修学旅行へ行った。
    ところが、環境が変わったせいか‥向こうに着くと、ますます体調が悪くなり、吐き気もする様になった。

    2005-11-18 10:20:00
  • 326:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    けれど、こんな所でみんなに心配はかけられない‥
    私は元気なふりをした。妊娠してる、なんて‥誰にも言えなかった。
    スノボーしてる時、私の事情を知らない友達はふざけて押したりしてきた。その度、その度に、無意識にお腹をかばってる自分がいた‥
    《ほんま‥何やってんのやろあたし。ごめんな。痛かった‥?今日は晩、ゆっくり休もうな‥?》
    心の中で、自分の子供に語りかけるのが癖になっていた。もうすぐ居なくなるなんて‥考えられなかった。

    2005-11-18 10:28:00
  • 327:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    修学旅行も、なんとか無事に終わった。あとは夜行バスで帰るだけ…
    みんな眠っているのに、私はひどいつわりに悩まされていた。私の顔色は相当悪かっただろう。
    周りの友達にも、いらん心配させて、色んな人に迷惑かけまくった。こんなことなら、無理して来なければよかったのかな…

    そして、自宅に戻りその日から私は全く家を出なくなった。友達からの遊びの誘いも全部断った。

    2005-11-18 14:22:00
  • 328:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    数日してから病院に通った。こぅくん曰く、子供をおろすという事を、保険証にふせてくれる病院らしい。
    私たちは、親には絶対に言えなかったので、こぅくんの言うとおり、ここに通うしかなかった。
    けれど、ここは自宅からバスで15分、電車で10分、またバスで10分といったかなり距離が離れている場所だった。
    こぅくんは仕事でもちろん病院になんか着いてきてくれない…何にも知らない、初めての場所…すごく心細かったのを覚えてる。

    2005-11-18 14:27:00
  • 329:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    診察室に入って、先生に『おめでとう!』と言われたのが辛かった。
    《そっか…普通はおめでたい事なんやもんな…》私は、先生におろす事を伝えると、先生はものすごく淡々と手術への説明を始めた。

    そして最後に…『もう、二度と同じ事を繰り返さんようにな。』と言った。
    私は急いで診察室を出て、外に出た瞬間に涙が流れた。

    2005-11-18 14:31:00
  • 330:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    《ごめん…ほんと、ダメな母親でごめんな…》何度も何度もお腹の子供に謝った。

    けれど、何度謝っても決して許される事なんかじゃない…

    私は、人を1人、殺してしまった……

    2005-11-18 14:36:00
  • 331:

    名無しさん

    書かンのぉ??

    2005-11-21 13:44:00
  • 332:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>338さん??

    長い間放置すんません??書きます?書きますょぉ???ほんまマイペースでごめんなさぃっ??
    でも、待っててくれてる人が居たんだって思うと、すごく嬉しかったでぇす?これからもどーぞょろしくですッッ??

    2005-11-21 16:32:00
  • 333:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo



    ――手術までは、はっきり言ってしんどくて‥ご飯とかもほとんど喉を通らなかった。手術も、あっという間だった。
    麻酔を打たれて、順番に数を数えて‥そこから記憶がない。途中、ユメの中で器材の音が聞こえたり‥
    なんか、不思議な感覚だったな‥あたし‥‥ここで一体何をしてるの‥?何で‥眠ってるの‥?

    2005-11-21 16:44:00
  • 334:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo


    ――‥サン、宮部さん?起きて!終わったよー。』

    ‥なに‥‥――?誰か‥あたしを呼んでる‥‥
    私は意識もほんとにはっきりしないまま、うっすら目をあけた。

    2005-11-21 16:50:00
  • 335:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私が目をあけると同時に、看護婦さんが2人、私の体を支える。
    『はーい。宮部さんわかる?手術終わったから部屋移動しましょうねー。ゆっくり降りてここに座ってー』
    そう言って、私の体を少し持ち上げる。体を起こして私は車椅子に乗せられたらしい。体が勝手に前に進んだ。
    ――何なん‥?ここ、どこ‥?私何されるん‥‥

    2005-11-21 16:55:00
  • 336:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はぼーっとする頭で必死に考えた。何も考えられない‥この時はまだ麻酔が完全に切れてなかった。

    どこかの部屋に着き、また体を持ち上げられ、布団に寝かされた。
    『まだ麻酔が完全に切れてないから、しばらく寝ててね。立てる様になったら受け付けに声かけて帰ってくれていいから。』
    ‥こんな感じの事を言いながら看護婦は慌ただしくその部屋から出て行った。

    2005-11-21 16:59:00
  • 337:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はただ、天井を見つめながら考えていた。

    ――あたし‥何してんの‥?何でこんなとこに居るの‥?‥‥あ‥赤ちゃん‥

    そっと、お腹を撫でた。ついさっきまで居たのに、今はもう居ないんだ‥何も考えられなかったのに、不思議とこの事だけは頭に浮かんだ。それと同時に、私の目から一筋の雫が流れ落ちていった。

    2005-11-21 17:04:00
  • 338:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――それから‥どれくらい経っただろうか‥‥――

    ――ガラッ『あぃか!!』

    私は目だけを扉に向けた。あ‥こぅくん‥‥こぅくん来てくれたんだぁ。

    2005-11-21 17:06:00
  • 339:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんは私の姿を見てバタバタと部屋に入ってきて、私に抱きついた。

    『ごめんな‥ずっとついててやれんで‥‥ほんま、ごめん‥』
    ぎゅっ‥と私の体を少し起こして抱き締めるこぅくん。まだ意識がはっきりしなかった私も、こぅくんに抱き締められた瞬間、思いっきり涙があふれ出た。

    2005-11-21 17:10:00
  • 340:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「こぅくっ‥ヒッ‥赤ちゃん‥赤ちゃん‥がっ‥ゥッ‥」
    『‥ごめん‥ごめんな。あぃか。ほんま、ごめん‥』
    ‥私はこぅくんの胸で涙が枯れる程泣きまくった‥そんな私を、こぅくんはずっと抱き締めて謝ってた。

    でもね‥謝って済む問題じゃないんだよ。こぅくん、私たち、人殺しなんだよ。最低な人間なんだよ‥?赤ちゃん、すごく痛かっただろうな‥ほんとに‥あなたを守れなくてごめんなさい。産んであげられなくて、ごめんなさい‥‥

    2005-11-21 17:16:00
  • 341:

    名無しさん

    もぅ終わりですか?

    2005-11-21 18:35:00
  • 342:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>348さん
    更新少なくてごめんなさぃ?また時間があったら書きます。話自体はまだ続きます?長々とすぃません‥?また良かったら覗いてゃって下さい?読んでくれてありがとうございます??

    2005-11-21 18:52:00
  • 343:

    ☆みり☆

    完結するまで書き込みせずに完結したら?と思ってぃたんだけど…?書き込みしちゃぃました??
    完結までずっーと覗かせてもらぅので、あぃかサンのペースでゆっくりでもぃぃので頑張って下さぃ?応援してます??

    2005-11-21 19:00:00
  • 344:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ☆みり☆さんっ??
    カキコ?ぁりがとぉぉ??ぃつも読んでてくれてるとかほんま感激ゃぁ??
    そんな嬉しいことばもらぇるなんて‥?あたしは幸せすぎるっ??
    これからもょかったら読んでなぁぁ??

    2005-11-21 21:36:00
  • 345:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから少し落ち着いた私を見て、こぅくんが『そろそろ、出よか‥』と言ったので私は頭がフラフラしながらも、こぅくんに支えられて何とか立ち上がり、病院をアトにした。

    車の中で、私たちはずっと無言だった‥こぅくんの車のうるさいマフラー音と、少し小さめで鳴らしているオーディオの音だけが、車内に響いていた。

    2005-11-21 21:41:00
  • 346:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《そーいえば‥海斗の名前、なかったな‥》
    海斗は修学旅行には来ていた。だから私はてっきり進級出来たものだと思っていた‥
    《ま、ぁたしには関係なぃけど?☆》
    そして、教室に行き、一人でぼぉーっと外を眺めていた。《まぁた窓際の一番後ろかよ‥‥》

    2005-11-21 21:51:00
  • 347:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この時、私はたまたま右斜め後ろを振り返った。ただなんとなく‥‥

    すると、そこには1年、2年の時一部の人間にいじめられていた、というか、ハブられていた女がいた。ぶっちゃけ私も1年の時嫌いだった。
    理由は‥ただうるさい女だったから‥

    2005-11-21 21:54:00
  • 348:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    目が合ったが、私は別に何も考えずまた視線を窓の外にむけた。
    《‥‥ダルぃ‥‥》
    担任が入ってきて、何か話していたが、全然聞いていなくてずーっと、ひたすら外を見ていた‥

    「‥‥サン、宮部さん聞いてるの!?」

    2005-11-21 21:59:00
  • 349:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ぁー‥あたし呼ばれてる‥「んー。何?せんせぇ」 『もぉ、あなたって子は‥だから、始業式来なかったやろ?その時頭髪チェックしてたんやけど、あなたもその髪じゃアウトやわ。直して来なさいよ!』

    ――ホンマだるぃ。私は頭髪検査に引っ掛かるのが嫌だから始業式はいつも出てなかった。ふてこい私を見ながら先生は続けた。
    『始業式にこんかったらいいってもんじゃないんやからね!ほんっまに‥』

    2005-11-21 22:04:00
  • 350:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この女は私は入学した時から大っキライだった。口だけはめちゃくちゃ偉そうで、すぐヒステリックになるし‥
    とりあえず、みんなからも嫌われていた‥
    『宮部サン聞いてるの!?』「あー、聞いてるよ。わかったって」
    かなりダルさMAXで答えた私に、斜め後ろの女が吹き出していた。さっき目が合った女だ。

    2005-11-21 22:09:00
  • 351:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、先生がブツブツ言いながらも、長い長いHRに終わりを告げた。
    周りがガヤガヤしはじめたと同時に、私も席を立って帰ろうとした‥
    ――グイッ『なぁ、なぁ?』
    誰やねん、あたしのカバン引っ張ってくる奴‥?少しイラッときながら後ろを振り返った。‥さっきの女だ。
    「なに‥?」私はイライラ気味に答えた。

    2005-11-21 22:16:00
  • 352:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『一緒に帰ろや☆笑』
    すごく笑顔で答えられ、少し引きながらも何となくOKした。

    この女は相川 栞。噂では小学校の時からいじめられていたらしい。けど、私が想像していた"いじめられっ子"とはかけ離れていた。明るい性格、しゃべりすぎって言う位しゃべる。たばことかも普通に吸ってたりしてるし‥
    なんか、私と同じにおいがした‥

    2005-11-21 22:35:00
  • 353:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『なぁ、宮部さん!』
    「あー、宮部さんとかぃらんで!あぃかでぇーよ。」『笑。あぃかさぁ、覚えてる?あたし1年の時ボーカルやってたの。』

    ――ぁあ!?あの時の女か!すぐ辞めたから、こぃつが軽音部におった事もすっかり忘れてたわ‥
    「あんたすぐ辞めたやん」

    2005-11-21 22:39:00
  • 354:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『だってなぁ、あのメンバー嫌やったんやもん。』
    そんな感じで色々話した。
    私はこの時期、周りから見たら本当に何事にも冷め切っていたらしい。私自身も人を寄せ付けなかった。いちいち気を使ってまで友達なんかいらない。気を使うくらいなら1人でいい‥そんな風に思っていたが、栞は違った。
    全く気も使わなくていぃし、栞も言いたい放題言いまくる。この時私は栞と、ほんとに仲良くなれそうな気がしていた‥

    2005-11-21 23:30:00
  • 355:

    マャ

    ぁぃヵ」ちぁぁ-ωッッ?
    ヵキ?_?ぁ-?ッッ???ホンマビックリUナニゎaaa??? まナニヒマナょ時τ"もょωナニ"τェェ???
    ぁぃヵ」チャンも頑張れェェ???
    ωぢゃйёωッッ?〃

    2005-11-22 04:36:00
  • 356:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃん?

    こちらこそぁりがとうです??マャちゃんの小説はほんと偶然発見しちゃったんだょん??笑
    ぉたがいがんばろーなぁ?
    読んで下さってる皆様?更新遅くなって申し訳ぁりません?

