小説掲示板?1000の言葉?のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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?1000の言葉?

スレッド内検索:
  • 1:

    この先、何度生まれ変わっても、私はあなたを好きになる。悔しいけどね…

    2005-10-30 02:01:00
  • 400:

    咲季が私に耳打ちしてきた。……私の悪い癖、必殺―――『まぁいっか!!』笑そう思い、歌本で顔を隠し、皆に見えないようにキスをした…。       その後もその調子で何度かキスしてた。

    2005-11-27 04:03:00
  • 401:

    途中で、幹事らしく皆の意見を聞こう!と思い、全員に誰狙いか聞いてみた。 案の定ミー君は、誰も無理やけど、あえて言うならエミ。そのエミは大輔。大輔はエミに気に入られてまんざらでもない様子…。男A、Bは亜美狙い。亜美は誰でもいいってかんじ。女A、Bはあんまりよされてないってかんじやった…笑

    2005-11-27 05:18:00
  • 402:

    皆それぞれ頑張ってたけど、解散の時間が迫ってきた〔なぁ、この後どうすんの?帰るん?〕      咲季が聞いてきた。―お持ち帰りね……。どうしよ。この後寝ずにバイトやし……まぁ……いっか!

    2005-11-27 05:18:00
  • 403:

    結局、解散後そのまま咲季の家に行った。     「おじゃまします…。」 『シーーーーー!!』  家族の人はまだ寝てるようだ。早朝六時だし当たり前か……。        部屋に入った。殺風景な部屋だ……。

    2005-11-27 05:19:00
  • 404:

    『布団ひこか?!笑』  咲季はヤル気満々…笑  あからさますぎて笑けてくるわ…。遠回しより全然いいけどね。       ――布団をひいたら、即効押し倒してきた―ガタッ―「…んっ……ッ……」

    2005-11-27 05:19:00
  • 405:

    ディープキス……あんまりうまくないなぁ…。   右手は即効下の方を触る。「あんっあっ……んっ…」『声抑えて。笑 聞こえてまう!!笑』      ……演技ですけど…笑  だってうまくないんやもん。

    2005-11-27 05:20:00
  • 406:

    「星がやったるわぁ!」 そう言って交替。    ――『んっ…ッ……あ〜〜無理無理!入れていい?』30秒もせんうちに、咲季が止めてきた……こいつもしかして…早濡か?…   ――挿入〜〜!!

    2005-11-27 05:20:00
  • 407:

    「あっ…ッ…あんっ……」〈……あれっ……?〉  1分もせんうちに咲季はイッてしまった。     そして咲季は、ヤッた後すぐに寝てしまった。   ――こんなにもヤリ目的満開なやつすごいわ…笑  そう変に関心してる自分にも笑けてきた。

    2005-11-27 05:20:00
  • 408:

    自分が今、何がしたいのか、何が欲しいのか…よくわからない。浮気して、得られるものなんて何もない。あるとすればそれは、"淋しさ"が残る位だ。虚しくなるだけ…。浮気は、ヤッてる最中の偽物の愛に溺れてるだけ。わかってるのに……。

    2005-11-27 05:21:00
  • 409:

    ――紫麻やったら…その頃の私は何度もそう思ってた。本当に愛する人といれば、浮気なんてしないような気がした。        紫麻と結ばれる事なんてないから…わからないけど…

    2005-11-27 05:21:00
  • 410:

    ――それからしばらく、バイトの時間まで咲季の家にいて、咲季は起きる様子がないので、寝かしたまま咲季の家をでた…。    ユキには、学校の友達とミナミに飲みに行くって事にしてて、いったん帰った風に見せ掛けてメールを送ってた。

    2005-11-27 05:22:00
  • 411:

    hiro

    星さん??
    イロイロ話ししたいからメールしようよ?

    2005-11-27 17:29:00
  • 412:

    アドレス貼っとく?
    良かったらメールして?

    2005-11-27 17:31:00
  • 413:

    hiroさん?書き込みありがとうございます??話ってなんですか??個人的な?はちょっとできません??すいません?これからもよかったらみてて下さい?レスしてくれたら返事するんで?

    2005-11-29 03:06:00
  • 414:

    バイトは昼までで終わった。終わってからいつものようにユキに連絡する―――【今バイト終わったぁ☆】―すると、即効電話が掛かってきた……―――   『もしもし!お疲れ☆今終わったの?』      「そやでー!疲れたわぁ」

    2005-11-29 03:06:00
  • 415:

    ―よかった…何時も通りや…バレてない………   『てゆうかおまえ今日何時に帰ってきたの?』   「えっ…あっ…五時位!」――ユキにメールはしていたが、バイトいく前に【帰ってすぐ寝てもうてメールできんかった!今からバイトいってくるわ!】って送っただけだった。

    2005-11-29 03:07:00
  • 416:

    それを送ったのは、咲季の家を出た九時位だった…。『本当に五時に帰ってきたの?』         ―…あれっ…ユキの声が少し変わった…      「えっ…?本間やで!!」『…おまえ嘘ついてんだろ。』

    2005-11-29 03:07:00
  • 417:

    ――えッ……なんでバレてんの?!…一瞬で頭が混乱する。でも今は突き通すしかない。        「ついてないよ!!!!」『おまえなぁ…俺今日六時位に走ってたんだぁ。その時、そろそろおまえが帰ってくると思って、』

    2005-11-29 03:08:00
  • 418:

    『わざと駅の方通って、おまえんちの前も通って走ったんだぁ、そしたらおまえのチャリねぇじゃねぇか!!おまえ五時に帰ってきてたんだろ?どうゆうことだよ!!』        ――ヤバい…ヤバい……どうしよぅ……。とぼけるしかない!!

    2005-11-29 03:08:00
  • 419:

    「えっ?!なんでなん?あったはずやで!!」   ――こんな言葉しかでてこない…。パニックだった。『まぁいいわ!!とりあえずおまえ今からこいよ!』――しまったッ…服が変わってない……帰ってないことが完璧にバレてしまう!

    2005-11-29 03:09:00
  • 420:

    「待ってや!帰ってすぐ寝てもうたから風呂入ってないねん!それだけ入らしてや!」         『そんなん後でいーからすぐこいよ!!』     「無理やって!気持ち悪いもん!お願い!マッハで用意するから!!」

    2005-11-29 03:09:00
  • 421:

    『…わかったよ。そんかわり30分で用意しろよ!くる時電話して!!』    ――やったッ!!…とりあえずホッとした……。  私は家に急いで帰り、即効で着替えた。      ――アリバイ工作しな…

    2005-11-29 03:10:00
  • 422:

    ポイントは二つ。――自転車がなかったこと…――自転車がない=帰ってない―なんでその間連絡ができなかったか……。こんな時にない頭をフル回転――どうしよう…どうしよう……!友達に協力してもらうしかないなぁ……。     ――ヒラめいた!!――

    2005-11-29 03:10:00
  • 423:

    …昨日は学校の友達と飲んでた。その時に飲みすぎて潰れてしまって歩けなくなってしまった。気を使ってエミが聖に電話し、車できてって呼んでくれた。そして、聖とエミに駅まで送ってもらって、帰ってきたのは八時。ユキに嘘をついたのは、男に送ってもらったって言ったら怒ると思ったから…

    2005-11-29 03:11:00
  • 424:

    連絡は潰れてできなかった……―――よしっ!完璧だ。念には念を入れて、エミと聖に事情を説明して話を合わせてもらう事にした。電話しろや!って言われた時の対策だ……。    ――エミも聖も、心よく引き受けてくれた……

    2005-11-29 03:16:00
  • 425:

    ――私はユキに電話する―「もし。今からいくわぁ」『うん。わかった。』  「あっ!でもその前に先聞いてくれる??」    『何?』        「あんなぁ…星嘘ついててん…――――」

    2005-11-29 04:14:00
  • 426:

    ――そして私は、さっき考えたイイワケを全て話した…。ユキは静かに、うん…うん…って聞いてくれた―『…わかったからとりあえずこいよ。会って話そ。』「わかった………。」  ―私が電話で話したのは、会ったらうまく言えない気がしたから…。ただそれだけ――

