小説掲示板生まれ変わったら。。。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

生まれ変わったら。。。

スレッド内検索:
  • 1:

    生まれ変わったら。。。



    生まれ変わったらあなたのお嫁さんにしてくださぃ。

    2005-12-19 16:59:00
  • 2:

    あなたに出会えたこと−後悔していなぃよ。
    けど、もし後悔するとしたら。。もぅすこし早くあなたに出会いたかった。

    2005-12-19 17:04:00
  • 3:

    あなたとあたしはきっと出会うはずだった。偶然ぢゃない。きっと出会う運命だった。

    2005-12-19 17:08:00
  • 4:

    名無しさん

    頑張ッてェ〜☆

    2005-12-19 17:15:00
  • 5:

    4さんアリガトウ??初めてだからぅまくかけるかわかんないけど最後までよんでぃただけたらうれしいです?

    2005-12-19 17:27:00
  • 6:

    もし、あの日、あたしが陽子さんの家に泊まりにいかなかったら。。あなたと出会ってなかった。

    もし、あたしが陽子さんと出会ってなかったら。。きっとあなたとは出会ってなかった。

    偶然と偶然が重なりあい運命となる。

    2005-12-19 17:32:00
  • 7:

    ヨン番

    なンか打ち方がィイょッ?頑張ッて書いてね☆★

    2005-12-19 17:36:00
  • 8:

    ―あなたと出会った日―

    この頃のあたしは陽子さんと出会った某クラブを辞め、一人暮らしも辞め、実家に戻っていた。

    夜の顔はクラブで働くホステスさん。
    昼間の顔は飛田で働く風俗嬢。

    2005-12-19 17:41:00
  • 9:

    4サンありがとぅ?めっちゃ励みになるょ?頑張って完結させますね??

    2005-12-19 17:47:00
  • 10:

    なぜクラブと飛田をかけもちしてるかって??気になったかたもいるでしょう。

    あたしは今年の八月まで飛田の存在すらしらなかった。そのときあたしはキャバ嬢。はまってたホストクラブで未収をしてしまぃ、仕方なく風俗の世界に足を踏み入れた。最初の頃は泣いていた。なぜ好きでもない男に抱かれなあかんの??キャバと飛田を行ききする毎日。

    2005-12-19 17:55:00
  • 11:

    自業自得。自分が悪いんだ。天から与えられた罰。

    最初のうちは泣いていたのに、慣れって恐いね。。一週間もすればいやなことも当たり前なことになる。

    未収額が少なかったため二週間ほどで飛田は辞めた。とゆぅより、飛んだ。

    2005-12-19 18:02:00
  • 12:

    飛田をやめてからホストクラブにはいかなかった。行こうとさえ思わなかった。

    あたしは飛田をやめてすぐ、新地のクラブで働きはじめた。

    10月のある晩、一本の電話がなる。

    2005-12-19 18:06:00
  • 13:

    名無しさん

    プルル♪
    《着信中 マサヤ 》
    マサヤはあたしが未収したホストクラブの口座。ちなみにこのころ付き合っていたが、完璧な色!遊ぶこともない。付き合ってるとゆぅ形だけ。
    『もしもし〜』
    『誕生日ぐらいこいよ!俺の年に一回のイベントやぞ!』

    2005-12-19 18:12:00
  • 14:

    あたしは押しに弱い。結局ホストクラブへいってしまった。

    結局未収してしまい、クラブとかけもちで飛田で働くことにした。そのままやめることができず、あなたと出会った日も飛田で働いていた。

    2005-12-19 18:37:00
  • 15:

    名無しさん

    気持ち悪いおっさんに抱かれようが、性欲ムン2な若いコに抱かれようが何も思わない。男=金。

    そんなあたしに神様が贈り物をくれた―あなたという大切な存在。

    2005-12-19 18:42:00
  • 16:

    プルル♪《着信中 陽子》

    仕事中やのに…
    『もしもし。』
    『もしも〜し。陽子です。今、大丈夫?』
    陽子さんには飛田で働いてることゆってなかったから嘘をついた。
    『大丈夫ですよ。家でぼぉーっとしてたんで。』

    2005-12-19 18:47:00
  • 17:

    『ちょぅどよかった!今、あたしのお母さん名古屋からきてて、どうしてもアンナに逢いたいってゆってるの。』
    『ほんとですか?ぢゃぁ今からいきます』

    2005-12-19 18:50:00
  • 18:

    もしこの電話がなかったら。。きっとあなたに出逢ってない。。

    2005-12-19 18:53:00
  • 19:

    『ママごめんなさい。用事ができたので帰ってもぃぃですか?』
    『ぃぃよ!気を付けてね。また明日ね』
    早歩きで飛田を去る。

    2005-12-19 18:56:00
  • 20:

    ふとしたときあたしの中の天使と悪魔が囁く。
    《飛田で働くの辞めなさい!普通に昼間働きなさい!》
    《昼間や前の水商売より飛田で働いたほぅが楽やん》

    2005-12-19 19:00:00
  • 21:

    読んでくれている方いるかわかりませんが中断します。

    2005-12-19 19:02:00
  • 22:

    飛田で働くことに対して普段は何も思わない。ふとしたとき苦しくなる…天使が何度もあたしに囁く…辞めなさい…

    天使の忠告を無視したからあなたに出会えたの??

    2005-12-19 19:51:00
  • 23:

    名無しさん

    ―陽子さんの住む南森町に着く―

    『もしもし。陽子さんつきましたよ〜。』
    『わかった〜。駅の近くのドトールで待っててね。』

    2005-12-19 20:53:00
  • 24:

    陽子さんと陽子さんのお母さんを待つあたし。

    《もぅ11月18日かぁ〜。。時間絶つのって早いなぁ。。そぅいえば、去年の今頃は受験勉強してたよなぁ。。》

    2005-12-19 20:58:00
  • 25:

    『アンナ〜お待たせ〜。』陽子さんと陽子さんのお母さんがやってきた。

    『初めまして、アンナです。いつも陽子さんにはお世話になってます。』
    『こちらこそ陽子がお世話になってます。仲良くしてあげてね。』

    2005-12-19 21:01:00
  • 26:

    ◆IIQVZM1CgQ

    20分ほどしゃべって陽子さんのお母さんは名古屋へ帰った。

    陽子さんとあたしは陽子さんのマンションへ向かう。

    運命の赤い糸が少しずつ少しずつ引き寄せられる。

    2005-12-19 21:08:00
  • 27:

    ◆IIQVZM1CgQ

    陽子さんの部屋についた。
    二人でテレビをみながら話していた。
    『アンナ、今日クラブぃかなぃ?』
    『いきたぁ〜ぃ。あたしまだクラブいったことないしいってみたぃ!!』

    2005-12-19 21:12:00
  • 28:

    ◆IIQVZM1CgQ

    陽子さんは29才。あたしは19才。あたしはクラブなんていったことがなぃ。19才やのにクラブいったりしなぃから老けてみられるのかなぁ。。その点、陽子さんは年の割に若く見える。

    2005-12-19 21:15:00
  • 29:

    ◆IIQVZM1CgQ

    プルル♪
    陽子さんのケータィが鳴る。

    運命の赤い糸が引き寄せられる。

    2005-12-19 21:17:00
  • 30:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしも〜し。シュンちゃ〜ん、どぅしたの?えっ?打ちっぱなし?ぃぃよ〜。何時から?ん〜、わかったょ〜。また連絡してねぇ〜。』

    2005-12-19 21:20:00
  • 31:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『陽子さんどぅしたん?打ちっぱなしいくの?』

    『私の知り合いのしゅんちゃんの会社の社長さんが、ゴルフの打ちっぱなしいこうってゆってるんだけどどぅする?アンナいきたい?』

    2005-12-19 21:23:00
  • 32:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『いきたぁ〜ぃ!ちょうどゴルフしたかったしぃ!めちゃたのしみぃ!!』

    ここであたしが打ちっぱなしいきたくないってゆっていたら。。

    陽子さんとシュンちゃんが知り合いぢゃなかったら。。

    2005-12-19 21:26:00
  • 33:

    ◆IIQVZM1CgQ



    きっと、あなたとあたしは出逢ってなかった。。


    2005-12-19 21:28:00
  • 34:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ぢゃぁ〜いこっか!けどクラブもいきたぃしなぁ〜。時間遅かったら打ちっぱなし断っていい?』

    どぅしても陽子さんはクラブにいきたぃらしぃ。

    運命の赤い糸がきれかける。

    2005-12-19 21:31:00
  • 35:

    ◆IIQVZM1CgQ

    耳元で小さな小さな声が聞こえた
    ―行きなさい―

    陽子さんがシュンちゃんに電話をかける。『もしも〜し。時間遅いなら用事あるから断りたいんだけど?何時になるの??11時?ちょっと待って。アンナにきいてみるから。』

    2005-12-19 21:36:00
  • 36:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 37:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『アンナがいくってゆってるから、いくことにするわ。着いたら教えてね。』

    急にワク2しはじめた。早く打ちっぱなしにいきたぃ。
    きっとあなたに出逢えるのあたしはずっと待っていた。生まれてから19年、あなたに逢いたくて逢いたくて。。この日を待っていたんだ。

    2005-12-19 21:47:00
  • 38:

    ◆IIQVZM1CgQ

    そぅこぅしてるぅちに11時になった。
    プルル♪陽子さんのケータィがなる。《着信中 シュンちゃん》

    『もしも〜し。わかったよ〜。下に降りるね〜。』

    2005-12-19 21:51:00
  • 39:

    ◆IIQVZM1CgQ

    下に降りるとシュンちゃんと、部長さんがいた。

    『初めまして〜』四人の声が揃う。

    シュンちゃんが『はよいかな社長においぬかれるから車乗って!』

    2005-12-19 21:54:00
  • 40:

    ◆IIQVZM1CgQ

    と慌ただしくゆった。

    陽子さんのゴルフ道具を積みあわてて車に乗り込む。

    2005-12-19 21:55:00
  • 41:

    ◆IIQVZM1CgQ

    シュンちゃんが口を開く。『うちの社長、時速300キロで走るから早いねん!あっっ、社長から電話やあ!静かにしてなぁ!』

    『おつかれさまです。えっっ?もう喜連瓜破?さっき奈良におるってゆってたのに!わっかりました。今むかってます。』

    2005-12-19 22:01:00
  • 42:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ゆったとおりやろ?うちの社長元プロレーサーやからめちゃ早いねん!あっっまた社長から電話やぁ!』

    2005-12-19 22:06:00
  • 43:

    ◆IIQVZM1CgQ

    こんな感じで『今〜〜にいる』って社長さんから何度も電話がはいる。ものすごい淋しがり屋らしい。

    2005-12-19 22:11:00
  • 44:

    ◆IIQVZM1CgQ

    社長さんより早くゴルフ場についたあたし達。 

    ものすごく寒い。駐車場で社長さんをまっていた。 

    すると。。

    2005-12-19 22:21:00
  • 45:

    ヨン番

    ぁッッとぃうまに…今全部読んだょ☆

    2005-12-19 22:25:00
  • 46:

    ◆IIQVZM1CgQ

    4サンありがとぅ???すごく励みになります????わかりにくいかもしれませんが最後までお願いします?

    2005-12-19 22:31:00
  • 47:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『初めまして〜。』あたしと陽子さんは社長さんにあいさつをした。
    『よろしくなぁ〜!』あっさりしている社長さん。

    あたしの鼓動がピークに達していた。社長さんを初めてみたあたし。なぜかどこかで逢った気がする。。なんか懐かしい。。なんで?

    2005-12-19 22:35:00
  • 48:

    ◆IIQVZM1CgQ

    運命の赤い糸はこのときやっと出会った。

    どこかで出会った気がするのはもしかしたら赤い糸がほんの数センチの差で結ばれなかったからかもしれない。

    きっと、どこかで出会っていたけど、神様のイタズラで今、赤い糸が引き寄せられたのかもしれない。
    ―もぅ少し早く出会えたら…

    2005-12-19 22:40:00
  • 49:

    ◆IIQVZM1CgQ

    社長『おまえヘタクソやなぁ〜!!俺が教えたるわ!!』
    ゴルフ初めてでよかったのか悪かったのか。。

    社長さんにみっちりしごかれた。
    『力いれすぎや!』『ボールから目を離すな!』疲れ果てた。。

    2005-12-19 22:50:00
  • 50:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしと社長さんが仲良くしているのをじーっととおくからみている陽子さん。
    絶対客にするって宣言していたからね。
    女は恐いとつくづく思った。

    2005-12-19 23:05:00
  • 51:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『あたしにも教えて〜』陽子さんがやってくる。

    『ぃぃぞ〜。』あっさりOKしてる社長さん。

    あたしの心に火がついた。陽子さんには絶対渡さない。

    2005-12-19 23:08:00
  • 52:

    名無しさん

    ぁげ

    2005-12-19 23:42:00
  • 53:

    ◆IIQVZM1CgQ

    このときあたしは、水商売を休んでいたけれど、社長さんを客にするつもりぢゃなかった。
    社長という肩書きに引かれたわけでもない。

    社長さんをみるとなぜか懐かしい感じがする。
    昔から知っているよぅな。。そんな感覚。。

    2005-12-20 14:35:00
  • 54:

    ◆IIQVZM1CgQ

    社長『そろそろいくぞぉ〜!飯でもいこぅや!』

    気がつけばもぅ一時過ぎ。
    社長さんの助手席を狙っていたけど、シュンちゃんに奪われた。
    仕方なくあたしと陽子さんは部長さんの車に乗り込む。

    2005-12-20 14:41:00
  • 55:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《よかった〜。陽子さんが助手席にのらなくて。。》
    あたしって最悪な女。。けど、仕方ない。恋に落ちたらそんなん関係ないよ。きっと。。
    自分に言い聞かせた。大丈夫。。

    2005-12-20 14:45:00
  • 56:

    ―大国町の鳥肉のお店―

    店員『飲み物どぅします?』
    陽子『梅酒ロック』
    部長さん『僕も』
    シュンちゃん『生』
    あたし『ウーロン茶』
    社長『俺もウーロン茶』

    2005-12-20 14:52:00
  • 57:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《お茶?!こんなにガタイぃぃのにお茶はないやろ??車運転するからかなぁ??けど、部長さんも飲んでるし。。》

    陽子さん『お酒飲まないの?車運転するから?』
    社長さん『それもあるけど、俺レーサーやってるとき肝臓破裂したから酒のまれへんねん。』

    2005-12-20 14:57:00
  • 58:

    ヨンさん

    もォ書かぬのかあ〜??続き読みたいカラ頑張って書いてクレ(ο`∀`ο)ノ

    2005-12-30 03:45:00
  • 59:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヨンさんありがとぉ???体調悪くて更新できませんでした?今から更新していきます?

    2006-01-05 13:40:00
  • 60:

    ◆IIQVZM1CgQ

    そんな感じで会話も弾んだ。

    『おまえガチャピンみたいな顔してるなぁ!』いきなり社長さんがいう。
    『ガチャピン?!』

    《もっとかわぃぃのんゆってよ。。》

    2006-01-05 13:44:00
  • 61:

    ◆IIQVZM1CgQ

    スムーズにかけないのでまた後で更新します?ヨンさんごめんね???

    2006-01-05 13:50:00
  • 62:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《ガチャピン》って呼ばれるの嫌ゃけど、なんか嬉しかった。

    心開いてくれたみたぃで。。

    少し距離が近づいたみたいで。。

    2006-01-07 19:58:00
  • 63:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしはこのときすでにあなたに恋していたんだと思う。

    あなたに出会うために生まれてきたんだ。

    出会うの少し遅かったみたいだけど。。

    2006-01-07 20:01:00
  • 64:

    名無しさん

    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/tv/1136465679/l5

    2006-01-07 20:01:00
  • 65:

    ◆IIQVZM1CgQ

    陽子『カラォケいきたぃなぁ〜。』

    部長『明日仕事やのに。。』

    もぅすでに夜中の二時。

    2006-01-07 20:08:00
  • 66:

    社長さん『よしッッ!カラオケいこぅか〜!一時間だけやで!』

    嬉しかった。あなたの傍にいたい。。

    初めてあったのにこの気持ちはなんだろう?

    2006-01-07 20:13:00
  • 67:

    ‐お店をでる‐

    社長さん『ガチャピン助手席座るか?』
    あたし『えっ?!どぅしよ?陽子さんは?』
    陽子さん『アンナ乗ったら?あたしはシュンちゃんたちといくから〜。』

    2006-01-07 20:17:00
  • 68:

    正直な話、陽子さんが乗らなくて嬉しかった。
    きっと陽子さんはあたしの気持ちに気付いてくれたのだろう。

    陽子さんありがとう。

    2006-01-07 20:22:00
  • 69:


    ‐社長さんの車に乗り込む‐
    シートベルトを閉めようとするあたし。
    『ガチャピン俺の運転恐いんか?』
    『そんなことないけど、しめたほうがいいかなあって思って。ぢゃぁ閉めないよ。』

    2006-01-07 20:27:00
  • 70:

    なんかキマヅイ。。
    なんか恥ずかしい。
    どきどきする。

    《さっきお酒飲んどけばよかった。。》

    2006-01-07 20:29:00
  • 71:

    社長さんの指を見る。。
    指輪はしてなぃなぁ。。結婚してなぃんかなぁ??してなかったらぃぃのに。。。
    神様お願い。。

    2006-01-07 20:32:00
  • 72:

    『結婚してるの?』
    単刀直入にきいてしまった。少し後悔。。
    けど、聞かなくちゃ何もはじまらない。

    2006-01-07 20:34:00
  • 73:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『してるよ。』

    『。。。』

    やっぱり。。。
    出会うの遅かったんだね

    2006-01-08 13:39:00
  • 74:

    『なんで?結婚してないように見えるか?』

    『ぅぅん、指輪してなかったから聞いてみただけ。。』

    『そっか!』

    2006-01-08 13:41:00
  • 75:

    気まずい雰囲気が流れる−
    『ガチャピンは彼氏いてるんか?』
    『いてなぃよ。。あたし好きな人できても結婚してる人おおくて結局諦めちゃう。不倫は嫌だし』

    2006-01-08 13:45:00
  • 76:

    『ガチャピン不倫したことあるんか?』

    『なぃよ。人の物盗んだりするの嫌だから。。』

    『若いなぁ!19やもんなぁ。若いうちに不倫も勉強になっていいと思うけどなぁ!』

    2006-01-08 13:48:00
  • 77:


    これって、俺と不倫しようってゆってるんかなぁ??
    『人の物は盗んだらダメ。。』幼い頃から母に言われたコトバ。
    今までずっと守ってきた。

    2006-01-08 13:52:00
  • 78:

    あたしが黙っていたせいか慌てて口を開く社長さん。
    『別に俺と不倫しろってゆってなぃで!不倫も勉強やって言っただけ。いろんな経験してこそいい奥さんになれると思うわ。』

    『そっか。。あたしには難しいわ。』

    2006-01-08 13:56:00
  • 79:

    そうこうしてるうちにカラオケに着いた。

    あたしは社長さんの横に座った。
    社長さんはあたしと陽子さんの間に挟まれている。

    2006-01-08 13:59:00
  • 80:

    シュン『飲み物どぅする?』陽子さん『ビール』
    あたし『杏酒』
    部長さん『ウーロン茶』
    社長さん『バナナジュース』

    2006-01-08 14:06:00
  • 81:

    バナナジュース?!?!