    2005-11-24 12:56:00
  • 357:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    昔の私‥少なくとも海斗と付き合ってる時は、疑う事も知らなくて、いつもにこにこしてて‥常に人の顔色伺いながら生きてた。
    人を傷つけない様に言葉も選んでた。
    栞『んー、そーかもしらんけど‥あぃかは少なくとも1年の時、そんな目はしてなかったけどな!』
    ‥そぅ。今の私は2年前とは正反対。言いたい事は気にせず言う、人の顔色なんかいちいち伺ってらんない。いつもにこにこなんてしてらんない。

    2005-11-24 13:14:00
  • 358:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「‥あんたにはよく他人の事が見えてるねんなぁ‥」
    今の私と昔の私‥どっちがいいのかなんてわからない。けど、私は今の私が好きだった。何も気を使わなくてもいいんだもん。楽だな‥楽しくはないけど‥
    栞『そんなんちゃうよ。興味ある人間しかあたし見ぃひんもん。』

    2005-11-24 13:21:00
  • 359:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「何?じゃああたしの事興味あったわけ?」
    『興味‥あったんかなー?あぃかは有名やったからな!笑』
    「ふーん。でもぶっちゃけあたし最初あんたキライゃったわ‥笑。うるさぃ女やなぁと思ってな。」
    私がこう言うと、栞は驚いた顔をして私の方を見た。
    そして、私に言った。

    2005-11-24 13:26:00
  • 360:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    栞『まじで‥!!ぁたしも最初あぃか嫌いゃってんけど!』
    お互いがお互い、嫌っていたらしい‥しかもあぃつの理由ときたら‥
    《なんか、いつもにこにこしてるし、彼氏居てるからって調子乗ってそぉ!》
    らしぃ‥(* □ )~~ ゜ ゜

    2005-11-24 13:41:00
  • 361:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    初めてしゃべったのに、お互い語り尽くしていた。この時、久々に仲良くなれそうやな‥って本気で思ったんよ‥?あんたは‥?どう思ったんかなぁ‥?

    私の予感どおり‥毎日栞とは一緒に居た。学校を朝から行く日がほとんどなかった気がする‥笑
    私たちは朝から集合して、どっかで適当に遊んで‥途中から学校に行って、あのヒステリックな先生にどなられて‥学校の行事もほとんど参加しなかった。2人で芸術鑑賞の時、さぼってミナミで遊んでたら、先生から電話かかってきた事もあったな‥

    2005-11-24 13:53:00
  • 362:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たち2人で歩いていると、ナンパされる事も多かったがそれ以前に、喧嘩を売られる事もしばしば‥
    私らは普通に歩いたり、しゃべったりしてるだけやのに‥何で‥?って感じだった。まぁ私達も、この時期はお互い荒れまくっていたので、売られたモノは素直に買ってぃた‥笑。

    そんな生活が毎日続いた。でも私達ももぅ、3年生だった‥進路も早く決めないといけない‥

    2005-11-24 14:05:00
  • 363:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    私は、夏休みが終わるまで、ただ何となく短大に行こうと思っていた。特にやりたいこともなかった私は、本当に進路を適当にしか考えてなかった。
    周りは受験モードに入ってる中、私はそんな流れについていけなく、相変わらずバイトしたり、遊んだり…。
    夏休みが終わると、私は急に考えが変わった。
    別に誰に何を言われた訳でもなく…

    2005-11-24 15:41:00
  • 364:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    そして、私は職員室にかけこんだ。
    あぃか「先生!!」
    周りの先生も、うちの担任もものすごく驚いた顔で私の顔を見た。
    先生『ど、どうしたの?宮部さん…』
    「先生、あたし…やっぱ就職するわ!」

    2005-11-24 15:43:00
  • 365:

    あぃか ◆pt1aJzUZJM

    先生はあきれた様な、おどろいた様な顔で私を見ていた。
    「だから、そーゆう事でお願いしまぁす☆」ガラガラッ……ピシャッ

    先生の答えも聞かず、私は職員室を出た。私が急に就職しようと思ったのは、ただ単に勉強がめんどくさい、と思ったから。ほんとに私は適当すぎた…

    2005-11-24 15:48:00
  • 366:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は就職先も、先生に決めてもらった‥笑。ほんとに適当すぎる‥でも、この時期はほんとに何もやりたくなかった。
    すべて投げ出して‥逃げ出してしまいたかった‥

    ――そんな私も、無事に就職先が決まり栞は美容師へ就職が決まった‥

    2005-11-25 11:34:00
  • 367:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「ははっ!ごめんやで先生☆最後まで心配かけてもーて‥笑」
    栞『でもあれやろ?いぃ思い出ゃん♪先生も、これでうちらの事忘れたくても忘れられんやろ!笑』
    先生は、ほんまやな‥と苦笑いしてた‥

    卒業式が終わって、晩にみんなで打ち上げに行って‥これで、みんなと集まるのが最後かって思えないくらい‥楽しかった‥

    2005-11-25 11:43:00
  • 368:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして私は社会人になった‥
    すごく厳しくて何度も辞めようかと思った。通勤だって家から電車を乗り継ぎ、1時間半もかかる。そのくせ終わるのが遅く、朝は早かった。
    そんな中、同期の女の子達と仲良くなった。
    一番仲かいいのは、帰りが唯一同じ方向の舞。舞は入社式の日、真っ黒な髪にショートヘア。眼鏡をかけていた。ぶっちゃけた話、めちゃめちゃ真面目な子‥もしくはオタクにしか見えなかった‥笑

    2005-11-25 11:56:00
  • 369:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ぅわっ!絶対ぁたしこぃつとは合わんやろな‥一番苦手キャラゃし‥》こんな事を思っていた。
    けれど、帰りの方向が同じなので一緒に帰らなければいけなかった‥

    ところが、話してみると見た目とは真逆な性格だった‥
    舞『ありえんょなー。あの社長!しゃべる時つば飛ばしすぎゃしな!』

    2005-11-25 12:02:00
  • 370:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃか「‥(;゜Д゜)」
    舞『思わん!?ぁたし一番前やし近かったからかなりきもかったんやて!』
    「う、うん‥せゃな。ありえんよなぁ‥苦笑」
    私は状況が把握出来なくてかなりきょどっていた。
    舞『ってか、あぃかさぁ、あたし最初見た時ゃんきーやと思ったって!笑』

    2005-11-25 12:12:00
  • 371:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「は!?なんでやねん?」『だってなぁ、頭プリンゃもん!見た時絶対ヤンキーやと思ったゎ!笑』
    「なぃゎー!舞だって、こんなキモキャラやと思わんかったしな!」
    『キモキャラって?笑。ひどぃなー!ぁたし見た目めちゃ真面目やけど、性格ほんま反対ゃから??』
    舞は以外とおもろぃ奴だった‥舞も、私とは絶対に仲良くなられへん、と思っていたらしぃ。それが、この1日で大の仲良しになってしまうんだから‥人生って何があるかほんとにわからないもんだ‥

    2005-11-25 12:56:00
  • 372:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから、毎日めまぐるしく過ぎて行き、ゴールデンウィークを迎えようとしていた。
    ゴールデンウィーク2日目、こぅくんの友達(まぁ私も友達なんだけど‥)の披露宴に呼ばれていたので、美容院に行き、こぅくんと一緒に会場へ行った。
    そのアト、居酒屋へ移動してみんなで飲んでいた。ここ最近、こぅくんは行動がとても怪しかった。
    一緒にいても、ケータイは絶対サイレント、部屋を移動する時もかならず持ち歩く‥休みの日でも、予定があると言って、なかなか会ってくれなかった。

    2005-11-25 13:57:00
  • 373:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    この日‥ついに事件は起こってしまった。――

    私は久々にこぅくんに会えた事が嬉しくて、かまってほしかった‥けれど、こぅくんはいろんな人の所を行ったり来たり‥全然、私の所には来てくれなかった。
    それでも、私は《付き合いなんやから、仕方ない!我慢、我慢‥》と、必死で堪え続けていた‥

    2005-11-25 14:02:00
  • 374:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    お酒の席でもあるし、こんな所で雰囲気を壊す訳にもいかないと、私もはしゃぎながら飲んでいた。
    すると、一人の女の人が私にこう言った‥
    『なぁ‥あぃかちゃん‥‥光輝、かなりやばいんちゃうん‥?』
    私はその人の目線を追い、こぅくんを見た‥
    「‥‥!?‥‥」

    2005-11-25 14:19:00
  • 375:

    名無しさん

    気になる〜??
    なるべく早く書Llて?

    2005-11-27 03:18:00
  • 376:

    マャ

    偶然ゃったωヵ」aaa??? τ"もホンマビックリUナニUィ???ヮラ
    ぉ互ぃ頑張っτ⊇йё-ωッッ?
    マャ結構マメレニ⊇σ小説ヘo-チ"更新Uτゅヵラ??ヮラ

    2005-11-28 08:31:00
  • 377:

    あゅ芽

    初のカキコなリ????
    今日の夜中カラ?一生懸命1号カラ読ン+ニ゙って??(笑)どン+ニ゙けひま児やろなあ??(笑)
    けど??あゅ芽わ?偉そう?やけど?あンまリココの小説ハマらンU?おもンないのンばっか??って思って+ニけど?久々に??ヒット??やわあ???(?^▽^)??(笑)むちや?FaNになリまU+ニ???
    +ニ゙から?大変やと?思うケド頑張って1号?み+ニいに?完結?させてなあ-?あゅ芽の楽しみやから?? ちなみに?あゅ芽わ空想やけど??海斗?だいちゆき?(?ε???)(笑)

    2005-11-28 09:29:00
  • 378:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あゅ芽ちゃん??
    はまってくれたとかまじ嬉しぃωゃけどぉぉ??しかも、ぃっぱぃぁる中でぁたしの小説読んでくれたとかほんま感激っ??まじぁりがとっ?
    海斗はぃぃ奴ですょ??ワラこれからも出てくるとぉもぃます?まだダラダラと続いてしまぃますが‥これからもょんで頂けると嬉しぃですっ?

    2005-11-28 11:52:00
  • 379:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    皆さん、読んで頂いて本当にぁりがとぅござぃます?しかも、更新遅いのに‥?書き込み見てたらほんと励みになりますっ?
    最近忙しいんで、なかなか更新出来ないんですが、合間見てちょっとずつ更新していきますっ?
    ほんとすぃません??こんな私ですが、これからも読んで頂けると光栄です??

    2005-11-28 11:55:00
  • 380:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私の目に飛び込んできた光景は、それは驚くものだった‥

    こぅくんは、髪の長い女の人と抱き合っていた‥‥
    《‥ありえへんし‥‥》私は思わず目をそらしてしまった‥

    2005-11-28 13:26:00
  • 381:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    新郎新婦さん自体は、私もこぅくんを通じて良く知っていたが、新婦さんの友達は誰一人知らなかった。
    だから、こぅくんと抱き合ってる女の人も全く知らなかった‥
    『‥あぃかちゃん、何か言いにいかんでぃーん!?もぉ、真実も真実やで‥』
    あの女の人は、真実と言うらしい‥今私に話かけてくれてる人は、沙恵さんといって、今日初めて会った時から私の事を目に掛けてくれていた。最初は、だいぶヤンキーで恐かったんだけど‥

    2005-11-28 13:34:00
  • 382:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「い‥いぃんです‥酔ってるしね!仕方ないですよ」私はこう言ったものの、本当は気になって仕方なかった‥目の前で、自分の彼氏が他の女の人と抱き合ってるとこなんて‥見たくなかった‥
    『‥ほらっ!そんな泣きそうな顔しとって何がいいんです!ゃねん。ぁたしが言いに行ったるわ!』
    そぅ言って、沙恵さんは立ち上がり、こぅくんと真実さんのところへ向かって行った。

    2005-11-28 13:40:00
  • 383:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    沙恵さんのおかげで、2人の体は離れていたがずっとお互い向かい合って、こぅくんが真実さんの肩とか手とかを触りまくっていた‥
    《ほんま‥もぅあかんゎ‥こぅくん最低やん‥》私は気を紛らわそうと、いろんな人に話し掛け、飲みまくっていた。けど‥気になるのはこぅくんの事ばかりだった‥

    2005-11-28 13:46:00
  • 384:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そんなこんなで、飲み会(披露宴)が終了した。
    こぅくんの地元でやっていたので、こぅくんの家まではすぐだったが、車で来ていた為車で帰らなければいけなかった。もちろん、私を横に乗せて‥

    こぅ『ぁいつら、まじ幸せそうやったよなぁー!いいよなぁ。あぃか、今日は楽しかったかぁ?』
    ――は‥!?楽しい訳がなぃやん‥こぃつほんま何ゆってるん‥‥――

    2005-11-28 13:57:00
  • 385:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「‥ぅん。‥」
    私はかなりふてこく返事をかえした。この状況で今日楽しかったかぁ、と聞いてくるなんて‥本気でこぅくんの神経を疑った。それと共に、いかに私がこぅくんの眼中になかったかを思い知らされた‥

    こぅ『なに‥?ぉまえその返事。何か言いたい事あるん?』

    2005-11-28 14:04:00
  • 386:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ってか、何でこぃつこんな偉そうやねんて‥?》こぅくんの言い方にカチン、ときた私は、思わず言い返してしまった‥
    「言いたい事あるん?って!?あるに決まってるやん。わからんの!?」
    『は?お前、誰に向かって口聞いとんねん。わかる訳ないやんけ!ゆーてみろや!』
    普段なら‥こぅくんが好きだし、年上だから恐いというのもあって何も言えないところだが‥この時は我慢の限界だった。
    ――ところが‥この時の行動が後々、後悔してしまう事になる‥――

