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君じゃなきゃダメで?

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  • 1:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?実話に少し肉付けしてかき?ます?下手ですが、意見あればかきこんでください?

    2006-03-30 01:43:00
  • 2:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    寂しかった。なんとなく街で声をかけられキャバのキャッチについていってしまった…
    正直びびっていた。スカウトマンにおされ、私はとりあえず体験で働くことにした

    2006-03-30 01:54:00
  • 3:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今日からなん?』
    後ろから声が聞こえ、振り返ると小柄できゃしゃな女の子が立っていた。『うん』『私も今日からやねん♪前違うとこおったけど。理香て言うねん。18やで〜仲良くして☆』

    2006-03-30 01:57:00
  • 4:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香はさばさばした気さくな子でタメやしすぐ仲良くなれた☆夜が初めてな私に色々教えてくれた。
    だから帰りに入店を決意した。理香がいるし、仕事も思った以上に楽しかったから。寂しい分お客さんにもまめに連絡した

    2006-03-30 02:00:00
  • 5:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    あんたに出会うまでは、サオリは平凡な毎日送ってたんよ。
    付き合ったって、すんなり別れを告げてきたんよ。何であんたは私の心にすんなり入りこむんやろね…

    2006-03-30 02:03:00
  • 6:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香とは仕事前御飯を食べに行ったり、お客さんと四人で同伴したり…だんだん打ち解けていった。理香は夜一本でホストの彼氏がいるらしい。なかなか会えず、店にもたまに呼ばれるらしく悩んでいた。勿論私はホストなんて行った事もなかったから、理香の悩みをただ『ゥン、ゥン』と聞くしかできなかった

    2006-03-30 02:07:00
  • 7:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    眠い中あくびしながら大学に行った。授業中ねかけていると、ブーッブーッ━━━
    バイブの音でめがさめた。…どーせ客ちゃうん
    だるそうに携帯を開いた。[遥菜]
    地元の友達からだった。
    [なぁ、サオリ男の紹介いらん?友達の友達やねんけどかわいい子紹介してほしいらしい(^O^)遥菜は彼氏いるし返事ちょうだい☆]

    2006-03-30 02:12:00
  • 8:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そーいえば最近おっさんとしか話てない…
    [是非お願いm(._.)m]
    ━…━…送信…━…━…━[サオリのアド教えとくし連絡待ってて☆][了解o(^-^)o]私は携帯を閉じて、寝てしまっていた。

    2006-03-30 02:18:00
  • 9:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    この出会いがこんな事になるなんて、思ってもいなかった。

    2006-03-30 02:19:00
  • 10:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日は仕事は休みだった。私は学生やし週三回。理香はレギュラーらしい☆学校から帰ってすぐ、お風呂に入って寝る事にした。
    ″☆§℃*#♪
    着うたで目がさめた。━誰これ…知らないアドレス。眠い頭で必死に考えた。━あっ!思い出したと同時に本文を開く。[はじめまして☆隼人です。サオリチャンでいーんやんな?]

    2006-03-30 02:24:00
  • 11:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    とにかく眠かったから、返信はせず眠りについた。朝学校に行く前に返信した。[サオリです!寝てたから遅くなってゴメン(*_*)こちらこそよろしく♪]今日は仕事やからお客さんにも次々メールした。お客さんはすぐ返信してくる。━面倒臭いわぁ…
    とりあえず今日来てくれるお客さんと同伴する事になった。メールしながら学校に向かった

    2006-03-30 02:29:00
  • 12:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お客さんと食事を済ませ、店に到着した。更衣室で携帯をみたが、隼人からのメールはなかった…女の子達が急いで着替えている。今日は忙しいらしい。私も急いで着替え、ロッカーを勢いよく締めた。

    2006-03-30 02:35:00
  • 13:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    満卓の中、ボーイがせわしく動く。『おはよー』理香がトイレからでてきた。『今日中野さんと井上さん来るから一杯飲もな☆』
    この二人は私達の指名客で結構太客。『まじで。わかったぁ♪』私は呼ばれたので、同伴した客の席へと急いだ。
    このころの私はこの仕事がほんまに楽しかった。ただお金の使い道はないし、心を癒してくれる彼氏もいなかったけど…この仕事があるから寂しいは紛れていた

    2006-03-30 11:39:00
  • 14:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    明日は土曜。今日は飲みまくる事にした。ただ気になったのは、理香は何かを忘れるよーに私以上に飲んでいた。二人の指名のお客さんが帰るなり理香は、『寝る!』と言い残し、更衣室に消えていった。店長は忙しいから困っていたけど、理香は自由な子だから…『サオリチャンいこか。』理香が心配だったけど、そのままフリーについた

    2006-03-30 11:44:00
  • 15:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    仕事を終え、更衣室に入ると理香は慌てて目をこすっていた。化粧が落ち、明らかに泣いていた様子。『なぁ、明日仕事終わったら飲みにいかん?』理香は何もなかったかのよーに言った。私は、何にも触れず、『いいよ』と返事した。理香から言ってくれるのを待つ事にした。携帯を開くとメールがきていた。
    [隼人]

    2006-03-30 11:49:00
  • 16:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [遅くなってゴメン!俺は20歳でK大学三回生☆]
    ━二個上かぁ♪
    その後メールが何回も続いた。家もまあまあ近い。好印象だった。
    ━久しぶりに普通のメールして楽しいわ☆
    いつの間にか眠っていた…

    2006-03-30 11:54:00
  • 17:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    気付けば夕方だった。今日は理香と約束があるし、急いで準備をした。何通かのメールの中に隼人からのもあった。まず隼人へ返信する。私の中で早くも隼人の存在は大きくなっていた。だから夜働いている事は言わない事にした。嫌われたらどーしよう、て不安があったから

    2006-03-30 11:57:00
  • 18:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『おはよ☆』何事もなかったかのよーに理香が立っていた。『あんな、今日彼氏の店ついてきてほしいねん…』ん?彼氏の店?━…━『ホスト?!』でかい声で叫んでしまった。『私、このままやったらキャバではやってけんくなるねん…もうお金がなくてさ。ほんまに彼女なんかはっきりしたいねん。』理香は一気に話た。迷いのない言い方だった

    2006-03-30 12:04:00
  • 19:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリも一緒に彼氏が信用できるか確かめて』理香が話てくれた事がうれしくて『わかった』と返事した。私は接客中も初めて行くホストクラブの事ばっかり考えていた。理香お金が足りなくなるって…私もそんな風になるの?不安と緊張で一杯だった。
    でも興味はあった。

    2006-03-30 13:17:00
  • 20:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今日はおごるからな!て言ってもサオリは初回やから千円やから笑』
    え…『安っ!そんなもん?』かなり驚いてしまった。『一回目だけやで〜気にいった人いたらちゃんと言いや。でも私みたいにならんよーにね。サオリまでこんなんなったら嫌やから…』理香は悲しそうな顔をした。ミナミの街は夜中でも眩しい位のネオンが輝く…キャッチを交わして店にむかった

    2006-03-30 13:21:00
  • 21:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    携帯を見ると、隼人からメールが来ていたのでメールを打ち始めた。何かしないとおちつかなくて…理香の溜息のよーな息をはく音、カチカチ言う携帯のボタン音のバックに色んな声が聞こえて騒がしい。『お前、何で連絡せんかってん』顔をあげると、一人の男がたっていた。
    『恭介…座って。』━━これが恭介くん、理香の彼氏か…

    2006-03-30 13:30:00
  • 22:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    いかにも昔遊んでましたという感じ。すらっとしてスーツが似合う。『同じ店のサオリ。今日は話があってきた』『はじめまして。恭介です。今誰かついてくれるし待っててな』優しそーな目をしてる。
    恭介はお酒を作り始めた。私は再び隼人へのメールを打ち始めた。横目でみると理香はムスッとしている。

    2006-03-30 13:45:00
  • 23:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『こんにちわ。レンです』名刺を持って綺麗な顔をした男の子がやってきた。『横いい?』『どーぞ』私は自分のバッグをどけた。このレン君は私にどんどん話てくる。顔は綺麗だが三枚目らしい。しかし、理香達の間の空気は静まり返っている。━どーしよ…

    2006-03-30 13:49:00
  • 24:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『レン君、カウンター空いてるやん?行こ☆』半ばゴーインにスーツの裾を引っ張った。その様子に理香が気付いたのか『待って。話すからみんな聞いてほしいねん』
    理香は煙草の火を消した。そして、『私、今日はっきりさせたい。恭介、私もぅここにこれるお金ないねん。それでも私はあんたの彼女?』言い終えて、理香は下を向いている。しばらく沈黙が続いた。『俺、場違い笑?』レンなりに気を使ったんだろう……

    2006-03-30 18:57:00
  • 25:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    恭介が沈黙を破り、口を開いた。『お前やったら、風俗でも充分稼げるんちゃうハハッ』
    私は目を丸くして、恭介君を見た。『ちょ、恭介何言うねん!!』レンも驚いている━━━何て奴…

    2006-03-30 19:00:00
  • 26:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ホストてこんな奴ばっかなん…?
    『まぁ、冗談やからぁ〜』理香が恭介を睨みつけた。『あんた、いい加減にしーや』私は我慢できなくて怒鳴りつけた。
    『サオリ、ありがとう。でももういいから。お金置いてくな。帰るわ』理香は泣きそうな顔だったけど、強気に言った。『見送りいらんし。サオリ帰ろ!ゴメンな…』私達はカツカツヒールをならして店をでた

    2006-03-30 19:09:00
  • 27:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『理香、そこのファッキンはいろ?』理香の目に涙がつたっているのが見えた。理香を座らせ、コーヒーを二個頼んだ。理香は黙っている

    2006-03-30 19:11:00
  • 28:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『わかってたんやけど…かっこ悪いとこ見せてゴメン』若干奮えている理香の声。かける言葉がみつからない…
    ブーッブーッ━理香の携帯がなっている。『恭介や…』理香は携帯をみつめて動かない。

    2006-03-31 19:57:00
  • 29:

    名無しさん

    『何こいつ…』理香は携帯を机に置いた。『サオリ、私もう絶対恭介と切るから☆ほんまにありがとう』『うん。話てくれてありがと』『私、こんな性格やからあんまり友達おらんくてサオリみたいな友達できて幸せ♪』私は恥ずかしくなった。━理香は強いなぁ。
    理香と別れ始発に乗った

    2006-03-31 20:04:00
  • 30:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    家に着きそうな時、携帯が鳴った。[隼人][番号教えて]携帯番号を送るとすぐに知らない番号から着信がきた。隼人?
    『はい…』『俺、隼人!今どこ?』『家の前らへん』『今から行くし場所教えて?いい?』時間は7時すぎ位。何でこんなハイなんやろ…でも隼人をみてみたくてコンビニで待つ事にした

    2006-03-31 20:09:00
  • 31:

    名無しさん

    頑張ってなァ?

    2006-03-31 20:50:00
  • 32:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    33さん読んで下さってうれしいです?頑張ります?

    2006-03-31 21:43:00
  • 33:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は雑誌を手にとり、サングラスをはずした。薄くて整った顔。『ゴメンな。急に呼び出して☆たまたま近くでオールしてたから♪今日は急やったしこれで帰るし又遊ぼうなー』くったくもない笑顔を見せて、彼はコンビニからでていった。
    『ほんま変な人…』でも憎めない可愛らしい人やと思った。

    2006-03-31 21:52:00
  • 34:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それから隼人とのメールが日課となり、大学生活初の夏休みに入った。テスト前でずっと仕事を休んでいた私は今日から復帰する事にした。理香にこの前の御礼がしたい!と言われ、仕事前御飯に行く事になった。ひっかけで理香を待った。
    理香大丈夫なんかな……『サオリ、久しぶり☆テストできた?』理香が小走りでやってきて、居酒屋に入った

    2006-03-31 22:00:00
  • 35:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『理香、大丈夫なん?』私が心配そうに聞くと、理香はビールを勢いよく飲み、『そんな心配しないで!すっきりした☆もーホストはやめる笑』笑顔で答えた。私は安心した。『ほんま理香は強いな…』
    『んな事ないしぃ★理香な、福祉の専門行きたい!だからこれから貯金する☆サオリみたいにちゃんと勉強する!』理香は前より輝いて、こっちまでうれしくなった☆『ほら、食べて?』軽く酔っ払い、店に向かった

    2006-03-31 22:06:00
  • 36:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    久しぶりって事で、指名客がたくさん来てくれた。私は売れっこではなかったけど、女の子同士仲良いこの店が気に入っていた。
    仕事後、携帯を見ると隼人からメールが来ていた。最近仕事後の楽しみになっていた。『サオリ携帯みて笑うんやめてー』隣で着替えてた彩香サンに言われ、恥ずかしくなった。『彼氏ぃ?笑』彩香さんは二個上でベテラン。『違いますょーハハハ』

    2006-03-31 22:13:00
  • 37:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [明日暇やったら遊ばへん(^-^)?]もちろんYES!
    やたらうれしくなってしまった。恋…なんかな?━別に顔がストライクやったとか、特別性格が合う訳ではないけど、なぜか気になる存在やった

    2006-03-31 22:17:00
  • 38:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    早めにあがり、部屋のクローゼットを開けた。何着たらいいん〜〃一人テンパっていた。なんか、私今メッチャ女の子してるやん☆
    隼人がえびチャンがスキて言ってたのを思いだし、ちょい女の子めの可愛い服を選んだ。━ちょいハズイけどいいや☆

    2006-03-31 22:22:00
  • 39:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は車で、前のコンビニまで来てくれるらしい。私はソワソワしながらコンビニの前に立っていた。━プップ-
    車の窓から隼人の顔が見えた。『邪魔になるからはよ乗ってぇ〜』小走りでかけより、ドアを閉めた

    2006-03-31 22:24:00
  • 40:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『えびチャンがおる〜ギャハハ』うわ、意識したのバレバレ!?恥ずかしくなった〃『御飯食べよか!何がいい?俺パスタ〜』『あ、じゃパスタで…』隼人といると、隼人のペースで事が進む。自己中な人かもしれないけど、優柔不断な私にはこれがよかった

    2006-03-31 22:48:00
  • 41:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ここ、うまいねんて☆』可愛い外観のレストランに着いた。
    『俺自由人ゃねんかぁ〜ゴーインでゴメンな』隼人の口はミートソースまみれで、吹き出しそうになった。彼は私の心にすんなり入りこむ…
    ━もっと隼人の事知りたい

    2006-03-31 22:52:00
  • 42:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『バイトとかしてるん?』━えっ、『あ、今辞めたとこ☆捜し中…』とっさにでた嘘━━言えへんし★
    隼人のおごりで店を出た。嘘をついた事に少し罪悪感を感じ、口数が減っていた私…『ゴメンな、もう帰る?』隼人にはきっと私が嫌がってるように見えたのかな

    2006-03-31 22:56:00
  • 43:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『違うよ☆私一人暮らしやしまだ大丈夫!ゴメン』おごって貰って最悪やん、私…『んなら夜景みよ〜ゴーゴー』隼人は車を走らせた。『隼人て、おもろいよな』『ほんまに?☆変わり者てよぅ言われるから気つけてな笑』隼人みたいな彼氏やったら楽しいやろなァ★

    2006-03-31 23:05:00
  • 44:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『着いたで☆ちょい歩くしな!』車を降りるとひんやりした。隼人の後ろに着いて歩く…『ヒャッ!』しめっていた地面に足をとられた。隼人が振り返り、『ヒールやもんな☆ゴメン気つかんで…おいで』手を差し延べている。━ドキッ〃隼人の手をそっとにぎった

    2006-03-31 23:08:00
  • 45:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    つまづかないようにずっと下を見て歩いた…『着いたで!』顔をあげると、一面星をちりばめたようにキラキラしていた。『エ、エ!すごい。キレー!!うわッ☆』かなり興奮して叫んだ。隼人は得意げに言った。『やろっ?』

    2006-03-31 23:11:00
  • 46:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『スゴイ?☆』私は目を輝かせていた。『サオリ?』
    『ん…?』呼ばれて隼人をみる。

    2006-03-31 23:13:00
  • 47:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    え……

    2006-03-31 23:13:00
  • 48:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    一瞬やけど、隼人の唇が私の唇に触れた。ドキドキッ━心臓が破裂しそう!
    『あ、ゴメン…なんか、してもた。ほんまゴメン』
    どーしよ……何か言わな。『嫌じゃなかったよ』 きっとこれが私の本音

    2006-03-31 23:16:00
  • 49:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『え、ほんま?…よかった』隼人も照れ臭そうにしている。『ソロソロいこっか☆』
    ━え、何で?それだけ?『あ、うん』何でなん…聞きたくても聞けなくて、隼人と別れた。コンビニで降ろされその場にしばらく立ちつくしていた

    2006-03-31 23:23:00
  • 50:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    家でも今日あった事を一人回想していた。何がしたいん?[今日はありがとう☆おやすみなさい♪]しばらくたっても返信がなく、不安になったけどそのまま眠りについた…

    2006-03-31 23:26:00
  • 51:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    目が覚めたら昼やった。昨日の出来事を思い出し、携帯に目をやる。
    ━━新着メール0件━━何でなん?このままブッチ??正直スキになりかけていた。不安で仕方なかった。とりあえずお客さんにメールする事にした

    2006-03-31 23:29:00
  • 52:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ブーッブーッ…客は返信早いわぁ…溜め息まじりにメールを開く。[隼人]━!?
    [昨日は疲れて寝てしまって、ほんまゴメン!!]は?普通やし!何で……[全然いいよ☆楽しかったし又遊ぼ(゚∀゚)]

    2006-03-31 23:35:00
  • 53:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [今日の夜会える?]
    えー![うん☆]と送ったものの…どーしよ?★一人あたふたしていた。今日ちゃんと聞こ!!決心してシャワーを浴びた。
    [6時にコンビニおって☆]でも何でこんな普通なんやろ…ほんま変わってるな。だんだん緊張してきた

    2006-03-31 23:41:00
  • 54:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『昨日ぶりぃ☆』隼人は相変わらずのテンション━いつ聞こう…!?一人そわそわしていると、隼人が口を開いた。
    『昨日の事なんやけど…』━ドキッ!『あ、うん?』

    2006-04-01 00:03:00
  • 55:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『付き合ってほしい』!?『嘘っ…』隼人は真剣な顔をしていた。『昨日、キスしてしまったん、中途なキモチちゃうから!早過ぎやし信じれへんかもしれんけど…』うれしくてたまらなかった。隼人は照れ臭そうにしている『アカン…?』

    2006-04-01 01:03:00
  • 56:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『私も、隼人の事気になってて…えッ、ヨロシクデス。』きっと真っ赤な顔をしていただろう。『仲良くしよな』━ほんまに幸せの絶頂だった。つかの間の幸せだったけれども…

    2006-04-01 01:06:00
  • 57:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今日はそれがいいたかってん!今日は帰る?』『…一緒にいたい。』勇気をだして言った。『俺も!どっか適当に走るわ☆』隼人は左手をさしだし、運転中ズット手を握ってくれた━この幸せがズット続きますよーに☆無常にもこの幸せははかないものだった

    2006-04-01 01:09:00
  • 58:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━『アカンかな?』『え?』いつの間に!?外を見るとラブホテル街…ちょっとビックリしたけれど『ぁ、いいよッ』私だって、スキな人と一つになりたかった。どんどん隼人の事スキになっていたから━

    2006-04-01 01:13:00
  • 59:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    軽率やったね、私

    ただ嫌われたくなかってん。出会ってすぐやったけど隼人とやったらよかったんやもん

    2006-04-01 10:02:00
  • 60:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人とは週に何回か遊んだ。仕事の事は言えずにいたけど、そのうちやめよう☆軽い気持ちでいた…隼人も夜はあんまり連絡してこなくて、言い方は悪いけど好都合やった。
    『はぁ〜あ』隼人がアクビした。『眠いん?』『最近ゲームばっかしててさ』

    2006-04-01 10:05:00
  • 61:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なんや笑あ、プリクラ撮りたい!』ラウンドワンが車から見えて、私は叫んだ。『俺、あんま写真とか嫌いや…』私が落ち込んでいると『しゃーないなー行くで♪』駐車場に入ってくれた。隼人はほんまに優しかった。うれしくて、鏡を取り出し、髪を整えた

    2006-04-01 10:08:00
  • 62:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━パシャッ
    『なんで隼人そんな真顔なん〜☆』『慣れてないんやって〃にしてもお前詐欺並やで笑』『うっさいな〃』隼人と半分ずつ分けて、別れた。隼人を見送り、ミナミに向かう。こんなんやから罰があたったんや…━

    2006-04-01 11:11:00
  • 63:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    仕事もあるし、今日撮ったプリクラは電池パックにはった。『理香、私彼氏できた☆プリクラあげる』『嘘ぉ!よかったな♪』理香は自分の事みたいに喜んでくれた。『何繋がり〜?まさかホスト違うやんな?』理香は心配していた。

    2006-04-01 11:14:00
  • 64:

    名無しさん

    2006-04-01 13:59:00
  • 65:

    名無しさん

    メタメタぉもろぃ??がんばってな?

    2006-04-01 14:12:00
  • 66:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    66さん、読みやすくしてもらってうれしいです?67さん、すごい励みになります?ありがとうございますm(._.)m?

    2006-04-01 16:14:00
  • 67:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゴメンなさい67さんと68さんでした??すみません

    2006-04-01 16:18:00
  • 68:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『大学生やからぁ☆あ、隼人からメールきた★』『なんや、安心♪隼人君ね!』隼人はまめやし優しいし車もあるし…ほんま浮かれてた。『てか、仕事の事話たん?』理香の一言で我に返る。隼人を騙している罪悪感。反対されるとは限らないけどどんどん言い辛くなっていた『━言うべきやんな?』

    2006-04-01 16:23:00
  • 69:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『言う必要なくない?』理香は当然の事のように言った。隼人を失いたくないけど、私は夜の世界に浸かってしまっていた…バレたら辞めればいいか♪最低やけど、軽い気持ちでいた━━

    2006-04-01 17:04:00
  • 70:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ほんま私は人に流されやすい↓理香みたいにはっきりした性格が羨ましかった。『理香も早く彼氏ほしいわぁ☆』━ほんま、理香にも早く幸せになってほしい。幸せを分けてあげたい…なんて思ってた

    2006-04-01 17:09:00
  • 71:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━次の日、今日も仕事に来た。『おはようございます!』更衣室に入ってロッカーを開けた。『サオリおはょう!』更衣室は彩香さん一人だった。『サオリ最近彼氏でもできたん?メッチャ幸せそーな顔してる♪』私そんな顔してるんや…ハズイ。

    2006-04-01 17:28:00
  • 72:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、はい。』照れながら答えた。『写メとかないん☆』『あ、ありますよ!』電池パックのプリクラを彩香サンに差し出した。彩香サンはプリクラを見てフリーズしている。『…なんか、どっかでみたことあるんやけど。』彩香サンは眉間にシワを寄せている。

    2006-04-01 17:32:00
  • 73:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ゴメン!わからへん笑』しばらくして彩香サンは更衣室から出ていった。━似たよーな人でもいたんかな☆私も着替えた。
    今日は店は暇らしく、理香と早めにあがった。

    2006-04-01 17:35:00
  • 74:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お疲れ〜』彩香サンと志帆サンが入ってきた。『サオリあんな?さっきのプリクラ志帆に見せてあげてくれん?』『あ、はい。』私は志帆サンに携帯を差し出した。『やっぱそーやんな?』彩香サンが志帆サンに言った。━何、何なん!?

    2006-04-01 17:37:00
  • 75:

    名無しさん

    2006-04-01 18:10:00
  • 76:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    78さん、ありがとうございます?o(^-^)o

    2006-04-01 20:44:00
  • 77:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    志帆サンはゆっくり話し始めた…『おとついかな?彩香と仕事終わって飲みに行ったんょ★うちらの口座じゃないけど、ヘルプがサオリの彼氏にそっくりやった』『まぁ、人違いかもゃしッ』彩香サンがフォローするよーに付け加えた

    2006-04-01 21:16:00
  • 78:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    口座?…って何?意味がわからない。理香の一声でやっと理解した。『つまりホストしてるって事ですよね?』『えっ!えっ』この前の理香と恭介のやりとりが目にうかんだ
    『サオリは彼氏に仕事の事聞いてないねんな?』『はい…』彩香さんに言われて情けなく答えた

    2006-04-01 21:21:00
  • 79:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、今のうちに別れって!』理香は必死で言う。━そりゃそーやんな。理香は酷い目に遭ってるし、私もこの目で見ていた。
    どーしょ…ほんまなん?学生じゃないん!?隼人も恭介クンと同じ?頭がこんがらがる…
    『仕事で差別したらアカンけど、気つけや?まだわからんからちゃんと話しいな?』志帆サンはポンと私の肩を叩いた

    2006-04-01 21:26:00
  • 80:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ちなみにソエモンのTRUSTて店やから、一緒に確かめるか?近いし。大丈夫?』彩香サンが付け加えた。『トラスト?…聞いた事ある』理香が言った。確かめたいけど、確かめてどーしたらいいかもわからない━『いや、大丈夫です』無理矢理笑顔を作った

    2006-04-01 21:56:00
  • 81:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    着替えながら、必死で頭の中を整理しよーといた。━でも、私も嘘をついてる。隼人を責める権利はない…それに、まだ真実かわからない。
    TRUSTか…ほんま真実やな笑ちょっと笑ってしまった。彩香サン達が出ていき、理香と二人きりになった

    2006-04-01 22:00:00
  • 82:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ↑真実じゃなくて、信用です★ごめんなさい

    2006-04-01 22:08:00
  • 83:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ?おせっかいかもしれんけど、ホストはほんまやめとき…』『理香━うん。わかってる。とにかく確かめなアカン。』もし、真実だったら私は彼と別れられるだろうか。
    『理香ありがとう!とにかく様子みてみる』隼人にメールをうった。[明日会えへん?]

