小説掲示板?いまつかまえて?のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

?いまつかまえて?

スレッド内検索:
  • 1:

    もりやまはな

    早く来て…今日もまた?錠買ってしまった…4500円…相場より500円安かったから…別にやめれない訳じゃなぃんだけど…薬で自分をつかまえとけば…自分を自分でつかまえとけば…誰も来なくても生きていける。

    2005-10-25 12:03:00
  • 390:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「(笑)あのさー・・・・俺自分の部屋、人に触られるん嫌やねん。しかもお前またゲロ吐かれたらシャレならんし・・・帰るにしたってそんなゲロまみれで電車乗ってくる奴おったら・・・俺やったら射殺するで」怒・・・「・・・」この時程、ファックの日本語訳を知りたくなった時はなかった。「でっかい洗面器に制服つけて鏡のとこの粉いれとけ」「・・・・」無言のまま振り返り、扉を思いっきり閉めた。扉の向こうから「お前ん家の扉、どんだけ重いねん(笑)」とケラケラ笑う隆弘の声が聞こえた。

    2005-11-21 18:27:00
  • 391:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    トイレのフタの上に制服を脱ぎ、洗面器につけた。タッパーに入れられた白い粉を振り、勢いよくシャワーを出す。モアモアと立ちこめる湯気、シャワーで体を流すと髪にもメッシュで入れてるエクステの部分にもゲロがベッチョリついて固まっている。・・・なぜか化粧落としとかもあるし・・・ずうずうしいとは思ったものの、ゲロ撒き散らしといて今更何してもえーやろ。と半分あきらめた様な気持ちになり、頭のてっぺんからつま先まで洗ってやった。・・・・もちろんお湯を出しっぱなしにして(ざまーみろ)

    2005-11-21 18:36:00
  • 392:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    あーーーーーー。シャワーのお湯を口の中にあてる。笑いすぎて喉がいたい、笑い続けるギネス記録にあたし挑戦出来るかも。一応バスタブをきれいに洗い流して・・・・!?あたし何着てでればいいん!?制服つけてもたし・・・ユニットバスのドア開けたらすぐキッチンやんか!!!

    2005-11-21 18:40:00
  • 393:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ドンドン!「なー!・・・なー!」「なんやねん。華風呂なーがーいー。どこそんな念入りに洗ったのよー」「き、着るもん貸して」「え!?」声がいきなりでかくなった、どうやら扉の前にいるみたい。「着るもんない」「あーそかそか!ちょっと待てよー」「うん」しばらくゴソゴソと聞こえ、コンコンと扉をノックされた。「オカンらもう寝たみたいで2階鍵閉まってたから俺のんでええかー?」「うん。」扉をそっと開けると、ニョキリと黒い手が黄色い服を差し出す。「ごめん」「気にすんなー。タオルも渡すから取って」「うん」

    2005-11-21 18:48:00
  • 394:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    急いでバスタオルで体を拭き頭に巻きつけた。なんか扉の向こうにいると思ったら・・・怖い(ToT)やられたらどうしよ・・・。黄色い服は一枚しかなくてなんかつなぎみた・・・・!?

    2005-11-21 18:51:00
  • 395:

    名無しさん

    2005-11-21 18:54:00
  • 396:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「こんなん着れるわけないやろ!?」扉の向こうに思いっきり叫んだ。「えーなんでーむっちゃ可愛いやん。俺の持ってるのんで一番可愛いのにー」「こんな中学生のギャルみたいなん・・・着れるわけないやん!他のん貸してよ!」あたしの手の中には・・・微笑むピカチュー一匹。「えーーーピロ君またゲロ吐かれるかもしらんから他の服貸したくないもーん。嫌なら裸族仕様で出てくればー。」!!!!

    2005-11-21 18:56:00
  • 397:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    …多分最初で最後やな…ピカチューの体内にすっぽり包まれて扉を開けた。「今なぁゆず茶入れたろうと思って♪華遅いから2階に風呂入りに行ったらママちゃんがくれてん」「…」ニヤニヤしよって…。「可愛いやん(笑)風邪ひくから頭乾かし、ドライヤー弟の部屋に転がってるわ」頭の上でチョンマゲを作り、ロンティの上にパーカーを着込む隆弘…部屋着までぬかりないなこいつ。「弟の部屋開けていいん?」「いいでいいで今あいつ遠征で韓国行ってるから」ビンからジャムみたいなゆず茶のもとをスプーンいっぱいに救い、マグカップの中にたっぷり入れた

    2005-11-21 19:29:00
  • 398:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    弟の部屋を開けると敷きっぱなしであろうフトンの横にドライヤーが転がっていた。キッチンの明かりが入り、床が照らされた部屋は薄暗く浮かびあがる。壁一面に表彰状と床にまで置かれた沢山のトロフィー。パタン「弟すごいやん」「すごいで(笑)野球のユース日本代表選考選手、しかもピッチャー」「兄どうしたん…」「なぁ…兄どうしたんやろ。野球才能なくて中学で辞めてん。才能あるスポーツセックスだけやったぁ」「(゚_゚」無視無視。

    2005-11-21 19:37:00
  • 399:

    名無しさん

    2005-11-21 20:00:00
  • 400:

    名無しさん

    2005-11-21 20:41:00
  • 401:

    名無しさん

    2005-11-21 20:48:00
  • 402:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    ありがとうございますm(__)m頑張ります!またよかったら感想などお願いします。

    2005-11-21 21:01:00
  • 403:

    名無しさん

    2005-11-21 21:36:00
  • 404:

    名無しさん

    2005-11-21 21:43:00
  • 405:

    名無しさん

    2005-11-21 21:45:00
  • 406:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「アメリカとかに遠征行くんやったらついて行くのになぁ…アジアばっかやもん兄つまんない」「兄きしょい」「ゲロ子ゆず茶飲んだら頭乾かしよ」「ゆず茶のゲロってゆずの香りするんかな…あつっ…あっおいし」「やめてよー飲めんくなるー」「飲まんの?」「俺猫舌やのー」わざとらしくフーフーとマグカップに息を吹き掛けると、「ゲロ子さぁー…今日泊まれば」「えっ帰るよ」むしろ帰りたいよ(笑)「えーもうお風呂入ったしぃー外寒いしー帰りだるいしー」「…」「ハウルのDVDあるし見る?」「もう見た」
    「あっそ?…」

    2005-11-21 21:45:00
  • 407:

    名無しさん

    2005-11-21 22:54:00
  • 408:

    TEN

    自然な会話がいいですね☆ハマりまくりです(笑)
    私もこんな恋がしたいです。完結までゆっくり頑張ってください!

    2005-11-21 23:17:00
  • 409:

    名無しさん

    2005-11-21 23:38:00
  • 410:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「さっ寝るぜっ」「もう!?」「うんもう。…もうったってもう12時よ!もう明日よ!」いや12時やけど…あたし風呂上がったばっかりやし…まぁ…いっかこいつとこれ以上喋っても…なぁ。コップをシンクにつけると、背中を押されて部屋に連行された。「髪の毛乾かしていい?」「えー華抜け毛激しいんちゃーん、毛落とさんといてよー」…。「はいはい」なんかいちいち絡むんめんどくさくなってきた。さっき鬼のように人の気持ちズタボロにするセリフ吐いといて…何いまのこのオカマキャラ的なノリは…あたしん中で今隆弘はカバちゃんと同じくくりのキャラ

    2005-11-22 03:23:00
  • 411:

    りり

    黒人隆弘、良いキャラですね。りりは白人の方が好みですがね…。

    2005-11-22 05:23:00
  • 412:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    りりさん
    私もです☆でも未だに外人さんの隣にいったらなんか緊張します…こんなグローバルな世の中なのに…(笑)

    2005-11-22 10:49:00
  • 413:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    部屋に入るとベッドにおもいっきり飛び込みやがった。「ばいーん♪」無視無視。髪の毛を乾かしながら勝手にテレビをつける。「はなくそーのゲロ、ベッドの下まで流れこんでてんでぇーくしゃいくしゃいやった」スターウォーズのキャップがテレビの上に並べられ、それを手に取った隆弘はあたしの太ももの上で戦わせ始めた。「くしゃぃくしゃいっ♪くしゃぃくしゃいっ♪」キレイキレイ♪のCMのメロディに合わせて歌い続ける隆弘…。ドライヤーを耳元におもいっきりあててやった。

    2005-11-22 11:03:00
  • 414:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「うわ、何?そんなんも入ってたん!?俺にも使わせてや♪」「使えば(笑)」あんたの家にあったもんやん…あんたのもんじゃないやろうけど(笑)あたしには出してくれなかったくせに手鏡を出し、顔全体にランコムのたっかぁーい美白クリームを塗る隆弘…美白クリームやって死んでも教えたらんし…けっ。「なぁ俺ってサッカーの宮本に似てる?」はぁ!?「似てない…黒人に似てる」「広いな(笑)なんかこの髪形してからよく言われる…えっ俺エラはってる!?(T_T)」「はってないけど黒人。宮本かっこいい、君似てない、会話終了おやすみ」

    2005-11-22 11:44:00
  • 415:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「グンナイ待って?俺黒人に顔まで似てる!?あんな唇ちゃうもん!唇うすいもん」毛布の上からあたしの体を激しく揺する…お前が早よ寝る言い出したんやろが?「唇薄いかもしらんけど黒いからどっから唇かわからん…その目でその鼻でその体形で…何より黒い…黒人決定…おやすみ!」毛布をおもいっきりひっぱると毛布と一緒に転がってきたので、足で押しのけた。「やめてー床ゲロ臭いのに落ちたくないーーー」

    2005-11-22 11:53:00
  • 416:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    しばらく本気で蹴って落としてやろうと頑張ってみたものの、飽きたので反対側を向きそのまま目を閉じた…明日何時頃起きよ、携帯のアラームセットしないと!ベッドから起き上がり隆弘をまたいで携帯を取ろうとした。隆弘が仰向けになったのがシーツの波で伝わってくる。「お前ガリガリやな。無理なダイエットは乳たれる。」「全然やん。前よりは痩せたけど、ギャルはみんな細いから困るもん、あたし服Mやで」「でもお前、制服Sやろ」「うん」「それはSガールってこと。もっと食え」「食ってまた吐く?(笑)」

    2005-11-22 12:34:00
  • 417:

    名無しさん

    2005-11-22 12:47:00
  • 418:

    名無しさん

    2005-11-22 12:47:00
  • 419:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    466さん467さん
    ありがとうございます。感想などありましたらまた宜しくお願いします。

    2005-11-22 16:14:00
  • 420:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    パスッ。頭を平手で殴られる。「!?何すんのよ!」アゴに一発入れようと振りかぶった手首を強く握られた。「今の華ちゃんが悪い。そんなんネタにすんな。痛々しい」「いたたた」雑巾しぼりみたいにクルクルと右手を内側にまかれる。「ごめんなさいわ!?」「ごめんごめん!」気に障ったんやったら口で言えよ?痛いよ(T_T)右手を離すと毛布にくるまり「いやー華ちゃん仕返しするー!こーわーいー」あまりの痛さに声が出ない、筋がのびてもた…痛い。「自分女に手あげるとか最低!お前のまわりの女と一緒にせんとってくれる!?」

    2005-11-22 18:21:00
  • 421:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    毛布にくるまって巨大芋虫みたいになった隆弘にエルボを入れて、ひるんだすきに毛布を取り上げてあたしも芋虫になる。「そんないたかったんかいさー」フトンのはしを手繰り寄せながらひっぱる隆弘。「謝れ」「ごめーんねっ華ちゃんごめーんねっ」「ほんま…どうやったらそんなんになれるんか謎やわ」めいいっぱい掴んでいた毛布をぱっと離す。後ろに転げ落ちそうになる隆弘…「あぶなっ」結局転げ落ちた隆弘。「最初いい奴やなと思ったのに…あんた後半射殺寸前。」「華は前半ただの生意気なバイタ、後半はSっけのあるこにゃこちゃん…♪(笑)」

    2005-11-22 18:33:00
  • 422:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「あっもしかしてゲロ子だったのはスカトロプレー!?(笑)」「…」ベッドを揺らし一人で騒ぎ出す…。「隆弘みたいな人苦手…みんながみんな人とじゃれるんが好きな訳ちゃうねん!」じんじん熱い筋ののびた腕を押さえながら背中をむけた。…もーーーまた涙出てきた。あたしこんな泣きキャラちゃうのに…てかこの小説が始まった時のクール&シリアスなキャラのあたしはどこに(T_T)

    2005-11-22 18:38:00
  • 423:

    アッコ

    ちょぃ待ち?米田祐輔っていう芸能人おるんッ?同性同名の今年21の米田祐輔と私?ヵ月位付き合っててんけど???地元ドコの子?

    2005-11-23 05:57:00
  • 424:

    名無しさん

    2005-11-23 11:21:00
  • 425:

    名無しさん

    ↑…ぃゃ??名前トヵ偽名ゃろ???

    2005-11-23 13:13:00
  • 426:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    アッコさん
    書き込みありがとうございます。同じ名前の方の名前をお借りしたわけではないので、違うと思いますm(__)mまぎらわしくてすいません?こういう偶然ってあるんですねぇ(゚■゚)?びっくりしました☆
    473さん
    ありがとうございます。また書き込みなどありましたら宜しくお願いします。
    474さん
    わざわざありがとうございますm(__)mまた感想などありましたら書き込み宜しくお願いします☆

    2005-11-23 13:20:00
  • 427:

    名無しさん

    2005-11-23 14:15:00
  • 428:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「…華、普通に出来るやん(笑)」「ずっと普通やから(笑)」普通じゃないのはお前や。「そうやって素でおる方がいいで。(笑)女の子はねー、あぶなっかし過ぎたら回りも自分もしんどくなるのら」「…説教くさ」「ゲロくさ」「?」女みたいに冷たい隆弘の足先がフトンの中で一瞬触れる。「俺の昔の女もそんなんやって…最後まで素直じゃなかったから本間可愛くなかった。君はまだ若い、君はまだ間に合う。」私の背中にぽんと手を添えた。「さっきのはな…フラッシュバックていうねん。知ってる?」フラッシュバック?「知らん…何それ」

    2005-11-23 21:40:00
  • 429:

    りり

    りりも外人さんはかなり苦手…。なので、白人と言うより日本人が好きです☆

    2005-11-24 03:07:00
  • 430:

    アッコ

    なんやぁ?そっか?漢字まで一緒だったからホントに焦りました?コレカラも読みます?

    2005-11-24 03:08:00
  • 431:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    りりさん
    ですね?ちなみに私は薄い顔がタイプです(笑)みんなにはブス専と言われますが…(゚-゚)?