    2005-11-28 14:13:00
  • 387:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥こぅくん‥自分のしてた事考えたら!?真実さんと抱き合ったり、ずーっと肩とか触ってたりさぁ!電話番号とかも交換したんやろ!?あたしの事なんかずっとほったらかしやったのにな!」
    『はぁ!?抱き合ったりとかしてないしなぁ!真実ちゃんかなり酔ってたから、倒れてきたりして支えたってただけやし!番号とかも交換してへんしや!勝手な言い掛かりつけんなや!』
    そぅ言いながら、人気のない道を車で暴走するこぅくん。って言うより‥‥ほんま意味わからん言い訳に私はぶち切れてしまった‥

    2005-11-28 15:41:00
  • 388:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「よぉそこまで言い訳出来るな!全部あたしのこの目でしっかり見とんねん?何でそんな事出来るかなぁ?実の彼女ほったらかして‥わっけわからん事ばっかり言いやがって‥」

    こぅ、あたしが言った瞬間‥――キキィーッ、ガンッ‥――
    《‥いったぁ‥何やねん‥何が起きたん‥》

    2005-11-28 15:45:00
  • 389:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    頭に何かが思いっきりぶつかった‥――
    でも、状況が判断出来なかったのはほんの一瞬で、すぐに何があったのかが理解出来た。
    私は‥車の助手席に乗っていて、こぅくんがスピードをものすごく出していたのに、いきなり急ブレーキを踏んだのだ‥
    そしてシートベルトなんかつけていなかった私は、フロントガラスに頭を強打した‥

    2005-11-28 20:13:00
  • 390:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    驚いた私は、すぐに運転席のこぅくんの方を見た。
    あぃ「‥なッ‥‥」
    こぅくんは、事故をしそうだったから急ブレーキを踏んだ訳ではなかった‥私の顔をものすごい睨んでいた‥

    「‥ッ‥――」

    2005-11-28 20:18:00
  • 391:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    いきなり、私は髪の毛をつかまれた‥

    『‥降りろ。』こぅくんはそれだけ言うと、私の髪の毛から手を離して車から降りた。
    《‥痛っ‥何なん‥?》
    こぅくんの今まで見た事のない表情に驚きながら、言われた通り車から降りた。

    2005-11-28 20:21:00
  • 392:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――バンッ――
    苛立ちから、車のドアを思いっきり閉めた。辺りを見回すと、こぅくんの家の近所だった。この辺りはたんぼが広がっていて、民家は少し離れた所にちらほらあるくらいだ。

    私が黙ってこぅくんの方を見ていると、こぅくんは私の方へツカツカと歩いて来た。

    2005-11-28 20:25:00
  • 393:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    目の前まで来たな‥と思った瞬間――バッチーン‥‥

    《‥え‥?痛ッ‥‥》
    私の左頬に激痛が走った。
    《あ‥あたし今から殴られるんや‥》‥この瞬間に全てを悟った。

    2005-11-28 20:29:00
  • 394:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    痛さと苛立ちで、何も言えなかった私はこぅくんの方を思いっきり睨んだ。

    『何やお前その目は。反抗しとんのか?なめた口ばっかききやがってなぁ!』

    ――ガンッッ‥――

    2005-11-28 20:32:00
  • 395:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そう言われて、私は田んぼに突き落とされた。
    白黒の綺麗目なワンピースに新しく買ったばかりのヒール‥‥一瞬にして、泥だらけになった。

    「‥な‥に‥何すんねんコラァ!痛いやんけぇ!?」さすがに私も田んぼに落とされた事にブチ切れした。

    2005-11-28 20:37:00
  • 396:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『お前はまだそんな口聞けるんか!?ほんまなめとんなぁぁ!!』
    そう言いながら、上から殴ってこようとしたので、履いていたヒールをすぐさま脱ぎ、こぅくんの顔に目がけて思いっきりなげた。

    みごとに当たった。笑。しかし、そんな事で勝てる訳もなく‥こぅくんは上から私の肩を思いっきり蹴ってきた。

    2005-11-28 20:40:00
  • 397:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    お腹とか、顔とかも思いっきりどつかれながら、私も髪の毛をひっぱったり、殴ったり‥抵抗していた。

    けれど、女の私が男にかなう訳がなかった。
    体中、痛すぎてしまいに殴られながら涙を流していた。「‥も‥ゃめ‥ッ‥ゥッ」

    2005-11-28 20:43:00
  • 398:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 399:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《痛い‥イタィ‥‥何で‥?あたし間違った事言った‥?‥アタシ‥タダシイコトイッタノニナンデナグラレナキャイケナイノ‥‥》

    意識が朦朧とする中‥もぅダメなのかな。とか考えてた‥でも、そんな時‥‥

    ――♪♪〜♪〜♪♪〜

    2005-11-28 20:53:00
  • 400:

    マャ

    レスぁ-?ッッ??
    てか,全然マャの方にもヵキ??してってゃァ??
    てか,続きメタ気になゅゃん??ヮラ

    2005-11-29 01:06:00
  • 401:

    あゅ芽

    ?返信?あリがちゆ???まぢ忙Uいやろ?やのに??返信?までちやンとくれてまぢThank YoU???
    ほンまのほンまに?ハマらUてもらってマス?
    ?海ちやン?早く出て着てくれへンかなあ????(笑)
    あゅ芽わ絶対暴力オトコ反対やからなあ???もおこぉくンゎはじめカラ?あかンかっ+ニねン(笑)これからもいっぱい?見さUてもらいマス???

    2005-11-29 08:09:00
  • 402:

    名無しさん

    早く更新して?

    2005-11-29 13:52:00
  • 403:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃぁん??
    また来てくれたぁぁ??笑ぁー??じゃぁ、これからはマャちんの方にもカキ?させてもらぅなぁ??ほんまぁりがとーっ?

    あゅ芽ちゃん??
    こっちこそまた×?ょんでくれてほんまぁりがとっ?ま∪"でぅれ∪?っ??ほんまこぅくん最悪ゃろっ?それでもぁた∪は好きゃったんょねぇぇ??ぁん時はぁ‥ワラ。長ぃケドこれからもょろしくっ?

    2005-11-30 11:03:00
  • 404:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    名無しさん??
    ほんっとにごめんなさぃっ??遅いのに読んでくれてぁりがとーっ?ほんま感激ゃぁ??

    昼前後から更新出来たらしてぃきたいですっ?もー少しだけ待っててくださいっ??

    2005-11-30 11:06:00
  • 405:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    仕事忙しすぎて更新出来ゃんかったぁぁ?ほんますぃません??
    ちょっとゃけど更新しますっ??

    あたしのかばんの中から、携帯の着メロが聞こえる‥私は急いでかばんのある方へ走り、電話を取り出す。
    ――着信:沙恵ちゃん――

    2005-11-30 17:15:00
  • 406:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「もっ、もしも‥ヒッ‥沙恵さぁん‥ッ」私は泣きながら電話を取った。
    『あぃかちん?どなぃしたんな?光輝が忘れ物しててさぁ、届けに来たんゃけどー‥今どこっ?』
    「ぃ‥ま‥こぅくんの‥」
    場所を言い掛けた瞬間、こぅくんに殴られて電話を奪われ‥そして切られた‥

    2005-11-30 17:21:00
  • 407:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《ナンデなん‥‥》
    せっかく見えた希望が、あっさりと打ち砕かれた‥こぅくんは、相変わらず怒り狂っている。
    『お前はぁ!ふざけんなや!何言おうとしてんじゃコラァ!』そう言いながら、髪を強く引っ張ってくる‥
    「ィタッ‥ぃたぃ‥ゃめ‥ヒッ‥もぅぃゃぁぁ〜!」痛すぎて叫んだ。何度も何度も‥民家の人が助けてくれるかもしれなぃ。そぅ、思ったから‥

    2005-11-30 17:29:00
  • 408:

    名無しさん

    更新してる〜??
    マイぺ〜スでLlLlから
    頑張って更新してなあ?

    2005-11-30 18:33:00
  • 409:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>419さん??
    ぁりがとぉぉ???めちゃちょっとゃのに、読んでくれて嬉しいっ?

    今からまた更新しますっ?

    2005-11-30 20:11:00
  • 410:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『お前っ‥!ほんまうるさいねん。黙れや』
    さらに髪を強く引っ張る‥
    もう無理っ‥‥――そう、思った時だった。

    ――ブォォォンッ、ブォーッ‥

    2005-11-30 20:14:00
  • 411:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥!!‥」聞き覚えのあるマフラー音‥かすかに聞こえる声‥‥
    『‥‥ちゃーん、あぃかちゃーん?光輝ぃー?』

    なんと、沙恵さん達が車で私の事を探しに来てくれたのだ‥――助かった‥――そう思い、声をあげようとした。

    2005-11-30 20:18:00
  • 412:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    車が去って行ったのを確認すると、こぅくんは私から体を離した‥‥

    ――もぅ‥おしまぃや‥何もかも‥――そう思った私は、あきらめた様に抵抗しなくなった。こぅくんは相変わらず何か言いながら私を殴ってる‥もぅ、痛さも感じなかった。どうにでも、なればいぃ‥‥――

    ふと気付くと、こぅくんは私を抱き締めていた‥

    2005-11-30 20:30:00
  • 413:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『ごめん‥やりすぎた。痛かったよな‥?お前が意味わからん事言うからあかんねんで‥?』

    ――散々殴っておきながら‥まだこんな事を言うこぅくん。何言ってんの‥?今さら‥私、悪くないのに殴られて‥最後には結局お前があかんねんで‥とか。何であたしがここまでされなきゃいけないの‥‥?――
    内心、こう思っていたが、恐くて何も言えなくて‥ただ震えていた。

    2005-11-30 20:38:00
  • 414:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    その日は、電車もすでになかったしこぅくんは飲酒で車遠くまで運転出来なかったので、こぅくんの家に泊めてもらうしかなかった‥いつもなら嬉しいはずのお泊りが、今日は死ぬ程嫌だった‥‥
    恐くて、全然眠る事が出来なかった‥

    そして朝こぅくんが起きたのと同時に、駅まで送ってもらった‥

    2005-11-30 20:43:00
  • 415:

    名無しさん

    また02更新してる??
    頑張って〜?

    2005-11-30 20:45:00
  • 416:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は、こんな事をされてもこぅくんが好きだった‥好き‥?今考えると、ただの情だったのかもしれなぃ‥
    電車に乗りながら、私は昨日の出来事をずっと頭でぐるぐる回していた‥
    そして、このまま栞と久々に合流し、昨日あった事を全部説明した‥

    2005-11-30 20:49:00
  • 417:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>427さん?
    ぁりがとっ??ひょっとしてさっきもカキ?してくれた人と一緒の人かなぁ??マメにのぞいてくれてぁりがとーっ??
    頑張るょぉぉ??

    2005-11-30 20:52:00
  • 418:

    あぽチン

    一緒やで〜??
    名前つけてみたあ??

    あLlかちやんの小説
    むちや好きやカラ
    毎日暇やったら
    のぞLlてるヨ〜?
    頑張ってなあ??

    2005-11-30 20:59:00
  • 419:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『‥は‥!?ありえへんわこぅくん。。何あの男!暴力振るう奴は最低やで!?』
    「やんなぁ‥めちゃ痛かったし‥ほんま‥‥最低やんな‥でも、そんな男をまだ好きなあたしもありえへんよな‥」
    『ほんまそれやで!?しかも浮気されてんやろぉ?別れた方がいいでぇ。ほんまに。あんたが辛いだけやねんで?』
    わかってる‥わかってるけど‥長く付き合いすぎて、離れるのが逆に恐い‥1人になるのが辛い‥弱い私‥そして汚い私‥゙彼氏"っていう存在がないと‥生きていく自信がない。

    2005-11-30 20:59:00
  • 420:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぽチンっ??
    名前バリかわぃぃゃん??ほんま毎日のぞいてくれてるとか感激ゃぁ??泣きそぅなんゃけどっ??
    ありがとぅなあ?出来る限り頑張って更新するから、これからもょろしくっ??

    2005-11-30 21:01:00
  • 421:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『あんたの言いたい事はよぉわかるで‥?けど、ほんま相手をしっかり見極めなあかんで!じゃないと、傷つくのも、後悔するのも自分なんやから‥』
    栞は、ほんと普段は適当なくせにこういう時にはものすごく力になってくれる‥この日も、栞は用事があると言っていたのに1日私と一緒に居てくれた。

    それから、私はこぅくんと1歩退いて付き合っていた。でも、やっぱり好きだった私が元に戻るまで、そう時間はかからなかった‥

    2005-11-30 22:04:00
  • 422:

    あゅ芽

    今日ゎ、パソからぁ〜(^ロ^)v
    あゅ芽も毎日ちゃ−ンと見てるカラ☆頑張って書ぃてなぁ−(>曲

    2005-12-01 02:52:00
  • 423:

    あぽチン

    かあLlLlとか
    あざあ〜す?

    ンマに頑張ってや???
    応援してるで〜??

    寝まあ〜?(-∀-)?

    2005-12-01 04:15:00
  • 424:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あゅ芽ちゃん?
    パソからぁりがちょっ??ほんま、ぁたしなんかの小説好きとかゅってもらぇるなんて‥?嬉しすぎっ??
    あぽチン??
    ほんまぁりがとぉぉ??応援してくれてるトカ‥まじ励みになるぅぅっ??
    今、プラベで色々ありすぎて‥ほんと毎日泣いてばかりで‥正直、小説書くの辞めようかとも考えてました。けど‥読んでくれてる人たくさんいるし、みんな応援してくれてるからやっぱ完結させたぃですっ?ほんと、遅い時もぁりますけど頑張りますっ??だから、良かったら読んで下さいっ?