    2005-11-29 04:15:00
  • 427:

    ユキとは公園で話す事になった……。       不機嫌なユキが話しだす―『…さっき言ってた事どうゆう事なの?本当なの?』「本間やってば!!」  『なんで俺に連絡しないんだよ!そうゆう時は俺呼べよ!!』

    2005-11-29 04:15:00
  • 428:

    ユキの言うとおりだ。確かにそこでユキに連絡しないのはおかしい……ない頭で考える……―――    「…だってあんた車ないやん!きても意味ないやん」『そんな事言ったって、エミちゃんに迷惑かけるよりマシだろ!』

    2005-11-29 04:16:00
  • 429:

    「うん…。そうやな…。」『おまえとりあえず、その男に電話しろよ!』   ―――(゚∀゚)キタ――!!!ユキは、それで私を試そうとしてる。もちろん、アリバイ工作済みの私が戸惑う事はない。

    2005-11-29 04:16:00
  • 430:

    「うん。いいよ。」   しれっとした顔で答える…〈勝った…〉なーんて、ちょっと思ったりして……―――プルルル…プルル…プルッ…『はい。』    「あっ。ごめん。"今日の事"でちょっと彼氏が話したいって言ってるんやんか。変わるなぁ。」

    2005-11-29 04:17:00
  • 431:

    ――"今日の事"…そう言えば聖には伝わる。    ――ユキが何を言うのか、気になって仕方なかった。もし聖が怒られたら最悪だ。聖に顔向けできなくなる……。 けど、ユキから出た言葉は予想とは裏腹なものだった――

    2005-11-29 04:17:00
  • 432:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 433:

    ユキは電話したことで、本当なんだと確信して、機嫌が直った――――――  いつもこう。なんかばれそうになったら完璧なアリバイ工作をする。そこまでして、浮気なんかする意味ないのに…。私…何がしたいんやろ――――。

    2005-11-29 04:18:00
  • 434:

    遊びたい……わけじゃない。浮気したい……わけじゃない。浮気されたら絶対別れるし……。自分はいいけど、相手は嫌。誰だってそうゆう考えはあると思う。昔は…そんな考えなかったのに…――いつからや…いつからやろぅ……あっ……やっぱ紫麻と…別れてからやな……――

    2005-11-29 04:19:00
  • 435:

    名無しさん

    ェロぃ、だけど純愛、だから伝わる

    2005-11-29 04:19:00
  • 436:

    449さん?ありがとうございます??そんなん言ってくれたらめっちゃ嬉しい??これからも呼んでて下さぁ?い??

    2005-11-29 09:11:00
  • 437:

    私は、本間に変わった――何があっても傷つけへん。でも…強くなったわけじゃない。傷つかんように、誰に対しても深入りしないだけ。いつも自分を守ってる…。――だって――信じてしまったら…本気になってしまったら…"失う恐さ"が襲ってくるんやもん…。裏切られた時つらいんやもん。

    2005-11-29 09:11:00
  • 438:

    ユキ…いつか言ってくれたやんな?『紫麻を越えてみせる!』…って……。  でも…絶対無理やねん。ユキがいくら頑張っても――私、変わられへんから……。ユキと付き合ってても、"失う恐さ"なんてない。それが楽やねん。

    2005-11-29 09:12:00
  • 439:

    紫麻と付き合ってた時、ずっと…失う恐さに怯えてた。毎日毎日…不安で…辛くて……。でもそれと同時に、好きで好きで仕方なかった……。今はそれがない。その方が傷つかずに済むから、本気になんてならん。そうゆう生き方が…楽やと思うから…――――。

    2005-11-29 09:12:00
  • 440:

    ――それからも、ユキとは普通に過ごしてた。なーーんもない、平凡な毎日。 でも……そんな私に…神様は罰を与えた――。

    2005-11-29 09:13:00
  • 441:

    その日は…いつものようにユキの家に行き、いつもどおりじゃれあってた……なのに……なのに―――  『なぁ…俺が東京帰るって言ったらどうする?』  「えっ?無理やわぁ!止めるに決まってるやん!笑」――こんなんいきなり言いだすから…冗談や思うやん……。

    2005-11-29 09:13:00
  • 442:

    『俺今帰ろうかと思ってるんだぁ。母さん体調悪くて入院するみたいだし…。』「えっ!絶対無理やし!無理無理!!笑」     ――今やったら引き止めれる。……そう思った――。『おまえは今俺がいなくても大丈夫じゃん?でも、親には俺しかいないし、今帰らなかったら後悔すると思うんだぁ。』

    2005-11-29 09:32:00
  • 443:

    ――え…ッ…本気…?ユキ―――?        呆然とする私。ユキは続ける………。       『親の病状も、まだ検査してみねぇとわかんねぇし、もしかしたら命にかかわるかもしんねぇじゃん?こんな時に妹はヤクザと付き合って家出してるし…。』

    2005-11-29 09:33:00
  • 444:

    「……本間に言ってんの?…本気なん……?」   ――嫌や…一人は嫌…… 涙が自然に溢れてくる……『あいつらには今、俺がいねぇとダメなんだよ……』ユキが……初めて私の前で涙を流した……――――

    2005-11-29 09:33:00
  • 445:

    「…ゥッ…いッ…いややぁッ――!…ッ…いかんッ…といてぇッ――…。」      ――泣き崩れた…。今までいろんな事してきたツケが…一気に回ってきた気がした…。――信じられへん。信じたくない――…。

    2005-11-30 02:51:00
  • 446:

    『…ッ…わかってくれッ…』ユキの決意は堅い――。たぶん、だいぶ前から悩んでて…もう決めてたんだと思う。――ユキ…なんで言ってくれへんかったん?相談位、してくれてもいいやん……。私…そんなに頼りなかった――?

    2005-11-30 02:52:00
  • 447:

    「いッ…いやッ…ゥッ…ッ…」 ――一人になりたくない。恐い――…。ユキがおらな…何を支えにしてればいいの…?                    〈―嘘って言って――…〉

    2005-11-30 02:53:00
  • 448:

    二人で、泣いて…泣いて…泣きまくって――…。  私は…承諾するしかなかった……ユキの決意が、堅すぎたから――。     ――こんな日にも、私はバイトが入ってて…行くしかなかった…。

    2005-11-30 02:53:00
  • 449:

    ――九月の終わり頃…外はもう半袖では肌寒くて――…心の隙間に風が吹く。 〈ユキがいなくなる――〉考えたくない……。ユキは、十月には行くって言ってた――…もう二週間もないやん…いきなりすぎる――。涙が止まらない。   〈笑って……嘘だと言って…行かないで――。〉

    2005-11-30 02:54:00
  • 450:

    ――その日のバイトは仕事にならなかった…。笑えない。――苦しい…苦しい――!!         ――ユキ…あんたが、大阪来る時に置き去りにしてきた彼女も…こんな気持ちやったんかな…?私も所詮、その彼女と同レベルやってんな――…。

    2005-11-30 02:54:00
  • 451:

    それからの私は、毎日毎日泣いて…。でも――…時間は待ってくれない。刻一刻と、ユキが出発する日は迫る――。        この約二週間だけは、紫麻の事忘れてたかもしれない……。

    2005-11-30 02:54:00
  • 452:

    ――ユキが出発する前の日、私達は体を重ねた……。――最後か――…そう思っていると、涙が自然に溢れてとまらなかった――…。『何ないてんだよ!笑 別にこれが最後じゃねぇんだから!!笑』      「だってッ……ゥッ……。」

    2005-11-30 02:55:00
  • 453:

    〈明日は泣かない。〉  そう決めてた。だから…今日だけは――…。。。  ――そして次の日……朝からユキの家に行って、いつもどおり楽しく過ごした。いつもと違うのは……見慣れた部屋が…綺麗に片付いてて……二人の思い出さえも、片付けられているかのようだった――。

    2005-11-30 02:55:00
  • 454:

    「じゃあ。バイトいってくるわ!」        ――夕方になり、私はバイトにいく事になった…。ユキの出発は七時。見送りにはいかない。見送りにいった時の自分が……どうなるかわかってたから――。 『おぅ。頑張ってこいよ』

    2005-11-30 03:02:00
  • 455:

    「あんたもな!!笑」  ――そして……私達は笑顔で別れた――…。    涙は……――流さん。帰ってから、思いっきり泣くんだ…。今泣いたら、きっととまらんから――。

    2005-11-30 03:05:00
  • 456:

    ――バイトについた……。事情を知っている店長が、私に話し掛けてきた。  『本間にいかんでよかったんか?今からでも、遅くないで?』
    「…ううん。いいんです、これで――。行ったら余計辛くなるから……。」

    2005-11-30 03:11:00
  • 457:

    〈――アカン……泣きそうや……。〉グッとこらえた――。
    バイトを入れたのはわざとだ。忙しくしてないと、考えてしまうから……ユキがいなくなったことを――。

    2005-11-30 03:17:00
  • 458:

    ――バイト中、ふいに時間をみた。
      ――七時十分――  ユキは行ってしまった…。実感は――湧かない……。ポケットに入っている携帯が震える――。ユキからのメールだろう。     ――この日、私は一人になった――……。。。

    2005-11-30 03:24:00
  • 459:

    明日も、あさっても、しあさっても――…。いつもと変わらず、ユキに会えるような気がして仕方なかった。――だって――あまりにいきなりすぎたから。毎日隣にいるのが当たり前で……いなくなるなんて考えた事なかったから――…。

    2005-11-30 03:33:00
  • 460:

    〈失って初めて気付いた〉よく言われる歌い文句。 今の私には、ぴったりすぎて……笑けてくる…。  人ってなんで…目の前にある幸せを大事にできへんのやろね。それができたら……世の中で起きてる醜い争いや意味のない殺し合いは消えるのに――。浮気や不倫っていう言葉だって消えるんじゃないかなぁ。

    2005-11-30 03:43:00
  • 461:

    ――それからの私は……学校、バイトに明け暮れた。忙しくしてないと、ユキがいない事を妙に実感して……泣いてしまうから――。ユキとはもちろん、毎日電話、メールをしてた。  でも――…やっぱり声だけじゃ埋まらない淋しさ、友達では埋められない心の隙間が……また私を曲がった道へと招いていった――。

    2005-11-30 10:32:00
  • 462:

    名無しさん

    ぁげ?

    2005-12-02 05:21:00
  • 463:

    名無しさん

    気になるっ

    2005-12-02 13:46:00
  • 464:

    476さん?あげてくれてありがとう?? 477さん?遅くなってごめんなさい?今から更新します?

    2005-12-03 03:35:00
  • 465:

    ――ユキがいなくなってから一ヵ月が経ち、だいぶ遠距離恋愛にも慣れた…。 そんな時、紫麻からの電話が鳴った――。     「はいっ。」『久しぶり☆誰かわかる?』――紫麻と浮気した日から、もう四か月位たってた……紫麻は気紛れだ。いつも忘れた頃にやってくる――。

    2005-12-03 03:36:00
  • 466:

    「わかるよ☆どしたー?」『今からあそぼや!!誰か他にも女の子誘って♪』 〈今から?!〉もう夜の12時30分――。私の家は厳しいから出れるわけないし、明日も朝から学校だ……でも――…「こんな時間から誘える子おらんわぁ!笑」

    2005-12-03 03:36:00
  • 467:

    今日はママがでかけてていない…家にはパパだけだ。〈抜け出せる――!〉そう思った……。『まぁとりあえず誰か誘ってみてーや☆また電話してー!』「わかった。」――電話を切って、いちよう何人かの友達にはメールしたけど、案の定誰も捕まらなかった……。

    2005-12-03 03:37:00
  • 468:

    午前一時―――。    「もしもしぃ!誰も捕まらんかったわぁ!普通に皆寝てるし!笑」『そっかぁ。ほんじゃあ、とりあえず今から行くし、出てこいやぁ☆』「用意するから30分待って!」――スッピンで紫麻に会いたくないし……『わかった!また連絡して』

    2005-12-03 03:37:00
  • 469:

    それから私は猛ダッシュで化粧をし、自分が一番気に入ってる服を着た――。今考えたら、夜中ちょっと出ていくだけなのに気合い入れすぎやったと思う…笑。――紫麻にメールを送り、そーっと…そーっと…家を出る。普段は気にならない物音や、床がきしむ音、全てにビクビクしてたんを覚えてる――…。

    2005-12-03 03:38:00
  • 470:

    鍵を閉める時も音が鳴らないように、ゆっくり、ゆっくり……――カチャッ――〈よしっ!脱出成功〜☆〉――両手にブーツを持ち、家の前の道路を裸足で小走り。少し離れた所でブーツを履いた――。     ――ドキドキドキドキ――初めて家を抜け出したのと、紫麻に会えるっていう気持ちで…心臓が破裂しそう。

    2005-12-03 03:38:00
  • 471:

    車はワゴンで、運転席と一番後ろの席に年下の子ら、助手席に咲季、真ん中に紫麻が座ってて…私は紫麻の隣に座った――。『久しぶりやなー!最近どーなん?』紫麻が聞いてきた。「別に普通やで。」――愛想のない私。いっつも紫麻の前では緊張して本当の自分が出せないでいた……。

    2005-12-03 03:39:00
  • 472:

    『南港いこか!!』誰かがそんな事を言いだし、車は南港に向かって走りだした…。走り屋なんかみた事なかったし、ちょっとドキドキ――。紫麻とおったら、いろんな事経験できる。そうゆうのが刺激的で、余計紫麻にひかれてたんかもしれん。

    2005-12-03 03:39:00
  • 473:

    南港についた――。走り屋の車が何台も走ってる。ドリフトをみたのも初めてで…間近で見ながら圧倒されてた――…。『ちょー向こういってくるわ!』「あっ僕らも行きます!」――そう言って、紫麻と後輩達は後から合流した典の車に行ってしまった――…。

    2005-12-03 03:40:00
  • 474:

    車に咲季と二人……〈バリキマづいしぃ…〉紫麻達が出ていったのはわざとだ。私と咲季がヤった事、知ってたんやと思う。なんかムカついた――。『元気ぃ?』咲季の方から口を開いた。「元気やで☆」――変な雰囲気にならんように、私は近づくなオーラをかもしだしてた――。

    2005-12-03 04:38:00
  • 475:

    咲季とは結局何にもないまま、皆車に戻ってきて…二時間位たってから家まで送ってもらって、その日は帰った――。この日から、紫麻はやたらと私を誘ってくるようになった――…。 最初は意味がわからんかったけど、純粋に嬉しかった…。

    2005-12-03 04:39:00
  • 476:

    ユキとは電話越しでしか喋らないし、適当に嘘をついて紫麻に会いにいってた…。――紫麻と会う時は、いつも咲季か典がいて…二人で会う事はなかった。  ちなみに典ってのは中学の同級生です!