    アッコさん
    漢字まで?す、すごい(*´∀)σ?実在の米田さんこんな人物の名前で本当申し訳ないです?アッコさん何か縁があるのかもしれませんね??これからも感想など書き込み宜しくお願いしますm(._.)m

    2005-11-24 10:06:00
  • 432:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「トリップした時の状態に薬やめたあとになるねん。後遺症みたいなん」後遺症…「それ治るん!?」思ったより大きくなってしまった私の声が鉄骨に響く。「知らん…治るんちゃう?」「…。あたしパキった時…一回笑いがとまらんようなったことある」「…へー。」「なんでそんなん知ってるん?やってたん?」「いや俺はこっちだけ…」背中をむけていたものの、隆弘が何をするジェスチャーをしたのがなんとなくわかった。「中?ん時に好きやった女がやっててマネしたら…半年くらいハマった(笑)まぁあんなんはすぐやめれるわ」

    2005-11-24 10:14:00
  • 433:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「隆弘ヤンキーやったん?」「ちゃうわ!中?くらいん時にカラーギャング流行っててそれで!服好きやからブーツ履いてバンダナ巻いて、結構極めたで(笑)ギャングはすぐ止めたけど」ギャングとか(笑)「何色やったん?」「白。服すぐ汚れるねん(笑)でもアメ村で集団鬼ゴッコしたり…楽しかったー♪」そっと隆弘の方をむくと、隆弘もこちらをむく…「華はどんなんやったん?予想は…いじめッコかいじめられッコ。軟式テニス部とかで先輩とばっかりつるんでて…とか?」なんで軟式?(笑)「全部はずれ!…でもそんな中学生活が良かったかも」

    2005-11-24 20:05:00
  • 434:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「ネタになるような話もない普通の中学生。」「反抗期とかあばれたりしたんちゃうん!?」「ばーちゃんと二人暮らしやったのに暴れれる訳ないやん(笑)」「へー♪うちも2階にばぁちゃんおんで!ボケてるからたまに暴れだす…反抗期なんかもな(笑)」「かもな(笑)」暗闇に慣れた目が、遠くを見ているような隆弘の顔をみつける。CDは勝手に二枚目に切り替えられ加藤ミリヤのアルバムが流れ出した。「ミーハー(笑)」「俺ミーハーやで(笑)でも好きになるもんがハヤるから仕方ない」お前始動かよ(失笑)

    2005-11-24 20:12:00
  • 435:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「加藤ミリヤのどの曲が好きなん?」「んーとなー」ベッドの端にいた隆弘が少し真ん中によってきたので、私も少し間を詰めた。体を曲げているのか隆弘の冷たい足にまた触れる。「んー…加藤ミリヤやったらジョウネツかな?ロンリーガールは名前多いからしんどい。アルバム持って帰る?」「あたしROSEかなーロンリーガールはカラオケで聞くんだるい」「あー三木道山なみにだるいな」

    2005-11-24 20:21:00
  • 436:

    名無しさん

    2005-11-24 21:10:00
  • 437:

    ?

    あげとく!

    2005-11-24 23:36:00
  • 438:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    486さん
    ありがとうございます。
    487さん
    ありがとうございますo(^-^)oまた感想などありましたら宜しくお願いします。

    2005-11-25 01:50:00
  • 439:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「そうそんな感じ……」「まぁベタやな」「…ベタか…あのさぁーベタな曲が全然ベタじゃなかったらどうなんそれ?」「?質問の意味がわからないさ」隆弘がオデコにデコピンをするふりをする…。「誰にでもあてはまるような歌詞に自分があてはまらんってこと」「それ自慢かいー」「コンプレックス…トラウマかな」「へー…俺つねあてはまるからわからんけど。ラッキー私って特別♪とか思ってたら」「…」「また無駄なシリアスさ出て来たで(*_*)ダルいからやめてよッ」たまにでてくるオカマキャラは一体なんなんだろう…。「あたしって不幸?(笑)」

    2005-11-25 01:57:00
  • 440:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「華ちゃんさぁー不幸かどうか迷う時点であんたも僕もLove&Pieceやん」「ふーん…で、どうやったら薬やめれると思う?」「なんなんそんな今すぐやめたいんかいさ?」「…親に気付かれそうやから止めたら、吐いたり狂ったり…普通の時もあるけど。で、今」「…へー。まぁ普通やな(笑)女は気弱いから半年くらいはかかるんちゃう?ツレは今もフラッシュバックでたまにパキパキなってるし。」「なんか方法ないんかな。本間に止めたいねん」「…お前本間の本間に止めたいん?」「うん。最初はテンションあげるためだけやったのになぁ(笑)」

    2005-11-25 02:04:00
  • 441:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    今じゃ薬中予備軍…てかもう薬中か(笑)「もーほんまに止めたーい!」天上にむかって言葉を吐き出すとタイミングよく暴走俗が国道を走り抜けて行った。…。部屋が静まりかえる。「…どこで薬買っててん?」隆弘が柄にもなく低い声で尋ねてきた。「Jの売人とか先輩?とか色々」「Jってことはヤクザ?」「も、いるし…テリー伊藤みたいな奴とか」タヤマのサングラス姿がスッと浮かぶ「あー…お前それ合法ドラッグやわ」「そうなん?錠剤と葉っぱしかしたことない。」「へー…まぁなんとなく薬の強さとかわかったし、本間に止めたいんやったら手伝う」

    2005-11-25 02:14:00
  • 442:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「何をどー手伝ってくれるん?あたし何するん?」「なんか野球してた時の先輩に聞いた方法。でもよーわからんから調べたるわ。…ただし」「ただし?なに?金はないで」「ただしー…」やりたいんかよ…「やらして(笑)って言いたいとこやけど、まぁもしやめれたらなんかオゴって」「いいよ(笑)」隆弘がニコリと笑うと大きくノビをした。「さーもー寝るぜ!また調べとくから今日はもう寝よ朝?に送ったるわ」「うん。ごめんなゲロコで…」「気にするなゲロコ…俺もバスはいつもゲロコなるから…一番前の席やから(笑)」

    2005-11-25 02:21:00
  • 443:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ぽんぽんっとあたしの頭を軽く叩くと、隆弘はおやすみも言わないまま寝てしまった。あたしはなかなか寝付けなくて、EPICと加藤ミリヤをもう一周して朝を迎えた。隆弘が携帯のアラームを止める…曲はドラゴンボールZ…どこのサイトで見つけたんよ(笑)「もー華いびきうるさいー」くしゃくしゃと頭を触りながら大あくび。「あたし寝てないから怒」「寝ろよ。行こか!その恰好で帰り。あと寒いから…買ったばかりのモンクレーを君に貸したろ…あっゲロかけないでよ」「かけへんわ!…なぁ昨日話たこと考えといてや!」「昨日?加藤ミリヤの好きな歌?」

    2005-11-25 02:30:00
  • 444:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「ゲロ吐こか?」「わかってるって。何回もそんな話さすな」そういうとあたしの首にまたあの黒いマフラーをグルグルと巻き付けた。「約束ーいちーいいーおんなーのーふーりすーるなーにーつくりーわらーいはーするなーさーんーいちーいーちー心配ーせんでーもーぴろちゃんがーついてーーーーーーるっ。はい巻けた!行くで」「(゚_゚」何今の歌…何言ってるかようわからんかったけど…。
    まだ日が昇らない時間の淀川はくすんでて、トラックで道はこみはじめていた。

    2005-11-25 02:39:00
  • 445:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    信号ごとに、道案内をしていたが住所を言うと隆弘の方が道に詳しく、ポリを除けながら家の近くのパン屋さんの前に出た。「もうすぐそこやから歩いて帰るわ」「ええで。俺もこの原付きツレのんやからそいつん家に返して始発で帰るつもりやし」「じゃぁ先に返しに行く?」「華ん家まだ奥なんか?」「ううんアレ。」指の先にはクリスマスの電球を山ほどつけた我が家(って言うていいんかな)が少し顔を出した朝日に照らされている。「意外やろ(笑)あたしの家っぽくないやろ。」家をじっとみつめポケーとする隆弘。「…意外。」口がおもいっきりあいている

    2005-11-25 02:48:00
  • 446:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「…とりあえず眠くて頭回らんから原付きガレージに止めといて」「あたしん家の?」「うん君ん家の」「友達はいいの?」「うんそれでいいの」「?わかった。でもずっと置いとけるかわからんで」「大丈夫大丈夫。あっ番号聞くん忘れてた…お前の携帯貸して」「えっ待って…はい」隆弘は素早く番号を打つと、あたしの携帯から自分の携帯にワンコした。「SMSでアド送って」「…うん。ありがとう」「うん。僕もありがとう(笑)兄さんに宜しく」「うん(笑)ばいばい」「ばいー」変なポーズをした後、隆弘は全速力で走って行った。…朝からボケとる。

    2005-11-25 02:55:00
  • 447:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    玄関を開けると、レオがアクビをしながらちょこんと座っていた。「ただいまー」シッポを振りながら上目使いのレオ。「散歩?健二に行ってもらい。あたしやったら帰れんくなるから(笑)」風呂場に行き、誰もいないようなので朝シャンした。体中の隆弘の臭いを洗い流す。ぼんやりとした色の風呂場の電気に、昨日からの出来事を丁寧に思い出す。…隆弘は、本間に助けてくれるんかな。そう思うふりをして実は大分期待してる。シャワーを止めて自分のジャージの臭いに少し安心した。…この家があたしにとって安息の場所になればいいな。

    2005-11-25 03:04:00
  • 448:

    ?

    みてまぁす??

    2005-11-25 12:06:00
  • 449:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    ?さん
    ありがとうございますo(^-^)oまた感想などありましたら書き込み宜しくお願いします。

    2005-11-25 12:32:00
  • 450:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    脱衣所の扉をあけた瞬間。足元から冷たい空気が入ってくる。ガチャガサガサ

    健二が帰ってきたみたい…朝帰りかな?涼子さんの顔が頭に浮かぶ。…そういえば隆弘なんであたしにお兄ちゃん(健二)がおるって知ってたんやろ…ボケたつもりやったんかな(笑)玄関にはコンビニの袋を持った健二が立っていた。

    2005-11-25 12:37:00
  • 451:

    名無しさん

    2005-11-27 15:25:00
  • 452:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    501さん
    ありがとうございます。また感想などありましたら宜しくお願いします。

    2005-11-28 16:49:00
  • 453:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「おはよ」広くて深い色の石の玄関にピョンピョンと靴を脱ぎ捨てる健二。「おはよう。すいません、お風呂使いました。」なんで謝ってんのあたし・・・風呂あがりやし、素っぴんやし・・・まともに話すん初めてやし。しかもすいませんとか、なんか嫌味っぽいやん。むしろアタシの存在自体すいませんやのに・・・そっと足元から目をあげると、あたしと違って父さんの面影がある健二の顔。

    2005-11-30 16:39:00
  • 454:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「当たり前やん。使っていいで(笑)てかスッピンなったら更にあびる優に似てるなぁー」健二だって父さんに似てるよ。「そう?大家族スペシャルの子供産んだ長女に似てるって言われたことはあるけど」「本間やわ!むちゃ似てるわ!(笑)」 くしゃりと笑う笑い方まで似てる。むしろ笑い顔の方が似てるかも・・・。
    「レオさかってんちゃうぞーー!」あたしの足元でなぜか興奮気味のレオをかっさらうと「ファミマ行ってきてん。華さんも食べよや」「うん、ありがとう」頭に隆弘に言われた言葉がちらつく。作り笑顔は見抜かれる。愛想笑いは嫌われる。せっかく住ましてもらってんねんやから気使わさんようにしないと・・・

    2005-11-30 16:47:00
  • 455:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「好きなおにぎり取っていいで」ファミマの袋からおにぎりばかりが5つも出てきた。・・・健二、朝からこんなおにぎりばっかり食べるつもりやったんかな・・・「うん。」変り種のおにぎりとか、マヨネーズ系ばっかで選ぶのに困ったものの、しゃけいくらがまだマシな方だろうと思い、封を開けた。昨日は吐き過ぎたせいで、まだ胃がキリキリする。喉になんか吐いたものがつまってるんじゃないかって位に異物感を感じた。細くなりすぎた足が、裏庭側の窓に映る。何この気持ち悪い人間。ニコニコ話す健二の話に微笑みながら、クッションを体の上にさりげなくのっけた。こんなガリガリの体・・・気持ち悪い。

    2005-11-30 16:57:00
  • 456:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    おにぎりがやっと具に到達したのに、もうお腹っていうか胃の中がいっぱいでそれ以上飲み込めなかった。「華さん何時に出るの?」「今日なんか休もかなーと思って。最近休み過ぎて授業わからんし」3つ目のおにぎりを手にする健二「じゃあ俺も今日やーすもおっ。行ってもいかんでもどーせ一緒やし。」レオはおこぼれに預かろうと膝に前足をかけシッポをブンブン振っている。

    2005-11-30 17:03:00
  • 457:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「PS2取って来るから一緒にしよーぜ兄弟(笑)」半分笑えない冗談。「おー兄弟」隆弘にあれだけコテンパンに言われたのにやっぱりアタシは作り笑いをして健二に返した。健二が部屋にPS2を取りに行ってる間に、おにぎりをゴミ箱の奥のほうに捨てた。捨てるならくれよっといった感じに、レオがこちらを睨む。

    2005-11-30 17:08:00
  • 458:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    そっからあたしは濡れた髪を乾かしに行きたいとも言えず、健二と打ちどけようと必死だった。何か話が盛り上がる度に、ノリのいい女のフリ。と頭の中の隆弘が毒を吐いた。恐竜をばったばったと殺していくゲームをしながら「この恐竜見た目可愛いから、じっくり殺したら涼子怒りよんねん」ノロケかよ・・・「ノロケかよ」「ちゃうわ!」いやノロケだよ・・・

    2005-11-30 17:19:00
  • 459:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    途中であたしだけゲームオーバーになったので、健二が勝ち進んでいく様子をレオとポケーと眺めていた。健二ってゲーマーやなあ「遊びはなんでも好きやねん」無邪気な横顔にまた父さんを感じる。

    2005-11-30 17:21:00
  • 460:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    いっつもこうやって涼子はゲームしてんの眺めてんねんやろなー・・・。あたし、聡くんがゲームしてんの横で眺めてることなんか絶対できひん。1秒でも一緒にいたいって、どんな感覚なんやろ。あたしの暇やからとか、寂しいからとか、どっちでもいいからとか、そんな理由でセックスする気持ち、多分理解してもらわれへんやろなぁ。「あっそうや!華さん親父にいくら頼んだ?」テレビから目を離さずに、いきなり大きな声を出す健二にあたしもレオもビクついた。

    2005-11-30 17:27:00
  • 461:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「何が?」「クリスマスやん!あいつら洗濯も掃除も、たまにしかせーへんねんから!金もらってもいいし。なんか好きなもん頼んでもいいし。」「・・・・クリスマスいっつも花束とお金やった。」「親父が花束!!!」爆笑する健二。そんな変かな?「よく花買ってきてくれててん。ほぼ毎回。」まだ笑いながらゲームをセーブしスイッチを切る。「あーじゃあ、華さんラブなんやわ彼(笑)アイツ花粉症よりひどいアレルギー持ちで植物一切あかんねん。ばばあがガーデニングすんのも大反対で、なんかのどぎつい花植えるか植えへんかで離婚しそうにまでなってたもん。」