    2006-04-01 22:11:00
  • 84:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なんかあったら絶対言ってや?今度は私が助けるから★ただサオリに幸せになってほしいねん…』理香の優しさが伝わってくる。
    隼人からは返信がない。送りの車の中で、ぼーっとしていた

    2006-04-01 22:14:00
  • 85:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    夜メールこーへんのって、仕事やから?ほんまは夜起きてるん!?━━そーいや、この前もアクビしてた…
    ブーッブーッ…[隼人][夕方やったらええよ☆]
    会ってどーしようかとか何も考えていないけど、6時にコンビニ前で待ち合わせする事にした

    2006-04-01 22:23:00
  • 86:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    中々寝付けなかったからか、おきたら頭がボーッとした。化粧をして、だらだらしていたら五時半を回っていた。コンビニに行くと、隼人はもー来ていた。『ガム買ったぁ☆くう?』いつもの隼人や…

    2006-04-01 22:28:00
  • 87:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺にあいたかったん?〃』かわいらしい隼人を見たら、この状況を壊したくなくて、とても言い出せなかった。
    『なぁ、ホテルいこ☆アカン〜?』隼人が可愛く言って、チュッ!!何回もキスしてきた
    『わかったから笑〃いいよ』『わーい★』
    ほんまは眠いだけなんやろか…

    2006-04-01 22:33:00
  • 88:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも、急に呼び出してもこうして来てくれる。私は愛されてる…隼人を必死で信じようとした。
    ホテルに着くなり、ベッドに転がった。『ふわふわゃぁ〜』隼人がはしゃいでいる
    『サオリ、ぎゅーっ!!』後ろから抱きしめられた

    2006-04-01 22:35:00
  • 89:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私達はそのまま重なった…今更隼人のいない毎日なんか考えられなかった。
    『ン……?』
    目を覚ますと真っ暗やった。━あ、寝てもたんや。
    横で隼人はスースー眠っている。『……』ただ隼人をじっとみつめていた。

    2006-04-01 23:09:00
  • 90:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    トイレに行こうと立つと、隼人のジーパンのポケットから覗く携帯が目に入った。
    ━━アカン?!
    でも、真実が知りたくて、考えた末、携帯を握りしめてトイレにこもった…

    2006-04-01 23:12:00
  • 91:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    どーしょ…見てもいいやろか。━ちょっとだけ★私はほんま最低やったと思う。でも、ただ真実がしりたかった。
    ゆっくり携帯を開く。まず電話帳…
    [家族][学校][地元][客][その他]━やっぱり…

    2006-04-02 13:17:00
  • 92:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    涙が頬をつたった。━これ以上みたら、私どーなるんやろ。でも、私の指は携帯のボタンを押していた。[客]の欄には女の子の名前と特徴が一杯…
    ━何でなん。頭がおかしくなりそーやった。一瞬理香の顔が浮かぶ

    2006-04-02 13:20:00
  • 93:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━私の名前は[客]の欄にはなかった。アッ![その他]の欄に目を開くと…[サオリ 18 お姉]案の定私の名前と特徴。他にも10人位女の子の名前があった。
    [その他]って、私は隼人にとって何なん…!?彼女でも客でもないん?何がしたいん?

    2006-04-02 13:26:00
  • 94:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも、学生ってのはほんまやったんや…隼人も私みたいにバイトでやってるだけで、言えなかったのかもしれん━━自分も同じ事をしているのだから、文句は言えない。ただ、本当に[彼女]なのか不安やった。
    恐る恐るメールの欄を開く…

    2006-04-02 13:31:00
  • 95:

    名無しさん

    2006-04-02 17:26:00
  • 96:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    99さんありがとうございます?あと、97のとこ、少し文章おかしかったです(>_

    2006-04-02 17:57:00
  • 97:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    とりあえず、涙をふいて携帯をもとに戻し、ベッドにもぐった。隼人はスースー寝息をたて、起きる気配はない。きっと昨日も仕事に行っていたんだろう…
    五十歩百歩かもしれない。でも、彼は明らかに浮気をしている。私が本命なのかもわからない

    2006-04-02 18:05:00
  • 98:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    彼を責めたら、同時に私の嘘もばらさなければいけなくなる。それに彼を責めれる立場でもない。
    でも、真実が知りたい。私が1番なら、それで許す。私も仕事を辞めて一途になろう。それほど、離れたくなかった。隼人が起きたら、話てみよう。事情があるのかもしれないから…

    2006-04-02 18:12:00
  • 99:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ…?』
    『ン。』私はいつの間にか寝ていたらしい。隼人に起こされ、時計をみると朝の7時前だった。『俺、寝てたみたいで、ゴメンな…』昨日の出来事を思いだす。優しい隼人をみると、とても信じれなかった。『コーヒーいれたるわ☆』

    2006-04-02 18:17:00
  • 100:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は歯を磨き、ソファーに座り、差し出されたコーヒーを飲む。『俺イビキかいてへんかったぁ?』笑顔で言う。私は隼人の子供みたいな笑顔がスキ…だからこそ、言わなアカン。
    『あんな、隼人。』コーヒーカップを机に置く。『にゃ?』隼人はふざけている

    2006-04-02 18:22:00
  • 101:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『彩香サンと志帆サンて知ってる?ミナミのSCENEてキャバで働いてるんやけど…』
    『━え、誰?どこで会った人?』隼人は平然としている。ヤッパリちゃんときかなアカンか…私は決心した。『隼人、正直に答えてな?』真っすぐに隼人を見る。

    2006-04-02 18:48:00
  • 102:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『隼人、ミナミのTRUSTて店でホストしてるんやろ!?』隼人の目が一瞬泳いだ。『…何の話?』『とぼけんといて?責めるつもりはないし』沈黙が続く━━
    タバコに火をつけ、隼人が口を開いた。『…してる。そいつらも知ってる。お前はなんで知ってるん!?』

    2006-04-02 18:56:00
  • 103:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『━そっか。その二人に聞いたんよ…私彩香サン達と同じ店で働いてる。黙っててゴメンなさい』『はぁ!?』隼人はまじギレしている。『お前、何俺の事騙しとんねん!!』
    今までみた事ない隼人の姿に、怖くなってきた

    2006-04-02 18:59:00
  • 104:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『デモ、隼人も黙ってたやん』ボソっと言った。『お前、それで俺に説教しよーとしたんか?へー、態度デカイな!!』隼人は冷静さを失っている…『違っ、ただ隼人がスキで。ほんまに私は隼人に愛されてるか知りたいねん。』泣きながら言った

    2006-04-02 19:03:00
  • 105:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺、誰にも本気にならんから』隼人は悪びれる事なく言った。
    ━え?どーゆー事?私も結局遊びなん?『何で?ヒドイやん…何で他の人と付き合ったり、Hしたりするん…』『は?待て、お前携帯みたやろ!』━ヤバイ。『お前死ねや!』隼人のこぶしが私のミゾオチに入った…

    2006-04-02 19:09:00
  • 106:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━痛ッ。体が奮える。鞄を持って、走ってドアのノブを掴んだ。お金を払っていないから、開くはずがない…『待て、コラ!!』隼人に腕を捕まれ、ベッドに倒れこんだ。

    2006-04-02 22:27:00
  • 107:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    バシッ━隼人の指輪があたったらしい。目の上あたりをなぐられ、手をかざすと血がついた。『やめ…』体が奮える。奮えがとまらない。『調子のんなよ!』隼人は狂ったよーに殴り続けた…

    2006-04-02 22:30:00
  • 108:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『やめて!!やッ…怖い』私は涙を流しながら、叫んだ。『助けてッ、誰かぁ』防音効果ばっちりのラブホテル…私の声はむなしく響いた。『黙れ、クソ』隼人のコブシがまた、ミゾオチに入って、私は倒れた

    2006-04-02 22:33:00
  • 109:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お腹が痛い…私このまま死ぬん?『ハァ、ハァ…』隼人の息を切らす音が響く。
    『ゴメン、サオリ!!』━え?隼人が私を抱きしめた。
    『だ、ぃじょ…ぶゃで。』かすれた声で答えた。『すぐ病院連れてくから』

    2006-04-02 22:37:00
  • 110:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の車に乗るのが、少し怖かった。本当は今すぐ帰りたい。━でも、体が痛み、動けない。私はベッドの上でぐったりしていた。隼人は金を払い、テキパキ動いている。
    かすかに目をあけ、その様子をみていた。━アッ。確かに隼人は泣いていた

    2006-04-02 22:40:00
  • 111:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は私を抱き抱え、おんぶして車に乗せた。
    ナンデ、ナンデ泣いてるん?さっぱりわからない…
    とにかく助かった。そのまま目を閉じた。
    しばらくして、目をあけると病院のベッドの上だった

    2006-04-02 22:43:00
  • 112:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━痛ッ。お腹に激痛が走る。『サオリ。大丈夫か!?』隼人が私をのぞきこんだ。『ャッ、どっか行って』隼人を見て、奮えていた。『ちょっと席をはずしてくれるか?』横にいた、医者らしい人に言われ、隼人は心配そうに出ていった。━バタン‥‥

    2006-04-02 22:47:00
  • 113:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『恐かったね。大丈夫やで』医者は優しい声で言った。その優しさに、なぜか涙がでた『体には異常ないから☆口はチョット切れてるし、所々青じんでしまってるけど、すぐ治るからね。入院とかもしなくていーし』
    よかった…安心したら、又涙がでた。

    2006-04-02 23:09:00
  • 114:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『彼氏と一緒に帰るのかな?大丈夫?』━どーしょう。私が黙っていると、『彼氏は、通院したりしてるんかな?』医者が聞いてきた。『…ハイ?』『彼氏は、精神的な病気かもしれんから、一回カウンセリングかなんか受ける事を勧めるわ』

    2006-04-02 23:13:00
  • 115:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は、病気━?
    『そんな重いもんじゃないからね』…どーゆう事?『隼人と、彼氏と帰るので、呼んでくれますか?』怖いキモチもあったけど、それでも隼人と話たかった
    『サオリ。俺…ほんまゴメン。どーしたらいい?』又隼人は泣きそうになっていた

    2006-04-02 23:16:00
  • 116:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『しばらく考えさせて…?とにかく帰ろ?』
    『サオリ…』隼人は、誰にも本気にならんて確かに言った。私の事なんてほんまはどーでもいいんやろな…じゃ、ナンデ泣いたん?頭がおかしくなりそう。何を信じればいいのか。どーすればいいのか…

    2006-04-02 23:44:00
  • 117:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    会計は隼人が払ってくれた。『ありがと。』
    今までデートは全て隼人持ちやった。でも彼はホスト…何がしたいんよ。
    車の中で沈黙が続いた。
    ━『ここでえーよ。』いつものコンビニの前で降りた。『サオリ!!』隼人が窓から叫んだ…『俺、別れたくないから』

    2006-04-02 23:47:00
  • 118:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何も言わず、歩き始めた。言う言葉がみつからなかったから━
    とりあえずお風呂に入った。何これ!!鏡に映る自分の体をみて絶望した。顔も体もあざだらけ。あご、目の上、腕、お腹、背中…そして全身が痛む。目は少しはれていた。『ぶっさー』ボソっとつぶやいた

    2006-04-03 00:05:00
  • 119:

    ???

    しおり?

    2006-04-03 00:12:00
  • 120:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ???さん、読んでくださってうれしいです??

    2006-04-03 00:26:00
  • 121:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    これからどーしよう。あんなに恐かったのにヤッパリ隼人がスキってキモチがあった。
    結局なんでホストをしているのか、なんで私と付き合ってるのか…何もわからなかった。『俺、別れたくないから』隼人の最後の言葉を思い出した。

    2006-04-03 00:29:00
  • 122:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    彼女は一杯いるし、誰にも本気にならないと確かに言った。それに、病気て何??謎だらけだった。
    ブーッブーッ
    お風呂から上がると、携帯がせわしくなっていた。
    メール?[隼人][サオリほんまにゴメン!別れたくない][誰にも本気にならんはずやったけど、初めてスキになったんや]

    2006-04-03 00:32:00
  • 123:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人から?件、客?件、理香からもメールが来てた。[理香][サオリ今日仕事くるぅ?]━あ…仕事。こんな体じゃいけへんな…[ゴメン。ちょっとしばらく休むな(>_

    2006-04-03 00:37:00
  • 124:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…ハイ?』"サオリ?休むって、彼氏となんかあったんか?大丈夫?"理香、心配してくれたんや…『ン。彼氏ヤッパリホストやった』"まぢ?アカンて!もー別れや!?私の事でわかってるやろ!?"━わかってる、でも私は理香みたいに強くない。

    2006-04-03 00:42:00
  • 125:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "サオリはお店に呼ばれてる訳でもないし、彩香サンが言うよーに仕事で偏見もったらアカンけど…育てかもしれんからほんま店だけは行ったらあかんよ!"━育て。初めて聞く言葉…
    『育てって?』理香が丁寧に教えてくれた。つまり私もこれから客にされるかもしれないってことか━

    2006-04-03 00:45:00
  • 126:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "スキやったら仕方ないし、何でもいいな☆"殴られた事は言わなかった。きっと、別れたくなかったから。誰かに認めて貰いたかったから…隼人からは次々メールが届く。
    [隼人に聞きたい事一杯あるんやけど。]まず、こう送った

    2006-04-03 00:49:00
  • 127:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人からもすぐ電話がかかってきた…"サオリ。もぅ連絡くれんかと思った…"声が奮えている。『隼人。私の体調が良くなったら話てくれへん?ちゃんと話そ?』"わかった。冷静に話す。だから嫌わんといて?ゴメン待ってるな"

    2006-04-03 00:56:00
  • 128:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    電話を切って、大きな溜息をついた。『はぁ…』とにかく話をしないと前に進めない。病院で貰った薬をぬった。━夏休みでよかった。
    そのまま眠りについた…

    2006-04-03 01:02:00
  • 129:

    あら∪ナニ者です ◆cf5o1uLKtM

    関係なL|のレニ荒ら∪て本当レニごめンなさL|・・本当レニ本当レニごめンなさL|・・許∪てもらぇるハズわなL|ですLナど謝リナニカッナニです・・ごめンなさL|

    2006-04-03 02:16:00
  • 130:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    荒らしさん、私は気にしてませんが、もうやめてくださいね?

    2006-04-03 13:51:00
  • 131:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    三日位たっただろうか…
    一度だけサングラスをかけスーパーに行っただけ。家でゴロゴロしていた。隼人からは頻繁に連絡がきた。
    そーいえば、以前は来なかった夜にもメールが来るよーになった…やめたんかな?その時、携帯が鳴る。★〃℃#¢━彩香サン?

    2006-04-03 13:54:00
  • 132:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…はい?』"サオリ実家なんやって?店長に聞いた☆"『そーです。』"サオリの彼氏の事やけど"━ドキッ!今度は何…?
    "昨日また志帆とTRUST行ったんよ★"『…はぁ。』何なん?

    2006-04-03 13:58:00
  • 133:

    名無しさん

    おもしろいぃぃ気になる!

    2006-04-03 14:37:00
  • 134:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    138さん、読んでくださってうれしいです??下手やけど頑張りますんで?

    2006-04-03 14:58:00
  • 135:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "なんか、昨日から連絡つかんらしくて、飛んだらしいで"━嘘ぉ。『そーなんですか。』"サオリのタメちゃうん?愛されててんな♪寂しいしはよ店来てなー"
    …私のタメ?顔が緩む。
    隼人━気付けば、隼人に電話をかけていた

    2006-04-03 15:01:00
  • 136:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    プルッ"サオリッ!"ワンコールもたたないうちに隼人が出た。『でるの早ッ〃…明日会える?』隼人が恋しくて、スキってキモチを再確認した。
    腫れと痛みはひいたが、青あざはまだ消えない…でも会いたくて。
    "ウン。よかった。はよ会いたい…"

    2006-04-03 15:04:00
  • 137:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    明日こそちゃんと話合って、私も仕事はやめよう…
    隼人と一緒にいたい。隼人と会えるのが、楽しみだった。
    私はおかしいかもしれない。でも、なぜか君じゃなきゃダメで━━━━━

    2006-04-03 15:06:00
  • 138:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    久しぶりに化粧をして初めて気付く…あざは思った以上に深い。ファンデを塗りたくってもなかなか消えなかった。
    隼人は私の傷がひどければ、きっと自分を責めるだろう。一生懸命隠した

    2006-04-03 21:51:00
  • 139:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の車が見えた。『……』一瞬、車に乗るのをためらった。よみがえる記憶。でも、駆け寄って助手席に乗り込んだ。『サオリ。ほんま、俺…』泣きそうな隼人…『とにかくファミレスがどっか入ろ?』

    2006-04-03 21:58:00
  • 140:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    席に案内されるが、キマヅイ雰囲気…。『隼人、私も嘘ついてたのと携帯みた。だからもぅ謝らんといて?…ただ、ほんまの事しりたい。私は夜やってたの、特に理由なんてない、━隼人は?』

    2006-04-03 22:01:00
  • 141:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はまっすぐ私を見ている。『俺、昔ホストやってて、ツレに誘われて又やり始めた…客にするつもりで何人とも付き合ってた』
    隼人から目をそらす━初めて知る事実は残酷なものだった。『でもサオリは違う!』えっ?

    2006-04-03 22:05:00
  • 142:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺、中学ン時ツレにムカツイてぼこ?にした事があった』顔をあげたら、隼人は真剣な顔をしてこっちを向いている━チャント聞かな…『ほんま信用してる奴やったのに裏切りよったから。ソイツ病院送りになった』

    2006-04-03 22:11:00
  • 143:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『失礼します━』
    頼んだモノが来たから、話が中断された。『食べながら聞いてな?』隼人も、箸を割り、みそ汁をもった。
    『俺、自分が怖かった。気付いたら殴ってて記憶ナイねん…』

    2006-04-03 22:13:00
  • 144:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺、大切な人に裏切られたらとまらへんねんか…』スパゲティをすする手をとめた。━先生の言ってた病気って━隼人の手は、確かに奮えていた。
    『だから誰もスキにならん。スキな人を傷つけるから…ごまかして何人とも付き合って━』

    2006-04-03 22:16:00
  • 145:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は手を止めた。声も奮えている…『隼人?わかったから、食べ?』
    そんな過去があったんや。私以上に苦しいのは隼人かもしれん。
    『でも、サオリの事スキになってしまったんや!』━嘘!?

    2006-04-03 22:18:00
  • 146:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリはアホほど純粋で、素直や。俺とは全然違う。最初はからかったろて思ったのに、本気になった』
    『隼人…』『デモ、俺のアカン部分を呼び起こした…だから別れなアカン』━━ドクッ

    2006-04-03 22:39:00
  • 147:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『嫌ゃ。』私が大声を出したから隼人も周りの人も驚いている。『私、隼人がスキやもん。一緒に頑張ろ?』『サオリ…でも俺、これ以上サオリを傷つけるン嫌や』
    わかってる。でも、隼人がいないなんて嫌や…私は隼人がスキ。

    2006-04-03 23:22:00
  • 148:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『一緒にいて?幸せにして?』笑顔で言う。『サオリ…俺でいいんか?頑張る。絶対泣かせへん』
    私は、店を辞めると誓った。隼人も一途になると約束してくれた。新たなスタート…そんな、うまくいくはずもなかった

    2006-04-03 23:25:00
  • 149:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    店を辞めると伝えたら、彩香サンにも店長にも、止められた。理香はサオリのスキにしたらいいけど、ズット友達やから!て。うれしかった。隼人も、女のメモリーを消したと携帯を見せてくれた

    2006-04-03 23:39:00
  • 150:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人とはしょっ中遊んだ。私はコンビニで、隼人は引っ越しのバイトが決まった。大変だったけど、隼人がいれる事が幸せやった。
    でも、段々隼人の性格が変わっていった…

    2006-04-04 00:08:00
  • 151:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人が→隼人とでした。すみません

    2006-04-04 00:24:00
  • 152:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    バイトが終わって、携帯をみると隼人からの着信とメールの荒らし…。[今何しとん!?][ほんまにバイトか?][男と遊んでるんか?][はよ連絡せえボケ][サオリ寂しい?]メールだけではおさまならかった

    2006-04-04 00:45:00
  • 153:

    ???

    頑張って?

    2006-04-04 01:00:00
  • 154:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ???さん、すごい励まされます?

    2006-04-04 13:12:00
  • 155:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    友達と遊びに行くと告げると、[誰とどこで?8時までに帰れよ]て言われたし、会った時は次の日の予定を細かく書かされ、携帯が鳴ると隼人が先にチエックした。━何もやましくないのに。隼人がスキだから耐えた

    2006-04-04 13:15:00
  • 156:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    学校の友達から花火の誘いが来た。どーやら学校の男の子も来るみたい。
    ━行きたいな。久々に学校の友達に会いたかった…[ゴメン。その日無理や?]
    隼人の顔が浮かぶ。行けるはずがない

    2006-04-04 13:18:00
  • 157:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [最近サオリ付き合い悪い?]友達からの返信で悲しくなった。友達と遊ぶにしても細かく尋問を受ける。男友達なんて、一人もいなくなった…涙が止まらない。それでも隼人を失う悲しみよりはましだった

    2006-04-04 13:20:00
  • 158:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    自分の思う通りにならないと、隼人はキレた。私は一度手をあげられているから強く反抗できなかった。━怖かったから…私が半泣きになっていると、優しく抱きしめてくれた。『ゴメン。スキやから…』隼人も泣きそうになっていた

    2006-04-04 13:31:00
  • 159:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は私ナシでは生きていけない。隼人を見捨てられる訳がなかった。
    ブーッブーッ。私の携帯が鳴り、当然のように隼人が見る。学校の友達やったらしい。『サオリ花火こーへんの?てどぅゅぅ事?ユウナって誰?』
    ━隼人の顔がみるみる険しくなる

    2006-04-04 13:43:00
  • 160:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『学校の子…花火誘われたけどチャント…断った』恐る恐る言った。『そんなん聞いてへん。隠れて行くつもりやったんちゃうんけ』
    『違っ…ゴメンなさい。』必死で謝まった。よみがえる記憶━

    2006-04-04 15:17:00
  • 161:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『誘われた事もチャントはなさんかい!』ガシャ━━
    私の部屋の机の上がぐちゃ?になった。ジュースはこぼれ、ペンや本が散乱した『やめッ…隼人っ』
    隼人の行動は日に日にエスカレートしていった

    2006-04-04 19:14:00
  • 162:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何でこんなんするん?私が悪いん?隼人がわからない…私達はヤッパリ一緒にいるべきじゃないんやろか。
    部屋の隅で泣いている私を上から睨みつけ、『帰る』隼人が玄関の方に歩きだした

    2006-04-04 19:16:00
  • 163:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『隼人、待って!一人にせんといて』━バタン…
    一人になって、声をあげて泣いた。その時、携帯が鳴った。隼人?
    [理香]…理香!助けて━『もし…もし。ズズッ』"サオリ?何?泣いてるん?"

    2006-04-04 19:19:00
  • 164:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『理香ぁ…ぅッ。』"彼氏となんかあったん!?待って!すぐ行くから"
    理香の家は3駅程ムコウ。一度泊まりに来た事があった
    プーップーッ…携帯は一方的に切れた。『…ふぇ……』一人泣き続けた

    2006-04-04 19:22:00
  • 165:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━しばらくして再び携帯が鳴る。『はぃ…』"着いたから空けて"
    『サオリ!どーしたん?』理香は息を切らしていた。急いで駆け付けたんだろう。『何!?この部屋…』グチャ?の部屋を見て理香は驚いている

    2006-04-04 19:25:00
  • 166:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『……彼氏。』私はやっと口を開いた。『彼氏って隼人クン?何で?サオリ何したん?…とにかく涙ふき』
    私はティッシュで涙をふき、鼻をかみまくった。『落ち着いたら話てな?』
    理香は部屋を片付け始めた

    2006-04-04 19:31:00
  • 167:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香の優しさに又涙が出た。『ぅッ……』理香がその様子に気付いた。『え!?何で泣いてるん!?』理香が手をとめた。
    『理香が…優しいから』『意味ワカラン★普通やん笑!』理香は照れて又片付け始めた

    2006-04-04 19:38:00
  • 168:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私はゆっくり、今まであった事を話始めた…理香は心配そうにしていたけど、私が話終わるまで何も言わなかった。
    そして静かに言った。『サオリ、別れー』
    当然の意見。でも胸が締め付けられた

    2006-04-04 19:55:00
  • 169:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『私、隼人がスキ…』『スキでも幸せになれへんやろ!?』又、泣きそうになった。
    その時、携帯が鳴った。[隼人]
    『彼氏や…』『もーでんとき!』理香が怒り気味に私から携帯を奪おうとした

    2006-04-04 20:10:00
  • 170:

    名無しさん

    リアルやん?
    しかも名前一緒?ワラ

    2006-04-04 20:13:00
  • 171:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    175さん、読んで貰ってウレシイです??サオリって名前なんですか?

