小説掲示板彼を変えたい…のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 297:

    琴美

    そのまま時は過ぎ、恭司君と結婚、優輝を出産、マイホーム購入、色々あった中でも、幸せな家庭を持ったそんな中、母との連絡も、マメにするようになった…いつの間にか、兄弟とも、まるで友達のように連絡を取るようになった。

    2006-03-22 17:00:00
  • 298:

    なお

    今日初めから一気に読みました☆実話とは思えない凄い波瀾万丈な人生ですねw(゚o゚)w
    また書き初めてくれて嬉しいです!頑張って下さいネ☆

    2006-03-23 02:56:00
  • 299:

    琴美

    なおさん★私の長い小説の為時間をさき、初めから読んで頂きありがとうございました(〃>νб)
    自己満足かもしれませんが頑張って二段目も完結に向かうよう頑張りますので、どうか長い目で見守り頂けたら有り難いです★

    2006-03-23 22:16:00
  • 300:

    琴美

    ある日の事だった…母が、借金をしてると私に相談をしてきた。
    いつから?なんの為に?!いくらぐらい?それを私にどうしろと??!
    お金がナイとかお金を貸して…などは今までに何度も言われた事はあったが私も恭司君と結婚してからは、お金の価値観を戻す為にもそれほど働かなくなり、
    恭司君と優輝と三人だけでの生活が大切だった為、
    ずっと受け入れてやらなかった。

    2006-03-23 22:18:00
  • 301:

    琴美

    私には予想も出来ナイ事だった。
    だから、借金があると言われても、そんなん知らん!と冷たく言い放つしかなかった。
    とは言ったものの…
    心の隅では気になって仕方なかった。でも精一杯頑張って働き出し、順調に頑張ってる恭司君には、とても言えない…

    2006-03-23 22:23:00
  • 302:

    琴美

    しばらく毎日のように、
    母は泣き付いて電話をかけてくるようになった。
    兄弟はずっとプータローに近いフリーターで、兄弟もギャンブルに狂っていた為母は琴美しか居ない…と、なげいてくる。

    消費社金融から銀行、ついには、闇金融にまで手を出していた母は、破産宣告をしたが、それでも懲りず、また闇金融に手を出した。それも関西〜関東の方にまで渡り……………。

    2006-03-23 22:27:00
  • 303:

    琴美

    お金を貸せないと断る私に逆切れのように泣きながら言われた台詞は、私が家族を守ろうと、良かれと思って生きてきた今に渡る人生全てを否定されたようで、腹が立つ以前に、悔しくて悲しくて仕方がなかった。母と電話で喋った日は、
    自然に顔に出てしまうのか恭司君が仕事を終えて帰ってきてから聞いて来た。

    2006-03-23 22:34:00
  • 304:

    琴美

    「お前何かあったやろ?」
    「なんで?別になんも…」
    「もうえぇって!最近の、お前見てたら解るねん!!でも何があったんかは言わな解らんで!!」

    2006-03-23 22:36:00
  • 305:

    琴美

    「……別に…恭司君には、関係ナイ事やから。」
    「なんやねんその言い方」「うちの親の事やから!」「あんな〜俺ら結婚してんねんで?お前の親やけど、俺の親でもあんねんから、取りあえず何があったかゆうてみ…」
    「………」

    2006-03-23 22:38:00
  • 306:

    琴美

    私は言って、恭司君になんて言われるか怖くて言うのを戸惑っていたが、
    恭司君は全てを見据えたように、
    「……金か?」
    とだけ聞いてきた。
    私は小さく頷いて、ゆっくり母の事情を話し出した。

    2006-03-23 22:41:00
  • 307:

    名無しさん

    2006-03-24 02:39:00
  • 308:

    名無しさん

    2006-03-24 02:40:00
  • 309:

    名無しさん

    2006-03-24 03:16:00
  • 310:

    琴美

    恭司君はしばらく黙ったままで、一言だけ聞いてきた「ほんで?お前はどうしたいん?」
    「……どうしたいって言われても…」
    「…じゃあ例えばこの家庭に余る程の金があったら?俺が聞いてるんは、お前の気持ちや!助けたいんか、見捨てるんか…」
    「そら…助けたいよ…」
    「………」

    2006-03-24 21:26:00
  • 311:

    琴美

    しばらく言葉もお互い出なかった。
    「お前のオカンはお前にじゃなくて、なんで俺に一言でも、金貸してって言わへんの?お前はもう嫁に出た人間やで!」
    「………そりゃあ〜言いにくいからうちに言うてくるんちゃん?」
    「言いにくいかも知れんけど、お前に言ってもなぁ〜結局はお前と生活してるのは俺やで…」
    「そうやけど……もういいやん!うちの親のせいで、この家庭自体が揉めるぐらいやったら、別にほっとくし!」
    「ふーん…それでいいんやな?」

    2006-03-24 21:29:00
  • 312:

    琴美

    そう言って、その日はそれ以上に話しをする事もなかった…
    翌日…また母からの電話でうんざりしていると、
    仕事中にも関わらず恭司君が電話をかけてきた。
    「取りあえず、考えて見てんけど、今家庭にある貯金でなんとかなるなら、お前の親に貸してあげてもイイんちゃうか?貸すようで、あげるみたいにはなるやろうけど…」
    「ほんまに?!ほんまにいいん?」
    「しゃーないやん…だってお前は助けてやらたいんやろ?貯金無くなったからって、別に俺らが生活出来ないわけじゃないやろ?」

    2006-03-24 21:31:00
  • 313:

    琴美

    それから私は次の日、母に自ら電話を入れて、優輝が産まれてからコツコツと、貯金していた50万ばかりのお金を振込んであげた…。母はとても感謝をしていて恭司君にも御礼の電話を入れてくれた。
    でも…それだけでは済まなかった。
    借金の返済はほとんどが、利息で元金自体は返済されてないんだと、次々に、
    闇金融からの追い込みがあった。家賃も半年程の滞納をしており、もちろんの事家主さんからも払えないから出て行ってくれと頻繁に言われていた…。

    2006-03-24 21:33:00
  • 314:

    琴美

    そんな話しをお金を貸した数日後にされて、私はますます、恭司君への申し訳なさと、恭司君へ話しても、私がまだ母を助けたいと言えば離婚に繋がる予感までしていた。
    悩んだあげく、私の中での決意が決まった。
    全てを捨てよう…私の産まれ育った家族の為に…
    優輝を手放すのは母親として失格だ…でも確実に私よりも恭司君と生活する方が優輝にとって金銭的な苦労はしない…私はフルタイムでもう一度夜の世界に一気に稼ぎに行こう…。

    2006-03-24 22:46:00
  • 315:

    琴美

    その頃の私は結婚した家庭より私が産まれ育った家族を選ぼうとしていた。
    そう決意した時、泣きながら優輝に謝った…

    その夜、恭司君が仕事から帰宅してすぐに話しを切り出した…

    2006-03-24 22:48:00
  • 316:

    琴美

    「私…色々考えた結果な、離婚して家族を助けて行こうと決めた…」
    「はぁあっ?!」
    「この前貸したお金は全部利息なだけやってんて…」「…何それ…利息って……そんなんあってないようなもんやんけ…!もしかしてお前の親そんなん払ったんか?」
    「……うん」
    「つまりは捨てた金みたいなもんやで!そんなんな、闇金融なんかにちゃんと、支払おうと思ったら金なんかなんぼあっても足りるわけやいやろ!」

    2006-03-24 22:50:00
  • 317:

    琴美

    「だから私が離婚してでも返済の為だけにずっと夜働いて頑張って行くってゆうてるんやん!」
    私達はだんだん口論とゆうよりも大喧嘩になって行った。
    「お前が夜働いたとこで、そんなん返せると思ってんの!?仮に返せたとしても今後、親の為だけに働いて我が子まで捨てて、そんな人生で楽しいん?!いつか親を憎むのも目に見えるし後悔しても元には戻らん事やで!それでもお前一人で優輝置いてでもやっていくってゆうんやったら勝手にせいや!」

    2006-03-24 22:52:00
  • 318:

    琴美

    「……だからそうするって優輝が手元におらん人生が楽しいわけないし精神的に辛い事ぐらい解ってる…」「……優輝…か…じゃあ…俺ってなんなん?お前にとって、俺はなんやったん?残される俺の気持ちは?」「………それは悪いと思ってるよ…」

    2006-03-24 22:54:00
  • 319:

    琴美

    「なにそれ…答えになってないわ…もういいわ…優輝連れて俺実家帰るし、ここに住むんやったら親とか、お前だけの身内でも呼んで暮らしたらええし、お前が出て行くんやったら俺と、優輝がおらん間に出ていけや!じゃあな…」
    そう言って恭司君は優輝を連れて出て行った。

    2006-03-24 22:55:00
  • 320:

    琴美

    一人になった家は、いつも以上に広く感じてて寒くて、ただ静かな夜だった…。
    出会いから結婚、優輝の、出産など過去の想い出を思い出しては号泣していた。

    2006-03-24 22:57:00
  • 321:

    名無しさん

    2006-03-25 06:09:00
  • 322:

    名無しさん

    2006-03-25 11:03:00
  • 323:

    琴美

    それからしばらくたって、静かな部屋に一本の電話が鳴り響いた…

    「はい…」

    電話に出ると恭司君の母である、私の姑だった。

    2006-03-27 19:09:00
  • 324:

    琴美

    「もしもし?琴美ちゃん?恭司からある程度の話しは聞いたけど、優輝の為にはなる決意なんか?突然母親を失う優輝の気持ちを考えたら、琴美ちゃんの決断は間違ってると思うんやけどなぁ…お金で済む問題なんやったら、あとから後悔するのもあんたやし、お金に変えられへん優輝は何より大切なんやで…それを簡単に決めたらアカン!もっとよく考えて恭司とも話し合いしてみなさい…」

    2006-03-27 19:10:00
  • 325:

    琴美

    一方的にまともな意見を言われて、取りあえず電話を切ったが、私には言われなくても解ってる事だった…お金で済む問題と言われても、そのお金がなければ済まない問題なのだから…

    そして私は考えても考えても、答えは同じだったので家を出る用意をしていた。

    2006-03-27 19:11:00
  • 326:

    琴美

    それをさえぎるかのように恭司君と優輝が帰って来た「俺のオカンが金貸してくれるらしいわ…お前の為にでもないしお前の親の為でもないからな!もちろん、俺の為でもナイし…優輝の為やで!」
    「……」

    私は何も言えなかった。
    こうなる事から逃げようとしていたから…。

    2006-03-27 19:13:00
  • 327:

    琴美

    私も私の母も借りてしまえば一生頭が上がらないだろう………
    そんな想いの中でもやっぱり頼るしかなかった…。

    数日後、姑〔しゅうとめ〕と私の母と皆で会う事になり、緊張で申し訳ナイ気持ちと屈辱的な修羅場となった。

    2006-03-27 19:14:00
  • 328:

    名無しさん

    始めから一気に読みました??切ないおもろい??読者の邪魔になるのでカキコしないけど最後まで読んでます?頑張って下さい??

    2006-03-28 17:53:00
  • 329:

    琴美

    ↑↑カキコありがとうございます★凄い励みになりました(^∇⌒)時間はかかるかも知れませんが第二段としても完結させようと頑張りますので見守り下さい★

    2006-03-29 01:34:00
  • 330:

    琴美

    姑は、封筒に入れてきた、100万の束を出し、私の母へ手渡す前に言う…
    「もう二度とこんな事がないように、借用書と一筆を書いて貰いたいんです!」貸す側の強気な姑に対して借りる側の母はとても小さくて弱々しく、

    「はい…もちろんですホントにすみません…」
    と…ただ頭を下げるだけ…

    2006-03-29 01:35:00
  • 331:

    琴美

    「この100万で弁護士を雇って下さい!闇金融の借金はこれ以上払わなくて済む方法を確実に取って下さいね…それからある程度の、お金は残ると思うんで、安いアパートにでも引越しするなり、あとは好きにして下さい…」

    「…はい…ホントに迷惑かけます…ありがとうございます…どうもすみません」

    2006-03-29 01:36:00
  • 332:

    琴美

    「それから……二度と……こちらに来ないで下さい…二度と琴美ちゃんにも連絡しないで下さい…孫の優輝にも構わないで下さい…」「……………」
    さすがに母も何も言えないようで涙しか出ていなかった。横に座って話しを聞いていた私も何も言えなかった…恭司君は黙って頷いている…

    2006-03-29 01:37:00
  • 333:

    琴美

    母は意を決したように、
    娘の琴美、孫の優輝には、今後会わないし連絡も取らない…と、一筆を書いた。それを書く母の姿を見てられず、お茶を入れに行くふりをして、声を殺して泣いた…。
    我が子に会えなくなってでもそのお金を手にする母に少し前までの自分が重なった。優輝を置いてでも離婚して私がお金を稼いで実家に帰ろうとしていた事…。

    2006-03-29 01:39:00
  • 334:

    琴美

    それを私が母にされたようで、悲しくて悔しくて……流れた涙は、それ以上に母の方が何より情けなくて、やり切れないだろうなと、母自身を可哀相に思った涙だった…。
    その日、母は私を見てありがとうと目に涙をためて、帰って行った…。
    姑は母が帰る少し前に帰って行った。

    2006-03-29 01:41:00
  • 335:

    琴美

    その夜、私はまたひとつ、新しい決心をした。

    「恭司君…私の親が借りたお金は確実に私が返して行くから…だからもう一度、キャバクラに行こうと思ってるねん…」
    「……優輝は?」
    「優輝には少しの間、また託児所入って貰うしかナイかな…?」

    2006-03-29 01:43:00
  • 336:

    琴美

    「…お前が夜働くんやったら、しゃーないやん!…俺仕事朝早いし帰ってくんのも遅いし…」
    「うん…」

    恭司君は私がキャバクラに行くと言う事に対して、
    一言の反対ぶりもなかったむしろ当然だと言うような態度だった。

    2006-03-29 01:45:00
  • 337:

    琴美

    仕方なく優輝はまたしても24時間託児所へと預けられる運命になった。
    私はなるべく近場でキャバクラを探した。募集広告だけでは、どんな店かも解らないし、キャバクラと間違ってセクキャバに面接に行く可能性もあるし、取りあえずうろうろと夜の繁華街を歩いた。

    2006-03-29 01:48:00
  • 338:

    琴美

    結婚前に働いていた時の、店のお客さんにも堂々と、連絡してオープンから盛大にした。
    経験がある子とゆう事で、マネージャーや店長など、店の男連中には扱いも良くされていた。
    みるみるうちに、トップクラスへと上がり、給料も、恭司君の倍以上貰う程にはなっていた。

    2006-03-29 01:53:00
  • 339:

    琴美

    2、3ヶ月で姑への借金は簡単に返せたものの…実際給料を手にすると、やっぱり借金への想いは薄く、いつでも返せる…なんて気持ちに変わってしまっていた
    とにかく優輝には1番我慢させているから、せめてもの、贅沢をさせてやりたかった。優輝が欲しがるオモチャや本や、可愛い服などなんでも買い与えていた…私自身の自己満足とそうする事での償いかもしれないが…。

    2006-03-29 01:56:00
  • 340:

    琴美

    一方、恭司君はまたしても変わり果ててしまった。
    私の給料を私の居ない時に盗っては、私が夜働いてるのをいい事に、毎週毎週、時には連チャンで私の店ではない、キャバクラに飲み歩き出していた。
    私が仕事から帰っても、
    まだ帰ってない時もあった

    2006-03-29 01:58:00
  • 341:

    琴美

    私は私で仕事にとらわれすぎており、毎日が同伴やら指名やらの事ばかりだった
    それでも姑には確実に毎月返済するとゆう形で、月に5万〜10万の返済はしていってた。

    2006-03-29 02:01:00
  • 342:

    琴美

    そんな暮らしの中で、
    恭司君に段々腹が立って来ていた。いくら真面目に仕事には行ってるといえど、仕事が終わって好き放題に遊んでたり、小遣い以上にお金も使うようになって、そんな暇があるなら優輝と家で一緒に居てやれと、
    喧嘩ごしに言詰めたりしていたが、どんなに言っても言い返せされ、はねのけられ、ますますひどくなった

    2006-03-29 20:35:00
  • 343:

    琴美

    私もストレスがたまり、
    発散方法は買い物でしかなかった。給料を残してても恭司君に使われるなら自分で使ってやる!と思って、私は私で服を買ったり鞄を買ったり…
    手にするお金は使い込むとゆう家庭になっていた。

    2006-03-29 20:40:00
  • 344:

    琴美

    ある日…ポストを開けると恭司君宛ての封筒が届いており…表面にはクレジットカード会社の名前が書いてあった。
    恭司君は使えるお金が無くなって、カードを作り、
    借金をしていた。一括で、払う契約らしく、その日、案の定、カード会社からの請求電話があった。

    2006-03-29 20:43:00
  • 345:

    琴美

    恭司君に問い詰めたところやっぱりキャバクラで飲む為に使ったお金だった。
    私が必死にキャバクラで働いてるにもかかわらず、
    のうのうと他のキャバクラで別の女の子を指名してる…それが1番腹が立った。矛盾しているのも解るが、恭司君に指名を貰って稼いでる、顔も知らないコンパニオンにまで腹がたった。

    2006-03-29 20:46:00
  • 346:

    琴美

    恭司君への不信感からの想いもあり、様々なお客さんから、アクセサリーや服やブランド物などのプレゼントじゃなく指名を…現金を貰うようになった。

    さすがの恭司君も給料とは別の感覚なのか、お客さんから貰ったお小遣いについては、何も言わなかった。

    2006-03-29 20:50:00
  • 347:

    琴美

    だけど…いつの間にか、
    恭司君はお金を頂戴とは、一切言わなくなっていた…
    私の中ではまた借金をしてるなんて、頭になくスロットや競馬で勝ってるからお金はあるんだろうと安心しながら心の奥では不安だった。

    2006-03-29 20:51:00
  • 348:

    琴美

    ある日の事だった…私は、ふと考えていた…最近、
    恭司君とエッチをしていない…毎週必ずと言っていいぐらい週1〜2回はしていたのに…とゆうより恭司君に求められていたのに…。
    そういえば最近髪の毛を染めたり、新しい服を買ったり…普段の恭司君には滅多にナイ行動だった事を改めて考えていた…。

    2006-03-30 23:37:00
  • 349:

    琴美

    気分転換に…とゆう何気ない一言を私はその時、純粋に信じていた。

    何より人を好きになる事も時間がかかる恭司君が浮気をするとゆう考えは一切なかった。ギャンブルや、飲み歩きに関しては昔からの名残で行く事は私も妥協が出来ていた。

    2006-03-30 23:39:00
  • 350:

    琴美

    でもその頃の恭司君には、女の直感からか、浮気をしてそうだと、ピンっときていた。

    胸騒ぎがして夜も眠れずに恭司君が深く爆睡している間に、恭司君の携帯を初めて手にした。

    2006-03-30 23:40:00
  • 351:

    琴美

    勝手に携帯なんか見たら怒られるだろうから、ドキドキしながら、私は優輝の寝ている自分の部屋でこっそり携帯を見ようと、恭司君の携帯に電源を入れた。
    でもロックがかかっており、操作が無効だった。
    ロックをかけてる事自体の前に携帯の電源も切ってる事…全てが怪しく思った。

    2006-03-30 23:42:00
  • 352:

    琴美

    恭司君の誕生日や、優輝の誕生日など思い当たる全ての暗証番号を押したが一切解除されず、約2時間程かけて、色んな番号を押してやっと暗証番号が一致し、携帯は完全に開かれた。

    2006-03-30 23:45:00
  • 353:

    琴美

    取りあえず最初はメールを見たが受信も送信もありません。の状態だった…
    〔恭司君の性格上、メールなんかしない人やしな…〕と勝手に決め付けて、着信履歴と…リダイアルも見た登録されていない番号からマメに電話がかかっており恭司君自体も仕事から帰って来る前の時間帯に電話している…。

    2006-03-30 23:45:00
  • 354:

    琴美

    まさにそれが直感を実感とさせた…
    もう一度メール覧に戻してiモード問い合わせにしてみた。恭司君が電源を切っていた間にメールが入って来てるかも知れない…。

    案の定、一通のメールが届いた。

    2006-03-30 23:46:00
  • 355:

    名無しさん

    2006-03-31 08:41:00
  • 356:

    名無しさん

    2006-03-31 09:31:00
  • 357:

    琴美

    名前はちづる…とゆう女だった。

    「この前はありがとう次はいつ会える?」

    この内容だけで、充分な、証拠となったが、私は、
    徹底的に真実を掴んでから恭司君に話そうと思った。

    2006-04-01 01:31:00
  • 358:

    琴美

    私は居ても立ってもいられず、とっさに、イイ方法を考えた。

    自分の携帯のメルアドを、男の名前に変えて、その夜だけアドレスを変更した。そしてちづるとゆう女に、男のふりを装って、メールをしてみた。

    2006-04-01 01:32:00
  • 359:

    琴美

    【ちづるちゃんやんな?】送信……………
    さっそく女から返事が来た
    【だれぇ(〃>νб)??】受信………………
    結局はメールの相手が男だと感じれば、誰にでも返信するような奴っぽかった…

    2006-04-01 01:34:00
  • 360:

    琴美

    【俺…カズマってゆうんやけど…恭司って知ってるやんな?俺恭司の友達☆】
    【うん…知ってるけど☆★カズマ君はなんで私のメール知ってるの?】
    【恭司に教えて貰った!!なんか、すぐやらしてくれるとか言ってたし…】
    【えっ?マジでそんなん言うてたん??最悪やぁ(泣)確かに恭司君とはやったけど…まだ一回だけやし、カラオケ行くだけのつもりやってんけどな(^-^;】

    2006-04-01 01:36:00
  • 361:

    琴美

    私の中で真実を知ってしまい、絶望感を味わった。
    それでも私は怒りを堪えながら続けた…
    【ふーん。そうなんや…!恭司は最低な奴やから俺にしときや(笑)ってか恭司には、嫁と子供おるの知ってる??】

    2006-04-01 01:37:00
  • 362:

    琴美

    【知ってるよ☆★ってか私も一応彼氏居てるしね★】
    このメールが入って来た時ほんっまにキレた!
    嫁と子供がおるの知っててかよ!!それって浮気通り超して、確実に不倫やん…私は裁判にかけると立場的に慰謝料を貰えるぐらいの被害者だった…

    2006-04-01 01:39:00
  • 363:

    琴美

    【ちょっと今から電話していいかな?】
    私はカズマに成り済まして電話をかける許可を貰ったプルルル…プルルル…
    「はぁぁい☆☆」

    ブリブリで電話に出た女に対して、私は本性を現した

    2006-04-01 01:41:00
  • 364:

    名無しさん

    がんばッてなあ??

    2006-04-03 21:49:00
  • 365:

    琴美

    ↑↑↑ありがとうございます◎頑張ります?

    2006-04-06 00:06:00
  • 366:

    琴美

    「もしもし!なんなんアンタ!人の旦那に手出して!私恭司の嫁なんやけど…」「????えっ?えぇ?」女はパニック状態だった…「今までアンタがメールしてた相手は私なんやけど!アンタ家どこやねん!?家庭持ちって知ってたらしいやん!それって意味解ってんの?離婚したるし恭司なんかあげるから、アンタは私と子供に慰謝料頂戴!」

    2006-04-06 00:08:00
  • 367:

    琴美

    と狂ったようにブチキレた
    「えっ…あの…そんなん困ります…私彼氏居てるし」「はぁ?自分何言ってん?人の家庭壊して自分は彼氏に知られず、スリル求めて不倫してましたって?彼氏とは別れる気ありませんってか?」

    「えっ…だって手出してきたのは貴女の旦那さんやし…」
    その言葉でよりいっそうにキレた…

    2006-04-06 00:10:00
  • 368:

    琴美

    「手だされたお前自身も、それを受けたお前は事実やろが!お前なんしこのまま逃げんなよ!」
    「もう…そんなん辞めて下さい…旦那さんと二人で話し合って下さい…今回は、ほんとに悪かったとは思ってます…もう二度と旦那さんと連絡も取らないし合わないから…すみません」

    そう言われ電話を切られた

    2006-04-06 00:12:00
  • 369:

    琴美

    私はムカムカして爆睡している恭司君の部屋を開けておもいっきりテーブルを、蹴りあげた…

    びっくりして跳び起きた、恭司君は、

    「なっなんやねん…」
    と目が点になっていた。

    2006-04-06 00:14:00
  • 370:

    琴美

    私は今までの自分が嘘のように…とゆうより恭司君の前では一切出した事のナイ姿に凶変していた。
    それが本来の素の自分だ…「なんやねんちゃうやろ!浮気してるやろ?」

    「ハァ?何言ってんねん…するわけないやろ…」
    呆れたような口調で平然と嘘をつく恭司君にさらにキレた。

    2006-04-06 00:15:00
  • 371:

    琴美

    「もうええって…じゃあ、ちづるって誰や!」
    「ハァ?お前なんなん?人の携帯見たん?キモイで」「アンタが浮気してるって直感で解ってたから見たんや!そんな事より何浮気してんねん!浮気やったらまだカワイイわ!不倫してるんやろ?」

    2006-04-06 00:17:00
  • 372:

    琴美

    「何言ってんかさっぱり解らんで!ちづるって子は、ただのサイトで知り合ったメル友や…」
    「ふーんメル友からやり友になったんかぁ〜?」
    「……なんやねんホンマ…怠いわ…」
    「こっちが怠いわ!今まで騙されてた気分や!私の、携帯見てみーや!」

    2006-04-06 00:18:00
  • 373:

    琴美

    そう言って、私の携帯を投げた。
    カズマと名乗ってちづるをおびき寄せ、やり取りをしている内容を目にした恭司君は、もう言い訳出来ないと思ったのか、しばらくは黙っていた。
    口を開いた恭司君は逆切れをしだした…
    「ってかなんなんお前は?ストーカーかっ!暗証番号もなんで解ってんねん!!俺はそれが怖いわ!夜中に人が寝てる間にコソコソしやがって!気持ち悪いで」

    2006-04-06 00:20:00
  • 374:

    琴美

    「じゃあなんやねん!私がこうでもせんかったら知れる事なかったんやで!ずっと騙されておらなアカンの?ホンマに出会ってからずっとずーっとそれだけはナイって信じてた自分が惨めやわ!」
    「…今回が初めてや…」
    「初めてかどうかなんか、問題ちゃうねん!事実は事実やろ…だいたい今回発覚してしまった事で今までもこれからもずーっと疑う事になるし、しんどいわ…」

    2006-04-06 00:23:00
  • 375:

    琴美

    「ほんじゃーなんやねん…俺はどうしたらいいん?!もう連絡取らへんわ…」
    「そんなんこれからの事やん、私は今が嫌やねんこの現実が嫌やねん…こんなんで、もう一緒にやって行かれへんわ…慰謝料も養育費も何にもいらん優輝だけが居てたらいいし、もう離婚してや…」

    「…………。」

    2006-04-06 00:25:00
  • 376:

    琴美

    「一応離婚届けの用紙も、前に用意してたのがあるから…」
    そう言って離婚届けをテーブルに叩きつけた。
    「ちょー待ってくれや…」恭司君は私の本気の怒りに動揺している様子だった…「はよ書いて!」

    2006-04-06 00:27:00
  • 377:

    琴美

    待つどころか怒りに狂って急かしたてた私に恭司君は
    「わかったわ!もうええわ書けばイイんやろ!?離婚したら納得すんねやろ!」と逆切れのような、諦めたような口ぶりで離婚届けに書きだそうとしていた…。
    黙って私が何も言わず、
    その様子を見ていると…

    2006-04-06 00:29:00
  • 378:

    琴美

    「なぁ…ホンマにこれでイイんかな?俺が言える立場じゃないのは解ってるけど…俺は別れたくナイ…どうしたら許してくれるん?俺が悪かったし、今となっては後悔もしてるし…でも俺にチャンスくれへん?もう、絶対裏切らんから…忘れろとは言わへんけどこれからの俺をもう一度見て欲しいねん…」

    2006-04-06 00:31:00
  • 379:

    琴美

    「………」

    「許してくれとは言わへんけど…これは俺からのお願いや…俺は別れたくない…もう一度チャンス下さい」
    恭司君の目が潤んでいて…申し訳なさそうに言う台詞は、私の中で愛では無くて物凄く深い、情が反応した

    2006-04-06 00:33:00
  • 380:

    琴美

    「……………このまま一緒に居ても、私は一生許す事はナイし、今まで信じてた物が一気に崩れたんやから今後も変に色んな面で、
    疑う事には変わりナイで」
    「……もう一度信じて貰えれるようにするから俺を見てて…」

    「………解った。次はナイからな。」

    「うん。」
    喧嘩と話しあいは、結局朝まで続いて、その日だけは仕事に真面目な恭司君も、仕事を休んだ。

    2006-04-06 00:35:00
  • 381:

    琴美

    こうして初の浮気発覚から確実に信頼性は無くなってしまったまま一緒に生活を継続する事になった。

    それからも恭司君は相変わらずギャンブルは趣味で、勝てばキャバクラへ飲みにとゆう行動は一切変わりはしないままだった。

    2006-04-06 00:37:00
  • 382:

    琴美

    でも私の中では素直にスロットに行ってるとか、飲みに行ってるとか、例えホントの事でも思えなくなってたやっぱり浮気されてた過去からか、スロットとかゆうて…ホンマは…?飲みに行くとかゆうてホンマは…?たまたま電話が繋がらなかったら、もしかして今頃…疑いだしたらキリがなく、妄想しだしたら自分が自分じゃいられないぐらいパニック症状になって行く…。

    2006-04-06 00:39:00
  • 383:

    琴美

    「どうしたん!?なんで?こんなに買えるお金持ってたん?」
    「そら〜持ってるよ」

    その時、ギャンブルで大勝ちでもしたのか…と一瞬は考えたが、勝てば飲みに行くとゆう恭司君がお金を残してるわけがない…と思いなおした。

    2006-04-06 00:43:00
  • 384:

    琴美

    そして私はいちかばちかでカマをかけて見たんだ…。「恭司君…また借金してるやろ?」

    「えっ…してないわ…」
    自信なさ気に明らかに動揺してる姿に、再び…

    「私知ってんねんで…」
    この台詞が恭司君を開き直らせた…。

    2006-04-06 00:45:00
  • 385:

    琴美

    「ああ!してるよ!だからなんなん?お前に関係ないやん!俺の借金や!だから俺が自分で返済していくし俺の小遣いから毎月払って行くわ!だいたいお前だけ好きなだけ金使って俺の気持ちを考えた事あんのか?確かにお前の方が稼ぎええけど、だからってお前だけの金なん?俺の給料で生活してお前の給料は全部お前の小遣いなん?クリスマスやしプレゼントぐらいあげたいって思って、でもスロットで負けて金なくなって焦って………」

    2006-04-06 00:47:00
  • 386:

    琴美

    怒りながら必死で正当化をしようとする恭司君…。
    そんなのどうでも良かった結局話しをまとめると、
    【全部お前のせい!俺は悪くない!】
    そんな言い方にしか聞こえなかった。恭司君は一切、謝る事はなかった。

    自分の小遣いから支払うとタンカを切った恭司君だが最初から払えるわけないと思ってた…ギャンブル優先で、勝てば払う、でも負ければ借りる…そんな繰り返しになっていくだろう…
    そう思っていたが、あえて私ももう何も言わないようにした。

    2006-04-06 00:50:00
  • 387:

    琴美

    どうにでもなればイイ…
    ホントにそう思った。

    そして私は私で毎日のように、指名本数、同伴、ボトル、自分の仕事に専念する

    2006-04-06 00:52:00
  • 388:

    名無しさん

    がんば?あげ?

    2006-04-10 02:28:00
  • 389:

    琴美

    ↑ちょっと期間あきましたが、ありがとうございますゆっくりペースですが再度完結目指して頑張ります★

    2006-04-14 01:09:00
  • 390:

    琴美

    自分が忙しければ、自分が楽しんでれば、相手を干渉する事もなくなって行く…暇な時間を作ってはいけない…
    そんなふうに思って、仕事に気合いを入れ直した…。
    美に磨きをかける事で、
    自己満足かもしれないが、1番のストレス解消法だと思った。

    2006-04-14 01:09:00
  • 391:

    琴美

    それに伴い、自信さえも、自然についてくる…。
    まして、夜の仕事だったらもっともだと思った。
    そしてそれは自然に雰囲気へと出るもんなのかもしれない…

    2006-04-14 01:10:00
  • 392:

    琴美

    キャバクラは女の子の入れ代わりが激しくて次々に、新人が入ってくる。
    それもまだ十代の、若い子ばかりが…
    私は25前半ギリギリの歳でかなりオバチャンだと一気に自信を無くした時もあった…。
    そして、そんな若い女の子達を見るたびに、こうゆう子を求めて恭司君は飲みに行くんやろな〜と、実感…

    2006-04-14 01:11:00
  • 393:

    琴美

    そんな日々の中でも長年、お水で働いてるだけに、
    接客だけには自信があった私を指名で来てくれる人は長時間居てくれたり、来てくれたら必ず金額は大きかった…。
    でも同じお客さんを何人もローテーションで呼んでいるだけで、なかなか新規のお客さんが付かなかった…やっぱり新規の人は若さやスタイルなど見た目だけで判断するから…。

    2006-04-14 01:13:00
  • 394:

    琴美

    ある大雨の日、店自体が暇だったが、すぐ近くの同じ系列店にはそこそこ人気がある女の子の誕生日だったらしく、その系列店は、 その子のお客さんで満席になっていた…
    「ごめん琴美…何人かすでにヘルプ行かせてんねんけど…お前も〇〇店にヘルプ行ってくれへんかな?」
    店長に申し訳なさそうにそう言われて、私のお客さんが来てくれるまでの間、
    ヘルプに行く事になった

    2006-04-14 01:14:00
  • 395:

    琴美

    物凄い華やかなドレスを身にまとったズバ抜けて目立つ小さな色の白い可愛い、女の子が目にとまった…。一瞬で誕生日の子だなと、理解した。
    そして私がヘルプで付けられた席は、30代前半の柄の悪そうな人だった。
    その人の先輩とゆう人が、誕生日の女の子を指名していた。

    2006-04-14 01:16:00
  • 396:

    琴美

    初めての店で、知らない女の子ばかりの中で、物凄いやりにくかったが、持ち前の明るさで、私の隣の男へと話しかけたりしていて…その場をなんとかしのぐ…
    そんな時、誕生日の女の子はボーイに呼ばれて、
    ゴメーン…と可愛いらしい声で、別のお客さんの席へ移動した…。

    2006-04-14 01:17:00
  • 397:

    琴美

    誕生日の子が居なくなった瞬間、私の隣の男とその、先輩が喋りだした。
    「お前〜ええ女つけて貰ってるやん…」
    私の事か?と思ってビックリした。
    「でもこの店の子ちゃうらしいっすわ…」
    隣の男が答えた…

    2006-04-14 01:20:00
  • 398:

    琴美

    「どこの店?」
    「系列の★★店らしいっすわ。」
    「ふーん…」
    そして私を見て一言…
    「名前何てゆうん?」
    「琴美…です」
    私が答えた瞬間、誕生日の女の子が戻ってきた…。
    それと同時に、私は自分の店へと帰る事になった。

    2006-04-14 01:21:00
  • 399:

    琴美

    店に戻った時、すでに、
    私の常連客が待っていた。「ゴメンな…ヘルプ行かせて…こんな雨凄いのに、客呼んでくれてありがとう」店長に言われて席に着いたそして数分もしないうちに「琴美さんお借りします」と私を指名客から取り上げたボーイ…。

    2006-04-14 01:23:00
  • 400:

    琴美

    「??なんで呼んだん?」周りを見渡しても店内は、ガラガラなのに私は何故呼ばれたんやろ?と素で思っていた。
    「琴美よくやった!!」
    ハイテンションの、ボーイと店長に囲まれて肩をポンポンと叩かれていた。

    2006-04-14 01:25:00
  • 401:

    琴美

    私は意味が解らず、聞こうとした時、店のエレベーター前からフロントにかけてボーイ達が大きな声で叫んだ。
    「いらっしゃいませ!!」続いて待機中の女の子達もいらっしゃいませ〜とお辞儀をして、私もつられて軽く頭を下げながら、上目づかいで、入って来たお客さんを目にした。

    2006-04-14 01:27:00
  • 402:

    琴美

    全員で四人…しかも見た事が…と思った瞬間、気付いた。
    さっきヘルプで行った時のお客さんだった。
    「琴美〜さっき〇〇店で、席に着いた人やろ?あの店チェックしてお前を指名で来てくれたみたいやわ!」店長に言われて、私は嬉しさと、現在私を指名で来てくれてる常連さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

    2006-04-14 01:29:00
  • 403:

    琴美

    ところが、私が隣に座った人ではなくて、誕生日の子を指名していた人が、私を指名していた事を知らされビックリした。
    とりあえず席に着く…
    「さっきはどうも!」
    笑顔が優しい大人な魅力を漂わせる…彼は皆から瀬尾さんと呼ばれていて…皆に慕われている…。

    2006-04-14 01:32:00
  • 404:

    琴美

    「どうも〜!改めまして、琴美です。ってかめッちゃ少しの時間やったのに覚えててくれて嬉しい〜」
    私は素直に答えていた。
    横から割り込むように、私があの時接客していた男に「ビックリしたやろ(笑)実は指名してんのが俺じゃないってとこが!(笑)
    瀬尾さんめッちゃうるさかってんで〜琴美ちゃんが、久しぶりのヒットや!って今すぐチェックして行くぞ〜って!!」

