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俺の女
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1:
俺は悠久。二十歳。容姿は普通。女にもそこそこモテる。この二十年間やんちゃもしてきた。女遊びもしてきた。でも今まで理性を失う事は無かった。あの女と会うまでは―" " "05/08/12 04:55
2007-08-25 07:12:00 -
2:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
あの女と知り合ったのは、ちょうど一年前の事だった。連れとクラブに行ってナンパしてた俺は悪魔に会う事になる。
「悠久!あの女いかん?」「あぁーあれか。すぐヤらしてくれそうやし、いいんちゃう?」
「んじゃ、俺が声かけてくるわ!」2005-08-12 04:59:00 -
3:
名無しさん
おぇっぷ
2005-08-12 05:01:00 -
4:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はこの時、クラブに行ってはナンパの繰り返しで飽き飽きしていた。
「暇やし、酒買いに行こ」独り言を言いながら、バーのカウンターまで歩く。
するとある女が目についた。2005-08-12 05:01:00 -
5:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ?なんでやねん!はよ来いや!」
電話を片手にでかい声で話している女が目についた。いるいるこーゆーアホ女。と思いながら、目の前を通り過ぎようとした。2005-08-12 05:04:00 -
6:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると、いきなり肩を叩かれた。
「あんた、今あたしの事チラチラみとったやろ?」
「はぁ?見てへんわ!」
なんや、こいつ…と思って呆れ返ってしまった。
「ええから、見とったんやろ?」
「だから見てないから!」2005-08-12 05:06:00 -
7:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
よく見ると…この女、目がイってる。薬中や…。
そう思い、俺はさっさと逃げる事にした。
「こらぁ!ちょっと待てや!」
なんと女は俺を追っ掛けてきやがった。2005-08-12 05:10:00 -
8:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると、いきなり胸ぐらを掴まれ、グーでどつかれた。
「ったぁー!お前何すんねん!」
女はなぜか黙り込んでいた。すると、いきなり俺の方へ倒れかかって来た。2005-08-12 05:12:00 -
9:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
なんや、こいつ!と思い、女の顔を覗き込む。
よく見たら、まあまあかわいい顔をしていた。笑
女を壁にもたれさせて、女をよく見る。
息してない……?やばい!そう思って、体を揺らす。2005-08-12 05:16:00 -
10:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「おい!大丈夫か?」
「んんっ?」
女の目が開いた。よかった、生きているようだ。
「誰ですか?」
いやいやさっきと性格変わってるから…笑2005-08-12 05:18:00 -
11:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
まぁ、そんなこんなでなぜか俺は番号を交換して、この女と連れになった。
女の名前は―佐里。十九歳。クラブには毎週きてるらしい。見た目はオネギャルって感じで、気強そう、遊んでそうって感じ。
こんな女ろくに居る。たいした女とは思わなかった。2005-08-12 05:27:00 -
12:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ナンパしていた俺の連れはというと…収穫無しだった。俺をかなり探したらしい、けどなかなか見当たらなくて、力尽きたらしい。
さらに俺がちゃっかり女捕まえてる事で、その後はかなり説教された。笑2005-08-12 05:30:00 -
13:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
携帯を見ると、昨日の女から、メールが来ていた。
「昨日はごめんなさい…全く意識が無かったから、覚えてないけど、殴ったってほんま?」
「本間や!俺おかげて痛いわ!」2005-08-12 05:34:00 -
14:
名無しさん
ガンバってくだちゃい??
2005-08-12 06:52:00 -
15:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると電話が鳴った。
着信―佐里。
「はい!」
「悠久くん?佐里やけど分かる?」
「分かるで!」
「あたし今から、悠久くんち行くわ!だから、家おってね!」2005-08-12 13:30:00 -
16:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁぁぁぁぁ!?」
「んじゃ!」
「ちょ…ちょっと、俺、今日はッ……」
プー、プー、プー………
こ、こいつ何て女や!呆れ返るわ…笑2005-08-12 13:34:00 -
17:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
やっぱり佐里は俺の家にやってきた…。
「おじゃまします!悠久くんちって綺麗やなぁ!」
「その辺座っといて!」
「はぁぁい!」2005-08-12 13:40:00 -
18:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
人の家にずけずけ上がりこんで、なんてゆう女。佐里は佐里でのんびり人の家でくつろいでる。
「悠久くん!」
「なんや?」
「これこの前のお詫び。」そう言って、佐里はある物を取り出した。2005-08-12 16:52:00 -
19:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は机の上に置かれた―お金に目を奪われた。
「これ…何?」
「これ昨日のお詫び!二十万あるから。好きに使って!」
「こんなんいらんで!俺、病院行くような怪我したわけじゃないし」2005-08-12 17:03:00 -
20:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「でもただで渡してる訳じゃないねん。お願いがある。」
「何……?」
「あたしと付き合って!お金はいくらでもあるから。」
「でもそんなん………」
「いいから!!」2005-08-12 17:06:00 -
21:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
結局、佐里の勢いに負けてしまった俺は佐里と付き合う事になった。
佐里と付き合う為の契約を交わした。月々契約金を貰い、週一でデート。でも付き合っているからといって、束縛は一切無し。ただ佐里といる時は女がらみは禁句。さらには佐里専用の携帯を渡された。2005-08-12 17:11:00 -
22:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
正直おいしい話だと思ってしまった。お金が入り、しかも自分にとっては好都合な条件―金を貰えるだけ貰って逃げたらいい…そう思っていた。
「じゃあね!悠久!」
「おう!また連絡してや」佐里は家から出て行った。2005-08-12 17:18:00 -
23:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里が出て行った後―俺の中に一つの疑問が浮かんだ。
あいつ…昨日初めて逢ったばっかりやのになんで俺の家知ってるんやろ?
そんなことを考えていたが、その時は嬉しさでいっぱいで余程気にならなかった。2005-08-12 17:20:00 -
24:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はすぐ連れの圭に電話して、さっきあったばっかりの事を話した。
「お前、すごいな!羨ましいわ!俺なんか女探すだけで必死やのに…」
「でもなぁ…なんか怪しい気がするねんな。こんな上手い話ってあるんかな?」「てか俺、今から用事やから、また連絡するわ!」
「分かった。」2005-08-12 17:27:00 -
25:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
電話を切ると、佐里からメールが入っていた。
「悠久があたしと付き合ってくれて、本間嬉しい!あたしいっぱい尽くすから!悠久、好き!」
「俺も好きやで!俺もお前の事大切にするし、幸せになろな!」2005-08-12 17:36:00 -
26:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
女なんて甘い言葉の一つもかけておけば、繋ぎ止めれると思った。
俺は甘かったかもしれない…。2005-08-12 17:51:00 -
27:
(´ー`)
ぉもろぃカモカモ??最後まで読むから頑張ってなぁぁ???
2005-08-12 20:07:00 -
28:
名無しさん
書いて???
2005-08-12 21:16:00 -
29:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
この二日間色んな事がありすぎて、すっかり忘れてたが、こう見えて俺はちゃんと仕事はしている。
おとんの会社の手伝いをしている。おとんは社長だから、俺は次期社長って事になるが、会社といっても自営の小さい会社。収入もあまりよくはない。2005-08-12 21:19:00 -
30:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ここ何日かは仕事を休んでいた。おとんの会社って事で、少し休んだぐらいじゃ文句はゆわれないけど、給料はカット!笑。多少辛いところもあるけど、自業自得だと思った。
俺は久々に出勤する事にした。
「おはよーございます!」「こらぁ!悠久、お前どれだけ仕事休んどんねや!はよ働け!」2005-08-12 21:32:00 -
31:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前今からここ掃除しろ!今回はサボり過ぎや!」社長―俺の親父に叱られてしまった。二十歳になってまで親に怒られるなんてちょっと恥ずかしかった。
「あっ!あとお前そうじ終わったら、俺んとこ来いよ!」
「分かった!!」2005-08-12 21:36:00 -
32:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はさっさとそうじを終わらせて、煙草でも吸おうと喫煙室へ行った。
ポケットに入っていた携帯を見ると、佐里からのメールは一切無かった。寝てるのかなと思い、煙草を吸うとおとんのいる社長室へ行った。2005-08-12 21:42:00 -
33:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
社長室の前まで来ると、おとんと誰か女の声が聞こえる。
ドアをガラッっと開けると、一人の女が立っていた。「始めまして。荒木佐里です。」
「えっ……?」
俺は目を疑った。荒木……佐里…?
「新人の佐里ちゃんや。かわいいやろ?仲良くしたりや!」2005-08-12 21:46:00 -
34:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「仲良くして下さい!ちゃんと仕事頑張ります!」
「あっ…ろしく、お願いします……」
声が上擦る。なんで?なんでこいつが俺の仕事場に?全く状況が把握出来ない。なんでこいつがいるんだ!誰か教えてくれェェェェ!!笑2005-08-12 21:50:00 -
35:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前、佐里ちゃんに仕事教えたれ!」
「…かった」
佐里と二人、社長室を出た。
「お前なんでここおんねん!俺もう、びっくり…」
「シーッ……お父さんに聞こえたらやばいやん。」
「そーゆー問題ちゃうねん!はよ説明せえ!」
「向こう行こ?いいから」2005-08-12 21:57:00 -
36:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
喫煙室に着くなり、俺は佐里を問い詰めた。
「なんで来てん?」
「それはゆわれん…」
「なんでや?」
「だって笑われるもん…」「いいから、ゆえや!」
「悠久とずっと一緒にいたかったから。」
「んで、なんでここ分かってん!」2005-08-12 22:00:00 -
37:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「実はあたし…」
ゴクッ…俺は息を飲んだ。「前、悠久んち行った時、悠久の名刺を見つけて、それでそれこっそり持って帰ってん。」
「なんやー。そんな理由か。それなら、そん時にゆーたらええやん」2005-08-12 22:04:00 -
38:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「だって…悠久、そんなん絶対嫌がるやろ?」
「まぁな。でもお前みたいにいきなり目の前に現れたりされた方が嫌やわ!これからはなんでもゆいや」
「分かったっ。もう怒ってない?」
「うん。」2005-08-12 22:07:00 -
39:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
するといきなり佐里は俺に抱き着いてきた。
「よかったぁ。悠久優しいねんなぁ」
佐里の目が俺を見つめる。綺麗な目。肌も白くて綺麗だった。ドキドキする。2005-08-12 22:10:00 -
40:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺も男だ…。佐里に触れたい………そう思った。
少しずつ距離を近づける。佐里の目をじっと見つめながら、唇へと近づく――
「…ってか、仕事しよ!お父さんに怒られるしっ!」「えっ…?」2005-08-12 22:26:00 -
41:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里はそんな事言いながら、すたすたと部屋を出て行った。
俺…避けられた?今まで女に拒否られた事は無いし、どちらかといえば、女の方から誘ってくる事が多かった。だから、俺は初めての失態に相当なショックを受けた……。2005-08-12 22:29:00 -
42:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それからだ。俺が佐里に違和感を感じたのは―。手を繋ぐ事はあっても、エッチいやキスさえさせてもらえない。佐里はそれ以外は俺に尽くしてくれる。金の援助や身の回りの世話は全て佐里に任せていた。
2005-08-12 22:34:00 -
43:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それから、何事も無く、一ヶ月が過ぎたある日―
「今日はどっか行くん?」「どっか行きたいとこある?俺はどこでもいいで」
「じゃあ、遊園地行きたい!」
「分かった!ほな、行こか」2005-08-12 22:37:00 -
44:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「やったぁ!めっちゃ嬉しい!じゃあ、あたし着替えてくるね」
佐里は嬉しそうにお風呂場に走って行った。
佐里のあの笑顔を見ると俺は幸せになる。いつしか佐里を好きになっていた…2005-08-12 22:48:00 -
45:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里が着替えに行ってから、もう10分経っていた。俺は佐里を覗きに行く事にした。
「佐里?まだか?佐里?」ドアを少し開ける。返事が無い。
「佐里……?」2005-08-12 22:50:00 -
46:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
少し経つと、佐里は気がついた。
「悠久…?」
「やっと気がついたか。お前いきなり倒れてて…俺めっちゃ心配してんから!」俺は佐里を抱きしめた。佐里の体はまだ熱っぽくて、少し熱かった。2005-08-12 22:57:00 -
47:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久…?」
俺は佐里に無理矢理キスした。強引なキス―
「…っ、ゆう…ん」
黙れというかのように俺は佐里の唇を塞いだ。
少しずつ手探りで胸を探す。2005-08-12 23:00:00 -
48:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
バコッ!!
一瞬、何が怒ったか分からなかった。俺は腹を佐里に蹴り飛ばされたのだ。
「止めて!あたしに触らんといて!」
佐里の言葉が胸に突き刺さる。2005-08-12 23:02:00 -
49:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なんで?俺こんな…さりのこと…」
「あたしは無理やねん!」「なんで…?」
「昔、男にレイプされてん!」
「えっ……?」2005-08-12 23:05:00 -
50:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里は俺に昔の話を話してくれた。夜中に歩いていたら、5人の男に車に乗せたら、抵抗したら、殴られ、5人の男にまわされたらしい。意識が飛んでいて、気づいたら、破れた服で山に捨てられたと言っていた。幸い近くにいた車に助けられたが、犯人は捕まっていないらしく、未だにそれを引きずっているらしい。
2005-08-12 23:29:00 -
51:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「俺、何にも知らんくて…なんてゆっていいか…ゴメン」
「いいねん。あたしが悪いねん。こんな女嫌やろ?」佐里は寂しそうな顔で俺を見つめる。
「俺はどんな過去があっても佐里の事好きやし、この気持ちだけは変わらん。」2005-08-12 23:32:00 -
52:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久ッ…本間にゴメン」佐里は泣きながら、俺に謝ってきた。俺は優しく佐里の肩を抱き寄せた。
「ええねん。ずっと辛い思いしてきてんな。俺がおるから、俺がお前を守る。」そう言うと、佐里は俺の胸でワンワン泣いた。
その日、佐里は泣いた後の少し腫れた目で自分の家へ帰った。2005-08-12 23:36:00 -
53:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
次の日の朝―携帯が鳴る音で目が覚めた。
「もしもし?」
「悠久!お前最近ノリ悪いなぁ!女とずっと一緒なんやろ?お前、クラブにも顔出さんし、飲み会にも来んから、みんな淋しがっとるで!」
「俺は圭等とは違って暇人ちゃうねん!」
「今から行くから、用意しとけよ!」2005-08-12 23:41:00 -
54:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ?」
「ええから、用意しとけや!切んで!」
なんでやねん!と思いながら、久しぶりに連れに会いたい気持ちも会ったから、佐里にはメールだけ入れて、連れのとこへ行った。2005-08-12 23:44:00 -
55:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「久しぶりやん!お前なんかふけたなぁ!おっさん化してるやん!笑」
「うっさいわ!お前等みたいなガキとはちゃうねや!笑」
まぁ、そんなこんなで久しぶりの連れ3人で遊ぶ事になった。しかもクラブで。笑。正直行きたくは無かったが、無理矢理連れてかれた。2005-08-12 23:49:00 -
56:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
久しぶりのクラブ。
懐かしい気分になった。
「悠久、お前何飲む?」
「ジーマ。」
「分かった。兄ちゃん、テキーラ三杯な!笑」
「お前、なめとるやろ!笑」
とまあ、圭のペースに乗せられ、予想通り酔っ払い親父になってしまった俺。笑2005-08-12 23:54:00 -
57:
名無しさん
テステステス〜?ただ今、荒らしのテスト?
2005-08-12 23:56:00 -
58:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は気付けば、圭の家のベッドで寝てしまっていた。佐里の事を思いだし、携帯を見ると、着信が全部、佐里で埋まる始末。メールも10分おきに入っていた。正直めっちゃビビってもた…笑
2005-08-12 23:57:00 -
59:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
慌てて、佐里に電話した。すると、佐里は携帯の電源か入っていなかった。俺は少しホッとした。
「悠久、起きてたんか」
「おう!よー寝たわ。」
「てかお前、クラブんなかの事覚えてるか?」
「全く!!笑」2005-08-13 00:00:00 -
60:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前、佐里好きやー!とか佐里は俺のもんやー!とか大声張り上げて、めっちゃ恥ずかしかったわ!笑」「作り話やろ?」
「本間。笑」
「俺めっちゃ恥ずかしいやんけ!笑」
「だからもう一人おった俺の連れ帰ってもたしな。笑」2005-08-13 00:05:00 -
61:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は我ながら、自分のした事にザンゲをした。笑
「てかお前の付き合ってる女、佐里って名前なん?」「そやで。」
「可愛い名前やな。写メとかないん?」
「あるで。」
俺は唯一、自分で撮った佐里の写メを見せた。2005-08-13 00:10:00 -
62:
のあ
読んでるょ-??なんか楽しい?最後まで読むからね-?
2005-08-13 00:14:00 -
63:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
遅くなりましたが、
14さん、(´ー`)さん、28さん、のあさん、読んでくれてありがとうございます。必ず完結させるので、応援して下さいね☆彡2005-08-13 00:41:00 -
64:
のあ
はぁ-ぃ???
2005-08-13 00:44:00 -
65:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の写メを見るなり、圭は黙り込んだ。
「圭…?」
「この子の名前、荒木佐里やろ?」
「なんで知ってるん?」
嫌な予感がした。俺の嫌な予感…どうか神様、的中させないで下さい。2005-08-13 00:45:00 -
66:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「実は…こいつ付き合ってた女やねん」
「誰が?」
「俺…やで」
「はっ?」
「実は名前聞いた時から、まさかな…とは思っててんけど、まさかあの佐里やとは思わんかった」2005-08-13 00:49:00 -
67:
星羅
バリ気になるゥゥ??