    2006-04-04 20:20:00
  • 172:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ぃゃゃ…』私は無理矢理電話にでた。"サオリゴメン…開けて"隼人の悲しそうな顔。隼人の声は、理香にも聞こえたらしい。
    『彼氏呼びぃや。』
    しばらくして隼人が部屋に入ってきた。反省している様子…しかし理香に気付いて態度が豹変した

    2006-04-04 20:23:00
  • 173:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お前、俺騙したな!?』
    『騙してないもん!』隼人はイライラし始めた。『隼人クン!?私が勝手に来ただけやから文句あるなら私に言って』『はぁ?お前誰やねん』二人とも睨み合っている。強気な理香は、隼人を挑発した

    2006-04-04 20:27:00
  • 174:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『相沢理香。サオリの友達…話は聞いた。サオリが泣いてたから心配できた』
    『へ〜…わざ?どうも。お前関係ナイやろ?でてけや』『あんたサオリを傷つけて、えぇ加減にしいや。謝りーや』━ヤバイ。きっと隼人は強気な態度を嫌うはず…

    2006-04-04 20:32:00
  • 175:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なんやねん。しらん癖に調子のんな』隼人は、理香の襟元を掴んだ。『隼人!!』理香は歯をくいしばっている。
    『やめて、友達に手だすんだけはやめて!』泣き叫んだ。『ちっ!』
    …隼人は壁を殴った

    2006-04-04 20:36:00
  • 176:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…もう別れてあげて』『お前関係ないやろが!』
    私はただ泣くしかできなかった。私が理香の立場だったら、きっと同じ事を言うだろう。でも、自分の事となると何で勇気がでないんやろ…幸せになれへんてわかってるのに

    2006-04-04 20:52:00
  • 177:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ほんまなんなん、この女…殴っていい?』隼人は貧乏ゆすりをし始めた。『大切な友達やからやめて』
    『ふーん。大切ね…安い友情やな。んなら、俺かその女決めろや』━はっ!?

    2006-04-04 20:54:00
  • 178:

    ?

    よんでます?頑張ってください?

    2006-04-04 21:11:00
  • 179:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、うれしいです??暗い話でゴメンなさい?

    2006-04-04 22:20:00
  • 180:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『どーゆう事よ!?』
    『俺が大事やったらその女と縁切れや。その女が大事やったら俺が消えたる★』━究極の選択。何をされても隼人の事嫌いになれない。隼人を嫌いになる方法があるなら教えて欲しい…

    2006-04-04 22:22:00
  • 181:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香は黙っている。『私にとっては二人共大切や…』『そんなんキレイゴト。俺は一緒にいたいけど、ツレは別れて欲しいらしいし意見分かれてるからな☆』
    どーしよう。ほんまに決められへん。

    2006-04-04 22:46:00
  • 182:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しばらく沈黙が続く。隼人は煙草を吸い始めた━『私帰るわ!サオリなんてしらん』理香が口を開いて、玄関の方に小走りで歩きだした。『理香。待って…』
    どうしよう…理香を傷つけた。理香は私をいつも心配して支えてくれたのに

    2006-04-04 22:55:00
  • 183:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は理香を追い掛けた。『待って!』
    隼人は、見向きもしないで煙草を吸い続ける━靴をはき、理香は振り返ってそっと私を抱きしめた。えっ…そして笑顔で言った『サオリなんてしらん!』隼人に聞こえるように。

    2006-04-04 22:57:00
  • 184:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そのまますぐに出て行った…バタン。
    ━理香。これは、理香の優しさ!?涙が流れる。私何してるんやろ。しばらくその場に立ち尽くしていた。『はよこい。俺を選んだんやろお前…』隼人が呼ぶ

    2006-04-04 23:00:00
  • 185:

    名無しさん

    むっちゃ気になるから続き読ませてください☆

    2006-04-04 23:01:00
  • 186:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    190さん、ありがとうございます('ー^☆気まぐれに更新してしまってるけど、読んでください!

    2006-04-04 23:22:00
  • 187:

    名無しさん

    2006-04-04 23:24:00
  • 188:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は隼人の胸に飛び込んで大泣きした。隼人は、喜んでいたけど、この涙は理香の為やからな━隼人と幸せになる。強く誓った。
    理香、これでよかったんかはわからんけど、ほんまにゴメンなさい…

    2006-04-04 23:28:00
  • 189:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それからは、隼人に何を言われてもできる限り耐えるようにした。寂しがりで強がりな隼人の性格を理解して、うまく付き合っていけるように努力した。
    そして、長かった夏休みは終わった…

    2006-04-04 23:31:00
  • 190:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    学校が始まるとヤッパリすれ違いが続く。隼人は三回生。そろそろ就職活動の時期━『就活やから』と、あまり会えなくなった。それでも我慢し、バイトばかりしていた。隼人も私がバイトをしている方が安心らしく、バイトを奨励していた

    2006-04-04 23:34:00
  • 191:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なーお前頭いいやろ?ちょい課題手伝って〜☆』
    ある日、隼人が家を押しかけてきた。━久々に来たと思ったら、そんな事!?ムカツイたけど、会えた喜びもあった

    2006-04-04 23:36:00
  • 192:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は経済を勉強していた。私は国文。経済なんて全くわからない…
    仕方なくパソコンを開いて調べた事を写す事にした。作業に没頭し、一時間位たっていただろうか。スースー…隼人はベッドで寝ていた

    2006-04-04 23:39:00
  • 193:

    ???

    しおり?

    2006-04-05 00:02:00
  • 194:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    携帯がなりやんだ。隼人はピクリとも動かない。━何でこんな無防備なんやろ。
    受信メール一覧。━女だらけ…悔しいキモチとヤッパリと言うキモチが混じる。
    メールを開いた瞬間、驚きを隠せなかった

    2006-04-05 01:09:00
  • 195:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [明日お店行くね☆]
    『…嘘や。』思わず声が出た。隼人は又ホストをしている━口がふさがらない。何通かのメールを見て確信した。携帯を閉じ、元に戻す…どうしよう。前と同じ事を繰り返したくはなかった

    2006-04-05 01:13:00
  • 196:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ???さん、いつもありがとうございます??

    2006-04-05 01:14:00
  • 197:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    薄々女と連絡はとっているだろうなとは思っていた。まさかホストをしているなんて━メールをみた所、違うお店で始めたらしい。
    てか、私は何しているんやろ?目の前のレポートを見てむなしくなった

    2006-04-05 01:23:00
  • 198:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の事を相談できる友達なんて、もういなかった。段々、隼人から離れていこうというキモチが生まれた。隼人が変わるなんて無理や。諦めなあかん…

    2006-04-05 01:29:00
  • 199:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『よぅ寝たわ☆』隼人が起きた。『やってくれたん?さすがサオリ♪』
    『隼人就活はどうなん?』隼人を責めたくて仕方なかったけど、平常心を保った。『まあ?やなぁ』━嘘つけ!心の中は煮え繰り返っていた

    2006-04-05 01:35:00
  • 200:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ありがとな☆今から飯おごったるから、準備しいな』隼人のアメとムチの上手い使い分けに、私は踊らされている。
    隼人の一言で心が穏やかになった。━アカン?!今まで何回裏切られたか…

    2006-04-05 01:38:00
  • 201:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あれ、俺の携帯は?』準備ができたので、外に出ようとすると、隼人が言う。『ああ、机の上にあったで☆はいッ〃』
    私が靴をはいていると、『ちょい待てや』『…何?』『お前、携帯みたやろが』

    2006-04-05 01:42:00
  • 202:

    ☆あいり☆

    気になる〜(´∀`)♪
    楽しみにしてまあす。。

    2006-04-05 11:17:00
  • 203:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ☆あいり☆さん、はじめまして♪読んでくれてうれしいですo(^-^)o

    2006-04-05 13:33:00
  • 204:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    また、機嫌悪くなった…みたなんて言えない。
    隼人をなだめるよーな穏やかな口調で言った。『見てないから。そんなとこに置く隼人も悪いやろ?』隼人は携帯を細かくチェックしているようだ

    2006-04-05 13:36:00
  • 205:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『早く行こうよ☆』怒りと悲しみで爆発しそうなのをこらえた。『…フン』
    隼人は食事中も、機嫌が悪くやり切れなかった。『てかな、携帯見られてやましい事でもあるん?』『ないわアホ』━ほんまにダルイ。どーしたら嫌いになれるか。それバッカリ考えるようになった

    2006-04-05 13:40:00
  • 206:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人に対して諦めのキモチが生まれた。何をしても、いつキレられるかとビクビクしていた。携帯も全部見られ、プライバシーもない。
    出会わなければ…何度もそう思った━それに、弱い自分が嫌になる

    2006-04-05 13:43:00
  • 207:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『同じ学校の樋口亮☆この近くに住んでて、コンビニ入ったら早藤サンみつけてん』――あぁ。学校とコンビニで何度か見た…
    『そっか☆みた事ある〜』彼は私の名札の名前をチエックしていたらしい
    『ちょっと話さへん?』

    2006-04-05 15:10:00
  • 208:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人にばれたら殺される…どうしよう。困った顔で彼を見上げた。
    彼の整った顔と優しい笑顔にドキドキした。
    『━うん☆いいよ』この状態から抜けだしたかったのかもしれない。

    2006-04-05 15:12:00
  • 209:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    近くのモスに入った。亮クンがセットを買って来た。『どうぞ☆』『え…お金』彼はニコニコしている。『いいから食べや♪』『…ありがとぅ』彼の周りは穏やかな空気が流れている。――居心地いいな…

    2006-04-05 15:16:00
  • 210:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『うん!入学してすぐ位に早藤サンの名前、ユウナに教えて貰ってん…』
    ―え。そんな前から名前…知ってたん?『コンビニで見つけて結構何回も通ってるのに早藤サン気付いてくれんくてさ笑〃当前やけどな』

    2006-04-05 15:23:00
  • 211:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それって―――
    今まで、隼人以外の男の子の事なんて、考えた事なんてなかった。考える事なんて許されなかった…
    隼人にバレたら。そう考えたら段々落ち着かなくなった『そろ?帰る?』亮は、空気を読むように言った

    2006-04-05 17:49:00
  • 212:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、ウン。』『ゴメンね?引き止めて』申し訳なさそうに亮が言ったから、慌てて『気にせんといて☆』笑顔で言った。
    『あの…よかったらアド教えて?』えっ!━どうしよう。

    2006-04-05 17:52:00
  • 213:

    ?

    よんでま〜す?
    ガンバッテネ?
    本間はまる?

    2006-04-05 21:38:00
  • 214:

    あいり

    はじめまして?
    話進んでる‐??
    なんか主サンの気持ちめっちゃわかる?
    あいりも同じ心境になったコトあリます??

    完結まで頑張って下さい?

    2006-04-05 22:38:00
  • 215:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、前もあげてくれましたよね??ありがとうございます(?´?`)
    あいりさん、共感して貰ってうれしいです?今思ったら優柔不断やし、私にも悪いとこ一杯です?
    幸せな恋してくださいね?

    2006-04-05 22:56:00
  • 216:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人から逃げ出したかった。『いいょ☆』
    それに亮といると落ち着く…隼人以外は天使に見えただけやったんかな笑?
    ━でも、この事が亮を巻き込む事になった。
    よかった。隼人からは連絡は来ていなかった

    2006-04-05 22:59:00
  • 217:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人にバレないように、女の子の名前で登録し、メールはまめに消した。
    ズルイかもしれない――でも、私の安らぎになっていた前より隼人の行動も気にならなくなった…

    2006-04-05 23:02:00
  • 218:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日も隼人は些細な事でキレだした。
    ガシャーン!…私の部屋は又グチャグチャになった。『―隼人!』涙があふれた。もう何度泣いただろうか。
    『謝れや。』意味がわからない…『ゴメンなさい』訳もわからず謝った。

    2006-04-05 23:05:00
  • 219:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    部屋を片付け始める私をしばらく眺め、『…サイ。』隼人が呟く。『何?』『ゴメンなさい』
    隼人は、本当に何か心の病気なんやと思う。今度は何度も謝り、泣いていた。何がしたいんやろ…

    2006-04-05 23:07:00
  • 220:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は一日一回は何かにつけてキレていた。
    亮とは、学校ではよく話すようになった。何回か遊びに誘われたが、さすがにそれは無理やった―段々、亮に申し訳なくなってきた
    でも、亮のおかげで隼人の事を気楽に考えられるよーになった事は感謝している

    2006-04-05 23:10:00
  • 221:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日もいつものように、亮とメールをしていた。その時電話がかかってきた。[隼人]『…はい?』『今、ドアの外おる。今すぐあけろ』私は言われた通り、すぐにドアをあけた

    2006-04-05 23:13:00
  • 222:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、俺も携帯見せる。正直に話すからお前も携帯見せて?』 ――ヤバイ。
    今携帯を見せたら確実殺される。『何で見せなアカンの?嫌やしな』
    『何でやねん!俺も見せる言うてるやん』どーしよ…

    2006-04-05 23:19:00
  • 223:

    名無しさん

    2006-04-06 02:56:00
  • 224:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    231さん、ありがとうございます?

    2006-04-06 13:30:00
  • 225:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何でいきなりそんなん言うん?』
    隼人は私から携帯を奪おうとした。『…やめてッ』今絶対携帯を見せる訳にはいかない。私は隼人を振り払った。『何でみたいん!?』泣きながら隼人を睨みつけた

    2006-04-06 13:33:00
  • 226:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『痛いな。お前、あんま調子のってると殴るぞ!』―ビクッ。『…はよ、かせ』
    隼人は自分の携帯を机の上に置いた。『貸せ』

    2006-04-06 13:36:00
  • 227:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    覚悟を決めて、隼人に携帯を渡した。机の上の隼人の携帯なんて別に見たくもなかった。
    ただ、見られた後殴られる…そう思ったら怖くなった。隼人の顔つきが段々変わる。『おい、こいつ男やろ』

    2006-04-06 14:42:00
  • 228:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何…の事?』…メールの中で私は亮と呼んでたし、亮も俺って言ってるし――バレバレ…
    『ふざけんな。正直に言わな殺す』隼人は私の腕をつかんだ。『いたッ……学校の…子』
    なんでここまで言われなアカンのよ

    2006-04-06 14:45:00
  • 229:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『男やな?何でメールしとん!チャントいわんかい。』
    『…ヒッ…』『泣くな、ウザイ』今度は足で背中を蹴られた。『―学校の子で、友達になった』『こいつの事スキなんか?』隼人のイライラは増していった

    2006-04-06 14:49:00
  • 230:

    ちの

    見てまぁぁぁす?    頑張ってね?

    2006-04-06 18:56:00
  • 231:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん、ありがとうございますb('?^?)ほんまに暗い話でごめんなさい?

    2006-04-06 21:52:00
  • 232:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    また、また一人傷つけてしまう…『嫌やッ!関係ない人巻き込むんはやめて―』『お前が悪いんやろ。言えへんのか?スキなんか?遊び人!』━隼人にだけは言われたくない。『…スキとかそんなんちゃうから』

    2006-04-06 21:58:00
  • 233:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『言う事聞け。』―グイッ。隼人が私の胸倉を掴んで言った。『はよせー。』『ヒッ!!』怖い…
    『ほら』隼人が無理矢理私に携帯を握らせた。―仕方ない。覚悟を決めて、メールを送る━━送信━━

    2006-04-06 22:01:00
  • 234:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    送信を確認して、隼人は私から手を離した。
    すぐに私の携帯が鳴った…[そうなんや。知らなくてゴメンね。又学校でね]
    亮の優しさに、涙が出た。私ヒドイ事したのに…
    その瞬間、『…ウッ。』隼人のコブシが又お腹に入った

    2006-04-06 22:05:00
  • 235:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…ハァ、ハァ』『…なん…で』私はお腹を押さえた。『何でそんな顔すんねん!俺は不安やったんや。最近、サオリが冷たいから何かあると思って…』
    ―あぁ。私が悪いんや。私のせいで、隼人すら傷つけてたんや…『隼人。ゴメン…殴り?』

    2006-04-06 22:08:00
  • 236:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…何で。サオリ』隼人は頭を抱えた。そして、走って出て行ってしまった。
    ―バタン。乱暴にドアが閉まった。
    痛い…私は、何がしたいんやろ。スキやからって、一緒にいる事は隼人にも良くないんかもしれん

    2006-04-06 22:11:00
  • 237:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―しばらく動けなくて、ベッドに横たわっていた。
    私らは、きっとうまくいかへん。隼人は私じゃアカン…周りも巻き込んで。
    でも、隼人の事は全く嫌いになれなかった
    別れなアカンよな…。その時携帯が鳴った。[隼人]

    2006-04-06 22:17:00
  • 238:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    どうしょう…迷っていたらきれてしまった。しばらくして、又かかってきた。『…はい。』『サオリちゃん?』声の主は、隼人ではなかった。ひどく焦っている様子。『誰…ですか?』『隼人のツレやけど!』何なん?―嫌な予感。

    2006-04-06 22:21:00
  • 239:

    ?

    早く続きよみたぁい?
    アタシも実は同じような
    経験あります?

    すごいわかります?

    2006-04-06 22:43:00
  • 240:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、ありがとうございます?そうなんですか??なぜか離れられないんですよね?この時はグダグダでした?

    2006-04-07 11:36:00
  • 241:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今すぐ〇〇病院来て?』『…えっ。』『あいつ、呼吸とまってて』何で?――『私はもう関わったらアカン…行けへん』
    ほんまは心配でたまらなかった。でも、私は関わらん方がいい。

    2006-04-07 11:39:00
  • 242:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お願いやから。そんなんいわんと…』しばらく呆然としていた。隼人は、ほんまに病気やったん?『―わかった。すぐ行く』
    私は、鞄に最低限の荷物を詰め、タクシーに飛び乗った。私のせい?

    2006-04-07 11:43:00
  • 243:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    病院に着くと、前に男の子が立っていた。『サオリチャンやんな?早くいこ』私は男の子に着いていった。
    『隼人…この中やから外で待と?』『―隼人、死ぬん?』『多分大丈夫やで。サオリチャンの事、アイツから聞くけど、今日も喧嘩したん?』

    2006-04-07 11:46:00
  • 244:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『え…うん』隼人にたまたま電話したところ、様子が変やったから駆け付けたら、隼人は倒れていたらしい…『あいつ。睡眠薬大量に飲んだラシイ』―えぇ?『…何でなん』

    2006-04-07 11:50:00
  • 245:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺らと遊んでても自分の意見通らんかったらすねるし、ドタキャンばっかやし呆れてるけど、純粋やし、大切な人は必死で守る。俺も喧嘩に巻き込まれた時何回助けて貰ったか…』
    私の知らない隼人。私が1番知っているはずの隼人

    2006-04-07 11:56:00
  • 246:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今思い出すのは、なぜか隼人との楽しい思い出ばかり―『隼人は正直まぢ遊び人でな、でも感情なんてあらへんねん笑』
    俺、誰にも本気にならん―隼人の言葉を思い出す。『隼人家族がスキやったからさ、大切な人がいなくなるが、もぅん嫌やったんかもな』

    2006-04-07 12:02:00
  • 247:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私が下を向いて泣いていたからか、その男の子が一人で話ている。―でも、頭の中は隼人で一杯になった。『サオリチャンの事聞いた時、俺ら安心してん!それに、やっと俺らが面倒みる必要なくなったし笑』

    2006-04-07 12:05:00
  • 248:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…でも、私がいると隼人を傷つけるねん。イライラさせて。私じゃアカンねん』しばらく沈黙が続いた。『―それでも、隼人はサオリチャンがいいんやと思うで☆俺らといてもサオリチャンの事ばっかし!それに楽しい思い出もあるんちゃうん☆』

    2006-04-07 12:17:00
  • 249:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゆっくり、目を閉じた。―悪ふざけする隼人の顔。可愛い隼人…助かって――
    『尚志クン!ハァ…隼人は!?』もしかして…『おばさん!大丈夫やから☆』
    若くて、綺麗。『隼人のお母さんやで』

    2006-04-07 17:34:00
  • 250:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あら、はじめまして☆』笑うと隼人にそっくり…思わず笑ってしまった。『ほんま隼人は迷惑ばっかかけて…後でどついたろ』隼人の口が悪いのは、お母さん似やろな笑
    『いつもゴメンな、尚志クン』『気にせんといて下さい』

    2006-04-07 17:37:00
  • 251:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…でも、安心したわ。』おばさんは遠くを見ながら語り始めた。『お父さん、浮気して出て行ってしもたから、隼人は人を信じひんし…女遊び激しいのもお父さんに似てしもて―』
    ――初めて聞く、隼人の家庭事情…

    2006-04-07 17:40:00
  • 252:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の事、何も聞いてあげれなかったね…
    『こんなカワイラシイ子とチャント付きあってるんやね。隼人は気性荒いけど…仲良くしたって?』『━はいッ。』
    バタン━━
    隼人の病室のドアが開いた

    2006-04-07 17:44:00
  • 253:

    ちの

    ちののしおりッ(*´艸`*)             サオリちゃんのファン1号?

    2006-04-08 23:37:00
  • 254:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん、ほんまに感動しました??
    ありがとう??

    2006-04-09 01:28:00
  • 255:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、お母様ですか?息子さんは命に別状はないですけどニ、三日入院していただきます』お医者さんの言葉で安心した―
    『隼人!あんたは何でそんな迷惑かけんねん』お母さんが怒鳴り始め、皆きょとんとしている

    2006-04-09 01:31:00
  • 256:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ババァ、静かにせーや』『アホか、ほんま…』二人の間に確かな愛情を感じた。
    『尚志クンと彼女に謝りなさい!』『…彼女?』
    尚志クンと私も病室に入った。隼人の顔つきが変わる━『!?…サオリ、何でおるん』

    2006-04-09 01:34:00
  • 257:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    明らかに隼人は嫌そうな顔をしている――
    お母さんは、入院手続きで医者に呼ばれ、病室は三人になった。
    『俺が呼んだんやけど。』私来たらアカンかったん…?『サオリ。別れよか―』

    2006-04-09 01:36:00
  • 258:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『!?なっ…』隼人は私と目を合わそうともせず、単調な口調で言ったた。
    『―俺、お前を又傷つけた…死んで償うべきやのに生きてる』
    『隼人!助かったんやから…サオリチャンを今から大切にしろ』尚志クンが焦って言った

    2006-04-09 01:40:00
  • 259:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺といたらアカン…サオリを傷つける。』━嫌や。『お前、死ぬとか簡単にいうな!チャント償って幸せにしたれよ』尚志クンもだんだん怒りだした。
    私は何も言えなかった。隼人が言ってる事が痛い程わかるから…

    2006-04-09 01:47:00
  • 260:

    ちの

    サオリちゃんマイペースでいいから頑張ってねッ★    ちののしおりぃファン1号?

    2006-04-09 05:55:00
  • 261:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?読んで貰えてほんまにウレシイです??
    いつも励まされます??

    2006-04-09 16:36:00
  • 262:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人がスキ…でも、隼人は私といる事でたくさん傷ついてる―私じゃアカンのかもしれん。
    スキだけじゃアカンのかな…
    今すぐ帰るべきかもしれない。でもなかなか足が動かなかった

    2006-04-09 16:38:00
  • 263:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、今まで迷惑かけて…ゴメン』私は隼人をみつめた。隼人は窓の方を向いたまま―
    私は何も言わず、ドアの方に歩き始めた。泣きそう…泣いたら隼人は困るやろ?だから帰らな━━

    2006-04-09 16:41:00
  • 264:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリチャン!』尚志が呼んでいる。振り返って笑ってみせた。隼人は、窓の外を見つめたまま…
    バタン━ドアを閉めて、目を閉じた。これから、頑張ろうと思ったのに

    2006-04-09 16:44:00
  • 265:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、えっと…サオリチャン?』廊下で、隼人のお母さんに出会った。『今日はほんまゴメンね。』涙をこすって、『大丈夫です。無事でよかったです☆』笑って答えた。『ほんまいつも迷惑かけてるでしょ?』

    2006-04-09 16:46:00
  • 266:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『いえ、でも…さっきフラれました。』
    『え?アイツはほんま、こんないいコを…』ほんま隼人にそっくり。ぼーっと、お母さんをみつめていた。『サオリチャン、隼人はきっと素直になれへんねん。今、みっともない姿見せてもたから。』

    2006-04-09 16:49:00
  • 267:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…はい。』『ほんまにサオリチャンの事スキやと思うから』『…はい。よろしく伝えてください』
    お母さんと別れ、病院をあとにした。
    ほんまに、もう別れた方がいいんかな…いつの間にか眠っていた

    2006-04-09 16:52:00
  • 268:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    いつものように、学校に向かう。勿論、隼人からの連絡はなかった。
    ━お見舞い行きたいな。あ、フラれたし無理やん。
    隼人がいる事が当たり前になっていて、本当に辛かった。

    2006-04-09 18:30:00
  • 269:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    バイトと学校を繰り返す毎日…
    隼人、そろそろ退院したんかな。平凡な毎日、あれからまだ三日しかたってないのに―隼人のいない毎日はゆっくり流れる。
    もう涙は出なかった。

    2006-04-09 18:32:00
  • 270:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━一週間位たった頃、ポストに手紙が入っていた。
    [サオリへ]かなり汚い字…切手も貼られていない。
    隼人…?急いで中身を見た。かなり分厚い。何枚もあった

    2006-04-09 18:37:00
  • 271:

    さくら

    今日一気に読んだ?
    バリ続き気になるッ?
    がんばってください(?*v?v)?。*゚

    2006-04-09 22:25:00
  • 272:

    ちの

    ちののしおり?(*´艸`*)

    2006-04-10 00:04:00
  • 273:

    名無しさん

    バリぉもろぃ?カゞンバテね?