    このガタイとぃぃ、イカツイ顔してバナナジュース?!

    案外カワイイとこあるなぁ。。あたしはこうゆぅギャップに弱い。出会ったばっかやのにどんどんひかれていく。。

    2006-01-08 14:09:00
  • 82:

    ◆IIQVZM1CgQ

    トントン。
    肩を叩かれる。
    振り向くと。。。

    社長さんのにゃ?っとした顔。。
    『やられた〜〜〜!!』

    2006-01-09 22:08:00
  • 83:

    ◆IIQVZM1CgQ

    (略)
    『やられたぁ〜〜〜!!』叫ぶあたし。
    あたしのほっぺたに社長さんの人差し指がささっている。

    2006-01-09 22:35:00
  • 84:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《かわぃぃ。。》

    無邪気で小学生みたいな社長さん。
    笑うときもにゃ?っとして『へへッ』って笑う。

    2006-01-09 22:41:00
  • 85:

    なぜかわからないけど、心にぽっかり開いていた穴が修復された気がした。
    この人の無邪気な行動、素朴な笑顔。。
    魔法にかけられたように雲が覆いかぶさったようなあたしの心が太陽に照らされる。

    2006-01-09 22:49:00
  • 86:

    あたしの心が閉ざしてしまったのは水商売をしてからだった。。
    仲良くなった店の子には裏切られる。。客は体を求めてくる。。給料はぼられる。。しんどい毎日。。

    だんだん人が信じられなくなる。。だれを信じたらぃぃの??この人は信じてもぃぃの?あの人は信じちゃダメ?

    2006-01-09 22:55:00
  • 87:

    ◆IIQVZM1CgQ


    人間不振に陥る。。

    2006-01-09 22:57:00
  • 88:

    ◆IIQVZM1CgQ

    それから人を愛するという自然な行為もわすれてしまった。。

    愛ってなに?!愛するってどういう気持ち?!

    淋しい。。誰かを愛したい!誰かに愛されたい!

    2006-01-09 23:03:00
  • 89:



    そんなとき出会ったのは、、『ホスト』だった。   

    2006-01-09 23:05:00
  • 90:

    仕事がおわると毎日ホストにいく毎日。
    淋しい。。一人でいたくない。
    誰かに愛されたい!誰かを愛したい!

    お金を使って愛なんて買えないのに。。

    2006-01-09 23:09:00
  • 91:

    ◆IIQVZM1CgQ

    水商売という一見華やかにみえて泥沼な世界を知り、ホストという擬似恋愛の世界を知った。

    あと、あたしの知らない世界は。。風俗

    2006-01-09 23:15:00
  • 92:

    ◆IIQVZM1CgQ

    人間の慣れは恐い。

    最初、涙を流していた行為が普通になる。当たり前なことになる。

    けど、ふとしたとき我に帰る。あたしはなにをしてるんだろう??何のために生きているの??
    あたしは。。あたしは。。

    2006-01-09 23:18:00
  • 93:

    ◆IIQVZM1CgQ

    (略)あたしは。。あたしは。。

    死んでしまったらぃぃの??このまま生きていく価値はあるの?

    どんどん病んでいくあたし。

    2006-01-09 23:21:00
  • 94:

    ◆IIQVZM1CgQ

    毎日同じコトを繰り返す日々
    愛っていうコトバさえも忘れてしまった。愛するって何?

    世の中お金が全て!お金で買えないなんて物はない!
    笑うってどうゆうこと??幸せってどぅゆぅ気持ち??

    2006-01-09 23:26:00
  • 95:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あなたの笑顔。
    あなたの無邪気な行動。
    あなたの輝いている目。

    あなたの存在全てがあたしに忘れていたものが甦る。

    2006-01-09 23:30:00
  • 96:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしの心からぽっかり穴が開いて消えてしまったもの。。

    幸せという感情。笑顔。愛。あなたの魔法で全てが元通りになる。

    2006-01-09 23:35:00
  • 97:

    名無しさん

    2006-01-09 23:53:00
  • 98:

    名無しさん

    2006-01-09 23:55:00
  • 99:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしの横で何度も何度もトントン。トントン。肩を叩く彼。
    『もぅ騙されないょお!』
    グサっ。振り返ってないのにほっぺに人差し指を当てグリ2する。

    2006-01-10 01:08:00
  • 100:

    ◆IIQVZM1CgQ

    振り返るあたし。

    にゃ?っと笑う彼。

    何度も何度もトントンしてくる。ほっぺをグリグリされて嫌なのに自然と笑顔がコボレル。

    2006-01-10 01:12:00
  • 101:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あなたには不思議な力がある。あなたの無邪気な姿に癒される。きっとあなたの奥さんもそこに惚れたんだと思う。

    2006-01-10 01:18:00
  • 102:

    ◆IIQVZM1CgQ

    そうこうしてるうちにたった一杯のお酒で酔ってしまった。

    『お手洗いいってくるね。』

    『いってらっしゃい。』

    2006-01-10 01:22:00
  • 103:

    ◆IIQVZM1CgQ

    鏡を見る。顔が真っ赤だ。

    やけに鼓動が早い。どきどきする。これはお酒に酔ってるから??それとも社長さんに酔ってしまってるから??

    2006-01-10 01:25:00
  • 104:

    ◆IIQVZM1CgQ

    そんなことを考えながら部屋に戻る。

    『おかえり〜。』社長さんが両手を広げながら言う。
    《どっどぅしょ。。抱きつくの恥ずかしい。。でも、ここではずかしがったらおかしいやん。。》

    2006-01-10 01:28:00
  • 105:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ただぃま〜!』社長さんにぎゅっと抱きつくあたし。恥ずかしい。。

    『今日はノリいい子と遊べて嬉しいわ!』と笑いながらあたしの頭を撫でてくれる社長さん。

    2006-01-10 01:39:00
  • 106:

    ???

    しおり?

    2006-01-10 03:07:00
  • 107:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ???さんしおりありがとうござぃます??

    2006-01-10 09:48:00
  • 108:

    ◆IIQVZM1CgQ

    プルルプルル。。。

    部屋の電話がなる。

    《一時間って物凄く早い。まだ社長さんに番号も聞けてない。どぅしよ。。》

    2006-01-10 09:51:00
  • 109:

    『もぅ三時やしあと30分だけ延長して!』社長さんの声。

    《よかった。。あと30分時間がある。どぅやって番号聞こうかなぁ。。》

    2006-01-10 09:55:00
  • 110:

    ◆IIQVZM1CgQ

    社長さんのほうを見る。

    『またゴルフ教えてょ〜。』陽子さんが社長さんに話し掛けている。

    じっと見ているあたし。

    2006-01-10 09:56:00
  • 111:

    社長『ええぞ〜!またみんなでいこうなぁ!』

    陽子『番号教えてよ〜!』

    社長『ええで!はいっ!』

    2006-01-10 09:59:00
  • 112:

    陽子さんに負けてしまった。。聞けるタイミングなぃやん。。そんなとき、シュンチャンがあたしに話し掛けてきた。

    『ガチャピン番号教えてやあ!』

    あんたより社長さんに聞かれたい。。(^o^;

    2006-01-10 10:03:00
  • 113:

    『ぃぃよ。はぃっ。』ケータイを取出しシュンちゃんに渡す。

    『ありがとう。ガチャピンって登録したぁ笑!』

    『。。。( ̄^ ̄)』

    2006-01-10 10:06:00
  • 114:

    ふくれるあたし。
    それをみて笑うシュンチャン。

    『ガチャピンいじりがいあるわ〜!』

    《いじるなぁ!!あたしはそれどころぢゃなぃねん!!社長さんに番号きかなあかんねんって。。》

    2006-01-10 10:09:00
  • 115:

    心の中で叫んでいた。。

    あたしとシュンちゃんが番号交換していたのを社長さんは見てたみたぃ。

    『おまえら、番号交換してんやぁ〜!』

    2006-01-10 10:11:00
  • 116:

    《あたしから番号聞いたんぢゃなぃで!!あたしが知りたいのはあなたの番号やから。。》心の中で訴えながら社長さんの目をじっと見つめていた。。

    2006-01-10 10:14:00
  • 117:

    社長さんが口を開く。『ガチャピンまた打ちっぱいこぅな!!』

    社長さんは自分から番号聞くタイプぢゃない。今がチャンス。。
    今逃したらあとがない。。

    2006-01-10 10:16:00
  • 118:

    『番号教えてほしぃなぁ〜。。』
    やっと言えた。。やっと。。

    『ぃぃで。はいっ。』にゃ?っと笑ってケータイを渡してくる。
    この笑顔やばい。。あたしも自然と笑顔がコボレル。

    2006-01-10 10:20:00
  • 119:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『なんて登録したらぃぃ??』

    『純ちゃん?』

    『純ちゃん?!?』照れるあたし。。なんってカワイイんだろう。。

    2006-01-10 10:23:00
  • 120:

    あなたのコトバ。
    あなたのちょっとした仕草。

    あなたの存在全てがあたしの幸せとなる。

    2006-01-10 10:28:00
  • 121:

    [?純ちゃん?]登録した。。

    あたしのケータイの画面を覗き込む純ちゃん。

    ?に照れているのかいつも以上に、にゃ?っと笑う。

    2006-01-10 10:33:00
  • 122:

    愛しい。。
    生まれて初めて[愛しい]ってコトバの意味を実感した。

    こういう気持ちが愛しいって意味なんだ。

    2006-01-10 10:36:00
  • 123:

    『俺も登録したぞ〜!』
    ケータイの画面を見せてくる。

    [ガチャピン]

    『ガチャピン?!』叫ぶあたし。。あなたはあたしのこと恋愛対象としてみてくれてないみたいだね。。

    2006-01-10 10:39:00
  • 124:

    でも、ガチャピンに感謝!!
    こうやって純ちゃんと仲良くなれたのもガチャピンのお陰。

    ありがとう、ガチャピン!!

    2006-01-10 10:41:00
  • 125:

    プルルプルル。。
    部屋の電話が鳴る。

    もぅ時間だ。。

    『もぅ遅いしかえろうか!おそくまでごめんなぁ。』あたしと陽子さんに謝ってきた。

    2006-01-10 10:44:00
  • 126:

    陽子さん『楽しかったです。また誘ってくださいね。』

    あたし『めっちゃ楽しかったぁ〜!!ありがとう♪』にゃ?っと笑った。

    2006-01-10 10:47:00
  • 127:

    『また遊ぼうなガチャピン!』
    純ちゃんもにゃっと笑う?
    コクリと頷き純ちゃんを見つめる。

    『俺は今から風呂入りにいってくるわ!』

    2006-01-10 10:50:00
  • 128:

    《お風呂!?家にお風呂なぃん??》低能なあたし。。そんなわけないやん。

    「社長風呂いくん好きやねん!サウナも好きやし二時間ぐらい風呂入ってるわ。」シュンちゃんが説明してくれた。

    2006-01-10 10:55:00
  • 129:

    『じゃあなぁ〜!』手を振りベンツに乗り込む純ちゃん。

    物凄い勢いで走り去った。。

    なんか淋しい。。

    2006-01-10 10:57:00
  • 130:

    『俺たちも帰ろうか!』シュンチャンがいった。

    車に乗る。

    相変わらず部長さんは黙ったままやった。

    2006-01-10 10:59:00
  • 131:

    シュンちゃん『今日はありがとぅなぁ〜!社長だぃぶ楽しかったみたいやわ!カラオケ延長するとかびっくりしたし!!』

    陽子さん『あたしもびっくりした。楽しかったね〜アンナ!』

    あたし『めちゃ楽しかったぁ!!ゴルフはまりそぅ!!』

    2006-01-10 12:10:00
  • 132:

    陽子さん『お店きてくれるかしら??客にしたいんだけど、シュンチャンどぅしたらぃぃ??』

    シュンチャンは陽子さんと同じ29才。母は新地の某クラブのママさん。もう引退したらしい。昔はキャバのボーイをしてたらしい。

    2006-01-10 12:22:00
  • 133:

    シュンチャン『あの人には営業かけたらあかんで!逆効果や!普通に連絡してたらくると思うで。』

    陽子さん『わかったよ〜。』

    純ちゃんは、はっきりゆって客にしたらおいしい。シュンチャンの話によると新地の某クラブで自分はお酒のまんと一日で70マン近く使ったらしい。陽子さんが客にしたいのもわかる。

    2006-01-10 13:26:00
  • 134:

    シュンチャン『それにしてもガチャピン社長に気に入られたなぁ!』

    あたし『どこが?!あたしガチャピンってけなされて嫌われてると思ってた。。』

    2006-01-10 13:28:00
  • 135:

    ◆IIQVZM1CgQ

    シュンチャン『あの人は、イジッタリするん好きやからなぁ』

    陽子さん『アンナぶっちゃけ純さんタイプでしょ?』

    質問が唐突すぎる。。

    2006-01-10 13:30:00
  • 136:

    あたし『ぶっちゃけタイプですよ。。なんか一緒にいて安らぐとゆぅか癒される。けど純ちゃん奥さんいるしね。。』

    みんなの前でぶっちゃけてしまった。。

    2006-01-10 13:32:00
  • 137:

    陽子さん『奥さんなんて関係なぃよ〜。アンナは若いし不倫も勉強になると思うなぁ〜。』

    陽子さんは独身。バツ1で子持ちだけど、コドモは生きてるかさえもわからないらしい。。詳しい話は聞いてないけど不倫もたくさん経験してるみたい。

    2006-01-10 13:37:00
  • 138:

    《不倫》
    あたしには難しいコトバだった。。このとき、自分が不倫をすることになるとは思わなかった。

    『人の物は盗んではダメ。。』母のコトバ。。
    あたしは今までたくさん悪いことをしてきた。けど、今まで生きて人の物盗んだことない。

    2006-01-10 13:42:00
  • 139:



    不倫=奥さんやコドモの幸せを奪う

    自分の幸せのために他人の幸せを盗んぢゃダメなんだ。

    2006-01-10 13:44:00
  • 140:

    純ちゃんを好きになっちゃダメ。。

    好きになっちゃダメ。。

    自分に言い聞かせる。

    2006-01-10 13:46:00
  • 141:

    『アンナ大丈夫??ねむいの?』
    陽子さんの声で現実に戻る。

    『ごめんなさい。考え事してた。』苦笑いをしながら答えた。

    2006-01-10 13:49:00
  • 142:

    シュン『ついたぞ〜!』

    陽子さん『今日はありがとう。楽しかったぁ〜★』

    あたし『ありがとう。おやすみなさい。』

    2006-01-11 21:08:00
  • 143:

    ‐陽子さんのマンションに戻る‐

    あたし『おじゃましま〜す。』

    陽子『ふぅ〜、疲れたね。アンナ付き合ってくれてありがとう。助かったわ。』

    2006-01-11 21:47:00
  • 144:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたし『こちらこそ。ゴルフめちゃ楽しかった★はまりそぅ!!』

    陽子さん『あっっ、純さんにお礼の電話いれよう!』

    2006-01-11 21:53:00
  • 145:

    《。。。あたしも電話したい。。純ちゃんにお礼ゆいたい。けど陽子さんは純ちゃんを客にしたぃはず。。あたしが電話したら陽子さんに悪い。純ちゃんのこと好きだって陽子さんに言おうか。。でも今日出会ったばっかだし。。》

    さっきから純ちゃんのことで頭いっぱいだ。。

    2006-01-11 21:58:00
  • 146:

    ◆IIQVZM1CgQ

    陽子さん『電話でなぃやぁ。。お風呂はいってるみたい。』

    《あっっ、そぅいぇば、純ちゃんと同じドコモだ!電話が無理なら番号でメィル送ればいいんやぁ!!》

    やり方がこすいあたし。陽子さんごめんね。。

    2006-01-11 22:06:00
  • 147:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ケータイをカバンからとりだしメイルを打つ。

    〔今日はありがとう???すごく楽しかったょ?よかったら今度ご飯でもどぅですか???また連絡いれます?おやすみなさい?〕

    送信。

    2006-01-11 22:10:00
  • 148:

    ◆IIQVZM1CgQ



    送信できませんでした。

    2006-01-11 22:12:00
  • 149:

    ◆IIQVZM1CgQ

    。。。
    番号からのメィル拒否ってるみたい。。

    大切なトモダチとゆうかお姉さんを裏切ろうとしたから?!神様のイヂワル。。どぅかあたしにチャンスを下さい。。

    神様お願い。。

    2006-01-11 22:15:00
  • 150:

    ◆IIQVZM1CgQ

    〔略〕

    神様お願い。。

    2006-01-11 22:16:00
  • 151:

    ♪♪♪〜

    『あっっ純さんから電話だぁ!!』ほほえんでいる陽子さん。

    あたしも電話かけたいよ。。

    2006-01-11 22:19:00
  • 152:

    『もしも〜し。陽子です。今日はありがとうございました。また今度打ちっぱなしつれていって下さいね。えっっ?アンナ?ちょっと待ってくださいね。』

    『アンナ〜!』

    『どぅしたの?』

    2006-01-11 22:25:00
  • 153:

    『純さんがガチャピンに電話かわれだって★』にこっと笑う陽子さん。

    小さな声で陽子さんがささやく。

    『アンナ純さんに気に入られてるね!』

    2006-01-11 22:29:00
  • 154:

    思わず笑顔がこぼれてしまった。あたしは純ちゃんに気に入られてるの?どぅなんだろう。。気に入られてるとぃぃなぁ。。

    電話をかわる。

    『もしもし。ガチャピンだよ。笑』

    2006-01-11 22:33:00
  • 155:

    『ガチャピン元気にしてるか〜?』
    『めちゃ元気やで〜。』
    なんか純ちゃんと喋っていると心がワクワクする。。

    『そっかぁ!俺今から帰るわ!今日楽しかったわ!ありがとぅなぁ!また打ちっぱなしいこうなガチャピン!』

    2006-01-11 22:55:00
  • 156:

    『うん。つれていってね。あたしもすごく楽しかったよ。ありがとう』

    『ガチャピンちゃんと連絡してこいよ!ぢゃぁまたなぁ!バイバ〜ぃ』

    『わかったぁ!おやすみなさい』

    2006-01-11 22:57:00
  • 157:

    電話をきる。。
    純ちゃんと話せてよかった。。

    神様ありがとう。純ちゃんに巡り合わせてくれて本当に感謝します。

    2006-01-11 23:01:00
  • 158:

    『陽子さんありがとう。』
    ケータイを返す。

    『ぃぃえ。そろ2寝よう?』

    2006-01-11 23:04:00
  • 159:

    化粧をおとし、布団に入る。

    『おやすみなさい』

    2006-01-11 23:06:00
  • 160:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは布団に入ると考え込んでしまう癖がある。

    このまま家族やトモダチにうそをつきながら風俗の仕事するのか。。やめたい。なぜやめれないんだろう。。意志が弱いあたし。

    2006-01-11 23:48:00
  • 161:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ダレカタスケテ。。

    いつもあたしの心は悲鳴を上げている。

    ダレカアタシヲモトニモドシテクダサイ。。

    2006-01-11 23:50:00
  • 162:

    ◆IIQVZM1CgQ

    誰かに助けてもらうんぢゃない!自分の意志でやめなきゃ!!