    2005-12-03 04:39:00
  • 477:

    ――今日もまた、バイトが終わってから紫麻に誘われ、居酒屋に行った。普通に飲んでバイバイして――…ちょうど家についた時、紫麻からの電話が鳴った――「もしもし。どしたん?」『もう家ついたん?』「ついたよー☆」『今からあそぼや!』

    2005-12-03 04:40:00
  • 478:

    「えっ?!今から?」『おう。どっかブラッちしよや☆』「咲季は?帰ったん?」『俺一人やで。咲季おった方がいい?笑』――紫麻は完全に私が咲季を気に入ってるって勘違いしてる。「いやいや。別にいらんよ!笑 てか、もう家帰ってもうたし無理やわぁ!でられへん!」

    2005-12-03 04:40:00
  • 479:

    『そっかぁ…じゃあまた電話するわ!またなぁ!!』それで電話は終わった…。――この日、やっと私はわかった。紫麻がやたら私を誘うのは咲季とヤッたから。《簡単にヤらしてくれんで〜》とか聞いたんだろう…。それが目的だとわかっても、私には紫麻を拒む事ができなかった――。

    2005-12-03 04:40:00
  • 480:

    それからも、紫麻は二人で遊ぼうって何回か誘ってきたけど、タイミングが悪くて二人で会う事はなかった…。――ユキとは一ヵ月に一回は会ってた。ユキが大阪まで帰ってきてくれてたから……。正月になり、久しぶりにユキは三日間大阪にいた。

    2005-12-03 04:41:00
  • 481:

    正月ということで、紫麻からの連絡がくる事もない。…彼女と過ごしてるから――…。その間は紫麻の事も忘れて、ユキと一日中ずぅぅっと一緒にいた。でも――別れの時はすぐやった……楽しい時間はすぐすぎてしまう――。

    2005-12-03 04:41:00
  • 482:

    駅まで見送りにいく私――ユキの顔みてたら、妙に淋しくなった……。〈また一人になるんや――…。〉そう思ってたら泣いてしまった――。『泣くなよ〜!またすぐ帰ってくるから!なっ!』「…う…ん…ッ。」 なかなか泣き止めない私を見て、ユキも泣いてた。

    2005-12-03 04:42:00
  • 483:

    ドラマみたいなこんな状況、三ヵ月前まで想像もしてなかった――…。一緒にいる時間が長ければ長い程、別れる時辛い。久しぶりに三日も一緒にいたから…その分辛くて仕方なかった……。――新幹線の出発時間が迫り、ユキは改札をくぐった。まだ泣き止めない私を心配しながら、ユキはまた……いなくなった――。

    2005-12-03 04:43:00
  • 484:

    一人になった私は、溢れる涙を拭いながら切符売場まで早足で歩く――。泣いてる事が、周りの人に気付かれないようにずっとうつむいてた……その時、電話が鳴った。〈誰やろう。ユキかなぁ?〉そう思い携帯を開いた――。

    2005-12-03 05:26:00
  • 485:

    〈着信――紫麻――…。〉こんな時だけタイミングがいい紫麻…。まるで全てを見透かしているかのようだ――…電話に出た。「ッ…もしもし…」『何してるん?』――紫麻の第一声はいつもこれ。最近ではもう聞き慣れた声だった――。「今新大阪おるねん!彼氏見送りにいってて…」

    2005-12-04 05:30:00
  • 486:

    『そうなんや。あっちょーまってな!』――紫麻はそう言ってから、裏で誰かと話してる。(新大阪の行き方わかる?)(わからん!遠いやろー!)――そんな声がかすかに聞こえた…〈迎えにきてくれるかも!〉そう少し期待した…。『あっもしもし!帰ってきたらまた電話してやぁ☆』

    2005-12-04 05:30:00
  • 487:

    〈そんな甘くないか…。〉「わかったぁ!」――電話を切り、急いで電車に乗った。"紫麻に会いたい"……それしか頭になかった―。地元につき、即効で紫麻に電話をかけた…。――プルルルル...プルルルル...プルルルル..――……〈でない…。〉その後も何度かかけたが、紫麻がでることはなかった――

    2005-12-04 05:31:00
  • 488:

    こんな事はよくある事……今までだってそうやった。私は紫麻に振り回されてばっかり。もう慣れっこやし……平気――。     ……でも――今日だけは……会いたかったな――…。

    2005-12-04 05:31:00
  • 489:

    それから少し経って、夜中に紫麻からの電話が鳴った――…。「ん…もしもし…」『あっ、ねてたぁ?笑』「当たり前やん。笑」『今からあそぼヤ☆』「咲季とかは?」『もう皆帰ってまうから一人なるねん!暇やねーん。』考える間もなく私は答えた――。

    2005-12-04 05:32:00
  • 490:

    「別にいいけど…今からやったら二時間位しか無理やで?」『えーよ☆』――それから私は急いで用意し、家を抜け出した……。紫麻の車は既に来てて――私は車に乗り込んだ…。「おじゃま〜☆」『おぅ!どこいく?』「う〜ん。どうする?こんな時間から開いてるとこないしな!笑」

    2005-12-04 05:32:00
  • 491:

    しばらくドライブってかんじでぐるぐる回ってて、紫麻は人通りの少ない所に車を止めた――。『ここで喋ろか!』「うん。いーよ☆」頭の中は何喋ろうとかばっかりで……全然紫麻とうまく喋れない。喋りだしても一言二言で会話が終わってしまう……。

    2005-12-04 05:33:00
  • 492:

    ラブ?

    2005-12-04 05:33:00
  • 493:

    紫麻と喋る時はいつもこうだ。話したい事の10分の1も喋れない。この世の中で唯一、私が計算や駆け引きを使えない男だ――。  『眠たなってきたわぁ〜』そう言って紫麻はシートを倒した……。「かえらんでいいん…?女待ってるやろ?」聞きたくないのに聞いてしまう。女の事――。私はちゃんと割り切ってるで!って見せたかった――。

    2005-12-04 05:33:00
  • 494:

    『寝てるからえーねん。てかおまえ眠たくないん?』――わかってるねんで。あんたは私の前で女どーでもいいみたいな発言するけど……最後に帰る居場所は彼女のとこやねんな。本間はめちゃ好きなくせに――。「ちょっと眠たいかなぁ」そう言って私もシートを倒した――。

    2005-12-04 05:33:00
  • 495:

    紫麻……気付いてた…?私、紫麻の横で本気で寝た事ないねんで――?付き合ってる時も…最近会うようになってからも……。あんたの横で寝れるわけないやん。ぶっさいくな寝顔、みられたくないし…何より、あんたとおる時に寝たら……時間もったいないやん――。あんたはいつもおかまいなしにマジ寝してるけどなぁ――…。

    2005-12-04 05:34:00
  • 496:

    ラブ??ありがとうございます???

    2005-12-04 05:38:00
  • 497:

    ――それから私は紫麻の方をむいて、紫麻が寝てしまわないようにちょっかいをだしてた――。耳こそばしたり、ほっぺたツンツンしたり……『やめろやぁ笑』紫麻がそう言ってもやめない。だって――…紫麻に触れていたかったから――…。

    2005-12-05 14:49:00
  • 498:

    ――グイッ――〈えっ…〉紫麻がそんな私の手を引き寄せ、抱き締めてきた――。〈やばい…心臓破裂しそう――…〉紫麻の腕は優しくて……涙がでそうだった。――そんな私に紫麻はキスをする。〈あっ…〉紫麻もめっちゃ心臓早い――。 〈なんやぁ。紫麻も緊張してるんやぁ――…。〉

    2005-12-05 14:50:00
  • 499:

    そう思ったら安心した…。――私達は何度も何度もキスをする…まるで、久しぶりに会った恋人同士のようだ……。やがてディープキスに変わった――。やっぱり紫麻とするキスは気持ちいい。紫麻がうまいだけなのか…それとも私が好きすぎるからなのか…今だにわからない。紫麻を嫌いになったことがないから――…。

    2005-12-05 14:54:00
  • 500:

    しだいに紫麻は、私に覆いかぶさるような態勢になった――。紫麻は私の服の中に手を入れ、片手で器用にブラのホックをはずした――…。「…んッ…うん……」紫麻はキスをしながら、胸を揉んだり、乳首を転がしたり……私は自然に声が漏れる――。

    2005-12-05 14:54:00
  • 501:

    紫麻の手はどんどん下の方に下がり、私のズボンを脱がした――。紫麻はパンツごしに割れ目をなぞり、口では乳首をなめる…。「ッ…ハァ…ンッ…」――いつもこんなぐらいで声なんか出さない。でもやっぱ紫麻は違う――。全身で紫麻を感じる――…気持ちいい……。

    2005-12-05 14:55:00
  • 502:

    パンツを脱がされ、紫麻の指が私の中に入る――。 「あんッ…あっ…ハァ…ン」――クチュクチュクチュッ……――私の喘ぎ声とイヤラシイ音が車を包む――。紫麻の指は一層早さを増す…「あっあっあんッ…いッ…やぁ…」〈……紫麻……紫麻……〉心の中でずっとそう繰り返してた――…。