2005-08-13 00:51:00 -
68:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もしかして…今も好きとか?」
「そんなんちゃうで!けど…」
「本間に好きちゃうねんな?それやったら、問題無いやん。」
「あいつは止めとけ!あいつだけは止めとけ!」
「なんやそれ。未練でもあるんか?」2005-08-13 00:51:00 -
69:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
せいらさんありがとう☆彡
「ちゃうねんて!」
圭は血相を変えて、声を張り上げた。
「じゃあなんやねん!」
「あいつはろくな女ちゃう!お前は知らんだけや。素直に俺のゆう事聞いとけ」「俺の女をろくな女ちゃうとかようゆえんなぁ!」
俺はかーっとなって圭の胸ぐらを掴んだ。2005-08-13 00:57:00 -
70:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前が心配やねん…」
圭のこんな悲しそうな顔、今まで見た事無かった。中学から今までずっと親友だった。でも俺はたった一人の女の為にとんでもない事を言ってしまった。
「お前なんか連れちゃうわ!俺の事はほっといてくれ!佐里の事悪くゆう奴は例え連れでも許さん!」2005-08-13 01:04:00 -
71:
名無しさん
それから???
2005-08-13 01:04:00 -
72:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はそれだけ言い放つと、掴んだ服を話し、部屋から出て行った。圭はもう何も言わなかった。
俺はすぐ佐里に電話した。声が聞きたい。会いたい。抱きしめたい。あんな事ゆわれて、不安にならない訳は無い。俺は普段通りの佐里を自分で確かめて、安心したかった。2005-08-13 01:10:00 -
73:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
でも何時かけても佐里の電話は繋がらなかった。
とりあえず、タクシーに乗って、家まで帰った。
玄関に着くと、鍵を開けようとした。すると、何故か鍵は開いていた。
佐里だ!直感でそう思った。2005-08-13 01:13:00 -
74:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
何時じゃなくて何回でした!失礼(。pд`q。)
2005-08-13 01:14:00 -
75:
まつたく?
実話デスか?
今初めからぃっきに読んでバリはまってもた??ガンバって完結してな?2005-08-13 01:15:00 -
76:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
部屋に入ると、部屋は真っ暗だった。すぐ電気をつける。
ベッドには茶髪の頭が見える。佐里だ。佐里の方へ行くとすやすやと気持ちよさそうに眠っていた。
「ん…悠久?」
「あっ…起こしてもた?ゴメン」2005-08-13 01:17:00 -
77:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
まつたくさん、実話は実話なんですけど、脚色してます!だから、少し現実離れしてるように感じるとは思いますよ。
2005-08-13 01:19:00 -
78:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「佐里…」
俺は佐里をゆっくり抱きしめた。佐里は俺の腕の中にいる。現在ここにいるのが本当の佐里だ。俺は心地いい体温を肌で感じながら、佐里の存在を実感した。
「佐里…好きやで」2005-08-13 01:22:00 -
79:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう言いながら、佐里の柔らかい手を触る。
「…めて!」
すると佐里がいきなり手を離した。
「俺なんかした?」
「ゴメン…なんでも無いから。」
「なんやねん!」
俺はもう一度手を掴んだ。2005-08-13 01:25:00 -
80:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺が握った佐里の細い手首からは血が滲んでいた。
「お前これ…」
「…………」
佐里は黙り込んだ。
「あたしな…レイプされてから、ずっとリスカしてんねん。癖やから、止められん。」2005-08-13 01:28:00 -
81:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前の体やろ?大切にしろよ」
「みんなそーやって同じ事言うねん。でも止められん。レイプの事考えたら、悠久とはエッチも出来ん。だからってちょっとでも悠久があたしの前から居なくなる事が怖い!あたし耐えられんねん。一緒に居ても、何も出来んのに、一緒におらな死んでまう。あたしってワガママやんな?」2005-08-13 01:33:00 -
82:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「俺はどんな佐里でもいいねん。俺はどこにも行かんし、お前と一緒におる」
俺はこの時、こいつの為になんでも出来ると思った。もう俺は佐里という麻薬にはまってしまったのかもしれない。周りなんか見えてなかった。2005-08-13 01:36:00 -
83:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はその日は佐里が寝るまで起きてやった。佐里が寝た事を確認すると俺も眠りについた。
2005-08-13 01:39:00 -
84:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
今日は仕事だ。俺は朝早くから、起きた。佐里は気持ちよさそうに眠ってたから、俺だけ先に出勤した。
「悠久!おはよう」
「おはよう!おとん最近どないや?」
「相変わらずやわ。お前が一人で暮らすようになってから、俺も一人やし、なぁーんもする事無いわ」2005-08-13 01:45:00 -
85:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「おかんとは会ってないんか?」
「お母さんなぁ、再婚して新しい旦那に子供もおるみたいやから、会う機会も無いわ」
「まぁー元気出せや!おとんらし無いで!笑」2005-08-13 01:47:00 -
86:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「おう!分かっとるわ!お前もはよ結婚して、孫の姿見せてくれよ。笑」
「それはまだちょっと気ぃ早いな!笑」
「そーいえば昨日、佐里ちゃんから電話あって、仕事辞めたいってゆわれてんけど、お前なんか知っとるか?」
佐里が…?なんでやろ?まぁ、俺からしたらそっちのが嬉しいねんけど…。2005-08-13 01:55:00 -
87:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「知らんなぁ!あいつ連絡とかしてこんし、わからんわ!」
「まぁ、給料だけ渡したいし、佐里ちゃんに来てもらうようにゆうといてくれるか」
「分かった!」
まぁ、そんなこんなで俺は仕事を片付けさっさと家に帰った。2005-08-13 01:57:00 -
88:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の事は未だにおとんに秘密にしてた。また機会があれば、話そうと思っていた。
「ただいま!」
「おかえり!悠久、御飯出来てるよ?」
「じゃあ、すぐ御飯食べるわ!」
よかった。いつもの佐里だった。このままこのまんまの佐里でいて欲しい。2005-08-13 02:01:00 -
89:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
御飯も食べ終わって、二人でお笑い番組を見ていた。「キャハハハ!これおもしろい!」
「本間やな!」
「あたし本間お笑い好きやわぁ!」
「じゃあ、俺頑張って芸人目指すわ。笑」
「えー!悠久は無理やわ!笑いのセンス無いもん。笑」2005-08-13 02:05:00 -
90:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「それひどいなー笑」
「じゃあ、夫婦漫才でもする?あたしがボケるわ!悠久、突っ込みな!笑」
「お前なぁー笑」
そんな冗談を言い合いながら、笑っていた。
佐里が自然と俺に寄り掛かってくる。2005-08-13 02:10:00 -
91:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なぁ?お前、仕事辞めるんか?」
「もうお父さんから聞いたんや。仕事辞めるで。御飯作ったり、掃除したり、悠久の為に働きたいねん。仕事してたらもっと一緒におれるけど、悠久の為になりたい。」2005-08-13 02:13:00 -
92:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はそんな佐里の言葉に感動した。なぜか泣いてしまった。
「ちょっとぉ…なんで泣くんよ?笑」
「ねぇ?聞いてる?」
俺が黙っていると、佐里の方からいきなりキスされた。びっくりした俺は目が点。笑2005-08-13 02:17:00 -
93:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
初めての佐里からのキスは俺の涙と混ざってしょっぱい味がした。笑
俺のせいでムードぶち壊しだった。笑
けど、佐里はケラケラ笑いながら、俺の泣き顔を見ていた。俺って男失格……………………泣2005-08-13 02:20:00 -
94:
りぁ
最初から読んで楽しみにしてまぁ???悠久クン頑張れッ?(?≧?≦)?
2005-08-13 02:25:00 -
95:
星羅
ガンバってぇぇ??
2005-08-13 06:41:00 -
96:
のあ
のあゎそ-ゆぅ涙なら好き??ってゆ-ょり涙してくれた方が嬉しさ倍増??ヮラ
悠久クンずっと読むから頑張って完結させてね?2005-08-13 11:12:00 -
97:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りあさん、せいらさん、のあさんありがとう☆
また合間みて書くので、楽しみにして下さい!2005-08-13 12:26:00 -
98:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里は少しずつだが、俺に心を開いてくれているようだった。でもまだ前の事があって、なかなか進展はしなかった。それでも俺はいいと思った。それ以上に佐里とは何かが通じ合ってってる気がしていたからだ。このままこの幸せが永く続きますように……なんて祈ってみたりして。笑
2005-08-13 12:41:00 -
99:
名無しさん
100
2005-08-13 12:48:00 -
100:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
もう佐里と付き合って、3ヶ月が経っていた。この3ヶ月間本当に色んな事があった。
俺は気付けば、週の半分は佐里といるようになっていた。でも、俺は佐里の家にすら行った事は無かったし、家族や友達の話は聞いた事が無かった。俺はもっと佐里の事が知りくなった。2005-08-13 12:51:00 -
101:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
100取られた!笑
2005-08-13 12:52:00 -
102:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そんな事を考え出してから、何日か経ったある日、おとんから預けられた佐里の給料を貰って、帰宅した。「おかえり!」
「ただいまぁ!お前の給料持って帰ってきたで。」
「本間?ありがとう。お父さんには怪しまれんかった?」
「おう!でもいつかおとんにもお前の事は話さなあかんな。」2005-08-13 15:47:00 -
103:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうやな。」
「お前の親は俺等が付き合ってるんとか知ってるんか?」
「……うん。まぁ…ね」
佐里の表情が一変した。
「そっか。俺もまた挨拶にでも行かなあかんしな」
俺は平然な顔をした。何か隠されてる気はする。ただ佐里の顔を見ていると何も聞けなかった。2005-08-13 15:51:00 -
104:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたし…」
佐里が突然、口を開いた。「あたし実は片親やねん。父親しかおらへんし」
「そうなんか…」
「でもその父親には暴力振るわれて、今は一緒に住んでない。」2005-08-13 15:56:00 -
105:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、お前俺とおらん時はどこで寝てんねん?」「従兄弟のとこ」
「はっ?俺そんなん初めて聞いたし。」
「隠す気は無かってんけど、なかなか言いづらくて…」
「まぁ、ええねんけどな」2005-08-13 15:59:00 -
106:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「それと…もう一つ話さなあかん事があるねん」
「何?」
「あたし、ずっと悠久にお金渡してたやん?でももうお金無いねん」
「何や、そんな事か!それなら、俺が稼ぐから、心配はいらんで」2005-08-13 16:02:00 -
107:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ゴメン……」
「お前が謝る事じゃないで?俺が迷惑かけててんから。俺がこれからお前を養ってたる!だから、心配すんな」
「ありがとう。あたしってなんか悠久に迷惑かけてばっかりやな…」
「ええねんで!気にすんなや!」2005-08-13 16:05:00 -
108:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は完璧に佐里にはまっているようだ…。今の俺には『道徳』なんて言葉すら無かった。佐里を幸せにしてあげたい。その一心だった。
2005-08-13 16:09:00 -
109:
?ニャア?
読んでるょ?ぉもしろぃ?頑張ってネ?
2005-08-13 16:51:00 -
110:
(-∀+)
リアルタイム?で見+ニぁ?
続き+ニの∪みに∪てる-?早く更新∪てネ???
これからも頑張れッ?2005-08-13 17:36:00 -
111:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ニャアさん、(-∀+)さん、ありがとうこざいます☆彡また夜に書きます♪
2005-08-13 17:55:00 -
112:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
実はもうすぐ佐里の二十歳の誕生日が来る予定だった。佐里には何もしなくていいと言われたが、俺は佐里に何かしてあげたかった。佐里はこれが欲しいとかここに行きたいとかあまりワガママを言うタイプでは無かったから、何をしてあげたらいいのかかなり悩んだ。
2005-08-13 21:03:00 -
113:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
誕生日当日―俺は店の前で待ち合わせする事にした。いつもとは違って、少し大人っぽい格好で、髪形もビシィィィ!っと決めてやった!笑。香水はシャネルのエゴイストをつけた。我ながら、ナルシストな俺は鏡の中の自分に陶酔した。笑
2005-08-13 21:13:00 -
114:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は待ち合わせの10分前に店で待つ事にした。
それから、10分、20分、30分………なかなか佐里は来ない。俺は耐え切れず、佐里に電話する。何回かけても佐里はなかなか電話に出ない。
俺は佐里に[いつまでも待つから、出来るだけ早く来てくれ!悠久]とだけメールを入れた。2005-08-13 21:19:00 -
115:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
結局その日は佐里は現れなかった。俺は一人で家まで帰って、ベッドに潜り込んだ。一人でいるとなぜか涙が出てきた。佐里…佐里…俺は佐里が来なかった事より佐里が隣にいない不安に襲われた。
2005-08-13 21:48:00 -
116:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
次の日、パッと目が覚めると隣に佐里がいた。俺はベッドから起きると、佐里に抱き着いた。
「悠久…?昨日ゴメンね。実はお父さんが事故で救急病院に運ばれて…」
「そんな事いいねん…」
俺は佐里の胸で泣いていた。声が震える…。
「俺、佐里が心配で…何も考えられなくて…それで、俺……っ」2005-08-13 21:53:00 -
117:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なんで怒らんの?」
佐里の一言に俺の涙は引っ込んだ。
「はっ!?」
「あたし昨日約束破ってんで?連絡の一つもいれてないし。なんで怒らんの?」「俺は怒ってもしゃあないって思うし…佐里には来れん事情があるやろ?」2005-08-13 21:57:00 -
118:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もういいわ!悠久なんか知らんし!」
佐里は怒るだけ怒って、家を出て行った。
俺ははっ???って感じだった。初めて佐里の気持ちが分からなくなった。これが女心なのか…?俺は何が何なのか本当に分からなくなった。2005-08-13 22:00:00 -
119:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それから、何日かずっと佐里からは一切、電話もメールも来なかった。俺は毎日メールを入れた。でも帰ってくる事は無かった。本当なら佐里の家を探して、佐里に問い詰めたかったが、俺はなぜかそこまでする気にはならなかった。佐里がいつか謝ってきてくれる…そう信じていたからだ。俺には変な自信があった。
2005-08-13 22:05:00 -
120:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そんなある日、佐里からメールが来た。携帯を開きメールを見る。
[あたし達、もう別れよう]俺は状況が飲み込めなかった。俺はすぐさま佐里に電話をした。なかなか出ない。
[話がしたいから、電話に出てくれ]
それだけメールを送った。2005-08-13 22:47:00 -
121:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はその日から、仕事に行かず、家でボーっとしていた。佐里に買った指輪を見ながら、いつか佐里から連絡があると信じて待っていた。
すると、電話が鳴った。
佐里だ!すぐ電話に出た。2005-08-13 22:49:00 -
122:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もしもし?佐里?」
「話があるから、今からそっちに行ってもいい?」
「いいで。迎えにいこか?」
「いいわ。今から行くから、家におってな。」
俺は佐里が気を取り直してくれたと思って、喜んだ。早く逢いたい。2005-08-13 22:52:00 -
123:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
インターホンが鳴った。それを聞くと同時に、俺はドアを開けた。
「佐里!お前…」
よく見ると佐里の後ろには知らない男が立っていた。こいつ、誰や…?
俺は嫌な予感がした。2005-08-13 22:54:00 -
124:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「とりあえず、中入っていい?」
佐里は前とは違った冷たい目付きと、冷たい口調で、俺に話し掛ける。
男と一緒に俺の家に上がり込んできた。
「お前が佐里の別れた男か?」
男が俺に尋ねる。2005-08-13 22:58:00 -
125:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうやけど…てか佐里こいつ誰なん?」
「………」
佐里は黙っている。
「あたしの…旦那…」
俺はあまりの衝撃に腑抜けをした。2005-08-13 22:59:00 -
126:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はっ?嘘やろ?冗談はもうええって!」
佐里が俺をからかっているようにしか見えなかった。「本間やで…あたし16で結婚してん。子供も一人おるし」
「………」
俺は言葉を失った…。2005-08-13 23:04:00 -
127:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたしが悠久と知り合った時、ちょうど旦那と喧嘩してて、誰でも良かってんけど、誰かに淋しさを埋めてほしくて…で、悠久にあんな風に声かけてん。じゃあ、悠久もそこまでまんざらでもない様子やったから、旦那の貯金から、お金盗んで悠久んとこ持ってきたり、悠久の会社にいきなり現れたりして、悠久の気を引こうとしててん」
2005-08-13 23:10:00 -
128:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「正直な話、悠久じゃなくてもよかってん。誰でもよかった。旦那に、愛してる人に相手にされんくて、誰かに愛されたかってん。だから、悠久を利用した…ごめんなさい。」
俺はまだ佐里の言った事が理解出来ない。
「じゃあ…レイプの話は?」2005-08-13 23:14:00 -
129:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あれは嘘ついた。エッチしたくなかったし、悠久の事愛してないから…」
「じゃあ、俺の身の回りの世話とかしてくれたりしてたんは?」
「あれは…自分の家におるんも嫌やったし、だからしてただけ」
「じゃあ………」2005-08-13 23:17:00 -
130:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もう、ええやろ!」
男が話しを止めた。
「佐里、もう行くぞ。」
「うん。あと、悠久…あたしがあげた携帯解約しとくからね」
佐里と男が席を立つ。
「ちょっ…まっ…」2005-08-13 23:19:00 -
131:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「待って…く……」
バタン!!