    2005-12-01 15:04:00
  • 425:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんとあんな事があってからは‥私の性格は、また海斗と付き合っていた頃の様に戻ってしまった‥

    何も、思った事を言えない‥何でも笑顔で我慢する‥そう。それでいぃんだ。そうしてれば‥何も関係が壊れる事なんてないんだから‥
    結局、私はここまでしてでも、こぅくんの近くに居たかった。――これじゃ‥何も成長してない‥海斗の時と一緒やん‥――

    2005-12-01 15:19:00
  • 426:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    わかっていながらも、何度も同じ事ばかりを繰り返す私‥‥ほんと、弱かった。
    そのまま、数か月がたち‥私の予想どおり、何事もなく、もめる事も一切なく、毎日が過ぎて行った。

    この日は、前日からこぅくんの家に泊めてもらって、朝‥約束があるからといって家から追い出された。いつもの事だったのでそんなに深く考える事もなく、歩いて駅まで向かう事にした。

    2005-12-01 15:25:00
  • 427:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《んー‥今日はせっかくこぅくんとゆっくりできると思ってたのに‥今からかえってもヒマだしなぁ‥》そう思い、ポケットから携帯を取り出した。そして、今から遊べそうな友達を探す‥
    ――プルルルルッ、プルルルルッ‥『はぃはぁ?ぃ?』
    「もしっ☆あぃか!元気?ってか、起きてたぁ?」
    『起きてるでぇ☆余裕♪家の事やらんとあかんかったからぁ〜!』
    私が電話をしたのは、加奈ちゃんと言って、こぅくんと同じ年の女の子。

    2005-12-01 15:32:00
  • 428:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    加奈ちゃんと私は、こぅくんと加奈ちゃんの彼氏が仲良くなった事がきっかけで私達も仲良くなった。加奈ちゃんは彼氏と同棲していて、京都に住んでいた。
    『ってかどーしたん?こんな朝からぁ。』
    「‥加奈ちゃんさぁ‥今日ヒマ?暇やったら遊びたいなぁと思って☆」
    『ん〜、昼からは暇やし遊ぼうかぁ!あ、でも車ヒロが乗って行ってるねんなぁ‥どーしよ‥今どこなん?』

    2005-12-01 15:40:00
  • 429:

    あぽチン

    そかあ??
    でも辛Ll事の次わ
    LlLl事あるもンやで??

    遅くなッてもLlLlカラ
    無理しャンと
    マイぺースで頑張れ??

    2005-12-02 03:10:00
  • 430:

    名無しさん

    k

    2005-12-02 06:06:00
  • 431:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぽチン??
    励ま∪てくれてま∪"ぁりがとっ??
    うん‥今はほんま⊃らぃケド‥ぃぃ事ぁるって信∪"て頑張るょっ?

    名無しさん??ょωで下さってぁ???

    2005-12-02 09:51:00
  • 432:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「あたし今こぅくんの家んとこの駅!」
    『まじで?んー、じゃぁ加奈そっちまで電車で出るゎぁ☆』
    「えっ!ほんまに?ありがとー☆じゃぁ、適当に時間つぶして待っとくなぁ♪」
    そして、2時間程したら加奈ちゃんと合流出来た。昼ご飯を食べてなかったのでマクドに行く事になった。

    2005-12-02 10:44:00
  • 433:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『二人で遊ぶとかむっちゃ久々ちゃーん?笑』
    「ほんまやんなぁ〜☆」こんな会話をしながら、めちゃめちゃ盛り上がってマクドに入る。
    商品を注文して、席に行く時だった‥
    『ってゆーか、ヒロ車乗って行くとかまじ‥で‥??』私の後ろを歩いていた加奈ちゃんの話が急に止まる。

    2005-12-02 11:33:00
  • 434:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    不思議に思った私が歩くのをやめて後ろを振り返った。「んー?何急に話辞めて‥?」

    『‥‥あぃかちゃん、あれ‥‥』
    そー言って、香奈ちゃんが指さす方を見た。

    2005-12-02 11:38:00
  • 435:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「‥ぇ‥うそっ‥なんで‥‥?」
    その先には、こぅくんと女の人が居た。仲良く向かい合って座っている。
    ‥ただの友達かもしれない‥けど、私は直感でこぅくんの浮気相手だと思った。
    浮気しているのは知ってたけど‥いざ現場を見ると、怒りがこみあげてくる‥
    『‥あぃかちゃん、行くで!』

    2005-12-02 11:42:00
  • 436:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    加奈ちゃんが私の手を引っ張って、こぅくん達のほうへすごぃ勢いで歩いて行く。私はわけがわからないままただついていくだけ‥

    『光輝くん‥?』と言って加奈ちゃんが声をかけた。『あ、加奈ちゃん、と‥あぃかやん‥』
    こぅくんは、私の方をものすごく気まずそうに見る‥

    2005-12-02 12:02:00
  • 437:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんと一緒にいる女は、わけがわからない‥と言う顔をしている。
    『つーか‥あぃか、帰るってゅってなかった‥?何してん、こんなトコで‥』
    《おまえに関係なぃやろがっ??》そう思いながらも「急に加奈ちゃんと遊ぶ事になってん☆こんな時間から家帰ってもやる事ないしなーっ!」
    イヤミを含めて、笑顔でこぅくんにかえした。私はありえない位、笑顔でいた。

    2005-12-02 15:20:00
  • 438:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、横にいた加奈ちゃんが口を開いた。
    『ってかさぁー、光輝くんの友達ー?2人で遊んでるんー?』
    加奈ちゃんナイス☆――ひそかに心の中でつっこみを入れた私‥
    『あー、ツレの彼女やねん!ツレ来るまで時間つぶしてるとこなんやんかー。』

    2005-12-02 15:54:00
  • 439:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《絶対嘘ゃ!こぅくん、そのいいわけは苦しいでぇ》だって、友達が来るって言ってる割には席は2人席。しかも、2人はめちゃめちゃ近い距離やったし‥
    そぅ思いながらも、口には出せなかった。
    「あっそー。じゃ、うちら向こうで食べるから!バイバイ」
    そして、こぅくんたちから少し離れた所へ移動して、その席に座った‥

    2005-12-02 17:22:00
  • 440:

    名無しさん

    続き読みたいな?

    2005-12-05 00:58:00
  • 441:

    名無しさん

    書L1てー??

    2005-12-05 14:28:00
  • 442:

    名無しさん

    2005-12-05 16:29:00
  • 443:

    名無しさん

    かいてやぁ??

    2005-12-05 18:45:00
  • 444:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    皆さんっ??
    すぃません‥??こんなにたくさんの人たちが読んでくださってるなんて?本気で泣きそうな位嬉しかったです‥??
    諸事情でなかなか書く気持ちになれなくて‥でも、かならず書きますんで待ってて下さい?
    明日にでも、気持ち切り替えて書いて行きたいです。本当に自分勝手で申し訳ありません‥

    2005-12-05 21:37:00
  • 445:

    名無しさん

    わかたあ?
    頑張ッてなあ??
    待ッてるやン??

    2005-12-05 22:09:00
  • 446:

    マャ

    大丈夫ッッ?? 最近忙Uヵっτ自分のトコとフoラベτ〃ぃっぱぃ?ゃっτなヵ?ヵキ?レニ来れωヵっナニ??
    何ヵぁっナニωな??
    ホンマに大丈夫ッッ?マャτ〃ョヵッタら話聞<ヵラ??

    2005-12-06 06:05:00
  • 447:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>457さん??
    ほんとぁりがとう?こんなに遅いのに応援してくれて‥頑張るねっ??
    マャちゃん??
    忙しぃのにぁりがとッッ??ほんま嬉しぃ‥?聞いてくれるトカ言ってくれて泣きそぅゃぁ??頑張るゎっ?みんな待ってくれてるのにダラダラしてられへんしなっ?

    2005-12-06 11:09:00
  • 448:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    席につくと、加奈ちゃんはかなり怒っていた‥
    『つーか、ありぇんゃん?光輝くんに加奈幻滅したわぁ‥』
    ポテトを頬張りながら、私もうなずく‥
    『あぃかちゃん、我慢しすぎゃで‥?光輝くん最近おかしいのゎかってたんゃろ‥?』
    「‥ぅん‥わかってた。ケド。。」

    2005-12-06 11:13:00
  • 449:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    暴力振るわれたらこわぃ‥なんて、加奈ちゃんには言えなかった。この間の暴力の事も‥栞以外に誰にも言ってなかったから‥
    『ぁっ!光輝くんら出て行ったで‥』
    私は後ろを振り返った。こぅくんと、女はそそくさとマクドを立ち去っていったのだ‥――最低‥――
    何で私はあんな男、好きなんだろぅ‥早く別れちゃえばいぃのに。わかっていても、やっぱり離れられない自分がアホらしかった‥

    2005-12-06 11:17:00
  • 450:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それからも加奈ちゃんと2人で、こぅくんの事につぃて話をしていた。けれど‥私は上の空だった。
    ――さっきの2人の光景が焼き付いて離れない‥――
    そして、上の空のまま、私達もマクドを後にした。

    『これからどーしょっかぁ‥?車あったらなぁ‥』

    2005-12-06 11:21:00
  • 451:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そんな時、タイミング良く加奈ちゃんの携帯が鳴った。
    『もしもーし☆ヒロくん?今?あぃかちゃんと遊んでるねん☆‥‥ぅん‥‥せやねん。今からどなぃしよかーってゅーとったんゃけど』電話の相手は、加奈ちゃんの彼氏ヒロくんだった。ヒロくんは加奈ちゃんと2個違いで年下。私の1つ上だ。けど、正直初めて会った時‥25歳くらいに見え、確実に一番年上だと思った。
    『‥はぃよー☆じゃねっ』プチッッ――
    「ヒロくん?怒られんかった‥?」
    『ぅん☆だぁ〜ぃじょーぶ♪足ないしぃって言ったら、ヒロも仕事おわったからそっちまで行くってゅってたわぁ☆』――こぅして、私達はヒロくんと合流する事になった。

    2005-12-06 11:43:00
  • 452:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    かれこれ1時間ちょっと待ってから、ヒロくんは現れた。『ぉーそぉぉーいッッ!』『しゃーなぃやんけっ?道路混み混みなんぢゃっ!』
    加奈ちゃんとヒロくんが言い合いしてるのを横で見て‥いぃなって思ってしまう。『ょっ!あぃちゃん☆久しぶりょのー?』
    「久々♪ヒロくん!元気ぃ?ま、見てたらわかるケドな‥笑」
    『ったり前ぢゃ!ピンピンしとるわ毎日♪笑。あぃちゃんも元気やったか?』

    2005-12-06 11:55:00
  • 453:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ヒロくんと加奈ちゃんは九州の人で、ことばになまりがある。たまに聞いてて怖いと感じる事もあったが‥
    今じゃ、もうすっかり慣れた。
    「まぁ‥元気ゃなぁ☆笑。ヒロくんと加奈ちゃんは、相変わらずヤンキー満開やねぇ‥怖い怖ぃッッ」
    『はぁ?っ?どこがやねんなぁ?どっからどーみてもおとなしい青年ゃでぇ?』‥‥ヒロくん‥あなたが清らかな爽やか青年だとすれば‥世の中の爽やか青年の存在って一体何なんですか‥?

    2005-12-06 12:01:00
  • 454:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    どっからどー見ても‥ただのちんぴらにしか見えないヒロくん。。そら25歳くらぃに間違えられるゎ‥笑。

    『ま、なんしドライブがてらどこ行くか考えよか!』
    そぅ言って、下品に改造されたワゴンRに乗り込む‥
    この車は加奈ちゃんの車だった。ほんと、初めて会った時にはこの2人だけには近づきたくない‥と本気で思った。それが、今一番グループの中で仲良しだなんて‥笑。

    2005-12-06 12:16:00
  • 455:

    名無しさん

    書いてくれてありがと?又書いてなぁ???

