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愛したあなたへ…

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  • 1:

    初めてで下手くそですが、頑張って書くので、良かったら読んで下さい☆〃あたしがすごく愛してた人との、実話です…

    2005-08-17 20:58:00
  • 310:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    知らないうちに、あたしはウトウトしていて、電話の音で、目が覚めた。梢『はぁい』勇『ごめん、電車ないし、今日は帰るん無理やわぁ!』梢『はいはい』電話を切る。何だか後ろで、キャーキャー若い女の子の声がした。あまり気にはしなかった。時計を見ると、夜の1時だった。今あいつは、外におるんか?こんな時間なら、祖父は帰って来てるだろう。大体、電車乗れんかったら、もっと早くに電話出来るんちゃうん?色々考えたが、またあたしは眠りについた。

    2005-08-31 02:50:00
  • 311:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    朝の6時に目が覚めた。すごく嫌な夢を見た。勇が他の女の子と、エッチをしている夢…何となく昨日の夜に思ったから、そんな夢でも見たんだろうか。

    勇は嘘をついたり、暴力はあっても、女癖は悪くはなかった。まぁあたしが、たまには一人にさせてくれよ…とゆうほど、毎日会おう会おうとうるさかったし、最近はほとんど一緒だし。

    2005-08-31 02:57:00
  • 312:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇に限って、そんな事はないだろうと、あたしはもう一度寝る事にした。朝10時。電話が鳴る。梢『はい』勇『俺やけど、もうちょっとお金もらうん、時間かかりそうやねん』梢『今日は帰って来れるん?』勇『わからん』梢『あっそ』また後ろで女の声がしたので、イライラして電話を切った。

    2005-08-31 03:03:00
  • 313:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    最近あたし達は、昼すぎまで寝ている。勇は一晩中、どこにいたんや?後ろで聞こえた声も気になる。一人ではないが、何人かの女の声…あたしは自分が貯金がある事を、秘密にしていた事は棚に上げて、勇に腹がたった。もし貯金なかったら、あたしがお腹空かしてるとか、考えへんのか?なんの為に、地元帰ってん!

    2005-08-31 03:12:00
  • 314:

    309の名無し

    リアルタイムで読ませてもらってる?

    2005-08-31 03:12:00
  • 315:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    5分ほど、あれこれ考えて、無性に腹がたったので、勇に電話をかけた。勇『何?』何?という受け答えに、カチンとくる。梢『あんた昨日から何してたん?』勇『連れとおったけど』梢『女ちゃうん?』勇『女もおるけど、いっぱいおるし、二人ちゃうし』梢『何しに帰ってん?遊びに帰ってんか?』勇『お前もこれから、キャバクラで働くんやろ?』は?あんたいいって言ったやん…と思いながら、梢『別に遊んでるんやったら、帰ってこんでいいで』と言ってやった。

    2005-08-31 03:18:00
  • 316:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇は少し黙って、『俺な、最近疲れたわ』と言った。梢『何が?』勇『好きにパチンコも行けんし。金もないし。正直パクるんとか嫌やねん。ちょっとこっちで、ゆっくり考えるし』そう言って電話を切った。

    別にあたしは、パクってくれなんて言ってない。まぁ甘えてはいたが…。パチンコ好きに行きたいとか、金ないとか、自分が仕事しいひんから悪いんちゃうん…

    2005-08-31 03:24:00
  • 317:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしは今までずっと、仕事をしてきた人だから、ここ一ヶ月は、遊んで生活してるな…くらいに思っていたが、勇はそもそも、毎日でもパチンコをして、遊んで生活していた。お金がなくなってからの1週間ほど、勇には苦痛だったんだろう。それにしても、あいつには仕事をする、という考えが、ないんだろうか…

    2005-08-31 03:30:00
  • 318:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇は、自分の思うように、物事が進まないと、腹をたてる。自分が会いたい時に、あたしが断ったら、良く怒っていた。祖父や友達に、お金が借りられない時も、怒っていた。そういや最近、パチンコ行けへんって、怒ってたなぁ…あたしに怒られるのも、嫌なようだ。今までも、当然の事であたしが怒っていても、逆切れしていた。自分の都合が悪いと、逆切れする。さっきの電話も、そんな感じだった。