ドアの閉まる音―
俺は腰の力が抜けたて、ベッドにへたり込んだ。
俺は―俺は―何をしてたんだ?今まで、間違っていたのかもしれない―。いや、違う。俺は一人の女を愛した。愛し通した。2005-08-13 23:24:00 -
132:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
でもなぜか目から涙がでてきた。
「…っ、佐里…っ」
俺は一晩中、泣き明かした。どれだけ泣いても心が晴れる事は無かった―。2005-08-13 23:26:00 -
133:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
次の日―またその次の日も俺は家に引きこもった。
もうあれから、二週間ほど仕事にも行って無ければ、誰とも会ってもいない。
そんな時、ある電話がかかってきた。2005-08-13 23:28:00 -
134:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「………は…い」
「もしもし?悠久?俺」
「だ…れ?」
「圭や。お前が絶交やゆうた奴や」
「あ…あぁ」
「お前どないしてん?大丈夫か?」2005-08-13 23:31:00 -
135:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「今からそっち行くから、待っとけ!」
するとすぐ、圭は俺ん家に来た。鍵を開けると、圭はものすごい驚いた顔をしていた。
「ゆう…お前…」
「………」2005-08-13 23:33:00 -
136:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前、なんかあったんやろ?話してみぃや」
「……もない」
「佐里の事か?」
俺は久々にその名前を聞いた。
「あいつの事か…前、俺がゆうた意味分かったか?」2005-08-13 23:36:00 -
137:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…う……ん」
俺が頷くと、圭は一言俺に言った。
「喧嘩した時、お前の気持ち分かってあげれんかってゴメン。許してくれるか?」
「俺こそ…ゴメン」2005-08-13 23:39:00 -
138:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「まぁ、泣きたい時は泣けや」
俺は圭のその言葉に何かに解放されたかのように、涙が零れ落ちた。
今まで自分が必死に保ってきた何かが一気に崩れると同時に安心感を覚えた。2005-08-13 23:42:00 -
139:
名無しさん
続き早くみたぁぁぃo(≧∀≦)o
2005-08-14 00:34:00 -
140:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
141さん、ありがとう。
2005-08-14 00:51:00 -
141:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
じゃあ、続き書きます。
―――――
その後、俺と圭はまた元の連れに戻ったのは、ゆうまでもない。
少し落ち着いたところで、俺は佐里との今までの事を圭に話した。圭は大変だったな…とそれだけ言われた。俺はそれから、時間が経つと、少しずつではあるが、また連れと遊ぶ生活に戻っていった。2005-08-14 00:58:00 -
142:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ただ女だけは作らなかった。佐里の事があってから、俺は女不振になってしまっていた。それと同時に佐里への気持ちがなかなか薄らぐ事は無かった。
あれから、2ヶ月後―俺は圭や連れ何人かと遊んでいた。2005-08-14 01:01:00 -
143:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると、ある連れの一人がとんでもない事言い出した。
「ホストやらん?」
「はぁ??」
正直、女不振の俺には向いてないという気持ちもあったが、バイト感覚でやってみようと思った。2005-08-14 01:05:00 -
144:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は家にあったスーツを掘り出し、着てみた。髪の毛もワックスで立てて、シルバーのアクセをつけ、香水をふった。いかにもホストって雰囲気ムンムンだった。ナルかと思うぐらいに鏡を見た。笑
「悠久、お前決まってるやんけ!笑」
「おう!男前やろ?笑」2005-08-14 01:11:00 -
145:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は圭と二人で、某ホストクラブへ向かった。
ドアを開けると、開店前なのか静まり返っていた。
「おっ!お前等、来たか」ホストを紹介してくれた連れの大輝だ。
大輝はまだホストを初めて半年だが、ナンバー3だという。2005-08-14 01:15:00 -
146:
名無しさん
ぉもろォ?ぃ(?^∀')?
2005-08-14 01:16:00 -
147:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前等、ホストらしいやんけ!笑」
「バリバリ決めてきたわ!大輝もなかなか男前やがな!笑」
「やっぱり?俺、ゆわれ過ぎて困るわー笑」
等とたわいもない会話をしていた。
「自分等、面接の子?」2005-08-14 01:18:00 -
148:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
148さん、ありがとう!
声が聞こえたと思ったら、とんでもなくすごいオーラの男の人が出てきた。
25歳ぐらいだろうか?整った顔立ち、白い肌、色気のある大人の雰囲気。俺はその人に見とれてしまった。2005-08-14 01:21:00 -
149:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久、口開いてんぞ!笑。この人がここの代表、海斗さん。」
「はぁ…」
なぜか俺は言葉が出なかった。
「とりあえず、こっちに座って」
そう言われ、手前にあったテーブル席に腰をかけた。2005-08-14 01:26:00 -
150:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「名前は?」
「け、圭です!」「…ぁ、悠久です!」
俺等は海斗さんに圧倒され、ガチガチに固まってしまってた。笑
「まぁまぁ、そんな固くなるなや!笑」
ニコッと笑う海斗さんはより一層、かっこよく見えた。2005-08-14 01:29:00 -
151:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「やる気はあるか?」
『はっ、はい!』
俺と圭は声を揃えて返事をした。
「じゃあ、採用!笑。明日から来い!仕事の事は大輝から、聞け。」
「あ、あの…」
海斗さんはそそくさと席を立って、どっかへ行ってしまった。2005-08-14 01:33:00 -
152:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺と圭は大輝から、仕事の大幅な説明をしてもらった。
初心者の俺にはさっぱりだったが、とりあえず実践から入ろうと思った。
「じゃあ、明日6時な!」「6時ぃ?店は夜からじゃ…」2005-08-14 01:38:00 -
153:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「当たり前や!新人は掃除担当やからな!笑」
俺はだまされた……と思った。
「明日俺も6時に行くから、それまでに店の前おれよ!みっちみち鍛えたるから、覚悟しとけよ!笑」
俺はこの時の大輝の笑みを一生忘れない………笑2005-08-14 01:46:00 -
154:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
次の日、俺等は6時に出勤して、掃除を一通り終わらせた。それだけでくたくたになった。
9時から店がオープンすると、ホストが全員で16人ずらっと並んだ。俺は、またまた圧倒された。
「悠久、圭!客引きいってこい!」
海斗さんにいきなり指示された。2005-08-14 02:03:00 -
155:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
外に出て声をかけてみるが、ナンパのようにはすんなりといかない。シカト…シカト…シカトの嵐!俺は相当落ち込んだ。笑
「悠久、あの女どう?」
いかにもキャバ嬢二人組。声をかけてみる事にした。「そこのべっぴんさん二人組!笑」
すると、二人同時に振り向いた。笑2005-08-14 02:07:00 -
156:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
やったぁ!!と思い、近づいて話し掛ける。
「なぁ、俺等と一緒に楽しい夜を過ごさん?笑」
「いいで!いこいこ!」
なぜかすんなりオッケーだった。
「で、どこの店?名前は?何歳?いつからホストしてるん?」等と質問攻めにあった。笑2005-08-14 02:10:00 -
157:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
名前は真理と結衣。18歳の現役キャバ嬢。客から金を貰っては、ホスト遊びをしているらしい。顔はなかなか可愛い感じだった。
俺は真理、圭は結衣の隣に座った。
「自分、ホスト向いてなさそうやなぁ!笑。でもなんか雰囲気が好きやわ」
真理にいきなり痛い所をつかれた。年下にここまでゆわれるとは…少々、落ち込んだ。笑2005-08-14 02:16:00 -
158:
名無しさん
更新まってる?
2005-08-14 02:58:00 -
159:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理ちゃんは酒、何飲むん?てかお前、未成年やんけ!笑」
「何おっさんくさい事言ってるん?笑」
「カクテルにしとけ!」
「嫌だよー!けいくんピンドン!笑」
「お前なぁ…笑」
最近の未成年は怖い…笑2005-08-14 03:15:00 -
160:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
160さん、ありがとう☆もう少し更新して寝ます!
2005-08-14 03:17:00 -
161:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はピンドンとやらを初めてみた…。こいつがピンドンか…。
「悠久!真理の為に一気してよ!」
「本気っすか?」
「本気!!笑」
真理に勢い負けをした俺は一杯、二杯と軽くたいらげた…つもりだったが、気付けば意識が飛んでいた。情けない………笑2005-08-14 03:21:00 -
162:
りぁ
悠久クン今日も楽しみにしてま?すッ??頑張れ?ぃ?
2005-08-14 03:21:00 -
163:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
気付けば、俺は自分のベッドに寝ていた。どーやって帰ってきたのか全く記憶がない。人間てのはなかなかよく出来てるもんだ。
「…ったぁ」
二日酔いで頭がガンガンする。俺は水を飲もうとベッドから、立ち上がろうとした。2005-08-14 03:24:00 -
164:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りぁさん、いつもありがとう☆少しだけですけど、更新しますね!
よく見ると、隣に女が寝ている。
真理だ!!!!
俺はズボンを脱いで、すぐに確認した。昨日の晩は何も無かったようだ。
ホッとした………。2005-08-14 03:27:00 -
165:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ん…悠久っ?」
「おはよ!てか俺、昨日何してた?」
「んー…なんか酒ガンガン飲んで、酔うて、叫んでたで。笑」
「ははは。まじかよ…」
「んで、真理が圭くんに悠久ん家聞いて、連れて帰ってんでぇ」
「そうなんや…」
「てか悠久って彼女とかおるん?」2005-08-14 03:31:00 -
166:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「おらんで。」
「佐里…って誰?」
「えっ?なんでお前その名前…」
「昨日、家帰ってきたら、悠久が真理に抱き着いてきて、ずっと真理を佐里って呼んどってん」
「前の女やねん。」
「まだ引きずってるん?」2005-08-14 03:34:00 -
167:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「それは無いわ。しかも、真理が気にする事ちゃうしな。」
「気にもなるわ!だって、真理なぁ、悠久の事好きやもん!」
「えっ?」
「真理と付き合って?」2005-08-14 03:37:00 -
168:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「今は無理やな…女作る気無いし…」
「あんたホストのくせに色もかけんねんなぁ」
「色って…?」
「はぁ…まぁ、いいわ。あたし悠久が落ちるまで店通うから、覚悟しといてな」2005-08-14 03:39:00 -
169:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「は…はい」
真理はその後、さっさと部屋を出てった。
また厄介な奴に好かれてしまった。真理はこれから俺をどうしようとしてんだろ?俺はそんな事考えながら、仕事の為に眠ることにした。2005-08-14 03:44:00 -
170:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
次の日、俺はまた6時に出勤した。店に着くなり、大輝に
「悠久、お前昨日やってくれたな!」
うわ…怒られる…と思ってビビってた。
「海斗さん褒めとったで!初日でお前、売り上げ20万やからな!」
「はっ?何が?」
「真理ちゃんやん!」2005-08-14 03:52:00 -
171:
?汚嬢?
?初?しぉり(?´?`)
2005-08-14 03:54:00 -
172:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理ちゃん、朝の5時までおったしなぁ。あれはお前に惚れてるわ。色カノにしてまえば?」
「色カノ?」
「本間の女じゃなくて、適当に彼女扱いしとけば、金積む女の事!」2005-08-14 03:57:00 -
173:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そんなん、俺には出来んわ!」
「まぁ、試しにやってみ!ホストがどんなもんか分かる思うわ!」
大輝は色カノ、宿カノ、店カノ、趣味カノ…いっぱいいるらしい。その中でもエースと呼ばれる人がいるらしく、重要人物だと言ってた。2005-08-14 04:01:00 -
174:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
汚嬢さん、初しおりありがとう!
俺にはちんぷんかんぷんだった。俺は別にナンバーに入りたい訳でもなく、金を貢いで欲しい訳でも無かった。だから、特に何も考えず、怒られない程度の仕事をしていた。2005-08-14 04:04:00 -
176:
名無しさん
主サン?
寝タンかな??
更新まってる??
ぉやすみ?2005-08-14 05:21:00 -
177:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
178さん、ありがとう!また夜に更新します☆
2005-08-14 12:02:00 -
178:
ピイマン
初めてよんだぁ?めちゃおもろいやん?
2005-08-14 12:41:00 -
179:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ピイマンさん、ありがとう☆
2005-08-14 14:55:00 -
180:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
続き書きます!
俺はそれから、確実に自分の客を掴んでいった。でも色、枕は絶対にしなかった。ホストなら、必要不可欠なのだが、俺は絶対にしなかった。というのも、佐里の事があってから、女と付き合う事はもっての他、女に興味が無くなってしまっていた。2005-08-14 22:21:00 -
181:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久ぁ、いつになったら百合の事好きになってくれるん?」
「ははは…」
俺は笑ってごまかした。
百合は俺と同い年の20歳だ。百合は風俗嬢で、ホストは初めてだと言う。俺はほぼ毎日、百合が店に来てはからまれていた。何時も無理だと断ったが、なかなか分かってくれない。2005-08-14 22:32:00 -
182:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
何時じゃなくて、何度でした!
2005-08-14 22:33:00 -
183:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ねぇ?悠久、聞いてんの?ねぇ!!」
「悠久さん、2番テーブルです!」
「おう!百合、んじゃあ、また後でな!俺、ちょっと行ってくるわ。」
「えーー……」
百合はしょぼくれた顔で俺を見ていた。2005-08-14 22:36:00 -
184:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その2番テーブルにはあの真理がいた。
「悠久、お久!真理、最近忙しかってあんま来て無かったけど、真理おらんくて淋しかったんちゃん?笑」「いや、平和やったわ!笑」
「はぁ??笑それひどくない??」
「じゃあ、ちょっとだけ淋しかった!笑」2005-08-14 22:41:00 -
185:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理は、ホスト初日から、ずっと俺を口座で来てくれてる。いい奴だし、可愛いと思う。でも好きにはなれないし、なりたくない…。「悠久?どうしたん?なんか元気ないやん」
「えー?そうか?」
「じゃあ、悠久の為にルイでも卸そかなぁー」2005-08-14 22:45:00 -
186:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はまた百合の席に戻った。
「悠久、あの女誰?」
「誰ってただの客やで?」「ふーん…」
俺は百合がこの時、何を考えているか予想もつかなかった。この時に止めていればよかったのに…2005-08-14 22:50:00 -
187:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その日は俺の客は二人で真理はラストまで居た。
「悠久ぃー一緒に帰ってもいいぃ?」
真理は酔っ払っているようだ。真理は俺の店に来ると必ず酔って、俺が家まで送るはめになる。
「真理!タク来たぞ!はよ乗れ!」
「あぁーい!!」2005-08-14 23:21:00 -
188:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
タクに乗り込むと、真理は俺に寄り掛かってきた。
「悠久ぃ?真理なぁ、悠久の事好きやれぇ…」
「はいはい、分かったから!笑。すいません、〇〇まで行って下さい!」
俺は話を軽く流すと、真理はいきなり泣き出した。
「なんでなぁ…悠久はなぁ…真理のこ…となぁ…っ」「あー分かった、分かった!お前、タクのおっちゃんおんのに、やめろ!笑」2005-08-14 23:44:00 -
189:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理はぁ…悠久がぁ…」「すいません。お兄さん、着きましたけど…」
お金を払って真理の家で一緒に降りる事にした。
「悠久ぃ、今日は一緒におってぇ?なっ?」2005-08-14 23:47:00 -
190:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そのまま俺は真理の押しに負けて、真理の家に泊まった。真理は家に着くと、すぐに寝てしまった。もちろん俺等は一緒にいても何も無いプラトニックな関係だ。
俺は真理の隣で寝た。真理の寝顔を見て、こいつかわええがな!笑。と少しドキッともした。2005-08-14 23:50:00 -
191:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
気付けば、昼前になっていた。真理は寝かせたままにして、俺は家に帰った。
家に着くと、充電をして携帯を見た。すると、驚くような光景を目の当たりにする。2005-08-14 23:58:00 -
192:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
受信メール:百合「悠久、帰ったら連絡して。」
百合「悠久、どこにいるん?あたし寂しい。」
百合「悠久、誰といるん?あの女と一緒?」
百合「悠久、あたしの事裏切る気?許せない」
…………………
そんなメールが約30通程、届いていた。俺は背筋がゾッとした。百合には寝ていた事にしようと思った。2005-08-15 00:04:00 -
193:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
寝て、起きると次は真理からメールが入っていた。起きたら、連絡してきて!緊急事態やねん!と入っていた。電話をかける。
「もしもし?なんかあったんか?」
「実はあたしが寝てた間に非通知の電話とメールがいっぱいきててん…それで恐くなってもて…」2005-08-15 00:09:00 -
194:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は直感で百合だ―そう思った。
「真理。もしかしたら、それ俺の客かもしれん。だから、お前はちゃんと鍵閉めて、家におれ!」
「本間なん?分かった!」俺は電話を切って、すぐ百合に電話した。2005-08-15 00:12:00 -
195:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もしもし?百合?」
「悠久?電話してきてくれたん?あたし、淋しかってんから…」
「お前、それより俺の客に非通知で電話したり、メールしたりした覚えないか?」
「はっ?何のこと?根拠もないのに、人を疑うなんて最悪やな!」2005-08-15 00:15:00 -
196:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「正直ゆえ!したんか?」「……した、けどなんか悪いん?だいたい悠久があたしをほったらかしてあの女のとこ行くからやろ?悪いんは悠久やろ?」
俺は口を開いた。
「ゴメン。俺が悪かった。俺がお前を満足させられんかったからやな…全部、俺のせいや。ゴメンな…百合…」2005-08-15 00:22:00 -
197:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「全部、俺が悪い…。やから、何かあったら、俺に言え!俺は何されてもいい。でも、あいつは関係ない!だから、あいつには何もするな!」
「そんなにあの女が大切なん?あたしは何なん?金もいっぱい出してきたし、悠久に一番尽くしてるのはあたしやで!それよりあの女の方が大切なん?」2005-08-15 00:27:00 -
198:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そんなんゆうてんちゃうわ!お前もあいつも一緒や。差をつける気は無い。ただ俺は、お前みたいに筋の道通さん奴が嫌なだけや!」
「もう、いいわ!あたしもう悠久の店にはいかん!」「それは構わんけど、これ以上に何かしでかしたら、ただじゃ済まんって分かっとけよ!」2005-08-15 00:33:00 -
199:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
百合にいきなり電話を切られた。その後、真理に電話をし、当分はお前ん家に俺が行くと言った。真理は喜んでいた。
とりあえず、このまま一段落できれば、いいんだけど…2005-08-15 00:36:00 -
200:
めぐ
頑張れ???