    2005-12-05 14:56:00
  • 503:

    「…んっ…なぁ…」『ん?』――紫麻の手が止まった「もういいよっ!星がしたげる☆笑」そう言って、私は紫麻のズボンを脱がした――…。初めて紫麻のモノをみる――。〈…おっきぃ……〉私は、紫麻のモノを口いっぱいいっぱいになりながらしゃぶりだした――。

    2005-12-05 14:56:00
  • 504:

    ――チュパチュパチュパ……――フェラなんて、嫌いやけど……今日は本気。『…後ろいこか?』紫麻がそう言い、後部座席に移動した――。私はまた紫麻のモノをしゃぶる…。紫麻は全然声はださないけど、私の頭を撫でて気持ち良さそうにしてる。私を撫でる紫麻の手が……さらに愛しく感じた――。

    2005-12-05 14:57:00
  • 505:

    『ストップ!ストップ!』イきそうになったのか、紫麻は私を止めて、押し倒してきた――。『しかえし〜!笑』そう言って、紫麻はまた指を入れてきた。私の声のだし具合でわかったのか、ずっと私が一番気持ちいい所を攻めてくる。「んっ…や…ッばぃ…」『どしたん?笑 まだまだ?笑』「あんッ…もぅ…十分ッ…笑」

    2005-12-05 14:57:00
  • 506:

    『まだ余裕やろ?笑』――じらしてるのか、紫麻はなかなか入れてくれない…。「ハァ…ッもぅ…無理…笑」その言葉を聞いて、紫麻がやっと手を止めた――。そして、初めて紫麻と一つになった――…。「あっあんっ…ハァ…ッ…あぁッ…」――やばいぐらい気持ちいい。頭がおかしくなりそう……。

    2005-12-05 14:58:00
  • 507:

    名無しさん

    ぃきなりゴメンなさぃ???(AA略)ってどーするんですか?

    2005-12-05 15:07:00
  • 508:

    522さん?どうやってみるかって事ですか??

    2005-12-05 15:22:00
  • 509:

    紫麻は、何度もキスをしながら腰を振る――。この時だけは、紫麻の"特別"になった気分だ。「あッあんっ…いやッ…ん…ッ」紫麻は私の手をギュッと握る――。それだけの事なのに…涙がでる位嬉しかった――…。『ッ…イきそう……』私の耳元で紫麻がそう言ってきた――。

    2005-12-05 15:23:00
  • 510:

    「んッ…いぃょ……ッ」  そして、紫麻は私の上で果てた――…。束の間の幸せな時間は終わり、紫麻は素に戻る。『時間ヤバいやん!急いでかえらなな!!』この瞬間に気付かされる。全部夢やった――…紫麻は私なんか愛してない――。切ないけど、これが現実……。割り切ってるつもりでも、めっちゃ辛かった――。

    2005-12-05 15:24:00
  • 511:

    522デス

    いや、主さん初めの方でAA略ってなってる部分ぁりますょね?
    どーすればそんな風になるのか教えてもらぇませんかp(^^)q?

    2005-12-05 15:26:00
  • 512:

    私もよくわからないんですけど、スペースが多すぎたり、改行が多すぎたらなるみたいです???

    2005-12-05 16:45:00
  • 513:

    522デス

    そーなんですか?関係ナィレスしてゴメンなさぃ?これからもガンバってくださぃね??

    2005-12-05 17:46:00
  • 514:

    名無しさん

    2005-12-05 18:19:00
  • 515:

    名無しさん

    2005-12-05 18:54:00
  • 516:

    522さん?全然いいですよ?よかったらまた読んでみてくださいね??頑張ります? 529、530さん?読みやすくしてくれてありがとうございます???

    2005-12-05 23:06:00
  • 517:

    SEXが終わってからはキスをする事もなく、余韻に浸ってイチャイチャする事もなかった――…。偽りの愛に溺れた……そんな一日だった――。体には確かに、紫麻の温もりが残ってる。湿ってる下着……乱れた髪の毛……紫麻に抱かれた――…全て現実なのに……虚しさだけが残る――…。

    2005-12-05 23:07:00
  • 518:

    『また連絡するわ!!』 紫麻はいつもそう言って、私の前からいなくなる…。"また"――…そんな言葉に期待させられる。その一言で、私は毎晩紫麻からの電話を待ってしまうんだ――。いつ鳴るかもわからない携帯と――睨めっこして……。

    2005-12-05 23:09:00
  • 519:

    紫麻からしてみれば、私なんて都合のいい時にヤれる女のうちの一人。何回もヤろうとしてできなくて、やっと私を手に入れる事ができた紫麻が…もう満足して連絡してこなくなるんじゃないかと不安になった――…。人って……手に入らない時は必死になるもんだ。手に入れてしまえば――…。。。

    2005-12-05 23:09:00
  • 520:

    案の定、しばらく紫麻からの連絡がくる事はなかった……。私は毎日携帯を握り締めて眠る――。そこに愛がなくても、後に虚しさや淋しさが残っても、都合のいい女でも……それでもいいから紫麻に会いたい――。彼女になんかなれなくていい。紫麻の中で何番目でもいいから――…紫麻の中から消さないで――……

    2005-12-05 23:09:00
  • 521:

    ――自分から連絡する事はできずに……時間は過ぎていく――。連絡はできなかったんじゃない…しなかった。それが私のせめてもの抵抗――。私が紫麻の事を好きだってバレたら、紫麻はきっと完璧に私と連絡とってくれなくなるから……。紫麻から連絡がくるまでしない。そう決めてた――。

    2005-12-05 23:10:00
  • 522:

    三週間位経ち、私は紫麻からの連絡を諦めかけていた――…。そんな時、あの着信音が鳴った――[君の事思い出す日…なんてないのは…君の事忘れた…時がないから…]あゆのHANABIだ…。この曲を初めて聞いた時、私の紫麻への想いを全て歌われているようで涙がでた――。それから私は紫麻の着信音にするようになってた――…。

    2005-12-05 23:10:00
  • 523:

    ――すぐに電話に出た。 「もしもし!」『何してるん?』「なーんもしてないよ〜。テレビみてるだけ☆」『一時間後位に出てこれる?』「いけるよー☆」『んじゃまた電話するわ!!』……本間に都合のいい女…。一回ヤってるだけに、紫麻の誘いに乗る=SEXをOKしてるようなもんだ――…。

    2005-12-05 23:11:00
  • 524:

    それでも私は紫麻の誘いは断らない。今までだって、よっぽどの事がないと断った事はない。紫麻のためなら友達も裏切れる。彼氏に平気で嘘もつける。私の家はめちゃくちゃ過保護で…厳しかったけど、紫麻に会う時だけは平気で門限も破ったし家も抜け出してた――。"紫麻に会いたい"……ただその一心だった――…

    2005-12-05 23:13:00
  • 525:

    《今からいくわぁ(^O^)》紫麻からのそんなメールで、私はまた家を抜け出した…「久しぶり〜☆」『おぅ!』――妙に緊張する。もう三週間前の出来事なのに、昨日の事のようにフラッシュバックして…なんか恥ずかしい――…。

    2005-12-05 23:13:00
  • 526:

    紫麻は顔色一つ変えずに話す――。まるでヤった事なんて忘れてるかのようだ…。でも――…暗黙の了解で、紫麻は前ヤった場所に車を止めた……。私達は体を重ねる――…。私にとっては何時間かの至福の時――。全身で紫麻を感じる――〈今だけは…私のもの……〉

    2005-12-05 23:14:00
  • 527:

    名無しさん

    2005-12-06 00:20:00
  • 528:

    名無しさん

    2005-12-06 13:51:00
  • 529:

    名無しさん

    2005-12-06 13:55:00
  • 530:

    542、543、544さん?ありがとう?それと、最近更新少なくてすいません??体調が悪くて…頭あんまりまわってません?少しですが…更新します?