    でも。。できない。。

    だから神様はあたしに純ちゃんと巡り合わせてくれたんだね。

    2006-01-11 23:53:00
  • 163:

    ◆IIQVZM1CgQ

    。。。(-_-)zz

    いつの間にか寝てしまった。

    2006-01-11 23:55:00
  • 164:

    ◆IIQVZM1CgQ

    眩しい。。カーテンの隙間からもれる太陽の光。

    目が眩しい。今日も晴れみたい。

    ちょうど陽子さんも目を覚ました様子。テレビをつける陽子さん。

    2006-01-11 23:58:00
  • 165:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『アンナおはよう。寝れた?』陽子さんはいつも気遣ってくれる。

    『おはようございます。めちゃ寝れました!!笑』

    『よかった。今日梅田に買い物にいこう。』

    2006-01-12 00:01:00
  • 166:

    ◆IIQVZM1CgQ

    −梅田−

    陽子『クリスマスツリー買いたいからロフトいってもぃぃかなぁ?』
    もぅ11月の中旬。クリスマスかぁ。。
    あたし『ぃぃよ。いこぅ』

    2006-01-13 13:24:00
  • 167:

    名無しさん

    2006-01-13 13:25:00
  • 168:

    ロフトで一冊の本に出会った。

    〔魔法の杖〕

    あたし『なにこれ?』

    2006-01-13 13:26:00
  • 169:

    陽子さん『この本を手にとって質問をするの。たとえば運命の人ともう出会ってますか?って。それで自分が開きたいページをあけるの。』

    あたし『そぅなんだ。。やってみようかな?』

    2006-01-13 13:29:00
  • 170:

    陽子さん『純さんのこと質問してみたら?』

    あたし『してみょうかな。。』

    2006-01-13 13:31:00
  • 171:

    魔法の杖を手に取る。


    深呼吸をして目をつぶった。《純ちゃんは運命の人でしょうか?》

    2006-01-13 13:34:00
  • 172:

    ページをめくる。。

    《その通りです。運命です。あなたの目上の人に相談してみなさい。》

    2006-01-13 13:35:00
  • 173:

    あたし『。。。』
    陽子さん『どぅだった?見せて。』

    あたしから魔法の杖をとる。
    陽子さん『え?運命?すごぃ!この本信じてみたら?』

    2006-01-13 13:39:00
  • 174:

    あたし『ただの本だし。。』

    っていいながらも嬉しかった。

    2006-01-13 13:41:00
  • 175:

    名無しさん

    おもしろい?

    2006-01-13 13:41:00
  • 176:

    ◆IIQVZM1CgQ

    178さんありがとう??読んでくれてる人いてないと思ってたから嬉しい?完結まで読んでくださいね?

    2006-01-13 13:42:00
  • 177:

    ケータイをとりだす。あたし『もう九時だぁ!あたしかえらなくちゃ。。』
    陽子さん『おそくまでごめんね。気をつけてかえってね』
    あたし『ありがとうございます。失礼します。』

    2006-01-13 13:47:00
  • 178:

    ケータイをみながら、あわてて駅にむかう。
    母から着信一件。メイル三件。
    《何時に帰ってくるの?》
    《どこにいてるの?連絡しなさい!》
    《電話でなさい!》

    2006-01-13 13:49:00
  • 179:

    『はあ〜。。』ため息がでる。。
    母親はかなりの心配性。
    あたしは夜の仕事をやめてから、実家に戻っている。朝家をでて夕方に帰ってくるあたし。
    『毎日どこにいってるの?』質問してくる母親。

    2006-01-13 13:52:00
  • 180:

    きっと母親はあたしがしてることに気付いていたと思う。。

    母親にいわれたコトバ。

    『お母さんはあなたが口にしなくてもなんでもわかるねん。あなたが熱だしてるとき目がさめる。あなたに何か悪いことが起きる前には夢をみる。あなたが苦しんでいるときはお母さんも胸が苦しくなるねん。だからおかさんを裏切らないで!夜の仕事はバイトならしてもいい。体売ったり安売りはしないでね。。』

    2006-01-13 13:58:00
  • 181:

    このコトバをきいたとき泣きそうになった。。母親ってすごい。コドモがしてること気付くんだ。。

    胸が苦しくなる。。もぅ家族を裏切ったらだめだ。。でも今の仕事楽だし。。

    あたしは最低な人間。楽な仕事なんてない。どんな仕事もしんどいんだ。

    2006-01-13 14:01:00
  • 182:

    ◆IIQVZM1CgQ

    できるだけ夜に更新します。

    2006-01-13 14:02:00
  • 183:

    時間あるのでもうすこし更新します。

    2006-01-13 14:51:00
  • 184:

    『次は○○駅です。』電車のアナウンスが鳴る。

    現実に戻る。

    最近考えてばかりだ。一人になるといろいろ考えてしまう。ときには孤独感に押しつぶされ涙を流す。あたしは一人ぼっち。。大切なものを失ったのはあたしのせい。。みんな自分がわるい。

    2006-01-13 15:02:00
  • 185:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『○○駅〜○○駅です。』電車のアナウンス。地元の駅についた。

    タクシーで家に帰る。水商売をしてからだ。タクシーにのるようになったのも。短い距離でもタクシーにのる。それが当たり前になっている。

    2006-01-13 15:05:00
  • 186:

    ◆IIQVZM1CgQ

    母はタクシーにのることを無駄遣いだという。何回も注意された。

    『あなたと同じ年代の子はタクシーに頻繁に乗らない。近所の人にどう思われるかわからないからやめて!』

    2006-01-13 15:07:00
  • 187:

    ◆IIQVZM1CgQ

    母親は昔から世間体を気にする。

    『コドモがキャバクラで働いてるなんて誰にもいえない。恥ずかしい。』

    夜の仕事は恥ずかしいことだろうか?

    2006-01-13 15:10:00
  • 188:

    ◆IIQVZM1CgQ

    家につく。

    あたし『ただいま〜。遅くなってごめんね。。』
    母『あんたはいつもお母さん心配させて!!いつになったらまともになるの?』
    まともってなんだろう?あたしにはわからない。。

    2006-01-13 15:12:00
  • 189:

    ◆IIQVZM1CgQ

    荷物を置きに自分の部屋にいく。

    ♪♪♪〜

    《着信中  純ちゃん 》

    2006-01-13 15:15:00
  • 190:

    ◆IIQVZM1CgQ

    びっくりした。かかってくるなんて思わなかったから。。

    あたし『もしもし。』

    純ちゃん『ガチャピン明日何してるんや?』

    2006-01-13 15:19:00
  • 191:

    ◆IIQVZM1CgQ

    明日は飛田で仕事だ。。なんて言ったらぃいの。。

    あたし『明日は昼から夕方までトモダチと遊んで家帰るよ!』

    純ちゃん『明日飯いくか?』

    2006-01-13 15:22:00
  • 192:

    ◆IIQVZM1CgQ

    びっくりした。電話かかってくると思わなかったし、まさか食事に誘われるなんて。。驚きの連続。

    あたし『ぃぃよ。何時頃?』

    純『仕事おわるん7時ごろやからそれぐらいに○○駅にこれるか?』

    2006-01-13 15:25:00
  • 193:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたし『わかった。ついたら連絡いれるね。』

    純『ガチャピン、デートがぃぃ?それとも遊ぶ?』

    はい??意味わからんやん。。

    2006-01-13 15:27:00
  • 194:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたし『う〜ん。。デートで。。』

    純『わかった。また明日連絡いれるわ〜。バイバい。』

    あたし『失礼します。』

    2006-01-13 15:29:00
  • 195:

    ◆IIQVZM1CgQ

    電話をきり、ケータイを机のうえに置く。

    物事が急展開に進む。。デートは意味わかるけど、遊ぶってゆぅのはどういうことだろう??

    2006-01-13 15:31:00
  • 196:

    ◆IIQVZM1CgQ

    もぅ12時。あわててお風呂に入り、眠りにつく。

    2006-01-13 15:33:00
  • 197:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『朝よ〜!おきなさ〜い!』母の声で目が覚める。

    『う〜。もうすこしねる。。』

    『もう8時半やで。お母さん仕事いくからね!』

    2006-01-13 15:35:00
  • 198:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『8時半?!しまった!』一気に目が覚める。

    『早く用意しなくちゃ!!』

    慌てて用意して家をでる。憂欝な仕事場にむかう。

    2006-01-13 15:39:00
  • 199:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『おはようございます。』
    仕事場につく。

    憂欝な時間が六時間つづく。もぅ嫌だ。。限界。。

    2006-01-13 15:41:00
  • 200:

    ◆IIQVZM1CgQ

    仕事がおわり純ちゃんに連絡をいれた。

    『今むかってるからね。またついたら連絡するから。』

    『了解やで!』

    2006-01-13 15:42:00
  • 201:

    ◆IIQVZM1CgQ

    タクシーを捕まえる。

    あたし『○○駅まで。』
    タクのおじさん『あっっ!ひさしぶりやなぁ!』
    このタクシードライバーはタクシーにのるたび二万でやらんか?と誘ってくる。最低なタクシードライバー。タクシーになんかのるんぢゃなかった。。飛田で働いてるからって安売りしない。仕事以外ではそうゆう行為なんかしない。すごく腹ただしい!

    2006-01-14 02:37:00
  • 202:

    ◆IIQVZM1CgQ

    仕事がおわったのにまた憂欝な時間が始まる。

    『どこいくの?』『今日はいくら稼いだ?』『おっちゃんと二万でやらんか?』

    『仕事以外ではやりません!』何度ゆってもわからん奴。

    2006-01-14 02:41:00
  • 203:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『はぁ〜。』ため息をつきながらタクシーを降りる。

    気分きりかえなくちゃっ。
    ケータイをとりだし純ちゃんに電話をかける。『もしもし。ついたよ。』

    2006-01-14 03:06:00
  • 204:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純『今むかっててあと10分ぐらいでつくわ!』
    あたし『わかった〜★駅の近くのローソンでまってるから着いたら連絡いれて。』

    コンビニにむかう。

    2006-01-14 03:16:00
  • 205:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ♪♪♪〜

    慌ててけーたぃを取り出す。純ちゃんからだ。
    『もしもし』
    『ついたぞ!』

    2006-01-14 12:14:00
  • 206:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『今でるから。』
    『はいよ。』

    コンビニからでる。
    白のベンツを発見。早歩きでむかう。

    2006-01-14 12:16:00
  • 207:

    名無しさん

    2006-01-14 12:17:00
  • 208:

    ◆IIQVZM1CgQ

    恐る恐るドアを開ける。カチャ。緊張しすぎて手が震えている。

    あたし『こんばんわ。』

    純『またしてごめんなぁ。飯いこうか!』

    2006-01-14 12:36:00
  • 209:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『うん。』

    『もぅ一回確認するけどこれはデートやんなぁ?』

    どぅゆぅ意味かさっぱりわからない。。とりあえず『デートでしょ?』って言った。

    2006-01-14 14:47:00
  • 210:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『わかったぁ!』

    無言がつづく。。なんか気まずい空気が流れる。

    2006-01-14 14:48:00
  • 211:

    ◆IIQVZM1CgQ

    無言という時間に限界を感じていた。

    『着いたぞ!』あ〜、助かった。。

    着いたのはステーキ屋。

    2006-01-14 14:51:00
  • 212:

    ◆IIQVZM1CgQ

    やっぱ肉かぁ。。純ちゃんは恐竜みたいな人。見た目も性格も。すごい迫力のある人。

    『どぅする?』

    『純ちゃんと同じものにする』

    2006-01-14 14:57:00
  • 213:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純『飲み物は?』
    あたし『お茶にする。』
    純『俺もお茶にしょうかなぁ。あっどぅしよ!やっぱジンジャーエールにしょ!』

    ジンジャーエールって。。毎回笑わせてくれる。

    2006-01-14 15:14:00
  • 214:

    ◆IIQVZM1CgQ

    食事しながらいろんな話をした。純ちゃんが元レーサーだったこと。アメリカで三年間過ごしたこと。レース中に事故って肝臓が破裂したこと。昔ボクシングしててアマチュアチャンピョンになったこと。奥さんとのこと。たくさん知った。純ちゃんが今までどう生きてきたのか。

    2006-01-14 15:21:00
  • 215:

    ◆IIQVZM1CgQ

    もし、このとき言っていたとしてもあなたは『そぅなんや!』って聞き流していたと思う。

    あなたは細かいこと気にしないもんね。。

    2006-01-14 15:26:00
  • 216:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『そろそろいこぅか!』

    『うん。』

    お店からでる。

    2006-01-14 15:28:00
  • 217:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ゴルフ用品みにいってもぃぃ?』
    純ちゃんはゴルフ好き。毎週コース回ってるぐらいだから。
    『ぃぃよ。』

    また無言がつづく。。

    2006-01-14 15:31:00
  • 218:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ガチャピン俺とつきあわへんか?俺おまえとおったらすごい楽しいねん!付き合ったらもっと楽しいと思う。俺は奥さんもコドモもいてるから不倫になるけど、一緒におるときは楽しくすごしたい。嫌ならトモダチとして遊びにいったりしよう?』純ちゃんのいきなりの発言にびっくりした。。動揺してコトバがでない。。

    2006-01-14 15:35:00
  • 219:

    ◆IIQVZM1CgQ

    黙っているあたしをみて純ちゃんが慌てて口を開く。『どっちでもぃぃんやで。。』

    純ちゃんが好き。まだ出会って三日しかたってない。純ちゃんのことあんましらん。。けど一緒にいたい。。でも奥さんとコドモがいてる。あたしは二号。どれだけ愛していてもあたしはこの人の一番になれないんだ。

    2006-01-14 16:57:00
  • 220:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『よろしくおねがいします。』
    簡単に決断を下してよかったのか。。

    こうしてあたしと純ちゃんは付き合うことになった。

    2006-01-14 16:58:00
  • 221:

    ◆IIQVZM1CgQ

    目的地につく。

    車からおりる。急に恥ずかしくなって純ちゃんから離れて歩いた。

    『せっかく付き合ってんから仲良くしよ??』純ちゃんはあたしのほうを振り返り手を差し出す。

    2006-01-14 17:01:00
  • 222:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ぅん。。』

    純ちゃんの手を握る。暖かくて大きい手。こうやって手をつないだのはどれぐらいぶりだろう。。

    初めて大好きな人と手をつないだような新鮮な感じ。。これがあたしが忘れていた恋なのだろうか。

    2006-01-14 17:04:00
  • 223:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ゴルフ用品をみながらも、ずっとずっと手を繋いでいた。幸せだ。
    久しぶりに幸せだと感じた。手を繋ぐという些細な行為がものすごく幸せだと感じた。あたしが忘れてしまった幸せという気持ち。

    あなたがすべて教えてくれた。

    2006-01-14 17:07:00
  • 224:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『また打ちっぱなしいこうな!』

    『うん!いきたぃ!』

    2006-01-14 17:08:00
  • 225:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『春になったらコースまわりにいこぅ!んで、おそろのウェァー着ような!』

    『ぅん!全部おそろにしよう!バカップルっていわれるかなぁ笑!』

    2006-01-14 17:11:00
  • 226:

    ◆IIQVZM1CgQ

    こぅいった些細な会話。すごく幸せだと感じる。

    あなたのおかげ。あなたがいたから今のあたしがいる。あなたと出会っていなかったらあたしはきっと。。幸せだと感じることなく生きていただろう。

    2006-01-14 17:14:00
  • 227:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ゲーセンいきたい!!』いきなり純ちゃんがいいだした。

    『いこっか★』

    二人ともコドモに返ったようにはしゃぎながらゲーセンにむかう。

    2006-01-14 17:21:00
  • 228:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ガチャピンメダルしょ!』

    付き合ってもガチャピンという呼び方はかわらないらしい。。
    二人でギャーギャー言いながらメダルをした。気付いたら三時間もしていた。

    2006-01-14 17:24:00
  • 229:

    ◆IIQVZM1CgQ

    時計をみると針は12時をさしていた。

    『ガチャピンそろそろかえろうか!』

    2006-01-14 17:26:00
  • 230:

    ◆IIQVZM1CgQ

    車に乗る。

    『ガチャピンホテルいってぃぃ?』

    結局、体目当て??幻滅した。男はみんなそう!クラブで働いているときも『今晩○○万でどう?』『愛人契約むすばへん?』何度いわれたことか。。(お客さんとは寝なかったけど)

    2006-01-14 17:31:00
  • 231:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『まだ付き合って1日もたってなぃし。。ごめんなさい。。』

    『日にちなんか関係ないやん!俺は好きな女抱きたい!』強きにくる純ちゃん。

    『そぅやけど。。』

    2006-01-14 17:33:00
  • 232:

    ◆IIQVZM1CgQ

    どぅしよ。。簡単に体を許してぃぃのか。。

    純ちゃんに会う前、あたしは仕事をしていた。わけわからん人に抱かれた体。。。もぅ嫌や。。仕事のことなんか思い出したくない。もぅあんな仕事はしたくない。何もかも忘れたい。好きな男性に抱かれたい。。

    2006-01-14 20:46:00
  • 233:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『わかった。。けどあたしアトピーやねん。。それでもぃぃ??』あたしはアトピー。仕事のときは他人やし電気消してるから気にしていなかった。

    『俺は外見とかで判断しいひん!俺はおまえが太ろうがどうかわろうが好きな気持ちかわらん!おまえの中身が好きやねん!!』涙がでそうなぐらいうれしかった。たぶん中身であたしを好きになってくれた人は純ちゃんが初めての人だと思う。

    2006-01-14 20:50:00
  • 234:

    あたしは正直いって今までいい恋愛なんかしてきてない。恋愛で得たものはたくさんある。けど、あたしが今までしてきたのは恋であって、愛ではなかったと思う。

    あなたに会うまで愛がわからなかった。あなたに出会って愛を知った。

    2006-01-14 20:54:00
  • 235:

    『純ちゃんありがとう。』

    『お礼言うことちゃうやろ?それが当たり前や!』

    笑顔が自然とコボレル。自然に笑顔がこぼれるのは、幸せを感じるからなんだ。

    2006-01-14 20:58:00
  • 236:

    ホテル街に辿り着いた。
    『ガチャピンどこがぃぃ?』
    あたしは決めるのが苦手。かなりの優柔不断。『綺麗なところならどこでもぃぃよ!』

    『んぢゃぁ、ここ綺麗そうやな。入るで?』

    2006-01-14 21:00:00
  • 237:

    『ぅん。。』

    心の準備ができていない。。好きな人に抱かれるのはどれぐらいぶりだろう。。もしかしたら本当に好きな人に抱かれるのは今日が初めてなのかもしれない。

    2006-01-14 21:05:00
  • 238:

    11月21日、純ちゃんとあたしは結ばれた。

    すごく愛を感じた。愛している人とのセックスって気持ちぃぃんだ。初めて知った。

    2006-01-14 21:22:00
  • 239:

    『もぅ二時やし帰ろうか!』

    『。。。うん。』

    あっちには家庭がある。遅くなっても奥さんとコドモが待つ家に帰る。

    2006-01-15 12:42:00
  • 240:

    家まで送ってもらう。無言が続く。。



    あたしは不倫を選んでよかったのでしょうか。。

    2006-01-15 12:44:00
  • 241:

    『ここでぃぃよ。今日はありがとう。じゃあね。。』淋しい。。離れたくない。純ちゃんは束縛されるのが嫌だといっていた。あたしが離れたくないとか帰らないでとか言ったらこの関係はおわってしまう。だから言えない。
    『明日電話するな!』
    ドンっ。ドアを閉める。見えなくなるまで純ちゃんの車をみつめていた。

    2006-01-15 12:49:00
  • 242:

    名無しさん

    切ないね? ぁたしも不倫... 気持ち凄い分かるかなり似てるカラ? 男も悪いでぇ

    2006-01-15 14:35:00
  • 243:

    248さん書き込みありがとう?不倫ゎめっちゃ苦しいね?よかったらまたのぞいてください。
    少し更新します。

    2006-01-15 14:59:00
  • 244:

    ベットに潜り込む。さっきまで一緒にいたあなたはいない。あなたに抱かれた感触が残っている。。あなたのぬくもりを思い出しながら眠りについた。

    2006-01-15 15:02:00
  • 245:

    『八時やよ!』母の声で目覚める。
    『起こしてくれてありがとう。』

    今日も飛田にむかう。。憂欝な朝。

    2006-01-15 15:05:00
  • 246:

    やめるってママに言おうか。。言えない。ママにはだぃぶよくしてもらっている。。

    仕事中何度も純ちゃんから電話があった。

    2006-01-15 15:09:00
  • 247:

    『ガチャピン何してるんや?』
    飛田にいってるなんて口がさけてもいえない。
    『トモダチんちにおる。』嘘をつくあたし。罪悪感で押しつぶされそうになる。

    2006-01-15 15:13:00
  • 248:

    やめたい。けどやめれない。。純ちゃんに悪い。。

    罪悪感と格闘する日々が二週間続いた。

    2006-01-15 15:17:00
  • 249:

    そんなある日、一本の電話がなる。

    この番号誰だろう?