2005-08-15 08:36:00 -
201:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
めぐさん、ありがとう☆彡
2005-08-15 11:03:00 -
202:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それから、百合は俺の店には来なくなった。でも真理の事は心配だったから、仕事以外の時間は真理の家で過ごした。
「ねぇ?悠久?」
「んっ?どないしたん?」「真理、こんな一緒におってもらっていいん?」
「なんで?」
「悠久に迷惑かかるし」
「今更、何ゆーてんねん!お前、前から迷惑かけてばっかやん!笑」2005-08-15 11:19:00 -
203:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もぅ!笑」
真理は俺を見て、ふくれっ面をした。こいつ、やっぱ可愛い。笑
すると、いきなり真理がもたれてきた…
「真理、悠久の事本気やで!」
「うん。」
「だから、キスして。」2005-08-15 11:22:00 -
204:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はっ?」
「気持ちが無くていいから…だから、キスしてよ」
「それは無理。」
「なんで?」
「お前に気を持たせるのは嫌やから。」
「もう…いいわ。もう今日は帰って!」2005-08-15 11:24:00 -
205:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理に無理矢理、追い出されてしまった。家に帰ろうと思ったが、そのまま店に向かって、店で少し眠る事にした。
気持ちよく眠ったところで、携帯の音で目が覚めた。着信―真理。謝る気になったんだなと思い、電話に出た。2005-08-15 11:29:00 -
206:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もしもし?」
「ゆう…き?た…すけ」
「真理?なんかあったんか?今、どこや?」
「家の…近くの…プープー」電話が切れた。俺はタクに乗って、すぐ真理の家へ向かった。2005-08-15 11:33:00 -
207:
名無しさん
気になるぅぅぅ?
2005-08-15 13:16:00 -
208:
りぁ
悠久クンゃぽぉ????続きめちゃ気になりゅゃン??更新楽しみにしてまぁ??
2005-08-15 15:13:00 -
209:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
210さん、ありがとう!りぁさん、お久しぶりです!いつもありがとう!
俺は真理の家に着くと、すぐにタクを降りて、真理を探し回った。
「…っ、真理ぃ!!真理!どこや!!」2005-08-15 16:51:00 -
210:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると、真理の家の近所にある空き地に真理が倒れていた。
「真理!真理、お前…なんで……」
「悠久来てくれたん?真理がなぁ…あの…、いっ…」「お前、もう喋るな!」
俺はすぐ救急車を呼んだ。2005-08-15 16:55:00 -
211:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
もう、夕方だったので、診察は終わっていたが、俺が昔行った事がある知り合いの診療所に行って、診てもらった。
中から、先生が出てきた。「あの…打撲と擦り傷やから、大丈夫。骨折も無かったんで。だから、安心してね。」
「は…はい。」2005-08-15 16:59:00 -
212:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
よかった、本当によかった―俺は安心した。
「悠久ぃ?真理、大丈夫やでっ…ったぁ!」
「お前なぁ、怪我してんねんから、無理はするな!」先生に「二、三日は安静にして下さい」とゆわれたので、俺は代表に電話をして、二、三日休みを貰った。2005-08-15 17:02:00 -
213:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理の家にいると危険だから、俺の家に真理を連れて帰る事にした。
「それで…何があって、こうなってん?」
「なんかコンビニにいこうとしてたら、いきなり女に文句つけられて、棒みたいなんでどつかれてん…」
「何歳ぐらいの?どんな女やったん?」2005-08-15 17:06:00 -
214:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「何歳か分からんけど、年上やと思う…。見た目は細身で、黒髪やった…」
俺は百合だ!と思った。
「それで…空き地まで引きずられて、殴られたり、蹴られたりした…」
「ゴメン…それ俺の客かもしれん…」2005-08-15 17:10:00 -
215:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「えっ?なんで?でも…どうやってあたしの住んでる所家…」
「分からん。でも前、非通知で電話やメールきてたやろ?あれもどっかから、調べたはずや。あいつなら、やりかねん…俺、今からあいつんとこ行くわ!」
「行かんといて!!…真理の傍におってよ…」2005-08-15 17:13:00 -
216:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理は…いいねん。悠久の為やったら、怪我ぐらいなんてことないし…。だから、行かんといて?」
真理は泣きながら、俺に抱き着いてきた。
「真理…ゴメンな…」
俺は百合が憎かった。憎くてたまらなかった。それと同時に真理を愛おしく感じた…。2005-08-15 17:16:00 -
217:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は真理の髪を撫でながら、真理にキスをした。初めてのキス…。それも段々と激しさを増していく。
「ん…っ、悠久…?どうし…た…」
俺は真理の言葉を聞き入れず、真理を必死に愛撫した。2005-08-15 17:19:00 -
218:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理もそれに答えるように、声を出す…。
「…やっ、恥ずかしい…」「じゃあ、止める?」
「いや、止めない…」
「…あっ、もっと…悠久ぃ…もっとして…」
――――――――――
―――――――
――――
俺等は一つになった。真理と俺はこの日から、付き合う事になった。2005-08-15 17:23:00 -
219:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久ぃ?真理、今日も留守番?」
「お前は危なっかしいから、家におれ!」
「はぁぁい!」
真理は一人暮ししていた家を解約し、俺の家で一緒に住む事にした。2005-08-15 17:42:00 -
220:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それに真理にはもう店に来て、金を使うのは止めてくれ!と頼んだ。だから、店に来る時は俺が払った。
「じゃあ、いってらっしゃーい!」
「いってきます!チュッ」いってきますのチューをして、いざ出陣!!笑2005-08-15 17:44:00 -
221:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
店に着くと、さっきの緩んだ顔を改め、シャキっとした顔付きになる。
「悠久!俺ナンバー入ってん!知ってる?」
「聞いたで!圭に追い抜かれて、ショックやわ!俺も、がんばらな!笑」
圭は俺より成績を伸ばして、ナンバー5になっていた。俺もがんばらな!そう思った。2005-08-15 17:52:00 -
222:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そんな時、俺の前にとんでもない来客が来た。
「悠久さん、新規で悠久さん指名でお客さんきてますよ!」
「あぁー行くわ!」
他の客を接客してた俺は、席を立ち、新規の客の席へ向かった。2005-08-15 17:58:00 -
223:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「初めまして!悠久で…」俺は目の前の光景に目を疑った。
「悠久、久しぶり!佐里やで。分かる?」
そう、佐里が居る。俺は動揺を隠しきれない。2005-08-15 18:00:00 -
224:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「佐里…なんで?」
「雑誌に悠久が載ってて、来てみてん」
「あっ…そうなんか」
「まぁ、そんな警戒せんと、座ってよ。」
俺は佐里の隣に腰かけた。2005-08-15 18:03:00 -
225:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久…今、彼女は?」
「おるで…」
「そっかぁ…実は、あたし離婚してん」
「そうなん…」
「今は子供も前の旦那のとこにおるから、一人やねん」
なんでこんな話を俺にするのか、不思議でたまらなかった。2005-08-15 18:07:00 -
226:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久は…付き合ってる時、あたしの事本気やった?」
「何で…そんなこと聞くん?」
「言いたくないんなら、いいで。ゴメン…実は今日、ここに来たんは話しがあってきてん。」2005-08-15 18:09:00 -
227:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「話…?何が話やねん!話なんか聞きたないわ!」
「ちょっとだけでいい…聞いて?」
「ええから、帰れ!金は俺が払う。そのかわり二度と来るな!」
「…………。」
佐里は黙っていた。2005-08-15 18:12:00 -
228:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は佐里を無理矢理、追い返した。佐里の顔なんか二度と見たくなかった。それなのに――
俺は………………。
「あれ佐里ちゃうん?」
圭が話し掛けてきた。
「お前があんな取り乱すなんかめずらしい。」2005-08-15 18:15:00 -
229:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もしかして、まだ……」「黙れや!あいつの話はええねん!俺、頭冷やしてくるわ!」
俺は圭に八つ当たりしてしまった。最低だ。
あの女を見ると、俺は俺でいられなくなる…俺は胸を締め付けられた。2005-08-15 18:18:00 -
231:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
233ありがとう!また後で、書きますヾ(`・Д・´o)
2005-08-15 18:48:00 -
232:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
今から書きます。
仕事が終わり、家に帰った。真理はベッドですやすやと寝ていた。
「んっ…悠久、帰ってたん…?」
「あっ、ゴメン…。起こした?」
「なんか今日、疲れてる?真理が癒してあげよか?笑」
ケラケラと笑う真理。2005-08-15 19:58:00 -
233:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は真理にキスをした。
「もうっ!悠久のエッチ!笑」
俺には真理の言葉なんか耳に入らなかった。
「悠久…?どうし…っん」俺は無我夢中で真理を責める。2005-08-15 20:01:00 -
234:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
責めるじゃなくて、攻めるでした!誤字多すぎですね(。pд`q。)
2005-08-15 20:02:00 -
235:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
首筋に舌を沿わす。
「んっ…なんか…今日おかし…い」
真理の服の中に無理矢理手を入れる。胸へ愛撫する。「あっ…やぁ…ん」
下へ手が下りていく。
「悠久ぃ…もっと優しくし…てぇ…」2005-08-15 20:07:00 -
236:
削除削除されますた
あぼ~ん -
237:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は水を頭から浴びた。
真理のゆう通り、俺はおかしい…。正気じゃなかった。今、自分を取り巻く全て―それを潰してしまいたかった。2005-08-15 20:14:00 -
238:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理はそんな俺を見て口には出さなかったが、俺の変化には気がついていた。
「悠久!今日は御飯食べて行く?」
「今日はいい。向こうで食べるわ」
「分かったぁ!仕事、頑張ってね!いってらっしゃい!」2005-08-15 20:19:00 -
239:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は家を早く出て、店に行った。店に入って、誰もいない部屋で一人、ソファーにもたれかかる。
「悠久か?」
俺はビクッっとした。そこには代表が立っていた。
「真理ちゃんとはうまくいってるんか?なんか浮かない顔してるけど…」2005-08-15 20:39:00 -
240:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「別に普通ですよ…」
「嘘つくな!お前、なんか悩んでるやろ?…昨日の女か?」
「い、いやいや!ちゃいますよ!!あっ…ゴメンなさい。」
「なんかあるんやったら、俺に話してみ!話ぐらい聞いたるし。そんな顔で、仕事されたらたまらんし!」2005-08-15 20:44:00 -
241:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は代表に佐里の事を全て話した。すると、代表が口を開いた。
「別に来てもほったらかしてたらええんちゃうか?」「え…でも…」
「冷たくしてたら、いつか来んくなるやろ。来んなってゆって追い返すよりは、態度で出したらええねん」2005-08-15 20:56:00 -
242:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前もホストしてんねやから、女の扱い方も少しは分かるやろ?」
「はっ…はい。」
「それと、お前がその女に会いたくないような理由が他にあるんやったら、俺のゆった事は無駄やけどな…」
さすがは代表だ―。俺の考えを見透かしてる。2005-08-15 21:00:00 -
243:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そうだ―。俺には何か理由がある。でも、それが何か分からないから、自分でもなんかこう…歯痒いとゆうか…いらいらする。
「悠久、何があっても好きな女だけは大切にしろ!俺みたいに心の無いホストにはなるな!」
意味がわからなかったが、代表の言葉を聞いて、少し楽になった。2005-08-15 21:05:00 -
244:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はいつものように仕事をした。すると店に圭が女二人と同伴してきた。
「いらっしゃいませー!」店中のホストが大きな声をあげる。
「悠久!ヘルプついてくれん?」
「いいで!」2005-08-15 21:16:00 -
245:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久くん、ホスト初めてどれぐらい?」
「俺は半年ぐらいかな…」「そうなん?てかあたし悠久くんめっちゃタイプやわぁ」
葉月は俺にベタベタしてきた。
「…めろや!!触んな!」俺は葉月を怒鳴った。2005-08-15 21:26:00 -
246:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ?あんた客に対してその態度なんなん?」
「あっ…ゴメンなさい」
すると葉月はテーブルに置いてあった、カクテルを俺の顔面にかけた。
「お前、おちょくっとるやろ?圭!はよチェンジして!」2005-08-15 21:30:00 -
247:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は席を立ち、トイレへ向かった。すると、圭が俺を追っ掛けてきた。
「悠久!お前どないしてん!ええ加減にせぇ!」
圭が怒鳴り声をあげる。
「お前、あいつ等は客や!お前はホストや!なんかあっていらいらしとん分かるけど、仕事に責任持て!」2005-08-15 21:34:00 -
248:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
圭の言う通りだ。俺が悪い、俺が間違ってる。だから、俺は最低だ。
2005-08-15 21:35:00 -
249:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そんな時、新人の美月に呼ばれた。
「悠久さん!この前、追い返した女の人またきてますよ!」
俺はびっくりして、店のドアの前にいるあいつの所へ走った。
「悠久。また来ちゃった!」
「お前、表出ろ!」2005-08-15 22:17:00 -
250:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は外に出て佐里を階段に座らせた。
「お前…どーゆーつもり?何が目的?」
「何もない。ただ前、言ってた話がしたいだけ。」
「俺はお前と話す気なんかない。」
「じゃあ、聞くだけ聞いて?」2005-08-15 22:20:00 -
251:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう言うと、佐里はベラベラと話し出した。
「あたし、悠久にひどい事したやん?あれは本間にごめんね。」
「謝っていらんから。」
「でも、あれから気がついてん。あたし悠久の事が好きやった…。あれからずっと…」2005-08-15 22:23:00 -
252:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
こいつはまた俺を騙す気だ…。俺の中でそればかり駆け巡った。
「話ってそれだけ?もう帰れや!」
「分かった。でもまた来るから。悠久が嫌って言っても来るから。」
「…あぁ!もう勝手にせぇや!」2005-08-15 22:26:00 -
253:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、バイバイ!」
佐里は暢気に手を振って、帰っていった。
店に戻ると、圭に呼び出された。
「お前、佐里帰したんか」「うん。帰ってもらった」「お前、佐里の事まだ引きずってるやろ?」
「…………。」
「そうやろ?だから…」2005-08-15 23:02:00 -
254:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「分からん……」
「まぁ、今日俺んち来いや!真理ちゃんには俺が強引に誘ったことにしといてええし。まぁ、俺は席に戻るわな!」
俺も自分の客がいる席に戻った。今日はあんまり話が出来なかった…。2005-08-15 23:06:00 -
256:
みぃ?
?しおり?? はじめてよんだけどおもしろいっ??続きまってますね?がんばって??
2005-08-16 06:14:00 -
257:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
みぃさん、しおりありがとう☆彡完結させるので、応援よろしく!
2005-08-16 14:08:00 -
258:
ルナ
悠久クン頑張って???
めっちゃ応援してるし?
完結まで、ずっと見てるカラ絶対完結してなぁ??2005-08-16 17:14:00 -
259:
???
はぢめて見ました???めちゃぉもろぃなぁ???応援??してるから?頑張ってくださぁい?
2005-08-16 18:34:00 -
260:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
めっさぉもろぃ??頑張れぇぃ??
2005-08-16 20:20:00 -
261:
ょちこ??
∪ぉりィィィ?
2005-08-16 21:05:00 -
262:
ぇりぁ
続き気になる???完結まで頑張ってくださぃね?応援してます(*^∀^*)???てか悠久ってなんて読むんですか(・・?) ァホでゴメンなさぃ???
2005-08-16 21:06:00 -
263:
りぁ
悠久クン今日も更新待ってるからぁ?(?・?・)?″これ見な寝れンッ?ヮラ
2005-08-16 23:38:00 -
264:
名無しさん
コレめたぉもろぃゃω?早く続きが見たぃょぉ???
2005-08-17 00:13:00 -
265:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
カキコ遅れました。すいません。
ルナさん、ありがとう!頑張ります!
263さん、おもしろいって言ってもらえて、嬉しいです!頑張りますね☆彡2005-08-17 02:29:00 -
266:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ひぃさん、ありがとう!
ょちこさん、しおりありがとうございます!