    2005-08-31 03:37:00
  • 319:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしはそれほど、深くは考えてなかったし、また電話あるやろう、と思っていた。何なら帰ってこんでもいいや、とも思っていた。
    そうして夕方、あたしは仕事に行った。仕事は普通に終え、あがったのは夜の3時だった。送りの車で、家に帰った。勇からの電話はない。

    2005-08-31 03:43:00
  • 320:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしは勇が、戻ってこないんかなと、急に不安になりだした。

    今でこそわかるのだが、あたしは勇と、ほとんど一緒にいて、その時は嫌な所ばかり目につくし、うっとうしい、別れたい、と思う。しかし、勇が少しでも引くと、とたんに不安になる。もうあたしの事は、好きじゃないんやろか?と思うと、急に別れたくなくなる。あんなあほでも、あれだけ一緒にいたら、急に一人にはなれない…

    2005-08-31 03:54:00
  • 321:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    まぁ?さん、名無しさん、読んでくれて、カキコミくれて、本間ぁりがとサン(≧▽≦)/ 今日はこれで終わります♪すぃません…

    2005-08-31 03:58:00
  • 322:

    お疲れさま☆

    2005-08-31 04:07:00
  • 323:

    まぁ?

    今日は?遅くまで?更新?してくれてありがとう??お疲れ様??

    2005-08-31 04:18:00
  • 324:

    名無しさん

    303

    2005-08-31 06:01:00
  • 325:

    名無しさん

    2005-08-31 18:09:00
  • 326:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    その日は遅かったので、明日に連絡してみよう、と思った。頭の中で、あれこれ考えた。別れたいと思う気持ちは、もちろんある。仕事はしない、暴力はふるう、この先変わる様子もない。始めのうちは、変わってくれる!なんて思っていたが、最近は諦めていた。正直付き合ってても、何の得もない。

    2005-09-01 01:10:00
  • 327:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そうはわかっていても、前向きに考えられない、自分もいた。何やかんや、悪い所はあっても、あたしの事を、誰よりも愛して、必要としてくれる。優しい所もある。何よりも、離れる事が淋しい。勇の気持ちが、他の人にいってしまうのも、考えられない。

    そんな事を考えながら、眠りについた。

    2005-09-01 01:16:00
  • 328:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    精神状態が良くない時は、全く寝れない…浅い眠りについては、嫌な夢で目が覚める…

    そうして朝の9時すぎ、勇に電話をかけてみた。プルルルル…勇『はい』…良かった、出てくれた。梢『勇、早く戻って来て欲しい』素直に伝えた。勇『お前戻ってくんなゆうたやん?』梢『…』勇『お前は俺の事、本間好きなんか?』梢『好きやから、早く戻って来て…』

    2005-09-01 01:22:00
  • 329:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇『わかった。すぐに戻るから』そう言って、電話を切った。

    自分でも、おかしいと思う。でも勇が離れて行くそぶりを見せると、あたしは気が狂いそうなほど、勇でいっぱいになる。でも良かった…戻って来てくれる。

    安心したあたしは、安らかな気分で、また眠りについた。

    2005-09-01 01:28:00
  • 330:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    本当にすぐに、勇は戻って来た。お昼頃、『帰って来たぞ〜』と言う、勇の声で目が覚めた。梢『会いたかったぁ!』勇『俺もやで』そう言って、すぐさまエッチをした。

    エッチし終わって、勇が言った。『俺はお前が好きやし、ずっと一緒がいい。お前とおる時が、1番落ち着く』

    2005-09-01 01:34:00
  • 331:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    それは勇の、正直な気持ちだと思う。勇にとっては、仕事とか、お金がないとか、二の次なのだ。あたしさえ横にいて、自由に生活出来ていたら、後はどうでもいい。あたしと逆で、あたしに突き放されて、あたしがいないと、周りに目が向いて、別に離れている時はその時で、楽しくやっているんだろう。

    2005-09-01 01:40:00
  • 332:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしは勇が離れていきそうになると、死ぬほど不安になるくせに、戻ってきたとたん、冷静になってしまう。もちろん好きやけど、最低限仕事をして、お金を稼がないと、この先どうしようもない。さっきまでは、何でもいいから、早く戻って来て…と言っていたのに、やっぱり言ってしまった。梢『とりあえず仕事して』

    2005-09-01 01:45:00
  • 333:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    すると勇は、『あんな、俺ホストするわ』と言った…えっ?ホスト?頭がパニックになるあたしに、勇は『この前スカウトされてん。悩んでたけど、梢がキャバクラ行くなら、俺もホストする』嫌だったけど、自分はしておいて、嫌だなんて言えない…『わかった』と答えた。