    『もしもし。どちら様でしょうか?』

    2006-01-15 15:19:00
  • 250:

    『クラブ○○の橋本です。覚えていますか?今、年末にむけて女の子募集してるからどぅかな?前より待遇よくするし!』

    夏ぐらいに体験で働いたことのあるキャバクラのボーイさんからの電話だった。純ちゃんと付き合ってから二週間。大好きな人、大好きな家族を裏切る毎日。そんなときに、神様があたしにチャンスをくれた。

    2006-01-15 15:24:00
  • 251:

    『今仕事中なのでまたあとで電話いれます。』

    慌てて電話をきり、仕事に戻る。

    2006-01-15 15:25:00
  • 252:

    時計の針が五時を差す。『お疲れさまです。』

    慌てて家に帰る。
    電車の中でずっと考えていた。。どぅやってやめようか。。飛田で働く人はだいたい母子家庭だとか借金が理由だ。今のあたしには理由がない。辞めたい。。

    2006-01-15 15:29:00
  • 253:

    『ただいま〜。』

    『おかえり!どこにいってたの!?毎日何してるん?』カンカンに怒る母。

    『遊んでる。そろ2仕事探すから。。』お母さん許してください。。あたしは世界一最低な娘です。。

    2006-01-15 15:32:00
  • 254:

    無言のまま夕食をたべる。
    『ごちそうさま。』二階にあがろうとしたそのとき、母が口を開いた。
    『お母さんは信じてるからもう裏切らないで。これからさき、風俗で働いたりしないこと。』

    母はすごい。もう裏切っちゃダメなんだ

    2006-01-15 15:37:00
  • 255:

    二階に上がり、こたつに入る。

    コートをハンガーにかけ、カバンの中からケータイをとりだす。

    短期でキャバにもどろう。

    2006-01-15 15:39:00
  • 256:

    そう心に誓った。

    あたし『もしもし。条件きかせてください。』
    橋本さん『時給○○○○円でどう?あっっ昼間働いてるの?』
    あたし『働いてます。いちおレギュラーでいきたいんですけど。。』
    橋本さん『いいよ!月曜からきて』

    2006-01-15 15:42:00
  • 257:

    あとは飛田をやめるだけ。。

    2006-01-15 15:44:00
  • 258:

    12月4日。セイリがきたため仕事を休んだ。

    ♪♪♪〜
    ケータイが鳴る。あたしが色でひっぱっていたキャバで知り合った客の井上さんからだった。

    2006-01-15 15:48:00
  • 259:

    だるいなぁ。。そう思いながら電話にでる。『もしもし、どぅしたの?』

    『おまえ、俺の会社つぶす気か?』

    意味わからん。。頭の中が混乱する。『え?どうゆうこと?』

    2006-01-15 15:50:00
  • 260:

    『おまえ、ダレカに恨みかってるわ!おまえのことで会社に圧力かけられたしな!付き合ってるっていうだけでおまえ俺と会う時間つくらんし助けてあげられへん!マンションのことも無理やわ!!』

    あたしがしてきた悪いことが今になって跳ね返ってきた。

    2006-01-15 15:53:00
  • 261:

    名無しさん

    2006-01-15 16:06:00
  • 262:

    この頃、純ちゃんが一人暮らししてほしぃって言ってきていた。だから最後に色客にお金ださせようとしてた。ほんま最低な人間です。

    『おまえ探偵かなんかつけらるてるわ!ぢゃあな!』ぶちっ。電話をきられた。

    2006-01-15 16:12:00
  • 263:

    あたしは頭の中が真っ白になった。。探偵?!やばいやん。。

    あたしが今までしてきたこと。後悔した。人をだましたり損害を与えたら、自分に返ってくるんだ。。

    2006-01-15 16:15:00
  • 264:

    慌てて電話をかける。相手は飛田のママ。
    『ごめんなさい。。探偵つけられてるみたいで仕事にいけません。辞めさしてください。』そぅ言ってあたしは電話をきった。

    今だに探偵つけられてたのか、わかっていない。ほんまに身の危険を感じた。もう人をだましたり、恨み買うようなことはしないと誓った。

    2006-01-15 16:18:00
  • 265:

    12月5日。今日からキャバ復帰。

    久しぶりのセット。久しぶりのドレス。

    新鮮な感じがした。

    2006-01-15 16:24:00
  • 266:

    でも。。母は怒っている。。『普通に昼間働いて。。』何度も言われた。

    『一人暮らしの費用ためてるからもぅちょい我慢して!』自分でも最低な娘やとおもう。

    2006-01-15 16:26:00
  • 267:

    純ちゃんと付き合って二週間が経つ。仕事が忙しいらしく逢えない。。逢いたい。。一人暮らししたら純ちゃんに逢いやすい。だからあたしは必死になっていた。

    『またでかけるの?』『何時に帰ってくるの?』母の束縛がしんどい。罪悪感があたしを苦しめる。。お母さんごめんなさい。。いつかいい子になります。だから今は許してください。。

    2006-01-15 19:16:00
  • 268:

    仕事がおわってから陽子さんのマンションにむかう。

    陽子さんはあたしと純ちゃんが付き合うのすごく反対している。『あの人は女がいっぱぃいてる感じがする。』そのコトバがあたしを苦しめる。
    正直、純ちゃんは顔も悪くないし、3つも会社してるし、狙う女性はおおいと思う。

    2006-01-15 19:23:00
  • 269:

    『一人暮らしどうしよ。。』あたしは相談をもちかくた。

    『純さん少しも援助してくれないの?』と陽子さん。

    『うん。。お金貸そうか?とは言われたけど。。』

    2006-01-15 19:27:00
  • 270:

    名無しさん

    2006-01-17 01:30:00
  • 271:

    名無しさん

    2006-01-17 01:32:00
  • 272:

    『なにそれ。ひどすぎ!出してくれてもいいんぢゃない?』

    あたしにはわからない。。お金を援助してもらうことが愛なのでしょうか?あたしは純ちゃんの愛人ぢゃなくて恋人だと思っている。愛人と恋人は違う。あたしは純ちゃんの恋人なんです。

    2006-01-17 09:37:00
  • 273:

    2006-01-18 12:41:00
  • 274:

    279さん下げていただいてありがとぅがざいます(o^ー'o)今から更新していきます★

    2006-01-18 17:44:00
  • 275:

    そぅいえば純ちゃんもいっていた。。『おまえは俺の恋人。俺は愛人なんか作る気ない!愛はお金ぢゃないと思うんや!』

    あたしもそうだと思う。よくトモダチに『彼氏に月いくらもらってんの?』って聞かれる。『貰ってない』『なんで?』不思議そうな顔をするトモダチ。。

    お金をもらぅことは個人の自由。でもあたしはお金よりも大切なものがあると思う。

    2006-01-18 17:55:00
  • 276:

    口をひらく。『あたしは援助してもらうつもりなぃよ!純ちゃんは自分のことは自分でなんとかしろって言う人やし。。もぅ貸し借り作って痛い目にあいたくないし。。』

    『そぅだけど。。困ってるんやから助けたったらいいのに!』雰囲気がわるくなっていく。
    これ以上話するとダメになる。

    2006-01-18 18:04:00
  • 277:

    話を替える。『陽子さんは彼氏とどぅ?』

    『うまくいってるよ!ほとんど毎日逢ってるしね。アンナは最近逢ってるの?』

    『全然逢ってないよ。。12月入って忙しいみたい。。』

    2006-01-18 18:08:00
  • 278:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『純さんひどいよ!仕事忙しくても逢えるし。やっぱりアンナ遊ばれてる。他に女いてるんぢゃない?』

    毎日逢うことが愛ですか?逢わなかったら遊び?逢う回数=本気度??

    って陽子さんに聞きたくなった。

    2006-01-18 18:26:00
  • 279:

    量より質。逢う頻度より逢っているときどう過ごすかが大切だとおもう。付き合うことでお互いプラスになるような関係ぢゃなきゃ。

    それに相手には家庭がある。あたしと逢うことで、奥さんと純ちゃんの関係を壊してはいけないと思う。不倫は奥さんにばれないようにするのがルールだとあたしは思う。相手の家庭を壊しちゃダメ。あたしは純ちゃんの恋人だから、控えめにしなくちゃいけない。どれだけお互いが愛し合っていても、あたしは所詮恋人。奥さんには勝てない。

    2006-01-18 18:36:00
  • 280:

    あたしがこういうふうに考えれるようになったのは純ちゃんのおかげ。まだ数回しか逢えていないけど、あたしは純ちゃんと付き合うことでたしかに成長している。

    まわりから見たら、あたしは純ちゃんにいいように操られているだろう。けど、今の状態がお互いプラスになっているしいいと思う。

    2006-01-18 18:41:00
  • 281:

    名無しさん

    頑張って??

    2006-01-18 19:11:00
  • 282:

    ◆IIQVZM1CgQ

    287さんありがとぉ???頑張ります?

    2006-01-18 19:35:00
  • 283:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『あたしは逢えるとき逢えたらぃぃねん。あたしと逢ってたら純ちゃん寝る時間ないしね。。無理させたくないし。。』

    『そっか。。痛い目あってもしらないよ!最後の忠告するよ!純さんはやめといたほうがぃぃ。』

    陽子さんはあたしのためにいってくれたと思う。けど、陽子さんのしている恋愛がすべてぢゃない。人それぞれ恋愛の形は違う。わかってほしい。でもあたしは19才。陽子さんは29才。あたしよりたくさんの経験をしてきた女性にくちだしできない。

    2006-01-18 19:41:00
  • 284:

    険悪なムード。。恐る恐る口を開く。

    『陽子さん、始発出たしそろかえるね。遅い時間からお邪魔してごめんなさい。また話し聞いてくださいね。』
    早歩きで駅にむかう。

    2006-01-18 19:46:00
  • 285:

    母親から電話。はぁ〜。めんどくさい。。

    『もしもし、今帰ってるから』

    『いい加減にしなさい!いつになったらまともになるの?』

    2006-01-18 19:48:00
  • 286:

    あたしは今まで自分がしたいって思うことをしてきた。失敗を何度も繰り返してきた結果、今のあたしがいる。母親のいう『まとも』っていうのは、きっと会社に勤めることだろう。あたしは一度しかない人生有意義に生きていきたい。若いうちに、たくさんのこと経験したい。

    2006-01-18 19:56:00
  • 287:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 288:

    『今から電車のるから!』ぶちっ。電話をきる。

    やってしまった。。あとで後悔する。母親のいうこともわかる。親孝行しなきゃ。けど、やりたいことたくさんある。。自分のしたいことと親孝行したい気持ちに板挟みされる。。どぅしたらぃぃんだろう??悩みが耐えない。

    2006-01-18 20:01:00
  • 289:

    母親は無言で怒っている。それが逆に恐い。。

    『朝帰りしてごめんなさい。』

    自分の部屋に戻る。

    2006-01-18 20:07:00
  • 290:

    化粧を落とし、パジャマに着替えて布団に入る。もぅ7時半。早く寝よう。

    2006-01-18 20:10:00
  • 291:

    ♪♪♪〜

    ケータイの音で目が覚める。誰だろう。

    《着信中 純ちゃん》

    2006-01-18 20:12:00
  • 292:

    うれしさのあまり一気に目が覚める。

    『もしもし、おはょう』

    『もしもし!ガチャピンおきとったか?』

    2006-01-18 20:14:00
  • 293:

    『起きてたよ!』うそをつくあたし。睡眠時間あんまりない純ちゃんに悪くて寝てたなんかいえない。
    『ほんまか?!今日夜仕事か?』

    2006-01-18 20:17:00
  • 294:

    『仕事だよ!どぅした?』純ちゃんが逢おうってゆってるのはわかっているけど、あえて気付かないふりをする。

    『今日仕事11時におわるからあえるかなぁって思って電話したんや!』

    2006-01-18 20:21:00
  • 295:

    『ぢゃぁ、12時に仕事あがるからそれぐらいにミナミ付近にきてほしいなぁ。大丈夫?』

    『わかった!俺仕事おわったらサウナいって時間つぶすわ!』

    相変わらず純ちゃんはサウナ好き!どれだけ仕事が遅くなろうが、サウナへいく。B型男は懲り症だとなんかの本で読んだけど当たっている。

    2006-01-18 20:28:00
  • 296:

    『仕事おわったら連絡いれるね。』
    『はいよ!ぢゃぁな!』


    電話をきり再び眠りにつく

    2006-01-18 20:32:00
  • 297:




    2006-01-18 20:36:00
  • 298:

    ケータイのアラームで目が覚める。四時。あわててシャワーを浴び、支度をする。久々に純ちゃんに逢える。考えただけでわくわくする。

    念入りに化粧をして家を出る。

    2006-01-18 22:15:00
  • 299:

    早歩きで駅に向かう。あたしの家から駅まで早歩き20分。あたしは物凄く淋しがり。絶対ダレカに電話をしてしまう。。ケータイをコートのポッケからとりだし友達の優ちゃんに電話をする。

    『もしもし、今日セット一緒にいかへん?』

    『いいで★何時?』

    2006-01-18 22:19:00
  • 300:

    あたしの地元からミナミまで約一時間かかる。通勤だけで疲れる。ヒールで駅まで競歩ぐらいの勢いで歩いてるしミナミついたときには、もう疲れている。
    『もしもし、ミナミついたでぇ!』優ちゃんに電話をかけた。

    『あっしも今ついた。いつもの美容室の前に集合なぁ!!』

    2006-01-18 22:33:00
  • 301:

    『はぃはぁ〜い。』電話をきり、コートのポッケに手を突っ込む。今日も寒いわ。。はぁー。ため息をつく。白く濁る。

    いつものように、商店街を早歩きで歩く。

    12月にはいってから、キャバやクラブなどのスカウト行為がなくなって歩きやすい。ちょっと淋しいような気もするけど。

    2006-01-18 22:38:00
  • 302:

    『待たせてごめん。。』優ちゃんのほうが先に着いていた。

    『いいで。アンちゃん気つかわんといて。いこっ。』優ちゃんはいつも気使わんといてって言う。あたしすぐ謝るからかなぁ??

    『うん。』エレベーターに乗り五階へ。

    2006-01-18 22:50:00
  • 303:

    『アンちゃん今日機嫌ぃぃやん。なんかあったん?』

    優ちゃんには、あたしの本性をみしている。あたしは気分屋やから、機嫌悪くなるとすぐ顔に出る。すぐキレる。すごく情緒不安定。夜の仕事しはじめてから余計に情緒不安定。みんなから心配されるぐらい浮き沈みが激しい。

    2006-01-18 22:56:00
  • 304:

    『今日純ちゃんと逢うねん』顔の筋肉が自然とゆるむ。

    『顔にやけすぎ!』

    2006-01-19 13:39:00
  • 305:

    純ちゃんに逢うからセットゎ控えめな巻髪にした。

    『あっし梅田やからそろそろいくわ〜』優ちゃんはこのとき梅田のキャバで働いていた。

    『ぢゃぁまた連絡するなぁ!気を付けてね。』美容室からあたしの働いているキャバまで5分ぐらい。いつもの早歩きで歩く。

    2006-01-19 13:43:00
  • 306:

    お店に着くと、真っ赤なドレスに着替える。香水をふり、口紅をつける。鏡に全身を映して一回転。よし、完璧。

    待機室にむかう。

    2006-01-19 13:47:00
  • 307:

    憂欝な時間の始まり。。きっとあたしは水商売にむいていないと思う。嘘ついたりするん嫌。。っていうより、嘘ついたこと忘れてしまうから後々自分が困る。それに体求めてくる客がおおすぎ。。みんなはうまいことかわすみたいだけど、あたしにはできない。もっと要領よくできたらいいのに。。

    2006-01-22 15:44:00
  • 308:

    夜の仕事をはじめたときは、頑張っていた。毎日軽く百人ぐらいは連絡とっていた。けど、今は煩わしい。。こんなホステス終わってる。自分でも最悪やと思う。あのときの頑張りはどこにいったんだろう。

    いつかクラブのママになってやる!ずっと心に秘めていた。その気持ちはいったいどこにいったんだろう。

    2006-01-22 15:49:00
  • 309:

    『アンナさん、ヘルプお願いします。』

    こんなんだから毎回ヘルプ。

    2006-01-22 15:53:00
  • 310:

    『いらっしゃいませ。』にこっと作り笑い。

    『こんばんわ〜。なんか飲み?』

    『ありがとうございます。焼酎いただきますね。』

    2006-01-22 16:00:00
  • 311:

    手慣れた手つきで水割りをつくる。『はじめまして、アンナです。』乾杯をする。

    指名の女の子がくるまでたわいもない会話。

    2006-01-22 17:08:00
  • 312:

    『アンナさんお願いします。』ボーイが呼びにくる。

    話を切り上げる。『ゆっくりしていってくださいね。』いつもの作り笑い。『ありがとう。』

    2006-01-22 17:10:00
  • 313:

    あたしの仕事ぶりはこんな感じ。。本当に最低なホステスです。

    2006-01-22 17:13:00
  • 314:

    時計が12時をさす。『もぅあがってぃぃ?』担当のボーイに話し掛ける。『無理やなぁ!』『帰るわ!』

    あわてて服を着替え純ちゃんに電話をかける。

    2006-01-22 17:15:00
  • 315:

    『今おわったよ!』
    『四つ橋筋の交差点まできてや!』
    『わかったぁ☆』
    タクシーに乗り迎う。
    久しぶりに純ちゃんに逢う。早く逢いたい。

    2006-01-22 17:18:00
  • 316:

    『ひさしぶり!』
    にこっと笑いながら車に乗る。
    『ひさしぶりやな!』純ちゃんゎ髪を切っていてすっきりしていた。

    逢うのがひさしぶりすぎて、顔まともにみれない。。初めて恋をしたかのよぅなそんな感覚。

    2006-01-22 20:18:00
  • 317:

    『お腹すいた?』
    すいてないけどきっと純ちゃんはお腹かが減ってるんだなぁって思って『お腹めっちゃすいた!なんか食べにいこう?』って言った。
    『俺もお腹すいててん!何食べたい?』やっぱり!この人の行動はなんかわからんけどすべてわかる。どうしたいのか、どうしてほしいのか。。

    2006-01-22 20:22:00
  • 318:

    『う〜ん、純ちゃんが食べたいものがいいなぁ!』純ちゃんは肉とか脂っこいものが好き。きっと夜遅いしラーメンだろぅ。

    『ラーメンでぃぃ?』やっぱり!