ぇりぁさん、ゆうきです!こちらこそ分かりづらくてごめんなさい!笑2005-08-17 02:32:00 -
267:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りぁさん、本当にいつもありがとう!毎日見てくれて、嬉しいです☆彡
268さん、遅くなりましたが、今から少し書きます!2005-08-17 02:34:00 -
269:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「適当に座って。」
貧乏性な俺は綺麗なソファーに腰をかけるのが一苦労だった…。笑
「真理ちゃんには連絡したか?」
「メール入れといた」
「そっか。んで…お前はどないすんねや?」2005-08-17 02:45:00 -
270:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「何が…?」
「とぼけんな。佐里の事に決まってるやろ?」
「あ…うん、…よく分からん」
「よく分からんて…どう思ってるかぐらい分かるやろ?」
「分からん……」2005-08-17 02:47:00 -
271:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悩むんは勝手やけどなぁ、お前には真理ちゃんがおんねん…分かるやろ?」
「分かる…真理の事は好きやし、これからも付き合っていくつもりや。」
「じゃあ、真理ちゃんだけを見とけよ!」2005-08-17 02:49:00 -
272:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「俺はいつも真理の事、考えてるし、大切や」
「嘘つくな!お前は佐里に対して、まだ吹っ切れてないやろ?」
「それは…ない」
「俺はお前の連れや。お前の考えとることなんか分かんねん!」2005-08-17 02:52:00 -
273:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、どないしたらええねん…」
「俺は自分に正直になれってゆってんねん!こんな気持ちで真理ちゃんに悪いと思わんのか?」
「それは…そうやけど…」「あとはお前次第や!だから、俺には口出さん。ただ自分に嘘はつくな。」2005-08-17 03:01:00 -
274:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「分かった…」
俺はその後、自分の家に帰った。
「おかえり!」
「お前、こんな朝早くから、起きてたんか?」
「なんか寝れんくて…」
そんな真理は昨日の晩、泣いたのか、腫らしたような目で俺を見ていた。2005-08-17 03:05:00 -
275:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理…俺と別れてくれ…」
とっさにそんな台詞が俺の口から出ていた。
「え…?冗談やんな?」
「本気や。ほんまに別れてほしい…」
「なん…で?」2005-08-17 03:08:00 -
276:
???
しぉり??頑張ってねぇ?佐里何か謎ッ?????
2005-08-17 04:38:00 -
277:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
昨日あんまり書けなかったので、今から少し書きますね(-`д´- *)
281さん、佐里は本当に謎な女なんですよ。つかみ所が無いってゆうか…。まぁ、これからも見て下さいね☆彡2005-08-17 08:53:00 -
278:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理の事嫌いになったん?」
「違う。」
「真理になんか原因があるん?あったら、直すし…」「そんなんじゃない。」
「…じゃあ、他に好きな人が出来た?」
「………うん」
「いつから?」2005-08-17 08:57:00 -
279:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「最近……」
「…誰?どこの女?どんな子?真理に無くて、その女には何があるん?何が違うん?ねぇ!悠久!」
「真理は悪くない…俺が悪いねん…だから……」
「絶対嫌!!別れたくない!真理、頑張るし、努力するから!」2005-08-17 09:00:00 -
280:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「だから…ゴメン」
「………分かった…」
真理はすんなり、οκしてくれた。…と思ったが、そんな上手くいくはずがない……。
「でも一つ、条件がある……」
「…………何……?」2005-08-17 09:13:00 -
281:
麗
何??(≧δ≦)?
2005-08-17 10:17:00 -
282:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
麗さん☆今から書きます(人´ω`*)
「悠久の子供が生んでもいい?」
「…えっ?」
「妊娠してるねん…悠久の子供…」
「…………」
避妊はしていたはず…。でもそれも100パーセントとは言えない…2005-08-17 11:24:00 -
283:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「それ、いつ分かった?」「昨日。妊娠検査薬で調べたら、妊娠してるって出た」
「病院は行ってないねんな?」
「うん…」
「じゃあ、病院行こう」2005-08-17 11:26:00 -
284:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「嫌…絶対嫌!!」
「なんで…」
「どうせ病院に行って、おろせとかゆうんやろ?あたし悠久の赤ちゃん生みたいねん!だから、絶対に嫌!」
「真理…取りあえず病院に行こう。俺はお前の為に…」2005-08-17 11:32:00 -
285:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「何が真理の為なん!真理は悠久に捨てられてん!だから、子供ぐらいくれたっていいやん!」
俺は真理を落ち着かせるように抱きしめた。
「真理…ゴメン…」
「こんな時にまで優しくせんといて…悠久は優し過ぎるねん…だから…」
「分かった。だから、病院行こう」2005-08-17 11:35:00 -
286:
りぁ
悠久クンぉはょん?りぁちゃんと見てるょォォォ???″頑張ってネェ(?≧∀≦)?″
2005-08-17 11:36:00 -
287:
削除削除されますた
あぼ~ん -
288:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りぁさん、おはよう☆彡本間いつもありがとう!
2005-08-17 11:44:00 -
289:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それから、俺は真理を寝かせ、俺も一緒に眠った。
少し寝てから、起きて、仕事に行く準備をする。真理は余程、疲れていたのか気持ちよさそうに眠っていた。
「いってきます…」
小さい声で呟き、家を出た。2005-08-17 11:52:00 -
290:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
店に着くと、代表がソファーで寝ていた。
「ん…?悠久か?」
「あ…起こしちゃいました?すいません。代表、昨日からずっとここにいるんすか?」
「そうや。昨日、客がなかなか帰らんくてな…」2005-08-17 11:56:00 -
291:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「俺、先に帰っちゃって、すいません!」
「ええねん!昨日来てたんは、俺の前の嫁やから。」「あっ?そうやったんすか…」
「まぁ、昔の事でいざこざがあってな…」2005-08-17 11:59:00 -
292:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「まぁ、俺なんか腐ってるからな。で、悠久はどないなったんや?例のあれ…」「あぁ…実は真理には別れるってゆったんすよ…でも真理が妊娠したみたいで」「そうか…で、お前はどないしたいねん?」
2005-08-17 12:02:00 -
293:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「いや、それが…そんな経験が今まで無いから、どうすればいいんか分からんくなって…」
「俺もそんなんあったんや。まぁ、俺の場合は色カノやってんけどな。で、その時嫁もおったから、かなりモメてもて…」2005-08-17 12:06:00 -
294:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「それだけが原因じゃないけど、それがきっかけで別れてもたわ…色、枕はせん約束やのに、俺がそれを守れんかった…自業自得やな」
「え…じゃあ、妊娠した子はどうなったんすか?」
「おろした…俺には父親になる資格なんかなかったし…」2005-08-17 12:12:00 -
295:
削除削除されますた
あぼ~ん -
296:
削除削除されますた
あぼ~ん -
297:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう心にきめた―
その時、
「悠久!また来ちゃった」ドアの前に立っている佐里の姿があった。
「仕事中やったら、なかなか入らせてくれんし…やから、今来たら話せるかも…と思って来ちゃった。」2005-08-17 12:25:00 -
298:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久、お前そこの席かしたるから、話あるんならしてこい。俺はちょっと外出てくるわ」
代表にはそう言われたが、実は緊張してしょうがなかった。
「じゃあ、こっち座って」「うん…」
俺と佐里は椅子に腰かけた。2005-08-17 12:28:00 -
299:
ぇりぁ
?しぉり?
ゆぅきクンかぁ??これでスッキリしました??ワラ これからも読み続けるから頑張って?さぃ?????2005-08-17 13:08:00 -
300:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ぇりぁさん、りおりありがとう!少しはすっきりしました?笑☆これからまた何か分からない事があったら、遠慮なく聞いて下さいね(*人´∀`)
2005-08-17 14:52:00 -
301:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
↑りおりって…しおりでした!打ち間違え多くて、ゴメンなさい(。pд`q。)
「で、何で来たん?」
俺は自分の緊張をほぐすかのように、冷たく問い掛けた。
「え…会いたかったから、来ただけ」2005-08-17 14:55:00 -
302:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そっか…最近は何してるん?」
「一人になってからは、仕事して、家帰っての繰り返しかな」
「仕事は何してるん?」
「今はアパレル関係のバイト。いつかはちゃんと就職考えてる」2005-08-17 15:01:00 -
303:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久はなんでホストしてるん?」
「俺は…ノリやな。」
「自分の店持ちたいとか思わんの?」
「無いな…生活さえ出来たらええし」
「今の彼女の為に頑張ろうとかは?」2005-08-17 15:05:00 -
304:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「思ったこともある…でも俺は無理にはやわ…」
「悠久らしないで?悠久いつからそんなヘタレになったん?」
お前のせいや!!と言ってやりたかったが、口には出さず押し殺した。
「じゃあ、あたしが協力するわ!だから、せめてナンバーには入ってよ!」2005-08-17 15:09:00 -
305:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「協力って?」
「店に通う。んで、悠久のエースになったげる」
「はぁ?何ゆーてんねん」「いいから!あたしの気持ちとして受け取ってよ!今までの償い。」
俺はこいつの考えがますます分からなくなった…こいつは悪魔だ!!!2005-08-17 15:12:00 -
306:
???
しぉり??
2005-08-17 17:13:00 -
307:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
311さん、いつもありがとう☆彡
「悠久、あたし頑張るからね!」
佐里は笑顔で俺に言い放った。俺は佐里に踊らされてるのか?それとも、信じていいのか…
そのまま佐里は部屋を出て行った。2005-08-17 19:41:00 -
308:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はこれからどうしたらいいのか、余計に分からなくなっていた。
かつて俺が本気で愛した女佐里―
俺の子供を産みたいという真理―
天秤にかけるなんて出来ない。2005-08-17 19:47:00 -
309:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その日、俺は仕事をして、家に帰った。
「真理…話がある。ここに座って。」
「何………?」
真理は動揺しながら、ゆわれた通りに座った。2005-08-17 21:14:00 -
310:
りぁ
悠久クン更新待ってましたぁ???
2005-08-17 21:17:00 -
311:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「昨日話した通り、俺と病院へ行こう。で、お前には悪いけど…俺はお前とは付き合ってけん。だから…」「おろせってゆうんやろ?悠久、最低!真理の事、遊びやったんやな!真理は悠久の事、どんだけ愛してたか知らんやろ!」
真理は大きな怒鳴り声をあげた。2005-08-17 21:20:00 -
312:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りぁさん、毎日ありがとう☆彡応援、お願いしますね(゚ д゚*ノ)ノ
「俺は……」
「もう、いいわ。悠久を開放したげる…真理が最低やったわ…」
「いや…俺が悪いねん」2005-08-17 21:26:00 -
313:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…嘘やねん……」
「えっ??」
「妊娠したなんか、嘘やねん…別れたく無かったから、どうしてもつなぎとめたかった…だから、嘘ついた」
真理は泣きながら、話した。俺は正直ホッとしてしまった。2005-08-17 21:28:00 -
314:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理な…本間に悠久の事、本気やった。だから、こんな愛し方しか出来なかったけど…本当にごめんなさい…」
俺は真理を抱きしめる。
「俺は本間に好きやった…それに嘘はない。幸せに出来なくてゴメン…」
「悠久ぃ…っ」2005-08-17 21:34:00 -
315:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理は相当苦しかったと思う…俺のせいや…
俺は自分を責めた―。
真理は俺の家から、出ていった。
一人になると、俺の目には涙が浮かんだ。
「…っ、ご…めんな…」
泣くぐらいで償える事なんか出来ない…。2005-08-17 21:41:00 -
316:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は仕事へ向かった。
「おはよーごさいます」
「おはようごさいます」
ここはホストクラブだ―
昨日の事は忘れ、気を入れ換える。
「悠久、真理ちゃんとどないなってん?」2005-08-17 21:55:00 -
317:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
圭が俺の顔色を察して、話し掛けてくる。
「真理とは…終わった」
「そうか。まぁ、これからはお前次第や。あんまり自分を責めんなよ…」
俺は周りに心配をかけてばかりだ。2005-08-17 22:00:00 -
318:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
これからは自分に正直になろうと思った――。
そんな時、佐里が来た。
「いらっしゃいませ。」
「何かしこまってるんよ?笑」
「だって…お前、初めてやろ?しかも一応客やん!笑」2005-08-17 22:05:00 -
319:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
『悠久!早くぅ、飲んで、飲んで!』
俺は真理が卸した200万の酒をホスト全員で一気に飲みした。おかげで俺は久しぶりにベロベロ…笑。さらに何本ものボトルが次々と卸していった。2005-08-17 22:23:00 -
320:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
気付けば、俺は寝てしまっていた。
「…んっ?ここは…?」
「あ…悠久、起きた?あたしんち。」
俺の目の前には佐里がいる。佐里は相変わらず、可愛い。
「…てか、佐里んち?俺すぐ帰るわ!」2005-08-17 22:27:00 -
321:
削除削除されますた
あぼ~ん -
322:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はい、水。てか悠久、飲み過ぎ!笑。あたしびっくりしたわぁ!」
「本間?俺、初めの5、6杯目までしか覚えてないわぁー」
「勢いばっかり凄かったもん!笑」
「お前なぁ、笑うなや!」2005-08-17 22:33:00 -
323:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「俺な…女と別れた」
「なんで…?」
「他に気になる人がいるから…」
「悠久も結構女の入れ代わり激しいねんな…」
「違うわ!俺はお前が好きなんじゃ!」2005-08-17 23:40:00 -
324:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
しぉり?悠久くんみたぃな人に愛されたかったぁ?
2005-08-18 01:32:00 -
325:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ひぃさん、しおりありがとう☆彡てか俺はろくな男じゃないっすよ!笑
今から、続き書きます!2005-08-18 02:02:00 -
326:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「え………」
明らかに戸惑う佐里。
「俺はお前が好きやから、だから別れた。」
前の佐里への不安もあったが、俺は自分の気持ちを伝えるのに必死になった。
「佐里…お前が好きや。付き合って下さい…」2005-08-18 02:07:00 -
327:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「え…でも、あたし…あたしは悠久の事好きやけど、でも付き合う資格なんかない…ってゆうか…」
佐里の口から出る曖昧な答え―
「昔の事はもう忘れた。俺、アホやからすぐ忘れんねん。笑。だから、今からの佐里だけを見ていくつもりやし。」2005-08-18 02:11:00 -
328:
ルナ
リアルタイムゃぁ??
悠久クン頑張って??
ぉもろぃからマジはまったぁ???2005-08-18 02:13:00 -
329:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もう許してもらわれんって思ってた…」
「そんなんええねんて。佐里は俺にとっておらなあかん人やねん。俺がおりたいって思ってるだけやねんから」
「…ありがとう。これから宜しくお願いします。」2005-08-18 02:16:00 -
330:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ルナさん、ありがとう!もっと、はまっちゃって下さい☆笑
2005-08-18 02:17:00 -
331:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
有頂天になっている俺に対して、佐里は口を開いた。「実は…ずっと黙ってた事があるねんけど…」
「何…?」
「実は…あたし、昔から悠久の事知ってるねん」
「え…?昔って?どーゆー意味?」2005-08-18 02:28:00 -
332:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたし、実は悠久の従兄弟やねん…」
「は…?え…?」
俺は佐里の言葉に耳を疑った…
「あたしのお父さんな…悠久のお父さんの弟にあたるねん。」2005-08-18 02:32:00 -
333:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ…?嘘やろ」
「事実やで。あたし、お父さんと愛人の間に出来た子供やねん…悠久は小さい時に、従兄弟とか会った事あるやろ?でもあたしは愛人の子やから、兄弟や従兄弟とは一切、会った事はないねん。」2005-08-18 02:38:00 -
334:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、なんで俺の事…」
「小さい時から、お母さんに兄弟や従兄弟の写真は見せられてたから…ずっとその輪に入りたくて仕方なかったけど、あんたは特別やから、って言い聞かせられてきてん…」2005-08-18 02:40:00 -
335:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「でもあたしが前の旦那と籍入れる時に、ずっと気になってたから、戸籍を調べてん…じゃあ、あたしにはお父さんがいる事が分かって、兄弟も異母兄弟だって事が分かってん…だから、その時にお母さんにも直接聞いたし、実のお父さんにも会いにいった…」
2005-08-18 02:46:00 -
336:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「だから、悠久のお父さんもあたしの事は知ってるで?」
「え……?」
「お父さんと会う時に一緒に来てたことあったから。それに悠久がもう一人暮ししだした後ぐらいかな、そん時とか悠久の実家にはよく行ってた」2005-08-18 02:51:00 -
337:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なんで?俺のおとんのとこに…?」
「やっぱり自分の父親には会いたい時に会えんし、お父さん代わりが欲しかったのもあるからかな…」
「てことは、俺のおとんの会社に来たんもそれで…」2005-08-18 02:55:00 -
338:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうやで…悠久のお父さんに頼んだ。それに悠久の家も悠久の実家で住所調べてん…勝手な事して、ゴメン…」
「謝らんでええけど…」
「だって…悠久の写真を見せてもらった時、悠久の事をいいなぁって思ってん…だからやねん。」2005-08-18 03:02:00 -
339:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「それに悠久のお父さんからはよく悠久の話、聞かされてたし…だから、ずっと変な憧れみたいなん持ってた…」
「じゃあ、初めて会った時、クラブで会ったんも、俺やと分かってて、からんできたって事?」2005-08-18 03:05:00 -
340:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ううん。それは偶然。でも悠久がよくクラブにいるってのは知ってたけど…で、悠久やって分かった時、あたし結婚してたけど、悠久と一緒におりたいって思ってん…」
「え…?俺を遊ぶ気やった訳ではないん?」2005-08-18 03:07:00 -
341:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「初めは、興味本位やってんけど、段々、本気になってきてしまって…旦那のお金持っては悠久の所にいってた。それに別れた日に悠久に話した事はほとんどが嘘やで。旦那にゆえって殴られてん。ずっと暴力奮われてたから…」
2005-08-18 03:11:00 -
342:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「嘘でも…あんな事言ってゴメンね…」
佐里は涙目になりながら、俺を見る。俺は思わず、佐里を抱きしめた。
「今まで辛かったな…これからは俺がおるからな」
「悠久っ…ありがとぉ…」2005-08-18 03:14:00 -
343:
削除削除されますた
あぼ~ん -
344:
???