    2006-04-10 01:02:00
  • 274:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    さくらさん?読んでくれてうれしいです(?>∀

    2006-04-10 02:41:00
  • 275:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    サオリへ
    今まで、迷惑ばっかりかけてほんまゴメン。心に傷をおったやろ?心配や…
    俺は、ほんまどーしようもない奴や。自己中で、短気で、寂しがり、そのくせ強がりで嫉妬深い

    2006-04-10 02:46:00
  • 276:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それに臆病…サオリと出会うまで、束縛する事なんて知らなかった。
    女に本気になるなんて、恥ずかしいて思ってた。
    何でサオリじゃないとアカンかったのかは俺にもよくわからへん。

    2006-04-10 02:48:00
  • 277:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ただ、お前は純粋で疑う事をしらん。今まで、恵まれてたんやろな。
    最初は、そんなサオリをバカにしてた…でも、それが羨ましかったんかもしらん。
    俺はあの日、サオリに携帯を見て欲しかった。

    2006-04-10 02:50:00
  • 278:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    レポート頼んだ日、俺の携帯見たんやろ?悲しかったやろ?
    俺、あの後けじめつけてん!もう、ホストせーへん、サオリを泣かせへんて誓って客全員にメールしてん。サオリの目で見て欲しかってんか

    2006-04-10 02:52:00
  • 279:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    サオリの事はずっと見てたから、サオリが最近俺から離れていってる気がして怖かってん。やから、俺もケジメつけた。
    まさかと思ってたけど、お前が男と連絡しててほんま嫌やってん…
    だからって、又同じ事繰り返した俺は最低や!

    2006-04-10 03:04:00
  • 280:

    ちの

    ちの彼の気持ち分かるかも??          ちのも好きすぎたら首輪つけて何処にもいけんようにしたいもん??                 ちののしおりぃ(*´艸`*)

    2006-04-10 08:14:00
  • 281:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?本気でスキになれる人がいる事が幸せゃなって思います?私は隼人に出会うまで、束縛しあって付き合う事はなかったです?

    2006-04-10 14:57:00
  • 282:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    サオリ…本気で人をスキになる事を教えてくれてありがとうな。
    俺と出会ってくれてありがとう。
    ━最後の方は、涙で文字がみにくかった。私の渇いていた涙が、又溢れ出した。

    2006-04-10 14:59:00
  • 283:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私の指が勝手に動いた。[隼人]━お願い、出て!
    プーップーッ…
    何度かけても、繋がらなかった。もう、遅いん!?
    私は隼人の家を知らない。━どうしよう。隼人が愛しくて仕方ない

    2006-04-10 15:03:00
  • 284:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    明日、学校に行こう!
    その日の夜は、そわそわして眠れなかった…隼人と会えるかなんて、わからない。でも、じっとしていられない。
    伝えたい思いがあった。

    2006-04-10 15:04:00
  • 285:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ━昼すぎあたり、隼人の学校に着いた。
    経済学部の搭を探し、キョロキョロしていた。
    隼人に対しては、いつまでもドキドキが消えない…隼人はほんまに不思議な人。
    『…サオリチャン?』

    2006-04-10 15:07:00
  • 286:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    スーツ姿の男のコが立っている。━誰?
    どこかで見た。『あ!?尚志クン?何でおるん?』『…ソレは俺のセリフやで☆』確かに―『俺もこの大学やねんで!』

    2006-04-10 15:13:00
  • 287:

    名無しさん

    2006-04-10 15:51:00
  • 288:

    ちの

    ちのも束縛しないοでも本当ゎしたいο      でも自分が何するか分かんないし恐いからしないのかな(*´艸`*)       ちののしおりぃ??

    2006-04-10 18:25:00
  • 289:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?束縛は、されたら嫌な人もいるから平等にできたらいいですよね?
    私は束縛はあんまりしないしされたくないです?
    この話やと矛盾してるかも笑?

    2006-04-10 20:34:00
  • 290:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、しらんかった。何でスーツ?』『就活やで☆一応…』隼人は、将来の事考えてるんかな。隼人の未来には、もう私はいないのかな。
    尚志クンに全てを話した。

    2006-04-10 20:37:00
  • 291:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…アイツ、サオリチャンの事拒否ってるん!?ほんま素直ちゃうなァ』
    尚志クンが、携帯を開いた。『今アイツ多分授業やから、待ってな』
    隼人にメールしてくれているらしかった━

    2006-04-10 20:38:00
  • 292:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    …やっと、会える?一週間ちょいしかたっていないのに恋しくてたまらない。
    いつになったら、隼人にドキドキしなくなるんやろ。
    『俺もな、隼人の事偉そうに言われへんねん。真剣な恋とかしたことないし笑』尚志クンが、又話出した。

    2006-04-10 20:40:00
  • 293:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『隼人はサオリチャンに出会ってほんま変わった。俺も、真剣に恋できるんかな…』寂しそうな尚志クン。
    『━できるよ☆尚志クンいい人やんか!』『ありがとう』
    キーンコーン…

    2006-04-10 20:43:00
  • 294:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あ、授業終わったで☆後5分位で来るんちゃう?隼人には、サオリチャンの事言ってへんから。俺、帰るな』
    『えっ。』二人で話すのが、今更照れ臭い。
    『俺邪魔やろ?仲良くな』尚志クンは、去って行った

    2006-04-10 20:45:00
  • 295:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    始めて会った日のゴーインな隼人。ソースを口に一杯つけて笑う隼人。悪ふざけをする隼人…
    隼人の事を考えている時は乙女になれた。服、化粧、髪―完璧にしたかった。少しでもカワイくみせたかった

    2006-04-10 20:48:00
  • 296:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ…?』
    聞き慣れているのに、懐かしい声がして振り返った。『何で、おるん?』困ったような、うれしいような顔をしたその人。私のダイスキな人…

    2006-04-10 20:51:00
  • 297:

    ちの

    ちのも束縛されたくないから、しない?      矛盾してるけど、サオリちゃんの小説に勝手に共感さしてもらってます★    ちののしおりぃ(*´艸`*)

    2006-04-11 06:19:00
  • 298:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で拒否るんよ…』隼人を睨みつけてしまった。『俺らは、一緒にいるべき違う。』『嫌や!』
    暫く、隼人は黙っていた。『―嫌やもん。』
    『…サオリ、ほんま俺でいいん?』

    2006-04-11 15:24:00
  • 299:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?
    共感して貰えてうれしい?それと、いつもほんまにありがとうデス(?>∀

    2006-04-11 15:25:00
  • 300:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の手をとり、無理矢理握らせた。『…これ。』
    隼人の手紙に入ってたチケットの半券やプリクラ―
    『これは隼人の!ずっと持っててな☆』『‥‥』
    ギュッ―隼人が私を抱きしめた。『ちょ…みんな見てるで〃』

    2006-04-11 15:29:00
  • 301:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    恥ずかしさが、心地よさに変わった。
    『絶対離さへんで…』

    2006-04-11 15:54:00
  • 302:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はカウンセリングに通い始めた。『今日は積木並べただけやで!意味わからん』
    最初は嫌がってた隼人。それでも続けて通っていた―『隼人、明日空けといてや☆』『…なんで?』『いいから!』

    2006-04-11 15:57:00
  • 303:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『んなら、又明日ッ☆』隼人の車を降りた。
    プップーッ―隼人の車が、見えなくなるまで眺めていた。最近、隼人は前よりキレなくなった。
    少しずつ、状況はよくなっていると思ってた…

    2006-04-11 16:13:00
  • 304:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日は、二人揃って電車でミナミにやってきた。『ゴホゴホ…』『ちょ〜隼人、風邪!?』隼人はしょっ中風邪っぽい。『俺、裸じゃないとねられないのぉ〜』
    甘えたな隼人。『ちゃんと服着なさい』

    2006-04-11 16:16:00
  • 305:

    ちの

    ちののしおりぃ(*´艸`*)

    2006-04-12 07:00:00
  • 306:

    ひの

    今日も更新できませんか(..)?

    2006-04-13 18:38:00
  • 307:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちのさん?しおりありがとうございます?
    ひのさん(>_

    2006-04-13 21:35:00
  • 308:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ〃』
    後ろから声が聞こえて振り返る。『理香!』
    私は隼人に理香とわかりあって欲しかった。理香にも隼人の事わかって欲しかった…『…』隼人は、理香を見て複雑な顔をしている

    2006-04-13 21:41:00
  • 309:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香には、一応隼人と三人で会いたいと伝えていた。でも、気まずい空気…『とりあえず、どっか入ろ?』一人必死になっていた。
    理香は仕事前らしく、気合いが入っていた。少しぽっちゃりした気もする…

    2006-04-13 21:47:00
  • 310:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『てか、理香何も気にしてないから☆サオリ気にしんときやぁ』
    ―理香が明るい声で言う。『サオリが幸せならいいねん!』『俺が幸せにするから任せろ☆』…隼人。二人のやりとりを見て、うれしくなった

    2006-04-13 21:51:00
  • 311:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 312:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しばらくして、理香は仕事に向かった。
    『サオリ、今日はありがとう。ずっとツレの事気掛かりやったけど…素直になれへんかって』私はにっこり笑った。
    『久々にブラブラしよけ☆徒歩もえーもんやな』

    2006-04-13 21:58:00
  • 313:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    手を繋いで、ミナミの街をぶらぶらした。
    ―ずっと一緒にいれますよーに☆この幸せがずっと続きますよーに…
    隼人もこのキモチは変わらないよね?

    2006-04-13 22:01:00
  • 314:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―あれから、二年たった。[春]私は無事大学3回生になった。隼人はあの後、就活を始め、無事社会人になった。
    カウンセリングも、もう来なくていい。と言われたらしい

    2006-04-13 22:03:00
  • 315:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はイライラする事が少なくなった。勿論、たまにキレる事もあるけれど…
    『隼人スーツ似合うやん☆』入社式を終え、いつものコンビニに隼人が迎えに来てくれた。

    2006-04-13 22:06:00
  • 316:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『男前は何着ても似合うねん!』『はいはい。』
    『ひどッ…ゲホゲホ』隼人は最近体調が悪いらしい。『花粉症やわ〜絶対』隼人は医者が嫌いらしい。てか、怖いんじゃないかと思う。今まで、病院にお世話になってきた癖に

    2006-04-13 22:09:00
  • 317:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『仕事頑張っていけそう?』『ほんまダルイ!学生はいいわ〜』
    隼人は不動産の営業マンになった。『俺口だけは負けへん』隼人はそう言っτ、やる気満々やった。『まぢ腹へりぃ☆あ、ここ入ろ』
    相変わらずゴーインやけど…

    2006-04-13 23:57:00
  • 318:

    ひの

    読んでます.....((((*^o^)ノノ

    2006-04-18 23:21:00
  • 319:

    名無しさん

    2006-04-19 06:31:00
  • 320:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさん☆放置してゴメンなさい(ーー;)↑の方、ありがとうございますo(^-^)o

    2006-04-19 15:45:00
  • 321:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の性格が、良くなって本当によかった。『私隼人と結婚したいな…』『ゲホゲホ…』隼人の顔が、真っ赤になった。
    『嫌なん?』『ゲホ…うれしい!しよな☆』

    2006-04-19 15:47:00
  • 322:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今月の給料が入ったら、指輪を買ってやると約束してくれた―色々あったけれど、今以上の幸せはきっとないと思う。
    隼人は明日も仕事なので、早い時間に別れた。

    2006-04-19 15:49:00
  • 323:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    こんなふうに、学生同士の時みたいに一緒にいれる時間は減ったけど、確かな愛を感じていた。
    ブーブー…携帯がなった。
    [隼人][あんまり一緒にいてやれなくてゴメン。指輪楽しみにしとけよ☆]

    2006-04-19 15:52:00
  • 324:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―隼人。携帯の画面をみて一人微笑んだ。…もう一通。[理香][ついに、私も◎◎専門学生になったよ☆お互い頑張ろ(^O^)]
    ―私もそろそろ、やりたい事みつけなあかんな。

    2006-04-19 15:54:00
  • 325:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    国語が一番得意だった。ただそれだけで決めた国文学科…夢は、隼人のお嫁さん。でもそれだけではアカンよね。
    [隼人のお嫁さんになるからね♪]隼人に送信した。

    2006-04-19 15:57:00
  • 326:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それから10日位たった。隼人とは、順調に付き合っていた。
    [今日会える?]しばらくして隼人からの返事…[ゴメン今日残業やねん↓]
    この日位から、会えなくなってしまった。

    2006-04-19 15:59:00
  • 327:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は忙しい。―わかってる。学生の時のようにはいかない。わかってるのに、寂しかった。
    バイトの時間を増やす事にした。今日もバイトが終わって、帰ろうとした。『サオリ。』

    2006-04-19 16:02:00
  • 328:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『亮…』学校では、亮を避けていた。当たり前やけど、気まずい。この近くに住んでるんやもんな。出会ってもおかしくない。
    『久しぶり…』沈黙に耐えられず、口を開いた。

    2006-04-19 16:18:00
  • 329:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、俺のこと避けてるもんなあ笑』
    痛いところをつかれた。『だって…この前。…ゴメン』『気にしてへんし、避けんといてな!んなら又』
    亮の後ろ姿を見送った。なんていい人なんやろ。

    2006-04-19 16:20:00
  • 330:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    家に帰ってしばらくしても隼人から連絡はない。『はぁ…』溜息をつく。
    ―お風呂からあがるとメールが届いていた。[今日は久々に話せてよかったわ☆]亮だった。

    2006-04-19 21:01:00
  • 331:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    亮に返信したら、又怒られる。殺されるかもしれない…私はそっと、携帯を閉じた。
    テレビにも飽きて、ほんまに暇になった。
    ブーブー…私はすぐに携帯を手にした。―隼人!?

    2006-04-19 21:05:00
  • 332:

    名無しさん

    気になる??

    2006-04-20 00:28:00
  • 333:

    ちの

    久しぶりに、ちののしおりぃ(*´艸`*)       カキコしてなかったけど、毎日覗かしてもらってますょ??サオリちゃんファイト★

    2006-04-20 06:43:00
  • 334:

    名無しさん

    2006-04-20 09:06:00
  • 335:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    344さん、読んでくれてありがとうございます??ちのさん、ちのさんのかきこみあるとうれしいです??346さん、あげてくれてうれしいです??
    最近学校が忙しいので、放置気味でゴメンなさい??

    2006-04-21 00:24:00
  • 336:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [いきなりメールしてゴメンな。迷惑やったら返さなくていいよ?]―亮やった。
    亮やったらもっと幸せにしてくれるかもしれん…一瞬、そんな風に思ってしまった。
    少し考えて、私は亮に返信してしまった。

    2006-04-21 00:26:00
  • 337:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [こっちこそ、ほんまにゴメンね。迷惑違うで☆]
    ほんまに最低…私は、ほんまに寂しがりで弱い。しばらく、亮とのメールが続いた。隼人からの連絡はなかった。
    ほんまに仕事?自分は、男とメールしてるのにいっちょ前に疑っていた

    2006-04-21 00:48:00
  • 338:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [昨日ゴメンやで☆仕事行ってくらぁ〜]―朝起きると、隼人からふざけ気味のメールが届いていた。大変やねんなぁ…
    昨日自分がした事を少し後悔する。[いいよ!今度はいつ会える?]

    2006-04-21 00:50:00
  • 339:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そう送って、学校に行く準備をした。
    [ゴメンまだわからん〜]昼頃、隼人からメールがきた。四月は会社は忙しい時期なんやろう。わかってるのに…『サオリ最近老けた顔してるで〜笑』昼休みユウナに言われた一言ではっとする。

    2006-04-21 00:54:00
  • 340:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリそぅいえば、亮とメールしてるんちゃうん〜』ユウナはニタニタしている。『あ、うん。』『彼氏大丈夫なぁん?』私の彼氏の性格は、私の友達にはもう結構有名―『最近かまってくれへん』溜息まじりの声で言った。『浮気したら〜?亮喜ぶで笑』

    2006-04-21 00:57:00
  • 341:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…』私は黙っていた。『やっぱ学生同士のが楽ちゃう?亮はオススメやよ。』
    黙ってユウナの話を聞いていた。―痛いとこつくな。
    亮ともし付き合ったら…なんて、一瞬想像してしまった。

    2006-04-21 00:59:00
  • 342:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ほんま、最近隼人の顔とかうっすらしかわからへん…こんなけ一緒にいても、うまく思いだせへん。
    窓の外をみつめて、授業は上の空やった。
    意味もなく[センター問い合わせ]をしてしまう。はぁ…

    2006-04-21 01:03:00
  • 343:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゴールデンウィークも近くなった。[隼人、ゴールデンウィークは休みあるん?]しばらくして返信がきた。[あー二日位ならあるかな☆]
    やっと会える![遊ぼうよ〜][そんなに遊びたいん?]返ってきたメールの内容にショックを隠せない…

    2006-04-21 01:06:00
  • 344:

    ひの

    ショックだぁ。。。。(〃_ _)σ‖

    2006-04-21 10:46:00
  • 345:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさん、感情移入ありがとう??

    2006-04-21 17:14:00
  • 346:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今まで、どこかで隼人の方がスキってきもちが大きいような気がしてた。自惚れてたんかな。
    隼人に電話してみた。"はい。"『もしもし…今大丈夫?』懐かしい隼人の事がした。

    2006-04-21 17:16:00
  • 347:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『隼人、私の事嫌いになったん?』"なってないから!それだけか?"『冷たい…ゴールデンウィーク会えへんの?』"まだわからん―"
    明らかにおかしい隼人の態度。忙しいからと言って電話は切れた。
    また涙が止まらなくなった。

    2006-04-21 17:18:00
  • 348:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―なんで?会社でいい人いたん?
    何がなんだかさっぱりわからない。でも、しつこく言うと隼人に嫌われる。ほんまに忙しいだけかもしれん…

    2006-04-21 17:19:00
  • 349:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    亮からは、二日置き位にメールが来た。罪悪感も薄れてきた。
    結局ゴールデンウィークは、バイトと実家に久々に帰った。最後の一日は、理香と会う事になった。
    理香はもう夜の仕事はやめたらしい。『おまたせ〜』

    2006-04-21 17:21:00
  • 350:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香は既に昼の匂いが定着していた。『理香な、彼氏できてんで☆学校のコやから年下やけど…』
    近くの居酒屋に入るなり理香が言った。『嘘ぉ。よかったやん!』理香にやっと彼氏ができたと聞いてほんまにうれしかった

    2006-04-21 17:35:00
  • 351:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    確実に前に進む理香―私は…?
    『理香は隼人クンとうまくいってなさそうやね。』私はどうやら顔にでやすいらさい。『冷められたんかもしれん』理香に事情を話した。

    2006-04-21 23:05:00
  • 352:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何でなんやろな…でも隼人クンはサオリの事嫌いになったりせーへんと思う。』
    私はまだ社会に出た事がない。わからない世界。不安が募った。『とにかく早く会って、話合いや?』『うん…』頼りなくうなずいた

    2006-04-22 02:43:00
  • 353:

    みか

    おもしろいし読みやすい☆楽しみにしてます

    2006-04-22 17:21:00
  • 354:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    みかさん、ありがとうございます(>∀≦)

    2006-04-23 00:59:00
  • 355:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―でも、話合いたくても隼人は会ってくれない。ゴールデンウィークも結局会えずに終わろうとしていた。
    せっかく久々に理香に会えた。理香に悪いと思って、一生懸命笑顔を作った。
    『無理せんでいーねんで?大丈夫?』

    2006-04-23 01:02:00
  • 356:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香はいつも助けてくれた。ありがとう―
    理香と別れ、駅に向かった。スーツを着た、ホストらしき人達がうろうろしだした。隼人がホストをしていた時を思い出した。
    そういえば、指輪…

    2006-04-23 01:04:00
  • 357:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の給料日はとっくに終わっているはず―指輪くれるって言ったやん…
    急に辛くなってきた。その時、私の携帯がなった。[理香]…理香?『はい。どーしたん?』低い声で電話にでた。

    2006-04-23 01:07:00
  • 358:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "サオリ今どこ〜?"理香の声ははしゃいでいた。『駅むかってる。』"あんな…今からホストいかん?キャッチされてさ〜"
    ―は?理香。あんなに辛い思いしたのに?『いいよ』

    2006-04-23 01:10:00
  • 359:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は、半ば投げやりになっていた。このまま、家に帰ったら孤独に押し潰されてしまう気がした。
    "んなら、ひっかけ戻ってきてな☆"―電話は切れた。理香が又はまったらどうしよう…

    2006-04-23 01:12:00
  • 360:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも今はちゃんと彼氏がいるし、理香はしっかりした性格や。私の方こそ、はまってしまう気もした。
    とりあえず、一人でいたくなかった。小走りで戻った。こんなのばれたら隼人とはさよならやね…

    2006-04-23 01:14:00
  • 361:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも、寂しがりの私を何でこんなに一人にするん?今は全然愛も感じなかった。『サオリ〜!』理香が手をふっている。
    『あ、サオリちんやね?はじめまして☆』イケメンホスト君が一人立っていた。

    2006-04-23 01:16:00
  • 362:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『店こっちやで〜』ホスト君の後ろについて歩いた。『サオリ、ゴメン!なんか久々に行きたくなってん。カッコイイし☆』理香が小声で言った。『いいよ☆私一人になるん嫌やったし。』『同じ過ちはせーへんし、今は彼氏いるし心配せんといてな』

    2006-04-23 01:46:00
  • 363:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    周りを見渡すと、ホストやキャバの看板が一杯…私はキョロキョロしていた。―あっ。
    私は、足をとめた。『サオリ?何してるんよ〜』理香が振り返った。『あっ…』理香も気付いたらしい。
    『CLUB TRUST』とかかれた看板に…

    2006-04-23 23:06:00
  • 364:

    ひの

    ぅんぅん(゚゚)(。。)

    2006-04-25 21:33:00
  • 365:

    名無しさん

    >1->350

    2006-04-26 02:30:00
  • 366:

    名無しさん

    2006-04-26 05:41:00
  • 367:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさん、いつもありがとう( ^^)Y☆Y(^^ )
    あげて下さった方ありがとう♪?