    2006-04-14 01:35:00
  • 405:

    琴美

    と、説明してくれた。
    瀬尾さんは少し照れながら「いや…ホンマめッちゃ俺の、タイプやねん!そのきつそうな顔がたまらん!ホンマに綺麗やな〜★」
    と、直球で言ってくる。
    雰囲気的に、瀬尾さんは、いかにも金持ちそうで遊び慣れもしてそうで…キャバクラに来なくても普通に、モテるタイプだった。

    2006-04-14 01:37:00
  • 406:

    琴美

    「えぇぇ!?何これ??」私が驚いて聞くと、
    瀬尾さんは、それが当たり前のように答えた。

    「さっきの店で指名してた子が誕生日やって、その子にも、このシャンパンおろしてたし、そんなとこ琴美に見られたやろ?でも俺は琴美に一目ぼれしたから!だから、とりあえず三本で許して★」
    とクールなんだけど笑顔は凄く可愛く答えた。

    2006-04-14 01:41:00
  • 407:

    琴美

    続けて店長が口を割った…「琴美〜瀬尾さんさっきの店でシャンパン一本おろしただけで、琴美には数分しか会ってないのに三本や」と嬉しそうに、店長自身もビックリしながら言った。どうやら瀬尾さんは、
    この世界では、ちょっとした有名?らしく…店長よりもっと上の人間からも慕われている。
    瀬尾さんは、対した事ナイとしか言わないが、
    仕事で海外に行ってたり、外国の家具を扱う仕事だと周りは凄そうに言っていた

    2006-04-14 01:44:00
  • 408:

    琴美

    その日を境に、毎日毎日、瀬尾さんは飲みに来てくれた…私が呼ばなくても、
    いつも決まって
    「今日おるか?後から行くから!」
    とだけ電話をしてくる。
    そして決まって、閉店まで馬鹿騒ぎして50万〜100万近くの大金を使い込む。
    瀬尾さんは、私意外にも、暇そうな女の子がいれば、外見など構わずに誰でもを指名する日々だった。
    瀬尾さんには私がメインで一緒に来た後輩に大勢の女の子を付けるとゆう感じだった。

    2006-04-14 01:45:00
  • 409:

    琴美

    ほとんどの女の子が瀬尾さんを狙っているのも解る…店内で瀬尾さんの席だけが異様な盛り上がりのせいか他のお客さんたちは圧倒されていたのも解った…
    私を今まで指名してくれていた常連さん達も、毎回、来るたびに瀬尾さんの姿を見る為、店に来てくれる回数は徐々に減ってしまったし、私自身も他のお客さんに悪くてあまり呼べなくなっていた…。

    2006-04-14 01:46:00
  • 410:

    琴美

    そんな日々が続き、同時に恭司君との喧嘩も耐えなく家庭の雰囲気は悪くなっていた…。
    瀬尾さんが毎日のように飲みに来て、毎日のように、朝方まで居るから、私は、帰る時間がほとんど朝になっていた。優輝はその間も託児所で小さいなりにお迎えを待ちながら眠っている

    2006-04-14 01:48:00
  • 411:

    琴美

    いくら店長に早く帰りたいと行っても、もう少し…、あとちょっと…と言われ、瀬尾さんが酔っぱらって、眠くなったから帰る!というまで店長にも店に残らされていた…。
    恭司君からすれば、朝早くから仕事がある為、起きた頃に私が帰ってきたり、
    仕事に行く時もまだ帰ってなかったりする日々が急に続いたから、私が浮気してるとか、妄想から疑い出した。

    2006-04-14 01:49:00
  • 412:

    名無しさん

    更新めちゃうれしい?がんばてな?

    2006-04-14 05:23:00
  • 413:

    琴美

    ↑カキコミありがとうございます?喜んで頂けたら、書きがいがあります★これからも宜しくお願いしますまた夜中にでも更新しますね(・∀≦)жж☆★

    2006-04-14 16:48:00
  • 414:

    琴美

    私は実際、浮気もしていなかったし、一時間事の指名の本数と一時間事につく、時給だけしか考えていなかった。
    そして給料日には期待どうりで頑張ったかいがあった
    そんな喜びもつかの間で、相変わらず毎週、飲みに行く恭司君、毎日毎日スロット三昧…毎週、競馬…。
    その繰り返しだった。

    2006-04-14 21:56:00
  • 415:

    琴美

    普段託児所に預けている、自分の娘と、ちょっとでも一緒に居たいと思わんの?私は家庭の事も考えてるから、土日とかは絶対店休んでるのに…なんでその貴重な休みにまで、恭司君は、連絡も無しに遊びに行ってんの?
    恭司君が風呂に入ってる間に、絶対もう見ない…見たくない…見るのが怖い…。そう思っていた携帯電話に手をやった。

    2006-04-15 02:22:00
  • 416:

    琴美

    メールがそのまま残ってたり、文章が繋がらず、何個か消されていたり、
    アドレス帳には数人の女の子が登録されていたり……あきらかにキャバ壌らしき女の子からセクシーな写メが入っていたり…
    特定や断定は出来なかったけど…あきらかに誰かとは妖しかった…。
    過去のメル友浮気を思い出して苛立ちな感情を押さえながらも、携帯を元の状態に戻して、平然を装う…

    2006-04-15 02:23:00
  • 417:

    琴美

    一回浮気した奴は…ずっと繰り返す…。
    こんな言葉をよく聞いていたし、それは当たってるようで、そんな事もない…。私は半信半疑だった。
    [恭司君は前回で懲りているだろう…もう二度とナイだろう…]
    そんな強い信念が私には、情けない程あった…。

    2006-04-15 02:26:00
  • 418:

    琴美

    そして恭司君に遠回しで、カマをかけたり問いただしたり、私なりの嫉妬心を出したが、
    逆切れされるだけだったりお前が怪しいからそんなんゆうんやろ?とか言われたり…開き直られて、じゃあもう俺が浮気してるって、思ってたらええやん!とか私が聞きたい台詞ではない答えだった。

    2006-04-15 02:27:00
  • 419:

    琴美

    ただ一言だけでもいいねん俺にはお前だけや的な、
    恭司君の気持ちの確信が、欲しかっただけやのに…。何を言っても無駄な恭司君顔を会わせば喧嘩ばかり…隣で無邪気に笑う優輝を目にしては、なんでこんなに苦しい家庭なんやろ…。と涙がでた…金銭的に裕福になれたら、幸せになると思っていた…裕福過ぎても貧乏過ぎても何かは崩れる…ほんとなら1番いい普通が1番難しいのに…人間ってよく普通と言う言葉を口にするもんだ…

    2006-04-15 02:31:00
  • 420:

    琴美

    でもずっと思ってたんだ…普通って何やろ…普通になりたいって…。

    それからも恭司君はますます酷く飲みに行ったりする次の日の昼過ぎに帰ってきたり…ずっと電源が入っていなかったり…。
    今となっては過去の事だけど…確信をついてないぶんずっと…一生…胸の中にあるモヤモヤは消える事はないだろう…。

    2006-04-15 02:35:00
  • 421:

    琴美

    私の中で恭司君へのストレスはやっぱり仕事で癒された。綺麗に着飾って、夜の世界に足を踏み込めば、ちやほやされる。

    そしてその時、瀬尾さんの優しさや一途さ、大人な、魅力にだんだん惹かれ始めてしまっていた。

    2006-04-15 02:39:00
  • 422:

    琴美

    瀬尾さんはバツイチで子供が大好きだと、今でも子供に会いに行くなどと…結構深い話しを真面目にしたりしていた。飲んで遊んで、騒いでる瀬尾さんの父親としての裏の顔や、真面目に仕事の話しをする経営者としての顔…。そして私に、いつも言う台詞があった。

    2006-04-15 02:39:00
  • 423:

    琴美

    「琴美!俺はまだまだや…満足した時点で人間は終わるねん…琴美の生活はあんまり知らへんけど満足してるか?」
    「……満足してないし……することない…!」

    そう答えた私に笑って言う
    「そう!そんなお前が好きやねん!」
    「なんやそれ(笑)」

    2006-04-15 02:42:00
  • 424:

    琴美

    「でもな…俺はお前を満足させてやれるよ。」
    「……」
    あまりに強い言い方と表情に言葉を失った。そして…その言葉は恭司君から聞きたかったとも思った…。
    「ちなみに俺が満足感を得る時は、お前が満足を得た時かな★」

    2006-04-15 02:44:00
  • 425:

    琴美

    この人は凄い…いっけん、ただのキザやろーに思われるかもしれない…でも……自信に満ちた姿はただの、キザな奴ではなかった。
    「琴美って…最近めッちゃ顔が疲れてるぞ?お前の目は…笑ってない…とゆうより笑う事疲れてもうたか?(笑)」
    この人は…私の心を見透かしたようにズバズバと入ってくる。

    2006-04-15 02:46:00
  • 426:

    琴美

    「まぁ〜ええや★俺どっかのインチキ占い師のおっさんみたいな事ゆってる?(笑)とりあえず呑め呑め」と言って、シャパンやワインを飲ませてくれる。
    そしていつものように、
    盛り上がって、バツゲーム一気飲みの頭脳ゲームなどをした。

    2006-04-15 02:49:00
  • 427:

    琴美

    店長もかなり飲まされていて、営業が出来ない程で、貸し切り状態になっていた私は物凄いお酒は強い方でなかなか完全には酔わない飲みながらも、託児所に、優輝を迎えに行かないと!とゆう強い意識がある……そんな自信もつかの間で、その日は初めて気分が悪くなった。

    2006-04-15 02:52:00
  • 428:

    琴美

    精神力が弱まってる中で、立て続けにゲームに負けていき、ひたすら飲み続けていた。
    そしてそこからは、あんまり記憶に無かった状態だ。人生初めて記憶が飛ぶと言う経験だった。ぐてんぐでんの私を介抱してくれてたのは、瀬尾さんで意識が、復活しだした頃にはラブホテルだった。

    2006-04-15 02:55:00
  • 429:

    琴美

    「落ち着いたか?」
    「??×△□×??」
    私は完全に焦っていた。
    「お前めッちゃ大変やったから!!泣くわ叫ぶわ、笑うわ…強烈すぎ!!」
    「?ごめん…全く覚えてナイわ!」

    2006-04-15 02:58:00
  • 430:

    琴美

    「でも…めッちゃ可愛いかった…守りたいって思った…早く俺の女になってくれや…」
    そう言われて、流されるがままに、琴美…初めての
    浮気とゆう形が作られてしまった。
    意識が完全になり、真っ先に、優輝が託児所で待つ姿が浮かんだ…携帯は恭司君からの着信で埋まり尽くされている…。
    [早く帰らないと…]

    2006-04-15 03:01:00
  • 431:

    琴美

    焦りが事の重大さを気付かせる…
    ベットで眠りに着いている瀬尾さんを置いて、一人で帰ろうとしたが、精算をしなくては、ドアが開かないあいにく、持ち合わせも無くて、瀬尾さんを起こした
    寝ぼけながら私を抱きよせようとする瀬尾さんの腕を離した時に、瀬尾さんが、不思議そうに聞く…

    2006-04-15 03:04:00
  • 432:

    琴美

    「どうしたん?俺の事嫌になった?」
    「……ゴメン…私、すぐに帰らないと…」
    「?なんで?なんかあったんか?」
    「……いや…うん…ちょっと…」
    「なんやねん…言われへんの?」
    「……」
    「送るわ…」

    2006-04-15 03:06:00
  • 433:

    琴美

    それから二人は話す事もなく、ラブホテルを出た。
    車に乗って、とりあえず駅まで送って貰った。
    「夜…また行くから電話するから…」
    と言われ私は苦笑いで車を降りた。

    2006-04-15 03:09:00
  • 434:

    名無しさん

    あげ?

    2006-04-16 02:33:00
  • 435:

    名無しさん

    久しぶりにみたらめっちゃ更新されてた☆完結まで頑張ってね(*^ー^)ノ

    2006-04-16 22:48:00
  • 436:

    琴美

    ↑覗いてくれてありがとうございます(〃>νб)絶対完結させるんで長い目でお付き合いお願いします★

    2006-04-17 00:44:00
  • 437:

    琴美

    そしてすぐに優輝を迎えに行って、家に帰った。
    その間も、恭司君からの、着信は鳴り続けていて、
    私は家の電話から恭司君に電話をした。
    「お前何してんねん!!」怒り狂った恭司君に対して何故か…私は冷静だった。とゆうよりも冷静でいるしかなかった…

    2006-04-17 00:45:00
  • 438:

    琴美

    「ごめん…今帰ってきた」「だから何をしててんって聞いてんのじゃ!!!」
    「………私…浮気した…」私は隠す事もなんの言い訳もしなかった…。
    私の中で…酔っていたにしろ、そんな自分が表面化した事実は、全てを捨てる、覚悟があったのかも知れない…。

    2006-04-17 00:47:00
  • 439:

    琴美

    「……ハァ!?なんて?」「だから…私浮気してしまった…」
    「今すぐ帰るわ…」

    恭司君は信じられない!とゆうような、圧倒されてしまった雰囲気だった。
    間もなくして恭司君が帰宅した

    2006-04-17 00:48:00
  • 440:

    琴美

    「浮気って…なんやねん」「酔っ払ってた事実もあるけど、それが浮気の事実になってしまってん…。」

    恭司君は怒るどころか、
    一気に力が抜けたように、涙目で言う…。

    2006-04-17 00:50:00
  • 441:

    琴美

    「なんで…なんでお前は…そんな事ゆうの?俺は……どうしたらいいん?今だにお前が浮気したとか信じられへん…なぁ…嘘って言うてや…なんか言い訳してくれや…」
    「…ごめん…うちが悪い…こんなんで一緒におられへん…優輝にも悪い事したしうち一人で出て行くから…別れよう…」
    「…俺の気持ちはどうなんの?お前はそいつが好きなんか?」

    2006-04-17 00:51:00
  • 442:

    琴美

    「わからん。好きになりそうなんかも知れん…」
    「俺にはお前を責める事ができひん…お前が浮気するってゆうのはよっぽどやろうし…そうさせたのは俺が原因やとも思う。でも……お前が少しでも申し訳ない気持ちがあんねやったら、別れるじゃなく、今までみたいにここにおってくれ…俺にはお前が浮気した実感が、なんでか、せえへん…お願いやから…もう二度と言わんとって…俺忘れるから…」

    2006-04-17 00:53:00
  • 443:

    琴美

    「これだけは言わせて…、恭司君のせいなんかじゃないから…」

    2006-04-17 00:54:00
  • 444:

    琴美

    「いや…俺が不甲斐ナイからや…俺がお前をそうさせたと思ってなやり切れん」「……じゃあ…私はこの家に居てもいいん?」
    「…もう二度目はナイって信じてええ…?」
    そんな話し合いが、半日近く続いてた…私は絶対ボコボコにどつかれると思っていたけど…正直に言った事で恭司君は殴る事も出来なかったんだろう……結局、何事もなかったように暮らした。

    2006-04-17 00:57:00
  • 445:

    琴美

    でも人間、一度失った信用は、もう戻らない、信用すればするほど、壊れた時の辛さは二人共が経験した…キリがナイ程に、恭司君が次はまた浮気するんじゃないか…と、ずっと悪い方にしか考えられないし恭司君も同じように私を疑う。

    2006-04-17 00:59:00
  • 446:

    琴美

    それでも姑の借金の返済もまだ残っているのでそのまま、キャバクラで働いた…瀬尾さんからの電話をあんまり出なくなったが…
    瀬尾さんはそれ自体が納得行かない様子で、店に指名で来る。
    「俺の事嫌やったらはっきりゆって…しつこい男にはなりたくないし…」

    2006-04-17 01:01:00
  • 447:

    琴美

    「嫌とかじゃないよ…。」「じゃあなんで最近電話に出んくなったん?」
    「最近忙しくて、気付かんかったりするねん…」
    「そっかぁ…なぁ…お前は俺の女って思ってええ?」「いやいやいや…(笑)」「なんやねん…嫌なん?」「…………………………」「ええよ別に!俺は付き合ってる思うから!」

    2006-04-17 01:04:00
  • 448:

    琴美

    強引で我を主張する瀬尾さん…以前は確かに魅力を感じた…でも…あれからは反対にうっとーしくなっていた。恭司君をもう裏切りたくないから…そして恭司君の大切さを身に染みて感じてしまったから…
    この男より、恭司君の方がずっと大人だ。
    みんなの前で肩に手を回され、俺の女!とゆう偉そうな態度な瀬尾さんの隣で、この男とさえ出会ってなかったら…と改めてあの日を後悔した。

    2006-04-17 01:06:00
  • 449:

    琴美

    店が終わる頃には、
    「なぁ…今から…」
    と、ラブホに誘ってくるようになった。家にこいとも言われた。旅行にも行こうと言われる…。
    ひたすら断り続ける私に、「お前俺の事どう思う?」と聞かれ、
    「優しいお客さん…」
    と呟くように言った。

    2006-04-17 01:08:00
  • 450:

    琴美

    「あっそぅ…結局お前は、俺を一人の男としては見てくれてなかったんや…もう誘ったりせんわ…でもフラれたからって俺は指名変えたりせんから、安心して稼いでくれ(笑)都合のイイただの客になるわ」
    笑いながら言ってたが、瀬尾さんの微妙な嫌味を感じた。
    そんな会話をした日からは瀬尾さんが飲みに来る回数も減り、連絡もなくなった

    2006-04-17 01:10:00
  • 451:

    琴美

    どこかでベロベロになるまで飲んだあとで、突然来たりしていた。
    なんとなく気まづい空気を消すように、瀬尾さんは、私意外も指名していて、
    私はただ座ってるだけな子状態…瀬尾さんは別の女の子と盛り上がる。
    こんな指名いらんわ…。
    心から思った。こんな無駄時間が勿体ない…早く帰りたい…
    そんなふうに思っていた。

    2006-04-17 01:12:00
  • 452:

    琴美

    そんな日々がしばらく続いて、そしてそんな空気に店長から周りの女の子達にも何かが変わったと思われていた。そんな時、あるボーイが営業後に私に言った。「あの人ホンマ元気やなぁ毎日?飲んで女食いまくりで…羨ましいわ〜琴美も、気をつけろよ!あの人変な薬とか持ち歩いてるみたいやから…」

    2006-04-17 01:31:00
  • 453:

    琴美

    その話しを聞いて私の頭によぎった事は…もちろん、あの日の事だ…もしかして…酔っ払ったとゆうより…なんかの薬!?と疑った…まぁ理由や原因がなんであれ私が悪いんだけど…

    2006-04-17 01:31:00
  • 454:

    琴美

    そしてその次の日も日課のように瀬尾さんは、飲みに来るから、私のしんどさの限界で、瀬尾さんに「もう指名とかしてくれんでもいいで…」
    と言った。瀬尾さんは、
    「そんなん客の自由やん!もう俺につくのも嫌?」
    と聞かれた。
    「私もう店辞めようと思ってるから…」
    とっさに出た台詞だった。

    2006-04-17 01:34:00
  • 455:

    琴美

    でもあれから仕事はホントに辞めたくなっていた。長年働いてきたお水業界に自信たっぷりだった自分があの一夜の過ちから崩れてしまったから…。体を使ってしまったから…私が今まで唯一愛したお客さんは恭司君が最初で最後だとゆう形が崩れたから…瀬尾さんはびっくりして聞いてきた…

    2006-04-17 01:40:00
  • 456:

    琴美

    「なんで辞めるねん!?」「目的が達成しそうやからかな…」
    「なんの?」
    「自分の中での★」
    とだけ言っておいた。
    ホントはあと少しで返済が終了出来るからだった。
    あれから数ヶ月…相変わらず私はキャバクラ勤めをしていたが、それに伴い相変わらず恭司君はキャバクラに飲みに行っている。

    2006-04-17 01:43:00
  • 457:

    琴美

    恭司君が借金した額はいつまでたっても減る事はなかったが、これは俺の小遣いから返す!と以前タンカを切られているので、あえて突っ込まなかった。そしてキャバクラを辞めようと思っている事を恭司君に切り出した。
    「そろそろ…夜の仕事は、引退しようと思ってんねんけど…」
    「夜辞めてどうすんの?」恭司君は辞めて欲しくなさそうに冷たい口調で聞いてきた。

    2006-04-17 01:46:00
  • 458:

    琴美

    「優輝とも、もう夜は一緒に寝たいし、主婦になる」「…お前が?!お前なんか普通の暮らし出来る思ってんの?」
    「出来るよ!ってかそうやって行かな!」
    「そんなん簡単に言うな」恭司君自身が普通の生活が出来ないんやろな…と思った…なんやかんやと私のせいにしながら、恭司君が、私の給料をあてにして余裕のある生活から脱出したくないんやろな…と感じた。そんな会話を解ったのか、優輝が初めて自分なりの気持ちを言った。

    2006-04-17 01:48:00
  • 459:

    琴美

    「優輝…ママに夜居て欲しい…優輝…お昼の幼稚園はイイけど、夜のは嫌…ママとパパと一緒におりたい」と言った。
    私は涙が出そうになってしまった。優輝なりに凄く、我慢してたんやな…と。
    恭司君が優輝に言った。
    「優輝…でもママが夜働いてるから、オモチャとか、お菓子とか一杯買って貰えるんやで…」
    と…。恭司君は優輝を説得してでも、私にキャバクラを続けて欲しいのか?と…耳を疑った。

    2006-04-17 01:52:00
  • 460:

    琴美

    それでも優輝はさらに答える…
    「優輝…オモチャもお菓子もいらん…ガチャガチャもせーへんから…だからママに居て欲しい…優輝このおうちで、寝たい…」
    と、最後には泣きそうな声で言っていた。
    「優輝……」
    私は優輝をぎゅっと抱きしめて言った。
    「ママずっとおる!もう夜もおる!ママお仕事辞めるから…」
    優輝はとびきりの笑顔で、はしゃいで喜ぶ。
    それを見ていた恭司も、
    さすがに納得した。

    2006-04-17 01:55:00
  • 461:

    琴美

    普通なら一度でも浮気をされたキャバクラなんて、
    辞めさせるのが旦那や恋人だったりするのに…そうゆう事は一切口にしなかったなんで恭司君は、そんなに余裕なんやろ…。
    普通やったら辞める事を喜ぶべきなのに…
    昔から感情をあまり出さない人だから、反対に私が、感情的になってしまう…。

    2006-04-17 01:58:00
  • 462:

    琴美

    そうして次の給料が入ってから…キャバクラを辞めた…とゆうより飛んだ形で…そうでもしないと辞めさせてくれないから…
    もちろん店内はパニックだったに違いない…。
    めったに休まない遅刻もしない…仕事に対して真っ直ぐだった私が給料の次の日から連絡も無しに来なくなったから…と、同時に私は携帯電話番号もアドレスも変えたから…
    同時に様々なお客さんからも飛んだ状態になった…。完全に夜を断ち切った日となる。

    2006-04-17 02:00:00
  • 463:

    琴美

    もう戻れない…お世話になった、お客さん達の信頼も一気に失ったんだから…。結局瀬尾さんは私が店を辞めると行った頃ぐらいから海外へしばらく仕事で行く事にしたらしい…
    そして、新しい人生を家庭らしい生活を…母親らしい私になろう…幸せな家族になろう…そんな気持ちが、芽生えた。そして真っ先にしなくては行けない事…、姑への返済だった。

    2006-04-17 02:01:00
  • 464:

    名無しさん

    続き気になる?

    2006-04-17 16:52:00
  • 465:

    琴美

    恭司君は自分の実家なだけに、好きなテレビを自分のペースで見ていたり…
    ゴロゴロと寝転がりくつろいでいる。
    優輝は無邪気にはしゃいでじいちゃん、ばあちゃんと言って遊んでいる。
    私が焼肉の支度を終えて、夕方5時半…とゆうまだ早い時間にも関わらず、
    この家は晩御飯が早い…。

    2006-04-18 00:01:00
  • 466:

    琴美

    あまりお腹もすいてナイ中晩御飯となった。賑やかに焼肉を食べ終わり、皆、 一服をしている時、私は、本題を切り出した。
    「あの…お義母さん……」私の真剣な様子に姑も真顔に答える…その真顔はいつでも威圧感を与える…
    「何?琴美ちゃん?」
    「これ…残りの分なんですけど…一気に返せるようになったんで…長い間すみませんでした…」
    と言いながら封筒中身40万を差し出した。

    2006-04-18 00:04:00
  • 467:

    琴美

    「ああ…用意してきたの?一気に返してくれるみたいやけど生活は大丈夫?」
    「はい…なんとか!それで夜の仕事も、もう辞めたんです!」
    「そっかぁ…やっと辞めてくれたんやな…その方がイイよ〜あんたや恭司がよくても優輝に取ったら可哀相でしゃーないし…」
    「はい優輝にも最近寂しいみたいな事言われたんで」

    2006-04-18 00:06:00
  • 468:

    琴美

    「そらそうやわ〜せめて恭司が優輝の事見れるんやったらいいけどな、…恭司は自分勝手なとこあるしからうちのお父さんに似てギャンブルばっかりやろ?」
    「はぁ…」
    苦笑いで納得。
    「ホンマに琴美ちゃん……あんたには苦労かけさせるやろうけどな…あんたも、もう無理はしたらアカンよ優輝も昼の幼稚園行きだしたら、もっとあんたも母親らしくならなアカンし…」「はい…確かに…。」
    そして次に姑が優しく言う

    2006-04-18 00:08:00
  • 469:

    琴美

    「これは…あんたが頑張って貯めたお金やろ…毎月…少しづつでもちゃんと返してきてくれて…今日で終了やけど、私はもう充分やわお金を返すってゆう大切さを見失わんとって欲しかったから、黙ってたけど……もうこの残りはあんたが置いとき!」
    そう言って封筒を返された「いや…お義母さん…それはダメですよ…」
    と私は再度封筒を渡そうとするが、姑は受け取らずに首を横にふる。
    その様子を黙って見ていた恭司君が無神経に言う。

    2006-04-18 00:10:00
  • 470:

    琴美

    「せっかくもうええゆうてんねんし、貰っとけや!」姑は自分の息子の台詞に、呆れて笑いながら、
    「ちゃんと貯金しとくんやで琴美ちゃん!恭司に使われへんように(笑)」
    と言った。
    それからは私も素直に、
    「ありがとうございます」と言って封筒をなおした。

    2006-04-18 00:12:00
  • 471:

    琴美

    そして最後に姑が言う。
    「琴美ちゃん…あんたの、お母さんはどうしてる?」「いや連絡ナイままです」「…そっかぁ…まぁ仕方ない事やけど…でも次はあんたがお母さんから少しずつでも返して貰わなアカンね…」
    「………はい…」
    根拠のナイ返事をしたが、取りあえず遠回しにお母さんと連絡取ってあげ…と、言われてるような気がした

    2006-04-18 00:15:00
  • 473:

    名無しさん

    http://ezrk.jp/r/jump.php?z=siru2&u=olojg

    2006-04-18 01:52:00
  • 474:

    名無しさん

    2006-04-18 07:08:00
  • 475:

    琴美

    そしてしばらくして、私達は、自宅へと帰った。
    「めッちゃ嬉しいわ★」
    お金が残る事に思わず本音が出る…私に恭司君は解ってたかのように、言う。
    「俺は解ってたで!俺のオカンは、最終絶対もうええよってゆうて金受け取らないやろうなって!」
    「そうなんや…」
    家庭自体に余裕が出来て、もう仕事もしなくて良くて自然に穏やかな空気になる専業主婦として頑張る私はある決心をした…

    2006-04-19 17:55:00
  • 476:

    琴美

    「恭司君…あのお金で一気に借金返す?」
    「なんで急に…ええの?」「もうこの際やから一気に楽になりたいやん★」
    「…俺の給料だけで生活できるか?」
    「うん…普通に居てたらできるやろ★もう夜働いてないんやし…服もそんなに、いらんし…私自身が無駄なお金を使うきっかけもないもん…」