    『いいよ!いこぉ!』

    2006-01-22 20:26:00
  • 319:

    『ここめっちゃおいしいねん!!』少年みたいな表情をする純ちゃん。
    『そぅなんやぁ!楽しみ』

    2006-01-22 20:29:00
  • 320:

    『うわぁ〜!めっちゃおいしい!!』大げさなリアクションをする。こうすると、純ちゃんは喜ぶ。あたしが楽しんでいるとき、喜んでいることが、純ちゃんの楽しみであり喜び。

    『そぅやろ?』いつものように、にゃっと笑う。

    2006-01-22 20:34:00
  • 321:

    『そろそろいこうか。。』

    『うん。』

    ラーメン屋をでる。

    2006-01-22 22:28:00
  • 322:

    『ラブホいっていい?』
    そぅ言うのわかってたよ。。純ちゃんは奥さんと体の関係ないみたい。。

    『ぃぃよ。。』

    2006-01-22 22:32:00
  • 323:





    2006-01-22 22:33:00
  • 324:

    『一緒にお風呂入ろう。』甘えてくるあなたがかわいいと思う。あたしより16才年上だけど、年の差なんて感じない。もぅ少しあたしが早く生まれてきていればよかったのに。。

    神様はいじわるです

    2006-01-22 22:36:00
  • 325:

    『。。。』

    『アトピーなんか気にしいひんで!前言ったけど、俺は外見で判断しいひん!おまえの中身が好きやねん。。』

    あたしのことこれほど愛してくれる人はきっとあなただけだと思う。今まで付き合った男性はあたしのことを好きだったけど愛していなかったと感じた。。あなたはあたしを愛してくれた2番目の人。一番は家族。

    2006-01-22 22:41:00
  • 326:

    『ありがとう。』涙がでそうだった。。

    あたしが気にするからお風呂の電気も消してくれた。何も考えてないように見えるけどちゃんと考えてくれている。あたしはあなたのそぅいうところに惚れました。社長さんという名誉や地位、財産なんかに惚れていない。

    2006-01-22 22:45:00
  • 327:

    『ガチャピン本名なんやっけ?』
    付き合ってるけどまだ本名で呼ばれたことがなかった。ガチャピンかおまえしか言われたことない。

    『本名は香奈だよ。』

    2006-01-22 22:49:00
  • 328:

    『何って呼んでほしい?』
    『うーん。』考えていた。姫とかハニーって呼んでもらおうかなぁ。。
    『早く答えなガチャピンって一生言うぞ!』にゃっと笑っている。
    『ガチャピンは嫌だ〜!香奈って呼んで〜〜!』泣きそうになりながらさけんだ。

    2006-01-22 22:53:00
  • 329:

    純ちゃんは声をだしながら笑っている。
    『香奈はほんまにおもろいなぁ!あきひんわ!』

    初めて名前で呼んでもらってすごくうれしかったのを今でも覚えている。

    2006-01-22 22:56:00
  • 330:

    純ちゃんがぎゅ〜っとあたしを抱き締める。あなたの愛が伝わってくる。『俺のこと愛してるか?』きっと純ちゃんは愛に飢えているんだ。。奥さんに愛されていないんだろう。そぅいえば、この前『奥さんは、お金いれとけば何もいわへん。。』って悲しそうに言っていた。あなたはダレカに愛されたいんだよね?だからあたしを選んだ。全部わかってるよ。

    2006-01-22 23:01:00
  • 331:

    『めっちゃ愛してるよ!言わなくてもわかるやろ??』

    純ちゃんは黙っていた。

    うんっていうん恥ずかしかったんやね。

    2006-01-22 23:04:00
  • 332:

    『そろそろ寝ようか?』

    『うん。。』

    早く純ちゃんに抱かれたい。。

    2006-01-22 23:05:00
  • 333:

    『何時に帰るの?』

    ホントはこんなん聞きたくない。ずっと一緒にいたい。。あたしが朝まで一緒にいたいって言ったらあなたはいてくれるのわかってる。けど、あたしは2番目だから控えなくちゃいけない。。

    『三時になったら帰るわ!』

    2006-01-22 23:09:00
  • 334:

    『わかった。。』

    純ちゃんにぎゅっと抱きつく。。

    『ごめんなぁ。。』暗やみに響く声。謝らないで。。余計悲しくなるやん。。

    2006-01-22 23:12:00
  • 335:

    あなたの唇がそっとあたしの唇に触れる。優しいキス。

    優しい愛撫。

    あなたに愛されてあたしは幸せです。

    2006-01-22 23:22:00
  • 336:

    二人ともいつの間にかねてしまっていた。

    飛び起きてケータイをみる。五時。。

    完璧朝帰り。。

    2006-01-22 23:25:00
  • 337:

    『純ちゃん起きて〜!!』体をゆらゆら揺らす。なかなか起きない。

    格闘すること30ふん。やっと起きた。

    『なに?』目をこすっている

    2006-01-22 23:28:00
  • 338:

    寝起きの顔。普段見れない顔。

    毎日みれたらぃぃのに。。

    叶わない夢。

    2006-01-23 23:55:00
  • 339:

    『もぅ五時半だよ!寝てしまってごめんね。。』

    しまった!という顔をしている純ちゃん。『寝てしまった俺が悪いからきにすんな!』

    2006-01-23 23:57:00
  • 340:

    『香奈チュウして?』

    『ぅん。。』

    顔を近付ける。おはようのチュウ。毎日できたらぃぃのに。。胸が苦しくなる。このままときがとまればぃぃのに。。

    2006-01-24 00:00:00
  • 341:

    『エッチしてもいい?』恥ずかしそうな顔をしていってきた。

    『ぃぃよ。。』

    次いつ逢えるかわからない。だから時間があるかぎり、ふたりは愛し合う。

    2006-01-24 00:03:00
  • 342:

    『もぅ七時半やぁ!香奈用意して。』

    『わかった。』

    シャワーを浴びる。もぅお別れの時間。あなたと過ごしていると時が流れるの早いよ。

    2006-01-24 00:06:00
  • 343:





    2006-01-24 00:08:00
  • 344:

    この日を境に純ちゃんはあたしと逢う日は家に帰らなくなった。。うれしい反面、心が苦しくなる。。これでいいのでしょうか?

    頻繁に家に帰らなくなっている理由は奥さんにもわかるはず。。奥さんが何もいわないのは、純ちゃんとの約束があるから。。

    2006-01-24 10:23:00
  • 345:

    『束縛しない』

    浮気しようが何しようが、束縛をしない。これが結婚の条件だったらしい。

    だから奥さんは黙っている。もしあたしが奥さんの立場だったら我慢できない。。

    2006-01-24 10:28:00
  • 346:

    名無しさん

    見てるょ?頑張って??

    2006-01-24 10:57:00
  • 347:

    名無しさん

    お邪魔しまぁす?
    >>1-150 >>151-300 >>301-450

    2006-01-24 11:47:00
  • 348:

    純ちゃんの奥さんは強い。こどものために我慢してるのか、純ちゃんのこと愛してるから我慢しているのか、わからない。

    けど、あたしには到底適わない相手だろう

    2006-01-24 17:10:00
  • 349:

    自分の幸せを選ぶのか、相手の幸せを奪うのか。。毎日格闘していた。どうしたらいいのか答えが出せない。

    そんななか、ある事件が起こる。

    2006-01-24 17:18:00
  • 350:

    今日は久しぶりに出掛ける。いつもホテルばっかだったからうれしい。

    『ルミナリエいって中華料理食べよう!』今から遠足いくコドモの表情をしている。
    『うわぁ!楽しみ★』

    2006-01-24 17:22:00
  • 351:

    『雨女違うもんっっ!』認めたくない。
    『ぉまえは雨女や!認めろよ!笑』
    『。。。雨女です。。。』
    『大丈夫!俺最強の晴れ男やから★』自信満々に答えている。

    2006-01-24 17:33:00
  • 352:

    そういうコドモっぽいとこが、この人の魅力だろう。



    2006-01-24 20:24:00
  • 353:

    神戸につくとあれだけ降っていた雨が病んだ。

    『俺晴れ男やからなぁ!!』いかにも自分が晴れささたぞという自慢げな顔をしていう。

    『すごいね。』とりあえず誉めておくのが無難。

    2006-01-24 20:26:00
  • 354:

    『ぉぃしい中華料理食べにいこう!』
    『うん。』
    純ちゃんの後ろを歩いている。純ちゃんは後ろを振り返り、手を差し出す。
    ぎゅっと握る。
    幸せ。

    2006-01-24 21:29:00
  • 355:





    2006-01-24 21:31:00
  • 356:

    『次はチーズケーキ食べにいくぞ!!』気合い満々の様子。たった今、コース食べてデザートもたべたやん。。

    『まだお腹苦しいから先ルミナリエみにいかへん?』

    2006-01-24 21:33:00
  • 357:

    『おまえ小食やなぁ!チーズケーキぐらい食べれるやろ。』ちょっと不機嫌な様子。あたし小食というより普通。コースだって食べれなくて残したのに。純ちゃんは自分の思いとおりにならないとすぐ不機嫌になる。

    2006-01-24 21:35:00
  • 358:

    純ちゃんはあたしより16才年上やのに、本当にガキです。年下の子と付き合ってるみたい。そのギャップが好きやったんかなぁ。

    2006-01-24 21:46:00
  • 359:

    ルミナリエを見ながら歩く。もちろん手を繋いで。。こういうデートがずっとしたかった。。なんか付き合ってるって感じがする。毎回ホテルやったら体目的みたいやし。

    2006-01-24 21:52:00
  • 360:

    『うわぁ〜綺麗!!純ちゃん逢う時間作ってくれてありがとう!』
    『いつも時間つくれんくてごめんなぁ。。』
    『ぃぃよ!一緒におれるだけで幸せやから!』
    そういうと純ちゃんはすごく喜んでいた。きっと奥さんには言ってもらってなぃんだろうね。

    2006-01-24 21:58:00
  • 361:

    『そろそろチーズケーキ食べにいこう!』純ちゃんは昔神戸に住んでたらしい。それでおいしいお店知っているらしい。
    『うん』

    2006-01-24 22:01:00
  • 362:

    地下のぉ店に入る。階段の壁には芸能人のサインや写真が飾ってある。けっこう有名なチーズケーキ屋さんらしい。

    『このチーズケーキかわってるね。』
    『やろ?おいしいやろ!?』
    『うん!つれてきてくれてありがとう!』

    2006-01-24 22:05:00
  • 363:

    『香奈、今日どぅする?』
    『何が?』
    『もう帰るんか、このまま一緒におるか。。』
    少し悩んだ。最近純ちゃん家帰ってないし。。あたしの中の天使と悪魔が戦う。

    2006-01-24 22:08:00
  • 364:

    離れたくない。。今日は一緒にいたい。。

    あたしは自分の欲に負けてしまった。

    このときのあたしは、最低な人間だった。純ちゃんの家庭を心配しながらも、いつか奥さんから奪ってやるって思ってた。だから赤ちゃんできたらぃいのに。。とかいろいろ考えてた。

    2006-01-24 22:11:00
  • 365:

    『今日は一緒にいたい。。』
    『わかった。そろそろいこうか?』


    『うん。。』

    2006-01-24 22:14:00
  • 366:

    いつもいっているラブホにむかう。


    2006-01-24 22:16:00
  • 367:

    車の中はサザンの曲が流れている。鼻歌を機嫌よく歌っている純ちゃん。

    あなたのすべてをずっとみていたい。

    2006-01-24 22:17:00
  • 368:

    いつか離れなくちゃいけない。。そぅ思うと泣きそうになる。ずっとそばにいたい。

    2006-01-24 22:20:00
  • 369:





    2006-01-24 22:21:00
  • 370:

    ホテルにつくとシャワーを浴び愛し合う。
    『いってもぃぃ?』
    『ダメ!』いつもはぃぃってゆぅけどこの日はダメっていた。
    『ぁかん?』
    『無理。』

    2006-01-25 11:44:00
  • 371:

    『香奈もぅいってまぅ。。』
    『我慢してよ!』
    『。。。ごめん。中でだしちゃった。。』
    『。。。』コトバがでなかった。うれしいような感じもしたけど。。

    2006-01-25 11:46:00
  • 372:

    『安全日か?』
    『セイリおわったとこ。。』
    『できたらどぅしよ?』焦っている純ちゃん。あたしは落ち着いていた。
    『できたときはできたときぢゃなぃ?避妊しててもできるときはできるやん?中だししてもできないときはできひんやん?』
    『そぅやな!できるときはできるし、できひんときはできひんしな!』ほんま単純な人です。

    2006-01-25 11:50:00
  • 373:

    純ちゃんの赤ちゃんが欲しかった。できてたらいいのにとひそかに思っていた。。赤ちゃん出来たら純ちゃんはあたしのモノになると思った。奥さんと離婚してあたしと結婚して幸せな家庭を築きたい。

    2006-01-25 11:53:00
  • 374:

    二回目のセックス。

    『なかでだしていい?』さっき焦ってたのに。。赤ちゃん出来てもぃぃんかなぁ??
    『ぃぃよ。。』

    2006-01-25 11:55:00
  • 375:





    2006-01-25 11:55:00
  • 376:

    それからすぐ純ちゃんは仕事で海外にいった。帰ってくるのは一月十日。
    淋しい日々がつづく。。普段なかなか電話したり、逢えないし。。

    2006-01-25 11:57:00
  • 377:

    訂正!普段なかなか電話したり、逢えないのに。。

    2006-01-25 12:00:00
  • 378:

    大晦日の日、トモダチの優ちゃんと願いが叶うと有名なお寺にいくことにした。

    大晦日に昼間から女二人。電車に揺られ嵐山に向かう。

    2006-01-25 12:02:00
  • 379:

    いつもは二時間待たないとお寺に入れないらしいけど、大晦日だったから人が少なかった。カップルばっかり。。うらやましかった。手繋いで、『寒いね。』などいいながら仲良くくっついている。あたしもそんな恋愛がしたい。

    財産も名誉も地位もいらない。些細なことでも幸せだとか感じれるようなそんな相手と一緒になりたい。純ちゃんは奥さんとコドモがいてる。。純ちゃんと一緒になれたら。。そんなカップルになれるのに。

    2006-01-25 12:07:00
  • 380:

    ここのお寺は一年中鈴虫が鳴いているお寺。お地蔵さんにお参りする前にお尚さんの話を聞く。

    『人が不幸になるような願い事をしないように。』

    このコトバにひっかかった。あたしは純ちゃんと一緒になれるようにお願いしようと思っていた。もし叶えばあたしは幸せになれるけど、純ちゃんの奥さんとコドモは。。?