    2005-09-01 01:59:00
  • 334:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そうして勇は、教えてもらっていた携帯に電話し、夕方に面接に行く事になった。その時はホストなんて知らなかったが、勇の働く事になるお店は、超有名店だった。

    この時あたしは20歳。勇はもうすぐで17歳だった。付き合って、1年3ヵ月が過ぎた。

    2005-09-01 02:06:00
  • 335:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そして夕方、あたしは仕事へ、勇は面接へと向かった。仕事中にメールが来た。『俺も今日から働く事なった!俺も真面目に働いて、ちゃんと金稼ぐから。お互い浮気は禁止やで。これからは幸せなろ』

    …ホストとは言え、勇が仕事をしている。すごく嬉しかった。

    2005-09-01 02:11:00
  • 336:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    家を出るまでの何日間かは、お互い慣れない仕事で、クタクタだった。でも勇は、仕事の様子を必死で話してくれて、意外に楽しそうだったし、すごく順調だった。お互いお金に余裕が出来たら、夜の仕事はやめて、ちゃんとした家を借りよう、と約束をした。あたし達の行方に、希望の光が射している気がした。

    2005-09-01 02:18:00
  • 337:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    家を出る日が来た。あたしは寮に入る事になっていて、荷物は全て、あたしが引き取った。勇は仕事場で仲良くなった、1こ上の先輩のマンションに、一緒に住ましてもらうらしい。

    お互い終わる時間がバラバラで、かなり疲れていた為、連絡は取っていたが、会える時間が、なかなか作れない日が続いた。

    2005-09-01 02:28:00
  • 338:

    ちぇ

    リアルタイム。読んでます?頑張って完結させて下さぃ???

    2005-09-01 02:30:00
  • 339:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    この頃から、お互いの気持ちが、変化し始めた…

    あたし達の今までは、周りから見たらおかしくっても、お互いが愛し合っていたと思う。勇の気持ちの方が大きい時、あたしの気持ちの方が大きい時、お互いが盛り上がってる時。しかし、二人ともの気持ちが、同時に離れていくなんて…

    2005-09-01 02:38:00
  • 340:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしは次第に仕事に慣れてきた。そもそもあたしは、お酒も人と話す事も大好きだ。そしてお店に来てくれた、同い年のお客さんと、初めてアフターをした。かなりいい雰囲気だった。

    勇は元彼と同じで、お酒が苦手だ。1杯もまともに飲めない。そしてあまり、話すのが得意でもない。あたしの女友達を紹介した時も、挨拶した後は、黙ったままだったし。いい加減キャッチばっかりで、仕事に嫌気がさしていた時だった。

    2005-09-01 02:46:00
  • 341:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    何がきっかけかさえも、思い出せない。すごく些細な事で、電話で大喧嘩になった。『もう別れよ』お互いが出した結論だった。

    勇はホストをやめた。一緒に住んでいた先輩、仁くんというらしい。も、やめたようで、相変わらず一緒に住んでいた。

    2005-09-01 02:55:00
  • 342:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしはお客さんで、いい感じになったヒロと、仕事が終わったら、毎日遊んでいた。だから淋しくなかった。元彼の時もそうだが、別れたい…と思っても、淋しい気持ちがあると、別れられない。でもちょっとした隙間があって、すごくいいタイミングで、他の男が現れた時、いとも簡単に、別れる事ができる。

    2005-09-01 03:00:00
  • 343:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    一週間が過ぎ、別れた事に、実感が沸いた。勇は何してるんやろう…ふと思った。ちょうどその時…勇からの電話が鳴った。あたしは電話に出た。

    2005-09-01 03:07:00
  • 344:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    ちぇサン?今日はココまでにします??読んでくれて、ぁりがとぅ???もぅすぐ完結ゃし、頑張ります??
    まぁ?サン、名無しサン、昨日はカキコミぁりがとねっ??返事遅くなって、ごめんなさぁぃ??

    今日初めて、最初カラ読み直しました?誤字ぁるし、最悪っ??何が伝ぇたぃネン?って、イライラしますねっ??どぅにか最後、まとめたぃと思ぅので、ヨロシクぉ願ぃします??

    2005-09-01 03:19:00
  • 345:

    舞花

    続きがめっちゃ気になります?ゆっくりでもいいんで書いて下さいね?完結楽しみにしてます?