    2006-04-26 09:21:00
  • 368:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は、ここで働いてたんや…二回目はどこのお店かはしらない。でも、ここにいたんや。―今も?
    一瞬そんな考えがよぎった。もう社会人やし、それはないか…

    2006-04-26 09:24:00
  • 369:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリちん、そのビルじゃないからぁ』ホスト君に呼ばれてはっとした。理香は心配そうに私を見ていた。『ゴメンね!行こう』
    小走りで駆け寄った。私も昔はキャバ嬢のはしくれだった。だから忘れよう…

    2006-04-26 09:27:00
  • 370:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ただ少し寂しくなった。隼人もこんなふうに若い女の子に声をかけて、笑いかけていたんやね。
    『いらっしゃいませッ!』ホスト達の声がした。二回目のホスト―理香はやっぱり堂々としていた。私は慣れない…おどおどしていた

    2006-04-26 09:31:00
  • 371:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    名前は別にどうでもいいんやけど、私達を案内してくれたのは裕樹君というらしい。同い年には見えないほど大人っぽかった。『ちょっと待ってな☆』
    『サオリ、誘惑に負けたらアカンで!ねだられたりしたら私がどつくから』―理香らしい言葉。

    2006-04-26 09:36:00
  • 372:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、誰にするん?これ見よ!』理香がメニューを開いた。私は、こうゆうのが苦手。指名するのが恥ずかしい…『サオリは理香と全然タイプ違うしなぁ。この人とかぁ?』理香はやっぱりこういう場にくるといきいきする。

    2006-04-26 09:39:00
  • 373:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『誰にしよう…』私はこういうのが苦手。はずかしい。『サオリは理香とタイプ違うからな、この人とか?』
    私は携帯を気にしていた。『あ、うん。』『サオリ!今日は楽しむんやで☆』

    2006-04-26 12:13:00
  • 374:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は携帯を気にしていた。『今日は楽しむで!』理香が言った。理香はただ私を励ましたかっただけかもしれない。
    『誰にする?』裕樹君が戻ってきた。

    2006-04-26 12:19:00
  • 375:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は三人位を指さした。『待っててな☆』裕樹君は、またどっかに行った。『サオリのタイプて、わかりやすい笑』理香が笑った。
    だんだん楽しくなってきた。『ビールのも!』私の言葉に理香がまた笑った。『よっしゃ!!』

    2006-04-26 12:22:00
  • 376:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『こんにちわ。』パネル以上にかっこいい男の子が、名刺をもってやってきた。『自分男前やな!』理香が一息おいて言った。『翼です。横いい?』『…うん。』私はあまりに男前の、とゆーかストライクな子が来たので更に緊張してしまった。

    2006-04-26 12:25:00
  • 377:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    385重複しちゃいました?NGワードでエラーがでたので、よみにくくなりました。ゴメンなさい

    2006-04-26 12:38:00
  • 378:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何歳なん?』さらさらの少し毛先がカールしたメッシュいりの髪の毛。すっとした切れ目。翼君も同い年らしく私達は盛り上がった。
    『焼酎のもゃ。もち、初回やし追加料金いらんで』『うん!』

    2006-04-26 12:43:00
  • 379:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    久しぶりにはめを外した。私達は、初回料金で厚かましい位楽しんだ。始発も出る頃、『そろそろ帰る〜』ふらふらの理香が言った。私は、しばらくしたら悲しくなって泣きそうになっていた。

    2006-04-28 19:49:00
  • 380:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    いつもならお酒を飲んだら楽しくなるのに。今日は一気にテンションが落ちた。隼人…何でこんなにスキやのに、私はこんな事してるんやろ。涙が落ちそうになった。私はお金を払い、トイレにダッシュした。

    2006-04-28 19:52:00
  • 381:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    泣いている所を見られたくなかった。涙をふき、化粧を直してトイレのドアを開けた。『どしたん?』―翼君が立っていた。
    …見られた?『トイレ行っただけやん☆』私は、平生を装って、テーブルに戻ろうとした。

    2006-04-28 19:55:00
  • 382:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    その時、手首をつかまれた。…えっ。私は翼君の腕の中にいた。『辛そうな顔してるで?』
    酔っ払っているから、体に力が入らなかった。私は、理香のやりとりを思いだした。ホストは愛がなくても平気でこんな事をする。

    2006-04-28 19:58:00
  • 383:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    自分に言い聞かせた。でもドキドキしていた。
    『離して…』涙が出そうになって、小声で言った。『アドレス教えてくれたら♪』私が困った顔をしていると、翼君は無邪気に笑った。―隼人みたいな顔。

    2006-04-28 20:14:00
  • 384:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私の基準はいつも隼人だった。でも、連絡はない…
    『教えるから離して?』翼君がさっと離れた。『んなら、いこか☆』
    ―テーブルに戻ると理香は寝そうになっていた。私は翼君とアドレス交換をした。

    2006-04-28 20:16:00
  • 385:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    自分でも、何がしたいのかわからない。それに、隼人がなぜ連絡をくれないのかもわからない…嫌いになった?真実を知る事も恐かった。
    理香がベロベロだったから、タクシーを拾った。

    2006-04-28 20:18:00
  • 386:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ〜やばい、彼氏から鬼電や笑』理香がかすれた声で言った。『出ないの?』『今でたらばれる〜サオリの家にいた事にするし泊めて〜』
    どっちにしろ理香は一人で帰れないだろう。それに一人になりたくない。

    2006-04-28 20:22:00
  • 387:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『いいよ。大丈夫?』『…ん。』タクシーで私の家まで行った。
    理香は寝る。と言って化粧を落としてソファーに横になった。5分もたたないうちに寝息が聞こえた。

    2006-04-28 20:24:00
  • 388:

    名無しさん

    4ロロ?

    2006-04-28 20:24:00
  • 389:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私がお風呂からあがると携帯がせわしく揺れていた。急いでかけつけた。[隼人]―隼人!私はすぐに電話に出た。『元気にしてたか?』あまりにも普通に接された。

    2006-04-28 21:04:00
  • 390:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で連絡くれんかったん?』『忙しかっただけや』又泣きそうになっていた。―そっけない隼人。『何があったん?』『別に…』やっぱり何かある?
    『冷めたん?』何回そう聞いても違うと言う隼人。

    2006-04-28 21:07:00
  • 391:

    ひの

    隼人(ぅω;)

    2006-04-29 00:08:00
  • 392:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ひのさんありがとう(゜艸`●)

    2006-04-30 01:43:00
  • 393:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…今から会えるか?』『えっ。』今会ったら、私が亮と連絡をとっていた事がばれる。それに私は翼君にアドレスを教えてしまった。『なんや、男と連絡とったんか?』『あ、今理香が泊まりに来てるねん。』

    2006-04-30 01:46:00
  • 394:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は焦った。『ほんまか?』隼人は少し疑っているみたいやった。『それでもいいから少し家入れてくれんか?』会いたいキモチと、バレたらどうしようという恐怖。それに、遊び歩いた自分への後悔…そして隼人のキモチが知りたかった。

    2006-04-30 01:49:00
  • 395:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『いいよ。』理香は起きる気配がない。―理香がいる。殴られたりはせーへんやんな。
    電話を切って私はやましい内容のメールを全て削除した。正直に話す勇気はなかった。トラウマになっていた。

    2006-04-30 01:51:00
  • 396:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しばらくして、チャイムがなった。ガチャ…
    久々に見る隼人の顔。私は申し訳なさで一杯だった。『ほんまやったんや』ソファーで寝息をたてている理香を見て隼人が言った。
    『サオリ、話がある』

    2006-04-30 01:54:00
  • 397:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人はいつになく真剣な顔で、私をみつめている。『何よ…』『もう男に連絡したんやろ?今、正直に言い?』全てをみすかしたような隼人。思わず目をそらした。『してない。』『こっちみて言え。』

    2006-04-30 01:57:00
  • 398:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『……ゴメンなさい。』私は小さい声で言った。隼人が立った。ビクッ…
    ―殴られる?怖くて仕方なかった。私は理香が寝ている方に近づいた。
    『ヤッパリな…』隼人の声はかすれていた。

    2006-04-30 01:59:00
  • 399:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お前は、それだけのもんや。』隼人は泣きそうになっていた。
    ―胸がしめつけられた。いつも怒った隼人が、悲しんでいる。
    『俺、入院しとったんや。』―えっ?『病気…ねん』頭が真っ白になった。

    2006-04-30 02:02:00
  • 400:

    名無しさん

    この小説好きやわ。がんばって書いてな

    2006-05-01 14:21:00
  • 401:

    名無しさん

    ?

    2006-05-02 12:22:00
  • 402:

    名無しさん

    2006-05-02 18:27:00
  • 403:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    あげて下さってありがとうございます?下手ですけどみてください?

    2006-05-02 23:06:00
  • 404:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人が…?病気…?『何言ってるん?』言い訳にしか聞こえなかった。
    『嘘ついてるように見えるんか?』私は隼人の目を見た。『ゲホゲホ…』隼人が咳をした。『ちょ…大丈夫なん?』

    2006-05-02 23:09:00
  • 405:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そういえば―。前会った時も隼人は頻繁に咳をしていた。『まさか…』『はぁ…肺が悪いらしい。』
    隼人は煙草の量は半端ない。それに味付けのこいものがスキだし、ホストもしていた。それで―?

    2006-05-02 23:12:00
  • 406:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 407:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は自分を責めた。隼人は一人辛かったやろ?私は隼人の変化に気付いてあげられなかった。こんなにもスキやのに、寂しくてふらふらしていた。『指輪ゴメンやで…』『そんなんいいし。』

    2006-05-03 23:27:00
  • 408:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で黙ってたんよ…』『ゴメンな。又今度入院せなあかんねん。』―そんなに悪いん?『大丈夫?ゴメン。私…』『いいから、どこにもいかんといてくれ。』
    何とか支えてあげたい。『当たり前やん』

    2006-05-03 23:30:00
  • 409:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今日は帰るわ。』隼人は軽く私を抱きしめ、すぐに離れた。さっき私は違う男に抱きしめられてたんや…後悔のキモチで一杯になった。『又メールするな。ほんま絶対どこにもいかんといて…』

    2006-05-03 23:33:00
  • 410:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    不安そうに隼人は言った。私こそ、隼人がいなくなったら困るし…!
    ドアが静かに閉まった。私はその場にしゃがみこんだ。―隼人は病気。ほんまに?

    2006-05-03 23:35:00
  • 411:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ゴメン、途中から聞いてしまった。』理香が体をおこした。『あ…ゴメン。起こしたな。』『大丈夫?』私の目から涙がこぼれ落ちた。『ホストなんて、誘ってゴメン。』―理香は悪くない!『そんなん気にせんといて?』

    2006-05-03 23:38:00
  • 412:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『てか、どうしよう。隼人…』どんどん涙が溢れてきた。『大丈夫やって。サオリしっかり!』理香が、私の所に駆け寄って、私にティッシュを差し出した。
    何で私はこんなに泣き虫やねん。

    2006-05-03 23:43:00
  • 413:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『てか私無神経に寝てたけど…サオリまだ一睡もしてないやん!』
    隼人はきっと今から仕事やろう。私は、眠くはなかったけど、体がだるかった。『私帰ろっか?』『ううん。理香も全然寝てないやん?寝てかえり?』

    2006-05-03 23:45:00
  • 414:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香はお風呂を貸してほしいと言った。『サオリははよベッド行き!』理香に手をひっぱられ、布団に入った。[仕事頑張ってね?私はどこにもいかないよ?]
    隼人に送信した。

    2006-05-03 23:51:00
  • 415:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    全然寝付けない…理香がシャワーを浴びている音だけが響いた。ブーッ…
    携帯がなった。…なんや。翼君だった。私は翼君にちゃんと話す事にした。

    2006-05-03 23:59:00
  • 416:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [彼氏おるし、ヤッパリもうメールできひん。ゴメン]隼人がいればいい。隼人の支えになりたい―[わかった]翼君から返信が来て、安心した。そのまま、私は眠りについた。

    2006-05-04 00:13:00
  • 417:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    気付けば、夕方やった。バタン…『―ん?』物音がして体を起こした。
    『ゴメン、起こした?』あ、理香泊まりに来てたんやっけ。『コンビニ行ってきてん!お腹へったやろ?昨日ゴメンな。』

    2006-05-04 17:35:00
  • 418:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『気にしんといてな。』携帯が奮えている。寝ぼけたて画面をみる。[新着メール10件]―えっ?
    みると、全部隼人だった。[どこにもいかんといて][まだ寝てる?]…前もこんな事あったっけ。

    2006-05-04 17:38:00
  • 419:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は隼人を安心させようとすぐにメールを打った。『ご飯食べへん?』サオリがコンビニ弁当を差し出した。『あ…お金』『そんなんいらんし。迷惑かけてゴメン。』
    空腹やったし、うれしかった。

    2006-05-04 17:41:00
  • 420:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    すぐに私の携帯がなった。『…隼人くん?』『あ、うん。』『隼人くん、サオリに相当依存してるやん?心配。』―確かに。隼人が私の前から消えるかもしれない。それでも私は辛さを乗り越えられる気がする。

    2006-05-04 17:43:00
  • 421:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも隼人は弱い。私がいなくなったらどうなる?私から離れなければならなくなったらどうなる?
    『サオリ、前より少し冷めてない?流石に色々あったしさ』『えっ…』痛い所をつかれた気がする。

    2006-05-04 17:45:00
  • 422:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『半端なキモチじゃ、今の隼人君とは付き合っていかれへんで!隼人君、サオリおらなアカンくなってるやん。しかも隼人君の病状はわからんけど、それでもちゃんと支えられるん?』
    私は箸をとめた。そんなに深く考えてなかった。

    2006-05-04 17:47:00
  • 423:

    名無しさん

    頑張ってかいてね〜一番これ好きやし?

    2006-05-04 22:21:00
  • 424:

    名無しさん

    早く読みたいよ〜

    2006-05-06 00:15:00
  • 425:

    名無しさん

    もう書かへんの?

    2006-05-06 21:19:00
  • 426:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    めっちゃ遅くなってすみません?o(о>囚

    2006-05-06 21:22:00
  • 427:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は、隼人から連絡がこなくても他に目を向けられる。―隼人は?隼人は、自惚れとかそんなんじゃなくて私がいないとアカンのかもしれん。『…サオリ?』『あっ、何?』

    2006-05-06 21:25:00
  • 428:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリは隼人君の事ほんまにスキなんやろうけどさ、隼人君の愛って相当重そうやな…。』
    隼人は、愛に飢えてたんやっけ。愛する事も、愛される事からも逃げてきた。どうしたらいいんかわからんやろな。

    2006-05-06 21:29:00
  • 429:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『も一回聞くけど、ほんまに支えられるん?一生離れられんくなりそうやん。』私は少し怖くなった。スキだからこそ離れた方がいい時もある事を、隼人に言ってもわかるはずがないだろう。

    2006-05-06 21:31:00
  • 430:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『そんなふうに言われたら、わからん…。』私の携帯が又震えだした。隼人…言うまでもない。
    『そんなん言ってる時点でもう別れた方がいいわ。』理香ははっきりと言ってくる。私の心の中でひっかかってる部分を。

    2006-05-06 21:33:00
  • 431:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 432:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『しっかり話し合いや!』理香には、私がメールで調子のいいことを言ったのがばれているだろう。
    『うん。』話し合うより、私のキモチを整理しないと。とりあえず、病状とどんなけ入院するんか知りたかった。

    2006-05-06 21:37:00
  • 433:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [今理香いるし後で電話するな☆]隼人にそう送った。『理香は彼氏、大丈夫やったん?』『大丈夫やで。適当に言ったし。でも昨日の裕樹!めっちゃ気に入ってんけど〜!』
    理香は表情がころころ変わる。『アカンて!』

    2006-05-06 21:40:00
  • 434:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『わかってる〜☆お店はいかへん!』『ほんまに?頼むで。』『今度外で会おやって〜っ!』理香は、舞い上がっていた。『……。』これには絶句だった。誰だって、自分の事には不器用なのかもしれない。

    2006-05-06 21:46:00
  • 435:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香は、浮き浮きで帰っていった。『ほんま、ホストには気をつけや。』『わかってるよ〜。又連絡すんね☆』―バタン
    『はぁ…』私は溜息をついた。[仕事終わったら連絡して]隼人に送った。

    2006-05-06 21:48:00
  • 436:

    名無しさん

    2006-05-06 22:07:00
  • 437:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    静かな部屋で、一人ぼーっとしていた。全然落ち着かず、テレビをつけた。画面をみる訳でもなく…
    しばらくして、隼人から電話がかかってきた。一息おいて電話に出る。『はい。』

    2006-05-06 22:09:00
  • 438:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "今仕事終わったぁ。サオリぃ"隼人が甘えた声で言った。『どしたん?』"一人にせんといてぇ〜"―不安なんやろか。当たり前やけど。聞く所によると、会社の健康診断にひっかかったらしい。あまり状態がよくないらしく、又入院するらしい。

    2006-05-06 22:19:00
  • 439:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "ほんま、一人にせんといて。指輪買ったねん。今日。"『嘘。』"明日渡すから仕事終わったら会えるか?"『わかった。』隼人、指輪買ってくれたんや。電話を切ってしばらく考えた。隼人は本気で私の事を愛してくれている。

    2006-05-06 22:31:00
  • 440:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    448さん、読んでくれてうれしいです??

    2006-05-06 22:42:00
  • 441:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも、久々に隼人と遊べる。そう考えると自然とわくわくした。出会った頃みたいに、明日何を着ようかとクローゼットを開けた。―やっぱり隼人がスキなんや。
    私は左手を広げてみつめた。明日はここに指輪があるんや。

    2006-05-06 22:46:00
  • 442:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    明日は幸い学校は昼からだった。全然眠くなかったから、ファッション誌に目を通した。亮からも、メールがきていたけど返さなかった。私の意志は固まった。

    2006-05-06 22:50:00
  • 443:

    りの?

    やばい??めちゃ見いってしまって気づいたらこんな時間や????
    更新めちゃめちゃ楽しみにしてます?????

    2006-05-07 05:48:00
  • 444:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    りのさん、絶対完結させるんでよかったら又見て下さい???

    2006-05-07 11:53:00
  • 445:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 446:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    学校でも一人そわそわしていた。―私だけ指輪貰うなんて…。そんな思いが生まれてきた。私は、授業が終わるとすぐにミナミの大丸に行った。隼人にネクタイをあげようと決めたから。

    2006-05-07 11:59:00
  • 447:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お守りとかのがいいのかもしれないけど、少しでも病気の事を忘れて欲しかった。健康で働けるように…。夏に向けて、ブルーのBurberryを選んだ。

    2006-05-07 12:02:00
  • 448:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    地元に帰る電車の中で、タイミングよく、隼人からメールが来た。[今仕事終わったからコンビニいとけよ。]
    私はネクタイをわからないように鞄にしまった。少しはみ出ているけど…

    2006-05-07 12:05:00
  • 449:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    少し待っていると、クラクションが鳴った。―隼人の車。久々に助手席に乗るのは、緊張した。隼人も緊張してたみたいだった。隼人はスーツが似合う。ホストもさまになってたんやろう。いつも思う。

    2006-05-07 12:07:00
  • 450:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今日は和食になった。体にいいものが食べたい。と隼人が言ったから。私は、ネクタイの入った袋をこっそり後部座席に置いてきた。
    注文を終えると、隼人が話始めた。

    2006-05-07 12:11:00
  • 451:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ?あんまり会えなくなるかもしらんけど、一緒にいてくれるか?俺にはお前しかおらん…』隼人の真剣な顔。『当たり前やん!頑張ろな!』隼人に笑いかけた。

    2006-05-07 12:13:00
  • 452:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ―』『私、もう絶対他の男と連絡せーへんわ、安心して☆』隼人は、私のスキな無邪気な笑顔を見せた。『サオリ、プリン食べよ!』プリンも頼んだ。
    『んで、手ださんかい!』ドキドキした。

    2006-05-07 12:22:00
  • 453:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ちゃう。左や!』『あっ…』緊張して、一杯?になってた。隼人が、箱から指輪を出して、左の薬指にはめた。
    『うわぁ…。』私は今まで彼氏に指輪を貰った事はなかった。指輪なんて重たい。なんて思ってたから。

    2006-05-07 12:24:00
  • 454:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ありがとう…。』『また泣きそうになってる!あほやな。』        私は、感動で泣いてしまった。初めて左薬指につけた指輪…。隼人、この指輪は想像以上に重たかったで。

    2006-05-07 12:31:00
  • 455:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    その日は、隼人が一緒にいたいというので久々にラブホに泊まった。車の中でネクタイを渡すと、隼人は子供のように喜んでいた。
    朝、起きると私のあげたネクタイをつけていた。
    『これ、夏用やってば〜』

    2006-05-07 15:51:00
  • 456:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺が二日も同じネクタイとか似合わんやろ?』『ふーん…』
    隼人は鏡の前でニタニタしていて、その姿がかわいかった。『家まで送るからスッピンでええやろ!帰るで。』私は急いで自分の荷物を鞄に詰めて着替えた。

    2006-05-07 17:35:00
  • 457:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    眠たいけど、私も学校だ。『ほんま、男遊びはしたらアカンで。』隼人は、そう言って機嫌よく会社に行った。
    私は、お風呂に入って化粧をしてすぐに学校に行った。

    2006-05-07 17:40:00
  • 458:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    いつもと一緒の毎日やけど、私の左薬指には指輪がきらきら光っていた。
    ―隼人、一緒に頑張っていこうな。私は隼人のために何ができる訳ではないけど、一緒にいて安心させてあげたかった。

    2006-05-07 17:44:00
  • 459:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    数日後、サオリから連絡があった。相談があるらしく、土曜日会う事になった。隼人にも伝えると、心配やけど楽しんでこいと言われた。私は隼人の為に断ろうかと思ったけど、理香の事も心配やったから。

    2006-05-07 17:47:00
  • 460:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ↑訂正。サオリから→理香から。です。ゴメンなさい

    2006-05-07 17:49:00
  • 461:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『絶対、裕樹君絡みやろ?』理香をみつけるなり、言った。
    私達は近くのマクドに入った。『裕樹とエッチしてもた…。これって色!?』『はぁ?…いや、私に聞かれてもわからんし。』

    2006-05-07 17:51:00
  • 462:

    みぃ

    あげ?+゚
    この小説マヂゃばぃ?
    バリぃぃって?
    彼氏最初わ最悪や思ったケド今わさぉりサン本間に愛されててぇぇな?て思いました?
    この先もめっちゃ気になります??
    がんばってください?
    本間楽しみしてます?

    2006-05-07 20:30:00
  • 463:

    名無しさん

    2006-05-07 21:59:00
  • 464:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    みぃさん?読んでくれてうれしいです?私もこんなに人をスキになったの初めてでした???
    隼人はほんまトラブルメーカーですけど?最後までみて下さいね?
    明日から?なんで今日頑張って書きます??↑さんも、ありがとうございます?

    2006-05-07 23:02:00
  • 465:

    名無しさん

    ??しぉリぃー??

    2006-05-07 23:04:00
  • 466:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何やってんねん、理香は…。私も隼人の事で人の事は言えないけれど、理香はあの屈辱を忘れたん!?
    『てか、あー!指輪や!』理香が、叫んだ。『あ、貰った。』

    2006-05-07 23:04:00
  • 467:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『て事は、本気で付き合っていくって事??』『うん。頑張ってみる!』私にもう迷いはなかった。私の顔を見て、理香は安心していた。『なーんや、残念…』『?何が?』

    2006-05-07 23:06:00
  • 468:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『実はな、翼君いるやん?』『ああ〜。どしたん?怒ってた?』『サオリの事、狙ってるらしいよ〜!』
    はぁ?全然意味がわからない。『裕樹に聞いてん〜。かわいそう〜。』
    理香は明らかに楽しんでいる様子だった。

    2006-05-07 23:09:00
  • 469:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なぁ、裕樹が理香の事どう思ってるか、翼君に聞いてよ〜』
    ―誰だってあんな男前に好かれてるとか言われたらにやけるはず。まぁ、私はホストなんて信用しないけど。隼人も元ホストやし、矛盾してるんかもしれんけど…。

    2006-05-07 23:11:00
  • 470:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『アカン。私は、隼人一筋なの!』『え〜つまらん!まぁ、気がむいたら聞いて?』理香は、ハンバーガーに口をつけた。
    『今日は、理香の話やろ。彼氏どうするん?』『私な、なんか夜の男がスキみたい…。』

    2006-05-07 23:13:00
  • 471:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しおりうれしいです(?´?`)??

    2006-05-07 23:15:00
  • 472:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『理香、今学生やん?昼の人のが合うやろ?』
    『そうなんやけど、なーんか今の彼氏、つまらんねん。夜の男のが女の扱いなれてるし。今の彼氏はキャバやってたなんて言ったら、軽蔑しそう。』

    2006-05-07 23:18:00
  • 473:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なんかドレス着て、お姫様扱いされるやん?それに最近服とか買ってないし。』そんな風に言われると、こっちまで夜の仕事にはまっていた事を思い出す。
    『な、今度四人で遊ぼう?二人やったら会ってくれんかもやん!』

    2006-05-07 23:22:00
  • 474:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…ん。又ね。』『もぅ、絶対やで!まぁ、彼氏はキープしとくわ。』
    隼人から、早く帰るよーに。と催促のメールが来たので、理香と別れた。
    [今から帰るしな!]すぐに返事が来た。

    2006-05-07 23:25:00
  • 475:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    六月に又入院するらしい。お見舞い等は禁止らしくて、浮気をするなとしつこく言われた。
    やっぱり少しうっとうしく感じたけど、安心させた。仕方ない。病気で不安やんな―。

    2006-05-07 23:28:00
  • 476:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    毎日毎日、又束縛の日々が始まった。
    六月に入り、隼人が入院する日、私が見送りに行こうか?と言っても断られた。恥ずかしいんかな…。その夜から連絡はなくなって、いざとなると寂しくなった。

    2006-05-07 23:41:00
  • 477:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何日かして、理香が四人で遊んで欲しいと言ってきた。その時は断ったけど、又言ってきたので仕方なく了解した。
    理香はほんまに裕樹君をスキなんやな…。バレへんやろ。ほんまに最悪な私。

    2006-05-07 23:43:00
  • 478:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香は跳びはねて喜んでいた。待ち合わせの場所に向かう途中も、興奮していた。ミナミはさすがにヤバイって事で、梅田になった。
    『おまたせ。』今日は定休日らしく、二人共私服やった。

    2006-05-07 23:45:00
  • 479:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ヒドイわ、サオリ〜。』翼君が言った。翼君はやっぱりかっこよかった。翼君の目線は、明らかに私の指輪を見ていた。
    理香は裕樹君に夢中で、カラオケに行く道のりも二人並んで先に行ってしまった。

    2006-05-07 23:49:00
  • 480:

    名無しさん

    ??しぉリ??

    2006-05-08 08:44:00
  • 481:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しおりうれしいです???ちょっとだけ書きます??