    2005-12-06 12:35:00
  • 456:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>467さんっ?
    書いてくれてぁりがとう‥だなんて‥?こっちがぁりがとぅって感じデスょほんまっ??
    思ったより仕事忙しぃからあんまり更新出来てなぃしっ‥??すんません‥

    2005-12-06 15:02:00
  • 457:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから3人てブラブラしながら、いろんな話をした。もちろん、先程のこぅくんの事も‥
    『こぅちゃん、ありえへんなぁ‥俺にはそんな事一言も言ってなかったけどなぁ‥』ヒロくんがこう言う。
    「そーやんなぁ‥ありえへんよな‥あたしが、何も言ゎんからぁかんねんけどな‥」‥――♪〜♪♪〜――
    『あぃかちゃん、電話鳴ってるっ!』カバンを取って着信相手を確かめた。

    2005-12-06 15:06:00
  • 458:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「!!‥こぅくん‥」
    そう。電話の相手はこぅくんだった。あたしは電話に出ようか迷っていた‥
    『出ぇ、あぃちゃん‥』ヒロくんのこの言葉で、私は電話に出た‥

    「‥‥はぃ。‥‥」最も不機嫌に電話に出てやった。

    2005-12-06 15:09:00
  • 459:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『あー‥もしもし‥もぅ加奈ちゃんとバイバイしたん‥?』こぅくんは、少し気まずそうな声でこう答えた。「‥まだ一緒におるけど‥?何?」
    『いや‥会わへんかなー‥って‥‥』
    「今ヒロくんも一緒におるねん。わざわざ来てくれたし、ドライブ中やし。」
    あまり会いたくなかった私は遠回しに無理だと言ってやった‥つもりだった。
    『あ、まじでー!?何で俺を呼んでくれへんかなぁ‥!?ちょっ、ヒロちゃんにかわって』

    2005-12-06 15:45:00
  • 460:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ‥?‥なんだこの男‥ヒロくんらとおるって言った瞬間にテンション上げやがって‥しかも何で呼んでくれへんだぁ?どーいう神経しとんねんほんま‥??

    こう思いながら、無言でヒロくんに電話を渡した。
    『え‥?こぅちゃん?‥‥もしもし!?ぉーっ!‥久々ゃなーっ!‥‥ぉぉ、ぅん‥‥』
    ほんっま意味ゎからん。何考えてんのやろ‥ヒロくんは楽しそうにしゃべってるし‥

    2005-12-06 15:54:00
  • 461:

    マャ

    マャゎホンマぃっでも聞くでッッ???メェルとかしてきてくれてもェェしナ??????
    頑張ってこゃッッ?

    2005-12-07 08:46:00
  • 462:

    名無しさん

    更新お願いしまあす?

    2005-12-09 02:14:00
  • 463:

    名無しさん

    ちょびっと?すんの遅い?まあ頑張って

    2005-12-09 12:58:00
  • 464:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃんっ?
    ぁりがとーっ??ほんまにめちゃ励みになるゎぁっ?ほんまに困ったら?させてもらぅな??ちょっとずつゃけど、頑張っていくゎ?
    名無しさんっ?
    更新遅くてほんとすぃません‥??

    2005-12-09 19:46:00
  • 465:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>475さんっ?
    ほんと遅くて申し訳ぁりません??少しずつでも頑張るんでこれからもょろしくお願いします??

    2005-12-09 19:48:00
  • 466:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『ぉぅっ、ぉっけーゎかった!じゃあ今からそっち向かうゎーっ!はぃよー!』
    今から向かう‥?まさか‥
    『こぅちゃん、ひろいに行くわっ!』‥やっぱり‥
    「‥うーん‥ゎかった。」こぅ答えるしかなかった。こぅくんが来たら私は帰ろうと思ったくらい嫌だった‥

    2005-12-09 19:54:00
  • 467:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私の態度が、車内の雰囲気を一気に悪くしたのが自分でもわかった。誰も、一言も話さない‥ただ、あゆのトランスが控えめに流れているだけだった‥

    それから、こぅくんと合流――私はみんなに悪いと思い‥今日の事はなかったかの様に接した。こぅくんは何を思ったか、私が今日の事を許したんだと思い込んだのだろう‥
    やたらと馴々しかった。これもみんなのため‥我慢‥しなきゃ‥‥

    2005-12-09 20:00:00
  • 468:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は結局、誰と付き合っても我慢しなきゃいけないんだな‥この位から思い始めた。海斗と付き合ってた時に比べれば言いたい事は言う様になった。
    けれど、好きになればなる程‥自分が我慢する様になっていることに気が付いた。やっぱり、嫌われたら‥捨てられたら怖い‥

    私は結局、弱かったんだ。何も言わなかったら、怒られる事もないもん。だから我慢するの‥

    2005-12-09 20:06:00
  • 469:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それからは、何ごともなく毎日が過ぎた様に思えた‥
    けれど、それも幻だったのかな‥私が現実から目を背けたから。
    相変わらずこぅくんは影でこそこそ、他の女とメールをしたり遊んだりしていた。けれど私は、それをどうこうしようと思わなかった‥
    私は、この時くらいからこぅくんに一歩引いて付き合う様になった。

    2005-12-09 20:16:00
  • 470:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ある日‥私はこぅくんから信じられない事を聞くことになった。

    めずらしく、“今日会いたい”と電話がかかって来たので自宅のマンション前で待っていた‥

    数分後、こぅくんが原チャにのり私の前に現われた‥

    2005-12-09 20:22:00
  • 471:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『‥ごめんなっ‥わざわざ待っててもらって‥』
    「ぅん‥全然ぃーで☆」

    少しの間‥2人の間に沈黙が流れる‥――
    『‥‥あんな‥今日は‥話したい事があったから‥』先に沈黙を破ったのは、こぅくんの方だった。

    2005-12-09 20:28:00
  • 472:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    すごく、真剣に私に話を持ちかけてくる‥つられて私もかまえてしまう。

    「ぅ‥ん。どうしたん‥」『‥俺‥‥借金‥出来てもーた。』

    ――‥はっ‥?借金‥?

    2005-12-09 20:33:00
  • 473:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ほんとに、あたしはつくづく男運がなぃな‥と思ってしまった‥
    「な‥なんで‥?」こう、聞くしかなかった。この際本当に、何でもこぃやっ!と思った。
    『実はな‥』こぅくんの話はこぅだった。
    本当に信頼し合っていた友達から、どうしても金がいるから貸してほしい。と言われた。でもすぐに用意出来ないから、と言うと今度は名前を貸してほしい‥と言うことになり、何を思ったのか、こぅくんは名前なら‥と貸したらしい。するとそぃつは、金融会社のカードを5社程作り、しかも限度額ギリギリまで現金を引き出し、しまいには飛んでしまったらしい。

    2005-12-09 20:42:00
  • 474:

    マャ

    マヂマャぃっでも話聞くヵラッッ???
    無理しゃんでェェy0???

    2005-12-10 14:40:00
  • 475:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃんっ??
    ほんまぁりがとーなっ?そぅ言ってくれるだけでぁっしは幸せゃぁっ?これからちょっとずつ、頑張ってぃくょっ??

    2005-12-11 14:56:00
  • 476:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は、こぅくんの話を聞いてもどーしたらいいのかわからなかった‥と言うよりなんて答えたらいいのか、わからなかったんだ‥

    『あぃか‥?俺‥ほんまどーすればいいんかな‥?これって俺が返さなあかんよな‥?毎日毎日、ケータイに金融会社から電話かかってくるし‥しまいには家にもかかってくる‥ほんま俺、どーしたらいいんやろ‥あぃか‥お前は俺から離れていかんといてくれ‥お願いや‥ほんま、お願い‥』
    こんな弱々しいこぅくんを見るのは、これが初めてだったかもしれない‥この話を聞いた時、私もバカだから突き放す事が出来なかった。今までされた事なんてどーでもいぃって思う位だった。この時、私が支えてあげなきゃっ‥と真剣に思った。

    2005-12-11 15:05:00
  • 477:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「こぅくん‥?大丈夫やで?あたしは離れたりしーひん。ずっと近くにおるから‥頑張って借金、返していこう‥?」
    こーして、こぅくんはこの時から、友達が作った借金を返して行く事になった。
    毎月毎月‥何万ものお金が飛んでいく。もちろん、好きなものを買う事なんて出来ない。その苛立ちが私にぶつけられる事も少なくはなかった。
    時には‥返済額が大きすぎて、私にお金を貸してほしいと言ってくる事もあった。私も、こぅくんが好きだったから‥払ってあげる事も多かった。

    2005-12-11 19:04:00
  • 478:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《私って‥ほんと都合のいい女なんやろなぁ‥》そう思いながら毎日過ごしていた。わかっていながらも、離れる事なんて出来なかった‥今思えば、これはただの情だったんだろうな‥

    その年は本当に最悪だった。借金事件の2、3ヵ月後こぅくんはタクシーとの交通事故を起こしたのだ‥
    ――その日、事故が起こる前までは‥仲よしのグループメンバーで、近くの居酒屋で飲んでいた。

    2005-12-11 21:59:00
  • 479:

    マャ

    頑張れッッ?

    2005-12-14 09:05:00
  • 480:

    名無しさん

    2005-12-14 16:41:00
  • 481:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃん?
    ぁりがと???更新遅いのに応援してくれてェェッ?ほんまちょっとずつゃけど‥頑張るッッ??

    >>492サンッ?ょんでくれてぁりがと??

    2005-12-14 20:04:00
  • 482:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    みんな、予想通りベロベロに酔っ払っていた。飲み会の後に、近くのボーリング場に行こうと言う話が出ていたが、こんな状態で行けるハズがなく‥――

    仕方なく、この場で解散しようと言う事になった。
    あぃ「こぅくーん?今日車で送ってくれるんやんなぁ‥?こんな飲んでて大丈夫なん‥?」
    この日は、こぅくんちにお泊りではなく、送ってもらう約束をあらかじめしていた‥

    2005-12-14 20:10:00
  • 483:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『大丈夫っ☆俺を誰やと思ってんねん!笑』

    この日は、こぅくんの車でなくおばちゃんの軽自動車で送ってもらう事になっていた。‥‥と言うより、こぅくんの車はかなりガタが来ていた為、色んな所が壊れ出してきていた。
    借金の事で手いっぱいなのに、車を維持出来る余裕なんてなぃ‥と、泣く泣く廃車を考えていたところだった。
    あぃ「ははっ‥ほんま頼むでぇ〜☆笑」

    2005-12-14 20:15:00
  • 484:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんは確かに運転は上手だったと思う‥この時は飲酒で運転したって、見つからんかったらえぇねん!と、わけのわからない事を2人とも言っていた。
    飲酒でつかまったら、どーなるかとかわかってたハズなのに‥ほんとに、私たちはバカだった。―――

    その時―――『じゃぁみんなおつかれぃっ!俺はバイクでぶっ飛んで帰るゎぁ〜』

    2005-12-14 20:26:00
  • 485:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    メンバー最年長のたかくんが、こう言いながら外へ出て行った。たかくんも、かなり酔っ払っていてしかも、酔うとかなりたちが悪い…。
    こぅくんと私は、顔を見合わせてたかくんの後を追って外へ出た。
    思った通りだ…。ノーヘルでしかもメンバーの中の一人の単車を勝手に乗って走り去って行った。しかもノーヘルで…

    2005-12-15 10:55:00
  • 486:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅ『あぃか、たかくん心配やから、後追うで!車乗って!』
    私は迷うことなく頷いて助手席に乗った。急いで後を追いかけたが、信号は無視するわ、速度もかなり出てるわ…対向車線も平気で走るわでなかなか追いつかない…

    私も、ただでさえ酔いが回っていたのに、こぅくんの運転でさらに酔いが回ってきた為、シートを倒して寝転がっていた。

    2005-12-15 10:59:00
  • 487:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 488:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    …………ん……何…?頭いたッッ……
    何が起こったのか訳がわからず、ひとまず顔をあげた。そしたら、私が乗っている助手席側の方に、タクシーが突っ込んでいる…

    《なにこれ…突っ込まれてるし……あぁ、そっか…事故ったんや…》
    状況を判断するまで、少し時間がかかった。《そーいえば…こぅくん…》私は右側の運転席の方へ顔を向けた。

    2005-12-15 11:09:00
  • 489:

    名無しさん

    もぅ書かないのぉ(?。?)?毎日楽しみに読んでます?頑張ってね?

    2005-12-17 10:29:00
  • 490:

    名無しさん

    2005-12-17 16:00:00
  • 491:

    名無しさん

    あげ

    2005-12-19 09:27:00
  • 492:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>501さんっ??
    ごめんなさぃっ?毎日読んで頂ぃてるとかまじ感激デスっ??更新遅くてほんとごめんなさぃ‥?
    >>502さん?ぁりがとぅ?
    >>503さん?ぁげてくれてありがとぅ??
    今日、更新出来たらしますっ?