    2005-12-07 03:07:00
  • 531:

    終わった後は、またすぐに帰った……。家に帰ると淋しさが襲う――…。紫麻には彼女がいる。しかももう三年も付き合ってる――。紫麻にとっては当たり前の存在で、帰る場所……。私にはユキがいるけど…傍にいない――…。帰る場所がない…。――淋しいよぅ……――。

    2005-12-07 03:07:00
  • 532:

    ――それからも、紫麻に誘われては会いにいってた。体を重ねる事はなくて…普通に喋って帰るだけって事が多かった――…。   今日も車でブラブラ……。私はずっと聞きたかった事を切り出した――。「あんたなぁ、今の彼女が一番長いし、やっぱ今までで一番好きなん?」

    2005-12-07 03:07:00
  • 533:

    『えっ?わからん。どーやろーなぁ。微妙…。』「忘れられへんぐらい好きとかさぁ、そんなんないん?」――聞きながら、今から告白しようとしてるような気分になり、なんか恥ずかしくなった――…。やっぱ私もいちよう元彼やし……"今までで"の中に、私も入ってる…。

    2005-12-07 03:08:00
  • 534:

    そう考えたら、紫麻が私にそんなこと答えれるわけないのだ…。聞いてから後悔した――…。『わからんなぁ。今の女は、本間におって当たり前なってるから、もう好きとかそんなんないしなぁ。おらんなったらわかるんかもしらんけどな!』――やっぱり紫麻は、あんまりはっきりと答えてはくれなかった……。

    2005-12-07 03:08:00
  • 535:

    「でもさぁ、彼女と長いしもう結婚するやろ?」『ん〜。そうなるかもなぁ。俺、あいつに一回堕ろさしてるからその責任もあるしなぁ。まぁ今はする気ないけどな!まだ遊びたいし☆』――一番聞きたくない事を聞いてしまった……。やっぱり……結婚する気なんや――…。

    2005-12-07 03:09:00
  • 536:

    紫麻は……働いてるし、紫麻の彼女も働いてる。二人は三年も付き合ってて……一緒に住んでる……いつ結婚してもおかしくない――。だから――…私は聞かずにいられなかった。紫麻は……私が紫麻を好きなのと同じように、彼女の事を好きなのか――。答えては…くれなかったけどね…。

    2005-12-07 03:09:00
  • 537:

    夢と美優は緊張ぎみであまり話さない。男は紫麻と咲季と晃司の三人で……プチ合コンみたいになった――「どこいくん?」『晃司の家いこや!酒とかもう買って用意してるねん☆』――やばいなぁ。家とか乱交なるやん……。「本間に酒買ったんかぁ?笑 どうせぱくったんやろ?笑」

    2005-12-07 03:10:00
  • 538:

    紫麻は19にもなって今だにヤンチャしてる。長い間連絡がこない時は、たいがい警察にお世話になってるみたいだった――…。『あほか!笑 今日はちゃんと買ってきたわ!笑』「本間かいや〜笑」――そんな会話を交わしているうちに、晃司の家についた――。

    2005-12-07 03:11:00
  • 539:

    晃司の家は一戸建で、ただっぴろいこの家にお父さんと二人暮しのようだ。だから、この家が溜り場になっているみたいだった――。〈女つれこんでは乱交してんねやろうなぁ……〉そんな事を考えてたら、妙にむかついた――…。    紫麻は私のモノじゃないのに……。

    2005-12-07 03:11:00
  • 540:

    名無しさん

    2005-12-07 05:49:00
  • 541:

    まみ ◆wPRpmjUZi.

    2005-12-07 13:34:00
  • 542:

    名無しさん

    2005-12-07 14:09:00
  • 543:

    556さん?まみさん?558さん? ありがとうございます??今日も少しですが……更新します??

    2005-12-08 04:12:00
  • 544:

    部屋に案内され、飲み会が始まった――。ゲームして飲んだりで、皆気持ち良く酔っていた……。『なんか曲ながそかぁ〜!』そう言って晃司が曲をかけた。〜ずっと友達だが時は経ち変わりゆく街の中で共に育ち…〜ケツメイシのトモダチだった……。

    2005-12-08 04:12:00
  • 545:

    この曲がかかった瞬間、男達の表情が曇った――。『この曲きいたら先輩の事思い出すわぁ…ッ…。』晃司が泣きだした――。それを見てつられたのか、咲季と紫麻も涙を流した……。紫麻達の先輩が、事故ったかなんかで最近亡くなったようだった――…。

    2005-12-08 04:13:00
  • 546:

    「えっ?!何泣いてんのよ〜!!汗」初めてみる紫麻の涙に少し戸惑った――。紫麻が泣いたところなんか見た事ない。紫麻はそうゆうキャラじゃなかったし、きっと酔った勢いってのもあったのだろう……。紫麻の違う一面が見れて…少し嬉しかった――。

    2005-12-08 04:14:00
  • 547:

    そんな暗い雰囲気もすぐ終わり、また皆飲み始めた。見ていてわかったのは……明らかに紫麻は美優を狙ってる――。美優はモデルみたいな体系で、顔はめっちゃ綺麗。私なんか勝てる相手じゃなかった……。それに美優は紫麻の隣。頭の中は嫉妬でいっぱいだった―――。

    2005-12-08 04:14:00
  • 548:

    「トイレどこ〜?」途中でトイレにいきたくなり、そう聞くと…『ついてったるわぁ!』そう言って咲季がついてきた――。明らかに下心丸出し……。でも嫌がる事なんてできないから、結局咲季といくことになった――。部屋は三階、トイレは一階。〈やばいやろぉ……〉

    2005-12-08 04:14:00
  • 549:

    トイレを済ました。『俺もするから、絶対待っててやぁ!!絶対やで!』〈そんな念おさんでも……ここまできて逃げへんやん……〉そう思いながらも、紫麻の事が気になって仕方ない――…。紫麻は絶対美優を食う気だ。早く部屋に戻りたい――!

    2005-12-08 04:15:00
  • 550:

    『おまたせ〜!』咲季が出てきて私はすぐ階段を上がろうとした――。すると咲季が私の手をとった。『ちゅうして☆』〈…きた…〉仕方がないから、私はチュッとしてすぐ階段を上がった――。部屋に戻ると、酒に飲まれた美優が寝転がってた。「もうあかんわぁ〜ばり眠い……。」

    2005-12-08 04:15:00
  • 551:

    そんな美優の横には紫麻が寝転がってる。〈やめて……紫麻の横におらんとって――。〉たった二回ヤっただけで、私は少し紫麻の特別になった気分でいた…。紫麻が他にもヤりまくってる事をわかってはいたけど……目のあたりにすると、ショックを隠せなかった――。〈やっぱ紫麻は…こうゆう奴やんな――…〉

    2005-12-08 04:16:00
  • 552:

    そんな私を尻目に、紫麻は一生懸命美優を口説いてるし…咲季は私を狙ってる。咲季は皆の前で堂々と口説く――。『なぁ。ちゅうしてやぁ〜!』「え〜?ここで?笑」――ガバッ――咲季がそんな私に布団を被せてキスしてきた――。「んっ…ん〜…ッ」

    2005-12-08 04:16:00
  • 553:

    「もぅ!やめてやぁ〜笑」咲季を払い除け、なんとかその場を切り抜けた。『エロいなぁ〜!笑』紫麻がそんな私達をみて余裕そうに言葉を発した――。紫麻にとって、私はどうでもいい存在――。それをやたら実感して……泣きそうになった――…。

    2005-12-08 04:17:00
  • 554:

    名無しさん

    ぇっ!?これまだ途中なん(>∧

    2005-12-08 22:45:00
  • 555:

    570さん?返事遅くなりました?完結はこのスレ内ではできると思います?もうちょっとですね?