    2006-05-08 12:16:00
  • 482:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なんかムカツクわぁ。』翼君はぼそっと言った。
    ―なんか、翼君てよくわからんな。
    カラオケについても、理香は裕樹君から離れなかった。積極的な理香が羨ましかったけど。

    2006-05-08 12:25:00
  • 483:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私はトイレに立った。『…ヒッ!』トイレから出ると、又翼君が立っていた。
    『お前、前泣いてたん彼氏とうまく行ってへんからやってんな。』『そうやで。』『今、幸せそうやけど、又何かあったら相談しておいでな。待ってるわ!』
    ―えっ。

    2006-05-08 12:29:00
  • 484:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 485:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それだけ言うと去って言った。…なんや、それ。私は拍子抜けした。
    でも、いい人なんやな。カラオケの後、ご飯を食べたけど全ておごってくれた。
    二人と別れ、『なぁ。裕樹に付き合ってて言われた!』理香が言った。

    2006-05-08 12:33:00
  • 486:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『えっ。よかったやん!』『うん。サオリありがとう☆』『お店行ったらアカンで?』念を押した。『彼女やもんー。』
    理香は彼氏とは切ると言った。『サオリは?翼君。』『はい?何もないし。』

    2006-05-08 12:35:00
  • 487:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『まぁ、隼人君てゆー男前いるしな☆』
    理香は何回も御礼を言って帰っていった。
    携帯には、公衆電話から不在着信が来ていた。この時は気にしなかったけど、隼人やったんやろな。

    2006-05-08 12:38:00
  • 488:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    499間違っちゃいました?ゴメンなさいm(__)m???

    2006-05-08 12:43:00
  • 489:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は、退院したらしく電話がかかってきた。10日ぶり位だった。
    [明日会えるか?]久々に会えるのが楽しみだった。私は隼人にほんま何もできてないけど…。

    2006-05-08 12:46:00
  • 490:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺、車買おうと思うねん!サオリどんなんがスキ?』会うなり隼人が言った。
    隼人は元気そうで、私からは病気の話は持ち出したくなかった。
    『えっ?車あるやん。』『新しいんが欲しいねん。』

    2006-05-08 14:29:00
  • 491:

    名無しさん

    2006-05-08 14:35:00
  • 492:

    名無しさん

    2006-05-08 14:35:00
  • 493:

    名無しさん

    続き楽しみデス??

    2006-05-08 20:30:00
  • 494:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    一杯あげて貰ってるので、うれしいです???
    ゆっくりで申し訳ないんですけど、できる限り一杯書きます??

    2006-05-08 22:25:00
  • 495:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人最近どうしたん?羽振りよすぎちゃう?―もう長くないから?色んな考えが頭を駆け巡ったけれど、口には出さなかった。
    『私車の事わからんし、今ので充分カッコイイやん。』

    2006-05-08 22:30:00
  • 496:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリかって、CHANELの鞄とか持ってるやん。違うんほしくなるやろ?』『…なるけど、額が違うし。』
    隼人は確かに車がスキやし、女の子にはわからんもんがあるんかもしれん。
    『お金は?そんなに給料いーん?』

    2006-05-08 22:33:00
  • 497:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『貯金位あるわ!』ちょっと怒ったように、隼人が言った。『ゴメン…。』
    なんで今まで貯めてきたお金今使うん?
    『心配すんなって!』隼人が見透かした様に言って、キスをしてきた。

    2006-05-08 22:35:00
  • 498:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『俺はお前をいい車に乗せたいねん!ほら、手!』
    そう言って左手を出した。右手でハンドルを握り、運転中ずっと手を繋いでいた。自分のお金で欲しい物を買うだけ…。
    深く考えない事にした。

    2006-05-08 22:37:00
  • 499:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は数日後、外車を買った。中古らしいけど。
    写メを見ると確かにかっこよくて、よく耳にする名前だった。私は別に、車なんてなんでもいいのに。
    ただ、この文章がうれしかった。[助手席に1番に乗せるんはサオリやで☆]

    2006-05-08 22:41:00
  • 500:
    ?

    楽しみ??

    2006-05-09 04:07:00
  • 501:

    名無しさん

    2006-05-09 13:10:00
  • 502:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、楽しみにしてくれて励みになります??
    あげてくれた人もうれしいです??

    2006-05-09 19:40:00
  • 503:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何かある?最近優しすぎる隼人。それに、お金。そんなに不安なん?そんなに長くないん?
    段々怖くなってきた。
    そんな時理香からメールが届いた。

    2006-05-09 19:46:00
  • 504:
    ?

    ちかサンのぺ-スでいいんで??更新待ってます??

    2006-05-09 19:47:00
  • 505:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [裕樹、お店行ってもおごりやねん。幸せやわ。]
    ―よかった。男が彼女の前で見栄をはるのは当たり前やと思う。
    これも普通なん?でも私は後に事実を知った。

    2006-05-09 19:48:00
  • 506:
    ?

    ごめんなさい???
    名前間違ってました??さおりサン??

    2006-05-09 19:48:00
  • 507:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は学校の友達と、実家から通っている友達の家に遊びに行った。隼人の家の近くだった。
    電車から降りると、見覚えのある女の人が立っていた。『あら。もしかして…。』

    2006-05-09 19:51:00
  • 508:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    その女の人は、私達の方に寄ってきた。『サオリちゃんやんね?』そう、隼人のお母さん…。
    『彼氏のお母さんやねん。先行っててくれへん?』友達は、快く頷いてくれた。

    2006-05-09 19:53:00
  • 509:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    どうしても、話がしたかった。隼人の事…。
    『お久しぶりです。』私は愛想よく言った。きっと仕事帰りやろう。相変わらず綺麗な人やった。『隼人君の事なんですけど。』

    2006-05-09 19:55:00
  • 510:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、全くかすってない間違いでうけました??〃これからもよろしくです?もう後半になりますけど??

    2006-05-09 19:57:00
  • 511:

    ?

    ??すいません?
    これ?見るの最近毎日の日課になっちゃってます??

    2006-05-09 23:01:00
  • 512:

    名無しさん

    待ってます??

    2006-05-11 17:35:00
  • 513:

    名無しさん

    age

    2006-05-12 10:24:00
  • 514:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、毎日見てくれてウレシイです?不定期にしか書けなくてゴメンなさい?
    あげてくれてうれしいですo(^-^)o

    2006-05-12 12:13:00
  • 515:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『病気ってどんな感じですか?小さい時から少し悪かったみたいですけど。』
    申し訳なさそうに聞くと、お母さんは不思議そうな顔をしていた。
    『病気って…隼人が?何の病気?』

    2006-05-12 12:15:00
  • 516:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『えっ、この前隼人君入院してましたよね?』『いつ?』『ゴールデンウィーク位です。』
    お母さんは少し考えていた。『ゴールデンウィークは昼は出掛けてたけど、夜中には帰ってきてたと思うけど。私服で出ていく日もあったし。』

    2006-05-12 12:18:00
  • 517:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は拍子抜けした。じゃあ、嘘…?『隼人がそう言ったの?あの子は昔から健康だけがとりえのアホやで!』お母さんは一人笑っていた。私の顔はひきつっていたと思う。

    2006-05-12 12:20:00
  • 518:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お母さんが嘘をつくはずない。私は騙されていた…。騙された自分と、こんな許されない嘘をつく隼人に今回ばかりは腹を立てた。
    『何がしたいんやろね。あの子。サオリちゃんゴメンね。』
    私の泣きそうな顔をみて、お母さんが言った。

    2006-05-12 12:24:00
  • 519:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    友達が待ってる。泣きそうになるのを、こらえてお母さんと別れた。
    でも私は、友達の家に着くなり泣き崩れてしまった。そして、どうしようもない程の怒りに包まれた。
    心配する友達に事情を話した。

    2006-05-12 12:26:00
  • 520:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『彼氏、サオリの気引きたかったん違う?ちょっと怖い〜。』『でもついていい嘘と悪い嘘があるやろ。』
    二人の意見は正しかった。涙を拭いた時、ダイアの指輪が目に止まった。
    お金…。最近はぶりがいい隼人。

    2006-05-12 12:30:00
  • 521:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    謎ばかりだった。でも、今日仕事が終わったら、お母さんが隼人に私と会った事を話すはず。
    電話がかかってくるはず。―はっきりさせよう。
    今日の遊びも私のせいで台なしにしてしまった。

    2006-05-12 12:32:00
  • 522:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人がスキだった。だから嘘をつかれた事が本当にショックやった。
    まだ少し隼人を信じる気持ちがあったけど―。
    とにかく家で連絡を待つ事にした。

    2006-05-12 12:35:00
  • 523:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    仕事が終わって、連絡が来た。私も普通にしておいた。[今から家帰るわ。]
    私はドキドキしてきた。―ほんまに家に帰るん?隼人の言う事一つ一つを疑ってしまった。
    ほんまに家に帰ったら、すぐにわかるけど。

    2006-05-12 12:39:00
  • 524:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    運転中やからやと思う。しばらく連絡は途切れた。―何て言おう。
    ずっと考えていた。携帯を机の上に置いて、そわそわしていた。
    しばらくして、案の定、携帯がなった。[隼人]

    2006-05-12 12:41:00
  • 525:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    一回咳をした。…ゴホッ。
    『…はい。』怒ったような口調で言った。
    "―怒ってるんや。"『ヤッパ嘘なんやな?』"……。"はぁ。溜め息が自然にこぼれた。"ん。ゴメン。"
    『何で嘘ついたん?』

    2006-05-12 14:24:00
  • 526:

    名無しさん

    気になる
    気になる〜
    age

    2006-05-12 14:52:00
  • 527:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "サオリが、ずっと一緒にいてくれると思って。"
    だからって、ありえへん。『おかしいやろ?何考えてるん?』段々イライラしてきた。"ゴメン。"泣きそうな声が聞こえたから、怒りを沈めた。

    2006-05-12 14:53:00
  • 528:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『前から気になってたんやけどさ。お金…。最近何でそんなに使ってるん?』
    頭がすでにおかしくなりそうやった。
    裏切られたショックも大きい。"別に…。"『何かあるやろ?』―なんかある言い方やった。

    2006-05-12 14:56:00
  • 529:

    はにー

    ageage
    頑張って〜

    2006-05-12 20:13:00
  • 530:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    541さん、ありがとうございます(・∀・`*)
    はにーさん、また覗いてくださいo(^-^)o

    2006-05-12 22:01:00
  • 531:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "怒らん?"隼人がブリっこした声を出した。『―怒らん。』"怒ってるやぁん!"『はよ言いーや。』
    段々イライラしてきた。"お金貰った。"『誰に?』

    2006-05-12 22:03:00
  • 532:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "なおって子。風俗の子。"『はっ?』―予想外の答えが返ってきた。
    風俗のなおチャンは、隼人の元お客さんで、彼女いると言ってもしつこく付きまとってきていたらしい。

    2006-05-12 22:06:00
  • 533:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お金を渡すから会ってほしいと頼まれ、隼人はそれを利用したらしい―。
    『ちょっとまって!』"ゴメン…。何?"『まさか、この指輪。なおチャンに貰ったお金で…。』
    しばらく沈黙が続いた。

    2006-05-12 22:08:00
  • 534:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "―そやで…。"『最悪。キモチ悪い!』私は、指から指輪を抜いた。
    『もう無理。別れて。』私はついに言ってしまった。我慢できない。風俗で稼いだなおチャンから貢いでもらったお金で買った指輪…。

    2006-05-12 22:56:00
  • 535:

    はにー

    あげ☆

    2006-05-13 17:04:00
  • 536:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん、またまたありがとうございます(・∀・`*)

    2006-05-13 21:37:00
  • 537:

    名無しさん

    2006-05-13 21:39:00
  • 538:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "えっ、待って!嫌や!ゴメン…。"
    かつてない程の怒りを覚えた。許せない…。私が指輪を貰った時の感動は?どうしてくれるん。
    ありえない隼人の行動。

    2006-05-13 21:40:00
  • 539:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私はしばらく黙っていた。この一瞬で、隼人の事を思うキモチが消えかけていた。『…絶対別れる。別れて。』もう、止まらなかった。"嫌や!"隼人は必死やった。

    2006-05-13 21:42:00
  • 540:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お前何考えとんねん!キモチ悪い。最低!』
    自分でも止められない程言葉使いが悪くなっていった。すると、今まで下手に出ていた隼人かキレだした。
    "―お前何調子のっとんねん!誰に言っとんねん!"

    2006-05-13 21:45:00
  • 541:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今度は隼人の暴言が止まらなくなった。
    『黙って。』何度言ってもおさまらないし、しまいには私をののしり始めた。
    ―私何も悪くないし…。隼人の態度で、又一気に冷めてしまった。

    2006-05-13 21:47:00
  • 542:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『黙れや!別れてな。わかったな!』ブチッ…
    我慢の限界がきて、勝手に電話を切った。ほんまムカツク…。
    その後、しつこく隼人から電話がかかってきていた。勿論、無視した。

    2006-05-13 21:49:00
  • 543:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    鳴り響く携帯の横で、私は泣いた。悔しくて、今まで何てたんやろう。
    私は指輪をきつく握りしめていた。掌には、痕がついていた。―捨てようか。
    いくら何でも捨てられなかった。

    2006-05-13 23:31:00
  • 544:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    貰った箱を捜して、指輪をしまった。リボンもして、袋に入れた。
    見たくもなかった。部屋の見えない所に置いた。
    でも、不思議と寂しいとか、隼人が恋しいとかそんなキモチはなかった。

    2006-05-13 23:42:00
  • 545:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    あまりにしつこいから、私は電話に出る事にした。
    やっぱり今まで真剣に付き合ってきたんやから、ちゃんと話たかった。『何…。』"何勝手に切ってんねん!殺すぞ!"
    ―はぁ。私は呆れた。

    2006-05-13 23:47:00
  • 546:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『もー別れたんやから、かけんといてな。』ブチッ…。もう、冷静に話す事は無理やと判断した。
    又勝手に電話を切って、イライラしてお風呂に入った。
    お風呂からあがって携帯を見ると、次はメールが10件届いていた。

    2006-05-13 23:50:00
  • 547:

    名無しさん

    2006-05-14 03:50:00
  • 548:

    名無しさん

    2006-05-14 03:51:00
  • 549:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    読んでくれてる人、うれしいです(?・∀・)

    2006-05-14 16:04:00
  • 550:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゴメンだの、殺すだの、隼人の態度はころころ変わっていた。
    とりあえず今はほっとこう。隼人が私の事、本気で思ってくれているのはわかる。隼人が不器用なのもわかるけど…。

    2006-05-14 16:06:00
  • 551:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    女に貢がせた金で…。初めてスキな人に貰った指輪。
    この先、誰かに指輪を貰ったら、ずっと思い出すんやろな。
    しばらくして、携帯が鳴らなくなった。

    2006-05-14 16:08:00
  • 552:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    次の日、又理香と遊んだ。昨日の事を聞いて欲しくて私が電話をしたから…。
    今回はさすがに相談するのも恥ずかしかった。『ありえへんな!別れって。』
    『もうほんま別れた。もー疲れた。』

    2006-05-14 16:13:00
  • 553:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    又携帯が鳴った。[隼人][サオリ、昨日はゴメン。スキやから連絡して。]
    やっと落ち着いてくれた。私は、理香と話ながら、もう別れたい旨をメールで伝えた。何回言っても嫌やと言われた。

    2006-05-14 16:15:00
  • 554:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも私はもう別れたいキモチで一杯やった。お願い、別れて。何度も言った。
    すると、メールで又キレだした。『どしたら隼人と別れられるんやろ。』『ん。無視しかなくない?』
    無視はしたくなかったけど、もうそれしかないかも。

    2006-05-14 16:17:00
  • 555:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    帰りの電車の中で、電話がかかってきた。ボタンを押してしまったから仕方なく話した。『…何よ。』
    私のふてこい態度が隼人に火をつけたらしい。又私をののしりだした。

    2006-05-14 16:19:00
  • 556:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私も始めは我慢していたが、段々耐えられなくて、又喧嘩になった。『ほんま黙れや!』私の口調もヒートアップした。
    どんどん嫌いになって、うざくて仕方なかった。

    2006-05-14 16:22:00
  • 557:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私の携帯の充電がなくなり、電話が切れた。
    イライラして家に帰った。私はビックリした。―ヤバイ!
    もう遅かった。私の家の前に隼人の車が止まっていた。

    2006-05-14 16:24:00
  • 558:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    車の陰から隼人が出てきた。足元には、無数の煙草の吸い殻。左足をバタバタさせていた。―いつからいたんよ。
    『えらいこけにしてくれたなぁ。』目が座っていなかった。―誰か、助けて。私はその場で固まっていた。

    2006-05-14 16:27:00
  • 559:

    はにー

    あげあげ????????

    2006-05-14 22:53:00
  • 560:

    名無しさん

    あ-げッッ?

    2006-05-15 04:46:00
  • 561:

    なほ

    最初から読みました(^O^)メッチャ応援してます☆頑張って下さい☆

    2006-05-15 12:24:00
  • 562:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん?またまたあげてくれてありがとうございます??名無しさん、あげ?うれしいです?なほさん?読んで貰えてうれしいです?これからもよろしくです?

    2006-05-15 13:36:00
  • 563:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で…いるん。』私はゆっくり来た道を引き返そうとした。
    『待てや。こら!』『嫌っ!』小走りで逃げようとすると、髪の毛を乱暴に捕まれた。『痛ッ…誰か―!』皮肉な事に、周りには誰もいなかった。

    2006-05-15 13:40:00
  • 564:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『嫌ッ!誰か!』私は気違いみたいに叫んだ。『…黙れ。』隼人が冷たく言い放ったけど、それでも叫ばずにいらなかった。
    そんな私に、隼人は一発けりを入れた。『…っ。』私はその場に倒れた。

    2006-05-15 13:43:00
  • 565:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    体が奮えているのが、自分でもわかる。―隼人やっぱり、変わってない。もう、怖いキモチしかなかった。こんな男と付き合えへん…。隼人が、私を無理矢理立たせて、腕を引っ張った。無理矢理車の助手席に乗せられた。

    2006-05-15 13:46:00
  • 566:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『離してよ!』私は隼人を見た。優しい無邪気な笑顔を見せる、隼人の面影は全くなかった。
    ―殺される…?車が動きだした。隼人は赤信号でも止まらず、ブレーキを踏む事はなかった。

    2006-05-15 13:48:00
  • 567:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    パーッ……。
    『どこ見てんねん!』何台もの対向車にどやされた。―殺されるというより、死ぬ気?隼人は感情なんてないような顔をしていた。『ちょ。止まってよ!』
    私は、やっと口を開いた。

    2006-05-15 13:51:00
  • 568:

    まぁ?

    いつも更新されてんの楽しみにしてま-すッッ??
    頑張ってください???

    2006-05-15 19:22:00
  • 569:

    はにー

    あげあげ〜

    2006-05-15 20:12:00
  • 570:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さん?
    読んでくれてありがとうございます?頑張ってかきます?
    はに〜さん?
    いつもありがとうございます??

    2006-05-16 13:31:00
  • 571:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…黙れ。』私は一瞬背筋が凍りついた。今まで隼人を見て来たから、隼人の状態位わかる。本気や。
    『死ぬ気?止めて!』私は怖くなって、ハンドルを持とうとした。
    『やめろや!』

    2006-05-16 13:34:00
  • 572:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は隼人の座っている上に乗って、ブレーキを踏もうとした。
    『痛い!』左手で首を捕まれた。その力がどんどん強くなり、爪でひっかかれた。『殺したる。』

    2006-05-16 13:36:00
  • 573:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は楽しそうだった。『はよ、どけ。』私は隼人に押され、助手席に転がった。『レイプでもええな〜。』私は、又奮えだした。
    ―何されるん?私は窓の外を見た。明かりはなく、山道だった。

    2006-05-16 13:40:00
  • 574:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    もうここがどこかわからない。きっと圏外の場所。充電もない…。このまま捨てられるかも。
    『そういえば、お前指輪は?してないみたいやな。』―ビクッ。『顔貸せや。あ?』

    2006-05-16 13:42:00
  • 575:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『はよ。』私は嫌がって、ドアを開けようとガチャガチャしていた。―開く訳ないのに。
    髪の毛を引っ張られ、隼人の拳がとんできた。私のホッペタを殴った。段々気力がなくなった。

    2006-05-16 14:13:00
  • 576:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    もう、いいわ。そんなふうに考えていた気がする。
    しばらくして、車が止まった。辺りは真っ暗。木しかない。
    『外出ろや。―早く。』隼人は煙草を吸い出した。

    2006-05-16 14:16:00
  • 577:

    はにー

    あげ02??

    2006-05-16 22:02:00
  • 578:

    名無しさん

    2006-05-17 01:03:00
  • 579:

    名無しさん

    2006-05-17 02:03:00
  • 580:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん?いつもありがとうございます?

    2006-05-17 08:08:00
  • 581:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも怖くて動けなかった。外にでたら、何されるか。考えただけで震えた。
    『お前別れたい言うとったな。』私から別れを告げた事で、自分のプライドを傷つけられたんやろう。
    『ほんまに別れたいなら外でろや!』

    2006-05-17 11:22:00
  • 582:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人が襟元を掴んだ。『なぁ?』隼人が右手に持つ、火のついた煙草が近づいてきた。
    『わ、別れたくない…です。』ほんまは、今すぐ帰りたいし、もう一緒にいたくもない。

    2006-05-17 11:25:00
  • 583:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    あまりの恐怖からとっさに出た答え。なんとかこの場だけしのげば…。
    『嘘つけ!』―ビクッ!
    隼人は怒鳴った。『ほんま…やもっ。でも、隼人のお金で買っ…た指輪が、よかった…から。』涙が溢れてきた。

    2006-05-17 11:29:00
  • 584:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    心の中では、ムカツイて、大嫌い!と繰り返しているのに、思ってもない事を言う私。―お願い!もう、早く返して。
    しばらくして、隼人はエンジンをかけた。『…どこ…行くん?』声が奮える。

    2006-05-17 11:32:00
  • 585:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は一言も話さなかった。今度は、どこ?
    でも、さっきとは違う穏やかな運転やった。―助かった?
    隼人はあまり瞬きをせず、前方を凝視していた。

    2006-05-17 11:34:00
  • 586:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    山を下ったかと思うと、又山道になった。―どこ?
    隼人は何も話さない。私は目を閉じていた。体のあちこちが少し痛い。
    でも、山道の車の揺れが心地よかった。助かったんちゃう。そんな気がした。

    2006-05-17 17:35:00
  • 587:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    車が止まった。―又、山奥?『…サオリ。』
    ゆっくり目を開けた。めちゃめちゃキレイな夜景が輝いていた。私は思わず体を起こした。隼人は、又煙草を吸い出した。

    2006-05-17 17:37:00
  • 588:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ここ、前も来たよね…?隼人が無言で車を降りた。私も急いで降りた。
    今は安心感があった。あんなに体が動かなかったのに。無言で手を出す隼人。私はそっとにぎり返した。
    隼人の手は、冷たかった。

    2006-05-17 17:50:00
  • 589:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    前来た時も、優しく手をひっぱってくれた。何も変わらないように見えた。
    『ゴメンな。』隼人の寂しそうな横顔。『もう、別れたるからな。今日ちゃんと送ったるから安心しいな。』

    2006-05-17 18:47:00
  • 590:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そう言われると少し寂しくなった。でも、私達はもう別れるしかない。
    私じゃアカンのやわ。私はあんたじゃないとアカンて思ってたのに。お互いスキすぎたんかな。

    2006-05-17 18:49:00
  • 591:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    近くに大きな木があった。隼人は一人その木に向かって歩き、木に手をあてている。その木は、表面がつるつるだった。
    ポケットからボールペンを取り出し、木に何か書いている。

    2006-05-17 18:52:00
  • 592:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何してるん?』私が近寄ると隼人は木に何か掘っていた。
    [〇年△月◎日隼人?サオリ]器用にこう掘ってあった。ズキッ…。胸が傷む―。
    『後でここの場所教えたるからな。』『えっ?』

    2006-05-17 18:55:00
  • 593:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ほんまは別れたくない。…でも、辛くなったら、俺頼れよ?ここ、来てお前の事思ってくれてる人がいる事忘れるなよ。』
    声が奮えている気がした。『俺、ほんまに一番大切な物持ってへん奴やな。大切な人守れな、意味ないのに…。』

    2006-05-17 18:58:00
  • 594:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何で私達はこんなにスキなのに、うまくいかなかったんやろう。
    隼人に幸せにして欲しかった。隼人以外の人とは、こんなキモチにはなれへんよ。涙をこらえた。

    2006-05-17 19:02:00
  • 595:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『帰るで。』隼人が冷たく言った。冷たくしてるだけなのは、わかってる。
    私は振り返って、その木を目に焼き付けた。
    ありがとう。隼人。

    2006-05-17 19:09:00
  • 596:

    まぁ?

    あ-げッ????

    2006-05-18 03:36:00
  • 597:

    まぁ?

    あげッ?