    2005-12-19 11:31:00
  • 493:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「‥こ‥くん‥?」

    こぅくんは、両手でハンドルをぎゅっ‥と握ったまま前を見て固まっていた。ただただ1点だけを見つめて‥‥
    でも、私の呼び掛けで我に返ったのか‥『あ、あぃか大丈夫か!?どっか打ったか!?』と、声をかけてきた。

    2005-12-19 19:03:00
  • 494:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「あたし‥ょくわからんかったけど、あたま‥頭が‥やたらガンガンする‥」
    私がこう言うと、とりあえず横になっとけ。とだけ言い、外に出ていった‥

    ――何でこんな事に‥?あぁ、そうだ。たかくん追い掛けたから‥たかくん‥大丈夫やったかなぁ‥?――
    私は一人、だんだんと冷静になっていく頭で、今あった事をひたすら考えた。

    2005-12-19 19:08:00
  • 495:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私は酔ってしんどかった為、車を走ってる最中もシートを倒して寝転がっていた。気が付いたらタクシーと追突していた。寝転がっていたあたしは、衝突した時の衝撃でフロントガラスに頭を思いっきりぶつけた‥もちろん、シートベルトなんてしていない‥

    しばらくして、周りが騒がしくなった。警察がたくさん来て、こぅくんはずっと事情徴収を受けていて、私は相変わらず、シートを倒して横になってるまま‥

    そして数分後――私が居る方の席のガラスをコンコンッ、と誰かが叩く‥

    2005-12-19 19:16:00
  • 496:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    外へ目を向けると‥警察だった。
    重い体を起こして、窓をあける‥「‥なんですか?」
    私は警察は大っキライだった。あの偉そうな態度も許せないし、人を見かけで判断したりするから。見かけだけで扱い方を変えたりするから‥‥
    『きみは‥?カレと一緒に同乗していたんやんね?』
    「そーですが。何か?」

    2005-12-19 19:34:00
  • 497:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私はしんどさと、苛立ちからかなりふてこい態度をとっていた‥
    『ふーん、ちょっと話聞かせてもらえるかなー?』

    そして、聞かれた事を何も隠さずあいつらに話した。『じゃあ、君名前と住所、年令も教えてー?』
    「宮部あいか、18で住所は○○○○‥」

    2005-12-19 22:54:00
  • 498:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それからしばらくして、私達は警察署へ連行された。事故のショックか、酔ってるからかわからないが、気分が悪くなり警察署で何回も吐いた。
    かなりの時間、事情徴収をされて、こぅくんの友達に迎えにきてもらい、私達は警察署を後にした。

    そこからのこぅくんは、今までに見た事がない位落ち込んでいた‥

    2005-12-19 22:59:00
  • 499:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    さすがの私も、かなり疲れていたし、ショックも大きかったせいか、こぅくんに何も言ってあげる事が出来なかった‥
    『あー‥ほんま俺ついてなぃよなぁ‥終わってるわぁほんま。車つぶれたと思ったら、今度はおかんの車で事故るし、けーっきょく免許もなくなったし‥残るは多額の借金!俺ほんま今死にたいわー!!』
    ずっと‥こんな事を言っていた‥私は何も言えず、ただ横にいるだけ‥時には抱き締めてあげたり‥
    私も情けないなぁ‥こんな時、なんて言ってあげればいいのかもわからないなんて‥こんな長い間付き合ってきたのにさ‥

    2005-12-19 23:05:00
  • 500:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    結局、この日はそばに居ても何も出来ないと思い、こぅくんの友達に家まで送ってもらった‥

    今思えば‥この時くらぃから私達の関係は崩れ始めていたのかもしれない‥

    そして数か月‥――こぅくんは今までやってた仕事では儲からない事を悟り、自分の父親のこねで大手の会社に就職した‥

    2005-12-19 23:13:00
  • 501:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    こぅくんの新しい職場は、忙しかったみたいで、会う時間なんてなかった‥
    私がどれだけ怒っても、泣いても、我慢しても、何も変わる事がなかった‥

    私はそんな毎日に飽き飽きし始めていた‥そんな時、何を思ったのか‥私は海斗と連絡を取り合う様になっていた‥

    2005-12-19 23:18:00
  • 502:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    どちらから‥というわけでもないが‥
    こぅくんのところに遊びに行った帰り、海斗を呼び出して地元の駅まで車で迎えに来させたりしていた‥
    今思えば、あの時の海斗は本当にただのアッシー君状態だった。それでも、私が迎えに来て!と頼めば断る事なく絶対に来てくれた‥

    2005-12-21 14:13:00
  • 503:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、仕事もお盆休みに入ろうかという所だった、ある日‥――

    舞『あぃかーッッ、今日帰り飯食いにぃこゃぁー☆』
    あぃ「ぉっ☆★ぃぃねー!じゃぁいつものトコ、ぃっときますかぁ!?笑」舞とご飯の約束をして、私達がよく食べに来ているパスタ屋さんに行くことになった。

    2005-12-21 14:19:00
  • 504:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    舞『最近、彼氏とどなぃなん‥?』
    舞には、暴力の事、女遊びの事、事故の事、借金の事‥包み隠さず全部話していた。だから舞はいつも私の事を心配してくれていた。
    あぃ「最近ねぇ‥特に仕事が忙しすぎてあまり関わってなぃ状態‥笑。ま、仕事忙しいってのもほんまかどーか、怪しいトコやでな‥」舞『んー、まぁ今までの事聞いてる限りではなぁ‥信じろっつー方が難しいやろーしなッッ!』
    舞は私がこぅくんと付き合い続ける事を好ましく思っていなかった様だった‥

    2005-12-21 14:41:00
  • 505:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「ぁー、そーぃゃさぁ、最近ぁたし海斗とょく遊んでるんょねー!笑。つーか、アッシー君みたぃになっちゃってるけど☆笑」
    舞『海斗くん‥?ンーと‥あぁ!こぅくんの前の彼氏か!へぇー。また何で今になって‥?』
    舞には本当にいろんな事を話していた。もちろん、海斗の事も‥顔まではさすがに知らないハズだけど‥。 ――と、こんな話をしていると‥‥♪♪〜♪〜♪〜机の上に置いていた携帯がいきなり鳴りだした。

    あぃ・舞「『ゎぁっっ!』」

    2005-12-21 14:49:00
  • 506:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    爆音で鳴りだした着信音に同時にびびる私達‥そしてその音と、私達の叫び声に驚く周りのお客サマ‥‥

    き、きまずぃ‥ι恥ずかしさの余り、誰からの電話かも確認せず通話ボタンを押した。「はッ‥はぃッ?」

    『もしもし‥?なんゃその声‥笑。今電話いける?』

    2005-12-21 15:41:00
  • 507:

    あキ?

    リァルかしらァ-ッ???ずっと読んでまス?頑張って下さいね???あと,あた∪わぜえェ-ッたい海斗がいいでス??ワラ?

    2005-12-21 15:46:00
  • 508:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あキ?ちゃん?
    リアルならなかったょ???ぉしかったゎぁっ?てか、読んでくれてぁ?トンッッ??
    皆さん、更新遅くてごめんなさぃ‥?少しずつ書いてぃきますね?

    2005-12-27 09:30:00
  • 509:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「海斗!?ぉぉぉつかれっ??どなぃしたん?」電話の主は海斗だった。丁度海斗の話をしていたところだった為、余計に焦って変な対応をしてしまった。

    海斗『なんやねん‥笑。なんか声おかしぃし!まぁぃーわ。つーかな、〇日〜〇日ヒマ!?』
    あぃ「んー、ヒマゃでー☆盆休み予定入ってるの、初日だけゃしー!笑」

    2005-12-27 09:35:00
  • 510:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『ぉーまじで?あんな、キャンプいかん!?』
    あぃ「キャンプー!?ぃぃねー☆誰くるん?」

    私はアウトドア大好きっ子だった為、キャンプと聞いた瞬間に一気にテンションが上がった。多分、アウトドアとか嫌がる子の方が多いだろうに‥笑

    2005-12-27 09:39:00
  • 511:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『ぉう!じゃ、また明日にでも連絡するわなー』あぃ「はぃよッッ☆じゃねーんっ☆」

    適当に誰が来るとか、何を持っていけばいいのか、誰の車で行くのか‥などの説明を聞いて、海斗との電話を切った。
    あぃ「ごめんなぁ‥舞ぃぃ‥海斗からやったゎ!笑」

    2005-12-27 09:46:00
  • 512:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    舞『そーなんゃ☆海斗くんなんて?』

    舞にも、さっきの話を説明した‥
    あぃ「舞も来る?☆笑」
    舞『あたし無理ゃーッッ!すでにその日予定アリゃねん‥』

    2005-12-27 09:50:00
  • 513:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 514:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    結局、キャンプに行くメンバーは海斗んトコの一家、海斗のツレ(私とも同級生)の秀、海斗の弟のツレ優太。私の7人だった。顔馴染みなメンバーだったので気は楽だったけど‥

    あぃ「待ってぇぇー!女あたしとあばちゃんだけ?」海斗『ぉー。そぉやけど‥何か問題あるか?』
    あぃ「‥?なぃけど‥」

    2005-12-27 10:26:00
  • 515:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗はいつもそうだった。私の事を女として見てないというか‥
    私と遊ぶ時は、あまり他の女を誘ったりしなかった‥ま、あたしも女友達といるより、男友達といる方が気が楽だから好きだから全然いいんやけど‥

    そんなこんなで、みんなでわぃわぃしながらキャンプ場に到着した‥

    2005-12-27 10:33:00
  • 516:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    女陣と男陣のテントを別々に張って、まん前に広がる海にみんなは大興奮していた‥‥――

    海斗「ぉーっし☆みんな海入りに行こうゃ!」
    海斗のひと声で、私たちは海水浴が出来る海まで移動した。私たちがテントを張った所の海は、泳げるような場所じゃなかったから‥

    2005-12-27 10:38:00
  • 517:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    秀『海斗ーッッ!はよこぃよー☆』同級生の秀が海斗を呼んでる声がする‥
    私は海水浴場のトイレで水着に着替えていた。やっぱり女の子だし、時間がかかってしまい、みんなより出遅れてしまって余計、出にくくなった‥
    『ぅぉーッッ!つめてぇ!』『やばぃってぇ〜!めさ冷たいやん!』
    遠くでみんなの声が聞こえる‥一方私は‥《どーしょ‥出にくいょな‥今さら‥》一人でトイレに立ち尽くして色々考えて困っていた‥

    2005-12-27 10:44:00
  • 518:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    すると――‥
    ――ドンドンッッ『あぃかー!まだかぁ?』‥海‥斗‥?「ぁ!ぅ、うん!もー出れる‥ごめッッ‥」
    個室のトイレからそぉーっと出ると、海斗が少し離れて壁にもたれかかっていた。海斗『おそーぃ。おまえ着替えるのにどんだけかかってんねん!笑』
    海斗はずっと、待っててくれたみたいだった。みんなに呼ばれてるのに‥何でこぃつは中途半端に優しいかなぁ‥‥
    あぃ「‥ごめーんッッ!ゃっぱ女の子やからさぁ‥何かと時間かかるんやて!笑」海斗『はぃはぃ!何が女の子やからさぁ‥ゃねん。遅すぎやっちゅーの!ほら!はょ行くぞ!』

    2005-12-27 11:48:00
  • 519:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    グィッッ――‥
    海斗に手を引かれ、私達は海の中へと入っていった‥

    《海斗の女に優しいトコは変わってなぃなー。だからモテるんやろな‥また無意識にやってるから腹立つゎ‥》私はこんな事を思っていた。もちろん、海斗に恋愛感情なんてこれっぽっちもない‥だからかな‥
    ごめんな‥あんたの気持ちも知らんと、あの頃のあたしはひどい事ばっかりしてたよな‥‥

    2005-12-27 11:53:00
  • 520:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ひとまず‥中断っ???
    読んでくれてる人、いるかな‥???

    また時間ぁったら昼からでも書いてぃきまぁぁすっ?

    2005-12-27 11:56:00
  • 521:

    マャ

    マャ常チェキUτるヵラ???? ヵキ控ぇτるらレナょωッ??ワラ 頑張っτйё??

    2005-12-27 13:58:00
  • 522:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃんッッ??
    常チェキとか嬉しすぎる∪ッッ?ぁりがとんっ?熱だぃじょーぶ??ゅっくり体休めぇゃ???

    では‥充電切れるマデ再開しまっす???

    2005-12-27 15:08:00
  • 523:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    私たちは海で、まるで子供みたいに大はしゃぎした。海水を顔にかけない様に、気を使って×2いたのにもかかわらず‥私がふとみんなの群れから外れ、プカプカと海で浮いていた時‥
    秀『宮部ーッッ!』
    名前を呼ばれて、声の方へ振り向く。‥秀が手招きをしているので私は何も疑わずにみんなの群れへと向かう‥
    あぃ「んー?何ぃ?」
    のんきな声で返事をする私をよそに‥‥

    2005-12-27 15:15:00
  • 524:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『ぃっけぇぇーッッ!』――ぇっ!?何‥!?

    ‥‥バッシャーンッッ!!‥‥‥あぃ「‥‥?‥‥」私は一瞬で頭から胸まで、びしょびしょになった。
    ほんとにこぃつらは私を女扱いしなぃ‥それは知ってた‥知ってたよ‥?けど、一応さぁ、化粧とかもしちゃってるわけやん‥?水着だって、あんた達とは違って胸の所もちゃんと隠してるゃん‥?女の子やん‥?何が悲しくてみんなの前で化粧落ち掛けのボロボロな顔を見せんとあかんの‥?