    2005-09-01 06:15:00
  • 346:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    舞花サン?カキコぁりがとぅ?もぅ少しで終わりそぅデス?頑張って書きますねっ?最後までぉ付き合ぃぉ願ぃします?

    2005-09-01 22:57:00
  • 347:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    梢『もしもし…』勇『おう、元気か?』梢『まぁボチボチ…』勇『そっか。良かった。俺な、今タコ焼き焼いてんねん!』
    仁くんの地元の先輩が、やっているてきやで、働いているらしい。仕事はしてるんや…と思いながら、何分か話した。
    梢『そんで、何の用なん?』勇は少し黙って、『あんな、付いて来て欲しい所あんねん』と言った。

    2005-09-01 23:02:00
  • 348:

    主サンぇ

    ぁた∪も主サンの小説読ωで小説書こぅと思ってるωですけどストックってどぅしたら付けれますかぁ??

    2005-09-01 23:06:00
  • 349:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇『あんな、俺が2年間おった施設…』
    その話は、少し聞いた事がある。勇は中学に入って、すごく荒れたらしい。だから、施設に入れられたと言っていた。
    梢『何であたしが行かなアカンの?』勇『最近連絡あって、お前の事話したら、連れておいでって言ってたし…』
    正直あたしは、別れたんだし、会いたくなかった。しかしあまりにも、勇は必死でお願いしてきたし、『わかった…』と言った。

    2005-09-01 23:08:00
  • 350:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    356さん、ストックて何?名前の後ろのゃっの事?もしそれなら、半角#入れて、4ケタの半角数字入れてるょ!

    2005-09-01 23:11:00
  • 351:

    名無しさん

    ぁりがとゥござぃます☆彡めっちゃ助かりま∪たぁ★主サン最後まで読むωで頑張って下さぃネ♪

    2005-09-01 23:13:00
  • 352:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    そして2日後、あたしは仕事の休みをもらい、勇と朝から待ち合わせをして、その施設へ向かった。

    電車の中で、あたし達は思い出話をした。勇が『色々悪かったな。俺、本間梢の事、好きやったねん。自分でも変わらなアカンて事は、頭ではわかっててんで。ごめんな…』と言ってきて、あたしは泣いてしまった。
    そして1時間半ほどかけて、施設へ到着した。

    2005-09-01 23:16:00
  • 353:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    359の名無しサン→ぃぇ?!読んでくれてぁりがとぅ♪また小説書く時は、教ぇて下さぃねっo(^-^)o

    2005-09-01 23:18:00
  • 354:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    初めての場所で、あたしはかなり緊張していた…勇はまだ自分がいた頃の友達もいて、はしゃいでいた。あたしは周りに、『俺が一週間ほど前に別れた彼女』と紹介された。気まずい…
    今日は文化祭みたいな感じの日で、勇は先生に、『タコ焼き焼くん手伝って!』と言われ、どっかへ行ってしまう…ますます気まずそうにしているあたしに、一人の女の人が、『はじめまして』と話しかけてきた。

    2005-09-01 23:26:00
  • 355:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    帰りの電車は、二人とも朝早くて、疲れていたんだろう。あまり会話はなく、半分寝ているうちに、大阪に着いた。乗る電車が違うので、ここでお別れだ。勇『今日はありがと!梢、俺は今でも、お前の事好きやで。梢は?』あたしは少し間をあけて、『好きやったで』と答えた。勇は少し悲しい顔をして、『戻れるかな?』と言った。あたしは喧嘩になったり、また今からホテル行こう!とかなるのも嫌で、『疲れたし、また電話するわ!』と言った。勇は『わかった!俺もまた電話するし!』と言い、あたし達は帰って行った。

    2005-09-02 01:13:00
  • 356:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇は、あの施設を出てすぐに、商店街のタコ焼き屋で働いた。そしてあたしと出会った。今までは、あたしの人生、勇と出会ったせいで、何か堕ちたな…なんて思っていた。周りの人からも、仕事しない事、暴力の事を話せば、『最悪!別れい!』と言われたし、あたしは被害者の気分だった。でもあたしと出会わなければ、勇はもう少し、タコ焼き屋で頑張っていたかも知れない…