    2006-01-25 12:16:00
  • 381:

    お賽銭をいれ、お地蔵さんに手を合わせた。

    《あたしにふさわしい男性と巡り合わせてください。もし純ちゃんが運命の人であれば、結ばれますように。。》

    あたしは最低です。自分の幸せだけを願いました。

    2006-01-25 12:21:00
  • 382:

    もぅ夕方だったから、電車に揺られ帰った。淋しい女二人。

    優ちゃんの家は住吉大社近いから夜中いくことにした。

    2006-01-25 12:22:00
  • 383:

    紅白みたりして過ごした。優ちゃんは疲れ果てて寝てしまい、結局カウントダウンはNHKの放送を見ながら一人で年明けを迎えた。

    夜中に住吉大社にいくつもりやったけど、優ちゃんの寝顔みてたら起こすのかわいそうやしあたしもねた。

    2006-01-25 12:26:00
  • 384:

    二人とも爆睡。起きたらお昼の12時でした。大慌てで用意して住吉大社に向かった。

    まわりはカップルや家族連ればっかり。『早くうちらも幸せになろうな!』といいながら住吉大社に参拝。

    2006-01-25 12:29:00
  • 385:

    『あっ!おみくじしよ!』優がいった。
    『あたし凶しかでたことないねん。やってみよう!恋ミクジあるで!』
    『それしよう!』

    2006-01-25 12:31:00
  • 386:

    優は大吉をひいて大喜び。
    結局あたしは凶でした。。
    『凶ひくとかすごい確立やで!』優に言われ新年早々へこみました。

    2006-01-25 12:32:00
  • 387:

    でも、書いてある内容にびっくりした。物凄く当たっているから。。

    《キーワード 現実
    相手に大切に思われているが、相手は心も体もひとつです。》

    2006-01-25 12:35:00
  • 388:

    見た瞬間、純ちゃんのことだと悟りました。あたしミクジや占いあんまり信用しないけど、当りすぎているからへこみました。

    普通のミクジは中吉を引いて大喜び。記念に持って帰ることにした。人生初めての中吉。
    優はまた大吉をひいていた。恐ろしいわ。

    2006-01-25 12:39:00
  • 389:

    あたし『お節たべなあかんし、帰るなぁ。』
    優『あたしも実家に帰るわ。』
    あたし『またね。』
    優『バイバイ。』

    2006-01-25 12:41:00
  • 390:





    2006-01-25 12:41:00
  • 391:

    一月七日。優の誕生日。
    電話をかける。『もしもし、誕生日おめでとう。仕事帰りどっかいこう?』
    『ありがとう。いきたい!』
    『どこいく?』
    『飲みに行きたい!』

    2006-01-25 12:45:00
  • 392:

    『ホスト。。ですか?』恐る恐る優に聞いた。
    『うん。いこう。』
    『わかった!店調べとくね。またあとで。』

    ホストは痛い目あってからいっていない。なんか純ちゃんに悪い気がした。でも、淋しかった。国際電話一本もかけてこないし。奥さんと一緒なんかなぁ。。不安に押しつぶされそうになる。。たまには息抜きも必要かな。。

    2006-01-25 12:48:00
  • 393:

    『お疲れ〜』12月半ばから優もあたしの店で働きはじめた。

    『よしいこぅか!』

    2006-01-25 12:56:00
  • 394:

    ミナミのある店に向かう。

    途中、キャッチされた。『今からどこいくん?』あたしはひたすら無視。
    『どこのお店?』優が口を開いた。
    『○○○○です』

    2006-01-25 14:06:00
  • 395:

    あたし『今からいくとこと同じ系列やん!んぢゃあそこいくわ!』寒い中キャッチかわいそうやしついていった。
    ホスクン『ありがとうございます。』

    2006-01-25 16:17:00
  • 396:





    2006-01-25 16:17:00
  • 397:

    『いらっしゃいませ〜』店内に響く声。

    ホス『飲み物なにする?』
    あたし『シャンディー』
    優『ビール』

    2006-01-25 16:19:00
  • 398:

    キャッチくんらがついた。あたしについたのは18才夜は一年目の子。はっきりいってホストにむいてない。『男メニューもってきて!』我慢の限界になっていった。あたしどんだけ不細工でもしゃべりあかんくても、話したりできるけどこの子は無理だった。

    2006-01-25 16:23:00
  • 399:

    顔とか見ないで適当に指を差す。『この子よんで!』

    優は楽しそうに話している。『アンチャン、この子今日で二日目やねんて!』
    『まぢで?かわぃぃな笑!色営とかしらんちゃん?』

    2006-01-25 16:25:00
  • 400:

    ホス『色営ってなんですか?』不思議そうな顔をしている。
    あたし『優教えてあげやぁ!』
    優『ぁんな〜、色営っていうのはなぁ〜。。』一生懸命教えている様子。

    2006-01-25 16:27:00
  • 401:

    会話がはずんできたそのとき、『失礼しま〜す』背の低いかわぃぃホスくんがやってきた。
    あたしはちらっと見て無視していた。今ついてるセイヤくんを指名しようとしていたから。

    2006-01-25 16:38:00
  • 402:

    『そろそろいくなぁ!』セイヤがいった。
    『いかんといて?』
    『また戻ってくるからな?』
    『わかった。いってらっしゃい。』セイヤはいってしまった。

    2006-01-25 16:40:00
  • 403:

    『お名前聞いていいですか?』
    『香奈だよ。あなたは?』
    『俺ひかる。よろしく。』
    『よろしく。』

    2006-01-25 16:41:00
  • 404:

    二時間経過した。『そろそろ帰るわ。』ヒカルにいった。
    『まだかえらんといて?ラストまでおって?』
    『もう七時やしなぁ。。』
    『お願い。1500円にしとくから。』
    『お金は別に気にしてないねん。』

    2006-01-25 16:44:00
  • 405:

    『おねがい。。』ひつこぃなぁ。。『わかったよ。。』
    『ありがとう。客帰らしてくるから少し待ってて。』
    『はいよ』

    2006-01-25 16:46:00
  • 406:

    十分後、ヒカルはもどってきた。それからずっとあたしにつきっぱなしだった。お酒も入ってるせいか不倫してることとか話してしまった。。そのせいで色をかけられてしまった。
    『今日休みやから遊びにいこう。』営業が始まった。。『いけたらね。』冷たく言い放つ。

    2006-01-25 16:49:00
  • 407:

    結局ラストまでいた。
    『ありがとう。バイバイ。』

    2006-01-25 16:50:00
  • 408:





    2006-01-25 16:50:00
  • 409:

    純ちゃんとずっと連絡とってなくて淋しかった。夜中になると淋しさが倍増する。ひとりでいたくない。勝手に手が動く。ヒカルに電話をしてしまった。。

    『もしもし、ヒカルと遊びたい』
    『ぃぃよ。ミナミこれる?』
    『今からぃくわ。』

    2006-01-25 16:55:00
  • 410:

    あわてて用意してタクシーにのる。

    ヒカルに電話をかける。『ミナミついたよ。』
    『今店おるから、店の前で待ってて。』

    2006-01-25 16:58:00
  • 411:

    きら

    最初カラ読んだ?
    楽しみにしてるね????

    2006-02-13 07:47:00
  • 412:

    名無しさん

    2006-02-13 07:59:00
  • 413:

    名無しさん

    2006-02-13 08:01:00
  • 414:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『待たせてごめんなぁ!』ヒカルがあわててやってきた。
    『ぃぃよ。』

    『どこぃく?』

    2006-02-13 10:04:00
  • 415:

    ◆IIQVZM1CgQ

    同年代の男の子と遊ぶのが久しぶりだったせいかあたしは緊張して倒れそうだった。みんなは何して遊ぶのだろうか??お客さまや純ちゃんとかとしか出掛けることがあまりないあたし。若い子ともたまにはあそばなあかんみたいやね。

    2006-02-13 10:25:00
  • 416:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ヒカルに任せるよ。』

    『いきたいとこなぃの?』
    あたしの顔をじっと見るヒカル
    『。。。』思わず黙ってしまった。

    2006-02-13 10:27:00
  • 417:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『どぅしたん?俺と遊ぶの嫌?』心配そうな顔をしてみつめるヒカル。

    『違うよ。。若い子と遊ぶの久しぶりすぎてどこいってぃぃかわからへん。。』
    いきなりヒカルが笑いだした。『おまえも若いやん!ぢゃあカラォケいこぅか』

    2006-02-13 10:31:00
  • 418:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ぅん。。』

    ヒカルの後ろについて歩いた。
    今日は火曜日。ヒカルの店ゎ営業中。『ひっかけ歩いて大丈夫なん??』
    『そんなん気にしてたらあそばれへんやん。気にしなくてぃぃよ。』のんきなヒカル。

    2006-02-13 10:36:00
  • 419:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ヒカルさん、おはよーございます。』 ひっかけでキャッチしてるホストがあいさつをしている。
    『おはよ!俺仕事休みやねん。ぃぃやろ?笑がんばってなぁ!』
    『ありがとうございます。』

    2006-02-13 10:38:00
  • 420:

    ◆IIQVZM1CgQ

    そんな感じでカラォケいくまでにヒカルは何人ものホストに挨拶をされていた。
    一緒に横を歩くのが嫌だった。あたしを風俗まで落としたマサヤもミナミのホスト。マサヤに逢いたくない。ヒカルと一緒に歩いてるの見られたくない。

    2006-02-13 10:42:00
  • 421:

    ◆IIQVZM1CgQ

    もしマサヤがあたしとヒカルが一緒にいるのをみたらきっと笑うだろう。あのバカ女、次は違うホストにだまされてる。って心の中で笑うだろう。

    なんであたしはヒカルといるの?マサヤの件があってからあたしはホストが嫌いだった。中にはぃぃホストもいてるだろうがあたしは出会ったことがない。完全友営で有名だった某ホストくんだってあたしに手をだしてきた。そこまで嫌いなホストとなんで一緒にいるんだろう?淋しいから??

    2006-02-13 10:47:00
  • 422:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-13 10:51:00
  • 423:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈先に歌って?』

    『ヒカルが先に歌ってよ〜。』まだ緊張している。

    『おまえ元気ないぞ?一気しろ!』ヒカルがあたしにカシスオレンジを渡す。

    2006-02-13 10:56:00
  • 424:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『こんなにムリだよ。。』

    『ぢゃぁ半分なぁ!』

    『わかったよ。。』泣きそうになりながら半分一気した。

    2006-02-13 10:59:00
  • 425:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『さすがやなぁ!』
    急に酔いが回る。。逆に酔ったほぅがぃぃのかも。。緊張してヒカルの顔すらみえない。。

    『歌うんやめよ!』ヒカルが急に言った。『今日はゆっくり話しよ??』

    2006-02-14 18:31:00
  • 426:

    ◆IIQVZM1CgQ

    不倫してること、今まで経験したこと全部話してしまった。ヒカルなら話してもいいと思った。さすがに飛田で働いたことあるとはいわなかったけど。。

    このとき全部話さなければヨカッタ。。あたしは隠したりうそつくことができない。たまには嘘や隠すことも必要なんだとあとで気付くことになる。

    2006-02-14 18:35:00
  • 427:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルのことも聞いた。嘘か本当かわからないけど。。でもこのとき話してくれたことあたしは信じる。信じてあげないと可愛そうだと思った。だってヒカルのコトバがひっかかるから。。

    『ホストしてたら信じてもらえない。いつも疑われる。。』悲しそうな表情。悲しそうな声。

    2006-02-14 18:48:00
  • 428:

    ◆IIQVZM1CgQ

    営業かもしれない。けどヒカルのあの表情と声は本心だろう。だから信じようとした。一人の人間として信じてあげたかった。

    2006-02-14 18:52:00
  • 429:

    ヒカル『次どこぃく?』

    あたし『ヒカルにお任せするわ★』

    ヒカル『とりま、梅田いこか』

    2006-02-14 18:54:00
  • 430:

    梅田に到着。まだ五時。どこもお店は開いてない。梅田を途方もなくぐるぐる歩き回った。ヒカルはずっとあたしを笑わせてくれる。急に踊りはじめたり、おもしろいこといったり。。

    2006-02-14 18:57:00
  • 431:

    『ヒカル?仕事しなくていいよ?普通にして?』あたしは思わずいってしまった。
    『これが普通やで!香奈が笑ってるとこみてたいねん。』

    胸が熱くなった。不倫や仕事で疲れきってあたしは笑うことを忘れていた。ヒカルはあたしに笑顔を取り戻してくれた。笑うことを思い出させてくれた。

    2006-02-14 19:02:00
  • 432:

    ◆IIQVZM1CgQ

    一時間ほど歩いた。二人とも疲れ切っていた。目の前にあった漫喫に入ることにした。

    店内は狭い。これが漫喫?って感じだった。
    『俺の思ってる漫喫と違う〜!』ヒカルが小声でいった。
    『ほんまやなぁ。小さいし。』あたしの声が店内に響く。しまった( ̄□ ̄;)!!
    ヒカルが『こらっ!』って可愛く怒ってくれた。

    2006-02-14 19:09:00
  • 433:

    ◆IIQVZM1CgQ

    同年代のカップルってこんなんなんかなぁ?!
    普通の恋愛はこんな感じなのかなぁ。。あたしも普通の恋愛がしたい。普通っていう根拠がわからないけど。。
    あたしの中で普通っていうのは、不倫ぢゃない恋愛。お互いが愛し合ってる同士の恋愛。どっちかが利益のために恋人を演じてない恋愛。それが普通の恋愛だと思う。

    2006-02-14 19:15:00
  • 434:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは眠さに限界が達していた。
    『香奈帰るか?』ヒカルが心配そうな顔をしている。

    帰るっていいたかったけど言えなかった。ヒカルと一緒にいたかった。ヒカルのそばにいることによって元気でいられる。楽しい。だから離れたくない。。

    2006-02-14 19:18:00
  • 435:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《純ちゃんごめんなさい。。あたしなこんな恋愛がしたい。カラオケいったり漫喫いったり。ヒカルとは付き合っていないけど、カップルみたいで楽しいねん。純ちゃんとはこんな恋愛できひんやん。。あたしいっつも我慢してる。つらいねん。。》

    2006-02-14 19:21:00
  • 436:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『大丈夫やで。ヒカルこそしんどぃやろ?帰る?』素直にいえなかった。まだ一緒にいたいって。。そぅいえばあたしが色を求めてると勘違いされたら嫌だから。。今はプライベート。けどあくまで客とホスト。

    2006-02-14 19:24:00
  • 437:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルは黙り込んだ。。何か考えてる様子。
    あたしはパソコンの画面をじっと眺めていた。。

    2006-02-14 19:26:00
  • 438:

    ◆IIQVZM1CgQ

    重い沈黙がつづく。。

    ヒカルが口を開いた。『俺んちくるか。。?』ちょっとためらっていた。

    『ぅん。。』

    2006-02-14 19:28:00
  • 439:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-14 19:32:00
  • 440:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカル、このときあたしのことカルイって思った??あたしは体の関係とかなしにヒカルのそばにいたかっただけやで。。ヒカルが横にいるだけで楽しいねん。

    2006-02-14 20:05:00
  • 441:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『部屋かなり汚いで!ごめんなぁ。。』
    『そんなんきにしないよ。片付けようか?』
    『大丈夫やで。ありがとぅ。』

    部屋を片付けはじめたヒカル。片付けるというか、モノを一つの場所にかきあつめてるだけ。。

    2006-02-14 20:08:00
  • 442:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルをみているだけで笑顔がこぼれる。純ちゃんと出会ったころを思い出した。。たしか純ちゃんもあたしに笑顔を思い出させてくれた人。

    神様はあたしが落ちてるときに素敵な人と出会わせてくれてるみたい。

    2006-02-14 20:12:00
  • 443:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『シャワー浴びてくるなぁ!適当にテレビみたり音楽聞いたりしとぃて。』

    ヒカルの部屋の様子をみて彼女は今はいてないみたい。昔同棲してた様子。あと枕もしてるみたいだった。イロカノかなんかわからんけど女の子と撮ったプリクラが床に落ちていた。コンドームやローションがそのへんに落ちている。歯磨きセットまで常備している。

    2006-02-14 20:20:00
  • 444:

    ◆IIQVZM1CgQ

    もしや。。あたしに枕する気なんか!?あたし枕とか色とか求めてないし!!簡単に家にきたこと後悔した。

    2006-02-14 20:24:00
  • 445:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『あ〜すっきりしたぁ。香奈もシャワー浴びてくる?』
    これはまずいと思った。『化粧おとしある?』
    『なぃわ。。』
    よかったぁ。。思わず心の中で喜んだ。
    『ぢゃあやめとくわ。』

    2006-02-14 20:27:00
  • 446:

    ◆IIQVZM1CgQ

    沈黙がながれた。。



    2006-02-14 20:29:00
  • 447:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈ってカルイやろ?』ヒカルが口を開いた。簡単に家にくるんぢゃなかったって後悔しまくった。
    『なんで?簡単に家にきたから?』
    『夜二年もしてたら雰囲気でわかる。香奈は昔遊びまくってた感じする。あと意地っぱりで寂しがりややなぁ。』当たってる。。

    2006-02-14 20:33:00
  • 448:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『そんな風にみえるんやぁ。ショック。。』

    『俺やからいいけど簡単に男信用したらあかんで!男の家入ったりしたらあかんで?』

    『はぁーい。気を付けるわ。』

    2006-02-14 20:36:00
  • 449:

    ◆IIQVZM1CgQ

    こんなホスト初めてやわ。。ヒカルは普通に応援したくなった。たまに店いってあげてもぃぃなって思った。

    『一緒の布団やったら嫌やろ?もぅひとつ敷くゎ』ヒカルは気を使ってくれる。仕事だからかもしれないけど。

    2006-02-14 20:41:00
  • 450:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『おやすみ。』

    ヒカルはかなり疲れていたんだろう。すぐ眠りについていた。寝顔がものすごく可愛くてみとれてしまっていた。

    2006-02-14 20:43:00
  • 451:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしはなかなか寝れなくてずっとヒカルの寝顔をみつめていた。
    急に純ちゃんと別れたくなった。ヒカルの傍にいたい。。ケータイをとりだしメールを作りはじめた。

    2006-02-14 20:47:00
  • 452:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『純ちゃんには奥さんも子供もいてる。あたしには勝ち目ないやん?最初ゎ割り切ってるつもりやった。けど終わりが見えてる恋愛やん。そんなん苦しい。あたし普通に恋愛して普通に結婚したいねん。』
    あえてヒカルのことは出さなかった。純ちゃんと中だししてから生理が遅れてるから。。あたしはずるい女です。

    2006-02-14 20:53:00
  • 453:

    ◆IIQVZM1CgQ

    何回か検査薬をした。みんな陰性。けど、最近お酒がよわくなったり、胃の調子が悪かったり、微熱がつづいたり。。まわりの友ダチはできてるんぢゃないかって心配をしていた。

    2006-02-14 20:58:00
  • 454:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしはのんきにしていた。だって純ちゃんの子供できてたら純ちゃんがあたしのモノになると思ったから。。かなり最低です。体張ってでも純ちゃんと一緒になりたかった。
    そのくせ、純ちゃんと逢ってなくて淋しいからヒカルと遊んでヒカルに惚れてしまってる。あたしは都合のぃぃ女。

    2006-02-14 21:10:00
  • 455:

    名無しさん

    2006-02-14 21:13:00
  • 456:

    ◆IIQVZM1CgQ

    まとめていただぃてありがとうございます??