    2005-12-27 15:23:00
  • 525:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    自分でもびっくりする位、こぅくんの事を全く考えていなかった‥
    しかも、こぅくんにはキャンプに行く事は一切話していなかった‥連絡だってこなぃのはわかっていたから‥

    そして、あっという間に晩になり‥寝る時間になり‥けれど私は眠れなくて、海斗のおばちゃんに車のキーを借りて、車の後部座席へ乗り込み、夜空を見上げながらぼーっとしていた‥

    2005-12-27 16:46:00
  • 526:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――トントンッッ‥
    誰かが外から車を叩いている音がした。のぞいてみると、秀だった‥
    あぃ「どなぃしたぁーん?笑。寝られへんのかぁ?」私が車のドアを開けてあげると、秀はにこにこしながら入ってきた。
    秀『んー、なんかさぁ、せっかく来たのに寝るのもったいないなーってさ!んで車いこーって思ってきてみれば‥先約アリ☆みたぃな!』
    あぃ「ゃんなー☆なんかもったぃなぃよな!あたしも思った☆」

    2005-12-27 16:51:00
  • 527:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    秀とこんなにたくさんしゃべるのは初めてだった‥
    彼氏の事、学校の事、今の職場の事‥それに‥海斗の事も、たくさん語った‥

    秀『なつかしーよなぁ‥お前らめちゃめちゃ有名なカップルゃったしなー!まさか別れるなんて思ってなかったけどなぁ。』
    あぃ「ぁ‥‥そーやなぁ。懐かしぃょな‥ぁたしだって、あの時はまさか別れることになるだなんて思ってなかったしなぁ‥」

    2005-12-27 16:59:00
  • 528:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    一瞬、空気が何となく重くなった感じがした‥‥

    ――シーン‥‥
    秀『ま、まぁ!人生ぃろぃろぁるしなぁー!出会いあれば別れもありってな☆』あぃ「そ‥そぅそれ☆出会いがある限り、いつか必ず別れは訪れるってねー!」こぅ言いながら、2人で思いっきり爆笑していた。夜中だって事もわすれて‥

    2005-12-27 17:03:00
  • 529:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    2人で騒いでいると‥

    ドンドンドンッッ‥――ドンッ‥ あぃ「ひゃっ!‥‥な、何‥?」
    いきなり、トランク側から大きな音が聞こえた。誰かが外から叩いている様な音‥
    ドンドンドンドンッッ!!ドンドンッッ――

    2005-12-27 17:06:00
  • 530:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    秀『おぃー、誰ゃねんてまじでー‥‥』
    秀も少しびびっていた様だった。びびりながらもやっぱり男。音のする方へと近づいていった。

    ――ガチャッ‥『ゎ"ーッッ!』突然、トランクが開けられて驚いたうえに、叫び声‥‥
    「キャーッッ!!‥‥」条件反射で何が出てきたのかも確認せずに、つられて叫ぶ私‥‥

    2005-12-27 17:13:00
  • 531:

    名無しさん

    気になる??
    頑張ッて完結さしてね?

    2005-12-29 21:20:00
  • 532:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>544さん?
    ありがとォォ??ほんっとにほんっとに、更新遅いのに読んでくれてぁりがとぅ?

    これからも、ほんと更新まばらになるかもしれませんが、ょろしくお願ぃします‥

    2005-12-31 21:06:00
  • 533:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、少しの沈黙のアト飛び込んできたものは‥‥

    『お前ら‥こんなトコで何してん‥?』
    ――‥?‥誰かと思い、顔を上げてみると‥そこには心なしか、少し不機嫌そうな海斗が立っていた。

    2005-12-31 21:08:00
  • 534:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    秀『‥な‥なんゃ、海斗かぁぁー!俺ほんまびびったし!まじ幽霊やったらどなぃしようかと思ったでぇ』秀はこの場をどう盛り上げようかという勢いでしゃべりだした‥
    海斗『‥‥こっちがびっくりやし。まさか2人でこんなトコおると思わんかったし。』
    海斗は冷たくこう言い放って、自分もトランクから車に乗り込んだ。
    この車はワゴン車で後ろのトランクからでも普通に入れる様になっている‥

    2005-12-31 21:14:00
  • 535:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『ちょ、2人ともそこどいて。』
    そう言うと、後ろの席をフラットにし始めて、私達2人はぼーっとそれを見つめているだけだった‥
    気付くと車の中は、シートが綺麗に倒されて広い空間が造られていた。

    海斗『‥入りや‥』

    2005-12-31 21:17:00
  • 536:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『あ、うん‥』
    そして、3人で再び車の中に入った。
    ――シーン‥――静かな、冷たい空気が車内を漂う‥

    私はこの空気に堪え切れなくなり、ことばを発した。

    2005-12-31 21:20:00
  • 537:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「ってか、今日バリ楽しかったょなー!笑。あんたら本気で水とかかけてくるしさぁ‥ちょっとは遠慮しろっつーの!ぁたし一応女ゃしなぁ!笑」

    秀『‥せゃなー!めちゃおもろかったな!久々にこんなはしゃぃだょなぁ、海斗!』秀は、ひたすら黙っている海斗に話を振った。
    海斗『ぉう‥そーやな』

    2005-12-31 21:24:00
  • 538:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ――‥ぇーιそれだけぇぇ‥?――相変わらず、海斗は冷たい対応しかしない。いつもはこんなんじゃなぃのに‥

    再び、車内は静まりかえる‥
    ってか、何なん‥!?何で機嫌悪いんか知らんケド、ごっつ感じ悪いしな‥?

    2005-12-31 21:27:00
  • 539:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗の対応に、何も知らない私はかなり腹を立てていた。
    ――私も鈍感やったな‥海斗、あんたの気持ちを感じとってあげられへんくて、ほんま、ごめんやで‥‥

    そして、空気もあまり盛り上がらないまま一夜を過ごした‥

    2005-12-31 21:30:00
  • 540:

    名無しさん

    2006-01-02 00:55:00
  • 541:

    亜優梨

    >>1-200>>201-400>>401-560            ぉもしろぃですッッ??
    頑張ってくださぃ???

    2006-01-02 00:59:00
  • 542:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>553さん?
    ょんでくれてぁりがとッッ?

    亜優梨さん??
    こんな小説ぉもしろぃとか言って頂けて光栄デス?? もしょかったらこれからも読んでゃって下さい?☆

    2006-01-05 09:29:00
  • 543:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして次の日、朝はみんなでのんびりして昼過ぎくらいから片付けを始めた。
    夕方には現地を出た‥

    海斗は、昨日の事はなかったかの様に、普通に接してくる‥――あたしが、深く考えすぎなんかな‥?――そう思い、私も昨日の事を忘れてみんなと接した。

    2006-01-06 09:35:00
  • 544:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    現地を出発する1時間程前から、私は頭痛に悩まされていた‥《‥もぉ〜‥何でこんな時にッッ‥‥》
    私は頭痛持ちだった。だから薬を持ち歩いていたからよかったのだが、長距離の乗車時には車に酔いやすかった為、酔い止めも飲まなければいけなかった。

    《どーしよ‥頭も痛いし‥けど、せっかくの旅行で酔いたくなぃし‥》悩んだ結果、とりあえず頭痛薬を服用した。みんなには、しんどいなんて言えない‥せっかく楽しんでるのに‥

    2006-01-06 09:42:00
  • 545:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『じゃぁ、そろそろ出るかぁー!』海斗の一声で現地を出発した。
    私は海斗の横に乗った。後ろに秀、海斗の弟、その友達の3人だった。
    秀『はぁー‥もうこの綺麗な景色ともお別れかぁ‥』『ほんまやなー!楽しい時間って、早いよな‥』こんな会話で盛り上がっていた。私は頭痛が治っていなかった為、テンションを上げられずにしばらく黙っていた。

    海斗『おもろかったよなー!またこのメンバーでここ来たいよな!』

    2006-01-06 10:42:00
  • 546:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『なっ!あぃか☆』
    「ぇ!うん☆そゃなー!」突然、話を振られて驚いた‥。
    その後も、後部座席のメンバーは話に盛り上がっていた。私はぼーっと外の景色を眺めて、海斗は運転に集中しているのか、黙っていた。

    しばらく、そんな状態が続いた後海斗が口を開いた。

    2006-01-08 03:18:00
  • 547:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『だいじょうぶ‥か‥?』

    ――周りの声にかき消されそうな程小さな声‥――私に言ったの‥?それを確認するかの様に海斗の方へ顔を向けた。
    あぃ「‥‥?‥‥」

    2006-01-08 03:21:00
  • 548:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗は相変わらず前を向いている‥
    気のせいか、と思い、私も再び前を向く。すると信号待ちで車が止まった。

    ――グイッ‥『大丈夫なんか‥?体調、悪いんやろ‥?』突然、腕を引っ張られてこう問い掛けられた。

    2006-01-08 03:24:00
  • 549:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    あぃ「えっ‥‥?」――私、誰にも言ってないのに。何であんただけ‥あんただけはばれてしまうん‥?
    『あぃか、さっきからあんましゃべらんし、顔色良くないなら‥‥』

    「‥ちょっと‥頭痛くて‥笑。でも大丈夫!薬飲んだしさ☆」

    2006-01-08 03:27:00
  • 550:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『そっか。ちょっとシート倒して楽な体勢とりーや。』そう言いながら私の座っているシートの下の方へ手を延ばして倒してくれた。
    「‥ありがと‥」
    ほんまやさしいよなぁ‥女には‥笑。でも、嬉しかった。海斗はちゃんと気付いてくれた‥今考えたら、それだけ私の事をちゃんと見ててくれたんだなって思う‥
    この辺りから、山道にさしかかった。激しいカーブや揺れで、私は恐れていた車酔いをしてしまった‥

    2006-01-08 03:34:00
  • 551:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「?気持ち悪ぃ‥最悪‥」ほんとに最悪だった。頭痛があるうえ、車酔いだなんて‥
    海斗『酔ってもーたか?もーちょいしたらコンビニ止まるから。それまで寝れたら寝とけ!』
    寝れるわけないやんけ‥?そう思いながらも、おとなしく目をとじていた。
    少ししてから、車が止まりコンビニで海斗がポカリを買ってきてくれた。

    2006-01-08 03:39:00
  • 552:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして車は再び走りだした。窓を開けて風にあたっていたら、酔いは少しましになっていた。
    少しして、フェリー乗り場に到着した。出航までまだ時間があったので、みんなでぶらぶらする事になった。

    2006-01-08 03:41:00
  • 553:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《‥まだちょっと、気持ち悪いなぁ‥ってか寒ッッ!》海辺を一人でぼーっと歩いていた。
    ――ポスッッ‥――《ん‥?何‥?》何かを肩にかけられた。あったかい‥誰‥?

    振り向くと、そこには秀がいた。『宮部、体調悪いんやろー?こんな風あるとこにそんな格好でおったら余計しんどなるで!』

    2006-01-08 03:45:00
  • 554:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    にこっと笑いながら秀は私に話しかけてきた。
    「あ、ありがと‥〃」こぃつ、結構いいトコあるやん‥

    秀は身長が180センチ以上あり、体系も細身だが、筋肉はほどよくついていて顔もそこそこ男前だった。それに愛想もいい‥《それなりに、モテるだろうに‥何で彼女つくらんのかなー‥?》
    秀は元カノの事を1年以上引きずっていた。口ではあんな女、もうどーでもいいとか言っていたが、連絡も取り合っていたし元カノから電話で呼ばれたりしたら、どんな事があっても必ず行っていた。

    2006-01-08 03:53:00
  • 555:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    《なんだかんだ言いながら、まだあの子の事好きなんやろなぁ‥‥》
    そんな事を考えながら秀と楽しく話していた。
    ふと、少し離れた所を見ると、海斗がこっちをじっと見つめていた。けど、私と目が合ったとたんそらされてしまった‥
    《‥海‥斗‥?なんやあぃつ‥?》不思議に思いながらも、大して気に止めていなかった。

    2006-01-08 03:58:00
  • 556:

    名無しさん

    頑張ッてなあ??

    2006-01-08 10:49:00
  • 557:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>569さん?
    ょんでくれてぁりがとーっ?遅くてごめんなぁ??

    2006-01-11 09:45:00
  • 558:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『そろそろフェリー乗ろかぁー!』
    おばちゃんの声でみんなフェリーに乗り込んだ。

    出航した頃は、辺りは少し暗くなり始めていた‥

    2006-01-11 10:01:00
  • 559:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    数分経つと、すっかり暗くなっていた。
    『なぁ!景色見にぃこやー!』みんなバタバタと出て行き始めた。
    私はしんどかった為、椅子に座ってぼーっとしていた。
    『あれ?宮部いかんの?』

    2006-01-11 10:44:00
  • 560:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ふと、声のする方へ振り替えってみると声の主は秀だった。「んー、まだちょっとしんどぃから‥笑」
    『そっかぁー‥』――ストンッッ‥――そう言いながら、私の横に腰掛けた。
    あぃ「‥きれぃゃった?外の景色」『おぅ!めちゃ綺麗やったで☆宮部も気分良くなったら行ってみーや』秀は、一人になった私を気遣ってくれて戻ってきてくれたんだな‥そう思った。こいつはそーいう男だ。

    ほんと、私の周りはやんちゃしてても心は優しい奴ばっかりだった‥

    2006-01-11 11:52:00
  • 561:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『ひでーっ!』
    外から誰かに呼ばれ、秀は席をたった。私はあまり気にとめず、再びぼーっとしていた。
    それから数分たって、今度は海斗が降りてきた。
    『おねぇさん、大丈夫?』「‥笑。おねぇさんてなんゃねん‥」海斗もにこっとしながら私の横に座った。海斗『体調どない?』「んー、さっきよりはだいぶましゃなぁ☆」
    『よし!じゃあ行こっ!』

    2006-01-11 11:57:00
  • 562:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「ぇっ!?‥ちょっ、ちょっと待っ‥!!」
    海斗はいきなり私の腕を引っ張って走りだした。そして、気付けば今まで見てた景色は変わっていた。

    「ぅ‥わぁ〜‥」暗闇の中に浮かび上がる綺麗な光‥この光景を多くの人が見に来ていた。

    2006-01-11 12:05:00
  • 563:

    名無しさん

    2006-01-11 16:42:00
  • 564:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>576 名無しさん
    読んでくれてぁりがとぅ☆更新まちまちですが、読んで頂いてる方がいるだけでめちゃ嬉しいです!!