    2005-12-10 23:02:00
  • 556:

    『じゃあもう寝るわ〜!』紫麻がそう言って、美優と一緒に布団を被った。布団の中で何をしてるかわからん――。〈嫌や――…私を抱いたその腕で…他の子を抱かんとって――〉私のそんな想いが聞こえたように、夢が布団をはぎ取った。「おもんなぃってぇ〜!」

    2005-12-10 23:03:00
  • 557:

    『もうやめてやぁ〜!寝かして〜!笑』紫麻はまた布団を掛け直す……夢は何度か布団をはぎ取っていたが、途中で諦めた…。――…ッ…チュッ…――かすかに聞こえるキスしてる音――…〈嫌や!絶えられへん――!〉私は無意識に布団をはぎ取ってしまった――…。

    2005-12-10 23:03:00
  • 558:

    『ひつこいなぁ〜笑…ハァ…』紫麻はため息をついた後、美優を襲うのを諦めたのか、もう布団を被らなかった――。その後は、美優と紫麻は寝てしまい、夢と咲季は姿くらますし、私は晃司に襲われそうになって大変やった――…。一時間位経って、やっと夢達が戻ってきた――。

    2005-12-10 23:04:00
  • 559:

    『おまえら何やっとってーん!笑』「ドライブしとっただけやで!笑」『あほか!ばればれじゃ!笑』  ――結局夢が白状し、二人は案の定ヤってたみたいやった……。夢とは「竿兄弟やなぁ!!笑」なんて言い合ってた――…本間アホやったわ――…。

    2005-12-10 23:04:00
  • 560:

    そんなこんなで、時間は朝の七時――。解散する事になり、私達は送ってもらって帰った……。次の日、紫麻からメールが入ってきた―《なぁ〜美優ちゃんの番号教えてやぁ!》紫麻は美優の事相当気に入ったようだ……【美優に聞いてみなわからんわぁ!あの子彼氏めっちゃ厳しいからなぁ。たぶん無理ちゃうか。】

    2005-12-10 23:05:00
  • 561:

    《彼氏おるんや?!》彼氏おるっていったのはわざとだ……美優の番号を教えたくなかった。【おるでぇ!昨日来たのだってたまたまやし。】《まぁ聞くだけ聞いてみてや☆》【わかった。】美優に聞かずに無理やったって言おうか迷ったけど…美優の彼氏が厳しいのは事実だし――…美優がOKするはずないと思ったから、いちよう聞いてみた。

    2005-12-10 23:05:00
  • 562:

    ――案の定、美優からの返事はNOで……少しホッとした――。紫麻にすぐメールを送ったけど、返事はなかった。紫麻にとってはショックでもなんでもないんだろう。セフレが一人増えるか増えないかの違い――。私が連絡をブチッたとしても……紫麻はきっとショックなんか、受けないんだろうなぁ――…。

    2005-12-10 23:06:00
  • 563:

    それからしばらく、紫麻からの連絡がくる事はなかった――。夏が近付き、今年は紫麻ではなく、ミー君にバーベキューに誘われたけど…一緒にいく子が見つからずいけなかった……。――紫麻に会えないまま、夏休みに入った……。ユキとは、相変わらず月一回のペースで会ってたけど……いいかげん遠距離にも飽き飽きしていた――。

    2005-12-10 23:06:00
  • 564:

    クリスマスも一人。誕生日も一人。二人の一年記念も一人――…。恋人同士のイベントというイベントを、この約一年、一人で過ごしてきた…。近くにいないと助け合う事なんてできない。一番苦しい時、傍にいてほしい時、隣にいない――。〈こんなんで付き合ってて意味あるん?〉自分で自分にそう、問い掛けてた。

    2005-12-10 23:07:00
  • 565:

    遅くても一年以内に帰ってくると言ったユキ……もう八月。後二ヵ月で一年経とうとしてるのに…帰ってくる気配もなく、しまいには『卒業したらこっちきてなぁ』と言う始末――。連絡をとれば、会えないもどかしさや束縛で…喧嘩ばっかり――…。この頃の私は、連絡をとる事さえも苦痛になってた……。

    2005-12-10 23:07:00
  • 566:

    ユキには支えてもらってきた――。学校でうまくいかんかった時や、バイト先でもめた時…ユキにアタッたりして、ストレス解消に使ったりしても――…ユキはいつもちゃんと話を聞いてくれた――。ユキと付き合って一年六ヵ月――…私はそんな付き合いに終止符を討とうとしていた……。

    2005-12-11 00:06:00
  • 567:

    季節は夏――夏休み!!!一年の中で一番ハッチャケたい時期――…。私は地元の友達の京と、その友達の奈菜、そして夢と一緒に海にいく事になった――。"一夏の恋"……なーんて期待しながら、ユキとのペアリングを外して海に向った――。

    2005-12-11 00:07:00
  • 568:

    白浜――。『いっぱい人おるぅ〜☆』テンション一気に急上昇の四人♪服を脱ぎ水着になった――。「浮き輪空気いれてもらってくるわぁ〜!!」私と夢は京達にそう言い、海の家に向った。夢と京達は初対面だったから、この二人ペアで行動することが多かった――。

    2005-12-11 00:07:00
  • 569:

    「すいませ〜ん!空気いれてくださぁーい☆」ルンルン気分の私達の前に出てきた店員さん――『あいよっ!』…いかにも海の家ってかんじの、小麦色のサーファーチックな兄ちゃん。「いくらぁ〜?」『本間は200円やけど…姉ちゃんら可愛いから100円にしとったるわ☆』

    2005-12-11 00:07:00
  • 570:

    〈ラッキィ〜☆〉「え〜マジでぇ!!ありがとぅ☆」いつになくブリブリの私達……。『そんかわりまた来てやぁ!!』「わかったぁ!」そう言って、私達は海に向った――。――ピチャ…ピチャ…「うわぁ〜!さぶい〜!」気温は暑いけど、浜風のせいか少し肌寒く、水が冷たく感じる――…私達はゆっくりゆっくり海に入った――。

    2005-12-11 00:08:00
  • 571:

    しばらく海を入ったり出たり、ナンパされた奴と少し戯れたりしたけど、お腹がすいてきた…。「なぁ〜なんか食べにいかん?」『本間やな!あっ!あっこいこやぁ☆またマけてくれるかもやで!笑』そう言って私と夢は、さっきの海の家に入った――。

    2005-12-11 00:08:00
  • 572:

    さっきの兄ちゃんはいなくて結局マけてもらえず、カップラーメンを二人でススッてた……。『おっ!きてくれたんやぁ!笑』そう言ってさっきの兄ちゃんが私の隣に座ってきた――「てゆうか仕事しぃや。笑 こんなとこ座ってていいん?笑」

    2005-12-11 00:09:00
  • 573:

    『えーねんえーねん!てか、自分等マジで今日来てる子らの中で一番可愛いわぁ〜!』「「よ〜ゆぅわぁ〜!!笑」」私達は声を揃えて言った。誉められて気分が良い。『てゆうか、自分宝塚みたいやなぁ!笑』ケラケラ笑いながら兄ちゃんが私の方をみて言う…。

    2005-12-11 00:09:00
  • 574:

    「なんじゃそれ!!笑」…気合いいれて化粧しすぎたかな……。『てゆーか今からナンパしていい?!』「「はぁぁ?!!」」そういうのって…言ってからするもんちゃうやろぉ…笑『とりあえずぅ番号教えてや!!』本間軽いし……いつもこんなんしてんやろな……

    2005-12-11 00:10:00
  • 575:

    「無理無理!」いちようユキおるしなぁ…『番号位えーやん!なっ!』何故か私にしか言わない兄ちゃん――「どうせ一生会うことないって!もうココこーへんし!笑」『そんな淋しい事ゆいなやぁ〜!お願い☆』「じゃあ…何才か当てれたらいいで☆笑」

    2005-12-11 00:10:00
  • 576:

    名無しさん

    2005-12-11 00:25:00
  • 577:

    倖田クミたん??????????????????あんたの歌のタイトルと、うちのスレタイかぶってるやん????著作権の侵害やな???

    2005-12-11 00:32:00
  • 578:

    592さん?ありがとう?? 593は、主じゃないです?