    2005-11-30 17:35:00
  • 462:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「花嫌いなん!?」嘘・・・マンションに住んでる時は、よく花の水変えたりしてくれてた。「嫌いとかじゃなくて、体質的に無理なんやと思うで。姉ちゃんもその体質受け継いでるから、臭いが無理!って庭のポプリむしって捨てたりしてた。(笑)」

    2005-11-30 17:40:00
  • 463:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    全然、知らんかった。父さんが花無理なんか。むしろ花が好きなんやと思ってた。だからひつこく買ってくるんやって・・・

    2005-11-30 17:41:00
  • 464:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    あの花はあたしだけのための花やったんや・・・・

    2005-11-30 17:42:00
  • 465:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    2005-11-30 17:47:00
  • 466:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    熱い涙。昨日流したのとは違う、体中から流れでたみたいな熱い涙がぽろぽろ・・・止まらない。
    あたし父さんに愛されてる。なんで気づかんかったんやろ。一番大切な家族ではなかったかもしらんけど、父さんはあたしを大切に思ってくれてたんや。

    2005-11-30 17:50:00
  • 467:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    この涙は薬と絶対無関係や。あたし自身の涙なんや。熱いなみだをぬぐう。父さん・・・次はいつ会えるんかな。涙のついた手の甲を見てそっと微笑む。

    2005-11-30 17:55:00
  • 468:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    PPPPP・・・PPPPPPPP・・・・・PPPPPP・・・・・・
    !?。家の電話が鳴った。・・・父さん?あたし出ていいんかな・・・。PPPPPPP・・・まだ電話は鳴り続けてる。PP・・・。あっ切れた。PPPPPPPPPP・・・また鳴り出すってことは?父さんか奥さんかな?PPP
    「・・・し、森山です。」もう下瀬じゃないって(笑)「あっこんにちわ。佐々木と申しますが・・・」鼻にかかった女の人の声。

    2005-11-30 17:59:00
  • 469:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「はい・・・」なんや違うんか・・・「健二くんいらっしゃいますか?」おおっ!「今ちょっとお風呂入ってますけど。」「すいません、携帯の番号わからなくなってしまって・・・お家にお電話させていただいたんですが?」・・・誰こいつ。涼子ではない。「あー勝手に番号教えたら怒られるんで」「・・・あーそーですかー。じゃあ佐々木直美から電話あったと、お伝え願えますか?名前言ったらわかると思うんで。番号は000-000・・・」「はい。はい。」メモを取るフリをして適当に聞き流した。
    カチャ・・・・誰あの女・・・。・・・・・・・・・・・・あたし涼子好きやし。涼子の見方やもーん(^_^.)無視無視。念のため家の電話線を抜いておいた。笑

    2005-11-30 18:09:00
  • 470:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    念のため風呂から上がった健二に確認してみる。「この前おった子、彼女?」「うん、彼女。可愛いやろ?」満面の笑みの健二。そーやんな・・・涼子が彼女であってるよな。直美って誰だ?・・・抹消、抹消。「うん。いい子そうやな、あそこの制服、よく梅田で見るわ。あたしどれでもいいから健二好きなピザでいいよ」てかピザなんか入らん。スープ系じゃないと無理・・・ピザを適当に頼んでいいと言い、電話があったため健二は部屋に上がって行った。・・・直美かな?(ーー;)ピザと飲めそうなさっぱり系のスープを注文するため電話線を入れなおし、もう一度抜いておいた(笑)

    2005-11-30 18:16:00
  • 471:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    しばらくするとレオがいきなり玄関に走り出した。%#&)=%$#・・・何か話し声・・・ピザ屋ではなく健二の友達のようだったので、そのままリビングでテレビを見ていた。携帯を見ると、聡くんから着信・・・・電話せんのんちゃうかったん?失笑。
    さっきの電話かかってきた時のあの慌てよう・・・やっぱり電話の相手は直美やろなー・・・それを相談するために友達呼んだんかな?

    2005-11-30 18:23:00
  • 472:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    健二にも浮気症な父さんの血、流れてるからなー・・・笑。

    2005-11-30 18:23:00
  • 473:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ピンポーン。今度こそピザ屋かな?玄関に向かおうとした瞬間・・・・

    2005-11-30 18:26:00
  • 474:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    なんであたしの家にマサイの戦士が・・・・ピザをピザ屋から受け取っていた。「君何してんの・・・」呆然。「おー妹!ピザ食うか?」いやだから君何してんの・・・。びっくりし過ぎて立ちすくむあたし。「迎えに来たんだにょーん」「何を???」「ピザ食べよーお腹すいたー。」思考が働かず、ストンとテーブルの椅子に座り呆然とするあたし。我が家のようにコップを出し食事の準備をする隆弘。「あとで話すから。とりあえず友達っていう定で話して。」「・・・」

    2005-11-30 18:36:00
  • 475:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ・・・やっと我にかえる。「ちょっ「あはははははははは」馬鹿でかい隆弘の笑い声。「あん「お兄やんタバスコどこ?」隆弘からリビングの入り口に目を移すと扉に寄りかかりながら健二が立っていた。ゴクリとツバを飲む。「お兄やん言うな!右の扉開けて」知り合い???ビックリしたあたしの服を机の下でひっぱる隆弘。「・・・あたしもお兄やんって呼ぼかな(笑)」ってとっさやからって何言ってんやあたしは!「タバスコあったぁ♪ハナクソはタバスコかける?」妙にニコニコしてる隆弘。「うん。…?それタバスコじゃないでソースやで(笑)」「えっ!?これタバスコじゃないの!?入れモノ似てるやん!」NHK並のオーバーリアクション「あーそれお土産にもらってん。アメリカで売ってる醤油やって。タバスコキッチンの棚に3種類くらい並べてあるわ」なぜかふてくされてる健二。「お兄やんひどい…(:_;)」

    2005-12-01 14:36:00
  • 476:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    この二人・・・どうやら知り合いらしい。・・・・。

    2005-12-01 14:43:00
  • 477:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    それからも呆然としたあたしをフォローするかのように隆弘はベラベラしゃべり、「チャーハン食いたい」って言って勝手にチャーハン作って食べて帰って行った。帰り道、「車で送ったるわ」という健二に「えーカーセックスカーなんか乗りたくないしー!華ちゃんが送って♪」

    2005-12-01 14:46:00
  • 478:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「お前、今の暴言・・・涼子に言うぞ」「エロネタは健二チクらんって知ってるもん。涼子硬派やから♪」・・・涼子硬派なんや((笑))

    2005-12-01 14:47:00
  • 479:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    盗聴されたり、FBIに追われたり、隆弘にいじられたり・・・健二ってなんか個人情報ばれまくりやなあ・・・

    2005-12-01 14:57:00
  • 480:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    あたし友達に(って言っても学校休んだってもうメールもくれんような奴らやけど)自分に腹違いの兄弟いたなんか絶対話されへんわ・・・。まぁそれだけ隆弘と健二が仲良しってことなんやろうけど・・・

    2005-12-01 15:04:00
  • 481:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    帰り道、家ではあんなにおちゃらけて好き放題してたくせに隆弘はほとんど話さなかった。聞きたいことは山ほどあったのに、何も聞けないような空気を出してる。駅に着く間際、「安心して。大丈夫やからな。」「何が?」「全部」と意味のわからない会話をしてあたし達はバイバイした。

    2005-12-01 15:05:00
  • 482:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    隆弘の待ち時間を潰したミスドの前を通る。ロングダウンを着ててもわかるガリガリな体。窓に映った自分を見るのが嫌で下を向いて歩いた。

    2005-12-01 15:08:00
  • 483:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ・・・・・・・・・・・・どんどん気持ち悪い体になっていく。

    2005-12-01 15:14:00
  • 484:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    それから数日間。隆弘からはなんの連絡もなかった。たまに健二に会いにきてはあたしの部屋まで聞こえるくらいの大きな声で話し、久しぶりに帰ってきた奥さんに「今ホストのバーテンしてるから来てやー」と営業して涼子に本気で殴られていた。

    2005-12-01 15:18:00
  • 485:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    あたしの方は・・・

    2005-12-01 15:19:00
  • 486:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    でも確かにこの薬をやってからはご飯も食べれるようになり、よく眠れるようになった。そんなに毎日は薬が欲しい衝動に駆られなくなったけど、また吐いたり狂ったりするのが怖くて、毎日きちんと薬を飲んだ。

    2005-12-01 15:24:00
  • 487:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    粗悪な作りの錠剤は緑色で一つ一つの色の濃さが微妙に違った。売人の弟が女を紹介して欲しいというのでユウキを紹介したら、タダ6錠くれたりした。

    2005-12-01 15:25:00
  • 488:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    あたし・・・この薬体にあってるんかも。

    2005-12-01 15:26:00
  • 489:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    そんなある日、部屋でゴロゴロしてたらノックもせずにいきなり隆弘が入ってきた。「はなーーー」黒!また黒くなってる・・・「・・・」「ほら行くぞ!」扉の向こうには健二と、健二の後ろから軽く手を振る涼子。「いやービクドン飽きたから華と待っとくー」「お前が腹減ったってゲーム消したんやろが!」

    2005-12-01 15:30:00
  • 490:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「華ちゃんもご飯行く?」二コリと笑う涼子。可愛いなー・・・「ううん。お腹すいてないから。ありがとう」なぜかベッドに寝転がり枕に抱きつく隆弘「二人で行ってくればー。クリスマスの予定とかたててくればー」くねくねと体を曲げる隆弘に、クッションを投げつけ健二と涼子は家を出て行った。

    2005-12-01 15:35:00
  • 491:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ぶおーん・・・健二のレクサスの気持ちいいエンジン音が聞こえる。「隆弘だってだいぶキャラ作ってるやん」手元に落ちてきたクッションをあたしもぶつける。「俺のは可愛げアール。君のは可愛くない」「・・・」あたしもう狂ったりせんし隆弘の助けいらんねんけどな・・・

    2005-12-01 15:38:00
  • 492:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「準備は整った。決戦の時がきたのら。」はぁ・・・。「ってことで取り敢えず、荷物固めよう。華意外とキレイにしてるなー。むっちゃ女っぽい部屋(笑)」「奥さんが揃えてくれてん。・・・荷物ってどこ行くん?」「ちょっとそこまで♪」「じゃあこの格好でいい?」「いいけど。着替えとかいるんちゃうん?あっ俺ん家、3階ナプキンないからナプキンもね♪すなぷキーん」

    2005-12-01 15:43:00
  • 493:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ・・・・・・・・・・・はい?

    2005-12-01 15:44:00
  • 494:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「あっそうや!学校ってお前中間何点くらいやった?」「そんなん覚えてないわ!」一体何この脈略ない話は!????

    2005-12-01 16:56:00
  • 495:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「平均評定は!?」「多分7くらい」「お前結構賢いやんけ!ってことは中間がーーーー・・・大丈夫!期末受けんでも赤点付けへんから親に連絡おかんわ!」そー言いながら隆弘は勝手にタンスを開けた。「何すんの!!!」勢いよくタンスを閉めるあたし。「指挟むやんかー!着替えなかったらパンツ手洗いよ(笑)自分で洗ってよ」「なんで隆弘ん家にあたしが住むん!?普通に考えて。おかしいから!!!」一気にしゃべり過ぎて息が乱れる。

    2005-12-01 17:01:00
  • 496:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「おかしくないから。俺むっちゃいいこと考えた♪」馬鹿dだこいつ「無理。父さんになんて言うん!?その前にあたしが行きたくない!タンスとか開けるなんて非常識!」半年ぶりくらいに大きな声を出した。何事かと驚いたレオが走り回る爪音が1階から聞こえてきた。

    2005-12-01 17:04:00
  • 497:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「・・・もう決めてん。早く用意しろ。」息の乱れが中々治らない。興奮して酸欠になったのか頭がクラクラした。「お前、まだ薬してるんやろ」「・・・・」軽くため息をつき下を向いたままのあたしの頭に手を置く。息の乱れがなかなか治らず重くなった頭を両腕で支えた。

    2005-12-01 17:08:00
  • 498:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「冷たい手して」あたしの手の上にそっと手を添える。「今、どれしてるん?」優しい口調で隆弘があたしの顔を覗き込む。「オランダのん」「?オランダって(笑)いつから?」「じゅっと・・・」息の乱れでろれつが回らない。なに?どうしたん?またあたしおかしくなってまうん?

    2005-12-01 17:12:00
  • 499:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    今度は深いため息をつき「荷物まとめたるから寝転んどき」朦朧(もうろう)とする意識の中で、鼻歌を歌う隆弘の声だけが聞こえる。眠いけどずっと起きてる・・・起きてるのにずっと寝てる、空気の薄いところにいるみたいな感覚がしばらく続いた。

    2005-12-01 17:16:00
  • 500:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ふわふわふわふわふわふわ

    2005-12-01 17:18:00
  • 501:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ぶぃーーー「あっ健ちゃんら帰ってきた!はいじゃあこれ持って!」部屋の隅によけておいたショッパーズには、クローゼットにかけておいた服が何着か詰められていた。お気に入りのショッパーズばっかり使いやがって(怒)体はふらつくものの意識は一応あった。ただ感情はあるものの、何も考えたくなかった。ふわふわする。ただそれだけ・・・

    2005-12-01 17:23:00
  • 502:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    健二の部屋をノックもしないで開ける隆弘。「おかえり建ちゃん」「おー。」ソファーに寝転びながらテレビを見る健二。「嫁は?」あたしの体を支えながら座らすた隆弘。「嫁帰ったで。あと君セクハラー。何くっついてんの」「健二さん・・・いやお兄さん」

    2005-12-01 17:34:00
  • 503:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    気持ち悪がる健二に、隆弘は・・・土下座をした。ビックリして声も出ないあたしと、気持ち悪がって完璧に引いてる健二。「華さんと同棲させてください!!!!」・・・・・はああああ!????

    2005-12-01 17:37:00
  • 504:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「やっぱり付き合っとってんやんけ!」「いやまだセックスはしてません!純粋な交際やねん・・・」「なんでいきなり同棲やねん」「お前自分の彼女が自分の友達と一緒に住んでたらどんな気分や!?涼子の家にハマケンが常おるねんぞ!!!」「俺とアイツを一緒にするな!」なんか収集つかん感じに話が進んでる・・・

    2005-12-01 17:41:00
  • 505:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「愛し合ってるねん。出会う運命やってん・・・ってことでパパにうまいこと言うといてな♪」そういうと隆弘はニコニコしながらなかば強引にあたしを立たせ、健二に見えない様に体を支えながら部屋を出て行った。「ネタ!?なんで??」ちょっとウケてる健二。本間にこれでいいの?同棲って・・・屁もこけん!ズカズカ進む隆弘を見つめると「あー山場越えたな♪」笑ってやがるーーー!