    2006-02-14 21:21:00
  • 457:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ケータイの着信音で目が覚めた。いつのまにか寝てたみたい。
    純ちゃんの部下であるシュンちゃんから電話だった。

    2006-02-14 21:23:00
  • 458:

    ◆IIQVZM1CgQ

    なんだろぅ?少し不安になった。純ちゃんになにかあったんかなぁ?
    恐る恐る電話にでた。

    『もしもし、どぅした?』

    2006-02-14 21:25:00
  • 459:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『社長帰ってくるの遅くなるみたいやで。』

    『なんでなん。、?』恐くなった。なんかあったんかなぁ。。

    『一緒にハワイいった人が怪我して手術してるらしいわ。帰国一週間ぐらい遅れるらしいわ。だから連絡なくても心配すんな。社長ケータイ忘れていってるみたいやから』

    2006-02-14 21:32:00
  • 460:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ありがとお。けど今さっき純ちゃんにお別れメィル送ってん。。』

    『なんでなん?』

    『先のない恋愛したくない。普通に恋愛したい。。』

    2006-02-14 21:36:00
  • 461:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『気持ちわかるけど、社長にさっきのメイル関係ないですってあとでメィルいれときや!』

    『なんでよ?もぅツライもん。。』

    『社長はおまえのことかなり好きやと思うで。社長のデスク、ガチャピンの人形と置物だらけやし、従業員にまでガチャピンあげてるんやぞ。俺ももらったしなぁ』笑いながらシュンちゃんはいった。

    2006-02-14 21:40:00
  • 462:

    ◆IIQVZM1CgQ

    しゅんちゃんの話を聞いて少し嬉しかった。
    『わかった。謝りメィルいれるわ。』

    電話をきりすぐにメィルを送信した。

    2006-02-14 22:20:00
  • 463:

    ◆IIQVZM1CgQ

    《さっきのメィルは関係ないです。ごめんなさい。》

    2006-02-14 22:26:00
  • 464:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしはなんて単純なんだろう。いつもまわりに流される。そんな自分が嫌だ。

    2006-02-14 22:35:00
  • 465:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈おはよ〜』眠そうな声。

    『ごめん。。おこしちゃった?』

    『違うよ。爆睡してごめんなぁ。』眠そうな顔も声もかわぃぃ。

    2006-02-14 22:49:00
  • 466:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もぅ八時かぁ!俺同伴やから用意するわ!』

    『はぃはぁ〜ぃ!』

    2006-02-14 22:54:00
  • 467:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルがシャワー浴びてる間、化粧をなおしたり、布団片付けたりした。

    ヒカルのケータィは休みなく鳴り続けている。

    ホストも大変やなぁ。。

    2006-02-14 22:57:00
  • 468:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-14 23:03:00
  • 469:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈、俺のスーツ姿みたことなぃやんなぁ?』

    『うん。まだみたことない。スーツ似合いそうやね。』

    『ぢゃあ今日スーツ着よう!』にこにこしてるヒカル。

    2006-02-14 23:05:00
  • 470:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ちょっと着替えるから待ってなぁ。』鼻歌を謡ながら着替えてるヒカル。

    お別れの時間が迫る。淋しい。。

    2006-02-14 23:07:00
  • 471:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈みて。どぅ?』モデルみたいに気取っている。行動がほんまにかわぃぃ。
    『似合ってるで。ホストみたいやなぁ。笑』

    『ホストやしぃ〜!!』

    2006-02-14 23:18:00
  • 472:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『香奈みてみて。』お腹を指差す。

    『何なに?』

    ぽこっとお腹がでている。思わず笑ってしまった。『俺、お腹でてるからスーツ着るときお腹へこましてるねん。スーツきたくなぃわ。。』

    2006-02-14 23:23:00
  • 473:

    ◆IIQVZM1CgQ

    他愛もない会話。それが楽しい。
    楽しい時間はすぐ去っていく。
    離れたくない。。

    2006-02-14 23:25:00
  • 474:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『そろそろいこっか!』

    『。。うん。。』淋しい。けど淋しいなんか言えない。あたしはヒカルの客。

    『今日はありがとう。楽しかったわ。俺、自分から遊ぶの誘ったりしぃひんねんで。』

    2006-02-14 23:28:00
  • 475:

    ◆IIQVZM1CgQ

    色?だと思った。でも口に出さない。
    『ほんまに?誘ってくれてありがとう。すごく楽しかったよ。』
    お別れの時間。バイバイ。

    2006-02-14 23:33:00
  • 476:

    ◆IIQVZM1CgQ

    タクシーに乗りながら優と電話で話した。
    『どぅやったん?Hしたぁ?』優は興味深々な様子。
    『してなぃよ。するわくなぃやん。』

    2006-02-14 23:35:00
  • 477:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『なんでなん?』

    『浮気になるしなぁ。てか襲われなかったし。笑あたし魅力ないんかも〜。てか、逆に簡単に男の部屋入ったらあかんよって怒られたわ〜』

    2006-02-14 23:40:00
  • 478:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『めっちゃぃぃホストやん。あたしにちょうだぃ。』笑ってる優。

    『こんなホスト初めて出会ったわ。ホストぢゃなかったらぃぃのになぁ。』
    これが本音。ホストを差別するつもりぢゃないけど過去を思い出してしまうからホストは嫌い。

    2006-02-14 23:44:00
  • 479:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしや、運命の人違う?お地蔵さんが出会わしてくれたんちゃん?』優が言った。

    『そぅなんかなぁ。。まっ様子みてみるわ』

    2006-02-14 23:46:00
  • 480:

    名無しさん

    2006-02-15 03:28:00
  • 481:

    名無しさん

    2006-02-15 03:34:00
  • 482:

    ◆IIQVZM1CgQ

    まとめていただぃてありがとうござぃます(^O^)

    2006-02-15 09:34:00
  • 483:

    ◆IIQVZM1CgQ

    運命の人かぁ。。

    もしヒカルが運命の人やったら。。

    2006-02-15 09:36:00
  • 484:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 09:36:00
  • 485:

    ◆IIQVZM1CgQ

    毎日ヒカルは連絡をくれた。でも明らかな営業。

    《おはょ★今日仕事か?どこで働いてるん?俺客予定なくてやばいわ(*_*)》

    ヒカルが客予定ないわけがない。いちお役職ついてるしナンバーも入ってるみたい。

    この頃のあたしは、前働いてたキャバクラで盗難にあってから働く場所を失っていた。とにかく時期が悪すぎる。一月の末。水商売にとって大変な時期がもうすぐやってくる。だから時給だとか待遇が悪すぎてなかなかみつからないでいた。たまに派遣でラウンジやクラブで働いた。

    2006-02-15 09:43:00
  • 486:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ヒカルが営業を始めたのはあたしのせいだ。あたしがマサヤのことを話したから。。遊んだとき話さなかったら。。

    今更、後悔しても無駄。一緒にいて楽しかったヒカル。それが連絡とりたくない相手へとかわる。

    2006-02-15 09:47:00
  • 487:

    ◆IIQVZM1CgQ

    営業がひつこすぎた。あたしはヒカルを試すことにした。

    《ヒカル毎日連絡くれてありがとう。悪いけど、あたしホスクラもぅいく気なぃねん。。応援できなくてごめんね。》

    メィルを送信した。

    2006-02-15 09:52:00
  • 488:

    ◆IIQVZM1CgQ

    すぐにヒカルからメィルきた。

    《俺ホストホストっていわれるん嫌やねん。だからもう連絡しいひんわ。体に気を付けて頑張ってな。》

    客にならないとわかれば切る。あたしはヒカルにとって普通に客でしかなかった。客とわかっているけど、ヒカルのこのメィルはあかんと思った。ここで嘘でも『店はきたくなったらでぃぃよ。だから普通に連絡とろう』って言ってくれてたらあたしはヒカルを応援していただろう。

    2006-02-15 09:57:00
  • 489:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは純ちゃんと逢えない淋しさや連絡のとれない苦しさをヒカルで紛らわしていた。ヒカルの存在で淋しさ苦しさを忘れていた。

    だから辛かった。この日からヒカルから一切連絡がこなくなった。

    2006-02-15 10:00:00
  • 490:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 10:01:00
  • 491:

    ◆IIQVZM1CgQ

    生理が遅れて二週間がたった。検査薬を何度もしても陰性。明日の朝産婦人科にいこう。そう考えていたそのとき、ケータィがなった。

    着信中   純ちゃん

    2006-02-15 10:05:00
  • 492:

    ◆IIQVZM1CgQ

    画面をみてびっくりした。あんなメィル送ったし、正直一生連絡こないと思っていた。

    慌てて電話にでる。

    2006-02-15 10:07:00
  • 493:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしもし。。』電話に出たのはぃぃけど何言われるのか恐かった。さよならを告げられるんかなぁ。。

    『もしもし?あのメィルはなんや?別れたいんか!』

    2006-02-15 10:09:00
  • 494:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ごめんなさぃ、、あのときはそんなふうに思ってん。。』
    『どぅするんや?別れるんか?』
    『。。わかれたくない。。』
    『んぢゃぁあんなこと二度というなよ?』
    『わかったぁ。。』

    2006-02-15 10:12:00
  • 495:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは純ちゃんと別れたくなかった。別れたらひとりぼっちになる気がした。

    ほんまにズルイ人間です

    2006-02-15 10:14:00
  • 496:

    ◆IIQVZM1CgQ

    電話をきった直後、生理になっているのに気付いた。。嬉しいような残念なような。。

    2006-02-15 10:19:00
  • 497:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃん、もし、あたしに赤ちゃんできてらどうしてた?
    喜んでくれた?
    あたしと結婚してくれた?

    それとも、あたしと別れていた?

    2006-02-15 10:22:00
  • 498:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 10:26:00
  • 499:

    ◆IIQVZM1CgQ

    その一週間後、純ちゃんに逢った。日焼けして真っ黒だった。

    お連れさんが入院してる間、ハワイでサーフィンしていたらしい。

    あたしがお別れメィルを送ってしまったせいか、かなり純ちゃんはやさしくなっていた。あたしに気を使ってくれていた。いつもあたしが気を使っていたけど、立場が逆転したみたい。

    2006-02-15 10:33:00
  • 500:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃんのことは好きだ。けど、いつか離れなくてはいけない。
    今なら離れることができる。だってまだ付き合って二ヵ月だから。。

    このまま離れることができなかったら。。あたしは一生純ちゃんから離れることができなくなるだろう。

    2006-02-15 10:36:00
  • 501:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 10:37:00
  • 502:

    ◆IIQVZM1CgQ

    着信中   ハナちゃん

    めずらしい人から電話がかかってきた。
    ハナちゃんはあたしがキャバデビューしたときのお店の女の子。大学生でたまにキャバで働いている。知り合って8ヵ月。ごくたまに連絡を取り合っている。

    2006-02-15 10:41:00
  • 503:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしもし〜』電話にでた。
    『もっし〜。今日ヒマしてる?』
    『うん。予定ないよ。』
    『ぢゃあ久しぶりに話そう。』
    『わかったぁ。ミナミで待ち合わせしよぅ』

    2006-02-15 10:43:00
  • 504:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ハナちゃんに逢うのは夏ぶりぐらいかなぁ。。

    ミナミの街を歩く。平日の夕方なのにすごい人。学生、社会人、ホステス、スカウト、ホスト。。たくさんの人でごったがえしている。

    2006-02-15 10:46:00
  • 505:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『遅くなってごめん〜』
    ハナちゃんが駆け寄ってくる。
    『ぃぃよ。』
    『たくさん話したいしどっか入ろう!』
    近くの喫茶店に入った。

    2006-02-15 10:48:00
  • 506:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『アンナチャン最近どうなん?彼氏できた?』
    『できたけど。。不倫やで。』
    『えっ?不倫?やめとき!!てか、紹介いらへん?』
    これが直哉との出会い。

    2006-02-15 11:05:00
  • 507:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『紹介?してほしい。』久しぶりにわくわくした。心が踊る。

    『この子やで。ホストやけどぃぃ?』クリアウェブにのってるパネルをみせてもらった。

    ホストか。。恐いなぁ。。

    2006-02-15 11:08:00
  • 508:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『営業されへんかなぁ?』心配だった。だまされたりするん嫌。もぅ傷つきたくない。

    『大丈夫!早くメィルおくり!』

    2006-02-15 11:10:00
  • 509:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『メィル返ってこなぃわ。』まだ逢ったこともない直哉くんからのメィルが待ち遠しかった。
    『寝てるやろ?あっしも彼氏からメィルけーへん。。』ハナちゃんは最近彼氏ができたらしぃ。相手はミナミのホスト。

    2006-02-15 11:47:00
  • 510:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『そろそろ帰ろうか!』



    2006-02-15 11:48:00
  • 511:

    ◆IIQVZM1CgQ

    電車にのってるときもケータイを取出し問い合わせを何回もした。メィルがこなぃ。。

    久しぶりにドキ2した。ワク2した。

    クリアウェブのパネルを何度もみた。直哉くんはいったいどんな子なんだろぅ!?

    2006-02-15 11:51:00
  • 512:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ケータィが鳴った。
    直哉くんからだった。
    《仲良くしてなぁ★遊んだりしようなぁ!》

    嬉しかった。純ちゃんとはたまにしか連絡とってなくて淋しかった。あたしは人一倍寂しがりや。淋しいのが耐えられない。ダレカがそばにいないとダメな子。もっと強くなりたい。一人で生きていけるようにならなきゃ。。

    2006-02-15 11:55:00
  • 513:

    ◆IIQVZM1CgQ

    直哉くんにはホストいったことないことにした。直哉くんはホストという職業が嫌らしい。

    直哉くんの口癖。

    《ホストは時間と金の無駄。絶対にいったらあかん。》

    2006-02-15 11:58:00
  • 514:

    ◆IIQVZM1CgQ

    直哉くんにはあたしが今までしてきたことは隠そうと思った。隠さないと営業されると思った。

    もぅだまされたくない。

    2006-02-15 12:01:00
  • 515:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 12:01:00
  • 516:

    ◆IIQVZM1CgQ

    メィルして四日後、直哉くんと逢うことになった。梅田で待ち合わせ。朝十時やのにホストがたくさんいた。
    『今からどこいくん?遊びにいこう?』
    『番号教えてや〜』
    いろんなホストに声をかけられる。もちろん無視。下をむいて早歩きで歩く。

    2006-02-15 12:04:00
  • 517:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ラウンドワンの前で待ち合わせ。
    直哉くんに電話をかけた。『ついたよ!』
    『今レースしてるからちょい待って!』その一言で電話がきれた。
    いいかげんな子やなぁ。。それから10ふんぐらいたってから直哉くんらしき人があたしの前にやってきた。

    2006-02-15 12:07:00
  • 518:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしの顔をみてにやにやしているスーツ姿の男が一人。

    無言でじーっとみつめてくる。

    2006-02-15 12:11:00
  • 519:

    ◆IIQVZM1CgQ

    変な子やなぁ。。直哉くんかなぁ?でもパネルとまったく違うで??思い切って話し掛けてみた。

    『直哉くん。。!?』

    『違うで〜』

    2006-02-15 12:13:00
  • 520:

    ◆IIQVZM1CgQ

    しまった!!はずかしくなってこの場から立ち去ろうとした。

    その瞬間。。

    2006-02-15 12:14:00
  • 521:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ごめんごめん。直哉やで!』後ろから声がした。

    はぁー。ため息を吐いた。後ろを振り替える。

    『びっくりしたやん。。』

    2006-02-15 12:16:00
  • 522:

    名無しさん

    2006-02-15 13:05:00
  • 523:

    ◆IIQVZM1CgQ

    まとめていただいてありがとうございます??

    2006-02-15 13:25:00
  • 524:

    ◆IIQVZM1CgQ

    直哉くんはあたしのほぅをみてにやにやしている。
    『なんかおかしい?』思わず聞いてみた。
    『別に〜。』
    またにやにやしている。
    直哉くんはほんとに変わった子。見た目は明らかホスト。にやにやしていて落ち着きがなぃ。B型みたいだけどA型らしぃ。

    2006-02-15 13:28:00
  • 525:

    ◆IIQVZM1CgQ

    時計の針が11時をさす。

    『ご飯たべにいこぅ。』
    『うん。あっさりしたものね?』
    『んぢゃあしゃぶしゃぶやなぁ。』直哉くんは自信満々な様子。ほんまに変わった子。

    2006-02-15 13:32:00
  • 526:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ご飯食べているときもずっとにやにやしている。ある意味純ちゃんと似ている。

    なんかわからんけど、直哉くんは前から知っていたような不思議な感覚がする。初めて逢ったのに緊張しない。ありのままのあたしでいられる。

    2006-02-15 13:36:00
  • 527:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『どこいく〜!?』直哉くんが聞いてきた。そぅぃえば、ハナちゃんが直哉くんカラォケ好きやでって言っていたなぁ。。『カラオケいこぅ?』
    『カラオケ嫌いやし』
    あれ!?おかしい。。ハナちゃんは直哉くんと遊んだらいつもカラオケって言っていたのに。。ほんとに直哉くんは何考えているか掴めない不思議な子です。

    2006-02-15 13:40:00
  • 528:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『んぢゃぁ直哉くんきめてよ。』
    『ほんま年下はだるいわ!映画いこ。俺ねるわ。』直哉くんはあたしの一つ上の20サイ。直哉くんは何も考えずことばを発している様子。普通に直引きしてることとか初対面のあたしに言ってきた。しまいには『香奈も直引きしいや』って言ってきた。冗談だと思うけど。。てか、冗談って思いたい。

    2006-02-15 13:45:00
  • 529:

    ◆IIQVZM1CgQ

    梅田ピカデリーで映画をみることにした。

    映画が始まった。

    2006-02-15 13:47:00
  • 530:

    ◆IIQVZM1CgQ

    急に直哉くんの手があたしの膝にやってきた。

    ぎゅっと触ってきた。。すごくどきどきした。。

    2006-02-15 13:50:00
  • 531:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは思わず直哉くんの手をぎゅっと握った。膝がこしょばかったから。。
    直哉くんはあたしの手をぎゆっとぎゅっと握り締めた。
     
    あたしの体は熱くなる。。だんだん手が汗ばんできた。。

    2006-02-15 13:52:00
  • 532:

    ◆IIQVZM1CgQ

    直哉くんの顔をみた。すやすや寝ていた。。寝ながらもあたしの手を何度も何度もぎゅっと握ってくれた。。

    純ちゃんごめんなさい。。あたしは二度も心の浮気をしています。。もぅ別れよう。淋しいとかそんなんで付き合ってるのは最低だね。。

    2006-02-15 13:58:00
  • 533:

    ◆IIQVZM1CgQ

    いきなりケータイが鳴った。純ちゃんからだった。。思わず電話をきった。

    掛け直しにはいかなかった。もぅさよならするんだ。自分に言い聞かせた。

    今純ちゃんか直哉くんどっちが好きかといわれればきっと直哉くんだと答える。だって直哉くんは独身。未来のある恋愛ができる。純ちゃんとは未来のない恋愛。いつまでたっても純ちゃんとあたしは一緒になれないんだ。

    2006-02-15 14:02:00
  • 534:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 14:03:00
  • 535:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『映画楽しかったなぁ!』とにやにやしながら直哉くん。
    『ずっと寝てたやん。。』
    『みてたし。最後ハッピーエンドやったしな。』
    『はぃはぃ。わかったよ。』

    2006-02-15 14:05:00
  • 536:

    ◆IIQVZM1CgQ

    結局直哉くんは最初と最後しかみてなかった。それでも楽しかった。手をぎゅって握ってくれて嬉しかった。純ちゃんと手は繋いだことがない。映画なんかみにいけない。。普通のカップルにはなれない。禁断の恋愛だから。
    『俺かえるなぁ。またなぁ。』直哉くんがもっとやさしくてマメな子だったらいいのになぁ。。あたしはぜいたくすぎるな。純ちゃんと付き合ってるくせに、直哉くんと遊んでる。

    2006-02-15 14:10:00
  • 537:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 14:53:00
  • 538:

    ◆IIQVZM1CgQ

    電車にのってるとケータィが鳴った。直哉くんだった。
    直哉《今日はありがとう。寝てしまってごめんなぁ。早く俺の彼女になってなぁ!》

    香奈《こちらこそありがとう。早く直哉くんの彼女になりたぃなぁ。》

    2006-02-15 14:57:00
  • 539:

    ◆IIQVZM1CgQ

    直哉《俺頑張るわ。》

    香奈《頑張ってなぁ。笑》

    直哉《俺想像通りやった?違うかった?》

    2006-02-15 14:59:00
  • 540:

    ◆IIQVZM1CgQ

    香奈《想像通りやったよ。あたしのタィプやなぁ★笑》

    直哉《香奈早く俺のハニーになって?》

    香奈《ぃぃよ笑。》

    2006-02-15 15:01:00
  • 541:

    ◆IIQVZM1CgQ

    直哉《信用してくれる?》

    香奈《信用してるよ。》

    直哉《これからよろしく。俺信用してもらえるように頑張るわ。》

    2006-02-15 15:03:00
  • 542:

    ◆IIQVZM1CgQ

    こんな感じであたしと直哉くんは付き合った。付き合うのも早ければおわるのも早い。結局一週間ぐらいで別れた。逢ったのもこのときが最初で最後。付き合ってから逢うことがなかった。

    2006-02-15 15:06:00
  • 543:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃんとは直哉くんと付き合ってすぐ別れを告げた。直哉くん一筋になりたかったから。。直哉くんとは普通に恋愛したかった。けど連絡ないし逢う時間作ってくれなかった。もぅホストとは付き合いたくないし関わりをもちたくい。色だとか本営だとか考えるの嫌やし。。なんで恋愛するのに疑ったりしなあかんの??