ぇっ?めちゃ気になるぅ??
2005-08-18 06:44:00 -
345:
みぃ?
カキコ二回目です?やっぱこの話スゴク気になる??更新も多くてうれしぃです??また後でのぞきにきまぁす???がんばって??
2005-08-18 08:25:00 -
346:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
351さん、また後で続き書きますね☆彡
みぃさんいつも見てくれてありがとう!更新する時間帯がばらばらになったりはしますけど、出来るだけ更新しますね(*人´∀`)2005-08-18 13:23:00 -
347:
?マリ?
初カキコでツ??〃
今?全部見ましたッ???
続き気になるゥ?頑張ってなァァ??〃2005-08-18 13:36:00 -
348:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
マリさん、初カキコありがとう☆彡
2005-08-18 13:42:00 -
349:
もえ
全部読ませてもらってます〜☆完結まで頑張ってください(・∀・)/
2005-08-18 14:20:00 -
350:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
もえさん、ありがとう☆彡頑張って完結します!
2005-08-18 15:12:00 -
351:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はその次の日、仕事へ行った。店に入ると、圭が俺の傍へ駆け寄ってきた。
「悠久!お前、この佐里が使った金額なんぼか知ってるか?」
「えっ?なんぼ?」
「250万やで!あいつありえへんで!!」2005-08-18 18:31:00 -
352:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ!?なんやそれ!」俺は酔っていたのと、幸せの絶頂だったのとで、すっかり忘れてしまっていた。「お前、俺を蹴落として、ナンバー入りやがって!俺、本間悔しいわ!」
「え…じゃあ、未収はなんぼなん?」2005-08-18 18:34:00 -
353:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「未収は無いで!佐里は一括で全部払って帰ったからなぁ、それにしてもさすがやな。色ホスト!笑」
俺はあまりの額にびびりあがってしまった。佐里はそんな金、一体どこから…
圭に佐里と付き合った事を報告しようと思ってたのに全てぶっ飛んでしまった。2005-08-18 18:37:00 -
354:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ちょ…おい!どこ行くねん!」
俺はトイレまですごい勢いで走った。すぐに佐里に電話する。
『もしもし?悠久?』
「お前、この前の金どないして払ってん?」
『この前の金って…?』2005-08-18 18:40:00 -
355:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「250万の金!」
『あぁー、あれ?あたしの貯金おろして、払ったで』「お前なぁ、いくらなんでも使い過ぎやで!もう店には来んな!あと、その金俺が稼いで、返すから!」
『いいねん、悠久の為に使った金やし!』2005-08-18 18:43:00 -
356:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ええから!とりあえず、もう貯金たりとも金は使うなよ!俺の女やねんから、俺が養ってたるからな、出来たら仕事もやめて欲しいぐらいやわ…」
『いいねん。仕事ぐらいは悠久の為にもなるねんから、いいやん?』
「まぁ、無理はすんなよ」2005-08-18 18:45:00 -
357:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう言って、電話を切った。
「はぁ……」
俺は思わず、溜息をついた。佐里には無理させたくない。俺がもっとがんばらなあかん!そう思った。決意を新たにして、仕事に気合いを入れた!2005-08-18 18:48:00 -
358:
りぁ
今日も更新楽しみゃぁ?ン??ヮクヮク?悠久クン頑張ってぇぇぇ???
2005-08-18 20:15:00 -
359:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りぁさん、ありがとう☆彡また後で、更新しまぁーすΣ(゚ д゚*ノ)ノ
2005-08-18 20:30:00 -
360:
りぁ
はぁぁ?ぃ??待ってまぁ???
2005-08-18 20:38:00 -
361:
みー汰ン?
ヤバイ?ばりおもろい??
2005-08-18 21:00:00 -
362:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
み-たン(?)さん、初カキコありがとう☆彡
今から書きます!2005-08-18 21:15:00 -
363:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そして、俺は仕事に専念する事にした。
いつものように仕事をしていると、俺を口座だという客が来ていると聞いて、席へ急いだ。
「ま、真理!?」
「久しぶり…。来るかどうか迷っててんけど、会いたくて来ちゃった…」2005-08-18 21:21:00 -
364:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あれから、どうしてる?元気してる?」
「うん。普通かな。悠久は…?もう彼女いるん?」
「うん。おるよ。俺も別に普通かな…」
「もう彼女おるんや…もしかしたら、おるかもって思ったけど、悠久の口から聞いたら、少し辛いな…」2005-08-18 21:25:00 -
365:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう言うと、真理が泣き出した…。
「ゆう…きぃ、ゴメンね。真理なぁ…悠久の事…まだ好きやか…らっ…」
俺は真理の頭をよしよしするように撫でた。
「もう…優しくせんといて…っ」2005-08-18 21:27:00 -
366:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は女に泣かれたら、弱いタイプだ。そんな俺の優しさがあだとなったのはこの時だった。
「悠久。その女、誰?」
なんと、隣には佐里が立っていた。佐里は基本的には優しいが女絡みになると人が変わる女だ……2005-08-18 21:30:00 -
367:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前、なんで来てんねん。来るなゆうたのに。」
「そら、こんなんばっかしとったら来るなゆうわな!あんたは女やったら、誰でもええんか!」
「ちゃうわ!こいつはただの客や。」2005-08-18 21:33:00 -
368:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里は真理に向かって、話し出した。
「あんた、本間にただの客なん?なぁ!」
「…もしかして、佐里?」真理が佐里の名前を呼んだ。
「あたし!中学、一緒やったやん!清水真理やで。」2005-08-18 21:35:00 -
369:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理?久しぶりやん!」世間は狭いものだ。佐里と真理は昔の連れ同士だった…佐里と真理の間でぎくしゃくする俺……汗
「真理、いつからホスト来てるん?」
「16からかな?」
「悠久とはいつから知り合ったん?」2005-08-18 21:45:00 -
370:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
おいおい!際どい質問するなよ…笑えない俺……汗
「んー…最近やで」
「悠久とはどんな関係?」ますます焦る俺……汗
「客とホストの関係。なぁんにもないし!なぁ?悠久っ!笑」2005-08-18 21:51:00 -
371:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あ、あぁ…」
すらすらと、嘘をつく真理…女は怖い……
「そうなんやぁ。前、付き合ってたんかなぁとか勘違いしてた。ゴメンなぁ」
「あっ、全然そんなんじゃないから、心配しんといて?」
「てか今日、うちの家こん?悠久、いいやんな?」2005-08-18 21:53:00 -
372:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
あぁ…最悪な展開…こうなったらガツンと言ってやる!
「佐里!」
「何??」
「今日は三人で楽しもかっ!ハハハ…」
根性無しの俺………ハハハ、笑えねぇよ。2005-08-18 21:56:00 -
373:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、あたし先、家帰って、片付けとかするわ!」
「分かった!」
そう言うと、佐里はスタスタと帰っていった。
「はぁ……」
「何、溜め息ついてんの?」2005-08-18 21:58:00 -
374:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか、お前なんで嘘ついたん?」
「悠久の為やん。佐里と付き合ってるんやろ?でも悠久の事好きやから、真理からは何にもゆわんし、安心して。」
安心出来ない…。この後、家に帰ったその光景を想像すると、俺は逃亡したい気分になった。笑2005-08-18 22:04:00 -
375:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
?しぉり?
2005-08-18 22:46:00 -
376:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ひぃさん、しおりありがと☆彡
2005-08-18 23:32:00 -
377:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そして、仕事が終わり、悪魔の時間がやってきた。
「おじゃましまぁす!」
「二人共、おかえり!」
「真理、お茶でも飲む?」「うん、ありがと」
「悠久は?」
「俺はいい……」
佐里が真理の分のお茶を入れ、テーブルに置いた。2005-08-18 23:43:00 -
378:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか悠久とはいつから付き合ってるん?」
「まだ3、4日ぐらいやんな?悠久。」
「あ…う、うん」
「何、動揺してるん?笑。真理は彼氏は?」
「おらんよ。最近ふられたばっかり…まだ好きやねんけどなぁ」2005-08-18 23:50:00 -
379:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうなんかぁ…どんな人?」
「うーん…素直で、嘘がつけなくて、すごく優しい人…例えば……」
真理は俺をちらちら見る。「悠久みたいな人かな?あたしの好きな人となんか似てるねん。だから、悠久によく相談とかしてるねん」2005-08-18 23:54:00 -
380:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あー、それで悠久の店に来てるんやぁ。」
「そうそう!」
ホッ…とした。真理の行動の一つ一つが俺を困らせる。俺の額にはひ汗が出ていた。2005-08-18 23:57:00 -
381:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、もうあたしそろそろ帰るわぁ」
「本間にぃ?じゃあ、また二人でゆっくり遊ぼうねっ!」
「うん!おじゃましましたぁ!」
バタン…ドアが閉まると共に俺は緊張から、開放された。2005-08-18 23:59:00 -
382:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理は昔から可愛いわぁ。てか真理って中学の時からモテるタイプで、彼氏も何人かいるようなタイプやってんけど、あの真理が本気で惚れる男なんかおるねんなぁ。見てみたいわ。どんだけいい男なんやろなぁ。なぁ、悠久?」
「あ……うん。」2005-08-19 00:02:00 -
383:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なんか今日、悠久おかしくない?熱でもあるんちゃうん?笑」
佐里が俺のおでこを触ってきた。
「熱はないなっ。」
「佐里…」
俺は佐里の手を引っ張って、佐里の体を抱きしめた。2005-08-19 00:05:00 -
384:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久?どしたん?」
俺は佐里にキスをした。実は付き合ってから、まだキスさえしてなかったから、無性にキスをしたかった。「…んっ、ちょ…」
「……嫌?」
「……ううん。して…」2005-08-19 00:07:00 -
385:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の服を脱がし、胸へ愛撫をする。
「…やぁっ、ゆう…き」
「もっとして欲しい?」
「…うんっ」
佐里の胸を手で掴み、乳首を舌で舐めまわした。
佐里の息が荒くなる…2005-08-19 00:10:00 -
386:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…あんっ、気持ちいい…」
胸への愛撫を続けながら、パンツに手を入れた。
ヌル…もう佐里は濡れていた。それを確認し、指を入れる。
「…っ、やだぁ…」
「佐里、もう濡れてんで…」2005-08-19 00:13:00 -
387:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もう…入れて」
「もう…いいん?」
「うん………」
佐里は下に寝かせた状態で、佐里の足を広げ、挿入した。
「…っ、あ…ん」
「入ってる?」
「悠久の入ってるよ…」2005-08-19 00:16:00 -
388:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…あ、もうイきそう」
「イって…あたしも、もう…イく…っ……」
「イくで…っ…」
俺は佐里のお腹に果てた。俺は体の快楽よりも佐里と初めて一つになれた事に喜びを感じた。エッチが終わってからもベッドで二人、寄り添って眠った――2005-08-19 00:19:00 -
389:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その日から、何事もなく幸せな毎日が過ぎていった。佐里と付き合ってから、2ヵ月後―
今日は仕事が休みの日だったので、家にいた。佐里は仕事で出掛けたから、俺は一人だった。2005-08-19 01:22:00 -
390:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁぁ…」
俺のように毎日、仕事と家の行き来をしている男は休みになると、する事がない。まぁ、これでも仕事は頑張って、ナンバー3にまでなった。まぁ、それは佐里が毎日店に来て、金を使うから、佐里のおかげやねんけど…2005-08-19 01:28:00 -
391:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の貯金はいくらあるんか知らんけど、いつまでもつのやら…いっそ貯金が尽きて、店に来るのをやめさせたいぐらいだった。
俺は一人で何もする事が無かったから、一人でリビングに行った。2005-08-19 01:30:00 -
392:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
400☆彡
すると、ある物が目に入った。今まで見た事もないような名刺らしきもの…手に取り、見てると、そこにはこう書かれていた。2005-08-19 01:34:00 -
393:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
―ファンションヘルス
×××店―
「え………?これ…」
その名刺の裏には名前が書いてあった。
怜香―佐里ではないはずだ。そう思いたかった。2005-08-19 01:38:00 -
394:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はまず佐里に電話をした。
「もしもし?佐里?今、話せる?」
『今、休憩中やから、大丈夫。どーしたん?』
「お前、何時まで仕事?」『んー…5時ぐらい…』
「分かった!」2005-08-19 01:41:00 -
395:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その次にヘルスの店に電話をする。
『はい、×××店です』
「すいません、今日、怜香ちゃん入ってますか?」
『出勤してますよ。』
「そうですか…分かりました。今からそちらに伺います。」2005-08-19 01:43:00 -
396:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は車を飛ばして、店へと急いだ―店に着くと、パネルを見せてもらった。だが、怜香という名前は見当たらない。
「すいません、怜香さん指名で…」
「怜香ちゃんは人気があるので、予約待ちで3時間ほど待ち時間がかかってしまいますけど…」2005-08-19 01:47:00 -
397:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「3時間でも何時間でも待ちます!」
「あ、はい…ではあちらのお席でお待ち下さい。」
俺はもしかしたら……悪いことばかりが頭をよぎる。そのまま3時間、ひたすら待った――2005-08-19 01:50:00 -
398:
名無しさん
ドキドキ?頑張れェエ?
2005-08-19 01:56:00 -
399:
名無しさん
できれば略をなくすか、略なった後、略部分かいてほしいです?
2005-08-19 02:07:00 -
400:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
406さん、頑張ります!407さん、分かりました!実は俺も気になってました!アドバイスありがとうございます。これからはそうしますね。読みにくかった方、どうもすいませんでした(。pд`q。)↓↓
2005-08-19 02:18:00 -
401:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「すいません、怜香さん指名のお客様ですね?こちらです」
異様な雰囲気の店内。そこに仕切った部屋があって、俺は一番端の部屋に案内された。
「ここでお待ち下さい。」2005-08-19 02:22:00 -
402:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「初めまして!怜香でぇーす!」
怜香は、佐里では無かった…俺はホッとした。
「名前は?どこから来たの?」
怜香さんとやらは俺を質問攻めにしてきた。2005-08-19 02:25:00 -
403:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか、俺もう帰ります!」
「え?まだ5分しか経ってないやん…?」
俺が帰ろうとすると、
「待ってぇ!怜香、サービスするからぁ、ダメ?」
「いいです。」2005-08-19 02:28:00 -
404:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
怜香ってやつは無理矢理に俺の手を引っ張って、俺はベッドに寝させられた。
「いや、いや本間にいいですから…」
「そんな恥ずかしがらなくていいよぉ。てかあたしあんたみたいな顔めっちゃタイプやねん…」2005-08-19 02:31:00 -
405:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は怜香に口を塞がれ、服さえも脱がされかけた。俺がびっくりする程、怜香の力は強かった…だけど、俺は必死の思いでそこを抜け出し、店を出た。
俺は目を疑った―なんと、そのヘルスの店から佐里が出てきたと思ったら、おっさんと一緒だ。2005-08-19 02:36:00 -
406:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は佐里に近づいて、佐里の腕を掴んだ。
「佐里!!」
「…!なんでここに…!」「そんなんは後でええから、さっさと帰んぞ!!」
俺は佐里の腕を引っ張って、車にほり込んだ。おっさんは状況を把握する事に必死そうだった。2005-08-19 02:43:00 -
407:
名無しさん
メッチャ気になる?
2005-08-19 03:37:00 -
409:
ももチン
ぉもろぃ☆一気に読ωだしィ↑主サンがωばれィ(^∀^)
2005-08-19 10:01:00 -
410:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
ほんま気になるぅ?読んでてドキ?するゎぁ?
2005-08-19 10:50:00 -
411:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
415さん、416さん、ありがとう!
ももチンさん、初カキコありがとう☆彡
ひぃさん、いつもありがとう!いつも、みんなのカキコを見てると、やる気が出ます!ありがとう!2005-08-19 12:28:00 -
412:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前、さっきまで何してた?」
「え……あの…」
明らかに動揺する佐里。
「いつから?」
「悠久と付き合う前から…」
「なんで黙ってた…?」
「怒られると思ってたから…言えなかった…」2005-08-19 12:35:00 -
413:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「俺が怒る訳ないやろ?そんな姿見て、悲しいわ…」「………ゴメン」
「謝る前に、今すぐ辞めろ!」
「分かった…」
俺は車を出し、家へ向かった。家に帰ると、佐里から店に電話をし、佐里は俺の目の前で仕事を辞めた。2005-08-19 12:39:00 -
414:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…で、なんでそんな事したん?」
「悠久の店に行きたくて」「お前なぁ、そんなんされてまで俺が喜ぶとでも思ってんのか?」
佐里は黙り込んだ―…
「そんな事するんやったら、少しでも俺の傍におってくれよ」2005-08-19 12:43:00 -
415:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺の目からは涙が出てきた…。
「悠久、ゴメン…ね」
俺を抱きしめる佐里。佐里の胸の中で、俺は泣いた。自分が無理をさせていた悔しさと、事実を知ってしまった悲しみが飽和して、俺の頭はパンクしそうだった……2005-08-19 12:47:00 -
416:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
次の日になり、仕事だけはさぼりたく無かったから、泣き腫らした顔で、店へ行った。あれから、同じ部屋にはいても、佐里とは一切会話が無い。
店に着くと、また代表がいた。代表はなぜか俺が悩み事がある時に限って、店にいた。2005-08-19 15:56:00 -
417:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「おう!悠久!お前はいつも早いなぁ!…ってその顔どないしてん?」
「ちょっと…色々とありまして…」
俺は真理と別れ、佐里と付き合った事、佐里と真理が知り合いだった事、佐里がヘルスに行っていた事、全てを代表に話した。2005-08-19 15:59:00 -
418:
ぇりぁ
リァルタィムかなぁ(?ω?)楽しみに読んでるから悠久クン頑張ってねぇ???この小説にバリはまっとぉし??