    きっと勇は今日で、あたしとまた、戻る気になっているだろう…あたしはお互いの為に、今後一切、電話には出ない!と誓った…

    2005-09-02 01:21:00
  • 357:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あの日から、一週間が過ぎた…勇からは、毎日すごい数の、電話やメールがあった。あたしは全て無視した。メールには、『頼むから連絡して』『梢がおらんと、俺はアカン』とか、最後の方は、『お前の事考えすぎて、何も手につかへん。飯も食えへん』『本間に気狂いそうや』とか入っていた。あたしも苦しかった。いっぱい泣いた。気が狂いそうにもなった。それでも無視し続けた。

    いい加減、勇も諦めたのか。一週間ほどで、電話はなくなった。

    2005-09-02 01:32:00
  • 358:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしは必死で仕事をして、仕事が終わったら、ヒロに付き合ってもらった。ご飯を食べたり、カラオケに行ったり、あたしが寝るまで、側にいてもらった。どうにか勇の事を紛らそうと、あたしはいっぱいいっぱい頑張って、1ヵ月くらい経った頃には、だいぶん落ち着いていた。

    2005-09-02 01:37:00
  • 359:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お昼に寝ていると、知らない番号から、電話がかかって来た。梢『はい…誰?』『あんな、勇と一緒に住んでた、仁やけど!わかる?』仁くんは、勇と一緒にホストをしていて、あたしが寮に入ってからは、勇は仁くんのマンションに住んでいた。梢『わかるで』仁『あんな、勇の事知らん?』梢『知らんよ、別れてんのに』仁『そっかぁ』梢『っていうか、何であたしの番号知ってんの?』…仁くんは気まずそうに、事のいきさつを、話してくれた。

    2005-09-02 02:16:00
  • 360:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    あたしと連絡が取れなくなってから、勇は本間に凹んでいて、毎日泣いては、あたしをどれだけ好きかを、語っていたらしい。ご飯も食べられなかったみたいで、すごくやつれていたそうだ。ある日飲めないお酒を、無理して飲んだ勇は、『もうええわ!俺新しい女見つける!』と、仁くんとナンパに出かけた。そしてそこで、薬を売る人に出会ったらしい。勇はそこで、薬に手を出してしまう…仁くんは初めてではなかったらしく、二人で薬をしたらしい。

    2005-09-02 02:23:00
  • 361:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    それから勇は、毎日毎日薬をして、見るからにガリガリになって、かなりやばかったらしい。見兼ねた仁くんは、『お前いい加減にしとけ!それ以上はもうすんな!』と、怒った。次の日の仕事の帰り、勇はまたしても、薬を買いに行く。仁くんは切れて、『もうクビや』と言って、二人は別れたらしい。それから勇は、帰って来てないらしい。

    2005-09-02 02:29:00
  • 362:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    ホスト時代から、生活費を貸していたらしく、薬を買う為にも、かなりのお金を貸したと言っていた。荷物も置きっぱなしだし、困っているとの事だった。荷物の中に、携帯もあったらしい…仁くんは、『自分がどうにかしてえや』と言ってきた。梢『あたし関係ないし!』と言って、電話を切った。

    2005-09-02 02:34:00
  • 363:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    薬に手を出した…かなりショックだった。心のどこかで、あたしと別れた事によって、変わってくれるかな…なんて、思っていたから。変わるどころか、一段と悪くなっている…溜息を尽きながら、また色々考えた。しばらくしたら、あたしは仕事まで、また寝てしまっていた。

    2005-09-02 02:39:00
  • 364:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    仁くんからの、『変わりに金返して!』という電話はしつこく、毎日毎日、何回もかかってきた。あたしは携帯番号を変えた。それからは、勇がどうなったかは知らない。

    2005-09-02 02:42:00
  • 365:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    それからあたしは、仕事場で嫌な事があり、今の仕事場を辞めようと思って、消費者金融で借金をして、自分でマンションを借りた。仕事場は、ミナミに変えた。そこの女の子と、ホストにはまった。借金は増える一方なので、あたしは風俗に移った。3年間、あたしはガムシャラに過ごした。その間色々な人と付き合ったが、何ヶ月かで、すぐ別れた。

    2005-09-02 02:52:00
  • 366:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    1番仲の良かった子が、妊娠したので、仕事をあがった。気がつけば、あたしももういい歳だ。仕事場には十代の子も多く、疲れたあたしは、あたしももうあがろう、と思って、地元へ帰る事にした。