    2006-02-15 15:10:00
  • 544:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしは普通の恋愛がしたい。自分も尽くして相手からも尽くされて。。休みの日には手をつなぎながらデートがしたい。毎日笑い合えるようなそんな恋人が欲しい。。それがあたしの夢。

    2006-02-15 15:13:00
  • 545:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 15:14:00
  • 546:

    ◆IIQVZM1CgQ



    ケータィが鳴った。誰だろう??

    2006-02-15 15:15:00
  • 547:

    ◆IIQVZM1CgQ

    見覚えのある番号。。

    うーん、誰だっけ?えーっと。。

    あっっ純ちゃんだ!!

    2006-02-15 15:16:00
  • 548:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしもし。。』恐る恐る電話にでた。

    『もしもし、俺と本気で別れるんか、、??』声がいつもの純ちゃんぢゃなかった。淋しそうな声。胸がしめつけられる。

    2006-02-15 15:18:00
  • 549:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『わからへん。。どぅしたらぃぃんかわからへん。。』急に涙があふれ出てきた。

    『もぅ一緒におりたくないんか?おまえが嫌ならもぅ連絡しいひん。。』いつもの声ぢゃなぃ。はじめて聞いた純ちゃんの悲しい声。

    逢うたびいつもホテルにいってたからあたしのことなんてどぅでもぃぃと思われていると思っていた。純ちゃんのこの声は真剣なんだ。

    2006-02-15 17:46:00
  • 550:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『。。離れたくない。。』涙が止まらない。これだけ涙を流したのはどれぐらいぶりだろう。

    『ぢゃぁもぅ二度と別れるとかいうなよ?』いつもよりやさしい声。

    『ぅん。。』

    2006-02-15 17:55:00
  • 551:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-15 17:56:00
  • 552:

    ◆IIQVZM1CgQ

    あたしと純ちゃんは寄りを戻した。けどすれ違い。。純ちゃんから電話かかってきたときにあたしはお風呂に入ってたり仕事中だったり。。あたしが掛けなおしても出なかったり。。

    すれ違いがずっとつづいた。

    2006-02-15 17:59:00
  • 553:

    ◆IIQVZM1CgQ

    こんな感じで逢えない日々が続く。すれ違いで一週間ほど連絡がとれなかったり。。

    ねぇ、神様?あたしと純ちゃんを離すつもりでぃるの?

    2006-02-16 12:31:00
  • 554:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-16 12:31:00
  • 555:

    ◆IIQVZM1CgQ

    プルル、プルル。
    ケータィが鳴る。午後11時。仕事が休みだったから寝ていた。

    誰だろう?ケータィをみる。

    2006-02-16 12:36:00
  • 556:

    ◆IIQVZM1CgQ

    着信中  純ちゃん

    タイミングよく電話がかかってきた。すごく嬉しかった。いつもすれ違いで電話で話すらできなかった。純ちゃんはメィルをしないからあたしが一方的に送るだけ。『今から仕事にいってきます』とか『今から〜と遊んできます』とか報告だけ。『連絡して』とかウザイメィルは一切送らない。だって純ちゃんはダルイのが嫌いだから。

    2006-02-16 12:40:00
  • 557:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしもし。』

    『もしもし、おばあちゃん亡くなったから今沖縄におるねん。だから連絡2、3日ムリやわ。。淋しい思いさせてごめんなぁ。。』

    本当にすれ違い。あたしは期待をしていた。『今から逢えるよ』っていう電話だって。。

    2006-02-16 12:43:00
  • 558:

    ◆IIQVZM1CgQ

    プープープー。。。

    ケータイ電話から淋しい音が聞こえる。

    涙があふれだした。

    2006-02-16 12:46:00
  • 559:

    ◆IIQVZM1CgQ


    ねぇ、神様。。

    あたしと純ちゃんを引き離さないで。。

    2006-02-16 12:48:00
  • 560:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-16 12:49:00
  • 561:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃんと逢えない日々が一ヵ月続いた。。

    あたしはミナミの某クラブで頑張っていた。同伴しなくちゃ!必死だった。。気持ちだけが汗って空回り。

    純ちゃんに逢えない淋しさを仕事で紛らわせていた。

    2006-02-16 12:51:00
  • 562:

    ◆IIQVZM1CgQ

    仕事が休みの日は淋しさで押しつぶされた。。

    淋しい淋しい淋しい。

    涙があふれ出てきた。。あたしは何のために生きてるの?あたしはダレカに必要とされてる?意味もなくそんなことを考えていた。あたしはダレカに必要とされていたい。

    2006-02-16 12:54:00
  • 563:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-16 12:55:00
  • 564:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ブルル、ブルル。ケータイがあたしのポーチの中で鳴っている。
    今は仕事中。ケータイなんかいじれない。
    あわててトイレに駆け込んだ。

    2006-02-16 12:58:00
  • 565:

    ◆IIQVZM1CgQ

    着信中  純ちゃん

    『もしもし。』
    『今日仕事何時におわるんや?』これは誘いの電話。
    『12時半〜1時だよ』

    2006-02-16 13:00:00
  • 566:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『わかった。おわったら連絡して。』

    今日はお店がかなり暇だった。2月13日。バレンタインの前日。

    2006-02-16 13:02:00
  • 567:

    ◆IIQVZM1CgQ

    12時を過ぎた。。暇すぎて待機をしていた。

    トイレにいってケータイを取り出した。

    純ちゃんにメィルを送った。

    2006-02-16 13:05:00
  • 568:

    ◆IIQVZM1CgQ



    《今日暇だから12時半におわりそうだよ》

    2006-02-16 13:07:00
  • 569:

    ◆IIQVZM1CgQ

    黒服がトイレにやってきた。『アンナさんお願いします。』

    えっ?もぅ12時まわってるやん。。

    いやな予感がした。神様どこまでイヂワルなん?

    2006-02-16 13:09:00
  • 570:

    名無しさん

    575とか578の空白はなに?ムダやん

    2006-02-16 13:09:00
  • 571:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ママのお客さんがきた。

    『いらっしゃいませ、アンナです。』自己紹介を済ませ、乾杯。
    席にはこのクラブに努めて二年のおねえさんとママとあたし。

    2006-02-16 13:12:00
  • 572:

    ◆IIQVZM1CgQ

    空白は話の切れ目です。読みにくくしてすみません?もうすぐ完結なんでお付き合いくださいm(__)m

    2006-02-16 13:13:00
  • 573:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ママが抜けた瞬間、お客さまがおねえさんにアフターの誘いをしはじめた。
    『ご飯たべにいこう?』
    『ごめんなさい。。先約があって。。』

    嫌な予感的中!

    2006-02-16 13:15:00
  • 574:

    名無しさん

    偉そうに言ってごめんね
    完結まで頑張って
    でも勤めてだよ

    2006-02-16 13:17:00
  • 575:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『あっっ、君お腹すいてないか?』

    あ〜〜!!発狂しそうになった。どこまで神様イヂワルなん。。純ちゃんに逢いたいのに。。

    『かなりお腹すいてます』顔は笑っているが心の中は怒りでいっぱいだった。

    2006-02-16 13:18:00
  • 576:

    ◆IIQVZM1CgQ

    意見ありがとうございます(>_

    2006-02-16 13:20:00
  • 577:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ぢゃあ予約するなぁ!クラブいったりするんか?』

    『あたしクラブいったことないからいってみたぃ!!』これが仕事。プライベートをはさんぢゃいけない。彼氏よりお客さまが優先。当たり前のこと。

    2006-02-16 13:22:00
  • 578:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ぢゃあよかった!クラブのビップ席予約するわ』

    『すごく嬉しい!!ありがとうございます。着替えてきますね。』

    するりと席をぬけ、純ちゃんに電話。

    2006-02-16 13:24:00
  • 579:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしもし、アフターはいってしまっていかなあかんねん。。』

    『はっ?何時におわんねん?』不機嫌そうな声。

    2006-02-16 13:26:00
  • 580:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ご飯食べに行くだけやから一時間もかからないと思うよ。』
    『わかった!』


    プープープー。。電話をきられてしまった。

    2006-02-16 13:28:00
  • 581:

    ◆IIQVZM1CgQ

    慌てて服に着替える。

    客席に戻った。

    『そろそろいこうか。』お客さまが席を立つ。『ごちそうさまです。』

    2006-02-16 13:29:00
  • 582:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ありがとうございました。いってらっしゃい。』

    『いってきます。』

    お客さまとタクシーに乗る。

    2006-02-16 13:31:00
  • 583:

    ◆IIQVZM1CgQ

    5分ほどでクラブについた。19年間生きてきて初めてのクラブ。どきどきした。

    『いらっしゃいませ。』

    中は薄暗くて、スーツ姿の人や若者が踊っていたり、お酒を飲んだり。。圧倒された。

    2006-02-16 13:34:00
  • 584:

    ◆IIQVZM1CgQ

    休憩します。

    2006-02-16 13:35:00
  • 585:

    名無しさん

    ???

    2006-02-16 13:35:00
  • 586:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ビップ席に座り、料理を注文した。

    お客さまは話するのが好きみたい。奥様と離婚をしたらしく、淋しいらしい。このままだと一時間では帰れない。。

    『お手洗いいってきますね。』さりげなくケータイをとり席を立つ。

    2006-02-16 13:49:00
  • 587:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『もしもし、まだかえれそうにないから先に帰ってて。。』

    『俺待ってるしな!おわったら連絡してくれ』不機嫌そうな声。

    5分待つのも嫌な純ちゃんが待ってくれている。。嬉しかったけど、気味悪かった。

    2006-02-16 13:52:00
  • 588:

    ◆IIQVZM1CgQ

    お客さまとはいろんな話をした。未来のこと、過去のこと、現在のこと。

    あたしの顔が帰りたいモードになっていたのか。。お客さまの一言。『遅くなってごめんね。帰ろうか。』

    2006-02-16 13:55:00
  • 589:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『はいっ。』タクシーチケットを渡された。
    『ありがとうございます。おやすみなさい。』

    タクシーに乗り込んだ。

    2006-02-16 13:56:00
  • 590:

    ◆IIQVZM1CgQ

    ケータイをコートのポケットから取り出した。純ちゃんに電話をかける。

    『今おわったよ、遅くなってごめんね。。』

    『府立体育館まできて』

    2006-02-16 14:00:00
  • 591:

    ◆IIQVZM1CgQ

    タクシーのおじさんに伝えた。『府立体育館まで。』

    一ヵ月ぶりの再会。嬉しい反面、仕事をおろそかにしてしまったという後悔。これからは仕事とプライベートは一緒にしないと誓った。

    2006-02-16 14:02:00
  • 592:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『着いたよ。』純ちゃんに電話をかけた。

    『わかった、すぐいく。』

    電話をきると純ちゃんは漫喫からでてきた。

    2006-02-16 14:04:00
  • 593:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『逢いたかった。。』ぎゅっと抱き締められた。

    あたしはびっくりした!いつもの純ちゃんと違う。。こんなんする人ぢゃない。

    『あたしも逢いたかったよ。。』

    2006-02-16 14:07:00
  • 594:

    ◆IIQVZM1CgQ

    もぅ三時をすぎていた。近くのラブホにむかった。

    2006-02-16 14:08:00
  • 595:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-16 14:09:00
  • 596:

    ◆IIQVZM1CgQ

    この日は何もしなかった。純ちゃんはベットの中であたしをぎゅ〜っと抱き締めていた。離さなかった。
    『俺のこと愛してる?』
    『もちろん!』
    『もぅ俺のそばからはなれんといて?』

    2006-02-16 14:11:00
  • 597:

    ◆IIQVZM1CgQ

    うん!って素直にいえなかった。アタシ達は不倫をしている。いつか離れなくちゃいけない。あたしは黙っていた。。

    2006-02-16 14:13:00
  • 598:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃんが口を開いた。『俺は妻も子供もいてる。だからおまえには淋しい思いさして悪いって思ってる。。俺はおまえの性格が好きや!だまされやすいとこイヂッパリなとこ全部好きや。俺はおまえを守ってやりたい。おまえにふさわしい男が現われるまで。。
    俺の次に付き合う男がおまえの結婚相手や!その男が現われるまで俺がおまえをいい女にする。。だからそれまで浮気したり俺から離れんといてくれ。。』

    2006-02-16 14:18:00
  • 599:

    ◆IIQVZM1CgQ

    涙がとまらなかった。。純ちゃんとあたしはいつか離れる。二人の恋愛に結婚という文字はない。

    2006-02-16 14:20:00
  • 600:

    ◆IIQVZM1CgQ

    でも決してツライお別れぢゃない。あたしが旅立つときがくるまで。そのときがくるまで純ちゃんとともに成長していきたい。
    純ちゃんと出会ってよかった。あなたがいなければあたしは今頃どうしてただろう。。
    きっと人を愛すこと、笑うこと何もかも忘れた冷たい人間になっていただろう。

    2006-02-16 14:25:00
  • 601:

    ◆IIQVZM1CgQ

    神様、純ちゃんと出会わせてくれてありがとう。

    あたしの結婚相手に出会うまで、純ちゃんを愛し続けます。

    2006-02-16 14:34:00
  • 602:

    ◆IIQVZM1CgQ

    11月18日。あのとき陽子さんのお家に泊に行ってなかったら。。
    陽子さんと新地で出会ってなかったら。。
    あたしが水商売してなかったら。。
    あたしが生まれてこなかったら。。

    2006-02-16 14:37:00
  • 603:

    ◆IIQVZM1CgQ



    きっとあなたに出会っていない。

    2006-02-16 14:38:00
  • 604:

    ◆IIQVZM1CgQ



    偶然と偶然が重なりあい運命となる。

    2006-02-16 14:40:00
  • 605:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-16 14:42:00
  • 606:

    ◆IIQVZM1CgQ

    『ねぇ、純ちゃん。ひとつお願いがあるの。』

    『どぅしたん?結婚しなくていいから子供認知してとかいうなよ。』がははっと笑っている。

    『離婚して笑!』

    2006-02-16 14:45:00
  • 607:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃんの顔がかたまった。

    『冗談やで!』にゃにゃしながらいった。

    純ちゃんは不思議そうな顔をしている。『なんや?』

    2006-02-16 14:46:00
  • 608:

    ◆IIQVZM1CgQ

    純ちゃんの目をじっと見つめた。。

    『生まれ変わったら。。
    生まれ変わったら、あなたのお嫁さんにしてください。。』

    2006-02-16 14:48:00
  • 609:

    ◆IIQVZM1CgQ





    2006-02-16 14:49:00
  • 610:

    ◆IIQVZM1CgQ





    終わり。

    2006-02-16 14:49:00
  • 611:

    名無しさん

    2006-02-16 14:53:00
  • 612:

    名無しさん

    2006-02-16 15:06:00
  • 613:

    名無しさん

    めっちゃよかったよ!

    2006-02-17 00:22:00
  • 614:

    ◆IIQVZM1CgQ

    感想ありがとうございます(*^∀^)ノ

    2006-02-17 01:33:00
  • 615:

    名無しさん

    2006-02-17 01:43:00
  • 616:

    名無しさん

    あげ

    2006-02-17 16:25:00
  • 617:

    名無しさん

    2006-02-17 20:52:00
  • 618:

    名無しさん

    2006-02-17 21:23:00
  • 619:

    名無しさん

    アゲ

    2006-02-17 21:38:00
  • 620:

    名無しさん

    読んだよ?

    2006-02-19 18:57:00
  • 621:

    まぁ

    今、全部読みました?
    うちも不倫中です。
    すごい気持ちが分かる?読んでて辛くなった…
    人の物ゎ奪ってゎいけないのにどうしても気持ちにブレーキがかからなくなる?
    好きの気持ちが大きすぎて?
    純チャンの奥様ゎ束縛をしない人でぃぃですね?
    うちの不倫相手の嫁ゎすごぃきつい方でぃつもその事で喧嘩になります?主サンの気持ちが痛いほど伝わる小説で良かったデス。

    2006-03-08 05:50:00
  • 622:

    名無しさん

    http://02.xmbs.jp/20051015/

    2006-03-08 06:25:00
  • 623:

    名無しさん

    2006-03-08 08:08:00
  • 624:

    名無しさん

    2006-03-08 08:17:00
  • 625:

    名無しさん

    2006-03-08 08:29:00
  • 626:

    名無しさん

    2006-03-08 08:39:00
  • 627:

    名無しさん

    2006-03-08 08:50:00
  • 628:

    名無しさん

    2006-03-08 08:51:00
  • 629:

    名無しさん

    2006-03-08 09:05:00
  • 630:

    名無しさん

    2006-03-08 09:29:00
  • 631:

    名無しさん

    2006-03-08 09:41:00
  • 632:

    名無しさん

    2006-03-08 09:51:00
  • 633:

    名無しさん

    2006-03-08 10:01:00
  • 634:

    名無しさん

    完結?ぉめでとぉござぃマス??

    >>1-100 >>101-200 >>201-300 >>301-400 >>401-500 >>501-600  >>601-700 

    2006-03-08 10:10:00
  • 635:

    ◆IIQVZM1CgQ

    まぁさんも不倫なんですね?つらいですよね。。あれから純ちゃんとゎぃろ2あって別れたけど今でも仲良くご飯いったりしてます??まぁさん呼んでくれてありがとぉ?まぁさんの恋ぅまくいくこと願ってます???

    2006-03-09 23:10:00
  • 636:

    ◆IIQVZM1CgQ

    649さんまとめてくれてありがとぅござぁます??よんでいただいてすごくうれしいです???

    2006-03-09 23:12:00
  • 637:

    まぁ

    何回も喧嘩をしたり(今日も喧嘩中(笑)、別れる事になって辛い事ばっかりゃケド、仲良くしたり大変デス(笑)
    喧嘩の原因ゎ嫁の事ばっかり‥
    自分が嫌になって何回も手をきりました。
    ばからしいですょね??デモ、好きで別れれナイです?
    いつまで続くかわかりませんねぇ??
    友達にもゅえないし?

    2006-03-13 19:57:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
生まれ変わったら。。。を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。