    2006-05-18 16:09:00
  • 598:

    はにー

    あげあげ

    2006-05-18 18:24:00
  • 599:

    あい

    意外な展開!?
    早く読みたいです(*´Д`)

    2006-05-18 19:30:00
  • 600:

    ?

    あたしも早く?読みたい?だからァゲァゲ?

    2006-05-18 21:20:00
  • 601:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さん?二個もあげてくれてうれしいです(?∀?`)待たせてゴメンなさい?はにーさん?常連になってくれてうれしいです?
    あいさん?意外でしたか??
    ?さん?後少しですけど最後まで見て下さい?

    2006-05-18 23:00:00
  • 602:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お互い無言だった。帰りたくない…。『俺今日サオリん家泊まろかな。』隼人が無邪気な口調で言った。
    『えっ。』思わず体を起こした。『ふん…。』その姿を見て隼人は鼻で笑った。

    2006-05-18 23:03:00
  • 603:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『そんな嫌そうな顔、すんなや。』すぐに隼人は目をそらした。
    私は何も言えない。一緒にいたいけど、一瞬怖くなったから…。もう、一緒にいれない。今日の出来事は、二人の心の傷になってる。

    2006-05-18 23:05:00
  • 604:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は知らない間に隼人に怯えている。隼人は、そんな私を見て自分を責め続けるんや―。
    もう、あかんのやな…。その後は一言も話さなかった。話す事なんて、みつからなかった。

    2006-05-18 23:08:00
  • 605:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    無言のまま、家の前に着いた。私は降りるのを躊躇していた。
    隼人、困るよね?愛してる。言いたくても、今の私には言う資格なんてない。隼人のキモチを背負えるだけのものを、今の私はもう持っていない。

    2006-05-18 23:33:00
  • 606:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私はドアを勢いよく開けて、降りた。ププッ!
    隼人はすぐにクラクションを鳴らし、車を走らせた。私はその場にしゃがんだ。
    止めてくれるはず。少し期待してたのに…。
    でも私より辛いのは隼人やと思う。

    2006-05-18 23:35:00
  • 607:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    だって、泣き虫の私がもう涙は出なかった。しばらくその場から動けなかったけど…。
    その後何日か隼人から連絡はなかった。私からもしなかった。したら何かが崩れそうな気がして。

    2006-05-19 02:16:00
  • 608:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人からは、ちょくちょくメールが来るようになった。私も普通に返した。隼人も戻りたいとは言わない。会いたいとも言わなかった。それから一年程たって、今がある。
    私も就活に終われる毎日だ。

    2006-05-19 02:18:00
  • 609:

    はにー

    あげまあす

    2006-05-19 11:26:00
  • 610:

    まぁ?

    あげぇ?

    2006-05-19 17:43:00
  • 611:

    名無しさん

    戻ってほしぃ??

    2006-05-19 17:46:00
  • 612:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん?まぁ?さん?いつも読んで貰ってありがとうございます?
    戻ってほしいですか??最後まで読んでくださいね?

    2006-05-19 22:23:00
  • 613:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はっきり言って、甘くみてた。すぐ決まると思ってた。私は、ほぼ毎日企業訪問をした。
    いいとこまでいっても落ちるし…。道がわからなくて途方に暮れるし…。

    2006-05-19 22:25:00
  • 614:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    一年たつのに、彼氏、いやスキな人すらできなかった。今まで結構いつも彼氏がいる子やったのに。
    ストレスをぶつける相手すらいない。孤独を感じる日々だった。

    2006-05-19 22:27:00
  • 615:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    勿論、紹介してもらった男の子と遊びに行ったりもした。翼君とも連絡をとっていた。
    恥ずかしい話、翼君と一回遊びに行った日、やってしまった。

    2006-05-19 22:29:00
  • 616:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    終わった後、涙が出た。翼君にはばれないように、すぐに拭いた。
    孤独感が大きくなってしまった。―私何してるねん。何がしたいねん。わからなくなってた。

    2006-05-19 22:32:00
  • 617:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そんな時、理香が車の免許を取ったからドライブに行こうと誘ってきた。
    理香は、裕樹君にフラれていた。お互いホストなんて…。再確認していた。勿論一方的にムコウが悪い訳じゃないけど。

    2006-05-19 22:35:00
  • 618:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は行きたい場所があった。勿論、あの山…。理香に道を伝えると、『初心者やのに、こんな道怖いから!』と叫びながらも運転してくれた。―死ぬかと思ったけど。

    2006-05-19 22:37:00
  • 619:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香は、山道をブツブツ言いながら歩いていた。けど、夜景を見るなり興奮していた。
    胸がズキッ…と傷む。懐かしくて、でももう過去なんや…。そう思ったら悲しくなった。『何でここ来たん?』

    2006-05-19 22:42:00
  • 620:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私はあの木に手をあてた。あの頃と変わらない。『秘密やで!』
    私はこの木に勇気を貰った。理香はきっと、ここが私と隼人の思い出の場所やって気付いたはず。でも、この印は、二人だけの秘密やろ?隼人…。

    2006-05-19 22:46:00
  • 621:

    名無しさん

    流れ的にもう完結すぐなんかな?

    2006-05-19 22:48:00
  • 622:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は、今企業に内定をいただきました。
    今、正直寂しくて仕方ない。スキな人もできないし…。隼人とは今も連絡をとってます。でも、お互い『戻りたい』とは言いません。
    私は本当にスキな人を幸せにできなかった。

    2006-05-19 22:49:00
  • 623:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも、隼人に出会って初めて本気で人を愛する事を知りました。
    私はほんまに普通の女の子で、普通の家庭に生まれた。そんな私に隼人は情熱と刺激をくれたね。いい意味でも悪い意味でも。

    2006-05-19 22:52:00
  • 624:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は、あの印の変わりに、ここに隼人と愛し合った証を残します。
    未来はわからないけど、隼人の幸せを祈ってます。ここまで愛せる人に出会えた私は幸せ者やで。
    『おわり?』

    2006-05-19 22:55:00
  • 625:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ↑代わりに。でした。訂正します。
    今までかきこみしてくれた方?読んでくれた方?ありがとうございました?みなさん幸せな恋をしてくださいね?

    2006-05-19 22:57:00
  • 626:

    みな?*゚

    ?完結?おめでとう??
    初カキコです?
    めちゃよかったです??
    出来れば隼人さんとヨリ戻ってほしカっナニです??
    でもサオリさんの人生ですもんね?
    これからも色々大変な事とカあると思うけど頑張って下さいね??*゚
    サオリさんもLlLl恋∪てくださいね??

    2006-05-19 23:03:00
  • 627:

    まぁ?

    完結おめでとうございま?す???
    おもしろかったですッッ?
    別れてしまったんゎ残念やケド…これからも頑張って下さい??
    そして、内定良かったですね??

    2006-05-19 23:18:00
  • 628:

    ちー

    毎日この小説が更新されるの楽しみにしてました?
    読み終わった後すごい切なくなったけど?今までお疲れさまでした?

    2006-05-19 23:19:00
  • 629:

    名無しさん

    2006-05-20 03:59:00
  • 630:

    はにー

    サオリさん、完結おめでとう!!
    すごいよかったし、おつかれさま☆
    いつか絶対運命の人は現れるから頑張って下さい。

    2006-05-20 12:10:00
  • 631:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    みな?*゚さんはじめまして?最後まで読んでくれてうれしいです?
    私のスキな人はずっと隼人だけな気がします?でもいい恋ができるよーに頑張ります??

    2006-05-20 13:39:00
  • 632:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さん何回も書き込みうれしかったです?
    なんかはずかしいけど、完結できたのでよかったです??もうちょいで社会人なんで、頑張ります??

    2006-05-20 13:42:00
  • 633:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ちーさん、ありがとうございます??読み返したら変なとこ一杯やけど最後まで読んでもらえて幸せです(?σ∀?)

    2006-05-20 13:44:00
  • 634:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん?いつもありがとうございます?
    私も素敵な恋がしたいです?でも隼人以上とかいないんですよねワラ?スキすぎると辛いけど??

    2006-05-20 13:46:00
  • 635:

    みな?*゚

    サオリさんと隼人さんすごくお似合いでしたよ…???
    あたしはそんな恋したことないのでとてもうらやましかったです??
    隼人さん以上の人はいないですか…??
    でも何でヨリ戻したいとは思わないの?

    2006-05-20 14:27:00
  • 636:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そんな風に言って貰ってうれしいです?なかなかほんまにスキな人に出会えないですよね?
    だからこのキモチ大切にしたいなとも思うんやけど、やっぱり怖くて??の前通る時とかたまに、又いたらどうしよ?とか?
    そんなキモチで付き合えないなって??

    2006-05-20 14:35:00
  • 637:

    ゆか??

    隼人くんと戻ってほしいし?幸せにできなかったとなじゃなくて結局は好きって気持ちが大事なんやし?隼人くんなんか私の彼氏にめちゃ似てるねんけど?好きすぎたってのもわかるけど私はそれでも好きやから?ってずっと一緒にいるょ?

    2006-05-20 17:58:00
  • 638:

    名無しさん

    そうですか…??
    ごめんなさい。口はさんじゃって…??
    これカらも頑張ってね?
    この小説毎日のぞいてるので彼氏とか出来たら報告してほしいな…??

    2006-05-20 18:44:00
  • 639:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゆか??さん、隼人みたいな人って、乱暴やけど情に熱いですよね?絶対ゆかさんの事幸せにしてくれると思います?
    暴力て治るのかな??

    2006-05-20 19:08:00
  • 640:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ↑はみな?*゚さんですか?気にしないで下さい?むしろうれしい?みなさんは、彼氏いるんですか?(差し支えなければ)?
    私も早く彼氏欲しいです?隼人も私に依存しながら前に進んでる気がします??寂しいよーな…です?

    2006-05-20 19:11:00
  • 641:

    名無しさん

    完結したん?

    2006-05-20 20:31:00
  • 642:

    名無しさん

    完結∪ナニよ〜

    2006-05-20 20:46:00
  • 643:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    【第二部】
    最近隼人と進展がありました。
    私達はやっぱりお互いを忘れてる事ができないんだろうか…最近そう思う。

    2006-05-31 00:42:00
  • 644:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    就活が終わって、私はまた夜の世界に戻ってしまった。一度入ったら抜けられない…。本当にそうかもしれない。
    社会に出たって安月給―。今のうちに稼いでおこうと思った。

    2006-05-31 00:44:00
  • 645:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ノルマもない。前みたいに軽い気持ちでやってたから精神的にも楽やった。
    それに理香も一緒。お互い彼氏はできなかったけど、それなりに楽しかった。
    隼人からは最近連絡がこなかった。

    2006-05-31 00:52:00
  • 646:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私も別に連絡しよーと思わなかった。忘れられたんかな?
    たまに理香が隼人の話を出す。胸が傷む…。忘れられた訳ではないけど、スキなキモチは薄れていた。

    2006-05-31 00:54:00
  • 647:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『うちらもそろそろ彼氏欲しくない?』仕事終わりの更衣室で、理香が言った。『欲しいし!』私は恋愛できるんやろか…。不安になってきた。
    お客さんの中には若くて男前もいる。告られたりもする。

    2006-05-31 01:52:00
  • 648:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも恋愛にこりたのか、隼人が忘れられないからか、私の心は動かなかった。
    ある日、私は一人送りの車に乗っていた。ブッブッ…
    私の携帯がなる。
    眠たい目をこすって画面を見る。[隼人]

    2006-05-31 01:54:00
  • 649:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―ドキッ。
    興奮するよーな、嬉しいよーな…複雑なキモチ。一瞬ためらったけど、私は電話に出た。『はい?』"お前暗いなぁ〜!ハハ。久しぶり"―隼人の明るさに拍子抜けした。

    2006-05-31 01:56:00
  • 650:

    まぁ?

    続きが始まったんやぁ?
    またサオリさんの話を読めるなんて嬉しい?
    私も先週好きな人とサヨナラしたよ?サオリさんみたいに連絡とれるように頑張る?

    2006-05-31 02:26:00
  • 651:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さんありがとうございます?頑張りますね?
    大丈夫ですか(≧?≦)?辛いかもしれないけど、自分を見直すチャンスですよ?偉そうな事言ったけどお互い頑張りましよ??

    2006-05-31 02:33:00
  • 652:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "お前今何してん?"キャバクラをしている事を言うべきか迷った。『…キャバ。』"はぁ?またやってるん?アホ?てか、ふてこいな!"
    隼人はよく喋る。わかってるけど、ふてこい態度になってしまう―。

    2006-05-31 02:36:00
  • 653:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何か用?』自分でもビックリする位、低い愛想悪い声だった。"話あんねん…。"隼人は、急に声のトーンを下げた。
    ―嫌な予感。『何?』"俺、スキな女できてん。"
    …ズキッ。何かが胸に突き刺さった気がした。

    2006-05-31 02:39:00
  • 654:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    心臓が、体がちぎれそうだった。『よかったやん…。』精一杯だった。
    なんで私にそんな事言うん?―いつまでも過去を引っ張っているのは私だけなんや。
    "んでな、サオリに聞きたい事あるねん。"

    2006-05-31 02:41:00
  • 655:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何なん?…"そいつ、めっちゃ束縛してくるねん。"隼人が言うには、相手が付き合いたいなら、携帯の番号も変えて女の子とは連絡するなと言ってるらしい。つまり、私とは連絡がとれなくなる―。

    2006-05-31 14:01:00
  • 656:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    あの隼人が、束縛されてる?そんなにスキなの?私と付き合ってた頃には考えられなかった。
    ショック…。正直なキモチ。"でも、俺お前と連絡とれんくなるん嫌や。"『えっ。』
    意外な言葉に嬉しさととまどいを感じた。

    2006-05-31 14:04:00
  • 657:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『意味わからんし!』軽く笑った。"そいつの事スキやけど、お前程かはわからんねん。お前の事思い出す。"
    ナゼか涙が出た。ドライバーの人にばれないよーに声を押し殺した。"お前は俺の事、どーなん?もぅ嫌やろ?"

    2006-05-31 14:11:00
  • 658:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    嫌な訳がない。ちょっと声を聞いただけで愛しくなる。でも、隼人のキモチは重すぎる。『嫌とかちゃうけど、幸せになりや?』
    "俺が聞きたかったんはそんなん違うのに。"
    プーップーッ―。電話が勝手に切れた。

    2006-05-31 15:20:00
  • 659:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    自分が他にスキな人できたて言うしやん?なんなん?私は、いつまでたってもスキな人ができないのに―。
    もう連絡はこなくなる。―これでいいねん。自分に言い聞かせた。
    その夜は全然眠れなかった。

    2006-05-31 15:22:00
  • 660:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は焦り始めた。そんな時、ある若いお客さんに外で遊ばへん?と誘われた。名前は篤。先輩につれてこられてこの前やってきた今風の男。
    話もあったし、こんな時やし、同伴なしで遊ぶ事なんて滅多にないけど私はオッケーした。

    2006-05-31 15:26:00
  • 661:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ご飯を食べに行ってその後カラオケに行った。全部おごってくれた。
    話もおもしろくて、久々に楽しかった。今日は遊んでよかった。帰ったらメールが来てた。[よかったら、付き合って?]

    2006-05-31 18:44:00
  • 662:

    ゅ??

    一気に読んだょ?サオリチャンと隼人クンの別れの場面…自分と被って涙が出ちゃいました?。更新頑張ってね??

    2006-05-31 19:09:00
  • 663:

    ちィ

    最初カら読ンでるLナどめちゃLlLl物語やネ・・・??
    楽∪みレニ∪てるカら最後まで頑張ってネ・・・??

    2006-05-31 19:31:00
  • 664:

    名無しさん

    2006-05-31 21:06:00
  • 665:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゅ??さん、感情移入してもらえてウレシイです?でもゅ??さんも辛い思いをしたんですね?いつか幸せがきますよーに??
    ちィさん?全部読んで下さってありがとうございます?期待にそえられるよーに頑張ります?・?・)
    名無しさんありがとうございます。

    2006-05-31 22:36:00
  • 666:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ここで私がうん。と言えば彼氏ができる。彼氏作るんて、簡単やな…。
    [本気やから!でも俺、ホストやけどいい?]―まじ!
    偏見じゃないけど、それを聞いてすぐ断った。

    2006-05-31 22:40:00
  • 667:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    すると、篤からすぐ電話がかかってきた。"ホストはアカンの?店もよばんし、絶対幸せにするで?ほんまやし!"『―私、ホストにはいい思い出ないし。』
    篤は一歩もひかなくて、すごく嬉しかった。

    2006-05-31 22:43:00
  • 668:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    簡単に人を信じれなくなったはずなのに、なぜか私は篤を受け入れた。
    『わかった。ほんま幸せにしてな?』"うん!ありがとう☆"―私にも、彼氏ができた。
    明日、仕事が終わったら一緒に帰ろうと言われた。

    2006-05-31 23:04:00
  • 669:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤は日本橋で一人暮らしをしているらしい。
    次の日、私は朝方まで働いて、店の更衣室で篤を待った。『彼氏できてんー!理香も知ってる人やで?』理香は驚いて、そして喜んでくれた。
    篤の先輩は理香指名だから、四人で仲良くやっていた。

    2006-05-31 23:07:00
  • 670:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―先輩もホストなんやろか…。『えっ、篤なん!まーじ?』理香は更に驚いていた。しばらくして、篤から着信が来た。理香に別れを告げ、ミナミで堂々と篤を待った。
    騙されてるんかな…。不安がないと言えば嘘になる。

    2006-05-31 23:11:00
  • 671:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ゴメンな!タクのろか☆』篤がタクシーを拾って、すぐ乗り込んだ。
    篤は煙草とお酒臭かったけど、嫌じゃなかった。お店で見るのとは違う、夜の雰囲気が漂う篤に今更ドキッとした。

    2006-05-31 23:28:00
  • 672:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『あー疲れたぁ!』@§$☆…
    篤の携帯は頻繁に鳴った。『あーうざいな!』ため息まじりに言った。夜の仕事をやめろと言われる事がないかわりに、私も嫉妬に耐えなければいけない。

    2006-05-31 23:31:00
  • 673:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は嫉妬心を隠しきれなかった。『あ、ゴメン不安やんな?』篤が手を握ってきた。『でもウレシイ!ヤキモチとか!』『えっ…。』
    私は恥ずかしくなった。でも、私今、篤に恋してる…?ちゃんと恋できてる!

    2006-05-31 23:56:00
  • 674:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    うれしかった。『段々信じてな?不安な事はいつでも言いな?俺は今までサオリが出会ったホストとはちゃうからな!』
    久々に普通の恋をしている気がした。この恋を大切にしたい。

    2006-06-01 01:34:00
  • 675:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤の家は広くて、殺風景だった。女の気配はなくて、安心した。『サオリも疲れたやろ?寝よか。』
    篤が私を引き寄せてキスをした。優しさが伝わってきた。篤が先にお風呂に入った。一緒に入ろ?と言われたけど恥ずかしいから断った。

    2006-06-01 01:38:00
  • 676:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤がお風呂に入ってる間に簡単なトーストと目玉焼きを作った。
    『めちゃうれしい!腹へっててん。』篤はまた私を抱き寄せた。私がお風呂からあがる頃には食事を終えていた。

    2006-06-01 01:41:00
  • 677:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤がパジャマを貸してくれた。何もかも新鮮で恥ずかしかった。
    こんなんを、幸せて言うんかな…。二人仲良くベッドで横になった。お店のお客さんや、従業員の話。色々聞かせてくれた。

    2006-06-01 01:43:00
  • 678:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    二人とも知らない間に眠っていた。次の日、起きると『同棲せーへんか?ここで。』真剣な顔で篤が言った。同棲なんてした事なかった。でも憧れはあった。
    『私バイトも学校もあるし。』

    2006-06-01 01:45:00
  • 679:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『学校はここから行けるやろ?バイトは無理にしなくていいけど、俺夜構ってあげれへんから…。』
    さすがに生活費まで世話になりたくなかった。それに確かに夜暇だと、篤に連絡しまくって迷惑がかかる…。

    2006-06-01 01:47:00
  • 680:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は次の日、荷物―といっても服や化粧品程度を持ち、篤の家に転がりこんだ。ご飯や掃除、考えたらわくわくした。
    ご飯を食べて一緒にミナミまで出た。『バレへんの?』『大丈夫やで!』篤は私の事を全然隠そうとしなかった。

    2006-06-01 01:50:00
  • 681:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    休みの日曜は、USJや神戸に連れていってくれた。
    同伴、アフター、たまに日曜もお客さんに付き合っていたけど泊まりはなかった。
    篤は今日は誰とどこに行くと細かく教えて、安心させてくれた。

    2006-06-01 01:53:00
  • 682:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私はこの時に【夜遊び】のサイトの存在を知った。
    理香は大分前から知ってたみたいだけど、篤のスレができてるから…。とサイトが送られてきた。
    初めてみるサイトに興味津々やった。篤のスレをみつけた。

    2006-06-01 01:56:00
  • 683:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [この前の日曜、女と手つないでUSJおった!][昨日京都でキレイな女といた?彼女かな?]
    明らかに私の事ってわかる内容と、私以外の女の人の事も書かれていた。周りから見たら私はお客さんの一人やんな。だから隠さへんのや。

    2006-06-01 01:59:00
  • 684:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    悲しくなった。でも全く色がないからホモだとも書かれていた。
    思わず笑った。そして安心した。何日か後で、篤にも【夜遊び】を見せられた。自分のスレを見て、笑っていた。篤には私もこのサイト持っている事は言わなかった。

    2006-06-01 02:06:00
  • 685:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤は自信満々だった。『先輩て理香の?』『せやで!』―ヤッパ先輩もホストやったんや。
    理香をホストクラブに連れていくのに引け目を感じた。『俺、もっとおまえ惚れさす自信あるし!従業員にも紹介するわ☆』

    2006-06-01 15:58:00
  • 686:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ほんまに私は単純。この一言がうれしくて、幸せやった。
    今日も二人揃ってミナミに出た。理香に会うなりその話をすると、『行くー!楽しそう☆』ヤッパリ乗り気だった。

    2006-06-01 16:00:00
  • 687:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    仕事が終わり、化粧を丁寧に直した。忙しいらしく、迷いながらも店を探した。そーいえば、理香は先輩に恋愛感情を持ってるんかな…。
    『理香、先輩とはどーなん?』『どーなんて何よ!』理香は笑った。

    2006-06-01 16:04:00
  • 688:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『金もやし、いい奴やけど付き合うとかないわー。』そうなんや…。
    『あ、ここちゃう?』篤に電話をすると、扉が開いた。『いらっしゃい!』篤は少し酔っ払っていた。
    『いらっしゃいませ!』

    2006-06-01 16:09:00
  • 689:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    イベントだけあって混んでいた。私達が席に座ると『適当に何か飲んでて?ヘルプに彼女やて言うてあるし!』と耳打ちしてすぐに違う席に行ってしまった。
    『はじめまして。サオリさんと理香さんですよね。』すぐにヘルプがついた。

    2006-06-01 16:12:00
  • 690:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香はビール、私はカシオレを頼んだ。『サオリさん、篤さんに俺いつもお世話になってるんですよ!』『そーなんや。』『篤さん、いつもサオリサオリて言ってます。』
    私は恥ずかしくなった。篤を見ると接客に一生懸命やった。

    2006-06-01 16:16:00
  • 691:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お客さんも楽しそうで、周りに気を配ってたまにうろうろしていた。
    一人のホストが私達の席の前に座った。『はじめまして。』その人は私達に名刺をくれた。【幹部補佐】―偉い人?

    2006-06-01 16:22:00
  • 692:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香がヘルプのホストと話ていたから、その人は私に話かけてきた。『今度ご飯いかへん?何がスキ?』
    ―何この人。理香を見たけど、ほろ酔いでヘルプ君と盛り上がっていた。
    『どんな人がタイプ?俺どう?』まじ無理…。

    2006-06-01 16:24:00
  • 693:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『シブキさん!困ります!』篤がやって来た。―助かった!篤はその人を睨みつけた。『俺の彼女です!フリーちゃいますよ、ここ。』『ゴメンなぁ。』
    その人は去って行った。『おまえ、ちゃんと断らんかい!名刺も机の上置け!』

    2006-06-01 16:30:00
  • 694:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『そんなんして怒られへん?』『ムコウがルール破ってんねん!』私が躊躇してると、篤はキレだした。『お前ほんま中途な態度すんな!アホな女やな。』
    私はショックで何も言えなかった。わかってるのに。自分の欠点を指摘されたから。

    2006-06-01 16:50:00
  • 695:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『きつく言ってゴメンな?今日先帰っときな?』鍵を握らせてまた違う席に行ってしまった。
    その後先輩も少しやってきた。ベロベロやったけど…。チエックの時、もう篤は怒ってなくて理香の分も払ってくれた。―さすが年上やな。

    2006-06-02 00:55:00
  • 696:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『篤優しいな。大切にしーや?』理香に言われて頷いた。ほんまに篤はよくできた人やな…。理香と別れ、私は篤の家に帰った。
    篤は仕事もできるし、尊敬できる。私ももっとしっかりした女になりたい。

    2006-06-02 00:57:00
  • 697:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そう思ったとこやのに…。お風呂からあがると、携帯が鳴っていた。―篤?
    [隼人]…!!何で…?鼓動が速くなった。どーしよう。『―はい?』
    私はヤッパリあほだった。"よかった。出てくれた。"

    2006-06-02 01:01:00
  • 698:

    まぁ?