    2005-09-02 02:57:00
  • 367:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    親には、キャバクラで働いている事は言っていた。帰って来い!とうるさかったし、帰って来たあたしに、親はとても優しかった。何週間かは、ひたすら寝て過ごし、ようやく仕事しよう!と思ったあたしは、地元のスナックで働く事にした。そこで、別れて5年ぶりに、勇と偶然再会したのである…

    2005-09-02 03:01:00
  • 368:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    お店の前で、お客さんを見送っていた時に、たまたま前を通った。勇『あれ?』そう言って、少し話して、勇はお店に来た。勇『烏龍茶!』…相変わらず、お酒は無理なんや。思い出話をいっぱいした。梢『お金大丈夫なん?』勇『パチンコ勝ったし!』…相変わらずパチンコしてるんや。梢『仕事は?』勇『してない』…相変わらずのようだ。あたしと別れてから、良い方向に、変わってくれたのか…話している様子では、相変わらずのようだった。

    2005-09-02 03:08:00
  • 369:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    結局勇は、閉店までいた。帰り際、勇『なぁ、ホテル行こうや』と言われた。普通に断った。それから何度か、勇はお店に来た。毎回他愛もない話をしていたが、勇は5年前と、全く一緒だった。しばらくして、あたしはお店をやめた。いい加減、まともに仕事しよう!と思ったからだ。

    2005-09-02 03:12:00
  • 370:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    今、現在、あたしはOLをしている。もうすぐ1年が経つ。勇と付き合ってから、大阪へ行ってから、別れてからの2年間も、あたしの人生は、波瀾万丈だった。今ようやく、色々な事を、冷静に考えられるようになってきた。

    2005-09-02 03:17:00
  • 371:

    ゆいか

    今、全部読みました?続き今書かれてるですかね??楽しみ??頑張ってください??

    2005-09-02 03:30:00
  • 372:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    『勇、元気でやってますか?勇と付き合った1年半、色んな事があったね。あたしは勇を、本当に愛してました。でも、あたし達は、お互い尊敬しあえたり、お互いの為になるような恋愛が、出来なかったね。勇ばかりを責めていたけれど、あたしにも、原因あるよね。勇を包み込むような愛情を、あたしは持っていなかった。それなのに、勇に変わる事ばかりを求めた。勇と出会ってあたしは、色んな愛情があるんやなって、知る事が出来ました。

    2005-09-02 03:50:00
  • 373:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    勇が仕事をしなかったり、あたしに暴力をふるったり、本間に愛されてるんかな?って、悩んだりもしたけど、勇があたしに対して、母親に似た感情を求めていると、ある人から聞きました。そんな深い愛情を、あたしにくれて、ありがとう。あたしは出来た人間じゃないから、答えられなくって、ごめんね。あたしは勇がいつか、心から満たされるような人が出来て、真面目に、幸せにやってくれる事を、心から願ってます。最後の説教です。仕事はしましょうね!では、元気で頑張って下さい。梢より』

    2005-09-02 04:01:00
  • 374:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    ━完━

    2005-09-02 04:03:00
  • 375:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    読んで下さった皆様、途中で応援して下さった皆様、本当に感謝です。やっとこさ、完結出来ました。

    初めてやし、全くうまく表現出来ずに、何が言いたいん?とか思われるかも知れないけど…施設に行った辺りからの事が、あたしが書きたかった事なんです。最初がダラダラ長くなってしまいましたが…

    でも本当に皆様、ありがとうございましたぁ(≧▽≦)/

    2005-09-02 04:09:00
  • 376:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    ゆいかサン?読んでくれて、ぁりがとデス??何せ初めてゃし、かなり反省点多ぃデスケド、応援のカキコミには、本当に励まされました??また感想とかくれると、嬉しぃデス?

    2005-09-02 04:13:00
  • 377:

    309のななしです

    完結おめでと? おつかれさま? もぅ勇とは会ってないんだ うちの場合は母子家庭でおばあちゃんにだいぶ甘やかされて育ったみたいやったゎ しょうもないことしてパクられてからも毎日あきもせず手紙きてたけどうちの場合は愛情なかったからね 単に寂しさ紛らわしたかっただけやったからあまり深く考えたことなかったけど小説読ませてもらって思い出したなワラ 今はどこでなにしてるか?だけどまともにやってる…わけないだらうけど 長々ごめんねm(_ _)m 梢ちゃん今はいい人いるの?