    2006-04-19 17:59:00
  • 477:

    琴美

    「お前がそうゆうなら頼むわ…俺やったら信用ナイやろうし、お前が返して来てや…最後にお前がカードはハサミ入れてしまえばええやろ?」

    「うん…あたりまえやん(笑)ってかそれで次、また同じ事したらホンマに知らんから…離婚やからな…」

    2006-04-19 17:59:00
  • 478:

    琴美

    「もう絶対ナイわ!俺も、後悔してるし…」
    そしてさっそく私は恭司君のかかえた借金50万を姑に返すはずだった40万プラスヘソクリ貯金から10万足して…一気に返済を終わらせた。
    それからと言う物、恭司君は全く飲みに行かなくなり小遣いからスロットをしに行っても、勝てば、私に、お小遣いとしてお金をくれるようにまでなった。

    2006-04-19 18:02:00
  • 479:

    琴美

    優輝がどうしても欲しがるおもちゃがあれば恭司君が黙って驚かすように買って来てくれたりも…
    優輝は今までよりさらに明るくなり、元気溢れながら昼の幼稚園に通うようになった。私も優輝を送り迎えする間家事に専念して主婦らしい主婦になっていた…

    2006-04-19 18:04:00
  • 480:

    琴美

    改めて…夜の仕事を辞めて正解だったと実感させられる日常は私の求めていた、普通…と言える生活だったそんな日常生活の中、皆で晩御飯を食べようと、
    我が家でお約束のいただきますコールを優輝筆頭に、しようとした時だった。

    2006-04-19 18:09:00
  • 481:

    琴美

    プルルルルル…?

    突然家の電話がなった……番号を登録していなかったから、誰の電話か解らなくて、取ろうか迷っていた為電話は切れた…私は一応携帯も見ることにした。
    案の定、携帯にも電話がなっている…それは私の弟だった…。弟が家にまでかけてくるなんて珍しく、慌てて電話をかけ直して見た。

    2006-04-19 23:14:00
  • 482:

    琴美

    プルルルルル… ピ…
    慌てて電話に出た弟の声は泣き声のような奮え声のような…
    「あ…お姉…?」
    「どうしたん?」
    「オカンが…オカ…ンが倒れた…」
    「うそやろ〜?!」
    私には信じられない事だった……
    「ホンマやって…………俺今すぐ大阪に行くから…」弟は地方で一人暮らしをしながら仕事をしていた。

    2006-04-19 23:15:00
  • 483:

    琴美

    「お前今からって2時間以上かかるんちゃうん?」
    私は別に今すぐ来なくても…と、そんなに対した事ナイやろ…と思っていた。
    「今大阪帰らな一生オカンに会われへん事になるかもしらんやん…」
    弟は深刻で今にも泣きそうな声で言う…
    「お姉…オカン脳梗塞やて…電話して見たら解るわ」 そう言って私の電話を切った…。

    2006-04-19 23:16:00
  • 484:

    名無しさん

    おかあさんがんばれ?

    2006-04-20 04:54:00
  • 485:

    琴美

    ↑ありがとうございます↑頑張ります(^∇⌒)-☆

    2006-04-20 22:52:00
  • 486:

    琴美

    私はだんだん妙な震えが出てきた。
    母にどれくらいぶりだろう…とりあえず電話をかけてみた。
    プルルルルルプルルルルルプルルルルル?
    やっと出た電話の奥では、確かに母の声なんだけど、全く何を言ってるか解らないような喋りだった…

    2006-04-20 22:53:00
  • 487:

    琴美

    「オカン?大丈夫?」
    「ぬういんいた………」
    入院した………
    かろうじて身内にしか聞き取れない喋り方…
    たまらず泣きそうになった私は「今から行くから!」とだけ大きな声で伝えて電話を切るしかなかった…

    2006-04-20 22:55:00
  • 488:

    琴美

    私の電話の様子を恭司君と優輝は心配そうに見ていた「何慌ててんねん…」
    これから食事だとゆうのを中断されたからか、冷たい口調で恭司君が言った。
    「オカンが脳梗塞で入院したんやって…今から行ってくるわ…」
    明らかに動揺している私…「……行くゆうてももう夜やぞ…何で行くつもり?」母は私達の家からは電車で約一時間前後かかる病院に救急車で運ばれていた。

    2006-04-20 22:56:00
  • 489:

    琴美

    いつもと違う様子に優輝は私を見つめる…
    「取りあえずご飯食べててや…」
    私なりに恭司君と優輝は、巻き込みたくなくて、一人で出かける用意をしていた
    恭司君が追い掛けるように私のところへやってくる…「会社の車で良かったら、乗っけて行ったろか…あんまり場所解らんけど…なんとか着くやろ…電車よりは夜やし早いと思うで…」
    と言ってくれた。

    2006-04-20 22:59:00
  • 490:

    琴美

    素直に嬉しかった。
    最低な私の母…娘の私でも憎みかけていた母…それでもやっぱり一人の母だから楽しかった頃の想い出の方が辛さより勝ってるから…でも…そんな思いは胸の内に秘め込んで、恭司君には母への想いを見せれば怒られそうな気がしていたし、ホントに連れて行ったるとゆう気持ちだけでも嬉しかった。
    優輝にも出掛ける用意をさせてる間、恭司君は会社の車を取りにガレージまで行ってくれた。

    2006-04-20 23:01:00
  • 491:

    琴美

    恭司君から電話が鳴って、優輝と車までへと急いだ。なんとなくの道を恭司君に説明しながら、病院の近所までには来ていたが、病院の場所自体が解らず、途中で車を止めて恭司君がガードマンなどに聞きに行き、私は地元の親友に電話をかけて、その地域に詳しい子だった為、なんとか病院に辿り着いた…。時間は9時を少しまわっており、
    病院は面会時間が終わっていて早くも消灯時間になっていた。

    2006-04-20 23:03:00
  • 492:

    琴美

    ナースステーションから、看護婦さんが出て来たので親子だとゆう事を説明して少しだけなら…とゆう事で部屋に入れて貰えた。
    うす暗い病室…私達が来たのを解ってたかのように、母がベットの上で座っている…
    「オカン……」

    2006-04-20 23:07:00
  • 493:

    琴美

    母の顔が半分斜めに曲がっていて、まるで妖怪のような…優輝が怖がってなくぐらいだった。
    世間一般でゆうと完全な、身体障害者になった姿の母だった。
    母は出す事さえも必死な声で、涙いっぱいになりながら、私達に両手を合わせてゆっくりゆっくり頭を下げながら言う。

    2006-04-20 23:09:00
  • 494:

    琴美

    「ご…めん…ね…ご……め…んね…め…いわ…く…かけ…て…ご…ごめ…んね」手も不自由になっている母一気にやつれた母…
    言語障害にもなっていて、身内にでもわかりにくい、話し片…それでも涙しながら必死に頭を下げる母に…「うん…うん。」
    と頷くだけしか出来ず私も涙が溢れた。
    恭司君も少し涙目で怖がる優輝を抱っこしながら黙って見ていた…

    2006-04-20 23:12:00
  • 495:

    琴美

    母は完全な脳梗塞だった。症状…半身不随…言語障害顔面麻痺…意識障害…など一生完璧に治る事のナイ、れっきとした身体障害者となった。
    あまり時間もなくこの日は「また明日きなおすから」とだけ伝えて帰る事になった。弟はまだ来ていなかったがどうやら私達が帰ったあと兄貴と二人で行ったらしい〔ちなみに兄貴も弟と地方に住んで居た。〕

    2006-04-20 23:15:00
  • 496:

    琴美

    帰りの車の中で優輝が、
    すっかり眠ってしまってるのもあって、車内はシーンとしている。小さな音で、FMラジオだけがかかって…私はショックで何も言えかった。
    家に着いて…恭司君から、話してきた。
    「これからの事…考える時が来たんちゃう?」
    「考えるって言われても」「もう元どうりの親には、戻らへんねんで!!お前の兄貴か、弟が親を介護できんの?」

    2006-04-20 23:19:00
  • 497:

    琴美

    私の家庭は母子家庭なのでもちろん父親とゆう存在は居ない…何かと金銭的にも苦労してきた家庭は家族もバラバラになり、兄弟も、自分達の生活でいっぱいいっぱいだった。

    2006-04-20 23:19:00
  • 498:

    琴美

    母には彼氏とゆう存在が居る事は知っていたが、私達兄弟からしたら、ただの、おっさんにしか過ぎない…特に、兄貴も弟も同棲なだけに、母の彼氏の存在を知ってから、口には出さないが、うっとーしいと言う思いで、自分達が個人で生きて行く為に家を出たのだ…

    2006-04-20 23:22:00
  • 499:

    琴美

    今回母が倒れたのも、その彼氏とゆうおっさんと、
    会社の寮に住み込みで働いていたらしく…母は現場職のオッサン連中、百人近い人数の掃除洗濯炊事などを全般にする、寮母として働いていたようで、過労を通りこして一気に倒れたらしい…ストレスも原因だった

    2006-04-20 23:22:00
  • 500:

    琴美

    私は恭司君になんて言えばいいのか解らなかった…。確かに母を見る義務があるのは、長男である兄貴…。もしくわ弟…私は嫁に行った娘…でも兄弟が母を見るわけがナイ…見れるわけもナイ…と私は解っていた…かといって私が見るなんて恭司君の身内の手前もあり恭司君自身にも言えない…その夜は、
    「オカンの彼氏がなんとかするんちゃう?」
    と、冷めたふりをして言うしかなかった。

    2006-04-20 23:25:00
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