2005-08-19 16:06:00 -
420:
名無しさん
これ実話ですか?
2005-08-19 16:08:00 -
421:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうか…ヘルスの件はどうしても許されんか?」
「はい…」
「じゃあ、少し距離空けて考えてみたら?」
「でも…他におる場所もないし…」
「ほんなら、お前が俺んちに来たらええねん。一人やし、ちょうどええわ!笑」2005-08-19 16:11:00 -
422:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
えりぁさん、ありがとう!ちょこちょこ更新してますが、見て下さいね!
427さん、ありがとう!428さん、脚色してますが、実話ですよ。話の順序は少し違う部分もあるんですけど、読んで楽しんでもらえるように工夫した上で書いてます!2005-08-19 16:15:00 -
423:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は佐里に話して、今日から代表の家に居候する事になった。
代表の家はさすが!と思わせるほど広かった。3LDKのマンションの最上階。一人で住むには広すぎるぐらいの家だった。
「お前、ここの部屋な!」そう行って、部屋に案内してもらった。2005-08-19 16:19:00 -
424:
???
頑張って??くらはぃ??
2005-08-19 19:01:00 -
425:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
432さん、ありがとう!
2005-08-19 19:21:00 -
426:
ゆか
めっちゃリアルで、おもしろいね?夢中になる?
ゆかわ今真剣に愛してた、彼氏と別れて、その子供が今お腹の中にいるんです?一人だと本間に大変?また近々その話のリアルタイムで小説書く予定やから、よかったらみてね?2005-08-19 19:25:00 -
427:
ゆき
今日初めて読んでマス?すごいおもしろいです?悠久さん頑張って下さいね?
2005-08-19 20:54:00 -
428:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ゆかさん、ありがとう!ゆかさんが書く小説はなんて題名ですか?読みたいんですけど、教えて下さい!
ゆきさん、ありがとう!2005-08-19 21:50:00 -
429:
ゆか
まだ書き初めてまだ中身みえてないですが、題名わ、『彼〜命』です。
Storyわ、上に書いてあるのと、彼と出会うまで〜です。文下手ですが、完結迄頑張ります?2005-08-19 21:59:00 -
430:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ゆかさん、分かりました!読みますね(゚ д゚*ノ)ノちなみに“俺の女”もこれから、頑張って完結させるので、読者としてこれからも目を通してもらえると嬉しいです☆彡
2005-08-19 22:02:00 -
431:
由佳
ありがとう☆まだ初心者なんで読んだら感想だけ頂ければ嬉しいデス…☆
少しずつですが、更新していきます☆
悠久サンも頑張って?本間に本間に応援してるから?2005-08-19 22:15:00 -
432:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ゆかさん、分かりました!では今から、続きを書きます!
2005-08-19 23:17:00 -
433:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久、なんか食うか?」代表が俺に話し掛ける。お腹が全く空いてないけど、「はい!もちろん!!」
なんて元気よく返事してしまった俺……笑
代表は慣れた手つきで御飯を作ってくれた。トーストに卵焼きにタコサンウインナー!なんか違う…笑2005-08-19 23:22:00 -
434:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は御飯を一口食べた。
「おいしいっす!」
「そうか。よかったわ」
代表はニコリと笑う。少しびっくりした。こんな顔、店では見たこと無かったから…。御飯を全部食べ終えた。それにしてもおいしかった。あいつ、嫁にしてぇよ!とぐらい思った。笑2005-08-19 23:25:00 -
435:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「んじゃ、おやすみ。」
俺はさっきの部屋に戻って、寝た。やっぱり佐里が隣にいないと変な気分になった。会いたい―そればかり考えていた。
「っ、おい!!悠久!」
代表の声と共に目が覚めた。
「…あ、おはよう…ざいます」2005-08-19 23:32:00 -
436:
削除削除されますた
あぼ~ん -
437:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
実は俺、料理や掃除、洗濯は一切した事がない!…というのも、一人暮しをし出してから、女にしてもらっていたからだ。
「はぁ……さいあく…」
「こらっ!さぼるな!」
「はっ、はい……」
そんなこんなで地獄の共同生活が始まった……2005-08-20 00:01:00 -
438:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
なんとか御飯を作り、仕事の用意を始める。すると、リビングから女の声が聞こえてきた。
「海斗…っ、ダメっ…、やぁ……」
おいおい!俺が来て初日から、これかよ…泣
女の声がでかくなる程、俺は部屋を出づらくなっていた。2005-08-20 00:08:00 -
439:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
思い切って、俺は部屋を出てリビングへ向かった。
「代表!ちょっと、何してるんすか?」
「海斗!この子、誰ぇ?」「…てか悠久!入ってくんなよ!」
「悠久くんかぁ、かっこいいやん?海斗の店の子?」2005-08-20 00:13:00 -
440:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あっ、はい…」
その女は乱れた服のままズカズカと俺の方に歩いて来た。
「へぇ…海斗、この子いいやん!あたし気にいった。悠久くん、よろしくね!あたしは愛。」
「あっ、はい…」2005-08-20 00:16:00 -
441:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はさっさと支度をして、家を出て、店に向かった。そしていつも通りの仕事が始まった。すると、代表が愛さんと、同伴してきた。俺はすぐさま代表にかけ寄る。
「愛さんも来たんすか?俺、ヘルプに付きましょうか?」2005-08-20 00:33:00 -
442:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「いや、お前一人で…」
「え……?」
「だから、愛がお前を口座にしたいってゆうてんねや!」
俺はびっくりして、愛さんに聞いた。
「愛さん、マジっすか?でも代表、怒ってますよ?」2005-08-20 00:35:00 -
443:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「いいの。海斗はこんな事ではへこたれへんしね!それに客取られた!とか思って、機嫌悪いだけやから、すぐ直るってぇ!」
そう言われてもなぁ…俺は代表と同じ家に住んでるのに…夜の世界ではこんな事はタブーのはずだ。2005-08-20 00:38:00 -
444:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
泣く泣く、愛さんの席に付いた。
「いきなりやけど、悠久くんて彼女いるん?」
「はい!いますよ。」
「ハハハ。はっきり言うねんなぁ!自分、ホスト向きじゃないわぁ!」
愛さんに笑われてしまった。2005-08-20 00:41:00 -
445:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「へーじゃあ、彼女とは別々に住んでるんだぁ?」
「まぁ、そうですね。あいつは俺の家に住んでて、俺は代表の家に居候してます!」
「喧嘩でもしたの?」
「はい…ちょっと…」2005-08-20 00:44:00 -
446:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
逆に愛さんに質問することにした。
「彼氏はいないんすか?」「いるよ。三人。」
「三人……!?」
「んー…一人は元客で、二人目は、ホスト。三人目は普通の人やねん」
「誰が本命なんすか?」2005-08-20 00:49:00 -
447:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「本命ってゆうか、全員好きやで」
「タイプがばらばらなのに?」
「ばらばらやから、いいねん。それぞれの足りない部分埋め合わせるやん?」
「はぁ……」2005-08-20 00:51:00 -
448:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺には理解出来ない世界だった―確かに俺も、二マタや三マタかけた事はある。でもそれだからって全員、同じ気持ちになれる訳はない。やっぱり好きな女ってのは、いつも一人で…それ以上でもそれ以下でもない。
俺は愛さんに対して、変な興味を持った。2005-08-20 00:57:00 -
449:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか、悠久くん、仕事終わってからなんか用事ある?」
「無いですよ!」
「じゃあ、バーでも飲みにいかん?」
「えっ…でも…」
「海斗が気になる?じゃあ、三人でいこうよ」2005-08-20 01:02:00 -
450:
ぇりぁ
???頑張っち???
2005-08-20 06:17:00 -
451:
りぁ
悠久クン頑張ってぇ??
2005-08-20 07:17:00 -
452:
???
???しおり???
2005-08-20 07:56:00 -
453:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ぇりぁさん、今日もカキコぁりがとぅ☆彡
りぁさんもありがとぅ!
461さん、しおりありがとう(*人´∀`)2005-08-20 15:41:00 -
454:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は強引な愛さんの誘いを断れず、嫌々行く事になった…
愛さんが連れて行ってくれたのは、とっても綺麗で大人っぽい雰囲気のバー。
「海斗、あたしが悠久くんの事、好きだって言ったらどうする?」
「別に…お前の勝手やろ」2005-08-20 17:13:00 -
455:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
代表は席を立つと、店を出て行った。
「ちょっ…代表!」
俺と愛さんは二人きりになった。
「愛さん、俺等も帰りましょ!」
俺は愛さんの手を無理矢理引っ張って、店を出た。2005-08-20 17:17:00 -
456:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はタクを拾い、代表の家に愛さんと一緒に帰った。代表は電話に出なかったから、俺は愛さんと一緒に代表の家に待つ事にした。
「愛さん、なんであんなんゆったんすか?」
「悠久くんが好きやからに決まってるやん!」2005-08-20 17:19:00 -
457:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「嘘つくのは止めて下さいよ!愛さん、代表の事好きなんでしょ?」
「違うし……」
「嘘つくのは構わないけど、あんな態度取ってたら、代表はどっかいってまいますよ!」
「もう……ええねん…」2005-08-20 17:22:00 -
458:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたしと海斗は客とホスト…。あたしがどうあがいても無理やん?」
「なんで諦めるんすか?それで納得いくんすか?」
「……………」
愛さんは黙り出した。
「ねぇ!!愛さん!」2005-08-20 17:25:00 -
459:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると、ドアがガチャと開く音がした。
「だいひょ―…」
その瞬間―愛さんから突然キスをされた。
その姿を見て、棒立ちする代表。
「あっ、海斗?帰ったぁん?あたし達、付き合ったからぁ」2005-08-20 17:30:00 -
460:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その愛さんの言葉を聞いて、代表の顔色が変わる。
代表はいきなり俺の胸ぐらを掴み、俺はどつかれた!「止めてーー!海斗止めて!あたしが全部悪いの!」代表の手が止まった。
愛さんは泣きながら、話し出した。2005-08-20 17:35:00 -
461:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたし…ずっと海斗の事、好きやった…でも、あたし達はホストと客…無理やって、分かってるねん…でも諦めきれんねん…悠久くんの事、好きになったとか言って、実は、海斗の反応見てた…あたしってまだまだガキやんな?」
2005-08-20 17:38:00 -
462:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
代表は俺の服を掴んだ手を離すと、愛さんは泣きながら、代表に謝りだした。
「海斗…っ、ごめ…ん」
すると、代表は愛さんを抱きしめた……
「俺も愛が好きや!俺と付き合ってくれ!」
「うん……」2005-08-20 17:41:00 -
463:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ってハッピーエンドかい!殴られた俺って………泣
「あっ、悠久!お前、明日からまた佐里ちゃんとこ帰れ!俺は愛と住むから!」「え………」
なんて無責任な人だ…。俺は荷物をまとめて、家に帰る事にした………泣2005-08-20 17:44:00 -
464:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
とぼとぼ家に帰ると、佐里の声が聞こえた。電話のようだ。
「違う!あたしは…関係ない…だから…ちょっ…待ってよ!」
ガチャ…ドアを開けると、佐里はびっくりした顔で俺を見ていた。
「悠久、帰ってきたん?」2005-08-20 19:23:00 -
465:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「おう!てかそれより、今誰と話してたん?」
「実はね…」
なんか話しを聞くと、母親が借金をしているみたいで、佐里のところにかかってきたみたいだ…
「…でそれ、いくら?」
「200万…」2005-08-20 19:27:00 -
466:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「……分かった。俺が払うわ!でも母親の場所探さなな!借金が膨れ上がってもたら、しゃあないからな…」
「悠久…なんでそこまでしてくれるん?」
「お前にまたヘルス戻られたら困るやろ?だからやんけ!」2005-08-20 19:30:00 -
467:
名無しさん
あげ
2005-08-21 04:22:00 -
468:
名無しさん
佐里って子の携帯の機種P??
2005-08-21 13:44:00 -
469:
名無しさん
いちいちさぐりいれんなボケ
2005-08-21 14:10:00 -
470:
???
まぁまぁ?
頑張ってくだはい????2005-08-22 11:44:00 -
471:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
更新楽しみにしてまぁぁす?
2005-08-22 13:49:00 -
472:
のあ
しぉり?
2005-08-22 16:05:00 -
473:
りぁ
更新待ってるからねぇ?
2005-08-22 18:09:00 -
474:
名無しさん
書ぃτくらさぃ?
2005-08-22 20:55:00 -
475:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
更新、遅れてゴメンなさい!ちょっと二日間、ごたごたしてたので全く目を通す事すら出来ませんでした(。pд`q。)
476さん、ありがとうございます!
477さん、佐里は偽名なんで全く違いますよ…まぎらわしい名前ですいません!478さん、喧嘩はしないで下さい(。pд`q。)2005-08-23 01:00:00 -
476:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
479さん、ありがとう!
480さん、待たせました!今から書きます!
のぁさん、しおりありがとうございます!
りぁさんもありがとう!
483さん、今から更新しますね!2005-08-23 01:03:00 -
477:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
480さんはひぃさんでしたね。間違えました!いつもありがとう!
今から書きます☆彡2005-08-23 01:05:00 -
478:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里がヘルスに二度と戻って欲しくない…その一心で俺は仕事を頑張った。そして、俺はナンバー2なった。
「悠久…最近、大丈夫?」佐里が俺に聞いた。俺は、疲れた顔は見せないようにはしている…でも佐里は俺のちょっとした変化すら見逃さない。2005-08-23 01:10:00 -
479:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「大丈夫に決まってるやんか!」
俺はそんな佐里の不安そうな顔を吹き飛ばすかのように笑顔で答えた。
俺はこの時、毎日のように同伴やアフター等、営業の電話やメールもしていた。睡眠時間も毎日5時間ぐらいだった。2005-08-23 01:15:00 -
480:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それは、佐里と付き合ってから、半年が経っていて、お金もほとんど返済出来た頃の事だった。俺は出勤して、同伴した客の隣に座る。
「悠久、本間おもろい〜もっと飲みぃ!」
客に酒を浴びる程、飲まされた。2005-08-23 01:19:00 -
481:
削除削除されますた
あぼ~ん -
482:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
気がつくと、病院のベッドにいた。目を空けて、回りを見ると、佐里がいた。
「悠久っ…気がついた…?」
「うん…俺、一体何してるん…てか俺、仕事中やから、店戻らな…っ」
俺は体を起こして、起き上がろうとした。2005-08-23 01:25:00 -
483:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久…!あかん!悠久は倒れてんで?海斗さんにゆって、もう休みもらったから…」
「佐里、何ゆってんねん…お前もうすぐ金が返せるって時に、休んでられんやろ…」
そう言うと、佐里は泣き出した………2005-08-23 01:27:00 -
484:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ゴメン…全部…っ、あたしがわる…いね…んっ」
「お前、今更何ゆーてんねん!俺はお前の事…」
次の瞬間、佐里の口から、出た言葉に耳を疑った―
「悠久…あたし達、もう別れよう…」2005-08-23 01:31:00 -
485:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…んでやねん!そんなん、許さんで!」
「だって…今の悠久、見てられん…あたしのせいでこんな事になってしまって…あたしっ…」
「それはお前が心配する事ちゃう!」
「でも………」2005-08-23 01:34:00 -
486:
綾香
今日初めて見ましたぁ?めぇっちゃおもろぃカラ続き気になるゥ??更新待ってまぁ━━━っす??
2005-08-23 02:46:00 -
487:
ももチン
頑張れ↑
2005-08-23 03:24:00 -
488:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
綾香さん、ありがとう!もう少ししたら、更新します☆彡
ももチンさん、ありがとう!2005-08-23 11:40:00 -
489:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたしちょっと、トイレ行ってくる…」
佐里は泣きながら、部屋をでていった。
俺は悩んだ…どうしたらいいんや…佐里の為にしてるのに、体がこんなんじゃどうにもならない…
俺の目には悔しくて涙がにじんだ…2005-08-23 12:29:00 -
490:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると、医者が部屋に入ってきた。
「お体、大丈夫ですか?」「大丈夫です…それより、俺はなんで倒れたんですか?」
「睡眠不足と過労ですね。明日には退院出来ますが、一週間は家で安静にして下さい。」2005-08-23 12:33:00 -
491:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「え!仕事は…?」
「休んで下さい。大分、体が衰弱してるので、今すぐ仕事に戻ってもまた体調崩す可能性もありますんで…」
「分かりました…」
医者は俺の言葉を聞いて、安心したように部屋から、でていった。2005-08-23 12:36:00 -
492:
???