    凄く切ない気持ちになる?私、電話あると期待してしまったりする??

    2006-06-02 01:25:00
  • 699:

    名無しさん

    はよかぃて〜(>_

    2006-06-02 05:24:00
  • 700:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さんスキな人を忘れるの難しいですよね?連絡とってるんですか?
    名無しさんできるだけ早くかきます???

    2006-06-02 12:11:00
  • 701:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で?かけていいん?』"もぅ別れた!うっとい!"―はぁ?複雑なキモチになった。何がしたいねん。"俺、ヤッパお前じゃないとアカンねん!"
    ドキッ…。そんなん、今更言われても―。

    2006-06-02 12:13:00
  • 702:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今更何でそんなん言うん?勝手やん。』今の幸せを壊したくない。篤を裏切りたくない…。"彼氏おるん?"『別に。』
    私はずるい。"んなら戻ろや!頼むわ!"
    何でそんなに勝手なん。

    2006-06-02 15:12:00
  • 703:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何で嫌いになれへんの?何で都合の言い時だけ、私のとこに来るん?
    『もーやめてよ…。』"―嫌や。"隼人の声が小さくなる。そんな声せんといて。電話、でなければよかった…。

    2006-06-02 15:14:00
  • 704:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    しばらく言い合いになった。"明日会って?ほんまに嫌ならちゃんと断って?"明日の8時、コンビニ前で待ってる―。そう言ってまた勝手に切られた。
    頭が真っ白になる。『はぁ―。』
    ガチャ…。『たらいまぁ!』

    2006-06-02 15:17:00
  • 705:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤が帰ってきた。『電話つながらんかったし〜!』『あ、ゴメン。理香が…。』
    とっさに嘘が出た。もっと大きな嘘をついているのに。これから嘘が大きくなるのに―。
    篤は私に必要以上に束縛もしないし、携帯はお互い見ない。

    2006-06-02 15:22:00
  • 706:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『どやった?今日の俺!』もう、篤にも慣れてきた。スッピンも気にならない。『カッコよくて、ビックリした。』
    篤は照れていた。
    『篤、ほんま仕事できるねんな☆』篤が私を抱き寄せる…。服を脱がそうとした。

    2006-06-02 15:25:00
  • 707:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『―やめて。』
    篤の手が止まる。『えっ。』『ゴメン。疲れた!』笑っているつもりだけど、顔はひきつってたはず―。
    『ゴメンな。風呂入るし、横なっとき?来てくれてありがと』私のおでこにキスをした。

    2006-06-02 15:28:00
  • 708:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は篤に背を向けて横になった。
    泣き虫な私はまた泣いていた。何で篤はこんなに優しいん?何で優しい篤より、隼人の事―。
    今ある幸せを壊したくないのに、私の体は篤を拒んだ…。

    2006-06-02 15:30:00
  • 709:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤はお風呂からあがると私を抱き寄せ、横で寝ていた。―絶対篤を裏切らない。強く心に決めて、隼人に会いに行く事にした。篤とミナミに向かい、店へ行くふりをして自分の家に向かった。
    隼人とは、絶対戻らない。

    2006-06-02 15:34:00
  • 710:

    名無しさん

    2006-06-02 16:25:00
  • 711:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人の車が見えた。何か月ぶりやろ。緊張してきた。『遅い。乗れや。』『どーしたん?』車から出てくる隼人はがりがりやった。
    元々細身やのに…。『お前のせーやんけ!』
    隼人が心配だった。でも、強い意思を持たなアカン―。

    2006-06-02 18:20:00
  • 712:

    名無しさん

    かいて?

    2006-06-03 00:36:00
  • 713:

    まぁ?

    先週?回だけ連絡きましたよ…でも「今ゎ無理」って感じでした…?
    私も最近夜に戻ったのでサオリチャンと被る所があるんですよね?

    2006-06-03 01:16:00
  • 714:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『食欲ないねん。』すぐ帰るつもりやったけど、ファミレスに向かった。
    無理矢理隼人の分も頼んだ。『食べ!』そう言っても隼人は全然食べなかった。何があったん?『俺、スキやと思ってたけど、ヤッパサオリがいい。』

    2006-06-03 02:42:00
  • 715:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は元カノの写メを見せてくれた。私より遥かに可愛かった。『こいつ、気強いねん。俺にはお前みたいな奴がいい。』
    うれしかった。でも―。もう同じ事を繰り返したくない。『もーやめて?』私は立ち上がった。

    2006-06-03 02:53:00
  • 716:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『会いたかっ、た。』隼人のかすれた声…。私は何を信じて、どう進めばいいんやろ。私はまた腰をおろした。『俺が幸せにする!な?』
    どうすれば…。鞄の中で、せわしく携帯のバイブ音がうなっていた。

    2006-06-03 02:57:00
  • 717:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ―ヤバイ。篤やろな。『もっ回付き合お?』私は黙っていた。―帰らな。
    『わかった。今日は帰る。また会ってな?』私はほっとした。『送るわ。』隼人、ちゃんとご飯食べれるんかな。

    2006-06-03 12:23:00
  • 718:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何で隼人は私をこんなに愛してくれるんやろ?今度こそ幸せにしてくれるん?
    車の中で、『サオリ、携帯見せて?』隼人が言った。えっ―。
    『いいけど、無理…。』今携帯を見せたら篤とも終わってしまう!

    2006-06-03 12:26:00
  • 719:

    まぁ?

    浸かっちゃいますねぇ?
    寂しさを酒で紛らわせてます。。。でも余計寂しくなります?ワラ

    2006-06-03 14:33:00
  • 720:

    名無しさん

    最近あんまり更新せんね?

    2006-06-03 20:12:00
  • 721:

    ?なぁ?

    サォリさン?初めまして?『君じゃなきゃダメで…』本間好きです?辛かったね…ょく頑張って書いてくれてると思ぃます?サォリさンの気持ちめっちゃ出てる?感情入ってまう?(笑)これから完結まで読み続けるんで頑張って下さぃ?

    2006-06-03 20:32:00
  • 722:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さん私もそー??お酒飲んで涙だしたりキモチ悪い???でも一人だともっと病んでしまって?いつか戻れるといいですね??
    名無しさんゴメンなさーい??頑張ります??
    なぁさん(≧∀)めっちゃウレシイです!!これ書いてたら、自分が優柔不断すぎて情けないです(ノ口・。)これからも見てください☆

    2006-06-03 22:17:00
  • 723:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ヤバイ…。殴られた記憶がまた甦った。『まぁいいわ。どーせ客としょーもないメールしてるやろ?』
    助かった―。家の近くで降ろしてくれた。『また連絡するしブッチはやめろや?』帰り際、しつこく言われた。

    2006-06-03 22:20:00
  • 724:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は急いでお店に向かった。そーいえば!携帯を開くと、理香と篤から交互に電話が何回もかかってきていた。まず理香にかけた。
    『ゴメン、どしたん?』理香は何の用やろ―。
    "何してたんー?篤と先輩から鬼電きたし!"

    2006-06-03 22:23:00
  • 725:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    えっ…。"篤、サオリに何かあったんかとかカナリ焦ってたで!"『ゴメン。』
    篤、束縛しないからって甘えてたわ。"同伴ちゃう?て言っといたけど、あんた今日出勤日ちゃうやん!"
    篤がこんなに心配してくれるなんて思わなかった。

    2006-06-03 22:26:00
  • 726:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香に御礼を言って、すぐに篤に電話した。"あほ!何しとってん!ぼけ!"いきなり怒鳴られた。
    『いきなり同伴入って…。』もう、こんな事したらアカン―。いつから平気で嘘をつくよーになったんやろ。"もーちょいでお前の店行くとこやったわ。"

    2006-06-03 22:29:00
  • 727:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『すみません。』"ほんま心配やからちゃんと連絡とってな?頑張れよ!"
    電話を切ると、隼人からメールが来ていた。[会ったらまたスキになった。会いたい。スキや。]
    私がしている事は最低や―。篤を大切にしたい。

    2006-06-03 22:34:00
  • 728:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人のためにも中途な態度をとるのは良くない。
    出勤日違うけど、店に行った。理香からも[今日何があったん?また話聞かせて!]とメールが来てた。
    ―私、何やってるんやろ。ほんまにしっかりせな。
    ?今日は篤の方が先に家に帰っていた。

    2006-06-03 22:44:00
  • 729:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『早いな。』『お前が心配やからはよ帰ったんや!』篤は怒っていた。『ゴメン』『いーからご飯作って?』篤は怒ってても、その中に愛をくれる。私を悲しませたりしない。
    私を大切にしてくれるのは、篤…。

    2006-06-03 22:51:00
  • 730:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    もう、隼人には連絡しない―!
    何日かたって、私と篤は些細な事で喧嘩するよーになった。私は訳もなくイライラする事が増えた。触られても拒んだ。篤はショックを受けていた。

    2006-06-03 22:53:00
  • 731:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    自分でも、何故イライラするのかわからない―。篤と言い合いになった後、悲しくて後悔する。
    篤は怒ったりしなかったけど、ある日本気で怒った。とゆーより呆れてたんかな。『お前何でそんなイライラしてんねん!最近!』

    2006-06-03 22:55:00
  • 732:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『わからん…。ゴメン。別れてもいいよ?』篤は私を睨んだ。『俺はお前がスキやねん!わかったな。』
    私は黙っていた。悲しかった。何故イライラするか、ほんまは微かにわかっていた。私は篤をスキじゃない…。

    2006-06-03 23:01:00
  • 733:

    名無しさん

    すみません
    彼氏の名前なんてよむんですか?

    2006-06-03 23:02:00
  • 734:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    確かにスキやった。でも違うんや。何で、何でこんなに私を幸せにしてくれる人を私は愛せへんのやろ?
    『篤、ゴメ―。』申し訳なさで一杯になった。『もーいいから、な?』
    …違うのに。

    2006-06-03 23:03:00
  • 735:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人→はやと
    篤→あつし
    です?変な名前つけてゴメンなさい??

    2006-06-03 23:04:00
  • 736:

    名無しさん

    ありがとうございます。
    隼人さんの名前は分かってたんですけど…。
    わざわざすみません。
    主さんは謝らないで下さい。
    あたしがバカなだけなんで〜…笑

    2006-06-04 01:12:00
  • 737:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ↑さん、名前は全部仮名なんで適当に呼んで貰ったらいいんで??
    人名て難しいですよね?よかったらまた見に来てくださ??い?

    2006-06-04 02:05:00
  • 738:

    名無しさん

    分かりました。
    さおりサンも仮名なんですか?
    毎日見てるんで頑張って下さいね。

    2006-06-04 12:35:00
  • 739:

    ?なぁ?

    ゃァァw(∀≦*)更新されてる?毎日見てるょォ?日課ゃゎァ??(笑)サォリさんて優柔不断なンかなァ…??てか皆優柔不断ゃって?なぁも優柔不断な所一杯ぁるし?ただ迷ってるだけなンょ…。でも自分の気持ちに素直になれば答ぇ出るンゃし?大丈夫?

    2006-06-04 15:58:00
  • 740:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    名無しさん、サオリは前のキャバの時の名前です?読んでくれてほんまにうれしいです??
    なぁさん、ありがとう(T∀T)私は優柔不断とゆーか人に流されやすいし寂しがりです(ノ口・。)励ましうれしいです(≧∀)

    2006-06-04 23:24:00
  • 741:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤に優しくされると、余計辛かった。携帯が鳴ると隼人じゃないかと期待する。学校や、仕事で一人になるとほっとする。
    今日は学校に行って、夜は篤の家に一人でいた。
    私は同棲がむいてないのか。篤じゃアカンのか。

    2006-06-04 23:26:00
  • 742:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    両方な気もする。携帯が鳴る―。客、篤、友達…。隼人じゃない。がっかりして、そして気付く。隼人がスキなんや―。
    また携帯が鳴る。[隼人]隼人!隼人はいつもタイミングよく連絡してくる。

    2006-06-04 23:29:00
  • 743:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    暇な日会ってほしいという事だった。…会いたい。でも何て返せばいいのかすらわからなかった。
    次の日も私は朝から学校に行った。私が家を出る時、篤はまだ帰っていなかった。アフターだとメールが来ていた。ほっとした…。

    2006-06-04 23:33:00
  • 744:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    考えるのは隼人の事ばかり。私は隼人がスキ。それは確かだけど、隼人と戻る事が幸せなのかはわからなかった。
    まだ少し怖い。それに隼人と戻ったらもう一生離れられなくなるんじゃ―。
    私にその覚悟はあるんやろか。

    2006-06-04 23:35:00
  • 745:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤をスキになれたら、本当はそれが幸せなんやと思う…。今更、隼人のきつい束縛に耐えられるのかも自信がない。
    学校が終わった。きっと家には篤が寝ている。私は友達を誘ってカラオケに行った。篤を避けていた。

    2006-06-04 23:42:00
  • 746:

    名無しさん

    キャバのときの名前なんですカ〜??
    あリがとうございます?
    毎日02楽しみにしています?
    頑張ってくださいね?

    2006-06-05 00:11:00
  • 747:

    名無しさん

    2006-06-05 02:23:00
  • 748:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そーなんです??
    これからもお願いします?

    2006-06-06 16:58:00
  • 749:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤から連絡が来た。[まだ帰ってこーへんの?]
    今日は友達と遊ぶからと言った。すると、今日帰ったら話があるから朝は家にいて。と言われた。
    ―別れ話かな。最近私の篤への態度は明らかにおかしい。

    2006-06-06 17:02:00
  • 750:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤にフラれれてもおかしくない。むしろ、フラれた方が楽…。そんな風に思ってた。最悪やな、私―。
    篤が出勤したのを見計らい、家に帰った。部屋で一人、色々考えた。
    よく考えたら私はほんまに篤の彼女なんかもわからない。

    2006-06-06 17:05:00
  • 751:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    こんなによくしてもらっているけど、相手はホスト…。
    篤がいないと寂しくなる。でも、篤がいると一人になりたくなる。
    何でこんなキモチになるのかわからない。篤を失いたくない。急に不安になった。都合のいい話やけど。

    2006-06-06 17:07:00
  • 752:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤に電話をしたが、出なかった。悲しくなってテレビを付けようとした時、電話が鳴った。[篤]
    "ゴメン、接客中やって。なんかあったんか?"―私から連絡する事が減っていた証拠―。篤は慌てていた。

    2006-06-06 17:10:00
  • 753:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『篤が、話あるてゆーから。』"何やそれ!大人しく待っときや☆ちょ、忙しいしゴメンな。"
    篤の声を聞いたら落ち着いた。篤をもっとスキになりたい―。別れ話ではなさそうで安心した。

    2006-06-06 17:12:00
  • 754:

    名無しさん

    あげ

    2006-06-07 23:54:00
  • 755:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    名無しさん、ありがとう?

    2006-06-08 01:46:00
  • 756:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ガチャ…。物音がして、私は目を覚ました。いつの間にか寝てたらしい。
    『起こした?ゴメン。』篤が帰ってきた。―なんか、ぎこちない。『ゴメン。話って?』久しぶりに篤を見た気がする。こうみると、篤はキレイな顔をしている。

    2006-06-08 01:49:00
  • 757:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『なんかお前、最近あんま愛感じひんから俺寂しいんやけど。』ヤッパリ篤を不安にさせていた。
    『ゴメン。自分でもよくわからん。』『浮気か?』『違う…。』イライラしてきた。なぜかわからない。
    さっきまで、ほんまに愛しく思っていたのに。

    2006-06-08 01:52:00
  • 758:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤が私に顔を近づけてきた。『―やめて!』
    私は篤を払いのけた。『何でやねん!』穏やかな篤が少し怒鳴った。『ゴメン…。』怒られて当たり前。私は涙を流していた。
    しばらく沈黙が続いた。

    2006-06-08 01:55:00
  • 759:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『私、篤の事が嫌いなんじゃない。』篤は黙って頷いていた。悲しそうな顔で、見てられない。
    『しばらく家に帰るわ。頭冷やすな?』『わかった…。』私は化粧をして、自分の荷物を持って家を出た。

    2006-06-08 01:57:00
  • 760:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤は後ろを向いたままで、顔を合わせさえしなかった。もー呆れてるよね?
    何でこんな風になってしまったんやろう―。せっかく手にいれた幸せ…。
    その日は篤に連絡しなかった。次の日、また寂しくなって篤にメールした。

    2006-06-08 02:00:00
  • 761:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ほんまに都合がいい話。でも、篤なら私をまた受け入れてくれると思っていた。その日、メールは返ってこなかった。次の日も連絡はこなかった。焦り始めた。不安になった。
    電話をかけた。『おかけになった電話は…。』

    2006-06-08 02:02:00
  • 762:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    電源が入っていない?圏外なだけだろうか…。
    一時間置きに電話をしたが、何度かけても同じ。何で?もしかして、拒否られた?私は、遊び?何が起こったかわからなかった。家、出なかったらよかった。

    2006-06-08 02:04:00
  • 763:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    どうしよう…。こんな時どーしたらいいんやろ。ない頭で考えて、【夜遊び】を開いた。
    篤と連絡とられへんー!そんなカキコミで埋まっていた。私だけじゃないみたい。少し安心したが、まさか、事故!?不安になった。

    2006-06-08 02:12:00
  • 764:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そーや!私は理香に事情を話て先輩に聞いて貰う事にした。
    理香は慌てて、私の家に来てくれた。先輩が言うにはおとついから無欠で、連絡がとれないらしい。誰も行方を知らない。

    2006-06-08 02:14:00
  • 765:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は大泣きした。『事故やったらどーしよう!』理香はずっと私をなだめてくれた。
    先輩も何かわかり次第連絡をくれるとの事だった。電話で、ほんまにサオリちゃんが本彼やから安心しい?と言ってくれた。

    2006-06-08 06:42:00
  • 766:

    コカゲ

    初めて読みました!!
    私も今の彼氏と隼人君と同じ状況で
    さおりさんと違うのは期間が短いんです!!
    私が浮気してしまったりで↓
    にてるところがいっぱいですごく共感できます!!!!
    完結まで頑張ってne!!!

    2006-06-08 07:26:00
  • 767:

    ひな

    最初から全部一気にょみました?サオリちゃんとあたしの状況がかなり被っててびっくりしました?ぁたしの元カレも隼人くんそっくりで…暴力奮うし極度の束縛するしあたしに依存しまくりで?だからめちゃ気持ちわかります?別れてからできた彼氏との状況までむちゃ似てるからかなり感情移入してしまう?続き楽しみにしてるんでがんばってください??

    2006-06-08 09:41:00
  • 768:

    まぁ?

    いっぱい更新ご苦労様???頑張ってねッッ?

    2006-06-08 17:09:00
  • 769:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    コカゲさんはじめまして☆私も浮気とゆーか、フラフラしてしまいます(μ+д+;)共感して貰ってうれしい(>_

    2006-06-08 22:22:00
  • 770:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そんな事を言われても、私は篤を疑った。私に愛想をつかして女とどこかへ行ったのか。
    でも事故やったら…。不安がつのった。私は自分を責めた。私はほんまにいつまでも幸せになれない。自業自得なんやけど―。

    2006-06-08 22:26:00
  • 771:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    理香に今までの事を話した。『ヤッパサオリて、隼人君の事スキなんやん?』―えっ?何でそーなるの?私はサッパリわからなかった。
    『あんたは篤をスキやと思うで?ただそれ以上にスキな人がいただけ。』…そうなんかな。てか、そーやな。

    2006-06-08 22:29:00
  • 772:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 773:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は一人になって、決心した。隼人にメールをしてみた。こんな時にする行動じゃない。でも、戻りたいとかじゃなく、ただ連絡をしてみたくなって我慢出来なかった。[元気?]
    何を送ればいいかわからなくて、愛想ないメールを送った。

    2006-06-08 22:33:00
  • 774:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    すぐに電話がかかってきた。"何かあったんか?"私には心配してくれる人がいる。『何も。どーしてるかなって!』"お前にフラれても元気やで。"
    今まであった事が頭を駆け巡った。私は目を閉じて隼人と話をした。

    2006-06-08 22:42:00
  • 775:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    他愛もない話をして電話を切った。魔法が溶けたみたいに、一気に悲しくなった。電話をして、ヤッパリ愛しいと思った。
    しばらく一人で泣いた。携帯が鳴り、見るとメールが届いていた。隼人だった。

    2006-06-08 22:45:00
  • 776:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [今度会おう?な?いつ会いてる?]うれしくて、そして複雑なキモチになった。
    私は隼人に会っていいの?篤の事など、一言も言っていなかった。それでも、私は返信していた。[うん!]隼人がスキなんや…。

    2006-06-08 22:50:00
  • 777:

    名無しさん

    この小説好きだし、おもしろいし毎日みてる。でも、主の気持ちはよくわからないなー。なんか、相手を不幸にしたりまわりをふりまわしてるだけにしかみえない。あ、荒らしやないからね!ごめん、一意見としてやから。頑張ってね!

    2006-06-08 22:59:00
  • 778:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    797さん、読んでくれてありがとうございます?私も自分でこの時は何がしたいかわかりませんでした?それにこーゆう優柔不断で人を傷つけてしまう自分も嫌です?この経験を無駄にはしたくないです?見ててイライラしてしまう所あって申し訳ないんですが、また読んで貰えたらウレシイです?

    2006-06-09 00:00:00
  • 779:

    まぁ?

    最近ゎ仕事ばっかです?
    待つか次に進むかめっちゃ悩んだケド待つ事にしました??
    私ゎ彼ぢゃないと駄目なんですよねぇ?

    2006-06-10 02:30:00
  • 780:

    2006-06-10 03:23:00
  • 781:

    名無しさん

    >350-600

    2006-06-10 03:58:00
  • 782:

    名無しさん

    2006-06-10 03:59:00
  • 783:

    名無しさん

    2006-06-10 05:00:00
  • 784:

    名無しさん

    2006-06-10 05:35:00
  • 785:

    名無しさん

    2006-06-10 08:08:00
  • 786:

    名無しさん

    2006-06-10 08:20:00
  • 787:

    名無しさん

    書かないんですか??
    めちゃこの小説好きやし楽しみにしています??
    頑張って下さいね〜??

    2006-06-10 10:36:00
  • 788:

    名無しさん

    2006-06-10 11:49:00
  • 789:

    名無しさん

    >>800ー1000

    2006-06-10 13:02:00
  • 790:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さん、そんなにスキな人やったら絶対諦めない方がいいと思います??
    応援してます?そのキモチを大切にして下さい??
    名無しさん、楽しみにしてくれてるのに遅くてゴメンなさい??

    2006-06-10 15:33:00
  • 791:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ほんまに私は何やってるんやろ…。会えばどーなるかわかっていた。
    でも、会いたくて会いたくて仕方ない自分がいた。次の日私は隼人に会った。隼人を見た瞬間涙が出た。
    仕事は休んでしまった。

    2006-06-10 15:36:00
  • 792:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    篤がいなくなった今、仕事なんてする意味がなかった。隼人は私をきつく抱きしめた。『…痛いって!』
    篤に触られたくなかった理由がわかった。私はここが1番落ち着くから。
    でも、心の中に篤への罪悪感があった。

    2006-06-10 15:39:00
  • 793:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『サオリ、海いかへんか?』半強制的に、海に連れていかれた。隼人はずっと私の右手を握っていた。
    車の中では重い話はなくて、昔に戻ったみたいだった。『俺、仕事辞めた。』
    いきなりの台詞にビックリした。

    2006-06-10 15:44:00
  • 794:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『今、またホストしてる。』
    『えっ。せっかく就職したのに…。』
    隼人も私も夜の世界から抜けだせない質なんかな。
    『てか、普通そこもっと説教するとこやしな!ほんま俺に興味ないねんな。』悲しそうに、隼人は笑っていた。

    2006-06-10 15:47:00
  • 795:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ヤッパリ昔とは違うんや…。私ももう束縛はしないし、隼人も私の仕事の事を言わない。
    海に着いて隼人ははしゃいでいた。いくら頑張ってももう、昔じゃない。でも隼人に合わせてはしゃいだ。

    2006-06-10 15:53:00
  • 796:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    きっと隼人も心からはしゃいでるんじゃない。
    帰りの車の中で、『また会おうな?俺、お前を幸せにできるで。てか、させて?今までの分。』こう言われた。隼人だから言える台詞―。ほんまにうれしかった。

    2006-06-10 15:56:00
  • 797:

    名無しさん

    遅くてもサオリさんが書いてくれたらいいよ?
    頑張って?

    2006-06-10 16:04:00
  • 798:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ↑名無しさんありがとう??頑張ります??

    2006-06-10 16:09:00
  • 799:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    それから毎日頻繁に連絡を取り合った。段々わだかまりがなくなった。
    ただ篤からは何も連絡がなくて気掛かりだった。篤にこの事を話す必要があるのに―。篤との関係をはっきりさせないと、隼人にも悪い。

    2006-06-10 16:12:00
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