    2005-12-01 17:45:00
  • 506:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    結局、健二は怒ったり反対することもなく、追いかけて来て隆弘の家まで車で送ってくれた。「華さんたまには帰ってきてな」「・・・・はあ」いや気分とパワーが元に戻れば今すぐにでも帰りたいんやけどね(笑)

    2005-12-01 17:48:00
  • 507:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「はーーーーー。まぁ明日からってことで今日はもう寝よか♪」何が明日からなん?あとやたらめったら♪を飛ばすな・・・。「水ちょうだい」「ないから自販で買ってくるわ♪」「うん」・・・なんか隆弘って陰と陽が激しすぎて怖い。

    2005-12-01 17:52:00
  • 508:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ばたりとベットに寝転がる。なんかモノが増えたような隆弘の部屋。テレビが2台になってる。・・・・ZZZZ。疲れたっていうよりはエネルギー切れになって、水を飲むことなくそのまま眠った。薄れゆく意識の中で・・・狭い箱と広い箱に何度も入れられる夢を見た。意識はあるのに見る夢なんて初めてですごく怖かった。

    2005-12-01 17:56:00
  • 509:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    2005-12-01 18:02:00
  • 510:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    pPPPPPPPpp・・「んんん」ダサい着信音で目を開けると、そこには毛穴ひとつない隆弘の・・・ちかっ!鼻先が今にも当たりそうなくらい近くにあった黒い顔にびっくりして思わず飛び起きる。「・・・っおーおはようはなたれ」PPpppPPPP「おはよう・・・携帯鳴ってる」「あー後輩後輩。女ちゃうからやきもひひゃくな」あくびをしながら電話を取った。「うぃーうん。あーいいであげるわ。えーじゃあケムリのん頂戴や♪モバオク?やり方わからんから誰かにやらせてまた電話して。うん・・うん」電話をしながら部屋を出て行く隆弘。あわてて鏡を見ると口の周りにはカピカピになったヨダレがべっちょり。あわててふき取る。枕にまでついてるし(-_-;)

    2005-12-01 18:12:00
  • 511:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    えーと昨日こーなってあーなって健二が・・・で。頭がガンガンする。そーいやあ昨日は薬飲んでないんや、1日飲まんかっただけでこれって・・・ガーんガーん・・・結構きついな。喉がカラカラだったので、枕元に置いてあったウーロン茶を一気に飲み干した。

    2005-12-01 18:16:00
  • 512:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「おはようハナクソ」服に手を入れ体をボリボリかきながらまたアクビをしている。「おはよう。・・・学校行ってくるわ」あたしの飲み干したウーロン茶をひっくり返すと、最後の一滴が隆弘の口の中に落ちる。「今日から君は専業主婦だ。学校は休憩♪」本当に空になったペットボトルを回転させ勢いよく投げ捨てた。「取り敢えず風呂入っておいで。ツバ臭い(笑)」顔面におもいっきり投げられたバスタオルを持って風呂場にむかった。風呂場の横には大きなダンボールが3っつ詰まれてアタシの背丈程になってあった。今何時なんやろ。最後に飲んだのが一昨日の午前2時くらい・・・もう丸二日か・・・。狂う程ではないものの、ワクワクする気持ちがさざ波のように押し寄せてくるのは確かだった。

    2005-12-01 18:32:00
  • 513:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    あー薬したい

    2005-12-01 18:33:00
  • 514:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    風呂から上がると、寝癖のついた髪をちょんまげにした隆弘がラーメンにお湯を注いでいる。「華も食べるやろ?なるともラーメン」「いいわ。水ちょうだい」「じゃあバナナ食べや。」なんでバナナ・・・

    2005-12-01 18:36:00
  • 515:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「コーナンに何買いに行くん?」ギーコギーコとうなる隆弘のチャリンコ「んー?色々♪」「携帯忘れたから取りに帰りたいねんけど」「えー…あかん!嫁浮気するかもしらんやん!旦那束縛します!」馬鹿かこいつ…。隆弘とあたしのテンションはやっぱり180度逆だった…。隆弘じゃなくて健二が兄貴でまだよかった…。コーナンの入口にはクリスマスの飾り付けがされていて、発砲スチロールのトナカイの鼻が、子供にちぎられていた。「カートどこやろ?」「何買うん?」「ん?木材とーロープとーあっ釘とか…色々」「…家でも建てる気?(笑)」

    2005-12-01 21:42:00
  • 516:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「おしいっ!あっすいませーんこれと同じやつ20くらい欲しいんですけどー」隆弘が手にとったのは分厚めのベニヤ板。「おしい?じゃぁ犬小屋」「ブー。じゃぁロープいらんやーん(笑)」あっそっか…て、こんなゲームどーでもいいから携帯取りに行きたい。「なぁここって○○○駅の近くやんな?」「うん。」「あたし電車で帰るわ」「ん?」「電車で家帰るわ。携帯取ってまた来るから」家に6錠あるし。「んー?」「じゃ」「あかん。」「しらん」「あかん。行ったら薬中やってバラす。止まれ」ピタリ止まり振り替えると、そこには陰バージョンの隆弘。

    2005-12-01 21:49:00
  • 517:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    結局その日は、木材やらロープやら一色の材料を買って自転車を押しながら二人で帰った。イライラしてるあたしに「お肉食べたいから焼肉行こ」「いや(←即答)」焼肉なんか食ったら吐いてまう。「ホルモン!ホルモン!ホルモン」原始人かお前わ…。隆弘がオゴるからという理由で焼肉屋さんに半ば強引に連れて行かれた。…肉の臭いだけで吐きそう。「わかめスープ」この一言意外何も言わずに下をむく私は、誰がどーみたってケンカしてスネてる彼女に見えていただろう。「おいしいのにー」を100回くらい言いながら隆弘はご飯を3回もおかわりした。

    2005-12-01 21:56:00
  • 518:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    焼肉屋の臭いからやっと開放され、静かに冷たい夜道を歩く。どこかから淀川の磯臭い臭いがする。スタスタ前を歩くあたしに「華さぁ下着とかパジャマとか持ってきてないのに大丈夫?」お前が荷造りしたんやろが?しかも夏服ばっかり選びよって…。「…」「健二に頼んで近いうちに持ってきてもらわないとなー」「健二にチクったんねん。隆弘に監禁されてるって…」「えー監禁なんかしてないやーん!帰ってもいいよ、でも帰ったらバラすぞおらって言うてるだけ(笑)」こいつ…肌だけじゃなくて腹の中まで真っ黒や…。

    2005-12-01 22:17:00
  • 519:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「脅迫罪」「なに?薬物乱用罪」「…婦女暴行罪」「それは今からです。」
    「…」
    焼肉臭いから横で寝たくないと理由を付け、夜中に脱走しようとしたものの、靴を隠され失敗。明日こそ帰ろうと思いキッチンにひいたフトンにくるまる。今の気分はそうやな…水風船がパンパンにふくらんでる感じ…あー今パスポートがあったら確実オランダに飛んでる。
    その次の日も眠れなかったけど、夜中何時もトイレに行く隆弘がわざわざ寝てるか確認するもんだから、目を閉じてじっとしておくしかなかった。

    2005-12-01 22:25:00
  • 520:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    しかも確認の仕方が「…」…ぷっ…ぱっ
    …にぎりっぺ…。
    殺意を覚えた。

    2005-12-01 22:28:00
  • 521:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    これって…隆弘のしてることって犯罪やんな?「あんた犯罪者やで。しかもなんで学校行かんの?」「あんたも犯罪者やん。しかも学校行ってないやん」…お前が監禁してるからじゃろがい!!!こんなに簡単に人って誘拐(←おおげさ?)されるもんやねんなぁ…しかも隆弘ん家の人なんも言わんし。「うち放任主義やから。ホスクラのバーテンやっててもなんも言われんかったし(笑)」「バイト行かんの?」「行かん。後輩に譲ってん。なんか金いるけど彼女おるからホスト無理らしくて」ホスクラのバーテンもホストも一緒ちゃうんか…。何が違うん(-.-)?

    2005-12-01 22:34:00
  • 522:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「ちょー華ー貧乏揺すりやめて!机揺れる」「あーごめん」薬くれたら止まるよ…。ガタガタガタガタ揺れる膝を手で押さえる。つーと油汗がコメカミから垂れてきた。真冬でこんなに寒いのに…やばい…そろそろ限界かもしらん。この頃になるとあたしは起きてる間はずっと歯ぎしりと貧乏ゆすりをしていた。夜は眠れないので恐い夢を見ることはなくなったものの、息は自分でもわかるくらいに臭くなり、今まではそんなクセなかったはずやのに爪をカリカリと噛んでしまう。噛む爪がなくなり指先から血が出たりした。

    2005-12-01 22:41:00
  • 523:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「お邪魔しまーす」「うい」「お邪魔します」「ういうい」「お前らガレージに置いてた木材持ってきた?」「はい。あっこれ現場のんなんで今日持って帰りたいんですげど?」「あーいいで、すぐ終わるから」「まっさん髪形変えはりました?」「変えましたー♪」「色マネしていいっすか?」「坊主やん君」わいわい。扉の向こうからは数人の隆弘以外の声。…今なら出て行けるかも!!!扉をおもいっきりひいた。ガチャ…ガチャガチャガチャガチヤ…
    あんのマサイ人!鍵かけてやがる!!!!「まっさん、誰かいはるんですか?」「あー彼女彼女」気付いた!

    2005-12-01 23:00:00
  • 524:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「開けて!おら開けろや!」ドンドンドン!「今悪いことしたから説教部屋行きやねん(笑)」「助けて!助けて下さい!!!」ドン!ドン!大きな声を出すだけで膝が震える。
    ジョーーーー
    …失禁。出した感覚なんかまったくない、太ももが温かくなったので見てみるとオシッコで隆弘から借りたスウェットが一部濃くなっている。…。扉のむこうからはもう何も聞こえない。「とりあえず、これ内緒。しゃべったら殺す。そことあそこにコレはめたいんやん」「は、はい!」しばらくしてまた聞こえた隆弘と後輩の話し声。

    2005-12-01 23:09:00
  • 525:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ビビりきった後輩達の声…。役立たずが!!!おもいっきり扉に足蹴りをし、再びベットにへたりこんだ。涙がぼろぼろ出てくる。寒さのあまり体を丸めこみ膝を抱いた…。薬がしたい…出来ないならこのまま死んでしまいたい。
    涙の止まらない目をそっと開けると隆弘の煙草とライターが目についた。本当に今思えば何がしたかったんやろ。正気じゃないだけじゃなくて本間に完璧に狂ってた。

    2005-12-01 23:17:00
  • 526:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    隆弘の山ほどある服をひっぱり出してベットの上にまとめ…

    火をつけた

    2005-12-01 23:18:00
  • 527:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    火をつけるなんて出来るなら、窓ガラスを割ればよかったのに(笑)なんで火の方にはしったのか…未だに自分のとった行動がよくわからない。覚えているのは真っ黒な煙りと、ギャーギャー叫ぶ、自分の声だけ。

    2005-12-01 23:21:00
  • 528:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    気がつくと、キッチンにひいたフトンの上に寝かされていた。真上にある蛍光灯の明かりがまぶしくて横を向くと、三角座りの隆弘がこっちを見ている。「君ばかでしょ。家なき子か!」「お水ちょだい…」喉が痛い。「ほれ」そっと私を起こすとぬるい水を、そーと口の中に流し込む。「頭…痛い…」「煙り吸いまくったせい。俺の服燃やしたせい。自分のせい。」見ると隆弘の服にはススが付き、髪の毛はちょっとコゲていた。「…わかれ…ん…」「ん?」「…わかれ…へん」「狂って火付けたけど、密室やったから煙り吸ってブッ倒れて今!」

    2005-12-01 23:30:00
  • 529:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「後輩は?」「しゃべったら殺す。って散々脅して帰らせた。一人火傷してたけどまぁ大丈夫やろ(笑)」「部屋は?」「窓しめてたし密室やったから酸素ないやん?ボヤ程度で済んだで…服はほとんどオジャンやけど(:_;)」「…弁償する」「いつか自分のお金で弁償してね(笑)」「うん…」自分の息が臭い。ゲロったのは本当だろう、前みたいに喉に異物感を感じる。「とりあえず部屋も出来上がったし!風呂入ろ!華も俺も臭い(笑)」「うん」「さっき健二来て着替えとかパジャマとか置いて行ってくれたで?」「健二!?なんか言ってた?」

    2005-12-01 23:45:00
  • 530:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「なんか急いでるからって着替えおいて、とっとと帰って行った。おっちゃんもおばちゃんも元気やって!」「そう…」なんや…健二にちょっと会いたかったのに…こんな状態でなんやけど(笑)「あと一週間ちょっとで2006年やん!正月には一緒に森山家に帰ろな!」
    「…うん」あたしの啜り泣く声がだんだんと大きくなると「もー華臭いわぁ(笑)このフトンもポイやなぁー」と言いながら隆弘は無理矢理フトンに入ってきて、あたしを強く抱きしめてくれた。隆弘にスッポリと包まれたあたしは、今までに感じたことのないような感情に襲われる。

    2005-12-01 23:56:00
  • 531:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6



    ずっとこうしてたい。そのままあたしを捕まえてて…離さんといて

    2005-12-01 23:57:00
  • 532:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    このままずっと
    離すさんといて…また悪魔があたしに取り付くから。このままずっと
    つかまえていて…

    2005-12-01 23:59:00
  • 533:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    この時、父さんにバレるからとか、ガリガリの体が気持ち悪いからとか、そんなどーでもいい理由からじゃなく…本当に薬をやめなあかんと思った。そりゃぁさっきまで狂ってしょんべん垂れてた奴が言うても信憑性ないけど、

    悪魔に自分から近づいて、快楽のためだけに魂を売ったことを本当に後悔した。

    2005-12-02 00:03:00
  • 534:

    イクヨクルヨ

    初リアルやった♪♪♪ちょっと嬉しかったです☆華ちゃんの話し見ていて私の過去とてらしあわせて見てしまい怖さもでてわかる気持ちもあり複雑な気持ちで読んでました☆でもやっぱおもしろくて大好きです(≧∇≦)

    2005-12-02 00:05:00
  • 535:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    薬は悪魔や…
    しっぺ返しはかならずついてくる。…誰にだって。
    それが平気だからと手を出すなら覚悟しといた方がいい。最初の快楽を味わうのは自分だけ、後から来る地獄を味わうのは…自分や家族…恋人…友達…みんななんやってこと。
    そしてあなたの手から流れ落ちていく…薬では手に入れることの出来ないものたちが。