    2006-01-12 09:45:00
  • 565:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『きれぃやろ‥?こんな景色見てたらさ、しんどさとかふっとぶかなっと思ってな!笑』
    「‥ぅん‥‥ふっとぶかもな‥☆笑」海斗の、こーいぅ優しさも嬉しかった。秀とはまたちょっと違う‥優しさ‥‥
    しばらく、景色を眺めながらうちらの間には沈黙が流れた‥そして、海斗が言いにくそうに話し始めた。
    『‥さっき‥さぁ‥‥』
    「んー?何ぃ?」

    2006-01-12 14:53:00
  • 566:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗『‥その‥‥』
    「何なんょ‥?溜められたら気になるがな!笑」
    『秀‥とさ‥』「秀?」何故にいきなり秀が出てくるねん‥心の中で一人で突っ込んでいた‥
    『‥ぁー!ゃっぱぇーわ!そろそろ戻るか!』
    「は‥?ぇ?う、うん‥」

    2006-01-12 14:59:00
  • 567:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    わけがわからなぃまま、海斗と下へ降りて、みんなと合流した。
    ――ほんまこぃつ‥訳ゎからんわ‥――私もこの時、痛いくらぃに鈍感女だった為、何も気付く事が出来なかった。そう、2人の気持ちなんてまったく気付かずに‥‥今思えば、私のせいだよね‥?大の仲良しだった2人の関係がズレていったきっかけって‥‥

    それからフェリーを降り、地元へ向かってまた車を走らせた。フェリーを降りてから、秀はやたらと私に気遣ってくれていた。
    もちろん、海斗もだった。けれど私の目には海斗は全くと言ってもいい程、映っていなかった‥‥

    2006-01-12 15:08:00
  • 568:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    その理由は‥私は秀の事が気になり始めていたからだった‥今回の旅行で秀の事を好き‥とまではいかなかったけれど、どんどんひかれ始めている自分がいた‥

    今まで毎日の様に、こぅくんの事を考えてかかってこないとわかっていながらも携帯を肌身離さず持っていた私‥都合のいい時だけ私を誘うこぅくん‥そんな最低な男だとわかっていながらも、離れられなかった自分‥‥――けれど、今回の旅行で初めてこぅくんの事を考えなかった。その理由が、秀にひかれたから‥‥
    私も、大概最低な女だったね‥

    2006-01-12 15:19:00
  • 569:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    もちろん、秀もまんざらではなさそうだった。
    私がヨロヨロ歩いていたら、自分の方へ抱き寄せる感じで支えてくれたり‥
    最低だけど、嬉しかった‥秀の彼女になれたら、きっと幸せだろうなって昔から思ってた‥
    こんな感情、一時のものだったのかもしれないね‥もしそうだったのなら‥‥あんな事になる前に、止めておけばよかったよ‥

    2006-01-12 15:25:00
  • 570:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo



    そして、あっという間に地元についた。私は海斗んちからは歩いて帰るつもりだったが、結局自宅まで送ってもらってしまった‥
    「ごめんなぁ‥疲れてるのに‥でも、めちゃ楽しかったゎ!ありがとぅな☆」
    『‥おぅ‥また遊ぼや!』

    2006-01-12 15:29:00
  • 571:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    海斗は、少し沈んだ顔で私にこう言った。――疲れたんやろーなぁ‥‥――
    普通にそう思った。けれどあんたの胸の内は、穏やかじゃなかったんやろな‥

    『じゃ、またな!』「ぅん☆ばいばぃ♪」
    この日は、私も疲れていた為家に入ってすぐに眠りについた。いろんな思いを胸に秘めながら‥――

    2006-01-12 15:34:00
  • 572:

    名無しさん

    海斗めっちゃィィやぁん?海斗と結婚とかなってほしいわぁ??とか思うのわ私だけ?ワラ?一気読みしたったぁ?楽しみにしてるね?

    2006-01-12 17:57:00
  • 573:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>585さん
    ぁりがとぉぉ???海斗と結婚ですかぁ???ワラ
    奴はぃぃとこもぁるんですが‥?今の現状ではどぅかと思ったり‥←かなり意味シン‥?
    これからも、ょかったら読んで下さぃ?

    2006-01-13 11:06:00
  • 574:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして、次の日――
    ――♪♪〜♪〜♪〜♪‥‥「‥‥ん‥はぃ‥‥」爆音の着信音に起こされた。寝呆けながらも電話に出た。『もしもーし☆今起きたん!?ワラ。遅すぎゃろ!』
    着信画面で相手を確認しないまま電話に出たので、誰だかわからなかった。
    「あ‥あぁ‥ぅん‥‥めっちゃ今起きたんやけど‥」『ぁ、宮部さぁ今日暇?』

    2006-01-13 11:22:00
  • 575:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    「ぅん‥暇ぁ‥」話しているうちに、だんだんと目が覚めてきた。
    『ょし!しゃぁ遊ぼうや☆迎えに行くし、用意出来たら連絡ちょーだぃ!』
    《あ‥この声、秀やん‥》「ゎかったぁー!じゃね」
    相手が誰だかわかった時には、もうすでに電話を切る所だった。
    《んー‥ってか、あたしあぃつに番号教えたかなぁ‥?ってか、何で遊びに行こうとかなってるん!?えっ!またあたしも何普通にOKしとんねん!》一人でパニックになりながらも、焦って準備をした。

    2006-01-13 11:36:00
  • 576:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そして秀に電話をして、迎えに来てもらった。
    『ぉつかれー!』「ぉつかれぇぇ☆お邪魔します」
    そう言って、秀の助手席に乗り込んだ。
    『ってか、体大丈夫やった?俺いきなり誘ってもーたけど‥』
    「ぅん☆酔ってたのと、ぁたし頭痛持ちやからさぁ‥慣れてるしな!」

    2006-01-13 11:46:00
  • 577:

    名無しさん

    2006-01-13 12:21:00
  • 578:

    名無しさん

    2006-01-13 13:37:00
  • 579:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>590さん、>>591さん?
    同じ人かな??ありがとぅ?

    2006-01-13 13:45:00
  • 580:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『そっか×2!じゃあー、どこ行こう‥?笑』
    「ん〜、何かゃりたい事あるー?」
    『特にはないなぁ‥笑。宮部は?』「あたしも‥何でもいぃで!」
    とりあえず、すぐに決まらなかった為適当に車を走らせていた。
    『そーいえば、俺らって急に仲良くなったりしてるけど‥実は中学から一緒やったやんな‥?笑』

    2006-01-13 14:35:00
  • 581:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そんないろんな話をしていると、気付けば梅田まで来ていた。
    秀『もう梅田ゃん!笑。そろそろ下車しよかぁ!』
    「下車‥笑。せやな!」
    そして、車を降りて結局、なんとなくヨドバシカメラに行く事になった。

    2006-01-13 16:14:00
  • 582:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    ヨドバシを2人でぶらぶらして、ご飯を食べて‥
    『じゃ、次はカラオケいこゃ!』「ぅん☆ほんま楽しかった♪ぁりがと!」
    次の約束をして、送ってもらった‥
    仲良くなればなる程、秀にどんどんひかれていった。けれど、私には彼氏がいる‥だから一定の距離を保ったまま、越える事がなかなか出来なかった。

    2006-01-13 16:32:00
  • 583:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    浮気‥じゃなぃ。私は浮気なんて出来る程器用じゃない。いつも彼氏に浮気されたらやり返してやろうと思う‥
    けど、私の場合は出来なかった‥何故かというと、浮気じゃなく本気になってしまうのがわかっていたから。
    『友達以上恋人未満』の関係から、抜け出す事が出来ないままいつも連絡を取らなくなり、友達に戻るというパターンだ。
    「はぁー‥秀の彼女になれたら‥幸せやろうな‥」
    ――部屋に戻った私は、一人でずっと考えていた。

    2006-01-13 16:38:00
  • 584:

    名無しさん

    かかなぃんですか???楽しみに待ってます??

    2006-01-16 09:25:00
  • 585:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>598さんっ?
    書きますっ?書かせて下さぃっ?ってか、待ってて下さったんですかっ?
    こんな小説の為に‥ほんとぁりがとぅござぃますっ?仕事でバタバタしてるんで、時間空いたら書いてぃきますねっ?ほんと遅くてすぃません?

    2006-01-16 11:48:00
  • 586:

    名無しさん

    ???

    2006-01-16 12:49:00
  • 587:

    名無しさん

    598です??楽しみに毎日更新してるか確認してるんで頑張って下サィ?

    2006-01-16 13:43:00
  • 588:

    ワガハイも毎日楽しみに待ってます?すごくこの小説好きですっ??頑張ってくだらない?

    2006-01-17 04:16:00
  • 589:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>600さん?取られちゃいましたねぇぇ?ぁりがとぅございますっ?
    >>601さん?
    ぃつも読んで下さってぁりがとぅござぃます?実は‥インフルエンザにかかってしまぃました?ワラ。
    仕事も休みなんで、元気な時はなるべく書いてぃきたぃです?

    2006-01-17 18:08:00
  • 590:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>602さん?
    くだらなぃですか‥?すぃません?私文まとめるの下手で?ダラダラしてしまってほんとごめんなさぃ‥
    でも、カキ?ぁりがとぅござぃました?もしょかったらこれからも読んで下さぃ?

    2006-01-17 18:11:00
  • 591:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    それから2日後、前キャンプに行ったメンバーと久々に栞とで花火をする事になった。
    栞『あぃかぁぁ!めちゃ久々ゃぁん☆』
    あぃ「ぅん♪会うのは久々ゃなっ☆ワラ」この頃は、私たちは2日に一回くらいのペースで連絡を取り合っていた‥だから、特別久々な感じはしなかったけど‥

    栞『秀来てるゃぁん☆頑張らなぁかんでぇ!』

    2006-01-17 18:16:00
  • 592:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    栞には、私の気持ちとかを全部話していたのでこう言ったんだろう‥
    「頑張るって‥何をやねん‥ワラ。」
    そして、みんな集まって買ってきた花火を土の上に広げた。
    『よーし!じゃ、やろかぁ!!』誰かの掛け声でみんな花火を適当に取って、火をつける。
    『はぃ。』――火をつけようとしたら、誰かがライターを差し出してくれた。

    2006-01-17 18:20:00
  • 593:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    『ぁ‥ありがと‥〃』
    それは秀だった。素直にうれしかった私は素のリアクションしか取れなかった‥
    変わりに、秀のもつけてあげた‥
    『きれい‥なぁ‥』「‥ぅん‥きれぃ‥」花火を見つめながら、そんなことばしか出てこなかった自分に腹がたつ‥

    2006-01-17 18:24:00
  • 594:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    そんなほのぼのとした私たちとは反対に‥後ろの方ではその姿を見つめながらぼーっとする海斗がいた。
    バカな私達は‥すっかり自分達の世界に入り込んでしまったんよね‥。

    栞『海斗!どしたん?ぼーっとしてさぁ‥?』
    海斗『‥ん?あぁ、別に』そう言い残すと、今いた方向と逆に向かってひたすら歩いていった。

    2006-01-17 18:28:00
  • 595:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    その後を、栞は追い掛けていった。――そぅ‥この時栞は海斗が好きだった。海斗の気持ちが、自分にない事にも薄々気付きながら‥一緒に遊んだり、花火大会に誘ってみたり‥海斗も優しい奴だから、断らずに一緒に行ったりしていた。だからこそ、脈がないわけじゃなぃ。と栞は考えひたすらアプローチをかけていた。

    花火も全てやり終えて、全員円になって集まってしゃべっていた。

    2006-01-17 18:34:00
  • 596:

    名無しさん

    2006-01-18 02:04:00
  • 597:

    名無しさん

    今日初めて全部読みましたぁ??最後まで読むので
    頑張ってくださいネェ〜?

    2006-01-18 06:53:00
  • 598:

    マャ

    しぉりッ?

    2006-01-19 00:34:00
  • 599:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    >>610さん?読んで下さってぁりがとうござぃます?>>611さん?
    数ある小説の中からこの話を選んで読んで頂けて、とてもうれしいです☆?ダラダラ長いですが、最後まで読んで頂けたらうれしいですっ??次はお名前も入れて頂けたらもっとうれしいですっ??

    2006-01-20 01:45:00
  • 600:

    あぃか ◆IzbMcnjBBo

    マャちゃん?
    久々ぁりがとっ?心配してたんゃでーっ??小説進んでなかったからッッ?
    お互い頑張ろぅなっ?

    2006-01-20 01:47:00
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