しおり?
2005-08-23 15:22:00 -
493:
えり
めっちゃおもしろいです?頑張ってください?
2005-08-23 18:59:00 -
494:
ァィ
初カキコです??
正直私ホスト嫌ぃゃってん??キャッチとかもぅっとぃし?でも悠久クンの小説読んでホストの中にもこぅゃって女の事で一生懸命になってる人居てるんゃぁ?って思った?チャラ?したホストゎ嫌ぃゃけど悠久クンみたぃなホストゎスキゃゎぁ?一生懸命な所がめっちゃ伝わって来る?頑張って最後まで書いてねぇ?応援してます?2005-08-24 03:56:00 -
495:
ぇりぁ
?しぉり?
2005-08-24 10:34:00 -
496:
ауцмι
初カキコ???今全部読ましτもらぃましたょぉ?ホストに行った事無ぃケドホストのイメージは客はぉ金っとしか思っτなぃゃろーと思っτたケドуццкιkunみたぃな人ゃったら私も一回行っτみたぃなぁっτ思った?完成させτねぇ?応援しτるから〜?頑張っτ???しぉり?
2005-08-24 13:28:00 -
497:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
501さん、ありがとう!
えりさんもありがとう!
ァィさん、確かにホストってチャラついてるイメージはありますよね!俺も昔は嫌いでした(。pд`q。)でも、今では大好きな仕事ですね!2005-08-24 13:52:00 -
498:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ぇりぁさん、しおりありがとうございます!
ayμmιさん、確かに金って思ってる奴は多いですよね!俺なんか欲がなさすぎってゆわれるぐらいやから、ある意味、ホストは向いてないかも…(*人´∀`)2005-08-24 14:00:00 -
499:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
医者が出て行って、ちょっとすると佐里が部屋に戻ってきた。
「俺、明日に退院出来るって!」
「そうなん…てか…やっぱ、あたし…」
「別れるとか無しなっ!お前がおらんくなったら、俺もっと重い病気にかかってまうわ。笑」2005-08-24 14:05:00 -
500:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたし…悠久の為に…なんも出来てない…」
「ええねん!お前はなんもせんで!まぁ、せめて俺の傍にさえおってくれるぐらいはして欲しいけどな!笑」
「本間に…いいの?」
「当たり前やんけ!笑」2005-08-24 14:09:00 -
501:
ауцмι
[ホストに向ぃτぃな]っτ言っτもナンバー3に入ったωゃろ?結構頑張っτるゃω??このまま頑張れぇ?
2005-08-24 14:13:00 -
502:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
なんとか佐里の気持ちを落ち着かせる事が出来て、次の日、俺は退院し、佐里は飲食店のバイトをし始めた。俺は一週間、仕事を休み、家でのんびりしていた。「佐里!こっ来い!」
「えー、何よ?」
「はい、これ。」2005-08-24 14:16:00 -
503:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は佐里に指輪を差し出した―
「え…これ…?」
「実は倒れた日に買いに行っててん。」
「え…なんで?」
「なんでって…俺があげたかったから、買ってきた!」2005-08-24 14:20:00 -
504:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ayumiさん、向いてはないですよ!女心すら、分かってもないし…女には騙される事多いし…なんかホストには向いて無いってよくゆわれます!笑☆でも、惚れた女には人一倍尽くしますよ!
2005-08-24 14:24:00 -
505:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は箱のフタを開けて、佐里の華奢な指に指輪をはめた。
「似合ってるやん!」
「悠久?」
「何?」
「ありがとぉ…っ、あたしめっちゃ幸せ…本間に嬉しい…っ」
俺は佐里の頭をポンポンと撫でた。2005-08-24 14:29:00 -
506:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「これからも…ずっと一緒な…」
「うん…悠久、大好きっ」「…………照」
ってな感じで俺等は順調に付き合っていった。俺はホストでついにナンバー1になった。佐里は飲食店のバイトをしながら、家事をしてくれている。2005-08-24 14:33:00 -
507:
ауцмι
そーかぁ?уццкιkunに惚れられる女の子羨ましぃ??ауцмιもそωな恋したぃ?っτか…邪魔しτごめω続き書ぃτ?
2005-08-24 14:39:00 -
508:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ayumiさん、とりあえず書きますね!笑
それから、俺と佐里が付き合って一年経った頃―
俺は自分の22歳の誕生日のイベントがあるから、佐里を店へ呼んだ。
「今日、ちゃんと来いよ」「もー何回ゆってるんよ!笑。行くに決まってるやんかぁ!」2005-08-24 14:52:00 -
509:
ァィ
更新されてる??〃ホストもみんながみんなチャラ?してる訳ぢゃなぃしね?笑〃続き楽しみにしてます??
2005-08-24 16:26:00 -
510:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ァィさん、ありがとう☆彡
2005-08-24 19:50:00 -
511:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は先に店に着くと、代表がいた。
「悠久…お前もやっとナンバー1か…今日は盛大にやろな!」
「はい!精一杯、頑張ります!」
ホストが全員揃い、店がオープンした。2005-08-24 20:21:00 -
512:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「いらっしゃいませ!」
「悠久!おめでと!」
「悠久!今日は何でも飲ませたるでぇ!」
「悠久!悠久!」
客が俺の名前を呼ぶ。その中に俺の愛する女の姿があった―
「佐里!お前、何飲む?」「んー…シャンパン!笑」2005-08-24 20:25:00 -
513:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「分かった!俺につけてもらうわ!」
「え…今日ぐらいあたしが払うで?」
「ええねん!お前は特別やねんから…俺に任せて!」あちこちでコールが聞こえる中、一気に全ての客がこっちを振り返る…2005-08-24 20:28:00 -
514:
ナニァ−チン
読んでるデェ(´?`?) 応援してるデェ?????頑張れェ−??〃??〃?リァルタァ−ィム?
2005-08-24 20:29:00 -
515:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久…何これ?」
「何これ…ってシャンパンタワー!笑」
俺は佐里の為にシャンパンタワーを作ってもらった。「好きな所から飲んで下さい!笑」
そう言うと、佐里は笑っていた。2005-08-24 20:31:00 -
516:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
たぁーチンさん、ありがとう!
「悠久!」
「何ぃ?」
「はい、これプレゼント」佐里からプレゼンとを手渡された。中身を開けると、そこには一枚の紙と、ある物が入っていた。2005-08-24 20:40:00 -
517:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
なんと、巨大手作りケーキだった。でか過ぎる大きさにびっくりしたけど、正直かなり嬉しかった!俺は一人で半分は食べた。
他の客のとこへ行っては、佐里のとこへ戻った。その日は半分以上、佐里のとこにいた。2005-08-24 20:51:00 -
518:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
店も終わって、客が帰って行く。そんな中、佐里だけが残った。俺はマイクを持ち、話し出した。
「佐里…今日は来てくれてありがとう!」
佐里は驚いた顔をしていた。
「お前と付き合って、一年。お前には本間に感謝してる…」2005-08-24 21:44:00 -
519:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は佐里の前に立ち、佐里に向かって言った。
「佐里…俺と結婚して下さい!!」
「え……はい。」
佐里の声を聞くと、全員のホストが俺の周りに並んだ。
「悠久さん、おめでとうございます!!」
みんなが口を揃えて言う。2005-08-24 21:48:00 -
520:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は再び、マイクを持って話し出した。
「今までホストをしてきて、本当にありがとうございます!これからは佐里と二人、今までとは違う道を歩いていきます。今日でホスト引退します!おつかれさまでした!!」2005-08-24 21:57:00 -
521:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はみんなに祝福されながら、佐里を連れて店を出た。
「悠久…本気?」
「ホスト辞める事?」
「うん………」
「辞めるで!お前を幸せにしたいから、辞める!これからはちゃんと昼間働いて、お前を養ってく。」2005-08-24 22:00:00 -
522:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたしでいいの?」
「当たり前やん!お前しかおらんねんから…」
俺は佐里にキスをした。
「これからもよろしくな。」
「うん…悠久、愛してる」「俺も……笑」2005-08-24 22:03:00 -
523:
削除削除されますた
あぼ~ん -
524:
削除削除されますた
あぼ~ん -
525:
ちなつ
終わったん?ずっと読んでました???ぉつかれさまデス??質問ぃぃですか??奥サンは年上ですかぁ?!読んでて思いました???
2005-08-24 22:28:00 -
526:
朱華
リアルタイムに終ゎってる(汗)
お疲れ様でした。
今まで書き込みした事なかったケド、かなりハマってしまったんで…ほんとに良かったです。2005-08-24 22:29:00 -
527:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ちなつさん、佐里は年下です。でもしっかりはしてますよ!ただ少し抜けてるとこがあって、かなりほっとけないタイプなんですよ(。pд`q。)
朱華さん、初めまして!読んでてくれたんすか!ながいことありがとうございます☆彡おかげさまで完結する事が出来ました!2005-08-24 22:37:00 -
528:
ナニァ−チン
ホンマいぃ????????真理チャンをフッナニときはチョット嫌になっナニヶド、やっぱリ?番大切なんは自分の気持ちやってゆ−んが読んでて解リましナニァ?????ありがとォです?????リァルタァ−ィム(人´?`)?
2005-08-24 22:46:00 -
529:
ауцмι
уццкιkunぉ疲れ様??完結ぉめτ゙とぅ???一途に思ぅ事は良ぃ事?最近の男の子も女の子も浮気ばっかりτ゙相手を思ぅ気持ち無ぃもωなぁ??ちなみに私今年22歳?何か年寄り臭ぃ事書ぃτしまったかなぁ???
2005-08-24 22:56:00 -
530:
ひぃ ◆y7XUmHaaYQ
完結ぉめでとぅ??めっちゃぉもしろかったぁ?
2005-08-24 23:15:00 -
531:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
たぁーチンさん、俺も真理を振った時は罪悪感がありました。でも他に気持ちがあるのに、中途半端に付き合うのはよくないと思ったんですよね!長いことありがとうございました!
2005-08-24 23:28:00 -
532:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ayumiさん、俺と同い年でしたかぁ!奇遇ですね!確かに、最近は浮気とか当たり前にはなってますよね!実際、俺も騙したりしてきた事もありました。でもやっぱ本当に好きな女にはそんな事出来ないし、なんかたとえ騙されても、なんか理性とかなくなってしまうんですよね(。pд`q。)
2005-08-24 23:31:00 -
533:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ひぃさん、ずっと見てくれててたまにカキコしてくれてましたよね?最後まで、お付き合いありがとうございました!
2005-08-24 23:33:00 -
534:
美香
ずっとみてました?完結おめでと?ょかったですね佐里サンと結婚できて??
末長く幸せになってください2005-08-25 00:24:00 -
535:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
美香さん、ありがとうございます!美香さんも幸せになって下さい!
2005-08-25 00:52:00 -
536:
名無しさん
悠久さん?
完結ぉっかれさまです!この小説見て今までのホストのイメージ変わりました?悠久さんみたいなホストゎ少ないと思いますが?でもあったかい気持ちになれました?佐里さんとぉ幸せに?2005-08-25 05:37:00 -
537:
ぇりぁ
完結してりゅ?ぅぅぅう?ゆぅきクン完結ォメデトォですandぉ疲れ様デス(*^∀^*)???感動したぁ(ノω;)?ホストでもゆぅきクンみたぃな人がぃてるゃなんて?佐里サンがぅらゃましぃデス(ノ∀`*)佐里サンとぉ幸せに???
2005-08-25 07:26:00 -
539:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
545さん、ありがとうございます!確かにこんな金に無頓着なホストは居ないかもしれないですね!佐里とは幸せです!
ぇりぁさん、ずっと見てくれててありがとう!ついに完結しました!ぇりぁさんも幸せになってね!2005-08-25 08:19:00 -
540:
みゅ
めっちゃぃぃ話ゃったで??ホストの人の中にも悠久さんみたぃな人もぉるんゃと思った??これからも奥さんと幸せになってくださぃ??
2005-08-25 08:25:00 -
541:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
みゅさん、ありがとうございます!みゅさんも幸せになってね!
2005-08-25 08:46:00 -
542:
ちぇ
めっちゃよかった?
2005-08-25 09:32:00 -
543:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ちぇさん、ありがとう!
2005-08-25 13:01:00 -
544:
のぁ
悠久クン?
かなり感動したぁ?
ぅちも付き合って?年?程付き合ってる彼氏居ます?何回か別れたり距離置いたりの繰り返しでした?
でもやっぱ離れられへんし好きなんょね??
ぅちもこれからまた色々あるかもしらんけど頑張っていこぅと思う?
悠久くんの小説読んで勇気付けられたょ?ぁりがとぅ?
これからもぉ幸せに…??2005-08-25 16:17:00 -
545:
ももチン
ぉもしろかった〜☆ぉっかれさま↑あとぃぃ話し聞かしてくれてぁりがとぅ(o^-^o)佐里サンと幸せになってくらさぃ(^∀^)ぉめでとぅござぃマス*≧ω≦*
2005-08-25 17:21:00 -
546:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
のぁさん、最初から最後までお付き合いありがとうございました!てかのぁさんも彼氏いるんですか。やっぱり本間に好きやと、なかなか何があっても離れられないですよね…。のぁさんもいい恋愛して下さい!
2005-08-25 18:18:00 -
547:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ももチンさん、ありがとうございます!ももチンさんも幸せになってね!
2005-08-25 18:20:00 -
548:
のぁ
レスぁりがとぉ??
なんか小説終わっちゃぅと寂しいね?
でもハッピ?エンドで良かった??
読んだかぃがあったぁ?
のぁも全然彼氏を離さへん??絶対幸せになる?2005-08-25 19:10:00 -
549:
ゅき
完結ぉめでとぉ?悠久クンゎまぢスキゃねんけど佐里ゎ何か好かんねんなぁ〜。こんなんゅったら悪いけど?でも幸せなってな?
2005-08-25 20:00:00 -
550:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
のぁさん、お互い好きな人と仲良くいましょうね!
ゅきさん、ありがとう!確かに俺も始めは、なんて女やぁ!って思いましたけどね。でも、俺は佐里に惚れちゃったんすよね!2005-08-25 20:49:00 -
551:
???
完結おめでとうです???
2005-08-26 06:42:00 -
552:
悠久 ◆fnkquv7jY2
560さん、ありがとう!
2005-08-26 09:22:00 -
553:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
トリップ入れるの忘れちゃいました!↑
2005-08-26 09:24:00 -
554:
ゆか
今日はじめて最初から最後まで読んだ??めっちゃいい話??これ読んでうちも頑張らないとって改めて思いました??これからも幸せでいてください???
2005-08-26 19:27:00 -
555:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ゆかさん、ありがとうございます!ゆかさんも頑張って下さいね!
2005-08-26 19:29:00 -
556:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
2つ目の小説を書く事にしました。暇だったら、覗いてみて下さい。題名は俺の二十年間です。
2005-08-26 19:34:00 -
557:
名無しさん
佐里のどこがいいの?ワラ
2005-08-26 23:13:00 -
558:
♪ひー坊♪
ぉつかれ様です??
最後まで読んでめっちゃ感動しましたぁ??ぉ2人みたぃに幸せになりたぃですぅ?佐里さんとぉ幸せに????2005-08-27 00:41:00 -
563:
?れぃ?
幸せになってください??
2005-08-27 14:52:00 -
564:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
566さん、なんなんでしょうね。なんか分からないけど、俺からしたら魅力的なんですよね☆彡なんかほっておけないタイプなんです。
ひー坊さん、ありがとう!ひー坊さんも幸せになってね☆彡2005-08-27 22:57:00 -
565:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
れいさん、ありがとう!
2005-08-27 22:57:00 -
566:
はるッッ???
読みま∪ナ二ょぉぉ??ゃっぱり本間に好きなっナ二ら離れられなぃですょねぇ(?UзU)?私ゎ彼氏と別れて?ヵ月ナ二⊃ヶ□‥まだ好きなωですょぉ??ヮラ★私も頑張りますッッ??〃
2005-08-28 11:32:00 -
567:
名無しさん
いい話やぁ???
2005-09-29 22:27:00 -
571:
名無しさん
428-530
2005-10-16 02:42:00 -
582:
名無しさん
ぅゎーめっちゃよかった?ぅちも悠久くんみたぃな人に知り合ぃたぃ?
2006-04-22 04:14:00 -
585:
名無しさん
本間の話なんですか?結構作っそうと思うんだけど?
2006-05-01 04:43:00 -
586:
名無しさん
イトコやろ?結婚出来るん?
2006-05-02 09:32:00 -
588:
名無しさん
あ
2007-08-25 03:28:00 -
589:
名無しさん
始まりかた皆一緒やな
2007-08-25 07:12:00 -
590:
名無しさん
男性が書く恋愛小説もなかなか良いですネェ
男性心を教われて女性からして何かと勉強になるかと?
ここで質問良いですかあ?
まりさンも素敵な女性でしたが
だけども奥様を選ばれた?お2人共に魅力的な女性
主さンの中でどうゆう違いなのでしょうか?
惚れた理由を言葉にするのは難しいとは思いますが
今後の私の為に(笑)アンサーお願いいたします?2011-07-05 10:27:00 -
591:
名無しさん
昔の話やから今さらやけど感動するか?女 我が子手放して風俗行って男追っかけまわして…。最低な女やん
2011-12-20 01:57:00