    2005-12-02 00:09:00
  • 536:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「お湯はってくるわ。久しぶりにつかりたいやろ?」「うん、ありがとう」「そのかーわーり!時計見て」隆弘があたしの目の前に突き出した時計を見る。眩しくて目がしょぼつく「00時04分…?」「そう!メリークリスマ-ス」あたしを強く抱きしめ「はぐはぐー♪」と体を揺する隆弘。「でもまだイヴやで?」「イヴもクリスマスも一緒!」…一緒か…?「ってことで一緒に風呂入ろな!」「は?」「オシッコじょーまで見られてんから裸なんか恥ずかしないない(笑)んで俺、華のすっぴん好きやからきっと真っ裸も好きやと思う♪」…ほへ?…

    2005-12-02 00:24:00
  • 537:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    黒くて堅そうな上半身に思わず目がいく。「エッチ!」ちょけながら前を隠し、自分の部屋に走っていった。…馬鹿だ。お湯が半分くらいまでたまると、「お前いい服だけ上手に選んで燃やしてくれたなぁ」と、何やら体操服らしきものを持って出てきた隆弘。「…それ着んの?(笑)」「だって…これしかないもん。二階ばーちゃんら寝てるからもう鍵しまってるし」体操服にはデカデカと[3-A松田隆弘]…そないにデカイ字で書かんでも…「体操服まで自己主張激しいな(笑)」「言わないで…書いたの母やから(笑)」

    2005-12-02 00:45:00
  • 538:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    電気を消し、台所の手元を照らす蛍光灯だけを付けて服を脱ぐ。なぜか正座してじーと見てある隆弘。後ろをむくと「ほほーテレた所がまたいとうつくし…」何キャラ…?
    上の服を脱ぐとプーンとゲロの臭い。「俺らの体ん中ってこんな臭いもんだらけやねんなぁ(笑)体ん中に鼻ついてなくてよかった」わざと脱ぎ捨てたトレーナーを臭いまくる。

    この人は優しい人だ。
    今更思った。

    2005-12-02 00:59:00
  • 539:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    あたしだったら間違っても人のゲロのついたトレーナーなんて臭えない。
    スウェットをいさぎよく脱ぎ捨て、下着姿のままとことことユニットバスの扉の前に立つ。「可愛いから。」「…」「俺のアジアサイズも見る?」「いらん(笑)」「まぁもぉ規定サイズじゃなくなってるんですけどね(笑)」あたし達は屋台の日本酒みたいに並々入った湯舟におもいっきりつかった。勢いよく溢れ出すお湯で、シャンプー立てに飾られたアヒル隊長が流されていく。「ほらメヤニもゲロ跡もキレイキレイ♪」指で優しくあたしの顔をこする隆弘。

    2005-12-02 01:07:00
  • 540:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    キスしたい。エッチよりキスがしたいってこんな気持ちなんやなぁ…
    「あたし、またおかしくなる?」「まぁなるやろな(笑)今は暴れてストレス発散したし…寝起きやし」ゲロで固まった髪も湯舟につけ手櫛(てぐし)でとかす。「いつまたおかしくなるん?」「さぁ。そんな、いとうつくしな顔したあかん!ただでさへ規定サイズ外やねんから(笑)」「…ほんまは今も薬したいなーって思ってるかもしらん。自分でもわからんけど…正気やけど…薬のこと…考えてるかもしらん」「ほおほお」

    2005-12-02 01:12:00
  • 541:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    くるりと後ろをむかされ湯舟につかったままシャワーで髪を洗われた。また湯舟のお湯が溢れだし、アヒル隊長が移動する。「狂ったってまた連れ戻したるから。正気な時はいらんこと考えんな」あたしの体をはさむ様にして広げられた隆弘の足をじっとみつめながら小さく頷いた。シャンプーとリンスをしてくれた隆弘は「俺もして♪」と、おもいっきり湯舟に潜ると頭を押し付けてきた。コロコロ髪形変えてる割には傷んでない隆弘の髪の毛。意外と人の頭を洗うって言うのは大変で、何度か耳の穴にズボリと指を入れてしまった(笑)

    2005-12-02 01:20:00
  • 542:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    裸が恥ずかしいなんて…もうこれっぽっちも思わなかった。隆弘は湯舟の中で何度もあたしの足首を握っては「ジャストサイズ」とニヤけていた。…変なフェチ…。風呂あがり、隆弘の部屋を見に行くと、ベットの中央がコゲているだけなものの、水びたしになったらしく床一面に新聞紙がひかれていた。「今日はキッチンで一緒に寝よ。てかもうコゲてんのとゲロまみれのん以外フトン1つしかないし?」「弁償するから?」「今?体で?」
    「…」んー…
    「悩むな!(笑)その冗談、思春期には酷だからやめて!(:_;)」…あっでたオカマキャラ…

    2005-12-02 01:26:00
  • 543:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    その日、隆弘は抱きしめてくれることはもうなかった。ただ一組のフトンで手を繋いで眠るだけで、あたしには充分だった。

    2005-12-02 01:28:00
  • 544:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「…ーろ!お!ぎーろ!おきろー」クイっクィと髪を引っ張りながら頬杖えをつく隆弘に起こされる。「ん…」「どう調子は?」「…眠い。…久しぶりにグッスリ寝た。」薬する夢見たけど…。「おしっじゃぁ今のうちにトイレして顔洗ってこいさー」「もうちょっと寝る…」「あっかーん!」敷きブトンをおもいっきり持ち上げられ、床にコロコロと転がる。「しばく眠い」「早く!」ぶーたれながらユニットバスで言われた通りの仕事をこなした。ユニットバスの扉を開けると…久しぶりに制服を着た隆弘が目に入る。「学校行くん?」

    2005-12-02 01:35:00
  • 545:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「んー?うん。今日終業式やから絶対行かなあかんねん。ついでに健二のフリしてお前の学校に通知簿取りに行ってくる。」「バレるやろ」「バレへんバレへん。家庭環境複雑やから先生らも口出しにくいやろうし…」「隆弘日本人に見えるかな…」「日本語しゃべれるから大丈夫♪はいゆず茶」「ありがとう」「…とー…多分帰って来るん3時くらいやわ」「うん」久しぶりに制服姿を見るだけでドキドキするあたしは変です…フェチなんかな…「飲んだ?」「うん、ごちそーさま」「おしゃ。じゃぁこっち来て」???

    2005-12-02 01:40:00
  • 546:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    隆弘がポケットからロッカーの鍵みたいなのを取り出し、弟くんの部屋の襖(ふすま)を開けた。

    2005-12-02 01:45:00
  • 547:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    そこには…
    また壁???
    銀色の…ログハウスにあった業務用冷蔵庫みたいな壁。隆弘がロッカーの鍵みたいなのを差し込むと「後輩にタダで作らせたから建て付け悪いわっしょ」ガガガガガガガ…何かを引きずるような音をたてて扉は開いた。中に入るとそこには…何もない。

    2005-12-02 01:49:00
  • 548:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    電気も蛍光灯も全部外されて、窓にはコーナンで買ったベニヤ板がすき間なく打ち付けられている。
    「…」えーと…
    「ふすまわなぁー…補強の仕方迷ったけど、鉄工所でバイトしてる奴おったから発注してん(笑)」後ろをむくと、確かに襖の部分にだけ、チョット雑に溶接されたフタが立て掛けられている…っていう感じだった。「弟くんの荷物は?」「あいつ来年の9月から留学すんねん。Mac鈴木の行ってた学校に。だから大丈夫」「いやだから荷物は?」「家具は捨てた(笑)トロフィーは段ボールん中」

    2005-12-02 01:58:00
  • 549:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    風呂場の隣に積まれた段ボール…あれ中身トロフィーやったんや。「…あたしこん中におるの?」こんな光りも差し込まないような箱の中に?
    「華…」私の両手を掴むと隆弘は子供に話かけるような言い方でゆっくり話し始めた。「あんな。色々調べてん。ネットとか友達に話聞いたり…実は…タヤマにも会ってん。」「!?」何聞いたん!?タヤマいらんこと言うたんちゃうやろなぁ!?一瞬で曇るあたしの顔を見て隆弘はニコリと笑った。「うん…まぁ華の口から聞きたくないような話もチラホラは聞いた」
    …最悪。

    2005-12-02 02:04:00
  • 550:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「でー…先輩とタヤマをボコって止めに入った奴もボコった。あーあと華の悪口言うた奴の鼻を折った(笑)」笑えない。「タヤマとかほんまヤバイで…」「うん、だから目には目を。で親ヤクザの先輩連れて行ってん。まぁそのへんは心配せんといて」「…」
    「でー…こっからが大切。お前が買ってた薬は合法ドラッグ。普通に売買禁止のドラッグの化学式組み替えて、法の目抜けるっていう渋谷の店が大量に裁いてて、それをタヤマが組に言われて売っててん。」「ようそこまで調べあげたな…」「うん。ちょっと調べるん楽しかった(笑)」

    2005-12-02 02:12:00
  • 551:

    りり

    更新嬉しいです。一緒に…の方も読んでますよ☆
    華ちゃん、薬抜き計画、黒人くん頑張ってほしいです。
    リアルに感じるので、薬とは無縁のりりが読んでも絶対手を出したらダメやと思います。
    りりなんか煙草も止めれないくらいですもん。

    2005-12-02 02:17:00
  • 552:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「全然連絡せんかったら変に思われるし…」「ほんまにむかつくからそれは謝って」「…ごめんなさい」土下座する隆弘…こいつの土下座に誠意がないことは健二ん家の一見で証明されてるからなぁ…。
    「まぁそんな感じで話それたけど、薬すぐ止める方法があんねん。精神病棟とかでも使われてるらしい」「それがこの監禁?」「…まぁ言い方悪くすれば監禁…よく言えばぁ…まぁ監禁やな(笑)電気も何もかもはずして箱を作り、窓も塞いで自殺も防止!俺も一緒に入るつもりやったけど…とりあえず帰ってくるまでここにおって」

    2005-12-02 03:33:00
  • 553:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    部屋を見渡すと、ほんの少し漏れた光りが壁に線を作り、本当に他は何もない。「角に頭ぶつけたりしたあかんから押し入れもベニヤ板でフタしといたから。」窓と同じ様にびっしりと丁寧に打ち付けられたベニヤ板。「最悪のクリスマスプレゼント(笑)」下をむいて顔をひきつらせると「ありがと♪じゃぁトイレしたなったらそこ…」ピンクのバケツが部屋の隅に一つ…「…まじで?」 「だってインターネットの画像もこんなバケツやったもん」「紙は!?」「はいっ♪♪」「雑誌とかMDとかは?」「そんなんなーしっ」
    「……頭おかしくなる。」

    2005-12-02 03:41:00
  • 554:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    「これがラストステージじゃー!」何キャラ…
    ガガガガガガガ…
    ……バタン

    2005-12-02 03:50:00
  • 555:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    …そういやこんな夢、前に見たことある気がする。

    2005-12-02 03:52:00
  • 556:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    本間になんもないただの箱みたいな部屋…。目が慣れると部屋の中は結構明るく感じた。雑誌とか…せめて時計くらい置いていってくれたらいいのに…。暇やわぁ…電気だけじゃなく、エアコンも配線ごと取り外されていた。しばらく気が狂うわけでもなく、部屋の隅にもたれてボーっとする。…暇

    2005-12-02 03:55:00
  • 557:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    薬を止めてもうどれくらいたつんやろ…。日にちの感覚はだいぶ前からなくなっていた。毛布くらいおいてけ…寒いやんか。床に寝転がり、天上の木目なんかを数えていたけど、無意識過ぎて嫌になりやめた。柱には鉛筆やボールペンで何か書かれている。コロコロと転がり、近くでよく見る…
    ―1997 たかひろ
    ―1997 りゅうじ

    2005-12-02 04:01:00
  • 558:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    立ち上がり上に目をやると2003年まで、二人の身長らしきところに毎年、印が入れられていた。中には
    ―2000 たかひろ股下

    っていうのがあってウケた。股下の部分に印つけてどーするつもりよ(笑)でもなんか…こーいうのん…いいなぁー。他にはなんかないかなっ♪何もない和室の中をひたすら探索した。長いこと捜しまわって、見つけたのは畳みが煙草で焦がされてることくらいだったけど結構楽しかった。なんとなく、羨ましさや空しさもちらついたけど、そんな気持ちは誰の家に遊びに行っても感じてたもんだから、わざと気付かないフリをした。

    2005-12-02 04:10:00
  • 559:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    再び元の位置に戻り、柱によりかかる。寒いなぁ…。ベニヤ板から漏れる光が少しかげってきてる。…そろそろ帰ってきてもいい時間帯ちゃうんかなぁ…。
    …寒い。
    …ZZZZZZ

    2005-12-02 04:13:00
  • 560:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ――――――――――――寒いなぁ…。ビュー…。パリパリパリパリ。
    ???
    …足が!足が凍ってる!!助けて!黒い海に飲み込まれていく!!!助けて!!手がない…!?なんで!?助けて!助けて!

    2005-12-02 04:18:00
  • 561:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    このシーンばっかり連続で10回くらいみた。

    2005-12-02 04:20:00
  • 562:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    …頬をパチパチと叩かれ目が覚める。「な!はな!はな!」やっぱり夢やったんか…夢ってわかってても恐ろしい夢「…ふぇー!」泣き付くあたしに隆弘は……「ごめんごめん3時?分なってもた」急いで帰ってきてくれたらしく息が乱れていた。「この部屋嫌や!普通に家の中で生活したい。恐い!恐い夢見た!」「…華…」 「こんな狭い部屋にずっとおったらまともな奴だって頭おかしなるって!?夢ん中で…こわ…(泣)」「華…」あたしまともな時だってこんなとこいたくない…「…華あのな」言葉に詰まる隆弘…。「…なに?」「…華。」

    2005-12-02 04:27:00
  • 563:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    「華…それ夢ちゃう。幻覚や…お前今、目おもいっきり空いてた。…叫びながら畳…ばんばん叩いてた。」
    下をむけ顔を上げない隆弘。 幻覚…

    2005-12-02 04:30:00
  • 564:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「とりあえず、下だけ履きかえよか」また優しく笑う隆弘…。まさかと思い下に目線をやると…
    …失禁。
    「ごめん!!!」「ごめん禁止じゃー。寒いないか?」「…」情けない…ほんまに情けない…。好きな男の子の前で…。何回おしっこ漏らしてんのよ!!!「健二が持ってきた下着、おばちゃんが買ったんかなぁ…なんか綿パンばっかりで色気ないわぁ(笑)」紙袋を持ってきてガサガサと漁りだす隆弘に思わず言ってしまう。
    「薬中でオシッコもらす女に色気なんか感じひんくせに!!!」

    2005-12-02 04:38:00
  • 565:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    自分の言葉に自分が一番傷つくのはわかっていても、吐き出さなくては心ごと破裂してしまいそうな程、羞恥心が膨んでいた。
    「…ほぉーーーー!」
    じじぃみたいに感心する隆弘…。こんな場面、いくらいつもみたいにチョケたって収拾不可能。目の前にはオシッコ漏らしながら、色気を感じてないやろ!と叫ぶ薬中女が一名。…畳に散乱する白の綿パン。急いで帰ってきてくれた隆弘になんの落ち度が?むしろオシッコしてるのきもがられへんだけで充分やのに…。我が儘とかじゃなぃ…。心配してる。…隆弘に嫌われないか心配してる。