    2005-12-11 01:17:00
  • 579:

    私は実年令より、いつも老けて見られる。当てれるわけがない――『え〜……22才!!!』〈失礼なッ!!〉「ブ〜〜〜〜!!はいっ!もう無理な!笑」『えっ!待ってや!もっかいもっかい!笑』「しゃーないなぁ…。」『もしかして……18とか?!!笑』なによその笑いは……

    2005-12-11 01:17:00
  • 580:

    「はいッ!もう無理!笑」『あ〜〜!わかったわかった!!笑 19やろ!!』「そうやで。なんでわからんねん!笑」『当てたから教えてやぁ!約束やろ☆』そんだけ言ったら当たるやろ……「三回も言ったから無理〜!笑」『頼むってぇ!じゃあ夢ちゃん教えてや!笑』

    2005-12-11 01:18:00
  • 581:

    もぅ乗り換えですか?!笑――「え〜。まぁ…いいけど…。」夢は困りながらも彼氏がいないから、兄ちゃんに番号を教えた――『よしッ!じゃあ次は星な!笑』夢が教えたら教えるゆうてませんけど……てゆうかいつのまに名前覚えたんですか?笑……「なんでやねん!笑」『えーやんかぁ!番号ぐらい♪』

    2005-12-11 01:18:00
  • 582:

    「ん〜しゃーないなぁ。笑」兄ちゃんのあまりのひつこさに負け、私は渋々番号を教えた――。『ありがとう☆』本間嬉しそうやなぁ……「アイスたーべよッ!」兄ちゃんに200円渡し、私はアイスを取りにいった……『俺何才やと思う〜?』席に戻ると、夢と兄ちゃんがそんな話をしていた――。

    2005-12-11 01:19:00
  • 583:

    「え〜。24とか?」うんうん。みたまんまやね。『ブッブ〜〜!全然違うね!』「21!!」『たぶんびっくりすんでぇ〜笑』もしかして……「まッまさかッ――…18とか?!!」『んなわけあるかぃ!!笑』やんな……笑「え〜〜!じゃあわからんわぁ。何才よ?」

    2005-12-11 01:19:00
  • 584:

    明らかにイケイケ兄ちゃん24以上には見えない――。『教えてほしぃ?笑』「「ウンウン!!」」……『30やで☆』「「え゙〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」」見た目と裏腹な年令に、私と夢は唖然とした――…。「ないッ!ないわッ!笑 その見た目でそれはないわッ!!笑」

    2005-12-11 01:20:00
  • 585:

    『失礼やなぁ〜!笑 えーやんけ別に。笑』兄ちゃんは照れ笑いを浮かべた――〈あっ…ちょっと可愛いやん…〉――話に盛り上がってる間に、日も暮れてきていた……「最後に泳いどくかぁ〜♪」『おぅ!行ってこいや!これはとっとけ!お礼や☆』そう言ってアイス代を返された……子供ちゃうんやから……笑

    2005-12-11 01:20:00
  • 586:

    それでその日はもう兄ちゃんと絡む事はなかった…。遊び倒して、兄ちゃんの事を忘れてしまっていた帰りの車――…♪♪♪…――携帯が鳴った。《いきなりの雨にびっくり☆俺は今からサーフィンしにいきます(^O^)/気を付けて♪》ぽいとは思ってたけど…やっぱサーファーなんや………

    2005-12-11 01:21:00
  • 587:

    女ってこうゆうのに弱いやん?笑 こん時はまだ、そんなすごい人やって知らんかったけど――…【うん☆気つけて帰るわ(^O^)またね(^^)v】メールはこれだけで終わった――。同時に夢にも似たようなメールが入ってきていた。〈やっぱこうゆう奴やんな……誰でもいいねん。〉

    2005-12-11 01:21:00
  • 588:

    それからも、兄ちゃんからたまーにメールが入ってきては一、二回のやりとりで終わってた。兄ちゃんの名前は……咲弥。サーファーしてて、三十路の独身。それ以上は、あんまりわからんけど……本間の自由人やってゆうことはなんとなくわかった――…。この出会いが……私の人生を大きく変えるとは、この時はまだ思ってもなかった――…。

    2005-12-11 01:22:00
  • 589:

    名無しさん

    2005-12-11 01:47:00
  • 590:

    605さん?ありがとう?今日はもう少し書きます??

    2005-12-11 02:31:00
  • 591:

    今日もまた、咲弥からメールが入ってきた――《昨日無事、優勝しました(^^)v疲れた〜!》――えッ?!そういえば昨日、九州であるサーフィンの大会に行くって言ってたなぁ……てゆーか…優勝?!!!【マジで?!めっさすごいやん!(*_*)】《別にすごないよ。まだまだやわm(__)m》

    2005-12-11 02:32:00
  • 592:

    すごいって思ってしまったその時から……咲弥に対する見る目は変わっていってた――。今まで適当に返してたメールも、真剣に返すようになったし、遊ぼうってずっと前から誘われてたのも、OKしてしまった――…。本間にわかりやすい女やったと思う――。バカやったわ――。

    2005-12-11 02:32:00
  • 593:

    浮気をする時とか、自分の中でラインを引いてた…。この顔レベルやったらいいわーみたいな……。咲弥もその内の一人。すごい人なんやってわかった瞬間、この人やったら浮気する価値あるわ――みたいな…。今冷静に考えたら本間アホやけど、今でもそうゆう考えは…捨てられずにいる――…。

    2005-12-11 02:33:00
  • 594:

    咲弥と会う当日――。夜の十時。私の地元まで咲弥が来てくれて……居酒屋で飲むことになった――。『久しぶり〜☆』「本間久しぶりやなぁ!」咲弥とは、あの海以来会ってなかった。もう夏休みも終わって、初めて会ってから一ヵ月は経ってたと思う。

    2005-12-11 02:33:00
  • 595:

    そんな事でさらに関心しながら雑誌をパラパラみる私。「なーなー!前から思っててんけどさぁ。ボードにいっぱい貼ってるこのシールってなんなん?」『あー。それスポンサーついてるからやで。スポンサーっていうのは……』それから咲弥がスポンサーの話をしてくれて……あまり理解できんかったけど、スポンサーがついてたらすごいんやって事はわかった――。

    2005-12-11 02:34:00
  • 596:

    咲弥にもスポンサーというものがついてるらしい――…〈やっぱすごい人なんや!〉――いろんな話をして、居酒屋をでて車でドライブした後、結局咲弥の家にいく事になった――…。咲弥の家は…本間に田舎の団地で、しゃれっけなんて全然なくて意外だった――。

    2005-12-11 02:34:00
  • 597:

    咲弥は駐車場が目の前にあるのにかかわらず、その辺に適当に車を止めた――。「駐車場いれんでいいん?」『俺駐車場とってないねん』「なんでなん?」『ほとんど日本おらんしなぁ。とったらもったいない!』〈???〉――「へッ?どうゆう事?!」

    2005-12-11 02:34:00
  • 598:

    『俺、一年の半分はオーストラリアとか行ってサーフィンしてるから。日本におるのはたいがい今の時期だけ〜☆』「へ〜!すごいなぁ!!」――咲弥が日本にいるのは、お金を貯めに帰ってきているだけだった。咲弥をどんどん尊敬している自分がいた――…。

    2005-12-11 02:35:00
  • 599:

    咲弥の部屋に入った――。「おじゃまします。。」外見とは裏腹なその部屋にびっくりした……言葉で表すなら…"海の家"――綺麗に飾られた部屋。本間にサーファーの部屋ってかんじ。トイレの中までもおしゃれに飾られてた――。「すごいなぁ…。」部屋を見渡す私――。ふと、気になるものが目に入った――…。

    2005-12-11 02:35:00
  • 600:

    すいません?ややこしくなりますが…611の前にこの文章入ります?すいません

    『これみて〜☆』そう言って出してきた一冊のサーファー雑誌。〈…んッ?〉そこには咲弥が載ってた――。「え?!なんで載ってるん?!」頭の上にはハテナがいっぱい。『え?言わんかったっけ?俺仲間とボードとかの店やってて、それで載ってるねん☆』「そうなんや?!バリすごいやん!!」

    2005-12-11 02:39:00
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