    2005-09-02 04:13:00
  • 378:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    400の名無しサン→ぁりがとぅ(≧▽≦)/あたしですか…?ィィ人なんかぃませんょ( ̄- ̄メ)勇も今頃まともに…ゃってナィと思われますワラ付き合ぅに当たって、その人の育ってきた環境って、すごぃ大事ゃと思ぅ!親とか友達とか…それで価値観変わってくるし。勇の中では普通の事が、あたしは許せんかったりしたし。まぁ早くィィ人見つけまぁす☆〃もぅィィ歳ゃしね(>_

    2005-09-02 04:21:00
  • 379:

    309 400のななし

    そっかぁ〜まぁいろんな人と出会っていろんな経験してきた梢ちゃんだからきっといい人現れるよ?

    2005-09-02 04:29:00
  • 380:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    400の名無しサン→ィィ人ねぇ…出来る気配が、全くぁりませんが…
    また新しく、小説書こぅと思っても、ハッピーエンドの小説は書けナィな…(-.-;)ぁたしの人生自体が、ちっともハッピーじゃナィからっ!
    まぁ頑張りまぁす♪本間にぁりがとデス(・з・)/

    2005-09-02 04:39:00
  • 381:

    舞花

    梢サ?ン?
    完結おめでとぉ−ございます?本間感動しましたぁ??最後の手紙とかかなりよかったです???
    舞花もずっと好きだった彼氏と最近別れました?
    そんな時この小説で励まされましたぁ??
    本当にありがとぉ−ございました??
    あとお疲れ様でしたぁ?

    2005-09-02 11:29:00
  • 382:

    まぁ?

    完結おめでとう??お疲れ様です?泣いちゃった?私、実は19歳のときに昔凄く愛してた人と再会してデキ婚したの?で20歳で子供を産み子供が?ヶ月のときに離婚?幼い我が子を家庭環境など色んなコトでなくなく手放し世界一愛しい息子は旦那の元に…今年のお正月までは息子にも会えたんだけど、前の旦那に彼女ができ結婚を考えて同棲中みたいで、もぉ息子には会えないの。息子はもぉ?歳月になるけど息子を手放した事凄く後悔してる?私は息子を勇クンみたいにしてしまうかもと罪の意識で一杯になりました?

    2005-09-02 21:17:00
  • 383:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    舞花サン?最後まで読んでくれて、ぁりがとぅござぃました???励まされた…なんて言ってもらぇて、感激デス???今となっては、別に別れて良かったナ…とは思ぅケド、どぅしたらもっと、ィィ付き合ぃが出来たんゃろぅ…と、未だにわかりません??ぉ互ぃ早く、幸せになれるとィィですねっ???

    2005-09-03 02:58:00
  • 384:

    梢 ◆VE2vvcSGSs

    まぁ?サン?まぁ?サンの大事な話を、話してくれてぁりがとぅ??ぁたしは勇ではナィケド、せっかく授かった命を、無駄にしてしまったねん??だから産んでぁげた事は、すごく立派な事ゃと思ぅょ??どんな環境でぁっても、誰か愛情を注ぃでくれる人がぃたら、きっと大丈夫だょ??ぁたしはまぁ?サンのカキコミで、すごく励まされたし、まぁ?サンも、まぁ?サンの子供も、幸せでぁる事を祈ってマス??

    2005-09-03 03:07:00
  • 385:

    まぁ?

    本当にありがとう??私は毎日のように、この?を読み、毎日頑張ってこつこつと?更新?してくれている梢ちゃんから力をもらってたよ?私も梢ちゃんの幸せを願ってます???又、?小説?書くのなら是非?読ましてもらうね???これからも何事に関しても頑張ってって下さい?

    2005-09-03 03:28:00
  • 386:

    名無しさん

    2005-09-03 04:01:00
  • 387:

    名無しさん

    2005-09-03 04:02:00
  • 388:

    名無しさん

    2005-09-03 05:25:00
  • 389:

    名無しさん

    あげ

    2005-09-05 02:37:00
  • 390:

    名無しさん

    2005-11-26 02:25:00
  • 391:

    名無しさん

    2005-11-26 03:06:00
  • 392:

    名無しさん

    >>1ー600

    2005-12-23 00:19:00
  • 393:

    名無しさん

    2005-12-23 02:43:00
  • 394:

    名無しさん

    2005-12-23 03:23:00
  • 395:

    名無しさん

    2006-02-16 18:48:00
  • 396:

    名無し

    あげ

    2007-03-27 21:51:00
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