    2005-12-02 04:46:00
  • 566:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    心配を言葉にすると…こんな…こんな裏目に…。薬のせい?違う…

    隆弘のことが好きなせい。

    2005-12-02 04:47:00
  • 567:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「華がもうやめて!このチンコ虫!って言うても捕まえて腰カクカクさしたい。」隆弘の言葉に、自分の顔が耳まで赤くなってるのがわかった。オシッコ漏らしてることに赤くなれよ(失笑)「でもさぁやっぱり愛のあるセックスがしたい訳だ(笑)だからこうして後輩や先輩や友達や…俺の持ってるもん全部使って、華を連れ戻そうとしてんねん。…すべては愛のあるセックスのためさ」首を横に振りながらそう言うと「ってことでベアーちゃんで行っとこか(笑)」バックプリントでクマの顔が書かれた綿パンをあたしに渡した。

    2005-12-02 05:06:00
  • 568:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「…ありがとう。」クマを受け取りありがとうにすべての気持ちを込める。
    「今はそれどころじゃないってわかってるから。だからって待たれへんわけじゃないし、しょんべんやゲロぐらいじゃー気持ちなんか変わらんって(笑)さすがに次火つけたら刺すけどな(笑)」ケラケラ笑う隆弘につられて笑い、パンツを履き変え部屋に戻った。フトンや分厚めの毛布にロープ。ダウン、水、パン、おにぎり、お菓子なんかを部屋に持ち込み、トイレに行くと、隆弘はまた重い扉を閉めた。
    ガガガガガガガ…
    バタン。
    今回は隆弘もいる…大丈夫。心で何回も繰り返す

    2005-12-02 05:16:00
  • 569:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    冬のせいで早くに日が落ちるため部屋はもう真っ暗。「怖ないか?」「うん」「薬したいか?」「かなり(笑)」「(笑)」フトンの中は二人だからだいぶ温かい。「全然眠なれへんなー…まだ7時やもんなぁ」カサカサカサカサカサ…フトンにあたしの貧乏ゆすりが伝わる。「じゃぁなんか面白い話でもしよか?」体を近づけることもなく、フトンの中で取れるだけの距離をとった隆弘は、腕で三角枕をしながら何度も背中を撫でてくれた。「薬欲しい…」「そっかぁ。じゃぁ健二と涼子が出会った時の合コンの話し「薬したい…」

    2005-12-02 05:27:00
  • 570:

    名無しさん

    2005-12-02 05:35:00
  • 571:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    言葉にすれば楽になるわけでもないのに…口から出る言葉といったら…薬…薬…薬…薬…それでも隆弘は笑顔で話かけ続けてくれた。自分はまだ正気だという判断は出来た。「薬はしたあかんな…でも薬がしたい」貧乏ゆすりで体がガタガタガタガタ揺れる。「そやなーあかんなー。」真っ暗で隆弘の顔が見えない。「隆弘おる?」「ちゃんとここにおるよ」冷たい足先がガタガタ揺れるあたしの足を挟み、暗闇から現れた手が頭をポンっと叩いた。「今日はクリスマスやでー華」「うん…ギシギシガシ」歯ぎしりの音にもどうずることなく話し続ける。

    2005-12-02 05:38:00
  • 572:

    名無しさん

    2005-12-02 06:29:00
  • 573:

    ぁ??

    この話し好きゃで??何てゅぅたらィィんか上手くゅぇんヶド?薬してハマッタら本間にャバィ?コトなるんゃなぁ…ッッてめっちゃ感じた?ぁ??はまりゃすぃタィプゃヵラ絶対薬ゎしたなぃ?怖ぃし(:_;)

    2005-12-02 06:33:00
  • 574:

    名無しさん

    〉〉570-650

    2005-12-02 08:28:00
  • 575:

    名無しさん

    >>570-650

    2005-12-02 08:29:00
  • 576:

    名無しさん

    2005-12-02 08:32:00
  • 577:

    名無しさん

    2005-12-02 09:16:00
  • 578:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「クリスマスの思い出とかどんなん?どんな男と過ごしたんにょー」無理して語尾を踊らせ話す隆弘「薬したい…でもあかんっつわかて…るギシギシガシ」強く唇を噛むとプチリと切れて鉄の味が広がった。
    ……。
    真っ暗闇の中でデッカイ鹿みたいな奴が隆弘の後ろから突進してこようとするのが見えた!「隆弘危ない!鹿みたいなん来た!起きて!」「華、大丈夫やからフトン入り。な?」こっちにむかって突進してくる…。「隆弘も避けないと踏まれるで!」部屋の隅に移動して頭をかかえると、鹿は方向転換をし、あたしの方にむかってきた。「隆弘!隆弘!」

    2005-12-02 11:49:00
  • 579:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「ここおる。ここおる。」そっと温かい手があたしの肩に触れた。「鹿が!!!」幻覚なん?妄想なん?でもこんなにはっきり見える。動物の獣臭い臭いまでする!「大丈夫やでー大丈夫やでー」背中を何度もさする隆弘「鹿ってトナカイか?サンタもあかんなー華怖がらせて…ナマハゲちゃうねんからなぁ(笑)」「ふぇ…ふぇーーーー」涙はもうあまり出ない。ただ叫びたくなって…たまらなく叫びたくなって
    「きゃーーーーー!」叫びたくった。

    2005-12-02 11:55:00
  • 580:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「150ホルンー♪」そういうと抱きしめ、あたしの顔を胸に強く押し当てて…、「大丈夫。ここにおるしトナカイは今忙しいから華のとこにそんな長いことおらんし大丈夫。」「キャーーーーー!」「華頑張れ…!頑張れ!悪魔追い出そな!」「キャーーーーー!!!キャーーーーーーーーーー」
    あたしは正気や!大丈夫!自分の中で何度も呟いていた。ただ…本当にプチリとテレビを消したように…その日の記憶はそこまで…

    2005-12-02 12:01:00
  • 581:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「…」窓から差し込む少しの光りで目が覚める…朝?やんな…。ビクッ!すごい悪寒。何この部屋…むっちゃ寒い…ガガガガガガガ…「おーおはよう。ごめんオシッコしに行ってた」少しヒゲの伸びた隆弘。黒い肌でもわかるくらい目の下にはくっきりクマが出来ている。「隆弘寒い…」「寒いだけ?」「うん。でもむっちゃ寒いねん!」足なんか凍傷起こしてるみたいな寒すぎて感覚ない…。「今のうちにさきトイレ行こか」「嫌。寒くて体カチコチ…」「えーでもーオシッコしたなってバケツでしなあかんようーなっても知らんでー」

    2005-12-02 12:09:00
  • 582:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    スウェットの股の部分を掴む。…よかった。今日はもらしてない。「…してなかった」「やったぁー♪」それにしてもなんだか体の中が寒い…「隆弘寒い」「その前に今のうちにトイレ行っとこな♪」空の段ボールみたいにひょいっと持ち上げられトイレにむかう。「寒い」別にオシッコはしたくなかったのに…冷たい便座の感触で自然とでる…。「でたー?」扉のむこうから叫ぶ隆弘。「でた」恥ずかしい。「華おっきい方もしとき。もー長いこと出てないやん」「人ん家でおっきい方でえへん」「なにそれ(笑)もらしてゲロるのに…なんの意地やねん(笑)」

    2005-12-02 12:43:00
  • 583:

    名無しさん

    隆弘にキスしたくてしょうがないってとこかなり分かる!なんか泣きたくなるぐらい切なく感じた!作者さんが伝えたい事と違うかもやけど…でも凄く良いよ〜

    2005-12-02 12:52:00
  • 584:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「意地じゃないプライド」ジャーーー。「あっそ(笑)」扉を開けると、おんぶをするポーズの隆弘。「歩けるよ」「寒いんやろ。寒なって手足の感触なくなるって先輩から聞いた。もーすぐゴールが近い証拠や。頑張ろや。」
    「…ぅん」

    あたしは隆弘に何がしてあげられますか神様…こんな素敵な人とどーして早く会わせてくれへんかったん?初めて自分のした色々な過去を消したいと思った。後悔は前からなんとなくしてた、でも今更なに言ってんのんよっていう気持ちがずっとあって…その気持ちを中心に心は回ってた。

    2005-12-02 12:52:00
  • 585:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    653さん☆
    あーなんて嬉しい!そこ結構私も好きな場面なんです(笑)何かを感じとっていただけているだけで充分嬉しいですm(__)m

    2005-12-02 12:55:00
  • 586:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    今あたしの心にいるのは、隆弘が無理矢理引っ張り出した不器用で怖がりなあたし。まっすぐ隆弘だけを見てる。
    …というかまっすぐ隆弘が見てくれることを望んでる。今悪魔と戦いながら、感じてる。
    一秒でも一緒におりたいっていう切なくて愛しい素敵な気持ちを…。

    2005-12-02 13:00:00
  • 587:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    …こんな気持ち言葉にしたら、きっと薄っぺらい言葉の羅列になって、あなたはきっと笑い飛ばすやろね。

    2005-12-02 13:04:00
  • 588:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ゾクッ!隆弘が作ったサラサラのお粥を口元に持ってこられただけで、寒気と吐き気がした。ビクつく体に「そんな寒いん?」と最初に会った時よりもだいぶやつれた顔の隆弘。「骨から凍ってるみたい」ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ…。お粥は口に入れて見るものの、喉にフタがされているみたいでなかなか飲み込めなかった。ふた口食べるのがやっと…。分厚い毛布で私を包み、隆弘が毛布越しにあしを抱きしめる。「ストーブ危ないから付けられへんから、人間カイロじゃー」隆弘の笑い声にもだいぶ元気がなくなっている。ガタガタガタガタ

    2005-12-02 13:11:00
  • 589:

    ぁ??

    華?ゎ隆弘クンに何もしなくてィィと思ぅ??薬完璧に辞めて?ただ毎日ちゃんとご飯をぉ腹一杯食べて?くれてたら隆弘クンゎ喜ぶと思ぅ? この話が実話ゃったら華?ょぉ頑張ったナァ?作り話ゃったら?薬が怖い?コト皆に伝わってほしぃゃん?

    2005-12-02 13:21:00
  • 590:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    わかってる…ゴールはもう見えてる。でも、凍った両足は前に進むどころか、どんどん後ろにひっぱられいく。
    ガタガタガタガタ…
    「薬…お願い…寒い……」「華…毛布ふや「うっさい!薬早く!死にそう!凍る!早く!」寒さはもう限界やった。他のことを考える余裕なんか大分前からなくなってる。ただただ、寒さをなんとかしたかった。灯油をかぶって火を付けたい…そう思うくらいに寒かった。
    「クスーリー…薬したぃ。お金出すから…セックス…しゅーから」だらだらとヨダレがたれるのを隆弘は袖で拭きながら、「ゆっくり、10数えよか…華。」

    2005-12-02 13:23:00
  • 591:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    ぁ??さん
    ほんと私もそう思います!フィクションですが…華はどこかにいます。きっと日本中か…もしくは関西…大阪?のどこかに(笑)隆弘が『?一緒に暮らそう?』の健二よりいい奴に感じてきて最近焦る作者です(失笑)

    2005-12-02 13:30:00
  • 592:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「いーちーにーさーーんしーーー」「薬?エッチしよやー薬しよやー」
    「…悪魔が出てきたん?ごーーろーくー」「あはははははははははははは」恐い…口が勝手にしゃべって笑い出す。心の中に檻が出来てあたしを閉じ込めてる。そんな言葉、隆弘に言わんといて!「あはははははははは!」
    「っ…またフラッシュバックかーい!」檻の中から壁に頭をもたげる隆弘が見える。「あはははははははははは」天上を見上げ、笑い続けるあたしじゃないあたし。

    2005-12-02 13:36:00
  • 593:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    立ち上がり笑い続ける。「あははははははは!」あたしが狂ったんじゃない。心はまだ正気。ただ体が…脳みそが…カチコチに凍って、誰かに操られる。自分じゃ動かされへん。
    「あはははは…はは…は…」呆然と無表情であたしを見上げる隆弘の目に、もう冗談を言う元気は残ってなかった。
    「…は…は…はーよ薬持ってこいやぁぁぁぁぁ!!!!」掃除機のエみたいに細くなった足が、隆弘の顔面を蹴り上げる。
    ベシっ!!!

    2005-12-02 13:43:00
  • 594:

    イクヨクルヨ

    今私の中で華ちゃん頑張ってがいっぱいあります!!!大事な人に出会えた思うなら今どんな恥ずかしい自分でも最後まで頑張ってがあります(>_

    2005-12-02 13:44:00
  • 595:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    その瞬間だった。 !!!
    隆弘があたしの頭を掴みおもいっきり畳みに押さえつけた。グラつき朦朧(もうろう)とする意識の中、初めて箱に入った日にみつけた柱が目に写る。
    「絶対連れ戻したるからな…華!」隆弘がなんか言ってる。気持ち悪くなって少し吐いた。白い汁と消化されずに残っていたふた口程の米つぶが、口のまわりにへばりつく。…そのまま目を閉じると、暗い闇の中…ひたすらスカイダイビングみたいに落ち続ける夢をみた。…誰もあたしをつかまえに来てくれたりはしない…。ビューっと風を斬って落ちて行った。

    2005-12-02 13:52:00
  • 596:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    イクヨクルヨさん☆
    ありがとうございます!これはもうテストそっちのけで大幅更新するしかないです?(笑)華をいじめてるのが自分だと思うと複雑な心境ですが…頑張ってる二人をあと少し見守って下さいm(__)m

    2005-12-02 13:59:00
  • 597:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    着地することもなく目が覚める…。
    手足が動かない。
    視点の合わない目を無理矢理開けると、薄暗い部屋の中、あの柱にもたれかかり下をむいた隆弘がいた。
    「…隆弘…寝てるのん?」ゆっくりと上げられた顔は彫刻みたいに、いらない肉がそぎ落とされていた…。「やっと起きたな。丸一日寝てたで」「…そう。」起き上がろうとするものの、なんだか体に巻き付いた毛布が重い。「華、暴れ出したから毛布の上からロープでしばった。ごめん」…あーそーなんや…。「いいよ。」「あと…お前髪の毛むしり出したから腹なぐって気絶さした。」「そう…」

    2005-12-02 14:06:00
  • 598:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「ハゲになったらイブモア買ったるから(笑)」声にも表情にも元気がない冗談。もう…この人をこれ以上巻き込む訳にはいかへん。
    「…隆弘。ごめん」

    2005-12-02 14:09:00
  • 599:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「あたしもぉ無理やわ。」「…なに言うんやー」溜め息混じりの隆弘の声。「もう無理や。薬止めれんくてもいい。」
    狂っても一応は折れなかった心が、ポキリとまっぷたつになった。
    「隆弘巻き込みたくないから…」
    今更何言ってんのよって自分でも思うセリフ。殴られたらしいミゾオチの痛みがジンジンとわかるようになってくる。

    2005-12-02 14:15:00
  • 600:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「あたし…こんなんで隆弘に好きになってもらえる自信ない…あたし自分に自信ない」かすれ声がなお一層自分を惨めにさせた。
    「…ほー(笑)」床に寝転がり隆弘はあたしに背中をむけた。しばらくの沈黙の間、薬をしたい衝動を必死に押さえる。ギシギシガシ…歯ぎしりの音が、また部屋に響いた。

    2005-12-02 14:19:00
  • 601:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「はじめて会った時に…」クルリとこちらを向き、呆れたように少し笑う…本当はもっとニッコリ笑うつもりやったんやろうけど、そんな元気…もう残されているはずもなかった。外からはゴミ収拾車の音楽と、眩しくなっていくものの、どんどん地面に押し込められていく夕日が、ベニヤのすき間というすき間から差し込んだ。

    2005-12-02 15:25:00
  • 602:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「むっちゃ可愛いやんけーーー…でもダッサぃ制服…愛想ないし。ハマケンくっつけようと必死やし…。」「…」覚えてるよ、黒い人やなって思った。
    「軽そうやし、ヒョコヒョコついてくるし…話おもんないし」…だっさいヘルメットに黒のマフラー。
    「なんか…愛想いいフリしてるとこがうっとおしかったから、飯食って帰って…二度と会う気はなかってんけど」…あたしも。

    2005-12-02 15:31:00
  • 603:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    コロコロと転がり起き上がると、毛布のロープをほどき始めた。「でもなぁ…」これで終わりなんや。全部。薬も出来て、この寒さや吐き気、頭痛に震え…すべてから開放されて、元の生活に戻れる。
    ロープを固く結び過ぎたのか、指にもう力が入らないのか、隆弘はロープをほどくのにだいぶてこずっていた。

    2005-12-02 15:36:00
  • 604:

    ?

    あげ?

    2005-12-02 15:38:00
  • 605:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「…でもな、なんかお前おれにビクビクしててさぁ(笑)」ロープがほどけ、毛布の中に冷たい風が入ってきた。
    「うん。」もう泣きすぎて枯れきっていたはずやのに…涙がでる。そう…父さんの花束の時みたいな、熱くてスーっと流れ落ちる感じの涙。
    「もー…」言葉に詰まる隆弘。

    2005-12-02 15:46:00
  • 606:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「そんだけで好きになってた(笑)俺ドS!?って自分で笑えた。…いい女のフリしながら、ビクビクしてるんに気付いた時にずきゅんって…(笑)」
    「…うん(泣)」
    神様…これは告白ですか?それともサヨナラの言葉ですか…

    2005-12-02 15:52:00
  • 607:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ゆっくりと隆弘にささえられながら起き上がる。髪が臭い…息が臭い…体じゅうが臭い。
    「ありがとう。ごめんな」一緒に頑張ってくれてありがとう。つかまえてくれてたのに…
    手の中からこぼれ落ちていったのはあたしのほう。きっとさっきの夢は…隆弘の掌から、もうつかまえにはこれないところまで落ちていくあたし。

    2005-12-02 15:57:00
  • 608:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    辛い、ほんまに辛い。
    薬欲しい…。
    でもなんなんやろ…
    この後悔の気持ち。檻の中に入れられていたはずのあたしの気持ちは、今熱い涙となって止まらず頬をつたっている。

    2005-12-02 16:01:00
  • 609:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「まだまだ。引き下がるわけにはいかんねん」
    「…ぇ…」
    グチョグチョになったあたしを隆弘はゆっくり抱きしめた。
    「ごめん。やっぱり離すこと出来ひんわ」ボロボロと泣き出す隆弘。もう小学生くらいしかないあたしの体を強く抱きしめる。「あぁーあぁー!」…あたしの遠くなった耳元で大きな声をあげて泣き出す。隆弘だってあたしと同じくらい苦しんでたに違いはない。強く抱きしめてくれた腕も胸板も…体をくっつけるといぜんよりも大分痩せているのがわかった。

    2005-12-02 16:09:00
  • 610:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    反省してます神様。あたしだけでいいでしょ苦しむのは…。この人はなんも悪いことしてないんちゃう?…それとも…好きな人が苦しんでる姿を見てもっと苦しめと…

    あたしにそういいたいん?

    2005-12-02 16:11:00
  • 611:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6




    負けるわけにはいかん…。ここで負けたら、隆弘みたいな人とは二度とめぐりあわれへん。隆弘はまるで薬中がうつったかの様に、しばらく狂い泣きした。

    2005-12-02 16:16:00
  • 612:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    夜になり、隆弘とあたしは真っ暗の箱の中で向かいあわせに座りながら、お互いひとつづつ好きな話をすることにした。隆弘もあたしも落ちのないしょうむない話ばかりを繰り返した…。
    野球を止めたくなかったこと、先輩のこと、初恋、好きな服、雑誌、地元、バイト…
    ばーちゃんのこと、お母さんの写真を見つけたものの恐くて父さん内緒にしたこと、友達のこと、セックスのこと、ラブレターをもらったこと…

    2005-12-02 16:22:00
  • 613:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「すごいやん、華ラブレターもらったことあんねや」「…すごいか?その子誰にでも告白する子やったから…こ、こんな話…おもももんないやろ?」「ライバルかー…しばきにいかなあかんなぁ」「つつつ…次隆弘の番!」どもっているあたしの頭を優しく撫でながら話すあたしの知らない隆弘の話を、一生懸命聞いた。

    2005-12-02 16:28:00
  • 614:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    今まで誰も読もうとはしなかったあたしの本を、1ページ1ページ2人でめくる。

    最後に覚えているのは、隆弘が堤防で友達と飼ってた野良犬の話…。

    多分それが最後…。

    2005-12-02 16:34:00
  • 615:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    もう夢は見なかった…。見たかもしらんけどまったく覚えてない…。家の前を登校する小学生達の声で目を覚ます。深く溜息をつき目をこすると、目ヤニがポロポロと落ちた。
    あたしの膝には、ポカンと口を開けた隆弘の寝顔。

    2005-12-02 16:37:00
  • 616:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    一瞬死んでるのかと思い、体を揺する。
    「隆弘!隆弘!隆弘!隆弘!隆弘!」
    「なにーな…連呼せんでもぼく隆弘ですが(笑)」
    「死んでるかと思った。」「うん。腹減って死にそう」目を閉じたまま、固いであろうあたしの膝まくらにしがみつく。

    2005-12-02 16:41:00
  • 617:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    「…うん。あたしも腹減って死にそう。」

    2005-12-02 16:42:00
  • 618:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    大きな目をぱちりと開け、驚いた顔であたしを見上げる。
    「でもいきなりは無理(笑)とりあえずゆず茶飲みたいなぁー」
    首を横にかしげておどけるあたしを、これまでにないくらい強く抱きしめ、隆弘はまた泣いた。静かにしんしんと息を殺しながら…。

    2005-12-02 16:46:00
  • 619:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    隆弘がしてくれたみたいに、声を殺して泣き続ける隆弘の頭を何度も何度も優しく撫でた。

    2005-12-02 16:49:00
  • 620:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    ガガガガガガガ…二人で重い扉を開けて、そのままお風呂に入った。エクステは髪をむしった時に取れてしまったらしく、真っ黒の長い髪が寂しくなった胸元にかかる。正気に戻るとなんだか今までのことがありえへんくらい恥ずかしくて、お風呂の中での会話はほとんどなかった。まるで酒の勢いで一発やったあとみたいな気恥ずかしさ…。頭も体も別々に洗い、隆弘はすぐ風呂を出た。「ゆっくり入れよ、ドアちょっと開けとくわな」…目も合わさずにそう言って…

    2005-12-02 16:55:00
  • 621:

    ◆p.N.KpK04s

    泣いた(*´Д`)

    2005-12-02 16:55:00
  • 622:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    お風呂に入るのが、こんな体力のいることだったとは…(笑)フラフラしながら扉を開ける。体に巻いたバスタオルは、あたしの体を2周していた。
    「ゆず茶とみそ汁とお粥!」
    「そんなに入るかな…(笑)」

    2005-12-02 16:58:00
  • 623:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    693さん
    ありがとうございますm(__)mもうすぐ終わるので、またじっくり感想聞かせて下さい。

    2005-12-02 17:00:00
  • 624:

    森山 ◆DEP4IVx7X6

    「なるともラーメンもあるで♪」
    「吐くって(笑)」
    まだなんとなく信じられへん…。まるで腫瘍がレーザーで焼き消されたみたいに、あたしの中の悪魔は消えてなくなっていた。不思議な感じ。服を着てゆず茶をすすりながら台所の隆弘を見つめる
    「なぁ涼子…」

    2005-12-02 17:04:00
  • 625:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    「んー?」
    オタマなんて持った後ろ姿…なんか笑える。

    2005-12-02 17:05:00
  • 626:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    「もしまた薬したなっても、つかまえといたるから…お前も今の自分のこと…しっかりつかまえて、もう離すなよ」

    「…うん」

    2005-12-02 17:08:00
  • 627:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6


    まだ温かいゆず茶のコップを持ったまま、キッチンに立つ隆弘に後ろから抱き着いた。
    「なんかカッコイイこと言おうとしても口に出したら意外と普通やな(笑)」
    「あたしも前それ思ったことある(笑)」

    2005-12-02 17:11:00
  • 628:

    森山華 ◆DEP4IVx7X6

    言葉に出来ない気持ちは言葉にしない方がいいのかもしれない。
    「あたし今の自分と隆弘…はなさんように頑張る」

    グツグツと煮えるみそ汁を無視して、あたしと隆弘は長くて優しいキスをした。言葉に出来ない思いを、確かめ合うために…。

    2005-12-02 17:16:00
  • 629:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    ―――――――――――――――――――――(完)

    2005-12-02 17:18:00
  • 630:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    2005-12-02 17:19:00
  • 631:

    ◆p.N.KpK04s

    リアルで完結して嬉しい(> <)!
    ずっと読んでました☆
    文才に脱帽です〜!!!

    2005-12-02 17:26:00
  • 632:

    名無しさん

    お疲れ様です☆最後まで読みました!すっごい良かった!内容もすごぃリァルやし色々伝わってきました。この話し大好きやったから,完結おめでとうやけど終わるのいやって感じです(>_

    2005-12-02 17:29:00
  • 633:

    名無しさん

    最後なんで華ぢゃなくて涼子?????

    2005-12-02 17:32:00
  • 634:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    703さん☆
    ありがとうございますm(__)mなんか700も読んでもらっちゃってすいません(笑)文才ほんとないんです?得に描写が―…。途中で色々考えると薬をテーマにして良かったのか…重くなり過ぎたかな?話題性のあるテーマって逆に難しいな…とか路頭に迷って、大変ですさんの『奉国由美』とかニヤニヤしながら色々読んだりして小説の色について学ばさせていただきました。残り2作は涼子と健二の色を大切にして書きたいと思います。これからも宜しくお願いします。

    2005-12-02 17:34:00
  • 635:

    名無しさん

    あのなんで涼子なん?あほやから理解でけへん…

    2005-12-02 17:37:00
  • 636:

    名無しさん

    すっごぃょかった???

    2005-12-02 17:38:00
  • 637:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    705さん☆
    ありがとうございます!きっと華もなるともラーメン食べながら喜んでると思います(笑)機会があれば、また二人の続きを書きたいと思いますので、その時はまた覗いてやって下さい☆優しい読者さんばっかりで本当に救われます。どんどん精進して、もっといい作品を作れるように頑張ります!ありがとうございました☆

    2005-12-02 17:41:00
  • 638:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    …????????

    2005-12-02 17:43:00
  • 639:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    706さん708さん☆
    …やってしまいました。しかもヤマバで…(泣)打ちながら興奮し過ぎて涼子って書いてしまいました…。今ショックのあまり
    『うそーん』ってつぶいてしまいました…?すいません(:_;)おもいっきり作者のポカです…隆弘まったく悪くないです…作者ポカです?ご指摘ありがとうございました!ちょっとそこ、涼子と書いてハナと読む的なのりで…乗り切れませんよね?あー本当に申し訳ないですm(__)m…

    2005-12-02 17:48:00
  • 640:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    709さん
    嬉しいです!ありがとうございますm(__)m今ポカに気付き凹んでいる作者です(笑)走れメロスじゃないですが、感動はいつも頑張ったり、辛かったりしたその向こうに生まれる気がします。これからもテーマは変わっても、そういった感動を大切にした小説を書けるように頑張りたいと思います。また違う作品の感想や指摘などありましたら宜しくお願いします。ありがとうございました!

    2005-12-02 17:55:00
  • 641:

    名無しさん

    なぁ?んやぁ?ょかった??スッキリしましたぁ?笑。完結おめでと??

    2005-12-02 18:43:00
  • 642:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    714さん☆
    ほんと申し訳ないですm(__)m?読んでいただいてありがとうございました!o(^-^)o多分他にもポカあると思いますが…これから今以上に気をつけます?完結して安心したんですが、やっぱりダメなところや課題も多々みつかり勉強になりました!また感想やご指摘などありましたら宜しくお願いします☆

    2005-12-02 18:49:00
  • 643:

    名無しさん

    2005-12-02 22:01:00
  • 644:

    イクヨクルヨ

    完結おめでとぉ〜(=^∇^=)最後のほうわ涙がかってに流れながら読んでました♪♪♪とりあえずお疲れさまです☆あと2つ完結に向かって頑張って下さい☆

    2005-12-02 22:38:00
  • 645:

    ぁ??

    主サン?完結本間にォメデトォゃ??ン?今読んだで?この話しゎフィクションゃったヶド?今現在,華?みたぃに薬に苦しんでる人等が多分数えきれん位居とると思ぅン?この苦しさゎ味わった人にしか本間にわからん思ぅヶド?メッチャリァルな小説?に感動?したし?薬の怖さもメッチャ伝わった?感動した?なんし,本間完結?ォメデトォ???良かった?

    2005-12-02 23:57:00
  • 646:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    ぁ??さん
    ありがとうございます!温かいお言葉を沢山いただき、本当に励みになりました!読者のみなさんあっての小説だなぁとつくづく思いました☆薬は本当に恐いです。『?いまつかまえて?』はフィクションですが、組み込まれた内容は現実の部分が多々あります。今回の反省点などもふまえ頑張っていきたいと思います。ありがとうございました☆

    2005-12-03 01:51:00
  • 647:

    名無しさん

    2005-12-03 14:44:00
  • 648:

    ぁぃら

    こっちもよかったです?

    2005-12-03 16:17:00
  • 649:

    名無しさん

    2005-12-03 17:48:00
  • 650:

    名無しさん

    かかないんですか?

    2005-12-03 20:59:00
  • 651:

    名無しさん

    ぃゃぃゃ完結してるゃん?

    2005-12-03 21:10:00
  • 652:

    名無しさん

    2005-12-03 23:39:00
  • 653:

    名無しさん

    726さん☆
    読んでいただいてありがとうございます。これでこの話は完結です。また感想などありましたら宜しくお願いします。

    727さん☆
    わざわざありがとうございます。また感想などありましたら宜しくお願いします。

    2005-12-04 03:02:00
  • 654:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    ↑すいません作者です。

    2005-12-04 03:04:00
  • 655:

    名無しさん

    2005-12-04 10:45:00
  • 656:

    名無しさん

    完結おめでとぉ ??
    めちゃ良かったですっ?

    2005-12-04 22:46:00
  • 657:

    あ?

    ぁ??サンとはまた別の者です??
    この話かなり泣いてしまいました?
    はなにゎ共感できたりイラってくるとこもあったケド、ホンマ感動しました??
    すごくよかったです?

    2005-12-06 02:10:00
  • 658:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    734さん
    ありがとうございます☆誤字脱字多くてほんとすいませんm(__)m華から何か感じとっていただけたようで嬉しいです。これからも頑張りますのでまた他作品でも感想などありましたら宜しくお願いします。
    あ?さん
    ありがとうございます★そういっていただけるてすごく嬉しいです(:_;)華は友達を作るのも下手くそだし、友達に恵まれない損な性格だし…って自分で想像してたんですが、その変があんまり上手に書けなくて…主人公のダメさを書くのがこれからの課題で(笑)他作品も感想などあればまた宜しくお願いします。

    2005-12-06 08:11:00
  • 659:

    名無しさん

    ぁげ☆

    2005-12-06 18:11:00
  • 660:

    名無しさん

    2005-12-07 01:03:00
  • 661:

    名無しさん

    2005-12-07 02:16:00
  • 662:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    737さん738さん739さん
    ありがとうございます☆また感想などありましたら宜しくお願いします。

    2005-12-07 18:12:00
  • 663:

    名無しさん

    2005-12-08 09:37:00
  • 664:

    名無しさん

    ?

    2005-12-08 18:56:00
  • 665:

    名無しさん

    頑張って

    2005-12-08 22:47:00
  • 666:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    741さん
    ありがとうございます★そう言っていただけると非常に嬉しいです。自分のウリになる部分を延ばしていけたらと思っています!他作も感想などありましたら宜しくお願いします。ありがとうございました。
    742さん743さん
    ありがとうございます。また感想などありましたら宜しくお願いします。
    744さん
    ありがとうございます★がんばります!

    2005-12-09 00:50:00
  • 667:

    名無しさん

    2005-12-09 13:35:00
  • 668:

    名無しさん

    2005-12-09 13:48:00
  • 669:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    746さん747さん
    ありがとうございます★また感想などありましたら宜しくお願いします。

    2005-12-11 16:05:00
  • 670:

    名無しさん

    2005-12-11 17:35:00
  • 671:

    名無しさん

    2005-12-11 17:49:00
  • 672:

    名無しさん

    2005-12-11 18:41:00
  • 673:

    名無しさん

    2005-12-12 00:29:00
  • 674:

    名無しさん

    2005-12-12 12:39:00
  • 675:

    名無しさん

    2005-12-13 00:55:00
  • 676:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    749さん750さん751さん752さん753さん754さん
    読んでいただいてありがとうございます。また感想などありましたら宜しくお願いします☆

    2005-12-13 16:04:00
  • 677:

    名無しさん

    2005-12-13 16:20:00
  • 678:

    名無しさん

    2005-12-13 18:48:00
  • 679:

    名無しさん

    2005-12-14 00:03:00
  • 680:

    名無しさん

    2005-12-14 09:15:00
  • 681:

    名無しさん

    2005-12-14 10:19:00
  • 682:

    名無しさん

    2005-12-14 11:02:00
  • 683:

    名無しさん

    756さん757さん758さん759さん760さん761さん
    ありがとうございます☆感想などありましたらまた宜しくお願いします。

    2005-12-14 13:08:00
  • 684:

    名無しさん

    2005-12-14 14:12:00
  • 685:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    763さん
    ありがとうございます☆感想などありましたらまた宜しくお願いします☆

    2005-12-22 12:07:00
  • 686:

    名無しさん

    ?

    2005-12-29 11:30:00
  • 687:

    名無しさん

    ?

    2005-12-29 17:22:00
  • 688:

    名無しさん

    300

    2005-12-30 08:40:00
  • 689:

    名無しさん

    2006-01-03 22:30:00
  • 690:

    作者 ◆DEP4IVx7X6

    765さん766さん767さん768さん
    書き込みありがとうございます★また感想などありましたら宜しくお願いします★

    2006-01-06 06:24:00
  • 691:

    名無しさん

    2006-01-09 23:47:00
  • 692:

    名無しさん

    2006-01-10 00:53:00
  • 693:

    名無しさん

    めちゃめちゃ文章上手い?
    本出したらいいのに?

    2006-01-11 00:42:00
  • 694:

    名無しさん

    やなあ♪

    2006-01-11 00:47:00
  • 695:

    名無しさん

    2006-01-16 13:13:00
  • 696:

    久しぶりに,キレイな涙流せた?ありがと?

    2006-01-17 13:40:00
  • 697:
    2006-01-18 10:21:00
  • 698:

    名無しさん

    7ロロ-

    2006-01-22 21:39:00
  • 699:

    名無しさん

    まちがえた(/_;)777

    2006-01-22 21:40:00
  • 700:

    名無しさん

    2006-01-23 00:26:00
  • 701:

    名無しさん

    ?

    2006-01-23 11:00:00
  • 702:

    名無しさん

    主?あんた天才や?

    2006-01-23 16:11:00
  • 703:

    名無しさん

    2006-01-30 04:00:00
  • 704:

    名無しさん

    2006-02-05 18:41:00
  • 705:

    名無しさん

    2006-02-10 18:51:00
  • 706:

    名無しさん

    2006-02-11 02:25:00
  • 707:

    名無しさん

    2006-02-11 02:27:00
  • 708:

    名無しさん

    2006-02-18 02:53:00
  • 709:
    ?

    久しぶりに見ました?
    ピロ一番好きです?

    カッコイイし頼れるしキャラもゥケるし??

    この続編見たいです?

    2006-02-23 03:10:00
  • 710:

    名無しさん

    2006-03-04 10:19:00
  • 711:

    名無しさん

    あげ

    2006-03-04 14:53:00
  • 712:

    名無しさん

    あげ??

    2006-04-28 22:50:00
  • 713:

    名無しさん

    おもしろかった???

    2006-05-04 11:28:00
  • 714:

    名無しさん

    あげ?

    2006-05-05 08:03:00
  • 715:

    名無しさん

    ?

    2006-05-06 05:24:00
  • 716:

    名無しさん

    略がなく読みやすく
    よかったぁ

    でも一緒に暮らそう書いて

    2006-05-29 05:23:00
  • 717:

    名無しさん

    良い!

    2006-06-10 02:17:00
  • 718:

    名無しさん

    2006-06-10 16:40:00
  • 719:

    名無しさん

    2006-06-10 17:54:00
  • 720:

    名無しさん

    2006-06-10 19:21:00
  • 721:

    名無しさん

    2006-06-10 23:35:00
  • 722:

    名無しさん

    まじ泣いたーーーー!!また なんか書いてほしいです!!!

    2006-06-11 00:57:00
  • 723:

    名無しさん

    2006-06-11 03:19:00
  • 724:

    名無しさん

    2006-06-11 04:16:00
  • 725:

    名無しさん

    2006-06-27 17:13:00
  • 726:

    名無しさん

    2006-06-28 06:34:00
  • 727:

    名無しさん

    ?

    2006-10-06 07:42:00
  • 728:

    あ?

    めっちゃよかった!!!!
    なんかイイ意味でいちいちいろんなもん感じました★
    ほんまハマりました★
    完結おめでとうございました★
    作者さんほんま文才ありますね★

    2006-10-07 20:50:00
  • 729:

    名無しさん

    すき?

    2006-10-16 12:06:00
  • 730:

    名無しさん

    初めて携帯の小説で泣いた。?主サンまぢ天才的。感動した、もっと色々書いてほしぃ?

    2006-11-04 12:21:00
  • 731:

    綾子

    あげ

    2006-11-26 17:59:00
  • 732:

    名無しさん

    コレゎみんな読まなくちゃあ????あげッ????

    2006-12-07 15:22:00
  • 733:

    名無しさん

    めちゃいい??

    2006-12-13 12:22:00
  • 734:

    かなこ

    感動しました(;_;)?最初はリアルタイムで読みたいから完結できてるのんって思って読んだんですけど…薬の怖さとか隆弘の強さとか途中から泣いてましたぁ(ρ?

    2006-12-18 07:59:00
  • 735:

    名無しさん

    もうこれ何回も見てるよ。
    今日で7回目?ラッキーセブンやから主でてきて?一緒に暮らそう?かいてネ?

    2006-12-18 10:00:00
  • 736:

    名無しさん

    あげ

    2007-06-23 03:01:00
  • 737:

    名無しさん

    おな〜ん(・A・)

    2007-10-19 20:57:00
  • 738:

    名無しさん

    2007-10-20 10:19:00
  • 739:

    名無しさん

    これは作者サン体験談ですか?もしそーならめちャ強いですね。『隆弘』は薬物人口と比例していないのがホントで薬物は一人では辞められない。身を削る覚悟があっても本人が着いてきてくれないとただただ見ていることしか出来ない。
    作者サンのいった『大切に思う人がいない、大切に思われる人がいない私は楽なんかもしれへん』
    がある意味凄く胸に響きました。

    2007-10-30 03:52:00
  • 740:

    .

    あげ

    2007-11-30 09:23:00
  • 741:

    名無しさん

    .

    2007-12-01 00:23:00
  • 742:

    名無しさん

    あげ

    2007-12-01 12:51:00
  • 743:

    名無しさん

    読んだの2回目?
    あげ??

    2008-02-20 06:23:00
  • 744:

    名無しさん

    あげ

    2008-02-21 11:16:00
  • 745:

    名無しさん

    .

    2008-02-21 19:38:00
  • 746:

    名無しさん

    これ見てオナニーしてしまいました

    2008-02-21 20:28:00
  • 747:

    名無しさん

    よかッた?

    2008-02-22 08:52:00
  • 748:

    名無しさん

    2008-02-22 21:17:00
  • 749:

    名無しさん

    2008-02-22 21:29:00
  • 750:

    名無しさん

    2008-02-22 21:31:00
  • 751:

    名無しさん

    2008-02-23 11:19:00
  • 752:

    名無しさん

    2008-02-23 11:34:00
  • 753:

    名無しさん

    2008-02-23 11:51:00
  • 754:

    名無しさん

    2008-02-23 12:31:00
  • 755:

    名無しさん

    2008-02-23 12:42:00
  • 756:

    名無しさん

    2008-02-23 12:45:00
  • 757:

    名無しさん

    2008-02-23 13:02:00
  • 758:

    名無しさん

    2008-02-23 16:20:00
  • 759:

    名無しさん

    2008-02-23 16:39:00
  • 760:

    名無しさん

    .

    2008-02-23 17:49:00
  • 761:

    名無しさん

    2008-02-23 22:12:00
  • 762:

    名無しさん

    ?

    2008-03-19 10:36:00
  • 763:

    名無しさん

    めっちゃ良かった

    2008-03-23 22:39:00
  • 764:

    名無しさん

    大好き?
    もう何回も読んでるけど毎回泣いてまうー??

    2008-03-24 13:17:00
  • 765:

    こう

    すごい?

    2008-03-24 17:59:00
  • 766:

    名無しさん

    2008-03-25 10:32:00
  • 767:

    名無しさん

    2008-03-25 10:44:00
  • 768:

    名無しさん

    2008-03-25 10:49:00
  • 769:

    名無しさん

    名作やん??

    2008-03-27 08:48:00
  • 770:

    名無しさん

    あげ

    2008-03-27 22:27:00
  • 771:

    名無しさん

    ?回目読みました?主さんほんま天才ですね??引き込まれました??隆弘からみた小説もぜひ読みたいデス?

    2008-03-28 01:28:00
  • 772:

    ラン

    また読みました(・^□^・)ホンマにこの小説ハマります!主さんまた書いてほしいです(ρ_;)

    2008-03-31 13:34:00
  • 773:

    名無しさん

    マタ読みました 笑
    なんかいみても飽きなぃ?

    2008-03-31 22:58:00
  • 774:

    名無しさん

    .

    2008-04-01 10:58:00
  • 775:

    名無しさん

    ??

    2008-04-01 11:55:00
  • 776:

    名無しさん

    何回も読んでる?

    2008-04-07 08:30:00
  • 777:

    名無しさん

    あたしも?

    2008-04-10 21:43:00
  • 778:

    名無しさん

    2008-04-13 01:31:00
  • 779:

    名無しさん

    2008-04-14 00:11:00
  • 780:

    名無しさん

    2008-04-14 11:54:00
  • 781:

    名無しさん

    泣きまくって化粧崩れた?
    隆弘カッコよすぎじゃ-?
    みんなマヂで読むべきやね?
    本出せるよ?

    2008-04-28 04:29:00
  • 782:

    名無しさん

    後半からが特にいい。
    リアルで鳥肌立つ。
    夜遊び小説の中で初めて泣いた。

    2008-04-29 06:59:00
  • 783:

    名無しさん

    さりげない文章にもハナの複雑な心情が表れてて、切なくて泣けた?なんせ上手い?

    2008-04-29 10:03:00
  • 784:

    きみたち…ほんま今更やわ

    2008-04-29 13:55:00
  • 785:

    名無しさん

    今更でも名作は名作やねんから読んでないコいたら読んでもらいたいやん☆

    2008-04-30 00:53:00
  • 786:

    名無しさん

    あげ

    2008-04-30 19:35:00
  • 787:

    名無しさん

    あげ?サルビアも好き

    2008-05-03 10:49:00
  • 788:

    名無しさん

    いまからよむ!

    2008-05-20 07:45:00
  • 789:

    名無しさん

    あげ〜?

    2008-05-31 10:55:00
  • 790:

    名無しさん

    すいません、ぁぃぅぇ王子はたった今?しに行きました?
    怖くてゾンビ打つ?やってさ

    2008-06-01 07:16:00
  • 791:

    名無しさん

    2008-06-01 08:14:00
  • 792:

    名無しさん

    2008-06-01 08:15:00
  • 793:

    名無しさん

    2008-06-01 08:21:00
  • 794:

    名無しさん

    2008-06-01 08:33:00
  • 795:

    名無しさん

    2008-06-01 08:36:00
  • 796:

    名無しさん

    2008-06-01 09:04:00
  • 797:

    名無しさん

    2008-06-02 01:05:00
  • 798:

    名無しさん

    2008-06-02 01:07:00
  • 799:

    名無しさん

    2008-06-02 01:11:00
  • 800:

    名無しさん

    2008-06-02 02:43:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
?いまつかまえて?を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。